JP2003056880A - 屋外スイッチギヤの換気装置 - Google Patents
屋外スイッチギヤの換気装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 換気扇の停止時においても雪がスイッチギヤ
箱体内部へ侵入しないようにする。 【解決手段】 屋外スイッチギヤ箱体の天井板1に形成
された天井口5と、天井口5を介して下面がスイッチギ
ヤ箱体内部に連通し、上面が閉塞された四角筒からなる
換気箱15と、換気箱15の周面に形成された換気口1
6と、換気口16の内側に設けられた換気扇13と、換
気口16に設けられ、換気扇13の作動時に開口し、換
気扇13の停止時に閉塞するシャッタ19と、シャッタ
19の外側を覆い下面に放出口21を形成したカバー2
0と、放出口21に設けられた防虫網22とを備える。
箱体内部へ侵入しないようにする。 【解決手段】 屋外スイッチギヤ箱体の天井板1に形成
された天井口5と、天井口5を介して下面がスイッチギ
ヤ箱体内部に連通し、上面が閉塞された四角筒からなる
換気箱15と、換気箱15の周面に形成された換気口1
6と、換気口16の内側に設けられた換気扇13と、換
気口16に設けられ、換気扇13の作動時に開口し、換
気扇13の停止時に閉塞するシャッタ19と、シャッタ
19の外側を覆い下面に放出口21を形成したカバー2
0と、放出口21に設けられた防虫網22とを備える。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外に設置され盤
内の換気を必要とする屋外スイッチギヤの換気装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来の屋外スイッチギヤの換気装置を、
図4及び図5を参照して説明する。それらの図におい
て、1は屋外に設置される屋外スイッチギヤ箱体の天井
板、2に天井板1の上方に空気流通用空間3を介して設
けられ、後方へ若干低く傾斜した外板、4は外板2の下
面に装着された断熱材、5は天井板1に形成された天井
口、6は外板2の天井口5の上方位置に形成された外板
口、7は天井口5の周縁部に固着された断面L形の箱体
取付金具である。 【0003】8は四角筒からなる換気箱であり、天井口
5及び外板口6に挿通され、下端部が箱体取付金具7に
装着され、下面がスイッチギヤ箱体内部に連通してい
る。9は換気箱8の上端部周面に固着された複数個のか
ぎ形蓋取付金具、10は蓋取付金具9に装着された防虫
網であり、換気箱8の上面を覆い、周縁部が換気箱8の
上端から外方へ延設されている。 【0004】11は換気箱8の蓋であり、換気箱8より
大きい径の四角筒で上面が閉塞され、下面の開口が換気
箱8に上方から蓋11の中程まで挿入され、蓋取付金具
9に装着され、蓋11の側板11aと換気箱8の周面と
の間、及び蓋11の上板11bと換気箱8の上面との間
に排気通路が形成され、蓋11の下端と換気箱8との間
に排気口12が形成されている。13は換気箱8内に設
けられた換気扇であり、回転翼13a、モータ13b、
支持枠13cからなり、回転翼13aの回転軸が上下方
向に位置している。 【0005】そして、換気扇13は、スイッチギヤ箱体
内部に設置された温度センサ(図示せず)により、作
動、停止が制御され、スイッチギヤ箱体内部の温度が温
度センサの設定値を超過したときに作動し、換気扇の作
動時、スイッチギヤ箱体内部の高温空気が、換気箱8及
び前記排気通路を経て排気口12から強制的に放出され
る。 【0006】この換気扇13の作動時は、換気口12か
らの排気空気により、排気口12、換気箱8を介してス
イッチギヤ箱体内部へ雪が侵入することはない。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】従来の前記換気装置の
場合、スイッチギヤ箱体内部の温度が高く、換気扇13
の作動により箱体内部の空気が排気口12から強制的に
放出されている時は、排気口12から雪が箱体内部へ侵
入することはないが、箱体内部の温度が低く、換気扇1
3が停止している時は、排気口12には内方からの風圧
がなく無風状態となり、風雪時には排気口12から雪が
