JP2003046456A - 光伝送ネットワークシステムおよび光伝送ネットワークシステムの障害監視方法 - Google Patents
光伝送ネットワークシステムおよび光伝送ネットワークシステムの障害監視方法Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】光多重伝送システムにおいて、光レベルでの伝
送路障害監視を可能にした光多重伝送システムを提供す
ること。 【解決手段】光ADM装置による光伝送装置を複数台、
サービス用(現用)とプロテクション用(予備用)の光
伝送路で接続し、光伝送装置に収容される末端の装置間
をそれぞれ固有の波長の光信号により波長多重してデー
タ伝送する光伝送ネットワークにおいて、前記光伝送装
置には、波長多重に使用される光信号と異なる波長の光
信号による光監視チャネルの光信号を発生する光監視チ
ャネル光信号発生手段27と、この光監視チャネル光信号
発生手段からの光信号を前記波長多重光した光信号に付
加して伝送路に送り出す合波手段23と、前記伝送路にて
伝送されてきた光信号のうち、前記光監視チャネルの光
信号を抽出する光分岐器21と、この光分岐器にて分岐さ
れた光監視チャネルの光信号から伝送路障害を監視する
監視手段22とを具備する。
送路障害監視を可能にした光多重伝送システムを提供す
ること。 【解決手段】光ADM装置による光伝送装置を複数台、
サービス用(現用)とプロテクション用(予備用)の光
伝送路で接続し、光伝送装置に収容される末端の装置間
をそれぞれ固有の波長の光信号により波長多重してデー
タ伝送する光伝送ネットワークにおいて、前記光伝送装
置には、波長多重に使用される光信号と異なる波長の光
信号による光監視チャネルの光信号を発生する光監視チ
ャネル光信号発生手段27と、この光監視チャネル光信号
発生手段からの光信号を前記波長多重光した光信号に付
加して伝送路に送り出す合波手段23と、前記伝送路にて
伝送されてきた光信号のうち、前記光監視チャネルの光
信号を抽出する光分岐器21と、この光分岐器にて分岐さ
れた光監視チャネルの光信号から伝送路障害を監視する
監視手段22とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ADM装置を複
数台、サービス用(現用)とプロテクション用(予備
用)の光伝送路で接続し、光ADM装置に収容される末
端の装置間をそれぞれ固有の波長の光信号により伝送す
る光伝送ネットワークシステムに係わり、特に光信号レ
ベルで伝送路障害を監視できるようにした光伝送ネット
ワークシステムおよび光伝送ネットワークシステムの障
害監視方法に関する。
数台、サービス用(現用)とプロテクション用(予備
用)の光伝送路で接続し、光ADM装置に収容される末
端の装置間をそれぞれ固有の波長の光信号により伝送す
る光伝送ネットワークシステムに係わり、特に光信号レ
ベルで伝送路障害を監視できるようにした光伝送ネット
ワークシステムおよび光伝送ネットワークシステムの障
害監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高速インターネットや広帯域マルチメデ
ィアサービスの本格的な普及を迎え、情報通信ネットワ
ークの伝送路の大容量化と経済性の向上が急務となって
いる。その中で、光ファイバ通信技術は重要なネットワ
ーク構築技術の一つである。
ィアサービスの本格的な普及を迎え、情報通信ネットワ
ークの伝送路の大容量化と経済性の向上が急務となって
いる。その中で、光ファイバ通信技術は重要なネットワ
ーク構築技術の一つである。
【0003】光ファイバ伝送システムにおいては、これ
まで一本の光ファイバ中を伝送する信号の速度を時間軸
上で高速化する時分割多重(TDM:Time Division Mu
ltiplexing)方式による大容量化を進めてきている。
まで一本の光ファイバ中を伝送する信号の速度を時間軸
上で高速化する時分割多重(TDM:Time Division Mu
ltiplexing)方式による大容量化を進めてきている。
【0004】しかしながら、近年のトラフィックの爆発
的な増大により、さらなる大幅な伝送容量の拡大が急務
となっている。
的な増大により、さらなる大幅な伝送容量の拡大が急務
となっている。
【0005】一方、1990年代になって実用化された
光ファイバ増幅器によって、光ファイバを伝送する光信
号を電気信号に変換することなく増幅が可能になった。
光ファイバ増幅器では一本の光ファイバ中に異なった複
数の波長の光信号を多重して、これを多波長一括で増幅
中継することが可能であることから、波長多重(WD
M:Wavelength Division Multiplexing)方式の検討が
進められており、伝送容量の飛躍的な拡大と長距離伝送
が現実のものになってきた。
光ファイバ増幅器によって、光ファイバを伝送する光信
号を電気信号に変換することなく増幅が可能になった。
光ファイバ増幅器では一本の光ファイバ中に異なった複
数の波長の光信号を多重して、これを多波長一括で増幅
中継することが可能であることから、波長多重(WD
M:Wavelength Division Multiplexing)方式の検討が
進められており、伝送容量の飛躍的な拡大と長距離伝送
が現実のものになってきた。
【0006】また、このようなWDM方式を用いた伝送
システムでは、このように多重する波長数に比例した規
模の増大を避けるため、波長多重伝送している波長単位
でのAdd/Dropを行うことを基本にした光ADM(Optic
al Add/Drop Multiplexer;OADM)技術の適用が検
討されている。
システムでは、このように多重する波長数に比例した規
模の増大を避けるため、波長多重伝送している波長単位
でのAdd/Dropを行うことを基本にした光ADM(Optic
al Add/Drop Multiplexer;OADM)技術の適用が検
討されている。
【0007】この光ADMとは、波長多重された複数の
波長のうちのアクセスすべき波長のみをAdd/Dropチャ
ネルとして処理するものであり、究極的には全光処理を
行うネットワーク(All Optical Netork)を目指すものと
言ってよい。
波長のうちのアクセスすべき波長のみをAdd/Dropチャ
ネルとして処理するものであり、究極的には全光処理を
行うネットワーク(All Optical Netork)を目指すものと
言ってよい。
【0008】光ADM技術を用いた波長多重リングネッ
トワークで使用される従来の光伝送装置について説明す
る。ここでは、現用系の伝送路ファイバと予備系伝送路
ファイバでリングネットワークを構成する、いわゆるF
FRN(Four Fiber Ring Network)構成における光伝
送装置を例にとって、考えてみる。なお、この種の装置
については、例えば以下の参考文献にその概念が記述さ
れている。 Rainer Iraschko et.al“An Optical 4-Fiber bi-direc
tional Line-switchedRing”, OFC’99, TuK3-1, 1999. 光伝送装置は、波長多重されて伝送路ファイバを伝送さ
れてきた光信号が光波長分波機能部(WDM−R)によ
って各波長λ1、λ2、…、λn毎に一旦分離される。
分離された各波長λ1、λ2、…、λnの光信号は、例
えば光クロスコネクトなどの光マトリクス機能ユニット
に入力される。
トワークで使用される従来の光伝送装置について説明す
る。ここでは、現用系の伝送路ファイバと予備系伝送路
ファイバでリングネットワークを構成する、いわゆるF
FRN(Four Fiber Ring Network)構成における光伝
送装置を例にとって、考えてみる。なお、この種の装置
については、例えば以下の参考文献にその概念が記述さ
れている。 Rainer Iraschko et.al“An Optical 4-Fiber bi-direc
tional Line-switchedRing”, OFC’99, TuK3-1, 1999. 光伝送装置は、波長多重されて伝送路ファイバを伝送さ
れてきた光信号が光波長分波機能部(WDM−R)によ
って各波長λ1、λ2、…、λn毎に一旦分離される。
分離された各波長λ1、λ2、…、λnの光信号は、例
えば光クロスコネクトなどの光マトリクス機能ユニット
に入力される。
【0009】光マトリクス機能ユニットは、予め設定さ
れた特定チャネルの波長λi、λj、λkの光信号を低
次群側に取り出す(Drop)とともに、他の波長の光信号
は通過(Through)させて隣接局に出力する。また、光
マトリクス機能ユニットは、Dropした波長λi、λj、λ
kのチャネルに自局での信号を加え(Add)て隣接局伝送
用の光信号として出力する。そして、隣接局に伝送すべ
きこの光信号は送信側の光波長合波機能部(WDM−
T)で波長多重され、出力側伝送路ファイバを介して送
出される。
れた特定チャネルの波長λi、λj、λkの光信号を低
次群側に取り出す(Drop)とともに、他の波長の光信号
は通過(Through)させて隣接局に出力する。また、光
マトリクス機能ユニットは、Dropした波長λi、λj、λ
kのチャネルに自局での信号を加え(Add)て隣接局伝送
用の光信号として出力する。そして、隣接局に伝送すべ
きこの光信号は送信側の光波長合波機能部(WDM−
T)で波長多重され、出力側伝送路ファイバを介して送
出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数の光信
号を多重化し、波長毎にAdd/Dropを行う光AD
M装置を複数台、サービス回線(SRV(現用系)の伝
送路)およびプロテクション回線(PRT(予備用系)
の伝送路)でネットワーク接続した場合に、ネットワー
クの回線接続をリング状接続とし、かつ、光ADM装置
間におけるサービス回線にて故障が発生したときには、
自律的にプロテクション回線への切り替えを行って回線
保護を行なうようにしたいわゆるAPS(Automatic Pr
otection Switching)機能を持たせようとすると、各光
ADM装置間で切替状態を互いに通知し合うことが必要
となる。
号を多重化し、波長毎にAdd/Dropを行う光AD
M装置を複数台、サービス回線(SRV(現用系)の伝
送路)およびプロテクション回線(PRT(予備用系)
の伝送路)でネットワーク接続した場合に、ネットワー
クの回線接続をリング状接続とし、かつ、光ADM装置
間におけるサービス回線にて故障が発生したときには、
自律的にプロテクション回線への切り替えを行って回線
保護を行なうようにしたいわゆるAPS(Automatic Pr
otection Switching)機能を持たせようとすると、各光
ADM装置間で切替状態を互いに通知し合うことが必要
となる。
【0011】しかし、光ADM装置は光信号の持つ情報
内容を認識できないから、APS機能を光ADM装置に
て実現する場合、上記通知は電気信号に依らざるを得な
い。
内容を認識できないから、APS機能を光ADM装置に
て実現する場合、上記通知は電気信号に依らざるを得な
い。
【0012】そのため、光ネットワークシステムであり
ながら、電気信号を授受するための回線を別途用意しな
ければならなくなる。切替状態通知の信号を電気信号で
授受し、制御信号についても、電気信号レベルで授受す
ることになるわけである。
ながら、電気信号を授受するための回線を別途用意しな
ければならなくなる。切替状態通知の信号を電気信号で
授受し、制御信号についても、電気信号レベルで授受す
ることになるわけである。
【0013】そのために、せっかく、光信号レベルで全
てを行おうと云う光ADM装置を用いているにもかかわ
らず、回線保護の制御を実施するためには、電気信号を
授受する回線が不可欠となってしまう。
てを行おうと云う光ADM装置を用いているにもかかわ
らず、回線保護の制御を実施するためには、電気信号を
授受する回線が不可欠となってしまう。
【0014】ところで、電気信号レベルでの障害監視に
は、一般的には、障害区間となっていることを知らせる
ための警報信号であるAIS(Alarm Indication Signa
l)信号とFERF(ファー・エンド・レシーブ・フェ
ーリア(Far End ReceiveFailure))と呼ばれる信号
を用いる。
は、一般的には、障害区間となっていることを知らせる
ための警報信号であるAIS(Alarm Indication Signa
l)信号とFERF(ファー・エンド・レシーブ・フェ
ーリア(Far End ReceiveFailure))と呼ばれる信号
を用いる。
【0015】すなわち、ネットワークを介して電気信号
にてデータ伝送するにあたり、例えば、ポイント・ツー
・ポイントのシステムでは、伝送路に障害が生じた場
合、障害発生区間を迂回したり、切り離したりするため
の伝送路切替制御をして、障害が最小限にとどめられる
ようにする必要がある。そのために、障害を検出したノ
ードから上流及び下流のノードに対してそれを知らせる
仕組みとしてこれらAIS信号,FERF信号が利用さ
れている。
にてデータ伝送するにあたり、例えば、ポイント・ツー
・ポイントのシステムでは、伝送路に障害が生じた場
合、障害発生区間を迂回したり、切り離したりするため
の伝送路切替制御をして、障害が最小限にとどめられる
ようにする必要がある。そのために、障害を検出したノ
ードから上流及び下流のノードに対してそれを知らせる
仕組みとしてこれらAIS信号,FERF信号が利用さ
れている。
【0016】この仕組みを簡単に説明すると、例えば、
SDH等のデジタル信号処理を行うリング型ネットワー
クシステムで、ネットワークプロテクションを行うシス
テムの場合、下流のノードに対してはAIS信号を用
い、上流側に対してはFERF信号を用いる。
SDH等のデジタル信号処理を行うリング型ネットワー
クシステムで、ネットワークプロテクションを行うシス
テムの場合、下流のノードに対してはAIS信号を用
い、上流側に対してはFERF信号を用いる。
【0017】すなわち、下流側のノードに対しては、あ
るパターンの信号であるAIS信号を送出することで、
下流側のノードではこの信号の受信により、上流側で障
害が発生したことを認識させるようにする。これがAI
