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JP2003015419A - 現像装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

現像装置およびこれを備えた画像形成装置

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Publication number
JP2003015419A
JP2003015419A JP2001198910A JP2001198910A JP2003015419A JP 2003015419 A JP2003015419 A JP 2003015419A JP 2001198910 A JP2001198910 A JP 2001198910A JP 2001198910 A JP2001198910 A JP 2001198910A JP 2003015419 A JP2003015419 A JP 2003015419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image
developer
developing device
photosensitive drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001198910A
Other languages
English (en)
Inventor
Masasane Sakuma
将実 佐久間
Katsumi Adachi
克己 足立
Tasuke Kamimura
太介 上村
Kiyoshi Toizumi
潔 戸泉
Toshimitsu Goto
利充 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001198910A priority Critical patent/JP2003015419A/ja
Priority to US10/399,210 priority patent/US6934496B2/en
Priority to DE60229938T priority patent/DE60229938D1/de
Priority to CNB028029305A priority patent/CN1292316C/zh
Priority to EP02736193A priority patent/EP1400867B1/en
Priority to PCT/JP2002/006498 priority patent/WO2003003126A1/ja
Publication of JP2003015419A publication Critical patent/JP2003015419A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 進行波電界を用いてトナーを搬送する機構
(電界カーテン)を利用する場合において、感光体ドラ
ムに対しトナーを飛び散らせることなくソフトな着地を
行えて、安定した画像を形成することができる現像装置
およびこれを備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 トナーTの搬送方向Hを、静電潜像を周
方向に移動させる感光体ドラム1の回転方向Kと同一方
向に規定する。そして、各進行波発生電極41bに対す
る印加電圧Vpp(V)と、その各進行波発生電極の電
極間ピッチλ(m)とを、1≦Vpp/λ≦6の関係を
満たすように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は潜像担持体(像担持
体)上に形成される静電潜像を現像剤などによって現像
する現像装置、およびこれを備えた画像形成装置に関
し、特に、進行波電界を用いて現像剤を搬送する機構
(電界カーテン)を利用するものに係わる。
【0002】また、上記の静電潜像は所定の電荷を付与
して帯電させた像担持体上に光情報を書き込んだものだ
けでなく、イオンフロー方式のように誘電体上に直接静
電荷潜像を形成するものや、トナージェット方式のよう
に複数の開口部を有する電極に対し任意の電圧を印加す
ることで空間に静電像を形成して現像剤を記録媒体に飛
