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JP2003030020A - ファイルの情報表示方法およびファイル管理プログラム - Google Patents

ファイルの情報表示方法およびファイル管理プログラム

Info

Publication number
JP2003030020A
JP2003030020A JP2001215180A JP2001215180A JP2003030020A JP 2003030020 A JP2003030020 A JP 2003030020A JP 2001215180 A JP2001215180 A JP 2001215180A JP 2001215180 A JP2001215180 A JP 2001215180A JP 2003030020 A JP2003030020 A JP 2003030020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
information
local database
image
folder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001215180A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Kaneko
康彦 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001215180A priority Critical patent/JP2003030020A/ja
Publication of JP2003030020A publication Critical patent/JP2003030020A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータの記憶部に格納されたファイルの
情報を表示する際に、ファイルの情報を短時間で取得し
て表示する。 【解決手段】コンピュータの記憶部のうち指定されたフ
ォルダに格納されているファイルの情報を調査し(ステ
ップS2)、フォルダ内の情報を記録したローカルデー
タベースが存在しない場合は新規にローカルデータベー
スを作成する(ステップS16)。また、ファイルの情
報が現時点でのローカルデータベースと整合しないとき
は、その現時点でのローカルデータベースから、対応す
るデータを削除し(ステップS6)、作成(ステップS
7)、記録して(ステップS8)、ローカルデータベー
スをアップデートする。コンピュータの記憶部に格納さ
れたファイルの情報を表示する際に、ローカルデータベ
ースの情報に基づいてフォルダ内のファイルの情報をモ
ニタ画面に表示することで、ファイルの情報を短時間に
表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの記
憶部に格納されたファイルの情報を表示するファイルの
情報表示方法およびファイル管理プログラムに関し、特
に、画像データファイルの情報を短時間で取得して、そ
の結果を表示するファイルの情報表示方法およびファイ
ル管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの記憶部には通常複数のフ
ァイルが格納されており、これらのファイルはファイル
ごとに種々の情報を有している。
【0003】また、ファイルを管理するためにファイル
管理プログラムが利用されている。これらのファイル管
理プログラムは、ハードディスクの記憶部内に構成され
ているフォルダ(またはディレクトリ)を階層構造で表
示する機能、個々のファイルの詳細な情報を表示する機
能およびファイルのコピー、移動、削除等を行う機能等
を有する。
【0004】近時、画像データが利用される頻度が増え
ており、画像データファイルを専用に扱うことのできる
ファイル管理プログラムも実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ファイル管
理プログラムが特定の記憶部であるフォルダ内の各ファ
イルについての情報を表示するときに、各ファイルにつ
いての情報を取得するために、各ファイルの1つ1つに
ついてそのファイルの情報を取得することは効率が悪
い。
【0006】また、画像データファイルを扱うファイル
管理プログラムでは、画像データファイルの情報とし
て、ファイル名や作成日時等の文字情報を表示するだけ
では情報として不十分であり、その画像データファイル
で表される画像を縮小した、所謂サムネイル画像の一覧
を表示するようにしているものがある。ところが、この
ようにサムネイル画像を表示するためには、画像データ
ファイルを開き、画像を取得した後に縮小してサムネイ
ル画像を作成するという作業を個々の画像データファイ
ルについて行わなければならない。
【0007】画像データファイルは一般に大容量なの
で、多くの画像データファイルについてサムネイル画像
を作成するには比較的長い時間を要する。特に、同じフ
ォルダに対して複数回の情報表示を行おうとするときに
は、同じ処理を繰り返すこととなり非効率である。
【0008】本発明はこの種の課題を考慮してなされた
ものであり、コンピュータの記憶部に格納されたファイ
ルの情報を表示する際に、ファイルの情報を短時間で取
得して表示することを可能にするファイルの情報表示方
法およびファイル管理プログラムを提供することを目的
とする。
【0009】また、本発明は、コンピュータの記憶部に
格納された画像データファイルが表す画像の縮小画像を
表示する際に、縮小画像を短時間で取得して表示するこ
とを可能にするファイルの情報表示方法およびファイル
管理プログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るファイルの
情報表示方法は、コンピュータの記憶部に格納されてい
るファイルの情報表示方法において、前記記憶部のうち
指定された領域に格納されているファイルの情報を調査
する情報調査過程と、前記情報調査過程で取得したファ
イルの情報に基づいて、前記指定された領域に対応する
ローカルデータベースに、前記ファイルの情報に対応す
るデータを記録または削除するローカルデータベース更
新過程と、前記ローカルデータベースに記録されている
前記データを参照して、前記指定された領域に格納され
ているファイルの情報をモニタ画面に表示するファイル
一覧表示過程とを有することを特徴とする。
【0011】これにより、指定された領域に格納されて
いるファイルの情報は、自動的にローカルデータベース
に記録されていることとなるので、このローカルデータ
ベースを参照すればこれらのファイルに関する情報を短
