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JP2003043808A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2003043808A
JP2003043808A JP2001233000A JP2001233000A JP2003043808A JP 2003043808 A JP2003043808 A JP 2003043808A JP 2001233000 A JP2001233000 A JP 2001233000A JP 2001233000 A JP2001233000 A JP 2001233000A JP 2003043808 A JP2003043808 A JP 2003043808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
developer
roller
toner
developing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001233000A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
Koji Miura
幸次 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001233000A priority Critical patent/JP2003043808A/ja
Publication of JP2003043808A publication Critical patent/JP2003043808A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真画像形成装置に着脱可能な現像装置
において、現像ローラ12の長手方向端部からのトナー
の洩れや飛散を防止する。 【解決手段】 像担持体上の静電潜像を現像するための
トナーを担持して搬送する現像ローラ12と、現像ロー
ラ12上のトナーの層厚を規制する現像ブレード16
と、現像ローラ12の長手方向端部からのトナーの洩れ
を防止する端部シール部材32a、32bと、を有し、
現像ブレード16が現像ローラ12に端部シール部材3
2a、32bによって押し付けられる領域で、現像ブレ
ード16の現像ローラ当接部側エッジ102b3を斜め
にカットした形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタ、
複写機、ファクシミリ装置等の電子写真方式を利用した
画像形成装置に関し、特に前記画像形成装置に用いられ
る現像装置、及び前記現像装置を備えたプロセスカート
リッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、像担持体としての電子写真
感光体の一形態である感光体ドラムと、前記感光体ドラ
ムに作用するプロセス手段とを一体的にカートリッジ化
して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能
とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。前
記プロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナ
ンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行うこと
ができるので、格段に操作性を向上させることができ
た。そこで、前記プロセスカートリッジは画像形成装置
において広く用いられている。
【0003】前記感光体ドラムの寿命が延びプリント可
能枚数が増えると、トナー(現像剤)の供給能力に制限
が生じる現像手段を独立なユニットとし、感光体ドラム
上の潜像を現像する現像手段とトナーを収容するトナー
フレームとを一体とした現像カートリッジ(現像装置)
と、感光体ドラムと帯電手段とクリーニング手段とを一
体としたプロセスカートリッジとに分け、装置本体への
着脱とメンテナンスを容易にし、なおかつ夫々主用部品
の寿命に則した使い方がなされるようになってきてい
る。
【0004】現像カートリッジにおいては、トナーを担
持し感光体ドラムにトナー現像を行う現像剤担持体とし
ての現像ローラと、現像ローラにコートされるトナーの
厚みを規制する現像剤規制部材としての現像ブレード
と、トナーを現像ローラに塗布する塗布ローラとを有
し、これらを支持する現像フレームと前記トナーフレー
ムとを結合しカートリッジフレーム(現像容器)とする
