JP2003050739A - メモリ制御装置 - Google Patents
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Abstract
ックで常に正しく読み出すメモリ制御装置を提供する。 【解決手段】 遅延量検索モードと遅延量確定モードと
を有し、DRAMのデータの読み出し要求がなく且つ遅
延量検索モードにおいては、遅延量制御部は複数の第1
の遅延値を順次出力し、遅延量調節部は第1の遅延値だ
け遅延した取り込みクロックを生成し、リードデータレ
ジスタは取り込みクロックに従ってDRAMのデータを
取り込み、遅延量制御部はリードデータレジスタが取り
込んだデータが正しいか否かに基づいて最適の第1の遅
延値を決定し、最適の第1の遅延値を第2の遅延値とし
て記憶し、DRAMのデータの読み出し要求がある時又
は前記遅延量確定モードにおいては、遅延量調節部は第
2の遅延値だけ遅延した取り込みクロックを生成する、
ことを特徴とするメモリ制御装置である。
Description
関するものである。
をリードレジスタに取り込むタイミングに関するメモリ
制御装置として、特願2000−193464に記載さ
れたものが知られている。
御装置におけるリードデータの格納タイミングを決定す
る例について、図5と図6を用いて説明する。図5にお
いて501はメモリ制御装置、102はDRAM、10
3はDRAM102にアクセスする外部装置である。メ
モリ制御装置501は、基準クロック生成部511、リ
ードデータレジスタ512、入出力部513、比較部5
14、比較用データレジスタ515、遅延量制御部51
6、遅延量調節部517を有する。遅延量調節部517
は、多段遅延部541、セレクタ542を有する。
クロック生成部511は、遅延値0の基準クロックを多
段遅延部541に出力する。DRAM102は基準クロ
ックに従ってリードデータを出力する。リードデータレ
ジスタ512は、取り込みクロックに従いDRAM10
2からリードデータを読み込み入出力部513に出力す
る。入出力部513は外部装置103から送られたデー
タを入力してライトデータレジスタ(DRAMへの書き
込み用レジスタ。図示していない)に伝送し、リードデ
ータレジスタ512が出力したデータを入力し、外部装
置に伝送する。後述する遅延量検索モードにおいては、
入出力部513はリードデータを出力しない。比較部5
14は、読み込みテスト時にDRAM102から読み込
んだテスト値と、比較用データレジスタ515に格納さ
れているテスト値を比較し、正しくデータが読み込まれ
たか否か判定し、判定結果(比較結果)を遅延量制御部
516に伝送する。比較用データレジスタ515は、読
み込みテスト用のテスト値を格納する。遅延量制御部5
16は、比較部514から比較結果を入力し、遅延量調
節部517のセレクタ542に出力する。多段遅延部5
41は基準クロックを入力し、異なった遅延値を持つ複
数の取り込みクロックをセレクタ542に出力する。セ
レクタ542は入力される複数の取り込みクロックの中
から、遅延量制御部516が出力した遅延値を持つ取り
込みクロックを選択し、リードデータレジスタ512に
出力する。
御装置について、以下その動作を説明する。メモリ制御
装置501は最適の遅延量を検索する遅延量検索モード
と、確定した遅延量(最適の遅延量)で基準クロックを
遅延させる遅延量確定モードとを有する遅延量検索モー
ドにおけるメモリ制御装置501の動作を説明する。始
めにDRAM102にテスト値を書き込み、比較用デー
タレジスタ515に同じ値のテスト値を格納する。遅延
量制御部516は最初の遅延値として0が設定されてお
り、遅延値0を遅延量調節部517のセレクタ542に
出力する。多段遅延部541は、基準クロック生成部5
11から基準クロックを入力し、異なる遅延値を持った
複数の取り込みクロックを生成し、セレクタ542に出
力する。セレクタ542は入力された複数の取り込みク
ロックの中から、遅延値0の取り込みクロックを選択
し、リードデータレジスタ512に出力する。リードデ
ータレジスタ512は、遅延値0の取り込みクロックに
従い、DRAM102から書き込んだテスト値を読み込
む。
較用データレジスタ515に格納されているテスト値を
比較する。リードデータが確定している期間内に取り込
みクロックが設定されていた場合はリードデータレジス
タ512に正しい値が読み込まれ、リードデータが確定
していない期間に取り込みクロックが設定されていた場
合はリードデータレジスタ512には間違った値が読み
込まれる。比較部514は、両者が一致しているかどう
か確認した後、当該比較結果を遅延量制御部516に送
る。遅延量制御部516は遅延値を1段階増やし、遅延
値1を遅延量調節部517のセレクタ542に出力す
る。セレクタ542は多段遅延部541から入力された
複数の取り込みクロックの中から、遅延値1の取り込み
クロックを選択し、リードデータレジスタ512に出力
する。
ードデータを正しく読めるか否かテストする。従来例の
メモリ制御装置の遅延量制御装置は遅延値0〜7を順次
遅延量調節部517に伝送する。図6はDRAMからの
リードデータの出力タイミングと取り込みクロックのタ
イミング(リードデータレジスタ512は、取り込みク
ロックの立ち上がりエッジでリードデータを読み込
む。)との関係を示すタイミングチャートである。図6
において601と602との間の期間においてリードデ
ータが確定しており、それ以外の期間においてリードデ
ータは確定していない。その結果正しく読めたときの遅
延値、つまり図6のリードデータが確定している期間に
立ち上がりエッジを有する取り込みクロックの遅延値
は、ある範囲を持つことになる(図6の例では遅延値2
から6)。遅延量制御部516はその範囲の中で中心と
なるような遅延値(図6の例だと4)を最適の遅延値と
して設定する。
装置501の動作を説明する。遅延量確定モードにおい
ては、遅延量制御部516は、設定された最適の遅延値
を出力する。遅延量調節部517は基準クロックを最適
の遅延値だけ遅延させた取り込みクロックを生成する。
リードデータレジスタ512は当該取り込みクロックで
DRAM102からのリードデータを読み込む。このこ
とで配線遅延等で多少リードデータが確定している期間
が前後しても、確実にリードデータを取り込むことが可
能となる。この遅延量調節処理は、電源投入時やDRA
Mが使用されていない時間に実行し、あるいはCPU等
が任意のタイミングで起動することができる。DRAM
102に記録されているデータをリードする場合、高速
ページモードをサポートしたDRAMやシンクロナスD
RAMなどを使用しデータの転送速度を速めようとする
