JP2003003287A - 非鉄金属精錬用種板の整列装置 - Google Patents
非鉄金属精錬用種板の整列装置Info
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- JP2003003287A JP2003003287A JP2001186596A JP2001186596A JP2003003287A JP 2003003287 A JP2003003287 A JP 2003003287A JP 2001186596 A JP2001186596 A JP 2001186596A JP 2001186596 A JP2001186596 A JP 2001186596A JP 2003003287 A JP2003003287 A JP 2003003287A
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- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製板工程で行われる吊手の溶接不良を少なく
するために、母板から剥ぎ取られた2枚の種板をコンテ
ナに同一方向に整列させながら移載する装置を提供す
る。 【解決手段】 母板1の両面に電着させた非鉄金属精錬
用の種板2a、2bを両側に剥ぎ取り、剥ぎ取った種板
2a、2bをコンテナ13に収納する剥取工程におい
て、非鉄金属精錬用種板の整列装置10を、剥ぎ取った
種板2a、2bをコンテナ13に移載する移載機8と、
コンテナ13を載置して旋回可能な回転台14と、回転
台14を180°旋回させる駆動手段24とで構成し、
移載機8の動作に連動して種板2a、2bの移載毎に、
駆動手段24により回転台14を180°反転しながら
旋回させることにより、種板2a、2bを同一方向に整
列させている。
するために、母板から剥ぎ取られた2枚の種板をコンテ
ナに同一方向に整列させながら移載する装置を提供す
る。 【解決手段】 母板1の両面に電着させた非鉄金属精錬
用の種板2a、2bを両側に剥ぎ取り、剥ぎ取った種板
2a、2bをコンテナ13に収納する剥取工程におい
て、非鉄金属精錬用種板の整列装置10を、剥ぎ取った
種板2a、2bをコンテナ13に移載する移載機8と、
コンテナ13を載置して旋回可能な回転台14と、回転
台14を180°旋回させる駆動手段24とで構成し、
移載機8の動作に連動して種板2a、2bの移載毎に、
駆動手段24により回転台14を180°反転しながら
旋回させることにより、種板2a、2bを同一方向に整
列させている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非鉄金属精錬用の
種板の製造工程の一つである剥取工程において、母板か
ら剥ぎ取られた種板をコンテナに移載しながら、種板を
同一方向に整列さる装置に関する。
種板の製造工程の一つである剥取工程において、母板か
ら剥ぎ取られた種板をコンテナに移載しながら、種板を
同一方向に整列さる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に見られるように、非鉄金属精錬用
の種板を製造する工程の一つである剥取工程では、チタ
ン製の母板1の両面に電着させた非鉄金属精錬用の一方
の種板2aおよび他方の種板2bに、吸着パッド3を吸
着させ、吸着パッド3により一方の種板2aおよび他方
の種板2bを種板面の鉛直方向に開くことにより、母板
1から種板2a、2bの剥ぎ取りが行われている。種板
2a、2bは、一般に、長辺長さ987〔mm〕、短辺
長さ787〔mm〕、平均板厚0.7〔mm〕である。
剥ぎ取られた種板2a、2bは、コンベアにより所定位
置まで搬送された後、移載機によりコンテナに投入さ
れ、搬送される。
の種板を製造する工程の一つである剥取工程では、チタ
ン製の母板1の両面に電着させた非鉄金属精錬用の一方
の種板2aおよび他方の種板2bに、吸着パッド3を吸
着させ、吸着パッド3により一方の種板2aおよび他方
の種板2bを種板面の鉛直方向に開くことにより、母板
1から種板2a、2bの剥ぎ取りが行われている。種板
2a、2bは、一般に、長辺長さ987〔mm〕、短辺
長さ787〔mm〕、平均板厚0.7〔mm〕である。
剥ぎ取られた種板2a、2bは、コンベアにより所定位
置まで搬送された後、移載機によりコンテナに投入さ
れ、搬送される。
【0003】図6に見られるように、剥取工程の次工程
である製板工程では、種板2a、2bの反りの矯正を行
い、電解電着に必要な陰極棒となるビーム4を種板2
