JP2003002309A - 貼着状態判定装置 - Google Patents
貼着状態判定装置Info
- Publication number
- JP2003002309A JP2003002309A JP2001186326A JP2001186326A JP2003002309A JP 2003002309 A JP2003002309 A JP 2003002309A JP 2001186326 A JP2001186326 A JP 2001186326A JP 2001186326 A JP2001186326 A JP 2001186326A JP 2003002309 A JP2003002309 A JP 2003002309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging material
- inner tape
- state determination
- spout
- sticking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000005022 packaging material Substances 0.000 claims abstract description 64
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 10
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 9
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 18
- 229920013716 polyethylene resin Polymers 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 235000021056 liquid food Nutrition 0.000 description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 4
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 3
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 229920001328 Polyvinylidene chloride Polymers 0.000 description 1
- 239000004840 adhesive resin Substances 0.000 description 1
- 229920006223 adhesive resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000035622 drinking Effects 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 235000011389 fruit/vegetable juice Nutrition 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 235000013336 milk Nutrition 0.000 description 1
- 239000008267 milk Substances 0.000 description 1
- 210000004080 milk Anatomy 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000005033 polyvinylidene chloride Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Making Paper Articles (AREA)
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】貼(ちょう)着状態の判定精度を高くすること
ができるようにする。 【解決手段】包材11に注出口12を形成する穿(せ
ん)孔装置と、前記包材11の一方の面と対向させて進
退自在に配設された第1の要素と、前記包材11の他方
の面と対向させて、かつ、前記包材11及び帯状体を挟
んで配設された第2の要素と、前記第1の要素が前記包
材11及び帯状体を挟んで第2の要素に押し付けられた
ときの、第2の要素の移動量に基づいて貼着状態を判定
する貼着状態判定処理手段とを有する。この場合、帯状
体の貼着時における第2の要素の移動量に基づいて、貼
着状態を判定するようになっているので、判定精度を高
くすることができる。
ができるようにする。 【解決手段】包材11に注出口12を形成する穿(せ
ん)孔装置と、前記包材11の一方の面と対向させて進