と、リードデータがデータバス上に確定している時間が
短くなる。その確定している時間にリードデータを取り
込まなくてはならない。またリードデータの取り込みタ
イミングが固定されていた場合、温度変化等で配線遅延
が生じデータバス上でリードデータが確定していない期
間に取り込みタイミングが設定される可能性が生じる。
メモリ制御装置はそこで遅延量制御部516及び遅延量
調節部517を用いてリードデータの取り込みタイミン
グを調節できるようにしている。
源投入時に遅延量調節処理を必ず行う必要があるが、そ
れ以降は任意のタイミングで遅延量調節処理を行う。し
かし遅延量調節処理中に外部装置がDRAMにリードア
クセスした場合、従来のメモリ制御装置においては、上
記遅延量検索処理中のいずれかの遅延量(図6において
は、遅延値0〜7のいずれか)でリードデータレジスタ
112がDRAM102からのリードデータを取り込ん
だ。リードアクセスした時のタイミングにおいて遅延値
が0又は7等に設定されていればリードデータレジスタ
112は取り込みエラーを生じた。あるいは遅延量調節
処理が終了し、最適な遅延値が確定するまで外部装置の
DRAMへのリードアクセス要求の受け入れを遅らす必
要があった本発明は遅延量調節処理中に外部装置がDR
AMにリードアクセスした場合にも、確実に正しいデー
タを読み出して出力するメモリ制御装置を提供すること
を目的とする。遅延量調節処理においてリードデータが
確定している時間が短い場合は、設定できる遅延値をよ
り細かく調節する必要がある。一定範囲の先端から後端
まで遅延値1つ1つに対してDRAMからデータを正し
く読み出せるか否かを確認した場合、最適の遅延値を検
索して決定するのにある程度の時間を必要としてしま
う。本発明は短い時間で最適の遅延値を検索して決定す
るメモリ制御装置を提供することを目的とする。
め、本発明は以下の構成を有する。請求項1の本発明
は、基準クロックを生成する基準クロック生成部と、取
り込みクロックの遅延値を出力する遅延量制御部と、前
記基準クロック及び前記遅延値を入力し、前記基準クロ
ックを前記遅延値だけ遅延させた取り込みクロックを生
成する遅延量調節部と、前記取り込みクロックに従いD
RAMのデータを読み込むリードデータレジスタと、前
記リードデータレジスタのデータを外部に出力する入出
力部と、読み込みテスト用のデータを格納する比較用デ
ータレジスタと、読み込みテスト時に、前記リードデー
タレジスタに読み込んだデータと、前記比較用データレ
ジスタに格納されているデータとを比較し、比較した結
果を出力するする比較部と、を有し、遅延量検索モード
と、遅延量確定モードと、を有し、前記遅延量制御部
は、複数の遅延値の中から一つの遅延値を選択し、選択
した第1の遅延値を出力する最適遅延量検索部と、確定
した遅延値である第2の遅延値を記憶する最適遅延量記
憶部と、前記第1の遅延値と前記第2の遅延値との中か
ら一つを選択し、前記遅延量調節部に出力するセレクタ
とを有し、外部からDRAMのデータの読み出し要求が
ない時であって且つ前記遅延量検索モードにおいては、
前記最適遅延量検索部は複数の前記第1の遅延値を順次
出力し、前記セレクタは前記第1の遅延値を選択して出
力し、前記遅延量調節部は前記第1の遅延値だけ遅延し
た取り込みクロックを生成し、前記リードデータレジス
タは前記取り込みクロックに従ってDRAMのデータを
取り込み、前記比較部は前記リードデータレジスタが取
り込んだデータと前記比較用データレジスタに格納され
たデータとを比較してその比較結果を出力し、前記遅延
量制御部は前記比較結果に基づいて複数の前記第1の遅
延値の中から最適の前記第1の遅延値を決定し、前記最
適遅延量記憶部は最適の前記第1の遅延値を前記第2の
遅延値として記憶し、外部からDRAMのデータの読み
出し要求がある時又は前記遅延量確定モードにおいて
は、前記セレクタは前記第2の遅延値を選択して出力す
る、ことを特徴とするメモリ制御装置である。
する基準クロック生成部と、取り込みクロックの遅延値
を出力する遅延量制御部と、前記基準クロック及び前記
遅延値を入力し、前記基準クロックを前記遅延値だけ遅
延させた取り込みクロックを生成する遅延量調節部と、
前記取り込みクロックに従いDRAMのデータを読み込
むリードデータレジスタと、前記リードデータレジスタ
のデータを外部に出力する入出力部と、読み込みテスト
用のデータを格納する比較用データレジスタと、読み込
みテスト時に、前記リードデータレジスタに読み込んだ
データと、前記比較用データレジスタに格納されている
データとを比較し、比較結果を出力する比較部と、を有
し、遅延量検索モードと、遅延量確定モードと、を有
し、前記遅延量制御部は、複数の遅延値の中から一つの
遅延値を選択し、選択した第1の遅延値を出力する最適
遅延量検索部と、確定した遅延値である第2の遅延値を
記憶する最適遅延量記憶部と、前記第1の遅延値と前記
第2の遅延値との中から一つを選択し、前記遅延量調節
部に出力するセレクタとを有し、前記遅延量検索モード
においては、前記最適遅延量検索部は複数の前記第1の
遅延値を順次出力し、前記セレクタは前記第1の遅延値
を選択して出力し、前記遅延量調節部は前記第1の遅延
値だけ遅延した取り込みクロックを生成し、前記リード
データレジスタは前記取り込みクロックに従ってDRA
Mのデータを取り込み、前記比較部は前記リードデータ
レジスタが取り込んだデータと前記比較用データレジス
タに格納されたデータとを比較してその比較結果を出力
し、前記遅延量制御部は前記比較結果に基づいて複数の
前記第1の遅延値の中から最適の前記第1の遅延値を決
定し、前記最適遅延量記憶部は最適の前記第1の遅延値
を前記第2の遅延値として記憶し、前記遅延量確定モー
ドにおいては、前記セレクタは前記第2の遅延値を選択
して出力し、前記遅延量検索モードにおいて外部からD
RAMのデータの読み出し要求があった場合は、前記遅
延量検索モードが終了して前記遅延量確定モードになっ
た後に、前記DRAMのデータの読み出し要求に応じ
て、前記DRAMのデータを読み出して出力する、こと
を特徴とするメモリ制御装置である。
項1に記載のメモリ制御装置として動作させることと、
請求項2に記載のメモリ制御装置として動作させること
とを、外部から選択的に設定できることを特徴とするメ
モリ制御装置である。
の書き込み処理中に、前記遅延量検索モードに設定して
最適の前記遅延値を検索することを特徴とする請求項1
又は請求項2に記載のメモリ制御装置である。
憶装置は、遅延量調節処理を行う前に現在の最適の遅延
値を記憶しておき、遅延量調節処理を行う。その処理中
にブロックがDRAMに対してリードアクセスを要求し
てきた場合、遅延量検索処理中の遅延値でなく、確定さ
