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JP2003009722A - 竿体の製造方法 - Google Patents

竿体の製造方法

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Publication number
JP2003009722A
JP2003009722A JP2001198440A JP2001198440A JP2003009722A JP 2003009722 A JP2003009722 A JP 2003009722A JP 2001198440 A JP2001198440 A JP 2001198440A JP 2001198440 A JP2001198440 A JP 2001198440A JP 2003009722 A JP2003009722 A JP 2003009722A
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JP
Japan
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reinforced resin
fiber
resin sheet
winding
rod body
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Pending
Application number
JP2001198440A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhisa Tamada
晴久 玉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
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Priority to TW091109265A priority patent/TW546114B/zh
Priority to KR1020020034371A priority patent/KR100879904B1/ko
Priority to CNB021402108A priority patent/CN1214712C/zh
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Pending legal-status Critical Current

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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K87/00Fishing rods
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C70/00Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
    • B29C70/04Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts comprising reinforcements only, e.g. self-reinforcing plastics
    • B29C70/06Fibrous reinforcements only
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C70/00Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
    • B29C70/04Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts comprising reinforcements only, e.g. self-reinforcing plastics
    • B29C70/28Shaping operations therefor
    • B29C70/30Shaping by lay-up, i.e. applying fibres, tape or broadsheet on a mould, former or core; Shaping by spray-up, i.e. spraying of fibres on a mould, former or core
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/70Agricultural usage or equipment
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
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  • Animal Husbandry (AREA)
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  • Fishing Rods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 剛性が良好で用いやすい竿体の製造方法を提
供する。 【解決手段】 この方法は、先細りテーパの施されたマ