時間で取得して表示することができる。
【0012】また、前記情報調査過程では、前記ファイ
ルのうち前記ローカルデータベースに記録されていない
新規のファイルまたは削除されたファイルのみの情報を
調査し、前記ローカルデータベース更新過程で、前記新
規のファイルまたは前記削除されたファイルのみの情報
に対応するデータを前記ローカルデータベースに記録ま
たは削除するするようにしてもよい。
【0013】そして、前記ファイルが、画像データファ
イルであるとき、前記情報調査過程では、前記画像デー
タファイルで表される画像を取得し、さらに、該画像の
縮小画像を作成し、前記ローカルデータベース更新過程
では、前記縮小画像を前記ローカルデータベースに記録
する。前記ファイル一覧表示過程では、前記画像データ
ファイルの情報として前記縮小画像を前記モニタ画面に
表示するようにしてもよい。
【0014】さらに、前記ローカルデータベース更新過
程で、前記ローカルデータベースに記録または削除する
データを前記指定された領域および該領域以外の領域に
格納されているファイルの情報に対応するデータを統合
的に記録する集中データベースにも記録または削除する
ようにしてもよい。
【0015】また、本発明に係るファイル管理プログラ
ムは、コンピュータの記憶部に格納されているファイル
の情報を表示させるファイル管理プログラムにおいて、
前記記憶部のうち指定された領域に格納されているファ
イルの情報を調査する情報調査機能と、前記情報調査機
能で取得したファイルの情報に基づいて、前記指定され
た領域に対応するローカルデータベースに、前記ファイ
ルの情報に対応するデータを記録または削除するローカ
ルデータベース更新機能と、前記ローカルデータベース
に記録されているデータを参照して、前記指定された領
域に格納されているファイルの情報をモニタ画面に表示
するファイル一覧表示機能とを実現させることを特徴と
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るファイルの情
報表示方法およびファイル管理プログラムの実施の形態
について図1〜図17を参照しながら説明する。
【0017】本実施の形態に係るファイルの情報表示方
法およびファイル管理プログラムは、基本的に、ファイ
ル管理プログラム10(図1参照)が実行されている画
面で、所望のフォルダ内の画像データファイルをサムネ
イル(画像や文書ファイルのデータのイメージを縮小し
て表示したもの)画像によって一覧表示させる際に、画
像データファイルそのものを開くことなく、過去に作成
したサムネイル画像をデータベースとして記録してお
き、このデータベースに記録されたサムネイル画像を再
度利用することにより、サムネイル画像表示の高速化を
図るものである。
【0018】図1に示すように、本実施の形態で使用す
るコンピュータシステム12は、バス13を介してコン
ピュータシステム12の全体の制御を行う制御手段とし
てのCPU14と、表示装置でありモニタ画面15(単
に画面15ともいう。)を有するモニタ16と、入力装
置であるキーボード18およびマウス20と、これらモ
ニタ16、キーボード18とマウス20との入出力制御
を行うインタフェース回路(IF)22と、記憶部とを
備える。この記憶部は、不揮発性記憶部のROM24
と、メモリ(RAM)26と、プログラム等を格納する
ハードディスク28と、外部記録媒体30aを制御する
記録媒体ドライブ30等を備える。
【0019】マウス20は、主要な操作を行う左ボタン
20aと、補助的な操作を行う右ボタン20bとを有す
る。
【0020】左ボタン20aを微小時間だけ押す操作を
クリックと規定する。また、左ボタン20aを押したま
まマウス20を移動させて所定の領域を選択したり、ア
イコン(モニタ画面上でファイル、周辺機器等をシンボ
ル化して表す小さな絵柄または絵記号。サムネイル画像
もアイコンの一種。)等の位置をモニタ画面15上で移
動させる操作をドラッグと規定する。ドラッグによりア
イコン等をモニタ画面15上で移動させ、モニタ画面1
5上の他のアイコンの上等で左ボタン20aを解放する
ことをドロップと規定する。
【0021】右ボタン20bは、代表的ないくつかの処
理を選択して実行させることのできる所謂ポップアップ
メニュー(図示せず)を表示させる機能を持つ。
【0022】なお、操作者の利き手によって、左ボタン
20aと右ボタン20bの機能を入れ替えることが可能
であり、さらに、マウス20は1ボタン式または3ボタ
ン式であってもよい。
【0023】RAM26は、画像等のデータを格納する
データ領域26aと、ハードディスク28に格納されて
いるアプリケーションプログラム等をロードするプログ
ラム領域26bとを有する。
【0024】ハードディスク28への記録は、図1に示
すように、複数のフォルダ34(34a、34b、…)
によって階層構造に区分されている。ハードディスク2
8には、ファイル管理プログラム10、OS11および
画像データファイルの情報が記録されている集中データ
ベース32が格納されるプログラムフォルダ34a、画
像データをまとめて格納する画像データフォルダ34
b、34c等が存在する。
【0025】図2に示すように、現時点では、画像デー
タフォルダ34bに、画像形式のファイル36a〜36
e、文書形式のファイル38、ローカルデータベース3
9が存在するものとする。ファイル36a〜36eの名
称は、順に「写真01」、「写真02」、「写真0
3」、「写真04」、「イメージ01」であり、文書形
式のファイル38の名称は「写真のメモ」であるとす
る。また、画像ファイル36a〜36eのデータ構造は
JPEG形式、TIFF形式、BMP形式および特定の
デジタルカメラの画像形式である特定デジタルカメラ形
式(以下、図2にも示しているように、XXX形式とい
う。)であるとする。
【0026】ここで、XXX形式は、デジタルカメラで
の撮影に対応した画像形式を架空的に呼称した画像形式
であり、各メーカによってその形式名が異なっている
が、この画像形式では、画像そのものの他にカメラ名
称、タイトルおよびコメントを記録することができる。
【0027】ローカルデータベース39は、ファイル管
理プログラム10が起動されていて、かつ、フォルダ3
4内に画像データファイルが存在することを前提条件と
して、メイン画面70(図6参照)でそのフォルダ34
を最初に開いたときにファイル管理プログラム10によ
り新規に作成される。
【0028】そして、ローカルデータベース39が作成
されているフォルダ34内の画像データファイルが、メ
イン画面70で他のフォルダ34等へ移動され、あるい
は削除されたときにファイル管理プログラム10によっ
て更新される。
【0029】また、後述するファイルの検索処理が行わ