箱体内部に侵入し箱体内部の機器に悪影響を及ぼすとい
う問題点がある。 【0008】本発明は、前記の点に留意し、スイッチギ
ヤ箱体内部の温度が低く、換気扇の停止時においても、
雪が箱体内部に侵入しない屋外スイッチギヤの換気装置
を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の屋外スイッチギヤの換気装置は、屋外スイ
ッチギヤ箱体の天井板に形成された天井口と、前記天井
口を介して下面が前記箱体内部に連通し、上面が閉塞さ
れた四角筒からなる換気箱と、前記換気箱の周面に形成
された換気口と、前記換気口の内側に設けられた換気扇
と、前記換気口に設けられ、前記換気扇の作動時に開口
し、前記換気扇の停止時に閉塞するシャッタと、前記シ
ャッタの外側を覆い下面に放出口を形成したカバーと、
前記放出口に設けられた防虫網とを備えたものである。 【0010】前記のように構成された本発明の屋外スイ
ッチギヤの換気装置は、上面が閉塞された四角筒からな
る換気箱の下面が、屋外スイッチギヤ箱体の天井板の天
井口を介して箱体内部に連通し、換気箱の周面の換気口
の内側に換気扇が設けられ、換気口に、換気扇の作動時
に開口し、換気扇の停止時に閉塞するシャッタが設けら
れているため、スイッチギヤ箱体内部の温度が高く、換
気扇が作動して箱体内部の空気が強制的に放出されてい
る場合は勿論雪が箱体内部に侵入することがなく、箱体
内部の温度が低く、換気扇が停止して無風状態となって
いる場合は、シャッタが閉塞し、風雪時でも雪が箱体内
部に侵入することがなく、箱体内部の機器に悪影響を及
ぼすことがない。 【0011】さらに、カバーがシャッタの外側を覆い、
カバーの下面の放出口に防虫網が設けられているため、
防虫網により虫等の侵入が防止されるとともに、防虫
網,カバーにより雪及び塵埃等の箱体内部への侵入がよ
り確実に防止される。 【0012】 【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態を図1ない
し図3を参照して説明する。それらの図において、図4
と同一符号は同一もしくは相当するものを示す。14は
四角筒からなる連結箱であり、屋外スイッチギヤ箱体の
天井板1の天井口5及び外板2の外板口6に挿通され、
下端部が天井板1に固着された箱体取付金具7に装着さ
れ、上端部が外板2から導出されている。 【0013】15は上面が閉塞されたほぼ四角筒からな
る換気箱であり、切断平面が連結箱14と同形であり、
下端のフランジ15aが連結箱14の上端のフランジ1
4aに接合して連結され、換気箱15の下面が連結箱1
4、天井口5を介して屋外スイッチギヤ箱体内部に連通
している。 【0014】16は換気箱15の背板15b、即ち周面
に形成された換気口、17は換気箱15の背面に膨出し
て形成された膨出箱であり、前面が換気口16に連通
し、後面に膨出口18が形成され、背板15bの内面
に、回転翼13a、モータ13b、支持枠13cからな
る換気扇13が、回転翼13aの回転軸が換気口16と
直交するよう水平方向に装着されている。 【0015】19は背板15bの外面、即ち換気口16
に設けられたシャッタであり、上端が回転自在に支持さ
れた複数個の横長羽根19aを有し、内方からの風圧に
より各羽根19aが開口し、内方からの風圧がなければ
自重により垂れ下がって閉塞し、かつ、外方からの風圧
では閉塞した状態を維持する。 【0016】20は膨出箱17の背面に膨出口18を覆
って装着されたカバーであり、上面がわん曲し、下面に
放出口21が形成されている。22は放出口21に設け
られた防虫網である。 【0017】そして、図1は、スイッチギヤ箱体内部の
温度が高く、換気扇13が作動している状態を示し、換
気扇13の作動により換気扇13から排出される空気の
風圧により、シャッタ19の各羽根19aが外方に押さ
れてシャッタ19が開口し、スイッチギヤ箱体内部の空
気が外部に放出される。 【0018】かつ、この状態では、スイッチギヤ箱体内
部の空気が換気扇13により強制的に外部へ放出されて
いるため、風雪時においても、スイッチギヤ箱体内部へ
雪が侵入することはない。 【0019】つぎに、図2は、スイッチギヤ箱体内部の
