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JP2003038265A - キャビネット - Google Patents

キャビネット

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JP2003038265A
JP2003038265A JP2001231519A JP2001231519A JP2003038265A JP 2003038265 A JP2003038265 A JP 2003038265A JP 2001231519 A JP2001231519 A JP 2001231519A JP 2001231519 A JP2001231519 A JP 2001231519A JP 2003038265 A JP2003038265 A JP 2003038265A
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JP
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door
frame
front frame
cabinet
main body
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JP2001231519A
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Junichi Taniguchi
順一 谷口
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Itoki Crebio Corp
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Itoki Crebio Corp
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Publication date
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  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Assembled Shelves (AREA)
  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】扉付きのクローズ状態と扉無しのオープン状態
とに切り替えできるキャビネットにおいて、美観の向上
と構造の簡素化とを図る。 【手段】キャビネットの本体1は、四周全体の前面が同
一面に揃っている。本体1の框部5a,6a には、そのほぼ
全長にわたって延びるフロントフレーム8がブラケット
板20を介して着脱自在に取り付けられている。フロント
フレーム8は、扉2を支持するレール11が形成されたガ
イド面8aと、溝や突起のない平坦面8bとが上下逆向きに
形成されている。フロントフレーム8の取り付け姿勢を
変えることにより、クローズ状態とオープン状態とに切
り換えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扉で塞がれたクロ
ーズ状態と扉なしのオープン状態とに選択して使用でき
るキャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】引戸式や回動式の扉で塞がれたクローズ
状態と扉なしのオープン状態とに選択できるキャビネッ
トは、例えば実公昭62−1949号公報や実開平6−
15537号公報に開示されている。
【0003】このタイプのキャビネットは、1つの本体
を用途に応じて使い分けることができるため便利である
が、オープン状態で美感やゴミ防止についての配慮が必
要である。
【0004】すなわち、引き戸式の扉を取り付ける場合
は、当該扉をガイドするためのレールが必要であるが、
オープン状態でレールが露出したままであると、美感に
劣ると共に、レールの溝にゴミが溜まるなどの不具合が
ある。
【0005】そこで、前記実公昭62−1949号公報
では、本体に、扉の使用時にはレールを取り付け、オー
プン状態状態では化粧フレームを取り付けることが記載
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記実公昭62−19
49号公報によると、オープン状態において本体の框部
は化粧フレームで隠されるため、美感の悪化やゴミの付
着を防止することができる。
【0007】本発明は、実公昭62−1949号公報の
考え方を踏襲しつつ、美感の一層の向上や構造の簡素
化、コストの低減、或いは部材紛失の防止といったこと
を達成できるようにすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、キ
ャビネットの本体は、左右側板の前面と上下框部の前面