a、2bに取付けるために、所定寸法に切断された非鉄
金属精錬板を吊手5として、種板2a、2bの一方の短
辺の端縁にスポット溶接する。このようにして、種板2
a、2bは、スポット溶接部6により、ビーム4と一体
となり、次工程へ搬送される。
である製板工程では、種板2a、2bの反りの矯正を行
い、電解電着に必要な陰極棒となるビーム4を種板2
a、2bに取付けるために、所定寸法に切断された非鉄
金属精錬板を吊手5として、種板2a、2bの一方の短
辺の端縁にスポット溶接する。このようにして、種板2
a、2bは、スポット溶接部6により、ビーム4と一体
となり、次工程へ搬送される。
【0004】種板2a、2bの板厚は、その長辺方向の
上側と下側とで違っている。このために、従来、種板2
a、2bは、その長辺方向の上側と下側とを交互に換え
て、コンテナに収納されていた。したがって、製板工程
での吊手5のスポット溶接において、コンテナに収納さ
れている種板2a、2bに対して、同じ位置に吊手5を
溶接すると、吊手5の溶接位置となる種板2a、2bの
板厚が交互に変化することになる。
上側と下側とで違っている。このために、従来、種板2
a、2bは、その長辺方向の上側と下側とを交互に換え
て、コンテナに収納されていた。したがって、製板工程
での吊手5のスポット溶接において、コンテナに収納さ
れている種板2a、2bに対して、同じ位置に吊手5を
溶接すると、吊手5の溶接位置となる種板2a、2bの
板厚が交互に変化することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、スポット溶
接機は、板厚の異なる種板2a、2bの一枚一枚に対し
て、適切な溶接電流を自動的に設定できる仕組みとなっ
ていない。このため、吊手5の溶接が不完全となる不良
を発生させるという問題があった。さらに、吊手5のス
ポット溶接が不完全な種板2a、2bでは、搬送途中に
溶接が外れてしまい、稼働率の低下や作業者を危険にさ
らしてしまうといった問題があった。
接機は、板厚の異なる種板2a、2bの一枚一枚に対し
て、適切な溶接電流を自動的に設定できる仕組みとなっ
ていない。このため、吊手5の溶接が不完全となる不良
を発生させるという問題があった。さらに、吊手5のス
ポット溶接が不完全な種板2a、2bでは、搬送途中に
溶接が外れてしまい、稼働率の低下や作業者を危険にさ
らしてしまうといった問題があった。
【0006】したがって、本発明の目的は、製板工程で
行われる吊手の溶接不良を少なくするために、母板から
剥ぎ取られた種板をコンテナに同一方向に整列させなが
ら移載する装置を提供することである。
行われる吊手の溶接不良を少なくするために、母板から
剥ぎ取られた種板をコンテナに同一方向に整列させなが
ら移載する装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、母板の両面に電着させた非鉄金属精錬用
の種板を両側に剥ぎ取り、剥ぎ取った種板をコンテナに
収納する剥取工程において、剥ぎ取った種板をコンテナ
に移載する移載機と、コンテナを載置して旋回可能な回
転台と、回転台を180°旋回させる駆動手段とで非鉄
金属精錬用種板の整列装置を構成し、移載機の動作に連
動して種板の移載毎に、駆動手段により回転台を180
°反転しながら旋回させることにより、種板を同一方向
に整列させている。
に、本発明は、母板の両面に電着させた非鉄金属精錬用
の種板を両側に剥ぎ取り、剥ぎ取った種板をコンテナに
収納する剥取工程において、剥ぎ取った種板をコンテナ
に移載する移載機と、コンテナを載置して旋回可能な回
転台と、回転台を180°旋回させる駆動手段とで非鉄
金属精錬用種板の整列装置を構成し、移載機の動作に連
動して種板の移載毎に、駆動手段により回転台を180
°反転しながら旋回させることにより、種板を同一方向
に整列させている。
【0008】駆動手段は、油圧シリンダと、油圧シリン
ダのピストンロッドの往復直線運動を回転台の中心軸に
往復回転運動として伝達するラック・ピニオンとにより
構成される。また、回転台のコンテナ載置面は、コンベ
アとして構成されている。
ダのピストンロッドの往復直線運動を回転台の中心軸に
往復回転運動として伝達するラック・ピニオンとにより
構成される。また、回転台のコンテナ載置面は、コンベ
アとして構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の非鉄金属精錬用
種板の整列装置10および剥取工程での搬送コンベア7
を示し、図2、図3および図4は、本発明の非鉄金属精
