JP2003029115A - 撮像装置及びその焦点調整方法 - Google Patents
撮像装置及びその焦点調整方法Info
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Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、入射した光を撮像素子の受光部
に結像するようにレンズの焦点距離を簡単な操作で調整
でき、その調整後にレンズを固定することにより良好な
画質を得る新規な撮像装置及びその焦点調整方法を提供
することを課題とする。 【解決手段】この発明に係る撮像装置は、入射光を収束
するレンズ1と、その収束された光を電気信号に変換す
る受光部を有する撮像素子(半導体センサ4)と、レン
ズ1を撮像素子4に対して移動可能に装着した鏡筒3
と、レンズ1と撮像素子4との間における鏡筒3に固定
され、レンズ1からの光を通過させる透光板7とを有
し、その透光板7とレンズ1とにより形成される空間に
ガスを注入する注入孔3bを鏡筒3に設け、この注入孔
3bよりガスを注入することによりレンズ1を移動さ
せ、レンズ1による焦点位置が受光部になるようにレン
ズ1を鏡筒3に固定したものである。
に結像するようにレンズの焦点距離を簡単な操作で調整
でき、その調整後にレンズを固定することにより良好な
画質を得る新規な撮像装置及びその焦点調整方法を提供
することを課題とする。 【解決手段】この発明に係る撮像装置は、入射光を収束
するレンズ1と、その収束された光を電気信号に変換す
る受光部を有する撮像素子(半導体センサ4)と、レン
ズ1を撮像素子4に対して移動可能に装着した鏡筒3
と、レンズ1と撮像素子4との間における鏡筒3に固定
され、レンズ1からの光を通過させる透光板7とを有
し、その透光板7とレンズ1とにより形成される空間に
ガスを注入する注入孔3bを鏡筒3に設け、この注入孔
3bよりガスを注入することによりレンズ1を移動さ
せ、レンズ1による焦点位置が受光部になるようにレン
ズ1を鏡筒3に固定したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機等の
小型情報通信機器に搭載される撮像装置及びレンズユニ
ットと受光センサとの焦点距離を調整する焦点調整方法
に関する。
小型情報通信機器に搭載される撮像装置及びレンズユニ
ットと受光センサとの焦点距離を調整する焦点調整方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置に関し、例えば特開平9
−113787号公報には、鏡筒側の端面に調整方向に
変化するカムを形成し、レンズユニット側にはカムに接
する突起形状を形成するとともに、組み込み調整時には
レンズユニット側の突起部を鏡筒カムに接しながら回転
させることにより、レンズユニットと半導体センサ(以
下、撮像素子ともいう。)との間の焦点距離を調整する
ものが記載されている。また、従来の撮像装置には、レ
ンズユニットを構成するレンズホルダの外形に雄ねじ
を、鏡筒内側に雌ねじを形成し、レンズユニットを回転
させることにより、鏡筒に対してレンズユニットを移動
させて固定した半導体センサとレンズユニットとの相対
位置の調整を行うものがあった。
−113787号公報には、鏡筒側の端面に調整方向に
変化するカムを形成し、レンズユニット側にはカムに接
する突起形状を形成するとともに、組み込み調整時には
レンズユニット側の突起部を鏡筒カムに接しながら回転
させることにより、レンズユニットと半導体センサ(以
下、撮像素子ともいう。)との間の焦点距離を調整する
ものが記載されている。また、従来の撮像装置には、レ
ンズユニットを構成するレンズホルダの外形に雄ねじ
を、鏡筒内側に雌ねじを形成し、レンズユニットを回転
させることにより、鏡筒に対してレンズユニットを移動
させて固定した半導体センサとレンズユニットとの相対
位置の調整を行うものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おけるカムを利用する撮像装置の焦点調整方法では、カ
ム形状の形成によるサイズ増大や調整範囲の制限等のほ
か、焦点調整の自動化において回転させるための工具取
付方向と画像取込み方向が同じとなるため、連続的な検
査や調整が困難になるという課題があった。また、従来
におけるねじによる撮像装置の焦点調整方法では、ねじ
部の加工精度等により半導体センサとレンズ光軸との直
角度の確保や鏡筒とレンズユニットとの同軸度の確保が
困難となり、結果的にレンズ光軸と半導体センサの中心
部との位置ずれを生じやすく、またねじを形成するため
ねじ部分の肉厚増加や成形品における成形時の変形など
の要因にもなり成形金型も複雑化することから、製品の
小型化にも限界があり、生産性も安定しないという課題
があった。そこで、この発明は、かかる課題を解決する
ためになされたもので、入射した光を撮像素子の受光部
に結像するようにレンズの焦点距離を簡単な操作で調整
でき、その調整後にレンズを固定することにより良好な
画質を得る新規な撮像装置及び焦点調整の自動化に適し
た撮像装置の焦点調整方法を提供することを目的とす
る。
おけるカムを利用する撮像装置の焦点調整方法では、カ
ム形状の形成によるサイズ増大や調整範囲の制限等のほ
か、焦点調整の自動化において回転させるための工具取
付方向と画像取込み方向が同じとなるため、連続的な検
査や調整が困難になるという課題があった。また、従来
におけるねじによる撮像装置の焦点調整方法では、ねじ
部の加工精度等により半導体センサとレンズ光軸との直
