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JP2003047304A - 作業機の作業装置支持構造 - Google Patents

作業機の作業装置支持構造

Info

Publication number
JP2003047304A
JP2003047304A JP2001236411A JP2001236411A JP2003047304A JP 2003047304 A JP2003047304 A JP 2003047304A JP 2001236411 A JP2001236411 A JP 2001236411A JP 2001236411 A JP2001236411 A JP 2001236411A JP 2003047304 A JP2003047304 A JP 2003047304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
working device
working
rolling
link mechanism
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001236411A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Inoue
強 井上
Naoki Matsuki
直樹 松木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2001236411A priority Critical patent/JP2003047304A/ja
Publication of JP2003047304A publication Critical patent/JP2003047304A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 合理的な改良で組み付けの簡素化や製造コス
トの削減を図れるようにする。 【解決手段】 走行機体1に駆動昇降可能に装備したリ
ンク機構3に、作業装置4を前後向きの軸心P周りにロ
ーリング揺動可能に連結してある作業機の作業装置支持
構造において、作業装置4を上限位置まで上昇させた状
態では作業装置4のローリング揺動を接当阻止し、か
つ、作業装置4を作業位置まで下降させた状態では作業
装置4のローリング揺動範囲を接当制限する共用のロー
リング規制部材26を装備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行機体に駆動昇
降可能に装備したリンク機構に、作業装置を前後向きの
軸心周りにローリング揺動可能に連結してある作業機の
作業装置支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような作業機の作業装置支
持構造においては、作業装置を上限位置まで上昇させた
移動走行時やトラックなどによる運搬時における不必要
な作業装置のローリング揺動を阻止するために、作業装
置の上限位置でのローリング揺動を阻止するローリング
阻止部材(特開平9−294409号公報参照)と、作
業走行時における走行機体に対する作業装置の大幅なロ
ーリング揺動に起因した走行機体と作業装置との接触を
回避するために、作業装置の作業位置でのローリング揺
動範囲を制限するローリング制限部材とを装備してい
た。
【0003】又、従来、上記のような作業機の作業装置
支持構造においては、例えば特開平9−294409号
公報などで開示されているように、リンク機構に装備し
た前後向きのボスと、作業装置に装備される伝動ケース
にブラケットを介して連結された前後向きの支軸との嵌
合で、リンク機構に対する作業装置の連結を行うように
構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のうちの前者のものによると、ローリング阻止部
材とローリング制限部材とを装備することから部品点数
が多くなり、その結果、組み付けが面倒になるとともに
製造コストが嵩むようになっていた。
【0005】又、上記従来技術のうちの後者のものによ
ると、リンク機構に作業装置をローリング揺動可能に連
結するための部品として、リンク機構に装着されるボ
ス、伝動ケースに連結されるブラケット、及びブラケッ
トに装着される支軸などを要することから部品点数が多
くなり、その結果、組み付けが面倒になるとともに製造
コストが嵩むようになっていた。
【0006】本発明の目的は、合理的な改良で組み付け
の簡素化や製造コストの削減を図れるようにすることに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】〔構成〕上記目的を達成
するため、本発明のうちの請求項1記載の発明では、走
行機体に駆動昇降可能に装備したリンク機構に、作業装
置を前後向きの軸心周りにローリング揺動可能に連結し