錬用種板の整列装置10を拡大して示す。
種板の整列装置10および剥取工程での搬送コンベア7
を示し、図2、図3および図4は、本発明の非鉄金属精
錬用種板の整列装置10を拡大して示す。
【0010】図1で、母板1から剥ぎ取られた一方の種
板2aおよび他方の種板2bは、剥ぎ取られた位置関係
のままで、搬送コンベア7の上に載置される。このた
め、搬送コンベア7上において、一方の種板2aで母板
1から剥ぎ取る前に上側の部分(丸印)は、搬送コンベ
ア7の搬送方向の前方であるが、他方の種板2bで母板
1から剥ぎ取る前に上側の部分(丸印)は、搬送コンベ
ア7の搬送方向の後方となる。
板2aおよび他方の種板2bは、剥ぎ取られた位置関係
のままで、搬送コンベア7の上に載置される。このた
め、搬送コンベア7上において、一方の種板2aで母板
1から剥ぎ取る前に上側の部分(丸印)は、搬送コンベ
ア7の搬送方向の前方であるが、他方の種板2bで母板
1から剥ぎ取る前に上側の部分(丸印)は、搬送コンベ
ア7の搬送方向の後方となる。
【0011】搬送コンベア7は、種板2a、2bを受け
取ってから搬送動作により、まず、先行の種板2aを移
載機8の真空吸着パッド9の直下の原点位置まで送り、
そこで一時停止する。移載機8は、種板2aの到着を確
認し、その種板2aを真空吸着パッド9の真空吸着によ
り保持した後、種板2aを持ち上げ、つぎに油圧シリン
ダ11を作動させ、そのピストンロッド12の後退によ
り、コンテナ13の直上まで移動させ、そこで真空吸着
パッド9の真空吸着を解除して、種板2aをコンテナ1
3の内部に投入する。このようにして、種板2aは、移
載機8により搬送コンベア7からコンテナ13に移載さ
れ、その内部に収納される。
取ってから搬送動作により、まず、先行の種板2aを移
載機8の真空吸着パッド9の直下の原点位置まで送り、
そこで一時停止する。移載機8は、種板2aの到着を確
認し、その種板2aを真空吸着パッド9の真空吸着によ
り保持した後、種板2aを持ち上げ、つぎに油圧シリン
ダ11を作動させ、そのピストンロッド12の後退によ
り、コンテナ13の直上まで移動させ、そこで真空吸着
パッド9の真空吸着を解除して、種板2aをコンテナ1
3の内部に投入する。このようにして、種板2aは、移
載機8により搬送コンベア7からコンテナ13に移載さ
れ、その内部に収納される。
【0012】このあと、油圧シリンダ11は、そのピス
トンロッド12を前進させ、原点位置まで送り、後行の
種板2bの移載に備える。また、搬送コンベア7は、つ
ぎの搬送動作により、後方の種板2bを移載機8の真空
吸着パッド9の直下の原点位置まで送り、そこで再び一
時停止し、種板2bの移載を待つ。
トンロッド12を前進させ、原点位置まで送り、後行の
種板2bの移載に備える。また、搬送コンベア7は、つ
ぎの搬送動作により、後方の種板2bを移載機8の真空
吸着パッド9の直下の原点位置まで送り、そこで再び一
時停止し、種板2bの移載を待つ。
【0013】図2および図3で、コンテナ13は、回転
台14上の移送コンベア15の上にあって、ストッパ1
6に係止され、その位置で停止している。移送コンベア
15は、例えばローラコンベアであり、ローラの上面で
コンテナ載置面を形成しており、駆動モータ17および
チエン・チエンホイールなど回転伝達手段18により駆
動され、前段の移送コンベア19から空のコンテナ13
を受け取り、コンテナ13に所定枚数の種板2a、2b
を受け取ったら、そのコンテナ13を後段の移送コンベ
ア20へと送り出す。
台14上の移送コンベア15の上にあって、ストッパ1
6に係止され、その位置で停止している。移送コンベア
15は、例えばローラコンベアであり、ローラの上面で
コンテナ載置面を形成しており、駆動モータ17および
チエン・チエンホイールなど回転伝達手段18により駆
動され、前段の移送コンベア19から空のコンテナ13
を受け取り、コンテナ13に所定枚数の種板2a、2b
を受け取ったら、そのコンテナ13を後段の移送コンベ
ア20へと送り出す。
【0014】図2、図3および図4で、回転台14は、
基台21に取り付けられている垂直方向の中心軸22を
回転中心として、基台21に取り付けられている複数の
支持ローラ23により旋回自在に設けられ、駆動手段2
4により駆動される。この例で、駆動手段24は、油圧
シリンダ25、油圧シリンダ25のピストンロッド26
の先端に取り付けられたラック27および中心軸22に
取付けられたピニオン28により構成されており、油圧
シリンダ25のピストンロッド26の往復直線運動を回