角度の確保や鏡筒とレンズユニットとの同軸度の確保が
困難となり、結果的にレンズ光軸と半導体センサの中心
部との位置ずれを生じやすく、またねじを形成するため
ねじ部分の肉厚増加や成形品における成形時の変形など
の要因にもなり成形金型も複雑化することから、製品の
小型化にも限界があり、生産性も安定しないという課題
があった。そこで、この発明は、かかる課題を解決する
ためになされたもので、入射した光を撮像素子の受光部
に結像するようにレンズの焦点距離を簡単な操作で調整
でき、その調整後にレンズを固定することにより良好な
画質を得る新規な撮像装置及び焦点調整の自動化に適し
た撮像装置の焦点調整方法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る撮像装置は、入射光を収束するレンズと、その収束さ
れた光を電気信号に変換する受光部を有する撮像素子
と、前記レンズを前記撮像素子に対して移動可能に装着
した鏡筒と、前記レンズと前記撮像素子との間における
前記鏡筒に固定され、前記レンズからの光を通過させる
透光板とを有し、その透光板と前記レンズとにより形成
される空間にガスを注入する注入孔を前記鏡筒に設け、
この注入孔よりガスを注入することにより前記レンズを
移動させ、前記レンズによる焦点位置が前記受光部にな
るように前記レンズを前記鏡筒に固定したものである。
る撮像装置は、入射光を収束するレンズと、その収束さ
れた光を電気信号に変換する受光部を有する撮像素子
と、前記レンズを前記撮像素子に対して移動可能に装着
した鏡筒と、前記レンズと前記撮像素子との間における
前記鏡筒に固定され、前記レンズからの光を通過させる
透光板とを有し、その透光板と前記レンズとにより形成
される空間にガスを注入する注入孔を前記鏡筒に設け、
この注入孔よりガスを注入することにより前記レンズを
移動させ、前記レンズによる焦点位置が前記受光部にな
るように前記レンズを前記鏡筒に固定したものである。
【0005】この発明の請求項2に係る撮像装置は、前
記透光板を前記鏡筒と一体成形した請求項1に記載のも
のである。
記透光板を前記鏡筒と一体成形した請求項1に記載のも
のである。
【0006】この発明の請求項3に係る撮像装置は、前
記鏡筒の外部を塗装して外部からの光の入射を遮蔽した
請求項1又は2に記載のものである。
記鏡筒の外部を塗装して外部からの光の入射を遮蔽した
請求項1又は2に記載のものである。
【0007】この発明の請求項4に係る撮像装置の焦点
調整方法は、レンズユニットの撮像素子に対する焦点距
離を調整する調整範囲内で移動可能に鏡筒内に装着する
装着工程と、前記撮像素子に近い前記調整範囲の最下位
置に前記レンズユニットを設定する設定工程と、前記鏡
筒内の前記レンズユニットと前記撮像素子との間の空間
にガスを注入する注入工程と、この注入工程により前記
レンズユニットを移動させ、位置調整冶具に接触する位
置において前記注入工程を停止させる停止工程と、この
停止工程後に前記撮像素子による画像を検出する画像デ
ータ検出工程と、その画像データより画像の良否を判定
する判定工程と、この判定工程による判定が不良のと
き、前記注入工程により前記レンズユニットの微調整を
行い、画像の再判定を行う再判定工程と、前記判定工程
又は前記再判定工程により判定が良のときに、前記レン
ズユニットを前記鏡筒に固定する固定工程とを備えたも
のである。
調整方法は、レンズユニットの撮像素子に対する焦点距
離を調整する調整範囲内で移動可能に鏡筒内に装着する
装着工程と、前記撮像素子に近い前記調整範囲の最下位
置に前記レンズユニットを設定する設定工程と、前記鏡
筒内の前記レンズユニットと前記撮像素子との間の空間
にガスを注入する注入工程と、この注入工程により前記
レンズユニットを移動させ、位置調整冶具に接触する位
置において前記注入工程を停止させる停止工程と、この
停止工程後に前記撮像素子による画像を検出する画像デ
ータ検出工程と、その画像データより画像の良否を判定
する判定工程と、この判定工程による判定が不良のと
き、前記注入工程により前記レンズユニットの微調整を
行い、画像の再判定を行う再判定工程と、前記判定工程
又は前記再判定工程により判定が良のときに、前記レン
ズユニットを前記鏡筒に固定する固定工程とを備えたも
のである。
【0008】この発明の請求項5に係る撮像装置は、入
射光を収束するレンズユニットと、その収束された光を
電気信号に変換する撮像素子と、前記レンズユニットを
前記撮像素子に対して移動可能に装着した鏡筒と、前記
レンズと前記撮像素子との間における前記鏡筒に固定さ
れ、前記レンズからの光を通過させる透光板とを備え、
前記レンズユニットを移動させる位置調整冶具により掴
まれる掴み代を前記レンズユニットに形成し、前記掴み
代が嵌挿される切欠き部を前記鏡筒に形成し、前記掴み
代が前記切欠き部内を移動することにより、前記レンズ
ユニットを前記鏡筒内で移動させ、前記レンズユニット
による焦点位置が前記撮像素子になるように前記レンズ
ユニットを前記鏡筒に固定したものである。
射光を収束するレンズユニットと、その収束された光を
電気信号に変換する撮像素子と、前記レンズユニットを
前記撮像素子に対して移動可能に装着した鏡筒と、前記
レンズと前記撮像素子との間における前記鏡筒に固定さ
れ、前記レンズからの光を通過させる透光板とを備え、
前記レンズユニットを移動させる位置調整冶具により掴
まれる掴み代を前記レンズユニットに形成し、前記掴み
代が嵌挿される切欠き部を前記鏡筒に形成し、前記掴み
代が前記切欠き部内を移動することにより、前記レンズ