翔させて直接画像形成を行うものにも適用可能である。
【0003】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリなどの
電子写真プロセスを用いた画像形成装置に適用される現
像装置としては、現在、像担持体に現像剤担持体を接触
させずに現像を行う非接触方式の現像装置が注目されて
おり、パウダークラウド法、ジャンピング法や電界カー
テン(進行波電界)を利用した方法が提案されている。
【0004】そして、電界カーテンを発生させる手段と
しては、例えば、特開平9−68864号公報に開示さ
れるように、金属または樹脂で形成された支持基材と、
この支持基材上に積層された絶縁層とを備え、この絶縁
層内に電界カーテン作用を発生させる電極が3本を1組
として、複数組が順次連続して埋設された構成となって
おり、各電極に対して多相電圧の印加により形成される
進行波電界によって、現像剤を現像剤搬送部材の表面上
で搬送するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、進行波電界
を利用する現像装置においては、その現像剤搬送部材上
で現像剤が所定方向に搬送されている。その場合、現像
剤の搬送方向が、静電潜像を周方向に移動させる像担持
体の移動方向に対し反対方向(カウンタ方向)であれ
ば、像担持体に対する現像領域での現像剤の移動速度
が、像担持体の移動速度に対して相対的に速くなること
になる。このため、現像剤が像担持体に着地する際の衝
突エネルギーが大きなものとなり、像担持体上に現像剤
が既に存在している箇所の上からさらに現像剤が着弾す
ると、現像剤の飛び散りが発生し、画像に悪影響を及ぼ
すおそれがある。
【0006】しかも、このような現像装置においては、
現像剤搬送部材上における現像剤の搬送量の増加、およ
び現像剤の固着発生率を低下させる上で、各電極に対し
て印加される印加電圧を増加させることが行われてい
る。この場合においても、現像剤の搬送方向が像担持体
の移動方向に対してカウンタ方向であれば、各電極への
印加電圧の増加によって現像剤の搬送速度が増加するた
め、現像領域での現像剤の移動速度が像担持体の移動速
度に対して相対的にさらに速くなり、像担持体に対して
現像剤がより着地し難くなって飛び散りが頻繁に発生
し、画像への悪影響を及ぼす要因となる。
【0007】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、像担持体に対し現像
剤を飛び散らせることなくソフトな着地を行えて、安定
した画像を形成することができる現像装置およびこれを
備えた画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、静電潜像をその表面に担持している像
担持体に対向する現像領域に配置し、基材上に所定間隔
を存して複数配列された電極を表面保護層によって被覆
してなる現像剤搬送部材を備え、各電極に対する多相電
圧の印加により形成される進行波電界によって現像剤を
現像剤搬送部材上で搬送するようにした現像装置を前提
とする。そして、上記現像剤の搬送方向を、上記静電潜
像を周方向に移動させる像担持体の移動方向と同一方向
に規定している。
【0009】この特定事項により、現像剤の搬送方向
は、静電潜像を周方向に移動させる像担持体の移動方向
に対し同一方向(ウィズ方向)となり、像担持体に対す
る現像領域での現像剤の移動速度が、像担持体の移動速
度に対して相対的に遅くなる。このため、現像剤が像担
持体に着地する際の衝突エネルギーが小さなものとな
り、像担持体上に現像剤が既に存在している箇所の上か
らさらに現像剤が着弾しても、現像剤の飛び散りが発生
することはなく、画像への悪影響をなくして安定した画
像を形成することが可能となる。
【0010】しかも、現像剤搬送部材上における現像剤
の搬送量の増加、および現像剤の固着発生率を低下させ
る上で、各電極に対して印加される印加電圧を増加させ
ていても、現像剤の搬送方向を像担持体の移動方向に対
してウィズ方向とすることで、各電極への印加電圧の増
加によって現像剤の搬送速度が増加しているにも係わら
ず、現像領域での現像剤の移動速度が像担持体の移動速
度に対して相対的に遅くなり、像担持体に対する現像剤
の着地をソフトに行えて、現像剤の飛び散りを防止し、
安定した画像を形成することが可能となる。