れたときに、同様にローカルデータベース39が新規に
作成され、あるいは更新される。
【0030】ローカルデータベース39には、図12に
示すように、そのフォルダ34に格納されている画像デ
ータファイルのファイル名称、画像作成日時、その画像
データファイルが表す画像の縮小画像であるサムネイル
画像とが記録されている。
【0031】なお、図12に示すローカルデータベース
39は、図2に示したフォルダ34bに対応するローカ
ルデータベース39である。
【0032】図12に示すように、XXX形式の画像デ
ータファイルについては、カメラ名称、タイトルおよび
コメントの各文字情報も記録されている。これらの文字
情報は、デジタルカメラで撮影する際に自動的に付加さ
れるか、または撮影後に撮影者またはこのコンピュータ
システム12の操作者が任意に付加することができるも
のである。
【0033】一方、ハードディスク28内のプログラム
フォルダ34aに格納されている集中データベース32
は、図4に示すように、画像データファイルが格納され
ているフォルダごとに存在するローカルデータベース3
9を1つに統合したデータベースであり、各ローカルデ
ータベース39の情報と、その画像データファイルのあ
るフォルダの名称が記録されている。この集中データベ
ース32は、ファイル管理プログラム10に対して1つ
だけ存在するものであり、ファイル管理プログラム10
が認識できる任意の領域に格納が可能である。この実施
の形態ではプログラムフォルダ34aに格納するように
している。
【0034】図5に示すように、ファイル管理プログラ
ム10は、所定のフォルダ内のファイルをモニタ画面1
5に表示するファイル一覧表示機能52と、マウス20
の操作によって所望のファイルを選択するファイル選択
機能54と、ファイルの属性および情報を調べるファイ
ル属性取得機能(情報調査機能)56と、ファイルをコ
ピー、移動または削除するファイル処理機能58と、モ
ニタ画面15に必要な情報を表示する画面作成表示機能
60と、所定のファイルを検索するファイル検索機能6
2と、ローカルデータベース39に画像データファイル
の情報を記録または削除するローカルデータベース更新
機能64と、集中データベース32にローカルデータベ
ース39の情報を反映させる集中データベース更新機能
66と、画像データファイルが表す画像のサムネイル画
像を作成するサムネイル画像作成機能68とを有する。
【0035】これらの各機能は、ファイル管理プログラ
ム10内にオブジェクト(またはクラス)として組み込
まれていてもよいし、形式上は別プログラムとして存在
し、必要に応じてメモリ26のプログラム領域26bに
ロードし、不要時にはプログラム領域26bから破棄す
るような実行形態にしてもよい。また、これらの機能は
他のプログラムと共有して利用されるものであってもよ
い。
【0036】OS11は、コンピュータシステム12全
体を制御する機能を持ち、ファイル管理プログラム10
等のアプリケーションプログラムを起動させる。また、
アプリケーションプログラムからの要求によりモニタ画
面15に必要な文字列および画像を表示し、メモリ2
6、マウス20、キーボード18、ハードディスク28
の状態およびデータの授受について仲介を行う。
【0037】さらに、ファイル管理プログラム10は、
主にメイン画面70(図6参照)と、種々の条件を設定
するための条件設定画面(図示せず)と、ファイル検索
画面90(図7および図8参照)の3つの画面表示機能
を備え、処理に応じて3つの画面を切り替えてモニタ画
面15に表示する。
【0038】図6に示すように、モニタ画面15上に表
示される主要な画面であるメイン画面70は、上部のツ
ールバー領域72と、左下部のフォルダリスト表示領域
74と、サムネイル画像表示領域76とから構成される
画面であり、モニタ画面15上の全面または一区画の領
域に表示される。
【0039】モニタ画面15上に表示されているマウス
カーソル40は、OS11の機能によって、マウス20
の動きに連動してモニタ画面15上を移動するカーソル
であり、アプリケーションプログラムの画面において処
理の内容を選択し実行させる機能を持つ。
【0040】ツールバー領域72は、条件設定画面を表
示させる条件設定ボタン78と、ファイル検索画面90
を表示させる検索ボタン80と、サムネイル画像表示領
域76に表示されるサムネイル画像のサイズを選択設定
する画像サイズ設定コンボボックス(画像サイズ設定領
域)82と、ファイル管理プログラム10を終了させる
終了ボタン83とを有する。
【0041】なお、条件設定ボタン78、検索ボタン8
0、終了ボタン83および後述する検索開始ボタン10
0、中止ボタン102、終了ボタン104、参照ボタン
116は、マウス20の左ボタン20aおよび右ボタン
20b等の物理的なボタンとは異なり、画面に存在する
架空のボタンであり、クリックによってファイル管理プ
ログラム10に指示を与えるものである。
【0042】フォルダリスト表示領域74は、ハードデ
ィスク28、記録媒体ドライブ30等のフォルダを階層
構造のアイコンで表示する領域であり、表示されている
アイコンのうちいずれか1つをマウスカーソル40で選
択することができる。図6の例では、画像データフォル
ダ34bの「画像データ」フォルダが選択されており、
対応するアイコンの色が変更されていることをハッチン
グで表している。
【0043】サムネイル画像表示領域76は、フォルダ
リスト表示領域74で選択された画像データフォルダ3
4b内に格納されている画像データファイルをサムネイ
ル画像として表示する領域であり、サムネイル画像とフ
ァイル名称(「写真01」等)が表示される。また、サ
ムネイル画像表示領域76の上部には、フォルダパス表
示部84があり、選択されている画像データフォルダ3
4bのパス(格納されている領域の名称を、上位フォル
ダの名称をも含めて表示する形式)が表示される。図6
の例では、パスとして「画像データ」が表示されてい
る。
【0044】図7に示すように、検索ボタン80をクリ
ックすることで表示されるファイル検索画面90は、
「項目とフォルダ」タブ92と「検索する対象」タブ9
4をクリックすることにより表示が切り替わるタブ領域
96(96a、96b)と、検索結果を表示する検索結
果表示領域98と、検索開始を指示する検索開始ボタン
100と、検索を途中で中止させる中止ボタン102
と、ファイル検索画面90を終了してメイン画面70に
戻る終了ボタン104とから構成される。
【0045】「項目とフォルダ」タブ92がクリックさ
れると、検索しようとするファイルの名称や検索するフ
ォルダを指定するための第1タブ領域96aが表示され
る。第1タブ領域96aは、検索しようとする項目を指