てある作業機の作業装置支持構造において、前記作業装
置を上限位置まで上昇させた状態では前記作業装置のロ
ーリング揺動を接当阻止し、かつ、前記作業装置を作業
位置まで下降させた状態では前記作業装置のローリング
揺動範囲を接当制限する共用のローリング規制部材を装
備した。
【0008】〔作用〕上記請求項1記載の発明による
と、ローリング規制部材によって、作業装置を上限位置
まで上昇させた移動走行時やトラックなどによる運搬時
における不必要な作業装置のローリング揺動を阻止する
ことができるとともに、作業装置を作業位置まで下降さ
せた作業走行時における走行機体に対する作業装置の大
幅なローリング揺動に起因した走行機体と作業装置との
接触を回避できるようになる。
【0009】その結果、移動走行時や運搬時における不
必要な作業装置のローリング揺動を阻止するための専用
部材と、作業走行時における走行機体に対する作業装置
の大幅なローリング揺動に起因した走行機体と作業装置
との接触を回避するための専用部材とを装備する場合に
比較して、部品点数の削減を図れるようになり、その
分、組み付けの簡素化や製造コストの削減を図れるよう
になる。
【0010】〔効果〕従って、ローリング規制部材を、
移動走行時における不必要な作業装置のローリング揺動
を阻止する部材と、作業走行時における走行機体に対す
る作業装置の大幅なローリング揺動に起因した走行機体
と作業装置との接触を回避する部材とに共用する合理的
な改良で、組み付けの簡素化や製造コストの削減を図れ
るようになった。
【0011】〔構成〕上記目的を達成するため、本発明
のうちの請求項2記載の発明では、走行機体に駆動昇降
可能に装備したリンク機構に、作業装置を前後向きの軸
心周りにローリング揺動可能に連結してある作業機の作
業装置支持構造において、前記リンク機構に装備した前
後向きの支軸と、前記作業装置に装備される伝動ケース
に一体形成したボスとの嵌合で、前記リンク機構に対す
る前記作業装置の連結を行うように構成した。
【0012】〔作用〕上記請求項2記載の発明による
と、リンク機構に前後向きの支軸を装備し、作業装置側
の伝動ケースにボスを一体形成していることから、リン
ク機構に作業装置をローリング揺動可能に連結するため
の部品としては、リンク機構に装着される支軸、及び、
ボスが一体形成された伝動ケースなどを用意するだけで
よく、これによって、リンク機構に対する作業装置の連
結を、リンク機構に装備した前後向きのボスと、作業装
置に装備される伝動ケースにブラケットを介して連結さ
れた前後向きの支軸との嵌合で行う場合に要していた連
結部品のうちのボスとブラケットとを不要にすることが
できるようになる。
【0013】〔効果〕従って、リンク機構に前後向きの
支軸を装備し、作業装置側の伝動ケースにボスを一体形
成する合理的な改良で、部品点数の削減を図れるように
なり、結果、組み付けの簡素化や製造コストの削減を図
れるようになった。
【0014】
【発明の実施の形態】図1には作業機の一例である乗用
形田植機の全体側面が、又、図2にはその全体平面がそ
れぞれ示されており、この田植機は、乗用形の走行機体
1の後部に、油圧シリンダ2の作動で昇降揺動するリン
ク機構3を介して作業装置の一例である苗植付装置4を
駆動昇降可能に連結することによって構成されている。
走行機体1は、その前部に搭載されたエンジン5からの
動力が変速装置6などを介して左右一対の前輪7及び後
輪8に伝達される四輪駆動形式に構成され、その中央部
には、左右の前輪7に連係されたステアリングホイール
9や運転座席10などが配備されている。
【0015】図1〜4に示すように、苗植付装置4は、
エンジン5からの動力が変速装置6などを介して、伝動
ケース11に内装された動力分配機構12に伝達され、
この動力分配機構12から分配された動力で、横送り機
構13が、苗載台14を左右方向に一定ストロークで往
復移動させ、植付機構15が、一定周期で苗載台14の
苗取出口16から苗載台14に載置された苗を所定量ず
つ取り出して圃場に植え付け、かつ、縦送り機構17
が、苗載台14が左右の各ストローク端に到達するごと
に苗載台14に載置された苗を一定ピッチで縦送りする
植え付け作動を行うように構成されている。尚、図1〜
3に示す符号18は、機体の走行に伴って植付機構15
による苗植え付け箇所を前もって整地する整地フロート
である。
【0016】図4〜7に示すように、伝動ケース11
は、左右に分割可能なアルミダイカスト製で、その前部
には、苗植付装置4をリンク機構3に連結するための連
結用のボス19と、動力分配機構12の入力軸20を前
方に向けて突出させた状態で支持するための伝動用のボ
ス21とが、上下に所定間隔を隔てる状態で一体形成さ
れている。
【0017】図1、図3及び図5〜7に示すように、リ
ンク機構3は平行四連リンク形式に構成され、その後部
リンク22の下部に、苗植付装置4を連結するための支
軸23が後方に向けて延出する状態に溶接されており、
この支軸23と伝動ケース11の連結用のボス19とを
