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JP2003048390A - 情報記録媒体及び認証情報偽造防止方法 - Google Patents

情報記録媒体及び認証情報偽造防止方法

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Publication number
JP2003048390A
JP2003048390A JP2001238982A JP2001238982A JP2003048390A JP 2003048390 A JP2003048390 A JP 2003048390A JP 2001238982 A JP2001238982 A JP 2001238982A JP 2001238982 A JP2001238982 A JP 2001238982A JP 2003048390 A JP2003048390 A JP 2003048390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
sheet
recording medium
information recording
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001238982A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokado Toba
広門 鳥羽
Tadayoshi Makino
忠由 牧野
Takeshi Masaki
健 正木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001238982A priority Critical patent/JP2003048390A/ja
Publication of JP2003048390A publication Critical patent/JP2003048390A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の読み出しに特別な装置を必要とせず、
かつ偽造・改ざんのされにくい情報記録媒体を提供す
る。 【解決手段】 記録媒体としてのシート状物体12に設
けた複数の微細な貫通孔10のサイズを目視不可能な程
度に微細なサイズとし、シート状物体の一方の面から光
を入射したとき、貫通孔を透過する光によりシート状物
体の他方の面から見たときに所定の情報が映出されるよ
う貫通孔を配列した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体及び
認証情報偽造防止方法に関し、特に個人や特定の組織な
どの認証を行うための写真や指紋、マークその他の情報
を記録したり、記録された情報により認証情報の偽造防
止する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】個人や特定の組織などの認証を行うため
の情報としては、例えばパスポートや自動車運転免許証
の写真や、クレジットカードに設けられているホログラ
ムなどがよく知られている。かかる情報が偽造された
り、改ざんされると、不正な使用や犯罪の原因となるこ
とから、偽造や改ざんがされにくいよう種々の工夫がな
されている。1つの方法は、写真などを台紙に貼った状
態で、凹凸形状を付けるエンボス加工を施す方法や、他
の方法として台紙自体に写真を印刷する方法がある。ま
た、さらに、暗号化した情報をICチップに書き込んで
おき、このICチップをカードなどの基板に埋め込む方
法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、写真などの場
合、写真の表層のみを剥がし取り、偽造写真を貼り替え
ることができてしまう。またICチップの場合は、偽造
は困難であるものの、ICチップから書き込まれた情報
を読み出すための特別な読み出し装置が認証を行う場所
毎に必要となるという問題を有している。
【0004】したがって、本発明は情報の読み出しに特
別な装置を必要とせず、かつ偽造・改ざんのされにくい
情報記録媒体並びに偽造防止が効果的に行える認証情報
偽造防止方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明ではシート状物体に設けた複数の貫通孔のサ
イズを目視不可能な程度に微細なサイズとし、シート状
物体の一方の面から光を入射したとき、貫通孔を透過す
る光によりシート状物体の他方の面から見たときに所定
の情報が映出されるよう貫通孔を配列したものである。
【0006】すなわち本発明によれば、シート状物体に
貫通孔を設けて所定の情報を記録した情報記録媒体にお
いて、前記貫通孔のサイズを目視不可能なサイズとし、
前記シート状物体の一方の面から光を入射したとき、前
