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JP2003015149A - 圧着装置 - Google Patents

圧着装置

Info

Publication number
JP2003015149A
JP2003015149A JP2001196212A JP2001196212A JP2003015149A JP 2003015149 A JP2003015149 A JP 2003015149A JP 2001196212 A JP2001196212 A JP 2001196212A JP 2001196212 A JP2001196212 A JP 2001196212A JP 2003015149 A JP2003015149 A JP 2003015149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
heater bar
bar
hole
liquid crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001196212A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Kiguchiya
勝義 木口屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Display Corp
Original Assignee
Kyocera Display Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Display Corp filed Critical Kyocera Display Corp
Priority to JP2001196212A priority Critical patent/JP2003015149A/ja
Publication of JP2003015149A publication Critical patent/JP2003015149A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレキシブルプリント基板の電極端子と前記
液晶表示パネルのリード端子とを均一に圧着する。 【解決手段】 ヒーターバー用穴7にヒーターバー11
を収納した際にヒーターバー用穴7とヒーターバー11
との間隙により生じた空間をヒーターブロック6の外部
から閉塞するための閉塞部材15をヒーターバー11に
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示パネルのリ
ード端子とフレキシブルプリント基板の電極端子とを接
着材料を介して電気的に接続するのに好適な圧着装置に
係り、特に熱効率の良好な圧着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば液晶表示装置に内蔵され
ている液晶表示パネルを駆動するためには、この液晶表
示パネルに形成されるリード端子と、TCP(Tape
Carrier Package)等のフレキシブル
プリント基板の一端部に形成されている電極端子とを電
気的に接続するとともに、前記フレキシブルプリント基
板の他端部に形成されている電極端子と液晶駆動用回路
基板に形成されている電極端子とを電気的に接続し、液
晶駆動用回路からフレキシブルプリント基板を介して前
記液晶表示パネルに電力を供給することにより行われ
る。
【0003】この液晶表示パネルとフレキシブルプリン
ト基板とを接続する工程においては、従来から専用の圧
着装置が用いられている。
【0004】図4は、従来の圧着装置の実施形態を示す
ものであり、図4に示すように、この圧着装置33は、
液晶表示パネル34およびフレキシブルプリント基板3
5を載置するための載置台36を有している。この載置
台36の上方には、図示しないポンプのような駆動源に
より昇降可能なヒーターブロック37が配設されてお
り、このヒーターブロック37の下面から上向きに形成
されたヒーターバー用穴38には、前記液晶表示パネル
34のリード端子39と前記フレキシブルプリント基板
35の電極端子40とを熱圧着するためのヒーターバー
41の一部が収納されている。また、前記ヒーターブロ
ック37には、前記ヒーターバー41を前記ヒーターバ
ー用穴38の内側面に押圧して固定する固定ネジのよう
な複数の固定部材42が装着されている。これらの各固
定部材42の先端は、前記ヒーターバー41を押圧して
おり、これにより、前記ヒーターバー41は、前記ヒー
ターブロック37に固定されている。さらに、前記前記
ヒーターブロック37におけるヒーターバー41の近傍
には、前記ヒーターバー41を加熱するための熱源であ