【0011】特に、各電極に対して印加される印加電圧
Vpp(V)と、その各電極の電極間ピッチλ(m)と
を、 1≦Vpp/λ≦6 の関係を満たすように設定している場合には、印加電圧
Vppと電極間ピッチλとの関係が最適の条件に設定さ
れることになる。
【0012】つまり、印加電圧Vppと電極間ピッチλ
との関係(Vpp/λ)が1よりも小さい場合には、現
像剤の搬送量が少なく、現像剤の固着の存在も多く見ら
れ、現像剤の搬送性としては非常に悪いものとなる。そ
の場合、Vpp/λの値が1よりも大きくなるに従っ
て、現像剤の搬送量が増加し、現像剤の固着の発生量も
低下する。しかし、Vpp/λの値が6よりも大きくな
ると、印加電圧Vppに対し電極間ピッチλが相対的に
小さくなり、相隣なる電極間でリークが発生するおそれ
がある。
【0013】従って、1≦Vpp/λ≦6の関係を満た
すように印加電圧Vppと電極間ピッチλとを設定する
ことで、十分な現像剤の搬送量によって十分な濃度を
得、かつ現像剤の飛び散りの少ない安定した画像を形成
することが可能となる。
【0014】更に、上述した現像装置を画像形成装置に
備えている場合には、像担持体に対し現像剤を飛び散ら
せることなく安定した画像を形成し得る現像装置および
これを備えた画像形成装置を提供することが可能とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】<第1の実施の形態>図1は本発明の第1
の実施形態に係わる現像装置を備えた画像形成装置を示
し、この画像形成装置Xの内部には、像担持体としての
円筒状の感光体ドラム1が設けられている。この感光体
ドラム1を中心として、その周囲に、帯電部材2、露光
部材3、現像装置4、転写部材5、クリーニング部材
6、および除電部材7が順に配置されている。また、感
光体ドラム1と転写部材5との間には、用紙Pが搬送さ
れる用紙搬送路が設けられている。この用紙搬送路の搬
送方向から見て感光体ドラム1の下流側には、上下一対
の定着ローラ81,81を備えた定着装置8が配置され
ている。
【0017】電子写真プロセスでは、感光体ドラム1に
原稿像、あるいはホストコンピュータ(図示せず)から
のデータに対応した静電潜像が形成され、その静電潜像
が現像装置によって可視化され、用紙P上に転写されて
画像形成が行われる。
【0018】感光体ドラム1は、基材11上に光導電層
12が形成されており、帯電部材2から上記各部材3〜
7の配置順に従って回転可能となっている。まず、感光
体ドラム1の表面(光導電層12)は、帯電部材2によ
って所定の電位となるまで帯電される。所定電位まで帯
電された感光体ドラム1の表面は、感光体ドラム1の回
転によって露光部材3の位置まで到達する。この露光部
材3は書き込み手段であり、画像情報に基づいて、たと
えばレーザーなどの光によって帯電している感光体ドラ
ム1の表面上に画像を書き込む。これによって、感光体
ドラム1上に静電潜像が形成される。静電潜像が形成さ
れた感光体ドラム1の表面は、この感光体ドラム1の回
転によって現像装置4の位置まで到達する。
【0019】現像装置4では、トナー搬送部材41上を
搬送されるトナーT(現像剤)によって、感光体ドラム
1の表面の静電潜像をトナー像として現像する。トナー
像が担持された感光体ドラム1の表面は、この感光体ド
ラム1の回転によって転写部材5の位置まで到達する。
【0020】転写部材5は、感光体ドラム1の表面上の
トナー像を、用紙P上に転写する。感光体ドラム1から
用紙P上に転写されたトナー像は、定着装置8によって
用紙P上に定着される。
【0021】トナー像が転写された後の感光体ドラム1
の表面は、この感光体ドラム1の回転によってクリーニ
ング部材6の位置まで到達する。クリーニング部材6
は、感光体ドラム1の表面に残留しているトナーTや紙
粉などを除去する。クリーニング部材6によってクリー
ニングされた感光体ドラム1の表面は、この感光体ドラ
ム1の回転によって除電部材7の位置まで到達する。除
電部材7は、感光体ドラム1の表面に残留している電位
を除去する。上述した一連の動作によって一回の画像形
成が終了する。
【0022】上記感光体ドラム1としては、たとえば、
アルミニウムなどの金属ドラムを基材11として、その
外周面にアモルファスシリコン(a−Si)、セレン