Sを用いた下流への報知の仕組みである。
るパターンの信号であるAIS信号を送出することで、
下流側のノードではこの信号の受信により、上流側で障
害が発生したことを認識させるようにする。これがAI
Sを用いた下流への報知の仕組みである。
【0018】もう一つは、上流側に知らせる仕組みであ
り、伝送上流側からの伝送に障害が起きていることを自
己の隣接上流側のノードに通知するために、FERF信
号を上流側に返すようにする。このFERFは、本来の
送るべきデータの信号にオーバヘッドを持たせて他の情
報を送るがこのオーバヘッドの一部に付加されて送られ
るフレーム同期用の同期信号を利用し、これが検出でき
なくなったといった発生症状から異常を検知する。
り、伝送上流側からの伝送に障害が起きていることを自
己の隣接上流側のノードに通知するために、FERF信
号を上流側に返すようにする。このFERFは、本来の
送るべきデータの信号にオーバヘッドを持たせて他の情
報を送るがこのオーバヘッドの一部に付加されて送られ
るフレーム同期用の同期信号を利用し、これが検出でき
なくなったといった発生症状から異常を検知する。
【0019】このようにして、障害検出をしたノードか
らのAISやFERFの信号により、障害発生を隣接ノ
ードに知らせることで、各ノードでは障害発生を知り、
障害区間を特定した上で、障害発生区間を迂回させ、あ
るいは障害発生区間の手前で折り返すといった回線切り
替えの制御を行うことにより、障害区間による影響を最
小限に抑えて、データ伝送を継続させることができるよ
うにしている。
らのAISやFERFの信号により、障害発生を隣接ノ
ードに知らせることで、各ノードでは障害発生を知り、
障害区間を特定した上で、障害発生区間を迂回させ、あ
るいは障害発生区間の手前で折り返すといった回線切り
替えの制御を行うことにより、障害区間による影響を最
小限に抑えて、データ伝送を継続させることができるよ
うにしている。
【0020】一方、近年においては、伝送容量の一層の
大容量化、伝送速度の一層の高速化をはかるために、光
ネットワーク上を光信号で伝送するようにしたシステム
が注目されているわけであり、せっかく光伝送を行って
も、障害監視のために電気信号に変換する必要があるシ
ステム構成ではそのメリットが半減する。
大容量化、伝送速度の一層の高速化をはかるために、光
ネットワーク上を光信号で伝送するようにしたシステム
が注目されているわけであり、せっかく光伝送を行って
も、障害監視のために電気信号に変換する必要があるシ
ステム構成ではそのメリットが半減する。
【0021】すなわち、ネットワークプロテクションシ
ステムを光ADMにて実現するには、従来技術の場合で
は、光レベルでは回線の障害が検知できないので、光信
号を一旦、電気信号に変換し、この電気信号を監視する
ことで、回線の障害発生を監視し、制御信号について
も、電気信号レベルで授受することにならざるを得な
い。
ステムを光ADMにて実現するには、従来技術の場合で
は、光レベルでは回線の障害が検知できないので、光信
号を一旦、電気信号に変換し、この電気信号を監視する
ことで、回線の障害発生を監視し、制御信号について
も、電気信号レベルで授受することにならざるを得な
い。
【0022】そして、そのためには、各光ADM装置に
おける各インタフェースでの光電変換が必要であり、信
号処理の時間、および回路規模の著しい増大を招くこと
となり、光信号による伝送の最大のメリットである大伝
送容量化、伝送速度の高速化の足かせとなっている。従
って、光信号を光信号のまま監視できる技術の早急な確
立が急務である。
おける各インタフェースでの光電変換が必要であり、信
号処理の時間、および回路規模の著しい増大を招くこと
となり、光信号による伝送の最大のメリットである大伝
送容量化、伝送速度の高速化の足かせとなっている。従
って、光信号を光信号のまま監視できる技術の早急な確
立が急務である。
【0023】そこで、この発明の目的とするところは、
行き先別に特定の波長の光信号を用いるようにし、各波
長の光信号を多重化して伝送するようにした光多重伝送
システムにおいて、光レベルでの伝送路障害監視を可能
にした光多重伝送システムおよび光多重伝送システムの
障害監視方法を提供することにある。
行き先別に特定の波長の光信号を用いるようにし、各波
長の光信号を多重化して伝送するようにした光多重伝送
システムにおいて、光レベルでの伝送路障害監視を可能
にした光多重伝送システムおよび光多重伝送システムの
障害監視方法を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。すなわち、光ADM
装置による光伝送装置を複数台、サービス用(現用)と
プロテクション用(予備用)の光伝送路で接続し、光伝
送装置に収容される末端の装置間をそれぞれ固有の波長
の光信号により波長多重してデータ伝送する光伝送ネッ
トワークにおいて、 [1]第1には、前記光伝送装置には、波長多重に使用
される光信号と異なる波長の光信号による光監視チャネ
ルの光信号を発生する光監視チャネル光信号発生手段
と、この光監視チャネル光信号発生手段からの光信号を
前記波長多重光した光信号に付加して伝送路に送り出す
合波手段と、前記伝送路にて伝送されてきた光信号のう
ち、前記光監視チャネルの光信号を抽出する光分岐器
と、この光分岐器にて分岐された光監視チャネルの光信
号から伝送路障害を監視する監視手段とを具備すること
を特徴とする。
め、本発明は次のように構成する。すなわち、光ADM
装置による光伝送装置を複数台、サービス用(現用)と
プロテクション用(予備用)の光伝送路で接続し、光伝
送装置に収容される末端の装置間をそれぞれ固有の波長
の光信号により波長多重してデータ伝送する光伝送ネッ
トワークにおいて、 [1]第1には、前記光伝送装置には、波長多重に使用
される光信号と異なる波長の光信号による光監視チャネ
ルの光信号を発生する光監視チャネル光信号発生手段
と、この光監視チャネル光信号発生手段からの光信号を
前記波長多重光した光信号に付加して伝送路に送り出す
合波手段と、前記伝送路にて伝送されてきた光信号のう
ち、前記光監視チャネルの光信号を抽出する光分岐器
と、この光分岐器にて分岐された光監視チャネルの光信
号から伝送路障害を監視する監視手段とを具備すること
を特徴とする。
【0025】[2] また、第2には、前記光伝送装置
には、波長多重に使用される光信号と異なる波長の光信
号による光監視チャネルの光信号を発生すると共に、回
線障害時にはAIS信号が付加された光監視チャネルの
光信号を発生する光監視チャネル光信号発生手段と、こ
の光監視チャネル光信号発生手段からの光信号を前記波
長多重光した光信号に付加して伝送路に送り出す合波手
段と、前記伝送路にて伝送されてきた光信号のうち、前
記光監視チャネルの光信号を抽出する光分岐器と、この
光分岐器にて分岐された光監視チャネルの光信号から伝
送路障害を検知する監視手段とを具備することを特徴と
する。
には、波長多重に使用される光信号と異なる波長の光信
号による光監視チャネルの光信号を発生すると共に、回
線障害時にはAIS信号が付加された光監視チャネルの
光信号を発生する光監視チャネル光信号発生手段と、こ
の光監視チャネル光信号発生手段からの光信号を前記波
長多重光した光信号に付加して伝送路に送り出す合波手
段と、前記伝送路にて伝送されてきた光信号のうち、前
記光監視チャネルの光信号を抽出する光分岐器と、この
光分岐器にて分岐された光監視チャネルの光信号から伝
送路障害を検知する監視手段とを具備することを特徴と
する。
【0026】[3] また、第3には、前記光伝送装置
には、波長多重に使用される光信号と異なる波長の光信
号による光監視チャネルの光信号を発生すると共に、回
線障害時にはAIS信号が付加された光監視チャネルの
光信号を発生する光監視チャネル光信号発生手段と、こ
の光監視チャネル光信号発生手段からの光信号を前記波
長多重光した光信号に付加して伝送路に送り出す合波手
段と、前記伝送路にて伝送されてきた光信号のうち、前
記光監視チャネルの光信号を抽出する光分岐器と、この
光分岐器にて分岐された光監視チャネルの光信号から伝
送路障害を検知する監視手段と、この監視手段が伝送路
障害を検知すると自己の収容している端末側に、データ
に代えてAIS信号を送出する手段とを具備することを
特徴とする。
には、波長多重に使用される光信号と異なる波長の光信
号による光監視チャネルの光信号を発生すると共に、回
線障害時にはAIS信号が付加された光監視チャネルの
光信号を発生する光監視チャネル光信号発生手段と、こ
の光監視チャネル光信号発生手段からの光信号を前記波
長多重光した光信号に付加して伝送路に送り出す合波手
段と、前記伝送路にて伝送されてきた光信号のうち、前
記光監視チャネルの光信号を抽出する光分岐器と、この
光分岐器にて分岐された光監視チャネルの光信号から伝
送路障害を検知する監視手段と、この監視手段が伝送路
障害を検知すると自己の収容している端末側に、データ
に代えてAIS信号を送出する手段とを具備することを
特徴とする。
【0027】そして、上記[1]の構成においては、前
記光伝送装置のうち、上流側の光伝送装置からは、波長
多重に使用される光信号と異なる波長の光信号による光
監視チャネルの光信号を発生して前記伝送路に伝送する
と共に、下流側ではこの伝送されてきた光監視チャネル
の光信号を抽出し、この抽出した光信号の状態から伝送
路障害を監視する。
記光伝送装置のうち、上流側の光伝送装置からは、波長
多重に使用される光信号と異なる波長の光信号による光
監視チャネルの光信号を発生して前記伝送路に伝送する
と共に、下流側ではこの伝送されてきた光監視チャネル
の光信号を抽出し、この抽出した光信号の状態から伝送
路障害を監視する。
【0028】このように、上記[1]の発明によれば、
伝送路に障害が発生すれば、光監視チャネルの光信号は
断となるので、光監視チャネルの光信号の状態を監視す
れば、電気信号に変換せずとも光信号の状態のまま伝送
路障害を監視できるようになる。
伝送路に障害が発生すれば、光監視チャネルの光信号は
断となるので、光監視チャネルの光信号の状態を監視す
れば、電気信号に変換せずとも光信号の状態のまま伝送
路障害を監視できるようになる。
【0029】また、上記[2]の構成においては、前記
光伝送装置のうち、上流側の光伝送装置からは、波長多
重に使用される光信号と異なる波長の光信号による光監
視チャネルの光信号を発生すると共に、回線障害時には
AIS信号が付加された光監視チャネルの光信号を発生
して前記伝送路に伝送させ、下流側ではこの伝送されて
きた光監視チャネルの光信号を抽出し、この抽出した光
信号の状態から伝送路障害を監視する。
光伝送装置のうち、上流側の光伝送装置からは、波長多
重に使用される光信号と異なる波長の光信号による光監
視チャネルの光信号を発生すると共に、回線障害時には
AIS信号が付加された光監視チャネルの光信号を発生
して前記伝送路に伝送させ、下流側ではこの伝送されて
きた光監視チャネルの光信号を抽出し、この抽出した光
信号の状態から伝送路障害を監視する。
【0030】このように、上記[2]の発明によれば、
伝送路に障害が発生したときは、光監視チャネルの光信
号は断となり、また、上流側で回線障害(伝送路障害)
を検出した場合には上流側からの光監視チャネルの光信
号にはAIS信号が付加されているので、これにより障
害発生を知ることができるようになる。そのため、光監
視チャネルの光信号の状態を監視すれば、電気信号に変
換せずとも光信号の状態のまま伝送路障害を監視できる
ようになる。
伝送路に障害が発生したときは、光監視チャネルの光信
号は断となり、また、上流側で回線障害(伝送路障害)
を検出した場合には上流側からの光監視チャネルの光信
号にはAIS信号が付加されているので、これにより障
害発生を知ることができるようになる。そのため、光監
視チャネルの光信号の状態を監視すれば、電気信号に変
換せずとも光信号の状態のまま伝送路障害を監視できる
ようになる。
【0031】また、上記[3]の構成においては、前記
光伝送装置のうち、上流側の光伝送装置からは、波長多
重に使用される光信号と異なる波長の光信号による光監
視チャネルの光信号を発生すると共に、回線障害時には
AIS信号が付加された光監視チャネルの光信号を発生
して前記伝送路に伝送させ、下流側ではこの伝送されて
きた光監視チャネルの光信号を抽出して、この抽出した
光信号の状態から伝送路障害を監視する。そして、伝送
路障害を検知したときは自己の収容している端末側に、
データに代えてAIS信号を送出する。
光伝送装置のうち、上流側の光伝送装置からは、波長多
重に使用される光信号と異なる波長の光信号による光監
視チャネルの光信号を発生すると共に、回線障害時には
AIS信号が付加された光監視チャネルの光信号を発生
して前記伝送路に伝送させ、下流側ではこの伝送されて
きた光監視チャネルの光信号を抽出して、この抽出した
光信号の状態から伝送路障害を監視する。そして、伝送
路障害を検知したときは自己の収容している端末側に、
データに代えてAIS信号を送出する。
【0032】このように、上記[3]の発明によれば、
伝送路に障害が発生したときは、光監視チャネルの光信
号は断となり、また、上流側で回線障害(伝送路障害)
を検出した場合には上流側からの光監視チャネルの光信
号にはAIS信号が付加されているので、これにより障
害発生を知ることができるようになる。そのため、光監
視チャネルの光信号の状態を監視すれば、電気信号に変
換せずとも光信号の状態のまま伝送路障害を監視できる
ようになる。そして、伝送路障害を検知したときは自己
の収容している端末側に、データに代えてAIS信号を
送出するので、電気信号に変換せずとも光信号の状態の
まま伝送路障害を末端に知らせることができるようにな
る。
伝送路に障害が発生したときは、光監視チャネルの光信
号は断となり、また、上流側で回線障害(伝送路障害)
を検出した場合には上流側からの光監視チャネルの光信
号にはAIS信号が付加されているので、これにより障
害発生を知ることができるようになる。そのため、光監
視チャネルの光信号の状態を監視すれば、電気信号に変
換せずとも光信号の状態のまま伝送路障害を監視できる
ようになる。そして、伝送路障害を検知したときは自己