るヒーター43が埋設されている。
【0005】前述したヒーターバー41は、圧着する前
記電極端子40および前記リード端子39の幅寸法や長
さ寸法に対応して交換されるので、ヒーターブロック3
7に対し着脱可能とする必要がある。一方、ヒーターブ
ロック37とヒーターバー41とは異なる材料で形成さ
れているので、前記ヒーターバー41と前記ヒーターブ
ロック37との熱膨張率は異なる。このため、ヒーター
バー41を、前記ヒーターバー用穴38の幅寸法とほぼ
同程度の幅寸法に形成し、前記ヒーターバー用穴38に
前記ヒーターバー41を収納したとき前記ヒーターバー
用穴38にほとんど間隙がないようにすると、前記ヒー
ターバー41が前記ヒーター43により加熱されたと
き、ヒーターバー41が熱膨張してしまい前記ヒーター
バー用穴38から取り外し不可能となることが考えられ
る。このため、前記ヒーターバー41は、前記ヒーター
バー用穴38に装着されたとき、前記ヒーターバー用穴
38と前記ヒーターバー41との間に間隙が生じるよう
に形成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記ヒーター
バー41をヒーターバー用穴38に装着したときに前記
ヒーターバー用穴38と前記ヒーターバー41との間に
間隙があることから、前記ヒーターバー用穴38には空
間が残存することになる。そしてこの空間は、外部に開
放されているので、前記ヒーター43を用いて前記ヒー
ターバー41を加熱する場合、このヒーターバー41を
加熱するためにヒーター43から発せられる熱は前記空
間を通してヒーターブロック37の外部に放熱されてし
まう。この結果、前記空間内の熱が冷却されてしまい、
ヒーターバー41に十分な熱が伝導しないことになる。
このため、前記ヒーターバー41の先端である前記電極
端子40との圧着面を十分に加熱するためにはヒーター
43の温度を上昇させる必要があり、この結果、図5に
示すように、ヒーターバー41の圧着面の長手方向にお
ける中央部分が高温によって凹んでしまい、前記ヒータ
ーバー41の圧着面が大きく歪んでしまう。この結果、
前記ヒーターバー41の圧着面の平面度が損なわれ、前
記電極端子40と前記リード端子39とを均一に圧着す
ることができないという問題を有していた。
【0007】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、前記フレキシブルプリント基板の電極端子と前
記液晶表示パネルのリード端子とを均一に圧着し、これ
により、前記電極端子と前記リード端子とを確実に接続
することができる圧着装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明に係る圧着装置は、移動可能
なヒーターブロックの一面に、ヒーターバー用穴を形成
し、前記ヒーターバー用穴の内部に、ヒーターにより加
熱されるヒーターバーを前記ヒーターバー用穴の少なく
とも一側面との間隙を有するように装着してなり、前記
ヒーターにより前記ヒーターバーを加熱し、加熱された
前記ヒーターバーを移動させて液晶表示パネルに整列配
置された複数のリード端子とフレキシブルプリント基板
に整列配置された複数の電極端子とを熱圧着する圧着装
置において、前記間隙を前記ヒーターブロックの外部か
ら閉塞する閉塞部材を前記ヒーターバーに設けたことを
特徴とする。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、ヒー
ターバーに設けられている閉塞部材によって、前記ヒー
ターバー用穴と前記ヒーターバーとの間隙に生じた空間
をヒーターブロックの外部から閉塞することができる。
このため、前記ヒーターを用いて前記ヒーターバーを加
熱するとき、前記ヒーターの熱がヒーターブロックの外
部に放熱されるのを最低限となるように防止することが
できるので、前記空間内の熱が冷却されず、前記ヒータ
ーの熱が効率よく前記ヒーターバーに伝導される。この
結果、前記ヒーターの熱を過度に上昇させなくても前記
ヒーターバーの先端の圧着面を十分に加熱させることが
できる。
【0010】また、請求項2に記載の発明に係る圧着装
置は、前記ヒーターバーが、前記ヒーターバー用穴に収
納されている被収納部と、前記ヒーターバー用穴から突
出されている突出部とにより形成されており、前記突出
部の基端部であり前記被収納部との境界に、前記閉塞部
材を、前記突出部に対して直交する方向に前記ヒーター
バー用穴の開口部を被覆するように形成したことを特徴
とする。
【0011】この請求項2に記載の発明によれば、前記
空間の開口部を適正に閉塞して、ヒーターの熱がヒータ
ーブロックの外部に放熱されるのを防止することができ
る。
【0012】さらに、請求項3に記載の発明に係る圧着
装置は、前記ヒーターバーが、前記