ことで、現像カートリッジの小型化を図っている。
【0005】前記現像ブレードには長方形の薄板金など
からなるものがあり、自由端側のエッジ若しくは面で現
像ローラに当接し、現像ローラにコートされたトナーの
厚みを均一に規制している。
【0006】また、カートリッジフレームの開口の端部
には、カートリッジフレームと現像ブレード及び現像ロ
ーラとの間に夫々生じる隙間からトナーが漏れ出すのを
防止するために、発泡弾性体やフェルト、ベルベットな
どで構成される端部シール部材が配置される。さらに、
従来は現像ブレードと端部シール部材は若干の隙間をも
って配置されていたが、トナーの小径化にともないこの
隙間からの洩れが無視できなくなり、現像ブレードは端
部シール部材上に重なる位置に配置されるようになっ
た。そして、端部シール部材は、現像フレームの開口を
覆うように現像ブレード及び現像ローラの背面側に配置
され、現像ローラ及び現像ブレードの背面に圧接されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術では以下のような問題点があった。端部シー
ル部材が現像ブレードの端部を現像ローラに対して押し
付けることになるため、その近傍で現像ブレードの現像
ローラへの当接位置が変化し、その領域の現像ローラ上
のトナー層が他の部分と比較して厚くなる。このため、
現像ローラ端部の厚いトナー層のトナーは現像ローラ上
に保持されにくく、現像ローラの回転に伴う遠心力など
により洩れや飛散が発生しやすくなる。
【0008】本発明の目的は、簡単な構成で現像ローラ
端部からの洩れや飛散を防止することで、装置を汚さな
いと同時に良質な画像を維持できる現像装置、プロセス
カートリッジ、及び画像形成装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本出願に係る目的を実現
する第1の構成は、像担持体に対向して開口部を有し現
像剤を収納する現像容器と、前記現像容器の開口部で回
転自在に支持され、前記像担持体上の静電潜像を現像す
るための現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、前
記現像剤担持体の周面に当接し、前記現像剤担持体上の
現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材と、前記現像容
器の開口部の端部に、前記開口部を覆うように前記現像
剤担持体及び前記現像剤規制部材の背面側に配置され、
前記現像材担持体及び前記現像材規制部材の背面に圧接
され、前記現像容器と前記現像剤担持体及び前記現像剤
規制部材との間に夫々生じる隙間からの現像剤の洩れを
防止する端部シール部材と、を有し、前記現像剤規制部
材の前記現像剤担持体当接側の長手方向端部近傍で、前
記現像剤規制部材の前記現像剤担持体側エッジを、前記
現像剤担持体から遠ざかる方向に後退させることを特徴
とする現像装置である。
【0010】本出願に係る目的を実現する第2の構成
は、前記現像剤規制部材の前記現像剤担持体当接側の端
部近傍で、前記現像剤規制部材の前記現像剤担持体側エ
ッジを、末端に向かって徐々に前記現像剤担持体から遠
ざかる方向に後退させることを特徴とする第1の構成に
記載の現像装置である。
【0011】本出願に係る目的を実現する第3の構成
は、第1又は第2の構成に記載の現像装置と、前記現像
装置により現像される像担持体と、前記像担持体をクリ
ーニングするクリーニング手段と、前記像担持体を帯電
する帯電手段と、を具備することを特徴とするプロセス
カートリッジである。
【0012】本出願に係る目的を実現する第4の構成
は、第1又は第2の構成に記載の現像装置を具備するこ
とを特徴とする画像形成装置である。
【0013】本出願に係る目的を実現する第5の構成
は、第3に記載のプロセスカートリッジを具備すること
を特徴とする画像形成装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る現
像装置、プロセスカートリッジ及びこれを用いる画像形
成装置について図面に沿って詳細に説明する。なお、本
実施形態における例示が本発明を限定することは無い。
【0015】(実施の形態1)本実施形態1に係る現像
装置を具備する画像形成装置の一形態として、電子写真
方式によってカラー画像を形成するカラーレーザビーム
プリンタについて、図1から図6を参照して説明する。
なお、各図に共通する部材には同一の符号を記す。
【0016】[画像形成装置の全体構成]以下、カラー
レーザビームプリンタの全体構成について、図1に示す
カラーレーザビームプリンタの縦断面図を参照して説明
