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JP2002535264A - 象牙質の過敏性を減少させるニ成分系歯磨き剤 - Google Patents

象牙質の過敏性を減少させるニ成分系歯磨き剤

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JP2002535264A
JP2002535264A JP2000594438A JP2000594438A JP2002535264A JP 2002535264 A JP2002535264 A JP 2002535264A JP 2000594438 A JP2000594438 A JP 2000594438A JP 2000594438 A JP2000594438 A JP 2000594438A JP 2002535264 A JP2002535264 A JP 2002535264A
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JP
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dentifrice
component
composition
potassium
dentifrice component
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JP2000594438A
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English (en)
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ガンボギ,ロバート・ジェイ
フィッシャー,スティーヴン・ダブリュー
タヴス,エドワード・エイ
ジョジアク,マリルー・ティー
マスターズ,ジェームズ・ジー
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Colgate Palmolive Co
Original Assignee
Colgate Palmolive Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 アルカリ性pHを有する第1の歯磨き剤成分と酸性pHを有する第2の歯磨き剤成分とを含んでいて、前記成分の少なくとも一方がカリウムイオン放出可能な化合物を含有しており、象牙質過敏症の緩和を必要とする歯に施用するために分配・混合されて、これにより使用者が強い過敏性減少を体験するまで、前記第1と第2の成分が互いに隔離状態に保持される、象牙質過敏症に関連した不快や痛みを除去もしくは実質的に減少させる歯科用ニ成分系組成物が開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、象牙質過敏症に関連した不快や痛みを除去もしくは減少させる過敏
性減少用の歯磨き剤組成物に関する。さらに詳細には、本発明は、カリウム塩過
敏性減少剤を含有する過敏性減少用のニ成分系歯科用組成物に関する。
【0002】 2.従来の技術 象牙質過敏症は、露出した象牙質に対する熱的、浸透的、および触覚的な刺激
の、熱的(高温または)、浸透的、および触覚的組合せによる、象牙質表面に対す
る身体的刺激に反応した激しい局部的歯痛であると定義される。
【0003】 象牙質の露出は、一般には歯茎の後退またはエナメル質の減少によるものであ
って、しばしば過敏症を引き起こす。象牙質細管が表面に対して開放状態である
ということが象牙質過敏症と強い相関性を有している(Abs, J. Clin. Periodent
al. 14, 280-4 (1987))、という見解が当業界では定着している。象牙質細管は
、歯髄からセメント質まで延びている。歯の根元の表面セメント質が腐食される
と、象牙質細管が外部環境に対して露出するようになる。象牙質細管が露出する
と、流体流れを歯髄神経に伝達するための通路ができ、温度、圧力、およびイオ
ン勾配の変化によって伝達が引き起こされる。
【0004】 象牙質過敏症の処置に対してカリウム塩が有効であるということは、当業界に
公知である。たとえば米国特許第3,863,006号は、硝酸カリウム等のカリウム塩