ユニットを前記鏡筒内で移動させ、前記レンズユニット
による焦点位置が前記撮像素子になるように前記レンズ
ユニットを前記鏡筒に固定したものである。
【0009】この発明の請求項6に係る撮像装置の焦点
調整方法は、レンズユニットの撮像素子に対する焦点距
離を調整する調整範囲内で前記レンズユニットを移動可
能に鏡筒内に装着する装着工程と、前記レンズユニット
に位置調整冶具を接続し、前記鏡筒内の第1及び第2の
位置に前記レンズユニットを移動させる移動工程と、前
記第1の位置における前記撮像素子による画像を検出す
る第1の検出工程と、その画像データより画像の良否を
判定する第1の判定工程と、その判定が不良のときに、
前記第2の位置における前記撮像素子による画像を検出
する第2の検出工程と、この第2の検出工程による画像
データより画像の良否を判定する第2の判定工程と、こ
の第2の判定工程により判定が良のときに、前記レンズ
ユニットを前記鏡筒に固定する固定工程とを備えたもの
である。
調整方法は、レンズユニットの撮像素子に対する焦点距
離を調整する調整範囲内で前記レンズユニットを移動可
能に鏡筒内に装着する装着工程と、前記レンズユニット
に位置調整冶具を接続し、前記鏡筒内の第1及び第2の
位置に前記レンズユニットを移動させる移動工程と、前
記第1の位置における前記撮像素子による画像を検出す
る第1の検出工程と、その画像データより画像の良否を
判定する第1の判定工程と、その判定が不良のときに、
前記第2の位置における前記撮像素子による画像を検出
する第2の検出工程と、この第2の検出工程による画像
データより画像の良否を判定する第2の判定工程と、こ
の第2の判定工程により判定が良のときに、前記レンズ
ユニットを前記鏡筒に固定する固定工程とを備えたもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1について、図1、図2および図3を用いて
説明する。図1は、実施の形態1に係る撮像装置を分解
したときの斜視図、図2は、実施の形態1に係る撮像装
置の斜視図、図3は、実施の形態1に係る撮像装置の断
面構成図である。これらの図において、1は入射光を収
束させるレンズ、2はレンズ1を支持するレンズユニッ
トで、一部品を構成する。3は円筒状の鏡筒で、その上
部からレンズユニット2を挿入し、レンズユニット2を
外力により上下に移動可能とするとともに、所望位置に
保持している。4はレンズ1により収束された光を電気
信号に変換する受光部4aを有する半導体センサで、例
えばCCD、CMOSや人工網膜チップにより構成す
る。鏡筒は、透明樹脂で一体成形し、外部を着色してい
る。5はレンズ1を挟持するレンズホルダで、その外周
面5aと鏡筒3の内周面3aを嵌め合い公差で製作す
る。半導体センサ4は鏡筒3に対して接着剤等により固
定しているため、レンズユニット2は鏡筒3に滑らかに
摺動するように組込む。
実施の形態1について、図1、図2および図3を用いて
説明する。図1は、実施の形態1に係る撮像装置を分解
したときの斜視図、図2は、実施の形態1に係る撮像装
置の斜視図、図3は、実施の形態1に係る撮像装置の断
面構成図である。これらの図において、1は入射光を収
束させるレンズ、2はレンズ1を支持するレンズユニッ
トで、一部品を構成する。3は円筒状の鏡筒で、その上
部からレンズユニット2を挿入し、レンズユニット2を
外力により上下に移動可能とするとともに、所望位置に
保持している。4はレンズ1により収束された光を電気
信号に変換する受光部4aを有する半導体センサで、例
えばCCD、CMOSや人工網膜チップにより構成す
る。鏡筒は、透明樹脂で一体成形し、外部を着色してい
る。5はレンズ1を挟持するレンズホルダで、その外周
面5aと鏡筒3の内周面3aを嵌め合い公差で製作す
る。半導体センサ4は鏡筒3に対して接着剤等により固
定しているため、レンズユニット2は鏡筒3に滑らかに
摺動するように組込む。
【0011】図2及び図3に示すように、鏡筒3の内部
にガスを注入するために、注入孔3bをその内部に貫通
するように鏡筒3に形成する。したがって、注入孔3b
からガスを注入すると、鏡筒3に組込まれたレンズユニ
ット2はガス圧により押上げられる。7はガス注入時の
気密性を確保するためにレンズ1と半導体センサ4の受
光部4aとの間に設けた透光板で、レンズ1から受光部
4aに至る光路を確保するため、所要の波長を通過する
ガラス材料により構成してもよく、鏡筒3と透光板7と
をアクリル樹脂等の透明素材により一体成形してもよ
い。 図4は、鏡筒3と透光板7とを一体成形したとき
の構成説明図である。図4において、レンズ1と受光部
4aとの間の光路部分及び透光板7に相当する部分(図
4において、未塗装範囲と記す部分)を除き、鏡筒3の
外周部(図4において、塗装範囲と記す部分)に塗装を
施すことにより、外光が鏡筒3を通してその内部におけ
る受光部4aに入射するのを防止している。こうして、
レンズユニット2からの光が半導体センサ4の受光部4
a上に結像するようにレンズユニット2を鏡筒3内で摺
動させ、その結像位置において紫外線硬化型の接着剤等
によりレンズユニット2を鏡筒3に固定する。
にガスを注入するために、注入孔3bをその内部に貫通
するように鏡筒3に形成する。したがって、注入孔3b
からガスを注入すると、鏡筒3に組込まれたレンズユニ
ット2はガス圧により押上げられる。7はガス注入時の
気密性を確保するためにレンズ1と半導体センサ4の受
光部4aとの間に設けた透光板で、レンズ1から受光部
4aに至る光路を確保するため、所要の波長を通過する