の収容している端末側に、データに代えてAIS信号を
送出するので、電気信号に変換せずとも光信号の状態の
まま伝送路障害を末端に知らせることができるようにな
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0034】本発明は、データ伝送用の光信号とは波長
が異なる特定波長を用いた監視チャネル(OSC:Opti
cal Supervisory Channel)を用意し、障害を検知し
たときはこの監視チャネルのフレームに、AISを付加
することができるようにし、この監視チャネルの光信号
をデータ伝送用の多重化光信号と合波して伝送するよう
にし、伝送路下流側では監視チャネルを分離して監視す
ることで伝送路(パス)の断を光レベルで検知できるよ
うにし、伝送路断を検知した場合にはトリビュタリ側に
はDrop接続した信号に代えてAISパターンの光信
号を送り、また、伝送路下流側には監視チャネルの光信
号にAISを挿入して送るようにすることで、回線障害
を次々に伝送路下流側に伝達できるようにした技術であ
って、以下、詳細を説明する。
が異なる特定波長を用いた監視チャネル(OSC:Opti
cal Supervisory Channel)を用意し、障害を検知し
たときはこの監視チャネルのフレームに、AISを付加
することができるようにし、この監視チャネルの光信号
をデータ伝送用の多重化光信号と合波して伝送するよう
にし、伝送路下流側では監視チャネルを分離して監視す
ることで伝送路(パス)の断を光レベルで検知できるよ
うにし、伝送路断を検知した場合にはトリビュタリ側に
はDrop接続した信号に代えてAISパターンの光信
号を送り、また、伝送路下流側には監視チャネルの光信
号にAISを挿入して送るようにすることで、回線障害
を次々に伝送路下流側に伝達できるようにした技術であ
って、以下、詳細を説明する。
【0035】はじめに、本発明技術を適用する光ADM
ネットワークシステムについて説明する。
ネットワークシステムについて説明する。
【0036】なお、本明細書における機能ブロック図で
は、説明の便宜上、光伝送装置の左側をWEST、右側
をEASTと呼ぶこととする。また、図中、SRVなる
表記は現用系(Service)を意味し、PRTはこのSR
Vに対する予備系(Protection)を意味するものとす
る。
は、説明の便宜上、光伝送装置の左側をWEST、右側
をEASTと呼ぶこととする。また、図中、SRVなる
表記は現用系(Service)を意味し、PRTはこのSR
Vに対する予備系(Protection)を意味するものとす
る。
【0037】<システム構成>図1は、本発明が適用さ
れる光ADMネットワークの一例を示す図である。この
光ADMネットワークは光ADM装置を用いた複数のノ
ード(光伝送装置)1〜4と、現用系伝送路としてのフ
ァイバ・ペア(光ファイバのペア)、予備系伝送路とし
てのファイバ・ペアからなり、これら現用系と予備用系
のファイバ・ペアを用いてノード1〜4間をリング状に
接続する光ファイバ伝送路とを備える。
れる光ADMネットワークの一例を示す図である。この
光ADMネットワークは光ADM装置を用いた複数のノ
ード(光伝送装置)1〜4と、現用系伝送路としてのフ
ァイバ・ペア(光ファイバのペア)、予備系伝送路とし
てのファイバ・ペアからなり、これら現用系と予備用系
のファイバ・ペアを用いてノード1〜4間をリング状に
接続する光ファイバ伝送路とを備える。
【0038】なお、図中にはそれぞれ双方向のペアで合
計4本の光ファイバで接続された場合を示すが、本発明
はノード間を4ファイバで接続したネットワークによる
伝送システムにその適用を限定するものではなく、2フ
ァイバで接続されたシステムや、4ファイバ以上で接続
されたシステムにも適用可能である。
計4本の光ファイバで接続された場合を示すが、本発明
はノード間を4ファイバで接続したネットワークによる
伝送システムにその適用を限定するものではなく、2フ
ァイバで接続されたシステムや、4ファイバ以上で接続
されたシステムにも適用可能である。
【0039】また、図1には、ノード間をリング状に接
続したリングネットワークを示しているが、本発明は、
必ずしもリング形態に限定するものではなく、例えば、
図1のノード間の一部が接続されていない線形のシステ
ムにも適用可能である。また、本発明は、1本の伝送路
ファイバ上に複数の異なる波長の光信号を多重して伝送
するWDM(Wavelength Division Multiplexing)伝送
システムもその適用範囲に含むものである。
続したリングネットワークを示しているが、本発明は、
必ずしもリング形態に限定するものではなく、例えば、
図1のノード間の一部が接続されていない線形のシステ
ムにも適用可能である。また、本発明は、1本の伝送路
ファイバ上に複数の異なる波長の光信号を多重して伝送
するWDM(Wavelength Division Multiplexing)伝送
システムもその適用範囲に含むものである。
【0040】光ADM装置を用いた各ノード1〜4は、
これら各ノードに入出力する全ての信号、すなわち、光
ファイバ伝送路上の光信号およびトリビュタリ(Tribut
ary)信号の間の接続関係を状況に応じて設定する機能
を有している。 ここでトリビュタリ信号とは、リング
ネットワークの外部から各ノードに入力される信号と、
各ノードからリングネットワーク外へ出力される信号を
意味し、あるノードに入力されたトリビュタリ信号は、
リングネットワークを介して最終的には他のノードのト
リビュタリ信号出力として出力される。
これら各ノードに入出力する全ての信号、すなわち、光
ファイバ伝送路上の光信号およびトリビュタリ(Tribut
ary)信号の間の接続関係を状況に応じて設定する機能
を有している。 ここでトリビュタリ信号とは、リング
ネットワークの外部から各ノードに入力される信号と、
各ノードからリングネットワーク外へ出力される信号を
意味し、あるノードに入力されたトリビュタリ信号は、
リングネットワークを介して最終的には他のノードのト
リビュタリ信号出力として出力される。
【0041】また、図中、Tributary 1,Tributary 2は
いずれもトリビュタリ側を示しており、これらトリビュ
タリ側Tributary 1,Tributary 2はいずれもネットワー
クの外部からノードに入力される信号をネットワークに
送り出すと共に、ネットワークを伝送されてきたトリビ
ュタリ信号をノードからネットワーク外へ出力させる装
置であって、光信号をAdd/Dropして授受するた
めの装置である。
いずれもトリビュタリ側を示しており、これらトリビュ
タリ側Tributary 1,Tributary 2はいずれもネットワー
クの外部からノードに入力される信号をネットワークに
送り出すと共に、ネットワークを伝送されてきたトリビ
ュタリ信号をノードからネットワーク外へ出力させる装
置であって、光信号をAdd/Dropして授受するた
めの装置である。
【0042】なお、図中、トリビュタリ信号は各ノード
で2チャネル分づつ入出力するように示されているが、
本発明では、各ノードに入出力するトリビュタリ信号の
チャネル数は2チャネルに限定されるものではない。
で2チャネル分づつ入出力するように示されているが、
本発明では、各ノードに入出力するトリビュタリ信号の
チャネル数は2チャネルに限定されるものではない。
【0043】以後、本文では便宜上、ノードに接続され
る伝送路の一方をWEST(ウエスト)、他方をEAS
T(イースト)と表記する。また、WEST側の現用系
伝送路をWest Service(ウエスト サービス;West
SRV)、予備系伝送路をWest Protection(ウエス
ト プロテクション;West PRT)、EAST側
の現用伝送路をEast Service(イースト サービス;E
ast SRV)、予備系伝送路をEast Protection
(イースト プロテクション;East PRT)と記
述する。また、図1のようなネットワークにおける、あ
るノードのトリビュタリ(Tributary)と、他のノード
のトリビュタリとの間の情報伝達経路をパス、パスを経
由して伝達される情報をトラフィックと記述する。
る伝送路の一方をWEST(ウエスト)、他方をEAS
T(イースト)と表記する。また、WEST側の現用系
伝送路をWest Service(ウエスト サービス;West
SRV)、予備系伝送路をWest Protection(ウエス
ト プロテクション;West PRT)、EAST側
の現用伝送路をEast Service(イースト サービス;E
ast SRV)、予備系伝送路をEast Protection
(イースト プロテクション;East PRT)と記
述する。また、図1のようなネットワークにおける、あ
るノードのトリビュタリ(Tributary)と、他のノード
のトリビュタリとの間の情報伝達経路をパス、パスを経
由して伝達される情報をトラフィックと記述する。
【0044】次に、各ノード1〜4に実装され、入力さ
れる光信号をAdd/Dropしたり、あるいはAdd
/Dropすることなしに伝送路へ接続するいわゆるT
hrough(スルー)接続するといった具合に信号間
の接続関係を切り替え設定する機能を、光学的に実現す
る光スイッチ装置(以下では、ラインスイッチ部と称す
る)と、各ノード1〜4の構成につき詳細に説明する。
れる光信号をAdd/Dropしたり、あるいはAdd
/Dropすることなしに伝送路へ接続するいわゆるT
hrough(スルー)接続するといった具合に信号間
の接続関係を切り替え設定する機能を、光学的に実現す
る光スイッチ装置(以下では、ラインスイッチ部と称す
る)と、各ノード1〜4の構成につき詳細に説明する。
【0045】<本発明を適用したノード構成>本発明に
係わるラインスイッチ部を実装するノード(光伝送装
置)1〜4は、例えば図2に示すように構成される。
係わるラインスイッチ部を実装するノード(光伝送装
置)1〜4は、例えば図2に示すように構成される。
【0046】なお、ここでは現用系、すなわち、サービ
ス(Service)系にはSRVなる文字を、そして、予備
用系すなわち、プロテクション(Protection)系にはP
RTなる文字を付して表示する。
ス(Service)系にはSRVなる文字を、そして、予備
用系すなわち、プロテクション(Protection)系にはP
RTなる文字を付して表示する。
【0047】図2のノードは、ラインスイッチ装置を有
した光ADM装置にて構成される光伝送装置100によ
り構成されている。この光伝送装置100は、複数の波
長多重分離を行う波長多重分離部1−1〜1−4と、波
長毎に両方向のラインとのインタフェースを行うライン
インタフェース部2−1−1〜2−1−4と、各波長の
信号をAdd/Drop/Through接続することに加えて信号を
ブリッジする機能を持つラインスイッチ部SRV系3−1
−1〜3−1−2と、トリビュタリ側とのインタフェー
スをとるためのトリビュタリインタフェース部6−1−
1〜6−1−3と、トリビュタリインタフェースチャネ
ルと波長チャネルの間を任意に接続設定するための光ク
ロスコネクト部4−1〜4−2と、トリビュタリインタ
フェース部6−1−1〜6−1−3で収容した信号の冗
長切り替えを行うトリビュタリスイッチ部SRV系5−
1−1〜5−1−2とを備える。
した光ADM装置にて構成される光伝送装置100によ
り構成されている。この光伝送装置100は、複数の波
長多重分離を行う波長多重分離部1−1〜1−4と、波
長毎に両方向のラインとのインタフェースを行うライン
インタフェース部2−1−1〜2−1−4と、各波長の
信号をAdd/Drop/Through接続することに加えて信号を
ブリッジする機能を持つラインスイッチ部SRV系3−1
−1〜3−1−2と、トリビュタリ側とのインタフェー
スをとるためのトリビュタリインタフェース部6−1−
1〜6−1−3と、トリビュタリインタフェースチャネ
ルと波長チャネルの間を任意に接続設定するための光ク
ロスコネクト部4−1〜4−2と、トリビュタリインタ
フェース部6−1−1〜6−1−3で収容した信号の冗
長切り替えを行うトリビュタリスイッチ部SRV系5−
1−1〜5−1−2とを備える。
【0048】前記のラインインタフェース部2−1−1
〜2−1−4と、ラインスイッチ部3−1−1〜3−1
−2とにより、光ADM部20を構成している。
〜2−1−4と、ラインスイッチ部3−1−1〜3−1
−2とにより、光ADM部20を構成している。
【0049】図2において、ラインインタフェース部2
−1−1〜2−1−4とラインスイッチ部SRV系3−
1−1〜3−1−2、制御部50とを備えた機能ブロッ
クは、個々の波長の光信号ごとに設けられるものであ
り、従って、波長の多重度が増える毎にその数が増え
る。なお、図中、個々の波長を区別するため1〜sなる
インデックスを付し、当該機能ブロックに#1〜#sな
る符号を付す。
−1−1〜2−1−4とラインスイッチ部SRV系3−
1−1〜3−1−2、制御部50とを備えた機能ブロッ
クは、個々の波長の光信号ごとに設けられるものであ
り、従って、波長の多重度が増える毎にその数が増え
る。なお、図中、個々の波長を区別するため1〜sなる
インデックスを付し、当該機能ブロックに#1〜#sな
る符号を付す。
【0050】また図2において、トリビュタリスイッチ
部SRV系5−1−1〜5−1−2と、トリビュタリイ
ンタフェース部6−1−1〜6−1−3とを備えた機能
ブロックは、トリビュタリ側(低速側)における各チャ
ネルに対して設けられるもので、従って、低速側チャネ
ル数(t)の増減に応じてその数が変わる。以下では、
低速側チャネルにch 1〜ch tなる符号を付して区
別する。
部SRV系5−1−1〜5−1−2と、トリビュタリイ
ンタフェース部6−1−1〜6−1−3とを備えた機能
ブロックは、トリビュタリ側(低速側)における各チャ
ネルに対して設けられるもので、従って、低速側チャネ
ル数(t)の増減に応じてその数が変わる。以下では、
低速側チャネルにch 1〜ch tなる符号を付して区
別する。
【0051】特に、トリビュタリインタフェース部6−
1−3に係わるトラフィックにはパートタイムトラフィ
