JP2003058611A - 統合物流システム - Google Patents
統合物流システムInfo
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- JP2003058611A JP2003058611A JP2001245036A JP2001245036A JP2003058611A JP 2003058611 A JP2003058611 A JP 2003058611A JP 2001245036 A JP2001245036 A JP 2001245036A JP 2001245036 A JP2001245036 A JP 2001245036A JP 2003058611 A JP2003058611 A JP 2003058611A
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 物流センターや店舗における入出庫作業時間
や、輸送用車両における積込・積降時間の短縮を図るこ
とができ、かつ、迅速かつ正確な商品流通量を把握する
ことのできるシステム等を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明にかかるシステムは、概略的に、
物流拠点である物流センター内における商品を管理する
物流センター内商品情報管理システム(図1の(a))
と、各拠点間を運行する輸送用車両内における商品を管
理する輸送用車両内商品情報管理システム(図1の
(b))と、各店舗内における商品を管理する店舗内商
品情報管理システム(図1の(c))とを備えて構成さ
れる。輸送用カート10の無線通信装置2は、輸送用カ
ート10により輸送される被輸送物の商品コードを読込
み、読込まれた商品コードを記憶し、記憶された商品コ
ードを無線を介して外部に送信する。
や、輸送用車両における積込・積降時間の短縮を図るこ
とができ、かつ、迅速かつ正確な商品流通量を把握する
ことのできるシステム等を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明にかかるシステムは、概略的に、
物流拠点である物流センター内における商品を管理する
物流センター内商品情報管理システム(図1の(a))
と、各拠点間を運行する輸送用車両内における商品を管
理する輸送用車両内商品情報管理システム(図1の
(b))と、各店舗内における商品を管理する店舗内商
品情報管理システム(図1の(c))とを備えて構成さ
れる。輸送用カート10の無線通信装置2は、輸送用カ
ート10により輸送される被輸送物の商品コードを読込
み、読込まれた商品コードを記憶し、記憶された商品コ
ードを無線を介して外部に送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、統合物流システム
に関し、特に、無線通信を用いて商品の入出荷処理や鮮
度管理等を輸送用カート毎に自動的に行うことができる
統合物流システムに関する。
に関し、特に、無線通信を用いて商品の入出荷処理や鮮
度管理等を輸送用カート毎に自動的に行うことができる
統合物流システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、商品の物流システムにおける
物流拠点である物流センターでは、商品ごとに人手によ
り入荷処理や、商品のピッキングや、出荷処理を行って
いる。また、商品の物流システムにおける拠点間を運行
する輸送用車両では、商品ごとに人手により積込処理
や、商品の鮮度管理等を行っている。また、各店舗にお
いては、商品ごとに人手により入荷処理や、バックヤー
ド管理を行っている。また、従来の商品の物流システム
において、生鮮食料品等のように商品の鮮度を維持しな
がら流通する必要がある場合には、保冷庫や保冷車を用
いて流通している。また、従来の流通システムにおいて
は、各拠点間を輸送用カートに商品を載せて商品を移動
させる場合が多い。
物流拠点である物流センターでは、商品ごとに人手によ
り入荷処理や、商品のピッキングや、出荷処理を行って
いる。また、商品の物流システムにおける拠点間を運行
する輸送用車両では、商品ごとに人手により積込処理
や、商品の鮮度管理等を行っている。また、各店舗にお
いては、商品ごとに人手により入荷処理や、バックヤー
ド管理を行っている。また、従来の商品の物流システム
において、生鮮食料品等のように商品の鮮度を維持しな
がら流通する必要がある場合には、保冷庫や保冷車を用
いて流通している。また、従来の流通システムにおいて
は、各拠点間を輸送用カートに商品を載せて商品を移動
させる場合が多い。
【0003】また、近年、オゾンの持つ殺菌力や脱臭力
が注目されており、商品の鮮度を保持するためにオゾン
の利用が行われている。ここで、オゾンは、ガス状のま
ま単独で使用するよりも、水に吸収させてオゾン水とし
て利用した方が、扱いやすく且つ効果が高い。また、オ
ゾン水の持つ効果をより高めるためにはオゾン水を霧化
した方がよいことも知られている。そのため、オゾン水
を霧化し、オゾンフォグを発生させるオゾンフォグ発生
装置が存在している。
が注目されており、商品の鮮度を保持するためにオゾン
の利用が行われている。ここで、オゾンは、ガス状のま
ま単独で使用するよりも、水に吸収させてオゾン水とし
て利用した方が、扱いやすく且つ効果が高い。また、オ
ゾン水の持つ効果をより高めるためにはオゾン水を霧化
した方がよいことも知られている。そのため、オゾン水
を霧化し、オゾンフォグを発生させるオゾンフォグ発生
装置が存在している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、物流セ
ンター内における商品の出荷時において、輸送用カート
に収容された被輸送物が、出荷情報と一致しているか否
かのチェックや、商品が納入先の店舗を行き先とする輸
送用車両に適切な温度等を保持した状態で確実に移載さ
れたか否かのチェックを個別に人手を介して行うこと
は、非常に手間とコストがかかるという問題点を有して
いた。
ンター内における商品の出荷時において、輸送用カート
に収容された被輸送物が、出荷情報と一致しているか否
かのチェックや、商品が納入先の店舗を行き先とする輸
送用車両に適切な温度等を保持した状態で確実に移載さ
れたか否かのチェックを個別に人手を介して行うこと
は、非常に手間とコストがかかるという問題点を有して
いた。
【0005】また、商品の輸送用車両への積み込み等に
おいて、輸送用カートに収容された被輸送物が、出荷情
報と一致しているか否かのチェックや、商品が納入先の
店舗を行き先とする輸送用車両に適切な温度等を保持し
た状態で確実に移載されたか否かのチェックを個別に人
手を介して行うことは、非常に手間とコストがかかると
いう問題点を有していた。
おいて、輸送用カートに収容された被輸送物が、出荷情
報と一致しているか否かのチェックや、商品が納入先の
店舗を行き先とする輸送用車両に適切な温度等を保持し
た状態で確実に移載されたか否かのチェックを個別に人
手を介して行うことは、非常に手間とコストがかかると
いう問題点を有していた。
【0006】また、各店舗内における商品の入荷時にお
いて、輸送用カートに収容された被輸送物が、店舗で管
理する入荷情報と一致しているか否かのチェックや、商
品が納入先の店舗を行き先とする輸送用車両に適切な温
度等を保持した状態で確実に移載されたか否かのチェッ
クや、入荷した商品を適切な温度等を保持した状態で店
舗内のバックヤード内で管理しているか否かのチェック
等を個別に人手を介して行うことは、非常に手間とコス
トがかかるという問題点を有していた。
いて、輸送用カートに収容された被輸送物が、店舗で管
理する入荷情報と一致しているか否かのチェックや、商
品が納入先の店舗を行き先とする輸送用車両に適切な温
度等を保持した状態で確実に移載されたか否かのチェッ
クや、入荷した商品を適切な温度等を保持した状態で店
舗内のバックヤード内で管理しているか否かのチェック
等を個別に人手を介して行うことは、非常に手間とコス
トがかかるという問題点を有していた。
【0007】また、生鮮食料品等のように鮮度を維持し
ながら各流通拠点間を移動する場合においては商品ごと
に流通時の温度を微妙に変更する必要が生ずるところ、
大型の保冷庫や保冷車等による画一的な温度管理設備に
おいては商品ごとの木目細かな温度管理等ができないと
いうシステム構造上の問題点を有していた。
ながら各流通拠点間を移動する場合においては商品ごと
に流通時の温度を微妙に変更する必要が生ずるところ、
大型の保冷庫や保冷車等による画一的な温度管理設備に
おいては商品ごとの木目細かな温度管理等ができないと
いうシステム構造上の問題点を有していた。
【0008】すなわち、従来は、流通される商品の一部
に保冷が必要な商品がある場合であっても、その商品の
流通時の温度に対応する保冷庫や保冷車を確保する必要
があった。そのため、流通時の温度が異なる多種の商品
を一度に流通させる場合には、温度設定の異なる保冷庫
や保冷車を多数揃える必要があるため不経済であり、少
量多品種の商品をより効率的に流通させるための簡易な
保冷方式が望まれていた。
に保冷が必要な商品がある場合であっても、その商品の
流通時の温度に対応する保冷庫や保冷車を確保する必要
があった。そのため、流通時の温度が異なる多種の商品
を一度に流通させる場合には、温度設定の異なる保冷庫
や保冷車を多数揃える必要があるため不経済であり、少
量多品種の商品をより効率的に流通させるための簡易な
保冷方式が望まれていた。
【0009】また、流通段階でオゾンフォグによる鮮度
保持を行うためには、専用のオゾンフォグ発生装置を備
えた保冷車等の大型設備が必要になり、簡易な方法によ
り流通時に特定の商品ごとにオゾンフォグを噴霧するこ
とができないという問題点を有していた。
保持を行うためには、専用のオゾンフォグ発生装置を備
えた保冷車等の大型設備が必要になり、簡易な方法によ
り流通時に特定の商品ごとにオゾンフォグを噴霧するこ
とができないという問題点を有していた。
【0010】また、無線タグ等の無線通信装置を各商品
に付することにより、各種の無線通信手段で自動的に商
品ごとに流通管理を行う流通システムも考えられるが、
無線タグを全ての商品ごとに取り付けることは費用対効
果の点から実現性が薄かった。
に付することにより、各種の無線通信手段で自動的に商
品ごとに流通管理を行う流通システムも考えられるが、
無線タグを全ての商品ごとに取り付けることは費用対効
果の点から実現性が薄かった。
【0011】また、輸送用カートに専用の保冷装置等を
取り付けた場合には、その輸送用カートの重量が重くな
り作業者の作業効率が悪くなるという問題点を有してい
た。
取り付けた場合には、その輸送用カートの重量が重くな
り作業者の作業効率が悪くなるという問題点を有してい
た。
【0012】このように、従来のシステム等は数々の問
題点を有しており、その結果、流通システムの利用者お
よび管理者のいずれにとっても、利便性が悪く、また、
利用効率が悪いものであった。
題点を有しており、その結果、流通システムの利用者お
よび管理者のいずれにとっても、利便性が悪く、また、
利用効率が悪いものであった。
【0013】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、物流センターや店舗における入出庫作業時間や、輸
送用車両における積込・積降時間の短縮を図ることがで
き、かつ、迅速かつ正確な商品流通量を把握することの
できる統合物流システムを提供することを目的としてい
る。また本発明は、各拠点および輸送用車両において商
品の鮮度を維持したまま流通することができる統合物流
システムを提供することを目的としている。
で、物流センターや店舗における入出庫作業時間や、輸
送用車両における積込・積降時間の短縮を図ることがで
き、かつ、迅速かつ正確な商品流通量を把握することの
できる統合物流システムを提供することを目的としてい
る。また本発明は、各拠点および輸送用車両において商
品の鮮度を維持したまま流通することができる統合物流
システムを提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、請求項1に記載の統合物流システムは、物流セ
ンター、店舗、および、上記物流センターと上記店舗の
間を運行する輸送用車両において、無線通信装置を設け
た輸送用カートを用いて商品を物流する統合物流システ
ムであって、上記輸送用カートの上記無線通信装置は、
上記輸送用カートにより輸送される被輸送物の商品コー
ドを読込む商品コード読込手段と、上記商品コード読込
手段により読込まれた上記商品コードを記憶する商品コ
ード記憶手段と、上記商品コード記憶手段にて記憶され
た上記商品コードを無線を介して外部に送信する商品コ
ード無線通信手段とを備え、上記物流センターの物流セ
ンター用商品情報処理装置は、物流センターの担当者の
携帯情報端末装置に対して、上記輸送用カートにより輸
送される上記被輸送物の上記商品コードを含む出荷情報
を送信する出荷情報送信手段と、上記商品コード無線通
信手段にて上記無線通信装置から送信された上記商品コ
ードを受信し、上記出荷情報と比較して出荷実績をチェ
ックするチェック手段とを備え、上記輸送用車両の車両
用商品情報処理装置は、上記商品コード無線通信手段に
て上記無線通信装置から送信された上記商品コードを受
信し、当該輸送用車両に積み込まれた上記被輸送物の上
記商品コードを格納する積込手段と、上記積込手段にて
積み込まれた上記輸送用カートが指定の到着場所に到着
したかを管理する到着管理手段とを備え、上記店舗の担
当者の携帯情報端末装置は、上記商品コード無線通信手
段にて上記無線通信装置から送信された上記商品コード
を受信し、入荷した商品の検品を行う検品手段と、上記
受信した上記商品コードを上記店舗の店舗用商品情報処
理装置に送信する商品コード送信手段とを備え、上記店
舗の上記店舗用商品情報処理装置は、上記商品コード送
信手段にて上記携帯情報端末装置から送信された上記商
品コードを受信して格納する商品入荷実績格納手段とを
備えたことを特徴とする。
るため、請求項1に記載の統合物流システムは、物流セ
ンター、店舗、および、上記物流センターと上記店舗の
間を運行する輸送用車両において、無線通信装置を設け
た輸送用カートを用いて商品を物流する統合物流システ
ムであって、上記輸送用カートの上記無線通信装置は、
上記輸送用カートにより輸送される被輸送物の商品コー
ドを読込む商品コード読込手段と、上記商品コード読込
手段により読込まれた上記商品コードを記憶する商品コ
ード記憶手段と、上記商品コード記憶手段にて記憶され
た上記商品コードを無線を介して外部に送信する商品コ
ード無線通信手段とを備え、上記物流センターの物流セ
ンター用商品情報処理装置は、物流センターの担当者の
携帯情報端末装置に対して、上記輸送用カートにより輸
送される上記被輸送物の上記商品コードを含む出荷情報
を送信する出荷情報送信手段と、上記商品コード無線通
信手段にて上記無線通信装置から送信された上記商品コ
ードを受信し、上記出荷情報と比較して出荷実績をチェ
ックするチェック手段とを備え、上記輸送用車両の車両
用商品情報処理装置は、上記商品コード無線通信手段に
て上記無線通信装置から送信された上記商品コードを受
信し、当該輸送用車両に積み込まれた上記被輸送物の上
記商品コードを格納する積込手段と、上記積込手段にて
積み込まれた上記輸送用カートが指定の到着場所に到着
したかを管理する到着管理手段とを備え、上記店舗の担
当者の携帯情報端末装置は、上記商品コード無線通信手
段にて上記無線通信装置から送信された上記商品コード
を受信し、入荷した商品の検品を行う検品手段と、上記
受信した上記商品コードを上記店舗の店舗用商品情報処
理装置に送信する商品コード送信手段とを備え、上記店
舗の上記店舗用商品情報処理装置は、上記商品コード送
信手段にて上記携帯情報端末装置から送信された上記商
品コードを受信して格納する商品入荷実績格納手段とを
備えたことを特徴とする。
【0015】このシステムによれば、輸送用カートの無
線通信装置は、輸送用カートにより輸送される被輸送物
の商品コードを読込み、読込まれた商品コードを記憶
し、記憶された商品コードを無線を介して外部に送信す
る。また、物流センター用商品情報処理装置は、物流セ
ンターの担当者の携帯情報端末装置に対して、輸送用カ
ートにより輸送される被輸送物の商品コードを含む出荷
情報を送信し、無線通信装置から送信された商品コード
を受信し、出荷情報と比較して出荷実績をチェックする
ので、輸送用カートに収容された被輸送物が、出荷情報
と一致しているかを自動的にチェックすることができる
ようになる。これにより、物流センターにおける入出庫
作業時間の短縮を図ることができ、かつ、迅速かつ正確
な商品流通量を把握することができるようになる。
線通信装置は、輸送用カートにより輸送される被輸送物
の商品コードを読込み、読込まれた商品コードを記憶
し、記憶された商品コードを無線を介して外部に送信す
る。また、物流センター用商品情報処理装置は、物流セ
ンターの担当者の携帯情報端末装置に対して、輸送用カ
ートにより輸送される被輸送物の商品コードを含む出荷
情報を送信し、無線通信装置から送信された商品コード
を受信し、出荷情報と比較して出荷実績をチェックする
ので、輸送用カートに収容された被輸送物が、出荷情報
と一致しているかを自動的にチェックすることができる
ようになる。これにより、物流センターにおける入出庫
作業時間の短縮を図ることができ、かつ、迅速かつ正確
な商品流通量を把握することができるようになる。
【0016】すなわち、物流センターにおいて、無線通
信装置から発信される商品コードを受信する物流センタ
ー用サーバ装置を設けることにより、各輸送カートごと
に商品の流通管理を一括して行うことが可能になる。ま
た、事前に輸送される商品に関する情報を入手すること
により、物流センターによる迅速かつ正確な商品流通量
の把握ができるようになる。
信装置から発信される商品コードを受信する物流センタ
ー用サーバ装置を設けることにより、各輸送カートごと
に商品の流通管理を一括して行うことが可能になる。ま
た、事前に輸送される商品に関する情報を入手すること
により、物流センターによる迅速かつ正確な商品流通量
の把握ができるようになる。
【0017】また、車両用商品情報処理装置は、無線通
信装置から送信された商品コードを受信し、輸送用車両
に積み込まれた被輸送物の商品コードを格納し、積み込
まれた輸送用カートが指定の到着場所に到着したかを管
理するので、輸送用カートに収容された被輸送物が、出
荷情報と一致しているかを自動的にチェックすることが
できるようになる。これにより、輸送用車両における入
出庫作業時間の短縮を図ることができ、かつ、迅速かつ
正確な商品流通量を把握することができるようになる。
信装置から送信された商品コードを受信し、輸送用車両
に積み込まれた被輸送物の商品コードを格納し、積み込
まれた輸送用カートが指定の到着場所に到着したかを管
理するので、輸送用カートに収容された被輸送物が、出
荷情報と一致しているかを自動的にチェックすることが
できるようになる。これにより、輸送用車両における入
出庫作業時間の短縮を図ることができ、かつ、迅速かつ
正確な商品流通量を把握することができるようになる。
【0018】すなわち、輸送用車両において、輸送用カ
ートの無線通信装置から発信される商品コードを受信す
る車両用サーバ装置を設けることにより、各輸送カート
ごとに商品の流通管理を一括して行うことが可能にな
り、また、輸送用車両による迅速かつ正確な商品流通量
の把握ができるようになる。
ートの無線通信装置から発信される商品コードを受信す
る車両用サーバ装置を設けることにより、各輸送カート
ごとに商品の流通管理を一括して行うことが可能にな
り、また、輸送用車両による迅速かつ正確な商品流通量
の把握ができるようになる。
【0019】また、商品コードとして、商品の製造日
や、商品数量や、賞味期限や、希望物理量や、出荷日
や、到着場所に関する情報を商品に付与されるバーコー
ドの情報に付加し、当該無線通信装置のバーコードリー
ダ装置により読込むことにより、入荷、出荷、保管、回
収等についても本発明のシステムにおいて自動的に管理
することが可能となる。
や、商品数量や、賞味期限や、希望物理量や、出荷日
や、到着場所に関する情報を商品に付与されるバーコー
ドの情報に付加し、当該無線通信装置のバーコードリー
ダ装置により読込むことにより、入荷、出荷、保管、回
収等についても本発明のシステムにおいて自動的に管理
することが可能となる。
【0020】また、別々の到着場所が指定された複数の
輸送用カートを一つの輸送用車両を用いて輸送する場合
に、到着場所で全ての該当する輸送用カートを積み降し
たか否かを自動的にチェックすることができるようにな
る。
輸送用カートを一つの輸送用車両を用いて輸送する場合
に、到着場所で全ての該当する輸送用カートを積み降し
たか否かを自動的にチェックすることができるようにな
る。
【0021】また、店舗の担当者の携帯情報端末装置
は、無線通信装置から送信された商品コードを受信し、
入荷した商品の検品を行い、受信した商品コードを店舗
用商品情報処理装置に送信する。また、店舗用商品情報
処理装置は、携帯情報端末装置から送信された商品コー
ドを受信して格納するので、輸送用カートに収容された
被輸送物が、入荷情報と一致しているかを自動的にチェ
ックすることができるようになる。これにより、店舗に
おける入出庫作業時間の短縮を図ることができ、かつ、
迅速かつ正確な商品流通量を把握することができるよう
になる。
は、無線通信装置から送信された商品コードを受信し、
入荷した商品の検品を行い、受信した商品コードを店舗
用商品情報処理装置に送信する。また、店舗用商品情報
