JP2003011458A - 画像データに含まれる情報に応じて印刷モードが設定される印刷 - Google Patents
画像データに含まれる情報に応じて印刷モードが設定される印刷Info
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Abstract
いて、画像データに含められた情報に応じて印刷モード
を設定して印刷する。 【解決手段】 本発明によれば、画像データ内にその画
像の印刷に使用される印刷モードを指定するための印刷
モード情報を予め含めておき、この情報に応じて印刷モ
ードを自動的に設定することができる。この結果、たと
えば印刷対象画像の生成時においてユーザが意図した印
刷モードに自動的に設定して印刷を行うことが可能とな
る。
Description
いて印刷媒体上にドットを形成することによって印刷を
行う技術に関する。
数色のインクをインクヘッドから吐出するタイプのカラ
ープリンタが普及し、コンピュータが処理した画像を多
色多階調で印刷するのに広く用いられている。このよう
なプリンタにおいては、印刷する画像や印刷の目的に応
じて、これに適した印刷モードを設定することができる
のが一般的である。たとえば、きれいな写真印刷を行う
ための印刷モードや迅速なテキスト印刷を行うための印
刷モードから印刷モードを選択して設定することが可能
である。
ードは印刷物毎に設定されるため、たとえば写真とテキ
ストが同一頁内に混在するような場合には、いずれか一
方の画像に適した印刷モードを選択しなければならない
という問題が生じていた。さらに、印刷対象画像の生成
時に予めこの画像を印刷するための印刷モードを指定し
ておいて、指定された印刷モードで印刷を行うことも望
まれていた。
を解決するためになされたものであり、複数の印刷モー
ドを利用可能な印刷装置において、画像データに含めら
れた情報に応じて印刷モードを設定して印刷する技術を
提供することを目的とする。
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の第
1の態様は、印刷ヘッドを主走査方向に主走査しつつ印
刷媒体上にドットを形成する印刷部を用いて印刷を行う
ために、与えられた画像データを処理して前記印刷部に
供給すべき印刷データを生成する印刷制御装置であっ
て、前記画像データは、前記画像データの印刷に使用さ
れる印刷モードを指定するための印刷モード情報を含
み、前記印刷制御装置は、前記画像データを処理するこ
とにより、印刷画像における各画素のドットの形成状態
を表すドットデータを生成するドットデータ生成部と、
前記ドットデータと前記印刷モード情報とに応じて、各
主走査時のドットの記録状態を表すラスタデータと、各
主走査の合間に行われる副走査送り量を表す副走査送り
データとを含む印刷データを、前記印刷モード情報によ
り指定された印刷モードに従って前記印刷部に印刷を実
行させる構成を有するように生成する印刷データ生成部
とを備えることを特徴とする。
タ内の情報で予め指定された印刷モードに従って印刷部
に印刷を実行させるための印刷データを生成することが
できるので、印刷部を予め指定された印刷モードに自動
的に設定して印刷を行うことができる。
タは、主走査方向に平行な区分線で複数の領域に区分け
されているとともに、前記複数の領域のうちの各領域の
印刷に使用される印刷モードを指定するための印刷モー
ド情報を含み、前記印刷データ生成部は、前記ドットデ
ータと前記印刷モード情報とに応じて、前記印刷データ
を、前記印刷モード情報により指定された各領域の印刷
モードに従って各領域を前記印刷部に印刷を実行させる
構成を有するように生成するようにするのが好ましい。
印刷モードが異なる複数の画像が混在する場合に、画像
データ内の情報で予め指定された各領域の印刷モードに
従って各領域を印刷するための印刷データを生成するこ
とができるので、それぞれの画像に適した印刷モードで
印刷することができる。
れた複数の領域は、写真を表示するための写真領域とテ
キストを表示するためのテキスト領域とを含み、前記印
刷データ生成部は、前記印刷モード情報に応じて、前記
写真領域に属する主走査ラインを、前記テキスト領域に
属する主走査ラインよりも多い主走査で形成するように
印刷データを生成するようにするのが好ましい。
真領域の主走査ラインを、他の領域の主走査ラインより
も多い主走査で形成するように印刷データが生成される
ので、写真領域では主走査の数を増やしてバンディング
を抑制できるとともに、他の領域では主走査数を減らし
て印刷速度を速くすることが可能となる。ここで、「バ
ンディング」とは、印刷画像に主走査方向に伸びる縞や
すじをいう。この縞やすじは、ノズルの製造誤差等で、
各ラスタ上のドットの副走査方向の位置が変動すること
により発生する。
は、主走査の往動時および復動時の双方で印刷を行う双
方向印刷機能を有し、前記区分けされた複数の領域は、
主走査の往動時または復動時の一方で印刷を行うべき単
方向印刷領域と、主走査の往動時および復動時の双方で
印刷を行うことが許容される双方向印刷領域とを含み、
前記印刷データ生成部は、前記印刷モード情報に応じ
て、前記双方向印刷領域に属する主走査ラインのみを記
録する場合には、主走査を往動時および復動時の双方で
行い、少なくとも一部のノズルが前記単方向印刷領域に
属する主走査ラインを記録する場合には、主走査を往動
時または復動時の一方で行うための印刷データを生成す
るようにするのが好ましい。
特にきれいに表示したい画像(たとえば写真)が含まれ