(Se)や有機光半導体(OPC)などの光導電層12
が薄膜状に形成されてなる構成が挙げられるが、特に限
定されるものではない。
【0023】上記帯電部材2としては、たとえばタング
ステンワイヤなどの帯電線・金属製のシールド板、グリ
ッド板などよりなるコロナ帯電器や帯電ローラ、帯電ブ
ラシなどの構成が挙げられるが、特に限定されるもので
はない。
【0024】上記露光部材3としては、たとえば半導体
レーザや発光ダイオードなどが挙げられるが、特に限定
されるものではない。
【0025】上記転写部材5としては、たとえば、コロ
ナ転写器、転写ローラ、転写ブラシなどが挙げられる
が、特に限定されるものではない。
【0026】上記クリーニング部材6としては、クリー
ニングブレードなどが挙げられるが、特に限定されるも
のではない。
【0027】上記除電部材7としては、除電ランプなど
が挙げられるが、特に限定されるものではない。
【0028】本実施形態では、トナー搬送部材41と感
光体ドラム1との間には一定の間隔が設けられ、感光体
ドラム1の表面の静電潜像を非接触で現像する構成とな
っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
トナー搬送部材と感光体ドラムの表面とを接触させて接
触現像を行う構成であっても構わない。
【0029】上記現像装置4は、図2に示すように、ケ
ーシング40と、トナー搬送部材41と、ミキシングパ
ドル42と備えている。ケーシング40はトナーTを内
部に収容するものである。ミキシングパドル42は、ケ
ーシング40内に収容されているトナーTを混合するた
めのものである。
【0030】上記トナー搬送部材41は、感光体ドラム
1の現像領域Aに対向して略平面を形成するようなベル
ト形状となっている。なお、本実施形態では、トナー搬
送部材41としてベルト形状のものを示しているが、ト
ナー搬送部材41の形状はこれに限定されるものではな
く、例えば、半円弧状のものでも構わない。
【0031】また、トナー搬送部材41は、現像装置4
における上下方向に対して若干傾斜して、感光体ドラム
1の表面における現像領域Aの接線に対して略平行とな
るように配置されている。また、ベルト形状のトナー搬
送部材41が上記配置を保持できるように、トナーTを
搬送する表面とは反対側の面に、トナー搬送部材41を
保持する支持部材43が設けられている。
【0032】トナー搬送部材41の下方側端部には、こ
のトナー搬送部材41の表面上を搬送されるトナーTを
供給する供給部材44が設けられている。一方、トナー
搬送部材41の上方側端部には、このトナー搬送部材4
1の表面のトナーTを回収する回収部材45が設けられ
ている。
【0033】また、トナー搬送部材41には、多相交流
電源47と現像バイアス電源48とが直列に接続されて
いる。上記供給部材44および回収部材45は、例え
ば、いずれも円筒形状を呈し、ベルト形状のトナー搬送
部材41の表面に対し回転可能に接触している。
【0034】上記供給部材44は、ケーシング40内に
収容されているトナーTをトナー搬送部材41に供給す
るためのものであり、その材質としては特に限定される
ものではないが、たとえばシリコーン、ウレタン、EP
DM(エチレン−プロピレン−ジエン−メチレン共重合
体)などのソリッドゴム、発泡ゴムなどが挙げられる。
また、カーボンブラックやイオン導電剤を添加すること
によって導電性を付与してもよい(電圧印加も可能)。
上記供給部材44とトナー搬送部材41との接触圧力や
供給部材44に印加する電圧値を適切な値に設定し、供
給部材44にトナーTを帯電させる機能を付加するよう
にしても良い。あるいは、上記供給部材44の前段に、
例えば薄板状のブレード(材料としては、上記供給部材
44と同じものが使用可能)を設けトナーを帯電させる
ようにしても構わない。
【0035】上記回収部材45は、感光体ドラム1上の
静電潜像の現像に寄与しないトナーTを回収して現像装
置4内に戻すためのものであり、その材質としては、特
に限定されないが、たとえば上記供給部材44と同様の
ものを使用することができる。
【0036】上記支持部材43は、ベルト形状のトナー
搬送部材41を感光体ドラム1の現像領域Aに対向した
状態を保持するためのもので、その構成は特に限定され
るものではない。たとえば、ABS(Acryloni