を含有する練り歯磨きが、数週間にわたるブラッシング後に歯の過敏性を減少さ
せることを開示している。感受性象牙質の下に存在する歯髄神経の近くで細胞外
カリウム濃度が上昇することが、硝酸カリウムを含有する局所施用経口物品の治
療的過敏性減少効果の原因になっている、と当業者は考えている。開放象牙質細
管中への、および開放象牙質細管から外へのカリウムイオンの受動拡散のために
、歯髄神経の近くに必要な濃度を蓄積させるためには、活性成分を繰返し施用す
る必要がある。
【0005】 改良された鎮痛は、カリウム塩の使用が、象牙質表面上で徐々に起こる無機物
化(これにより象牙質細管を全面的または部分的に塞ぐことができる)と組み合わ
さって得られるものと考えられる。閉塞が全面的に起こると、痛みを刺激する象
牙質細管内での流体流れが急激に減少する。象牙質細管が部分的に閉塞されると
、歯の内側へのカリウムイオンの供給が増大すると考えられる。なぜなら、内向
きの拡散フラックスは、外向きの流体流れより象牙質細管に対する依存性が低い
からである〔歯髄の正圧(positive pulpal pressures)による〕(DH Pashley and
WG Mathews, Archs Oral Biol.(1993) 38, 577-582を参照)。従って、こうした
カリウムの供給増大が鎮痛を高めるはずである。
【0006】 硝酸カリウム等のカリウム塩は象牙質過敏症の処置に対して有効であるけれど
も、当業界は依然として、このような処置の有効性を高めるための手段を求めて
いる。
【0007】 発明の概要 本発明は、酸性pHとアルカリ性pHの隔離状態で収容された歯磨き剤成分(少な
くとも一方の成分がカリウム塩を含有する)で構成されるニ成分系歯磨き剤を使
用前に混合すると、この混合された組成物は、象牙質細管を塞ぐべく歯に施用す
ると予想外に改良された有効性を示し、これに付随して、中性pHの単独成分組成
物と比較して歯の過敏性減少がもたらされる、という発見に基づいている。
【0008】 本発明によれば、隔離状態で収容された2つの半固体水性成分で構成される多
成分系歯磨き剤を使用して象牙質過敏症を処置するための方法が提供される。第
1の成分が、アルカリ性pH(少なくとも約8.0、好ましくは約9.0〜約10.5)を有す
るフッ化物塩を経口的に許容しうるビヒクル中にフッ化物イオン供給源として含
有し、第2の成分が、酸性pH(約1.0〜約6.0、好ましくは約1.0〜約3.0)をもたら
すための酸を経口的に許容しうるビヒクル中に含有し、このとき少なくとも一方
の成分がフッ化物イオン放出性化合物(たとえば、カリウムイオン放出可能な水
溶性化合物)を含有し、従って成分を混合すると、約6.5〜約9.0(好ましくは約7.
0〜約8.5)のpHを有する混合物が形成され、これにより本混合物を歯に繰返して
施用すると、使用者は象牙質過敏症の強い減少を体験する。
【0009】 好ましい実施態様の説明 一般には、本発明のニ成分系歯磨き剤の成分は、第1のアルカリ性歯磨き剤成
分と第2の酸性歯磨き剤成分とで構成される。これら2つの成分は、ほぼ等しい重
量比で混合するのが好ましく、従って、成分を混合して、たとえばブラッシング
によって歯に施用すると、各成分中の個々の要素が約1/2の濃度にて存在する。2
つの成分は類似の物理的特性を有するように配合するのが好ましく、従って、複
数の区画を有するチューブ・デバイスもしくはポンプ・デバイス中に隔離状態で
収容されている場合、これら2つの成分を、押し出しにより所望する所定量にて
同時に供給することができる。
【0010】 本発明のアルカリ性歯磨き剤成分を調製するには、水、湿潤剤、界面活性剤、
および研磨剤を含有するビヒクルを通常含んだ歯磨き剤成分中に、一般にはアル
カリ性試剤を配合する。このような歯磨き剤のpHは約8.0〜約11.0(好ましくは約
9.0〜約10.5)のアルカリ性範囲である。酸性歯磨き剤成分は、同様のビヒクルを
使用して調製され、このような歯磨き剤のpHは約1.0〜約6.0(好ましくは約1.0〜
約3.0)の範囲である。歯磨き剤成分の調製において使用される湿潤剤は、一般に
はグリセロール、ソルビトール、および200〜1000の分子量範囲を有するポリエ
チレングリコール等の湿潤剤の混合物であるが、他の湿潤剤混合物や単独の湿潤