温度が低く、換気扇13が停止している状態を示し、換
気扇13が停止時は、スイッチギヤ箱体内部の空気が外
部に放出されず、無風状態となるため、シャッタ19の
各羽根19aは自重により下方へ回転し、シャッタ19
を閉塞状態にし、スイッチギヤ箱体内部と外気とを遮断
する。 【0020】そして、各羽根19aは、下縁、両側縁が
シャッタ19の枠部分に当接し、スイッチギヤ箱体内部
側へ回転して開放できない構造となっているため、風雪
時においてもスイッチギヤ箱体内部へ雪が侵入すること
はない。 【0021】さらに、換気扇13の作動時及び停止時、
カバー20及び防虫網22により、スイッチギヤ箱体内
部へ雪等の侵入がより防止される。 【0022】つぎに、図3は、換気箱15、膨出箱17
の後方からの斜視図を示し、同図における23は換気箱
15の両側面に形成された作業用開口であり、この開口
23より換気扇13、シャッタ19等を換気箱15に取
り付け、取付作業後は蓋板(図示せず)により閉塞され
る。なお、図1及び図2には、作業用開口23の図示を
省略している。 【0023】そして、前記形態では、換気箱15を外板
2から導出された連結箱14に、それぞれのフランジ1
5a、14aにより取り付けているため、換気箱15を
直接天井板1に取り付ける場合に比し、換気箱15の取
付作業がきわめて容易である。 【0024】また、カバー20を膨出箱17に取り付け
ているが、膨出箱17を用いず、カバー20を換気箱1
5に直接取り付けるようにしてもよい。 【0025】さらに、換気扇13の装着位置は、図示に
限らず、換気箱15の下部または連結箱14に、回転翼
13aの回転軸を上下方向にして装着してもよい。 【0026】また、シャッタ19の各羽根19aは、前
記形態の通り、内方からの風圧により開口し、無風圧で
自重により閉塞するほか、換気扇13の作動、停止に連
動し、強制的に開口、閉塞するようにしてもよい。 【0027】換気箱15を連結箱14を介して天井板1
に接続せず、換気箱15の下端部を直接天井板1に接続
するようにしてもよい。 【0028】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。上
面が閉塞された四角筒からなる換気箱15の下面が、屋
外スイッチギヤ箱体の天井板1の天井口5を介してスイ
ッチギヤ箱体内部に連通し、換気箱15の周面の換気口
16の内側に換気扇13が設けられ、換気口16に、換
気扇13の作動時に開口し、換気扇13の停止時に閉塞
するシャッタ19が設けられているため、スイッチギヤ
箱体内部の温度が高く、換気扇13が作動してスイッチ
ギヤ箱体内部の空気が強制的に放出されている場合は勿
論雪がスイッチギヤ箱体内部に侵入することがなく、ス
イッチギヤ箱体内部の温度が低く、換気扇13が停止し
て無風状態となっている場合は、シャッタ19が閉塞
し、風雪時でも雪がスイッチギヤ箱体内部に侵入するこ
とがなく、スイッチギヤ箱体内部の機器に悪影響を及ぼ
すことがない。 【0029】さらに、カバー20がシャッタ19の外側
を覆い、カバー20の下面の放出口21に防虫網22が
設けられているため、防虫網22により虫等の侵入が防
止されるとともに、防虫網22,カバー20により雪及
び塵埃等のスイッチギヤ箱体内部への侵入をより確実に
防止することができる。
内の換気を必要とする屋外スイッチギヤの換気装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来の屋外スイッチギヤの換気装置を、
図4及び図5を参照して説明する。それらの図におい
て、1は屋外に設置される屋外スイッチギヤ箱体の天井
板、2に天井板1の上方に空気流通用空間3を介して設
けられ、後方へ若干低く傾斜した外板、4は外板2の下
面に装着された断熱材、5は天井板1に形成された天井
口、6は外板2の天井口5の上方位置に形成された外板
口、7は天井口5の周縁部に固着された断面L形の箱体
取付金具である。 【0003】8は四角筒からなる換気箱であり、天井口
5及び外板口6に挿通され、下端部が箱体取付金具7に
装着され、下面がスイッチギヤ箱体内部に連通してい
る。9は換気箱8の上端部周面に固着された複数個のか