ックと称するものがある。ここで、パートタイムトラフ
ィックとは、サービストラフィックの伝送にノードのプ
ロテクション系機能ブロックを使っていない場合に、ト
リビュタリラインサービス系及びトリビュタリラインプ
ロテクション系とは別のトリビュタリラインパートタイ
ム系を使用して伝送するようにしたトラフィックであ
り、前記サービストラフィックよりも優先度が低いトラ
フィックである。
1−3に係わるトラフィックにはパートタイムトラフィ
ックと称するものがある。ここで、パートタイムトラフ
ィックとは、サービストラフィックの伝送にノードのプ
ロテクション系機能ブロックを使っていない場合に、ト
リビュタリラインサービス系及びトリビュタリラインプ
ロテクション系とは別のトリビュタリラインパートタイ
ム系を使用して伝送するようにしたトラフィックであ
り、前記サービストラフィックよりも優先度が低いトラ
フィックである。
【0052】また、本発明では、光伝送路の回線障害
を、全て光レベルで検知できるようにするために、専用
の波長を用いた光監視チャネル(OSC:Optical Sup
ervisory Channel)を用意し、光多重化して伝送する
データの光信号に、この光監視チャネルの光信号を多重
して伝送するようにする。そのため、光伝送装置100
には、そのための光源である光監視チャネル光源27を
備えている。
を、全て光レベルで検知できるようにするために、専用
の波長を用いた光監視チャネル(OSC:Optical Sup
ervisory Channel)を用意し、光多重化して伝送する
データの光信号に、この光監視チャネルの光信号を多重
して伝送するようにする。そのため、光伝送装置100
には、そのための光源である光監視チャネル光源27を
備えている。
【0053】光監視チャネル光源27は、伝送する各チ
ャネルの信号伝送用の波長λ0〜λnとは異なるしか
も、波長域がこれらとは分離しやすい程度に離れたλos
cなる特定波長の成分の光を発生する光源であり、所定
のフレーム構成を持ち、各チャネルの信号伝送用の各波
長λ0〜λn毎のAISフラグを送ることができる光信
号発生源となっている。光監視チャネル光源27は、W
EST側用およびEAST側用それぞれ別の光監視チャ
ネル光信号として出力できるようになっており、WES
T側用の光監視チャネル光信号は後述するWEST側用
の波長多重分離部に、また、EAST側用の光監視チャ
ネル光信号は後述するEAST側用の波長多重分離部
に、与えられるにしてある。
ャネルの信号伝送用の波長λ0〜λnとは異なるしか
も、波長域がこれらとは分離しやすい程度に離れたλos
cなる特定波長の成分の光を発生する光源であり、所定
のフレーム構成を持ち、各チャネルの信号伝送用の各波
長λ0〜λn毎のAISフラグを送ることができる光信
号発生源となっている。光監視チャネル光源27は、W
EST側用およびEAST側用それぞれ別の光監視チャ
ネル光信号として出力できるようになっており、WES
T側用の光監視チャネル光信号は後述するWEST側用
の波長多重分離部に、また、EAST側用の光監視チャ
ネル光信号は後述するEAST側用の波長多重分離部
に、与えられるにしてある。
【0054】AISは周知の通り、伝送路において障害
が発生した場合に、障害区間となっていることを知らせ
るための警報信号である。
が発生した場合に、障害区間となっていることを知らせ
るための警報信号である。
【0055】光監視チャネル光信号に付加するAISフ
ラグは例えば、正常時には“0”、異常時には“1”を
用いるものとし、所定の伝送フレームを持つ波長λosc
の光信号中にAISフラグを挿入した形式となってい
る。このAISフラグを含めた所定の伝送フレームをW
EST側用、EAST側用それぞれ別に光信号で発生す
るための制御は、光伝送装置100に設けた監視制御部
30が担う。
ラグは例えば、正常時には“0”、異常時には“1”を
用いるものとし、所定の伝送フレームを持つ波長λosc
の光信号中にAISフラグを挿入した形式となってい
る。このAISフラグを含めた所定の伝送フレームをW
EST側用、EAST側用それぞれ別に光信号で発生す
るための制御は、光伝送装置100に設けた監視制御部
30が担う。
【0056】監視制御部30は、トリビュタリインタフ
ェース部6−1−1〜6−1−3を介してOSC監視部
22から受ける伝送障害検出時のアラーム、もしくは、
伝送障害検出時のトリビュタリ側からのAIS信号を受
けた場合、あるいはトリビュタリ側からのエラー検出信
号を受けた場合に、異常時のAISフラグ“1”を伝送
フレームに挿入した光監視チャネル光信号λoscを光監
視チャネル光源27が発生するように、その他のときは
正常時のAISフラグ“0”を伝送フレームに挿入した
光監視チャネル光信号λoscを光監視チャネル光源27
が発生するように、当該光監視チャネル光源27を制御
する機能を有する。
ェース部6−1−1〜6−1−3を介してOSC監視部
22から受ける伝送障害検出時のアラーム、もしくは、
伝送障害検出時のトリビュタリ側からのAIS信号を受
けた場合、あるいはトリビュタリ側からのエラー検出信
号を受けた場合に、異常時のAISフラグ“1”を伝送
フレームに挿入した光監視チャネル光信号λoscを光監
視チャネル光源27が発生するように、その他のときは
正常時のAISフラグ“0”を伝送フレームに挿入した
光監視チャネル光信号λoscを光監視チャネル光源27
が発生するように、当該光監視チャネル光源27を制御
する機能を有する。
【0057】また、光伝送装置100は、各チャネルの
信号伝送用の波長λ0〜λnを通過させ、λoscなる特
定波長の成分の光については分岐させる光分岐器21、
多重化されて伝送される光信号に光監視チャネル光源2
7からの光信号λoscを合波させる光合波器23、光分
岐器21で分岐された光監視チャネル用の光信号λosc
を監視し、光信号が途絶えたとき光スイッチ切替えを行
うアラーム信号を発生するOSC監視部22を有し、ま
た、トリビュタリインタフェース部6−1−1〜6−1
−3にはそれぞれOSC監視部22からのアラーム信号
により経路切替えが行われる光スイッチ25と、AIS
パターンの光信号を発生するAISパターン光信号源2
6が設けられている。
信号伝送用の波長λ0〜λnを通過させ、λoscなる特
定波長の成分の光については分岐させる光分岐器21、
多重化されて伝送される光信号に光監視チャネル光源2
7からの光信号λoscを合波させる光合波器23、光分
岐器21で分岐された光監視チャネル用の光信号λosc
を監視し、光信号が途絶えたとき光スイッチ切替えを行
うアラーム信号を発生するOSC監視部22を有し、ま
た、トリビュタリインタフェース部6−1−1〜6−1
−3にはそれぞれOSC監視部22からのアラーム信号
により経路切替えが行われる光スイッチ25と、AIS
パターンの光信号を発生するAISパターン光信号源2
6が設けられている。
【0058】光スイッチ25は、トリビュタリインタフ
ェース部6−1−1〜6−1−3内に設けられていて、
通常は、上流側に位置するトリビュタリスイッチ部5−
1−,〜5−1−2からの光信号をトリビュタリ用のイ
ンタフェースI/Fを介してトリビュタリ側に流すよう
に経路を保持しているが、OSC監視部22からのアラ
ーム信号により経路切替えが行われると、AISパター
ン光信号源26側に経路が切り替えられ、AISパター
ン光信号源26からのAISパターンの光信号をトリビ
ュタリインタフェースを介してトリビュタリ側に流すよ
うに機能するスイッチである。
ェース部6−1−1〜6−1−3内に設けられていて、
通常は、上流側に位置するトリビュタリスイッチ部5−
1−,〜5−1−2からの光信号をトリビュタリ用のイ
ンタフェースI/Fを介してトリビュタリ側に流すよう
に経路を保持しているが、OSC監視部22からのアラ
ーム信号により経路切替えが行われると、AISパター
ン光信号源26側に経路が切り替えられ、AISパター
ン光信号源26からのAISパターンの光信号をトリビ
ュタリインタフェースを介してトリビュタリ側に流すよ
うに機能するスイッチである。
【0059】トリビュタリインタフェース部6−1−1
〜6−1−3は、このように、通常は上流側からの各伝
送チャネルの光信号をトリビュタリ側に流すように機能
すると共に、OSC監視部22からのアラーム信号によ
り、各伝送チャネルの光信号に代えてAISパターン光
信号をトリビュタリ側に流すように機能し、また、トリ
ビュタリ側から伝送されてくる光信号は上流側に流すよ
うに機能するものである。
〜6−1−3は、このように、通常は上流側からの各伝
送チャネルの光信号をトリビュタリ側に流すように機能
すると共に、OSC監視部22からのアラーム信号によ
り、各伝送チャネルの光信号に代えてAISパターン光
信号をトリビュタリ側に流すように機能し、また、トリ
ビュタリ側から伝送されてくる光信号は上流側に流すよ
うに機能するものである。
【0060】上述したように、この実施例においては、
4ファイバ‐光リングシステムを想定していることか
ら、光伝送装置100には、現用光伝送路であるサービ
ス用ファイバ・ペアと予備用光伝送路であるプロテクシ
ョン用ファイバ・ペアがあり、いずれも入力側と出力側
がある。従って、サービス用のファイバ・ペアのうち、
時計回りのファイバが10−1、反時計回りのファイバ
が10−2、プロテクション用のファイバ・ペアのう
ち、時計回りのファイバが10−3、反時計回りのファ
イバが10−4であるとすると、それぞれに入力側と出
力側がある。従って、光伝送装置100には、それぞれ
のファイバにおける入力側に位置する波長多重分離部の
前段側に光分岐器21を配設し、出力側に位置する波長
多重分離部の後段側に光合波器23を配設する。
4ファイバ‐光リングシステムを想定していることか
ら、光伝送装置100には、現用光伝送路であるサービ
ス用ファイバ・ペアと予備用光伝送路であるプロテクシ
ョン用ファイバ・ペアがあり、いずれも入力側と出力側
がある。従って、サービス用のファイバ・ペアのうち、
時計回りのファイバが10−1、反時計回りのファイバ
が10−2、プロテクション用のファイバ・ペアのう
ち、時計回りのファイバが10−3、反時計回りのファ
イバが10−4であるとすると、それぞれに入力側と出
力側がある。従って、光伝送装置100には、それぞれ
のファイバにおける入力側に位置する波長多重分離部の
前段側に光分岐器21を配設し、出力側に位置する波長
多重分離部の後段側に光合波器23を配設する。
【0061】具体的には、ファイバ10−1のWEST
SRV側から波長多重分離部1−1へ入る伝送路途中
およびファイバ10−2のEAST SRV側から波長
多重分離部1−3へ入る伝送路途中、そして、ファイバ
10−4のWEST PRT側から波長多重分離部1−
2へ入る伝送路途中およびファイバ10−3EASTP
RT側から波長多重分離部1−4に入る伝送路途中に、
それぞれ光分岐器21を配設し、波長多重分離部1−1
からファイバ10−1のWEST SRV側に入る伝送
路途中および波長多重分離部1−3からファイバ10−
2のEASTSRV側へ入る伝送路途中、そして、波長
多重分離部1−2からファイバ10−4のWEST P
RT側へ入る伝送路途中および波長多重分離部1−4か
らファイバ10−3のEAST PRT側に入る伝送路
途中に、それぞれ光合波器23を配設する。
SRV側から波長多重分離部1−1へ入る伝送路途中
およびファイバ10−2のEAST SRV側から波長
多重分離部1−3へ入る伝送路途中、そして、ファイバ
10−4のWEST PRT側から波長多重分離部1−
2へ入る伝送路途中およびファイバ10−3EASTP
RT側から波長多重分離部1−4に入る伝送路途中に、
それぞれ光分岐器21を配設し、波長多重分離部1−1
からファイバ10−1のWEST SRV側に入る伝送
路途中および波長多重分離部1−3からファイバ10−
2のEASTSRV側へ入る伝送路途中、そして、波長
多重分離部1−2からファイバ10−4のWEST P
RT側へ入る伝送路途中および波長多重分離部1−4か
らファイバ10−3のEAST PRT側に入る伝送路
途中に、それぞれ光合波器23を配設する。
【0062】次にこのような構成の本システムの作用を
説明する。まず図2の構成の光伝送装置の切り替え機能
につき説明する。本実施形態の光伝送装置は、装置内部
に切り替え可能な冗長系を有し、ライン側とトリビュタ
リ側との波長アサインを行う光クロスコネクト部を有
し、4ファイバ伝送システムに使用される。
説明する。まず図2の構成の光伝送装置の切り替え機能
につき説明する。本実施形態の光伝送装置は、装置内部
に切り替え可能な冗長系を有し、ライン側とトリビュタ
リ側との波長アサインを行う光クロスコネクト部を有
し、4ファイバ伝送システムに使用される。
【0063】<ネットワーク上に障害のないケース>図
2の光伝送装置がサービストラフィック(サービス系で
のトラフィック)をWEST方向にAdd/Drop
(トリビュタリ側からライン側への信号の流れを“Ad
d方向”、ライン側からトリビュタリ側への信号の流れ
を“Drop方向”とする)形態で収容する場合で、か
つネットワーク上に障害がない正常状態での場合、“A
dd方向”については、SRV(サービス)系のトリビ
ュタリインタフェース部6−1−1で収容したサービス
トラフィックは、必要に応じて信号形式変換、信号モニ
タ或いは終端処理された後、SRV系のトリビュタリス
イッチ部5−1−1及びトリビュタリスイッチ部PRT
系5−1−2に分岐出力される。トリビュタリスイッチ
部5−1−1では、トリビュタリインタフェース側が正
常な場合にはトリビュタリインタフェース部6−1−1
からの信号を選択し、SRV系の光クロスコネクト部4
−1に出力する。
2の光伝送装置がサービストラフィック(サービス系で
のトラフィック)をWEST方向にAdd/Drop
(トリビュタリ側からライン側への信号の流れを“Ad
d方向”、ライン側からトリビュタリ側への信号の流れ
を“Drop方向”とする)形態で収容する場合で、か
つネットワーク上に障害がない正常状態での場合、“A
dd方向”については、SRV(サービス)系のトリビ
ュタリインタフェース部6−1−1で収容したサービス
