JP2003052017A - Avデータ記録装置及び方法、当該avデータ記録装置又は方法で記録されたディスク、並びに当該ディスクを再生するavデータ再生装置及び方法又はavデータ記録再生装置及び方法 - Google Patents
Avデータ記録装置及び方法、当該avデータ記録装置又は方法で記録されたディスク、並びに当該ディスクを再生するavデータ再生装置及び方法又はavデータ記録再生装置及び方法Info
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Landscapes
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Abstract
アルタイム記録及び再生を容易に行うことができるAV
データ記録再生装置及び方法を提供する。 【解決手段】 一又は複数個のトランスポートパケット
に関する入力時刻情報を、他のトランスポートパケット
に格納し、当該トランスポートパケットと、当該トラン
スポートパケットに関する入力時刻情報を有する他のト
ランスポートパケットを共に記録するとともに、記録媒
体に記録されているトランスポートパケット及び他のト
ランスポートパケットを読出し、記録されている一又は
複数個のトランスポートパケットに対応する他のトラン
スポートパケットを抽出してトランスポートパケットの
入力時刻を特定し、入力時刻情報に基づいて、対応する
トランスポートパケットを出力する。
Description
録媒体を使って映像及び音声をデジタルインタフェース
経由でリアルタイム記録/再生するAVデータ記録再生
装置及び方法に関する。
として、MPEG2規格(ISO/IEC 13818
−1)で規定されているシステムストリームがある。当
該システムストリームには、プログラムストリーム(P
S)、トランスポートストリーム(TS)、及びPES
ストリームの3種類が規定されている。
してDVD−RAMやMO等の光ディスクが注目を浴び
てきている。図4に、従来のDVD−RAMディスクを
使った映像のリアルタイム記録再生装置の構成図を示
す。ここでは、1394インタフェース経由で映像信号
を記録再生する場合について説明する。
1から入力した映像信号を含むトランスポートストリー
ムをTS/PS変換部でプログラムストリームへ変換
し、記録部5及びピックアップ12を経由してDVD−
RAMディスク30へ書き込む。
を経由して読出したプログラムストリームをPS/TS
変換してトランスポートストリームにすると共に、出力
タイミング調整部21を介して、外部機器へと出力す
る。
御を行なう。また、連続データ領域検出部7は、記録制
御部8の指示によって、論理ブロック管理部10で管理
されるセクタの使用状況を調べて、物理的に連続する空
き領域を検出する。
には、削除制御部8が記録部5及び再生部6を制御して
削除処理を実施する。
イムで映像記録する場合の記録フォーマットを示す。D
VD−RAMは2Kバイトのセクタから構成され、16
個のセクタを1つの論理ブロックとして取り扱い、この
論理ブロックごとに誤り訂正符号を付与してDVD−R
AMへ記録する。さらに最大記録レート換算で11秒分
以上の物理的に連続する論理ブロックを1つの連続デー
タ領域として確保し、この領域へ0.4〜1秒分のMP
EGストリームからなる単位ビデオパケット(Vide
o OBject UNIT:以下、「VOBU」とい
う。)を順に記録する。1つのVOBUは2Kバイト単
位のMPEGプログラムストリームの下位階層であるパ
ックから構成される。パックは、ビデオ圧縮データが格
納されたビデオパック(V_PCK)と、オーディオ圧
縮データが格納されたオーディオパック(A_PCK)
の2種類から構成される。また、1つのVOBUには、
対応する時間のV_PCKが全て含まれている。さら
に、1つのVOBUには、タイミング的に必要となる音
声フレームを含むA_PCKが全て含まれている。すな
わち、VOBU内において映像フレーム及び音声フレー
ムは完結していることになる。
検出部7は、1つの連続データ領域の残りが最大記録レ
ート換算で3秒分を切った時点で、次の連続データ領域
の再検出を行なう。そして、1つの連続データ領域が一
杯になると、次の連続データ領域に書き込みを行なう。
がUDF(Universal Disk Forma
t)ファイルシステムもしくはISO/IEC 133
46(Volume and file structure of write- once and
rewritable media usingnon-sequential recording fo
r information interchange)ファイルシステムによっ
て管理されている状態を示す図である。図6では、連続
して記録された1つのMPEGプログラムストリームが
ファイルVR_MOVIE.VROとして記録されてい
る。このファイルは、ファイル名及びファイルエントリ
の位置が、FID(File Identifier
Descriptor)で管理されている。そして、フ
ァイル名はファイル・アイデンティファイア欄にVR_
MOVIE.VROとして設定され、ファイルエントリ
の位置は、ICB欄にファイルエントリの先頭セクタ番
号として設定される。
346規格の実装規約に相当する。また、DVD−RA
Mドライブを1394インタフェース及びSBP−2
(Serial Bus Protocol−2)プロ
トコルを介してパソコンへ接続することにより、UDF
に準拠した形態で書きこんだファイルがパソコンからも
1つのファイルとして扱うことが可能である。
ンディスクリプタを使ってデータが格納されている連続
データ領域a、b、cを管理する。具体的には、記録制
御部8が連続データ領域aへの記録中に不良論理ブロッ
クを見つけると、当該論理ブロックをスキップして、連
続データ領域bの先頭から書き込みを継続する。次に、
記録制御部8が連続データ領域bへの記録中にPCファ
イルの記録領域とぶつかることを検出した場合には、連
続データ領域cの先頭から書き込みを継続する。この結
果、ファイルVR_MOVIE.VROは連続データ領
域a、b、cから構成されることになる。
図7に示す。図7(a)はショート・アロケーションデ
ィスクリプタを、図7(b)はエクステンデッド・アロ
ケーションディスクリプタのフォーマットを示す。エク
ステント長はデータサイズをバイト数で示し、エクステ
ント位置はデータの開始セクタ番号を示す。レコード長
は実際に記録されているデータサイズをバイト数で示
す。インフォメーション長はデータが圧縮されているよ
うな場合に圧縮前のデータサイズをバイト数で示す。使
用可能領域は自由に使用して良い領域である。
述規則として、図6のアロケーションディスクリプタ
a、b、cが参照するデータの開始位置はセクタの先頭
に一致し、かつ最後尾のアロケーションディスクリプタ
c以外のアロケーションディスクリプタa、bが参照す
るデータのエクステント長は1セクタの整数倍である必
要がある。エクステンデッド・アロケーションディスク
リプタのレコード長を使うことにより、有効データ長が
1セクタの整数倍であることの制約を逃れ、エクステン
ト長以下の有効データを配置することができる。
ディスクリプタはUDF規格では使用が許されている
が、DVD-ROMが採用しているUDFのサブセット
規格(UDF-Bridge)では使用が許されていな
い。また、アロケーションディスクリプタの種別はファ
イルエントリ内に記述される。
映像が可変ビットレートであれば最大記録レート以下の
範囲で変動する。映像が固定ビットレートであればVO
BUのデータサイズはほぼ一定である。
Mディスク等の相変化光ディスクからのデータの読み出
しと読み出したデータの出力を同時に実施する。このと
き、データの出力速度よりもデータの読出速度の方が高
速となるように設定し、再生すべきデータが無くなるこ
とのないように制御を行う。したがって、連続したデー
タ読み出し及び連続したデータ出力を続けると、データ
読み出し速度とデータ出力速度との速度差分だけ出力す
べきデータを余分に確保できることになる。かかる余分
に確保できるデータをピックアップのジャンプによりデ
ータ読み出しが途絶える間の出力データとして使うこと
により、連続再生を実現することができる。
bps、データ出力速度が最大8Mbps、ピックアッ
プの最大移動時間が3秒の場合、ピックアップ移動中の
24Mビットの余分なデータが余分な出力データとして
必要になる。かかる余分なデータを確保するためには、
8秒間の連続読み出しが必要になる。すなわち24Mビ
ットをデータ読み出し速度11Mbpsとデータ出力速
度8Mbpsの差で割った時間だけ連続読み出しする必
要がある。
88Mビット分、すなわち11秒分の出力データを読み
出すことになるので、11秒分以上の連続データ領域を
確保することで、連続データ再生を保証することが可能
となる。
不良論理ブロックがあっても良い。ただし、この場合に
は、再生時にかかる不良論理ブロックを読み込むのに必
要な読み出し時間を見越して、連続データ領域を11秒
分よりも少し多めに確保する必要が有る。
EEE1394デジタルインタフェースが標準装備され
る傾向にある。ところが、IEEE1394インタフェ
ース上の映像同期通信プロトコルとしてはMPEGトラ
ンスポートストリームについてのみ規定されている。
びAVデータ記録再生装置において、映像をIEEE1
394のデジタルインタフェース経由で、D−VHSや
セットトップボックス(STB)へ伝送して記録する場
合、一旦MPEGプログラムストリームをPESストリ
ームへ変換し、その後でMPEGトランスポートストリ
ームへ変換する必要があり、複雑な変換システムが必要
であった。逆の場合も同様であった。
り、細部が様々に異なったトランスポートストリームを
プログラムストリームの形式で記録した後で記録内容を
別の機器へトランスポートストリームの形式で出力する
際に、記録装置へ入力したトランスポートストリーム
と、記録装置から出力するトランスポートストリームを
完全に一致させることは技術的に困難であった。
ポートパケットの単位で4バイトのタイムスタンプを付
加するという方法も考えられる。しかし、この方法では
パケット長が192バイトになり、MPEG2システム
規格のトランスポートストリームに準拠しなくなってし
まうという問題が生じる。
まま記録する方法も考えられる。しかし、この方法で
は、外部への出力時に出力タイミングを受信側のパケッ
トサイズに基づいて計算する必要があることから、トラ
ンスポートパケットが期待する受信側のバッファサイズ
に関する情報をあらかじめ知っておく必要があるという
問題点があった。
映像をIEEE1394のデジタルインタフェースを介
して、D−VHSやセットトップボックス(STB)と
の間で映像のリアルタイム記録やリアルタイム再生を容
易に行うことができる映像記録装置又は映像記録再生装
置及びそれらの方法の実現を目的とする。
上の記録内容が、簡易にMPEG規格に準拠したデータ
ファイルとして見えるような記録形態を実現することも
目的とする。
ムの途中から外部へ送出する場合に、送出しやすい形式
で、入力するトランスポートストリームを記録すること
を目的とする。
ェース経由の映像や音声の同期転送手段を使った途中か
らの再生を含むリアルタイム再生の保証と、パソコン接
続時の非同期転送手段を使ったファイルの再生保証(フ
ァイルがMPEG規格に準拠することより再生可能にな
る)の両立を容易に実現できる記録方法を実現すること
も目的とする。
に本発明にかかるAVデータ記録装置は、所定のデータ
構造を有するパケットを入力するパケット入力部と、少
なくとも入力されたパケットの入力時刻に関する情報を
含む一又は複数個のパケットに関する情報を、同じデー
タ構造を有する他のパケットに格納する情報生成部と、
一又は複数個のパケットと、パケットに関する情報を有
する他のパケットを記録する記録部とを有し、記録部
が、一又は複数個のパケットと、パケットに関する情報
を有する他のパケットを共に記録することを特徴とす
る。
かかるAVデータ記録装置は、所定のデータ構造を有す
るパケットを入力するパケット入力部と、入力された一
又は複数個のパケットに関する入力時刻情報を、同じデ
ータ構造を有する他のパケットに格納する時間情報生成
部と、一又は複数個のパケットと、パケットに関する入
力時刻情報を有する他のパケットを記録する記録部とを
有し、記録部が、一又は複数個のパケットと、パケット
に関する入力時刻情報を有する他のパケットを共に記録
することを特徴とする。
スを介して、映像を含んだパケットのリアルタイム記録
/リアルタイム再生を実施する場合に、特別な変換処理
を行う必要が無いことから、容易に実現することが可能
となる。また、再生時にはパケットの伝送タイミングを
完全に再現することにより連続再生を保証することがで
きる。
にかかるAVデータ記録装置は、トランスポートパケッ
ト入力部と、入力された一又は複数個のトランスポート
パケットに関する入力時刻情報を、他のトランスポート
パケットに格納する時間情報生成部と、一又は複数個の
トランスポートパケットと、トランスポートパケットに
関する入力時刻情報を有する他のトランスポートパケッ
トを記録する記録部とを有し、記録部が、一又は複数個
のトランスポートパケットと、入力時刻情報を有する他
のトランスポートパケットとを共に記録することを特徴
とする。