ンドレル100の外周に、基礎となる第1プリプレグ2
2を巻回し、その外周に、順次第2〜第4プリプレグ2
3〜25を巻回するものである。この順次第2〜第4プ
リプレグ23〜25はそれぞれ1周回分だけ巻回される
巻回幅を有し、順次長手方向長さも短く、穂先側に余白
を残した状態で巻回される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚釣りに用いる釣
竿を構成する竿体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】釣竿の竿体は、軽量でかつ耐衝撃性,屈
曲性等の機械的強度に優れるという特性が求められる。
そこで、従来の釣竿の竿体は、例えば、炭素繊維,ガラ
ス繊維等の強化繊維に合成樹脂を含浸させた繊維強化樹
脂をシート状に加工したもの(一般に「プリプレグシー
ト」と呼ばれる)を芯材に巻回して焼成して製造され
る。
【0003】プリプレグシートは一種類のものを単純に
芯材に巻回するのではなく、複数の異なる強化繊維のプ
リプレグシートを巻回し、または強化繊維の配向方向が
異なるプリプレグシートを使い分けることによって、竿
体の周方向及び軸方向の強度・剛性を良好なものとして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の竿体の製造方法
で芯材に巻回されるプリプレグシートは、芯材に対して
プリプレグシートの巻回数を順次変化させて小径化する
穂先側ほど順次竿体の肉厚を変化させるために、プリプ
レグシートの長手方向において部分毎の巻回数に関係な
く巻回幅が短くなる略台形状のパターンが用いられてき
た。
【0005】しかし、このようなプリプレグシートを用
いて竿体を製造すると、芯材へ巻回する際に芯材に対し
て軸方向に並行に巻回することが難しく、不良製品の発
生も多かった。また、同一のプリプレグシートが重複し
て巻回されるため、周方向の一部において厚肉化する部
分が部分的に発生し、いわゆる「竿体の背骨(スパイ
ン)」といわれる剛性の異なる部分が発生しやすい。こ
の「竿体の背骨」は、製造される竿体の剛性を周方向に
おいて不均一化することになり、釣竿の調子を低下させ
る恐れがある。
【0006】本発明の課題は、剛性が良好で用いやすい
竿体の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1にかかる製造方法
は、魚釣りに用いる釣竿を構成する竿体の製造方法であ
って、以下の工程を含む。先細りテーパの施された芯材
の外周に、基礎となる第1繊維強化樹脂シートを巻回す
る工程。第1繊維強化樹脂シートの外周に第1繊維強化
樹脂シートより長手方向長さが短い第2繊維強化樹脂シ
ートを、長手方向全体にわたって1周回分、穂先側に余
白を残して巻回する工程。
【0008】この製造方法では、基礎となる第1繊維強
化樹脂シートの外周に長手方向長さの短い第2繊維強化
樹脂シートを穂先側に余白を残して巻回し、第2繊維強
化樹脂シートが巻回される竿元側部分が厚肉になるよう
に処理している。これにより、穂先側ほど屈曲し易い竿
体が形成可能である。また、第2繊維強化樹脂シートは
長手方向全体にわたって1周回分だけ巻回されるように
巻回幅方向長さが設定されており、巻回した際に周方向
に重複する部分が発生しない。さらに、芯材の軸方向に
対して並行に巻回可能であり巻回し易い。
【0009】発明2にかかる製造方法は、発明1の方法
であって、第2繊維強化樹脂シートより長手方向長さが
短い第3繊維強化樹脂シートを長手方向全体にわたって
1周回分、穂先側に余白を残して巻回する工程をさらに
含む。この方法では、さらに第3繊維強化樹脂シートが
巻回され、穂先側ほど段階的に肉厚が変化する。これに
より穂先側ほど段階的に屈曲し易い竿体が形成可能とな
る。また、重複部分の未発生,繊維強化樹脂の巻回し易
さも発明1と同様である。
【0010】なお、このような第3繊維強化樹脂シート
に加えて、さらに同様の第4繊維強化樹脂シート等を順
次穂先側に余白を残して巻回すれば、さらに段階的な肉
厚変化を演出可能である。発明3にかかる製造方法は、
発明1又は2の方法であって、第1繊維強化樹脂シート
を巻回する前に繊維強化樹脂テープを芯材に予め螺旋状
に巻回する工程と、繊維強化樹脂シートを全て巻回した
後にその外周に繊維強化樹脂テープを螺旋状に巻回する
工程とをさらに含む。
【0011】この方法では、繊維強化樹脂シートに加え
て繊維強化樹脂テープをその内周・外周に巻回すること
で、竿体の強度及び安定性をさらに向上させる。発明4
にかかる製造方法は、魚釣りに用いる釣竿を構成する竿
体の製造方法であって、以下の工程を含む。先細りテー
パの施された芯材の外周に第2繊維強化樹脂シートを長
手方向全体にわたって1周回分、穂先側に余白を残して
巻回する工程。第2繊維強化樹脂シートの外周に第2繊
維強化樹脂シートより長手方向長さが長い基礎となる第
1繊維強化樹脂シートを巻回する工程。
【0012】この方法は、上述の発明1〜3の方法にお
ける各繊維強化樹脂シートを、逆に長手方向長さの短い
順に巻回するものである。このような巻回順序を採用し
ても、上述の発明1等と同様に、穂先側ほど屈曲し易い
竿体が形成可能である。また、第2繊維強化樹脂シート
は長手方向全体にわたって1周回分だけ巻回されるよう
に巻回幅方向長さが設定されており、巻回した際に周方