ているが、他の画像(たとえばテキスト)の領域は速く
印刷したいような場合に、このような印刷を行うことが
できる。
れた複数の領域は、写真を表示するための写真領域とテ
キストを表示するためのテキスト領域とを含み、前記印
刷データ生成部は、前記印刷モード情報に応じて、前記
テキスト領域に属する主走査ラインを、前記写真領域に
属する走査ラインよりも高い解像度で形成するように印
刷データを生成するようにするのが好ましい。
含む主走査ラインを、テキスト領域に属しない主走査ラ
インよりも高い解像度で形成するようにラスタデータが
生成されるので、テキスト領域の解像度を上げることに
より印刷画像を滑らかにするとともに、他の領域の解像
度を下げることにより印刷速度を速くすることが可能と
なる。
れた複数の領域は、写真を表示するための写真領域とテ
キストを表示するためのテキスト領域とを含み、前記印
刷データ生成部は、前記印刷モード情報に応じて、前記
写真領域に属する主走査ラインを、前記テキスト領域に
属する主走査ラインよりも多い階調数で形成するように
印刷データを生成するようにするのが好ましい。
主走査ラインを、写真領域に属しない主走査ラインより
も多い階調数で形成するようにラスタデータが生成され
るので、階調数を上げることにより写真画像をきれいに
するとともに、他の領域の階調数を下げることにより印
刷データのデータ量を少なくすることが可能となる。
査方向に主走査しつつ印刷媒体上にドットを形成する印
刷装置に供給すべき画像データを生成する画像データ生
成方法であって、(a)与えられた印刷対象画像の印刷
に使用される印刷モードを指定する工程と、(b)前記
印刷対象画像を表すデータと、前記印刷対象画像の印刷
に使用される印刷モードを指定するための印刷モード情
報と、を用いて画像データを生成する工程とを備えるこ
とを特徴とする。
た印刷対象画像の印刷に使用される印刷モードを指定す
るための印刷モード情報を画像データに含めることがで
きるので、たとえばその画像に適した印刷モードで印刷
するための情報を含んだ画像データを生成することがで
きる。
程(a)は、前記印刷対象画像を主走査方向に平行な区
分線で複数の領域に区分けする工程と、前記区分けされ
た各領域の印刷に使用される印刷モードを指定する工程
とを含むようにするのが好ましい。
使用される印刷モードを指定するための印刷モード情報
を画像データに含めることができるので、同一ページに
印刷に適する印刷モードが異なる画像の種類が混在する
場合に、それぞれの画像を適した印刷モードで印刷する
ための画像データを生成することができる。
程(a)は、前記区分線で複数の領域に区分けされてい
る各領域に対して、前記各領域毎に予め指定された種類
のみの画像の入力を、ユーザに許容する工程を含むよう
にするのが好ましい。
類の画像の入力を防止することができる。
程(a)は、前記区分線の数、前記区分線の副走査方向
の位置、および前記指定の少なくとも1つが異なる複数
種類の定型フォームの中からの選択をユーザに許容する
工程を含むようにするのが好ましい。
で自由に追加したり、動かしたりできるようにしても良
いし、入力画像の指定を入力画面内で行えるようにして
も良い。この場合には、ユーザによる設定に応じて印刷
モード情報の内容が決定される。
て自由度を増やすことができる。
とが可能であり、たとえば、印刷方法および印刷装置、
印刷制御方法および印刷制御装置、画像データ生成方
法、それらの方法または装置の機能を実現するためのコ
ンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを
記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み
搬送波内に具現化されたデータ信号、等の態様で実現す
ることができる。
例に基づいて以下の順序で説明する。 A.装置の構成: B.第1実施例: C.第2実施例: D.第3実施例: E.変形例:
例としての印刷システムの構成を示すブロック図であ
る。この印刷システムは、印刷制御装置としてのコンピ
ュータ90と、印刷部としてのカラープリンタ20と、
を備えている。なお、カラープリンタ20とコンピュー
タ90の組み合わせを、広義の「印刷装置」と呼ぶこと
ができる。
ィングシステムの下で、アプリケーションプログラム9
5が動作している。オペレーティングシステムには、ビ
デオドライバ91やプリンタドライバ96が組み込まれ
ており、アプリケーションプログラム95からは、これ
らのドライバを介して、カラープリンタ20に転送する
ための印刷データPDが出力されることになる。アプリ
ケーションプログラム95は、処理対象の画像に対して
所望の処理を行い、また、ビデオドライバ91を介して
CRT21に画像を表示する。
令を発すると、コンピュータ90のプリンタドライバ9
6が、画像データをアプリケーションプログラム95か
ら受け取り、これをカラープリンタ20に供給するため
の印刷データPDに変換する。図1に示した例では、プ
リンタドライバ96の内部には、解像度変換モジュール
97と、色変換モジュール98と、ハーフトーンモジュ
ール99と、ラスタライザ100と、色変換テーブルL
UTと、印刷モード決定部101とが備えられている。
これらのうち、解像度変換モジュール97、色変換モジ
ュール98、およびハーフトーンモジュール99が特許
請求の範囲における「ドットデータ生成部」に相当し、
印刷モード決定部101およびラスタライザ100が特
許請求の範囲における「印刷データ生成部」に相当す
る。