スを介して、映像を含んだトランスポートストリームの
リアルタイム記録/リアルタイム再生を実施する場合
に、特別なストリーム変換処理を行う必要が無いことか
ら、容易に実現することが可能となる。また、再生時に
はトランスポートパケットの伝送タイミングを完全に再
現することにより連続再生を保証することができる。さ
らに、パソコン接続時に記録したファイルがMPEG規
格に準拠したストリームとして見えるようにすることを
効率的に実現することができる。
は、時間情報生成部において、入力時刻情報を所定の個
数まとめて他のトランスポートパケットに格納し、記録
部において、所定の個数分のトランスポートパケットに
関する入力時刻情報を有する他のトランスポートパケッ
トの直後に、あるいは直前に、対応する一又は複数個の
トランスポートパケットを記録することが好ましい。時
間情報参照時のシーク動作を最小限に抑えることができ
るからである。また、時間情報を格納するトランスポー
トパケットの記録位置を単純化できるからである。
は、記録部において、個々のトランスポートパケットに
関する入力時刻情報を有する他のトランスポートパケッ
トの直後に、あるいは直前に対応するトランスポートパ
ケットを記録することが好ましい。個々のトランスポー
トパケット再生時に最も効率よく再生することができる
からである。また、時間情報を格納するトランスポート
パケットの記録位置を単純化できるからである。
は、時間情報生成部において、複数個のトランスポート
パケットに関する入力時刻情報を、他のトランスポート
パケットに格納する場合に、入力時刻情報を圧縮して格
納することが好ましい。AVデータ自体の記録領域を多
く確保することができ、トランスポートパケット自体の
記録効率が上がるからである。
は、時間情報生成部において、複数個のトランスポート
パケットに関する入力時刻情報を、他のトランスポート
パケットに格納する場合に、入力時刻情報を可変長デー
タとして格納することが好ましい。入力時刻情報が可変
長データであることから、トランスポートパケットの記
録領域においてAVデータを記録できない領域を必要最
小限に止めることができ、トランスポートパケット自体
の記録効率が上がるからである。
は、時間情報生成部において、複数個のトランスポート
パケットに関する入力時刻情報を、他のトランスポート
パケットに格納する場合に、入力時刻情報が連続して等
しくなる場合には、入力時刻情報として連続回数を格納
することが好ましい。トランスポートパケットの記録領
域においてAVデータを記録できない領域をより少なく
することができ、トランスポートパケット自体の記録効
率がさらに上がるからである。
は、時間情報生成部において、複数個のトランスポート
パケットに関する入力時刻情報を、他のトランスポート
パケットに格納する場合に、2つの入力時刻の差分値を
入力時刻情報として格納することが好ましい。トランス
ポートパケットの記録領域においてAVデータを記録で
きない領域をより少なくすることができ、トランスポー
トパケット自体の記録効率がさらに上がるからである。
は、時間情報生成部において、複数個のトランスポート
パケットに関する入力時刻情報を、他のトランスポート
パケットに格納する場合に、2つの入力時刻の差分値か
ら所定の数値を減算した値を入力時刻情報として格納す
ることが好ましい。トランスポートパケットの記録領域
においてAVデータを記録できない領域をより少なくす
ることができ、トランスポートパケット自体の記録効率
がさらに上がるからである。
は、時間情報生成部において、複数個のトランスポート
パケットに関する入力時刻情報を、他のトランスポート
パケットに格納する場合に、2つの入力時刻の差分値か
ら所定の数値を減算した値を入力時刻情報として格納
し、所定の数値とともにトランスポートパケットに格納
することが好ましい。トランスポートパケットの記録領
域においてAVデータを記録できない領域をより少なく
することができ、トランスポートパケット自体の記録効
率がさらに上がるからである。
は、時間情報生成部において、過去に生成した他のトラ
ンスポートパケット内の差分値の平均値を所定の数値と
することが好ましい。
置は、時間情報生成部において、入力するトランスポー
トパケットのビットレートに対応した値を所定の数値と
することが好ましい。
は、時間情報生成部において、特定のエレメンタリース
トリームの復号単位の先頭部分を含むトランスポートパ
ケットに対する入力時刻情報を、他のトランスポートパ
ケット内の略先頭に位置する入力時刻情報として格納す
ることが好ましい。映像等のストリームデータ中におけ
るどの復号単位から再生を開始する場合においても、入
力時刻情報が例えば直前に存在することになることから
入力時刻情報自体の探索処理を行う必要がなく、より効
率よくリアルタイム再生を行うことができるからであ
る。
は、時間情報生成部において、映像の復号単位の先頭部
分を含むトランスポートパケットに対する入力時刻情報
を、他のトランスポートパケット内の略先頭に位置する
入力時刻情報として格納することが好ましい。映像中に
おけるどの復号単位から再生を開始する場合において
も、入力時刻情報が例えば直前に存在することになるこ
とから入力時刻情報自体の探索処理を行う必要がなく、
より効率よくリアルタイム再生を行うことができるから
である。
は、時間情報生成部において、映像のシーケンスヘッダ
の先頭部分を含むトランスポートパケットに対する入力
時刻情報を、他のトランスポートパケット内の略先頭に
位置する入力時刻情報として格納することが好ましい。
映像中におけるどのシーケンスヘッダから再生を開始す
る場合においても、入力時刻情報が例えば直前に存在す
ることになることから入力時刻情報自体の探索処理を行
う必要がなく、より効率よくリアルタイム再生を行うこ
とができるからである。
は、時間情報生成部において、さらにプログラム・アソ
シエーション・テーブルを含むトランスポートパケット
に対する入力時刻情報を、他のトランスポートパケット
内の略先頭に位置する入力時刻情報として格納すること
が好ましい。映像中におけるどのプログラム・アソシエ
ーション・テーブルから再生を開始する場合において
も、入力時刻情報が例えば直前に存在することになるこ
とから入力時刻情報自体の探索処理を行う必要がなく、
より効率よくリアルタイム再生を行うことができるから
である。
は、時間情報生成部において、さらに映像のGOPヘッ
ダを含むトランスポートパケットに対する入力時刻情報
を、他のトランスポートパケット内の略先頭に位置する
入力時刻情報として格納することが好ましい。映像中に
おけるどのGOPヘッダから再生を開始する場合におい
ても、入力時刻情報が例えば直前に存在することになる
ことから入力時刻情報自体の探索処理を行う必要がな
く、より効率よくリアルタイム再生を行うことができる
からである。
は、時間情報生成部において、音声の復号単位の先頭部
分を含むトランスポートパケットに対する入力時刻情報
を、他のトランスポートパケット内の略先頭に位置する
入力時刻情報として格納することが好ましい。音声スト
リーム中におけるどの音声フレームから再生を開始する
場合においても、入力時刻情報が例えば直前に存在する
ことになることから入力時刻情報自体の探索処理を行う
必要がなく、より効率よくリアルタイム再生を行うこと
ができるからである。
は、時間情報生成部において、データ放送ストリームの
復号単位の先頭部分を含むトランスポートパケットに対
する入力時刻情報を、他のトランスポートパケット内の
略先頭に位置する入力時刻情報として格納することが好
ましい。映像中におけるどのデータ復号単位からデータ
再生を開始する場合においても、入力時刻情報が例えば
直前に存在することになることから入力時刻情報自体の
探索処理を行う必要がなく、より効率よくリアルタイム
再生を行うことができるからである。
は、トランスポートパケット入力部において、入力時刻
情報を有する他のトランスポートパケットを除去するこ
とが好ましい。入力時刻情報が重複して記録されること
を未然に防止するためである。
は、時間情報生成部において、入力時刻情報がヌルパケ
ットのペイロード領域に格納されることが好ましい。入
力時刻情報の格納位置が規格上明確になるからである。
は、時間情報生成部において、入力時刻情報が格納され
ないトランスポートパケットの個数が、他のトランスポ
ートパケットに格納されることが好ましい。入力時刻情
報が格納されないトランスポートパケットスキップする
ことができ、AVデータのつなぎ目において不自然に再
生されることを未然に防止することができるからであ
る。
かかるAVデータ記録装置は、トランスポートパケット
生成部と、トランスポートパケット生成部から入力した
一又は複数個のトランスポートパケットに関する入力時
刻情報を、他のトランスポートパケットに格納する時間
情報生成部と、一又は複数個のトランスポートパケット
と、トランスポートパケットに関する入力時刻情報を有
する他のトランスポートパケットを記録する記録部とを
有し、記録部が、一又は複数個のトランスポートパケッ
トと、入力時刻情報を有する他のトランスポートパケッ
トとを共に記録し、時間情報生成部が、入力時刻情報と
して2個のトランスポートパケットの入力時刻の差分値
から所定の数値を減算した値を入力時刻情報として格納
し、トランスポートパケット生成部が、トランスポート
パケットを略等間隔で生成することを特徴とする。
スを介して、映像を含んだトランスポートストリームの
リアルタイム再生を実施する場合に、特別なストリーム
変換処理を行う必要が無く、連続再生を保証することが
できるばかりでなく、入力時刻情報自体のデータ量を約
1/5に圧縮できることから、AVデータを記録できな
い領域をより少なくすることができ、AVデータの記録
効率をさらに上げることが可能となる。
かかるAVデータ再生装置は、記録媒体に記録されてい
る所定のデータ構造を有するパケットを読出す読出し部
と、記録媒体に記録されている、少なくともパケットの
入力時刻に関する情報を含む一又は複数個のパケットに
関する情報について所定の個数分まとめて記録している
1つの他のパケットを抽出して、パケットの入力時刻を
特定する時間情報抽出部と、パケットを出力する出力部
を有し、出力部において、パケットに関する情報に基づ
いて対応するパケットを出力することを特徴とする。
かかるAVデータ再生装置は、記録媒体に記録されてい
る所定のデータ構造を有するパケットを読出す読出し部
と、記録媒体に記録されている一又は複数個のパケット
に関する入力時刻情報について所定の個数分まとめて記
録している1つの他のパケットを抽出して、パケットの
入力時刻を特定する時間情報抽出部と、パケットを出力
する出力部を有し、出力部において、パケットに関する
入力時刻情報に基づいて対応するパケットを出力するこ
とを特徴とする。
スを介して、映像等を含んだパケットのリアルタイム再
生を実施する場合に、特別な変換処理を行う必要が無
く、元来のパケットの伝送タイミングを完全に再現する
ことによって、連続再生を保証することができる。
にかかるAVデータ再生装置は、記録媒体に記録されて
いるトランスポートパケットを読出す読出し部と、記録
されている一又は複数個のトランスポートパケットに関
する入力時刻情報について所定の個数分まとめて記録し
ている1つの他のトランスポートパケットを抽出して、
トランスポートパケットの入力時刻を特定する時間情報
抽出部と、トランスポートパケットを出力する出力部を
有し、出力部において、トランスポートパケットの入力
時刻情報に基づいて対応するトランスポートパケットを
出力することを特徴とする。
スを介して、映像を含んだトランスポートストリームの
リアルタイム再生を実施する場合に、特別なストリーム
変換処理を行う必要が無く、元来のトランスポートスト
リームの伝送タイミングを完全に再現することによっ
て、連続再生を保証することができる。
は、出力部において、入力時刻情報に基づいて、入力時
刻情報が含まれている他のトランスポートパケットの後
ろに、あるいは前に位置するトランスポートパケットを
出力することが好ましい。シーク動作を最小限にするた
めである。
置は、出力部において、入力時刻情報をまとめて記録し
ている他のトランスポートパケットも一緒に出力するこ
とが好ましい。
は、時間情報抽出部において、圧縮して格納された複数
個のトランスポートパケットに関する入力時刻情報を抽
出することが好ましい。より容易にリアルタイム再生を
行うことができるからである。
は、時間情報抽出部において、可変長データとして格納
された複数個のトランスポートパケットに関する入力時
刻情報を抽出することが好ましい。入力時刻情報が可変
長データであることから、トランスポートパケットの記
録領域においてAVデータを記録できない領域を必要最
小限に止めることができ、より容易にリアルタイム再生
を行うことができるからである。
は、時間情報抽出部において、入力時刻情報が連続して
等しくなる場合に、入力時刻情報として格納された連続
回数を抽出することが好ましい。トランスポートパケッ
ト自体の記録効率がさらに上がることで、より容易にリ
アルタイム再生を行うことができるからである。
は、時間情報抽出部において、入力時刻情報として格納
された2つの入力時刻の差分値を抽出することが好まし
い。トランスポートパケット自体の記録効率がさらに上
がることで、より容易にリアルタイム再生を行うことが
できるからである。