ガラス材料により構成してもよく、鏡筒3と透光板7と
をアクリル樹脂等の透明素材により一体成形してもよ
い。 図4は、鏡筒3と透光板7とを一体成形したとき
の構成説明図である。図4において、レンズ1と受光部
4aとの間の光路部分及び透光板7に相当する部分(図
4において、未塗装範囲と記す部分)を除き、鏡筒3の
外周部(図4において、塗装範囲と記す部分)に塗装を
施すことにより、外光が鏡筒3を通してその内部におけ
る受光部4aに入射するのを防止している。こうして、
レンズユニット2からの光が半導体センサ4の受光部4
a上に結像するようにレンズユニット2を鏡筒3内で摺
動させ、その結像位置において紫外線硬化型の接着剤等
によりレンズユニット2を鏡筒3に固定する。
【0012】実施の形態2.次に、この発明に係る撮像
装置の焦点調整方法について、図5を用いて説明する。
図5は、その焦点調整方法を説明するための概略説明図
である。図5において、レンズユニット2、鏡筒3及び
半導体センサ4により組立てた撮像装置を焦点調整用装
置に装備・固定する。制御装置9の入力部より撮像装置
の装備・固定完了を入力すると、焦点調整用装置は起動
する。焦点調整装置は、位置調整冶具6、その冶具6に
固定した図5に示すような押え部6aを有する。焦点調
整用装置の起動により、位置調整冶具6の押え部6aは
レンズユニット2の焦点調整範囲の最下位置に移動す
る。量産品のレンズユニット2や鏡筒3や半導体センサ
4による組立てにより、レンズユニット2が半導体セン
サ4の受光部4aに焦点を結ぶべきレンズユニット2の
位置について、焦点調整範囲を予め設定することができ
る。このとき、図5に示すような注入ノズル10を鏡筒
3の注入孔3に接続して、ガスの注入を開始する。レン
ズユニット2は、ガス圧により持上げられ、レンズユニ
ット2が位置調整冶具6の押え部6aに接触したとき
に、レンズユニット2は移動を停止する。このとき、ガ
スの注入を継続してレンズユニット2が下がらないよう
にする。次に、例えば非接触変計を用いてレンズユニッ
ト2の位置を確認して制御装置9により画像検出に移行
する。この画像検出では、レンズユニット2の停止状態
で、半導体センサ4により取込んだ画像データの良否を
制御装置9により判定する。
装置の焦点調整方法について、図5を用いて説明する。
図5は、その焦点調整方法を説明するための概略説明図
である。図5において、レンズユニット2、鏡筒3及び
半導体センサ4により組立てた撮像装置を焦点調整用装
置に装備・固定する。制御装置9の入力部より撮像装置
の装備・固定完了を入力すると、焦点調整用装置は起動
する。焦点調整装置は、位置調整冶具6、その冶具6に
固定した図5に示すような押え部6aを有する。焦点調
整用装置の起動により、位置調整冶具6の押え部6aは
レンズユニット2の焦点調整範囲の最下位置に移動す
る。量産品のレンズユニット2や鏡筒3や半導体センサ
4による組立てにより、レンズユニット2が半導体セン
サ4の受光部4aに焦点を結ぶべきレンズユニット2の
位置について、焦点調整範囲を予め設定することができ
る。このとき、図5に示すような注入ノズル10を鏡筒
3の注入孔3に接続して、ガスの注入を開始する。レン
ズユニット2は、ガス圧により持上げられ、レンズユニ
ット2が位置調整冶具6の押え部6aに接触したとき
に、レンズユニット2は移動を停止する。このとき、ガ
スの注入を継続してレンズユニット2が下がらないよう
にする。次に、例えば非接触変計を用いてレンズユニッ
ト2の位置を確認して制御装置9により画像検出に移行
する。この画像検出では、レンズユニット2の停止状態
で、半導体センサ4により取込んだ画像データの良否を
制御装置9により判定する。
【0013】制御装置9による判定が良のとき、ガスの
注入を継続した状態で、例えば紫外線硬化接着剤により
レンズユニット2を鏡筒3に固定する。このような固定
作業が完了した時点でガスの注入を停止し、注入ノズル
10や位置調整冶具6を退避する。また、調整作業が完
了したことを確認し、調整装置から撮像装置を取り出し
て一連の作業を完了する。一方、制御装置9による判定
が不良のとき、位置調整冶具6を所定量だけ上方に移動
させ、ガス圧によりレンズユニット2を位置調整冶具6
の押え部6aに接触するまで移動させる。この移動後に
レンズユニット2を停止させ、再び半導体センサ4によ
る画像データを制御装置9に取込み、制御装置9により
再判定を行う。この再判定が良のときには、上記と同様
にして、レンズユニット2を鏡筒3に固定し、ガスの注
入を停止して注入ノズル10等を退避し、撮像装置を調
整装置から取り出す。しかし、制御装置9による再判定
が不良のとき、位置調整冶具6を更に所定量だけ上方に
移動してレンズユニット2を移動し、制御装置9により
画像データの再判定を行う。こうして、再判定を繰返す
ことにより、各撮像装置におけるレンズユニット2を鏡
筒3の最適位置に固定することにより、レンズユニット
2を通過した光を半導体センサ4の受光部4aに焦点を
結像させ、精度の高い画像をうることが可能となる。
注入を継続した状態で、例えば紫外線硬化接着剤により
レンズユニット2を鏡筒3に固定する。このような固定
作業が完了した時点でガスの注入を停止し、注入ノズル
10や位置調整冶具6を退避する。また、調整作業が完
了したことを確認し、調整装置から撮像装置を取り出し
て一連の作業を完了する。一方、制御装置9による判定
が不良のとき、位置調整冶具6を所定量だけ上方に移動
させ、ガス圧によりレンズユニット2を位置調整冶具6
の押え部6aに接触するまで移動させる。この移動後に