記貫通孔を透過する光により前記シート状物体の他方の
面から見たときに所定の情報が映出されるよう前記貫通
孔を配列して設けたことを特徴とする情報記録媒体が提
供される。
【0007】この構成により、裸眼で目視したときには
情報の存在が認識されないが、シート状物体の一方の面
から光を入射させると、他方には所定の情報が映出さ
れ、認証用の情報記録媒体として有効である。
【0008】また本発明によれば、前記貫通孔を前記シ
ート状物体の面に対して垂直方向以外となるよう所定角
度をもって形成することができる。
【0009】この構成により、シート状物体を光源ある
いは、明るい方向に対して所定角度に配置したときのみ
情報を読み取ることができる。
【0010】また本発明によれば、前記所定の情報とし
ての第1の情報を前記貫通孔の前記シート状物体に対す
る前記所定角度で設けることにより記録するとともに、
第2の情報を前記貫通孔の前記シート状物体に対する前
記所定角度とは異なる角度で設けることにより記録する
ことができる。
【0011】この構成により、2種類の異なる情報を同
一の2次元平面に記録することが可能となる。また、貫
通孔の角度を様々に変化させることにより、3種類以上
の複数の情報を同時に記録することも可能となる。
【0012】また本発明によれば、前記第1の情報と前
記第2の情報が同一の画像を人の左右の目でそれぞれ見
たときに得られる2つの画像情報であり、前記シート状
物体を目から至近距離に配したとき、前記2つの画像が
同時に映出されて立体画像を再生するよう構成すること
ができる。
【0013】この構成により、記録媒体から浮き上がる
ような立体画像を映出することができ、よって、偽造・
改ざんは一層困難となり、認証が容易となる。
【0014】また本発明によれば、前記シート状物体に
個人又は特定の組織を特定することが可能である、目視
可能な情報を記録することができる。また、前記目視可
能な情報として、写真、顔画像、サイン、指紋、声紋、
バーコード、ロゴ、シンボルマークのいずれか1つ又は
2つ以上を記録することができる。
【0015】この構成により、人物を容易に特定した
り、所属する団体や会社などの組織を容易に特定するこ
とができる。
【0016】また本発明によれば、前記シート状物体が
紙類であるとき、前記貫通孔をCO 2レーザビーム、Y
AGレーザビーム、フェムト秒レーザのいずれかにより
形成することができる。
【0017】この構成により、紙類に目視不可能な微細
な貫通孔を設けることができる。
【0018】また本発明によれば、前記シート状物体が
合成樹脂であるとき、前記貫通孔をYAGレーザビーム
3倍波、YAGレーザビーム4倍波、エキシマレーザの
いずれかにより形成することができる。
【0019】この構成により、合成樹脂に目視不可能な
微細な貫通孔を設けることができる。
【0020】また本発明によれば、前記シート状物体が
金属類であるとき、前記貫通孔を微細孔放電加工により
形成することができる。
【0021】この構成により、金属類に目視不可能な微
細な貫通孔を設けることができる。
【0022】また本発明によれば、個人又は特定の組織
を特定する情報を有するシート状物体が台紙に貼付され
ているとき、前記シート状物体と前記台紙にまたがって
貫通孔を設けて前記シート状物体が偽造品と置換される
ことを防止する認証情報偽造防止方法において、前記貫
通孔のサイズを目視不可能なサイズとし、前記台紙の裏
面から光を入射したとき、前記貫通孔を透過する光によ
り前記シート状物体の表面側及び前記台紙の表面側から
見たときに所定の情報が映出されるよう前記貫通孔を配
列して設けることを特徴とする認証情報偽造防止方法が
提供される。
【0023】この構成により、写真などの認証情報が記
録されたシート状物体を台紙から剥がして偽造や改ざん
を行った場合、偽造又は改ざん後のシート状物体には、
台紙にまたがって連続して設けられた貫通孔が存在しな
いので、正規の情報を映出することができず、容易に偽
造・改ざん品であることが判明する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施の形態について説明する。図1は本発明に係
る情報記録媒体の第1の実施の形態における貫通孔の一
部を示す拡大平面図である。
【0025】本発明は、紙、合成樹脂、金属などででき
たシート状物体に情報を記録する情報記録媒体である
が、これらの比較的薄いシート状物体に後述する方法で
微細な貫通孔を設け、画像や文字などの情報を記録する
ものである。図1において、微細な貫通孔10が複数設
けられている様子が示されている。微細な貫通孔10の
孔径は、20μmであり、隣接貫通孔とのピッチは70
μmである。図1に示す拡大図は、実際のものを約10
0倍に拡大したものであり、図3に示すように記録する
画像のサイズが1mm×0.8mmとすると、その一部
(約15分の1)の面積を示したものである。すなわ
ち、1つの画像は、数百から数千個の微細な貫通孔10