トラフィックは、必要に応じて信号形式変換、信号モニ
タ或いは終端処理された後、SRV系のトリビュタリス
イッチ部5−1−1及びトリビュタリスイッチ部PRT
系5−1−2に分岐出力される。トリビュタリスイッチ
部5−1−1では、トリビュタリインタフェース側が正
常な場合にはトリビュタリインタフェース部6−1−1
からの信号を選択し、SRV系の光クロスコネクト部4
−1に出力する。
【0064】光クロスコネクト部4−1では、トリビュ
タリスイッチ部5−1−1で選択したAdd方向サービ
ストラフィックを、接続設定に従って波長チャネルに接
続し、SRV系のラインスイッチ部3−1−1に出力す
る。SRV系のラインスイッチ部3−1−1では、光ク
ロスコネクト部4−1からのAdd方向サービストラフ
ィックをWESTサービス方向(WEST SRV)の
ラインインタフェース部2−1−1に接続し出力する。
タリスイッチ部5−1−1で選択したAdd方向サービ
ストラフィックを、接続設定に従って波長チャネルに接
続し、SRV系のラインスイッチ部3−1−1に出力す
る。SRV系のラインスイッチ部3−1−1では、光ク
ロスコネクト部4−1からのAdd方向サービストラフ
ィックをWESTサービス方向(WEST SRV)の
ラインインタフェース部2−1−1に接続し出力する。
【0065】WEST SRV系のラインインタフェー
ス部2−1−1では、ラインスイッチ部3−1−1、光
クロスコネクト部4−1及びトリビュタリスイッチ部5
−1−1全てが正常な場合にはラインスイッチ部3−1
−1からの出力を、また、前記いずれかの機能ブロック
で障害が検出された場合にはPRT(プロテクション)
系のラインスイッチ部3−1−2を選択し、必要に応じ
てラインオーバーヘッド信号の挿入処理を行い、WES
T SRV系の波長多重分離部1−1に出力する。
ス部2−1−1では、ラインスイッチ部3−1−1、光
クロスコネクト部4−1及びトリビュタリスイッチ部5
−1−1全てが正常な場合にはラインスイッチ部3−1
−1からの出力を、また、前記いずれかの機能ブロック
で障害が検出された場合にはPRT(プロテクション)
系のラインスイッチ部3−1−2を選択し、必要に応じ
てラインオーバーヘッド信号の挿入処理を行い、WES
T SRV系の波長多重分離部1−1に出力する。
【0066】WEST SRV系の波長多重分離部1−
1では、WEST SRV系のラインインタフェース部
2−1−1からの信号を、WEST SRV系における
他の波長用ラインインタフェース部からの信号と波長多
重してWEST SRV系のサービスライン(伝送路;
ファイバ)に出力する。
1では、WEST SRV系のラインインタフェース部
2−1−1からの信号を、WEST SRV系における
他の波長用ラインインタフェース部からの信号と波長多
重してWEST SRV系のサービスライン(伝送路;
ファイバ)に出力する。
【0067】“Drop方向”については次のようにな
る。WEST SRV系の波長多重分離部1−1で収容
した、波長多重されたライン信号は、波長分離されてW
EST SRV系のラインインタフェース部2−1−1
に出力される。ラインインタフェース部2−1−1で
は、必要に応じてライン信号の終端処理を行い、SRV
系のラインスイッチ部3−1−1及びPRT系のライン
スイッチ部3−1−2に分岐出力する。
る。WEST SRV系の波長多重分離部1−1で収容
した、波長多重されたライン信号は、波長分離されてW
EST SRV系のラインインタフェース部2−1−1
に出力される。ラインインタフェース部2−1−1で
は、必要に応じてライン信号の終端処理を行い、SRV
系のラインスイッチ部3−1−1及びPRT系のライン
スイッチ部3−1−2に分岐出力する。
【0068】ラインスイッチ部3−1−1では、ネット
ワーク上に障害がない場合にはWEST SRV系のラ
インインタフェース部2−1−1からの信号を選択し、
Drop方向サービストラフィックとしてSRV系の光
クロスコネクト部4−1に出力する。
ワーク上に障害がない場合にはWEST SRV系のラ
インインタフェース部2−1−1からの信号を選択し、
Drop方向サービストラフィックとしてSRV系の光
クロスコネクト部4−1に出力する。
【0069】光クロスコネクト部4−1では、ラインス
イッチ部3−1−1からのDrop方向サービストラフ
ィックを、接続設定に従ってトリビュタリチャネルに接
続し、SRV系のトリビュタリスイッチ部5−1−1に
出力する。
イッチ部3−1−1からのDrop方向サービストラフ
ィックを、接続設定に従ってトリビュタリチャネルに接
続し、SRV系のトリビュタリスイッチ部5−1−1に
出力する。
【0070】トリビュタリスイッチ部5−1−1では、
光クロスコネクト部4−1からのDrop方向サービス
トラフィックを、SRV系のトリビュタリインタフェー
ス部6−1−1及びPRT系のトリビュタリインタフェ
ース部6−1−2に分岐出力する。
光クロスコネクト部4−1からのDrop方向サービス
トラフィックを、SRV系のトリビュタリインタフェー
ス部6−1−1及びPRT系のトリビュタリインタフェ
ース部6−1−2に分岐出力する。
【0071】SRV系のトリビュタリインタフェース部
6−1−1では、SRV系のラインスイッチ部3−1−
1、SRV系の光クロスコネクト部4−1及びSRV系
のトリビュタリスイッチ部5−1−1全てが正常な場合
には、トリビュタリスイッチ部5−1−1からの出力
を、また、前記いずれかの機能ブロックで障害が検出さ
れた場合にはPRT系のトリビュタリスイッチ部5−1
−2を選択し、必要に応じてトリビュタリオーバーヘッ
ド信号の挿入処理を行ってトリビュタリ信号を出力す
る。
6−1−1では、SRV系のラインスイッチ部3−1−
1、SRV系の光クロスコネクト部4−1及びSRV系
のトリビュタリスイッチ部5−1−1全てが正常な場合
には、トリビュタリスイッチ部5−1−1からの出力
を、また、前記いずれかの機能ブロックで障害が検出さ
れた場合にはPRT系のトリビュタリスイッチ部5−1
−2を選択し、必要に応じてトリビュタリオーバーヘッ
ド信号の挿入処理を行ってトリビュタリ信号を出力す
る。
【0072】次に、ネットワーク上での障害発生時を説
明する。この場合、サービストラフィックの流れが変わ
る部分のみを説明すると、“Add方向”については、
SRV系のラインスイッチ部3−1−1では、SRV系
の光クロスコネクト部4−1からのAdd方向サービス
トラフィックをWEST SRV方向のラインインタフ
ェース部2−1−1及びWEST PRT方向のライン
インタフェース部2−1−2に分岐出力する。
明する。この場合、サービストラフィックの流れが変わ
る部分のみを説明すると、“Add方向”については、
SRV系のラインスイッチ部3−1−1では、SRV系
の光クロスコネクト部4−1からのAdd方向サービス
トラフィックをWEST SRV方向のラインインタフ
ェース部2−1−1及びWEST PRT方向のライン
インタフェース部2−1−2に分岐出力する。
【0073】ラインインタフェース部WEST SRV
系2−1−1及び波長多重分離部WEST SRV系の
動作は正常時と同様である。
系2−1−1及び波長多重分離部WEST SRV系の
動作は正常時と同様である。
【0074】ラインインタフェース部WEST PRT
系2−1−2では、SRV系のラインスイッチ部3−1
−1からの出力を選択し、必要に応じてラインオーバー
ヘッド信号の挿入処理を行い、WEST PRT系の波
長多重分離部1−1に出力する。
系2−1−2では、SRV系のラインスイッチ部3−1
−1からの出力を選択し、必要に応じてラインオーバー
ヘッド信号の挿入処理を行い、WEST PRT系の波
長多重分離部1−1に出力する。
【0075】波長多重分離部1−1では、WEST P
RT系のラインインタフェース部2−1−2からの信号
を、WEST PRT系の他の波長用ラインインタフェ
ース部からの信号と波長多重してWEST PRT系の
ライン(伝送路;ファイバ)に出力する。
RT系のラインインタフェース部2−1−2からの信号
を、WEST PRT系の他の波長用ラインインタフェ
ース部からの信号と波長多重してWEST PRT系の
ライン(伝送路;ファイバ)に出力する。
【0076】なお、SRV系のラインスイッチ部3−1
−1は、SRV系の光クロスコネクト部4−1を介して
与えられた光信号に対してブリッジを行う。このライン
に対する信号分岐出力(ブリッジ)により、WEST側
で対向しているノードでは、プロテクションライン(予
備用系の伝送路)を通してサービストラフィックを受信
することができ、プロテクションラインへの切り替えを
行う前に受信ライン信号の正常性の確認できると共に、
切り替え時の瞬断時間を最小限に抑えることができる。
−1は、SRV系の光クロスコネクト部4−1を介して
与えられた光信号に対してブリッジを行う。このライン
に対する信号分岐出力(ブリッジ)により、WEST側
で対向しているノードでは、プロテクションライン(予
備用系の伝送路)を通してサービストラフィックを受信
することができ、プロテクションラインへの切り替えを
行う前に受信ライン信号の正常性の確認できると共に、
切り替え時の瞬断時間を最小限に抑えることができる。
【0077】尚、“Drop方向”については、上述し
た正常時の流れとサービストラフィックの流れは同様で
ある。
た正常時の流れとサービストラフィックの流れは同様で
ある。
【0078】このようにして、図2の構成の光伝送装置
(ノード)により、光ADMネットワークを構成する光
伝送路(パス)の障害発生の際に、障害の発生した光伝
送路を迂回させて光伝送を継続することが出来る構成が
実現できことになる。
(ノード)により、光ADMネットワークを構成する光
伝送路(パス)の障害発生の際に、障害の発生した光伝
送路を迂回させて光伝送を継続することが出来る構成が
実現できことになる。
【0079】ここで問題になるのは、光伝送路の障害発
生を如何にして検知し、また、如何にしてその障害発生
の箇所を知って迂回させるかである。障害バスの検出
は、相手が光信号であるために、そのままでは検出が非
情に難しい。
生を如何にして検知し、また、如何にしてその障害発生
の箇所を知って迂回させるかである。障害バスの検出
は、相手が光信号であるために、そのままでは検出が非
情に難しい。
【0080】本発明は、上述したような仕組みを持つ光
ADMネットワークにおいて、あるパス(光伝送ファイ
バ)での障害発生を隣接の光ADM装置で検知し、さら
に下流に報知して、障害箇所については迂回するように
するための手法として、光監視チャネル用光信号λosc
を用いるようにしている。
ADMネットワークにおいて、あるパス(光伝送ファイ
バ)での障害発生を隣接の光ADM装置で検知し、さら
に下流に報知して、障害箇所については迂回するように
するための手法として、光監視チャネル用光信号λosc
を用いるようにしている。
【0081】すなわち、サービス用2回線、プロテクシ
ョン用2回線の4ファイバ‐光リングネットワークシス
テムを対象としてネットワークプロテクションを行う場
合に、ネットワークのノードにおいて、光伝送路である
ファイバでの障害発生を電気信号レベルに変換すること
なく、光信号レベルで監視出来るようにした。
ョン用2回線の4ファイバ‐光リングネットワークシス
テムを対象としてネットワークプロテクションを行う場
合に、ネットワークのノードにおいて、光伝送路である
ファイバでの障害発生を電気信号レベルに変換すること
なく、光信号レベルで監視出来るようにした。
【0082】すなわち、本実施例では、そのために、光
多重して伝送する伝送対象データの多重化光信号Σλの
使用波長λ0〜λnの他に、これらの波長とは大きく離
れた別の波長の光信号λoscを監視用の光信号としてノ
ードより光伝送路に送り、下流側のノードで監視に用い
るようにしている。
多重して伝送する伝送対象データの多重化光信号Σλの
使用波長λ0〜λnの他に、これらの波長とは大きく離
れた別の波長の光信号λoscを監視用の光信号としてノ
ードより光伝送路に送り、下流側のノードで監視に用い
るようにしている。
【0083】すなわち、この監視用の信号を発生するの
がノードを構成する光伝送装置100の光監視チャネル
光源27であり、この光監視チャネル光源27から発生
された光監視チャネル用光信号λoscはそのノードにお
ける光伝送装置100の合波器に23に与えられる。
がノードを構成する光伝送装置100の光監視チャネル
光源27であり、この光監視チャネル光源27から発生
された光監視チャネル用光信号λoscはそのノードにお
ける光伝送装置100の合波器に23に与えられる。
【0084】今、ネットワークにおけるサービス用の回
線が正常ならば、サービス用のファイバ10−1と10
−2のみを使用して伝送対象データの多重化光信号Σλ
が伝送される。従って、この状態のときは、WEST
SRV側においては波長多重分離部1−1を介してファ
イバ10−2に、そして、EAST SRV側において
は波長多重分離部1−3を介してファイバ10−1に多
重化光信号Σλが送出されることになる。
線が正常ならば、サービス用のファイバ10−1と10
−2のみを使用して伝送対象データの多重化光信号Σλ
が伝送される。従って、この状態のときは、WEST
SRV側においては波長多重分離部1−1を介してファ
イバ10−2に、そして、EAST SRV側において
は波長多重分離部1−3を介してファイバ10−1に多
重化光信号Σλが送出されることになる。
【0085】そして、この多重化光信号Σλは WES
T SRV側においては波長多重分離部1−1から出力
された段階でWEST SRV側の光合波器23に入
り、ここで光監視チャネル光源27からの光監視チャネ
ル用光信号λoscと合波される。そして、合波された光
信号はファイバ10−2を介して下流のノードへと送ら
れることになる。また、同様に、波長多重分離部1−3
からの多重化光信号はEAST SRV側においては波
長多重分離部1−3から出力された段階でEAST S
RV側の光合波器23に入り、ここで光監視チャネル光
源27からの光監視チャネル用光信号λoscと合波され
る。そして、合波された光信号はファイバ10−1を介