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る圧着装置の実
施形態を図1から図2を参照して説明する。
【0014】図1および図2は、本実施形態に係る圧着
装置の概要を示すものであり、図1および図2に示すよ
うに、この圧着装置1の下部には、載置台2が配設され
ており、この載置台2には、液晶表示パネル3およびフ
レキシブルプリント基板4が載置されるようになされて
いる。
【0015】また、前記載置台2の上方には、図示しな
いエアシリンダのような駆動源により昇降可能なヒータ
ーブロック6が配設されており、このヒーターブロック
6の下面部分には上向きのヒーターバー用穴7が形成さ
れている。
【0016】ここで、本実施形態においては、ヒーター
ブロック6、ヒーターバー用穴7等について、図1にお
ける横方向を幅方向とし、図2における横方向を長手方
向とし、図1および図2における上下方向を高さ方向と
する。
【0017】さらに、前記ヒーターバー用穴7には、前
記液晶表示パネル3のリード端子9と前記フレキシブル
プリント基板4の電極端子10とを熱圧着するためのヒ
ーターバー11が配設されている。このヒーターバー1
1は、前記ヒーターバー用穴7に収納される被収納部1
3を有し、前記被収納部13の下端には、前記ヒーター
バー用穴7から突出する突出部14が前記被収納部13
と一体に形成されている。
【0018】前記ヒーターバー11の被収納部13と前
記突出部14の長手方向寸法は、同一の寸法で形成され
ており、一方、前記突出部14の幅寸法は、前記被収納
部13の幅寸法と比較して短い寸法となるように形成さ
れている。また、前記ヒーターバー11の被収納部13
の幅寸法は、前記ヒーターバー用穴7の幅寸法と比較し
て短い幅寸法となるように形成されており、これによ
り、前記ヒーターバー用穴7に前記被収納部13の一側
面が前記ヒーターバー用穴7の内側面に接するように前
記ヒーターバー11を装着したとき、前記ヒーターバー
用穴7と前記ヒーターバー11との間に間隙が生じるよ
うになされている。さらに、前記ヒーターバー11の突
出部14の上端部分であって、前記被収納部13との境
界部分には、前記ヒーターバー11と前記ヒーターバー
用穴7との間隙により生じた空間を外部から閉塞するた
めの閉塞部材15が、前記突出部14から直交して前記
ヒーターバー用穴7の開口部16を被覆するように、前
記突出部14と一体に形成されている。そして、前記ヒ
ーターバー11は、前記突出部14の先端面である前記
フレキシブルプリント基板4の電極端子10と圧着する
圧着面17が前記載置台2に載置された液晶表示パネル
3のリード端子9およびフレキシブルプリント基板4の
電極端子10に相当する位置に対向するように収納され
ている。
【0019】また、前記ヒーターブロック6の中間部分
には、前記ヒーターブロック6の側面を貫通して前記ヒ
ーターバー用穴7の内部に至るように進退自在とされた
固定部材としての複数の固定ネジ18が螺着されてお
り、前記各固定ネジ18の先端部分が前記ヒーターバー
11の上端部分を押圧することにより、前記ヒーターバ
ー11は、その一側面をヒーターバー用穴7の内側面に
当接するようにして前記ヒーターブロック6に固定され
るようになっている。さらに、前記ヒーターブロック6
における前記ヒーターバー11の近傍には、前記ヒータ
ーバー11を加熱するための2つのヒーター19が埋設
されている。
【0020】また、前記ヒーターブロック6の上面側に
は、図示しないエアポンプによりピストンを移動される
エアシリンダ等のヒーターヘッド駆動装置21が配設さ
れており、このヒーターヘッド駆動装置21の下面側に
配設されている駆動体22の下端部には、前記ヒーター
ブロック6の平行を調整するための平行調整ねじ23に
よって前記ヒーターブロック6が接続されている。そし
て、このヒーターヘッド駆動装置21を駆動することに
より、前記駆動体22を介して前記ヒーターブロック6
が昇降動作をなすようになされている。これとともに、
前記ヒーターバー11の圧着面17と前記フレキシブル
プリント基板4の電極端子10との間隙を均一に保持す
るための緩衝部材25が、前記ヒーターブロック6の下
降動作と連動して前記ヒータバーの圧着面17と前記フ
レキシブルプリント基板4の電極端子10との間隙に介
装されるようになされている。
【0021】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0022】本実施形態によれば、前記ヒーターバー1
1の突出部14に連設されている閉塞部材15によっ
て、前記開口部16を被覆し、前記ヒーターバー用穴7
と前記ヒーターバー11の被収納部13との間隙に生じ
た空間を前記ヒーターブロック6の外部から閉塞するこ