により形成される。なお、本発明でいう目視不可能なサ
イズの微細な貫通孔10とは、10〜20μm程度の口
径の孔をいう。これは、人間の目の分解能(解像度)が
50〜100μmであるので、これより十分小さく口径
を設定することにより、微細な貫通孔10の存在を目視
で確認できないようにするためである。
【0026】図2は、図3に示すような画像がカード型
会員証に設けられた例を示す平面図である。カード型会
員証は、例えば合成樹脂製のシート状物体であるカード
12として形成され、その一部に微細な貫通孔10を設
けて情報記録部分14が形成されている。この情報記録
部分14に、例えば図3に示すような当該会員の顔の画
像を記録することができる。なお、顔画像以外に、写
真、サイン、指紋、声紋、バーコード、ロゴ、シンボル
マークのいずれか1つ又は2つ以上を記録することもで
きる。
【0027】図4は、図1の第1の実施の形態のカード
12中の情報記録部分14の一部の断面図である。この
例では、微細な貫通孔10はシート状物体であるカード
12の平面に対して垂直に設けられている。したがっ
て、カード12の一方の平面、すなわちカード12の裏
面又は表面を光源や明るい方向に対して向ければ、光が
微細な貫通孔10を透過して反対側から射出されるので
記録されている画像が光の点の集合体として映出され、
これを目視することができる。なお、微細な貫通孔10
自体が裸眼では目視できないのに、透過光を目視するこ
とができるのは、光が微細な貫通孔10を透過した後、
回折などによりその径が拡大するからである。
【0028】カード12が紙類であるときは、微細な貫
通孔10はCO2レーザビーム、YAGレーザビーム、
フェムト秒レーザのいずれかを照射することにより形成
することができる。また、カード12が合成樹脂である
ときは、微細な貫通孔10はYAGレーザビーム3倍
波、YAGレーザビーム4倍波、エキシマレーザのいず
れかにより形成することができる。さらにカード12が
金属類であるときは、微細な貫通孔10は微細孔放電加
工(マイクロ放電加工とも言う)により形成することが
できる。なお、微細孔放電加工とは、加工液中に配され
たワーク(この場合カード12)と電極間にパルス放電
を繰り返し起こし、放電→溶融→気化→飛散のサイクル
で加工を行うものである。微細孔放電加工によれば1秒
で1000個程度の孔の加工が可能であるので、700
0〜8000個程度の微細な貫通孔10により構成され
る情報は、7〜8秒程度で記録することができる。
【0029】図5に示した例は、本発明の情報記録媒体
の第2の実施の形態として、微細な貫通孔10をカード
12の平面に対して垂直ではなく、カード12の垂線V
に対して傾斜角αを付けて設けたものである。このよう
に構成すると、カード12の平面、すなわちカード12
の裏面又は表面を光源や明るい方向に対して向けても、
微細な貫通孔10を透過して反対側から射出される光を
容易に認識することができない。すなわち、微細な貫通
孔10の傾斜角に合わせて、カード12を傾斜させて光
源や明るい方向に対して向けて、初めて透過光が目に入
射するのである。したがって、この傾斜角をあらかじめ
知っている人は、素早く傾斜角を設定してカード12を
光源や明るい方向に対して向けることができるが、これ
を知らないと、試行錯誤することとなる。
【0030】図6は、本発明の情報記録媒体の第3の実
施の形態として、2つの異なる情報を2種類の傾斜角の
微細な貫通孔10A、10Bにより記録したカード12
の断面図である。微細な貫通孔10Aは、カード12の
垂線Vに対して角度αだけ傾き、一方微細な貫通孔10
Bは垂線Vに対して角度βだけ傾いている。このように
2種類の傾斜角を設定し、複数の微細な貫通孔10Aで
第1の情報を、複数の微細な貫通孔10Bで第2の情報
を記録することができる。第1と第2の情報としては、
異なる画像同士でもよいし、画像と文字情報を組み合わ
せてもよい。このように構成されたカード12を、微細
な貫通孔10Aの傾斜角αに合わせて、傾斜させて光源
や明るい方向に対して向けると、第1の情報が映出さ
れ、一方、微細な貫通孔10Bの傾斜角βに合わせて、
カード12を傾斜させて光源や明るい方向に対して向け
ると、第2の情報が映出されるのである。
【0031】図7は、本発明の情報記録媒体の第4の実
施の形態として、図6の第3の実施の形態を変形したカ
ード12の断面図である。図7の第4の実施の形態は、
2種類の異なる傾斜角の微細な貫通孔10A、10Bを
設けた点で図6の第3の実施の形態と共通している。し
かし、第4の実施の形態における、2つの傾斜角は垂線
Vに対して約+8度と約−8度にそれぞれ設定されてい
る。また、記録される2つの情報として、同一の立体画
像から得られる2つの平面画像を用いている。すなわ
ち、人間の左右の目の間隔に応じて、立体画像を撮像し
て得られる2つの平面画像データを第1と第2の情報と