は、時間情報抽出部において、入力時刻情報として格納
された2つの入力時刻の差分値から所定の数値を減算し
た値を抽出することが好ましい。トランスポートパケッ
ト自体の記録効率がさらに上がることで、より容易にリ
アルタイム再生を行うことができるからである。
は、時間情報抽出部において、入力時刻情報として格納
された2つの入力時刻の差分値から所定の数値を減算し
た値、及びトランスポートパケットに格納された所定の
数値を抽出することが好ましい。トランスポートパケッ
ト自体の記録効率がさらに上がることで、より容易にリ
アルタイム再生を行うことができるからである。
は、時間情報抽出部において、過去に生成した他のトラ
ンスポートパケット内の差分値の平均値を所定の数値と
することが好ましい。
置は、時間情報抽出部において、入力するトランスポー
トパケットのビットレートに対応した値を所定の数値と
することが好ましい。
は、時間情報抽出部において、他のトランスポートパケ
ット内の略先頭に位置する入力時刻情報として格納され
ている、特定のエレメンタリーストリームの復号単位の
先頭部分を含むトランスポートパケットに対する入力時
刻情報を抽出することが好ましい。映像等のストリーム
データ中におけるどの復号単位から再生を開始する場合
においても、入力時刻情報が直前に存在することになる
ことから入力時刻情報自体の探索処理を行う必要がな
く、より効率よくリアルタイム再生を行うことができる
からである。
は、時間情報抽出部において、他のトランスポートパケ
ット内の略先頭に位置する入力時刻情報として格納され
ている、映像の復号単位の先頭部分を含むトランスポー
トパケットに対する入力時刻情報を抽出することが好ま
しい。映像中におけるどの復号単位から再生を開始する
場合においても、入力時刻情報が直前に存在することに
なることから入力時刻情報自体の探索処理を行う必要が
なく、より効率よくリアルタイム再生を行うことができ
るからである。
は、時間情報抽出部において、他のトランスポートパケ
ット内の略先頭に位置する入力時刻情報として格納され
ている、映像のシーケンスヘッダの先頭部分を含むトラ
ンスポートパケットに対する入力時刻情報を抽出するこ
とが好ましい。映像中におけるどのシーケンスヘッダか
ら再生を開始する場合においても、入力時刻情報が直前
に存在することになることから入力時刻情報自体の探索
処理を行う必要がなく、より効率よくリアルタイム再生
を行うことができるからである。
は、時間情報抽出部において、他のトランスポートパケ
ット内の略先頭に位置する入力時刻情報として格納され
ている、プログラム・アソシエーション・テーブルを含
むトランスポートパケットに対する入力時刻情報も抽出
することが好ましい。映像中におけるどのプログラム・
アソシエーション・テーブルから再生を開始する場合に
おいても、入力時刻情報が直前に存在することになるこ
とから入力時刻情報自体の探索処理を行う必要がなく、
より効率よくリアルタイム再生を行うことができるから
である。
は、時間情報生成部において、他のトランスポートパケ
ット内の略先頭に位置する入力時刻情報として格納され
ている、映像のGOPヘッダを含むトランスポートパケ
ットに対する入力時刻情報も抽出することが好ましい。
映像中におけるどのGOPヘッダから再生を開始する場
合においても、入力時刻情報が直前に存在することにな
ることから入力時刻情報自体の探索処理を行う必要がな
く、より効率よくリアルタイム再生を行うことができる
からである。
は、時間情報抽出部において、他のトランスポートパケ
ット内の略先頭に位置する入力時刻情報として格納され
ている、音声の復号単位の先頭部分を含むトランスポー
トパケットに対する入力時刻情報を抽出することが好ま
しい。音声ストリーム中におけるどの復号単位から再生
を開始する場合においても、入力時刻情報が直前に存在
することになることから入力時刻情報自体の探索処理を
行う必要がなく、より効率よくリアルタイム再生を行う
ことができるからである。
は、時間情報抽出部において、他のトランスポートパケ
ット内の略先頭に位置する入力時刻情報として格納され
ている、データ放送ストリームの復号単位の先頭部分を
含むトランスポートパケットに対する入力時刻情報を抽
出することが好ましい。映像中におけるどのデータ復号
単位からデータ再生を開始する場合においても、入力時
刻情報が直前に存在することになることから入力時刻情
報自体の探索処理を行う必要がなく、より効率よくリア
ルタイム再生を行うことができるからである。
かかるAVデータ再生装置は、記録媒体に記録されてい
るトランスポートパケットを読み出す読み出し部と、記
録媒体に記録されている一又は複数個のトランスポート
パケットに関する入力時刻情報について所定の個数分ま
とめて記録している1つの他のトランスポートパケット
を抽出する時間情報抽出部と、トランスポートパケット
を出力する出力部を有し、出力部において、時間情報抽
出部によって抽出された他のトランスポートパケットを
無視して出力することを特徴とする。
ポートストリームのローカル再生を行う場合において
は、トランスポートパケットの入力時刻情報に影響され
ることなく、既に記録媒体に記録されている映像を含ん
だトランスポートストリームを順次再生することが可能
となる。
かかるAVデータ再生装置は、記録媒体に記録されてい
るトランスポートパケットを読み出す読み出し部と、記
録媒体に記録されている一又は複数個のトランスポート
パケットに関する入力時刻情報が格納されていないトラ
ンスポートパケットの個数を記録する1つの他のトラン
スポートパケットを抽出して、入力時刻情報が格納され
ていないトランスポートパケットの個数を特定する個数
抽出部と、トランスポートパケットを出力する出力部を
有し、出力部において、個数に基づいて入力時刻情報が
格納されていないトランスポートパケットについては出
力しないことを特徴とする。
スを介して、映像を含んだトランスポートストリームの
リアルタイム再生を実施する場合に、入力時刻情報が格
納されていないトランスポートパケットをスキップする
ことができることから、パケットのつなぎ目において不
自然になることなくリアルタイム再生を行うことが可能
となる。
かかるAVデータ記録再生装置は、所定のデータ構造を
有するパケットを入力するパケット入力部と、少なくと
も入力されたパケットの入力時刻に関する情報を含む一
又は複数個のパケットに関する情報を、同じデータ構造
を有する他のパケットに格納する情報生成部と、一又は
複数個のパケットと、パケットに関する情報を有する他
のパケットを記録する記録部と、記録媒体に記録されて
いるパケット及び他のパケットを読出す読出し部と、記
録媒体に記録されている一又は複数個のパケットに対応
する他のパケットを抽出して、パケットの入力時刻を特
定する時間情報抽出部と、パケットを出力する出力部を
有し、記録部において、一又は複数個のパケットと、パ
ケットに関する情報を有する他のパケットを共に記録
し、出力部において、パケットに関する情報に基づいて
対応するパケットを出力することを特徴とする。
かかるAVデータ記録再生装置は、所定のデータ構造を
有するパケットを入力するパケット入力部と、入力され
た一又は複数個のパケットに関する入力時刻情報を、同
じデータ構造を有する他のパケットに格納する時間情報
生成部と、一又は複数個のパケットと、パケットに関す
る入力時刻情報を有する他のパケットを記録する記録部
と、記録媒体に記録されている所定のデータ構造を有す
るパケット及び他のパケットを読出す読出し部と、記録
媒体に記録されている一又は複数個のパケットに対応す
る他のパケットを抽出して、パケットの入力時刻を特定
する時間情報抽出部と、パケットを出力する出力部を有
し、記録部において、一又は複数個のパケットと、パケ
ットに関する入力時刻情報を有する他のパケットを共に
記録し、出力部において、パケットに関する入力時刻情
報に基づいて対応するパケットを出力することを特徴と
する。
スを介して、映像を含んだパケットのリアルタイム記録
/リアルタイム再生を実施する場合に、特別なパケット
変換処理を行う必要が無いことから、容易に実現するこ
とが可能となる。また、再生時にはパケットの伝送タイ
ミングを完全に再現することにより、連続再生を保証す
ることが可能となる。
かかるAVデータ記録再生装置は、トランスポートパケ
ット入力部と、入力された一又は複数個のトランスポー
トパケットに関する入力時刻情報を、他のトランスポー
トパケットに格納する時間情報生成部と、一又は複数個
のトランスポートパケットと、トランスポートパケット
に関する入力時刻情報を有する他のトランスポートパケ
ットを記録する記録部と、記録媒体に記録されているト
ランスポートパケット及び他のトランスポートパケット
を読出す読出し部と、記録されている一又は複数個のト
ランスポートパケットに対応する他のトランスポートパ
ケットを抽出して、トランスポートパケットの入力時刻
を特定する時間情報抽出部と、トランスポートパケット
を出力する出力部を有し、記録部において、一又は複数
個のトランスポートパケットと、入力時刻情報を有する
他のトランスポートパケットとを共に記録し、出力部に
おいて、トランスポートパケットの入力時刻情報に基づ
いて対応するトランスポートパケットを出力することを
特徴とする。
スを介して、映像を含んだトランスポートストリームの
リアルタイム記録/リアルタイム再生を実施する場合
に、特別なストリーム変換処理を行う必要が無いことか
ら、容易に実現することが可能となる。また、再生時に
はトランスポートストリームの伝送タイミングを完全に
再現することにより連続再生を保証することができる。
さらに、パソコン接続時に記録したファイルがMPEG
規格に準拠したストリームとして見えるようにすること
を効率的に実現することができる。
かかるAVデータ記録方法は、所定のデータ構造を有す
るパケットを入力する工程と、少なくとも入力されたパ
ケットの入力時刻に関する情報を含む一又は複数個のパ
ケットに関する情報を、同じデータ構造を有する他のパ
ケットに格納する工程と、一又は複数個のパケットと、
パケットに関する情報を有する他のパケットを記録する
工程とを有し、記録する工程において、一又は複数個の
パケットと、パケットに関する情報を有する他のパケッ
トを共に記録することを特徴とする。
かかるAVデータ記録方法は、所定のデータ構造を有す
るパケットを入力する工程と、入力された一又は複数個
のパケットに関する入力時刻情報を、同じデータ構造を
有する他のパケットに格納する工程と、一又は複数個の
パケットと、パケットに関する入力時刻情報を有する他
のパケットを記録する工程とを有し、記録する工程にお
いて、一又は複数個のパケットと、パケットに関する入
力時刻情報を有する他のパケットを共に記録することを
特徴とする。
スを介して、映像を含んだパケットのリアルタイム記録
/リアルタイム再生を実施する場合に、特別な変換処理
を行う必要が無いことから、容易に実現することが可能
となる。また、再生時にはパケットの伝送タイミングを
完全に再現することにより連続再生を保証することがで
きる。
にかかるAVデータ記録方法は、トランスポートパケッ
トを入力する工程と、入力された一又は複数個のトラン
スポートパケットに関する入力時刻情報を、他のトラン
スポートパケットに格納する工程と、一又は複数個のト
ランスポートパケットと、トランスポートパケットに関
する入力時刻情報を有する他のトランスポートパケット
を記録する工程とを有し、記録する工程において、一又
は複数個のトランスポートパケットと、入力時刻情報を
有する他のトランスポートパケットとを共に記録するこ
とを特徴とする。
スを介して、映像を含んだトランスポートストリームの
リアルタイム記録/リアルタイム再生を実施する場合
に、特別なストリーム変換処理を行う必要が無いことか
ら、容易に実現することが可能となる。また、再生時に
はトランスポートパケットの伝送タイミングを完全に再
現することにより連続再生を保証することができる。さ
らに、パソコン接続時に記録したファイルがMPEG規
格に準拠したストリームとして見えるようにすることを
効率的に実現することができる。
かかるAVデータ再生方法は、記録媒体に記録されてい
る所定のデータ構造を有するパケットを読出す工程と、
記録媒体に記録されている、少なくともパケットの入力
時刻に関する情報を含む一又は複数個のパケットに関す
る情報について所定の個数分まとめて記録している1つ
の他のパケットを抽出して、パケットの入力時刻を特定
する工程と、パケットを出力する工程を有し、出力する
工程において、パケットに関する情報に基づいて対応す
るパケットを出力することを特徴とする。
かかるAVデータ再生方法は、記録媒体に記録されてい
る所定のデータ構造を有するパケットを読出す工程と、
記録媒体に記録されている一又は複数個のパケットに関
する入力時刻情報について所定の個数分まとめて記録し
ている1つの他のパケットを抽出して、パケットの入力
時刻を特定する工程と、パケットを出力する工程を有
し、出力する工程において、パケットに関する入力時刻
情報に基づいて対応するパケットを出力することを特徴
とする。
スを介して、映像等を含んだパケットのリアルタイム再
生を実施する場合に、特別な変換処理を行う必要が無
く、元来のパケットの伝送タイミングを完全に再現する
ことによって、連続再生を保証することができる。
にかかるAVデータ再生方法は、記録媒体に記録されて