定する項目コンボボックス106と、検索する文字列を
指定する文字列エディット部108と、英数字を検索す
るときに大文字と小文字を区別するか否かを指定するチ
ェック110と、検索するフォルダを限定的に指定する
フォルダエディット部114と、フォルダエディット部
114で指定するフォルダ名称をクリック操作によって
指定することのできる参照ボタン116と、フォルダエ
ディット部114で指定したフォルダの下層のフォルダ
(サブフォルダ)を同時に検索するか否かを指定するチ
ェック118と、ファイルの日付属性まで絞り込んで検
索を行う指定をするチェック130とを備える。
【0046】また第1タブ領域96aは、チェック13
0により日付属性まで絞り込んで検索を行う指定がなさ
れているときに、検索を開始する日付を設定する検索開
始日エディット部132と、検索を終了する日付を設定
する検索終了日エディット部134と、検索しようとす
る日付の種類(撮影日時、作成日時、更新日時およびア
クセス日時等)を指定する日付種類指定コンボボックス
136を備える。
【0047】チェック110、118、130および後
述するチェック120、122、124、126、12
8は、クリックするたびに、略「V」字状のチェックマ
ークが表示または非表示に切り替わる。チェックマーク
が表示されているときは、対応する処理が設定されてい
ることを示し、非表示のときは無効であることを示す。
【0048】「検索する対象」タブ94がクリックされ
ると、検索するファイルの種類を指定するための第2タ
ブ領域96b(図8参照)が表示される。第2タブ領域
96bには、JPEG形式のファイルを検出するように
指定するチェック120と、TIFF形式のファイルを
検出すように指定するチェック122と、BMP形式の
ファイルを検出するように指定するチェック124と、
XXX形式のファイルを検出するように指定するチェッ
ク126と、JPEG、TIFF、BMP、XXX形式
以外の画像ファイルを検出するように指定するチェック
128とを備える。
【0049】検索結果表示領域98は、第1および第2
タブ領域96a、96bで指定した検索条件に従って検
索した結果を表示する領域であり、検出したファイルの
名称、格納されているフォルダ、ファイルのサイズ、フ
ァイルの種類および更新日時が表示される。
【0050】このように構成されるファイル管理プログ
ラム10のさらに詳細な内容と、このファイル管理プロ
グラム10を用いたファイルの情報表示方法について図
10〜図14を参照しながら説明する。
【0051】まず、図10のステップS1において、コ
ンピュータシステム12の操作者はOS11の操作方法
に基づいて、ファイル管理プログラム10を起動させ
る。OS11はハードディスク28に格納されているフ
ァイル管理プログラム10をメモリ26のプログラム領
域26bにロードして実行する。
【0052】ファイル管理プログラム10は、最初に、
画面作成表示機能60によって、メイン画面70(図6
参照)に関する情報をOS11に受け渡し、メイン画面
70を表示させる。
【0053】次に、ステップS2において、操作者はフ
ォルダリスト表示領域74で、所望のフォルダ34をク
リックして選択する。OS11は、このクリックを検出
すると、そのフォルダ34のパスを検出し、ファイル管
理プログラム10へ通知する。
【0054】ファイル管理プログラム10では、ファイ
ル属性取得機能56によりOS11から受け取ったパス
に対して取得する必要のあるパラメータを付加し、OS
11に指定フォルダ内のファイル属性の通知を要求す
る。これに対する応答結果は、画像データフォルダ34
bについて言えば、図2に示すファイルの属性情報とな
り、これをデータ領域26aに記憶する。
【0055】次に、ステップS3において、ステップS
2の応答結果の中にローカルデータベース39が存在す
るか否かを調べて、ローカルデータベース39が存在す
るならば次のステップS4へ移り、存在しなければステ
ップS16へ移る。
【0056】ステップS4において、ローカルデータベ
ース39を開き、取得した情報をデータ領域26aに記
憶する。ここでは、図3に示す情報を取得したものとす
る。
【0057】次に、ステップS5において、現時点での
ローカルデータベース39に記憶されている情報と、ス
テップS2で取得したファイルの属性情報とを比較し
て、画像データファイルの存在の有無について確認す
る。比較した結果、画像データファイルについて差異が
なければステップS9へ移り、差異がある場合は次のス
テップS6へ移る。
【0058】例えば、図2のファイルの属性情報と図3
のローカルデータベース39の内容とを比較すると、図
2のファイルの属性情報に存在する「写真02」は、現
時点でのローカルデータベース39に存在せず、また、
現時点でのローカルデータベース39に存在する「イメ
ージ02」はファイルの属性情報に存在しないのでステ
ップS6に移る。
【0059】つまり、「写真02」は、ローカルデータ
ベース39が最初に作成され、または更新された時点か
ら現時点までの間に他のアプリケーションプログラムに
よって画像データフォルダ34bに追加された画像デー
タファイルであり、同様に「イメージ02」は、その間
に削除された画像データファイルであるということが分
かる。
【0060】ステップS6において、ローカルデータベ
ース39に削除されたファイルのデータが残っているな
らば、ローカルデータベース更新機能64により、その
ファイルに対応するデータを削除する。例えば、図2お
よび図3に示す例では「イメージ02」のデータを現時
点でのローカルデータベース39から削除してローカル
データベース39の内容を更新する。同時に集中データ
ベース32についても集中データベース更新機能66に
よって「イメージ02」のデータを削除する。
【0061】次に、ステップS7において、サムネイル
画像作成機能68により、ローカルデータベース39に
記録されていない画像データファイル、この場合「写真
02」の画像データファイルについてサムネイル画像を
作成する。ここで作成するサムネイル画像は、初期設定
値(例えば96×96[dot])のサイズに設定す
る。
【0062】次に、ステップS8において、ローカルデ
ータベース更新機能64により、現時点でのローカルデ
ータベース39に記録されていない画像データファイル
についてのデータ(属性情報)を記録する。例えば、
「写真02」についてのデータは、ファイルの属性情報
からファイル名「写真02」、更新日時「2001/7
/2」およびステップS7で作成したサムネイル画像を
ファイルの内容を要約して表すデータとして記録する。
また、XXX形式の画像データファイルについては、フ
ァイル属性取得機能56により、画像データファイルか