退自在に配設された第1の要素と、前記包材11の他方
の面と対向させて、かつ、前記包材11及び帯状体を挟
んで配設された第2の要素と、前記第1の要素が前記包
材11及び帯状体を挟んで第2の要素に押し付けられた
ときの、第2の要素の移動量に基づいて貼着状態を判定
する貼着状態判定処理手段とを有する。この場合、帯状
体の貼着時における第2の要素の移動量に基づいて、貼
着状態を判定するようになっているので、判定精度を高
くすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貼(ちょう)着状
態判定装置に関するものである。
態判定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ジュース、牛乳等の液体食品を収
容する包装容器を製造する場合、該包装容器の上壁面の
所定の箇所に注出口を形成し、該注出口にプルタブを貼
着するようにしている。そして、飲用時に該プルタブを
引き剥(は)がすことによって前記注出口が開放され
る。
容する包装容器を製造する場合、該包装容器の上壁面の
所定の箇所に注出口を形成し、該注出口にプルタブを貼
着するようにしている。そして、飲用時に該プルタブを
引き剥(は)がすことによって前記注出口が開放され
る。
【0003】図2は包装容器の斜視図である。
【0004】図において、10は包装容器であり、該包
装容器10内に液体食品が収容される。該包装容器10
の上壁面の所定の箇所にはパンチ穴から成る注出口12
が形成され、該注出口12は、包装容器10の内側から
インナテープ13によって、包装容器10の外側からプ
ルタブ14によって覆われ、注出口12の内側において
前記インナテープ13とプルタブ14とが融着される。
装容器10内に液体食品が収容される。該包装容器10
の上壁面の所定の箇所にはパンチ穴から成る注出口12
が形成され、該注出口12は、包装容器10の内側から
インナテープ13によって、包装容器10の外側からプ
ルタブ14によって覆われ、注出口12の内側において
前記インナテープ13とプルタブ14とが融着される。
【0005】また、飲用時に該プルタブ14を引き剥が
すことによって、インナテープ13におけるプルタブ1
4と融着された部分が破られ、注出口12が開放され
る。
すことによって、インナテープ13におけるプルタブ1
4と融着された部分が破られ、注出口12が開放され
る。
【0006】前記構成の包装容器10を製造する包装容
器製造装置において、リール状の包材が繰出機にセット
され、該繰出機によってウェブ状の包材が繰り出され
る。そして、該包材は、搬送装置によって搬送され、穿
(せん)孔装置に送られ、該穿孔装置によって包材の所
定の箇所に注出口12が形成される。次に、包材はイン
ナテープ貼着装置に送られ、該インナテープ貼着装置に
よって前記注出口12がインナテープ13によって覆わ
れ、包材とインナテープ13とが融着される。続いて、
包材はプルタブ貼着装置に送られ、該プルタブ貼着装置
によって前記注出口12を覆ってプルタブ14が貼着さ
れる。これに伴って、包材とプルタブ14とが融着され
るとともに、注出口12の内側においてインナテープ1
3とプルタブ14とが融着される。
器製造装置において、リール状の包材が繰出機にセット
され、該繰出機によってウェブ状の包材が繰り出され
る。そして、該包材は、搬送装置によって搬送され、穿
(せん)孔装置に送られ、該穿孔装置によって包材の所
定の箇所に注出口12が形成される。次に、包材はイン
ナテープ貼着装置に送られ、該インナテープ貼着装置に
よって前記注出口12がインナテープ13によって覆わ
れ、包材とインナテープ13とが融着される。続いて、
包材はプルタブ貼着装置に送られ、該プルタブ貼着装置
によって前記注出口12を覆ってプルタブ14が貼着さ
れる。これに伴って、包材とプルタブ14とが融着され
るとともに、注出口12の内側においてインナテープ1
3とプルタブ14とが融着される。
【0007】ところで、前記穿孔装置によって包材に注
出口12が形成される際に、注出口12と同じ形状を有
するパンチかすが形成されるが、該パンチかすが包材と
共にインナテープ貼着装置に送られてインナテープ13
と包材との間に異物として噛(か)み込まれると、イン
ナテープ13と包材との間の融着部分に融着不良が発生
したり、インナテープ13にクラック、ピンホール等が
発生したりして、液体食品が漏れてしまうことがある。
また、注出口12がインナテープ13によって覆われる
ときに、インナテープ13自体が折れ曲がったまま包材
と融着されると、液体食品が漏れてしまうことがある。
出口12が形成される際に、注出口12と同じ形状を有
するパンチかすが形成されるが、該パンチかすが包材と
共にインナテープ貼着装置に送られてインナテープ13
と包材との間に異物として噛(か)み込まれると、イン
ナテープ13と包材との間の融着部分に融着不良が発生
