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JP2003023278A - ラックのレール取付け構造 - Google Patents

ラックのレール取付け構造

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Publication number
JP2003023278A
JP2003023278A JP2001209609A JP2001209609A JP2003023278A JP 2003023278 A JP2003023278 A JP 2003023278A JP 2001209609 A JP2001209609 A JP 2001209609A JP 2001209609 A JP2001209609 A JP 2001209609A JP 2003023278 A JP2003023278 A JP 2003023278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
vertical
rack
hole
vertical frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001209609A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Murase
晴彦 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
Priority to JP2001209609A priority Critical patent/JP2003023278A/ja
Publication of JP2003023278A publication Critical patent/JP2003023278A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な作業で取り付けでき、それでいて堅牢
なラックのレール取り付け構造を提供する。 【解決手段】 縦フレーム1の上下方向に複数のスリッ
ト状の縦孔4を形成し、レール2の左右端部にその縦孔
4に挿入する挿入片5を設けた。挿入片5の基部高さL
1は縦孔の長さL2より僅かに小さく形成し、挿入片5
先端上部には突起部5aを設けて挿入後縦フレーム1背
面に係止する係止壁6を突起部5aの水平板2a側に形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は機器を収納するラッ
クに関し、詳しくはラック内部に形成する棚を支えるレ
ールの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電気機器を収納するラックは、収
納する機器の大きさに合わせて棚の高さを変えられるよ
うに棚板を載置するレールの位置を変更可能に形成され
ている。このようなラックのレール取付け構造は実開平
7−29892号公報に開示された構造や、図7、図8
に示す構造のものがある。双方ともラック本体の略4隅
となる位置に縦フレームを立設し、前後位置に立設した
縦フレームにレールを渡して装着し、左右に棚板を載置
するレールを形成する構造であって、前者は縦フレーム
に係止孔とタップ孔を設け、またL型に形成したレール
の左右端部に夫々上下2個づつ係止爪を設け、その係止
爪を前後に配置された縦フレームの夫々の係止孔に挿入
して取り付けたり、ネジ止めして取り付けていた。また
後者は、図7の要部分解斜視図、図8の縦フレームに取
付けたレール正面図に示すように、縦フレーム15にタ
ップ孔16を設け、またL型のレール17にだるま孔1
8を設け、タップ孔16にねじ19を取り付けて、ねじ
頭部をだるま孔18に挿通してだるま孔18に係止させ
ると共にねじ19を締め付けてレール17を取り付けて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のレ
ール取付け構造のうち、前者の係止孔に係止爪を係止す
るものは、下方からの応力に対してレールが外れ易い
し、係止孔と係止爪の間の隙間によりガタツキが発生し
てしまい堅牢な取付けとはいえず、場合によってはネジ
止めによる固定が必要であった。またネジ止めによるも
のは、一つの縦フレームに対して2ヶ所のネジ止めが必
要であり、取付け作業が面倒であった。そして、後者は
ネジにより固定するためガタツキは無いが、ネジ止め作
業が、まずネジを先に縦フレームに取り付けなければな
らないので、やはり手間のかかる面倒な作業となってい
た。そこで、本発明は上記問題点に鑑み、簡易な作業で
取り付けでき、それでいて堅牢なラックのレール取り付
け構造を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、ラック内左右夫々の前後位置に
立設した縦フレームのうち前後の縦フレーム間にレール
を渡し、左右からレールを対向配置して棚形成用の台座
を配置するレールの取付け構造であって、前記縦フレー
ムはスリット状の縦孔を有すると共に前記レールの左右
端部に前記縦孔に挿入可能な挿入片を有し、更に該挿入
片は挿入先端部上方に突起部を有し、該突起部に前記縦
孔上部の縦フレーム背部に係止する係止壁を具備し、縦
孔に挿入片を挿入することでレールをラック内に固定可
能とすることを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前後2本の縦フレームのうち、前側縦フレームには
縦孔毎にタップ孔を設け、またレールの対応する位置に
ネジ挿通孔を設け、レールを縦フレームにネジ止め可能
としたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発
明に係るラックのレール取付け構造の一例を示すラック
要部の斜視図であり、1は縦フレームであり、図はラッ
ク内左右の前後位置に立設した縦フレームのうち左側に
立設した前側縦フレーム1aと後側縦フレーム1bを示
している。そして、レール2が前後の縦フレーム間に配
置されている。縦フレーム1はコ字状の断面を有する凸
状部3を中央に有し、その凸状部3をラック内方に向け
て配置して、上下端部がラック本体に連結固定されてい
る。また、凸状部3の中央には縦に細長く開口したスリ
ット状の縦孔4が等間隔で複数形成されている。
【0007】レール2は、図2の斜視図に示すように前
