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JP2003022247A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JP2003022247A
JP2003022247A JP2001208622A JP2001208622A JP2003022247A JP 2003022247 A JP2003022247 A JP 2003022247A JP 2001208622 A JP2001208622 A JP 2001208622A JP 2001208622 A JP2001208622 A JP 2001208622A JP 2003022247 A JP2003022247 A JP 2003022247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
data
system clock
serial bus
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001208622A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Ikemoto
政彦 池本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001208622A priority Critical patent/JP2003022247A/ja
Publication of JP2003022247A publication Critical patent/JP2003022247A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Information Transfer Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中央演算処理装置の動作状況に関わらず、周
辺回路相互間で所定の処理を適切に行える半導体装置を
得る。 【解決手段】 システムクロックに応じて動作する中央
演算処理装置2と、前記システムクロックに応じて動作
する複数の周辺回路4,6,7,8,10,11とを備
え、システムクロック同期シリアルバス通信回路を前記
複数の周辺回路に内蔵し、前記周辺回路相互間でシステ
ムクロック同期シリアルバス20を介して所定の処理を
行わせるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置、特
に、システムクロック同期シリアルバス通信回路組み込
み機能回路を内蔵した半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、我々の身の回りの生活において、
産業用途の機器や家電用途の製品等の機能化,低価格化
が急速に進んでいる。それら産業用機器や家電製品の発
展に貢献した重要な部品の一つにシングルチップマイク
ロコンピュータ(以下、ワンチップマイコン、あるい
は、単に、マイコンと呼ぶ)がある。産業用機器や家電
製品は、マイコンの採用により、周辺機能回路(以下、
周辺モジュールと呼ぶ)が単一の半導体内に組み込まれ
ることでのデータ伝送配線路の短縮による高速化や、単
一の半導体に多くの機能を内蔵することによる高機能
化、産業用機器や家電製品の高速化,高機能化,小型
化,低価格化が画期的に促進された。
【0003】この発明は、一般的な産業用機器や家電製
品等に使用されるマイコンを代表とする半導体製品にお
いて、それら産業用機器や家電製品等の重要部品として
高い性能を最大限引き出すために現有のマイコンに内蔵
される機能を有効に使った半導体装置やマイコンに内蔵
する周辺機能回路間のシリアルバス通信回路に関するも
のである。
【0004】従来より、マイコンの高機能化技術の一つ
として、マイコン内部の基準クロック(以下、システム
クロックと呼ぶ)の高速化がある。このシステムクロッ
クを高速にすることでマイコンを制御する中央演算処理
装置(以下、CPUと呼ぶ)の動作を単純に高速化でき
るため、マイコン内部のデータの転送を担うパラレルデ
ータ信号線束(以下、データバスと呼ぶ)の正常伝送が
可能な範囲でCPUの演算処理やデータ処理の高速化を
行うことで、マイコンの処理能力の高速化により性能向
上が実現できる。
【0005】近年、マイコンにダイレクトメモリアクセ
スコントローラ(以下、DMACと呼ぶ)などのCPU
以外のバス制御回路が内蔵されるようになり、CPUを
介さず高速に周辺モジュール間でのデータ伝送が可能と
なった。
【0006】しかし、このCPU以外のバス制御回路で
あるDMACが内蔵されたマイコンであってもデータ転
送時は、CPUが使用するデータバスと同一のパラレル
データバスを使用するため、CPUとDMACの互いに
データ処理をする機能を内蔵するマイコンであるにもか
かわらず同時に同一のデータバスを使ったデータ処理は
不可能であった。
【0007】また、シリアル入出力回路(以下、シリア
ルI/Oと呼ぶ)やアナログデジタルコンバータ(以
下、ADと呼ぶ)などのマイコン外部からのデータ情報
をマイコン内部に取り込む回路が内蔵されている場合
に、外部からのデータ情報をマイコンに取り込む期間の
処理として、シリアルI/Oによる外部入力データをR
AMなどの記憶素子に転送しデータを蓄えておくだけで
良い場合などCPUがあえてデータ転送に関与する必要
のない場合があり、従来はマイコンが持つ内蔵機能を最
大限に活用できていない。
【0008】具体的な不都合例を一例紹介すると、現在