してカード12に異なる傾斜角で記録するのである。こ
のように記録しておくと、カード12を目から数十セン
チメートル(たとえば、30センチメートルから80セ
ンチメートル程度)の至近距離に配したとき、2つの画
像が同時に映出されて立体画像を再生するのである。
【0032】上記図6と図7の第3及び第4の実施の形
態では、2つの情報がカード12に記録されているが、
微細な貫通孔10の傾斜角と順次変更していくことで、
3種類以上の情報を同一箇所に記録することができる。
このように構成することで、複数の画像や文字列、バー
コードなどを同一箇所に記録することが可能である。
【0033】図8は、本発明の情報記録媒体を利用する
1つの態様を示す例を示す会員証の平面図である。この
例では、会員証の台紙16に貼付されている写真18と
台紙16にまたがって情報記録部分20が設けられてい
る。情報記録部分20としては、上記各実施の形態で説
明したような、1つ又は複数の情報を記録しておくこと
ができる。写真18が剥がされて、他の写真とすり替え
られると、情報記録部分20の一部、すなわち写真18
に設けられている情報記録部分20がなくなるか、ある
いはすり替えられた写真に微細孔が設けられていても、
台紙16に設けられている情報記録部分20と連続しな
い異なる態様のものとなるので、偽造あるいは改ざんが
容易に確認できる。
【0034】上記各実施の形態では、会員証に本発明を
適用した場合について説明したが、これに限らず、自動
車などの運転免許証、パスポート、身分証明書、クレジ
ットカード、銀行口座用カード、入館証、図書館の本の
貸出カード、病院の診察券、各種プレペイドカードやそ
の他の有価証券、小切手、手形、紙幣、切手、印紙な
ど、偽造や改ざんされると不都合な多くの物品に容易に
応用することができる。
【0035】また、本発明によれば複数の異なる情報を
同一箇所に重ねて記録することができることを説明した
が、カラー画像の色成分を分解して、光の3原色(RG
B)に合わせて3種類の画像パターンを形成し、映出時
に3原色の光源を所定位置に配置すれば、カラー画像の
映出も可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ート状物体に設けた複数の微細な貫通孔10のサイズを
目視不可能な程度に微細なサイズとし、シート状物体の
一方の面から光を入射したとき、貫通孔を透過する光に
よりシート状物体の他方の面から見たときに所定の情報
が映出されるよう貫通孔を配列したので、裸眼で目視し
たときには情報の存在が認識されないが、シート状物体
の一方の面から光を入射させると、他方には所定の情報
が映出され、認証用の情報記録媒体として有効である。
【0037】また本発明によれば上記情報記録媒体を用
いた認証情報偽造防止方法が提供されるので、写真など
の認証情報が記録されたシート状物体を台紙から剥がし
て偽造や改ざんを行った場合、偽造又は改ざん後のシー
ト状物体には、台紙にまたがって連続して設けられた貫
通孔が存在しないので、正規の情報を映出することがで
きず、容易に偽造・改ざん品であることが判明する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報記録媒体の第1の実施の形態
における貫通孔の一部を示す拡大平面図
【図2】図3に示すような画像がカード型会員証に設け
られた例を示す平面図
【図3】図1に示す貫通孔により映出される画像の一例
を示す図
【図4】図1の第1の実施の形態のカード中の情報記録
部分の一部の断面図
【図5】本発明の情報記録媒体の第2の実施の形態の一
部断面図
【図6】本発明の情報記録媒体の第3の実施の形態とし
て、2つの異なる情報を2種類の傾斜角の微細な貫通孔
により記録したカードの断面図
【図7】本発明の情報記録媒体の第4の実施の形態の一
部断面図
【図8】本発明の情報記録媒体を利用する1つの態様を
示す例を示す会員証の平面図
【符号の説明】
10、10A、10B 微細な貫通孔 12 カード(情報記録媒体としてのシート状物体) 14、20 情報記録部分 16 台紙 18 写真
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正木 健 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C005 HA02 HB02 HB03 HB04 HB07 HB08 HB10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状物体に貫通孔を設けて所定の情
    報を記録した情報記録媒体において、 前記貫通孔のサイズを目視不可能なサイズとし、前記シ
    ート状物体の一方の面から光を入射したとき、前記貫通
    孔を透過する光により前記シート状物体の他方の面から
    見たときに所定の情報が映出されるよう前記貫通孔を配