ら直接的にカメラ名称、タイトルおよびコメントの文字
情報を取得し、これらの文字情報もデータとしてローカ
ルデータベース39に記録する。
【0063】このようにして、図3に示す更新前のロー
カルデータベース39から「イメージ02」のデータを
削除し、「写真02」のデータを記録した状態の更新後
のローカルデータベース39の内容を図12に示す。
【0064】またこのとき、図13に示すように、これ
らのデータおよびフォルダ名称を集中データベース更新
機能66により、集中データベース32にも記録する。
【0065】このようにして、図4に示す更新前の集中
データベース32が図13に示す更新後の集中データベ
ース32に訂正される。
【0066】次に、ステップS9において、ファイル一
覧表示機能52は、ローカルデータベース39に記録さ
れたサムネイル画像を前記画像サイズ設定コンボボック
ス82(図6参照)で設定されているサイズになるよう
にサムネイル画像を作成し、OS11を介して、サムネ
イル画像表示領域76に表示する。また、それぞれのサ
ムネイル画像の下部にファイル名称を表示する。
【0067】画像サイズ設定コンボボックス82で選択
設定できるサムネイル画像のサイズは、96×96[d
ot]、64×64[dot]、32×32[dot]
の3種類となっており、ローカルデータベース39に記
録されているサムネイル画像は96×96[dot]で
あることから、単にそのままの大きさで表示するか、2
/3または1/3に画素を間引いて表示すればよいの
で、作成処理時間は短くて済む。
【0068】また、画像サイズ設定コンボボックス82
をマウスカーソル40により操作して、画像表示サイズ
を変更したときは、サムネイル画像表示領域76に表示
されているサムネイル画像のサイズを変更する。このと
きもローカルデータベース39に記録されている96×
96[dot]のサムネイル画像に基づいて新しいサム
ネイル画像を作成するので、個々の画像データファイル
から画像を直接取得する必要がなく、短時間に表示され
ているサムネイル画像のサイズを変更することができ
る。
【0069】なお、これらのサムネイル画像は、対応す
るファイルを示すアイコンとして機能する。
【0070】この場合、このファイル管理プログラム1
0では、文書形式のファイル38が除外されるので、画
像データだけが選別して表示されて、管理しやすい。ま
た、画像データが複数の異なる形式であっても、ファイ
ル一覧表示機能52は、同様の処理によってサムネイル
画像を作成するので、操作者はデータ形式を意識する必
要がない。
【0071】次に、図11のステップS10において、
操作者は、表示されたサムネイル画像を確認して、コピ
ー、移動または削除しようとするファイルに対応するサ
ムネイル画像またはファイルの名称が表示されている箇
所をクリック、またはドラッグすることにより選択す
る。つまり、対象のファイルが1つならばクリックによ
り選択し、複数であるならば対象サムネイル画像を囲む
ようにドラッグを行う。
【0072】ドラッグ操作で選択する場合、OS11
は、マウス20の操作がドラッグ中であるという情報
と、マウスカーソル40が示す画面の座標情報とをファ
イル管理プログラム10に微小時間ごとに通知する。こ
れを受けたファイル管理プログラム10のファイル選択
機能54は、ドラッグで指定される範囲のサムネイル画
像に選択枠を表示する。この選択枠は、ファイルの名称
部分を含むように表示してもよい。
【0073】操作者は、指定のファイルをドラッグによ
って選択すると、一度左ボタン20aを解放する。左ボ
タン20aが解放されたという情報もOS11を介して
ファイル管理プログラム10に伝えられるので、ファイ
ル選択機能54は最終的に指定されたファイルを認識す
る。
【0074】例えば、図14に示す例では点P0から点
P1までドラッグを行ったので、格納されている画像の
内容、それぞれ「山」、「料理」、「車」および「時
計」についての4つのファイル36a、36b、36d
および36eを選択したことを認識する。
【0075】次に、ステップS11において、操作者は
選択したファイルをコピー、移動または削除するため
に、選択して選択枠が付加されているサムネイル画像の
うちいずれか1つにマウスカーソル40を合わせ、その
箇所から再度ドラッグを開始する。
【0076】次に、ステップS12において、選択した
ファイルに対してコピー等の処理を行う。これらの処理
は、ドラッグしたままマウスカーソル40をフォルダリ
スト表示領域74の所定のフォルダ34に合わせてドロ
ップすることにより行われる。
【0077】例えば、別のフォルダ34cにコピーを行
う場合は、フォルダリスト表示領域74に表示されてい
るフォルダ34cのアイコンにマウスカーソル40の矢
印部を合わせてドロップする。
【0078】また例えば、キーボード18の特定のキー
の入力状態によって、コピー処理を移動処理に変更す
る。
【0079】さらにまた、フォルダ34のうちファイル
の削除を行う特殊な属性のフォルダ34dが存在すると
き、このフォルダ34dにマウスカーソル40を合わせ
たときは、コピー処理を削除の処理に変更する。
【0080】処理がコピーであればステップS13、移
動であればステップS14へ移り削除であればステップ
S15へ移る。
【0081】コピーの処理のステップS13において
は、適当なフォルダ34にマウスカーソル40を合わせ
た状態でドロップすると、ドロップしたという情報がO
S11を介してファイル管理プログラム10に伝えられ
るので、ファイル管理プログラム10のファイル処理機
能58は、選択されているファイル36a、36b、3
6d、36eに対してコピーを行う。具体的には、ファ
イル36a、36b、36d、36eの名称と処理内容
とをOS11に通知し処理の実行を要求する。
【0082】さらに、これらのファイル36a、36
b、36d、36eに関するローカルデータベース39
のデータをコピー先の別のローカルデータベースにコピ
ーし記録する。
【0083】ファイルの移動のステップS14において
は、ファイルのコピーのステップS13の処理と同様
に、選択されているファイル36a、36b、36d、
36eに対して、ファイル処理機能58により移動の処
理を行う。
【0084】さらに、これらのファイル36a、36
b、36d、36eに関するローカルデータベース39
の情報を移動先の別のローカルデータベースにコピーし
記録するとともに、移動元側のローカルデータベース3
9からファイル36a、36b、36d、36eに関す
るデータを削除する。
【0085】ファイルの削除のステップS15において
は、ファイルのコピーのステップS13の処理と同様
に、選択されているファイル36a、36b、36d、