trile−Butadiene−Styrene:ア
クリロニトリルブタジエンスチレン)樹脂などを挙げる
ことができる。
【0037】上記トナー搬送部材41は、電界カーテン
作用によりトナーTを搬送するものであり、図3に示す
ように、絶縁層よりなる基材41a上に、電界カーテン
作用を発生させる進行波発生電極41b,…が、4本を
一組として複数組が順次連続して配設されている。この
トナー搬送部材41の表面側は、絶縁層41cによって
覆われている。また、絶縁層41cの表面は、表面保護
層41dによって覆われている。そして、これらの電極
41b,…にトナー搬送のための多相交流電源47か
ら、多相の交流電圧が印加されることにより、トナー搬
送部材41の表面においてそれと平行となる方向に電界
カーテンが発生し、これによって現像領域Aまで電界カ
ーテン作用によりトナーTを搬送するようになってい
る。この場合、各進行波発生電極41bは、幅40μm
〜250μmの微小電極となっており、これが50dp
i(dot per inch)〜300dpi、つま
り約500μm〜85μmのピッチを保って互いに平行
に配置されている。
【0038】上記トナー搬送部材41の具体例を挙げる
と、たとえば、基材41a:ポリイミド(厚さ25μ
m)、進行波発生電極41b:銅(厚さ18μm)、絶
縁層41c:ポリイミド(厚さ25μm)といった構成
を挙げることができる。なお、本実施の形態では、4本
の進行波発生電極41b,…を1組とし、これら各組の
進行波発生電極41b,…に対して、たとえば図4に示
すような電圧波形の4相の交番電圧を印加し、進行波発
生電極41b,…上に進行波電界を形成しているが、特
にこれに限定されるものではなく、3本の進行波発生電
極を1組として3相の交番電圧を印加しても構わない。
また、感光体ドラム1とトナー搬送部材41との間に現
像電界が形成されるようにバイアス電圧(現像バイア
ス)が印加されていることが好ましい。また、表面保護
層41dの材料としては、ポリイミド、PET(ポリエ
チレンテレフタレート)、ポリ4フッ化エチレン、ポリ
フッ化エチレンプロピレン、PTFE(ポリテトラフル
オロエチレン)などの有機絶縁材料、もしくはシリコ
ン、イソプレン、ブタジエンなどのゴム材料にカーボン
ブラックやイオン性の導電材を分散または相溶させたも
のなどが挙げられる。
【0039】上記電圧波形は、正弦波や矩形波、台形波
などでもよく、電圧値の範囲としては、進行波発生電極
41b,41b間で絶縁破壊が発生しないように、例え
ば100V〜3kV程度が好ましく、周波数の範囲とし
ては、100Hz〜5kHzが好ましく用いられる。た
だし、これらの電圧値や周波数については、進行波発生
電極素子の形状、トナーTの搬送速度、トナーTの使用
材料などによって適正値を設定すればよく、特に限定さ
れるものではない。
【0040】そして、本発明の特徴部分として、図5に
示すように、上記トナー搬送部材41上(表面保護層4
1dの表面上)におけるトナーTの搬送方向(図中矢印
Hで示す)は、上記静電潜像を周方向に移動させる感光
体ドラム1の回転方向(図中矢印Kで示す反時計回りの
方向)と同一方向となるように規定されている。ここ
で、感光体ドラム1の回転速度K1(mm/s)、トナ
ーTの搬送速度H1(mm/s)とする場合、感光体ド
ラム1のトナーTに対する相対的な速さFは、K1−H
1(mm/s)となる。たとえば、感光体ドラム1の回
転速度K1が200(mm/s)で、トナーTの搬送速
度H1が300(mm/s)であれば、感光体ドラム1
のトナーTに対する相対的な速さF(相対速度)は10
0(mm/s)となる。
【0041】これにより、トナーTの搬送方向Hは、静
電潜像を周方向に移動させる感光体ドラム1の回転方向
Kに対し同一方向(ウィズ方向)となり、感光体ドラム
1に対する現像領域AでのトナーTの移動速度が、感光
体ドラム1の回転速度に対して相対的に遅くなる。この
ため、トナーTが感光体ドラム1に着地する際の衝突エ
ネルギーが小さなものとなり、感光体ドラム1上にトナ
ーTが既に存在している箇所の上からさらにトナーTが
着弾しても、トナーTの飛び散りが発生することはな
く、画像への悪影響をなくして安定した画像を形成する
ことができる。
【0042】この場合、トナー搬送部材41上における
トナーTの搬送量の増加、およびトナーTの固着発生率