いるトランスポートパケットを読出す工程と、記録され
ている一又は複数個のトランスポートパケットに関する
入力時刻情報について記録している1つの他のトランス
ポートパケットを抽出して、トランスポートパケットの
入力時刻を特定する工程と、トランスポートパケットを
出力する工程を有し、出力する工程において、トランス
ポートパケットの入力時刻情報に基づいて対応するトラ
ンスポートパケットを出力することを特徴とする。
スを介して、映像を含んだトランスポートストリームの
リアルタイム再生を実施する場合に、特別なストリーム
変換処理を行う必要が無く、元来のトランスポートスト
リームの伝送タイミングを完全に再現することによっ
て、連続再生を保証することができる。
かかるAVデータ記録再生方法は、所定のデータ構造を
有するパケットを入力する工程と、少なくとも入力され
たパケットの入力時刻に関する情報を含む一又は複数個
のパケットに関する情報を、同じデータ構造を有する他
のパケットに格納する工程と、一又は複数個のパケット
と、パケットに関する情報を有する他のパケットを記録
する工程と、記録媒体に記録されているパケット及び他
のパケットを読出す工程と、記録媒体に記録されている
一又は複数個のパケットに対応する他のパケットを抽出
して、パケットの入力時刻を特定する工程と、パケット
を出力する工程を有し、記録する工程において、一又は
複数個のパケットと、パケットに関する情報を有する他
のパケットを共に記録し、出力する工程において、パケ
ットに関する情報に基づいて対応するパケットを出力す
ることを特徴とする。
かかるAVデータ記録再生方法は、所定のデータ構造を
有するパケットを入力する工程と、入力された一又は複
数個のパケットに関する入力時刻情報を、同じデータ構
造を有する他のパケットに格納する工程と、一又は複数
個のパケットと、パケットに関する入力時刻情報を有す
る他のパケットを記録する工程と、記録媒体に記録され
ている所定のデータ構造を有するパケット及び他のパケ
ットを読出す工程と、記録媒体に記録されている一又は
複数個のパケットに対応する他のパケットを抽出して、
パケットの入力時刻を特定する工程と、パケットを出力
する工程を有し、記録する工程において、一又は複数個
のパケットと、パケットに関する入力時刻情報を有する
他のパケットを共に記録し、出力する工程において、パ
ケットに関する入力時刻情報に基づいて対応するパケッ
トを出力することを特徴とする。
スを介して、映像を含んだパケットのリアルタイム記録
/リアルタイム再生を実施する場合に、特別なパケット
変換処理を行う必要が無いことから、容易に実現するこ
とが可能となる。また、再生時にはパケットの伝送タイ
ミングを完全に再現することにより、連続再生を保証す
ることが可能となる。
にかかるAVデータ記録再生方法は、トランスポートパ
ケットを入力する工程と、入力された一又は複数個のト
ランスポートパケットに関する入力時刻情報を、他のト
ランスポートパケットに格納する工程と、一又は複数個
のトランスポートパケットと、トランスポートパケット
に関する入力時刻情報を有する他のトランスポートパケ
ットを記録する工程と、記録媒体に記録されているトラ
ンスポートパケット及び他のトランスポートパケットを
読出す工程と、記録されている一又は複数個のトランス
ポートパケットに対応する他のトランスポートパケット
を抽出して、トランスポートパケットの入力時刻を特定
する工程と、トランスポートパケットを出力する工程を
有し、記録する工程において、一又は複数個のトランス
ポートパケットと、入力時刻情報を有する他のトランス
ポートパケットとを共に記録し、出力する工程におい
て、トランスポートパケットの入力時刻情報に基づいて
対応するトランスポートパケットを出力することを特徴
とする。
スを介して、映像を含んだトランスポートストリームの
リアルタイム記録/リアルタイム再生を実施する場合
に、特別なストリーム変換処理を行う必要が無いことか
ら、容易に実現することが可能となる。また、再生時に
はトランスポートストリームの伝送タイミングを完全に
再現することにより連続再生を保証することができる。
さらに、パソコン接続時に記録したファイルがMPEG
規格に準拠したストリームとして見えるようにすること
を効率的に実現することができる。
及び方法、あるいはAVデータ記録再生装置及び方法に
より記録されたディスクやメモリカード等に代表される
記録媒体についても、同様の効果が期待できる。
実施の形態1について図面を参照しながら説明する。図
1は、本発明の実施の形態1にかかるAVデータ記録再
生装置のブロック構成図である。記録時は、1394イ
ンタフェース部1から入力した映像信号を含むトランス
ポートストリームを遅延部13、MUX(Multiplex)部
3、記録部5、及びピックアップ12を経由して、相変
化光ディスク11へ書き込む。T_TSP生成部は、1
394インタフェース部1にトランスポートパケットが
到着した時刻を4バイトの時刻情報として表現して、4
5個分の時刻情報を1つのトランスポートパケットとし
て組立てる(以下、当該パケットを「T_TSP」とい
う。)。MUX部3では、T_TSPを、対応する45
個のトランスポートパケットの前に位置するように合成
する。再生時は、ピックアップ12及び再生部6を経由
して読出したトランスポートストリームについて、出力
タイミング調整部21を介しながら外部機器へ出力する
ことになる。
を検出して、後続する45個のトランスポートパケット
の送出間隔がT_TSPに記録された時刻情報間の時刻
間隔と等しくなるように送出タイミングを調整して出力
する。また、T_TSP自体は外部機器へ出力しない。
5の制御を行なう。また、記録制御部8は、連続データ
領域検出部7に物理的に連続する空き領域を検出させ
る。連続データ領域検出部7は、論理ブロック管理部1
0で管理される各論理ブロック(及びセクタ)の使用状
況を調べて、空き領域を検出する。
示された論理ブロック番号の位置からトランスポートパ
ケットの記録を開始する。このとき、記録部5におい
て、1秒間に到着したトランスポートパケットは32K
バイト単位に分割され、32Kバイト単位に誤り訂正符
号が付加されて一つの論理ブロックとして相変化光ディ
スク11上に記録される。
のトランスポートパケットの記録が終了した場合は、隙
間を開けることなく、次の1秒間に到着するトランスポ
ートパケットの記録を連続的に行う。
記録部6での記録が開始されるまでに、あらかじめ最大
記録レート計算で11秒分以上の連続した空き論理ブロ
ック領域を検出しておく。そして、当該論理ブロック領
域の論理ブロック番号を、論理ブロック単位の書込が発
生するごとに記録部5へ通知し、また論理ブロックが使
用済みになることについては論理ブロック管理部10に
通知する。
管理部内で管理されている論理ブロックの使用状況を探
索して、未使用の論理ブロックが最大レート換算で11
秒分連続している領域を検出しておく。なお、再生部の
データ読み出し速度、1394インタフェース部1を介
した最大データ出力速度、ピックアップの最大移動時間
は従来例と同じであるものとしている。
1から通知された使用済み論理ブロック番号によって論
理ブロック番号ごとの使用状況を把握して管理を行う。
すなわち、論理ブロック番号を構成する各セクタ単位の
使用状況を、UDFもしくはISO/IEC 1334
6のファイル構成で規定されているスペースビットディ
スクリプタ領域を用いて、使用済みもしくは未使用であ
るかを記録して管理することになる。そして、記録処理
の最終段階において、FID及びファイルエントリをデ
ィスク上のファイル管理領域へ書き込む。
るAVデータ記録装置における記録形態を示す図であ
る。図2において、MPEGトランスポートストリーム
は隙間無く連続する複数のトランスポートパケットから
構成されている。トランスポートパケットには、ビデオ
データが格納されるビデオトランスポートパケット(V
_TSP)、オーディオデータが格納されるオーディオ
トランスポートパケット(A_TSP)、タイムスタン
プトランスポートパケット(T_TSP)の3種類があ
り、各トランスポートパケットの長さは188バイトで
ある。
種トランスポートパケットのデータ構造を示す。また、
V_TSPはトランスポートパケットヘッダとビデオデ
ータから構成され、A_TSPはトランスポートパケッ
トヘッダとオーディオデータから構成され、T_TSP
はトランスポートパケットヘッダ、セクションヘッダ、
及び45個のタイムスタンプから構成される。
P間の区別はトランスポートパケットヘッダ内のPID
(Packet ID)で識別される。図3に示すよう
に、V_TSPはPID=“0x0020”、A_TS
PはPID=“0x0021”、及びT_TSPはPI
D=“0x1FFE”で識別される。1秒分のトランス
ポートパケットと連続データ領域、論理ブロック、及び
セクタの関係は、図5におけるVOBUと連続データ領
域、論理ブロック、及びセクタの関係と同様である。
図である。図11では、入力するトランスポートパケッ
トからプログラムクロックリファレンス(以下、「PC
R」という。)抽出部40においてPCRを抽出し、2
7MHzの発信器に対してPLL(Phase Loc
k Loop)回路を構成している。
検出部41では、当該27MHzのクロックを利用し
て、トランスポートパケットの入力タイミングをクロッ
ク値の形式で計測し、各トランスポートパケットごとの
クロック値の下位4バイトをタイムスタンプ値としてT
_TSP組立部42へ渡すことになる。
プ値が45個蓄積されると、1個のT_TSPを作成し
て出力すると同時に、メモリ43に対して、45個のタ
イムスタンプ値に対応するトランスポートパケットをT
_TSPの直後に出力するように指示を出す。
出部41においてトランスポートパケットの特定のバウ
ンダリを検出することにより、T_TSPを一旦終端す
る場合においては、T_TSP組立部42に対して、4
5個分のタイムスタンプが蓄積される前に終端するよう
に指示を出すことになる。
PEG2システム規格(ISO/IEC 13818−
1)で規定されているトランスポートストリームに準拠
したビットストリーム構造となる。このことから、AV
データ記録装置とパソコンを1394インタフェースで
接続し、パソコンからSBP−2プロトコルを介して記
録されたファイルにアクセスする場合、当該ファイルは
トランスポートストリームに準拠していることから、フ
ァイルの映像表示や編集処理が汎用のアプリケーション
ソフトを使って容易に処理することができる。ただし、
ここでアプリケーションソフトを使ってパソコンモニタ
上に映像表示する場合、記録されているT_TSPは読
み飛ばす等の処理が必要となる。
に登録しないだけで実現することもできる。PMTに未
登録であるPIDは無視されるのが一般的な再生動作だ
からである。
(Isochronous)モードで入力してくる任意
のトランスポートストリームを記録した後、全く同じト
ランスポートストリームを入力時と同じタイミングで出
力することを容易に実現することができる。これは入力
するトランスポートストリームをプログラムストリーム
に変換処理しないで、タイムスタンプ情報付きでそのま
ま記録し、そのまま出力することができるからである。
ので、1394インタフェースからの出力時に、受信側
の外部機器のバッファシミュレーションを実施して送信
タイミングを計算する必要が無い。例えば、日本でもC
S放送とBS放送との間では、前提とする受信側のバッ
ファサイズや、含まれるエレメンタリーストリーム(E
S)やユーザ独自ストリームの数やデータレートが異な
っているが、この場合であっても、放送システムごとに
別々にバッファシミュレーションをする必要がない。
トパケットの中に格納することにより、例えばトランス
ポートパケットごとに当該パケットの前に2バイトのタ
イムスタンプを付加する方法と較べて、2Kバイトのセ
クタ境界との親和性が良いので、編集時には便利であ
る。190バイトと2048バイトとの最小公倍数は1
90Kバイトだが、188バイトと2048バイトとの
最小公倍数は94Kバイトと約半分だからである。
1394インタフェース使用時に特別なストリーム変換
処理を行う必要が無いこと、連続再生を保証した記録を
行うこと、及びPC接続時にMPEG準拠したデータフ
ァイルとして見えることから、デジタルインタフェース
経由の映像の同期転送手段を使ったリアルタイム記録及
びリアルタイム再生の保証と、パソコン接続時の非同期
転送手段を使ったファイルの再生保証の両立を容易かつ
効率的に実現できる。
Pに格納するタイムスタンプは45個として説明してい
るが、特にこれに限定されるものではなく、例えば2バ
イト単位で90個になっても、3バイト単位で60個未
満となっても良い。ただし、多く格納すればするほど記
録時の冗長度を下げることができることは言うまでもな
い。
とにV_TSPを配置するものとしているが、GOPの
先頭を含むトランスポートパケットに対する入力時刻情
報がT_TSP内の先頭の入力時刻情報として含まれる
ように対応させ、GOPを含むトランスポートパケット
の直前に配置するようにすることも考えられる。このよ
うにすることで、GOP単位の再生スキップ等を容易に
実施することができるようになる。さらに、シーケンス
ヘッダを含むトランスポートパケットの入力時刻情報が
T_TSP内の先頭の入力時刻情報として含まれるよう
にしても良い。