向に重複する部分が発生しない。さらに、芯材の軸方向
に対して並行に巻回可能であり巻回し易い。
【0013】発明5にかかる製造方法は、発明4の方法
であって、第2繊維強化樹脂シートより長手方向長さが
短い第3繊維強化樹脂シートを、第2繊維強化樹脂シー
トの巻回前に長手方向全体にわたって1周回分、穂先側
に余白を残して芯材に巻回する工程をさらに含む。この
方法では、さらに第3繊維強化樹脂シートが先行して芯
材に巻回され、穂先側ほど段階的に肉厚が変化する。こ
れにより穂先側ほど段階的に屈曲し易い竿体が形成可能
となる。また、重複部分の未発生,繊維強化樹脂の巻回
し易さも同様である。
【0014】発明6にかかる方法は、発明1〜5の何れ
かの方法であって、基礎となる第1繊維強化樹脂シート
は、強化繊維が引張り弾性率7t/mm2のガラス繊維,
引張り弾性率15〜17t/mm2の炭素繊維が配向され
た繊維強化樹脂である。このような基礎となる第1繊維
強化樹脂シートを所定の低弾性繊維強化樹脂シートとす
ることで、しなやかな竿体の撓りが演出可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。 (釣竿の全体構成)図1に示すように、この釣竿は、元
竿1と元竿1の穂先側に並継形式で連結される元上竿
2,中竿3,穂先竿4とを有している。各竿体は、後述
のように炭素繊維やガラス繊維等の繊維強化に合成樹脂
を含浸してなる繊維強化樹脂から構成される先細り筒状
部材である。具体的には、繊維強化樹脂(プリプレグ)
をシート状に加工したプリプレグシート又はテープ状の
加工したプリプレグテープを芯材に巻回して焼成して形
成される部材である。
【0016】この元竿1は、周面に形成されたリールを
脱着自在に装着可能なリールシート5を有しており、ま
た、各竿体1〜4の周面には、それぞれ軸方向に一定の
間隔を隔てて複数の釣糸ガイド6が取り付けられてい
る。そして、リールシート5に取り付けられるリール
(図示せず)から引き出される釣糸は、順次釣糸ガイド
6に案内されながら、穂先側へと導かれることになる。
【0017】(竿体の製造方法)このような釣竿を構成
する元竿1〜穂先竿4は、以下のような製造方法で製造
される。まず、図2に示すように、先細りのテーパが形
成された棒状部材であるマンドレル(芯材)100の外
周にワックス等の離型剤を必要に応じて塗布する。続い
て、この離型剤を塗布したマンドレル100の外周面に
プリプレグテープ21を螺旋状に隙間なく巻回する。こ
のプリプレグテープ21は、炭素繊維をテープの長手方
向(マンドレル100の周方向)に引き揃えて配行し合
成樹脂を含浸させたものである。
【0018】続いて、マンドレル100に、第1プリプ
レグシート22を巻回する。第1プリプレグ22は、例
えば、ガラス強化繊維をクロス方向に配向させて引張り
弾性率7t/mm2程度に調整したもの、又は炭素繊維を
クロス方向に引き揃えて引張り弾性率15〜17t/mm
2程度に調整したもの等、比較的弾性率の低い低弾性率
プリプレグシートである。穂先側ほど巻回幅が狭くなる
ように略台形状に加工された通常のプリプレグである。
そして、マンドレル100の外周に数周回分巻回され
る。
【0019】次に、その外周に第2プリプレグ23を巻
回する。この第2プリプレグ23は、マンドレル100
の長手方向に炭素繊維が引き揃えて配向されているプリ
プレグシートである。その炭素繊維の引張弾性率は第1
プリプレグ22と同様乃至やや大きい程度のものが好ま
しく、引張り弾性率15t/mm2程度である。この第2
プリプレグ23は、それぞれ穂先側端部と竿元側端部の
巻回幅が、巻回するマンドレル100(乃至第1プリプ
レグ22)の外径に合致するように設定される。即ち、
第2プリプレグ23は長手方向全体において1周回分
(1プライ分)だけ巻回されることになる。さらに、こ
の第2プリプレグ23はその長手方向長さが第1プリプ
レグ22より短い(例えば、第1プリプレグ22の長手
方向長さを1000mmとすれば、第2プリプレグ23の
長手方向長さは700mm程度)。そして、第2プリプレ
グ23は竿元側において第1プリプレグ22に揃えられ
て穂先側に余白を残した状態で巻回される。
【0020】さらに、その外周に順次第3プリプレグ2
4,第4プリプレグ25が順次巻回される。この第3プ
リプレグ24,第4プリプレグ25はそれぞれ第2プリ
プレグと同様に炭素繊維を長手方向に引き揃えてなるプ
リプレグシートである。その引張弾性率は、順次大きく
なるように設定するのが好ましく、例えば、第3プリプ
レグ24においては15〜20t/mm2,第4プリプレ
グ25においては引張り弾性率20〜25t/mm2程度
に設定すると、竿体の調子に優れる。また、これらのプ
リプレグも長手方向全体において1周回分(1プライ
分)だけ巻回されることになる点でも同様である。さら
に、これらの第3プリプレグ24,第4プリプレグ25
も順次長手方向長さが短くなる(例えば、上述の第1プ
リプレグ22の場合を例とすれば、第3プリプレグ24
の長手方向長さ600mm程度,第4プリプレグ25の長
手方向長さは500mm程度)。そして、それぞれ竿元側
において揃えられて穂先側に余白を残した状態で巻回さ
れる。
【0021】なお、この製造例においては、第1プリプ
レグ22〜第4プリプレグ25と4枚のプリプレグシー
トを利用しているが、製造する竿体の径や大きさ等に応
じて任意にその巻回するプリプレグシートの枚数を調整