して下流のノードへと送られることになる。
T SRV側においては波長多重分離部1−1から出力
された段階でWEST SRV側の光合波器23に入
り、ここで光監視チャネル光源27からの光監視チャネ
ル用光信号λoscと合波される。そして、合波された光
信号はファイバ10−2を介して下流のノードへと送ら
れることになる。また、同様に、波長多重分離部1−3
からの多重化光信号はEAST SRV側においては波
長多重分離部1−3から出力された段階でEAST S
RV側の光合波器23に入り、ここで光監視チャネル光
源27からの光監視チャネル用光信号λoscと合波され
る。そして、合波された光信号はファイバ10−1を介
して下流のノードへと送られることになる。
【0086】このようにして、伝送する主信号としての
多重化光信号Σλには光監視チャネル光源27からの光
監視チャネル用光信号λoscが合波(Σλ+λosc)され
て下流側ノードへと伝送される。下流側ノードの光伝送
装置100では、EASTSRV側においてはそのファ
イバ10−2を介してこの合波光信号(Σλ+λosc)
を受け取るが、その入り口のところに光分岐器21があ
り、ここを通過する段階で光監視チャネル用光信号λos
cは分岐され、光監視チャネル用光信号λoscはOSC監
視部22へと送られ、また、分岐されなかった残りの多
重化光信号Σλ(主信号)は波長多重分離部1−3へと
送られる。
多重化光信号Σλには光監視チャネル光源27からの光
監視チャネル用光信号λoscが合波(Σλ+λosc)され
て下流側ノードへと伝送される。下流側ノードの光伝送
装置100では、EASTSRV側においてはそのファ
イバ10−2を介してこの合波光信号(Σλ+λosc)
を受け取るが、その入り口のところに光分岐器21があ
り、ここを通過する段階で光監視チャネル用光信号λos
cは分岐され、光監視チャネル用光信号λoscはOSC監
視部22へと送られ、また、分岐されなかった残りの多
重化光信号Σλ(主信号)は波長多重分離部1−3へと
送られる。
【0087】また、WEST SRV側においてはその
ファイバ10−1を介して上流側からの合波光信号(Σ
λ+λosc)を受け取るが、その入り口のところに光分
岐器21があり、ここを通過する段階で光監視チャネル
用光信号λoscは分岐され、光監視チャネル用光信号λo
scはOSC監視部22へと送られ、また、分岐されなか
った残りの多重化光信号Σλ(主信号)は波長多重分離
部1−1へと送られる。
ファイバ10−1を介して上流側からの合波光信号(Σ
λ+λosc)を受け取るが、その入り口のところに光分
岐器21があり、ここを通過する段階で光監視チャネル
用光信号λoscは分岐され、光監視チャネル用光信号λo
scはOSC監視部22へと送られ、また、分岐されなか
った残りの多重化光信号Σλ(主信号)は波長多重分離
部1−1へと送られる。
【0088】OSC監視部22では、光監視チャネル用
光信号λoscを監視し、それが正常に受信されていれば
アラームは出さない。しかし、光監視チャネル用光信号
λoscが“断”となったり、光監視チャネル光信号λosc
に含まれるAISフラグが異常(“1”)となっている
ときはアラームを出力する。このアラームは監視対象
の、光監視チャネル光信号がWEST側の光分岐器21
からのものであればWEST側異常のアラームとして、
また、監視対象の、光監視チャネル光信号がEAST側
の光分岐器21からのものであればESAT側異常のア
ラームとして、区別してトリビュタリインタフェース部
6−1−1,〜6−1−3に与えられる。
光信号λoscを監視し、それが正常に受信されていれば
アラームは出さない。しかし、光監視チャネル用光信号
λoscが“断”となったり、光監視チャネル光信号λosc
に含まれるAISフラグが異常(“1”)となっている
ときはアラームを出力する。このアラームは監視対象
の、光監視チャネル光信号がWEST側の光分岐器21
からのものであればWEST側異常のアラームとして、
また、監視対象の、光監視チャネル光信号がEAST側
の光分岐器21からのものであればESAT側異常のア
ラームとして、区別してトリビュタリインタフェース部
6−1−1,〜6−1−3に与えられる。
【0089】従って、これを受けたトリビュタリインタ
フェース部6−1−1,〜6−1−3では、自己の持つ
光スイッチ25に与える。
フェース部6−1−1,〜6−1−3では、自己の持つ
光スイッチ25に与える。
【0090】すると、光スイッチ25はこのアラームに
より切替え動作して上流側に位置するトリビュタリスイ
ッチ部5−1−1,〜5−1−2からの光信号の代わり
にAISパターン光信号源26側からの信号経路に切り
替える。この切替えにより、AISパターン光信号源2
6からのAISパターンの光信号が、トリビュタリ用の
インタフェースI/Fを介してトリビュタリ側(すなわ
ち、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)装置
側)に流れるようになる。
より切替え動作して上流側に位置するトリビュタリスイ
ッチ部5−1−1,〜5−1−2からの光信号の代わり
にAISパターン光信号源26側からの信号経路に切り
替える。この切替えにより、AISパターン光信号源2
6からのAISパターンの光信号が、トリビュタリ用の
インタフェースI/Fを介してトリビュタリ側(すなわ
ち、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)装置
側)に流れるようになる。
【0091】そのため、トリビュタリ側ではこのAIS
パターンの光信号により、上流側の回線で障害が生じた
ことを知ることができる。
パターンの光信号により、上流側の回線で障害が生じた
ことを知ることができる。
【0092】上述したように、前記アラームは監視対象
の光監視チャネル光信号がWEST側の光分岐器21か
らのものであればWEST側異常のアラームとして、ま
た、監視対象の、光監視チャネル光信号がEAST側の
光分岐器21からのものであればESAT側異常のアラ
ームとして、区別してトリビュタリインタフェース部6
−1−1,〜6−1−3に与えられることから、これを
受けたトリビュタリインタフェース部6−1−1,〜6
−1−3では、WEST側からのアラームであればWE
ST側からのDrop接続についてAISパターンの光
信号と置き換わるように、また、EAST側からのアラ
ームであれば、EAST側からのDrop接続について
AISパターンの光信号と置き換わるように、制御しつ
つ、光スイッチ25を切り替えることになる。
の光監視チャネル光信号がWEST側の光分岐器21か
らのものであればWEST側異常のアラームとして、ま
た、監視対象の、光監視チャネル光信号がEAST側の
光分岐器21からのものであればESAT側異常のアラ
ームとして、区別してトリビュタリインタフェース部6
−1−1,〜6−1−3に与えられることから、これを
受けたトリビュタリインタフェース部6−1−1,〜6
−1−3では、WEST側からのアラームであればWE
ST側からのDrop接続についてAISパターンの光
信号と置き換わるように、また、EAST側からのアラ
ームであれば、EAST側からのDrop接続について
AISパターンの光信号と置き換わるように、制御しつ
つ、光スイッチ25を切り替えることになる。
【0093】その結果、回線に障害が発生すると、その
障害発生側についての異常を、AISパターンによりト
リビュタリ側で検知できるようになる。
障害発生側についての異常を、AISパターンによりト
リビュタリ側で検知できるようになる。
【0094】一方、アラームが与えられたトリビュタリ
インタフェース部6−1−1,〜6−1−3からはこの
アラームが監視制御部30にも与えられる。そのため、
監視制御部30は異常時のAISフラグ“1”を伝送フ
レームに挿入した光監視チャネル光信号λoscを光監視
チャネル光源27が発生するように、制御する。
インタフェース部6−1−1,〜6−1−3からはこの
アラームが監視制御部30にも与えられる。そのため、
監視制御部30は異常時のAISフラグ“1”を伝送フ
レームに挿入した光監視チャネル光信号λoscを光監視
チャネル光源27が発生するように、制御する。
【0095】これにより、光監視チャネル光源27は異
常時のAISフラグ“1”を伝送フレームに挿入した光
監視チャネル光信号λoscを発生し、これをEAST側
の光合波器23およびWEST側の光合波器23に与え
る。
常時のAISフラグ“1”を伝送フレームに挿入した光
監視チャネル光信号λoscを発生し、これをEAST側
の光合波器23およびWEST側の光合波器23に与え
る。
【0096】そのため、これら光合波器23はそれぞれ
波長多重分離部1−1および1−3から出力される波長
多重光信号に当該AISフラグ“1”を持つ光監視チャ
ネル光信号λoscを加えてそれぞれ対応のファイバ10
−1,10−2に送り出す。
波長多重分離部1−1および1−3から出力される波長
多重光信号に当該AISフラグ“1”を持つ光監視チャ
ネル光信号λoscを加えてそれぞれ対応のファイバ10
−1,10−2に送り出す。
【0097】これを受ける下流側のノードでは、そのノ
ードを構成する光伝送装置100の光分岐器21で光監
視チャネル光信号λoscを分岐させ、自己のOSC監視
部22に与える。
ードを構成する光伝送装置100の光分岐器21で光監
視チャネル光信号λoscを分岐させ、自己のOSC監視
部22に与える。
【0098】OSC監視部22では、光監視チャネル用
光信号λoscを監視しており、従って光監視チャネル用
光信号λoscが“断”となったり、光監視チャネル光信
号λoscに含まれるAISフラグが異常(“1”)とな
っているときはアラームを出力する。
光信号λoscを監視しており、従って光監視チャネル用
光信号λoscが“断”となったり、光監視チャネル光信
号λoscに含まれるAISフラグが異常(“1”)とな
っているときはアラームを出力する。
【0099】この場合、上流からの光監視チャネル光信
号λoscに含まれるAISフラグは異常(“1”)とな
っている。そのため、OSC監視部22では、アラーム
を発生する。
号λoscに含まれるAISフラグは異常(“1”)とな
っている。そのため、OSC監視部22では、アラーム
を発生する。
【0100】このアラームは監視対象の、光監視チャネ
ル光信号がWEST側の光分岐器21からのものであれ
ばWEST側異常のアラームとして、また、監視対象
の、光監視チャネル光信号がEAST側の光分岐器21
からのものであればESAT側異常のアラームとして、
区別してトリビュタリインタフェース部6−1−1,〜
6−1−3に与えられる。
ル光信号がWEST側の光分岐器21からのものであれ
ばWEST側異常のアラームとして、また、監視対象
の、光監視チャネル光信号がEAST側の光分岐器21
からのものであればESAT側異常のアラームとして、
区別してトリビュタリインタフェース部6−1−1,〜
6−1−3に与えられる。
【0101】従って、これを受けたトリビュタリインタ
フェース部6−1−1,〜6−1−3では、自己の持つ
光スイッチ25に与える。
フェース部6−1−1,〜6−1−3では、自己の持つ
光スイッチ25に与える。
【0102】すると、光スイッチ25はこのアラームに
よりESAT側WEST側対応に切替え動作して上流側
に位置するトリビュタリスイッチ部5−1−1,〜5−
1−2からの光信号の代わりにAISパターン光信号源
26側からの信号経路に切り替える。この切替えによ
り、AISパターン光信号源26からのAISパターン
の光信号が、トリビュタリ用のインタフェースI/Fを
介してトリビュタリ側に流れるようになる。
よりESAT側WEST側対応に切替え動作して上流側
に位置するトリビュタリスイッチ部5−1−1,〜5−
1−2からの光信号の代わりにAISパターン光信号源
26側からの信号経路に切り替える。この切替えによ
り、AISパターン光信号源26からのAISパターン
の光信号が、トリビュタリ用のインタフェースI/Fを
介してトリビュタリ側に流れるようになる。
【0103】そのため、トリビュタリ側ではこのAIS
パターンの光信号により、上流側の回線で障害が生じた
ことを知ることができる。
パターンの光信号により、上流側の回線で障害が生じた
ことを知ることができる。
【0104】従って、図4に示す如く、例えば、Sta
tion Aの位置のノードに収容されている端末から
Station Cの位置のノードに収容されている端
末に光多重により反時計回りのサービス用ファイバ10
−1でデータを伝送している場合において、Stati
on Aの位置のノードとStation Eの位置の
ノード間のサービス用ファイバ10−1に伝送路断の障
害が発生したとすると、光監視チャネル光信号λoscは
断となることから、これはその下流のStation
Eの位置のノードにてλosc光信号断と云う物理現象で
検出されることになり、ここから下流には異常
(“1”)を示す内容のAISフラグを持つ光監視チャ
ネル光信号λoscを発生させて伝送させることによっ
て、これによりStation Dの位置のノードは上
流に伝送路障害が発生したことを知ることができ、更
に、Station Dの位置のノードは、下流には異
常(“1”)を示す内容のAISフラグを持つ光監視チ
ャネル光信号λoscを伝送することで、最終的に、St
ation Cの位置のノードにおいてはこの異常
(“1”)を示す内容のAISフラグを持つ光監視チャ
ネル光信号λoscからサービス用ファイバ10−1にお
いて伝送路障害(回線障害)が発生していることを知る
ことができる。しかも、その間、光信号は電気信号に変
換することなく、光信号のまま直接、監視を行えること
になり、光‐電変換を介することなく、障害発生を検
知、伝達する仕組みが整うことになる。
tion Aの位置のノードに収容されている端末から
Station Cの位置のノードに収容されている端
末に光多重により反時計回りのサービス用ファイバ10
−1でデータを伝送している場合において、Stati
on Aの位置のノードとStation Eの位置の
ノード間のサービス用ファイバ10−1に伝送路断の障
害が発生したとすると、光監視チャネル光信号λoscは
