JP2003031122A - 露光装置及び蛍光体スクリーン形成方法 - Google Patents
露光装置及び蛍光体スクリーン形成方法Info
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Landscapes
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】露光装置内部での乱反射を防止し、所望サイズ
のパターンを有する蛍光体スクリーンを形成できるとと
もに、カラー陰極線管での表示不良の発生を防止できる
露光装置、及び蛍光体スクリーンの形成方法を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】感光性材料21に対向してシャドウマスク
4を装着されたパネル1を支持する支持台40と、支持
台40に支持されたパネル1の内面に塗布された感光性
材料21に対して、シャドウマスク4の開孔に対応する
パターンを焼き付ける光を照射する光源部41と、光源
部41から放射された光に所定の光学特性を付与する光
学部材43,44,45と、光源部41から放射された
光の照射範囲をパネル1の有効領域1bに規制するとと
もに、光源部41側に向けて反射された反射光を吸収す
る乱反射防止部材51と、を備えている。
のパターンを有する蛍光体スクリーンを形成できるとと
もに、カラー陰極線管での表示不良の発生を防止できる
露光装置、及び蛍光体スクリーンの形成方法を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】感光性材料21に対向してシャドウマスク
4を装着されたパネル1を支持する支持台40と、支持
台40に支持されたパネル1の内面に塗布された感光性
材料21に対して、シャドウマスク4の開孔に対応する
パターンを焼き付ける光を照射する光源部41と、光源
部41から放射された光に所定の光学特性を付与する光
学部材43,44,45と、光源部41から放射された
光の照射範囲をパネル1の有効領域1bに規制するとと
もに、光源部41側に向けて反射された反射光を吸収す
る乱反射防止部材51と、を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、露光装置及び蛍
光体スクリーン形成方法に係り、特に、写真印刷法によ
りパネルの内面に蛍光体スクリーンを形成する場合に用
いられるカラー陰極線管の蛍光面形成用露光装置に関す
る。
光体スクリーン形成方法に係り、特に、写真印刷法によ
りパネルの内面に蛍光体スクリーンを形成する場合に用
いられるカラー陰極線管の蛍光面形成用露光装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インライン型カラー陰極線管のうち、テ
レビの受像用として利用される通常のカラー陰極線管に
ついては、シャドウマスクは、ブリッジを介して一列状
に配列されたほぼ矩形状の複数の開孔を有しており、こ
れらの開孔の配列に対応して、蛍光体スクリーンの光吸
収層及び3色蛍光体層は、ストライプ状に形成されてい
る。
レビの受像用として利用される通常のカラー陰極線管に
ついては、シャドウマスクは、ブリッジを介して一列状
に配列されたほぼ矩形状の複数の開孔を有しており、こ
れらの開孔の配列に対応して、蛍光体スクリーンの光吸
収層及び3色蛍光体層は、ストライプ状に形成されてい
る。
【0003】これに対して、情報端末機などのディスプ
レイ用として利用される高精細インライン型カラー陰極
線管は、シャドウマスクは、円形状の複数の開孔を有し
ており、これらの開孔に対応して、蛍光体スクリーン
は、マトリクスホール(隙間)を円形とするマトリクス
状光吸収層と、この光吸収層のマトリクスホールに埋め
込まれた円形ドット状の3色蛍光体層とを備えたドット
マトリクス型となっている。
レイ用として利用される高精細インライン型カラー陰極
線管は、シャドウマスクは、円形状の複数の開孔を有し
ており、これらの開孔に対応して、蛍光体スクリーン
は、マトリクスホール(隙間)を円形とするマトリクス
状光吸収層と、この光吸収層のマトリクスホールに埋め
込まれた円形ドット状の3色蛍光体層とを備えたドット
マトリクス型となっている。
【0004】従来、カラー陰極線管の蛍光体スクリーン
は、シャドウマスクをフォトマスクとする写真印刷法に
より形成されている。例えば、ドットマトリクス型蛍光
体スクリーンについては、最初にパネルの内面にマトリ
クス状光吸収層を形成し、ついで、そのマトリクスホー
ルに3色蛍光体層を形成する方法で形成されている。
は、シャドウマスクをフォトマスクとする写真印刷法に
より形成されている。例えば、ドットマトリクス型蛍光
体スクリーンについては、最初にパネルの内面にマトリ
クス状光吸収層を形成し、ついで、そのマトリクスホー
ルに3色蛍光体層を形成する方法で形成されている。
【0005】パネルの内面に蛍光体スクリーンを形成す
るために塗布されたフォトレジストや感光性蛍光体スラ
リなどの感光性材料に、シャドウマスクの円形状開孔に