とが同一面状になるように形成されており、この本体に
おける上下框部の前面に、本体の左右横幅と略同じ左右
長さのフロントフレームを、その全体が框部の前方には
み出るようにして取り付けており、前記フロントフレー
ムに扉が取り付け可能となっており、扉を取り付けてい
ないオープン状態ではフロントフレームが露出したまま
になっている。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、前
記フロントフレームには、引戸式扉をスライドさせるた
めのレールが形成されたガイド面と、溝や突起のない平
坦面とが上下逆向きになるように形成されており、これ
ら上下フロントフレームを、ガイド面が相対向する姿勢
と平坦面が相対向する姿勢とに姿勢を変えて框部に取り
付けることにより、扉をスライド自在に取り付けできる
クローズ可能状態と、扉を取り付けできないオープン状
態とに切り換えできるようになっている。
【0010】請求項3の発明では、請求項1において、
上下フロントフレームの相対向した面に、それらフロン
トフレームの長手方向に沿って延びる長溝が形成されて
おり、この長溝に、当該長溝とほぼ同じ長さの補助フレ
ームが着脱自在に嵌め込み装着されている。
【0011】そして、前記補助フレームには、引戸式扉
をガイドするレールが形成されたガイド面と、前記長溝
の全体を覆う平坦面とが上下逆向きに形成されており、
長溝への補助フレームの嵌め込み装着姿勢を変えること
により、扉を装着できるクローズ可能状態と、扉を装着
できないオープン状態とに切り換えできるようになって
いる。
【0012】
【発明の作用・効果】本発明によると、本体の前面は四
周が同一面状になっているため、全体としてすっきりし
たデザインとなっており、オープン状態においても体裁
が良い。
【0013】また、フロントフレームは全長にわたって
同一断面形状で良いため、その加工が簡単であると共
に、本体への取り付け構造も簡素化できる。その結果、
コスト低減にも寄与できる。
【0014】請求項2のように構成すると、オープン状
態ではレールが本体の開口部に露出することはないた
め、体裁が良い。
【0015】そして、上下2本のフロントフレームを姿
勢変えて本体に付け替えるだけで、扉付きのクローズ状
態と扉無しのオープン状態とに切り換えることができる
ため、オープン状態とクローズ状態とで別々のフロント
フレームを容易する必要はなく、その結果、オープン状
態で体裁の良いキャビネットでありながら、コストの一
層の低減を図ることができると共に部材の紛失を防止で
きる。
【0016】請求項3の場合も、補助フレームの取り付
け姿勢を変えるだけで、クローズ状態とオープン状態と
に切り換えることができるため、オープン状態で体裁の
良いキャビネットでありながら、コストの一層の低減を
図ることができると共に部材の紛失を防止できる。
【0017】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0018】(1).第1実施形態(図1〜図9) 図1〜図9では第1実施形態を示している。
【0019】図1は使用状態の違いを示す全体斜視図で
あり、この図に示すように、キャビネットは前向きに開
口した正面視角形のスチール製の本体1を備えており、
この本体1を、(A)に示すように引き戸式の扉2を取
り付けたクローズ状態と、(B)に示すような扉なしの
オープン状態とに使い分けることができる。
【0020】本体1は、左右側板4と天板5と底板6と
背板7とを備えている。左右側板4の少なくとも前端部
は中空状の前支柱部4aとなっており、天板5と底部6
との前端部は中空状の框部5a,6aとなっている。こ
れら前支柱部4aと上下框部5a,6aの前面は同一面
に揃えられている。
【0021】そして、上下の框部5a,6aの前面に、
本体1の左右横巾よりも少し短い長さのフロントフレー
ム8を取り付けており、フロントフレーム8の取り付け
姿勢を変えることにより、(A)のように扉2で閉鎖さ
れた状態と、(B)のようなオープン状態とに切り替え
できるようにしている。
【0022】左右の扉2には、人の指が入る引手穴9が
空いている。また、(B)に一点鎖線で示すように、本
体1の内部には棚10を多段に装架することができる。
【0023】なお、本体1の外面に木製の化粧板を張っ
たり、本体1の全体を木製としたりすることも可能であ
る。また、図1(B)に二点鎖線で示すように、複数の
キャビネットを積み重ねて使用することが多い。
【0024】.フロントフレーム 次に、図2〜図5に基づいて、フロントフレーム8につ
いて説明する。図2は図1のII−II視平断面図、図3は
図2の III-III視断面図、図4は部材の斜視図、図5
(A)は図1のA−A視断面図、図5(B)は図1のB
−B視断面図である。
【0025】図4や図5に示すように、フロントフレー
ム8は、合成樹脂や軽金属を素材とした押し出し加工に