れた遅延値を用いてDRAMからのリード処理を行う。
そのアクセスが終了した時点で、遅延値を遅延量調節処
理中であった設定値に戻し、遅延量調節処理を再開す
る。遅延量調節処理終了後のリードアクセスではその新
しい遅延値を用いる。
する基準クロック生成部と、粗調節用遅延値と、前記粗
調節用遅延値よりも細かく設定することが可能な、微調
節用遅延値を出力する遅延量制御部と、前記基準クロッ
ク並びに前記粗調節用遅延値及び前記微調節用遅延値を
入力し、前記基準クロックを前記粗調節用遅延値及び前
記微調節用遅延値だけ遅延させた取り込みクロックを生
成する遅延量調節部と、前記取り込みクロックに従いD
RAMのデータを読み込むリードデータレジスタと、前
記リードデータレジスタのデータを外部に出力する入出
力部と、読み込みテスト用のデータを格納する比較用デ
ータレジスタと、読み込みテスト時に、前記リードデー
タレジスタに読み込んだデータと、前記比較用データレ
ジスタに格納されているデータとを比較し、比較結果を
出力する比較部と、を有し、遅延量検索モードと、遅延
量確定モードと、を有し、前記遅延量制御部は、複数の
粗調節用遅延値から一つの遅延値を選択し、複数の微調
節用遅延値の中から一つの遅延値を選択し、選択した第
1の粗調節用遅延値及び第1の微調節用遅延値を出力す
る最適遅延量検索部と、確定した粗調節用遅延値及び微
調節用遅延値である第2の粗調節用遅延値及び第2の微
調節用遅延値を記憶する最適遅延量記憶部と、前記第1
の粗調節用遅延値及び前記第1の微調節用遅延値と前記
第2の粗調節用遅延値及び前記第2の微調節用遅延値と
の中から一つを選択し、前記遅延量調節部に出力するセ
レクタとを有し、前記遅延量検索モードにおいては、前
記最適遅延量検索部は複数の前記第1の粗調節用遅延値
及び一定の第1の微調節用遅延値を順次出力し、前記セ
レクタは前記第1の粗調節用遅延値及び前記第1の微調
節用遅延値を選択して出力し、前記遅延量調節部は前記
第1の粗調節用遅延値及び前記第1の微調節用遅延値だ
け遅延した取り込みクロックを生成し、前記リードデー
タレジスタは前記取り込みクロックに従ってDRAMの
データを取り込み、前記比較部は前記リードデータレジ
スタが取り込んだデータと前記比較用データレジスタに
格納されたデータとを比較してその比較結果を出力し、
前記遅延量制御部は前記比較結果に基づいて複数の前記
第1の粗調節用遅延値の中から最適の前記第1の粗調節
用遅延値を決定し、次に前記最適遅延量検索部は最適の
前記第1の粗調節用遅延値及び複数の第1の微調節用遅
延値を順次出力し、前記セレクタは前記第1の粗調節用
遅延値及び前記第1の微調節用遅延値を選択して出力
し、前記遅延量調節部は前記第1の粗調節用遅延値及び
前記第1の微調節用遅延値だけ遅延した取り込みクロッ
クを生成し、前記リードデータレジスタは前記取り込み
クロックに従ってDRAMのデータを取り込み、前記比
較部は前記リードデータレジスタが取り込んだデータと
前記比較用データレジスタに格納されたデータとを比較
してその比較結果を出力し、前記遅延量制御部は前記比
較結果に基づいて複数の前記第1の微調節用遅延値の中
から最適の前記第1の微調節用遅延値を決定し、前記最
適遅延量記憶部は最適の前記第1の粗調節用遅延値を前
記第2の粗調節用遅延値として記憶し、最適の前記第1
の微調節用遅延値を前記第2の微調節用遅延値として記
憶し、前記遅延量確定モードにおいては、前記セレクタ
は前記第2の粗調節用遅延値及び前記第2の微調節用遅
延値を選択して出力する、ことを特徴とするメモリ制御
装置である。
ドにおいて、前記最適遅延量検索部が複数の前記第1の
粗調節用遅延値及び一定の第1の微調節用遅延値を順次
出力し、複数の前記第1の粗調節用遅延値の中から最適
の前記第1の粗調節用遅延値を決定した時、最適の前記
第1の粗調節用遅延値及び一定の前記第1の微調節用遅
延値だけ遅延した前記取り込みクロックに従い前記リー
ドデータレジスタが安定してDRAMのデータを読み込
むと判断した場合は、前記最適遅延量記憶部は最適の前
記第1の粗調節用遅延値を前記第2の粗調節用遅延値と
して記憶し、一定の前記第1の微調節用遅延値を前記第
2の微調節用遅延値として記憶し、最適の前記第1の粗
調節用遅延値及び一定の前記第1の微調節用遅延値だけ
遅延した前記取り込みクロックに従っては前記リードデ
ータレジスタが安定してDRAMのデータを読み込めな
いと判断した場合は、次に前記最適遅延量検索部は最適
の前記第1の粗調節用遅延値及び複数の第1の微調節用
遅延値を順次出力し、前記セレクタは前記第1の粗調節
用遅延値及び前記第1の微調節用遅延値を選択して出力
し、前記遅延量調節部は前記第1の粗調節用遅延値及び
前記第1の微調節用遅延値だけ遅延した取り込みクロッ
クを生成し、前記リードデータレジスタは前記取り込み
クロックに従ってDRAMのデータを取り込み、前記比
較部は前記リードデータレジスタが取り込んだデータと
前記比較用データレジスタに格納されたデータとを比較
してその比較結果を出力し、前記遅延量制御部は前記比
較結果に基づいて複数の前記第1の微調節用遅延値の中
から最適の前記第1の微調節用遅延値を決定し、前記最
適遅延量記憶部は最適の前記第1の粗調節用遅延値を前
記第2の粗調節用遅延値として記憶し、最適の前記第1
の微調節用遅延値を前記第2の微調節用遅延値として記
憶することを特徴とする請求項5に記載のメモリ制御装
置である。
装置は、遅延量調節部を2段階にし、2段目により細か
く設定できる遅延量調節部を設け、1段目はそれよりも
大きく遅延量調節できる遅延量調節部とする。つまり最
初に1段目の遅延量調節部で遅延量調節処理を行い、ほ
ぼ確実にDRAMからデータをリードできるポイントを
検索し、その後(必要に応じて)2段目の遅延量調節部
を用いてそのポイントの前後で遅延量調節処理を行う。
このことにより(短時間で)遅延量調節処理を行うこと
ができるようになり、その結果この遅延量調節処理を行
っているため外部装置がDRAMからデータを読み出す
ことができない時間も短縮できる。
良の形態を具体的に示した実施例について図面ととのに
記載する。
御装置について図1、図2を用いて説明する。図1にお
いて101はメモリ制御装置、102はDRAM、10
3はDRAM102にアクセスする外部装置である。メ
モリ制御装置101は、基準クロック生成部111、リ
ードデータレジスタ112、入出力部113、比較部1
14、比較用データレジスタ115、遅延量制御部11
6、遅延量調節部117を有する。遅延量制御部116
は、最適遅延量検索部141、最適遅延量記憶部14
2、セレクタ143を有する。遅延量調節部117は、
多段遅延部151、セレクタ152を有する。