処理装置は、携帯情報端末装置から送信された商品コー
ドを受信して格納するので、輸送用カートに収容された
被輸送物が、入荷情報と一致しているかを自動的にチェ
ックすることができるようになる。これにより、店舗に
おける入出庫作業時間の短縮を図ることができ、かつ、
迅速かつ正確な商品流通量を把握することができるよう
になる。
【0022】すなわち、店舗において、無線通信装置か
ら発信される商品コードを受信する携帯情報端末装置
と、その商品コードを格納する店舗用商品情報処理装置
を設けることにより、各輸送カートごとに商品の流通管
理を一括して行うことが可能になる。また、事前に輸送
される商品に関する情報を入手することにより、店舗に
よる迅速かつ正確な商品流通量の把握ができるようにな
る。
ら発信される商品コードを受信する携帯情報端末装置
と、その商品コードを格納する店舗用商品情報処理装置
を設けることにより、各輸送カートごとに商品の流通管
理を一括して行うことが可能になる。また、事前に輸送
される商品に関する情報を入手することにより、店舗に
よる迅速かつ正確な商品流通量の把握ができるようにな
る。
【0023】また、物流が完了した時点で、無線通信装
置を取り外して、再利用することが容易にできるように
なり、経済効率を上げることができるようになる。
置を取り外して、再利用することが容易にできるように
なり、経済効率を上げることができるようになる。
【0024】また、請求項2に記載の統合物流システム
は、請求項1に記載の統合物流システムにおいて、上記
商品コードはバーコードであり、上記商品コード読込手
段はバーコードリーダ装置により上記被輸送物の上記商
品コードを読込むことを特徴とする。
は、請求項1に記載の統合物流システムにおいて、上記
商品コードはバーコードであり、上記商品コード読込手
段はバーコードリーダ装置により上記被輸送物の上記商
品コードを読込むことを特徴とする。
【0025】この統合物流システムによれば、商品コー
ドはバーコードであり、商品コード読込手段はバーコー
ドリーダ装置により被輸送物の商品コードを読込むの
で、一般的に商品に付加されているバーコードのJAN
コード等を用いた商品管理や流通管理を行うことができ
る。
ドはバーコードであり、商品コード読込手段はバーコー
ドリーダ装置により被輸送物の商品コードを読込むの
で、一般的に商品に付加されているバーコードのJAN
コード等を用いた商品管理や流通管理を行うことができ
る。
【0026】また、既存のJANコードを用いた受発注
システムや決算システムや流通管理システムとの連携・
連動を図ることが可能となり、既存システムとの親和性
をより高めることができる。
システムや決算システムや流通管理システムとの連携・
連動を図ることが可能となり、既存システムとの親和性
をより高めることができる。
【0027】また、各商品に無線タグを設ける場合と比
較して、本発明のシステムにおいては各輸送用カートご
とに無線タグを設けるため、費用対効果の高いシステム
を構築することができるようになる。
較して、本発明のシステムにおいては各輸送用カートご
とに無線タグを設けるため、費用対効果の高いシステム
を構築することができるようになる。
【0028】また、商品コードとして、商品の製造日
や、商品数量や、賞味期限や、温度情報や、オゾン濃度
情報や、出荷日に関する情報を商品に付与されるバーコ
ードの情報に付加し、当該無線通信装置のバーコードリ
ーダ装置によって読込むことにより、入荷、出荷、保
管、回収等についても本発明のシステムにおいて自動的
に管理することが可能となる。
や、商品数量や、賞味期限や、温度情報や、オゾン濃度
情報や、出荷日に関する情報を商品に付与されるバーコ
ードの情報に付加し、当該無線通信装置のバーコードリ
ーダ装置によって読込むことにより、入荷、出荷、保
管、回収等についても本発明のシステムにおいて自動的
に管理することが可能となる。
【0029】また、請求項3に記載の統合物流システム
は、請求項1または2に記載の統合物流システムにおい
て、上記無線通信装置は、上記輸送用カート本体内で希
望される物理量である希望物理量を設定する希望物理量
設定手段と、上記希望物理量設定手段にて設定された上
記希望物理量を記憶する希望物理量記憶手段と、上記輸
送用カート本体内の物理量を感知する物理量感知手段
と、上記物理量感知手段にて感知された物理量と上記希
望物理量記憶手段にて記憶された上記希望物理量とを比
較する比較手段と、上記比較手段の比較結果に従って、
当該比較結果を無線を介して外部に送信する無線通信手
段とを備えたことを特徴とする。
は、請求項1または2に記載の統合物流システムにおい
て、上記無線通信装置は、上記輸送用カート本体内で希
望される物理量である希望物理量を設定する希望物理量
設定手段と、上記希望物理量設定手段にて設定された上
記希望物理量を記憶する希望物理量記憶手段と、上記輸
送用カート本体内の物理量を感知する物理量感知手段
と、上記物理量感知手段にて感知された物理量と上記希
望物理量記憶手段にて記憶された上記希望物理量とを比
較する比較手段と、上記比較手段の比較結果に従って、
当該比較結果を無線を介して外部に送信する無線通信手
段とを備えたことを特徴とする。
【0030】この統合物流システムによれば、無線通信
装置は、輸送用カート本体内で希望される物理量である
希望物理量を設定し、設定された希望物理量を記憶し、
輸送用カート本体内の物理量を感知し、感知された物理
量と記憶された希望物理量とを比較し、比較結果に従っ
て、比較結果を無線を介して外部に送信するので、各流
通拠点において輸送カートごとに商品の物理量を管理す
ることができるようになる。
装置は、輸送用カート本体内で希望される物理量である
希望物理量を設定し、設定された希望物理量を記憶し、
輸送用カート本体内の物理量を感知し、感知された物理
量と記憶された希望物理量とを比較し、比較結果に従っ
て、比較結果を無線を介して外部に送信するので、各流
通拠点において輸送カートごとに商品の物理量を管理す
ることができるようになる。
【0031】また、物理量が希望していた値より上昇ま
たは下降した場合には、外部に対して警告等のメッセー
ジを各種の無線通信により送信することができるように
なる。すなわち、物流センターにおいて、当該無線通信
装置から発信されるメッセージを受信する物流センター
用サーバ装置を設けることにより、各輸送カートごとの
物理量の管理を一括して行うことが可能になる。
たは下降した場合には、外部に対して警告等のメッセー
ジを各種の無線通信により送信することができるように
なる。すなわち、物流センターにおいて、当該無線通信
装置から発信されるメッセージを受信する物流センター
用サーバ装置を設けることにより、各輸送カートごとの
物理量の管理を一括して行うことが可能になる。
【0032】また、請求項4に記載の統合物流システム
は、請求項1から3のいずれか一つに記載の統合物流シ
ステムにおいて、上記物理量は、温度、オゾン濃度また
は有効塩素濃度のうち少なくとも一つであることを特徴
とする。
は、請求項1から3のいずれか一つに記載の統合物流シ
ステムにおいて、上記物理量は、温度、オゾン濃度また
は有効塩素濃度のうち少なくとも一つであることを特徴
とする。
【0033】この統合物流システムによれば、物理量
は、温度、オゾン濃度または有効塩素濃度(殺菌成分で
ある次亜塩素酸濃度)のうち少なくとも一つであるの
で、各流通拠点において輸送カートごとに商品の温度や
オゾン濃度や有効塩素濃度を管理することができるよう
になる。
は、温度、オゾン濃度または有効塩素濃度(殺菌成分で
ある次亜塩素酸濃度)のうち少なくとも一つであるの
で、各流通拠点において輸送カートごとに商品の温度や
オゾン濃度や有効塩素濃度を管理することができるよう
になる。
【0034】また、温度やオゾン濃度や有効塩素濃度が
希望していた値より上昇または下降した場合には、外部
に対して警告等のメッセージを各種の無線通信により送
信することができるようになる。すなわち、各拠点にお
いて、当該無線通信装置から発信されるメッセージを受
信する物流センター用サーバ装置を設けることにより、
各輸送カートごとの温度やオゾン濃度や有効塩素濃度の
管理を一括して行うことが可能になる。
希望していた値より上昇または下降した場合には、外部
に対して警告等のメッセージを各種の無線通信により送
信することができるようになる。すなわち、各拠点にお
いて、当該無線通信装置から発信されるメッセージを受
信する物流センター用サーバ装置を設けることにより、
各輸送カートごとの温度やオゾン濃度や有効塩素濃度の
管理を一括して行うことが可能になる。
【0035】また、請求項5に記載の統合物流システム
は、請求項1から4のいずれか一つに記載の統合物流シ
ステムにおいて、上記無線通信装置は、上記輸送用カー
ト本体に当該無線通信装置を脱着可能に取着するための
取着部をさらに備えたことを特徴とする。
は、請求項1から4のいずれか一つに記載の統合物流シ
ステムにおいて、上記無線通信装置は、上記輸送用カー
ト本体に当該無線通信装置を脱着可能に取着するための
取着部をさらに備えたことを特徴とする。
【0036】この統合物流システムによれば、無線通信
装置は、輸送用カート本体に当該無線通信装置を脱着可
能に取着するための取着部をさらに備えたので、この無
線通信装置を輸送用カート本体に自由に取り外したり、
取り付けたりすることができるようになるため、温度等
の管理が必要な商品を移動するための輸送用カートを作
業員が自由に選択し、任意に無線通信装置を取り付ける
ことが可能となる。
装置は、輸送用カート本体に当該無線通信装置を脱着可
能に取着するための取着部をさらに備えたので、この無
線通信装置を輸送用カート本体に自由に取り外したり、
取り付けたりすることができるようになるため、温度等
の管理が必要な商品を移動するための輸送用カートを作
業員が自由に選択し、任意に無線通信装置を取り付ける
ことが可能となる。
【0037】また、無線通信装置を自由に輸送用カート
から取り外すことができるようになるため、無線通信装
置のメンテナンス等の作業が簡単になる。さらに、無線
通信装置を再利用することが容易となる。
から取り外すことができるようになるため、無線通信装
置のメンテナンス等の作業が簡単になる。さらに、無線
通信装置を再利用することが容易となる。
【0038】また、請求項6に記載の統合物流システム
は、請求項1から5のいずれか一つに記載の統合物流シ
ステムにおいて、上記被輸送物を保冷するための保冷装
置を上記輸送用カート本体に脱着可能に取着したことを
特徴とする。
は、請求項1から5のいずれか一つに記載の統合物流シ
ステムにおいて、上記被輸送物を保冷するための保冷装
置を上記輸送用カート本体に脱着可能に取着したことを
特徴とする。
【0039】この統合物流システムによれば、被輸送物
を保冷するための保冷装置を輸送用カート本体に脱着可
能に取着したので、各輸送用カートごとに希望の温度を
維持することが可能になる。
を保冷するための保冷装置を輸送用カート本体に脱着可
能に取着したので、各輸送用カートごとに希望の温度を
維持することが可能になる。
【0040】また、保冷装置は輸送用カート本体に自由
に取り外したり、取り付けたりすることができるように
なるため、温度の管理が必要な商品を移動するための輸
送用カートを作業員が自由に選択し、任意に保冷装置を
取り付けることが可能となる。
に取り外したり、取り付けたりすることができるように
なるため、温度の管理が必要な商品を移動するための輸
送用カートを作業員が自由に選択し、任意に保冷装置を
取り付けることが可能となる。
【0041】また、保冷装置を自由に輸送用カートから
取り外すことができるようになるため、保冷装置のメン
テナンス等の作業が簡単になる。
取り外すことができるようになるため、保冷装置のメン
テナンス等の作業が簡単になる。
【0042】また、請求項7に記載の統合物流システム
は、請求項1から6のいずれか一つに記載の統合物流シ
ステムにおいて、上記被輸送物にオゾンガスまたは次亜
塩素酸を噴霧するためのオゾンまたは次亜塩素酸霧化装
置を上記輸送用カート本体に脱着可能に取着したことを
特徴とする。
は、請求項1から6のいずれか一つに記載の統合物流シ
ステムにおいて、上記被輸送物にオゾンガスまたは次亜
塩素酸を噴霧するためのオゾンまたは次亜塩素酸霧化装
置を上記輸送用カート本体に脱着可能に取着したことを
特徴とする。
【0043】この統合物流システムによれば、被輸送物
にオゾンガスまたは次亜塩素酸を噴霧するためのオゾン
または次亜塩素酸霧化装置を輸送用カート本体に脱着可
能に取着したので、各輸送用カートごとに希望のオゾン
濃度または有効塩素濃度を維持することが可能になる。
にオゾンガスまたは次亜塩素酸を噴霧するためのオゾン
または次亜塩素酸霧化装置を輸送用カート本体に脱着可
能に取着したので、各輸送用カートごとに希望のオゾン
濃度または有効塩素濃度を維持することが可能になる。
【0044】また、オゾンまたは次亜塩素酸霧化装置は
輸送用カート本体に自由に取り外したり、取り付けたり
することができるようになるため、オゾン濃度の管理が
必要な商品を移動するための輸送用カートを作業員が自
由に選択し、任意にオゾンまたは次亜塩素酸霧化装置を
取り付けることが可能となる。
輸送用カート本体に自由に取り外したり、取り付けたり
することができるようになるため、オゾン濃度の管理が
必要な商品を移動するための輸送用カートを作業員が自
由に選択し、任意にオゾンまたは次亜塩素酸霧化装置を
取り付けることが可能となる。
【0045】また、オゾンまたは次亜塩素酸霧化装置を
自由に輸送用カートから取り外すことができるようにな
るため、オゾンまたは次亜塩素酸霧化装置のメンテナン
ス等の作業が簡単になる。
自由に輸送用カートから取り外すことができるようにな
るため、オゾンまたは次亜塩素酸霧化装置のメンテナン
ス等の作業が簡単になる。
【0046】また、請求項8に記載の統合物流システム
は、請求項1から7のいずれか一つに記載の統合物流シ
ステムにおいて、上記輸送用カート本体の下部に挿入す
る輸送機構を備え、上記輸送機構は、当該輸送用カート
の移動を感知する移動感知手段と、当該輸送機構に設け
た車輪を駆動させる駆動手段と、上記移動感知手段にて
移動を感知した場合に上記駆動手段を駆動させる制御手
段とを備えたことを特徴とする。
は、請求項1から7のいずれか一つに記載の統合物流シ
ステムにおいて、上記輸送用カート本体の下部に挿入す
る輸送機構を備え、上記輸送機構は、当該輸送用カート
の移動を感知する移動感知手段と、当該輸送機構に設け
た車輪を駆動させる駆動手段と、上記移動感知手段にて
移動を感知した場合に上記駆動手段を駆動させる制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0047】この統合物流システムによれば、輸送用カ
ート本体の下部に挿入する輸送機構を備え、輸送機構
は、当該輸送用カートの移動を感知し、移動を感知した
場合に輸送機構に設けた車輪を駆動させるので、作業員
が輸送用カートを移動する時にアシストすることができ
るようになる。
ート本体の下部に挿入する輸送機構を備え、輸送機構
は、当該輸送用カートの移動を感知し、移動を感知した
場合に輸送機構に設けた車輪を駆動させるので、作業員
が輸送用カートを移動する時にアシストすることができ
るようになる。
【0048】特に、保冷装置やオゾンまたは次亜塩素酸
霧化装置を輸送用カート本体に取り付けた場合には、相
当の重量が加算されるため、作業員の作業効率が低下す
る恐れがあるが、本輸送機構を採用することにより、こ
の場合においても作業効率の低下を防止することができ
る。
霧化装置を輸送用カート本体に取り付けた場合には、相
当の重量が加算されるため、作業員の作業効率が低下す
る恐れがあるが、本輸送機構を採用することにより、こ
の場合においても作業効率の低下を防止することができ
る。
【0049】また、請求項9に記載の統合物流システム
は、請求項8に記載の統合物流システムにおいて、上記
輸送機構は、上記輸送用カート本体を上記輸送機構に固
定するための固定手段をさらに備え、上記輸送機構を上
記輸送用カート本体に脱着可能に構成したことを特徴と
する。
は、請求項8に記載の統合物流システムにおいて、上記
輸送機構は、上記輸送用カート本体を上記輸送機構に固
定するための固定手段をさらに備え、上記輸送機構を上
記輸送用カート本体に脱着可能に構成したことを特徴と
する。
【0050】この統合物流システムによれば、輸送機構
は、輸送用カート本体を輸送機構に固定するための固定
手段をさらに備え、輸送機構を輸送用カート本体に脱着
可能に構成したので、輸送機構を輸送用カート本体に自
由に取り外したり、取り付けたりすることができるよう
になるため、作業員がパワーアシストの必要な輸送用カ
ートを自由に選択し、任意に輸送機構を輸送用カート本
体に固定して取り付けることが可能となる。
は、輸送用カート本体を輸送機構に固定するための固定
手段をさらに備え、輸送機構を輸送用カート本体に脱着
可能に構成したので、輸送機構を輸送用カート本体に自
由に取り外したり、取り付けたりすることができるよう
になるため、作業員がパワーアシストの必要な輸送用カ
ートを自由に選択し、任意に輸送機構を輸送用カート本
体に固定して取り付けることが可能となる。
【0051】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる統合物流
システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、この実施の形態によりこの発明が限定される
ものではない。
システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、この実施の形態によりこの発明が限定される
ものではない。
【0052】(本システムの概要)以下、本システムの
概要について説明し、その後、本システムの構成および
処理等について詳細に説明する。図1は本システムの全
体構成の一例を示すブロック図であり、該システム構成
のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示してい
る。本システムは、物流拠点である物流センター内にお
ける商品を管理する物流センター内商品情報管理システ
ム(図1の(a))と、各拠点間を運行する輸送用車両
内における商品を管理する輸送用車両内商品情報管理シ
ステム(図1の(b))と、各店舗内における商品を管
理する店舗内商品情報管理システム(図1の(c))と
を備えて構成される。
概要について説明し、その後、本システムの構成および
処理等について詳細に説明する。図1は本システムの全
体構成の一例を示すブロック図であり、該システム構成
のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示してい
る。本システムは、物流拠点である物流センター内にお
ける商品を管理する物流センター内商品情報管理システ
ム(図1の(a))と、各拠点間を運行する輸送用車両
内における商品を管理する輸送用車両内商品情報管理シ
ステム(図1の(b))と、各店舗内における商品を管
理する店舗内商品情報管理システム(図1の(c))と
を備えて構成される。
【0053】本システムの物流センター内商品情報管理
システム(a)は、概略的に、物流センターにおける商
品に関する情報を処理する物流センター用商品情報処理
装置である物流センター用サーバ装置100と、無線通
信装置2を設けた輸送用カート10と、物流センターに
おける担当者の携帯情報端末装置であるハンディ端末装
置200とを、ネットワーク300を介して通信可能に
接続して構成されている。
システム(a)は、概略的に、物流センターにおける商
品に関する情報を処理する物流センター用商品情報処理
装置である物流センター用サーバ装置100と、無線通
信装置2を設けた輸送用カート10と、物流センターに
おける担当者の携帯情報端末装置であるハンディ端末装
置200とを、ネットワーク300を介して通信可能に
接続して構成されている。
【0054】また、本システムの輸送用車両内商品情報
管理システム(b)は、概略的に、輸送用車両400に
おける商品に関する情報を処理する車両用商品情報処理
装置である車両用サーバ装置500と、保冷装置やオゾ
ン霧化装置等の拡張ユニット40および無線通信装置2
を脱着可能に取着した輸送用カート10とを、無線基地
局装置650を備えるネットワーク600を介して通信
可能に接続して構成されている。
管理システム(b)は、概略的に、輸送用車両400に
おける商品に関する情報を処理する車両用商品情報処理
装置である車両用サーバ装置500と、保冷装置やオゾ
ン霧化装置等の拡張ユニット40および無線通信装置2
を脱着可能に取着した輸送用カート10とを、無線基地
局装置650を備えるネットワーク600を介して通信
可能に接続して構成されている。
【0055】また、本システムの店舗用車両内商品情報
管理システム(c)は、概略的に、店舗における商品に
関する情報を処理する店舗用商品情報処理装置である店
舗用サーバ装置700と、無線通信装置2を設けた輸送
用カート10と、店舗における担当者の携帯情報端末装
置であるハンディ端末装置200とを、ネットワーク8
00を介して通信可能に接続して構成されている。
管理システム(c)は、概略的に、店舗における商品に
関する情報を処理する店舗用商品情報処理装置である店
舗用サーバ装置700と、無線通信装置2を設けた輸送
用カート10と、店舗における担当者の携帯情報端末装
置であるハンディ端末装置200とを、ネットワーク8
00を介して通信可能に接続して構成されている。
【0056】このシステムは、概略的に、以下の基本的