ションプログラム95が扱っているカラー画像データの
解像度(即ち、単位長さ当りの画素数)を、プリンタド
ライバ96が扱うことができる解像度に変換する役割を
果たす。こうして解像度変換された画像データは、まだ
RGBの3色からなる画像情報である。色変換モジュー
ル98は、色変換テーブルLUTを参照しつつ、各画素
ごとに、RGB画像データを、カラープリンタ20が利
用可能な複数のインク色の多階調データに変換する。
付加された印刷モード情報に応じて、各主走査ラインの
形成に使用する印刷モードパラメータを決定する。決定
される印刷モードパラメータには、オーバーラップ数や
解像度、階調数が含まれている。なお、オーバーラップ
数の意味については後述する。
6階調の階調値を有している。ハーフトーンモジュール
99は、インクドットを分散して形成することにより、
カラープリンタ20でこの階調値を表現するためのハー
フトーン処理を実行する。ハーフトーン処理された画像
データは、ラスタライザ100によりカラープリンタ2
0に転送すべきデータ順に並べ替えられ、最終的な印刷
データPDとして出力される。なお、印刷データPD
は、各主走査時のドットの記録状態を示すラスタデータ
と、副走査送り量を示すデータとを含んでいる。
タPDを生成する機能を実現するためのプログラムに相
当する。プリンタドライバ96の機能を実現するための
プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に
記録された形態で供給される。このような記録媒体とし
ては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気デ
ィスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカー
ド、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピ
ュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)
および外部記憶装置等の、コンピュータが読み取り可能
な種々の媒体を利用できる。
である。カラープリンタ20は、紙送りモータ22によ
って印刷用紙Pを副走査方向に搬送する副走査送り機構
と、キャリッジモータ24によってキャリッジ30をプ
ラテン26の軸方向(主走査方向)に往復動させる主走
査送り機構と、キャリッジ30に搭載された印刷ヘッド
ユニット60(「印刷ヘッド集合体」とも呼ぶ)を駆動
してインクの吐出およびドット形成を制御するヘッド駆
動機構と、これらの紙送りモータ22,キャリッジモー
タ24,印刷ヘッドユニット60および操作パネル32
との信号のやり取りを司る制御回路40とを備えてい
る。制御回路40は、コネクタ56を介してコンピュー
タ90に接続されている。
紙送りモータ22の回転をプラテン26と用紙搬送ロー
ラ(図示せず)とに伝達するギヤトレインを備える(図
示省略)。また、キャリッジ30を往復動させる主走査
送り機構は、プラテン26の軸と並行に架設されキャリ
ッジ30を摺動可能に保持する摺動軸34と、キャリッ
ジモータ24との間に無端の駆動ベルト36を張設する
プーリ38と、キャリッジ30の原点位置を検出する位
置センサ39とを備えている。
プリンタ20の構成を示すブロック図である。制御回路
40は、CPU41と、プログラマブルROM(PRO
M)43と、RAM44と、文字のドットマトリクスを
記憶したキャラクタジェネレータ(CG)45とを備え
た算術論理演算回路として構成されている。この制御回
路40は、さらに、外部のモータ等とのインタフェース
を専用に行なうI/F専用回路50と、このI/F専用
回路50に接続され印刷ヘッドユニット60を駆動して
インクを吐出させるヘッド駆動回路52と、紙送りモー
タ22およびキャリッジモータ24を駆動するモータ駆
動回路54と、スキャナ80を制御するスキャナ制御回
路55とを備えている。I/F専用回路50は、パラレ
ルインタフェース回路を内蔵しており、コネクタ56を
介してコンピュータ90から供給される印刷データPD
を受け取ることができる。カラープリンタ20は、この
印刷データPDに従って印刷を実行する。なお、RAM
44は、ラスタデータを一時的に格納するためのバッフ
ァメモリとして機能する。
8を有しており、また、インクカートリッジを搭載可能
である。なお、印刷ヘッドユニット60は、1つの部品
としてカラープリンタ20に着脱される。すなわち、印
刷ヘッド28を交換しようとする際には、印刷ヘッドユ
ニット60を交換することになる。
ズル配列を示す説明図である。印刷ヘッド28の下面に
は、ブラックインクを吐出するためのブラックインクノ
ズル列Kと、濃シアンインクを吐出するための濃シアン
インクノズル列Cと、淡シアンインクを吐出するための
淡シアンインクノズル列LCと、濃マゼンタインクを吐
出するための濃マゼンタインクノズル列Mと、淡マゼン
タインクを吐出するための淡マゼンタインクノズル列L
Mと、イエローインクを吐出するためのイエローインク
ノズル列Yとが形成されている。
SSに沿って一定のノズルピッチk・Dでそれぞれ整列
している。ここで、kは整数であり、Dは副走査方向に
おける印刷解像度に相当するピッチ(「ドットピッチ」
と呼ぶ)である。本明細書では、「ノズルピッチはkド
ットである」とも言う。このときの単位[ドット]は、
印刷解像度のドットピッチを意味している。副走査送り
量に関しても同様に、[ドット]の単位を用いる。
滴を吐出させるための駆動素子としてのピエゾ素子(後