したり、インナテープ13にクラック、ピンホール等が
発生したりして、液体食品が漏れてしまうことがある。
また、注出口12がインナテープ13によって覆われる
ときに、インナテープ13自体が折れ曲がったまま包材
と融着されると、液体食品が漏れてしまうことがある。
【0008】そこで、包材の抜取検査を行い、包材の外
観によってパンチかすが噛み込まれているかどうかを判
断し、貼着状態を判定するようにしている。
観によってパンチかすが噛み込まれているかどうかを判
断し、貼着状態を判定するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の抜取検査においては、包材の外観によってパンチか
すが噛み込まれているかどうかを判断するようになって
いるので、貼着状態の判定精度が低くなってしまう。
来の抜取検査においては、包材の外観によってパンチか
すが噛み込まれているかどうかを判断するようになって
いるので、貼着状態の判定精度が低くなってしまう。
【0010】本発明は、前記従来の抜取検査の問題点を
解決して、貼着状態の判定精度を高くすることができる
貼着状態判定装置を提供することを目的とする。
解決して、貼着状態の判定精度を高くすることができる
貼着状態判定装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の貼
着状態判定装置においては、包材に注出口を形成する穿
孔装置と、前記包材の一方の面と対向させて進退自在に
配設された第1の要素と、前記包材の他方の面と対向さ
せて、かつ、前記包材及び帯状体を挟んで配設された第
2の要素と、前記第1の要素が前記包材及び帯状体を挟
んで第2の要素に押し付けられたときの、第2の要素の
移動量に基づいて貼着状態を判定する貼着状態判定処理
手段とを有する。
着状態判定装置においては、包材に注出口を形成する穿
孔装置と、前記包材の一方の面と対向させて進退自在に
配設された第1の要素と、前記包材の他方の面と対向さ
せて、かつ、前記包材及び帯状体を挟んで配設された第
2の要素と、前記第1の要素が前記包材及び帯状体を挟
んで第2の要素に押し付けられたときの、第2の要素の
移動量に基づいて貼着状態を判定する貼着状態判定処理
手段とを有する。
【0012】本発明の他の貼着状態判定装置において
は、さらに、前記第1の要素は加熱手段である。
は、さらに、前記第1の要素は加熱手段である。
【0013】本発明の更に他の貼着状態判定装置におい
ては、さらに、前記第2の要素は、緩衝部材によって移
動自在に支持される。
ては、さらに、前記第2の要素は、緩衝部材によって移
動自在に支持される。
【0014】本発明の更に他の貼着状態判定装置におい
ては、さらに、前記貼着状態判定処理手段は、前記第1
の要素が前記包材及び帯状体を挟んで第2の要素に押し
付けられたときの、第2の要素の移動量の変化に基づい
て貼着状態を判定する。
ては、さらに、前記貼着状態判定処理手段は、前記第1
の要素が前記包材及び帯状体を挟んで第2の要素に押し
付けられたときの、第2の要素の移動量の変化に基づい
て貼着状態を判定する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図3は本発明の実施の形態における包装容
器製造装置の要部を示す概念図である。
器製造装置の要部を示す概念図である。
【0017】図において、11は図示されない繰出機か
ら繰り出され、搬送装置18によって矢印方向に間欠的
に搬送され、包装容器を形成するための包材、13は矢
印方向に搬送される帯状体としてのインナテープ、14
は矢印方向に搬送されるプルタブ、15は穿孔装置、1
6はインナテープ貼着装置、17はプルタブ貼着装置で
ある。
ら繰り出され、搬送装置18によって矢印方向に間欠的
に搬送され、包装容器を形成するための包材、13は矢
印方向に搬送される帯状体としてのインナテープ、14
は矢印方向に搬送されるプルタブ、15は穿孔装置、1
6はインナテープ貼着装置、17はプルタブ貼着装置で
ある。
【0018】前記穿孔装置15は、包材11の搬送路よ
り上方において矢印方向に進退(図における上下方向に
移動)自在に配設されたパンチ21、及び前記搬送路よ
り下方に配設された固定ダイ22を備える。前記包材1
1を挟んでパンチ21を固定ダイ22に押し付けると、
包材11に図示されないパンチ穴から成る注出口が形成
され、それに伴って、パンチかすが形成される。
り上方において矢印方向に進退(図における上下方向に
移動)自在に配設されたパンチ21、及び前記搬送路よ
り下方に配設された固定ダイ22を備える。前記包材1
1を挟んでパンチ21を固定ダイ22に押し付けると、
包材11に図示されないパンチ穴から成る注出口が形成
され、それに伴って、パンチかすが形成される。
【0019】また、前記インナテープ貼着装置16は、
包材11の搬送路より上方において、包材11の一方の