特徴を有する。すなわち、輸送用カート10の無線通信
装置2は、輸送用カート10により輸送される被輸送物
の商品コードを読込み、読込まれた商品コードを記憶
し、記憶された商品コードを無線を介して外部に送信す
る。
特徴を有する。すなわち、輸送用カート10の無線通信
装置2は、輸送用カート10により輸送される被輸送物
の商品コードを読込み、読込まれた商品コードを記憶
し、記憶された商品コードを無線を介して外部に送信す
る。
【0057】また、物流センター用サーバ装置100
は、ハンディ端末装置200に対して、輸送用カート1
0により輸送される被輸送物の商品コードを含む出荷情
報を送信し、無線通信装置2から送信された商品コード
を受信し、出荷情報と比較して出荷実績をチェックす
る。
は、ハンディ端末装置200に対して、輸送用カート1
0により輸送される被輸送物の商品コードを含む出荷情
報を送信し、無線通信装置2から送信された商品コード
を受信し、出荷情報と比較して出荷実績をチェックす
る。
【0058】また、車両用サーバ装置500は、無線通
信装置2から送信された商品コードを受信し、輸送用車
両に積み込まれた被輸送物の商品コードを格納し、積み
込まれた輸送用カートが指定の到着場所に到着したかを
管理する。
信装置2から送信された商品コードを受信し、輸送用車
両に積み込まれた被輸送物の商品コードを格納し、積み
込まれた輸送用カートが指定の到着場所に到着したかを
管理する。
【0059】また、無線通信装置2は、輸送用カート本
体内で希望される物理量である希望物理量を設定し、記
憶された希望物理量を無線を介して外部に送信し、輸送
用カート本体内の物理量を感知し、感知された物理量を
無線を介して外部に送信する。また、車両用サーバ装置
500は、送信された希望物理量を受信し、送信された
物理量を受信し、当該物理量と受信した希望物理量とを
比較し、受信した物理量を格納する。
体内で希望される物理量である希望物理量を設定し、記
憶された希望物理量を無線を介して外部に送信し、輸送
用カート本体内の物理量を感知し、感知された物理量を
無線を介して外部に送信する。また、車両用サーバ装置
500は、送信された希望物理量を受信し、送信された
物理量を受信し、当該物理量と受信した希望物理量とを
比較し、受信した物理量を格納する。
【0060】また、ハンディ端末装置200は、無線通
信装置2から送信された商品コードを受信し、入荷した
商品の検品を行う。また、ハンディ端末装置200は、
受信した商品コードを店舗用サーバ装置700に送信す
る。また、店舗用サーバ装置700は、ハンディ端末装
置200から送信された商品コードを受信して格納す
る。
信装置2から送信された商品コードを受信し、入荷した
商品の検品を行う。また、ハンディ端末装置200は、
受信した商品コードを店舗用サーバ装置700に送信す
る。また、店舗用サーバ装置700は、ハンディ端末装
置200から送信された商品コードを受信して格納す
る。
【0061】また、輸送用カート10は、被輸送物を保
冷するための保冷装置や、被輸送物にオゾンガスまたは
次亜塩素酸を噴霧するためのオゾンまたは次亜塩素酸霧
化装置を輸送用カート本体に脱着可能に取着できる。
冷するための保冷装置や、被輸送物にオゾンガスまたは
次亜塩素酸を噴霧するためのオゾンまたは次亜塩素酸霧
化装置を輸送用カート本体に脱着可能に取着できる。
【0062】また、輸送用カート10は、輸送用カート
本体の下部に挿入する輸送機構を備え、輸送機構は、当
該輸送用カートの移動を感知し、移動を感知した場合に
輸送機構に設けた車輪を駆動させることができる。
本体の下部に挿入する輸送機構を備え、輸送機構は、当
該輸送用カートの移動を感知し、移動を感知した場合に
輸送機構に設けた車輪を駆動させることができる。
【0063】(システム構成)以下、このような基本的
特徴を具現化するための、本システムの構成について説
明する。
特徴を具現化するための、本システムの構成について説
明する。
【0064】(システム構成―物流センター用サーバ装
置100)まず、物流センター用サーバ装置100の構
成について説明する。図2は、本発明が適用される物流
センター用サーバ装置100の構成の一例を示すブロッ
ク図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを
概念的に示している。図2において物流センター用サー
バ装置100は、概略的に、物流センター用サーバ装置
100の全体を統括的に制御するCPU等の制御部10
2、通信回線等に接続されるルータ等の通信装置(図示
せず)に接続される通信制御インターフェース部10
4、および、各種のデータベース(商品管理データベー
ス106a等)を格納する記憶部106を備えて構成さ
れており、これら各部は任意の通信路を介して通信可能
に接続されている。さらに、この物流センター用サーバ
装置は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線また
は無線の通信回線を介して、ネットワーク300に通信
可能に接続されている。
置100)まず、物流センター用サーバ装置100の構
成について説明する。図2は、本発明が適用される物流
センター用サーバ装置100の構成の一例を示すブロッ
ク図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを
概念的に示している。図2において物流センター用サー
バ装置100は、概略的に、物流センター用サーバ装置
100の全体を統括的に制御するCPU等の制御部10
2、通信回線等に接続されるルータ等の通信装置(図示
せず)に接続される通信制御インターフェース部10
4、および、各種のデータベース(商品管理データベー
ス106a等)を格納する記憶部106を備えて構成さ
れており、これら各部は任意の通信路を介して通信可能
に接続されている。さらに、この物流センター用サーバ
装置は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線また
は無線の通信回線を介して、ネットワーク300に通信
可能に接続されている。
【0065】記憶部106に格納される各種のデータベ
ースは、固定ディスク装置等のストレージ手段であり、
各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム
やテーブルやファイルやデータベースやウェブページ用
ファイル等を格納する。
ースは、固定ディスク装置等のストレージ手段であり、
各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム
やテーブルやファイルやデータベースやウェブページ用
ファイル等を格納する。
【0066】これら記憶部106の各構成要素のうち、
商品管理データベース106aは、物流センターにおい
て管理される商品に関する情報等を格納する商品情報格
納手段である。図3は、商品管理データベース106a
に格納される商品情報の一例を示す図である。図3に示
すように、この商品管理データベース106aに格納さ
れる情報は、商品を一意に識別するための商品コード、
数量、製造ロット、製造日、賞味期限、輸送・保管時の
希望物理量、入荷情報、出荷情報、ピッキング情報、輸
送時の輸送用カートのカートコード、輸送時の輸送用車
両の車両コード等を相互に関連付けて構成されている。
商品管理データベース106aは、物流センターにおい
て管理される商品に関する情報等を格納する商品情報格
納手段である。図3は、商品管理データベース106a
に格納される商品情報の一例を示す図である。図3に示
すように、この商品管理データベース106aに格納さ
れる情報は、商品を一意に識別するための商品コード、
数量、製造ロット、製造日、賞味期限、輸送・保管時の
希望物理量、入荷情報、出荷情報、ピッキング情報、輸
送時の輸送用カートのカートコード、輸送時の輸送用車
両の車両コード等を相互に関連付けて構成されている。
【0067】ここで、希望物理量は、例えば、温度やオ
ゾン濃度や有効塩素濃度であり、その商品の品質を適正
に保持しながら保存または輸送する際の物理量である適
正物理量と、その商品の品質を適正に保持することが困
難になる物理量である危険物理量とを含んで構成され
る。
ゾン濃度や有効塩素濃度であり、その商品の品質を適正
に保持しながら保存または輸送する際の物理量である適
正物理量と、その商品の品質を適正に保持することが困
難になる物理量である危険物理量とを含んで構成され
る。
【0068】また、入荷情報は、入荷の予定の日時であ
る予定日時、入荷元、入荷された日時である入荷日時、
物流センターにおける保管場所、入荷を担当した担当者
の担当者コード等を含んで構成される。
る予定日時、入荷元、入荷された日時である入荷日時、
物流センターにおける保管場所、入荷を担当した担当者
の担当者コード等を含んで構成される。
【0069】また、出荷情報は、出荷された日時である
出荷日時、出荷先、出荷を担当した担当者の担当者コー
ド等を含んで構成される。
出荷日時、出荷先、出荷を担当した担当者の担当者コー
ド等を含んで構成される。
【0070】また、ピッキング情報は、ピッキングされ
た日時であるピッキング日時、ピッキングを担当した担
当者の担当者コード等を含んで構成される。
た日時であるピッキング日時、ピッキングを担当した担
当者の担当者コード等を含んで構成される。
【0071】また、その他の情報として、物流センター
用サーバ装置100の記憶部106には、ウェブサイト
をハンディ端末装置200に提供するための各種のWe
bデータやCGIプログラム等が記録されている。
用サーバ装置100の記憶部106には、ウェブサイト
をハンディ端末装置200に提供するための各種のWe
bデータやCGIプログラム等が記録されている。
【0072】また、図2において、通信制御インターフ
ェース部104は、物流センター用サーバ装置100と
ネットワーク300(またはルータ等の通信装置)との
間における通信制御を行う。すなわち、通信制御インタ
ーフェース部104は、他の端末と通信回線を介してデ
ータを通信する機能を有する。
ェース部104は、物流センター用サーバ装置100と
ネットワーク300(またはルータ等の通信装置)との
間における通信制御を行う。すなわち、通信制御インタ
ーフェース部104は、他の端末と通信回線を介してデ
ータを通信する機能を有する。
【0073】また、図2において、制御部102は、O
S(Operating System)等の制御プロ
グラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、およ
び所要データを格納するための内部メモリを有し、これ
らのプログラム等により、種々の処理を実行するための
情報処理を行う。制御部102は、機能概念的に、入荷
処理部102a、ピッキング処理部102b、および、
出荷処理部102cを備えて構成されている。
S(Operating System)等の制御プロ
グラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、およ
び所要データを格納するための内部メモリを有し、これ
らのプログラム等により、種々の処理を実行するための
情報処理を行う。制御部102は、機能概念的に、入荷
処理部102a、ピッキング処理部102b、および、
出荷処理部102cを備えて構成されている。
【0074】このうち、入荷処理部102aは、物流セ
ンターにおける商品の入荷処理を行う入荷処理手段であ
る。また、ピッキング処理部102bは、物流センター
における商品のピッキング処理を行うピッキング処理手
段であり、ハンディ端末装置200に対して、輸送用カ
ートにより輸送される被輸送物の商品コードを含む出荷
情報を送信する出荷情報送信手段として機能する。ま
た、出荷処理部102cは、物流センターにおける商品
の出荷処理を行う出荷処理手段であり、無線通信装置か
ら送信された商品コードを受信し、出荷情報と比較して
出荷実績をチェックするチェック手段として機能する。
なお、これら各部によって行われる処理の詳細について
は、後述する。
ンターにおける商品の入荷処理を行う入荷処理手段であ
る。また、ピッキング処理部102bは、物流センター
における商品のピッキング処理を行うピッキング処理手
段であり、ハンディ端末装置200に対して、輸送用カ
ートにより輸送される被輸送物の商品コードを含む出荷
情報を送信する出荷情報送信手段として機能する。ま
た、出荷処理部102cは、物流センターにおける商品
の出荷処理を行う出荷処理手段であり、無線通信装置か
ら送信された商品コードを受信し、出荷情報と比較して
出荷実績をチェックするチェック手段として機能する。
なお、これら各部によって行われる処理の詳細について
は、後述する。
【0075】(システム構成−ネットワーク300)次
に、ネットワーク300の構成について説明する。ネッ
トワーク300は、物流センター用サーバ装置100と
ハンディ端末装置200と無線通信装置2とを相互に接
続する機能を有し、例えば、無線または有線のLAN、
Bluetooth等の短距離無線、イントラネット、
インターネット等である。
に、ネットワーク300の構成について説明する。ネッ
トワーク300は、物流センター用サーバ装置100と
ハンディ端末装置200と無線通信装置2とを相互に接
続する機能を有し、例えば、無線または有線のLAN、
Bluetooth等の短距離無線、イントラネット、
インターネット等である。
【0076】(システム構成―車両用サーバ装置50
0)次に、車両用サーバ装置500の構成について説明
する。図4は、本発明が適用される車両用サーバ装置5
00の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のう
ち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。図
4において車両用サーバ装置500は、概略的に、車両
用サーバ装置500の全体を統括的に制御するCPU等
の制御部502、通信回線等に接続されるルータ等の通
信装置(図示せず)に接続される通信制御インターフェ
ース部504、および、各種のデータベース(輸送用カ
ート管理データベース506a等)を格納する記憶部5
06を備えて構成されており、これら各部は任意の通信
路を介して通信可能に接続されている。さらに、この車
両用サーバ装置は、ルータ等の通信装置および専用線等
の有線または無線の通信回線を介して、ネットワーク6
00に通信可能に接続されている。
0)次に、車両用サーバ装置500の構成について説明
する。図4は、本発明が適用される車両用サーバ装置5
00の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のう
ち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。図
4において車両用サーバ装置500は、概略的に、車両
用サーバ装置500の全体を統括的に制御するCPU等
の制御部502、通信回線等に接続されるルータ等の通
信装置(図示せず)に接続される通信制御インターフェ
ース部504、および、各種のデータベース(輸送用カ
ート管理データベース506a等)を格納する記憶部5
06を備えて構成されており、これら各部は任意の通信
路を介して通信可能に接続されている。さらに、この車
両用サーバ装置は、ルータ等の通信装置および専用線等
の有線または無線の通信回線を介して、ネットワーク6
00に通信可能に接続されている。
【0077】記憶部506に格納される各種のデータベ
ースは、固定ディスク装置等のストレージ手段であり、
各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム
やテーブルやファイルやデータベースやウェブページ用
ファイル等を格納する。
ースは、固定ディスク装置等のストレージ手段であり、
各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム
やテーブルやファイルやデータベースやウェブページ用
ファイル等を格納する。
【0078】これら記憶部506の各構成要素のうち、
輸送用カート管理データベース506aは、輸送用車両
により輸送される輸送用カートに関する情報等を格納す
る輸送用カート情報格納手段である。図5は、輸送用カ
ート管理データベース506aに格納される輸送用カー
ト情報の一例を示す図である。図5に示すように、この
輸送用カート管理データベース506aに格納される情
報は、輸送用カートを一意に識別するためのカートコー
ド、輸送・保管時の希望物理量、輸送時に無線通信装置
2により測定された輸送用カート内の物理量である測定
物理量、輸送用カートを輸送用車両に積み込むための積
込情報、積み込んだ輸送用カートの到着を管理するため
の到着情報等を相互に関連付けて構成されている。
輸送用カート管理データベース506aは、輸送用車両
により輸送される輸送用カートに関する情報等を格納す
る輸送用カート情報格納手段である。図5は、輸送用カ
ート管理データベース506aに格納される輸送用カー
ト情報の一例を示す図である。図5に示すように、この
輸送用カート管理データベース506aに格納される情
報は、輸送用カートを一意に識別するためのカートコー
ド、輸送・保管時の希望物理量、輸送時に無線通信装置
2により測定された輸送用カート内の物理量である測定
物理量、輸送用カートを輸送用車両に積み込むための積
込情報、積み込んだ輸送用カートの到着を管理するため
の到着情報等を相互に関連付けて構成されている。
【0079】ここで、希望物理量は、例えば、温度やオ
ゾン濃度や有効塩素濃度であり、図4に示すように、そ
の商品の品質を適正に保持しながら保存または輸送する
際の物理量である適正物理量と、その商品の品質を適正
に保持することが困難になる物理量である危険物理量と
を含んで構成される。
ゾン濃度や有効塩素濃度であり、図4に示すように、そ
の商品の品質を適正に保持しながら保存または輸送する
際の物理量である適正物理量と、その商品の品質を適正
に保持することが困難になる物理量である危険物理量と
を含んで構成される。
【0080】また、積込情報は、積み込んだ場所、積み
込まれた日時である積込日時等を含んで構成される。
込まれた日時である積込日時等を含んで構成される。
【0081】また、到着情報は、到着場所、到着の予定
の日時、実際に到着した到着日時等を含んで構成され
る。
の日時、実際に到着した到着日時等を含んで構成され
る。
【0082】また、図4において、通信制御インターフ
ェース部504は、車両用サーバ装置500とネットワ
ーク600(またはルータ等の通信装置)との間におけ
る通信制御を行う。すなわち、通信制御インターフェー
ス部504は、他の端末と通信回線を介してデータを通
信する機能を有する。
ェース部504は、車両用サーバ装置500とネットワ
ーク600(またはルータ等の通信装置)との間におけ
る通信制御を行う。すなわち、通信制御インターフェー
ス部504は、他の端末と通信回線を介してデータを通
信する機能を有する。
【0083】また、図4において、制御部502は、O
S(Operating System)等の制御プロ
グラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、およ
び所要データを格納するための内部メモリを有し、これ
らのプログラム等により、種々の処理を実行するための
情報処理を行う。制御部502は、機能概念的に、積込
処理部502a、物理量測定処理部502b、および、
到着処理部502cを備えて構成されている。
S(Operating System)等の制御プロ
グラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、およ
び所要データを格納するための内部メモリを有し、これ
らのプログラム等により、種々の処理を実行するための
情報処理を行う。制御部502は、機能概念的に、積込
処理部502a、物理量測定処理部502b、および、
到着処理部502cを備えて構成されている。
【0084】このうち、積込処理部502aは、輸送用
車両における商品の積込処理を行う積込処理手段であ
り、無線通信装置2から送信された商品コードを受信
し、輸送用車両に積み込まれた被輸送物の商品コードを
格納する積込手段として機能する。また、物理量測定処
理部502bは、輸送用車両における商品の物理量測定
処理を行う物理量測定処理手段であり、送信された希望
物理量を受信する希望物理量受信手段、送信された物理
量を受信し、物理量と受信した希望物理量とを比較する
比較手段、および、受信した物理量を格納する測定物理
量格納手段として機能する。また、到着処理部502c
は、輸送用車両における商品の到着処理を行う到着処理
手段であり、積込手段にて積み込まれた輸送用カートが
指定の到着場所に到着したかを管理する到着管理手段と
して機能する。なお、これら各部によって行われる処理
の詳細については、後述する。
車両における商品の積込処理を行う積込処理手段であ
り、無線通信装置2から送信された商品コードを受信
し、輸送用車両に積み込まれた被輸送物の商品コードを
格納する積込手段として機能する。また、物理量測定処
理部502bは、輸送用車両における商品の物理量測定
処理を行う物理量測定処理手段であり、送信された希望
物理量を受信する希望物理量受信手段、送信された物理
量を受信し、物理量と受信した希望物理量とを比較する
比較手段、および、受信した物理量を格納する測定物理
量格納手段として機能する。また、到着処理部502c
は、輸送用車両における商品の到着処理を行う到着処理
手段であり、積込手段にて積み込まれた輸送用カートが