ぎ形蓋取付金具、10は蓋取付金具9に装着された防虫
網であり、換気箱8の上面を覆い、周縁部が換気箱8の
上端から外方へ延設されている。 【0004】11は換気箱8の蓋であり、換気箱8より
大きい径の四角筒で上面が閉塞され、下面の開口が換気
箱8に上方から蓋11の中程まで挿入され、蓋取付金具
9に装着され、蓋11の側板11aと換気箱8の周面と
の間、及び蓋11の上板11bと換気箱8の上面との間
に排気通路が形成され、蓋11の下端と換気箱8との間
に排気口12が形成されている。13は換気箱8内に設
けられた換気扇であり、回転翼13a、モータ13b、
支持枠13cからなり、回転翼13aの回転軸が上下方
向に位置している。 【0005】そして、換気扇13は、スイッチギヤ箱体
内部に設置された温度センサ(図示せず)により、作
動、停止が制御され、スイッチギヤ箱体内部の温度が温
度センサの設定値を超過したときに作動し、換気扇の作
動時、スイッチギヤ箱体内部の高温空気が、換気箱8及
び前記排気通路を経て排気口12から強制的に放出され
る。 【0006】この換気扇13の作動時は、換気口12か
らの排気空気により、排気口12、換気箱8を介してス
イッチギヤ箱体内部へ雪が侵入することはない。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】従来の前記換気装置の
場合、スイッチギヤ箱体内部の温度が高く、換気扇13
の作動により箱体内部の空気が排気口12から強制的に
放出されている時は、排気口12から雪が箱体内部へ侵
入することはないが、箱体内部の温度が低く、換気扇1
3が停止している時は、排気口12には内方からの風圧
がなく無風状態となり、風雪時には排気口12から雪が
箱体内部に侵入し箱体内部の機器に悪影響を及ぼすとい
う問題点がある。 【0008】本発明は、前記の点に留意し、スイッチギ
ヤ箱体内部の温度が低く、換気扇の停止時においても、
雪が箱体内部に侵入しない屋外スイッチギヤの換気装置
を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の屋外スイッチギヤの換気装置は、屋外スイ
ッチギヤ箱体の天井板に形成された天井口と、前記天井
口を介して下面が前記箱体内部に連通し、上面が閉塞さ
れた四角筒からなる換気箱と、前記換気箱の周面に形成
された換気口と、前記換気口の内側に設けられた換気扇
と、前記換気口に設けられ、前記換気扇の作動時に開口
し、前記換気扇の停止時に閉塞するシャッタと、前記シ
ャッタの外側を覆い下面に放出口を形成したカバーと、
前記放出口に設けられた防虫網とを備えたものである。 【0010】前記のように構成された本発明の屋外スイ
ッチギヤの換気装置は、上面が閉塞された四角筒からな
る換気箱の下面が、屋外スイッチギヤ箱体の天井板の天
井口を介して箱体内部に連通し、換気箱の周面の換気口
の内側に換気扇が設けられ、換気口に、換気扇の作動時
に開口し、換気扇の停止時に閉塞するシャッタが設けら
れているため、スイッチギヤ箱体内部の温度が高く、換
気扇が作動して箱体内部の空気が強制的に放出されてい
る場合は勿論雪が箱体内部に侵入することがなく、箱体
内部の温度が低く、換気扇が停止して無風状態となって
いる場合は、シャッタが閉塞し、風雪時でも雪が箱体内
部に侵入することがなく、箱体内部の機器に悪影響を及
ぼすことがない。 【0011】さらに、カバーがシャッタの外側を覆い、
カバーの下面の放出口に防虫網が設けられているため、
防虫網により虫等の侵入が防止されるとともに、防虫
網,カバーにより雪及び塵埃等の箱体内部への侵入がよ
り確実に防止される。 【0012】 【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態を図1ない
し図3を参照して説明する。それらの図において、図4
と同一符号は同一もしくは相当するものを示す。14は
四角筒からなる連結箱であり、屋外スイッチギヤ箱体の
天井板1の天井口5及び外板2の外板口6に挿通され、
下端部が天井板1に固着された箱体取付金具7に装着さ
れ、上端部が外板2から導出されている。 【0013】15は上面が閉塞されたほぼ四角筒からな