転台14の中心軸22に180°の往復回転運動として
伝達することにより、回転台14を旋回角度180°の
範囲で反転しながら旋回させる。
基台21に取り付けられている垂直方向の中心軸22を
回転中心として、基台21に取り付けられている複数の
支持ローラ23により旋回自在に設けられ、駆動手段2
4により駆動される。この例で、駆動手段24は、油圧
シリンダ25、油圧シリンダ25のピストンロッド26
の先端に取り付けられたラック27および中心軸22に
取付けられたピニオン28により構成されており、油圧
シリンダ25のピストンロッド26の往復直線運動を回
転台14の中心軸22に180°の往復回転運動として
伝達することにより、回転台14を旋回角度180°の
範囲で反転しながら旋回させる。
【0015】なお、回転台14は、旋回角度180°の
両端位置で、回転台14に固定されている衝突板29
と、基台21に取り付けられているショックアブソーバ
ー30との衝突により、旋回の停止時に発生する衝撃を
減衰させながら停止する。この減衰(緩衝)作用は、回
転台14の旋回後の停止時に、回転台14に載置された
コンテナ13の慣性によるずれを防ぐのに有効である。
両端位置で、回転台14に固定されている衝突板29
と、基台21に取り付けられているショックアブソーバ
ー30との衝突により、旋回の停止時に発生する衝撃を
減衰させながら停止する。この減衰(緩衝)作用は、回
転台14の旋回後の停止時に、回転台14に載置された
コンテナ13の慣性によるずれを防ぐのに有効である。
【0016】さて、移載機8が一方の種板2aをコンテ
ナ13に投入し終えた後、駆動手段24の油圧シリンダ
25は、ピストンロッド26を後退させることにより、
中心軸22を180°回転させ、回転台14を基準位置
から反時計回り方向に旋回角度180°だけ旋回させ
る。回転台14の旋回角度180°の旋回により、先行
の種板2aの方向は、後行の種板2bの方向と一致す
る。
ナ13に投入し終えた後、駆動手段24の油圧シリンダ
25は、ピストンロッド26を後退させることにより、
中心軸22を180°回転させ、回転台14を基準位置
から反時計回り方向に旋回角度180°だけ旋回させ
る。回転台14の旋回角度180°の旋回により、先行
の種板2aの方向は、後行の種板2bの方向と一致す
る。
【0017】前記のように、移載機8は、種板2aをコ
ンテナ13に投入し終えた後、原点位置に復帰し、すで
に原点位置の直下に搬送されている他方の種板2bを真
空吸着パッド9の真空吸着により保持し、種板2bを持
ち上げ、つぎに油圧シリンダ11を作動させ、そのピス
トンロッド12の後退により、種板2bを持ち上げ、コ
ンテナ13の直上まで移動させ、そこで真空吸着パッド
9の真空吸着を解除して、基準位置より180°旋回し
た状態で停止しているコンテナ13の内部に種板2bを
投入する。
ンテナ13に投入し終えた後、原点位置に復帰し、すで
に原点位置の直下に搬送されている他方の種板2bを真
空吸着パッド9の真空吸着により保持し、種板2bを持
ち上げ、つぎに油圧シリンダ11を作動させ、そのピス
トンロッド12の後退により、種板2bを持ち上げ、コ
ンテナ13の直上まで移動させ、そこで真空吸着パッド
9の真空吸着を解除して、基準位置より180°旋回し
た状態で停止しているコンテナ13の内部に種板2bを
投入する。
【0018】これにより、一方の種板2aおよび他方の
種板2bは、同一方向に整列された状態として、コンテ
ナ13の内部に積み上げられて行く。他方の種板2bを
挿入し終えた移載機4は、再度、原点位置に復帰する
が、この復帰開始を合図に、駆動手段24の油圧シリン
ダ25は、ピストンロッド26を前進させることによっ
て、中心軸22を180°回転させ、回転台14を基準
位置に向けて時計回り方向に旋回角度180°だけ旋回
させる。
種板2bは、同一方向に整列された状態として、コンテ
ナ13の内部に積み上げられて行く。他方の種板2bを
挿入し終えた移載機4は、再度、原点位置に復帰する
が、この復帰開始を合図に、駆動手段24の油圧シリン
ダ25は、ピストンロッド26を前進させることによっ
て、中心軸22を180°回転させ、回転台14を基準
位置に向けて時計回り方向に旋回角度180°だけ旋回
させる。
【0019】この後も、非鉄金属精錬用種板の整列装置
10は、新たに別の母板1から剥ぎ取られた種板2a、
2bについて、以上の一連の動作を繰り返すことによ
り、コンテナ13に種板2a、2bを同一方向として所
定の枚数だけ順次に収納して行く。
10は、新たに別の母板1から剥ぎ取られた種板2a、