指定の到着場所に到着したかを管理する到着管理手段と
して機能する。なお、これら各部によって行われる処理
の詳細については、後述する。
【0085】(システム構成−ネットワーク600)次
に、ネットワーク600の構成について説明する。ネッ
トワーク600は、車両用サーバ装置500と無線通信
装置2とを無線基地局装置650を介して相互に接続す
る機能を有し、例えば、無線または有線のLAN、Bl
uetooth等の短距離無線等から構成される。
に、ネットワーク600の構成について説明する。ネッ
トワーク600は、車両用サーバ装置500と無線通信
装置2とを無線基地局装置650を介して相互に接続す
る機能を有し、例えば、無線または有線のLAN、Bl
uetooth等の短距離無線等から構成される。
【0086】(システム構成―店舗用サーバ装置70
0)次に、店舗用サーバ装置700の構成について説明
する。図6は、本発明が適用される店舗用サーバ装置7
00の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のう
ち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。図
6において店舗用サーバ装置700は、概略的に、店舗
用サーバ装置700の全体を統括的に制御するCPU等
の制御部702、通信回線等に接続されるルータ等の通
信装置(図示せず)に接続される通信制御インターフェ
ース部704、および、各種のデータベース(商品管理
データベース706a等)を格納する記憶部706を備
えて構成されており、これら各部は任意の通信路を介し
て通信可能に接続されている。さらに、この店舗用サー
バ装置は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線ま
たは無線の通信回線を介して、ネットワーク800に通
信可能に接続されている。
0)次に、店舗用サーバ装置700の構成について説明
する。図6は、本発明が適用される店舗用サーバ装置7
00の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のう
ち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。図
6において店舗用サーバ装置700は、概略的に、店舗
用サーバ装置700の全体を統括的に制御するCPU等
の制御部702、通信回線等に接続されるルータ等の通
信装置(図示せず)に接続される通信制御インターフェ
ース部704、および、各種のデータベース(商品管理
データベース706a等)を格納する記憶部706を備
えて構成されており、これら各部は任意の通信路を介し
て通信可能に接続されている。さらに、この店舗用サー
バ装置は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線ま
たは無線の通信回線を介して、ネットワーク800に通
信可能に接続されている。
【0087】記憶部706に格納される各種のデータベ
ースは、固定ディスク装置等のストレージ手段であり、
各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム
やテーブルやファイルやデータベースやウェブページ用
ファイル等を格納する。
ースは、固定ディスク装置等のストレージ手段であり、
各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム
やテーブルやファイルやデータベースやウェブページ用
ファイル等を格納する。
【0088】これら記憶部706の各構成要素のうち、
商品管理データベース706aは、店舗において管理さ
れる商品に関する情報等を格納する商品情報格納手段で
ある。図7は、商品管理データベース706aに格納さ
れる商品情報の一例を示す図である。図7に示すよう
に、この商品管理データベース706aに格納される情
報は、商品を一意に識別するための商品コード、数量、
製造ロット、製造日、賞味期限、輸送・保管時の希望物
理量、入荷情報、輸送時の輸送用カートのカートコー
ド、輸送時の輸送用車両の車両コード、バックヤードに
おける保管時に各カート内で無線通信装置2により測定
された物理量である測定物理量等を相互に関連付けて構
成されている。
商品管理データベース706aは、店舗において管理さ
れる商品に関する情報等を格納する商品情報格納手段で
ある。図7は、商品管理データベース706aに格納さ
れる商品情報の一例を示す図である。図7に示すよう
に、この商品管理データベース706aに格納される情
報は、商品を一意に識別するための商品コード、数量、
製造ロット、製造日、賞味期限、輸送・保管時の希望物
理量、入荷情報、輸送時の輸送用カートのカートコー
ド、輸送時の輸送用車両の車両コード、バックヤードに
おける保管時に各カート内で無線通信装置2により測定
された物理量である測定物理量等を相互に関連付けて構
成されている。
【0089】ここで、希望物理量は、例えば、温度やオ
ゾン濃度や有効塩素濃度であり、その商品の品質を適正
に保持しながら保存または輸送する際の物理量である適
正物理量と、その商品の品質を適正に保持することが困
難になる物理量である危険物理量とを含んで構成され
る。
ゾン濃度や有効塩素濃度であり、その商品の品質を適正
に保持しながら保存または輸送する際の物理量である適
正物理量と、その商品の品質を適正に保持することが困
難になる物理量である危険物理量とを含んで構成され
る。
【0090】また、入荷情報は、入荷の予定の日時であ
る予定日時、入荷元、入荷された日時である入荷日時、
店舗における保管場所、入荷を担当した担当者の担当者
コード等を含んで構成される。
る予定日時、入荷元、入荷された日時である入荷日時、
店舗における保管場所、入荷を担当した担当者の担当者
コード等を含んで構成される。
【0091】また、その他の情報として、店舗用サーバ
装置700の記憶部706には、ウェブサイトをハンデ
ィ端末装置200に提供するための各種のWebデータ
やCGIプログラム等が記録されている。
装置700の記憶部706には、ウェブサイトをハンデ
ィ端末装置200に提供するための各種のWebデータ
やCGIプログラム等が記録されている。
【0092】また、図6において、通信制御インターフ
ェース部704は、店舗用サーバ装置700とネットワ
ーク800(またはルータ等の通信装置)との間におけ
る通信制御を行う。すなわち、通信制御インターフェー
ス部704は、他の端末と通信回線を介してデータを通
信する機能を有する。
ェース部704は、店舗用サーバ装置700とネットワ
ーク800(またはルータ等の通信装置)との間におけ
る通信制御を行う。すなわち、通信制御インターフェー
ス部704は、他の端末と通信回線を介してデータを通
信する機能を有する。
【0093】また、図6において、制御部702は、O
S(Operating System)等の制御プロ
グラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、およ
び所要データを格納するための内部メモリを有し、これ
らのプログラム等により、種々の処理を実行するための
情報処理を行う。制御部702は、機能概念的に、入荷
処理部702a、および、バックヤード管理処理部70
2bを備えて構成されている。
S(Operating System)等の制御プロ
グラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、およ
び所要データを格納するための内部メモリを有し、これ
らのプログラム等により、種々の処理を実行するための
情報処理を行う。制御部702は、機能概念的に、入荷
処理部702a、および、バックヤード管理処理部70
2bを備えて構成されている。
【0094】このうち、入荷処理部702aは、店舗に
おける商品の入荷処理を行う入荷処理手段であり、ハン
ディ端末装置200から送信された商品コードを受信し
て格納する商品入荷実績格納手段として機能する。ま
た、バックヤード管理処理部702bは、店舗における
各バックヤードにおける商品の管理を行うバックヤード
管理処理手段である。なお、これら各部によって行われ
る処理の詳細については、後述する。
おける商品の入荷処理を行う入荷処理手段であり、ハン
ディ端末装置200から送信された商品コードを受信し
て格納する商品入荷実績格納手段として機能する。ま
た、バックヤード管理処理部702bは、店舗における
各バックヤードにおける商品の管理を行うバックヤード
管理処理手段である。なお、これら各部によって行われ
る処理の詳細については、後述する。
【0095】(システム構成−ネットワーク800)次
に、ネットワーク800の構成について説明する。ネッ
トワーク800は、店舗用サーバ装置700とハンディ
端末装置200と無線通信装置2とを相互に接続する機
能を有し、例えば、無線または有線のLAN、Blue
tooth等の短距離無線、イントラネット、インター
ネット等である。
に、ネットワーク800の構成について説明する。ネッ
トワーク800は、店舗用サーバ装置700とハンディ
端末装置200と無線通信装置2とを相互に接続する機
能を有し、例えば、無線または有線のLAN、Blue
tooth等の短距離無線、イントラネット、インター
ネット等である。
【0096】(システム構成−ハンディ端末装置20
0)次に、ハンディ端末装置200の構成について説明
する。図8は、本発明が適用されるハンディ端末装置2
00の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のう
ち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。こ
の図8に示すように、ハンディ端末装置200は、概略
的には、制御部210、ROM220、HD230、R
AM240、入力装置250、出力装置260、入出力
制御IF270、および、通信制御IF280を備えて
構成されており、これら各部がバスを介してデータ通信
可能に接続されている。
0)次に、ハンディ端末装置200の構成について説明
する。図8は、本発明が適用されるハンディ端末装置2
00の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のう
ち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。こ
の図8に示すように、ハンディ端末装置200は、概略
的には、制御部210、ROM220、HD230、R
AM240、入力装置250、出力装置260、入出力
制御IF270、および、通信制御IF280を備えて
構成されており、これら各部がバスを介してデータ通信
可能に接続されている。
【0097】このハンディ端末装置200の制御部21
0は、Webブラウザ211および電子メーラ212を
備えて構成されている。このうち、Webブラウザ21
1は、基本的には、Webデータを解釈して、後述する
モニタ261に表示させる表示制御(ブラウズ処理)を
行うものである。また、Webブラウザ211は、スト
リーム映像の受信、表示、フィードバック等を行う機能
を備えたストリームプレイヤ等の各種のソフトウェアを
プラグインしてもよい。また、電子メーラ212は、所
定の通信規約(例えば、SMTP(Simple Ma
il Transfer Protocol)やPOP
3(Post Office Protocol ve
rsion 3)等)に従って、電子メールの送受信を
行う。
0は、Webブラウザ211および電子メーラ212を
備えて構成されている。このうち、Webブラウザ21
1は、基本的には、Webデータを解釈して、後述する
モニタ261に表示させる表示制御(ブラウズ処理)を
行うものである。また、Webブラウザ211は、スト
リーム映像の受信、表示、フィードバック等を行う機能
を備えたストリームプレイヤ等の各種のソフトウェアを
プラグインしてもよい。また、電子メーラ212は、所
定の通信規約(例えば、SMTP(Simple Ma
il Transfer Protocol)やPOP
3(Post Office Protocol ve
rsion 3)等)に従って、電子メールの送受信を
行う。
【0098】また、入力装置250としては、キーボー
ド、マウス、および、マイク等を用いることができる。
また、後述するモニタ261も、マウスと協働してポイ
ンティングデバイス機能を実現する。
ド、マウス、および、マイク等を用いることができる。
また、後述するモニタ261も、マウスと協働してポイ
ンティングデバイス機能を実現する。
【0099】また、出力装置260としては、モニタ
(液晶モニタを含む)261、および、プリンタ262
が設けられている。この他、出力装置260としては、
スピーカ等を用いることができる。出力装置260は、
通信制御IF280を介して受信された情報を出力する
出力手段である。
(液晶モニタを含む)261、および、プリンタ262
が設けられている。この他、出力装置260としては、
スピーカ等を用いることができる。出力装置260は、
通信制御IF280を介して受信された情報を出力する
出力手段である。
【0100】また、通信制御IF280は、ハンディ端
末装置200とネットワーク300(またはルータ等の
通信装置)との間における通信制御を行う。この通信制
御IF280は、物流センター用サーバ装置100から
送信された情報を受信する受信手段である。
末装置200とネットワーク300(またはルータ等の
通信装置)との間における通信制御を行う。この通信制
御IF280は、物流センター用サーバ装置100から
送信された情報を受信する受信手段である。
【0101】このように構成されたハンディ端末装置2
00は、モデム、TA、ルータ等の通信装置と電話回線
を介して、あるいは、専用線を介して、ネットワーク3
00に接続されており、所定の通信規約(たとえば、T
CP/IPインターネットプロトコル)に従って物流セ
ンター用サーバ装置100にアクセスすることができ
る。
00は、モデム、TA、ルータ等の通信装置と電話回線
を介して、あるいは、専用線を介して、ネットワーク3
00に接続されており、所定の通信規約(たとえば、T
CP/IPインターネットプロトコル)に従って物流セ
ンター用サーバ装置100にアクセスすることができ
る。
【0102】(システム構成−輸送用カート10)次
に、輸送用カート10の構成について説明する。図9は
この発明にかかる輸送用カートの全体斜視図、図10
(a)は図9の無線通信装置2の正面図、図10(b)
は無線通信装置2の側面図、図10(c)は無線通信装
置2の背面図、図11は、本無線通信装置2の構成の一
例を示すブロック図である。また、図12は輸送用カー
トに輸送機構を備えた場合の側面図、図13は保冷装置
(拡張ユニット)の全体斜視図、図14はオゾン霧化装
置(拡張ユニット)の全体斜視図である。
に、輸送用カート10の構成について説明する。図9は
この発明にかかる輸送用カートの全体斜視図、図10
(a)は図9の無線通信装置2の正面図、図10(b)
は無線通信装置2の側面図、図10(c)は無線通信装
置2の背面図、図11は、本無線通信装置2の構成の一
例を示すブロック図である。また、図12は輸送用カー
トに輸送機構を備えた場合の側面図、図13は保冷装置
(拡張ユニット)の全体斜視図、図14はオゾン霧化装
置(拡張ユニット)の全体斜視図である。
【0103】本実施の形態は、概略的に、無線タグ等の
無線通信装置2と、保冷装置やオゾン霧化装置等の拡張
ユニット40と、電動カート等の輸送機構50とを輸送
用カート本体1に設けた輸送用カート10に関するもの
である。
無線通信装置2と、保冷装置やオゾン霧化装置等の拡張
ユニット40と、電動カート等の輸送機構50とを輸送
用カート本体1に設けた輸送用カート10に関するもの
である。
【0104】図9〜14に示すように、本輸送用カート
10は、輸送用カート本体1と、無線通信装置2と、保
冷装置やオゾン霧化装置等の拡張ユニット40と、輸送
用カート本体1の下部に挿入する輸送機構50とを備え
て構成される。
10は、輸送用カート本体1と、無線通信装置2と、保
冷装置やオゾン霧化装置等の拡張ユニット40と、輸送
用カート本体1の下部に挿入する輸送機構50とを備え
て構成される。
【0105】また、本輸送用カート10は、図9に示す
ように、断熱シート49を上から覆うように装着するよ
う構成してもよい。ここで、断熱シート49は、発泡ポ
リエチレン等の断熱性の優れた素材から作成されてもよ
く、また、図9に示すように当該断熱シート49を輸送
用カート本体1に装着する際の便宜のためにファスナー
等の開閉部を備えてもよく、さらに、装着時に無線通信
装置2に当たる部分には、開閉可能な窓(図示せず)を
断熱シート49上に設けてもよい。
ように、断熱シート49を上から覆うように装着するよ
う構成してもよい。ここで、断熱シート49は、発泡ポ
リエチレン等の断熱性の優れた素材から作成されてもよ
く、また、図9に示すように当該断熱シート49を輸送
用カート本体1に装着する際の便宜のためにファスナー
等の開閉部を備えてもよく、さらに、装着時に無線通信
装置2に当たる部分には、開閉可能な窓(図示せず)を
断熱シート49上に設けてもよい。
【0106】この拡張ユニット40は、図9に示すよう
に、当該拡張ユニット40を輸送用カート本体1に脱着
可能に取着するための取付部48を備える。
に、当該拡張ユニット40を輸送用カート本体1に脱着
可能に取着するための取付部48を備える。
【0107】また、輸送用カート本体1に、図9に示す
ように、拡張ユニット40を支持するための支持スロッ
ト6を設けてもよい。
ように、拡張ユニット40を支持するための支持スロッ
ト6を設けてもよい。
【0108】このうち、無線通信装置2は、図10
(a)〜(c)に示すように、無線通信を行うためのア
ンテナ部3と、輸送用カート本体1内の物理量を感知す
る物理量感知手段である温度センサやオゾン濃度センサ
等のセンサ部5と、輸送用カート本体1に当該無線通信
装置2を脱着可能に取着するための取付部4と、各種の
情報(現在の温度やオゾン濃度や有効塩素濃度、希望温
度や希望オゾン濃度や希望有効塩素濃度等)を表示する
表示部21と、希望の物理量を指定するための物理量設
定ボタン22と、設定した希望物理量を取り消すための
取消ボタン23と、無線通信の状態を表示する通信状態
表示部24と、テンキー部25と、バーコードリーダ装
置26とを備えて構成される。
(a)〜(c)に示すように、無線通信を行うためのア
ンテナ部3と、輸送用カート本体1内の物理量を感知す
る物理量感知手段である温度センサやオゾン濃度センサ
等のセンサ部5と、輸送用カート本体1に当該無線通信
装置2を脱着可能に取着するための取付部4と、各種の
情報(現在の温度やオゾン濃度や有効塩素濃度、希望温
度や希望オゾン濃度や希望有効塩素濃度等)を表示する
表示部21と、希望の物理量を指定するための物理量設
定ボタン22と、設定した希望物理量を取り消すための
取消ボタン23と、無線通信の状態を表示する通信状態
表示部24と、テンキー部25と、バーコードリーダ装
置26とを備えて構成される。
【0109】ここで、バーコードリーダ装置26は、輸
送用カート10により輸送される被輸送物の商品コード
を読込む商品コード読込手段であるバーコード読込部2
7と、バーコード読込部27の電源のオン・オフを選択
するための電源ボタン28とを備えて構成される。
送用カート10により輸送される被輸送物の商品コード
を読込む商品コード読込手段であるバーコード読込部2
7と、バーコード読込部27の電源のオン・オフを選択
するための電源ボタン28とを備えて構成される。
【0110】次に、このような本無線通信装置2の具体
的な電気的構成について説明する。図11は、本無線通
信装置2の構成の一例を示すブロック図であり、該構成
のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示してい
る。
的な電気的構成について説明する。図11は、本無線通
信装置2の構成の一例を示すブロック図であり、該構成
のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示してい
る。
【0111】図11において本無線通信装置2は、概略
的に、本無線通信装置2の全体を統括的に制御するCP
U等の制御部30と、無線通信を行うアンテナ部3に接
続され無線通信を制御する無線通信部34と、テンキー
部25やバーコードリーダ装置26や表示部21等の入
出力装置に接続される入出力インターフェース部31
と、輸送用カート本体1内の物理量を感知する物理量感
知手段である温度やオゾン濃度や有効塩素濃度等のセン
サ部5と、各種のデータを格納する記憶部33とを備え
て構成されており、これら各部は任意の通信路を介して
通信可能に接続されている。さらに、この本無線通信装
置2は、無線の通信回線を介して、各流通拠点の管理セ
ンター(図示せず)と通信可能に接続されている。
的に、本無線通信装置2の全体を統括的に制御するCP
U等の制御部30と、無線通信を行うアンテナ部3に接
続され無線通信を制御する無線通信部34と、テンキー
部25やバーコードリーダ装置26や表示部21等の入
出力装置に接続される入出力インターフェース部31
と、輸送用カート本体1内の物理量を感知する物理量感
知手段である温度やオゾン濃度や有効塩素濃度等のセン
サ部5と、各種のデータを格納する記憶部33とを備え
て構成されており、これら各部は任意の通信路を介して
通信可能に接続されている。さらに、この本無線通信装
置2は、無線の通信回線を介して、各流通拠点の管理セ