クロック生成部111は、遅延値0の基準クロックを多
段遅延部151に出力する。DRAM102は基準クロ
ックに従ってリードデータを出力する。リードデータレ
ジスタ112は、取り込みクロックに従いDRAM10
2からリードデータを読み込み入出力部113に出力す
る。入出力部113は外部装置103から送られたデー
タを入力してライトデータレジスタ(DRAMへの書き
込み用レジスタ。図示していない)に伝送し、リードデ
ータレジスタ112が出力したデータを入力し、外部装
置に伝送する。後述する遅延量検索モードにおいては、
入出力部113はリードデータを出力しない。比較部1
14は、読み込みテスト時にDRAM102から読み込
んだテスト値と、比較用データレジスタ115に格納さ
れているテスト値を比較し、正しくデータが読み込まれ
たか否か判定し、判定結果(比較結果)を遅延量制御部
116に伝送する。比較用データレジスタ115は、読
み込みテスト用のテスト値を格納する。最適遅延量検索
部141は複数の遅延値を記憶しており、比較部114
から比較結果を入力し、遅延値をセレクタ143に出力
する。なお最適遅延量検索部141は、(後述する)遅
延量検索モードが終了しデータ読み込みのための最適の
遅延値を確定したときは、その遅延値を最適遅延量記憶
部142に登録しておく。最適遅延量記憶部142は前
回の遅延量検索モードで求められた最適の遅延値を記憶
しておき、その遅延値をセレクタ143に出力する。セ
レクタ143は最適遅延量検索部141及び最適遅延量
記憶部142から入力される2つの遅延値の内、1つを
選択し、遅延量調節部117のセレクタ152に出力す
る。多段遅延部151は基準クロックを入力し、異なる
遅延値を持つ複数の取り込みクロックをセレクタ152
に出力する。セレクタ152は入力される複数の取り込
みクロックの中から、セレクタ143が出力した遅延値
を持つ取り込みクロックを選択し、リードデータレジス
タ112に出力する。
制御装置について、以下その動作を説明する。メモリ制
御装置101は、最適の遅延量を検索する遅延量検索モ
ードと、確定した遅延量(最適の遅延量)で基準クロッ
クを遅延させる遅延量確定モードとを有する。遅延量検
索モード(外部装置からDRAMのデータの読み出し要
求がないものとする)におけるメモリ制御装置101の
動作を説明する。始めにDRAM102にテスト値を書
き込み、比較用データレジスタ115に同じ値のテスト
値を格納する。多段遅延部151は、基準クロック生成
部111から基準クロックを入力し、異なる遅延値を持
った複数の取り込みクロックを生成し、セレクタ152
に出力する。遅延値の初期値としては、0が設定されて
おり、最適遅延量検索部141は遅延値0をセレクタ1
43へ出力する。セレクタ143は最適遅延量検索部1
41が出力する遅延値を選択するよう設定されており、
最適遅延量検索部141が出力する遅延値0を遅延量調
節部117のセレクタ152に出力する。
みクロックの中から、遅延値0の取り込みクロックを選
択し、リードデータレジスタ112に出力する。リード
データレジスタ112は、遅延値0の取り込みクロック
に従い、DRAM102に書き込んだテスト値を読み込
む。比較部114はその取り込まれた値と、比較用デー
タレジスタ115に格納されているテスト値を比較す
る。リードデータが確定している時間内に取り込みクロ
ックが設定されていた場合はリードデータレジスタ11
2に正しい値が読み込まれ、リードデータが確定してい
ない期間に取り込みクロックが設定されていた場合はリ
ードデータレジスタ112には間違った値が読み込まれ
る。比較部114は、両者が一致しているかどうか確認
した後、当該比較結果を最適遅延量検索部141に送
る。最適遅延量検索部141は、遅延値を1段階増やし
て遅延値1をセレクタ143に送る。セレクタ143は
最適遅延量検索部141が出力した遅延値1を選択し
て、遅延量調節部117のセレクタ152に出力する。
セレクタ152は多段遅延部151から入力された複数
の取り込みクロックの中から、遅延値1の取り込みクロ
ックを選択し、リードデータレジスタ112に出力す
る。
を行う。実施例1においては遅延量制御部116は遅延
値0〜4を順次遅延量調節部117に送る。図2はDR
AM102からのリードデータの出力タイミングと各遅
延値における取り込みクロックのタイミングとの関係を
示したタイミングチャートである。リードデータレジス
タ112は、取り込みクロックの立ち上がりエッジでリ
ードデータを読み込む。図2の取り込みクロック(遅延
値1〜3)に設定されている場合であれば、リードデー
タが確定している期間(201と202との間の期間)
に設定されていることになり、この期間内であればリー
ドデータレジスタ112に正しいデータを格納できるこ
とになる。遅延量制御部116はその範囲の中で中心と
なる遅延値(この場合、遅延値2)を最適の遅延値とし
て決定する。最適遅延量記憶部142は、当該最適の遅
延値(図2においては遅延値2)を記憶する。
装置101の動作を説明する。遅延量確定モードにおい
ては、遅延量制御部116のセレクタ143は、最適遅
延量記憶部142が出力する確定した遅延値(最適の遅
延値)を選択し、遅延量調節部117のセレクタ152
に伝送する。セレクタ152は、基準クロックを最適の
遅延値だけ遅延させた取り込みクロックを選択して出力
する。リードデータレジスタ112は、当該取り込みク
ロックに従ってDRAM102からのリードデータを読
み込む。このことで配線遅延等で多少リードデータが確
定している時間が前後しても、確実にリードデータを取
り込むことが可能となる。遅延量検索モードにおいて遅
延量調節処理を行っている最中に、DRAM102に対
するアクセス権を有する外部装置103がリードアクセ
スを要求してきた場合、最適遅延量検索部141が出力
する遅延値はリードデータが確定している期間外に設定
されている可能性がある(例えば図2の取り込みクロッ
ク(遅延値4)の状態)。この遅延値でリードデータレ
ジスタ112がDRAM102からのデータを取り込ん
だ場合、DRAM102からリードデータを正しく読み
出すことができない。
おいては、遅延量検索モードで遅延量調節処理中に外部
装置103がリードアクセスを要求し、外部装置103
のアクセス要求を許可する場合、セレクタ143は出力
する遅延値を、最適遅延量検索部141が出力する遅延
値から最適遅延量記憶部142が出力する遅延値に切り
替える。同時に遅延量調節処理を中断し、外部装置10
3が要求するDRAM102のデータを読み出し、外部
装置103に伝送する。ここで最適遅延量記憶部142
には、例えば図2の遅延量調節処理前の遅延値が1であ
るという情報が記憶されているとする。この最適遅延量
