JP2002534830A - 自動ゲイン制御閉ループを有する受信機用lna制御回路 - Google Patents
自動ゲイン制御閉ループを有する受信機用lna制御回路Info
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- JP2002534830A JP2002534830A JP2000591723A JP2000591723A JP2002534830A JP 2002534830 A JP2002534830 A JP 2002534830A JP 2000591723 A JP2000591723 A JP 2000591723A JP 2000591723 A JP2000591723 A JP 2000591723A JP 2002534830 A JP2002534830 A JP 2002534830A
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/3052—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F2200/00—Indexing scheme relating to amplifiers
- H03F2200/294—Indexing scheme relating to amplifiers the amplifier being a low noise amplifier [LNA]
Landscapes
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
被制御受信装置は、入力信号を受信する増幅回路と、前記入力信号を受信すると共に被制御信号を受信機に出力する制御回路」と、を有するように開示されている。受信機は出力信号を出力する。コントローラが前記被制御信号と前記出力信号とのそれぞれのレベルに応じて前記増幅回路のゲインを変化させる。制御回路は、前記被制御信号のレベルを表示する被制御表示信号を出力し、前記受信機が前記出力信号レベルを表示する出力表示信号を出力する。前記被制御表示信号および前記出力表示信号は、コンパれーたにより、それぞれ参照レベルおよびしきい値レベルと比較されて、前記コントローラにより用いられる制御信号を生成すると共に、増幅回路のゲインを変化させている。
Description
【0001】
本発明は、無線通信の分野に関し、特に自動ゲイン制御(AGC―Automatic
Gain Cotrol ―)閉ループを用いて制御される調整可能なゲインによる低雑音増
幅器(LNA―Low Noise Amplifier ―)を有する受信機における電力制御に関
するものである。
Gain Cotrol ―)閉ループを用いて制御される調整可能なゲインによる低雑音増
幅器(LNA―Low Noise Amplifier ―)を有する受信機における電力制御に関
するものである。
【0002】
幾つかの異なる変調方式(スキーム―scheme―)が、無線移動電話用に用いら
れている。1つの変調方式としては、コード分割多重アクセス(CDMA―Code
Division multiple Access ―)方式があり、この方式においては、信号が広帯
域であると共に幾つかのチャンネルを占有している。この方式は、周波数分割多
重アクセス(FDMA―Frequency Division Multiple Access―)方式とは著し
く異なっており、このFDMA方式においては、信号は狭帯域であると共に1度
に1つのチャンネルしか占有することができない。CDMAを用いる無線電話に
おける任意的な性能のために、チャンネル内での転送信号の電力レベルは、注意
深く制御されているべきである。
れている。1つの変調方式としては、コード分割多重アクセス(CDMA―Code
Division multiple Access ―)方式があり、この方式においては、信号が広帯
域であると共に幾つかのチャンネルを占有している。この方式は、周波数分割多
重アクセス(FDMA―Frequency Division Multiple Access―)方式とは著し
く異なっており、このFDMA方式においては、信号は狭帯域であると共に1度
に1つのチャンネルしか占有することができない。CDMAを用いる無線電話に
おける任意的な性能のために、チャンネル内での転送信号の電力レベルは、注意
深く制御されているべきである。
【0003】 CDMA方式のネットワークにおいては、例えば先端移動体電話サービス(A
MPS―Advanced Mobile Phone Service ―)のような他の競合するネットワー
クからの導入(induced)インターフェースが、音声品質における悪影響を与えて
いることが認識されている。理論的には、このインターフェースは、個々の交換
機を特定用途のための周波数帯に割り当てることにより最小化可能なものである
。しかしながら、移動局(MS―Mobile Station―)は、この移動局が競合相手
の基地局に極めて接近した範囲内に移動してきたときに、競合相手の導入インタ
ーフェースを経験することになる。このことは、性能を低下させると共に発呼が
失われることになるドロップコール(drop call ―遮断呼―)さえをも生じさせ
ることにもなる。
MPS―Advanced Mobile Phone Service ―)のような他の競合するネットワー
クからの導入(induced)インターフェースが、音声品質における悪影響を与えて
いることが認識されている。理論的には、このインターフェースは、個々の交換
機を特定用途のための周波数帯に割り当てることにより最小化可能なものである
。しかしながら、移動局(MS―Mobile Station―)は、この移動局が競合相手
の基地局に極めて接近した範囲内に移動してきたときに、競合相手の導入インタ
ーフェースを経験することになる。このことは、性能を低下させると共に発呼が
失われることになるドロップコール(drop call ―遮断呼―)さえをも生じさせ
ることにもなる。
【0004】 競合相手のインターフェースが異なる周波数帯域に存在している場合であって
も、例えば低雑音増幅器(LNA)のような受信機内の構成要素における非線形
性は、同一チャンネル干渉や隣接チャンネル干渉の原因となる、MIMとして引