面と対向させて、図示されないカム機構によって矢印方
向に進退自在に配設された第1の要素及び第1の加熱手
段としてのヒータ23、並びに前記搬送路より下方にお
いて、包材11の他方の面と対向させて配設され、少な
くとも表面がフッ素樹脂で形成された第2の要素として
のカウンタプレート24を備える。そして、前記注出口
を覆うようにインナテープ13をヒータ23とカウンタ
プレート24との間に送り、包材11及びインナテープ
13を挟んで前記ヒータ23を前進(図における下方に
移動)させてカウンタプレート24に押し付けると、前
記注出口がインナテープ13によって包材11の一方の
面から覆われ、包材11とインナテープ13とが融着さ
れる。このとき、前記インナテープ13は、所定の長さ
だけ搬送されてカットされる。なお、本実施の形態にお
いて、前記ヒータ23は誘導加熱体から成るが、誘導加
熱体のほかに抵抗加熱体を使用することもできる。
包材11の搬送路より上方において、包材11の一方の
面と対向させて、図示されないカム機構によって矢印方
向に進退自在に配設された第1の要素及び第1の加熱手
段としてのヒータ23、並びに前記搬送路より下方にお
いて、包材11の他方の面と対向させて配設され、少な
くとも表面がフッ素樹脂で形成された第2の要素として
のカウンタプレート24を備える。そして、前記注出口
を覆うようにインナテープ13をヒータ23とカウンタ
プレート24との間に送り、包材11及びインナテープ
13を挟んで前記ヒータ23を前進(図における下方に
移動)させてカウンタプレート24に押し付けると、前
記注出口がインナテープ13によって包材11の一方の
面から覆われ、包材11とインナテープ13とが融着さ
れる。このとき、前記インナテープ13は、所定の長さ
だけ搬送されてカットされる。なお、本実施の形態にお
いて、前記ヒータ23は誘導加熱体から成るが、誘導加
熱体のほかに抵抗加熱体を使用することもできる。
【0020】また、前記プルタブ貼着装置17は、包材
11の搬送路より上方に配設されたカウンタプレート2
5、及び前記搬送路より下方において矢印方向に進退自
在に配設された第2の加熱手段としてのヒータ26を備
える。そして、前記注出口を覆うようにプルタブ14を
カウンタプレート25とヒータ26との間に送り、包材
11及びプルタブ14を挟んで前記ヒータ26を前進
(図における上方に移動)させてカウンタプレート25
に押し付けると、前記注出口がプルタブ14によって包
材11の外側から覆われ、包材11とプルタブ14とが
融着されるとともに、注出口の内側においてインナテー
プ13とプルタブ14とが融着される。このとき、前記
プルタブ14は、所定の長さだけ搬送されてカットされ
る。なお、本実施の形態において、前記ヒータ26は誘
導加熱体から成るが、誘導加熱体のほかに抵抗加熱体を
使用することもできる。
11の搬送路より上方に配設されたカウンタプレート2
5、及び前記搬送路より下方において矢印方向に進退自
在に配設された第2の加熱手段としてのヒータ26を備
える。そして、前記注出口を覆うようにプルタブ14を
カウンタプレート25とヒータ26との間に送り、包材
11及びプルタブ14を挟んで前記ヒータ26を前進
(図における上方に移動)させてカウンタプレート25
に押し付けると、前記注出口がプルタブ14によって包
材11の外側から覆われ、包材11とプルタブ14とが
融着されるとともに、注出口の内側においてインナテー
プ13とプルタブ14とが融着される。このとき、前記
プルタブ14は、所定の長さだけ搬送されてカットされ
る。なお、本実施の形態において、前記ヒータ26は誘
導加熱体から成るが、誘導加熱体のほかに抵抗加熱体を
使用することもできる。
【0021】そして、前記搬送装置18は、矢印方向に
回転させられ、外周に稜(りょう)線を有する多角形の
包材位置決めホイール27、送りローラ28、押えロー
ラ29等から成る。
回転させられ、外周に稜(りょう)線を有する多角形の
包材位置決めホイール27、送りローラ28、押えロー
ラ29等から成る。
【0022】次に、前記インナテープ貼着装置16によ
る貼着状態を判定するための貼着状態判定装置について
説明する。
る貼着状態を判定するための貼着状態判定装置について
説明する。
【0023】図1は本発明の実施の形態における貼着状
態判定装置の概念図、図4は本発明の実施の形態におけ
るインナテープ貼着装置の第1の斜視図、図5は本発明
の実施の形態におけるインナテープ貼着装置の第2の斜
視図である。
態判定装置の概念図、図4は本発明の実施の形態におけ
るインナテープ貼着装置の第1の斜視図、図5は本発明
の実施の形態におけるインナテープ貼着装置の第2の斜
視図である。
【0024】図において、11は図示されない包装容器
を形成するための包材であり、該包材11は、包装容器
を形成した状態における内側から順に、ポリエチレン樹
脂11a、アルミ箔(はく)11b、紙基材11c及び