する。
【0017】カラーレーザビームプリンタにおいて、図
中反時計回り方向に一定速度で回転する像担持体として
の感光体ドラム1の表面は、帯電手段としての帯電ロー
ラ2により一様に帯電され、露光手段3から画像情報に
応じたレーザー光を照射され、感光体ドラム1上に潜像
を形成している。そして、その潜像を4個の現像カート
リッジ(現像装置)Dm、Dc、Dy、Db(あわせて
Dと記す)で各色毎に現像し現像画像とし、この現像画
像を感光体ドラム1からベルト状の中間転写ユニット4
に重ねて転写しカラー画像を形成している。そして、こ
のカラー画像は、給紙カセット5aから搬送手段5によ
って搬送される記録媒体P(例えば記録紙、OHPシー
ト等)に転写ローラ6により転写され、その記録媒体P
を定着手段7へ搬送してカラー画像を定着し、装置上面
の排出部8へ排出する。
【0018】[現像カートリッジの構成]以下、前記現
像カートリッジDの全体構成について説明する。
【0019】4個の現像カートリッジDは、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの各色の現像を可能とする
イエロー現像カートリッジDy、マゼンタ現像カートリ
ッジDm、シアン現像カートリッジDc、黒現像カート
リッジDbからなりフルカラー画像を形成する。
【0020】かかる4個の現像カートリッジDは、図1
に示すように、ロータリーユニット11に夫々着脱可能
に装着され、画像形成に際しては、各現像カートリッジ
Dを装着した状態でロータリーユニット11がロータリ
ー軸10を中心に回転移動し、感光体ドラム1に対向し
た所定の位置に所定の現像カートリッジDを位置決めし
た後、感光体ドラム1上の潜像に対応して可視像を形成
する。
【0021】カラー画像形成時には、中間転写体4の1
回転毎にロータリーユニット11が1回転し、順次現像
工程がなされる。
【0022】次に、前記現像カートリッジDについて図
2と図3を参照して詳細に説明する。図2は本実施形態
1に係る現像カートリッジの縦断面図、図3は本実施形
態1に係るシャッターを開いた状態の現像カートリッジ
の斜視図である。
【0023】図2と図3において、現像カートリッジD
は、現像部材を支持する現像部材支持フレーム63A
と、トナーを収容するトナーフレーム63Bと、カバー
フレーム63Cと、サイドカバー63D・63Eと、カ
ップリングフレーム63Fとを有し、これら複数のフレ
ームを結合しカートリッジフレーム(現像容器)63と
している。また、カートリッジフレーム63の感光体ド
ラム1に対向する面に開口部63bと、この開口部63
bの開閉を自在とするシャッター64とを設けている。
【0024】図2は、現像カートリッジD(例えばイエ
ロー現像カートリッジDy)が感光体ドラム1に対向し
た位置に位置決め静止している状態を示している。現像
カートリッジDは、前記感光体ドラム1にトナーを供給
する現像剤担持体としての現像ローラ12と、前記現像
ローラ12に供給するトナーを収納するトナー収納部6
3aとを有する。また、現像ローラ12はカートリッジ
フレーム63に開口部63aで支持される。さらに、前
記トナー収納部63a内にはトナー送り部材15を設け
ている。
【0025】ここで、装置本体30から駆動力を得て前
記トナー送り部材15が回転し、トナー収納部63a内
のトナーを現像ローラ12に送り込む。現像ローラ12
は例えば金属軸12aに弾性部材であるゴム層12bを
巻き付けたものであり、この現像ローラ12の周面には
現像剤規制部材としての現像ブレード16が圧接してい
る。また、現像部材支持フレーム63Aは現像ローラ1
2に圧接され、現像ローラ12の周面と互いに逆方向へ
移動する周面を持つ塗布ローラも回転自在に備えてい
る。このため、現像ローラ12が図4の時計回り方向へ
回転すると、その周面にトナーが薄層塗布される。
【0026】そして、潜像が形成された感光体ドラム1
と対向した現像ローラ12に、装置本体30から供給さ
れた現像バイアスを印加することにより、潜像に応じて
感光体ドラム1上にトナー現像が行われる。
【0027】また、カートリッジフレーム63の開口部
63bの端部には、カートリッジフレーム63と現像ブ
レード16及び現像ローラ12との間に夫々生じる隙間
からトナーが漏れ出すのを防止するために、発泡弾性体
やフェルト、パイルあるいはベルベットなどで構成され
る端部シール部材32が配置されており、この端部シー
ル部材32は前記開口部63bを覆うように現像ブレー
ド及び現像ローラ12の背面側に配置され、現像ローラ
12及び現像ブレード16の背面に圧接される。
【0028】なお、マゼンタ現像カートリッジDm、シ