記憶部142に設定されている遅延値は、前回の遅延量
検索モードの遅延量調節処理で決められた値である。
線遅延が温度変化などにより変化することで、リードデ
ータの取り込み異常が発生することを避けるために行う
ものである。適切なタイミングで遅延量検索モードを設
定することにより、前回の遅延量検索モードで確定した
遅延値がリードデータの確定期間(図2の201と20
2との間)から外れることはない。前回の遅延量検索モ
ードで確定した遅延値を用いても正しいデータを読み取
ることができる。そこで上記のように今回の遅延量調節
処理を一時中断し、前回の遅延量調節で確定した遅延値
を用いて、メモリ制御装置101はDRAM102から
データを読み出す。その後、外部装置103のリードア
クセスが終了した時点で、再びセレクタ143を切り替
えることでセレクタ152が受ける遅延値を、最適遅延
量検索部141が出力する遅延値(外部装置103がリ
ードアクセスする前に行っていた遅延量調節処理中の遅
延値)に戻し、遅延量調節処理を再開する。従来の技術
であれば、遅延量検索モード中に外部装置103のリー
ドアクセス要求をした場合にメモリ制御装置101は誤
ったデータを読み取る可能性があった。あるいは遅延量
調節処理が終了し、最適な遅延値が確定するまで外部装
置のDRAMへのリードアクセス要求の受け入れを遅ら
す必要があった。本発明によれば遅延量検索モードにお
いても、外部装置103からのデータ読み出し要求に応
じて、メモリ制御装置101はDRAM102から正し
いデータを読みし出すことができる。
メモリーを有する)は正しい最適の遅延値を記憶してい
ない。そこで、電源投入後の最初の遅延量検索モードに
おいては、遅延量検索モードの途中で外部装置103の
リードアクセス要求があった場合でも遅延量調節処理を
優先して行い、その遅延検索モードが終了した後に外部
装置103リードアクセスを許可する。また、遅延量確
定モードで動作中明らかにDRAM102のデータを正
しく読み出せないことが判明した場合は、強制的に遅延
量検索モードを設定する。この場合は最適遅延量記憶部
142が記憶する遅延値でリードデータレジスタ112
は正しいリードデータを格納できないので遅延量検索モ
ードの途中では、外部装置103のリードアクセス要求
を許可せず、遅延量検索モードが終了後、外部装置10
3のリードアクセス要求を許可する。
ードにおいて、外部装置がリードアクセスを要求してき
たとき、リードアクセスを優先するか、遅延調量節処理
を優先するかを外部から選択的に設定することができ
る。
読み出すメモリ制御装置(例えばコンピュータのVGA
コントローラ)においては、外部装置(例えばCPU)
がメモリ制御装置にソフトウェア言語(例えばDire
ctX(マイクロソフト社の登録商標))で記述された
データ書き込み命令を送付する場合がある。メモリ制御
装置は、ソフトウェア言語で記述されたデータ書き込み
命令をハードウェアレベルの書き込みデータに変換し、
変換したデータをDRAMに書き込む。上記の書き込み
処理において、ソフトウェア言語で記述されたデータ書
き込み命令をハードウェアレベルの書き込みデータに変
換するのにある程度の時間がかかる。この時間に(DR
AMは動作していない)実施例1のメモリ制御装置は遅
延量検索モードに移行し、最適の遅延値を検索すること
ができる。また、本実施例のメモリ制御装置は、DRA
Mへのデータの書き込み処理中に、遅延量検索モードに
設定して最適の遅延値を求める遅延量調節処理をするこ
とができる。これにより外部装置からのDRAMへのア
クセスに何らの支障を生じることもなく、メモリ制御装
置は常に最適の遅延値でDRAMからのリードデータを
取り込むことができる。
御装置について図3、図4を用いて説明する。図3にお
いて301はメモリ制御装置、102はDRAM、10
3はDRAM302にアクセスする外部装置である。メ
モリ制御装置301は、基準クロック生成部311、リ
ードデータレジスタ312、入出力部313、比較部3
14、比較用データレジスタ315、遅延量制御部31
6、遅延量調節部317を有する。遅延量制御部316
は、最適遅延量検索部341、最適遅延量記憶部34
2、セレクタ343を有する。遅延量調節部317は、
粗調節用多段遅延部351、セレクタ352、微調節用
多段遅延部353、セレクタ354を有する。
クロック生成部311は、遅延値0の基準クロックを粗
調節用多段遅延部351及びDRAM102に出力す
る。DRAM102は基準クロックに従ってリードデー
タを出力する。リードデータレジスタ312は、取り込
みクロックに従いDRAM102からリードデータを読
み込み入出力部313に出力する。入出力部313は外
部装置103から送られたデータを入力してライトデー
タレジスタ(DRAMへの書き込み用レジスタ。図示し
ていない)に伝送し、リードデータレジスタ312が出
力したデータを入力し、外部装置に伝送する。(後述す
る)遅延量検索モードにおいては、入出力部313はリ
ードデータを出力しない。比較部314は、読み込みテ
スト時にDRAM102から読み込んだテスト値と、比
較用データレジスタ315格納されているテスト値を比
較し、正しくデータが読み込まれたか否か判定し、判断
結果(比較結果)遅延量制御部316に伝送する。比較
用データレジスタ315は、読み込みテスト用のテスト
値を格納する。
ら比較結果を入力し、記憶している複数の粗調節用遅延
値及び複数の微調節用遅延値の中から、一つの粗調節用
遅延値、及び一つの微調節用遅延値を選択し、セレクタ
343へ出力する。なお最適遅延量検索部341は、遅
延量検索モードが終了しデータ読み込みの最適の遅延値
が確定したときは、確定した粗調節用遅延値、及び微調
節用遅延値を最適遅延量記憶部342へ登録しておく。
最適遅延量記憶部342は前回の遅延量検索モードで求
められた粗調節用遅延値及び微調節用遅延値を記憶して
おき、その粗調節用遅延値及び微調節用遅延値をセレク
タ343に出力する。セレクタ343は最適遅延量検索
部341及び最適遅延量記憶部342から粗調節用遅延
値及び微調節用遅延値の組をそれぞれ一組ずつ入し、入
力される2組の遅延値の内、1組(粗調節用遅延値及び
微調節用遅延値からなる)を選択し、選択した遅延値の
組の粗調節用遅延値を遅延量調節部317のセレクタ3
52へ、微調節用遅延値をセレクタ354へ出力する。
を入力し、異なった粗調節用遅延値を持つ複数の取り込
みクロックをセレクタ352に出力する。セレクタ35
2は入力される複数の取り込みクロックの中から、遅延
量制御部316が出力した粗調節用遅延値を持つ取り込
みクロックを選択し、微調節用多段遅延部353に出力
する。微調節用多段遅延部353はセレクタ352から