剤も使用することができる。湿潤剤の含量は、歯磨き剤成分の重量を基準として
約10〜約80重量%(好ましくは約20〜約50重量%)の範囲である。水の含量は、約10
〜約40重量%(好ましくは約20〜約30重量%)の範囲である。
【0011】 増粘剤には有機増粘剤と無機増粘剤がある。歯磨き剤成分中に組み込むことの
できる無機増粘剤としては、ハーバー・コーポレーションから市販のゼオデント
(Zeodent)165やW.R.グレース社から市販のサイロックス(Sylox)15等の非晶質シ
リカがある。
【0012】 天然および合成のゴム質やコロイドの有機増粘剤も、本発明の歯磨き剤成分を
調製するのに使用することができる。このような増粘剤の例としては、カラゲー
ナン(トチャカ)、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ス
ターチ、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシエチルプロピルセルロース、ヒドロ
キシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、およびヒ
ドロキシエチルセルロースなどがある。
【0013】 無機増粘剤は、本発明の歯磨き剤成分中に約0.5〜約5重量%(好ましくは約1〜
約3重量%)の濃度にて配合することができる。有機増粘剤は、本発明の組成物中
に約0.1〜約3重量%(好ましくは約0.4〜約1.5重量%)の濃度にて配合することがで
きる。
【0014】 発泡特性をもたらすように、歯磨き剤中に界面活性剤を配合することができる
。界面活性物質は、本質的にアニオン性または非アニオン性であるのが好ましい
。アニオン界面活性剤の適切な例としては、高級アルキル硫酸塩(好ましいのは
ラウリル硫酸カリウムやラウリル硫酸ナトリウム)、高級脂肪酸モノグリセリド
モノ硫酸塩(たとえば、水素化ヤシ油脂肪酸のモノ硫酸化モノグリセリドの塩)、
アルキルアリールスルホン酸塩(たとえば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム)、高級脂肪スルホ酢酸塩、および1,2-ジヒドロキシプロパンスルホン酸塩
の高級脂肪酸エステルなどがある。
【0015】 界面活性剤は、一般には本発明の歯磨き剤成分組成物中に約0.5〜約10.0重量%
(好ましくは約1.0〜約5.0重量%)の濃度にて存在する。 本発明の歯磨き剤成分中に研磨剤を配合することができ、好ましい研磨剤は、
シリカ等の珪質物質である。好ましいシリカは、クロスフィールド・ケミカル社
から市販のソルボシルAC-35やフーバーー社から市販のゼオデント115等の沈降非
晶質水和シリカであるが、ヒドロキシアパタイト、メタリン酸ナトリウム、メタ
リン酸カリウム、リン酸三カルシウム、リン酸カルシウム二水和物、無水リン酸
二カルシウム、ピロリン酸カルシウム、オルトリン酸マグネシウム、リン酸三マ
グネシウム、炭酸カルシウム、重炭酸ナトリウム、アルミナ三水和物、ケイ酸ア
ルミニウム、焼成アルミナ、およびベントナイトを含めた他の研磨剤も使用する
ことができる。
【0016】 本発明の歯磨き剤成分組成物中における研磨剤の濃度は、通常は2〜約40重量%
の範囲であり、好ましくは5〜25重量%の範囲である。 水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、重炭酸ナトリウム、および炭酸ナトリウ
ムを含めたアルカリ金属化合物等のアルカリ性薬剤は、本発明のアルカリ性歯磨
き剤成分中に、アルカリ性歯磨き剤成分の重量を基準として約0.5〜15重量%の範
囲の量にて、好ましくは約1.0〜約8重量%の範囲の量にて、そして最も好ましく
は約1.0〜約5.0重量%の範囲の量にて配合する。上記アルカリ金属化合物の混合
物も使用することができる。好ましいアルカリ性薬剤は水酸化ナトリウムである
【0017】 本発明の歯磨き剤組成物の酸性歯磨き剤成分(使用前に混合する時点まで、ア
ルカリ性歯磨き剤成分と物理的に隔離された状態で保持される)は、アルカリ性
歯磨き剤成分を酸性にするために酸もしくは酸の混合物を含有しており、従って
使用前にこれら2つの成分を混合すると、混合された歯磨き剤のpHは約6.5〜約9.