ポリエチレン樹脂11dを積層して形成される。そし
て、前記アルミ箔11bの両側には図示されない接着性
樹脂層が形成され、紙基材11cの外側表面には印刷が
施される。
を形成するための包材であり、該包材11は、包装容器
を形成した状態における内側から順に、ポリエチレン樹
脂11a、アルミ箔(はく)11b、紙基材11c及び
ポリエチレン樹脂11dを積層して形成される。そし
て、前記アルミ箔11bの両側には図示されない接着性
樹脂層が形成され、紙基材11cの外側表面には印刷が
施される。
【0025】12は前記包材11の所定の箇所に形成さ
れたパンチ孔から成る注出口、13は該注出口12を覆
って貼着される帯状のインナテープである。該インナテ
ープ13は、ポリエチレン樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹
脂及びポリエチレン樹脂を順に積層して形成され、貼着
に当たり、ポリエチレン樹脂11aとインナテープ13
のポリエチレン樹脂とが融着される。
れたパンチ孔から成る注出口、13は該注出口12を覆
って貼着される帯状のインナテープである。該インナテ
ープ13は、ポリエチレン樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹
脂及びポリエチレン樹脂を順に積層して形成され、貼着
に当たり、ポリエチレン樹脂11aとインナテープ13
のポリエチレン樹脂とが融着される。
【0026】なお、前記プルタブ14(図3)は、アル
ミニウムフィルムの一方の面にポリエチレン樹脂を被覆
することによって形成され、貼着に当たり、ポリエチレ
ン樹脂11d及びインナテープ13のポリエチレン樹脂
とプルタブ14のポリエチレン樹脂とが融着される。
ミニウムフィルムの一方の面にポリエチレン樹脂を被覆
することによって形成され、貼着に当たり、ポリエチレ
ン樹脂11d及びインナテープ13のポリエチレン樹脂
とプルタブ14のポリエチレン樹脂とが融着される。
【0027】そして、31はカウンタプレート24の下
方に配設され、カウンタプレート24を移動自在に支持
し、ヒータ23を前進させたときに発生する衝撃を吸収
する緩衝部材としてのエアダンパである。
方に配設され、カウンタプレート24を移動自在に支持
し、ヒータ23を前進させたときに発生する衝撃を吸収
する緩衝部材としてのエアダンパである。
【0028】ところで、前記穿孔装置15によって包材
11に注出口12が形成される際に、注出口12と同じ
形状を有するパンチかすが形成されるが、該パンチかす
が包材11と共にインナテープ貼着装置16に送られて
インナテープ13と包材11との間に異物として噛み込
まれると、インナテープ13と包材11との間の融着部
分に融着不良が発生したり、インナテープ13にクラッ
ク、ピンホール等が発生したりして、液体食品が漏れて
しまうことがある。また、注出口12がインナテープ1
3によって覆われるときに、インナテープ13自体が折
れ曲がったまま包材11と融着されると、液体食品が漏
れてしまうことがある。
11に注出口12が形成される際に、注出口12と同じ
形状を有するパンチかすが形成されるが、該パンチかす
が包材11と共にインナテープ貼着装置16に送られて
インナテープ13と包材11との間に異物として噛み込
まれると、インナテープ13と包材11との間の融着部
分に融着不良が発生したり、インナテープ13にクラッ
ク、ピンホール等が発生したりして、液体食品が漏れて
しまうことがある。また、注出口12がインナテープ1
3によって覆われるときに、インナテープ13自体が折
れ曲がったまま包材11と融着されると、液体食品が漏
れてしまうことがある。
【0029】そこで、穿孔装置15には、図示されない
真空装置が配設され、該真空装置によって包材11の表
面を真空で吸引し、包材11の表面からパンチかすを除
去するようにしている。
真空装置が配設され、該真空装置によって包材11の表
面を真空で吸引し、包材11の表面からパンチかすを除
去するようにしている。
【0030】また、前記インナテープ貼着装置16にお
いて、カウンタプレート24とエアダンパ31との間
に、検出用プレート32が配設される。そして、該検出
用プレート32は、カウンタプレート24とエアダンパ
31との間から所定の距離だけ突出させられ、突出部分
の先端と対向させて異物検出手段としてのセンサ33が
配設される。該センサ33は、制御装置34と接続さ
れ、検出用プレート32の移動距離を検出し、センサ出
力を制御装置34に送る。
いて、カウンタプレート24とエアダンパ31との間
に、検出用プレート32が配設される。そして、該検出
用プレート32は、カウンタプレート24とエアダンパ
31との間から所定の距離だけ突出させられ、突出部分
の先端と対向させて異物検出手段としてのセンサ33が
配設される。該センサ33は、制御装置34と接続さ
れ、検出用プレート32の移動距離を検出し、センサ出