よって同一断面形状に形成されており、扉2をガイドす
る2条のレール11が形成されたガイド面8aと、溝や
突起のない平坦面(化粧面)8bとが上下逆向きに形成
されている。
【0026】なお、平坦面8bには、アクセント効果に
よって美観を高めるため、その長手方向に延びるごく浅
い溝や凹凸を形成するなどしても良い。
【0027】フロントフレーム8の内部には、その上下
中間部に位置した第1中空穴12と、平坦面8bの側に
位置した第2中空穴13とが形成されており、両中空穴
12,13は前後中間部において連通している。
【0028】更に、フロントフレーム8のうち前面と平
坦面8bとの連接部は円弧状の面取部14となってい
る。これは、主として美観のためである。更に、フロン
トフレーム8のうち平坦面8bの後部にはフランジ15
が張り出している。
【0029】例えば図5に示すように、上下框部5a,
6aは同じ厚さ(上下寸法)になっており、かつ、フロ
ントフレーム8も上下框部5a,6aと同じ上下厚さ寸
法になっており、框部5a,6aの内面及び外面とフロ
ントフレーム8の上下面とが同一面状に揃うように設定
されている。
【0030】扉2の上下内面には、その全長にわたって
延びる補強枠(ブラケット)18を固着しており、この
補強枠18に左右一対ずつの扉車19を取り付けてい
る。なお、補強枠18は扉車19を設けている部位のみ
に取り付けても良い。
【0031】なお、扉車19を設けることに代えてスラ
イダーを設けても良い。更に、扉2はガラス製や木製と
したり、一部にガラスを嵌め込むなど、必要に応じて様
々の構造・デザインを選択できる。
【0032】.フロントフレームの取り付け 図2及び図3で代表して示すように、上下框部5a,6
aの左右両端寄り部位からはブラケット板(支持板)2
0が前向きに突出している。このブラケット板20は、
上下框部5a,6aを構成するフレーム材(板材)にね
じ21で固定されている。
【0033】本体1の底部は、框部6aを構成するフレ
ーム材で底板6bを着脱自在に支持した構造になってお
り、底板6bを取り外すことにより、ねじ21でブラケ
ット板20を締結することができる。
【0034】ブラケット板20は框部5a,6aの上下
中間部において前向きに突出している一方、例えば図4
(C)から容易に理解できるように、フロントフレーム
8の背面部のうちブラケット板20に対応した部位に
は、第1中空穴12と連通する長穴22が穿設されてお
り、長穴22にブラケット板20を嵌め込んで、レール
11の間から挿通したねじ23をブラケット20に開け
たねじ穴24にねじ込んでいる。
【0035】ブラケット板20は框部5a,6aの前面
に重なるように側面視L字状に曲がっており、このた
め、フロントフレーム8には、ブラケット20の板厚と
同じ寸法ではみ出るフランジ部15を設けている。
【0036】.キャップ 図4に示すように、フロントフレーム8の左右両端部に
は合成樹脂製のキャップ25を装着している。キャップ
25には、フロントフレーム8におけるレール11の間
の溝に嵌合する第1突片26と、フロントフレーム8の
第2中空穴13に嵌合する第2突片27と、フロントフ
レーム8の第1中空穴12に嵌入する爪28とが一体に
形成されている。
【0037】爪28は、フロントフレーム8における長
穴22の端部に引っ掛かるようになっている(従って、
長穴22はブラケット板20の横巾よりも若干大き
い)。更に、図3に示すように、ブラケット板20にね
じ込んだねじ23は第2突片27にもねじ込まれてお
り、これにより、キャップ25は抜け不能に保持され
る。
【0038】キャップ25は爪28によってフロントフ
レーム8に取り付けられた状態のままになっているた
め、フロントフレーム8の取り付け姿勢を変えるに当た
ってキャップ25が脱落することはない。
【0039】なお、請求項の範囲においてフロントフレ
ームが本体の左右横巾と略同じ長さである旨を記載して
いるが、本実施形態のようにキャップ25を設ける場合
は、キャップ25も含めた長さである。
【0040】.キャビネットの使い分け 既に説明したように、上下フロントフレーム8を、その
ガイド面8aが相対向する姿勢でブラケット板20に取
り付けると、引戸式の扉2で本体2を塞ぐことができ
る。逆に、平坦面8bが相対向する姿勢で取り付ける
と、キャビネットはオープン状態で使用できる。
【0041】そして、本体1の四周の前面が同一面状に
揃っているため、全体としてすっきりしたデザインとな
って体裁が良い。また、フロントフレーム8はその全長
にわたって同一断面形状で良いため、加工コストを抑制
することができる。
【0042】なお、オープン状態で上部のフロントフレ
ーム8におけるガイド面8aが上向きに露出するが、既
に説明したとおり、一般にキャビネットは積み重ねて使
用することが多いので、実際の使用状態ではガイド面8
aが露出して美観に悪影響を及ぼすことは殆どない。
【0043】キャビネットを1段のみで使用する場合