一定の粗調節用遅延値を持った取り込みクロックを受け
ると、その粗調節用遅延値を基準とし、異なる微調節用
遅延値をもつ複数の取り込みクロックをセレクタ354
に出力する。セレクタ354は一定の粗調節用遅延値を
基準とし、異なる微調節用遅延値を持つ複数の取り込み
クロックを受けると遅延量制御部316が出力した微調
節用遅延値に対応する取り込みクロックを選択し、リー
ドデータレジスタ312へ出力する。ここで遅延量制御
部316が出力する微調節用遅延値は粗調節用遅延値よ
りも細かく設定することができるものである。例えば粗
調節用遅延値が1増すと取り込みクロックの遅延値が1
ns増加し、微調節用遅延値が1増すと取り込みデータ
の遅延値が0.1ns増加する。また微調節用多段遅延
部353において、例えば微調節用遅延値を0から8ま
での9段階設定できる場合、初期状態をその中心値の4
にしておく(理由は後述)。
制御装置について、以下その動作を説明する。メモリ制
御装置301は、最適の遅延値を検索する遅延量検索モ
ードと、確定した遅延量(最適の遅延量)で基準クロッ
クを遅延させる遅延量確定モードとを有する。遅延量検
索モード(外部からDRAM102のデータの読み出し
要求がないものとする)におけるメモリ制御装置301
の動作を説明する。始めにDRAM102にテスト値を
書き込み、同時に比較用データレジスタ315に同じ値
のテスト値を格納する。遅延量制御部316は最初、粗
調節用遅延値を0、微調節用遅延値を4に設定し、セレ
クタ343を通じて粗調節用遅延値0をセレクタ352
へ、微調節用遅延値4をセレクタ354へ出力する。粗
調節用多段遅延部351は、基準クロック生成部311
から基準クロックを入力し、異なる粗調節用遅延値を持
った複数の取り込みクロックを生成し、セレクタ352
に出力する。セレクタ352は入力された複数の取り込
みクロックの中から、粗調節用遅延値0の取り込みクロ
ックを選択し、微調節用多段遅延部353へ出力する。
微調節用多段遅延部353は、セレクタ352から粗調
節用遅延値0を持った取り込みクロックを受けると、粗
調節用遅延値は0のもとで異なる微調節用遅延値を持っ
た複数の取り込みクロックをセレクタ354へ出力す
る。セレクタ354は入力された粗調節用遅延値0のも
とで、異なる微調節用遅延値をもつ複数の取り込みクロ
ックの中から、微調節用遅延値4の取り込みクロックを
選択し、リードデータレジスタ312へ出力する。
遅延値0、微調節用遅延値4の取り込みクロックに従
い、DRAM102に書き込んだテスト値を読み込む。
比較部314はその取り込まれた値と、比較用データレ
ジスタ315に格納されているテスト値を比較する。リ
ードデータが確定している期間内に取り込みクロックが
設定されていた場合はリードデータレジスタ312に正
しい値が読み込まれ、リードデータが確定していない期
間に取り込みクロックが設定されていた場合はリードデ
ータレジスタ312には間違った値が読み込まれる。比
較部314は、両者が一致しているかどうか確認した
後、当該比較結果を遅延量制御部316に送る。遅延量
制御部316は粗調節用遅延値を1段階増やして、粗調
節用遅延値1をセレクタ352に出力し、微調節用遅延
値4を(変更せずに)セレクタ354へ出力する。この
場合遅延量調節部317は、粗調節用遅延値1、微調節
用遅延値4の取り込みクロックをリードデータレジスタ
312に出力する。
の処理を行う。微調節用遅延値は4に固定したままで、
粗調節用遅延値を0から最大値の粗調節用遅延値2ま
で、それぞれの遅延値に対してDRAM102が出力す
るリードデータをリードデータレジスタ312に正しく
格納できるかどうか調べる。図4は遅延量制御部316
が出力する粗調節用遅延値及び微調節用遅延値によって
遅延値が設定された取り込みクロックと、DRAM10
2から読み出したリードデータとの関係を表したタイミ
ングチャートである。リードデータレジスタ312は、
取り込みクロックの立ち上がりエッジでリードデータを
読み込む。例えば図4に示されているように(リードデ
ータが確定している期間が短いため)粗調節用遅延値が
1の時のみリードデータが確定している期間内に取り込
みクロックが設定されているとする。しかし粗調節用遅
延値が1の時においても、例えばこの時図4(b)に示
されているように、リードブロックがリードデータが確
定している期間の真ん中でなく、前の方に設定されてい
る可能性もある。この場合粗調節用遅延値が1の場合で
も、配線遅延などでリードデータが確定している期間が
後ろに遅延した場合、取り込みクロックの立ち上がりエ
ッジがリードデータの確定している期間外になり、デー
タを正しく読み込めなくなる可能性がある。言い換えれ
ば、粗調節用遅延値1、微調節用遅延値4のもとでは安
定してDRAMのデータを読み込むことができない。取
り込みクロックがその確定している時間内のできる限り
中心にあれば、多少リードデータの配線遅延が変化して
も、確定している期間外に取り込みクロックが設定され
ることを避けることができる。
る1に固定しておき、微調節用遅延値を現在4であるの
を0から設定可能な最大値(この例では遅延値8)まで
可変し、それぞれに対してDRAM102のリードデー
タをリードデータレジスタ312に正しく格納できるか
否か調べていく。ここで、粗調節用遅延値を決めるテス
トをする際に微調節用遅延値を設定できる範囲の中心に
していた理由は、粗調節用遅延値を固定した後に、その
前後に取り込みクロックを微調節できるようにするため
である。粗調節用遅延値を1に固定し微調節用遅延値を
可変した結果、図4においては微調節用遅延値が3から
7であれば、リードデータが確定している期間内に取り
込みクロックが設定される。つまりその期間内に取り込
みクロックが設定されていれば、正常にDRAM102
のリードデータを読み出すことができることを示してい
る。微調節用遅延値を3から7の中心である5に設定す
る。結局、セレクタ352に入力する粗調節用遅延値
と、セレクタ354に入力する微調節用遅延値のそれぞ
れの最適値は、1と5になる。最適の粗調節用遅延値及
び微調節用遅延値を決定し、この値により安定してDR
AMのデータを読み込むことができると判断された場
合、最適遅延量検索部341は確定した粗調節用遅延値
及び微調節用遅延値を最適遅延量記憶部342に格納す
る。
装置301の動作を説明する。遅延量確定モードにおい
ては、遅延量制御部316のセレクタ343は最適遅延
量記憶部342が出力する確定した粗調節用遅延値及び
微調節用遅延値を選択し、遅延量調節部317のセレク
タ352及び354にそれぞれ送る。セレクタ352及
び354は基準クロックを最適の遅延値だけ遅延させた