レンズユニット2を停止させ、再び半導体センサ4によ
る画像データを制御装置9に取込み、制御装置9により
再判定を行う。この再判定が良のときには、上記と同様
にして、レンズユニット2を鏡筒3に固定し、ガスの注
入を停止して注入ノズル10等を退避し、撮像装置を調
整装置から取り出す。しかし、制御装置9による再判定
が不良のとき、位置調整冶具6を更に所定量だけ上方に
移動してレンズユニット2を移動し、制御装置9により
画像データの再判定を行う。こうして、再判定を繰返す
ことにより、各撮像装置におけるレンズユニット2を鏡
筒3の最適位置に固定することにより、レンズユニット
2を通過した光を半導体センサ4の受光部4aに焦点を
結像させ、精度の高い画像をうることが可能となる。
【0014】このように、予め設定したアルゴリズムに
基き調整シーケンスを実行して一連の調整作業を完了す
る。また、上述した位置調整冶具6の移動すべき所定量
は、可能な限り微小量が望ましいが、制御装置9による
画像データの判定精度とも関係するほか、生産効率の低
下にも関係するため、これらの兼ね合いで設定する。な
お、ガス注入孔3aは、必要に応じレンズユニット2の
位置を調整した後に、キャップ又は接着剤等により封じ
る。また、上述の実施の形態2では、鉛直方向に対して
レンズユニット2を上方に半導体センサ4を下方に配置
した場合について説明したが、これらの全体を反転して
レンズユニット2を下方に半導体センサ4を上方に配置
して、実施の形態2において説明をしたと同様の方法に
より、レンズユニット2を下方に位置調整を行ってもよ
く、この場合にも、実施の形態2の含まれる。このよう
に、レンズユニット2を下方に配置することにより、レ
ンズユニット2を下方に位置調整の後、完全にガス注入
を停止した状態で、制御装置9により画像データの判定
を行い、より安定した条件での調整が可能となる。
基き調整シーケンスを実行して一連の調整作業を完了す
る。また、上述した位置調整冶具6の移動すべき所定量
は、可能な限り微小量が望ましいが、制御装置9による
画像データの判定精度とも関係するほか、生産効率の低
下にも関係するため、これらの兼ね合いで設定する。な
お、ガス注入孔3aは、必要に応じレンズユニット2の
位置を調整した後に、キャップ又は接着剤等により封じ
る。また、上述の実施の形態2では、鉛直方向に対して
レンズユニット2を上方に半導体センサ4を下方に配置
した場合について説明したが、これらの全体を反転して
レンズユニット2を下方に半導体センサ4を上方に配置
して、実施の形態2において説明をしたと同様の方法に
より、レンズユニット2を下方に位置調整を行ってもよ
く、この場合にも、実施の形態2の含まれる。このよう
に、レンズユニット2を下方に配置することにより、レ
ンズユニット2を下方に位置調整の後、完全にガス注入
を停止した状態で、制御装置9により画像データの判定
を行い、より安定した条件での調整が可能となる。
【0015】実施の形態3.次に、実施の形態3につい
て、図6を用いて説明する。図6は、実施の形態3につ
いて説明するための撮像装置の断面図である。実施の形
態3では、図3のレンズホルダー5に相当する部品を鏡
筒3に一体化することにより、図6に示すように構成し
ている。即ち、鏡筒3の内側に段部を形成し、鏡筒3の
上方からレンズ1を挿入してその段部にレンズ1を位置
決めする。このとき、レンズ1は最下位となる。鏡筒3
の内周とレンズ1の外周を嵌め合い寸法として摺動面を
形成しているため、ガスをガス注入孔3から注入すれ
ば、レンズ1は図6に示す位置から上方に移動する。し
たがって、実施の形態2の場合と同様の手順に基づい
て、レンズ1の位置決め及びレンズ1の焦点調整を行っ
た後、レンズ1を接着剤等により鏡筒3に固定する。な
お、図6中に示す8はレンズ押えで、レンズ1の移動の
上限を規制するために、鏡筒3の上端部からレンズ1の
周辺部を覆うように配置している。
て、図6を用いて説明する。図6は、実施の形態3につ
いて説明するための撮像装置の断面図である。実施の形
態3では、図3のレンズホルダー5に相当する部品を鏡
筒3に一体化することにより、図6に示すように構成し
ている。即ち、鏡筒3の内側に段部を形成し、鏡筒3の
上方からレンズ1を挿入してその段部にレンズ1を位置
決めする。このとき、レンズ1は最下位となる。鏡筒3
の内周とレンズ1の外周を嵌め合い寸法として摺動面を
形成しているため、ガスをガス注入孔3から注入すれ
ば、レンズ1は図6に示す位置から上方に移動する。し
たがって、実施の形態2の場合と同様の手順に基づい
て、レンズ1の位置決め及びレンズ1の焦点調整を行っ
た後、レンズ1を接着剤等により鏡筒3に固定する。な
お、図6中に示す8はレンズ押えで、レンズ1の移動の
上限を規制するために、鏡筒3の上端部からレンズ1の
周辺部を覆うように配置している。
【0016】実施の形態4.次に、実施の形態4につい
て図7を用いて説明する。図7は、この発明に係る撮像
装置の斜視図である。図7において、3は円筒状の鏡筒
で、その上部の対向部分に切欠き部3cを形成してい
る。2は鏡筒3の中空部に挿入されるレンズユニット
で、レンズホルダ掴み代5b、5bを形成している。そ
のレンズホルダ掴み代5b、5bは、鏡筒3の切欠き部
3c、3cに嵌挿している。この状態で、レンズユニッ
ト2は、レンズホルダ掴み代5bが鏡筒3の切欠き部3
cに当接する位置から上方に移動させうる。ここに、位
置調整冶具(図7に図示せず。)は、レンズホルダ掴み
代5b、5bをそれらの側方から掴み込み、レンズユニ
ット2をホールドする。この位置調整冶具は、レンズユ