る換気箱であり、切断平面が連結箱14と同形であり、
下端のフランジ15aが連結箱14の上端のフランジ1
4aに接合して連結され、換気箱15の下面が連結箱1
4、天井口5を介して屋外スイッチギヤ箱体内部に連通
している。 【0014】16は換気箱15の背板15b、即ち周面
に形成された換気口、17は換気箱15の背面に膨出し
て形成された膨出箱であり、前面が換気口16に連通
し、後面に膨出口18が形成され、背板15bの内面
に、回転翼13a、モータ13b、支持枠13cからな
る換気扇13が、回転翼13aの回転軸が換気口16と
直交するよう水平方向に装着されている。 【0015】19は背板15bの外面、即ち換気口16
に設けられたシャッタであり、上端が回転自在に支持さ
れた複数個の横長羽根19aを有し、内方からの風圧に
より各羽根19aが開口し、内方からの風圧がなければ
自重により垂れ下がって閉塞し、かつ、外方からの風圧
では閉塞した状態を維持する。 【0016】20は膨出箱17の背面に膨出口18を覆
って装着されたカバーであり、上面がわん曲し、下面に
放出口21が形成されている。22は放出口21に設け
られた防虫網である。 【0017】そして、図1は、スイッチギヤ箱体内部の
温度が高く、換気扇13が作動している状態を示し、換
気扇13の作動により換気扇13から排出される空気の
風圧により、シャッタ19の各羽根19aが外方に押さ
れてシャッタ19が開口し、スイッチギヤ箱体内部の空
気が外部に放出される。 【0018】かつ、この状態では、スイッチギヤ箱体内
部の空気が換気扇13により強制的に外部へ放出されて
いるため、風雪時においても、スイッチギヤ箱体内部へ
雪が侵入することはない。 【0019】つぎに、図2は、スイッチギヤ箱体内部の
温度が低く、換気扇13が停止している状態を示し、換
気扇13が停止時は、スイッチギヤ箱体内部の空気が外
部に放出されず、無風状態となるため、シャッタ19の
各羽根19aは自重により下方へ回転し、シャッタ19
を閉塞状態にし、スイッチギヤ箱体内部と外気とを遮断
する。 【0020】そして、各羽根19aは、下縁、両側縁が
シャッタ19の枠部分に当接し、スイッチギヤ箱体内部
側へ回転して開放できない構造となっているため、風雪
時においてもスイッチギヤ箱体内部へ雪が侵入すること
はない。 【0021】さらに、換気扇13の作動時及び停止時、
カバー20及び防虫網22により、スイッチギヤ箱体内
部へ雪等の侵入がより防止される。 【0022】つぎに、図3は、換気箱15、膨出箱17
の後方からの斜視図を示し、同図における23は換気箱
15の両側面に形成された作業用開口であり、この開口
23より換気扇13、シャッタ19等を換気箱15に取
り付け、取付作業後は蓋板(図示せず)により閉塞され
る。なお、図1及び図2には、作業用開口23の図示を
省略している。 【0023】そして、前記形態では、換気箱15を外板
2から導出された連結箱14に、それぞれのフランジ1
5a、14aにより取り付けているため、換気箱15を
直接天井板1に取り付ける場合に比し、換気箱15の取
付作業がきわめて容易である。 【0024】また、カバー20を膨出箱17に取り付け
ているが、膨出箱17を用いず、カバー20を換気箱1
5に直接取り付けるようにしてもよい。 【0025】さらに、換気扇13の装着位置は、図示に
限らず、換気箱15の下部または連結箱14に、回転翼
13aの回転軸を上下方向にして装着してもよい。 【0026】また、シャッタ19の各羽根19aは、前
記形態の通り、内方からの風圧により開口し、無風圧で
自重により閉塞するほか、換気扇13の作動、停止に連
動し、強制的に開口、閉塞するようにしてもよい。 【0027】換気箱15を連結箱14を介して天井板1
に接続せず、換気箱15の下端部を直接天井板1に接続
するようにしてもよい。 【0028】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。上
面が閉塞された四角筒からなる換気箱15の下面が、屋
外スイッチギヤ箱体の天井板1の天井口5を介してスイ
ッチギヤ箱体内部に連通し、換気箱15の周面の換気口
16の内側に換気扇13が設けられ、換気口16に、換