態2について図面を参照しながら説明する。図8は、本
発明の実施の形態2にかかるAVデータ記録再生装置に
おけるトランスポートパケットT_TSPのデータ構造
を示す図である。図8に示すように、本実施の形態2で
は実施の形態1と比べて、タイムスタンプ値を圧縮し、
かつ圧縮した値を可変長データサイズの形態で格納する
点において相違する。
は、データサイズを固定長5ビットで格納し、続いて当
該データサイズの2の補数表現により圧縮されたタイム
スタンプ値を格納することになる。例えば、圧縮された
タイムスタンプ値が‘−1’であれば、2ビット表記
‘11’として格納される。また、圧縮されたタイムス
タンプ値が‘1’であれば、2ビット表記‘01’とし
て格納される。さらに、圧縮されたタイムスタンプ値が
‘2’であれば、2ビット表記‘010’として格納さ
れる。このように最上位ビットは符号ビットとして扱う
ことになる。
たタイムスタンプ値を一対とした組合せデータをT_T
SPが満杯になるまで繰り返し格納し、格納された組合
せデータの個数についても、タイムスタンプ個数Mとし
てT_TSP内に格納することになる。
の関係を示すベースタイム値についても、T_TSP内
に格納される。ここで、ベースタイム値は、ベースタイ
ム値自体のデータサイズとベースタイム値の組合せから
構成される。このベースタイム値は、タイムスタンプ値
の圧縮率を高めるために用いるT_TSPごとに設定す
ることができる定数である。
Vデータ記録再生装置におけるタイムスタンプ圧縮値の
計算方法を示す説明図である。図9に示すように、T_
TSP内のタイムスタンプ値#1以降においては、当該
タイムスタンプ値と直前のタイムスタンプ値との差をと
り、さらにベースタイム値を減算した後、計算値を2の
補数表現を用いた整数値として最低限必要なビット数を
用いてT_TSP内に格納している。一方、T_TSP
の先頭のタイムスタンプ値#0は、そのままのタイムス
タンプ値を整数値として最小限必要なビット数を用いて
T_TSP内に格納している。
AVデータ記録再生装置における記録ファイルのデータ
構造を示す図である。図10に示すように、記録ファイ
ルは複数のMPEGシーケンス・オブジェクト・ユニッ
ト(以下、「SOBU」という。)から構成される。各
SOBUは、T_TSPとトランスポートパケットグル
ープ(以下、「TSPG」という。)から構成される。
PGがM個のトランスポートパケットから構成され、そ
の各パケットに対する圧縮されたタイムスタンプが、直
前のT_TSPに格納される例を示している。そして、
この最初のTSPGの先頭はV_TSPであり、その有
効データ領域(以下、「ペイロード」という。)の先頭
にはPESヘッダ及びISO/IEC 13818−2
(MPEG2ビデオ)規格で規定されたシーケンスヘッ
ダが含まれている。
トパケットから構成されている。他のTSPGの中の1
つのTSPGの先頭はV_TSPであり、そのペイロー
ドの先頭にはISO/IEC 13818−2(MPE
G2ビデオ)規格で規定されたグループ・オブ・ピクチ
ャ(以下、「GOP」という。)が配置されている。
形態1と同様に、圧縮されたタイムスタンプ値が1個の
T_TSPに入らない場合には、一旦T_TSPを終端
し、次のT_TSPに格納することになる。なお、T_
TSPに格納されるタイムスタンプの個数Mは、圧縮さ
れたタイムスタンプのデータ長が可変長であることか
ら、格納されたタイムスタンプによって、それぞれ異な
る長さになっている。また、タイムスタンプ値が1個の
T_TSP内で一杯にならなくても、途中で打ち切り、
次のT_TSPに移っても良い。
ータ構造に関係していない部分については、実施の形態
1と同様である。
のデータ構造によって、T_TSP内に最大255個の
タイムスタンプを格納することが可能となる。最も多く
格納できるケースは、圧縮されたタイムスタンプ値が
‘0’の場合であり、この場合タイムスタンプ#1以降
はそれぞれのデータサイズを示すために必要な5ビット
分だけになる。これは、各トランスポートパケットの入
力間隔が等しい場合であり、かつベースタイム値として
その入力間隔に等価のクロック値が選択された場合であ
る。この場合、T_TSPのデータ量を全体の0.39
%に抑えることが可能となる。実施の形態1の場合には
2.2%であったことを鑑みれば、T_TSPのデータ
量を最大で約1/5に圧縮できることになる。
示す1394インタフェース部1に接続した場合、MP
EGエンコーダが生成するトランスポートパケットの送
出間隔をできるだけ等間隔になるように制御すること
で、T_TSPの圧縮率を高めることが可能となる。
TSP生成時におけるタイムスタンプ間の差分値の平均
値を選択することにより、T_TSPの圧縮率が高まる
ことが期待できる。
レートがあらかじめわかっている場合には、均等にトラ
ンスポートパケットを入力する場合の時間間隔に相当す
るカウンタ値をベースタイム値として選択することによ
り、T_TSPの圧縮率が高まることが期待できる。
要というわけではなく、常に‘0(ゼロ)’としておい
ても問題は生じない。この場合、タイムスタンプの圧縮
率が低下するものの、実施の形態1の場合と比べると、
タイムスタンプ値のデータサイズが可変長であることか
ら、T_TSPの全体に対する割合(冗長度)の優位性
は変わらない。
(MPEG2ビデオ)規格で規定されたMPEG2圧縮
映像で規定されたシーケンスヘッダを含むトランスポー
トパケットが、必ずT_TSPのタイムスタンプ#0に
対応するようにしても良い。ただし、そのためにはトラ
ンスポートパケットの受信時にシーケンスヘッダを含む
V_TSPを検出し、検出された場合にはT_TSPを
一旦終端し、検出したパケットのタイムスタンプ値を新
たなT_TSPの先頭のタイムスタンプ値として設定す
る必要がある。これによって、映像の途中のどのシーケ
ンスヘッダから再生を開始する場合においても、T_T
SPが直前に存在することになるので、最大255個の
トランスポートパケットの中からT_TSPを探し出
し、かつT_TSP内のタイムスタンプ値をスキャンす
る処理を行う必要が無くなる。
(MPEG2ビデオ)規格で規定されたプログラム・ア
ソシエーション・テーブル(以下、「PAT」とい
う。)を含むトランスポートパケットが、必ずT_TS
Pのタイムスタンプ#0に対応するようにしても良い。
ただし、そのためにはトランスポートパケットの受信時
にPATを検出し、検出された場合にはT_TSPを一
旦終端し、検出したパケットのタイムスタンプ値を新た
なT_TSPの先頭のタイムスタンプ値として設定する
必要がある。これによって、映像の途中のPATからト
ランスポートパケットの送出を開始する場合において
も、T_TSPが直前に存在することになるので、送出
タイミングを知るために多く(例えば255個)のトラ
ンスポートパケットの中からT_TSPを探し出す処理
を行う必要が無くなる。
トランスポートストリームを外部から入力するものとし
ているが、記録再生装置の内部でトランスポートストリ
ームを生成する場合(例えばアナログ映像入力をMPE
G2圧縮する場合)に、SOBUの先頭のTSPGを構
成するトランスポートパケットとして、第1にPATを
含むトランスポートパケット、第2にプログラム・マッ
プ・テーブル(以下、「PMT」という。)を含むトラ
ンスポートパケット、第3にPESヘッダ、シーケンス
ヘッダ、及びPCR(プログラム・クロック・リファレ
ンス)を含むトランスポートパケットが配置されるよう
にしても良い。図16に示すMOBUはかかる配置を行
った場合の一例を示している。これによって、映像の途
中のどのシーケンスヘッダから送出を開始する場合であ
っても、T_TSPが3個前に存在することになること
から、送出タイミングを知るために多く(例えば255
個)のトランスポートパケットの中からT_TSPを探
し出し、そのT_TSP内でさらに対応するタイムスタ
ンプ値までスキップする処理を行う必要が無くなる。
(MPEG2ビデオ)規格で規定されたGOPヘッダを
含むトランスポートパケットが、必ずT_TSPのタイ
ムスタンプ#0に対応するようにしても良い。ただし、
そのためにはトランスポートパケットの受信時にGOP
ヘッダを検出し、検出された場合にはT_TSPを一旦
終端し、検出したパケットのタイムスタンプ値を新たな
T_TSPの先頭のタイムスタンプ値として設定する必
要がある。これによって、映像の途中のGOPヘッダか
ら再生を開始する場合においても、T_TSPが直前に
存在することになるので、送出タイミングを知るために
前のトランスポートパケットの中からT_TSPを探し
出し、そのT_TSP内でさらに対応するタイムスタン
プ値までスキップする処理を行う必要が無くなる。な
お、GOPの先頭から再生を開始する場合には、対応す
るPAT、PMT、及びシーケンスヘッダが既知であ
り、かつGOPに先だって出力される必要がある。
が音声ストリーム主体である場合、及び記録最盛装置で
音声のみからなるトランスポートストリームを生成する
場合に、T_TSPのタイムスタンプ#0が、固定数の
音声フレームごとに当該音声フレームの先頭を含むトラ
ンスポートパケットもしくはその前のPAT/PMTに
対応するようにしても良い。ただし、そのためにはトラ
ンスポートパケットの受信時に音声フレームを検出し、
T_TSP内に固定数の音声フレームに対応するタイム
スタンプが全て格納された場合にはT_TSPを一旦終
端し、次の音声フレームからは新たなT_TSPの先頭
のタイムスタンプ値として設定する必要がある。これに
よって、音声ストリームの途中のどの音声フレームから
再生を開始する場合においても、T_TSPが直前に存
在することになるので、送出タイミングを知るために前
のトランスポートパケットの中からT_TSPを探し出
す処理を行う必要が無くなる。なお、固定数の音声フレ
ームは、例えば約1秒分の音声フレームとして設定す
る。
ている。図17において、AOBUは約1秒分の固定数
の音声フレームから構成される。AOBUの先頭には、
T_TSPを記録する。また各AOBSUには、PAT
_TSP及びPMT_TSPを先頭に記録する。さらに
各AOBSUは4個の音声フレームを格納することにな
る。AOBSUは、100msec以下の固定の音声フ
レーム数となるように記録することから、PAT/PM
Tの送出間隔も100msec以下となる。なお、T_
TSPがAOBUの途中に記録されていても良い。
ムに日本のBSデジタル放送規格(ARIB STD−
B24)等で規定されたデータ放送に準拠したデータス
トリームが含まれる場合、T_TSPのタイムスタンプ
#0が必ずデータストリームの復号単位の先頭を含むト
ランスポートパケットに対応するようにしても良い。た
だし、そのためにはトランスポートパケットの受信時に
データストリームの復号単位の先頭を検出し、検出され
た場合にはT_TSPを一旦終端し、検出したパケット
のタイムスタンプ値を新たなT_TSPの先頭のタイム
スタンプ値として設定する必要がある。これによって、
映像の途中のどの復号単位からデータ再生を開始する場
合においても、T_TSPが直前に存在することになる
ので、送出タイミングを知るために前のトランスポート
パケットの中からT_TSPを探し出し、そのT_TS
P内でさらに対応するタイムスタンプ値までスキップす
る処理を行う必要が無くなる。
Gを構成するトランスポートパケットのペイロードの先
頭からPESヘッダが始まり、そのPESヘッダの先頭
から映像のシーケンスヘッダ及びGOPヘッダが始まる
ものとしているが、ペイロードの途中から始まるもので
あっても良い。
Uの最初のTSPGを構成するトランスポートパケット
にシーケンスヘッダが含まれるものとしているが、その
直前に所定数(例えば1個)のトランスポートパケット
が存在しても良い。例えば、SOBUの先頭に必ず特定
のPIDを有するトランスポートパケットを挿入するこ
とで、当該トランスポートパケットに各SOBUに関す
る情報を入れておく場合も考えられる。
て圧縮されたタイムスタンプ値が等しくなる場合には、
連続して同じ値を格納するものとしているが、連続回数
自体を格納することにより情報量をさらに圧縮すること
も考えられる。例えば、5ビットのデータ長が‘111
10’とコーディングされている場合には、続けて連続
回数を3ビットの固定長表現で対応させるようにすれば
良い。すなわち、データ長が‘11110’になる直前
のタイムスタンプの圧縮値が連続しているとみなすこと
になる。これにより、さらに冗長度を約1/4(8/3
5)に抑えることが可能となる。ただし、この場合には
T_TSPに格納可能なタイムスタンプ個数が約4倍に
なることから、タイムスタンプ個数を設定するフィール
ドを8ビットから11ビット程度にまで増やす必要が生
じる。また、連続回数に対してより大きなビット数を割
り当てることも考えられるが、遅延部13に必要とされ
るメモリサイズが過大にならないよう配慮することや、
T_TSPが失われた際の影響が大きくなることを配慮
する必要があることは言うまでもない。
PIDは‘0x1FFE’であるものとしているが、で
きるだけ一般に使用されない値であることが望ましい。
外部から入力したトランスポートストリームが同じPI
Dを使用している場合、同一のPIDが違うエレメンタ
リストリームに割り当てられることになるからである。
他の値としては、‘0x001D’や‘0x1777’
等が適当であるものと考えられる。