を低下させる上で、各進行波発生電極41bに対して印
加される印加電圧を増加させていても、トナーTの搬送
方向Hを感光体ドラム1の回転方向Kに対してウィズ方
向とすることで、各進行波発生電極41bへの印加電圧
の増加によってトナーTの搬送速度が増加しているにも
係わらず、現像領域AでのトナーTの移動速度(搬送速
度)が感光体ドラム1の移動速度(回転速度)に対して
相対的に遅くなり、感光体ドラム1に対するトナーTの
着地をソフトに行えて、トナーTの飛び散りを防止し、
安定した画像を形成することができることになる。
【0043】また、各進行波発生電極41bに対して印
加される印加電圧Vpp(V)と、その各進行波発生電
極41bの電極間ピッチλ(m)とは、 1≦Vpp/λ≦6 の関係を満たすように設定されている。
【0044】これによって、印加電圧Vppと電極間ピ
ッチλとの関係が最適の条件に設定されることになる。
【0045】つまり、図6に示すドット再現評価におい
て、印加電圧Vppと電極間ピッチλとの関係(Vpp
/λ)が1よりも小さい0.5の場合には、トナーTの
搬送量が少なく、トナーTの固着の存在も多く見られ、
トナーTの搬送性としては、カウンタ回転およびウィズ
回転のいずれにおいても非常に悪いものとなる。その場
合、Vpp/λの値が1よりも大きくなるに従って、ト
ナーTの搬送量が増加し、トナーTの固着の発生量も低
下する。しかし、Vpp/λの値が6よりも大きくなる
と、印加電圧Vppに対し電極間ピッチλが相対的に小
さくなり、相隣なる進行波発生電極41b,41b間で
リークが発生するおそれがある。なお、図6の結果は、
下記の表1に示す実験条件に基づくものである。
【0046】
【表1】 また、ドットの飛び散りに関しては、図7の(a)に示
すように、安定したドットが形成されている場合を
「◎」とし、図7の(b)および(c)に示すように、
トナーTの衝突により飛び散りが発生して、画像が乱れ
るに従い「○」〜「×」とした結果、図6に示すよう
に、カウンタ回転およびウィズ回転共に、Vpp/λの
値が小さいほど安定した画像形成が得られたが、ウィズ
回転においては、よりVpp/λの値が大きいところま
で安定した画像形成が得られることが判明した。
【0047】従って、図6に示すように、上記のトナー
Tの搬送性およびドットの飛び散りの評価に対する総合
的な評価を示す総合判定から、ウィズ回転において、1
≦Vpp/λ≦6の関係を満たすように印加電圧Vpp
と電極間ピッチλとを設定することで、十分なトナーT
の搬送量によって十分な濃度を得、かつトナーTの飛び
散りの少ない安定した画像を形成することができる。
【0048】更に、このような現像装置4を画像形成装
置Xに備えることで、感光体ドラム1に対しトナーTを
飛び散らせることなく安定した画像を形成し得る画像形
成装置Xを提供することができる。
【0049】<第2の実施の形態>次に、本発明の第2
の実施形態を図8および図9に基づいて説明する。
【0050】この実施形態では、現像装置に、トナー搬
送部材上(絶縁層の表面上)においてトナー搬送方向に
微速駆動する表面保護層としての無端ベルトを設けてい
る。なお、無端ベルトを除くその他の構成は上記第1の
実施形態の場合と同じであり、同じ部分については同一
の符号を付してその説明は省略する。
【0051】すなわち、本実施形態では、図8に示すよ
うに、トナー搬送部材41の表面(感光体ドラム1との
対向面)には、その表面を周方向に覆うように無端ベル
ト9が設けられている。この無端ベルト9は、現像装置
4のケーシング40内に設けられた駆動ローラ91によ
って、所定の周速度で駆動される。このように、無端ベ
ルト9が所定の周速度で駆動することによって、トナー
搬送部材41の表面が常に刷新され、この表面上での帯
電およびトナーT固着が防止されるようになっている。
そして、無端ベルト9の駆動速度は、トナーTの搬送速
度に対してほぼ静止しているとみなされる程度に遅く駆
動されることが望ましく、トナーTの搬送速度に対して
10分の1ないし100分の1程度に設定されている。
この場合、無端ベルト9の駆動速度は、例えば、赤外線
センサを2つ設け、各々でトナーTの到達した時間を検
知する方法、または高速度ビデオカメラを用いて測定す
ることが可能である。
【0052】また、無端ベルト9には、トナー搬送部材