することも可能である。その後、これらのプリプレグシ
ートの外周に、必要に応じて、別途プリプレグテープ2
1を螺旋状に隙間なく巻回する。また、その外周にポリ
エチレンテレフタレートやポリプロピレンからなる成型
用テープ又はシートを強く圧をかけながら巻回してもよ
い。このようにして得られる竿素材を炉内において焼成
し、マンドレル100を引き抜き、成型用テープ等を剥
離し、両端を適当な長さに切りそろえ、表面処理を施し
て竿体を製造する。
【0022】上記説明においては、第1プリプレグ22
から順次マンドレル100に巻回する場合を説明してい
るが、逆に、第4プリプレグ25から順次マンドレル1
00に巻回する方法もあり、この場合も、焼成しプリプ
レグ素材が一体化する結果、同様の竿体を製造すること
が可能である。即ち、マンドレル100に対して必要な
プリプレグテープ21を巻回した後、第4プリプレグ2
5を1周回分巻回し、第3プリプレグ24,第2プリプ
レグ23を穂先側に余白を残しつつ1周回分巻回し、そ
の上で、基礎となる第1プリプレグ22を巻回するので
ある。このような逆工程を採用すると、製造時において
巻回したプリプレグの剥がれが防止でき、また、製造し
た竿体の割れも少なくなる。
【0023】この製造方法では、基礎となる第1プリプ
レグ22の外周に、順次、長手方向長さを短くして穂先
側に余白を残しつつ、第2〜第4プリプレグ23〜25
が1周回分ずつ巻回されるので、巻回した際に周方向に
重複する部分が発生せず、スパインが生じにくい。ま
た、順次段階的に穂先側の肉厚を調整可能であり、良好
な竿の調子を演出し得る。さらに、各プリプレグの巻回
も容易であり製造しやすくなるのである。
【0024】なお、上記説明において示した数値などは
あくまでも例示であって、これに限定されるものではな
く、製造する竿体の種類や径に応じて適宜設定するべき
ものである。特に、竿体の良好な撓り・一本の竿体当た
りの連続的なしなやかな曲がりが要求される、穂先に位
置する比較的小径の竿体・長手方向長さの長い一本の竿
体からのみ構成される一本竿用などに適用するのが好ま
しいと言える。
【0025】(応用例)このようにして製造される竿体
は、図3に示すように、穂先側ほど順次段階的に竿体の
肉厚乃至外径が変化することになる。そこで、この段階
的な外径の変化部分に釣糸ガイド6の脚部を当てて巻糸
でこれを巻回して固定する等すれば、段階的変化も外観
上特に目立つことはなく、さらに、釣糸ガイド6の固定
に関しても位置決め及びその安定性が良好になる。
【0026】
【発明の効果】本発明の方法によれば、剛性が良好で用
いやすい竿体を容易に製造可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用した釣竿の全体図。
【図2】竿体の製造工程を示す図。
【図3】本発明の応用例を示した図。
【符号の説明】
21 プリプレグテープ 22 第1プリプレグ 23 第2プリプレグ 24 第3プリプレグ 25 第4プリプレグ 100 マンドレル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】魚釣りに用いる釣竿を構成する竿体の製造
    方法であって、 先細りテーパの施された芯材の外周に、基礎となる第1
    繊維強化樹脂シートを巻回する工程と、 前記第1繊維強化樹脂シートの外周に前記第1繊維強化
    樹脂シートより長手方向長さが短い第2繊維強化樹脂シ
    ートを長手方向全体にわたって1周回分、穂先側に余白
    を残して巻回する工程とを含む、竿体の製造方法。
  2. 【請求項2】前記第2繊維強化樹脂シートより長手方向
    長さが短い第3繊維強化樹脂シートを長手方向全体にわ
    たって1周回分、穂先側に余白を残して巻回する工程を
    さらに含む、請求項1に記載の竿体の製造方法。
  3. 【請求項3】前記第1繊維強化樹脂シートを巻回する前
    に繊維強化樹脂テープを芯材に予め螺旋状に巻回する工
    程と、繊維強化樹脂シートを全て巻回した後にその外周
    に繊維強化樹脂テープを螺旋状に巻回する工程とをさら
    に含む、請求項1又は2に記載の竿体の製造方法。
  4. 【請求項4】魚釣りに用いる釣竿を構成する竿体の製造
    方法であって、 先細りテーパの施された芯材の外周に第2繊維強化樹脂
    シートを長手方向全体にわたって1周回分、穂先側に余
    白を残して巻回する工程と、 前記第2繊維強化樹脂シートの外周に前記第2繊維強化
    樹脂シートより長手方向長さが長い基礎となる第1繊維
    強化樹脂シートを巻回する工程とを含む、竿体の製造方
    法。
  5. 【請求項5】前記第2繊維強化樹脂シートより長手方向
    長さが短い第3繊維強化樹脂シートを、前記第2繊維強
    化樹脂シートの巻回前に長手方向全体にわたって1周回
    分、穂先側に余白を残して芯材に巻回する工程をさらに
    含む、請求項4に記載の竿体の製造方法。
  6. 【請求項6】前記基礎となる第1繊維強化樹脂シート
    は、強化繊維が引張り弾性率7t/mm 2のガラス繊維,
    引張り弾性率15〜17t/mm2の炭素繊維が配向され
    た繊維強化樹脂である、請求項1〜5の何れかに記載の
    竿体の製造方法。
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