に使用するPIDと同じPID値を外部から入力したス
トリームが使用している場合も考えられる。再生時の区
別をより容易にするために、T_TSPの内部に、T_
TSPを識別するためのID(例えば‘T_TSP’の
ascii(アスキー)文字)を所定の位置(例えばセ
クションヘッダの直後、すなわち先頭から9バイト目)
に挿入しても良い。ただし、T_TSP内のタイムスタ
ンプ個数に従って処理すれば、原則的には混同すること
はない。
PIDは‘0x1FFE’であるものとしているが、M
PEG規格でPIDが‘0x1FFF’に決められてい
るヌルパケットであっても良い。図12に当該ヌルパケ
ットのデータ構造の例示図を示す。
ケットのペイロード部にはどんな値でも良いものとされ
ていることから、当該ペイロード部にタイムスタンプを
格納することにより、入力するトランスポートストリー
ム内で使用されるエレメンタリーストリームのPIDと
衝突することが無くなる。ヌルパケット内にはエレメン
タリーストリームを格納することは無いからである。
生装置内部にMPEGデコーダや表示装置等を設ければ
外部機器を1394インタフェースに接続しなくても映
像表示可能なのは言うまでもない。
態3について図面を参照しながら説明する。本実施の形
態3においては、実施の形態1又は実施の形態2に示す
方法によってあらかじめ記録された動画ストリームを接
続する場合について説明する。
かるAVデータ記録再生装置における記録された動画ス
トリームのデータ構造の例示図である。図13において
は、表示簡略化のため、VはV_TSPを、AはA_T
SPを、PはP_TSP(パディング)を、TはT_T
SP(タイムスタンプ)を、GはG_TSP(ギャップ
情報)を、それぞれ表している。
と動画ストリーム#2は、中間に接続部分を挟んで記録
される形態になっている。接続部分は、G_TSP(ギ
ャップトランスポートパケット)で始まっており、続い
てDVB規格で定義されているDIT(Discontinuity
Information Table)を含む2個のトランスポートパケ
ット(共にPIDは‘0x001E’)(実際には2個
の内、2個目のみにDITが格納される。1個目は不連
続であることを示す値が格納されるのみである。)、さ
らにP_TSP(パディング・トランスポートパケッ
ト)から構成される。なお、G_TSP及びP_TSP
は独自のデータ構造を有しており、詳細については後述
する。
れ、接続部分のデータサイズは最大94Kバイト(セク
タサイズ2048とパケットサイズ188の最小公倍数
94×1024バイト)、最小3×188バイトとな
る。また、セクタ#(N−1)、#N、#(N+1)、
#(N+2)は物理的に連続したセクタを示している。
図である。トランスポートパケットヘッダ及びセクショ
ンヘッダのデータ構造はPID(0x1FFD)等を除
いて図8と同様である。セクションヘッダに続いて識別
子(‘GTSP’)と、接続部分内のトランスポートパ
ケットの数を設定する。2つの動画ストリームを接続す
る場合に、接続部分内のトランスポートパケットにはタ
イムスタンプを付加しないので、接続部分内のトランス
ポートパケット数は対応するタイムスタンプを有しない
トランスポートパケットの数に等しい。
図である。パディングのために使用するパケットである
ので、特に重要な値は格納されておらず、トランスポー
トパケットヘッダ(PIDが‘0x1FFC’である点
で相違する)、セクションヘッダ、識別子(‘PTS
P’)を有する点は図14と同様である。
ーム#1から#2にわたるトランスポートパケットの連
続性を確保し、かつ各論理セクタ内のデータをトランス
ポートパケットで満たす必要がある。そのため、接続部
分には最大94Kバイトのデータサイズが必要となる。
すなわち、接続時に接続部分に相当するデータを新たに
記録する必要がある。さらに、接続部分及びその前後部
分が物理的に連続するセクタに記録されるように記録し
直す。
TSP内に格納された接続部分のパケット数を参照し
て、そのパケット数に対応するトランスポートパケット
の内、DITを含むトランスポートパケット(2個)を
除くパケットの送出を行わない。2個のDITは前の動
画ストリームに続けて直後に送出する。
接続された際に不要なパケットが送出されないことか
ら、ストリーム間の接続性が向上する。すなわち、図1
の1394インタフェースに接続されたデジタルテレビ
が動画ストリームを復号する際に、接続点の後におい
て、次に表示すべきデータが無くて、映像フレームが更
新されないで直前の映像フレームで一瞬フリーズするよ
うなことを防ぐことができる。
異なる値としたことで、接続部分が複数個あっても全て
のG_TSPの連続性カウンタ(Continuity Counter)
の値が常に‘0(ゼロ)’で良いことから、記録が容易
になる。もし、PIDがP_TSPと同じであれば、値
の連続性を考慮する必要が生じることになる。
ムスタンプを設定不要とすることにより、接続時の編集
処理を簡易化することができる。タイムスタンプを設定
する場合には、各パケットごとに送出タイミングを設定
する必要があるからである。
分が連続した論理セクタ上に記録されるものとしている
が、図13に示す論理セクタ#(N+1)だけが極端に
物理的に離れた論理セクタ上に記録されている場合であ
っても、再生時にG_TSP内の接続部分のトランスポ
ートパケット数を見て、論理セクタ#(N+1)を読み
飛ばすことになることから、接続部分におけるシーク動
作の発生も未然に防止することが可能となる。
2つのストリームの接続処理時において必要となる、接
続部分周辺の連続データ領域のデータサイズを減らすこ
とも可能となる。接続部分の両端を除く部分のデータサ
イズを連続データ領域のデータサイズとしてあらかじめ
確保しておく必要が無くなるからである。
分に論理セクタ#(N+1)にもP_TSPを記録する
ものとしているが、G_TSP内に接続部分に必要とな
るトランスポートパケット数を見て、論理セクタ#(N
+2)のT_TSPのバイト位置を割り出して、G_T
SP、DIT、DIT、T_TSPの順に読み出すこと
によって、論理セクタ#(N+1)上のデータを記録し
なくても良いとすることもできる。
のG_TSP内に接続部分のパケット数を記録している
が、トランスポートストリームに対する管理データとし
て記録しても良い。
トのデータサイズは188バイトであるものとしている
が、4バイトのタイムスタンプを付加した192バイト
であっても良い。
ェースを1394規格に準拠した伝送路としたが、MP
EGデータの同期転送及び/又は非同期転送を備えてい
るものであれば良い。
相変化光ディスクであるものとしたが、特にこれに限定
するものではなく、例えばDVD−RAM、MO、DV
D−R、DVD−RW、DVD+RW、CD−R、CD
−RW等の光ディスクやハードディスク等のディスク形
状を有する記録媒体であれば何でも良い。また、半導体
メモリであっても良い。
ヘッドはピックアップとしているが、MOの場合はピッ
クアップ及び磁気ヘッドとなり、またハードディスクの
場合は磁気ヘッドとなる。
94インタフェースを介して入出力する場合を前提とし
ているが、例えばカムコーダのように、本体にカメラ
部、圧縮部、及び伸長部を有する記録/再生装置であっ
ても良い。
ンスポートストリームは、MPEGを用いたデジタル放
送規格に準拠した形式であっても良いし、MPEGを用
いたデジタルデータ放送に準拠した形式であっても良
い。こうすることで、デジタル放送用セットトップボッ
クス(STB)との互換性を高めることができ、またデ
ータ放送受信機能等のSTBの有する機能を活用するこ
とができるからである。
は対応するトランスポートパケットの直前に配置するも
のとして説明しているが、対応するトランスポートパケ
ットの直後に配置するものであっても良い。また、対応
するトランスポートパケットと離れた位置に配置するも
のであっても良いが、この場合には対応するトランスポ
ートパケットの位置情報を追加する必要があることは言
うまでもない。
をISO/IEC 13818−1(MPEG2システ
ム)規格で規定されたセクションのデータ構造を利用し
ているが、同規格で規定されているPESストリームの
データ構造、PESヘッダ内のユーザデータのデータ構
造、又はアダプテーションフィールド内のユーザデータ
のデータ構造を利用することも考えられる。
スポートパケットを全て記録するものとしているが、P
ID等を検出することによって、T_TSPは入力時に
除去することも考えられる。こうすることによって、T
_TSPが誤って重複して付加されることを未然に防止
することが可能となる。
出力時にT_TSPは出力しないものとしているが、意
識的に出力させることも考えられる。こうすることで、
Isochronous伝送を用いてタイミング情報を
含むトランスポートストリームのコピーを実現すること
ができる。すなわち、受信側で独自にタイムスタンプを
付与する機能を有さない場合であっても、正確なタイミ
ング情報を伝えることが可能となる。例えば受信側が専
用のハードウェアを有さないパソコンの場合に有効であ
る。
MPEGストリーム組立後に付加するものとしている
が、MPEGストリーム組立時にT_TSPを挿入して
も良い。すなわち、図1に示す1394インタフェース
に接続されたMPEGエンコーダが、あらかじめT_T
SPを挿入した後に、MPEGストリームを記録再生装
置へ入力しても良い。ただし、この場合には、T_TS
Pの追加処理をスキップする必要があることは言うまで
もない。この場合、T_TSPは、MPEGストリーム
組立時においてT_TSPに対するバッファシミュレー
ションを満たす形で挿入されることになる。
記録再生装置によれば、映像をIEEE1394のデジ
タルインタフェース経由で、D−VHSやセットトップ
ボックス(STB)へ伝送したり、D−VHSやセット
トップボックス(STB)から入力したりしやすく、か
つ連続再生又は連続記録が可能なように記録する映像記
録再生装置を容易に実現することができ、同時に、パソ
コン接続時に記録されたMPEGシステムストリーム
が、簡易にMPEG規格に準拠したデータとして見せる
ことができるようなAVデータ記録再生装置を容易に実
現できる。
(連続再生、デジタル伝送、ファイル操作)を有するA
Vデータ記録装置を容易に実現することが可能となる。
録再生装置の構成図
録再生装置における記録形態を示す図
トパケットのデータ構造を示す図
容を示す図
形態を示す図
イルのデータ構造を示す図
トパケットのデータ構造を示す図
イムスタンプ値の算出方法の説明図
ルのデータ構造を示す図
生成部の構成図
トのデータ構造を示す図
記録再生装置における動画ストリームのデータ構造を示
す図
のデータ構造を示す図
のデータ構造を示す図
記録再生装置における記録形態を示す図
記録再生装置における記録形態を示す図
Claims (65)
- 【請求項1】 所定のデータ構造を有するパケットを入
力するパケット入力部と、 少なくとも入力された前記パケットの入力時刻に関する
情報を含む一又は複数個の前記パケットに関する情報
を、同じ前記データ構造を有する他のパケットに格納す
る情報生成部と、 一又は複数個の前記パケットと、前記パケットに関する
情報を有する前記他のパケットを記録する記録部とを有
し、 前記記録部が、一又は複数個の前記パケットと、前記パ
ケットに関する情報を有する前記他のパケットを共に記
録することを特徴とするAVデータ記録装置。 - 【請求項2】 所定のデータ構造を有するパケットを入
力するパケット入力部と、 入力された一又は複数個の前記パケットに関する入力時
刻情報を、同じ前記データ構造を有する他のパケットに
格納する時間情報生成部と、 一又は複数個の前記パケットと、前記パケットに関する
入力時刻情報を有する前記他のパケットを記録する記録
部とを有し、 前記記録部が、一又は複数個の前記パケットと、前記パ
ケットに関する入力時刻情報を有する前記他のパケット
を共に記録することを特徴とするAVデータ記録装置。 - 【請求項3】 トランスポートパケット入力部と、 入力された一又は複数個の前記トランスポートパケット
に関する入力時刻情報を、他のトランスポートパケット
に格納する時間情報生成部と、 一又は複数個の前記トランスポートパケットと、前記ト
ランスポートパケットに関する前記入力時刻情報を有す
る前記他のトランスポートパケットを記録する記録部と
を有し、 前記記録部が、一又は複数個の前記トランスポートパケ
ットと、前記入力時刻情報を有する前記他のトランスポ
ートパケットを共に記録することを特徴とするAVデー
タ記録装置。 - 【請求項4】 前記時間情報生成部において、前記入力
時刻情報を所定の個数まとめて前記他のトランスポート
パケットに格納し、 前記記録部において、所定の個数分の前記トランスポー
トパケットに関する前記入力時刻情報を有する前記他の
トランスポートパケットの直後に、対応する一又は複数
個の前記トランスポートパケットを記録する請求項3記
載のAVデータ記録装置。 - 【請求項5】 前記時間情報生成部において、前記入力
時刻情報を所定の個数まとめて前記他のトランスポート
パケットに格納し、 前記記録部において、所定の個数分の前記トランスポー
トパケットに関する前記入力時刻情報を有する前記他の
トランスポートパケットの直前に、対応する一又は複数
個の前記トランスポートパケットを記録する請求項3記
載のAVデータ記録装置。 - 【請求項6】 前記記録部において、個々の前記トラン