ンター(図示せず)と通信可能に接続されている。
【0112】ここで、図11において、記憶部33は、
固定ディスク装置等のストレージ手段であり、各種処理
に用いる各種のプログラムやテーブルやファイルやデー
タベースやウェブページ用ファイル等を格納する。すな
わち、記憶部33は、希望物理量設定手段にて設定され
た希望物理量を記憶する希望物理量記憶手段や、読込手
段により読込まれた商品コードを記憶する商品コード記
憶手段として機能する。
固定ディスク装置等のストレージ手段であり、各種処理
に用いる各種のプログラムやテーブルやファイルやデー
タベースやウェブページ用ファイル等を格納する。すな
わち、記憶部33は、希望物理量設定手段にて設定され
た希望物理量を記憶する希望物理量記憶手段や、読込手
段により読込まれた商品コードを記憶する商品コード記
憶手段として機能する。
【0113】また、図11において、入出力インターフ
ェース部31は、入力装置や出力装置の制御を行う。こ
こで、出力装置としては、液晶ディスプレイ等のモニタ
の他、スピーカを用いることができる(なお、以下にお
いては出力装置をモニタとして記載する)。また、入力
装置としては、テンキー等のキーボード、ポインティン
グデバイス、および、マイク等を用いることができる。
ェース部31は、入力装置や出力装置の制御を行う。こ
こで、出力装置としては、液晶ディスプレイ等のモニタ
の他、スピーカを用いることができる(なお、以下にお
いては出力装置をモニタとして記載する)。また、入力
装置としては、テンキー等のキーボード、ポインティン
グデバイス、および、マイク等を用いることができる。
【0114】また、図11において、制御部30は、O
S(Operating System)等の制御プロ
グラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、およ
び所要データを格納するための内部メモリを有し、これ
らのプログラム等により、種々の処理を実行するための
情報処理を行う。制御部30は、機能概念的に、希望物
理量設定部35および比較部36とを備えて構成されて
いる。
S(Operating System)等の制御プロ
グラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、およ
び所要データを格納するための内部メモリを有し、これ
らのプログラム等により、種々の処理を実行するための
情報処理を行う。制御部30は、機能概念的に、希望物
理量設定部35および比較部36とを備えて構成されて
いる。
【0115】このうち、希望物理量設定部35は、輸送
用カート本体内で希望される物理量である希望物理量を
設定する希望物理量設定手段である。また、比較部36
は、物理量感知手段にて感知された物理量と希望物理量
記憶手段にて記憶された希望物理量とを比較する比較手
段である。なお、これら各部によって行われる処理の詳
細については、後述する。
用カート本体内で希望される物理量である希望物理量を
設定する希望物理量設定手段である。また、比較部36
は、物理量感知手段にて感知された物理量と希望物理量
記憶手段にて記憶された希望物理量とを比較する比較手
段である。なお、これら各部によって行われる処理の詳
細については、後述する。
【0116】また、図11において、無線通信部34
は、本無線通信装置2と各流通拠点の管理センターとの
間における通信制御を行う。すなわち、無線通信部34
は、他の通信端末と無線通信回線を介してデータを通信
する機能を有し、比較手段の比較結果に従って、当該比
較結果を無線を介して外部に送信する無線通信手段や、
商品コード記憶手段にて記憶された商品コードを無線を
介して外部に送信する商品コード無線通信手段として機
能する。
は、本無線通信装置2と各流通拠点の管理センターとの
間における通信制御を行う。すなわち、無線通信部34
は、他の通信端末と無線通信回線を介してデータを通信
する機能を有し、比較手段の比較結果に従って、当該比
較結果を無線を介して外部に送信する無線通信手段や、
商品コード記憶手段にて記憶された商品コードを無線を
介して外部に送信する商品コード無線通信手段として機
能する。
【0117】上述のように構成された本無線通信装置2
では、まず、各流通拠点における作業者が電源ボタン2
8を押下してバーコードリーダ装置26の電源をオンに
した後、バーコード読込部27により輸送用カート本体
1に収納される各被輸送物の商品コードを読込むと、記
憶部33に各商品コードが格納される。
では、まず、各流通拠点における作業者が電源ボタン2
8を押下してバーコードリーダ装置26の電源をオンに
した後、バーコード読込部27により輸送用カート本体
1に収納される各被輸送物の商品コードを読込むと、記
憶部33に各商品コードが格納される。
【0118】そして、作業者が物理量設定ボタン22を
押下すると、希望物理量設定部35の処理により、作業
者がテンキー部25を用いて所望の希望物理量を設定す
るよう表示部21に所定の情報を表示する。そして、作
業者により指定された希望物理量は記憶部33に格納さ
れる。
押下すると、希望物理量設定部35の処理により、作業
者がテンキー部25を用いて所望の希望物理量を設定す
るよう表示部21に所定の情報を表示する。そして、作
業者により指定された希望物理量は記憶部33に格納さ
れる。
【0119】そして、センサ部5は、輸送用カート本体
1内の物理量を感知し、その現在の物理量を制御部30
に送信すると、制御部30は、比較部36の処理によ
り、記憶部33に格納された希望物理量と現在の物理量
とを比較し、カートコード、比較結果および測定物理量
等を無線通信部34に対して送信する。
1内の物理量を感知し、その現在の物理量を制御部30
に送信すると、制御部30は、比較部36の処理によ
り、記憶部33に格納された希望物理量と現在の物理量
とを比較し、カートコード、比較結果および測定物理量
等を無線通信部34に対して送信する。
【0120】そして、無線通信部34は、カートコー
ド、比較結果および測定物理量等を各種の無線通信によ
り送信する。また、無線通信部34は、現在の物理量が
希望物理量より上昇または下降した場合には、外部の管
理センター等に対して警告等のメッセージを各種の無線
通信により送信する。
ド、比較結果および測定物理量等を各種の無線通信によ
り送信する。また、無線通信部34は、現在の物理量が
希望物理量より上昇または下降した場合には、外部の管
理センター等に対して警告等のメッセージを各種の無線
通信により送信する。
【0121】また、無線通信部34は、各流通拠点の物
流センター用サーバ装置100等からの商品問合せメッ
セージ等を受信した際、または一定時間毎に、記憶部3
3に格納された商品コードを管理センターに対して送信
する。
流センター用サーバ装置100等からの商品問合せメッ
セージ等を受信した際、または一定時間毎に、記憶部3
3に格納された商品コードを管理センターに対して送信
する。
【0122】また、保冷装置(拡張ユニット40)は、
図13に示すように、交換可能な蓄冷材42と、蓄冷材
42を支持するための支持スロット43と、空気の吸い
込み口46と、保冷装置の筐体内で循環した冷気を吹き
出すための電動ファン45と、電動ファンに電力を供給
するためのバッテリー44と、開閉可能な上パネル47
と、保冷装置を輸送用カート本体1に脱着可能に取着す
るための取付部48とを備えて構成される。
図13に示すように、交換可能な蓄冷材42と、蓄冷材
42を支持するための支持スロット43と、空気の吸い
込み口46と、保冷装置の筐体内で循環した冷気を吹き
出すための電動ファン45と、電動ファンに電力を供給
するためのバッテリー44と、開閉可能な上パネル47
と、保冷装置を輸送用カート本体1に脱着可能に取着す
るための取付部48とを備えて構成される。
【0123】また、オゾン霧化装置(拡張ユニット4
0)は、図14に示すように、オゾン霧を発生されるオ
ゾンフォグ発生装置61と、オゾン水給水口63からオ
ゾン水を補給しオゾンフォグ発生装置61にオゾン水を
供給するためのオゾン水タンク62と、オゾン霧化装置
を輸送用カート本体1に脱着可能に取着するための取付
部48とを備えて構成される。
0)は、図14に示すように、オゾン霧を発生されるオ
ゾンフォグ発生装置61と、オゾン水給水口63からオ
ゾン水を補給しオゾンフォグ発生装置61にオゾン水を
供給するためのオゾン水タンク62と、オゾン霧化装置
を輸送用カート本体1に脱着可能に取着するための取付
部48とを備えて構成される。
【0124】ここで、オゾンフォグ発生装置61は、例
えば、特開平11−114390号公報に記載されたオ
ゾンフォグ発生装置のように、オゾン霧を発生させるい
ずれの装置を適用することができる。
えば、特開平11−114390号公報に記載されたオ
ゾンフォグ発生装置のように、オゾン霧を発生させるい
ずれの装置を適用することができる。
【0125】また、オゾン水以外に、例えば、塩素イオ
ンが含まれる水を電気分解して得た次亜塩素酸を含んだ
電解水等の殺菌性や防臭性や防酸化性等を有する機能水
を霧化してもよい。
ンが含まれる水を電気分解して得た次亜塩素酸を含んだ
電解水等の殺菌性や防臭性や防酸化性等を有する機能水
を霧化してもよい。
【0126】さらに、オゾン霧化装置(拡張ユニット4
0)は、冷却したオゾン水または次亜塩素酸を含んだ水
を使用することにより(例えば、オゾン水または次亜塩
素酸を含んだ水を氷にして使用する等)、冷却されたオ
ゾンフォグを発生させて、被輸送物に対する保冷効果を
さらに奏するように構成してもよい。
0)は、冷却したオゾン水または次亜塩素酸を含んだ水
を使用することにより(例えば、オゾン水または次亜塩
素酸を含んだ水を氷にして使用する等)、冷却されたオ
ゾンフォグを発生させて、被輸送物に対する保冷効果を
さらに奏するように構成してもよい。
【0127】また、輸送用カート本体1の下部に挿入す
る輸送機構50は、図12に示すように、輸送機構50
を輸送用カート本体1に脱着可能に固定するための固定
手段である固定部51と、当該輸送機構50に設けた車
輪52を駆動させる駆動手段(図示せず)とを備えて構
成される。
る輸送機構50は、図12に示すように、輸送機構50
を輸送用カート本体1に脱着可能に固定するための固定
手段である固定部51と、当該輸送機構50に設けた車
輪52を駆動させる駆動手段(図示せず)とを備えて構
成される。
【0128】ここで、固定部51は、図12に示すよう
に、水平位置と垂直位置の2点間で回転可能であり、水
平位置のときに輸送機構50は輸送用カート本体1の下
部に挿入され、また、垂直位置のときに輸送用カート本
体1を固定する機能を有する。また、固定部51には、
感圧センサ等が設けられており輸送用カートの移動を感
知する移動感知手段としても機能する。
に、水平位置と垂直位置の2点間で回転可能であり、水
平位置のときに輸送機構50は輸送用カート本体1の下
部に挿入され、また、垂直位置のときに輸送用カート本
体1を固定する機能を有する。また、固定部51には、
感圧センサ等が設けられており輸送用カートの移動を感
知する移動感知手段としても機能する。
【0129】そして、固定部51に設けられた感圧セン
サ等の移動感知手段にて輸送用カート本体1の移動を感
知した場合には、輸送機構50の制御手段(図示せず)
の処理により駆動手段を駆動させる。
サ等の移動感知手段にて輸送用カート本体1の移動を感
知した場合には、輸送機構50の制御手段(図示せず)
の処理により駆動手段を駆動させる。
【0130】(システムの処理)次に、このように構成
された本実施の形態における本システムの処理の一例に
ついて、以下に図15〜図26を参照して詳細に説明す
る。
された本実施の形態における本システムの処理の一例に
ついて、以下に図15〜図26を参照して詳細に説明す
る。
【0131】(物流センターにおけるメイン処理)ま
ず、このように構成された本システムを用いて行われる
本方法としての物流センターにおけるメイン処理の詳細
について図15を参照して説明する。図15は、本実施
形態における本システムの物流センターにおけるメイン
処理の一例を示すフローチャートである。
ず、このように構成された本システムを用いて行われる
本方法としての物流センターにおけるメイン処理の詳細
について図15を参照して説明する。図15は、本実施
形態における本システムの物流センターにおけるメイン
処理の一例を示すフローチャートである。
【0132】まず、物流センターに入荷した商品につい
て図16を用いて後述する入荷処理を行う(ステップS
A−1)。
て図16を用いて後述する入荷処理を行う(ステップS
A−1)。
【0133】ついで、出荷指示に従って、物流センター
内に保管された商品について図17を用いて後述するピ
ッキング処理を行う(ステップSA−2)。
内に保管された商品について図17を用いて後述するピ
ッキング処理を行う(ステップSA−2)。
【0134】最後に、出荷伝票に従って図18を用いて
後述する商品の出荷処理を行う(ステップSA−3)。
これにて、物流センターにおけるメイン処理が終了す
る。
後述する商品の出荷処理を行う(ステップSA−3)。
これにて、物流センターにおけるメイン処理が終了す
る。
【0135】(入荷処理)次に、入荷処理の詳細につい
て図16を参照して説明する。図16は、本実施形態に
おける本システムの入荷処理の一例を示すフローチャー
トである。
て図16を参照して説明する。図16は、本実施形態に
おける本システムの入荷処理の一例を示すフローチャー
トである。
【0136】まず、物流センター用サーバ装置100
は、入荷処理部102aの処理により、商品管理データ
ベース106aを参照して各商品情報について入荷情報
の予定日時を取得し、入庫予定の商品があるか否かを判
断する(ステップSB−1)。
は、入荷処理部102aの処理により、商品管理データ
ベース106aを参照して各商品情報について入荷情報
の予定日時を取得し、入庫予定の商品があるか否かを判
断する(ステップSB−1)。
【0137】入庫予定の商品がある場合には、物流セン
ター用サーバ装置100は、入荷処理部102aの処理
により、当該商品情報をハンディ端末装置200に対し
てダウンロードする(ステップSB−2)。
ター用サーバ装置100は、入荷処理部102aの処理
により、当該商品情報をハンディ端末装置200に対し
てダウンロードする(ステップSB−2)。
【0138】ついで、物流システムの担当者は、ハンデ
ィ端末装置200を用いて、入庫した商品の検品を行う
(ステップSB−3)。
ィ端末装置200を用いて、入庫した商品の検品を行う
(ステップSB−3)。
【0139】ついで、検品した商品を物流センター内の
特定のロケーションに保管する(ステップSB−4)。
特定のロケーションに保管する(ステップSB−4)。
【0140】ついで、担当者のハンディ端末装置200
から、入庫元、入庫日時、保管場所、担当者コード等の
入荷実績情報を物流センター用サーバ装置100に対し
て送信する。物流センター用サーバ装置100は、入荷
処理部102aの処理により、受信した入荷実績情報を
商品管理データベース106aの所定の記憶領域に登録
する(ステップSB−5)。これにて、入荷処理が終了
する。
から、入庫元、入庫日時、保管場所、担当者コード等の
入荷実績情報を物流センター用サーバ装置100に対し
て送信する。物流センター用サーバ装置100は、入荷
処理部102aの処理により、受信した入荷実績情報を
商品管理データベース106aの所定の記憶領域に登録
する(ステップSB−5)。これにて、入荷処理が終了
する。
【0141】(ピッキング処理)次に、ピッキング処理
の詳細について図17を参照して説明する。図17は、
本実施形態における本システムのピッキング処理の一例
を示すフローチャートである。
の詳細について図17を参照して説明する。図17は、
本実施形態における本システムのピッキング処理の一例
を示すフローチャートである。
【0142】まず、物流センター用サーバ装置100に
おいて、店舗に設置されているPOS端末等から商品の
売上情報や自動補充命令等の出荷指示を受信すると(ス
テップSC−1)、ピッキング処理部102bの処理に
より、物流センターの担当者のハンディ端末装置200
に対して、商品コード、保管場所、出荷日付、出荷先等
の情報を含む出荷情報をダウンロードする(ステップS
C−2)。
おいて、店舗に設置されているPOS端末等から商品の
売上情報や自動補充命令等の出荷指示を受信すると(ス
テップSC−1)、ピッキング処理部102bの処理に
より、物流センターの担当者のハンディ端末装置200
に対して、商品コード、保管場所、出荷日付、出荷先等
の情報を含む出荷情報をダウンロードする(ステップS
C−2)。
【0143】ついで、物流センターの担当者は、ハンデ
ィ端末装置200のモニタ261に表示される出荷情報
に基づいて、所定の保管場所から商品をピッキングする
(ステップSC−3)。
ィ端末装置200のモニタ261に表示される出荷情報
に基づいて、所定の保管場所から商品をピッキングする
(ステップSC−3)。
【0144】ついで、ピッキング日付、ピッキングを行
った担当者の担当者コード等のピッキング実績情報をハ
ンディ端末装置200から物流センター用サーバ装置1
00に対して送信する。そして、物流センター用サーバ
装置100は、ピッキング処理部102bの処理によ
り、受信したピッキング実績情報を商品管理データベー
ス106aの所定の記憶領域に登録する(ステップSC
−4)。これにて、ピッキング処理が終了する。
った担当者の担当者コード等のピッキング実績情報をハ
ンディ端末装置200から物流センター用サーバ装置1
00に対して送信する。そして、物流センター用サーバ
装置100は、ピッキング処理部102bの処理によ
り、受信したピッキング実績情報を商品管理データベー
ス106aの所定の記憶領域に登録する(ステップSC
−4)。これにて、ピッキング処理が終了する。
【0145】(出荷処理)次に、出荷処理の詳細につい
て図18を参照して説明する。図18は、本実施形態に
おける本システムの出荷処理の一例を示すフローチャー
トである。
て図18を参照して説明する。図18は、本実施形態に
おける本システムの出荷処理の一例を示すフローチャー
トである。
【0146】まず、物流センター用サーバ装置100
は、出荷処理部102cの処理により、商品管理データ
ベース106aを参照して、出荷伝票を作成し、物流セ
ンターの担当者のハンディ端末装置200に対して送信
する(ステップSD−1)。
は、出荷処理部102cの処理により、商品管理データ
ベース106aを参照して、出荷伝票を作成し、物流セ
ンターの担当者のハンディ端末装置200に対して送信
する(ステップSD−1)。
【0147】ついで、物流センターの担当者は、ハンデ
ィ端末装置200のモニタ261に表示される出荷伝票
に基づいて、上述のようにピッキングされた商品を、輸
送用カート10に移載する(ステップSD−2)。すな
わち、担当者が電源ボタン28を押下してバーコードリ
ーダ装置26の電源をオンにした後、バーコード読込部
27により輸送用カート本体1に収納される各被輸送物
となる商品の商品コードを読込むと、記憶部33に各商
品コードが格納される。
ィ端末装置200のモニタ261に表示される出荷伝票
に基づいて、上述のようにピッキングされた商品を、輸
送用カート10に移載する(ステップSD−2)。すな
わち、担当者が電源ボタン28を押下してバーコードリ
ーダ装置26の電源をオンにした後、バーコード読込部
27により輸送用カート本体1に収納される各被輸送物
となる商品の商品コードを読込むと、記憶部33に各商
品コードが格納される。
【0148】そして、担当者が物理量設定ボタン22を
押下すると、希望物理量設定部35の処理により、作業
者がテンキー部25を用いて所望の希望物理量を設定す
るよう表示部21に所定の情報を表示する。そして、担
当者が希望物理量(適正物理量の上限および下限、なら
びに、危険物理量の上限および下限)を指定すると、指
定された希望物理量は記憶部33に格納される。
押下すると、希望物理量設定部35の処理により、作業
者がテンキー部25を用いて所望の希望物理量を設定す
るよう表示部21に所定の情報を表示する。そして、担
当者が希望物理量(適正物理量の上限および下限、なら
びに、危険物理量の上限および下限)を指定すると、指
定された希望物理量は記憶部33に格納される。
【0149】ついで、担当者が、商品を収容した輸送用
カート10を、出荷先に対応する輸送用車両(例えばト
ラック等)に積み込むと(ステップSD−3)、当該輸
送用カート10の無線通信装置2は、記憶部33に記憶
された被輸送物の商品コード、収容した輸送用カートの
カートコード、輸送用カートを輸送する輸送用車両の車
両コード等の情報を物流センター用サーバ装置100に
対して送信する。
カート10を、出荷先に対応する輸送用車両(例えばト
ラック等)に積み込むと(ステップSD−3)、当該輸
送用カート10の無線通信装置2は、記憶部33に記憶
された被輸送物の商品コード、収容した輸送用カートの
カートコード、輸送用カートを輸送する輸送用車両の車
両コード等の情報を物流センター用サーバ装置100に
対して送信する。
【0150】また、物流センター用サーバ装置100
は、出荷処理部102cの処理により、担当者のハンデ
ィ端末装置200から、出荷日付、出荷先、出荷を行っ
た担当者の担当者コード、収容した輸送用カートのカー
トコード、輸送用カートを輸送する輸送用車両の車両コ
ード等の情報を含む出荷実績情報を受信し、当該出荷実
績情報を商品管理データベース106aの所定の記憶領
域に登録する(ステップSD−4)。
は、出荷処理部102cの処理により、担当者のハンデ