対応するパターンを焼付けるときに用いられる露光装置
は、感光性材料が形成され、かつシャドウマスクが装着
されたパネルを位置決め支持する支持台を備えている。
るために塗布されたフォトレジストや感光性蛍光体スラ
リなどの感光性材料に、シャドウマスクの円形状開孔に
対応するパターンを焼付けるときに用いられる露光装置
は、感光性材料が形成され、かつシャドウマスクが装着
されたパネルを位置決め支持する支持台を備えている。
【0006】この支持台の下部には、支持台に位置決め
支持されたパネルに向けて紫外線光を照射する光源部、
及び、光源部から放射された光に所定の光学特性を付与
する各種光学部材などが配置されている。
支持されたパネルに向けて紫外線光を照射する光源部、
及び、光源部から放射された光に所定の光学特性を付与
する各種光学部材などが配置されている。
【0007】一般に、蛍光体スクリーンを形成するドッ
ト状パターン及びストライプ状パターンのサイズは、露
光時の紫外線光の積算光量(紫外線照度×照射時間)
や、シャドウマスクの孔径(紫外線光が通過する孔径)
に依存する。このため、所望サイズのパターンを得るた
めには、これら2つパラメータで調整する。
ト状パターン及びストライプ状パターンのサイズは、露
光時の紫外線光の積算光量(紫外線照度×照射時間)
や、シャドウマスクの孔径(紫外線光が通過する孔径)
に依存する。このため、所望サイズのパターンを得るた
めには、これら2つパラメータで調整する。
【0008】しかしながら、露光装置の内部において、
光源部から放射された紫外線光の一部が乱反射を起こす
場合がある。すなわち、支持台の裏面、各光学部材の表
面、パネルの有効領域以外の面において、光源部から放
射された紫外線光の一部が光源部側に戻るように反射さ
れる。この結果、感光性材料を露光する際、乱反射光が
感光性材料に照射され、ドット状パターン及びストライ
プ状パターンを所望のサイズに形成できないといった問
題が生じる。
光源部から放射された紫外線光の一部が乱反射を起こす
場合がある。すなわち、支持台の裏面、各光学部材の表
面、パネルの有効領域以外の面において、光源部から放
射された紫外線光の一部が光源部側に戻るように反射さ
れる。この結果、感光性材料を露光する際、乱反射光が
感光性材料に照射され、ドット状パターン及びストライ
プ状パターンを所望のサイズに形成できないといった問
題が生じる。
【0009】したがって、完成したカラー陰極線管にお
いて、赤(R)、緑(G)、青(B)の表示輝度にばら
つきが生じ、表示不良を招くといった問題が生じる。
いて、赤(R)、緑(G)、青(B)の表示輝度にばら
つきが生じ、表示不良を招くといった問題が生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述した
問題点に鑑みなされたものであって、露光装置内部での
乱反射を防止し、所望サイズのパターンを有する蛍光体
スクリーンを形成できるとともに、カラー陰極線管での
表示不良の発生を防止できる露光装置、及び蛍光体スク
リーンの形成方法を提供することを目的とする。
問題点に鑑みなされたものであって、露光装置内部での
乱反射を防止し、所望サイズのパターンを有する蛍光体
スクリーンを形成できるとともに、カラー陰極線管での
表示不良の発生を防止できる露光装置、及び蛍光体スク
リーンの形成方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1は、カラー陰極線管のパネル
内面の有効領域に塗布された感光性材料を露光する蛍光
体スクリーン形成用露光装置において、前記感光性材料
に対向してシャドウマスクを装着された前記パネルを支
持する支持台と、前記支持台に支持された前記パネルの
内面に塗布された前記感光性材料に対して、前記シャド
ウマスクの開孔に対応するパターンを焼き付ける光を照
射する光源部と、前記光源部から放射された光に所定の
光学特性を付与する光学部材と、前記光源部から放射さ
れた光の照射範囲を前記パネルの有効領域に規制すると
ともに、前記光源部側に向けて反射された反射光を吸収
する乱反射防止部材と、を備えたことを特徴とする。
達成するために、請求項1は、カラー陰極線管のパネル
内面の有効領域に塗布された感光性材料を露光する蛍光
体スクリーン形成用露光装置において、前記感光性材料
に対向してシャドウマスクを装着された前記パネルを支
持する支持台と、前記支持台に支持された前記パネルの
内面に塗布された前記感光性材料に対して、前記シャド
ウマスクの開孔に対応するパターンを焼き付ける光を照
射する光源部と、前記光源部から放射された光に所定の
光学特性を付与する光学部材と、前記光源部から放射さ
れた光の照射範囲を前記パネルの有効領域に規制すると
ともに、前記光源部側に向けて反射された反射光を吸収
する乱反射防止部材と、を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項4は、カラー陰極線管のパネル内面
に感光性材料を設け、前記感光性材料に対向してシャド