断となることから、これはその下流のStation
Eの位置のノードにてλosc光信号断と云う物理現象で
検出されることになり、ここから下流には異常
(“1”)を示す内容のAISフラグを持つ光監視チャ
ネル光信号λoscを発生させて伝送させることによっ
て、これによりStation Dの位置のノードは上
流に伝送路障害が発生したことを知ることができ、更
に、Station Dの位置のノードは、下流には異
常(“1”)を示す内容のAISフラグを持つ光監視チ
ャネル光信号λoscを伝送することで、最終的に、St
ation Cの位置のノードにおいてはこの異常
(“1”)を示す内容のAISフラグを持つ光監視チャ
ネル光信号λoscからサービス用ファイバ10−1にお
いて伝送路障害(回線障害)が発生していることを知る
ことができる。しかも、その間、光信号は電気信号に変
換することなく、光信号のまま直接、監視を行えること
になり、光‐電変換を介することなく、障害発生を検
知、伝達する仕組みが整うことになる。
【0105】尚、各ノードにおける光伝送装置100に
はそれそれ、トリビュタリ側として例えば、SDH装置
が接続され、これら各ノードにおけるSDH装置間では
正常時、サービス側のファイバを利用してそれぞれ特定
の波長λにより光信号としてデータの送受信が行われ
る。SDH装置はデジタル伝送多重化処理を行うもので
あって、トリビュタリ側で扱われるトリビュタリ信号を
処理するもので、特定波長λの光信号による伝送データ
を授受する。また、SDH装置に収容される図示しない
端末には、障害検出をした場合に(伝送データのエラー
を検知した場合に)、自己の収容されている光伝送装置
100に対してエラー検出信号を送出する機能を有す
る。従って、光伝送装置100の持つ監視制御部30
は、自光伝送装置100の収容しているトリビュタリイ
ンタフェース部6−1,6−1−2,6−1−3の発生
するAISパターンもしくはOSC監視部22から与え
られるアラームもしくはA上記エラー検出信号を受けて
光監視チャネル光源27の“1”なるAIS信号の発生
制御をすることができる。
はそれそれ、トリビュタリ側として例えば、SDH装置
が接続され、これら各ノードにおけるSDH装置間では
正常時、サービス側のファイバを利用してそれぞれ特定
の波長λにより光信号としてデータの送受信が行われ
る。SDH装置はデジタル伝送多重化処理を行うもので
あって、トリビュタリ側で扱われるトリビュタリ信号を
処理するもので、特定波長λの光信号による伝送データ
を授受する。また、SDH装置に収容される図示しない
端末には、障害検出をした場合に(伝送データのエラー
を検知した場合に)、自己の収容されている光伝送装置
100に対してエラー検出信号を送出する機能を有す
る。従って、光伝送装置100の持つ監視制御部30
は、自光伝送装置100の収容しているトリビュタリイ
ンタフェース部6−1,6−1−2,6−1−3の発生
するAISパターンもしくはOSC監視部22から与え
られるアラームもしくはA上記エラー検出信号を受けて
光監視チャネル光源27の“1”なるAIS信号の発生
制御をすることができる。
【0106】上述したように、OSC監視部22の発生
するアラームは、監視対象の光監視チャネル光信号がW
EST側の光分岐器21からのものであればWEST側
異常のアラームとして、また、監視対象の、光監視チャ
ネル光信号がEAST側の光分岐器21からのものであ
ればESAT側異常のアラームとして、区別してトリビ
ュタリインタフェース部6−1−1,〜6−1−3に与
えられることから、これを受けたトリビュタリインタフ
ェース部6−1−1,〜6−1−3では、WEST側か
らのアラームであればWEST側からのDrop接続に
ついてAISパターンの光信号と置き換わるように、ま
た、EAST側からのアラームであれば、EAST側か
らのDrop接続についてAISパターンの光信号と置
き換わるように、制御しつつ、光スイッチ25を切り替
えることになる。これにより、回線に障害が発生したこ
とをAISパターンによりトリビュタリ側で検知できる
ようになる。
するアラームは、監視対象の光監視チャネル光信号がW
EST側の光分岐器21からのものであればWEST側
異常のアラームとして、また、監視対象の、光監視チャ
ネル光信号がEAST側の光分岐器21からのものであ
ればESAT側異常のアラームとして、区別してトリビ
ュタリインタフェース部6−1−1,〜6−1−3に与
えられることから、これを受けたトリビュタリインタフ
ェース部6−1−1,〜6−1−3では、WEST側か
らのアラームであればWEST側からのDrop接続に
ついてAISパターンの光信号と置き換わるように、ま
た、EAST側からのアラームであれば、EAST側か
らのDrop接続についてAISパターンの光信号と置
き換わるように、制御しつつ、光スイッチ25を切り替
えることになる。これにより、回線に障害が発生したこ
とをAISパターンによりトリビュタリ側で検知できる
ようになる。
【0107】一方、アラームが与えられたトリビュタリ
インタフェース部6−1−1,〜6−1−3からはこの
アラームが監視制御部30にも与えられる。そのため、
監視制御部30は異常時のAISフラグ“1”を伝送フ
レームに挿入した光監視チャネル光信号λoscを光監視
チャネル光源27が発生するように、制御する。
インタフェース部6−1−1,〜6−1−3からはこの
アラームが監視制御部30にも与えられる。そのため、
監視制御部30は異常時のAISフラグ“1”を伝送フ
レームに挿入した光監視チャネル光信号λoscを光監視
チャネル光源27が発生するように、制御する。
【0108】これにより、光監視チャネル光源27は異
常時のAISフラグ“1”を伝送フレームに挿入した光
監視チャネル光信号λoscを発生し、これをEAST側
の光合波器23およびWEST側の光合波器23に与え
る。
常時のAISフラグ“1”を伝送フレームに挿入した光
監視チャネル光信号λoscを発生し、これをEAST側
の光合波器23およびWEST側の光合波器23に与え
る。
【0109】そのため、これら合波器23はそれぞれ波
長多重分離部1−1および1−3から出力される波長多
重光信号に当該AISフラグ“1”を持つ光監視チャネ
ル光信号λoscを加えてそれぞれ対応のファイバ10−
1,10−2に送り出す。
長多重分離部1−1および1−3から出力される波長多
重光信号に当該AISフラグ“1”を持つ光監視チャネ
ル光信号λoscを加えてそれぞれ対応のファイバ10−
1,10−2に送り出す。
【0110】このようにして、ネットワーク下流のノー
ドに次々に回線障害発生が伝達される。伝送路は時計回
り方向用および反時計回り方向用にそれぞれ用意されて
いるので、回線断のあった伝送路を挟む両隣のノードを
含め、全てのノードにおいて回線障害発生を知らせるこ
とができる。
ドに次々に回線障害発生が伝達される。伝送路は時計回
り方向用および反時計回り方向用にそれぞれ用意されて
いるので、回線断のあった伝送路を挟む両隣のノードを
含め、全てのノードにおいて回線障害発生を知らせるこ
とができる。
【0111】そして、回線断の位置のすぐ下流の位置に
あるノードにおいては、隣接上流のノードからの光監視
チャネル光信号λoscが断となっていることがOSC監
視部22で検知されているので、逆回りの回線(ファイ
バ)を用いて回線断を知らせることもでき、障害区間を
挟む隣接ノード間では迂回路に切り替え制御すること
で、障害を回避しての光信号伝送を行うことができる。
サービス用のファイバ・ペアによる伝送路が確保できな
いときは、プロテクション用のファイバ・ペア10−
3,10−4に切り替えて光信号の伝送を行う。プロテ
クション用においても、上述同様の機能要素を持つこと
から、回線の障害を光レベルで監視して回線の障害発生
を検知し、下流へ伝達し、障害発生箇所を迂回して光伝
送を行うことができることは上述同様である。
あるノードにおいては、隣接上流のノードからの光監視
チャネル光信号λoscが断となっていることがOSC監
視部22で検知されているので、逆回りの回線(ファイ
バ)を用いて回線断を知らせることもでき、障害区間を
挟む隣接ノード間では迂回路に切り替え制御すること
で、障害を回避しての光信号伝送を行うことができる。
サービス用のファイバ・ペアによる伝送路が確保できな
いときは、プロテクション用のファイバ・ペア10−
3,10−4に切り替えて光信号の伝送を行う。プロテ
クション用においても、上述同様の機能要素を持つこと
から、回線の障害を光レベルで監視して回線の障害発生
を検知し、下流へ伝達し、障害発生箇所を迂回して光伝
送を行うことができることは上述同様である。
【0112】以上、詳述したように、本発明は光波長多
重技術(ADM)を用いた光伝送技術において、光レベ
ルのみによるプロテクション制御を可能にしたものであ
る。ADMを用いた光伝送装置はトリビュタリ側からの
SDH(Synchronous Digital Hierarchy)信号を光波
長チャネルに割当て、光多重化を行って光伝送するもの
であり、高速大容量の通信技術として注目されている。
重技術(ADM)を用いた光伝送技術において、光レベ
ルのみによるプロテクション制御を可能にしたものであ
る。ADMを用いた光伝送装置はトリビュタリ側からの
SDH(Synchronous Digital Hierarchy)信号を光波
長チャネルに割当て、光多重化を行って光伝送するもの
であり、高速大容量の通信技術として注目されている。
【0113】端末間で授受するデータの光信号は電気信
号処理することなく、光信号のまま、波長パス単位で行
われる。これにより電気信号処理の場合、困難になる高
速処理が可能になり、伝送速度の向上が図れる。しか
し、パスの信号を電気処理することなく、End‐to
‐Endで伝送するため、途中セグメントで伝送路障害
が起きて光信号断となったとしても、下流に対してはノ
イズ成分を光増幅器で増幅したノイズ成分光信号が送ら
れてしまい、形式的には光信号が送られてきているかた
ちとなるから、障害を検出することができず、トリビュ
タリ下位側に向かってSDH信号のAISを送出するこ
とができない。
号処理することなく、光信号のまま、波長パス単位で行
われる。これにより電気信号処理の場合、困難になる高
速処理が可能になり、伝送速度の向上が図れる。しか
し、パスの信号を電気処理することなく、End‐to
‐Endで伝送するため、途中セグメントで伝送路障害
が起きて光信号断となったとしても、下流に対してはノ
イズ成分を光増幅器で増幅したノイズ成分光信号が送ら
れてしまい、形式的には光信号が送られてきているかた
ちとなるから、障害を検出することができず、トリビュ
タリ下位側に向かってSDH信号のAISを送出するこ
とができない。
【0114】これを解決すべく、本発明ではリングプロ
テクション制御に使用するOSC(光監視チャネル)の
フレームに、各波長毎のAISフラグを含むように構成
し、この光監視チャネルの光信号を伝送データの光多重
化信号とは異なる波長の光を使用して各ノードより、伝
送路下流に伝送するようにし、各ノードではこの光監視
チャネルの光信号を光多重化信号から分岐させて監視
し、上流側の伝送路断障害に対してトリビュタリ側に対
しては光信号を断にし、代わりにAISパターンをあた
えて回線障害を知らせるようにすると共に、伝送路下流
側に対しては光監視チャネルの光信号にAISフラグを
たてたものを伝送するようにし、下流側ノードでは、光
監視チャネルの光信号のAISフラグにより伝送路上流
側で回線障害が発生していることを知ることが出来るよ
うにした。
テクション制御に使用するOSC(光監視チャネル)の
フレームに、各波長毎のAISフラグを含むように構成
し、この光監視チャネルの光信号を伝送データの光多重
化信号とは異なる波長の光を使用して各ノードより、伝
送路下流に伝送するようにし、各ノードではこの光監視
チャネルの光信号を光多重化信号から分岐させて監視
し、上流側の伝送路断障害に対してトリビュタリ側に対
しては光信号を断にし、代わりにAISパターンをあた
えて回線障害を知らせるようにすると共に、伝送路下流
側に対しては光監視チャネルの光信号にAISフラグを
たてたものを伝送するようにし、下流側ノードでは、光
監視チャネルの光信号のAISフラグにより伝送路上流
側で回線障害が発生していることを知ることが出来るよ
うにした。
【0115】特に本発明では、光監視チャネル(OS
C)を用いており、分離し易いように主信号と波長を異
らせたこの光監視チャネルの光信号を主信号に合波させ
て伝送させるようにし、この光監視チャネルの光信号の
状態から回線の状態を知ることが出来るようにした。光
監視チャネルの光信号は光レベルで信号断、信号劣化を
直接監視するために用意したものであり、OSCという
監視チャネルがあるので、下流側伝送路にはこれを用い
てAIS信号(例えば、AISによる異常検知信号は
“1”の連続信号とする)を送るようにすることで障害
発生を伝達できるようにした。しかも、監視用の信号で
あるOSCの信号には主信号用とは全く別の波長を割り
当ててあり、特定パターンの信号を当該特定波長の光信
号として伝送することで、伝送路下流側ではそのパター
ンの信号状態から劣化や信号断を監視することができ
る。従って、伝送路障害が起きて光信号断となったとす
ればこれを直ちに検知できるようになり、回線障害に対
して迂回路を用いて伝送を継続できるようになる信頼性
の高い、高速伝送が可能な光伝送システムを提供でき
る。
C)を用いており、分離し易いように主信号と波長を異
らせたこの光監視チャネルの光信号を主信号に合波させ
て伝送させるようにし、この光監視チャネルの光信号の
状態から回線の状態を知ることが出来るようにした。光
監視チャネルの光信号は光レベルで信号断、信号劣化を
直接監視するために用意したものであり、OSCという
監視チャネルがあるので、下流側伝送路にはこれを用い
てAIS信号(例えば、AISによる異常検知信号は
“1”の連続信号とする)を送るようにすることで障害
発生を伝達できるようにした。しかも、監視用の信号で
あるOSCの信号には主信号用とは全く別の波長を割り
当ててあり、特定パターンの信号を当該特定波長の光信
号として伝送することで、伝送路下流側ではそのパター