41の表面に対し密着した状態となるように一定の張力
が付与されており、その表面上において進行波発生電極
41bにより形成された進行波電界(電界カーテン)が
均一に作用するようになっている。この無端ベルト9と
しては、ポリイミド、PET(ポリエチレンテレフタレ
ート)、ポリ4フッ化エチレン、ポリフッ化エチレンプ
ロピレン、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)な
どの有機絶縁材料や、シリコン、イソプレン、ブタジエ
ンなどのゴム材料が適用される。そして、無端ベルト9
の厚みは、トナー搬送部材41の電極間ピッチにもよる
が、5μm〜200μm、好ましくは10μm〜100
μmが好適である。また、駆動ローラ91としては、S
USまたは鉄などの金属ローラ部材や、これを芯金にし
てその表面にゴム、フィルムやスポンジなどの部材を被
覆したものが用いられる。更に、トナー搬送部材41の
裏面側においてケーシング40内のトナーTと対面する
無端ベルト9の外方(図8および図9では右側)には、
ケーシング40内のトナーTとの直接触を防止する略円
弧状のトナー壁93が設けられている。
【0053】上記無端ベルト9の表面上を搬送されるト
ナーTは供給部材44によって供給される一方、無端ベ
ルト9の表面のトナーTは回収部材45によって回収さ
れるようになっている。そして、各進行波発生電極41
b,…に対し多相交流電源47から多相の交流電圧が印
加されることにより、無端ベルト9上においてそれと平
行となる方向に電界カーテンが発生し、これによって現
像領域Aまで電界カーテン作用によりトナーTを搬送す
るようになっている。この場合、トナーTがトナー搬送
部材41の表面上で固着した場合、トナー搬送部材41
の表面上を微速駆動する無端ベルト9により移動するた
め、トナー搬送部材41の真上領域においてトナーTが
搬送停止しても、このトナーTは無端ベルト9によって
電界強度の強い領域まで運ばれて搬送が再開され、トナ
ーTの搬送が円滑に行われることになる。
【0054】そして、図9にも示すように、上記トナー
搬送部材41上において駆動する無端ベルト9の駆動方
向(図中矢印Vで示す反時計回りの方向)は、無端ベル
ト9上におけるトナーTの搬送方向(図中矢印Hで示
す)と、感光体ドラム1の回転方向(図中矢印Kで示す
反時計回りの方向)と同一方向となるように規定されて
いる。
【0055】これにより、トナーTの搬送方向Hは、無
端ベルト9の駆動方向V、および感光体ドラム1の回転
方向Kと同一方向(ウィズ方向)となり、感光体ドラム
1に対する現像領域Aでの無端ベルト9上のトナーTの
移動速度が、感光体ドラム1の回転速度に対して相対的
に遅くなる。このため、トナーTが感光体ドラム1に着
地する際の衝突エネルギーが小さなものとなり、感光体
ドラム1上にトナーTが既に存在している箇所の上から
さらにトナーTが着弾しても、トナーTの飛び散りが発
生することはなく、画像への悪影響をなくして安定した
画像を形成することができる。
【0056】また、各進行波発生電極41bに対して印
加される印加電圧Vpp(V)と、その各進行波発生電
極41bの電極間ピッチλ(m)とが、1≦Vpp/λ
≦6の関係を満たすように設定されていることによっ
て、十分なトナーTの搬送量によって十分な濃度を得、
かつトナーTの飛び散りの少ない安定した画像を形成す
ることができる。
【0057】なお、本発明は、上記各実施形態で述べた
ように、所定の電荷を付与して帯電させた感光体ドラム
上に光情報を書き込んだ静電潜像に限定されるものでは
なく、イオンフロー方式のように、誘電体上に直接静電
荷潜像を形成するものや、トナージェット方式のよう
に、複数の開口部を有する電極に対し任意の電圧を印加
することで空間に静電像を形成して現像剤を記録媒体に
飛翔させて直接画像形成を行うものにも適用可能であ
る。
【0058】
【発明の効果】以上のように、現像剤の搬送方向を像担
持体の移動方向に対しウィズ方向とすることで、像担持
体に対する現像領域での現像剤の移動速度を像担持体の
移動速度に対して相対的に遅くして、像担持体に着地す
る際の現像剤の衝突エネルギーを小さくし、現像剤の飛
び散りによる画像への悪影響をなくして安定した画像を
形成することができる。しかも、各電極への印加電圧の