ニット2を挟みながらレンズユニット2を鏡筒3内に移
動させるように図示しない駆動装置により駆動される。
その位置調整冶具をレンズユニット2が鏡筒3の最下位
(例えば、レンズホルダ掴み代5bが切欠き部3cに当
接する位置)に設定したとき、レンズユニット2による
半導体センサ4からの画像データを制御装置9により判
定する。この判定の結果が不良であれば、位置調整冶具
により所定量だけレンズユニット2を移動させ、制御装
置9により再判定を行う。その結果、判定が良であれ
ば、位置調整冶具のその位置におけるレンズユニット2
を鏡筒3に固定する。その後、位置調整冶具をレンズユ
ニット2、即ち、レンズホルダ掴み代5bから解除す
る。その他の点については、実施の形態2において説明
したと同様である。
て図7を用いて説明する。図7は、この発明に係る撮像
装置の斜視図である。図7において、3は円筒状の鏡筒
で、その上部の対向部分に切欠き部3cを形成してい
る。2は鏡筒3の中空部に挿入されるレンズユニット
で、レンズホルダ掴み代5b、5bを形成している。そ
のレンズホルダ掴み代5b、5bは、鏡筒3の切欠き部
3c、3cに嵌挿している。この状態で、レンズユニッ
ト2は、レンズホルダ掴み代5bが鏡筒3の切欠き部3
cに当接する位置から上方に移動させうる。ここに、位
置調整冶具(図7に図示せず。)は、レンズホルダ掴み
代5b、5bをそれらの側方から掴み込み、レンズユニ
ット2をホールドする。この位置調整冶具は、レンズユ
ニット2を挟みながらレンズユニット2を鏡筒3内に移
動させるように図示しない駆動装置により駆動される。
その位置調整冶具をレンズユニット2が鏡筒3の最下位
(例えば、レンズホルダ掴み代5bが切欠き部3cに当
接する位置)に設定したとき、レンズユニット2による
半導体センサ4からの画像データを制御装置9により判
定する。この判定の結果が不良であれば、位置調整冶具
により所定量だけレンズユニット2を移動させ、制御装
置9により再判定を行う。その結果、判定が良であれ
ば、位置調整冶具のその位置におけるレンズユニット2
を鏡筒3に固定する。その後、位置調整冶具をレンズユ
ニット2、即ち、レンズホルダ掴み代5bから解除す
る。その他の点については、実施の形態2において説明
したと同様である。
【0017】
【発明の効果】この発明に係る撮像装置よれば、各撮像
装置におけるレンズユニットを鏡筒の最適位置に固定す
ることにより、レンズユニットを通過した光を撮像素子
に焦点を結像させうるため、高精度画像を得ることがで
きる。また、この発明に係る撮像装置の焦点調整方法よ
れば、入射した光を撮像素子の受光部に結像するように
レンズの焦点距離を簡単な操作で調整でき、その調整後
にレンズを固定することにより良好な画質を得ることが
できる。
装置におけるレンズユニットを鏡筒の最適位置に固定す
ることにより、レンズユニットを通過した光を撮像素子
に焦点を結像させうるため、高精度画像を得ることがで
きる。また、この発明に係る撮像装置の焦点調整方法よ
れば、入射した光を撮像素子の受光部に結像するように
レンズの焦点距離を簡単な操作で調整でき、その調整後
にレンズを固定することにより良好な画質を得ることが
できる。
【図1】 実施の形態1に係る撮像装置を分解したとき
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】 実施の形態1に係る撮像装置の斜視図であ
る。
る。
【図3】 実施の形態1に係る撮像装置の断面構成図で
ある。
ある。
【図4】 実施の形態1に係る撮像装置の鏡筒3と透光
板7とを一体成形したときの構成説明図である。
板7とを一体成形したときの構成説明図である。
【図5】 実施の形態2に係る撮像装置の焦点調整方法
を説明するための概略説明図である。
を説明するための概略説明図である。
【図6】 実施の形態3について説明するための撮像装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図7】 実施の形態4係る撮像装置の斜視図である。
1…レンズ、2…レンズユニット、3…鏡筒、3a…内
周面、3b…ガス注入孔、4…半導体センサ、5…レン
ズホルダ、5a…外周面、6…位置調整冶具、6a…押
え部、7…透光板、8…レンズ押え、9…制御装置、1
0…注入ノズル、5b…レンズホルダ掴み代、3c…切
欠き部
周面、3b…ガス注入孔、4…半導体センサ、5…レン
ズホルダ、5a…外周面、6…位置調整冶具、6a…押
え部、7…透光板、8…レンズ押え、9…制御装置、1
0…注入ノズル、5b…レンズホルダ掴み代、3c…切
欠き部
Claims (6)
- 【請求項1】 入射光を収束するレンズと、その収束さ
れた光を電気信号に変換する受光部を有する撮像素子
と、前記レンズを前記撮像素子に対して移動可能に装着
した鏡筒と、前記レンズと前記撮像素子との間における
前記鏡筒に固定され、前記レンズからの光を通過させる
透光板とを有し、その透光板と前記レンズとにより形成
される空間にガスを注入する注入孔を前記鏡筒に設け、
この注入孔よりガスを注入することにより前記レンズを
移動させ、前記レンズによる焦点位置が前記受光部にな
るように前記レンズを前記鏡筒に固定したことを特徴と
する撮像装置。 - 【請求項2】 前記透光板は、前記鏡筒と一体成形した
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 【請求項3】 前記鏡筒の外部を塗装して外部からの光
の入射を遮蔽したことを特徴とする請求項1又は2に記