    列して設けたことを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記貫通孔が前記シート状物体の面に対
    して垂直方向以外となるよう所定角度をもって形成して
    あることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記所定の情報としての第1の情報が前
    記貫通孔の前記シート状物体に対して所定角度で設けら
    れることにより記録され、かつ第2の情報が前記貫通孔
    の前記シート状物体に対する前記所定角度とは異なる角
    度で設けられていることにより記録されていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記第1の情報と前記第2の情報が同一
    の画像を人の左右の目でそれぞれ見たときに得られる2
    つの画像情報であり、前記シート状物体を目から至近距
    離に配したとき、前記2つの画像が同時に映出されて立
    体画像を再生するよう構成されていることを特徴とする
    請求項3に記載の情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記シート状物体に個人又は特定の組織
    を特定することが可能である、目視可能な情報が記録さ
    れていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1
    つに記載の情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記目視可能な情報が、写真、顔画像、
    サイン、指紋、声紋、バーコード、ロゴ、シンボルマー
    クのいずれか1つ又は2つ以上であることを特徴とする
    請求項5に記載の情報記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記シート状物体が紙類であり、前記貫
    通孔がCO2レーザビーム、YAGレーザビーム、フェ
    ムト秒レーザのいずれかにより形成されていることを特
    徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の情報記
    録媒体。
  8. 【請求項8】 前記シート状物体が合成樹脂であり、前
    記貫通孔がYAGレーザビーム3倍波、YAGレーザビ
    ーム4倍波、エキシマレーザのいずれかにより形成され
    ていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つ
    に記載の情報記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記シート状物体が金属類であり、前記
    貫通孔が微細孔放電加工により形成されていることを特
    徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の情報記
    録媒体。
  10. 【請求項10】 個人又は特定の組織を特定する情報を
    有するシート状物体が台紙に貼付されているとき、前記
    シート状物体と前記台紙にまたがって貫通孔を設けて前
    記シート状物体が偽造品と置換されることを防止する認
    証情報偽造防止方法において、 前記貫通孔のサイズを目視不可能なサイズとし、前記台
    紙の裏面から光を入射したとき、前記貫通孔を透過する
    光により前記シート状物体の表面側及び前記台紙の表面
    側から見たときに所定の情報が映出されるよう前記貫通
    孔を配列して設けることを特徴とする認証情報偽造防止
    方法。
JP2001238982A 2001-08-07 2001-08-07 情報記録媒体及び認証情報偽造防止方法 Withdrawn JP2003048390A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008142914A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Toppan Printing Co Ltd 印刷物
JP2020034711A (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 真一 福重 視点依存画像表示システム、視点依存画像表示物およびプログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008142914A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Toppan Printing Co Ltd 印刷物
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