とができる。このため、前記ヒーター19を用いて前記
ヒーターバー11を加熱するとき、前記ヒーター19の
熱がヒーターブロック6の外部に放熱されるのを最低限
となるように防止することができるので、前記空間内の
熱は冷却されず、前記ヒーター19の熱が効率よく前記
ヒーターバー11に伝導される。また、前記閉塞部材1
5の一端部分は、前記ヒーター19により加熱されてい
る前記ヒーターブロック6の下面に接触しているので、
前記ヒーター19の熱は、安定してヒーターバー11に
伝導される。この結果、前記ヒーター19の熱を過度に
上昇させなくても前記ヒーターバー11の圧着面17を
十分に加熱させることができる。
【0023】したがって、高熱による前記ヒーターバー
11の圧着面17の歪みを防止することができ、前記ヒ
ーターバー11の圧着面17の平面状態を維持すること
ができる。これにより、前記フレキシブルプリント基板
4の電極端子10と前記液晶表示パネル3のリード端子
9とを均一に圧着することができ、この結果、前記フレ
キシブルプリント基板4と前記液晶表示パネル3とを確
実に接続することができる。
【0024】また、ヒーターバー11の圧着面17を加
熱する際に、ヒーター19の熱を過度に上昇させる必要
がないので、前記ヒーター19が高温により損傷してし
まうことを防止することができ、前記ヒーター19を長
期間使用することができる。さらに、前記ヒーターバー
11の輻射熱によって、前記載置台2に載置される場合
に液晶表示パネル3の最上面に位置する偏光板が変色し
てしまったり、前記偏光板の保護フィルムが変形してし
まうことも防止することができる。
【0025】さらにまた、ヒーターバー11の圧着面1
7のみが凹状に歪んでしまうのを防止することができる
ので、ヒーターバー11の圧着面17と前記フレキシブ
ルプリント基板4の電極端子10との間隙に介装される
緩衝部材25に余分な圧力が加わることを防止すること
ができる。このため、余分な圧力が加わることによる前
記緩衝部材25の損傷を防止することができ、前記緩衝
部材25を長期間にわたって使用することができる。こ
の結果、圧着作業の向上を図ることができ、また緩衝部
材25に用いられる費用を削減することができる。
【0026】なお、ヒーターバー11の形状は、本実施
形態の形状に限定されるものではない。例えば、図3に
示すように、閉塞部材26として、前記ヒーターバー2
7の被収納部28の上下方向の中央部分から突出部方向
に向かって、前記被収納部28の側面からの突出寸法が
大きくなるような傾斜面24を形成し、この傾斜面24
が前記ヒーターバー用穴30の開口部31の内側縁に当
接するように、前記被収納部28および前記突出部29
と一体に形成されるものであってもよい。その他、前記
閉塞部材の形状は、いずれの形状であってもよい。
【0027】また、ヒーターブロックの移動方向は、実
施形態において示した鉛直方向のみに限定されるもので
はなく、水平方向に移動するようにしてもよい。
【0028】また、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、必要に応じて種々変更することが可能で
ある。
【0029】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。
【0030】まず、下面に、長手方向寸法が80mm、
幅寸法が7mm、高さ寸法が10mmであるヒーターバ
ー用穴が形成されているステンレス製のヒーターブロッ
クを用意した。
【0031】また、被収納部の長手方向寸法が80m
m、幅寸法が5mm、高さ寸法が10mmで、突出部の
幅寸法が3mm、高さ寸法が10mmであるインコネル
製のヒーターバーを用意した。このヒーターバーの突出
部の上端部分には、長手方向寸法が80mm、突出寸法
が3mmの閉塞部材を前記突出部と一体に形成した。
【0032】このヒーターバーの一部分を前記ヒーター
バー用穴に収納し、固定部材としての固定ネジにより前
記ヒーターバーをヒーターブロックに固定した。これに
より、ヒーターバー用穴の開口部を被覆し、前記ヒータ
ーバー用穴内側縁と前記ヒーターバーの外側縁との間に
生じた間隙を、前記ヒーターバーの閉塞部材によって外
部から閉塞した。
【0033】そして、前記ヒーターバーが収納されたヒ
ーターブロックの上面を、駆動体を介してヒーターヘッ
ド駆動装置に固定することにより、圧着装置を構成し
た。
【0034】次に、前記圧着装置を用いて、液晶表示パ
ネルとフレキシブルプリント基板との接続を行った。
【0035】まず、載置台に液晶表示パネルを載置し、
前記液晶表示パネルの上方に、前記液晶表示パネルのリ
ード端子とフレキシブルプリント基板の電極端子との位
置合わせを行いながら、前記フレキシブルプリント基板
を載置した。