36eに対して、ファイル処理機能58により削除の処
理を行う。
【0086】そして、移動元側のローカルデータベース
39からファイル36a、36b、36d、36eに関
するデータを削除する。
【0087】なお、ステップS13、S14およびS1
5のコピー、移動および削除の処理においては、コピー
(または移動、削除)元のローカルデータベース39、
コピー(または移動)先のローカルデータベースを更新
する際に、同様のデータを集中データベース32にも記
録、削除し、ローカルデータベース39の内容は常に集
中データベース32に対しても反映されている状態にす
る。
【0088】ステップS3の条件判断において、ローカ
ルデータベース39が存在しなかったときは、ステップ
S16において、ローカルデータベース更新機能64に
より、新規にローカルデータベース39を作成する。す
なわち、ステップS2で取得したフォルダの情報から画
像データファイルの情報を抽出して、これらの画像デー
タファイルの全てについて、ステップS7およびS8と
同様の処理を行うことによりローカルデータベース39
を作成する。
【0089】また、これにより得られた情報は、集中デ
ータベース更新機能66により、集中データベース32
にも同時に記録する。
【0090】ローカルデータベース39が作成された
後、ステップS9へ移る。
【0091】このように本実施の形態では、画像データ
ファイルが存在する各フォルダ34に、画像データファ
イルが表す画像のサムネイル画像を記録するローカルデ
ータベース39を設けることにより、そのフォルダ34
の画像データファイルの一覧をサムネイル画像として表
示するときに、ローカルデータベース39に記録された
サムネイル画像を利用することにより、短時間で表示を
行うことができる。
【0092】また、ローカルデータベース39には、サ
ムネイル画像以外にも、ファイルに関する種々の情報を
記録しておき、これらの情報を表示させる際にローカル
データベース39を参照して表示するようにすれば、短
時間で表示を行うことができる。
【0093】さらに、フォルダ内に存在するファイルを
OS11の機能によって確認し、ローカルデータベース
39のデータと照合するので、他のアプリケーションソ
フトによって、画像データファイルが追加あるいは削除
された場合であっても、誤った情報またはサムネイル画
像を表示してしまうことがない。
【0094】そして、画像データファイルがコピー、移
動および削除された場合でも、その内容は逐次ローカル
データベース39と集中データベース32に反映させる
ので、常にデータが整合している。
【0095】次に、特定の画像データファイルを検索す
る検索処理について図15〜図17を参照しながら説明
する。なお、ファイル管理プログラム10は、前記ステ
ップS1と同じ手順によって起動されているものとす
る。
【0096】図15のステップS101において、メイ
ン画面70で検索ボタン80をクリックして画像ファイ
ル検索画面90(図7および図8参照)に移る。
【0097】次に、ステップS102において、第1タ
ブ領域96aの項目コンボボックス106で検索する項
目を選択する。この項目コンボボックス106では、こ
の部分をクリックすることにより、図17に示すよう
に、画像データファイルの名称である「ファイルの名
称」、XXX形式の画像データファイルに記録されてい
る「カメラ名称」、「タイトル」および「コメント」の
各項目が択一的に選択できるよになっている。
【0098】次に、ステップS103において、検索す
る文字列を文字列エディット部108に入力する。
【0099】次に、ステップS104において、文字列
エディット部108に入力した文字列に基づいて検索を
行うときに、英数字の大文字と小文字を区別するか否か
をチェック110に指定する。大文字と小文字の区別を
行うときはチェックマークを表示状態とし、無効にする
ときは非表示状態とする。以下のチェックの指定につい
ても同様にチェックマークの表示状態が有効指定であ
り、非表示状態が無効指定を示すものとする。
【0100】次に、ステップS105において、ファイ
ルの日付情報まで絞り込むか否かをチェック130に指
定する。
【0101】チェック130を有効にするときには、さ
らに、検索開始日エディット部132および検索終了日
エディット部134に検索の開始日付と終了日付とを入
力する。また、日付の種類を日付種類指定コンボボック
ス136において設定する。日付の種類は、上述したよ
うに、作成日時、更新日時およびアクセス日時等であ
り、これらの日付の種類はOS11により管理されてい
る。また、画像データファイルがXXX形式である場合
には撮影日時に関しても検索が可能である。
【0102】なお、チェック130が無効の設定になっ
ているときには、検索開始日エディット部132、検索
終了日エディット部134および日付種類指定コンボボ
ックス136も無効であることから、第1タブ領域96
a上で非表示にしてもよい。
【0103】次に、ステップS106において、検索す
るフォルダの名称をフォルダエディット部114に入力
する。つまり、後述するように、実際の検索は集中デー
タベース32を参照しながら高速で検索することが可能
であるが、検索する範囲を狭めた方がより速く検索を行
うことができ、また、表示される検索結果の数も絞り込
むことができる。従って、予め検索する画像データファ
イルの格納領域がある程度分かっているときは、このフ
ォルダエディット部114にそのフォルダの名称を入力
することにより、検索範囲を限定させる。
【0104】また、このフォルダエディット部114に
直接キー入力することも可能であるが、参照ボタン11
6をクリックして表示されるフォルダ選択リスト(図示
せず)から指定のフォルダを選択指定してもよい。この
とき指定したフォルダの名称は、自動的にフォルダエデ
ィット部114に表示されて有効になる。
【0105】フォルダエディット部114は、初期状態
においては、ハードディスク28の全てを検索する指定
になっている。
【0106】次に、ステップS107において、フォル
ダエディット部114で指定したフォルダのサブフォル
ダについて同時に検索を行うか否かをチェック118に
指定する。
【0107】次に、ステップS108において、「検索
する対象」タブ94をクリックしてタブ領域96を第1
タブ領域96aから第2タブ領域96bに切り替える。
【0108】次に、ステップS109において、検索す
る画像データファイルの種類について、チェック12
0、122、124、126、128についてそれぞれ
指定を行う。つまり、検索しようとする画像データファ
イルの形式がJPEG形式、TIFF形式、BMP形
式、XXX形式またはその他の画像形式にそれぞれ対応