アン現像カートリッジDc、黒現像カートリッジDbに
ついても上記したイエロー現像カートリッジDyと同様
なメカニズムでトナー現像が行われる。また、各現像カ
ートリッジDの各現像ローラ12は、各現像カートリッ
ジDが現像位置に回転移動されたときに、装置本体30
に設けられた不図示の各色現像用高圧電源と不図示の駆
動源とに接続されており、各色現像カートリッジD毎に
順次選択的に電圧が印加され駆動が接続される。
【0029】[現像ブレードの構成]以下、前記現像カ
ートリッジDに具備される現像ブレード16の構成につ
いて図4を用いて説明する。図4は本実施形態1に係る
現像ブレード16の構造を表す分解斜視図である。
【0030】図4において、現像ブレード16は、支持
板101と押さえ板103からなるブレード支持板金1
6aと、前記ブレード支持板金16aにはさまれ支持さ
れる弾性ブレード102とからなる。すなわち、現像ブ
レード16は3層構成により成り立っていて、現像部材
支持フレーム63Aに近いほうから支持板101、弾性
ブレード102、押さえ板103である。
【0031】現像部材支持フレーム63Aの長手方向両
端部には、現像ブレード16を取り付けるための位置決
め座面63A1、63A2が設けられている。位置決め
座面63A1、63A2には現像ブレード16を現像部
材支持フレーム63Aに固定するためのめねじ63A3
が夫々設けてある。長手方向一方端の座面63A1上に
は、めねじ63A3よりも長手方向外側に、断面角型の
角ダボ63A4が座面63A1に対して直立している。
長手方向他方端の座面63A2には、めねじ63A3よ
りも長手方向外側に、丸ダボ63A6が座面63A2に
対して直立している。
【0032】現像ブレード16を構成する支持板10
1、弾性ブレード102、押さえ板103の一方端に
は、座面63A2のめねじ63A3に一致するように、
小ねじ105用の穴(小ねじがゆるく嵌合して挿通する
穴、以下同じ)101c、102c、103cが夫々設
けられ、他方端には座面63A1のめねじ63A3に一
致するように、小ねじ106用の穴101d、102
d、103dが夫々設けられている。
【0033】現像ブレード16の支持板101、弾性ブ
レード102、押さえ板103の両端部には前記小ねじ
105用の穴101c、102c、103c、及び前記
小ねじ106用の穴101d、102d、103dから
長手方向外側に同一位置において、支持板101に丸ダ
ボ101e、101fと、弾性ブレード102に前記丸
ダボ101e、101fが夫々嵌合する丸穴102e、
102fと、押さえ板103に前記丸ダボ101e、1
01fが夫々嵌合する丸穴103e、103fとが設け
られている。
【0034】支持板101、押さえ板103の一方端に
は、現像部材支持フレーム63Aの座面63A2に設け
た丸ダボ63A6に嵌入する穴101g、103gが夫
々設けられている。支持板101の穴101gは長手方
向に直角な短手方向に長い長穴であり、押さえ板103
の穴103gは丸ダボ63A6にちょうど嵌合する丸穴
である。
【0035】また、支持板101、押さえ板103の他
方端には、現像部材支持フレーム63Aの座面63A1
に設けた角ダボ63A4にはまり込む角形の切り込み1
01h、103hが夫々設けられている。支持板101
の切り込み101hの短手方向の幅は角ダボ63A4の
短手方向の幅より大きく、押さえ板103の切り込み1
03hの幅は角ダボ63A4にちょうど嵌入する幅であ
る。
【0036】上記において、支持板101、押さえ板1
03は共に板厚1〜2mm程度の板金である。これらの
板金には錆等が発生すると現像の不具合が発生するため
ステンレス鋼の採用、又はニッケル等のメッキが施され
ている。弾性ブレード102は厚さ0.1mm程度のば
ね性薄板板金102aで構成されている。この弾性ブレ
ード102の自由端側の現像ローラ当接部102bは、
ばね性薄板板金102aにより発生するばね力によっ
て、ある程度の当接力で現像ローラ12に当接する。
【0037】ここで、本実施形態1に係る詳細について
図5と図6を用いて説明する。図5は本実施形態1に係
る現像カートリッジにおいて現像ローラを外した状態の
正面図、図6は本実施形態1に係る現像カートリッジに
おいて現像ローラを外した状態の詳細正面図である。
【0038】図5と図6に示すように、本実施形態1で
は、弾性ブレード102の現像ローラ当接部102bの
長手方向両端部102b1、102b2を、現像ローラ
当接部側エッジ102b3に対して約8°の傾きを持つ
斜め形状にして、弾性ブレード102の現像ローラ12
側エッジが現像ローラ12から遠ざかる方向に後退する