0の範囲となり、約7.0〜約8.5の範囲となるのが好ましい。
【0018】 酸性成分中に存在してよい酸性化合物は無機酸と有機酸とを含み、たとえば、
硫酸、塩酸、リンゴ酸、アルギン酸、クエン酸、コハク酸、乳酸、酒石酸、重酒
石酸カリウム、酸性クエン酸ナトリウム、リン酸、および酸性リン酸ナトリウム
などがある。好ましいのは、リン酸またはPO4イオンを含有するリン酸塩を含め
た酸性リン酸塩である。なぜなら、このような酸またはこのような酸の酸性塩(
たとえばリン酸二水素ナトリウム)は、必要な酸性をもたらすだけでなく、リン
酸イオンを供給して、歯のエナメル質からの脱塩(二成分系酸性化歯磨き剤を歯
に施用すると起こることがある)を抑えるからである。さらに、リン酸等の酸と
リン酸二水素ナトリウム等の酸性塩との組合せ物は高い緩衝作用をもたらすので
、歯磨き剤成分を混合すると所望のpHが得られる。好ましい酸であるリン酸は、
85%濃度の液体として市販されている。リン酸は、歯磨き剤のpHを約1.0〜約6.0
に、好ましくは約1.0〜約3.0に保持するような量にて歯磨き剤成分に加える。
【0019】 フッ素添加されていない歯磨き剤組成物にカルシウムイオン源としてのカルシ
ウム塩(たとえば、塩化カルシウム、酢酸カルシウム、およびリン酸二カルシウ
ム二水和物)を加えて、フッ素添加歯磨き剤成分と混合したときの該組成物の無
機物化能力をさらに高めることができる。カルシウム塩の濃度は、塩の溶解性お
よび他の歯磨き剤成分との相互作用に依存して約0.5〜20%の範囲である。
【0020】 過敏性を減少させるカリウムイオンの供給源は、一般には、硝酸カリウム、ク
エン酸カリウム、塩化カリウム、重炭酸カリウム、およびシュウ酸カリウムを含
めた水溶性カリウム塩であり、好ましいのは硝酸カリウムである。カリウム塩は
一般に、歯磨き剤成分の1つ以上に約0.5〜約20重量%(好ましくは約3〜約15重量%
)の濃度にて配合する。
【0021】 虫歯予防効能をもつフッ化物供給塩も本発明の歯磨き剤中に配合することがで
き、これらのフッ化物供給塩は、水中にてフッ化物イオンを放出する能力を有す
ることを特徴とする。約10〜約2000ppmのフッ化物イオン(好ましくは約1000〜約
1500ppmのフッ化物イオン)をもたらす水溶性フッ化物塩を使用するのが好ましい
。このような物質としては、たとえば、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、モ
ノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化スズ、およびフルオロケイ酸ナトリウムな
どの水溶性無機金属塩がある。好ましいフッ化物供給塩は、フッ化ナトリウム、
モノフルオロリン酸ナトリウム、およびフッ化スズである。
【0022】 本発明に実施に際して有用な虫歯予防効能をもつピロリン酸塩としては、Na4P 2 O7(TSPP)、K4P2O7、Na2K2P2O7、Na2H2P2O7、およびK2H2P2O7等のジアルカリも
しくはテトラアルカリ金属ピロリン酸塩ような水溶性塩がある。ポリリン酸塩と
しては、トリポリリン酸ナトリウムやトリポリリン酸カリウム等の水溶性アルカ
リ金属トリポリリン酸塩がある。
【0023】 ピロリン酸塩は、本発明の歯磨き剤組成物中に約0.5〜約2.0重量%(好ましくは
約1.5〜約2重量%)の濃度にて、そしてポリリン酸塩は、本発明の歯磨き剤組成物
中に約1.0〜約7.0重量%の濃度にて配合する。
【0024】 本発明の実施に際しては、顔料や色素等の着色剤を使用することができる。顔
料としては、無毒性で水不溶性の無機顔料(たとえば、二酸化チタン、酸化クロ
ムグリーン、ウルトラマリンブルー、ウルトラマリンピンク、および酸化鉄)、
ならびにFD&C色素のカルシウム塩またはアルミニウム塩をアルミナ上にエキステ
ンドすることによって得られる水不溶性色素レーキ(たとえば、FD&Cグリーン#1
レーキ、FD&Cブルー#2レーキ、FD&C R&D#30レーキ、およびFD&C#イエロー15レー
キ)がある。顔料は5〜1000ミクロン(好ましくは250〜500ミクロン)の範囲の粒径
をもち、0.5〜3重量%の濃度にて配合する。
【0025】 本発明の実施に際して使用される色素は、FD&C Red No.3(テトロヨードフルオ
レセインのナトリウム塩)、FD&CイエローNo.5(4-p-スルホフェニルアゾ-1-p-ス