載の撮像装置。 - 【請求項4】 レンズユニットの撮像素子に対する焦点
距離を調整する調整範囲内で前記レンズユニットを移動
可能に鏡筒内に装着する装着工程と、前記撮像素子の側
における第1の位置に前記レンズユニットを設定する設
定工程と、前記鏡筒内の前記レンズユニットと前記撮像
素子との間の空間にガスを注入する注入工程と、この注
入工程により前記レンズユニットを移動させ、位置調整
冶具に接触する位置において前記注入工程を停止させる
停止工程と、この停止工程後に前記撮像素子による画像
を検出する画像データ検出工程と、その画像データより
画像の良否を判定する判定工程と、この判定工程による
判定が不良のとき、前記注入工程により前記レンズユニ
ットを第2の位置に微調整を行い、画像の再判定を行う
再判定工程と、前記判定工程又は前記再判定工程により
判定が良のときに、前記レンズユニットを前記鏡筒に固
定する固定工程とを備えたことを特徴とする撮像装置の
焦点調整方法。 - 【請求項5】 入射光を収束するレンズユニットと、そ
の収束された光を電気信号に変換する撮像素子と、前記
レンズユニットを前記撮像素子に対して移動可能に装着
した鏡筒と、前記レンズと前記撮像素子との間における
前記鏡筒に固定され、前記レンズからの光を通過させる
透光板とを備え、前記レンズユニットを移動させる位置
調整冶具により掴まれる掴み代を前記レンズユニットに
形成し、前記掴み代が嵌挿される切欠き部を前記鏡筒に
形成し、前記掴み代が前記切欠き部内を移動することに
より、前記レンズユニットを前記鏡筒内で移動させ、前
記レンズユニットによる焦点位置が前記撮像素子になる
ように前記レンズユニットを前記鏡筒に固定したことを
特徴とする撮像装置。 - 【請求項6】 レンズユニットの撮像素子に対する焦点
距離を調整する調整範囲内で前記レンズユニットを移動
可能に鏡筒内に装着する装着工程と、前記レンズユニッ
トに位置調整冶具を接続し、前記鏡筒内の第1及び第2
の位置に前記レンズユニットを移動させる移動工程と、
前記第1の位置における前記撮像素子による画像を検出
する第1の検出工程と、その画像データより画像の良否
を判定する第1の判定工程と、その判定が不良のとき
に、前記第2の位置における前記撮像素子による画像を
検出する第2の検出工程と、この第2の検出工程による
画像データより画像の良否を判定する第2の判定工程
と、この第2の判定工程により判定が良のときに、前記
レンズユニットを前記鏡筒に固定する固定工程とを備え
たことを特徴とする撮像装置の焦点調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001216524A JP2003029115A (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | 撮像装置及びその焦点調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001216524A JP2003029115A (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | 撮像装置及びその焦点調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003029115A true JP2003029115A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19050991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001216524A Pending JP2003029115A (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | 撮像装置及びその焦点調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003029115A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006267267A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Sharp Corp | レンズ位置制御装置及び撮像モジュール |
US8373936B2 (en) | 2010-04-12 | 2013-02-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image sensing lens and image sensing module |
US8400718B2 (en) | 2009-07-14 | 2013-03-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image pickup lens and image pickup module |
US8422147B2 (en) | 2011-04-05 | 2013-04-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image pickup lens and image pickup module |
US8462448B2 (en) | 2009-08-07 | 2013-06-11 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image sensing module, imaging lens and code reading method |