の一般的なマイコンは、内部データバスはパラレルデー
タバス1系統であり、同時にCPUとDMACのデータ
処理が必要になった場合には、CPUとDMACのお互
いの優先権を判定する回路が調停役となり、それら相互
に決められた優先順位に従い、どちらかデータ処理を待
たされることで順序よくデータが処理される。この際、
CPUとDMACのにどちらかデータ処理を待たされる
ことになるため、マイコンの総合的なデータ処理能力の
低下を招いてしまい、マイコンが本来持つデータ処理能
力およびDMACのようなデータ処理資源を条件によっ
ては十分に活用できていなかった。
【0009】この発明によるパラレルデータのみなら
ず、シリアルデータも扱えるDMACCによると、たと
えCPUがデータ処理中であった場合も、DMAC等の
CPU周辺データ処理機能回路を効率的に、従来のシス
テムクロックを流用した場合には、新たに設けるシリア
ルデータバス1本と1本から数本程度のステータス信号
線を追加するだけによりCPUのデータ処理状況に左右
されずにDMACによるシリアルデータ転送が可能とな
る。
【0010】この発明の応用例としてシリアルデータも
扱えるDMACを半導体装置に内蔵するのではなく、C
PU周辺のそれぞれの機能回路に、この発明によるDM
ACのシリアルバス通信できる回路を組み込むことでD
MACも介さず、CPU周辺機能モジュール間だけでシ
リアルバス通信できる回路を組み込むことで半導体装置
内部でシリアルデータ転送によるデータ転送が可能とな
る。
【0011】《従来回路の構成説明》ここで、従来回路
の説明を行う。図8は、従来のマイコンである一般的な
半導体回路のシステム構成を示す図である。まず、ワン
チップマイコンを構成する内部の一般的な構成要素につ
いて説明する。2はマイコン1の動作を主として管理
し、演算処理を行うためのセントラル・プロセッシング
・ユニット(以下、CPUと呼ぶ)である。3は上記マ
イコン1の内部システムクロックの制御を担う、主シス
テムクロック出力制御回路(以下、クロック回路、また
は、CLKと呼ぶ)である。この主システムクロック出
力制御回路3は、マイコン1の動作を制御すべく、シス
テムクロック線30への出力クロックを制御するよう構
成される。4は割り込み要求要因を管理するための割り
込み制御回路(以下、ICUと呼ぶ)であり、マイコン
1の外部割り込み端子や後に述べる各種周辺回路からの
各種割り込み要求信号を入力とし、割り込み信号41を
CPU:2に割り込み処理を要求するよう配線され構成
される。
【0012】また、CPU:2以外のバス制御回路のひ
とつであるDMACが内蔵された場合の一般的なマイコ
ンの構成について説明する。DMAC:6は、CPU:
2と同様に内部バスであるパラレルデータ信号線束(A
dress_&_Deta_&_Control_Bus
lines:以下、内部データバス,内部バス,単にデ
ータバス等いくつかの呼び名で呼ぶが、同意語である)
50を制御できる副のマイコン動作管理回路であり、D
MAC:6とインターフェイスユニット(以下、BIU
と呼ぶ)を通じて上記内部バス50へのデータ使用優先
権を互いに判断することで、内部バス50を共用で使用
できる。CPU:2やDMAC:6はBIU:5で内部
バス50と接続され、データの転送元(ソース),転送
先(ディスティネーション)の指示をし、周辺機能回路
との間のデータの転送を可能にするよう構成している。
【0013】次に、この発明の主となる問題個所であ
る、ワンチップマイコン50内部のデータの転送を担う
パラレルデータ信号線束(以下、データバスと呼ぶ)の
構成について詳細に説明する。データバス50はアドレ
ス信号線束とデータ信号線束、さらにデータ入出力制御
線をまとめた信号線束で構成される。しかし、多数の信
号配線で構成されるため、信号線の配置に非常に占有面
積が広くなる問題点がある。そのため、通常、一般的な
マイコンには、データバス50は1系統しか用意されて
いない。この従来回路の説明でも1系統のデータバスで
構成される一般的なマイコンについて説明をする。マイ
コン1には、上記主要なバス制御回路の他、データを記
憶するリードライト可能な揮発メモリであるRAM:7
と、主にプログラムとしての命令やデータを記憶する不
揮発メモリROM:8と、タイマ回路(以下、タイマと
呼ぶ)9を内蔵する。その他周辺回路としてアナログデ
ジタルコンバータ(以下、ADと呼ぶ),デジタルアナ
ログコンバータ(以下、DAと呼ぶ),パルスウイズス
モジュレータ(以下、PWMと呼ぶ)等の種々の周辺回
路(以下、その他ペリフェラルと呼ぶ)が内蔵されてい
る場合もある。しかし、それら全ての周辺機能回路は、
内部バス50でBIU:5と接続されている点ではRA
M:7やROM:8と同じ構成であるため、この説明で
はあえて説明を省略し、上記機能回路7,8,9の内部
バス50を使用する主要な周辺回路のほか、周辺回路の
代表としてマイコン1の外部と情報としてのデータをや
りとりするためのシリアル入出力ポート10をなすI/
O(以下、シリアルI/OSIOと呼ぶ)がある。CP
U:2とDMAC:6やマイコン1に内蔵される全機能
回路は、共通のシステムクロックを出力するためにクロ
ック回路3から出力されるシステムクロック線(Sys
tem_Clock_Line:以下、クロックやCL
OCKと呼ぶ)30をそれぞれの機能回路に内蔵される
クロック入力回路で受けるよう全てに接続される。
【0014】最後に、上記説明したマイコンの内部バス
制御を担うCPU,DMACの機能回路以外で、一般的
なマイコンに内蔵される代表的な機能回路の構成を説明
する。マイコン1には、上記機能回路5,6,7,8,