ようにしている。
【0039】特にこの斜め形状は、端部シール部材32
a、32bに対して長手方向の内方から始まり、弾性ブ
レード102の長手方向端部に向かって弾性ブレード1
02の短手方向の寸法を短くさせ、弾性ブレード102
が長手方向端部で現像ローラに当接する面積を減少させ
ている。このとき、弾性ブレード102は、両端部10
2b1、102b2が斜め形状であっても、現像ローラ
12との間に隙間が発生することの無い形状としてい
る。
【0040】上述した構成によれば、弾性ブレード10
2の長手方向両端部が現像ローラ12に端部シール部材
32a、32bによって夫々押し付けられる領域が減少
し、弾性ブレード102の現像ローラ12への当接位置
のずれを抑制するため、現像ローラ12端部のトナーコ
ート厚みを薄くすることが可能となり、現像ローラ12
端部からのトナーの洩れや飛散を防止することができ
る。
【0041】(実施の形態2)本実施形態2は本発明に
係る現像装置を具備するプロセスカートリッジを画像形
成装置に適用することを特徴とする。前記プロセスカー
トリッジとは、帯電手段又はクリーニング手段と、現像
手段と、感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、
このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能
とするものである。
【0042】以下、本実施形態2に係る画像形成装置の
一形態としてのレーザビームプリンタについて、図7に
示すプロセスカートリッジBを装着したレーザビームプ
リンタの断面図を参照して説明する。なお、前出の図と
共通する部材には同一の符号を記し、特に記述のない部
分は実施形態1と同様の構成としている。
【0043】図7において、プロセスカートリッジB
は、図中時計回り方向に回転する感光体ドラム1の周囲
に、帯電ローラ2と現像手段DAとクリーニング手段9
とを配設し、各部材をプロセスカートリッジフレーム6
5で一体的にカートリッジ化して、装置本体30に取り
外し可能に装着されている。
【0044】露光手段3において、目的画像の時系列電
気画素信号に対応して変調されたレーザビームLは、不
図示の半導体レーザー光源からポリゴンミラー3aへ出
力され、レンズ3cと反射ミラー3dを介して、あらか
じめ帯電手段2により一様に帯電された感光体ドラム1
上を露光し目的画像に対応した潜像を形成する。そし
て、この潜像は現像手段DAでトナーを付与されてトナ
ー画像となり、転写ローラ6との対向部に移動する。
【0045】次いで、このトナー像は、給紙カセット5
aからピックアップローラ5bで送り出されて搬送手段
5で送られる記録媒体P上に転写ローラ6により転写さ
れ、定着手段7により定着され、排出部8へ排出され
る。
【0046】ここで、現像手段DAは実施形態1の現像
カートリッジDと同様な構成とし、現像ローラ12の母
線に現像ブレード16が圧接し、現像ローラ12の長手
方向両端部に端部シール部材32a、32bを設けてい
る。また、現像ブレード16としては、実施形態1に述
べた現像ブレードを用いれば良い。
【0047】これより、上記の本実施形態2において
も、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、像担持
体としての電子写真感光体に形成された潜像を現像する
ための現像装置とプロセスカートリッジにおいて、現像
剤担持体としての現像ローラと、前記現像ローラに当接
し前記現像ローラ上のトナーの厚みを規制する現像剤規
制部材としての現像ブレードとを有し、前記現像ブレー
ドの前記現像ローラ当接部側エッジの端部を前記現像ロ
ーラから遠ざかる方向に後退させ、現像ブレードが長手
方向端部で現像ローラに当接する面積を減少させること
により、現像ローラ端部のトナーコートの厚みを薄層化
できるため、現像ローラ端部からのトナーの洩れや飛散
を防止することができる。
【0049】また、前記現像ブレードの端部近傍で、前
記現像ブレードの前記現像ローラ当接側エッジを、末端
に向かって徐々に前記現像ローラから遠ざかる方向に後
退するようにしても同様の効果を得ることができる。
【0050】これによって、画像形成装置内の汚れを低
減できるとともに、良質な画像を維持できる現像装置、
プロセスカートリッジ、及び画像形成装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る電子写真画像形成装
置(カラーレーザビームプリンタ)の縦断面図。
【図2】本発明の実施形態1に係る現像カートリッジの
縦断面図。