するチェック120、122、124、126、128
にチェックマークを表示させる。チェック120、12
2、124、126、128は1つ以上が指定されてい
ればよく、例えば、画像形式が不明であるときは全てを
指定しておけばよい。
【0109】また、XXX形式を表すチェック126が
非設定であるときは、他の画像データ形式では文字列情
報を有していないことから、項目コンボボックス106
で指定した「カメラ名称」、「タイトル」および「コメ
ント」については無効になる。
【0110】次に、図16のステップS110におい
て、検索開始ボタン100をクリックして検索を開始す
る。
【0111】検索開始ボタン100がクリックされる
と、集中データベース32(図4参照)を開いて、フォ
ルダエディット部114およびチェック118で指定さ
れるフォルダ(検索領域)の情報が集中データベース3
2に記録されているか否かを確認し、記録されていれば
ステップS112へ進み、記録されていなければ次のス
テップS111へ移る。
【0112】ステップS111において、指定したフォ
ルダにローカルデータベース39があるか否かを確認す
る。ローカルデータベース39が存在すれば、その情報
を全て集中データベース32にコピーし、ローカルデー
タベース39が存在しなければ、前記ステップS16と
同様の処理を行ってローカルデータベース39を新規に
作成するとともに、そのデータを集中データベース32
にも記録する。
【0113】次に、ステップS112において、ファイ
ル検索機能62により、第1および第2タブ領域96a
および96bで指定した所定の検索条件に合致するデー
タを集中データベース32から検索する。
【0114】例えば、検索条件が図7および図8に示す
ように、第1タブ領域96aでは、項目コンボボックス
106が「カメラ名称」、文字列エディット部108が
「Camera01」、フォルダエディット部114が
「画像データ」、大文字と小文字を区別するか否かを指
定するチェック110が設定状態、ファイルの日付属性
で絞り込むか否かを指定するチェック130とサブフォ
ルダを同時に検索するか否かを指定するチェック118
がそれぞれ非設定状態であり、また第2タブ領域96b
では、検索対象の画像データ形式がXXX形式であるチ
ェック126が設定状態であったとする。その場合、図
13に示す集中データベース32の内容を参照すれば、
「写真02」および「写真03」が検索対象であること
が分かる。
【0115】このとき、大文字と小文字を区別しないで
比較するので「Camera01」と「camera0
1」は同一視される。また、検索するフォルダを「画像
データ」フォルダに限定しているので、他のフォルダの
画像データファイルは無視される。また、XXX形式以
外のデータ形式の画像データファイルは、「カメラ名
称」の項目がないので無視される。
【0116】さらにまた、文字列の検索条件は完全一致
である必要はなく、部分一致であれば検索条件に合致す
ることとしているので、例えば、「01」なる文字列で
検索しても「camera01」の文字列と一致すると
判断され、同様の結果を得ることができる。
【0117】なお、ここでは、1つのフォルダ34bの
「画像データ」だけについて検索する例を説明したが、
フォルダ34bのサブフォルダも同時に検索するという
条件(チェック118)であっても、集中データベース
32を参照するだけで短時間で検索を行うことができる
ことはもちろんである。
【0118】また、通常この検索は高速で行われるが、
なんらかの要因により検索時間が長いときには、中止ボ
タン102をクリックすることにより検索を中止させる
ことができる。
【0119】次に、ステップS113において、ステッ
プS112にて検索して得られた結果を検索結果表示領
域98に表示する(図9参照)。
【0120】図9に示すように、表示する項目は、ファ
イル名称、ファイルがある場所、サイズ、種類、更新日
時について表示する。また、カメラ名称、タイトル、コ
メントおよびサムネイル画像を表示するように設定して
もよい。
【0121】また、表示された項目のうち、所望の画像
データファイルの項目をクリックすることにより、その
画像データファイルを開いて画像を表示させることがで
きる。
【0122】そして、検索結果を確認したならば、終了
ボタン104をクリックすることにより、ファイル検索
画面90を終了させてメイン画面70に戻る。
【0123】そして、ファイル管理プログラム10を終
了するときは、メイン画面70で終了ボタン83をクリ
ックする。ファイル管理プログラム10は、OS11に
終了要求をする。終了要求を受けたOS11は、メイン
画面70を画面から消去し、さらにファイル管理プログ
ラム10をメモリ26のプログラム領域26bから解放
して終了させる。
【0124】このように、本実施の形態では、画像デー
タファイルを記憶部の中から検索する際に、集中データ
ベース32に記録されているデータから検索するように
したので、指定のフォルダにサブフォルダが多く存在す
る場合であって、そのサブフォルダをも検索する条件で
あっても、個々のフォルダに存在する画像データファイ
ルを全て検索する必要はない。従って、集中データベー
ス32を参照するだけで検索を行うことができるので、
短時間に検索結果を表示することができる。
【0125】また、画像データファイルをコピー、移動
および削除した場合でも、その内容は逐次ローカルデー
タベース39と集中データベース32に反映させるの
で、常にデータが整合しており、正しい検索結果を表示
することができる。
【0126】上述の実施の形態では、1つの集中データ
ベース32と、各フォルダごとに1つずつ設けられるロ
ーカルデータベース39を利用して画像データファイル
の情報を表示または検索する例について説明したが、画
像データファイルが格納されている記憶媒体がMOのよ
うな読み込み速度が低速なものや、CD−ROMのよう
な書き込みが不能である場合には、ローカルデータベー
ス39を省略して、データの読み書きが高速であるハー
ドディスク28に集中データベース32だけを設けて、
処理の高速化を図るようにしてもよい。この場合、画像
データファイルの情報を表示させるときには集中データ
ベース32を参照するとよい。
【0127】また、ローカルデータベース39および集
中データベース32は、それぞれ独立した1つのデータ
ベースとして説明したが、相互に関連づけられた複数の
データベースから構成される、所謂、リレーショナルデ
ータベース等であってもよい。
【0128】さらに、処理方法は図10、図11、図1
5および図16に示すように一連の流れに沿って行う例
を示したが、OS11からメッセージを受け取るたび
に、特定の処理を実行するような、所謂、イベントドリ
ブン形式で実行してもよい。