9の主要なバス制御回路の他、データを記憶するメモリ
(RAM,ROMの両者を代表する名称とする)、さら
にマイコン1の外部と情報としてのデータをやりとりす
るための入出力ポートを制御するI/O(以降、パラレ
ルI/O,シリアルI/Oの両者を代表する名称とす
る)、その他周辺回路(アナログデジタルコンバータ,
デジタルアナログコンバータ,パルスウイズスモジュレ
ータ等の種々の周辺回路の総称とする)が内蔵されてお
り、それら全ての周辺機能回路は、内部バス50と呼ば
れるアドレス信号線束,データ信号線束,データ入出力
制御線で、バス制御回路であるCPU:2やDMAC:
7と接続され、データの転送元(ソース),転送先(デ
ィスティネーション)の指示をし、周辺機能回路間での
データの転送を可能にするよう構成している。
【0015】《従来回路の動作》次に、図8の従来のマ
イクロコンピュータの動作について説明する。まず、マ
イコン動作の例として、CPUが外部クロックの供給を
受けクロックに同期して機能しているときの動作につい
て説明する。マイコン1の端子である外部クロック入力
端子102と外部クロック出力端子103との間に挿入
されるマイコン1の外部の発振振動子が、マイコン1に
内蔵されるクロック出力の発振回路およびクロック波形
成形回路に内蔵される発振回路とともに、自励発振を起
しその出力を波形成形回路で波形成形され、システムク
ロック線30へ内部システムクロックのおおもとの波形
出力としてマイコン1内部に伝えられる。
【0016】このようにマイコン1は、システムとして
動作するための基準クロックの供給をマイコン1の外部
より受け、そのクロックを動作源としてデータ転送,演
算処理などのデータ処理動作をクロックに同期させて動
作を行う。
【0017】次に、例えば、タイマによる割り込み動作
を実行してRAM内のデータをI/Oに出力する場合を
説明する。CPU:2は、内部バス50と呼ばれるアド
レス信号線束,データ信号線束,データ入出力制御線を
使いタイマ等周辺回路のひとつであるタイマ9に対し動
作モードの指示を受けるタイマ9の動作モードレジスタ
に対し書き込みを実行する。タイマはその後、システム
クロック線30より周辺機能動作クロックとして受けた
クロックで動作し、任意の時間後、割り込み要求信号9
0をICU:4に割り込み要求を与える。ICU:4
は、割り込み実行要求信号40をCPU:2に対し出力
し割り込み処理を要求する。割り込み要求を受けたCP
U:2は、割り込み処理動作を実行し、例えばメモリ7
からデータをパラレルI/O:11に転送し、最後にマ
イコン1外部の入出力ポート111にデータを出力する
などの動作を行う。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の一般的なマイコ
ンでは、内部データバスはパラレルデータバス一系統で
あり、同時にCPUとDMACのデータ処理が必要とな
った場合には、CPUとDMACのどちらかがデータ処
理を待たされることになるため、マイコンの総合的なデ
ータ処理能力の低下を招いてしまい、マイコンが本来持
つデータ処理能力およびDMACのようなデータ処理資
源を条件によっては十分に活用できていなかった。この
発明によるパラレルデータのみならず、シリアルデータ
も扱えるDMACによると、たとえCPUがデータ処理
中であった場合も、DMAC等のCPU周辺データ処理
機能回路を効率的に、従来のシステムクロックを流用し
た場合には、新たに設けるシリアルデータバス1本と1
本から数本程度のステータス信号線を追加するだけによ
りCPUのデータ処理状況に左右されずにDMACによ
るシリアルデータ転送が可能となる。
【0019】この発明の応用例として、シリアルデータ
も扱えるDMACを半導体装置に内蔵するのではなく、
CPU周辺のそれぞれの機能回路に、この発明のDMA
Cのシリアルバス通信できる回路を組み込むことでDM
ACをも介さず、CPU周辺機能モジュール間だけでシ
リアルバス通信できる回路を組み込むことで半導体装置
内部でシリアルデータ転送によるデータ転送が可能とな
る。マイコンへの最小限の回路の搭載でマイコン内部資
源を有効に使用し、CPUによるデータ交換時も同時に
データ処理をすることでクロック周波数を上げずに、実
質的な高速処理を実現することを目的とする。
【0020】この発明は、中央演算処理装置の動作状況
に関わらず、周辺回路相互間で所定の処理を適切に行え
る半導体装置を得ようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
装置では、システムクロックに応じて動作する中央演算
処理装置と、前記システムクロックに応じて動作する複
数の周辺回路とを備え、システムクロック同期シリアル
バス通信回路を前記複数の周辺回路に内蔵し、前記周辺
回路相互間でシステムクロック同期シリアルバスを介し
て所定の処理を行わせるようにしたものである。
【0022】第2の発明に係る半導体装置では、第1の
発明において、前記システムクロック同期シリアルバス
が、半導体装置外部へは出力されず、半導体装置内部で
配線されているようにしたものである。
【0023】第3の発明に係る半導体装置では、第1ま
たは第2の発明において、前記システムクロック同期シ
リアルバスが、前記周辺回路の少なくとも一つと、前記
周辺回路を構成するダイレクトメモリアクセスコントロ
ーラとの間で結線されているようにしたものである。
【0024】第4の発明に係る半導体装置では、第1ま
たは第2の発明において、システムクロック同期シリア
ルバスが、ダイレクトメモリアクセスコントローラと、
単一の周辺回路との間で直結されているようにしたもの
である。
