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JP2003019029A - 歯ブラシ - Google Patents

歯ブラシ

Info

Publication number
JP2003019029A
JP2003019029A JP2001205927A JP2001205927A JP2003019029A JP 2003019029 A JP2003019029 A JP 2003019029A JP 2001205927 A JP2001205927 A JP 2001205927A JP 2001205927 A JP2001205927 A JP 2001205927A JP 2003019029 A JP2003019029 A JP 2003019029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tufts
toothbrush
flocking table
tuft
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001205927A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Shintani
俊朗 真谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2001205927A priority Critical patent/JP2003019029A/ja
Publication of JP2003019029A publication Critical patent/JP2003019029A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性に優れ、口腔内の隅々まで効果的に刷
掃でき且つ歯当たりが軟らかく刷掃感触に優れると共
に、製造時にタフトを毛揃いよく植毛できる歯ブラシを
提供すること。 【解決手段】 複数本のブリッスル13,13・・・・
を束ねて構成されるタフト14,14・・・・を植毛台
11に複数個植設した歯ブラシにおいて、前記植毛台1
1の厚みtと前記タフト14の植毛台表面11aからの
高さhとの和(t+h)が9〜14mmであり、且つ前
記植毛台11の厚みtと前記タフト14の植毛台表面1
1aからの高さhとの比(h/t)が2.5〜3.5で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数本のブリッス
ルを束ねて構成されるタフトを植毛台に複数個植設した
歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】歯ブラ
シを用いて口腔内の隅々まで効果的に刷掃するには、歯
ブラシにおける、植毛台とタフトとからなる「植毛部」
の厚みL(図1参照)、即ち、植毛台の厚みtとタフト
の植毛台表面からの高さhとの和(t+h)は、奥歯空
隙(頬の内側と奥歯との隙間、成人で平均14.0m
m)よりも小さい方が、歯ブラシの操作性等の点から望
ましい。しかし、歯ブラシは通常、平線によりタフト
(毛束)を植毛孔に挿入固定する方法で製造されている
ことから、植毛強度(タフトの植毛孔からの抜け難さ)
を維持するために、植毛台は一定以上の厚さ(通常5.
0mm)である必要があった。そのため、前記植毛部の
厚さLを薄くするためには、タフトの高さhを低くせざ
るを得ず、その結果歯当たりが硬く、刷掃感触の悪い歯
ブラシになるという問題点を抱えていた。
【0003】これらの問題点を解消すべく提案されたも
のとして、熱融着法あるいはインモールド法によりタフ
トを植毛することで、植毛強度を維持しつつ、植毛台の
厚みtを薄くした歯ブラシが提案されている(特開昭6
1−76104号公報、特開平6−54717号公報、
特開平9−252841号公報、特開平10−3326
1号公報、特開平10−52319号公報等参照)。
尚、植毛台の厚みtは薄ければ薄い程よいというもので
はなく、植毛台の強度を保つためや、タフトを毛揃いよ
く植毛するためには、植毛台には、タフト(ブリッス
ル)の高さに見合った適度な厚みが必要である。しか
し、従来、歯ブラシの植毛台の厚みt及びタフトの高さ
h等の相関関係を工夫することにより、操作性に優れ、
口腔内の隅々まで効果的に刷掃でき且つ歯当たりが軟ら
かく刷掃感触に優れると共に、製造時にタフトを毛揃い
よく植毛できる歯ブラシを得ようとする技術的思想はな
かった。
【0004】従って、本発明の目的は、新規な技術的思
想に基づき、操作性に優れ、口腔内の隅々まで効果的に
刷掃でき且つ歯当たりが軟らかく刷掃感触に優れると共
に、製造時にタフトを毛揃いよく植毛できる歯ブラシを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々検討
を重ねた結果、植毛台の厚みtとタフトの植毛台表面か
らの高さhとの和(t+h)を特定範囲内にし、且つ植
毛台の厚みtとタフトの植毛台表面からの高さhの比
(h/t)を特定範囲内とすることにより、上記目的を
達成できることを知見した。
【0006】本発明は、上記知見に基づいてなされたも
ので、複数本のブリッスルを束ねて構成されるタフトを
植毛台に複数個植設した歯ブラシにおいて、前記植毛台
の厚みtと前記タフトの植毛台表面からの高さhとの和
(t+h)が9〜14mmであり、且つ前記植毛台の厚
みtと前記タフト植毛台の表面からの高さhとの比(h
/t)が2.5〜3.5である歯ブラシを提供すること
により、上記目的を達成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の歯ブラシを、その
好ましい一実施形態について、図面を参照して詳細に説
明する。本実施形態の歯ブラシ10は、図1に示すよう
に、複数本のブリッスル13,13・・・・を束ねて構
成されるタフト14,14・・・・を植毛台11に複数
個植設した歯ブラシである。植毛台表面11aには、円
筒状の植毛孔12が整列して複数個穿設されている。各
植毛孔12それぞれには、前記タフト14が公知の溶着
方法、接着方法又はインモールド方法により、植毛台表
面11aから垂直に且つ略同じ高さで植設されている。
これらの点については、従来のこの種の歯ブラシと同様
の構成である。
【0008】第1実施形態の歯ブラシ10は、前述の歯
ブラシにおいて、図1に示すように、前記植毛台11の
厚みtと前記タフト14の植毛台表面からの高さ(以
下、単に「タフトの高さ」ともいう)hとの和(t+
h)が9〜14mmであり、且つ前記植毛台11の厚み
tと前記タフト14の高さhとの比(h/t)が2.5
〜3.5であるものである。植毛台11の厚みtは、好