ンの信号状態から劣化や信号断を監視することができ
る。従って、伝送路障害が起きて光信号断となったとす
ればこれを直ちに検知できるようになり、回線障害に対
して迂回路を用いて伝送を継続できるようになる信頼性
の高い、高速伝送が可能な光伝送システムを提供でき
る。
【0116】なお、本発明は上述した実施形態に示す例
に限定されるものではなく、種々変形して実施可能であ
る。また、本発明において、上記実施形態には種々の段
階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件に
おける適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得
るものである。例えば、実施形態に示される全構成要件
から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しよ
うとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決
でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくと
も1つが得られる場合には、この構成要件が削除された
構成が発明として抽出され得る。
に限定されるものではなく、種々変形して実施可能であ
る。また、本発明において、上記実施形態には種々の段
階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件に
おける適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得
るものである。例えば、実施形態に示される全構成要件
から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しよ
うとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決
でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくと
も1つが得られる場合には、この構成要件が削除された
構成が発明として抽出され得る。
【0117】
【発明の効果】以上、本発明は、光ADM装置を複数台、
サービス用(現用)とプロテクション用(予備用)の光
伝送路で接続し、光ADM装置に収容される末端の装置
間をそれぞれ固有の波長の光信号により伝送する光伝送
ネットワークにおいて、光伝送路に障害が発生したと
き、これを光レベルで検知できると共に、下流側にも光
レベルで障害発生を伝達することができ、また、末端の
装置にもAIS信号を与えることができるようになるな
ど、光レベルで障害発生の監視と伝達を可能にして光多
重技術の持つ大容量高速伝送の利点をバックアップでき
るようになるネットワーク技術を提供できる。
サービス用(現用)とプロテクション用(予備用)の光
伝送路で接続し、光ADM装置に収容される末端の装置
間をそれぞれ固有の波長の光信号により伝送する光伝送
ネットワークにおいて、光伝送路に障害が発生したと
き、これを光レベルで検知できると共に、下流側にも光
レベルで障害発生を伝達することができ、また、末端の
装置にもAIS信号を与えることができるようになるな
ど、光レベルで障害発生の監視と伝達を可能にして光多
重技術の持つ大容量高速伝送の利点をバックアップでき
るようになるネットワーク技術を提供できる。
【図1】本発明を適用するネットワークシステム構成例
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図2】本発明に係わる光伝送装置を実装するノードの
一例を示すブロック図である。
一例を示すブロック図である。
【図3】図2の光伝送装置の要部構成を示すブロック図
である。
である。
【図4】本発明を説明するための図である。
1−1…波長多重分離部(WESTサービス系)
1−2…波長多重分離部(WESTプロテクション系)
1−3…波長多重分離部(EASTサービス系)
1−4…波長多重分離部(EASTプロテクション系)
2−1−1…ラインインタフェース部(WESTサービス
系) 2−1−2…ラインインタフェース部(WESTプロテクシ
ョン系) 2−1−3…ラインインタフェース部(EASTサービス
系) 2−1−4…ラインインタフェース部(EASTプロテクシ
ョン系) 3−1−1…ラインスイッチ部(サービス系) 3−1−2…ラインスイッチ部(プロテクション系) 4−1…光クロスコネクト部(サービス系) 4−2…光クロスコネクト部(プロテクション系) 5−1−1…トリビュタリスイッチ部(サービス系) 5−1−2…トリビュタリスイッチ部(プロテクション
系) 6−1−1…トリビュタリインタフェース部(サービス
系) 6−1−2…トリビュタリインタフェース部(プロテク
ション系) 6−1−3…トリビュタリインタフェース部(パートタ
イム系) 10…光ファイバ(光伝送路) 10−1…サービス用(現用)のファイバ(光伝送路) 10−2…プロテクション用(予備用)のファイバ(光
伝送路) 20…光ADM部 21…光分岐器 22…OSC監視部 23…合波器 25…光スイッチ 26…AISパターン光信号源 27…光監視チャネル光源 30…監視制御部 100…光伝送装置(光ADM装置) λosc…光監視チャネル光信号。
系) 2−1−2…ラインインタフェース部(WESTプロテクシ
ョン系) 2−1−3…ラインインタフェース部(EASTサービス
系) 2−1−4…ラインインタフェース部(EASTプロテクシ
ョン系) 3−1−1…ラインスイッチ部(サービス系) 3−1−2…ラインスイッチ部(プロテクション系) 4−1…光クロスコネクト部(サービス系) 4−2…光クロスコネクト部(プロテクション系) 5−1−1…トリビュタリスイッチ部(サービス系) 5−1−2…トリビュタリスイッチ部(プロテクション
系) 6−1−1…トリビュタリインタフェース部(サービス
系) 6−1−2…トリビュタリインタフェース部(プロテク
ション系) 6−1−3…トリビュタリインタフェース部(パートタ
イム系) 10…光ファイバ(光伝送路) 10−1…サービス用(現用)のファイバ(光伝送路) 10−2…プロテクション用(予備用)のファイバ(光
伝送路) 20…光ADM部 21…光分岐器 22…OSC監視部 23…合波器 25…光スイッチ 26…AISパターン光信号源 27…光監視チャネル光源 30…監視制御部 100…光伝送装置(光ADM装置) λosc…光監視チャネル光信号。
Claims (6)
- 【請求項1】光ADM装置による光伝送装置を複数台、
サービス用(現用)とプロテクション用(予備用)の光
伝送路で接続し、光伝送装置に収容される末端の装置間
をそれぞれ固有の波長の光信号により波長多重してデー
タ伝送する光伝送ネットワークにおける光伝送装置にお
いて、 波長多重に使用される光信号と異なる波長の光信号によ
る光監視チャネルの光信号を発生する光監視チャネル光
信号発生手段と、 この光監視チャネル光信号発生手段からの光信号を前記
波長多重光した光信号に付加して伝送路に送り出す合波
手段と、前記伝送路にて伝送されてきた光信号のうち、
前記光監視チャネルの光信号を抽出する光分岐器と、 この光分岐器にて分岐された光監視チャネルの光信号か
ら伝送路障害を監視する監視手段と、を具備することを
特徴とする光伝送ネットワークシステムの光伝送装置。 - 【請求項2】光ADM装置による光伝送装置を複数台、
サービス用(現用)とプロテクション用(予備用)の光
伝送路で接続し、光伝送装置に収容される末端の装置間
をそれぞれ固有の波長の光信号により波長多重してデー
タ伝送する光伝送ネットワークにおける光伝送装置にお
いて、 前記光伝送装置には、波長多重に使用される光信号と異
なる波長の光信号による光監視チャネルの光信号を発生
すると共に、回線障害時にはAIS信号が付加された光
監視チャネルの光信号を発生する光監視チャネル光信号
発生手段と、 この光監視チャネル光信号発生手段からの光信号を前記
波長多重光した光信号に付加して伝送路に送り出す合波
手段と、前記伝送路にて伝送されてきた光信号のうち、
前記光監視チャネルの光信号を抽出する光分岐器と、 この光分岐器にて分岐された光監視チャネルの光信号か
ら伝送路障害を検知する監視手段と、を具備することを
特徴とする光伝送ネットワークシステムの光伝送装置。 - 【請求項3】光ADM装置による光伝送装置を複数台、
サービス用(現用)とプロテクション用(予備用)の光
伝送路で接続し、光伝送装置に収容される末端の装置間
をそれぞれ固有の波長の光信号により波長多重してデー
タ伝送する光伝送ネットワークにおける光伝送装置にお
いて、 前記光伝送装置には、波長多重に使用される光信号と異
なる波長の光信号による光監視チャネルの光信号を発生
すると共に、回線障害時にはAIS信号が付加された光
監視チャネルの光信号を発生する光監視チャネル光信号
発生手段と、 この光監視チャネル光信号発生手段からの光信号を前記
波長多重光した光信号に付加して伝送路に送り出す合波
手段と、前記伝送路にて伝送されてきた光信号のうち、
前記光監視チャネルの光信号を抽出する光分岐器と、 この光分岐器にて分岐された光監視チャネルの光信号か
ら伝送路障害を検知する監視手段と、 この監視手段が伝送路障害を検知すると自己の収容して
いる端末側に、データに代えてAIS信号を送出する手
段と、を具備することを特徴とする光伝送ネットワーク
システムの光伝送装置。 - 【請求項4】光ADM装置による光伝送装置を複数台、
サービス用(現用)とプロテクション用(予備用)の光
伝送路で接続し、光伝送装置に収容される末端の装置間
をそれぞれ固有の波長の光信号により波長多重してデー
タ伝送する光伝送ネットワークにおける伝送路障害監視
方法において、 前記光伝送装置のうち、上流側の光伝送装置からは、波
長多重に使用される光信号と異なる波長の光信号による
光監視チャネルの光信号を発生して前記伝送路に伝送す
ると共に、下流側ではこの伝送されてきた光監視チャネ
ルの光信号を抽出し、この抽出した光信号の状態から伝
送路障害を監視することを特徴とする光伝送ネットワー
クシステムの伝送路障害監視方法。 - 【請求項5】光ADM装置による光伝送装置を複数台、
サービス用(現用)とプロテクション用(予備用)の光
伝送路で接続し、光伝送装置に収容される末端の装置間
をそれぞれ固有の波長の光信号により波長多重してデー
タ伝送する光伝送ネットワークにおける伝送路障害監視
方法において、 前記光伝送装置のうち、上流側の光伝送装置からは、波
長多重に使用される光信号と異なる波長の光信号による
光監視チャネルの光信号を発生すると共に、回線障害時
にはAIS信号が付加された光監視チャネルの光信号を
発生して前記伝送路に伝送させ、下流側ではこの伝送さ
れてきた光監視チャネルの光信号を抽出し、この抽出し
た光信号の状態から伝送路障害を監視することを特徴と
する光伝送ネットワークシステムの伝送路障害監視方
法。 - 【請求項6】光ADM装置による光伝送装置を複数台、
サービス用(現用)とプロテクション用(予備用)の光
伝送路で接続し、光伝送装置に収容される末端の装置間
をそれぞれ固有の波長の光信号により波長多重してデー
タ伝送する光伝送ネットワークにおける伝送路障害監視
方法において、 前記光伝送装置のうち、上流側の光伝送装置からは、波
長多重に使用される光信号と異なる波長の光信号による
光監視チャネルの光信号を発生すると共に、回線障害時
にはAIS信号が付加された光監視チャネルの光信号を
発生して前記伝送路に伝送させ、下流側ではこの伝送さ
れてきた光監視チャネルの光信号を抽出して、この抽出
した光信号の状態から伝送路障害を監視し、伝送路障害
を検知したときは自己の収容している端末側に、データ
に代えてAIS信号を送出することを特徴とする光伝送
ネットワークシステムの伝送路障害監視方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001228434A JP2003046456A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 光伝送ネットワークシステムおよび光伝送ネットワークシステムの障害監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001228434A JP2003046456A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 光伝送ネットワークシステムおよび光伝送ネットワークシステムの障害監視方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003046456A true JP2003046456A (ja) | 2003-02-14 |
Family
ID=19060946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001228434A Pending JP2003046456A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 光伝送ネットワークシステムおよび光伝送ネットワークシステムの障害監視方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003046456A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009239618A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Kddi Corp | 光バースト交換ネットワーク間を波長パスにより中継したシステムでの障害検出方法および障害復旧方法 |
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-
2001
- 2001-07-27 JP JP2001228434A patent/JP2003046456A/ja active Pending
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