ウマスクを装着された前記パネルを支持台に支持し、前
記支持台に支持された前記パネルの内面に塗布された前
記感光性材料に向けて光源部から光を照射して、前記シ
ャドウマスクの開孔に対応するパターンを焼き付け、前
記感光性材料を現像する、パネル内面の有効領域に蛍光
体スクリーンを形成する蛍光体スクリーン形成方法にお
いて、前記光源部と前記支持台との間に配置された乱反
射防止部材により、前記光源部から放射された光の照射
範囲が前記パネルの有効領域に規制されるとともに、前
記光源部側に向けて反射された反射光が吸収されること
を特徴とする。
に感光性材料を設け、前記感光性材料に対向してシャド
ウマスクを装着された前記パネルを支持台に支持し、前
記支持台に支持された前記パネルの内面に塗布された前
記感光性材料に向けて光源部から光を照射して、前記シ
ャドウマスクの開孔に対応するパターンを焼き付け、前
記感光性材料を現像する、パネル内面の有効領域に蛍光
体スクリーンを形成する蛍光体スクリーン形成方法にお
いて、前記光源部と前記支持台との間に配置された乱反
射防止部材により、前記光源部から放射された光の照射
範囲が前記パネルの有効領域に規制されるとともに、前
記光源部側に向けて反射された反射光が吸収されること
を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明のカラー陰極線管
の蛍光面形成用露光装置及び蛍光体スクリーン形成方法
の一実施の形態について図面を参照して説明する。
の蛍光面形成用露光装置及び蛍光体スクリーン形成方法
の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】図2に示すように、カラー陰極線管は、真
空外囲器9を備えている。この真空外囲器9は、水平軸
(X軸)を長軸、垂直軸(Y軸)を短軸として、水平軸
(X軸)方向に延びる長辺と垂直軸(Y軸)方向に延び
る短辺とを有するとともに周縁にスカート部1aを有し
外面がほぼ矩形状のパネル1と、パネル1のスカート部
1aに連接されたファンネル2と、ファンネル2の小径
部に連接された円筒状のネック5と、を有している。
空外囲器9を備えている。この真空外囲器9は、水平軸
(X軸)を長軸、垂直軸(Y軸)を短軸として、水平軸
(X軸)方向に延びる長辺と垂直軸(Y軸)方向に延び
る短辺とを有するとともに周縁にスカート部1aを有し
外面がほぼ矩形状のパネル1と、パネル1のスカート部
1aに連接されたファンネル2と、ファンネル2の小径
部に連接された円筒状のネック5と、を有している。
【0015】蛍光体スクリーン3は、パネル1の内面の
矩形状有効領域1bに配置されている。この蛍光体スク
リーン3は、図3の(a)及び(b)に示すように、ド
ット状の多数の赤(R)、緑(G)、青(B)にそれぞ
れ発光する3色蛍光体層11R、11G、11Bと、こ
れら蛍光体層の隙間に配置された黒色の光吸収層11K
とを備えている。
矩形状有効領域1bに配置されている。この蛍光体スク
リーン3は、図3の(a)及び(b)に示すように、ド
ット状の多数の赤(R)、緑(G)、青(B)にそれぞ
れ発光する3色蛍光体層11R、11G、11Bと、こ
れら蛍光体層の隙間に配置された黒色の光吸収層11K
とを備えている。
【0016】色選別機構であるシャドウマスク4は、真
空外囲器9内において蛍光体スクリーン3から管軸(Z
軸)方向に所定間隔離れて対向して配設されている。こ
のシャドウマスク4は、図示しないマスクフレームの外
壁に固定された複数の弾性支持体をパネル1のスカート
部1aの内面に埋設された複数のスタッドピンに係合さ
せることにより、パネル1の内側に着脱自在に支持され
ている。
空外囲器9内において蛍光体スクリーン3から管軸(Z
軸)方向に所定間隔離れて対向して配設されている。こ
のシャドウマスク4は、図示しないマスクフレームの外
壁に固定された複数の弾性支持体をパネル1のスカート
部1aの内面に埋設された複数のスタッドピンに係合さ
せることにより、パネル1の内側に着脱自在に支持され
ている。
【0017】なお、パネル1を含む真空外囲器9及びシ
ャドウマスク4は、パネル1の中心及び電子銃構体7を
通って延びる管軸Z、管軸Zと直交して延びる長軸(水
平軸)Xと、管軸Z及び長軸Xと直交して延びる短軸
(垂直軸)Yと、を有している。
ャドウマスク4は、パネル1の中心及び電子銃構体7を
通って延びる管軸Z、管軸Zと直交して延びる長軸(水
平軸)Xと、管軸Z及び長軸Xと直交して延びる短軸
(垂直軸)Yと、を有している。
【0018】インライン型電子銃構体7は、ネック5の
内部に配設されている。この電子銃構体7は、同一水平
面上を通るセンタービーム6Gおよびその両側の一対の
サイドビーム6B,6RからなるX軸(水平)方向に一
列に配置された3電子ビーム6(B,G,R)をZ軸
(管軸)方向に放出する。電子銃構体7から出射された
3本の電子ビーム6B,6G,6Rは、シャドウマスク
4の電子ビーム通過孔に入射する角度がそれぞれ異なる
ため、目的のドット状の蛍光体層にランディングして所