【0025】第5の発明に係る半導体装置では、第1ま
たは第2の発明において、システムクロック同期シリア
ルバスが、ダイレクトメモリアクセスコントローラと、
RAMとの間で直結されているようにしたものである。
【0026】第6の発明に係る半導体装置では、第1ま
たは第2の発明において、システムクロック同期シリア
ルバスが、ダイレクトメモリアクセスコントローラと、
単一方向通信可能な単一の周辺回路との間で単一方向通
信可能に直結されているものである。
【0027】第7の発明に係る半導体装置では、第1ま
たは第2の発明において、システムクロック同期シリア
ルバスが、ダイレクトメモリアクセスコントローラと、
ROMとの間で単一方向通信可能に直結されているもの
である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明であるシステムク
ロック同期シリアルバス通信回路組み込み機能回路をマ
イコンに内蔵する半導体装置例として半導体回路への機
能回路間シリアルバス通信回路配置構成図の実施の形態
を示すことにより説明する。
【0029】実施の形態1.この発明による実施の形態
1を図1および図2について説明する。図1は、この発
明による実施の形態におけるシステムクロック同期シリ
アルバス通信回路組み込み機能回路の構成を示すブロッ
ク図である。各機能回路の機能回路間シリアル通信回路
にデータのシフトレジスタと各周辺機能にあらかじめ設
定されたアドレスを判別する一致回路とデータの制御方
向を指定するリードライトステータス信号判定回路が内
蔵されていて、機能回路間で相互の通信が可能な場合に
ついて説明する。図2は、上記の回路に内蔵される機能
回路間シリアルバス通信回路の構成および動作について
説明した図である。この実施の形態1において、ここで
説明する特有の構成以外の構成については、先に説明し
た従来のマイクロコンピュータと同様の構成を有し、同
様の動作を行うものである。図中、同一または相当部分
には同一の符号を付けている。
【0030】《回路の構成説明》図1は、実施の形態1
における半導体回路のシステム構成を示す図である。ま
ず、ワンチップマイコンを構成する内部の一般的な構成
要素について説明する。2はマイコン1の動作を主とし
て管理し、演算処理を行うための、セントラル・プロセ
ッシング・ユニット(中央演算処理装置:以下、CPU
と呼ぶ)である。3は上記マイコン1の内部システムク
ロックの制御を担う、主システムクロック出力制御回路
(以下、クロック回路、または、CLKと呼ぶ)であ
る。この主システムクロック出力制御回路3は、マイコ
ン1の動作を制御すべく、システムクロック線30への
出力クロックを制御するよう構成される。4は割り込み
要求要因を管理するための割り込み制御回路(以下、I
CUと呼ぶ)であり、マイコン1の外部割り込み端子や
後に述べる各種周辺回路からの各種割り込み要求信号を
入力とし、割り込み信号41をCPU:2に割り込み処
理を要求するよう配線され構成される。
【0031】また、CPU:2以外のバス制御回路のひ
とつであるDMACが内蔵された場合の一般的なマイコ
ンの構成について説明する。DMAC:6は、CPU:
2と同様に内部バスであるパラレルデータ信号線束(A
dress_&_Deta_&_Control_Bus
lines:以下、内部データバス,内部バス,単にデ
ータバス等いくつかの呼び名で呼ぶが、同意語である)
50を制御できる副のマイコン動作管理回路であり、D
MAC:6とインターフェイスユニット(以下、BIU
と呼ぶ)を通じて上記内部バス50へのデータ使用優先
権を互いに判断することで、内部バス50を共用で使用
できる。CPU:2やDMAC:6はBIU:5で内部
バス50と接続され、データの転送元(ソース),転送
先(ディスティネーション)の指示をし、周辺機能回路
との間のデータの転送を可能にするよう構成している。
【0032】次に、この発明の主となる問題個所であ
る、ワンチップマイコン50内部のデータの転送を担う
パラレルデータ信号線束(以下、データバスと呼ぶ)の
構成について詳細に説明する。データバス50はアドレ
ス信号線束とデータ信号線束、さらにデータ入出力制御
線をまとめた信号線束で構成される。しかし、多数の信
号配線で構成されるため、信号線の配置に非常に占有面
積が広くなる問題点がある。そのため、通常、一般的な
マイコンには、データバス50は1系統しか用意されて
いない。この回路の説明でも1系統のデータバスで構成
される一般的なマイコンについて説明をする。マイコン
1には、上記主要なバス制御回路の他、データを記憶す
るリードライト可能な揮発メモリであるRAM:7と、
主にプログラムとしての命令やデータを記憶する不揮発
メモリROM:8と、タイマ回路(以下、タイマと呼
ぶ)9を内蔵する。その他周辺回路としてアナログデジ
タルコンバータ(以下、ADと呼ぶ),デジタルアナロ
グコンバータ(以下、DAと呼ぶ),パルスウイズスモ
ジュレータ(以下、PWMと呼ぶ)等の種々の周辺回路
(以下、その他ペリフェラルと呼ぶ)が内蔵されている
場合もある。しかし、それら全ての周辺機能回路は、内
部バス50でBIU:5と接続されている点ではRA
M:7やROM:8と同じ構成であるため、この説明で
はあえて説明を省略し、上記機能回路7,8,9の内部
バス50を使用する主要な周辺回路のほか、周辺回路の
代表としてマイコン1の外部と情報としてのデータをや
りとりするためのシリアル入出力ポート10をなすI/
O(以下、シリアルI/OSIOと呼ぶ)がある。CP
U:2とDMAC:6やマイコン1に内蔵される全機能
回路は、共通のシステムクロックを出力するためにクロ