は、オープン状態において美観を確保したい場合は、上
部のフロントフレーム8は、その平坦面8bが上向きの
ままの姿勢となるようにしておけば良い。
【0044】フロントフレーム8を取り付けるにおい
て、本実施形態のようにレール11の間の溝からねじ2
3をブラケット板25にねじ込むと、ねじ23の頭が外
部から見えないため、体裁が良い。また、フロントフレ
ーム8の姿勢を変えるだけで使用形態を変更するもので
あるため、部材点数を低減できると共に、部材の紛失と
いった問題は皆無となる。
【0045】なお、扉2は3枚以上でも良いし、水平回
動式扉とすることも可能である(この場合は、フロント
フレーム8にはレール11は不要であり、ヒンジを取り
付ければ良い)。また、ブラケット板20は3枚以上あ
っても良い。
【0046】本実施形態(及び他の実施形態)のように
フロントフレーム8に面取り部14を設けると、キャビ
ネット1を積み重ねたとき、上下フロントフレーム8の
面取り部14によって半円状の溝が形成されるため、ア
クセント効果が発揮されて体裁が良い。
【0047】.引手装置 次に、図6〜図9に基づいて扉の引手装置を説明する。
図6は図1のVI−VI視平断面図、図7は右扉の引手部分
を示す要部平断面図、図8は扉2を省略した状態での閉
鎖状態の正面図、図9は右扉の引手部材を示す図で、
(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は平面図で
ある。
【0048】扉2の左右両側縁には端板2aを折り曲げ
形成しているが、この場合、手前側に位置した右扉2に
おける右側の端板2aの前後寸法を大きくすることによ
り、本体1の支柱部4aとの間に大きな隙間が空かない
ように設定している。
【0049】引手装置は、扉2の内面に重ね配置した引
手部材29と、これに後方から重なった引手枠30とを
備えており、両者はケース31で覆われている。詳細は
省略するが、引手枠30はケース31に固定されてい
る。また、図7に示すように、引手枠31の一部は扉2
の引手穴9の内面に嵌まっている。
【0050】引手部材29は、引手枠30に形成された
支軸30aに嵌合する回動中心穴29aを備えており、
この回動中心穴29aの部位から、引手穴9の内部まで
延びる指掛け部29bが斜め上向きに延び、平面視クラ
ンク状に曲がったラッチ爪29cが略横向きに延び、湾
曲したばね片29dが略上向きに延びている。
【0051】ラッチ爪29cはケース31から外向きに
突出しており、本体1の前支柱部4aの内側面には、ラ
ッチ爪29が係脱する係合穴32が空いている。係合穴
32には補強材33を装着している。ラッチ爪29c
は、係合穴32の開口縁に当たって逃げ回動し得るよう
に、その先端は傾斜面になっている。
【0052】また、ばね片29bの先端は、引手枠30
に形成されたストッパー30bに当たっている。
【0053】引手部材29と引手枠30とはそれぞれ合
成樹脂で一体成形されている。ケース31には、本体1
の支柱部4aに当接する軟質材製のストッパー34を取
り付けている。
【0054】開いた扉2を閉めると、ラッチ爪29c
は、ばね片29dの弾性に抗していったん逃げ回動した
のち係合穴32に係合する。これによって扉2は閉じた
状態に保持される。
【0055】扉2を閉じた状態で引手穴9から指掛け部
29bに指を掛けて開き方向に押すと、引手部材29の
全体がばね片29dの弾性に抗して回動し、これによっ
てラッチ爪29cが係合穴32から離脱し、扉2を開け
ることができる。
【0056】本実施形態及び他の実施形態のように本体
1の左右両端部からブラケット板20を突設すると、フ
ロントフレーム8を使用して引戸式扉2を取付けること
と、ブラケット板20に水平回動式扉を取付けることと
を選択できる利点である。
【0057】ブラケット板20に水平回動式扉を取付け
る場合、一般にはヒンジを介して扉を取付けることが多
いが、ブラケット板20に設けた穴に上下外側からピン
(或いはねじ)を挿入して、これを扉の端部に固定する
ことにより、扉をブラケット板20に直接に取付けるこ
とも可能である。
【0058】(2).第2実施形態(図10) 図10では第2実施形態を示している。(A)は扉2を
取り付けた状態での縦断側面図、(B)はオープン状態
での縦断側面図である。
【0059】この実施形態では、フロントフレーム8は
その姿勢を変えることなく取り付けたままになってお
り、このフロントフレーム8の相対向した面に広い溝巾
の長溝36が形成されており、この長溝36に、フロン
トフレーム8と同じ長さの補助フレーム37が嵌め込ん
で、補助フレーム37とフロントフレーム8とをねじ2
3ブラケット板20に共締めしている。
【0060】補助フレーム37の上下両面のうち一方の
面はレール11が形成されたガイド面37aとなってお
り、他方の面は、突起や溝のない平坦面37bになって
いる。本実施形態では、フロントフレーム8の姿勢を変