述する)が設けられている。印刷時には、印刷ヘッド2
8が主走査方向MSに移動しつつ、各ノズルからインク
滴が吐出される。
査方向に沿って一直線上に配列されている必要はなく、
例えば千鳥状に配列されていてもよい。なお、ノズルが
千鳥状に配列されている場合にも、副走査方向に測った
ノズルピッチk・Dは、図4の場合と同様に定義するこ
とができる。この明細書において、「副走査方向に沿っ
て配列された複数のノズル」という文言は、一直線上に
配列されたノズルと、千鳥状に配置されたノズルと、を
包含する広い意味を有している。なお、各ノズル列は副
走査方向に0.25インチの幅を有している。
要な構成を示すブロック図である。ヘッド駆動回路52
は、原駆動信号発生部220と、複数のマスク回路22
2と、各ノズルのピエゾ素子PEとを備えている。マス
ク回路222は、印刷ヘッド28の各ノズル#1,#2
…に対応して設けられている。なお、図5において、信
号名の最後に付されたかっこ内の数字は、その信号が供
給されるノズルの番号を示している。
ンを記録する印刷方式におけるヘッド駆動回路52の動
作を示すタイミングチャートである。原駆動信号発生部
220は、各ノズルに共通に用いられる原駆動信号CO
MDRVを生成して複数のマスク回路222に供給す
る。この原駆動信号COMDRVは、1画素分の主走査
期間Td内に1つのパルスを含む信号である。i番目の
マスク回路222は、i番目のノズルのシリアル印刷信
号PRT(i)のレベルに応じて原駆動信号COMDR
Vをマスクする。なお、本明細書では、このような印刷
方式を非オーバーラップ方式と呼ぶ。
号PRT(i)が1レベルのときには原駆動信号COM
DRVをそのまま通過させる。そして原駆動信号は駆動
信号DRVとしてピエゾ素子PEに供給される。一方、
印刷信号PRT(i)が0レベルのときには原駆動信号
COMDRVを遮断する。このシリアル印刷信号PRT
(i)は、i番目のノズルが1回の主走査で記録する各
画素の記録状態を示す信号であり、コンピュータ90か
ら与えられた印刷データPD(図1)をノズル毎に分解
したものである。なお、図6(a)は、1画素おきにド
ットが記録される場合の例であり、全画素にドットが記
録される場合には、原駆動信号COMDRVがそのまま
駆動信号DRVとしてピエゾ素子PEに供給される。
ンを記録する方式において奇数画素位置にドットを形成
する際のタイミングチャートであり、図6(c)は、偶
数画素位置にドットを形成する際のタイミングチャート
である。これらの例では、原駆動信号COMDRVの波
形は、2画素に1画素の割合で発生している。従って、
図6(b)の原駆動信号波形を用いた場合には、仮にシ
リアル印刷信号PRT(i)がすべて「1」レベルであ
る場合にも、奇数画素位置にドットが形成できるだけで
ある。同様に、図6(c)の原駆動信号波形を用いた場
合には、シリアル印刷信号PRT(i)がすべて「1」
レベルである場合にも、偶数画素位置にドットが形成で
きるだけである。なお、本明細書では、このような複数
回の主走査で主走査ラインを記録する印刷方式をオーバ
ーラップ方式と呼ぶ。
は、各主走査ラインを複数の主走査で複数の異なるノズ
ルを用いて形成することができるので、ノズルの製造誤
差や主走査送り誤差に起因するドット形成位置の誤差を
緩和することが可能となる。このため、写真等のように
バンディングによる画質の劣化が大きい印刷画像の印刷
に使用すると印刷画質を大きく向上させることができ
る。ただし、各主走査ラインが複数の主走査で形成され
ることになるので、各主走査ラインが1回の主走査で形
成される非オーバーラップ方式に比べて印刷速度が遅く
なる傾向がある。
ラープリンタ20は、紙送りモータ22により用紙Pを
搬送しつつ、キャリッジ30をキャリッジモータ24に
より往復動させ、同時に印刷ヘッド28のピエゾ素子を
駆動して、各色インク滴の吐出を行い、インクドットを
形成して用紙P上に多色多階調の画像を形成する。
施例における印刷画像の各領域と印刷モードの関係を示
す説明図である。この印刷画像には、写真を表示するた
めの写真領域Z1と、テキストを表示するためのテキス
ト領域Z2と、印刷が行われない遷移領域Z3とが含ま
れている。写真領域Z1は図7において上側40%の領
域であり、テキスト領域Z2は下側50%の領域であ
る。遷移領域Z3は写真領域Z1とテキスト領域Z2と
の間に設けられており、その副走査方向の幅は、印刷ヘ
ッド28が備えるノズル列の副走査方向の幅(0.25
インチ)よりも大きい。
が行われる。オーバーラップ方式により印刷が行われる
ので、この領域ではバンディングを抑制した印刷が可能
である。一方、テキスト領域Z2は非オーバーラップ方
式で印刷が行われる。非オーバーラップ方式により印刷
が行われるので、この領域では速い印刷が可能である。
なお、前述のように、写真領域Z1とテキスト領域Z2
との間には遷移領域が設けられているので、任意の1回
の主走査で印刷対象となる領域は、写真領域Z1または
テキスト領域Z2のいずれか一方にのみである。
像データを生成するための入力画面と生成される画像デ
ータの一例を示す説明図である。この入力画面には、写
真入力用の領域とテキスト入力用の領域とが含まれてい
る。各領域は、主走査方向に平行な区分線で予め区分け
されている。また、各領域には、各領域の印刷に使用さ
れる印刷モードを指定するための印刷モード情報が予め
設定されている。
区分線2の下側と、区分線1と区分線2に挟まれる領域
とに区分けされる。区分線1の上側の領域の印刷モード