【0129】ファイル管理プログラム10は、静止画像
ファイル専用のプログラムに限らず、例えば、動画デー
タ、音声データ、文書データ等のファイルに適用しても
よい。
【0130】さらにまた、この発明に係るファイルの情
報表示方法およびファイル管理プログラムは、上述の実
施の形態例に限らず、この発明の要旨を逸脱することな
く、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0131】
【発明の効果】本発明に係るファイルの情報表示方法お
よびファイル管理プログラムでは、コンピュータの記憶
部に格納されたファイルの情報を表示する際に、ファイ
ルの情報を短時間で取得して表示することができるとい
う効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータシステムの構成を示すブロック図
である。
【図2】画像データフォルダ内に存在するファイルの属
性を示す説明図である。
【図3】ローカルデータベースの内容を示す説明図であ
る。
【図4】集中データベースの内容を示す説明図である。
【図5】ファイル管理プログラムとOSの関係を示すブ
ロック図である。
【図6】ファイル管理プログラムのメイン画面を示す説
明図である。
【図7】ファイル検索画面で、第1タブ領域が表示され
ている状態を示す説明図である。
【図8】ファイル検索画面で、第2タブ領域が表示され
ている状態を示す説明図である。
【図9】ファイル検索画面で、検索結果が表示されてい
る状態を示す説明図である。
【図10】ファイルの情報表示方法の手順を示すフロー
チャート(その1)である。
【図11】ファイルの情報表示方法の手順を示すフロー
チャート(その2)である。
【図12】ローカルデータベースのデータが削除および
記録された内容を示す説明図である。
【図13】集中データベースのデータが削除および記録
された内容を示す説明図である。
【図14】ファイル管理プログラムのメイン画面で、フ
ァイルを選択する様子を示す説明図である。
【図15】画像ファイルの検索方法の手順を示すフロー
チャート(その1)である。
【図16】画像ファイルの検索方法の手順を示すフロー
チャート(その2)である。
【図17】項目コンボボックスによって検索する項目を
選択している状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10…ファイル管理プログラム 11…OS 12…コンピュータシステム 13…バス 14…CPU 16…モニタ 18…キーボード 20…マウス 26…メモリ(RAM) 28…ハードディス
ク 32…集中データベース 34…フォルダ 36a〜36e…画像ファイル 39…ローカルデー
タベース 40…マウスカーソル 52…ファイル一覧
表示機能 54…ファイル選択機能 56…ファイル属性
取得機能 58…ファイル処理機能 60…画面作成表示
機能 62…ファイル検索機能 64…ローカルデー
タベース更新機能 66…集中データベース更新機能 68…サムネイル画
像作成機能 70…メイン画面 72…ツールバー領
域 74…フォルダリスト表示領域 76…サムネイル画
像表示領域 90…ファイル検索画面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータの記憶部に格納されているフ
    ァイルの情報表示方法において、 前記記憶部のうち指定された領域に格納されているファ
    イルの情報を調査する情報調査過程と、 前記情報調査過程で取得したファイルの情報に基づい
    て、前記指定された領域に対応するローカルデータベー
    スに、前記ファイルの情報に対応するデータを記録また
    は削除するローカルデータベース更新過程と、 前記ローカルデータベースに記録されている前記データ
    を参照して、前記指定された領域に格納されているファ
    イルの情報をモニタ画面に表示するファイル一覧表示過
    程とを有することを特徴とするファイルの情報表示方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のファイルの情報表示方法に
    おいて、 前記情報調査過程で、前記ファイルのうち前記ローカル
    データベースに記録されていない新規のファイルまたは
    削除されたファイルのみの情報を調査し、 前記ローカルデータベース更新過程で、前記新規のファ
    イルまたは前記削除されたファイルのみの情報に対応す
    るデータを前記ローカルデータベースに記録または削除
    することを特徴とするファイルの情報表示方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のファイルの情報表
    示方法において、 前記ファイルが、画像データファイルであるとき、前記
    情報調査過程で、前記画像データファイルで表される画
    像を取得し、さらに、該画像の縮小画像を作成し、 前記ローカルデータベース更新過程で、前記縮小画像を
    前記ローカルデータベースに記録し、 前記ファイル一覧表示過程で、前記画像データファイル
    の情報として前記縮小画像を前記モニタ画面に表示する
    ことを特徴とするファイルの情報表示方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載のファ
    イルの情報表示方法において、 前記ローカルデータベース更新過程で、前記ローカルデ
    ータベースに記録または削除するデータを前記指定され
    た領域および該領域以外の領域に格納されているファイ
    ルの情報に対応するデータを統合的に記録する集中デー
    タベースにも記録または削除することを特徴とするファ
    イルの情報表示方法。
  5. 【請求項5】コンピュータの記憶部に格納されているフ
    ァイルの情報を表示させるファイル管理プログラムにお
    いて、 前記記憶部のうち指定された領域に格納されているファ
    イルの情報を調査する情報調査機能と、 前記情報調査機能で取得したファイルの情報に基づい
    て、前記指定された領域に対応するローカルデータベー
    スに、前記ファイルの情報に対応するデータを記録また
    は削除するローカルデータベース更新機能と、 前記ローカルデータベースに記録されているデータを参
    照して、前記指定された領域に格納されているファイル
    の情報をモニタ画面に表示するファイル一覧表示機能と
    を実現させることを特徴とするファイル管理プログラ
    ム。
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