える必要はないため、ブラケット板20は框部5a,6
aの上下外側寄りにずらして配置している。
【0061】図示していないが、本実施形態でもフロン
トフレーム8の左右両端部にはキャップを装着してい
る。
【0062】本実施形態では、補助フレーム37の姿勢
を変えてフロントフレーム8に付け変えることにより、
クローズ状態とオープン状態とに切り換えることができ
る。本実施形態では、フロントフレーム8が框部5a,
6aの前面に密着しているため、フロントフレーム8と
框部5a,6aとの間にゴミが溜まることはない。
【0063】(3).第3実施形態(図11) 図11では第3実施形態を示している。(A)は扉2を
取り付けた状態での縦断側面図、(B)はオープン状態
での縦断側面図である。
【0064】本実施形態では、レール11が形成された
扉取付け用フロントフレーム39と、上下両面を平坦面
としたオープン状態用フロントフレーム40とを用意
し、用途に応じて両者を付け替えるようにしている。こ
の場合も、本体1の四周の前面が同一面状に揃っている
ため、全体としてすっきりとしたデザインとなって体裁
が良い。
【0065】(4).その他 本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化でき
る。例えばフロントフレームの断面形状は、必要に応じ
て様々に具体化できる。また、フロントフレームを本体
に取り付ける手段としては実施形態のようにブラケット
を使用することには限らず、直接にねじで固定するなど
しても良い。
【0066】なお、請求項2及び請求項3は現状では請
求項1の下位概念となっているが、本体の形状とは関係
なくそれ自体を独立した発明として把握し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るキャビネットの斜視図であ
る。
【図2】図1のII−II視平断面図である。
【図3】図2の III-III視断面図である。
【図4】フロントフレームとキャップとブラケット板と
の斜視図である。
【図5】 (A)は図1のA−A視断面図、 (B)は図1のB
−B視断面図である。
【図6】図1のVI−VI視平断面図である。
【図7】右扉の引手部分を示す要部平断面図である。
【図8】扉を省略した状態での閉鎖状態の正面図であ
る。
【図9】右扉用の引手部材を示す図である。
【図10】第2実施形態を示す図である。
【図11】第3実施形態を示す図である。 1 キャビネットの本体 2 扉 4 側板 4a 前支柱部 5 天板 5a 上框部 6 底部 6a 下框部 8,39,40 フロントフレーム 8a ガイド面 8b 平坦面 36 長溝 37 補助フレーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前向きに開口した正面視角形の本体を、そ
    の前面を開口させたままのオープン状態と、開口部を扉
    で塞いだクローズ状態とに選択的に使用できるようにな
    っているキャビネットであって、 前記本体における左右側板の前面と上下框部の前面とが
    同一面状になるように形成されており、この本体におけ
    る上下框部の前面に、本体の左右横幅と略同じ左右長さ
    のフロントフレームを、その全体が框部の前方にはみ出
    るようにして取り付けており、 前記フロントフレームに扉が取り付け可能となってお
    り、扉を取り付けていないオープン状態ではフロントフ
    レームが露出したままになっている、キャビネット。
  2. 【請求項2】前記フロントフレームには、引戸式扉をス
    ライドさせるためのレールが形成されたガイド面と、溝
    や突起のない平坦面とが上下逆向きになるように形成さ
    れており、 これら上下フロントフレームを、ガイド面が相対向する
    姿勢と平坦面が相対向する姿勢とに姿勢を変えて框部に
    取り付けることにより、扉をスライド自在に取り付けで
    きるクローズ可能状態と、扉を取り付けできないオープ
    ン状態とに切り換えできるようになっている、請求項1
    に記載したキャビネット。
  3. 【請求項3】上下フロントフレームの相対向した面に、
    それらフロントフレームの長手方向に沿って延びる長溝
    が形成されており、この長溝に、当該長溝とほぼ同じ長
    さの補助フレームが着脱自在に嵌め込み装着されてお
    り、 前記補助フレームには、引戸式扉をガイドするレールが
    形成されたガイド面と、前記長溝の全体を覆う平坦面と
    が上下逆向きに形成されており、 長溝への補助フレームの嵌め込み装着姿勢を変えること
    により、扉を装着できるクローズ可能状態と、扉を装着
    できないオープン状態とに切り換えできるようになって
    いる、請求項1に記載したキャビネット。
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