ィ端末装置200から、出荷日付、出荷先、出荷を行っ
た担当者の担当者コード、収容した輸送用カートのカー
トコード、輸送用カートを輸送する輸送用車両の車両コ
ード等の情報を含む出荷実績情報を受信し、当該出荷実
績情報を商品管理データベース106aの所定の記憶領
域に登録する(ステップSD−4)。
【0151】ついで、物流センター用サーバ装置100
は、出荷処理部102cの処理により、輸送用車両に積
み込まれた輸送用カート10の無線通信装置2から受信
した商品コード等の情報と、ハンディ端末装置200か
ら受信した出荷実績情報とを比較して、出荷実績を自動
的にチェックする(ステップSD−5)。これにて、出
荷処理が終了する。
は、出荷処理部102cの処理により、輸送用車両に積
み込まれた輸送用カート10の無線通信装置2から受信
した商品コード等の情報と、ハンディ端末装置200か
ら受信した出荷実績情報とを比較して、出荷実績を自動
的にチェックする(ステップSD−5)。これにて、出
荷処理が終了する。
【0152】(輸送用車両における処理)次に、このよ
うに構成された本実施の形態における本システムの輸送
用車両における処理の一例について、以下に図19〜図
23を参照して詳細に説明する。
うに構成された本実施の形態における本システムの輸送
用車両における処理の一例について、以下に図19〜図
23を参照して詳細に説明する。
【0153】(輸送用車両におけるメイン処理)まず、
このように構成された本システムを用いて行われる本方
法としての輸送用車両におけるメイン処理の詳細につい
て図19を参照して説明する。図19は、本実施形態に
おける本システムの輸送用車両におけるメイン処理の一
例を示すフローチャートである。
このように構成された本システムを用いて行われる本方
法としての輸送用車両におけるメイン処理の詳細につい
て図19を参照して説明する。図19は、本実施形態に
おける本システムの輸送用車両におけるメイン処理の一
例を示すフローチャートである。
【0154】まず、輸送用車両に輸送用カートを積み込
む場合に、図20を用いて後述する積込処理を行う(ス
テップSE−1)。
む場合に、図20を用いて後述する積込処理を行う(ス
テップSE−1)。
【0155】ついで、輸送用車両内に保管された商品に
ついて、図21を用いて後述する物理量測定処理を行う
(ステップSE−2)。
ついて、図21を用いて後述する物理量測定処理を行う
(ステップSE−2)。
【0156】最後に、輸送用車両が行き先に到着した場
合に、図22を用いて後述する商品の到着処理を行う
(ステップSE−3)。これにて、輸送用車両における
メイン処理が終了する。
合に、図22を用いて後述する商品の到着処理を行う
(ステップSE−3)。これにて、輸送用車両における
メイン処理が終了する。
【0157】(積込処理)次に、積込処理の詳細につい
て図20を参照して説明する。図20は、本実施形態に
おける本システムの積込処理の一例を示すフローチャー
トである。
て図20を参照して説明する。図20は、本実施形態に
おける本システムの積込処理の一例を示すフローチャー
トである。
【0158】まず、車両用サーバ装置500は、積込処
理部502aの処理により、当該輸送車両に積み込まれ
た輸送用カートの無線通信装置から、その商品コード情
報を受信する(ステップSF−1)。ここで、商品コー
ド情報には、カートコード、輸送・保管時の希望物理
量、積み込んだ場所、積み込まれた日時である積込日時
等が含まれる。
理部502aの処理により、当該輸送車両に積み込まれ
た輸送用カートの無線通信装置から、その商品コード情
報を受信する(ステップSF−1)。ここで、商品コー
ド情報には、カートコード、輸送・保管時の希望物理
量、積み込んだ場所、積み込まれた日時である積込日時
等が含まれる。
【0159】ついで、車両用サーバ装置500は、積込
処理部502aの処理により、受信した商品コード情報
を輸送用カート管理データベース506aの所定の記憶
領域に登録する(ステップSF−2)。これにて、積込
処理が終了する。
処理部502aの処理により、受信した商品コード情報
を輸送用カート管理データベース506aの所定の記憶
領域に登録する(ステップSF−2)。これにて、積込
処理が終了する。
【0160】(物理量測定処理)次に、物理量測定処理
の詳細について図21を参照して説明する。図21は、
本実施形態における本システムの物理量測定処理の一例
を示すフローチャートである。
の詳細について図21を参照して説明する。図21は、
本実施形態における本システムの物理量測定処理の一例
を示すフローチャートである。
【0161】まず、車両用サーバ装置500において、
物理量測定処理部502bの処理により、一定時間毎に
各無線通信装置2から輸送用カート内の測定物理量を受
信する(ステップSG−1)。
物理量測定処理部502bの処理により、一定時間毎に
各無線通信装置2から輸送用カート内の測定物理量を受
信する(ステップSG−1)。
【0162】ついで、車両用サーバ装置500は、物理
量測定処理部502bの処理により、受信した測定物理
量が、予め積込時に受信して輸送用カート管理データベ
ース506aに登録された希望物理量のうち適正物理量
の範囲であるか否かを判断する(ステップSG−2)。
量測定処理部502bの処理により、受信した測定物理
量が、予め積込時に受信して輸送用カート管理データベ
ース506aに登録された希望物理量のうち適正物理量
の範囲であるか否かを判断する(ステップSG−2)。
【0163】ステップSG−2において、適正物理量の
範囲外であると判断された場合には、車両用サーバ装置
500は、物理量測定処理部502bの処理により、受
信した測定物理量が、予め積込時に受信して輸送用カー
ト管理データベース506aに登録された希望物理量の
うち危険物理量の範囲であるか否かを判断する(ステッ
プSG−3)。
範囲外であると判断された場合には、車両用サーバ装置
500は、物理量測定処理部502bの処理により、受
信した測定物理量が、予め積込時に受信して輸送用カー
ト管理データベース506aに登録された希望物理量の
うち危険物理量の範囲であるか否かを判断する(ステッ
プSG−3)。
【0164】ステップSG−3において、適正物理量の
範囲外であると判断された場合には、車両用サーバ装置
500は、物理量測定処理部502bの処理により、危
険物理量を超過した旨を管理者に通知するアラームを鳴
動したり、また、GPS等を通じて輸送用車両を統合的
に管理する管理センターにその旨を通知したりする(ス
テップSG−4)。
範囲外であると判断された場合には、車両用サーバ装置
500は、物理量測定処理部502bの処理により、危
険物理量を超過した旨を管理者に通知するアラームを鳴
動したり、また、GPS等を通じて輸送用車両を統合的
に管理する管理センターにその旨を通知したりする(ス
テップSG−4)。
【0165】一方、ステップSG−3において、適正物
理量の範囲であると判断された場合には、車両用サーバ
装置500は、物理量測定処理部502bの処理によ
り、適正物理量を超過した旨を管理者に通知するアラー
ムを鳴動したり、また、GPS等を通じて輸送用車両を
統合的に管理する管理センターにその旨を通知したりす
る(ステップSG−5)。
理量の範囲であると判断された場合には、車両用サーバ
装置500は、物理量測定処理部502bの処理によ
り、適正物理量を超過した旨を管理者に通知するアラー
ムを鳴動したり、また、GPS等を通じて輸送用車両を
統合的に管理する管理センターにその旨を通知したりす
る(ステップSG−5)。
【0166】そして、車両用サーバ装置500は、物理
量測定処理部502bの処理により、受信した測定物理
量を輸送用カート管理データベース506aの所定の記
憶領域に登録して、測定物理量を更新する(ステップS
G−6)。これにて、物理量測定処理が終了する。
量測定処理部502bの処理により、受信した測定物理
量を輸送用カート管理データベース506aの所定の記
憶領域に登録して、測定物理量を更新する(ステップS
G−6)。これにて、物理量測定処理が終了する。
【0167】(到着処理)次に、到着処理の詳細につい
て図22を参照して説明する。図22は、本実施形態に
おける本システムの到着処理の一例を示すフローチャー
トである。
て図22を参照して説明する。図22は、本実施形態に
おける本システムの到着処理の一例を示すフローチャー
トである。
【0168】まず、車両用サーバ装置500は、到着処
理部502cの処理により、輸送用車両が行き先に到着
した場合には、輸送用カート管理データベース506a
を参照して、収容した輸送用カートのうち行き先に到着
したものを抽出し、抽出された全ての輸送用カートが積
み降ろされたか否かをチェックする。すなわち、無線通
信装置2から送信される商品コードをチェックして、行
き先に到着した輸送用カートが全て積み降ろされている
ことを確認する。
理部502cの処理により、輸送用車両が行き先に到着
した場合には、輸送用カート管理データベース506a
を参照して、収容した輸送用カートのうち行き先に到着
したものを抽出し、抽出された全ての輸送用カートが積
み降ろされたか否かをチェックする。すなわち、無線通
信装置2から送信される商品コードをチェックして、行
き先に到着した輸送用カートが全て積み降ろされている
ことを確認する。
【0169】そして、車両用サーバ装置500は、積み
降ろした輸送用カートについて、到着日時等を輸送用カ
ート管理データベース506aに登録する(ステップS
L−1)。
降ろした輸送用カートについて、到着日時等を輸送用カ
ート管理データベース506aに登録する(ステップS
L−1)。
【0170】そして、車両用サーバ装置500は、輸送
用カート管理データベース506aに蓄積された輸送用
カートの測定物理量を取得して、時系列にリストの集計
を行う(ステップSL−2)。
用カート管理データベース506aに蓄積された輸送用
カートの測定物理量を取得して、時系列にリストの集計
を行う(ステップSL−2)。
【0171】そして、車両用サーバ装置500は、集計
したリストを出力する(ステップSL−3)。ここで、
図23は、出力されたリストの一例を示す図である。出
力されたリストは、図23に示すように、測定物理量の
時間ごとの変化を表示する。これにて、到着処理が終了
する。
したリストを出力する(ステップSL−3)。ここで、
図23は、出力されたリストの一例を示す図である。出
力されたリストは、図23に示すように、測定物理量の
時間ごとの変化を表示する。これにて、到着処理が終了
する。
【0172】(店舗における処理)次に、このように構
成された本実施の形態における本システムの店舗におけ
る処理の一例について、以下に図24〜図26を参照し
て詳細に説明する。
成された本実施の形態における本システムの店舗におけ
る処理の一例について、以下に図24〜図26を参照し
て詳細に説明する。
【0173】(店舗におけるメイン処理)まず、このよ
うに構成された本システムを用いて行われる本方法とし
ての店舗におけるメイン処理の詳細について図24を参
照して説明する。図24は、本実施形態における本シス
テムの店舗におけるメイン処理の一例を示すフローチャ
ートである。
うに構成された本システムを用いて行われる本方法とし
ての店舗におけるメイン処理の詳細について図24を参
照して説明する。図24は、本実施形態における本シス
テムの店舗におけるメイン処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【0174】まず、店舗に入荷した商品について図25
を用いて後述する入荷処理を行う(ステップSH−
1)。
を用いて後述する入荷処理を行う(ステップSH−
1)。
【0175】ついで、入荷された商品について各輸送用
カート毎にバックヤードで保管するために、図26を用
いて後述するバックヤード管理処理を行う(ステップS
H−2)。これにて、店舗におけるメイン処理が終了す
る。
カート毎にバックヤードで保管するために、図26を用
いて後述するバックヤード管理処理を行う(ステップS
H−2)。これにて、店舗におけるメイン処理が終了す
る。
【0176】(入荷処理)次に、入荷処理の詳細につい
て図25を参照して説明する。図25は、本実施形態に
おける本システムの入荷処理の一例を示すフローチャー
トである。
て図25を参照して説明する。図25は、本実施形態に
おける本システムの入荷処理の一例を示すフローチャー
トである。
【0177】まず、店舗用サーバ装置700は、入荷処
理部702aの処理により、商品管理データベース70
6aを参照して各商品情報について入荷情報の予定日時
を取得し、入庫予定の商品があるか否かを判断する(ス
テップSJ−1)。
理部702aの処理により、商品管理データベース70
6aを参照して各商品情報について入荷情報の予定日時
を取得し、入庫予定の商品があるか否かを判断する(ス
テップSJ−1)。
【0178】入庫予定の商品がある場合には、店舗用サ
ーバ装置700は、入荷処理部702aの処理により、
当該商品情報をハンディ端末装置200に対してダウン
ロードする(ステップSJ−2)。
ーバ装置700は、入荷処理部702aの処理により、
当該商品情報をハンディ端末装置200に対してダウン
ロードする(ステップSJ−2)。
【0179】ついで、物流システムの担当者は、ハンデ
ィ端末装置200を用いて、入庫した商品の検品を行う
(ステップSJ−3)。
ィ端末装置200を用いて、入庫した商品の検品を行う
(ステップSJ−3)。
【0180】ついで、担当者のハンディ端末装置200
から、入庫元、入庫日時、担当者コード等の入荷実績情
報を店舗用サーバ装置700に対して送信する。店舗用
サーバ装置700は、入荷処理部702aの処理によ
り、受信した入荷実績情報を商品管理データベース70
6aの所定の記憶領域に登録する(ステップSJ−
4)。これにて、入荷処理が終了する。
から、入庫元、入庫日時、担当者コード等の入荷実績情
報を店舗用サーバ装置700に対して送信する。店舗用
サーバ装置700は、入荷処理部702aの処理によ
り、受信した入荷実績情報を商品管理データベース70
6aの所定の記憶領域に登録する(ステップSJ−
4)。これにて、入荷処理が終了する。
【0181】(バックヤード管理処理)次に、バックヤ
ード管理処理の詳細について図26を参照して説明す
る。図26は、本実施形態における本システムのバック
ヤード管理処理の一例を示すフローチャートである。
ード管理処理の詳細について図26を参照して説明す
る。図26は、本実施形態における本システムのバック
ヤード管理処理の一例を示すフローチャートである。
【0182】まず、店舗用サーバ装置700において、
入荷実績情報を格納すると、バックヤード管理処理部7
02bの処理により、当該商品の希望物理量等から当該
輸送用カートを保管するバックヤードゾーンを指定し
て、担当者のハンディ端末装置200に対してバックヤ
ードゾーンを通知する(ステップSK−1)。
入荷実績情報を格納すると、バックヤード管理処理部7
02bの処理により、当該商品の希望物理量等から当該
輸送用カートを保管するバックヤードゾーンを指定し
て、担当者のハンディ端末装置200に対してバックヤ
ードゾーンを通知する(ステップSK−1)。
【0183】ついで、店舗の担当者は、ハンディ端末装
置200のモニタ261に表示されるバックヤードゾー
ンに基づいて、所定のバックヤードゾーンに輸送用カー
トを移送して保管する。そして、輸送用カート10の無
線通信装置2は、輸送用カート本体内の物理量を感知
し、感知された物理量と記憶された希望物理量とを比較
し、比較結果に従って、比較結果を無線を介して外部に
送信する。
置200のモニタ261に表示されるバックヤードゾー
ンに基づいて、所定のバックヤードゾーンに輸送用カー
トを移送して保管する。そして、輸送用カート10の無
線通信装置2は、輸送用カート本体内の物理量を感知
し、感知された物理量と記憶された希望物理量とを比較
し、比較結果に従って、比較結果を無線を介して外部に
送信する。
【0184】ついで、店舗用サーバ装置700は、バッ
クヤード管理処理部702bの処理により、輸送用カー
ト10の無線通信装置2が発信する比較結果や測定物理
量を受信して、比較結果が適正物理量または危険物理量
を超過している場合には、ブザー鳴動等を行って、店舗
用サーバ装置700の管理者にその旨を通知する。
クヤード管理処理部702bの処理により、輸送用カー
ト10の無線通信装置2が発信する比較結果や測定物理
量を受信して、比較結果が適正物理量または危険物理量
を超過している場合には、ブザー鳴動等を行って、店舗
用サーバ装置700の管理者にその旨を通知する。
【0185】また、店舗用サーバ装置700は、バック
ヤード管理処理部702bの処理により、受信した比較
結果や測定物理量等の情報を商品管理データベース70
6aの所定の記憶領域に格納する(ステップSK−
2)。これにて、バックヤード管理処理が終了する。
ヤード管理処理部702bの処理により、受信した比較
結果や測定物理量等の情報を商品管理データベース70
6aの所定の記憶領域に格納する(ステップSK−
2)。これにて、バックヤード管理処理が終了する。
【0186】(他の実施の形態)さて、これまで本発明
の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した
実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技
術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて
実施されてよいものである。
の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した
実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技
術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて
実施されてよいものである。
【0187】例えば、上述した実施例において、ハンデ
ィ端末装置200のモニタに表示される各種の画面情報
は、特記しない限り物流センター用サーバ装置100が
作成してハンディ端末装置200に送信している場合を
一例に説明するが、本発明はこの場合に限定されるもの
ではなく、ハンディ端末装置200の記憶部に予め画面
情報を格納しておき、ハンディ端末装置200の制御部
の制御により必要な画面情報を適宜読み出して表示して
もよい。
ィ端末装置200のモニタに表示される各種の画面情報
は、特記しない限り物流センター用サーバ装置100が
作成してハンディ端末装置200に送信している場合を
一例に説明するが、本発明はこの場合に限定されるもの
ではなく、ハンディ端末装置200の記憶部に予め画面
情報を格納しておき、ハンディ端末装置200の制御部
の制御により必要な画面情報を適宜読み出して表示して
もよい。
【0188】また、実施形態において説明した各処理の
うち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部
または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動
的に行われるものとして説明した処理の全部または一部
を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上
記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的
名称、各種の登録データや検索条件等のパラメータを含
む情報、画面例、データベース構成については、特記す
る場合を除いて任意に変更することができる。
うち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部
または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動
的に行われるものとして説明した処理の全部または一部
を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上
記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的
名称、各種の登録データや検索条件等のパラメータを含
む情報、画面例、データベース構成については、特記す
る場合を除いて任意に変更することができる。
【0189】また、物流センター用サーバ装置100に
関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、
必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要し
ない。例えば、物流センター用サーバ装置100の各サ
ーバが備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理
機能については、その全部または任意の一部を、CPU
(Central Processing Unit)
および当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実
現することができ、あるいは、ワイヤードロジックによ
るハードウェアとして実現することも可能である。な
お、プログラムは、後述する記録媒体に記録されてお
り、必要に応じて物流センター用サーバ装置100に機
械的に読み取られる。
関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、
必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要し