気扇13の作動時に開口し、換気扇13の停止時に閉塞
するシャッタ19が設けられているため、スイッチギヤ
箱体内部の温度が高く、換気扇13が作動してスイッチ
ギヤ箱体内部の空気が強制的に放出されている場合は勿
論雪がスイッチギヤ箱体内部に侵入することがなく、ス
イッチギヤ箱体内部の温度が低く、換気扇13が停止し
て無風状態となっている場合は、シャッタ19が閉塞
し、風雪時でも雪がスイッチギヤ箱体内部に侵入するこ
とがなく、スイッチギヤ箱体内部の機器に悪影響を及ぼ
すことがない。 【0029】さらに、カバー20がシャッタ19の外側
を覆い、カバー20の下面の放出口21に防虫網22が
設けられているため、防虫網22により虫等の侵入が防
止されるとともに、防虫網22,カバー20により雪及
び塵埃等のスイッチギヤ箱体内部への侵入をより確実に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態の切断右側面図である。
【図2】図1の他の状態の切断右側面図である。
【図3】図1の換気箱等の後方よりの斜視図である。
【図4】従来例の切断右側面図である。
【図5】図4の一部の切断平面図である。
【符号の説明】
1 天井板
5 天井口
13 換気扇
15 換気箱
16 換気口
19 シャッタ
20 カバー
21 放出口
22 防虫網
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(72)発明者 東村 伸
京都市右京区梅津高畝町47番地 日新電機
株式会社内
Fターム(参考) 5G016 AA01 CG05 CG10 CG21
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 屋外スイッチギヤ箱体の天井板に形成さ
れた天井口と、 前記天井口を介して下面が前記箱体内部に連通し、上面
が閉塞された四角筒からなる換気箱と、 前記換気箱の周面に形成された換気口と、 前記換気口の内側に設けられた換気扇と、 前記換気口に設けられ、前記換気扇の作動時に開口し、
前記換気扇の停止時に閉塞するシャッタと、 前記シャッタの外側を覆い下面に放出口を形成したカバ
ーと、 前記放出口に設けられた防虫網とを備えたことを特徴と
する屋外スイッチギヤの換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001249159A JP2003056880A (ja) | 2001-08-20 | 2001-08-20 | 屋外スイッチギヤの換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001249159A JP2003056880A (ja) | 2001-08-20 | 2001-08-20 | 屋外スイッチギヤの換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003056880A true JP2003056880A (ja) | 2003-02-26 |
Family
ID=19078205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001249159A Pending JP2003056880A (ja) | 2001-08-20 | 2001-08-20 | 屋外スイッチギヤの換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003056880A (ja) |
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-
2001
- 2001-08-20 JP JP2001249159A patent/JP2003056880A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040219 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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