定の色に発光させる。
内部に配設されている。この電子銃構体7は、同一水平
面上を通るセンタービーム6Gおよびその両側の一対の
サイドビーム6B,6RからなるX軸(水平)方向に一
列に配置された3電子ビーム6(B,G,R)をZ軸
(管軸)方向に放出する。電子銃構体7から出射された
3本の電子ビーム6B,6G,6Rは、シャドウマスク
4の電子ビーム通過孔に入射する角度がそれぞれ異なる
ため、目的のドット状の蛍光体層にランディングして所
定の色に発光させる。
【0019】偏向ヨーク8は、ネック5からファンネル
2にかけてその外周に装着されている。この偏向ヨーク
8は、電子銃構体7から放出された電子ビーム6B、6
G、6Rを水平軸方向及び垂直軸方向に偏向する非斉一
な偏向磁界を発生するための水平偏向コイル、及び垂直
偏向コイルを含んで構成されている。この非斉一磁界
は、ピンクッション型の水平偏向磁界と、バレル型の垂
直偏向磁界とによって形成される。
2にかけてその外周に装着されている。この偏向ヨーク
8は、電子銃構体7から放出された電子ビーム6B、6
G、6Rを水平軸方向及び垂直軸方向に偏向する非斉一
な偏向磁界を発生するための水平偏向コイル、及び垂直
偏向コイルを含んで構成されている。この非斉一磁界
は、ピンクッション型の水平偏向磁界と、バレル型の垂
直偏向磁界とによって形成される。
【0020】パネル1とファンネル2との結合部分の内
側には、3電子ビーム6R、6G、6Bに対して地磁気
や外部回路などから発生する不所望な外部磁場を遮蔽す
る図示しないインナーシールドが配置されている。
側には、3電子ビーム6R、6G、6Bに対して地磁気
や外部回路などから発生する不所望な外部磁場を遮蔽す
る図示しないインナーシールドが配置されている。
【0021】上述したような構成のカラー陰極線管で
は、電子銃構体7から放出された3電子ビーム6B、6
G、6Rは、蛍光体スクリーン3に向けてセルフコンバ
ージェンスされながら、蛍光体スクリーン3上の対応す
る蛍光体層11B、11G、11R上にフォーカスされ
る。この3電子ビーム6B、6G、6Rは、偏向ヨーク
8により発生される非斉一な偏向磁界により水平軸X方
向及び垂直軸Y方向に偏向され、シャドウマスク4の電
子ビーム通過孔を介してパネル1内面の蛍光体スクリー
ン3を水平方向及び垂直方向に走査される。これによ
り、カラー画像が表示される。
は、電子銃構体7から放出された3電子ビーム6B、6
G、6Rは、蛍光体スクリーン3に向けてセルフコンバ
ージェンスされながら、蛍光体スクリーン3上の対応す
る蛍光体層11B、11G、11R上にフォーカスされ
る。この3電子ビーム6B、6G、6Rは、偏向ヨーク
8により発生される非斉一な偏向磁界により水平軸X方
向及び垂直軸Y方向に偏向され、シャドウマスク4の電
子ビーム通過孔を介してパネル1内面の蛍光体スクリー
ン3を水平方向及び垂直方向に走査される。これによ
り、カラー画像が表示される。
【0022】次に、上述したカラー陰極線管のパネル内
面に形成される蛍光体スクリーンの各色の蛍光体層及び
黒色の光吸収層を焼き付けるための蛍光面形成用露光装
置について説明する。
面に形成される蛍光体スクリーンの各色の蛍光体層及び
黒色の光吸収層を焼き付けるための蛍光面形成用露光装
置について説明する。
【0023】図1に示すように、この露光装置は、支持
台40を備えている。この支持台40は、内面にフォト
レジストや感光性蛍光体スラリ層などの感光性材料21
が塗布され、かつ、この感光性材料21に対向してシャ
ドウマスク4が装着されたパネル1を位置決め支持す
る。この支持台40の下部には、この支持台40に位置
決め支持されたパネル1に対して、カラー陰極線管の電
子銃構体から放出される一列配置の3電子ビームに対応
する位置に移動可能に光源部41が設けられている。
台40を備えている。この支持台40は、内面にフォト
レジストや感光性蛍光体スラリ層などの感光性材料21
が塗布され、かつ、この感光性材料21に対向してシャ
ドウマスク4が装着されたパネル1を位置決め支持す
る。この支持台40の下部には、この支持台40に位置
決め支持されたパネル1に対して、カラー陰極線管の電
子銃構体から放出される一列配置の3電子ビームに対応
する位置に移動可能に光源部41が設けられている。
【0024】また、この光源部41とパネル1に装着さ
れたシャドウマスク4との間には、光源部41から放射
された光に所定の光学特性を付与する各種光学部材が配
置されている。すなわち、光学部材として、光源部41
から放出された光41Aの軌道を電子銃構体から放出さ
れる電子ビームの軌道に近似させる一対のサイドビーム
に対応したΔS補正レンズ43や、偏向中心の移動にと
もなう補正を行うγ−ΔP補正レンズ44などの補正レ
ンズ光学系が配置されている。
れたシャドウマスク4との間には、光源部41から放射
された光に所定の光学特性を付与する各種光学部材が配
置されている。すなわち、光学部材として、光源部41
から放出された光41Aの軌道を電子銃構体から放出さ