ルホフェニル-5-ヒドロキシピラゾール-3-カルボン酸のナトリウム塩)、FD&Cイ
エローNo.6(p-スルホフェニルアゾ-B-ナフトール-6-モノスルホネートのナトリ
ウム塩)、FD&CグリーンNo.3(4-[[4-(N-エチル-p-スルホベンジルアミノ)-フェニ
ル]-(4-ヒドロキシ-2-スルホニウムフェニル)-メチレン]-[1-(N-エチル-N-p-ス
ルホベンジル)-△-3,5-シクロヘキサジエンイミン]の二ナトリウム 塩、およびFD&CブルーNo.1(インジゴチンのジベンジルジエチルジアミノトリフ
ェニルカルビノールトリスルホン酸の二ナトリウム塩)等の色素、ならびに種々
の割合での前記色素混合物を含めて、一般には、食品および摂取薬物に使用する
上での食品薬物&化粧品条例(Food Drug & Cosmetic Act)で現在認定されている
食品着色用添加剤である。本発明において最も効果的な結果を得るための色素濃
度は、歯磨き剤組成物の総重量を基準として約0.0005%〜約2%である。
【0026】 本発明の二成分系歯磨き剤を使用してストライプ状の物品を得ることができる
。この場合、分配しようとする歯磨き剤成分のそれぞれに対比色の着色剤が配合
され、着色剤を指示量にて使用したときに、着色剤が薬理学的・生理学的に無毒
性である。本発明の実施に際して使用する着色剤は、上記の顔料および色素を含
む。
【0027】 適切な風味剤や甘味剤も、本発明の歯磨き剤組成物中に配合することができる
。適切な風味剤の例としては、風味油(たとえば、スペアミント油、ペパーミン
ト油、冬緑油、サッサフラス油、丁子油、セージ油、ユーカリ油、マジョラム油
、桂皮油)、レモン、オレンジ、およびサリチル酸メチルなどが挙げられる。適
切な甘味剤としては、スクロース、ラクトース、マルトース、ソルビトール、キ
シリトール、シクラミン酸ナトリウム、ペリラミン(perillamine)、およびナト
リウムサッカリンなどがある。風味剤と甘味剤は、合計して配合物の0.01%〜5%
を構成してよい。
【0028】 抗菌剤には、フェノール系とビスフェノール系化合物、トリクロサン等のハロ
ゲン化ジフェニルエーテル、安息香酸エステル、およびカルバニリドをベースと
する非カチオン性抗菌剤と、ジグルコン酸クロルヘキシジン等のカチオン性抗菌
剤とがある。このような抗菌剤は、抗菌剤を配合しようとする成分の重量を基準
として約0.03〜約1重量%の量にて配合することができる。
【0029】 非カチオン性抗菌剤またはカチオン性抗菌剤を歯磨き剤成分中に配合するとき
に、さらに、口腔表面への該薬剤の送達と口腔表面上での該薬剤の保持を高める
増進剤を約0.05〜約5%配合するのが好ましい。本発明において有用な増進剤が米
国特許第5,188,821号と第5,192,531号に開示されていて、合成によるアニオン性
ポリカルボキシレートポリマーが説明されており、たとえば、無水マレイン酸も
しくはマレイン酸と他の重合可能なエチレン性不飽和モノマーとの1:4〜4:1コポ
リマー〔約30,000〜約1,000,000の、最も好ましくは約30,000〜約800,000の分子
量(M.W.)を有するメチルビニルエーテル/無水マレイン酸が好ましい〕が記載さ
れている。こうしたコポリマーとしては、たとえばガントレッツAN139(M.W.500,
000)、ガントレッツAN119(M.W.250,000)、およびガントレッツS-97医薬用グレー
ド(M.W.700,000)があり(好ましいのはS-97である)、これらはニュージャージー
州バウンドブルック08805のISPテクノロジー社から市販されている。増進剤を配
合する場合、増進剤は0.05〜約3重量%の量にて配合する。
【0030】 本発明の歯磨き剤成分のどちらかを調製するには、一般には湿潤剤(たとえば
、グリセリン、プロピレングリコール、またはポリエチレングリコール)を、有
機増粘剤(どのような有機増粘剤でもよい)、甘味剤、二酸化チタン等の顔料、お
よび抗歯石成分としてのポリリン酸塩(どのようなポリリン酸塩でもよい)と共に
分散させる。次いでこの分散液に、トリクロサン等の抗菌剤(どのような抗菌剤
でもよい)、ガントレッツ等の抗菌増進剤(どのような抗菌増進剤でもよい)、お
よび抗歯石添加剤(どのような抗歯石添加剤でもよい)と共に水を加える。第1の