【図3】本発明の実施形態1に係るシャッターを開いた
状態の現像カートリッジの斜視図。
【図4】本発明の実施形態1に係る現像ブレードの構造
を表す分解斜視図。
【図5】本発明の本実施形態1に係る現像カートリッジ
において現像ローラを外した状態の正面図。
【図6】本発明の本実施形態1に係る現像カートリッジ
において現像ローラを外した状態の詳細正面図。
【図7】本発明の実施形態2に係るプロセスカートリッ
ジを装着した電子写真画像形成装置(レーザビームプリ
ンタ)の縦断面図である。
【符号の説明】
B…プロセスカートリッジ D、Dy、Dm、Dc、Db…現像カートリッジ(現像
装置) DA…現像手段 P…記録媒体 L…レーザビーム 1…感光体ドラム 2…帯電ローラ 3…スキャナ部 3a…ポリゴンミ
ラー 3c…レンズ 3d…反射ミラー 4…中間転写体 5…搬送手段 5a…給紙カセット 5b…ピックアッ
プローラ 6…転写ローラ 7…定着手段 8…排出部 9…クリーニング
手段 10…ロータリー軸 11…ロータリー
ユニット 12…現像ローラ 12a…金属軸 12b…ゴム層 15…トナー送り
部材 16…現像ブレード 16a…ブレード
支持板金 19…塗布ローラ 30…装置本体 32a、32b…端部シール部材 63…カートリッ
ジフレーム 63a…トナー収納部 63b…開口部 63A…現像部材支持フレーム 63A1、63A2…位置決め座面 63A3…めねじ 63A4…角ダボ 63A6…丸ダボ 63B…トナーフ
レーム 63C…カバーフレーム 63D、63E…サイドカバー 63F…カップリ
ングフレーム 64…シャッター 65…プロセスカ
ートリッジフレーム 101…支持板 101c、101
d…小ねじ用の穴 101e、101f…丸ダボ 101g…穴 101h…切り込み 102…弾性ブレ
ード 102a…ばね性薄板板金 102b…現像ロ
ーラ当接部 102b1、102b2…現像ローラ当接部端部 102b3…現像ローラ当接部エッジ 102c、102d…小ねじ用穴 102e、102f…丸穴 103…押さえ板 103c、103d…小ねじ用穴 103e、103
f…丸穴 103g…穴 103h…切り込
み 105…小ねじ 106…小ねじ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に対向して開口部を有し現像剤を
    収納する現像容器と、前記現像容器の開口部で回転自在
    に支持され、前記像担持体上の静電潜像を現像するため
    の現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、前記現像
    剤担持体の周面に当接し、前記現像剤担持体上の現像剤
    の層厚を規制する現像剤規制部材と、前記現像容器の開
    口部の端部に、前記開口部を覆うように前記現像剤担持
    体及び前記現像剤規制部材の背面側に配置され、前記現
    像材担持体及び前記現像材規制部材の背面に圧接され、
    前記現像容器と前記現像剤担持体及び前記現像剤規制部
    材との間に夫々生じる隙間からの現像剤の洩れを防止す
    る端部シール部材と、を有し、前記現像剤規制部材の前
    記現像剤担持体当接側の長手方向端部近傍で、前記現像
    剤規制部材の前記現像剤担持体側エッジを、前記現像剤
    担持体から遠ざかる方向に後退させることを特徴とする
    現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤規制部材の前記現像剤担持体
    当接側の端部近傍で、前記現像剤規制部材の前記現像剤
    担持体側エッジを、末端に向かって徐々に前記現像剤担
    持体から遠ざかる方向に後退させることを特徴とする請
    求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の現像装置と、前
    記現像装置により現像される像担持体と、前記像担持体
    をクリーニングするクリーニング手段と、前記像担持体
    を帯電する帯電手段と、を具備することを特徴とするプ
    ロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の現像装置を具備
    することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のプロセスカートリッジ
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
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