力を制御装置34に送る。
【0031】この場合、インナテープ13を貼着するに
当たり、ヒータ23を前進させ、カウンタプレート24
に押し付けると、エアダンパ31の作用でカウンタプレ
ート24は所定の距離だけ下方に移動させられ、それに
伴って、検出用プレート32も下方に移動させられる
が、パンチかすがインナテープ13と包材11との間に
噛み込まれると、パンチかすの厚さ分だけ検出用プレー
ト32が更に下方に移動させられる。
当たり、ヒータ23を前進させ、カウンタプレート24
に押し付けると、エアダンパ31の作用でカウンタプレ
ート24は所定の距離だけ下方に移動させられ、それに
伴って、検出用プレート32も下方に移動させられる
が、パンチかすがインナテープ13と包材11との間に
噛み込まれると、パンチかすの厚さ分だけ検出用プレー
ト32が更に下方に移動させられる。
【0032】そして、前記制御装置34の図示されない
貼着状態判定処理手段は、貼着状態判定処理を行い、イ
ンナテープ13の貼着が行われるたびに、前記センサ3
3のセンサ出力に基づいて検出用プレート32の移動距
離Liを読み込み、該移動距離Liの平均値Lavを算
出する。そして、前記貼着状態判定処理手段は、読み込
んだ移動距離Liと平均値Lavとを比較し、次の式に
よって、移動距離Liが前記平均値Lavに基づいて設
定された正常な範囲に収まるかどうかを判断する。
貼着状態判定処理手段は、貼着状態判定処理を行い、イ
ンナテープ13の貼着が行われるたびに、前記センサ3
3のセンサ出力に基づいて検出用プレート32の移動距
離Liを読み込み、該移動距離Liの平均値Lavを算
出する。そして、前記貼着状態判定処理手段は、読み込
んだ移動距離Liと平均値Lavとを比較し、次の式に
よって、移動距離Liが前記平均値Lavに基づいて設
定された正常な範囲に収まるかどうかを判断する。
【0033】
Lav−α≦Li≦Lav+α(αは定数)
そして、前記貼着状態判定処理手段は、移動距離Liが
前記正常な範囲に収まる場合、パンチかすが噛み込まれ
ていないと判断し、貼着状態が良好であると判定し、移
動距離Liが前記正常な範囲に収まらない場合、パンチ
かすが噛み込まれていると判断し、貼着状態が良好でな
いと判定する。このようにして、パンチかすを検出する
ことができるので、包装容器の不良品を容易に除去する
ことができる。
前記正常な範囲に収まる場合、パンチかすが噛み込まれ
ていないと判断し、貼着状態が良好であると判定し、移
動距離Liが前記正常な範囲に収まらない場合、パンチ
かすが噛み込まれていると判断し、貼着状態が良好でな
いと判定する。このようにして、パンチかすを検出する
ことができるので、包装容器の不良品を容易に除去する
ことができる。
【0034】しかも、貼着時におけるカウンタプレート
24の移動量に基づいて、貼着状態を判定するようにな
っているので、判定精度を高くすることができる。
24の移動量に基づいて、貼着状態を判定するようにな
っているので、判定精度を高くすることができる。
【0035】なお、インナテープ13は、包材11と同
様に包装容器内の液体食品を密封する機能を有するの
で、注出口12がインナテープ13によって覆われると
きに、インナテープ13自体が折れ曲がると液体食品が
漏れてしまうことがある。この場合にも、前記カウンタ
プレート24の移動量が変化し、センサ33のセンサ出
力が変化するので、しわの部分、折曲りの部分等を異物
として検出することができる。
様に包装容器内の液体食品を密封する機能を有するの
で、注出口12がインナテープ13によって覆われると
きに、インナテープ13自体が折れ曲がると液体食品が
漏れてしまうことがある。この場合にも、前記カウンタ
プレート24の移動量が変化し、センサ33のセンサ出
力が変化するので、しわの部分、折曲りの部分等を異物
として検出することができる。
【0036】ところで、パンチかすがプルタブ14と包
材11との間に異物として噛み込まれると、包装容器の
品質からみて、また、外観上好ましくない。そこで、プ
ルタブ貼着装置17に検出用プレート、センサ等を配設
し、パンチかすが噛み込まれているかどうかを判断する
こともできる。
材11との間に異物として噛み込まれると、包装容器の
品質からみて、また、外観上好ましくない。そこで、プ
ルタブ貼着装置17に検出用プレート、センサ等を配設
し、パンチかすが噛み込まれているかどうかを判断する
こともできる。
【0037】なお、前記検出用プレート32は、カウン
タプレート24とエアダンパ31の間から所定の距離だ
け突出させられ、突出部分の先端と対向させてセンサ3
3が配設されるので、カウンタプレート24の移動量が
増幅される。したがって、貼着状態の判定精度を高くす
ることができる。
タプレート24とエアダンパ31の間から所定の距離だ
け突出させられ、突出部分の先端と対向させてセンサ3
3が配設されるので、カウンタプレート24の移動量が