成分(または両方の成分)中に、フッ化物イオン源とアルカリ性薬剤(たとえば水
酸化ナトリウム)を加える。第2の成分中に、pHを酸性レベル下げるための構成成
分(たとえばリン酸)を加える。これらの構成成分を、各成分に対して均一な相が
得られるまで混合する。次いで、無機増粘剤、シリカ研磨剤、風味剤、および界
面活性剤を加え、これらの構成成分を約20〜100mmHgの減圧下にて高速で混合す
る。このようにして得られる物品は、それぞれの成分に関して、均一で半固体の
押し出し可能なペースト状物品である。
【0031】 本発明の多成分系歯磨き剤組成物が適切な分配容器中に包装され、分配容器中
に各成分が物理的に隔離された状態で保持されていて、隔離状態の成分を歯ブラ
シへの施用のために組合せリボン(combined ribbon)として同時に分配すること
ができる。このような容器は当業界において公知である。このような容器の1つ
の例としては二区画分配容器(a two compartment dispensing container)があり
、たとえば米国特許第4,487,757号および第4,687,663号に開示の、折りたたみ可
能な側壁を有するポンプまたはチューブがある。チューブ本体が折りたたみ可能
なプラスチックウェブ(たとえば、ポリエチレンまたはポリプロピレン)で形成さ
れていて、容器本体中に別個の区画を画定している仕切りが設けられており、そ
の区画中に物理的に隔離された成分が貯蔵されていて、そこから適切な分配用出
口を通して成分が分配される。
【0032】 以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明が実施例によ
って限定されることはない。本明細書の本文および特許請求の範囲に記載の量と
割合はすべて、特に明記しない限り重量基準である。
【0033】 実施例 本発明の二成分系(成分AとB)の過敏性減少用歯磨き剤を製造した。該歯磨き剤
を歯磨き剤I、アルカリ性pHを有する成分をA、そして酸性pHを有する成分を成分
Bと表示する。成分AとBの構成成分とpHを下記の表Iに示す。
【0034】
【表1】
【0035】 歯磨き剤Iの製造においては、グリセリン、ポリエチレングリコール、および
有機増粘剤を、混合物が滑らかな外観を有するスラリーになるまで従来の混合機
にて分散した。このスラリーに着色剤と甘味剤を分散してから水を加えた。成分
Aの製造では、次に硝酸カリウムをスラリー中に分散した。成分Bの製造では、ゲ
ル相にリン酸を分散した。本混合物を20〜30分混合して均質なゲル相を得た。本
混合物を減圧混合機に加え、105°F未満に冷却した。ゼオデント115、ゼオデン
ト165、および重炭酸ナトリウムを加え、約50mmHgの減圧下にて高速で10〜30分
混合して均質混合物を得た。次いで個々の歯磨き剤成分にラウリル硫酸ナトリウ
ムと風味剤を加え、50mmHgの減圧下でさらに5〜15分混合して成分物品(componen
t product)を製造した。
【0036】 上記の2つの成分組成物の過敏性減少効力を、抜いたヒト臼歯からカットした
厚さ750μmの4.25mm×4.25mm正方形象牙質ディスクを使用して評価した。6%クエ
ン酸で2分エッチングして表面のよごれを除去することによってディスクを調製
した。
【0037】 70mm水圧下にてディスクを通るリン酸塩緩衝液(0.2mmのリン酸塩、0.2mmのCaC
l2、および0.1MのNaCl、pH=7)の流量を測定してベースライン流量を決定し、グ
ループ間の平均流量が同等となるように、ディスクをそれぞれ3個ずつのグルー
プに分けた。
【0038】 歯磨き剤Iの組合せ成分を1:1の容量比で使用して45秒間ブラッシングすること
によって象牙質ディスクを処理した。組合せ成分のpHは、脱イオン水で1:1に希
釈したときに7.40であった。
【0039】 比較のため、市販の単一成分系過敏性減少用練り歯磨き(練り歯磨き"C"と表示
、0.76重量%のNaMFPと5重量%のKNO3とを含有)を使用して、類似の仕方で作製し
たディスクの他のグループに対して本実施例の手順を繰り返した。対照標準とし
て、リン酸塩緩衝液を使用して本実施例の手順を繰り返した(この処理を"対照標
準"と表示する)。
【0040】 処理したディスクを10〜25mlの水道水中に浸漬し、歯ブラシの端部でかきまぜ
てディスクの表面から歯磨き剤を取り除いた。ブラッシングとブラッシングとの