後の縦フレーム1a,1bの縦孔4,4の距離に等しい
幅を有し、機器等を収納するための棚板(図示せず)を
載置する水平板2a、縦フレーム1に平行な垂直板2
b、そしてラック前面側或いは背面側となるレール左右
端部に前面板2c及び背面板2dを有している。また、
前面板2c及び背面板2dには垂直板2b背部に突出し
た挿入片5が延設されている。
【0008】挿入片5は、縦孔4に挿入されて係止し、
レール2を固定させる部位であり、基部の前面板2c或
いは背面板2dとの連結部の高さL1が縦孔4の長さL
2より僅かに小さく形成されている。そして、縦孔4に
挿入されて縦フレーム1背部にまわる挿入片先端部は上
方に突起部5aを有し、突起部5aの一端水平板側に凸
状部3の背部に係止する係止壁6が形成されている。ま
た、下端部は、垂直板2b上端部を中心に連結部の高さ
L1を半径とする曲率で切り取られ、挿入片5の挿入操
作をスムーズに行えるようにしている。更に、垂直板2
bのラック前側挿入片近傍にはねじ挿通孔7が形成さ
れ、対応する前側縦フレーム1aにはタップ孔8が各縦
孔4毎に形成されている。
【0009】レール2を縦フレーム1へ装着する手順を
図3のレール側面(ラック正面)説明図を基に説明す
る。まず、(a)に示すように、レール2の水平板2a
と垂直板2bの折り曲げ境界部を縦孔4上端部に配置す
ると共にレール水平面2aを凸状部3に密着させるよう
に配置し、レール左右端部の突起部5a,5aを前後の
縦フレームの縦孔4,4に挿入させる。
【0010】次に、(b)に示すようにレール2の水平
板2aと垂直板2bの境界部を中心にレール2を回転動
作させて垂直板2bを縦フレーム1に当接させる。回転
することで(c)に示すように挿入片5全体が縦孔4に
挿入され、係止壁6がスリット上部の凸状部3裏面に係
止する。こうしてレール2は前後に配置された縦フレー
ム1a,1b間に装着され、図示しないラック右側の縦
フレームに対しても同様にレールを装着することで、棚
板載置部を形成できる。
【0011】このように、係止壁によりレールを縦フレ
ームに装着することで抜け落ちることがないし、下方か
ら持ち上げる応力が加わっても外れることがなく、堅牢
に取付けできる。また、このような係止片を設けたレー
ルは一枚に金属板をプレスにより打ち抜いて曲げ加工す
ることで作製でき、別途係止片を後付する必要なく容易
に作成できる。更に、図1に示すように前側の縦フレー
ム1aに設けたタップ孔8にレールの挿通孔7を介して
ネジ10を螺入すればレール2を固定でき、レール2の
ガタツキを無くすことができ、1ヶ所のネジ締め作業だ
けでレールのガタツキを無くすことも可能である。
【0012】図4,図5は上記実施形態に係るレール2
の他の形状を示し、図4では前面板、背面板を設けず、
挿入片5を垂直板2b左右端部に延設した板片を折り曲
げて形成している。また、図5では前面板及び背面板を
無くすと共に水平板2aに対して垂直板2bを上方に折
り曲げて形成し、挿入片5は垂直板2bの左右を延設し
て形成している。レールをこのように形成しても良く、
図4,図5の(a)〜(c)に示すように、装着手順は
上記実施の形態と同様であり、同様の効果を得ることが
できる。
【0013】図6はレール2の更に他の形状を示してい
る。上記図5のように形成したレール2の水平板2aの
解放側端部を下方に折り曲げて垂直板2bに平行な側板
2eを形成し、その側板2eにスライドレール10を取
付けてある。このように単なるレール以外の形状として
も良く、スライドレール10を設けることで装着した載
置板を容易に引き出すことができ便利である。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、簡易な作業で取付けできるし、下方からの応力
に対しても係止が外れることが無くレールを堅牢に取付
けできる。また請求項2の発明によれば、請求項1の効
果に加えて1ヶ所のネジ締め作業だけでラックのガタツ
キを無くすことができ、更に堅牢な固定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラックのレール取付け構造の一例
を示すラック要部の斜視図である。
【図2】図1のレールを示し、(a)は斜視図、(b)
は端部拡大図である。
【図3】レール取付け手順を説明図するレール側面説明
図である。
【図4】レールの他の形状を示し、その取付け手順を示
すレール側面説明図である。
【図5】レールの他の形状を示し、その取付け手順を示
すレール側面説明図である。
【図6】レールの他の形状を示し、縦フレームに装着し
た状態の側面図である。
【図7】従来のラックのレール取付け構造を示すラック
要部の斜視図である。
【図8】図7のレール部正面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b・・縦フレーム、2・・レール、2a・
・水平板、2b・・垂直板、2c・・前面板、2d・・
背面板、2e・・側板、3・・凸状部、4・・縦孔、5
・・挿入片、5a・・突起部、6・・係止片、7・・挿
通孔、8・・タップ孔。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラック内左右夫々の前後位置に立設した
    縦フレームのうち前後の縦フレーム間にレールを渡し、
    左右からレールを対向配置して棚形成用の台座を配置す
    るレールの取付け構造であって、前記縦フレームはスリ
    ット状の縦孔を有すると共に前記レールの左右端部に前
    記縦孔に挿入可能な挿入片を有し、更に該挿入片は挿入
    先端部上方に突起部を有し、該突起部に前記縦孔上部の
    縦フレーム背部に係止する係止壁を具備し、縦孔に挿入
    片を挿入することでレールをラック内に固定可能とする
    ことを特徴とするラックのレール取付け構造。
  2. 【請求項2】 前後2本の縦フレームのうち、前側縦フ
    レームには縦孔毎にタップ孔を設け、またレールの対応
    する位置にネジ挿通孔を設け、レールを縦フレームにネ
    ジ止め可能とした請求項1記載のラックのレール取付け
    構造。
JP2001209609A 2001-07-10 2001-07-10 ラックのレール取付け構造 Pending JP2003023278A (ja)

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