情報はオーバーラップ方式により印刷する旨の情報を含
み、また、区分線2の下側の領域の印刷モード情報は非
オーバーラップ方式により印刷する旨の情報を、区分線
1と区分線2に挟まれる領域の印刷モード情報は印刷し
ない旨の情報を、それぞれ含む。なお、これらの印刷モ
ード情報は画像入力前から予め内容が決定されている。
付けることはできるがテキストは入力できないようにす
るとともに、テキスト入力用の領域には、テキストを入
力することができるが画像を張り付けることができない
ようにするのが好ましい。こうすれば、予め想定したも
のと異なる種類の画像の入力を防止することができるか
らである。
の副走査方向の位置と、入力画像の指定(たとえば写真
またはテキスト)とのうちの少なくとも1つが異なる複
数種類の定型フォームの中から1つを選択するようにで
きるのが好ましい。さらに、ユーザーが、区分線を入力
画面内で自由に追加したり、動かしたりできるようにし
ても良いし、入力画像の指定を入力画面内で行えるよう
にしても良い。こうすれば、印刷画像のレイアウトにつ
いて自由度を増やすことができるからである。以上のよ
うにして生成されるのが、図8(b)に示すような画像
データである。この画像データは、各ページ毎に、各領
域の範囲と、各領域に指定された印刷モードを表すデー
タを含むヘッダと、RGBデータとを含んでいる。
を行うための印刷データ生成処理の手順を示すフローチ
ャートである。ステップS101では、印刷モード決定
部101(図1)は、複数の領域を有する画像データか
ら、その画像の各領域の印刷に使用される印刷モードを
指定するための印刷モード情報を取り出す。
101は、ハーフトーンモジュール99からラスタライ
ザ100に送られたハーフトーンデータにおいて、各領
域に属する画素の印刷モードを決定する。具体的には、
ハーフトーンデータのうちで、写真領域Z1に含まれる
画素のデータをオーバーラップ方式に決定し、テキスト
領域Z2に含まれる画素のデータを非オーバーラップ方
式に決定する。この決定は各主走査ライン毎に行われ
る。
0は、各主走査ラインを形成する主走査の印刷モードを
決定する。具体的には、オーバーラップ方式に指定され
た主走査ラインを少なくとも1つ形成する主走査はオー
バーラップ方式に指定され、非オーバーラップ方式に決
定された主走査ラインを少なくとも1つ形成する主走査
は非オーバーラップ方式に決定される。なお、本実施例
では、遷移領域Z3の幅が各ノズル列の副走査方向の長
さよりも大きいので、1つの主走査で記録対象となる主
走査ラインが、オーバーラップ方式に決定された主走査
ラインと非オーバーラップ方式に決定された主走査ライ
ンとの両方を同時に含む場合はない。
0は、ラスタデータと副走査送りデータとを含む印刷デ
ータを生成する。オーバーラップ方式に決定された主走
査では、オーバーラップ方式で印刷するためのラスタデ
ータと副走査送りデータが生成される。このラスタデー
タは、画素位置番号が奇数または偶数画素の一方のみの
画素を形成するためのデータである。副走査送りデータ
は、すべての主走査ラインの位置に同一インクを吐出す
るノズルが2回ずつ位置づけされるようなデータであ
る。
主走査では、非オーバーラップ方式で印刷するためのラ
スタデータと副走査送りデータとが生成される。このラ
スタデータは、奇数画素位置と偶数画素位置の双方を1
回の主走査で記録可能なデータである。副走査送りデー
タは、すべての主走査ラインの位置に同一インクを吐出
するノズルが1回ずつ位置づけされるようなデータであ
る。
20では、写真領域Z1においては、印刷速度が比較的
遅いが写真の印刷で生じやすいバンディングを抑制する
オーバーラップモードで印刷が行われ、テキスト領域Z
2においては、印刷速度が比較的速い非オーバーラップ
モードで印刷が行われる。
刷モードを変更することができるので、同一頁内に複数
種類の画像を印刷するような場合に、印刷画像の種類に
応じた印刷モードで印刷を行うことができる。
実施例における印刷画像の各領域と印刷モードの関係を
示す説明図である。この第2実施例は、写真領域Z1と
テキスト領域Z2との間に、遷移領域がない点で前述の
第1実施例と異なる。この結果、印刷ヘッド28に備え
られたノズルが写真領域Z1とテキスト領域Z2の双方
に入る場合が生ずる。
2の境界において、各主走査(パス)で印刷が行われる
様子を示す説明図である。説明を容易にするために各ノ
ズル列のノズル数は4とされている。パス1からパス7
までは、写真領域の印刷画像を形成するためのパスであ
る。パス8以降はテキスト領域の印刷画像を形成するた
めのパスである。
(ラスタ番号1〜6)の記録は2回の主走査で完了す
る。たとえば、1番目の主走査ライン上におけるドット
の記録は、パス2での2番ノズルによる記録と、パス5
での0番ノズルによる記録とで完了している。なお、各
パスの後に実行される副走査送りの送り量は2ドットの
一定値である。なお、主走査ラインはラスタラインとも
言う。
テキスト領域Z2に入るが、たとえば、パス4での3番
ノズルのようにテキスト領域Z2に入っているノズルは
使用されない。なお、図11では各パスで使用されてい
ないノズルには×印が付してある。
イン(ラスタ番号7以降)の記録は1回の主走査で完了
する。たとえば、7番目のラスタライン上におけるドッ
トの記録は、パス8での0番ノズルによる記録のみで完
了している。このパス8とパス9の後に実行される副走
査送りの送り量はいずれも1ドットであり、パス10以
降の各パスの後に実行される副走査送りの送り量は4ド
ットの一定値である。このような変則的な送りとなって