スポートパケットに関する前記入力時刻情報を有する前
記他のトランスポートパケットの直後に、対応する前記
トランスポートパケットを記録する請求項3記載のAV
データ記録装置。 - 【請求項7】 前記記録部において、個々の前記トラン
スポートパケットに関する前記入力時刻情報を有する前
記他のトランスポートパケットの直前に、対応する前記
トランスポートパケットを記録する請求項3記載のAV
データ記録装置。 - 【請求項8】 前記時間情報生成部において、複数個の
トランスポートパケットに関する前記入力時刻情報を、
他のトランスポートパケットに格納する場合に、前記入
力時刻情報を圧縮して格納する請求項3記載のAVデー
タ記録装置。 - 【請求項9】 前記時間情報生成部において、複数個の
トランスポートパケットに関する前記入力時刻情報を、
他のトランスポートパケットに格納する場合に、前記入
力時刻情報を可変長データとして格納する請求項3記載
のAVデータ記録装置。 - 【請求項10】 前記時間情報生成部において、複数個
のトランスポートパケットに関する前記入力時刻情報
を、他のトランスポートパケットに格納する場合に、前
記入力時刻情報が連続して等しくなる場合には、前記入
力時刻情報として連続回数を格納する請求項3記載のA
Vデータ記録装置。 - 【請求項11】 前記時間情報生成部において、複数個
のトランスポートパケットに関する前記入力時刻情報
を、他のトランスポートパケットに格納する場合に、2
つの入力時刻の差分値を前記入力時刻情報として格納す
る請求項3記載のAVデータ記録装置。 - 【請求項12】 前記時間情報生成部において、複数個
のトランスポートパケットに関する前記入力時刻情報
を、他のトランスポートパケットに格納する場合に、2
つの入力時刻の差分値から所定の数値を減算した値を前
記入力時刻情報として格納する請求項3記載のAVデー
タ記録装置。 - 【請求項13】 前記時間情報生成部において、複数個
のトランスポートパケットに関する前記入力時刻情報
を、他のトランスポートパケットに格納する場合に、2
つの入力時刻の差分値から所定の数値を減算した値を前
記入力時刻情報として格納し、前記所定の数値とともに
前記トランスポートパケットに格納する請求項3記載の
AVデータ記録装置。 - 【請求項14】 前記時間情報生成部において、過去に
生成した前記他のトランスポートパケット内の前記差分
値の平均値を前記所定の数値とする請求項12又は13
記載のAVデータ記録装置。 - 【請求項15】 前記時間情報生成部において、入力す
るトランスポートパケットのビットレートに対応した値
を前記所定の数値とする請求項12又は13記載のAV
データ記録装置。 - 【請求項16】 前記時間情報生成部において、特定の
エレメンタリーストリームの復号単位の先頭部分を含む
トランスポートパケットに対する前記入力時刻情報を、
他のトランスポートパケット内の略先頭に位置する前記
入力時刻情報として格納する請求項3記載のAVデータ
記録装置。 - 【請求項17】 前記時間情報生成部において、映像の
復号単位の先頭部分を含むトランスポートパケットに対
する前記入力時刻情報を、他のトランスポートパケット
内の略先頭に位置する前記入力時刻情報として格納する
請求項3記載のAVデータ記録装置。 - 【請求項18】 前記時間情報生成部において、映像の
シーケンスヘッダの先頭部分を含むトランスポートパケ
ットに対する前記入力時刻情報を、他のトランスポート
パケット内の略先頭に位置する前記入力時刻情報として
格納する請求項3記載のAVデータ記録装置。 - 【請求項19】 前記時間情報生成部において、さらに
プログラム・アソシエーション・テーブルを含むトラン
スポートパケットに対する前記入力時刻情報を、他のト
ランスポートパケット内の略先頭に位置する前記入力時
刻情報として格納する請求項18記載のAVデータ記録
装置。 - 【請求項20】 前記時間情報生成部において、さらに
映像のGOPヘッダを含むトランスポートパケットに対
する前記入力時刻情報を、他のトランスポートパケット
内の略先頭に位置する前記入力時刻情報として格納する
請求項18記載のAVデータ記録装置。 - 【請求項21】 前記時間情報生成部において、音声の
復号単位の先頭部分を含むトランスポートパケットに対
する前記入力時刻情報を、他のトランスポートパケット
内の略先頭に位置する前記入力時刻情報として格納する
請求項3記載のAVデータ記録装置。 - 【請求項22】 前記時間情報生成部において、データ
放送ストリームの復号単位の先頭部分を含むトランスポ
ートパケットに対する前記入力時刻情報を、他のトラン
スポートパケット内の略先頭に位置する前記入力時刻情
報として格納する請求項3記載のAVデータ記録装置。 - 【請求項23】 前記トランスポートパケット入力部に
おいて、前記入力時刻情報を有する前記他のトランスポ
ートパケットを除去する請求項3記載のAVデータ記録
装置。 - 【請求項24】 前記時間情報生成部において、前記入
力時刻情報がヌルパケットのペイロード領域に格納され
る請求項3記載のAVデータ記録装置。 - 【請求項25】 前記時間情報生成部において、前記入
力時刻情報が格納されないトランスポートパケットの個
数が、前記他のトランスポートパケットに格納される請
求項3記載のAVデータ記録装置。 - 【請求項26】 トランスポートパケット生成部と、 前記トランスポートパケット生成部から入力した一又は
複数個の前記トランスポートパケットに関する入力時刻
情報を、他のトランスポートパケットに格納する時間情
報生成部と、 一又は複数個の前記トランスポートパケットと、前記ト
ランスポートパケットに関する前記入力時刻情報を有す
る前記他のトランスポートパケットを記録する記録部と
を有し、 前記記録部が、一又は複数個の前記トランスポートパケ
ットと、前記入力時刻情報を有する前記他のトランスポ
ートパケットとを共に記録し、 前記時間情報生成部が、前記入力時刻情報として2個の
前記トランスポートパケットの入力時刻の差分値から所
定の数値を減算した値を前記入力時刻情報として格納
し、 前記トランスポートパケット生成部が、トランスポート
パケットを略等間隔で生成することを特徴とするAVデ
ータ記録装置。 - 【請求項27】 記録媒体に記録されている所定のデー
タ構造を有するパケットを読出す読出し部と、 前記記録媒体に記録されている、少なくとも前記パケッ
トの入力時刻に関する情報を含む一又は複数個のパケッ
トに関する情報について所定の個数分まとめて記録して
いる1つの他のパケットを抽出して、前記パケットの入
力時刻を特定する時間情報抽出部と、 前記パケットを出力する出力部を有し、 前記出力部において、前記パケットに関する情報に基づ
いて対応する前記パケットを出力することを特徴とする
AVデータ再生装置。 - 【請求項28】 記録媒体に記録されている所定のデー
タ構造を有するパケットを読出す読出し部と、 前記記録媒体に記録されている一又は複数個のパケット
に関する入力時刻情報について所定の個数分まとめて記
録している1つの他のパケットを抽出して、前記パケッ
トの入力時刻を特定する時間情報抽出部と、 前記パケットを出力する出力部を有し、 前記出力部において、前記パケットに関する入力時刻情
報に基づいて対応する前記パケットを出力することを特
徴とするAVデータ再生装置。 - 【請求項29】 記録媒体に記録されているトランスポ
ートパケットを読出す読出し部と、 前記記録媒体に記録されている一又は複数個の前記トラ
ンスポートパケットに関する入力時刻情報について所定
の個数分まとめて記録している1つの他のトランスポー
トパケットを抽出して、前記トランスポートパケットの
入力時刻を特定する時間情報抽出部と、 前記トランスポートパケットを出力する出力部を有し、 前記出力部において、前記トランスポートパケットの前
記入力時刻情報に基づいて対応する前記トランスポート
パケットを出力することを特徴とするAVデータ再生装
置。 - 【請求項30】 前記出力部において、前記入力時刻情
報に基づいて、前記入力時刻情報が含まれている前記他
のトランスポートパケットの後ろに位置する前記トラン
スポートパケットを出力する請求項29記載のAVデー
タ再生装置。 - 【請求項31】 前記出力部において、前記入力時刻情
報に基づいて、前記入力時刻情報が含まれている前記他
のトランスポートパケットの前に位置する前記トランス
ポートパケットを出力する請求項29記載のAVデータ
再生装置。 - 【請求項32】 前記出力部において、前記入力時刻情
報をまとめて記録している前記他のトランスポートパケ
ットも一緒に出力する請求項29記載のAVデータ再生
装置。 - 【請求項33】 前記時間情報抽出部において、圧縮し
て格納された複数個のトランスポートパケットに関する
前記入力時刻情報を抽出する請求項29記載のAVデー
タ再生装置。 - 【請求項34】 前記時間情報抽出部において、可変長
データとして格納された複数個のトランスポートパケッ
トに関する前記入力時刻情報を抽出する請求項29記載
のAVデータ再生装置。 - 【請求項35】 前記時間情報抽出部において、前記入
力時刻情報が連続して等しくなる場合に、前記入力時刻
情報として格納された連続回数を抽出する請求項29記
載のAVデータ再生装置。 - 【請求項36】 前記時間情報抽出部において、前記入
力時刻情報として格納された2つの入力時刻の差分値を
抽出する請求項29記載のAVデータ再生装置。 - 【請求項37】 前記時間情報抽出部において、前記入
力時刻情報として格納された2つの入力時刻の差分値か
ら所定の数値を減算した値を抽出する請求項29記載の
AVデータ再生装置。 - 【請求項38】 前記時間情報抽出部において、前記入
力時刻情報として格納された2つの入力時刻の差分値か
ら所定の数値を減算した値、及び前記トランスポートパ
ケットに格納された前記所定の数値を抽出する請求項2
9記載のAVデータ再生装置。 - 【請求項39】 前記時間情報抽出部において、過去に
生成した前記他のトランスポートパケット内の前記差分
値の平均値を前記所定の数値とする請求項37又は38
記載のAVデータ再生装置。 - 【請求項40】 前記時間情報抽出部において、入力す
るトランスポートパケットのビットレートに対応した値
を前記所定の数値とする請求項37又は38記載のAV
データ再生装置。 - 【請求項41】 前記時間情報抽出部において、他のト
ランスポートパケット内の略先頭に位置する前記入力時
刻情報として格納されている、特定のエレメンタリース
トリームの復号単位の先頭部分を含むトランスポートパ
ケットに対する前記入力時刻情報を抽出する請求項29
記載のAVデータ再生装置。 - 【請求項42】 前記時間情報抽出部において、他のト
ランスポートパケット内の略先頭に位置する前記入力時
刻情報として格納されている、映像の復号単位の先頭部
分を含むトランスポートパケットに対する前記入力時刻
情報を抽出する請求項29記載のAVデータ再生装置。 - 【請求項43】 前記時間情報抽出部において、他のト
ランスポートパケット内の略先頭に位置する前記入力時
刻情報として格納されている、映像のシーケンスヘッダ
の先頭部分を含むトランスポートパケットに対する前記
入力時刻情報を抽出する請求項29記載のAVデータ再
生装置。 - 【請求項44】 前記時間情報抽出部において、他のト
ランスポートパケット内の略先頭に位置する前記入力時
刻情報として格納されている、プログラム・アソシエー
ション・テーブルを含むトランスポートパケットに対す
る前記入力時刻情報も抽出する請求項43記載のAVデ
ータ再生装置。 - 【請求項45】 前記時間情報生成部において、他のト
ランスポートパケット内の略先頭に位置する前記入力時
刻情報として格納されている、映像のGOPヘッダを含
むトランスポートパケットに対する前記入力時刻情報も
抽出する請求項43記載のAVデータ再生装置。 - 【請求項46】 前記時間情報抽出部において、他のト
ランスポートパケット内の略先頭に位置する前記入力時
刻情報として格納されている、音声の復号単位の先頭部
分を含むトランスポートパケットに対する前記入力時刻
情報を抽出する請求項29記載のAVデータ再生装置。 - 【請求項47】 前記時間情報抽出部において、他のト
ランスポートパケット内の略先頭に位置する前記入力時
刻情報として格納されている、データ放送ストリームの
復号単位の先頭部分を含むトランスポートパケットに対
する前記入力時刻情報を抽出する請求項29記載のAV
データ再生装置。 - 【請求項48】 記録媒体に記録されているトランスポ
ートパケットを読み出す読み出し部と、 前記記録媒体に記録されている一又は複数個の前記トラ
ンスポートパケットに関する入力時刻情報について所定
の個数分まとめて記録している1つの他のトランスポー
トパケットを抽出する時間情報抽出部と、 前記トランスポートパケットを出力する出力部を有し、 前記出力部において、前記時間情報抽出部によって抽出
された前記他のトランスポートパケットを無視して出力
することを特徴とするAVデータ再生装置。 - 【請求項49】 記録媒体に記録されているトランスポ
ートパケットを読み出す読み出し部と、 前記記録媒体に記録されている一又は複数個の前記トラ
ンスポートパケットに関する入力時刻情報が格納されて
いない前記トランスポートパケットの個数を記録する1
つの他のトランスポートパケットを抽出して、前記入力
