[go: up one dir, main page]

JP2003028197A - ワンウェイクラッチ装置 - Google Patents

ワンウェイクラッチ装置

Info

Publication number
JP2003028197A
JP2003028197A JP2001218909A JP2001218909A JP2003028197A JP 2003028197 A JP2003028197 A JP 2003028197A JP 2001218909 A JP2001218909 A JP 2001218909A JP 2001218909 A JP2001218909 A JP 2001218909A JP 2003028197 A JP2003028197 A JP 2003028197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
holding
way clutch
roller
clutch device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001218909A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoharu Ando
友春 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Warner KK
Original Assignee
NSK Warner KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Warner KK filed Critical NSK Warner KK
Priority to JP2001218909A priority Critical patent/JP2003028197A/ja
Publication of JP2003028197A publication Critical patent/JP2003028197A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ローラ型のワンウェイクラッチ装置において、
ローラを付勢するスプリングの組み付け性を向上させ
る。 【解決手段】内輪2と外輪(図示されていない)の間に
ローラ等を付勢するスプリング6が介装されている。ス
プリング6は波形でその一端に波の上下方向とは直角の
方向に折り曲げられている取付部61が形成されてい
る。62は折り曲げ片の返し部である。7はスプリング
6を保持する柱であって、底部71、スプリング保持部
72、ブロックベアリングを押さえる押さえ部73から
なっている。底部71は両側の保持器のフランジ部と一
体に成形されている。保持部72の先端は面取りが施さ
れ面取り部74となっている。それでスプリング6の取
付部61の嵌め込み口63との間の隙間が大きくなり、
スプリングの組み付け性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用の自動
変速機構などに使用されるワンウェイクラッチ装置に関
し、特にトルク伝達部材としてのローラを付勢するスプ
リングの組み付け性を向上させたワンウェイクラッチ装
置に関する。 【0002】 【従来の技術と課題】図1はこの発明が適用されている
ローラ型ワンウェイクラッチ10の、保持器4の一部を
切り欠いて示した正面図、図2は図1のA−A断面を示
す図であって、内輪2と外輪3の間にスプリング6によ
って付勢されているローラ5が介装され、内輪2の外周
のカム面21との組合せによって、回転力を一方向に伝
達する。22は内輪のスプライン、7はスプリングを保
持している柱、8は内外輪の間隔を保持するブロックベ
アリング、31は外輪3の軌道面をそれぞれ示してい
る。 【0003】図5はスプリングを保持する柱の構造を、
柱のみを取り出して示した説明図、図6はスプリングを
嵌め込んだところを示す図である。スプリング6は波形
スプリングであって、図は波の部分を上方から見ている
位置であって、6Pは波の頂部を、6Tは波の谷の部分
を表している。そしてスプリング6の一端の取付部61
は波の上下方向とは直角の方向に折り曲げられている。
62は返し部を示している。 【0004】スプリング6を保持する柱7は底部71、
スプリング保持部72、図1に示すようにブロックベア
リング8を押さえている押さえ部73等から構成され、
底部71は保持器の左右のフランジ部41と一体に成形
され、保持器4を形成している。図5に示すようにスプ
リング6の取付部61を柱7のスプリング保持部72に
嵌め込み、押し込むことによって図6に示すようにスプ
リング6を柱7によって保持することができる。 【0005】従来の柱の構造では柱7のスプリング保持
部72の先端部分の幅が大きいので、スプリング6の取
付部61の嵌め込み口63において、スプリング6と保
持部72の先端部分との間の隙間が小さく、嵌め込みが
困難であるという不具合があった。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明では前記の欠点
を解消するために、柱のスプリング保持部の先端部分に
面取りを施し、スプリングの取付部の嵌め込み口との隙
間を大きくし、スプリングの組み付け性を向上させたも
のである。 【0007】 【実施例】図3、図4はこの発明の実施例を示す図5、
図6と同様な図面であって、同じ符号は同じ部分を表し
ている。図3、図4から判るように、スプリング保持部
72の先端部分に面取りを施し、面取り部74を形成す
る。そうすることによりスプリング保持部72の先端部
分の幅が小さくなり、スプリング6の取付部61の嵌め
込み口63において、スプリング6とスプリング保持部
72の先端部分との間の隙間が大きくなり、スプリング
が嵌め込み易くなる。図4は前述の如くスプリング6を
押し込んで嵌め込み終わったところを示している。この
ようにこの発明では保持部72の先端部分に面取りを施
すことによりスプリングの組み付け性を向上させること
ができた。 【0008】 【発明の効果】この発明は前述の如き構成であって、ロ
ーラ型のワンウェイクラッチのロールを付勢するスプリ
ングを保持する柱のスプリング保持部の先端部分に面取
りを施したので、スプリングの取付部の嵌め込み口にお
ける隙間が大きくなって、嵌め込み易くなりスプリング
の組み付け性を向上させることができた。
【図面の簡単な説明】 【図1】ローラ型ワンウェイクラッチ装置の一部を破断
して示した正面図 【図2】図1のA−A断面図 【図3】この発明の実施例を示す図 【図4】スプリングを嵌め込んだ状態を示す図 【図5】従来例を示す図 【図6】スプリングを嵌め込んだ状態を示す図 【符号の説明】 2 内輪 3 外輪 4 保持器 5 ローラ 6 スプリング 7 柱 10 ローラ型ワンウェイクラッチ装置 21 カム面 22 スプライン 31 外輪軌道面 41 フランジ部 61 取付部 62 返し部 63 嵌め込み口 71 底部 72 スプリング保持部 73 押さえ部 74 面取り部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内輪と外輪との間にトルク伝達部材とし
    てスプリングによって付勢されているローラを介装し、
    内輪外周のカム面との組合せによって一方向に回転力を
    伝達するワンウェイクラッチ装置において、 ローラを付勢している上記スプリングを保持する柱のス
    プリング保持部の先端部分に面取りを施し、スプリング
    の取付部との間の嵌め込み隙間を大きくしたことを特徴
    とするワンウェイクラッチ装置。
JP2001218909A 2001-07-19 2001-07-19 ワンウェイクラッチ装置 Pending JP2003028197A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001218909A JP2003028197A (ja) 2001-07-19 2001-07-19 ワンウェイクラッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001218909A JP2003028197A (ja) 2001-07-19 2001-07-19 ワンウェイクラッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003028197A true JP2003028197A (ja) 2003-01-29