いる理由は、ラスタラインの抜けを生じないようにする
ためである。たとえば、パス8の後の副走査の送り量が
4ドットであると仮定すると、8番と9番のラスタを記
録することができないからである。
を、たとえば各領域毎に別個の主走査で形成するように
すれば、写真領域Z1とテキスト領域Z2との間に遷移
領域がないような場合にも本発明を適用することが可能
であることが分かる。
実施例における各領域と印刷モードの関係を示す説明図
である。この実施例では、印刷解像度と表現可能な階調
数を同一頁内で変更する。具体的には、写真領域では、
解像度は360dpi(主走査方向)×360dpi
(副走査方向)に、表現可能な階調数は4にそれぞれ指
定されており、テキスト領域では解像度は720dpi
(主走査方向)×360dpi(副走査方向)に、表現
可能な階調数は2にそれぞれ指定されている。
を上げるよりも階調数を上げる方が効果が大きい。一
方、テキストをきれいに印刷するためには解像度を上げ
て滑らかな輪郭を表現する方が好ましい。このような場
合には、たとえば、印刷モード情報に印刷解像度や階調
数を指定することで本発明を適用することができる。な
お、解像度と表現可能な階調数のいずれか一方のみが指
定されるようにしても良い。
ドパラメータには、印刷解像度や階調数も含めることが
できる。
例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々の態様において実施することが
可能であり、例えば次のような変形も可能である。
複数の領域に区分けされているとともに、印刷モード情
報に応じて各領域毎に印刷モードが設定されているが、
画像データは複数の領域に区分けされていなくても良
い。一般に、本発明では、画像データに含まれた印刷モ
ード情報により指定された印刷モードに従って印刷が行
われれば良い。
属する各主走査ラインを2回の主走査で形成し、テキス
ト領域に属する主走査ラインを1回の主走査で形成して
いるが、たとえば、写真領域に属する各主走査ラインを
4回の主走査で形成して良い。一般に、写真領域に属す
る主走査ラインが、写真領域に属しない主走査ラインよ
りも多い主走査で形成されるように印刷データが生成さ
れるようにすれば良い。
更する印刷モードパラメータは、オーバーラップ数や印
刷解像度、階調数であるが、たとえば同一頁内で単方向
印刷方式から双方向印刷方式に印刷モードを変更するよ
うにしても良い。一般に、本発明では、画像データに含
まれる印刷モード情報に応じて同一頁内で印刷モードを
変更するような印刷を行えれば良い。なお、印刷モード
を同一頁内で単方向印刷方式から双方向印刷方式に変更
することができれば、図13に示すように、印刷画像の
一部に特にきれいに表示したい画像(たとえば写真)が
含まれているが、他の画像(たとえばテキスト)の領域
は速く印刷したいような場合に特に有効である。
の間の印刷モードの切り替えは、図13に示すように、
少なくとも一部に単方向印刷方式が指定されている領域
を印刷する主走査については、単方向印刷方式を使用す
るのが画質の確保のために好ましい。このような印刷モ
ードの切り替え方法は、解像度や階調数のような印刷モ
ードパラメータについても適用できる。たとえば、少な
くとも一部に高解像度の階調数が指定されている領域を
印刷する主走査については、高解像度で印刷するように
印刷データが生成されるようにすれば良い。一般に、複
数の領域を印刷する主走査では、指定されている印刷モ
ードのうちのきれいに印刷画像を表示できる印刷モード
を使用するようにすればよい。
報は、「オーバーラップ」や「非オーバーラップ」のよ
うな印刷モードを直接指定する情報であるが、たとえ
ば、画像の種類を表す情報でも良い。一般に、印刷モー
ド情報は印刷に使用する印刷モードの決定に利用できる
ものであれば良い。たとえば、ある領域の印刷モード情
報が「写真」であれば、その領域の印刷には、プリンタ
で利用可能な印刷モードのうち比較的写真に適したモー
ドが印刷モード決定部で選択されるようにすれば良い。
モノクロ印刷にも適用できる。また、1画素を複数のド
ットで表現することにより多階調を表現する印刷にも適
用できる。また、ドラムプリンタにも適用できる。尚、
ドラムプリンタでは、ドラム回転方向が主走査方向、キ
ャリッジ走行方向が副走査方向となる。また、この発明
は、インクジェットプリンタのみでなく、一般に、複数
のノズル列を有する記録ヘッドを用いて印刷媒体の表面
に記録を行うドット記録装置に適用することができる。
て実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換え
るようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現
されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるよう
にしてもよい。例えば、図1に示したプリンタドライバ
96の機能の一部または全部を、プリンタ20内の制御
回路40が実行するようにすることもできる。この場合
には、印刷データを作成する印刷制御装置としてのコン
ピュータ90の機能の一部または全部が、プリンタ20
の制御回路40によって実現される。
ェアで実現される場合には、そのソフトウェア(コンピ
ュータプログラム)は、コンピュータ読み取り可能な記
録媒体に格納された形で提供することができる。この発
明において、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」
とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携
帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコ
ンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコ
ンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでい
る。
示すブロック図。
成を示すブロック図。
す説明図。
ク図。
ャート。
ードの関係を示す説明図。
の入力画面と生成される画像データを示す説明図。
理の手順を示すフローチャート。
モードの関係を示す説明図。
傍の主走査で印刷が行われる様子を示す説明図。
モードの関係を示す説明図。
ドの関係を示す説明図。
Claims (16)
- 【請求項1】 印刷ヘッドを主走査方向に主走査しつつ
印刷媒体上にドットを形成する印刷部を用いて印刷を行
うために、与えられた画像データを処理して前記印刷部
に供給すべき印刷データを生成する印刷制御装置であっ
て、 前記画像データは、前記画像データの印刷に使用される
印刷モードを指定するための印刷モード情報を含み、 前記印刷制御装置は、 前記画像データを処理することにより、印刷画像におけ
る各画素のドットの形成状態を表すドットデータを生成
するドットデータ生成部と、 前記ドットデータと前記印刷モード情報とに応じて、各
主走査時のドットの記録状態を表すラスタデータと、各
主走査の合間に行われる副走査送り量を表す副走査送り
データとを含む印刷データを、前記印刷モード情報によ
り指定された印刷モードに従って前記印刷部に印刷を実
行させる構成を有するように生成する印刷データ生成部
と、を備えることを特徴とする、印刷制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の印刷制御装置であって、 前記画像データは、主走査方向に平行な区分線で複数の
領域に区分けされているとともに、前記複数の領域のう
ちの各領域の印刷に使用される印刷モードを指定するた
めの印刷モード情報を含み、 前記印刷データ生成部は、前記ドットデータと前記印刷
モード情報とに応じて、前記印刷データを、前記印刷モ
ード情報により指定された各領域の印刷モードに従って
各領域を前記印刷部に印刷を実行させる構成を有するよ
うに生成する、印刷制御装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の印刷制御装置であって、 前記区分けされた複数の領域は、写真を表示するための
写真領域とテキストを表示するためのテキスト領域とを
含み、 前記印刷データ生成部は、前記印刷モード情報に応じ
て、前記写真領域に属する主走査ラインを、前記テキス
ト領域に属する主走査ラインよりも多い主走査で形成す
るように印刷データを生成する、印刷制御装置。 - 【請求項4】 請求項2または3に記載の印刷制御装置
であって、 前記印刷部は、主走査の往動時および復動時の双方で印
刷を行う双方向印刷機能を有し、 前記区分けされた複数の領域は、主走査の往動時または
復動時の一方で印刷を行うべき単方向印刷領域と、主走
査の往動時および復動時の双方で印刷を行うことが許容
される双方向印刷領域とを含み、 前記印刷データ生成部は、前記印刷モード情報に応じ
て、前記双方向印刷領域に属する主走査ラインのみを記
録する場合には、主走査を往動時および復動時の双方で
行い、少なくとも一部のノズルが前記単方向印刷領域に
属する主走査ラインを記録する場合には、主走査を往動
時または復動時の一方で行うための印刷データを生成す
る、印刷制御装置。 - 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかに記載の印
刷制御装置であって、 前記区分けされた複数の領域は、写真を表示するための
写真領域とテキストを表示するためのテキスト領域とを
含み、 前記印刷データ生成部は、前記印刷モード情報に応じ
て、前記テキスト領域に属する主走査ラインを、前記写
真領域に属する走査ラインよりも高い解像度で形成する
ように印刷データを生成する、印刷制御装置。 - 【請求項6】 請求項2ないし4のいずれかに記載の印
刷制御装置であって、 前記区分けされた複数の領域は、写真を表示するための
写真領域とテキストを表示するためのテキスト領域とを
含み、 前記印刷データ生成部は、前記印刷モード情報に応じ
て、前記写真領域に属する主走査ラインを、前記テキス
ト領域に属する主走査ラインよりも多い階調数で形成す
るように印刷データを生成する、印刷制御装置。 - 【請求項7】 印刷媒体上にドットを形成することによ
って印刷を行う印刷装置であって、 印刷ヘッドを主走査方向に主走査しつつ印刷媒体上にド
ットを形成する印刷部と、 請求項2ないし6のいずれかに記載の印刷制御装置と、
を備える印刷装置。 - 【請求項8】 印刷ヘッドを主走査方向に主走査しつつ
印刷媒体上にドットを形成するインクジェット印刷方法
であって、(a)与えられた印刷対象画像の印刷に使用
される印刷モードを指定する工程と、(b)前記印刷対
象画像を表すデータと、前記印刷対象画像の印刷に使用
される印刷モードを指定するための印刷モード情報と、
を用いて画像データを生成する工程と、(c)前記画像
データに応じて、前記印刷モード情報により指定された
印刷モードに従って印刷を実行する工程と、を備えるこ
とを特徴とする印刷方法。 - 【請求項9】 印刷ヘッドを主走査方向に主走査しつつ