ましくは2.0〜4.0mm、更に好ましくは2.5〜
3.5mmであり、タフト14の高さhは、好ましくは
7.0〜10.0mm、更に好ましくは8.0〜9.5
mmである。また、前記タフト14の断面(図示せず)
は略円形であり、該断面の直径は0.6〜1.2mmで
ある。
【0009】植毛台11の厚みtとタフト14の高さh
との和(t+h)が9mm未満であると、口腔内でのハ
ブラシの操作性は向上するものの、タフトの剛性が高く
なりすぎて、歯当たりが硬く刷掃感触が悪くなり、該
(t+h)が14mm超であると、奥歯空隙(頬の内側
と奥歯との隙間、成人で平均14.0mm)よりも大き
くなり、特に奥歯の奥を磨く際の歯ブラシの操作性が悪
くなる。植毛台11の厚みtとタフト14の高さhとの
比(h/t)が2.5未満であると、植毛台11の厚み
tに比してタフト14の高さhが小さすぎるため、タフ
トの剛性が高くなりすぎて、歯当たりが硬く刷掃感触が
悪くなり、該(h/t)が3.5超であると、植毛台1
1の厚みtに比してタフト14の高さhが大きすぎるた
め、製造時にタフトが傾きやすくなり、毛揃いよく植毛
することが困難になる。また、タフト14の断面の直径
が0.6mm未満であると、タフトの剛性が低くなるこ
とにより、歯垢を除去する効果が低下すると共に、ハブ
ラシの耐久性が低下し、該直径が1.2mm超である
と、タフトの剛性が高くなることにより、歯当たりが悪
化してソフトな感触が失われ、使用感が悪くなると共
に、歯の隙間にブリッスルが入りにくくなって歯磨きを
効率的に行うことができなくなる。
【0010】各タフト14を構成するブリッスル13
は、ナイロン等の合成樹脂からなるフィラメント材であ
って、モノフィラメント又はマルチフィラメントの何れ
でも良い。その直径は、好ましくは150〜250μm
であり、更に好ましくは180〜230μmである。
【0011】本実施形態の歯ブラシ10によれば、植毛
台の厚みtとタフトの高さhとの和(t+h)を9〜1
4mmとし、且つ植毛台の厚みtとタフトの高さhとの
比(h/t)を2.5〜3.5としたことに起因して、
操作性に優れ、口腔内の隅々まで効果的に刷掃でき且つ
歯当たりを軟らかくし刷掃感触の優れたものとすること
ができると共に、製造時にタフトを毛揃いよく植毛でき
る。本実施形態の歯ブラシ10においては、タフト14
の断面を略円形とし、該断面の直径を0.6〜1.2m
mとしてあるので、歯当たりや刷掃感触が一層優れてい
る。
【0012】以上、本発明の歯ブラシを、その好ましい
実施形態について説明したが、本発明の歯ブラシは、前
述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を
逸脱しない限り、下記のように適宜変更が可能である。
タフト14は、前記実施形態のように、植毛台表面11
aに対して垂直に植設されているものに限定されず、傾
斜して植設されていてもよい。タフト14の高さhは、
前記実施形態のように、略均一であるものに限定され
ず、部分的に該高さの低いタフトを設けてもよい。タフ
ト14の断面は、植毛孔12に密着して植設できる形状
であれば、略円形に限定されず、種々の形状とすること
ができる。植毛孔12は、円筒状のものに限定されな
い。また、本発明の歯ブラシは、ブリッスル先端の形状
については特に限定されず、通常のラウンドカットや球
状、テーパー状、先割れ状など何れの形状でもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明の歯ブラシによれば、操作性に優
れ、口腔内の隅々まで効果的に刷掃でき且つ歯当たりを
軟らかくし刷掃感触の優れたものとすることができると
共に、製造時にタフトを毛揃いよく植毛できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の歯ブラシの植毛台近傍を
示す側面図である。
【符号の説明】
10 歯ブラシ 11 植毛台 11a 植毛台表面 12 植毛孔 13 ブリッスル 14 タフト t 植毛台の厚み h タフトの植毛台表面からの高さ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のブリッスルを束ねて構成される
    タフトを植毛台に複数個植設した歯ブラシにおいて、 前記植毛台の厚みtと前記タフトの植毛台表面からの高
    さhとの和(t+h)が9〜14mmであり、且つ前記
    植毛台の厚みtと前記タフト植毛台の表面からの高さh
    との比(h/t)が2.5〜3.5である歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 前記タフトの断面が略円形であり、該断
    面の直径が0.6〜1.2mmである請求項1に記載の
    歯ブラシ。
JP2001205927A 2001-07-06 2001-07-06 歯ブラシ Pending JP2003019029A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2001205927A JP2003019029A (ja) 2001-07-06 2001-07-06 歯ブラシ

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JP2001205927A JP2003019029A (ja) 2001-07-06 2001-07-06 歯ブラシ

Publications (1)

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JP2003019029A true JP2003019029A (ja) 2003-01-21

Family

ID=19042147

Family Applications (1)

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JP2001205927A Pending JP2003019029A (ja) 2001-07-06 2001-07-06 歯ブラシ

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JP (1) JP2003019029A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8201298B2 (en) 2007-02-09 2012-06-19 Colgate-Palmolive Company Toothbrush with low profile head

Cited By (1)

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