【0036】次に、前記ヒーターヘッド駆動装置を用い
て、ヒーターブロックを、前記ヒーターバーの圧着面が
前記電極端子に相当する位置に圧接するように下降させ
た。これとともに、前記ヒーターブロックの下降動作に
連動して、テフロン(登録商標)により形成された緩衝
部材を、前記ヒーターバーの圧着面と前記電極端子との
間隙に介装させた。
【0037】そして、前記ヒーターバーの圧着面を、前
記緩衝部材を介して前記電極端子および前記リード端子
に相当する位置に圧接させ、これにより、前記電極端子
と前記リード端子とを圧着させた。
【0038】このとき、前記ヒーターバー用穴と前記ヒ
ーターバーとの間隙に生じた間隙は、前記ヒーターバー
の閉塞部材によって閉塞されたので、ヒーターブロック
の外部に放熱してしまう前記ヒーターの熱を減少させる
ことができた。
【0039】この結果、ヒーターバーの圧着面の温度を
190℃に上昇させるためのヒーターの加熱温度を、従
来ヒーターからヒーターバーに伝導される熱がヒーター
バー用穴とヒーターバーとの間隙に生じた空間内から放
熱してしまった場合と比較して20℃程度低下させるこ
とができた。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明に係る圧着装置によれば、高熱によるヒーターバーの
圧着面の歪みを防止することができ、ヒーターバーの圧
着面の平面状態を維持することができる。これにより、
フレキシブルプリント基板の電極端子と液晶表示パネル
のリード端子とを均一に圧着することができ、この結
果、フレキシブルプリント基板と前記液晶表示パネルと
を確実に接続することができる。
【0041】また、請求項2に記載の発明に係る圧着装
置によれば、ヒーターバー用穴とヒーターバーとの間隙
により生じた空間を閉塞することができるので、これに
より、高熱によるヒーターバーの一部分の歪みを防止す
ることができ、ヒーターバーの圧着面の平面状態を維持
することができる。したがって、フレキシブルプリント
基板の電極端子と液晶表示パネルのリード端子とを均一
に圧着することができ、この結果、フレキシブルプリン
ト基板と前記液晶表示パネルとを確実に接続することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る圧着装置の実施形態を示す側面
断面図
【図2】 図1に示す圧着装置の実施形態を示す正面断
面図
【図3】 本発明に係る圧着装置の他の実施形態を示す
側面断面図
【図4】 従来の圧着装置を示す側面断面図
【図5】 図4に示す圧着装置のヒーターバーが歪んだ
場合を示す正面図
【符号の説明】
1 圧着装置 2 載置台 3 液晶表示パネル 4 フレキシブルプリント基板 6 ヒーターブロック 7 ヒーターバー用穴 9 リード端子 10 電極端子 11 ヒーターバー 13 被収納部 14 突出部 15 閉塞部材 17 圧着面 19 ヒーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 FA30 HA02 HA06 MA20 2H092 GA50 GA55 MA32 MA35 NA18 NA26 PA06 5E085 BB09 BB17 CC03 DD03 FF08 JJ36 5E344 BB02 BB04 DD08 EE21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能なヒーターブロックの一面に、
    ヒーターバー用穴を形成し、前記ヒーターバー用穴の内
    部に、ヒーターにより加熱されるヒーターバーを前記ヒ
    ーターバー用穴の少なくとも一側面との間隙を有するよ
    うに装着してなり、前記ヒーターにより前記ヒーターバ
    ーを加熱し、加熱された前記ヒーターバーを移動させて
    液晶表示パネルに整列配置された複数のリード端子とフ
    レキシブルプリント基板に整列配置された複数の電極端
    子とを熱圧着する圧着装置において、前記間隙を前記ヒ
    ーターブロックの外部から閉塞する閉塞部材を前記ヒー
    ターバーに設けたことを特徴とする圧着装置。
  2. 【請求項2】 前記ヒーターバーが、前記ヒーターバー
    用穴に収納されている被収納部と、前記ヒーターバー用
    穴から突出されている突出部とにより形成されており、
    前記突出部の基端部であり前記被収納部との境界に、前
    記閉塞部材を、前記突出部に対して直交する方向に前記
    ヒーターバー用穴の開口部を被覆するように形成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の圧着装置。
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