増加によって現像剤の搬送速度を増加させているにも係
わらず、現像領域での現像剤の移動速度を像担持体の移
動速度に対して相対的に遅くし、像担持体に対する現像
剤の着地をソフトに行って現像剤の飛び散りを防止し、
安定した画像を形成することができる。
【0059】特に、各電極への印加電圧Vppを電極間
ピッチλ(m)で除算した値Vpp/λを1よりも大き
く6以下に設定することで、十分な現像剤の搬送量によ
って十分な濃度を得、かつ現像剤の飛び散りの少ない安
定した画像を形成することができる。
【0060】更に、このような現像装置を画像形成装置
に備えることで、像担持体に対し現像剤を飛び散らせる
ことなく安定した画像を形成し得る現像装置およびこれ
を備えた画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる現像装置が適
用される電子写真方式を用いた画像形成装置の概略構成
を示す模式図である。
【図2】同現像装置の構成を示す模式図である。
【図3】同じくトナー搬送部材の構成を示す模式図であ
る。
【図4】同トナー搬送部材に印加される電圧波形を示す
波形図である。
【図5】同トナー搬送部材上におけるトナーの搬送状態
を示す拡大図である。
【図6】同じく各電極への印加電圧Vppを電極間ピッ
チλで除算した値Vpp/λの範囲を規定する際の裏付
けとなる判定結果を示す図である。
【図7】(a)はドットの飛び散りに関して安定したド
ットが形成されている状態を示す図である。(b)はド
ットの飛び散りがやや発生して画像がやや乱れる状態を
示す図である。(c)はドットの飛び散りがかなり発生
して画像が乱れる状態を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係わる現像装置の構
成を示す模式図である。
【図9】同じくトナー搬送部材上におけるトナーの搬送
状態を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(像担持体) 4 現像装置 41 トナー搬送部材(現像剤搬送部材) 41a 基材 41b 進行波発生電極(電極) 41d 表面保護層 9 無端ベルト(表面保護層) A 現像領域 Vpp 印加電圧 λ 電極間ピッチ T トナー(現像剤) X 画像形成装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 太介 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 戸泉 潔 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 後藤 利充 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H077 AB03 AB14 AC04 AC13 AC16 AD07 AD31 AD36 DB08 DB14 EA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像をその表面に担持している像担
    持体に対向する現像領域に配置し、基材上に所定間隔を
    存して複数配列された電極を表面保護層によって被覆し
    てなる現像剤搬送部材を備え、各電極に対する多相電圧
    の印加により形成される進行波電界によって現像剤を現
    像剤搬送部材上で搬送するようにした現像装置におい
    て、 上記現像剤の搬送方向は、上記静電潜像を周方向に移動
    させる像担持体の移動方向と同一方向に規定されている
    ことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の現像装置におい
    て、 各電極に対して印加される印加電圧Vpp(V)と、 その各電極の電極間ピッチλ(m)とは、 1≦Vpp/λ≦6 の関係を満たすように設定されていることを特徴とする
    現像装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2に記載の現
    像装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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