増幅される。したがって、貼着状態の判定精度を高くす
ることができる。
【0038】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、貼着状態判定装置においては、包材に注出口を形
成する穿孔装置と、前記包材の一方の面と対向させて進
退自在に配設された第1の要素と、前記包材の他方の面
と対向させて、かつ、前記包材及び帯状体を挟んで配設
された第2の要素と、前記第1の要素が前記包材及び帯
状体を挟んで第2の要素に押し付けられたときの、第2
の要素の移動量に基づいて貼着状態を判定する貼着状態
判定処理手段とを有する。
れば、貼着状態判定装置においては、包材に注出口を形
成する穿孔装置と、前記包材の一方の面と対向させて進
退自在に配設された第1の要素と、前記包材の他方の面
と対向させて、かつ、前記包材及び帯状体を挟んで配設
された第2の要素と、前記第1の要素が前記包材及び帯
状体を挟んで第2の要素に押し付けられたときの、第2
の要素の移動量に基づいて貼着状態を判定する貼着状態
判定処理手段とを有する。
【0040】この場合、帯状体の貼着時における第2の
要素の移動量に基づいて、貼着状態を判定するようにな
っているので、判定精度を高くすることができる。
要素の移動量に基づいて、貼着状態を判定するようにな
っているので、判定精度を高くすることができる。
【図1】本発明の実施の形態における貼着状態判定装置
の概念図である。
の概念図である。
【図2】包装容器の斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態における包装容器製造装置
の要部を示す概念図である。
の要部を示す概念図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるインナテープ貼着
装置の第1の斜視図である。
装置の第1の斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるインナテープ貼着
装置の第2の斜視図である。
装置の第2の斜視図である。
11 包材
12 注出口
13 インナテープ
15 穿孔装置
23 ヒータ
24 カウンタプレート
31 エアダンパ
34 制御装置
Claims (4)
- 【請求項1】 (a)包材に注出口を形成する穿孔装置
と、(b)前記包材の一方の面と対向させて進退自在に
配設された第1の要素と、(c)前記包材の他方の面と
対向させて、かつ、前記包材及び帯状体を挟んで配設さ
れた第2の要素と、(d)前記第1の要素が前記包材及
び帯状体を挟んで第2の要素に押し付けられたときの、
第2の要素の移動量に基づいて貼着状態を判定する貼着
状態判定処理手段とを有することを特徴とする貼着状態
判定装置。 - 【請求項2】 前記第1の要素は加熱手段である請求項
1に記載の貼着状態判定装置。 - 【請求項3】 前記第2の要素は、緩衝部材によって移
動自在に支持される請求項1に記載の貼着状態判定装
置。 - 【請求項4】 前記貼着状態判定処理手段は、前記第1
の要素が前記包材及び帯状体を挟んで第2の要素に押し
付けられたときの、第2の要素の移動量の変化に基づい
て貼着状態を判定する請求項1に記載の貼着状態判定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001186326A JP2003002309A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 貼着状態判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001186326A JP2003002309A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 貼着状態判定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003002309A true JP2003002309A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19025783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001186326A Pending JP2003002309A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 貼着状態判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003002309A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02127032A (ja) * | 1988-11-07 | 1990-05-15 | Nippon Tetra Pack Kk | 注出口を穿設した包装用ウエブにストリップテープを貼着する方法及び装置 |
