JP2003028197A - ワンウェイクラッチ装置 - Google Patents
ワンウェイクラッチ装置Info
- Publication number
- JP2003028197A JP2003028197A JP2001218909A JP2001218909A JP2003028197A JP 2003028197 A JP2003028197 A JP 2003028197A JP 2001218909 A JP2001218909 A JP 2001218909A JP 2001218909 A JP2001218909 A JP 2001218909A JP 2003028197 A JP2003028197 A JP 2003028197A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- holding
- way clutch
- roller
- clutch device
- Prior art date
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- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
ローラを付勢するスプリングの組み付け性を向上させ
る。 【解決手段】内輪2と外輪(図示されていない)の間に
ローラ等を付勢するスプリング6が介装されている。ス
プリング6は波形でその一端に波の上下方向とは直角の
方向に折り曲げられている取付部61が形成されてい
る。62は折り曲げ片の返し部である。7はスプリング
6を保持する柱であって、底部71、スプリング保持部
72、ブロックベアリングを押さえる押さえ部73から
なっている。底部71は両側の保持器のフランジ部と一
体に成形されている。保持部72の先端は面取りが施さ
れ面取り部74となっている。それでスプリング6の取
付部61の嵌め込み口63との間の隙間が大きくなり、
スプリングの組み付け性が向上する。
Description
変速機構などに使用されるワンウェイクラッチ装置に関
し、特にトルク伝達部材としてのローラを付勢するスプ
リングの組み付け性を向上させたワンウェイクラッチ装
置に関する。 【0002】 【従来の技術と課題】図1はこの発明が適用されている
ローラ型ワンウェイクラッチ10の、保持器4の一部を
切り欠いて示した正面図、図2は図1のA−A断面を示
す図であって、内輪2と外輪3の間にスプリング6によ
って付勢されているローラ5が介装され、内輪2の外周
のカム面21との組合せによって、回転力を一方向に伝
達する。22は内輪のスプライン、7はスプリングを保
持している柱、8は内外輪の間隔を保持するブロックベ
アリング、31は外輪3の軌道面をそれぞれ示してい
る。 【0003】図5はスプリングを保持する柱の構造を、
柱のみを取り出して示した説明図、図6はスプリングを
嵌め込んだところを示す図である。スプリング6は波形
スプリングであって、図は波の部分を上方から見ている
位置であって、6Pは波の頂部を、6Tは波の谷の部分
を表している。そしてスプリング6の一端の取付部61
は波の上下方向とは直角の方向に折り曲げられている。
62は返し部を示している。 【0004】スプリング6を保持する柱7は底部71、
スプリング保持部72、図1に示すようにブロックベア
リング8を押さえている押さえ部73等から構成され、
底部71は保持器の左右のフランジ部41と一体に成形
され、保持器4を形成している。図5に示すようにスプ
リング6の取付部61を柱7のスプリング保持部72に
嵌め込み、押し込むことによって図6に示すようにスプ
リング6を柱7によって保持することができる。 【0005】従来の柱の構造では柱7のスプリング保持
部72の先端部分の幅が大きいので、スプリング6の取
付部61の嵌め込み口63において、スプリング6と保
持部72の先端部分との間の隙間が小さく、嵌め込みが
困難であるという不具合があった。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明では前記の欠点
を解消するために、柱のスプリング保持部の先端部分に
面取りを施し、スプリングの取付部の嵌め込み口との隙
間を大きくし、スプリングの組み付け性を向上させたも
のである。 【0007】 【実施例】図3、図4はこの発明の実施例を示す図5、
図6と同様な図面であって、同じ符号は同じ部分を表し
ている。図3、図4から判るように、スプリング保持部
72の先端部分に面取りを施し、面取り部74を形成す
る。そうすることによりスプリング保持部72の先端部
分の幅が小さくなり、スプリング6の取付部61の嵌め
込み口63において、スプリング6とスプリング保持部
72の先端部分との間の隙間が大きくなり、スプリング
が嵌め込み易くなる。図4は前述の如くスプリング6を
押し込んで嵌め込み終わったところを示している。この
ようにこの発明では保持部72の先端部分に面取りを施
すことによりスプリングの組み付け性を向上させること
ができた。 【0008】 【発明の効果】この発明は前述の如き構成であって、ロ
ーラ型のワンウェイクラッチのロールを付勢するスプリ
ングを保持する柱のスプリング保持部の先端部分に面取
りを施したので、スプリングの取付部の嵌め込み口にお
ける隙間が大きくなって、嵌め込み易くなりスプリング
の組み付け性を向上させることができた。
して示した正面図 【図2】図1のA−A断面図 【図3】この発明の実施例を示す図 【図4】スプリングを嵌め込んだ状態を示す図 【図5】従来例を示す図 【図6】スプリングを嵌め込んだ状態を示す図 【符号の説明】 2 内輪 3 外輪 4 保持器 5 ローラ 6 スプリング 7 柱 10 ローラ型ワンウェイクラッチ装置 21 カム面 22 スプライン 31 外輪軌道面 41 フランジ部 61 取付部 62 返し部 63 嵌め込み口 71 底部 72 スプリング保持部 73 押さえ部 74 面取り部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内輪と外輪との間にトルク伝達部材とし
てスプリングによって付勢されているローラを介装し、
内輪外周のカム面との組合せによって一方向に回転力を
伝達するワンウェイクラッチ装置において、 ローラを付勢している上記スプリングを保持する柱のス
プリング保持部の先端部分に面取りを施し、スプリング
の取付部との間の嵌め込み隙間を大きくしたことを特徴
とするワンウェイクラッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001218909A JP2003028197A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | ワンウェイクラッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001218909A JP2003028197A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | ワンウェイクラッチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003028197A true JP2003028197A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19053010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001218909A Pending JP2003028197A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | ワンウェイクラッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003028197A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01234128A (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-19 | Nagao Saito | 嵌合方法 |
JPH08254205A (ja) * | 1995-03-17 | 1996-10-01 | Okamura Corp | 板部材同士の連結装置 |
JPH11141574A (ja) * | 1997-09-02 | 1999-05-25 | Nsk Warner Kk | ワンウェイクラッチ |
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JPH11210781A (ja) * | 1998-01-23 | 1999-08-03 | Koyo Seiko Co Ltd | 一方向クラッチ |
JP2000314433A (ja) * | 1999-04-30 | 2000-11-14 | Nsk Ltd | クラッチレリーズ軸受装置 |
-
2001
- 2001-07-19 JP JP2001218909A patent/JP2003028197A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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