ベアリング24を介装した状態で嵌合させることで、リ
ンク機構3に苗植付装置4を前後向きの軸心P周りにロ
ーリング揺動可能な状態に連結することができるように
なっている。
【0018】図1、図3、図5及び図6に示すように、
伝動ケース11の前部には、苗植付装置4を上限位置ま
で上昇させた際にリンク機構3の左右の対応する下部リ
ンク25に接当することで苗植付装置4の前後向きの軸
心P周りでのローリング揺動を阻止する第1接当部26
Aと、苗植付装置4を植え付け位置まで下降させた際に
おけるリンク機構3の左右の対応する下部リンク25と
の接当で苗植付装置4の前後向きの軸心P周りでのロー
リング揺動範囲を制限する第2接当部26Bとが一体形
成されたゴム製の左右一対のローリング規制部材26
が、ブラケット27を介して連結されており、これらの
ローリング規制部材26によって、苗植付装置4を上限
位置まで上昇させた移動走行時やトラックなどによる運
搬時における不必要な苗植付装置4のローリング揺動を
阻止することができるとともに、苗植付装置4を植え付
け位置まで下降させた作業走行時における走行機体1に
対する苗植付装置4の大幅なローリング揺動に起因した
走行機体1と苗植付装置4との接触を回避できるように
なっている。
【0019】又、ローリング規制部材26を、第1接当
部26Aと下部リンク25との接当で苗植付装置4のロ
ーリング揺動を阻止し、第2接当部26Bと下部リンク
25との接当で苗植付装置4のローリング揺動を制限す
るように構成していることから、単一の接当部と下部リ
ンク25との接当で苗植付装置4のローリング揺動の阻
止と制限とを行う場合に比較して、ローリング規制部材
26の耐久性の向上を図れるようになっている。
【0020】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 (1)作業機としては、トラクタや草刈機などであって
もよく、走行機体1の前部にリンク機構3を介して作業
装置4を駆動昇降可能に連結するものであってもよい。 (2)ローリング規制部材26としては、単一の接当部
と下部リンク25との接当で苗植付装置4のローリング
揺動の阻止と制限とを行うように構成されたものであっ
てもよい。 (3)リンク機構3に、苗植付装置4との接当で苗植付
装置4のローリング揺動の阻止と制限とを行うローリン
グ規制部材26を装備するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用形田植機の全体側面図
【図2】乗用形田植機の全体平面図
【図3】苗植付装置の側面図
【図4】苗植付装置の要部の平面図
【図5】(イ)ローリング規制部材で苗植付装置のロー
リング揺動範囲を制限した状態を示す要部の側面図 (ロ)ローリング規制部材で苗植付装置のローリング揺
動を阻止した状態を示す要部の側面図
【図6】ローリング規制部材で苗植付装置のローリング
揺動範囲を制限した状態を示す要部の正面図
【図7】リンク機構と苗植付装置との連結構成を示す要
部の一部縦断側面図
【符号の説明】
1 走行機体 3 リンク機構 4 作業装置 11 伝動ケース 19 ボス 26 ローリング規制部材 23 支軸 P 軸心

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体に駆動昇降可能に装備したリン
    ク機構に、作業装置を前後向きの軸心周りにローリング
    揺動可能に連結してある作業機の作業装置支持構造であ
    って、 前記作業装置を上限位置まで上昇させた状態では前記作
    業装置のローリング揺動を接当阻止し、かつ、前記作業
    装置を作業位置まで下降させた状態では前記作業装置の
    ローリング揺動範囲を接当制限する共用のローリング規
    制部材を装備してある作業機の作業装置支持構造。
  2. 【請求項2】 走行機体に駆動昇降可能に装備したリン
    ク機構に、作業装置を前後向きの軸心周りにローリング
    揺動可能に連結してある作業機の作業装置支持構造であ
    って、 前記リンク機構に装備した前後向きの支軸と、前記作業
    装置に装備される伝動ケースに一体形成したボスとの嵌
    合で、前記リンク機構に対する前記作業装置の連結を行
    うように構成してある作業機の作業装置支持構造。
JP2001236411A 2001-08-03 2001-08-03 作業機の作業装置支持構造 Pending JP2003047304A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016136897A (ja) * 2015-01-28 2016-08-04 株式会社クボタ 作業機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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