2bについて、以上の一連の動作を繰り返すことによ
り、コンテナ13に種板2a、2bを同一方向として所
定の枚数だけ順次に収納して行く。
【0020】コンテナ13に所定の枚数の種板2a、2
bが収納されたとき、駆動手段24の油圧シリンダ25
は、ピストンロッド26を後退させることによって、回
転台14を反時計回り方向に90°だけ回転させ、つぎ
に、駆動モータ17は、移送コンベア15の搬送動作に
より、コンテナ13を後段の移送コンベア20に送り出
す。この後に、油圧シリンダ25は、ピストンロッド2
6を前進させることによって、回転台14を時計回り方
向に90°だけ回転させ、前段の移送コンベア19から
新たな空のコンテナ13を受け取る。
bが収納されたとき、駆動手段24の油圧シリンダ25
は、ピストンロッド26を後退させることによって、回
転台14を反時計回り方向に90°だけ回転させ、つぎ
に、駆動モータ17は、移送コンベア15の搬送動作に
より、コンテナ13を後段の移送コンベア20に送り出
す。この後に、油圧シリンダ25は、ピストンロッド2
6を前進させることによって、回転台14を時計回り方
向に90°だけ回転させ、前段の移送コンベア19から
新たな空のコンテナ13を受け取る。
【0021】コンテナ13は、同一方向の種板2a、2
bを収納して、製板工程に移送される。製板工程では、
種板2a、2bの方向が同一となっているため、吊手5
をスポット溶接する位置は、コンテナ13内の種板2
a、2bに対して同じの位置となる。したがって、コン
テナ13から種板2a、2bを同じ向きとして取り出し
て、種板2a、2bの同じ位置に対して吊手5をスポッ
ト溶接すれば、ビーム15を通す吊手5をスポット溶接
する位置で、種板2a、2bの板厚は、ほぼ同一となっ
ているため、適切な溶接電流を設定することで、吊手5
の溶接不良を低減させることができる。
bを収納して、製板工程に移送される。製板工程では、
種板2a、2bの方向が同一となっているため、吊手5
をスポット溶接する位置は、コンテナ13内の種板2
a、2bに対して同じの位置となる。したがって、コン
テナ13から種板2a、2bを同じ向きとして取り出し
て、種板2a、2bの同じ位置に対して吊手5をスポッ
ト溶接すれば、ビーム15を通す吊手5をスポット溶接
する位置で、種板2a、2bの板厚は、ほぼ同一となっ
ているため、適切な溶接電流を設定することで、吊手5
の溶接不良を低減させることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、非鉄金属精錬用の種板
を回転台に載置されたコンテナに投入する際に、投入す
る種板一枚ごとに、回転台を反転しながら180°旋回
させるから、剥取工程で方向の異なる種板がコンテナ内
に同一方向に整列した状態として収納される。これによ
って、製板工程で、種板に対する吊手の溶接位置が同一
となり、溶接位置での種板の厚みも同じとなるから、溶
接工程で、溶接不良を低減させ、設備の稼働率の低下を
防止し、さらに作業者の危険回避を図ることができる。
を回転台に載置されたコンテナに投入する際に、投入す
る種板一枚ごとに、回転台を反転しながら180°旋回
させるから、剥取工程で方向の異なる種板がコンテナ内
に同一方向に整列した状態として収納される。これによ
って、製板工程で、種板に対する吊手の溶接位置が同一
となり、溶接位置での種板の厚みも同じとなるから、溶
接工程で、溶接不良を低減させ、設備の稼働率の低下を
防止し、さらに作業者の危険回避を図ることができる。
【図1】本発明の非鉄金属精錬用種板の整列装置および
剥取工程での搬送コンベアの一部の平面図である。
剥取工程での搬送コンベアの一部の平面図である。
【図2】本発明の非鉄金属精錬用種板の整列装置の側面
図である。
図である。
【図3】本発明の非鉄金属精錬用種板の整列装置の一部
破断側面図である。
破断側面図である。
【図4】本発明の非鉄金属精錬用種板の整列装置の回転
駆動手段の平面図である。
駆動手段の平面図である。
【図5】母板から種板を剥ぎ取る剥取工程の説明図であ
る。
る。
【図6】ビームを通した吊手をスポット溶接した種板の
正面図である。
正面図である。
1 母板
2a、2b 種板
3 吸着パッド
4 ビーム
5 吊手
6 スポット溶接部
7 搬送コンベア
8 移載機
9 真空吸着パッド
10 非鉄金属精錬用種板の整列装置
11 油圧シリンダ
12 ピストンロッド
13 コンテナ
14 回転台
15 移送コンベア
16 ストッパ
17 駆動モータ
18 回転伝達手段
19 前段の移送コンベア