間にディスクをリン酸塩緩衝液中に入れた。ディスクを、4日間にわたってそれ
ぞれ12回処理した。
【0041】 下記の組成 リン酸塩イオン 0.2mM(ミリモル) CaCl2 6.2mM NaCl 150.0mM を有する人工唾液(pH=7)の、この圧力での1秒当たりのミリグラム数(流量)を下
記の表IIに示す。
【0042】
【表2】
【0043】 表IIに記載の、象牙質ディスクを通る人工唾液溶液の流量からわかるように、
歯磨き剤Iは、市販歯磨き剤(歯磨き剤C)およびリン酸塩緩衝液対照標準に比較し
て、流量の減少に対し顕著な影響を有する。流量の減少は、象牙質細管の閉塞に
よるものと考えられる。歯磨き剤Iを使用した処理によって得られる閉塞状態は
、当業界では、象牙質過敏症の臨床的緩和をもたらすものと考えられている(M.
Brannstrom and A. Astrom, J. Dent. Res.(1964) 43, 619. 625)。
【0044】 流量測定を行った処理ディスクを、化学分析用電子分光法(ESCA)および走査電
子顕微鏡法(SEM)分析に付した。これらの分析を行う前に、ディスクを脱イオン
水ですすぎ洗いしてリン酸塩緩衝液を除去し、乾燥した。
【0045】 ESCAを使用して評価した上記象牙質ディスクの表面組成を、各グループに対す
る平均として表IIIに示す。象牙質表面上の窒素のパーセントは、一般には、露
出しているコラーゲン物質(象牙質構造と一体になっている部分)の量によるもの
である。窒素の量が少ないということは、表面のコーティングが起きていること
を示している。
【0046】
【表3】
【0047】 表IIIの結果から、歯磨き剤Iの組合せ成分で処理した象牙質ディスクの表面上
に形成される堆積物の量が、練り歯磨きCで処理したディスクより実質的に多い
ことがわかる。歯磨き剤Iで処理した象牙質表面におけるSiとOの原子パーセント
は、シリカの堆積量が多いことを示している。
【0048】 表IIIの処理を施した処理象牙質表面のSEM顕微鏡写真をそれぞれ図1〜3に示す
。図3の歯磨き剤Iで処理した象牙質表面の顕微鏡写真を観察すると、象牙質細管
の閉塞が、単一成分系の練り歯磨きCによる処理に比較して実質的に完全である
ことがわかる。図2の顕微鏡写真の観察から、この比較用処理を使用した象牙質
細管の閉塞はかなり程度が低いことがわかる。リン酸塩緩衝液中でのディスクの
対照標準処理(図1の顕微鏡写真)では、象牙質細管の閉塞は示されていない。
【0049】 流量データ、ESCAデータ、およびSEMデータのいずれもが、酸性歯磨き剤成分
とアルカリ性歯磨き剤成分とのユニークな組合せ(このとき一方もしくは両方の
成分がカリウムイオン源を含有する)が象牙質過敏症に対して予想外に大きな改
善を示す、という証拠を提供している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、リン酸塩緩衝液で処理した象牙質ディスク表面の走査電子顕微鏡写真(
SEM)(倍率2000)である。
【図2】 図2は、NaMFP(0.76重量%)と硝酸カリウム(5重量%)とを含有する単一成分系歯
磨き剤(pH6.1)で処理した象牙質ディスク表面のSEM(倍率2000)である。
【図3】 図3は、NaF(0.243重量%)とKNO3(5重量%)とを含有する二成分系組合せ歯磨き剤
(NaF歯磨き剤のpHは1.3であり、KNO3歯磨き剤のpHは9.9である)で処理した象牙
質ディスク表面のSEM(倍率2000)である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年3月8日(2001.3.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 タヴス,エドワード・エイ アメリカ合衆国ニュージャージー州08824, ケンドール・パーク,キャシー・ストリー ト 17 (72)発明者 ジョジアク,マリルー・ティー アメリカ合衆国ニュージャージー州08882, サウス・リバー,バートン・アベニュー 51 (72)発明者 マスターズ,ジェームズ・ジー アメリカ合衆国ニュージャージー州08551, リンゴーズ,スティーヴン・コート 1 Fターム(参考) 4C083 AB011 AB012 AB031 AB032 AB171 AB242 AB271 AB272 AB322 AB471 AB472 AC122 AC782 AC862 AD042 AD272 AD352 CC41 DD27 EE06 EE38