れる電子ビームの軌道に近似させる一対のサイドビーム
に対応したΔS補正レンズ43や、偏向中心の移動にと
もなう補正を行うγ−ΔP補正レンズ44などの補正レ
ンズ光学系が配置されている。
【0025】さらに、この補正レンズ光学系のシャドウ
マスク4側には、光学部材として、パネル1の内面に対
する光量分布を調整する透過率分布をもつパターンの形
成された配光調整フィルター45が配置されている。こ
れら補正レンズ43、44及び配光調整フィルター45
は、光源部41との相対的な位置関係を一定に保つよう
に光源部41とともに移動可能になっている。
マスク4側には、光学部材として、パネル1の内面に対
する光量分布を調整する透過率分布をもつパターンの形
成された配光調整フィルター45が配置されている。こ
れら補正レンズ43、44及び配光調整フィルター45
は、光源部41との相対的な位置関係を一定に保つよう
に光源部41とともに移動可能になっている。
【0026】光源部41は、主に波長365nmの紫外
線光を放射する直管状の超高圧水銀ランプなどを光源4
7とし、この光源47が光透過窓を有する水冷方式のラ
イトハウス48内に収容されている。この光源47の近
くには、実質的に光源47の大きさ規制する開孔49の
形成された遮光部42が配置されている。また、ライト
ウス48の光透過窓には、平板状のガラス板46が配置
されている。
線光を放射する直管状の超高圧水銀ランプなどを光源4
7とし、この光源47が光透過窓を有する水冷方式のラ
イトハウス48内に収容されている。この光源47の近
くには、実質的に光源47の大きさ規制する開孔49の
形成された遮光部42が配置されている。また、ライト
ウス48の光透過窓には、平板状のガラス板46が配置
されている。
【0027】特に、この実施の形態では、図1に示すよ
うに、光源部41とシャドウマスク4との間に、光源部
41から放射された光の照射範囲をパネル1の有効領域
1bに規制するとともに、光源部41側に向けて反射さ
れた反射光を吸収する乱反射防止部材51が配置されて
いる。
うに、光源部41とシャドウマスク4との間に、光源部
41から放射された光の照射範囲をパネル1の有効領域
1bに規制するとともに、光源部41側に向けて反射さ
れた反射光を吸収する乱反射防止部材51が配置されて
いる。
【0028】この乱反射防止部材51は、例えば、厚さ
0.1乃至0.1mmのアンバー材などの金属製の板状
部材によって形成されている。さらに、この乱反射防止
部材51は、その中央部に光源から放射された光を通過
させるとともにパネル1の有効領域1b以外の領域に向
けて照射される光を遮断して、光の照射範囲を規制する
開口部51aを有している。乱反射防止部材51の表面
は、乱反射を防止するとともに、光源部41側に向けて
反射された反射光を吸収するように表面処理が施されて
いる。
0.1乃至0.1mmのアンバー材などの金属製の板状
部材によって形成されている。さらに、この乱反射防止
部材51は、その中央部に光源から放射された光を通過
させるとともにパネル1の有効領域1b以外の領域に向
けて照射される光を遮断して、光の照射範囲を規制する
開口部51aを有している。乱反射防止部材51の表面
は、乱反射を防止するとともに、光源部41側に向けて
反射された反射光を吸収するように表面処理が施されて
いる。
【0029】この乱反射防止部材51は、例えば、支持
台40と配光調整フィルター45との間、配光調整フィ
ルター45とγ−ΔP補正レンズ44との間、γ−ΔP
補正レンズ44とΔS補正レンズ43との間、ΔS補正
レンズ43と光源部41との間の少なくとも1箇所、よ
り好ましくはすべてに配置されている。また、光源部4
1のライトハウス48の内部においても、光源47とガ
ラス板46との間に配置された遮光部42を、上述した
乱反射防止部材51と同一の構成としても良い。
台40と配光調整フィルター45との間、配光調整フィ
ルター45とγ−ΔP補正レンズ44との間、γ−ΔP
補正レンズ44とΔS補正レンズ43との間、ΔS補正
レンズ43と光源部41との間の少なくとも1箇所、よ
り好ましくはすべてに配置されている。また、光源部4
1のライトハウス48の内部においても、光源47とガ
ラス板46との間に配置された遮光部42を、上述した
乱反射防止部材51と同一の構成としても良い。
【0030】なお、これらの乱反射防止部材51におけ
る開口部51aの形状は、光源47に近いほど、円形状
であり、パネル1に向かうにしたがって徐々にパネル1
の有効領域1bの形状に近い矩形状に形成されている。
る開口部51aの形状は、光源47に近いほど、円形状
であり、パネル1に向かうにしたがって徐々にパネル1
の有効領域1bの形状に近い矩形状に形成されている。
【0031】次に、このような乱反射防止部材を備えた
蛍光面形成用露光装置による蛍光体スクリーンの製造法
法について説明する。
蛍光面形成用露光装置による蛍光体スクリーンの製造法
法について説明する。
【0032】カラー陰極線管のパネル1の内面に配置さ