20 後段の移送コンベア
21 基台
22 中心軸
23 支持ローラ
24 駆動手段
25 油圧シリンダ
26 ピストンロッド
27 ラック
28 ピニオン
29 衝突板
30 ショックアブソーバー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3F072 AA18 AA28 GD01 GD05 GE07
GG01 GG12 GG16 HA05 JA07
JA09 KA01 KA26 KB03 KB06
KB08 KB09 KB14 KB16 KD03
KD23 KD27
3F081 AA10 AA20 BC03 BC07 BC11
BD11 BD20 BE04 BE09 BF06
BF11 CA05 CA42 CC08 CC12
CE04 DA02
4K058 AA13 FA14
Claims (2)
- 【請求項1】 母板の両面に電着させた非鉄金属精錬用
の種板を両側に剥ぎ取り、剥ぎ取った種板をコンテナに
収納する剥取工程において、 剥ぎ取った種板をコンテナに移載する移載機と、コンテ
ナを載置して旋回可能な回転台と、この回転台を180
°旋回させる駆動手段とを具備し、移載機の動作に連動
して種板の移載毎に駆動手段により回転台を180°反
転しながら旋回させることにより、種板を同一方向に整
列することを特徴とする非鉄金属精錬用種板の整列装
置。 - 【請求項2】 駆動手段を、油圧シリンダと、この油圧
シリンダのピストンロッドの往復直線運動を回転台の中
心軸に往復回転運動として伝達するラック・ピニオンと
により構成することを特徴とする請求項1記載の非鉄金
属精錬用種板の整列装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001186596A JP2003003287A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 非鉄金属精錬用種板の整列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001186596A JP2003003287A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 非鉄金属精錬用種板の整列装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003003287A true JP2003003287A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19026020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001186596A Pending JP2003003287A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 非鉄金属精錬用種板の整列装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003003287A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008143691A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Gunze Ltd | 回転位置決め装置 |
KR100858401B1 (ko) | 2008-02-11 | 2008-09-11 | 황준태 | 유로폼 적층장치 및 그 적층방법 |
JP2018066037A (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | パンパシフィック・カッパー株式会社 | 電着金属の積層方法及び積層装置 |
CN110844537A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-02-28 | 金川集团股份有限公司 | 一种电解阴极铜抽棒翻转装置及其使用方法 |
CN113245737A (zh) * | 2021-05-31 | 2021-08-13 | 岳西县顺达机械有限公司 | 一种新能源汽车配件自动化加工方法 |
-
2001
- 2001-06-20 JP JP2001186596A patent/JP2003003287A/ja active Pending
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