取り込みクロックを選択して出力する。リードデータレ
ジスタ312は、当該取り込みクロックに従ってDRA
M102からのリードデータを読み込む。従来のメモリ
制御装置においては、一定の遅延量を単位として一定期
間の先端から終端まで取り込みクロック立ち上がりタイ
ミングを変化させ、最適の遅延量を検索した。本発明の
メモリ制御装置においては、粗調節用多段遅延部により
大まかな最大値を求め、その後微調節用多段遅延部によ
り正確な最適値を求める。これにより遅延量検索モード
での最適遅延量の検索時間を短くすることができる。微
調節用遅延値を一定にした状態で、粗調節用遅延値を変
化させてリードデータレジスタ312が正しくデータを
読み取ることができるか否かを調べた結果、最適の遅延
値を確定することができた場合は、微調節用遅延値を変
化させてリードデータレジスタ312が正しくデータを
読み取ることができるか否かを調べるステップを省略す
ることができる。例えば粗調節用遅延値を0から2に変
化させた結果、全ての場合にリードデータレジスタ31
2が正しくデータを読み取ることができたとする。この
場合、粗調節用遅延値を1、及び微調節用遅延値を一定
の値のまま(実施例においては4)に設定することによ
り、リードデータレジスタ312は温度変化配線遅延な
どの影響で誤動作することなく、常に正しいデータをD
RAMから読み取ることができる。
する読みとりクロックを固定とし、リードデータレジス
タに入力する読みとりクロックを可変とした。これに代
えてリードデータレジスタに入力する読みとりクロック
を固定とし、DRAMに入力する読みとりクロックを可
変としても良い。「取り込みクロックに従いリードデー
タレジスタがDRAMデータを読み込む」とは、上記の
いずれの場合も含む。
量検索モードで得られた遅延値を記憶しておく最適遅延
量記憶部を有する。遅延量調節処理中に外部装置がリー
ドアクセスを要求してきた場合、前回の遅延量検索モー
ドで得られた遅延値に一旦戻し、アクセスしてきたブロ
ックのリード処理を行う。そのアクセスが終了した時点
で、遅延値を遅延量調節処理中であった設定値に戻し、
遅延量調節処理を再開する。遅延量検索モード終了後の
リード処理ではその新しい遅延値を用いる。又、本発明
のメモリ制御装置は、遅延量検索モード中に外部装置が
DRAMのデータの読み出しを要求してきた場合は、遅
延量検索モードの間データの読み出しを許可せず、遅延
量確定モードになった後、データの読み出しを許可す
る。本発明によれば、常に正しいデータをDRAMから
読み出すメモリ制御装置を実現できるという有利な効果
が得られるまた本発明によれば、遅延量調節部を2段階
にし、粗調節用多段遅延部と微調節用多段遅延部とを設
ける。最初に粗調節用遅延値を変化させて大まかに最適
の遅延量を求め、その後微調節用遅延値を変化させて正
確で、最適な遅延値を求める。本発明によれば、短時間
で最適な遅延値を求めるメモリ制御装置を実現できる有
利な効果が得られる。
図
AMからのリードデータの格納タイミングチャート
図
AMからのリードデータの格納タイミングチャート
らのリードデータの格納タイミングチャート。
セレクタ 151、541 多段遅延部 351 粗調節用多段遅延部 353 微調節用多段遅延部
Claims (6)
- 【請求項1】 基準クロックを生成する基準クロック生
成部と、 取り込みクロックの遅延値を出力する遅延量制御部と、 前記基準クロック及び前記遅延値を入力し、前記基準ク
ロックを前記遅延値だけ遅延させた取り込みクロックを
生成する遅延量調節部と、 前記取り込みクロックに従いDRAMのデータを読み込
むリードデータレジスタと、 前記リードデータレジスタのデータを外部に出力する出
力部と、 読み込みテスト用のデータを格納する比較用データレジ
スタと、 読み込みテスト時に、前記リードデータレジスタに読み
込んだデータと、前記比較用データレジスタに格納され
ているデータとを比較し、比較した結果を出力するする
比較部と、 を有し、 遅延量検索モードと、遅延量確定モードと、 を有し、 前記遅延量制御部は、 複数の遅延値の中から一つの遅延値を選択し、選択した
第1の遅延値を出力する最適遅延量検索部と、 確定した遅延値である第2の遅延値を記憶する最適遅延
量記憶部と、 前記第1の遅延値と前記第2の遅延値との中から一つを
選択し、前記遅延量調節部に出力するセレクタとを有
し、 外部からDRAMのデータの読み出し要求がない時であ
って且つ前記遅延量検索モードにおいては、前記最適遅
延量検索部は複数の前記第1の遅延値を順次出力し、前
記セレクタは前記第1の遅延値を選択して出力し、前記
遅延量調節部は前記第1の遅延値だけ遅延した取り込み
クロックを生成し、前記リードデータレジスタは前記取
り込みクロックに従ってDRAMのデータを取り込み、
前記比較部は前記リードデータレジスタが取り込んだデ
ータと前記比較用データレジスタに格納されたデータと
を比較してその比較結果を出力し、前記遅延量制御部は
前記比較結果に基づいて複数の前記第1の遅延値の中か
ら最適の前記第1の遅延値を決定し、前記最適遅延量記
憶部は最適の前記第1の遅延値を前記第2の遅延値とし
て記憶し、 外部からDRAMのデータの読み出し要求がある時又は
前記遅延量確定モードにおいては、前記セレクタは前記
第2の遅延値を選択して出力する、 ことを特徴とするメモリ制御装置。 - 【請求項2】 基準クロックを生成する基準クロック生
成部と、 取り込みクロックの遅延値を出力する遅延量制御部と、 前記基準クロック及び前記遅延値を入力し、前記基準ク
ロックを前記遅延値だけ遅延させた取り込みクロックを
生成する遅延量調節部と、 前記取り込みクロックに従いDRAMのデータを読み込
むリードデータレジスタと、 前記リードデータレジスタのデータを外部に出力する出
力部と、 読み込みテスト用のデータを格納する比較用データレジ
スタと、 読み込みテスト時に、前記リードデータレジスタに読み
込んだデータと、前記比較用データレジスタに格納され
ているデータとを比較し、比較結果を出力する比較部
と、 を有し、 遅延量検索モードと、遅延量確定モードと、を有し、 前記遅延量制御部は、 複数の遅延値の中から一つの遅延値を選択し、選択した
第1の遅延値を出力する最適遅延量検索部と、 確定した遅延値である第2の遅延値を記憶する最適遅延
量記憶部と、 前記第1の遅延値と前記第2の遅延値との中から一つを
選択し、前記遅延量調節部に出力するセレクタとを有
し、 前記遅延量検索モードにおいては、前記最適遅延量検索
部は複数の前記第1の遅延値を順次出力し、前記セレク
タは前記第1の遅延値を選択して出力し、前記遅延量調
節部は前記第1の遅延値だけ遅延した取り込みクロック
を生成し、前記リードデータレジスタは前記取り込みク