ック回路3から出力されるシステムクロック線(Sys
tem_Clock_Line:以下、クロックやCL
OCKと呼ぶ)30をそれぞれの機能回路に内蔵される
クロック入力回路で受けるよう全てに接続される。
【0033】最後に、上記説明したマイコンの内部バス
制御を担うCPU,DMACの機能回路以外で、一般的
なマイコンに内蔵される代表的な機能回路の構成を説明
する。マイコン1には、上記機能回路5,6,7,8,
9の主要なバス制御回路の他、データを記憶するメモリ
(RAM,ROMの両者を代表する名称とする)、さら
にマイコン1の外部と情報としてのデータをやりとりす
るための入出力ポートを制御するI/O(以降、パラレ
ルI/O,シリアルI/Oの両者を代表する名称とす
る)、その他周辺回路(アナログデジタルコンバータ,
デジタルアナログコンバータ,パルスウイズスモジュレ
ータ等の種々の周辺回路の総称とする)が内蔵されてお
り、それら全ての周辺機能回路は、内部バス50と呼ば
れるアドレス信号線束,データ信号線束,データ入出力
制御線で、バス制御回路であるCPU:2やDMAC:
7と接続され、データの転送元(ソース),転送先(デ
ィスティネーション)の指示をし、周辺機能回路間での
データの転送を可能にするよう構成している。20は周
辺機能回路間用のシリアルバス線である。
【0034】この回路は、従来のマイコン1に、機能回
路間用のシリアルバス線20を配置し、このシリアルバ
ス線20が各周辺機能に内蔵される個別の機能回路間シ
リアル通信回路に接続されるものである。個別の機能回
路間シリアル通信回路にはデータシフトレジスタの他
に、図2に示すような、あらかじめ設定されたアドレス
を判別するアドレス一致回路とデータの制御方向を指定
するリードライトステータス信号判別回路が内蔵されて
いる。各周辺機能の内蔵される個別の機能回路間シリア
ル通信回路は、各機能回路に同じく接続されるクロック
線30の入力クロックをシリアル通信の同期信号となる
よう構成される。この機能回路間シリアル通信回路はC
PU:にだけは内蔵されておらず、同じくシリアルバス
線20もCPU:2には接続されていない。その他の点
では従来回路と同じ構成である。
【0035】《回路の動作》この発明に関わる機能回路
間シリアル通信回路は、CPU:2以外のマイコンの周
辺機能回路にシステムクロック同期シリアルバス制御回
路を内蔵し、CPU:2が内部バスを使いデータ交換制
御中においても、CPU:2の制限を受けない専用の内
部シリアルバスを機能回路に設けるようシングルチップ
のマイコンに1本あるいは数本のシリアルバス制御線を
内蔵する。従来回路同様、BIU:5を通じCPU:2
により制御されるデータバス50が使用されている間に
おいても、シリアルバス線20を使い、DMAC:6か
らRAM:7へデータを書き込んだり、パラレルポート
11からRAM:7へデータを書き込んだり、データ取
り込みあるいはデータ送付先のアドレスを各機能回路に
あらかじめ指示することで制御を可能としている。
【0036】この発明による実施の形態1によれば、シ
ステムクロックに応じて動作する中央演算処理装置(C
PU)2と、前記システムクロックに応じて動作するD
MAC:6,ICU:4,RAM:7,ROM:8,シ
リアルポート10およびパラレルポート11を含む複数
の周辺回路とを備え、システムクロック同期シリアルバ
ス通信回路を前記複数の周辺回路に内蔵し、前記周辺回
路相互間でシステムクロック同期シリアルバス20を介
して所定の処理を行わせるようにしたので、中央演算処
理装置(CPU)の動作状況に関わらず、周辺回路相互
間で所定の処理を適切に行える半導体装置を得ることが
できる。
【0037】この発明による実施の形態1によれば、前
項の構成において、前記システムクロック同期シリアル
バスが、半導体装置外部へは出力されず、半導体装置内
部で配線されているようにしたので、中央演算処理装置
(CPU)の動作状況に関わらず、半導体装置内部にお
ける周辺回路相互間で所定の処理を適切に行える半導体
装置を得ることができる。
【0038】さらに、この発明による実施の形態1によ
れば、前記システムクロック同期シリアルバスが、IC
U:4,RAM:7,ROM:8,シリアルポート10
およびパラレルポート11を含む前記周辺回路の少なく
とも一つと、前記周辺回路を構成するダイレクトメモリ
アクセスコントローラ(DMAC)6との間で結線され
ているようにしたので、中央演算処理装置(CPU)の
動作状況に関わらず、前記周辺回路の少なくとも一つと
ダイレクトメモリアクセスコントローラ(DMAC)と
の相互間で、所定の処理を適切に行える半導体装置を得
ることができる。
【0039】実施の形態2.この発明による実施の形態
2を図3ないし図5について説明する。図3と図4は、
この発明による実施の形態におけるシステムクロック同
期シリアルバス通信回路組み込み機能回路をマイコンに
内蔵する半導体装置において、機能回路間シリアルバス
通信回路を1組の機能回路間に配置構成した半導体装置
の一実施形態を示す図である。図3は、DMACとRA
M間で機能回路間シリアルバス通信回路を構成したもの
であり、図4はDMACとパラレルポートとの間で機能
回路間シリアルバス通信回路を構成したものである。図
4は、上記のそれぞれの回路に内蔵される機能回路間シ
リアルバス通信回路で特定機能回路間双方向通信可能な
回路の構成および動作について説明した図である。図
3,図4ともに、機能回路間シリアルバス通信回路を1
組の機能回路間に限定することで、図5に示すように、
特定回路間の通信であるためにアドレス検出機能が不要
になったことで機能回路間シリアルバス通信回路の回路