印刷媒体上にドットを形成する印刷部を用いて印刷を行
うために、前記印刷部に供給すべき印刷データを生成す
る印刷制御方法であって、 印刷対象画像を表す画像データであって、前記画像デー
タの印刷に使用される印刷モードを指定するための印刷
モード情報を含む画像データを準備する工程と、 前記画像データを処理することにより、印刷画像におけ
る各画素のドットの形成状態を表すドットデータを生成
する工程と、 前記ドットデータと前記印刷モード情報とに応じて、各
主走査時のドットの記録状態を表すラスタデータと、各
主走査の合間に行われる副走査送り量を表す副走査送り
データとを含む印刷データを、前記印刷モード情報によ
り指定された印刷モードに従って前記印刷部に印刷を実
行させる構成を有するように生成する工程と、を備える
ことを特徴とする、印刷制御方法。 - 【請求項10】 印刷ヘッドを主走査方向に主走査しつ
つ印刷媒体上にドットを形成する印刷部を用いて印刷を
行うために、与えられた画像データを処理して前記印刷
部に供給すべき印刷データを生成するためのコンピュー
タプログラムであって、 前記画像データは、前記画像データの印刷に使用される
印刷モードを指定するための印刷モード情報を含み、 前記印刷制御装置は、 前記画像データを処理することにより、印刷画像におけ
る各画素のドットの形成状態を表すドットデータを生成
する機能と、 前記ドットデータと前記印刷モード情報とに応じて、各
主走査時のドットの記録状態を表すラスタデータと、各
主走査の合間に行われる副走査送り量を表す副走査送り
データとを含む印刷データを、前記印刷モード情報によ
り指定された印刷モードに従って前記印刷部に印刷を実
行させる構成を有するように生成する機能と、を前記コ
ンピュータに実現させるコンピュータプログラム。 - 【請求項11】 印刷ヘッドを主走査方向に主走査しつ
つ印刷媒体上にドットを形成する印刷装置に供給すべき
画像データを生成する画像データ生成方法であって、
(a)与えられた印刷対象画像の印刷に使用される印刷
モードを指定する工程と、(b)前記印刷対象画像を表
すデータと、前記印刷対象画像の印刷に使用される印刷
モードを指定するための印刷モード情報と、を用いて画
像データを生成する工程と、を備えることを特徴とする
画像データ生成方法。 - 【請求項12】 請求項11記載の画像データ生成方法
であって、 前記工程(a)は、 前記印刷対象画像を主走査方向に平行な区分線で複数の
領域に区分けする工程と、 前記区分けされた各領域の印刷に使用される印刷モード
を指定する工程と、を含む、画像データ生成方法。 - 【請求項13】 請求項12記載の画像データ生成方法
であって、 前記工程(a)は、前記区分線で複数の領域に区分けさ
れている各領域に対して、前記各領域毎に予め指定され
た種類のみの画像の入力を、ユーザに許容する工程を含
む、画像データの生成方法。 - 【請求項14】 請求項12または13に記載の画像デ
ータ生成方法であって、 前記工程(a)は、前記区分線の数、前記区分線の副走
査方向の位置、および前記指定の少なくとも1つが異な
る複数種類の定型フォームの中からの選択をユーザに許
容する工程を含む、画像データ生成方法。 - 【請求項15】 印刷ヘッドを主走査方向に主走査しつ
つ印刷媒体上にドットを形成する印刷装置に供給すべき
画像データをコンピュータに生成させるためのコンピュ
ータプログラムであって、 前記コンピュータプログラムは、 与えられた印刷対象画像の印刷に使用される印刷モード
を指定する機能と、 前記印刷対象画像を表すデータと、前記指定された印刷
モードで印刷するための情報と、を用いて画像データを
生成する機能と、を前記コンピュータに実現させるコン
ピュータプログラムを含み、 前記印刷装置は、 前記画像データを処理することにより、印刷画像におけ
る各画素のドットの形成状態を表すドットデータを生成
するドットデータ生成部と、 前記ドットデータと前記印刷モード情報とに応じて、各
主走査時のドットの記録状態を表すラスタデータと、各
主走査の合間に行われる副走査送り量を表す副走査送り
データとを含む印刷データを、前記印刷モード情報によ
り指定された印刷モードに従って前記印刷部に印刷を実
行させる構成を有するように生成する印刷データ生成部
と、 前記印刷データに応じて、前記印刷ヘッドを主走査方向
に主走査しつつ前記印刷媒体上にドットを形成する印刷
部と、を備えるコンピュータプログラム。 - 【請求項16】 請求項10または15に記載のコンピ
ュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001202440A JP2003011458A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 画像データに含まれる情報に応じて印刷モードが設定される印刷 |
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Publications (2)
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---|---|
JP2003011458A true JP2003011458A (ja) | 2003-01-15 |
JP2003011458A5 JP2003011458A5 (ja) | 2005-04-07 |
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