ロックに従ってDRAMのデータを取り込み、前記比較
部は前記リードデータレジスタが取り込んだデータと前
記比較用データレジスタに格納されたデータとを比較し
てその比較結果を出力し、前記遅延量制御部は前記比較
結果に基づいて複数の前記第1の遅延値の中から最適の
前記第1の遅延値を決定し、前記最適遅延量記憶部は最
適の前記第1の遅延値を前記第2の遅延値として記憶
し、 前記遅延量確定モードにおいては、前記セレクタは前記
第2の遅延値を選択して出力し、 前記遅延量検索モードにおいて外部からDRAMのデー
タの読み出し要求があった場合は、前記遅延量検索モー
ドが終了して前記遅延量確定モードになった後に、前記
DRAMのデータの読み出し要求に応じて、前記DRA
Mのデータを読み出して出力する、 ことを特徴とするメモリ制御装置。 - 【請求項3】 メモリ制御装置を請求項1に記載のメモ
リ制御装置として動作させることと、請求項2に記載の
メモリ制御装置として動作させることとを、外部から選
択的に設定できることを特徴とするメモリ制御装置。 - 【請求項4】 DRAMへのデータの書き込み処理中
に、前記遅延量検索モードに設定して最適の前記遅延値
を検索することを特徴とする請求項1又は請求項2に記
載のメモリ制御装置。 - 【請求項5】 基準クロックを生成する基準クロック生
成部と、 粗調節用遅延値と、前記粗調節用遅延値よりも細かく設
定することが可能な、微調節用遅延値を出力する遅延量
制御部と、 前記基準クロック並びに前記粗調節用遅延値及び前記微
調節用遅延値を入力し、前記基準クロックを前記粗調節
用遅延値及び前記微調節用遅延値だけ遅延させた取り込
みクロックを生成する遅延量調節部と、 前記取り込みクロックに従いDRAMのデータを読み込
むリードデータレジスタと、 前記リードデータレジスタのデータを外部に出力する出
力部と、 読み込みテスト用のデータを格納する比較用データレジ
スタと、 読み込みテスト時に、前記リードデータレジスタに読み
込んだデータと、前記比較用データレジスタに格納され
ているデータとを比較し、比較結果を出力する比較部
と、 を有し、 遅延量検索モードと、遅延量確定モードと、を有し、 前記遅延量制御部は、 複数の粗調節用遅延値から一つの遅延値を選択し、複数
の微調節用遅延値の中から一つの遅延値を選択し、選択
した第1の粗調節用遅延値及び第1の微調節用遅延値を
出力する最適遅延量検索部と、 確定した粗調節用遅延値及び微調節用遅延値である第2
の粗調節用遅延値及び第2の微調節用遅延値を記憶する
最適遅延量記憶部と、 前記第1の粗調節用遅延値及び前記第1の微調節用遅延
値と前記第2の粗調節用遅延値及び前記第2の微調節用
遅延値との中から一つを選択し、前記遅延量調節部に出
力するセレクタとを有し、 前記遅延量検索モードにおいては、前記最適遅延量検索
部は複数の前記第1の粗調節用遅延値及び一定の第1の
微調節用遅延値を順次出力し、前記セレクタは前記第1
の粗調節用遅延値及び前記第1の微調節用遅延値を選択
して出力し、前記遅延量調節部は前記第1の粗調節用遅
延値及び前記第1の微調節用遅延値だけ遅延した取り込
みクロックを生成し、前記リードデータレジスタは前記
取り込みクロックに従ってDRAMのデータを取り込
み、前記比較部は前記リードデータレジスタが取り込ん
だデータと前記比較用データレジスタに格納されたデー
タとを比較してその比較結果を出力し、前記遅延量制御
部は前記比較結果に基づいて複数の前記第1の粗調節用
遅延値の中から最適の前記第1の粗調節用遅延値を決定
し、次に前記最適遅延量検索部は最適の前記第1の粗調
節用遅延値及び複数の第1の微調節用遅延値を順次出力
し、前記セレクタは前記第1の粗調節用遅延値及び前記
第1の微調節用遅延値を選択して出力し、前記遅延量調
節部は前記第1の粗調節用遅延値及び前記第1の微調節
用遅延値だけ遅延した取り込みクロックを生成し、前記
リードデータレジスタは前記取り込みクロックに従って
DRAMのデータを取り込み、前記比較部は前記リード
データレジスタが取り込んだデータと前記比較用データ
レジスタに格納されたデータとを比較してその比較結果
を出力し、前記遅延量制御部は前記比較結果に基づいて
複数の前記第1の微調節用遅延値の中から最適の前記第
1の微調節用遅延値を決定し、前記最適遅延量記憶部は
最適の前記第1の粗調節用遅延値を前記第2の粗調節用
遅延値として記憶し、最適の前記第1の微調節用遅延値
を前記第2の微調節用遅延値として記憶し、 前記遅延量確定モードにおいては、前記セレクタは前記
第2の粗調節用遅延値及び前記第2の微調節用遅延値を
選択して出力する、ことを特徴とするメモリ制御装置。 - 【請求項6】 前記遅延量検索モードにおいて、前記最
適遅延量検索部が複数の前記第1の粗調節用遅延値及び
一定の第1の微調節用遅延値を順次出力し、複数の前記
第1の粗調節用遅延値の中から最適の前記第1の粗調節
用遅延値を決定した時、 最適の前記第1の粗調節用遅延値及び一定の前記第1の
微調節用遅延値だけ遅延した前記取り込みクロックに従
い前記リードデータレジスタが安定してDRAMのデー
タを読み込むと判断した場合は、前記最適遅延量記憶部
は最適の前記第1の粗調節用遅延値を前記第2の粗調節
用遅延値として記憶し、一定の前記第1の微調節用遅延
値を前記第2の微調節用遅延値として記憶し、 最適の前記第1の粗調節用遅延値及び一定の前記第1の
微調節用遅延値だけ遅延した前記取り込みクロックに従
っては前記リードデータレジスタが安定してDRAMの
データを読み込めないと判断した場合は、次に前記最適
遅延量検索部は最適の前記第1の粗調節用遅延値及び複
数の第1の微調節用遅延値を順次出力し、前記セレクタ
は前記第1の粗調節用遅延値及び前記第1の微調節用遅
延値を選択して出力し、前記遅延量調節部は前記第1の
粗調節用遅延値及び前記第1の微調節用遅延値だけ遅延
した取り込みクロックを生成し、前記リードデータレジ
スタは前記取り込みクロックに従ってDRAMのデータ
を取り込み、前記比較部は前記リードデータレジスタが
取り込んだデータと前記比較用データレジスタに格納さ
れたデータとを比較してその比較結果を出力し、前記遅
延量制御部は前記比較結果に基づいて複数の前記第1の
微調節用遅延値の中から最適の前記第1の微調節用遅延
値を決定し、前記最適遅延量記憶部は最適の前記第1の
粗調節用遅延値を前記第2の粗調節用遅延値として記憶
し、最適の前記第1の微調節用遅延値を前記第2の微調
節用遅延値として記憶することを特徴とする請求項5に
記載のメモリ制御装置。
Priority Applications (1)
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