ない。例えば、物流センター用サーバ装置100の各サ
ーバが備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理
機能については、その全部または任意の一部を、CPU
(Central Processing Unit)
および当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実
現することができ、あるいは、ワイヤードロジックによ
るハードウェアとして実現することも可能である。な
お、プログラムは、後述する記録媒体に記録されてお
り、必要に応じて物流センター用サーバ装置100に機
械的に読み取られる。
【0190】また、物流センター用サーバ装置100
は、さらなる構成要素として、マウス等の各種ポインテ
ィングデバイスやキーボードやイメージスキャナやデジ
タイザ等から成る入力装置(図示せず)、入力データの
モニタに用いる表示装置(図示せず)、システムクロッ
クを発生させるクロック発生部(図示せず)、および、
各種処理結果その他のデータを出力するプリンタ等の出
力装置(図示せず)を備えてもよく、また、入力装置、
表示装置および出力装置は、それぞれ入出力インターフ
ェースを介して制御部102に接続されてもよい。
は、さらなる構成要素として、マウス等の各種ポインテ
ィングデバイスやキーボードやイメージスキャナやデジ
タイザ等から成る入力装置(図示せず)、入力データの
モニタに用いる表示装置(図示せず)、システムクロッ
クを発生させるクロック発生部(図示せず)、および、
各種処理結果その他のデータを出力するプリンタ等の出
力装置(図示せず)を備えてもよく、また、入力装置、
表示装置および出力装置は、それぞれ入出力インターフ
ェースを介して制御部102に接続されてもよい。
【0191】記憶部に格納される各種のデータベース
(商品管理データベース106a)は、RAM、ROM
等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装
置、フレキシブルディスク、光ディスク等のストレージ
手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種
のプログラムやテーブルやファイルやデータベースやウ
ェブページ用ファイル等を格納する。
(商品管理データベース106a)は、RAM、ROM
等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装
置、フレキシブルディスク、光ディスク等のストレージ
手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種
のプログラムやテーブルやファイルやデータベースやウ
ェブページ用ファイル等を格納する。
【0192】また、物流センター用サーバ装置100
は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーショ
ン等の情報処理端末等の情報処理装置にプリンタやモニ
タやイメージスキャナ等の周辺装置を接続し、該情報処
理装置に本発明の方法を実現させるソフトウェア(プロ
グラム、データ等を含む)を実装することにより実現し
てもよい。
は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーショ
ン等の情報処理端末等の情報処理装置にプリンタやモニ
タやイメージスキャナ等の周辺装置を接続し、該情報処
理装置に本発明の方法を実現させるソフトウェア(プロ
グラム、データ等を含む)を実装することにより実現し
てもよい。
【0193】さらに、物流センター用サーバ装置100
の分散・統合の具合的形態は図示のものに限られず、そ
の全部または一部を、各種の負荷等に応じた任意の単位
で、機能的または物理的に分散・統合して構成すること
ができる。例えば、各データベースを独立したデータベ
ース装置として独立に構成してもよく、また、処理の一
部をCGI(Common Gateway Inte
rface)を用いて実現してもよい。
の分散・統合の具合的形態は図示のものに限られず、そ
の全部または一部を、各種の負荷等に応じた任意の単位
で、機能的または物理的に分散・統合して構成すること
ができる。例えば、各データベースを独立したデータベ
ース装置として独立に構成してもよく、また、処理の一
部をCGI(Common Gateway Inte
rface)を用いて実現してもよい。
【0194】また、ハンディ端末装置200は、既知の
携帯型パーソナルコンピュータ、家庭用ゲーム装置、イ
ンターネットTV、PHS端末、携帯端末、移動体通信
端末またはPDA等の情報処理端末等の情報処理装置に
プリンタやモニタやイメージスキャナ等の周辺装置を必
要に応じて接続し、該情報処理装置にウェブ情報のブラ
ウジング機能や電子メール機能を実現させるソフトウェ
ア(プログラム、データ等を含む)を実装することによ
り実現してもよい。
携帯型パーソナルコンピュータ、家庭用ゲーム装置、イ
ンターネットTV、PHS端末、携帯端末、移動体通信
端末またはPDA等の情報処理端末等の情報処理装置に
プリンタやモニタやイメージスキャナ等の周辺装置を必
要に応じて接続し、該情報処理装置にウェブ情報のブラ
ウジング機能や電子メール機能を実現させるソフトウェ
ア(プログラム、データ等を含む)を実装することによ
り実現してもよい。
【0195】このハンディ端末装置200の制御部は、
その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPU
にて解釈実行されるプログラムにて実現することができ
る。すなわち、ROMまたはHDには、OS(Oper
ating System)と協働してCPUに命令を
与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが
記録されている。このコンピュータプログラムは、RA
Mにロードされることによって実行され、CPUと協働
して制御部を構成する。
その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPU
にて解釈実行されるプログラムにて実現することができ
る。すなわち、ROMまたはHDには、OS(Oper
ating System)と協働してCPUに命令を
与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが
記録されている。このコンピュータプログラムは、RA
Mにロードされることによって実行され、CPUと協働
して制御部を構成する。
【0196】しかしながら、このコンピュータプログラ
ムは、ハンディ端末装置200に対して任意のネットワ
ークを介して接続されたアプリケーションプログラムサ
ーバに記録されてもよく、必要に応じてその全部または
一部をダウンロードすることも可能である。このあるい
は、各制御部の全部または任意の一部を、ワイヤードロ
ジック等によるハードウェアとして実現することも可能
である。
ムは、ハンディ端末装置200に対して任意のネットワ
ークを介して接続されたアプリケーションプログラムサ
ーバに記録されてもよく、必要に応じてその全部または
一部をダウンロードすることも可能である。このあるい
は、各制御部の全部または任意の一部を、ワイヤードロ
ジック等によるハードウェアとして実現することも可能
である。
【0197】また、本発明にかかるプログラムを、コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に格納することもでき
る。ここで、この「記録媒体」とは、フロッピー(登録
商標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、EPRO
M、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD等の任
意の「可搬用の物理媒体」や、各種コンピュータシステ
ムに内蔵されるROM、RAM、HD等の任意の「固定
用の物理媒体」、あるいは、LAN、WAN、インター
ネットに代表されるネットワークを介してプログラムを
送信する場合の通信回線や搬送波のように、短期にプロ
グラムを保持する「通信媒体」を含むものとする。
ピュータ読み取り可能な記録媒体に格納することもでき
る。ここで、この「記録媒体」とは、フロッピー(登録
商標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、EPRO
M、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD等の任
意の「可搬用の物理媒体」や、各種コンピュータシステ
ムに内蔵されるROM、RAM、HD等の任意の「固定
用の物理媒体」、あるいは、LAN、WAN、インター
ネットに代表されるネットワークを介してプログラムを
送信する場合の通信回線や搬送波のように、短期にプロ
グラムを保持する「通信媒体」を含むものとする。
【0198】また、「プログラム」とは、任意の言語や
記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソース
コードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、
「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限
られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成
されるものや、OS(Operating Syste
m)に代表される別個のプログラムと協働してその機能
を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各
装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、
読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手
順等については、周知の構成や手順を用いることができ
る。
記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソース
コードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、
「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限
られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成
されるものや、OS(Operating Syste
m)に代表される別個のプログラムと協働してその機能
を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各
装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、
読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手
順等については、周知の構成や手順を用いることができ
る。
【0199】また、ネットワーク300は、物流センタ
ー用サーバ装置100とハンディ端末装置200と無線
通信装置2とを相互に接続する機能を有し、例えば、イ
ンターネットや、イントラネットや、LAN(有線/無
線の双方を含む)や、VANや、パソコン通信網や、公
衆電話網(アナログ/デジタルの双方を含む)や、専用
回線網(アナログ/デジタルの双方を含む)や、CAT
V網や、IMT2000方式、GSM方式またはPDC
/PDC―P方式等の携帯回線交換網/携帯パケット交
換網や、無線呼出網や、Bluetooth等の局所無
線網や、PHS網や、CS、BSまたはISDB等の衛
星通信網等のうちいずれかを含んでもよい。すなわち、
本システムは、有線・無線を問わず任意のネットワーク
を介して、各種データを送受信することができる。
ー用サーバ装置100とハンディ端末装置200と無線
通信装置2とを相互に接続する機能を有し、例えば、イ
ンターネットや、イントラネットや、LAN(有線/無
線の双方を含む)や、VANや、パソコン通信網や、公
衆電話網(アナログ/デジタルの双方を含む)や、専用
回線網(アナログ/デジタルの双方を含む)や、CAT
V網や、IMT2000方式、GSM方式またはPDC
/PDC―P方式等の携帯回線交換網/携帯パケット交
換網や、無線呼出網や、Bluetooth等の局所無
線網や、PHS網や、CS、BSまたはISDB等の衛
星通信網等のうちいずれかを含んでもよい。すなわち、
本システムは、有線・無線を問わず任意のネットワーク
を介して、各種データを送受信することができる。
【0200】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、輸送用カートの無線通信装置は、輸送用カートに
より輸送される被輸送物の商品コードを読込み、読込ま
れた商品コードを記憶し、記憶された商品コードを無線
を介して外部に送信する。また、物流センター用商品情
報処理装置は、携帯情報端末装置に対して、輸送用カー
トにより輸送される被輸送物の商品コードを含む出荷情
報を送信し、無線通信装置から送信された商品コードを
受信し、出荷情報と比較して出荷実績をチェックするの
で、輸送用カートに収容された被輸送物が、出荷情報と
一致しているかを自動的にチェックすることができる統
合物流システムを提供することができる。
れば、輸送用カートの無線通信装置は、輸送用カートに
より輸送される被輸送物の商品コードを読込み、読込ま
れた商品コードを記憶し、記憶された商品コードを無線
を介して外部に送信する。また、物流センター用商品情
報処理装置は、携帯情報端末装置に対して、輸送用カー
トにより輸送される被輸送物の商品コードを含む出荷情
報を送信し、無線通信装置から送信された商品コードを
受信し、出荷情報と比較して出荷実績をチェックするの
で、輸送用カートに収容された被輸送物が、出荷情報と
一致しているかを自動的にチェックすることができる統
合物流システムを提供することができる。
【0201】また、これにより、物流センターにおける
入出庫作業時間の短縮を図ることができ、かつ、迅速か
つ正確な商品流通量を把握することができるようにな
る。
入出庫作業時間の短縮を図ることができ、かつ、迅速か
つ正確な商品流通量を把握することができるようにな
る。
【0202】すなわち、物流センターにおいて、無線通
信装置から発信される商品コードを受信する物流センタ
ー用サーバ装置を設けることにより、各輸送カートごと
に商品の流通管理を一括して行うことが可能になる。ま
た、事前に輸送される商品に関する情報を入手すること
により、物流センターによる迅速かつ正確な商品流通量
の把握ができるようになる。
信装置から発信される商品コードを受信する物流センタ
ー用サーバ装置を設けることにより、各輸送カートごと
に商品の流通管理を一括して行うことが可能になる。ま
た、事前に輸送される商品に関する情報を入手すること
により、物流センターによる迅速かつ正確な商品流通量
の把握ができるようになる。
【0203】また、車両用商品情報処理装置は、無線通
信装置から送信された商品コードを受信し、輸送用車両
に積み込まれた被輸送物の商品コードを格納し、積み込
まれた輸送用カートが指定の到着場所に到着したかを管
理するので、輸送用カートに収容された被輸送物が、出
荷情報と一致しているかを自動的にチェックすることが
できるようになる。これにより、輸送用車両における入
出庫作業時間の短縮を図ることができ、かつ、迅速かつ
正確な商品流通量を把握することができるようになる。
信装置から送信された商品コードを受信し、輸送用車両
に積み込まれた被輸送物の商品コードを格納し、積み込
まれた輸送用カートが指定の到着場所に到着したかを管
理するので、輸送用カートに収容された被輸送物が、出
荷情報と一致しているかを自動的にチェックすることが
できるようになる。これにより、輸送用車両における入
出庫作業時間の短縮を図ることができ、かつ、迅速かつ
正確な商品流通量を把握することができるようになる。
【0204】すなわち、輸送用車両において、輸送用カ
ートの無線通信装置から発信される商品コードを受信す
る車両用サーバ装置を設けることにより、各輸送カート
ごとに商品の流通管理を一括して行うことが可能にな
り、また、輸送用車両による迅速かつ正確な商品流通量
の把握ができるようになる。
ートの無線通信装置から発信される商品コードを受信す
る車両用サーバ装置を設けることにより、各輸送カート
ごとに商品の流通管理を一括して行うことが可能にな
り、また、輸送用車両による迅速かつ正確な商品流通量
の把握ができるようになる。
【0205】また、商品コードとして、商品の製造日
や、商品数量や、賞味期限や、希望物理量や、出荷日
や、到着場所に関する情報を商品に付与されるバーコー
ドの情報に付加し、当該無線通信装置のバーコードリー
ダ装置によって読込むことにより、入荷、出荷、保管、
回収等についても本発明のシステムにおいて自動的に管
理することが可能となる。
や、商品数量や、賞味期限や、希望物理量や、出荷日
や、到着場所に関する情報を商品に付与されるバーコー
ドの情報に付加し、当該無線通信装置のバーコードリー
ダ装置によって読込むことにより、入荷、出荷、保管、
回収等についても本発明のシステムにおいて自動的に管
理することが可能となる。
【0206】また、別々の到着場所が指定された複数の
輸送用カートを一つの輸送用車両を用いて輸送する場合
に、到着場所で全ての該当する輸送用カートを積み降ろ
したか否かを自動的にチェックすることができるように
なる。
輸送用カートを一つの輸送用車両を用いて輸送する場合
に、到着場所で全ての該当する輸送用カートを積み降ろ
したか否かを自動的にチェックすることができるように
なる。
【0207】また、店舗の担当者の携帯情報端末装置
は、無線通信装置から送信された商品コードを受信し、
入荷した商品の検品を行い、受信した商品コードを店舗
用商品情報処理装置に送信する。また、店舗用商品情報
処理装置は、携帯情報端末装置から送信された商品コー
ドを受信して格納するので、輸送用カートに収容された
被輸送物が、入荷情報と一致しているかを自動的にチェ
ックすることができるようになる。これにより、店舗に
おける入出庫作業時間の短縮を図ることができ、かつ、
迅速かつ正確な商品流通量を把握することができるよう
になる。
は、無線通信装置から送信された商品コードを受信し、
入荷した商品の検品を行い、受信した商品コードを店舗
用商品情報処理装置に送信する。また、店舗用商品情報
処理装置は、携帯情報端末装置から送信された商品コー
ドを受信して格納するので、輸送用カートに収容された
被輸送物が、入荷情報と一致しているかを自動的にチェ
ックすることができるようになる。これにより、店舗に
おける入出庫作業時間の短縮を図ることができ、かつ、
迅速かつ正確な商品流通量を把握することができるよう
になる。
【0208】すなわち、店舗において、無線通信装置か
ら発信される商品コードを受信する携帯情報端末装置
と、その商品コードを格納する店舗用商品情報処理装置
を設けることにより、各輸送カートごとに商品の流通管
理を一括して行うことが可能になる。また、事前に輸送
される商品に関する情報を入手することにより、店舗に
よる迅速かつ正確な商品流通量の把握ができるようにな
る。
ら発信される商品コードを受信する携帯情報端末装置
と、その商品コードを格納する店舗用商品情報処理装置
を設けることにより、各輸送カートごとに商品の流通管
理を一括して行うことが可能になる。また、事前に輸送
される商品に関する情報を入手することにより、店舗に
よる迅速かつ正確な商品流通量の把握ができるようにな
る。
【0209】また、物流が完了した時点で、無線通信装
置を取り外して、再利用することが容易にできるように
なり、経済効率を上げることができるようになる。
置を取り外して、再利用することが容易にできるように
なり、経済効率を上げることができるようになる。
【0210】また、本発明によれば、商品コードはバー
コードであり、商品コード読込手段はバーコードリーダ
装置により被輸送物の商品コードを読込むので、一般的
に商品に付加されているバーコードのJANコード等を
用いた商品管理や流通管理を行うことができる。
コードであり、商品コード読込手段はバーコードリーダ
装置により被輸送物の商品コードを読込むので、一般的
に商品に付加されているバーコードのJANコード等を
用いた商品管理や流通管理を行うことができる。
【0211】また、既存のJANコードを用いた受発注
システムや決算システムや流通管理システムとの連携・
連動を図ることが可能となり、既存システムとの親和性
をより高めることができる。
システムや決算システムや流通管理システムとの連携・
連動を図ることが可能となり、既存システムとの親和性
をより高めることができる。
【0212】また、各商品に無線タグを設ける場合と比
較して、本発明のシステムにおいては各輸送用カートご
とに無線タグを設けるため、費用対効果の高いシステム
を構築することができるようになる。
較して、本発明のシステムにおいては各輸送用カートご
とに無線タグを設けるため、費用対効果の高いシステム
を構築することができるようになる。
【0213】また、商品コードとして、商品の製造日
や、商品数量や、賞味期限や、温度情報や、オゾン濃度
情報や、出荷日に関する情報を商品に付与されるバーコ
ードの情報に付加し、当該無線通信装置のバーコードリ
ーダ装置により読込むことにより、入荷、出荷、保管、
回収等についても本発明のシステムにおいて自動的に管