JPH05612U (ja) * | 1991-06-13 | 1993-01-08 | 鐘紡株式会社 | ピロ包装装置の噛込み検知装置 |
JPH07187153A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-25 | Ishida Co Ltd | 包材の封止部に介在する介在物の有無の判定方法 |
JP2000219217A (ja) * | 1999-01-28 | 2000-08-08 | Japan Tobacco Inc | ピロー包装機の噛込み判定装置 |
-
2001
- 2001-06-20 JP JP2001186326A patent/JP2003002309A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02127032A (ja) * | 1988-11-07 | 1990-05-15 | Nippon Tetra Pack Kk | 注出口を穿設した包装用ウエブにストリップテープを貼着する方法及び装置 |
JPH05612U (ja) * | 1991-06-13 | 1993-01-08 | 鐘紡株式会社 | ピロ包装装置の噛込み検知装置 |
JPH07187153A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-25 | Ishida Co Ltd | 包材の封止部に介在する介在物の有無の判定方法 |
JP2000219217A (ja) * | 1999-01-28 | 2000-08-08 | Japan Tobacco Inc | ピロー包装機の噛込み判定装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101341073B (zh) | 包装容器制造装置及包装容器制造方法 | |
AU754274B2 (en) | Packing container and method of manufacturing the container | |
JP2009166870A (ja) | 包装体およびその製造方法 | |
WO2007141869A1 (ja) | 包装容器における開封装置 | |
JP4919341B2 (ja) | 包装充填装置 | |
US7673434B2 (en) | Filling machine and filling monitoring method | |
JP2003002309A (ja) | 貼着状態判定装置 | |
JP4675316B2 (ja) | ブリスター包装機 | |
WO2007126079A1 (ja) | 立体デザインを有する袋 | |
JP2006168815A (ja) | 充填機 | |
JP2581857Y2 (ja) | プルタブ貼着装置 | |
JP3464814B2 (ja) | 包装機における注出口形成装置 | |
CN221458084U (zh) | 一种具有加工易撕口功能的自动泡罩包装机 | |
US20250100727A1 (en) | Medical test device package, packaging system and method of packaging a medical test device | |
JP2008137660A (ja) | 包装充填装置 | |
JP2012126403A (ja) | 封止体の製造方法 | |
JP4139273B2 (ja) | 粘着テープ貼り付け装置及び貼り付け方法 | |
JPH10181722A (ja) | インラインシール打抜製袋方法及びその装置 | |
JP4328057B2 (ja) | 天板付きキャップシール | |
JP2000190958A (ja) | 包装容器 | |
JPH03111207A (ja) | 蓋材及びヒートシール方法 | |
JP2003276755A (ja) | 蓋材、容器密封装置および容器密封方法 | |
JP2010006399A (ja) | 袋体自動開き装置及び方法 | |
JP2003341634A (ja) | パウチ容器及びその製袋方法 | |
JP2898888B2 (ja) | 注ぎ口付き容器の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080519 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100408 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100420 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100907 |