れた蛍光体スクリーン3は、シャドウマスク4をフォト
マスクとする写真印刷法により形成される。ドットマト
リクス型蛍光体スクリーンについては、最初にマトリク
ス状光吸収層11Kを形成し、ついで、そのマトリクス
ホールに3色蛍光体層11R、11G、11Bを埋め込
む方法で形成されている。
れた蛍光体スクリーン3は、シャドウマスク4をフォト
マスクとする写真印刷法により形成される。ドットマト
リクス型蛍光体スクリーンについては、最初にマトリク
ス状光吸収層11Kを形成し、ついで、そのマトリクス
ホールに3色蛍光体層11R、11G、11Bを埋め込
む方法で形成されている。
【0033】すなわち、図4の(a)に示すように、ま
ず、パネル1の内面に感光性材料を塗布し、乾燥してフ
ォトレジスト13を形成する。そして、このフォトレジ
スト13の形成されたパネル1にシャドウマスク4を装
着し、上述した露光装置を用いてフォトレジスト13を
露光し、フォトレジスト13にシャドウマスク4の円形
状開孔14に対応する円形状パターンを焼き付ける。
ず、パネル1の内面に感光性材料を塗布し、乾燥してフ
ォトレジスト13を形成する。そして、このフォトレジ
スト13の形成されたパネル1にシャドウマスク4を装
着し、上述した露光装置を用いてフォトレジスト13を
露光し、フォトレジスト13にシャドウマスク4の円形
状開孔14に対応する円形状パターンを焼き付ける。
【0034】続いて、図4の(b)に示すように、この
円形状パターンが焼き付けられたフォトレジスト13を
現像して未感光部を除去し、円形ドット状パターンから
なるレジスト15を形成する。
円形状パターンが焼き付けられたフォトレジスト13を
現像して未感光部を除去し、円形ドット状パターンから
なるレジスト15を形成する。
【0035】続いて、図4の(c)に示すように、この
レジスト15が形成されたパネル1の内面に光吸収塗料
を塗布し、乾燥して光吸収塗料層16を形成する。
レジスト15が形成されたパネル1の内面に光吸収塗料
を塗布し、乾燥して光吸収塗料層16を形成する。
【0036】続いて、図4の(d)に示すように、この
レジスト15に塗布された光吸収塗料層16をレジスト
15とともに剥離して、蛍光体層を形成する位置をマト
リクスホール17とするマトリクス状光吸収層11Kを
形成する。
レジスト15に塗布された光吸収塗料層16をレジスト
15とともに剥離して、蛍光体層を形成する位置をマト
リクスホール17とするマトリクス状光吸収層11Kを
形成する。
【0037】続いて、図4の(e)に示すように、光吸
収層11Kの形成されたパネル1の内面に、蛍光体と感
光性材料を主成分とする感光性蛍光体スラリを塗布し、
乾燥して感光性蛍光体スラリ層19を形成する。そし
て、この感光性蛍光体スラリ層19の形成されたパネル
1にシャドウマスク4を装着し、上述した露光装置を用
いて感光性蛍光体スラリ層19を露光し、感光性蛍光体
スラリ暦19にシャドウマスク4の円形状開孔14に対
応する円形状パターンを焼き付ける。
収層11Kの形成されたパネル1の内面に、蛍光体と感
光性材料を主成分とする感光性蛍光体スラリを塗布し、
乾燥して感光性蛍光体スラリ層19を形成する。そし
て、この感光性蛍光体スラリ層19の形成されたパネル
1にシャドウマスク4を装着し、上述した露光装置を用
いて感光性蛍光体スラリ層19を露光し、感光性蛍光体
スラリ暦19にシャドウマスク4の円形状開孔14に対
応する円形状パターンを焼き付ける。
【0038】続いて、図4の(f)に示すように、円形
状パターンが焼き付けられた感光性蛍光体スラリ層19
を現像して未感光部を除去し、光吸収層11Kの所定の
マトリクスホール17に円形ドット状の蛍光体層、たと
えば青色の蛍光体層11Bを形成する。
状パターンが焼き付けられた感光性蛍光体スラリ層19
を現像して未感光部を除去し、光吸収層11Kの所定の
マトリクスホール17に円形ドット状の蛍光体層、たと
えば青色の蛍光体層11Bを形成する。
【0039】さらに、この青色の蛍光体層11Bの形成
工程を、順次緑色蛍光体及び赤色蛍光体について繰返
し、図4の(g)に示すように、光吸収層11Kの所定
のマトリクスホール17に円形ドット状の緑色蛍光体層
11G及び赤色蛍光体層11Rを形成する。
工程を、順次緑色蛍光体及び赤色蛍光体について繰返
し、図4の(g)に示すように、光吸収層11Kの所定
のマトリクスホール17に円形ドット状の緑色蛍光体層
11G及び赤色蛍光体層11Rを形成する。
【0040】これらの工程により、パネル1の内面にド
ットマトリクス型蛍光体スクリーン2が形成される。上
述した蛍光体スクリーンの製造方法では、3色蛍光体層
がドット状に配列されたドットマトリクス型を例に説明
したが、3色蛍光体層がストライプ状に配列された蛍光
体スクリーンについても所定形状の開孔を有するシャド
ウマスクを装着することにより同様の製造方法で製造可
能である。
ットマトリクス型蛍光体スクリーン2が形成される。上
述した蛍光体スクリーンの製造方法では、3色蛍光体層
がドット状に配列されたドットマトリクス型を例に説明