理することが可能となる。
や、商品数量や、賞味期限や、温度情報や、オゾン濃度
情報や、出荷日に関する情報を商品に付与されるバーコ
ードの情報に付加し、当該無線通信装置のバーコードリ
ーダ装置により読込むことにより、入荷、出荷、保管、
回収等についても本発明のシステムにおいて自動的に管
理することが可能となる。
【0214】また、本発明によれば、無線通信装置は、
輸送用カート本体内で希望される物理量である希望物理
量を設定し、設定された希望物理量を記憶し、輸送用カ
ート本体内の物理量を感知し、感知された物理量と記憶
された希望物理量とを比較し、比較結果に従って、比較
結果を無線を介して外部に送信するので、各流通拠点に
おいて輸送カートごとに商品の物理量を管理することが
できるようになる。
輸送用カート本体内で希望される物理量である希望物理
量を設定し、設定された希望物理量を記憶し、輸送用カ
ート本体内の物理量を感知し、感知された物理量と記憶
された希望物理量とを比較し、比較結果に従って、比較
結果を無線を介して外部に送信するので、各流通拠点に
おいて輸送カートごとに商品の物理量を管理することが
できるようになる。
【0215】また、物理量が希望していた値より上昇ま
たは下降した場合には、外部に対して警告等のメッセー
ジを各種の無線通信により送信することができるように
なる。すなわち、物流センターにおいて、当該無線通信
装置から発信されるメッセージを受信する物流センター
用サーバ装置を設けることにより、各輸送カートごとの
物理量の管理を一括して行うことが可能になる。
たは下降した場合には、外部に対して警告等のメッセー
ジを各種の無線通信により送信することができるように
なる。すなわち、物流センターにおいて、当該無線通信
装置から発信されるメッセージを受信する物流センター
用サーバ装置を設けることにより、各輸送カートごとの
物理量の管理を一括して行うことが可能になる。
【0216】また、本発明によれば、物理量は、温度、
オゾン濃度または有効塩素濃度のうち少なくとも一つで
あるので、各流通拠点において輸送カートごとに商品の
温度やオゾン濃度や有効塩素濃度を管理することができ
るようになる。
オゾン濃度または有効塩素濃度のうち少なくとも一つで
あるので、各流通拠点において輸送カートごとに商品の
温度やオゾン濃度や有効塩素濃度を管理することができ
るようになる。
【0217】また、温度やオゾン濃度や有効塩素濃度が
希望していた値より上昇または下降した場合には、外部
に対して警告等のメッセージを各種の無線通信により送
信することができるようになる。すなわち、各拠点にお
いて、当該無線通信装置から発信されるメッセージを受
信する物流センター用サーバ装置を設けることにより、
各輸送カートごとの温度やオゾン濃度や有効塩素濃度の
管理を一括して行うことが可能になる。
希望していた値より上昇または下降した場合には、外部
に対して警告等のメッセージを各種の無線通信により送
信することができるようになる。すなわち、各拠点にお
いて、当該無線通信装置から発信されるメッセージを受
信する物流センター用サーバ装置を設けることにより、
各輸送カートごとの温度やオゾン濃度や有効塩素濃度の
管理を一括して行うことが可能になる。
【0218】また、本発明によれば、無線通信装置は、
輸送用カート本体に当該無線通信装置を脱着可能に取着
するための取着部をさらに備えたので、この無線通信装
置を輸送用カート本体に自由に取り外したり、取り付け
たりすることができるようになるため、温度等の管理が
必要な商品を移動するための輸送用カートを作業員が自
由に選択し、任意に無線通信装置を取り付けることが可
能となる。
輸送用カート本体に当該無線通信装置を脱着可能に取着
するための取着部をさらに備えたので、この無線通信装
置を輸送用カート本体に自由に取り外したり、取り付け
たりすることができるようになるため、温度等の管理が
必要な商品を移動するための輸送用カートを作業員が自
由に選択し、任意に無線通信装置を取り付けることが可
能となる。
【0219】また、無線通信装置を自由に輸送用カート
から取り外すことができるようになるため、無線通信装
置のメンテナンス等の作業が簡単になる。さらに、無線
通信装置を再利用することが容易となる。
から取り外すことができるようになるため、無線通信装
置のメンテナンス等の作業が簡単になる。さらに、無線
通信装置を再利用することが容易となる。
【0220】また、本発明によれば、被輸送物を保冷す
るための保冷装置を輸送用カート本体に脱着可能に取着
したので、各輸送用カートごとに希望の温度を維持する
ことが可能になる。
るための保冷装置を輸送用カート本体に脱着可能に取着
したので、各輸送用カートごとに希望の温度を維持する
ことが可能になる。
【0221】また、保冷装置は輸送用カート本体に自由
に取り外したり、取り付けたりすることができるように
なるため、温度の管理が必要な商品を移動するための輸
送用カートを作業員が自由に選択し、任意に保冷装置を
取り付けることが可能となる。
に取り外したり、取り付けたりすることができるように
なるため、温度の管理が必要な商品を移動するための輸
送用カートを作業員が自由に選択し、任意に保冷装置を
取り付けることが可能となる。
【0222】また、保冷装置を自由に輸送用カートから
取り外すことができるようになるため、保冷装置のメン
テナンス等の作業が簡単になる。
取り外すことができるようになるため、保冷装置のメン
テナンス等の作業が簡単になる。
【0223】また、本発明によれば、被輸送物にオゾン
ガスまたは次亜塩素酸を噴霧するためのオゾンまたは次
亜塩素酸霧化装置を輸送用カート本体に脱着可能に取着
したので、各輸送用カートごとに希望のオゾン濃度また
は有効塩素濃度を維持することが可能になる。
ガスまたは次亜塩素酸を噴霧するためのオゾンまたは次
亜塩素酸霧化装置を輸送用カート本体に脱着可能に取着
したので、各輸送用カートごとに希望のオゾン濃度また
は有効塩素濃度を維持することが可能になる。
【0224】また、オゾンまたは次亜塩素酸霧化装置は
輸送用カート本体に自由に取り外したり、取り付けたり
することができるようになるため、オゾン濃度の管理が
必要な商品を移動するための輸送用カートを作業員が自
由に選択し、任意にオゾンまたは次亜塩素酸霧化装置を
取り付けることが可能となる。
輸送用カート本体に自由に取り外したり、取り付けたり
することができるようになるため、オゾン濃度の管理が
必要な商品を移動するための輸送用カートを作業員が自
由に選択し、任意にオゾンまたは次亜塩素酸霧化装置を
取り付けることが可能となる。
【0225】また、オゾンまたは次亜塩素酸霧化装置を
自由に輸送用カートから取り外すことができるようにな
るため、オゾンまたは次亜塩素酸霧化装置のメンテナン
ス等の作業が簡単になる。
自由に輸送用カートから取り外すことができるようにな
るため、オゾンまたは次亜塩素酸霧化装置のメンテナン
ス等の作業が簡単になる。
【0226】また、本発明によれば、輸送用カート本体
の下部に挿入する輸送機構を備え、輸送機構は、当該輸
送用カートの移動を感知し、移動を感知した場合に輸送
機構に設けた車輪を駆動させるので、作業員が輸送用カ
ートを移動する時にアシストすることができるようにな
る。
の下部に挿入する輸送機構を備え、輸送機構は、当該輸
送用カートの移動を感知し、移動を感知した場合に輸送
機構に設けた車輪を駆動させるので、作業員が輸送用カ
ートを移動する時にアシストすることができるようにな
る。
【0227】特に、保冷装置やオゾンまたは次亜塩素酸
霧化装置を輸送用カート本体に取り付けた場合には、相
当の重量が加算されるため、作業員の作業効率が低下す
る恐れがあるが、本輸送機構を採用することにより、こ
の場合においても作業効率の低下を防止することができ
る。
霧化装置を輸送用カート本体に取り付けた場合には、相
当の重量が加算されるため、作業員の作業効率が低下す
る恐れがあるが、本輸送機構を採用することにより、こ
の場合においても作業効率の低下を防止することができ
る。
【0228】また、本発明によれば、輸送機構は、輸送
用カート本体を輸送機構に固定するための固定手段をさ
らに備え、輸送機構を輸送用カート本体に脱着可能に構
成したので、輸送機構を輸送用カート本体に自由に取り
外したり、取り付けたりすることができるようになるた
め、作業員がパワーアシストの必要な輸送用カートを自
由に選択し、任意に輸送機構を輸送用カート本体に固定
して取り付けることが可能となる。
用カート本体を輸送機構に固定するための固定手段をさ
らに備え、輸送機構を輸送用カート本体に脱着可能に構
成したので、輸送機構を輸送用カート本体に自由に取り
外したり、取り付けたりすることができるようになるた
め、作業員がパワーアシストの必要な輸送用カートを自
由に選択し、任意に輸送機構を輸送用カート本体に固定
して取り付けることが可能となる。
【図1】本システムの全体構成の一例を示すブロック図
である。
である。
【図2】本発明が適用される物流センター用サーバ装置
100の構成の一例を示すブロック図である。
100の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】商品管理データベース106aに格納される商
品情報の一例を示す図である。
品情報の一例を示す図である。
【図4】本発明が適用される車両用サーバ装置500の
構成の一例を示すブロック図である。
構成の一例を示すブロック図である。
【図5】輸送用カート管理データベース506aに格納
される商品情報の一例を示す図である。
される商品情報の一例を示す図である。
【図6】本発明が適用される店舗用サーバ装置700の
構成の一例を示すブロック図である。
構成の一例を示すブロック図である。
【図7】商品管理データベース706aに格納される商
品情報の一例を示す図である。
品情報の一例を示す図である。
【図8】本発明が適用されるハンディ端末装置200の
構成の一例を示すブロック図である。
構成の一例を示すブロック図である。
【図9】この発明にかかる輸送用カートの全体斜視図で
ある。
ある。
【図10】(a)は、図9の無線通信装置2の正面図で
あり、(b)は、無線通信装置2の側面図であり、
(c)は、無線通信装置2の背面図である。
あり、(b)は、無線通信装置2の側面図であり、
(c)は、無線通信装置2の背面図である。
【図11】本無線通信装置2の構成の一例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図12】輸送用カートに輸送機構を備えた場合の側面
図である。
図である。
【図13】保冷装置(拡張ユニット)の全体斜視図であ
る。
る。
【図14】オゾン霧化装置(拡張ユニット)の全体斜視
図である。
図である。
【図15】本実施形態における本システムの物流センタ
ーにおけるメイン処理の一例を示すフローチャートであ
る。
ーにおけるメイン処理の一例を示すフローチャートであ
る。
【図16】本実施形態における本システムの入荷処理の
一例を示すフローチャートである。
一例を示すフローチャートである。
【図17】本実施形態における本システムのピッキング
処理の一例を示すフローチャートである。
処理の一例を示すフローチャートである。
【図18】本実施形態における本システムの出荷処理の
一例を示すフローチャートである。
一例を示すフローチャートである。
【図19】本実施形態における本システムの輸送用車両
におけるメイン処理の一例を示すフローチャートであ
る。
におけるメイン処理の一例を示すフローチャートであ
る。
【図20】本実施形態における本システムの積込処理の
一例を示すフローチャートである。
一例を示すフローチャートである。
【図21】本実施形態における本システムの物理量測定
処理の一例を示すフローチャートである。
処理の一例を示すフローチャートである。
【図22】本実施形態における本システムの到着処理の
一例を示すフローチャートである。
一例を示すフローチャートである。
【図23】出力されたリストの一例を示す図である。
【図24】本実施形態における本システムの店舗におけ
るメイン処理の一例を示すフローチャートである。
るメイン処理の一例を示すフローチャートである。
【図25】本実施形態における本システムの入荷処理の
一例を示すフローチャートである。
一例を示すフローチャートである。
【図26】本実施形態における本システムのバックヤー
ド管理処理の一例を示すフローチャートである。
ド管理処理の一例を示すフローチャートである。
1 輸送用カート本体
2 無線通信装置
3 アンテナ部
4 取付部
5 センサ部
6 支持スロット
10 輸送用カート
21 表示部
22 物理量設定ボタン
23 取消ボタン
24 通信状態表示部
25 テンキー部
26 バーコードリーダ装置
27 バーコード読込部
28 電源ボタン
30 制御部
31 入出力インターフェース部
33 記憶部
34 無線通信部
40 拡張ユニット(保冷装置、オゾン霧化装置)
42 蓄冷材
43 支持スロット
44 バッテリー
45 電動ファン
46 空気の吸い込み口
47 上パネル
48 取付部
49 断熱シート
50 輸送機構
51 固定部
52 車輪
61 オゾンフォグ発生装置
62 オゾン水タンク
63 オゾン水給水口
100 物流センター用サーバ装置
102 制御部
102a 入荷処理部
102b ピッキング処理部
102c 出荷処理部
104 通信制御インターフェース部
106 記憶部
106a 商品管理データベース
200 ハンディ端末装置
210 制御部
211 Webブラウザ
212 電子メーラ
220 ROM
230 HD
240 RAM
250 入力装置
260 出力装置
270 入出力制御インターフェース
280 通信制御インターフェース
300 ネットワーク
400 輸送用車両
500 車両用サーバ装置
502 制御部
502a 積込処理部
502b 物理量測定処理部
502c 到着処理部
504 通信制御インターフェース部
506 記憶部
506a 輸送用カート管理データベース
600 ネットワーク
650 無線基地局装置
700 店舗用サーバ装置
702 制御部
702a 入荷処理部
702b バックヤード管理処理部
704 通信制御インターフェース部
706 記憶部
706a 商品管理データベース
800 ネットワーク
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 高橋 一仁
神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号
富士電機株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 物流センター、店舗、および、上記物流
センターと上記店舗の間を運行する輸送用車両におい
て、無線通信装置を設けた輸送用カートを用いて商品を
物流する統合物流システムであって、 上記輸送用カートの上記無線通信装置は、 上記輸送用カートにより輸送される被輸送物の商品コー
ドを読込む商品コード読込手段と、 上記商品コード読込手段により読込まれた上記商品コー
ドを記憶する商品コード記憶手段と、 上記商品コード記憶手段にて記憶された上記商品コード
を無線を介して外部に送信する商品コード無線通信手段
と、 を備え、 上記物流センターの物流センター用商品情報処理装置
は、 物流センターの担当者の携帯情報端末装置に対して、上
記輸送用カートにより輸送される上記被輸送物の上記商
品コードを含む出荷情報を送信する出荷情報送信手段
と、 上記商品コード無線通信手段にて上記無線通信装置から
送信された上記商品コードを受信し、上記出荷情報と比
較して出荷実績をチェックするチェック手段と、 を備え、 上記輸送用車両の車両用商品情報処理装置は、 上記商品コード無線通信手段にて上記無線通信装置から
送信された上記商品コードを受信し、当該輸送用車両に
積み込まれた上記被輸送物の上記商品コードを格納する
積込手段と、 上記積込手段にて積み込まれた上記輸送用カートが指定
の到着場所に到着したかを管理する到着管理手段と、 を備え、 上記店舗の担当者の携帯情報端末装置は、 上記商品コード無線通信手段にて上記無線通信装置から
送信された上記商品コードを受信し、入荷した商品の検
品を行う検品手段と、 上記受信した上記商品コードを上記店舗の店舗用商品情
報処理装置に送信する商品コード送信手段と、 を備え、 上記店舗の上記店舗用商品情報処理装置は、上記商品コ
ード送信手段にて上記携帯情報端末装置から送信された
上記商品コードを受信して格納する商品入荷実績格納手
段と、 を備えたことを特徴とする統合物流システム。 - 【請求項2】 上記商品コードはバーコードであり、上
記商品コード読込手段はバーコードリーダ装置により上
記被輸送物の上記商品コードを読込むことを特徴とする
請求項1に記載の統合物流システム。 - 【請求項3】 上記無線通信装置は、 上記輸送用カート本体内で希望される物理量である希望
物理量を設定する希望物理量設定手段と、 上記希望物理量設定手段にて設定された上記希望物理量
を記憶する希望物理量記憶手段と、 上記輸送用カート本体内の物理量を感知する物理量感知
手段と、 上記物理量感知手段にて感知された物理量と上記希望物
理量記憶手段にて記憶された上記希望物理量とを比較す
る比較手段と、 上記比較手段の比較結果に従って、当該比較結果を無線
を介して外部に送信する無線通信手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の統
合物流システム。 - 【請求項4】 上記物理量は、温度、オゾン濃度または
有効塩素濃度のうち少なくとも一つであること、 を特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の統
合物流システム。 - 【請求項5】 上記無線通信装置は、 上記輸送用カート本体に当該無線通信装置を脱着可能に
取着するための取着部、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1から4のいず
れか一つに記載の統合物流システム。 - 【請求項6】 上記被輸送物を保冷するための保冷装置
を上記輸送用カート本体に脱着可能に取着したことを特
徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の統合物
流システム。 - 【請求項7】 上記被輸送物にオゾンガスまたは次亜塩
素酸を噴霧するためのオゾンまたは次亜塩素酸霧化装置
を上記輸送用カート本体に脱着可能に取着したことを特
徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の統合物
流システム。 - 【請求項8】 上記輸送用カート本体の下部に挿入する
輸送機構を備え、 上記輸送機構は、 当該輸送用カートの移動を感知する移動感知手段と、 当該輸送機構に設けた車輪を駆動させる駆動手段と、 上記移動感知手段にて移動を感知した場合に上記駆動手
段を駆動させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1から7のいずれか一
つに記載の統合物流システム。 - 【請求項9】 上記輸送機構は、上記輸送用カート本体
を上記輸送機構に固定するための固定手段、 をさらに備え、上記輸送機構を上記輸送用カート本体に
脱着可能に構成したことを特徴とする請求項8に記載の
統合物流システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001245036A JP2003058611A (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 統合物流システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001245036A JP2003058611A (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 統合物流システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003058611A true JP2003058611A (ja) | 2003-02-28 |
Family
ID=19074867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001245036A Pending JP2003058611A (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 統合物流システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003058611A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004096681A1 (ja) * | 2003-04-25 | 2004-11-11 | Nikon Corporation | 警告装置、輸送装置及び輸送方法、露光装置 |
KR100747548B1 (ko) | 2005-12-01 | 2007-08-08 | 한국전자통신연구원 | Rfid를 이용한 epc 정보 서버와 이에 의한 정보처리방법 |
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-
2001
- 2001-08-10 JP JP2001245036A patent/JP2003058611A/ja active Pending
Cited By (9)
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