US8520127B2 (en) | 2009-10-08 | 2013-08-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image pickup lens comprising aperture stop and single lens, image pickup module comprising image pickup lens including aperture stop and single lens, method for manufacturing image pickup lens comprising aperture stop and single lens, and method for manufacturing image pickup module comprising image pickup lens including aperture stop and single lens |
CN108670185A (zh) * | 2018-05-30 | 2018-10-19 | 广州众健医疗科技有限公司 | 一种具有光谱诊断功能的胃镜内窥镜 |
WO2021020440A1 (ja) * | 2019-07-29 | 2021-02-04 | 京セラ株式会社 | 撮像レンズユニット及びその製造方法 |
CN115993694A (zh) * | 2023-02-16 | 2023-04-21 | 江苏金视传奇科技有限公司 | 一种红外自动调焦装置以及系统 |
-
2001
- 2001-07-17 JP JP2001216524A patent/JP2003029115A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006267267A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Sharp Corp | レンズ位置制御装置及び撮像モジュール |
US7567754B2 (en) | 2005-03-22 | 2009-07-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Fluid operated lens-position controller and imaging module |
US8400718B2 (en) | 2009-07-14 | 2013-03-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image pickup lens and image pickup module |
US8462448B2 (en) | 2009-08-07 | 2013-06-11 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image sensing module, imaging lens and code reading method |
US8520127B2 (en) | 2009-10-08 | 2013-08-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image pickup lens comprising aperture stop and single lens, image pickup module comprising image pickup lens including aperture stop and single lens, method for manufacturing image pickup lens comprising aperture stop and single lens, and method for manufacturing image pickup module comprising image pickup lens including aperture stop and single lens |
US8373936B2 (en) | 2010-04-12 | 2013-02-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image sensing lens and image sensing module |
US8422147B2 (en) | 2011-04-05 | 2013-04-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image pickup lens and image pickup module |
CN108670185A (zh) * | 2018-05-30 | 2018-10-19 | 广州众健医疗科技有限公司 | 一种具有光谱诊断功能的胃镜内窥镜 |
WO2021020440A1 (ja) * | 2019-07-29 | 2021-02-04 | 京セラ株式会社 | 撮像レンズユニット及びその製造方法 |
JP7526184B2 (ja) | 2019-07-29 | 2024-07-31 | 京セラ株式会社 | 撮像レンズユニット及びその製造方法 |
CN115993694A (zh) * | 2023-02-16 | 2023-04-21 | 江苏金视传奇科技有限公司 | 一种红外自动调焦装置以及系统 |
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