したが、3色蛍光体層がストライプ状に配列された蛍光
体スクリーンについても所定形状の開孔を有するシャド
ウマスクを装着することにより同様の製造方法で製造可
能である。
【0041】上述したような製造方法によって製造され
た蛍光体スクリーンを備えたカラー陰極線管において、
白画面を表示したところ、均一で良好な画像を表示する
ことができた。
た蛍光体スクリーンを備えたカラー陰極線管において、
白画面を表示したところ、均一で良好な画像を表示する
ことができた。
【0042】上述したように、光源部41から放射され
た光の照射範囲をパネル1の有効領域1bに規制すると
ともに、光源部41側に向けて反射された反射光を吸収
する乱反射防止部材51を、光源部41に含まれる光源
47と支持台40との間の少なくとも1箇所に配置する
ことにより、パネル1の有効領域1b以外の面に光源4
7から放射された不要な紫外線光が照射されることが防
止できる。また、この乱反射防止部材51により、露光
装置内部において、光源47から放射された紫外線光の
一部が支持台40の裏面、各光学部材の表面などで光源
部から放射された紫外線光の一部が光源部47側に戻る
ように反射された乱反射光を吸収することができる。
た光の照射範囲をパネル1の有効領域1bに規制すると
ともに、光源部41側に向けて反射された反射光を吸収
する乱反射防止部材51を、光源部41に含まれる光源
47と支持台40との間の少なくとも1箇所に配置する
ことにより、パネル1の有効領域1b以外の面に光源4
7から放射された不要な紫外線光が照射されることが防
止できる。また、この乱反射防止部材51により、露光
装置内部において、光源47から放射された紫外線光の
一部が支持台40の裏面、各光学部材の表面などで光源
部から放射された紫外線光の一部が光源部47側に戻る
ように反射された乱反射光を吸収することができる。
【0043】したがって、パネル1の有効領域1bに配
置された感光性材料を露光する際に、不要な乱反射光に
よる感光性材料の不所望な露光を防止することができ、
所望サイズのドット状やストライプ状などのパターンを
形成することが可能となる。これにより、完成したカラ
ー陰極線管において、パネル1の有効領域1bに所望サ
イズの3色蛍光体層を有する蛍光体スクリーン3を形成
することが可能となり、それぞれの蛍光体層の輝度のば
らつきを抑え、結果として表示均一性が向上し、表示不
良の発生を防止することが可能となる。
置された感光性材料を露光する際に、不要な乱反射光に
よる感光性材料の不所望な露光を防止することができ、
所望サイズのドット状やストライプ状などのパターンを
形成することが可能となる。これにより、完成したカラ
ー陰極線管において、パネル1の有効領域1bに所望サ
イズの3色蛍光体層を有する蛍光体スクリーン3を形成
することが可能となり、それぞれの蛍光体層の輝度のば
らつきを抑え、結果として表示均一性が向上し、表示不
良の発生を防止することが可能となる。
【0044】上述した実施の形態では、乱反射防止部材
は、板状部材として、光源部41に含まれる光源47と
支持台との間の少なくとも1箇所に配置されたが、この
発明は、この形態に限定されるものではなく、種々変更
可能である。
は、板状部材として、光源部41に含まれる光源47と
支持台との間の少なくとも1箇所に配置されたが、この
発明は、この形態に限定されるものではなく、種々変更
可能である。
【0045】例えば、乱反射防止部材は、支持台40の
裏面、配光調整フィルター45、γ−ΔP補正レンズ4
4、ΔS補正レンズ43、ガラス板46の少なくとも一
方の主面に薄膜として設けても良い。
裏面、配光調整フィルター45、γ−ΔP補正レンズ4
4、ΔS補正レンズ43、ガラス板46の少なくとも一
方の主面に薄膜として設けても良い。
【0046】このような実施の形態であっても、図1に
示した実施の形態と同様の効果が得られる。
示した実施の形態と同様の効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、露光装置内部での乱反射を防止し、所望サイズのパ
ターンを有する蛍光体スクリーンを形成できるととも
に、カラー陰極線管での表示不良の発生を防止できる露
光装置、及び蛍光体スクリーンの形成方法を提供するこ
とができる。
ば、露光装置内部での乱反射を防止し、所望サイズのパ
ターンを有する蛍光体スクリーンを形成できるととも
に、カラー陰極線管での表示不良の発生を防止できる露
光装置、及び蛍光体スクリーンの形成方法を提供するこ
とができる。
【図1】図1は、この発明の一実施の形態に係るカラー
陰極線管蛍光面形成用露光装置の構成を概略的に示す図
である。
陰極線管蛍光面形成用露光装置の構成を概略的に示す図
である。
【図2】図2は、この実施の形態の露光装置を用いて形
成された蛍光体スクリーンを有するカラー陰極線管の構
造を概略的に示す水平断面図である。
成された蛍光体スクリーンを有するカラー陰極線管の構
造を概略的に示す水平断面図である。
【図3】図3の(a)は、図2に示したカラー陰極線管