規模を削減した例である。この実施の形態2において、
ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に
説明した実施の形態1におけるマイクロコンピュータと
同様の構成を有し、同様の動作を行うものである。図
中、同一または相当部分には同一の符号を付けている。
【0040】《回路の構成説明》この発明のマイコン1
の機能回路間用のシリアルバス線20を特定のDMA
C:6とRAM:7の間にのみ配置し、各周辺機能に内
蔵されていた個別の機能回路間シリアル通信回路を必要
なDMAC:6とRAM:7にのみ配置し、機能回路間
用のシリアルバス線20はそれぞれの機能回路間用シリ
アルバス通信回路に接続される。図5の個別の機能回路
間シリアル通信回路にはデータシフトレジスタの他に
は、図4に示されたような、あらかじめ設定されたアド
レスを判別するアドレス一致回路はなく、データの制御
方向を指定するリードライトステータス信号判別回路が
内蔵されている。その他の点では従来回路やこの発明に
よる実施の形態1と同じ構成である。
【0041】《回路の動作》図3は、DMAC:6やR
AM:7に内蔵される機能回路間シリアルバス通信回路
を内蔵した場合であり、図4はDMAC:6とパラレル
I/O:11に内蔵される場合である。実施の形態1と
同様に、CPU:2が内部バスを使いデータ交換制御中
においても、CPU:2の制限を受けない専用の内部シ
リアルバス20をDMAC:6とRAM:7の機能回路
間あるいはDMAC:6とパラレルI/O:11間に専
用で設けるようシングルチップのマイコンに1本あるい
は数本のシリアルバス制御線を内蔵する。従来回路同
様、BIU:5を通じCPU:2により制御されるデー
タバス50が使用されている間においても、シリアルバ
ス線20を使い、DMAC:6からRAM:7へデータ
を書き込んだり、パラレルポート11からRAM:7へ
データを書き込んだり、データ取り込みあるいはデータ
送付先のアドレスを各機能回路にあらかじめ指示するこ
とで制御を可能としている。
【0042】この発明による実施の形態2によれば、シ
ステムクロックに応じて動作する中央演算処理装置(C
PU)2と、前記システムクロックに応じて動作するD
MAC:6,ICU:4,RAM:7,ROM:8,シ
リアルポート10およびパラレルポート11を含む複数
の周辺回路とを備え、システムクロック同期シリアルバ
ス20が、ダイレクトメモリアクセスコントローラ(D
MAC)6と、前記複数の周辺回路の内の単一の周辺回
路との間で直結されているようにしたので、中央演算処
理装置(CPU)の動作状況に関わらず、システムクロ
ック同期シリアルバスにより直結されたダイレクトメモ
リアクセスコントローラ(DMAC)と特定の周辺回路
との相互間で所定の処理を適切に行える半導体装置を得
ることができる。
【0043】また、この発明による実施の形態2によれ
ば、前項の構成において、システムクロック同期シリア
ルバス20が、ダイレクトメモリアクセスコントローラ
(DMAC)6と、RAM:7との間で直結されている
ようにしたので、中央演算処理装置(CPU)の動作状
況に関わらず、システムクロック同期シリアルバスによ
り直結されたダイレクトメモリアクセスコントローラ
(DMAC)とRAMとの相互間で所定の処理を適切に
行える半導体装置を得ることができる。
【0044】実施の形態3.この発明による実施の形態
3を図6および図7について説明する。図6は、この発
明による実施の形態におけるシステムクロック同期シリ
アルバス通信回路組み込み機能回路をマイコンに内蔵す
る半導体装置において、機能回路間シリアルバス通信回
路を1組の機能回路間に配置構成した半導体装置の一実
施形態を示す図である。図6は、DMACとRAM間で
機能回路間シリアルバス通信回路を構成したものであ
る。図7は上記の回路に内蔵される機能回路間シリアル
バス通信回路で特定機能回路間単一方向通信可能な回路
の構成および動作について説明した図である。図6は、
実施の形態2と同様に、機能回路間シリアルバス通信回
路を1組の機能回路間に限定し、さらにデータ通信方向
を限定することで、図7に示すように、特定回路間の特
定方向通信であるため、実施の形態2と同様に、アドレ
ス検出機能が不要になったことに加えて、リードライト
ステータスの判別が不要となり、機能回路間シリアルバ
ス通信回路の回路規模を大幅に削減した例である。この
実施の形態3において、ここで説明する特有の構成以外
の構成については、先に説明した実施の形態1および実
施の形態2におけるマイクロコンピュータと同様の構成
を有し、同様の動作を行うものである。図中、同一また
は相当部分には、同一の符号を付けている。
【0045】《回路の構成説明》この発明のマイコン1
の機能回路間用のシリアルバス線20を特定のDMA
C:6とRAM:8の間にのみ配置し、各周辺機能に内
蔵されていた個別の機能回路間シリアル通信回路を必要
なDMAC:6とRAM:8にのみ配置し、機能回路間
用のシリアルバス線20はそれぞれの機能回路間用シリ
アルバス通信回路に接続される。図5の個別の機能回路
間シリアル通信回路にはデータシフトレジスタの他に
は、図4に示されたような、あらかじめ設定されたアド
レスを判別するアドレス一致回路とデータの制御方向を
指定するリードライトステータス信号判別回路もなく、
スタート判別とストップ判別の回路だけがデータシフト
レジスタに内蔵されている。個別の機能回路間用シリア
ルバス通信回路は、クロック線30の入力クロックをシ
リアル通信の同期信号となるよう構成されている。その
他の点では従来回路やこの発明による実施の形態1,2