時刻情報が格納されていない前記トランスポートパケッ
トの個数を特定する個数抽出部と、 前記トランスポートパケットを出力する出力部を有し、 前記出力部において、前記個数に基づいて前記入力時刻
情報が格納されていない前記トランスポートパケットに
ついては出力しないことを特徴とするAVデータ再生装
置。 - 【請求項50】 所定のデータ構造を有するパケットを
入力するパケット入力部と、 少なくとも入力された前記パケットの入力時刻に関する
情報を含む一又は複数個の前記パケットに関する情報
を、同じ前記データ構造を有する他のパケットに格納す
る情報生成部と、 一又は複数個の前記パケットと、前記パケットに関する
情報を有する前記他のパケットを記録する記録部と、 記録媒体に記録されている前記パケット及び前記他のパ
ケットを読出す読出し部と、 前記記録媒体に記録されている一又は複数個の前記パケ
ットに対応する前記他のパケットを抽出して、前記パケ
ットの入力時刻を特定する時間情報抽出部と、 前記パケットを出力する出力部を有し、 前記記録部において、一又は複数個の前記パケットと、
前記パケットに関する情報を有する前記他のパケットを
共に記録し、 前記出力部において、前記パケットに関する情報に基づ
いて対応する前記パケットを出力することを特徴とする
AVデータ記録再生装置。 - 【請求項51】 所定のデータ構造を有するパケットを
入力するパケット入力部と、 入力された一又は複数個の前記パケットに関する入力時
刻情報を、同じ前記データ構造を有する他のパケットに
格納する時間情報生成部と、 一又は複数個の前記パケットと、前記パケットに関する
入力時刻情報を有する前記他のパケットを記録する記録
部と、 記録媒体に記録されている所定のデータ構造を有する前
記パケット及び前記他のパケットを読出す読出し部と、 前記記録媒体に記録されている一又は複数個の前記パケ
ットに対応する前記他のパケットを抽出して、前記パケ
ットの入力時刻を特定する時間情報抽出部と、 前記パケットを出力する出力部を有し、 前記記録部において、一又は複数個の前記パケットと、
前記パケットに関する入力時刻情報を有する前記他のパ
ケットを共に記録し、 前記出力部において、前記パケットに関する入力時刻情
報に基づいて対応する前記パケットを出力することを特
徴とするAVデータ記録再生装置。 - 【請求項52】 トランスポートパケット入力部と、 入力された一又は複数個の前記トランスポートパケット
に関する入力時刻情報を、他のトランスポートパケット
に格納する時間情報生成部と、 一又は複数個の前記トランスポートパケットと、前記ト
ランスポートパケットに関する前記入力時刻情報を有す
る前記他のトランスポートパケットを記録する記録部
と、 記録媒体に記録されている前記トランスポートパケット
及び前記他のトランスポートパケットを読出す読出し部
と、 記録されている一又は複数個の前記トランスポートパケ
ットに対応する前記他のトランスポートパケットを抽出
して、前記トランスポートパケットの入力時刻を特定す
る時間情報抽出部と、 前記トランスポートパケットを出力する出力部を有し、 前記記録部において、一又は複数個の前記トランスポー
トパケットと、前記入力時刻情報を有する前記他のトラ
ンスポートパケットとを共に記録し、 前記出力部において、前記トランスポートパケットの前
記入力時刻情報に基づいて対応する前記トランスポート
パケットを出力することを特徴とするAVデータ記録再
生装置。 - 【請求項53】 所定のデータ構造を有するパケットを
入力する工程と、 少なくとも入力された前記パケットの入力時刻に関する
情報を含む一又は複数個の前記パケットに関する情報
を、同じ前記データ構造を有する他のパケットに格納す
る工程と、 一又は複数個の前記パケットと、前記パケットに関する
情報を有する前記他のパケットを記録する工程とを有
し、 前記記録する工程において、一又は複数個の前記パケッ
トと、前記パケットに関する情報を有する前記他のパケ
ットを共に記録することを特徴とするAVデータ記録方
法。 - 【請求項54】 所定のデータ構造を有するパケットを
入力する工程と、 入力された一又は複数個の前記パケットに関する入力時
刻情報を、同じ前記データ構造を有する他のパケットに
格納する工程と、 一又は複数個の前記パケットと、前記パケットに関する
入力時刻情報を有する前記他のパケットを記録する工程
とを有し、 前記記録する工程において、一又は複数個の前記パケッ
トと、前記パケットに関する入力時刻情報を有する前記
他のパケットを共に記録することを特徴とするAVデー
タ記録方法。 - 【請求項55】 トランスポートパケットを入力する工
程と、 入力された一又は複数個の前記トランスポートパケット
に関する入力時刻情報を、他のトランスポートパケット
に格納する工程と、 一又は複数個の前記トランスポートパケットと、前記ト
ランスポートパケットに関する前記入力時刻情報を有す
る前記他のトランスポートパケットを記録する工程とを
有し、 前記記録する工程において、一又は複数個の前記トラン
スポートパケットと、前記入力時刻情報を有する前記他
のトランスポートパケットを共に記録することを特徴と
するAVデータ記録方法。 - 【請求項56】 記録媒体に記録されている所定のデー
タ構造を有するパケットを読出す工程と、 前記記録媒体に記録されている、少なくとも前記パケッ
トの入力時刻に関する情報を含む一又は複数個のパケッ
トに関する情報について所定の個数分まとめて記録して
いる1つの他のパケットを抽出して、前記パケットの入
力時刻を特定する工程と、 前記パケットを出力する工程を有し、 前記出力する工程において、前記パケットに関する情報
に基づいて対応する前記パケットを出力することを特徴
とするAVデータ再生方法。 - 【請求項57】 記録媒体に記録されている所定のデー
タ構造を有するパケットを読出す工程と、 前記記録媒体に記録されている一又は複数個のパケット
に関する入力時刻情報について所定の個数分まとめて記
録している1つの他のパケットを抽出して、前記パケッ
トの入力時刻を特定する工程と、 前記パケットを出力する工程を有し、 前記出力する工程において、前記パケットに関する入力
時刻情報に基づいて対応する前記パケットを出力するこ
とを特徴とするAVデータ再生方法。 - 【請求項58】 記録媒体に記録されているトランスポ
ートパケットを読出す工程と、 記録されている一又は複数個の前記トランスポートパケ
ットに関する入力時刻情報について記録している1つの
他のトランスポートパケットを抽出して、前記トランス
ポートパケットの入力時刻を特定する工程と、 前記トランスポートパケットを出力する工程を有し、 前記出力する工程において、前記トランスポートパケッ
トの前記入力時刻情報に基づいて対応する前記トランス
ポートパケットを出力することを特徴とするAVデータ
再生方法。 - 【請求項59】 所定のデータ構造を有するパケットを
入力する工程と、 少なくとも入力された前記パケットの入力時刻に関する
情報を含む一又は複数個の前記パケットに関する情報
を、同じ前記データ構造を有する他のパケットに格納す
る工程と、 一又は複数個の前記パケットと、前記パケットに関する
情報を有する前記他のパケットを記録する工程と、 記録媒体に記録されている前記パケット及び前記他のパ
ケットを読出す工程と、 前記記録媒体に記録されている一又は複数個の前記パケ
ットに対応する前記他のパケットを抽出して、前記パケ
ットの入力時刻を特定する工程と、 前記パケットを出力する工程を有し、 前記記録する工程において、一又は複数個の前記パケッ
トと、前記パケットに関する情報を有する前記他のパケ
ットを共に記録し、 前記出力する工程において、前記パケットに関する情報
に基づいて対応する前記パケットを出力することを特徴
とするAVデータ記録再生方法。 - 【請求項60】 所定のデータ構造を有するパケットを
入力する工程と、 入力された一又は複数個の前記パケットに関する入力時
刻情報を、同じ前記データ構造を有する他のパケットに
格納する工程と、 一又は複数個の前記パケットと、前記パケットに関する
入力時刻情報を有する前記他のパケットを記録する工程
と、 記録媒体に記録されている所定のデータ構造を有する前
記パケット及び前記他のパケットを読出す工程と、 前記記録媒体に記録されている一又は複数個の前記パケ
ットに対応する前記他のパケットを抽出して、前記パケ
ットの入力時刻を特定する工程と、 前記パケットを出力する工程を有し、 前記記録する工程において、一又は複数個の前記パケッ
トと、前記パケットに関する入力時刻情報を有する前記
他のパケットを共に記録し、 前記出力する工程において、前記パケットに関する入力
時刻情報に基づいて対応する前記パケットを出力するこ
とを特徴とするAVデータ記録再生方法。 - 【請求項61】 トランスポートパケットを入力する工
程と、 入力された一又は複数個の前記トランスポートパケット
に関する入力時刻情報を、他のトランスポートパケット
に格納する工程と、 一又は複数個の前記トランスポートパケットと、前記ト
ランスポートパケットに関する前記入力時刻情報を有す
る前記他のトランスポートパケットを記録する工程と、 記録媒体に記録されている前記トランスポートパケット
及び前記他のトランスポートパケットを読出す工程と、 記録されている一又は複数個の前記トランスポートパケ
ットに対応する前記他のトランスポートパケットを抽出
して、前記トランスポートパケットの入力時刻を特定す
る工程と、 前記トランスポートパケットを出力する工程を有し、 前記記録する工程において、一又は複数個の前記トラン
スポートパケットと、前記入力時刻情報を有する前記他
のトランスポートパケットとを共に記録し、 前記出力する工程において、前記トランスポートパケッ
トの前記入力時刻情報に基づいて対応する前記トランス
ポートパケットを出力することを特徴とするAVデータ
記録再生方法。 - 【請求項62】 請求項1から3のいずれか一項に記載
のAVデータ記録装置により記録された記録媒体。 - 【請求項63】 請求項50から52のいずれか一項に
記載のAVデータ記録再生装置により記録された記録媒
体。 - 【請求項64】 請求項53から55のいずれか一項に
記載のAVデータ記録方法により記録された記録媒体。 - 【請求項65】 請求項59から61のいずれか一項に
記載のAVデータ記録再生方法により記録された記録媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002081003A JP3901555B2 (ja) | 2001-03-29 | 2002-03-22 | Avデータ記録装置及び方法、当該avデータ記録装置又は方法で記録されたディスク、並びに当該ディスクを再生するavデータ再生装置及び方法又はavデータ記録再生装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (5)
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JP2001096558 | 2001-03-29 | ||
JP2001-96558 | 2001-03-29 | ||
JP2001161929 | 2001-05-30 | ||
JP2001-161929 | 2001-05-30 | ||
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Publications (2)
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ID=27346401
Family Applications (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007006349A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Funai Electric Co Ltd | データ伝送システム、送信装置、受信装置、およびデータ伝送方法 |
JP2009044750A (ja) * | 2008-09-22 | 2009-02-26 | Canon Inc | 映像処理装置 |
JP2009303231A (ja) * | 2009-08-07 | 2009-12-24 | Hitachi Kokusai Electric Inc | デジタル伝送システム |
JP2016225906A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | ソニー株式会社 | 送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法 |
-
2002
- 2002-03-22 JP JP2002081003A patent/JP3901555B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2016225906A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | ソニー株式会社 | 送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法 |
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