の蛍光体スクリーンの構造を概略的に示す平面図であ
り、図3の(b)は、図3の(a)に示した蛍光体スク
リーンの構造を概略的に示す断面図である。
の蛍光体スクリーンの構造を概略的に示す平面図であ
り、図3の(b)は、図3の(a)に示した蛍光体スク
リーンの構造を概略的に示す断面図である。
【図4】図4の(a)及至(g)は、ドットマトリクス
型蛍光体スクリーンの主要形成工程を説明するための図
である
型蛍光体スクリーンの主要形成工程を説明するための図
である
1…パネル
1b…有効領域
2…ファンネル
3…蛍光体スクリーン
4…シャドウマスク
5…ネック
6(R、G、B)…電子ビーム
7…インライン型電子銃構体
8…偏向ヨーク
10…真空外囲器
11(R、G、B)…蛍光体層
11K…光吸収層
21…感光性材料
41…光源部
43…ΔS補正レンズ
44…γ−ΔP補正レンズ
45…配光調整フィルター
47…光源
51…乱反射防止部材
51a…開口部
Claims (4)
- 【請求項1】カラー陰極線管のパネル内面の有効領域に
塗布された感光性材料を露光する蛍光体スクリーン形成
用露光装置において、 前記感光性材料に対向してシャドウマスクを装着された
前記パネルを支持する支持台と、 前記支持台に支持された前記パネルの内面に塗布された
前記感光性材料に対して、前記シャドウマスクの開孔に
対応するパターンを焼き付ける光を照射する光源部と、 前記光源部から放射された光に所定の光学特性を付与す
る光学部材と、 前記光源部から放射された光の照射範囲を前記パネルの
有効領域に規制するとともに、前記光源部側に向けて反
射された反射光を吸収する乱反射防止部材と、 を備えたことを特徴とする露光装置。 - 【請求項2】前記乱反射防止部材は、前記光源部に含ま
れる光源と前記支持台との間に配置されたことを特徴と
する請求項1に記載の露光装置。 - 【請求項3】前記乱反射防止部材は、前記光源部に含ま
れる光源と前記支持台との間に配置された前記光学部材
の少なくとも一方の主面に設けられた薄膜であることを
特徴とする請求項1に記載の露光装置。 - 【請求項4】カラー陰極線管のパネル内面に感光性材料
を設け、 前記感光性材料に対向してシャドウマスクを装着された
前記パネルを支持台に支持し、 前記支持台に支持された前記パネルの内面に塗布された
前記感光性材料に向けて光源部から光を照射して、前記
シャドウマスクの開孔に対応するパターンを焼き付け、 前記感光性材料を現像する、パネル内面の有効領域に蛍
光体スクリーンを形成する蛍光体スクリーン形成方法に
おいて、 前記光源部と前記支持台との間に配置された乱反射防止
部材により、前記光源部から放射された光の照射範囲が
前記パネルの有効領域に規制されるとともに、前記光源
部側に向けて反射された反射光が吸収されることを特徴
とする蛍光体スクリーン形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001214364A JP2003031122A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 露光装置及び蛍光体スクリーン形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001214364A JP2003031122A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 露光装置及び蛍光体スクリーン形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003031122A true JP2003031122A (ja) | 2003-01-31 |
Family
ID=19049200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001214364A Pending JP2003031122A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 露光装置及び蛍光体スクリーン形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003031122A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101016577B1 (ko) | 2004-03-13 | 2011-02-22 | 삼성전자주식회사 | 노광 장치 및 방법 |
-
2001
- 2001-07-13 JP JP2001214364A patent/JP2003031122A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101016577B1 (ko) | 2004-03-13 | 2011-02-22 | 삼성전자주식회사 | 노광 장치 및 방법 |
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