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ性pHを有する第1の歯磨き剤成分と酸性pHを有する
    第2の歯磨き剤成分とを含んでいて、前記成分の少なくとも一方がカリウムイオ
    ン放出可能な化合物を含有しており、象牙質過敏症の緩和を必要とする歯に施用
    するために分配・混合されて、これにより使用者が強い過敏性減少を体験するま
    で、前記第1と第2の成分が互いに隔離状態に保持される、象牙質過敏症に関連し
    た不快や痛みを除去もしくは実質的に減少させる歯科用ニ成分系組成物。
  2. 【請求項2】 前記カリウムイオン放出可能な化合物が水溶性カリウム塩で
    ある、請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記カリウム塩が硝酸カリウムである、請求項2記載の組成
    物。
  4. 【請求項4】 前記カリウム塩が第1の歯磨き剤成分中に存在する、請求項2
    記載の組成物。
  5. 【請求項5】 フッ化物塩が組成物中に存在する、請求項4記載の組成物。
  6. 【請求項6】 前記アルカリ性歯磨き剤成分が約8〜約11のpHを有する水性
    歯磨き剤である、請求項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】 前記アルカリ性歯磨き剤成分のpHを水酸化ナトリウムで調節
    する、請求項1記載の組成物。
  8. 【請求項8】 シリカ研磨剤が歯磨き剤成分中に存在する、請求項1記載の
    組成物。
  9. 【請求項9】 前記酸性歯磨き剤成分が約1.0〜約6.0のpHを有する水性歯磨
    き剤である、請求項1記載の組成物。
  10. 【請求項10】 前記酸性歯磨き剤成分のpHをH3PO4で調節する、請求項1記
    載の組成物。
  11. 【請求項11】 (1)アルカリ性pHを有する第1の歯磨き剤成分と(2)酸性pH
    を有する第2の歯磨き剤成分とを調製すること、このとき前記成分の少なくとも
    一方が過敏性を減じるカリウムイオン放出可能な化合物を含有する; 前記第1と
    第2の成分を隔離状態にて収容すること; 前記第1と第2の成分を分配し、象牙質
    過敏症の緩和を必要とする歯に施用するために分配された成分を混合すること;
    そして混合された成分を歯に施用し、これによって使用者が強い過敏性減少を体
    験すること; を含む、象牙質過敏症に関連した不快や痛みを除去もしくは減少さ
    せるための方法。
  12. 【請求項12】 前記カリウム化合物が水溶性のカリウム塩である、請求項
    11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記カリウム塩が硝酸カリウムである、請求項10記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 前記カリウム塩が第1の歯磨き剤成分中に存在する、請求
    項12記載の方法。
  15. 【請求項15】 フッ化物塩が組成物中に存在する、請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記アルカリ性歯磨き剤成分が約8〜約11のpHを有する水
    性歯磨き剤である、請求項11記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記アルカリ性歯磨き剤成分のpHを水酸化ナトリウムでア
    ルカリ性pHに調節する、請求項11記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記酸性歯磨き剤成分が約1.0〜約6.0のpHを有する水性歯
    磨き剤である、請求項11記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記酸性歯磨き剤成分のpHをH3PO4で調節する、請求項10
    記載の方法。
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