と同じ構成である。
【0046】《回路の動作》図6は、DMAC:6やR
AM:8に内蔵されるこの発明に係る機能回路間シリア
ルバス通信回路を内蔵した場合である。実施の形態1や
実施の形態2と同様に、CPU:2が内部バスを使いデ
ータ交換制御中においても、CPU:2の制限を受けな
い専用の内部シリアルバス20をDMAC:6とRA
M:8の機能回路間に専用で設けるようシングルチップ
のマイコンに1本あるいは数本のシリアルバス制御線を
内蔵する。従来回路同様、BIU:5を通じCPU:2
により制御されるデータバス50が使用されている間に
おいても、シリアルバス線20を使い、RAM:8から
DMAC:6へデータを取り込むよう、あらかじめデー
タ取り込みあるいはデータ送付先のアドレスを各機能回
路に指示することで制御を可能としている。
【0047】この発明による実施の形態3によれば、シ
ステムクロックに応じて動作する中央演算処理装置(C
PU)2と、前記システムクロックに応じて動作するR
OM:8を含む複数の周辺回路とを備え、システムクロ
ック同期シリアルバス20が、ダイレクトメモリアクセ
スコントローラと、単一方向通信可能なROM:8など
の単一の周辺回路との間で単一方向通信可能に直結され
ているようにしたので、中央演算処理装置(CPU)の
動作状況に関わらず、システムクロック同期シリアルバ
スにより直結されたダイレクトメモリアクセスコントロ
ーラ(DMAC)と単一方向通信可能な周辺回路との相
互間で所定の処理を適切に行えるとともに、回路規模を
大幅に削減できる半導体装置を得ることができる。
【0048】また、この発明による実施の形態3によれ
ば、前項の構成において、システムクロック同期シリア
ルバス20が、ダイレクトメモリアクセスコントローラ
(DMAC)と、ROM:8との間で単一方向通信可能
に直結されているようにしたので、中央演算処理装置
(CPU)の動作状況に関わらず、システムクロック同
期シリアルバスにより直結されたダイレクトメモリアク
セスコントローラ(DMAC)と単一方向通信可能なR
OMとの相互間で所定の処理を適切に行えるとともに、
回路規模を大幅に削減できる半導体装置を得ることがで
きる。
【0049】以上詳述したように、この発明による実施
の形態では、CPUの動作状況に関わらず機能回路間で
単一方向のデータ交換が出来、さらに、パラレルデータ
のみならず、シリアルデータも扱えるDMACを内蔵す
ることで、たとえCPUがデータ処理中であった場合
も、DMAC等のCPU周辺データ処理機能回路を効率
的に、従来のシステムクロックを流用した場合には、新
たに設けるシリアルデータバス1本から数本程度のステ
ータス信号線を追加するだけにより、CPUのデータ処
理状況に左右されずにDMACによる双方向のシリアル
データ転送が可能となる。
【0050】この発明の応用例としてシリアルデータも
扱えるDMACを半導体装置に内蔵するのではなく、C
PU周辺のそれぞれの機能回路に、この発明のDMAC
のシリアルバス通信できる回路を組み込むことでDMA
Cをも介さず、CPU周辺機能モジュール間だけでシリ
アルバス通信できる回路を組み込むことで半導体装置内
部でシリアルデータ転送によるデータ転送が可能ともな
る。
【0051】
【発明の効果】第1の発明によれば、システムクロック
に応じて動作する中央演算処理装置と、前記システムク
ロックに応じて動作する複数の周辺回路とを備え、シス
テムクロック同期シリアルバス通信回路を前記複数の周
辺回路に内蔵し、前記周辺回路相互間でシステムクロッ
ク同期シリアルバスを介して所定の処理を行わせるよう
にしたので、中央演算処理装置(CPU)の動作状況に
関わらず、周辺回路相互間で所定の処理を適切に行える
半導体装置を得ることができる。
【0052】第2の発明によれば、第1の発明におい
て、前記システムクロック同期シリアルバスが、半導体
装置外部へは出力されず、半導体装置内部で配線されて
いるようにしたので、中央演算処理装置(CPU)の動
作状況に関わらず、周辺回路相互間で所定の処理を適切
に行える半導体装置を得ることができる。
【0053】第3の発明によれば、第1または第2の発
明において、前記システムクロック同期シリアルバス
が、前記周辺回路の少なくとも一つと、前記周辺回路を
構成するダイレクトメモリアクセスコントローラとの間
で結線されているようにしたので、中央演算処理装置
(CPU)の動作状況に関わらず、周辺回路相互間で所
定の処理を適切に行える半導体装置を得ることができ
る。
【0054】第4の発明によれば、第1または第2の発
明において、システムクロック同期シリアルバスが、ダ
イレクトメモリアクセスコントローラと、単一の周辺回
路との間で直結されているようにしたので、中央演算処
理装置(CPU)の動作状況に関わらず、周辺回路相互
間で所定の処理を適切に行える半導体装置を得ることが
できる。
【0055】第5の発明によれば、第1または第2の発
明において、システムクロック同期シリアルバスが、ダ
イレクトメモリアクセスコントローラと、RAMとの間
で直結されているようにしたので、中央演算処理装置
(CPU)の動作状況に関わらず、周辺回路相互間で所
定の処理を適切に行える半導体装置を得ることができ
る。
【0056】第6の発明によれば、第1または第2の発
明において、システムクロック同期シリアルバスが、ダ
イレクトメモリアクセスコントローラと、単一方向通信
可能な単一の周辺回路との間で単一方向通信可能に直結
されているようにしたので、中央演算処理装置(CP
U)の動作状況に関わらず、システムクロック同期シリ
アルバスにより直結されたダイレクトメモリアクセスコ