Family

ID=19053010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001218909A Pending JP2003028197A (ja) 2001-07-19 2001-07-19 ワンウェイクラッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003028197A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01234128A (ja) * 1988-03-15 1989-09-19 Nagao Saito 嵌合方法
JPH08254205A (ja) * 1995-03-17 1996-10-01 Okamura Corp 板部材同士の連結装置
JPH11141574A (ja) * 1997-09-02 1999-05-25 Nsk Warner Kk ワンウェイクラッチ
JPH11210782A (ja) * 1998-01-27 1999-08-03 Koyo Seiko Co Ltd 一方向クラッチ
JPH11210781A (ja) * 1998-01-23 1999-08-03 Koyo Seiko Co Ltd 一方向クラッチ
JP2000314433A (ja) * 1999-04-30 2000-11-14 Nsk Ltd クラッチレリーズ軸受装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01234128A (ja) * 1988-03-15 1989-09-19 Nagao Saito 嵌合方法
JPH08254205A (ja) * 1995-03-17 1996-10-01 Okamura Corp 板部材同士の連結装置
JPH11141574A (ja) * 1997-09-02 1999-05-25 Nsk Warner Kk ワンウェイクラッチ
JPH11210781A (ja) * 1998-01-23 1999-08-03 Koyo Seiko Co Ltd 一方向クラッチ
JPH11210782A (ja) * 1998-01-27 1999-08-03 Koyo Seiko Co Ltd 一方向クラッチ
JP2000314433A (ja) * 1999-04-30 2000-11-14 Nsk Ltd クラッチレリーズ軸受装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1106847B1 (en) Telescopic shaft
JP2004308888A (ja) ワンウェイクラッチ装置およびその製造方法
JP4087499B2 (ja) ワンウェイクラッチ
JP2007292164A (ja) 一方向トルク伝達ユニット及び一方向間欠送りユニット
JPH1163028A (ja) スプラグ型ワンウェイクラッチ
JP2003028197A (ja) ワンウェイクラッチ装置
JPH0914302A (ja) スプラグ型ワンウェイクラッチ
JP4318343B2 (ja) ステータ用一方向クラッチ組立体
JPH10184737A (ja) ワンウェイクラッチ
JPH09144731A (ja) 嵌め付け構造
JP4588263B2 (ja) ワンウェイクラッチ装置
JP3308051B2 (ja) クロスグルーブ型等速ジョイント
JP2001241465A (ja) 自動調心型クラッチレリーズ軸受
JP2006017133A (ja) 軸受装置
JP4122810B2 (ja) ワンウェイクラッチのスプライン係合装置
JP4223182B2 (ja) 一方向クラッチ
JP3296730B2 (ja) 変速プーリにおけるクラッチ固定構造
JPH0244095Y2 (ja)
JP2000346097A (ja) ワンウェイクラッチ及びその取付け構造
JP2007132376A (ja) 等速自在継手の抜け止め機構
JP3508003B2 (ja) 一方向クラッチ
JP2006194323A (ja) スラスト針状ころ軸受
JP3752680B2 (ja) クラッチレリーズ軸受装置
JP4228595B2 (ja) クラッチレリーズ軸受装置
JP2595356Y2 (ja) 一方向クラッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080604

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080611

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110118