ントローラ(DMAC)と単一方向通信可能な周辺回路
との相互間で所定の処理を適切に行えるとともに、回路
規模を大幅に削減できる半導体装置を得ることができ
る。
【0057】第7の発明によれば、第1または第2の発
明において、システムクロック同期シリアルバスが、ダ
イレクトメモリアクセスコントローラと、ROMとの間
で単一方向通信可能に直結されているようにしたので、
中央演算処理装置(CPU)の動作状況に関わらず、シ
ステムクロック同期シリアルバスにより直結されたダイ
レクトメモリアクセスコントローラ(DMAC)と単一
方向通信可能な周辺回路との相互間で所定の処理を適切
に行えるとともに、回路規模を大幅に削減できる半導体
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態1における半導体
装置への機能回路間シリアルバス通信回路配置構成を示
すブロック図である。
【図2】 この発明による実施の形態1における機能回
路間シリアルバス通信回路の構成と動作を示すブロック
図である。
【図3】 この発明による実施の形態2における半導体
装置への特定の機能回路間通信の双方向シリアルバス通
信回路配置構成の一例を示すブロック図である。
【図4】 この発明による実施の形態2における半導体
装置への特定の機能回路間通信の双方向シリアルバス通
信回路配置構成の他の例を示すブロック図である。
【図5】 この発明による実施の形態2における機能回
路間シリアルバス通信回路の特定の機能回路間通信の双
方向シリアルバス通信回路構成と動作を示すブロック図
である。
【図6】 この発明による実施の形態3における半導体
装置への特定の機能回路間通信の単一方向シリアルバス
通信回路配置構成の他の例を示すブロック図である。
【図7】 この発明による実施の形態3における機能回
路間シリアルバス通信回路の特定の機能回路間通信の単
一方向シリアルバス通信回路構成と動作を示すブロック
図である。
【図8】 従来技術における半導体回路の代表としての
マイクロコンピュータの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ(マイコン):半導体装置の
一例として、2 中央演算処理装置(CPU)、3 ク
ロック発生回路(CLOCK)、4 割り込み制御回路
(ICU)、5 バスインターフェイスユニット(BI
U)、6 ダイレクトメモリアクセスコントローラ(D
MAC)、7 ランダムアクセスメモリ(RAM)、8
リードオンリーメモリ(ROM)、9 タイマ(TI
MER)、10 シリアルポート(S−I/O)、11
パラレルポート(P−I/O)、12 割り込み信号
(INT)、20 機能回路間シリアル通信線(シリア
ルバス)、30 クロック線(CLK)、50 データ
バス(DB)、100 シリアルポート端子、101
パラレルポート端子、102 外部クロック入力端子、
103 外部クロック出力端子。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムクロックに応じて動作する中央
    演算処理装置と、前記システムクロックに応じて動作す
    る複数の周辺回路とを備え、システムクロック同期シリ
    アルバス通信回路を前記複数の周辺回路に内蔵し、前記
    周辺回路相互間でシステムクロック同期シリアルバスを
    介して所定の処理を行わせるようにしたことを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記システムクロック同期シリアルバス
    が、半導体装置外部へは出力されず、半導体装置内部で
    配線されていることを特徴とする請求項1に記載の半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 前記システムクロック同期シリアルバス
    が、前記周辺回路の少なくとも一つと、前記周辺回路を
    構成するダイレクトメモリアクセスコントローラとの間
    で結線されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 システムクロック同期シリアルバスが、
    ダイレクトメモリアクセスコントローラと、単一の周辺
    回路との間で直結されていることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 システムクロック同期シリアルバスが、
    ダイレクトメモリアクセスコントローラと、RAMとの
    間で直結されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 システムクロック同期シリアルバスが、
    ダイレクトメモリアクセスコントローラと、単一方向通
    信可能な単一の周辺回路との間で単一方向通信可能に直
    結されていることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 システムクロック同期シリアルバスが、
    ダイレクトメモリアクセスコントローラと、ROMとの
    間で単一方向通信可能に直結されていることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006031426A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Rohm Co Ltd 共有バス調停システム

Cited By (1)

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