用される相互変調を起こさせることになる。このMIM(相互変調)の大きな原
因は、LNAである。本発明は、同一チャンネル干渉を最少化し、これによって
受信機の性能を向上させる技術に関するものである。
も、例えば低雑音増幅器(LNA)のような受信機内の構成要素における非線形
性は、同一チャンネル干渉や隣接チャンネル干渉の原因となる、MIMとして引
用される相互変調を起こさせることになる。このMIM(相互変調)の大きな原
因は、LNAである。本発明は、同一チャンネル干渉を最少化し、これによって
受信機の性能を向上させる技術に関するものである。
【0005】
本発明の目的は、従来の受信装置における上記問題点を解消する被制御受信装
置および制御方法を提供することにある。
置および制御方法を提供することにある。
【0006】 本発明の他の方法は、性能への悪影響を最少化する被制御受信装置および方法
を提供することにある。
を提供することにある。
【0007】 本発明のさらに他の目的は、帯域干渉の範囲外となるのを最少化すると共に受
信機の性能を向上させる被制御受信装置および方法を提供することにある。
信機の性能を向上させる被制御受信装置および方法を提供することにある。
【0008】 本発明のさらに異なる目的は、低雑音増幅器(LNA)のゲインを、ゲインス
テップスの離散により最適な値とするように動的に調整する被制御受信装置およ
び方法を提供することにある。
テップスの離散により最適な値とするように動的に調整する被制御受信装置およ
び方法を提供することにある。
【0009】
本発明は、入力信号を受信する増幅回路と、この入力信号を受信すると共に受
信機に対して被制御信号を出力する制御回路と、を有する被制御受信装置を提供
することによって、上記目的および他の目的を達成する。受信機は出力信号を出
力する。コントローラは、前記被制御信号および前記出力信号のレベルに応じて
増幅回路のゲインを変化させている。
信機に対して被制御信号を出力する制御回路と、を有する被制御受信装置を提供
することによって、上記目的および他の目的を達成する。受信機は出力信号を出
力する。コントローラは、前記被制御信号および前記出力信号のレベルに応じて
増幅回路のゲインを変化させている。
【0010】 制御回路は、前記被制御信号のレベルを表示可能な被制御表示信号を出力し、
前記受信機は、前記出力信号レベルを表示する出力表示信号を出力している。前
記被制御表示信号および前記出力表示信号は、例えば比較器を用いて、それぞれ
の参照値またはしきい値と比較され、コントローラを用いて制御信号が生成され
ると共に増幅回路のゲインを変化させている。
前記受信機は、前記出力信号レベルを表示する出力表示信号を出力している。前
記被制御表示信号および前記出力表示信号は、例えば比較器を用いて、それぞれ
の参照値またはしきい値と比較され、コントローラを用いて制御信号が生成され
ると共に増幅回路のゲインを変化させている。
【0011】 具体的には、コントローラは、前記出力信号が出力しきい値レベルよりも小さ
く、かつ、前記被制御信号が制御しきい値レベルよりも大きいときに、増幅回路
のゲインを減少させる。さらに、コントローラは、前記出力信号が前記出力しき
い値レベルよりも小さく、かつ、前記被制御信号が前記表示しきい値レベルより
も小さいときに、増幅回路のゲインを増加させる。さらにまた、コントローラは
前記出力信号が前記出力しきい値レベルよりも大きいときに、増幅回路のゲイン
が変化しないように保持させている。
く、かつ、前記被制御信号が制御しきい値レベルよりも大きいときに、増幅回路
のゲインを減少させる。さらに、コントローラは、前記出力信号が前記出力しき
い値レベルよりも小さく、かつ、前記被制御信号が前記表示しきい値レベルより
も小さいときに、増幅回路のゲインを増加させる。さらにまた、コントローラは
前記出力信号が前記出力しきい値レベルよりも大きいときに、増幅回路のゲイン
が変化しないように保持させている。
【0012】 他の実施の態様においては、以下のステップを備える制御方法が開示されてい
る: そのステップは、増幅回路のゲインを増加させるステップであり、この増幅回
路はこれに接続された制御回路より出力された被制御信号が被制御しきい値レベ
ルよりも小さくてこの制御回路に接続された受信機の出力信号が出力しきい値レ
ベルよりも小さいときに、入力信号を受信しており、さらに、 前記被制御信号が前記被制御しきい値レベルよりも大きくて前記出力信号が前
記出力しきい値レベルよりも小さいときに、前記ゲインを減少させるステップで
ある。
る: そのステップは、増幅回路のゲインを増加させるステップであり、この増幅回
路はこれに接続された制御回路より出力された被制御信号が被制御しきい値レベ
ルよりも小さくてこの制御回路に接続された受信機の出力信号が出力しきい値レ
ベルよりも小さいときに、入力信号を受信しており、さらに、 前記被制御信号が前記被制御しきい値レベルよりも大きくて前記出力信号が前
記出力しきい値レベルよりも小さいときに、前記ゲインを減少させるステップで
ある。
【0013】 更なるステップは、前記出力信号が前記出力しきい値レベルよりも大きいとき
に、前記ゲインを変化させないように維持させるステップである。
に、前記ゲインを変化させないように維持させるステップである。
【0014】
この発明の更なる特徴および長所は、この発明の好適な実施形態を特定しかつ
示すと共に同様の構成要素が図面を通して同一の参照符号により表示されている
添付された図面を参照して、以下の詳細な説明を考慮することによって、より容
易に明らかとなるであろう。
示すと共に同様の構成要素が図面を通して同一の参照符号により表示されている
添付された図面を参照して、以下の詳細な説明を考慮することによって、より容
易に明らかとなるであろう。
【0015】 本発明は、一般的にはスペクトラム拡散信号を用いる通信方法に係り、特に、
IS−95CDMA通信標準における調整可能なゲインを有する低雑音増幅器(
LNA)を制御することによって、相互変調干渉を低減させるようにした方法に
関する。
IS−95CDMA通信標準における調整可能なゲインを有する低雑音増幅器(
LNA)を制御することによって、相互変調干渉を低減させるようにした方法に
関する。
【0016】 図1は、自動ゲイン制御(AGC)回路により制御されるべき信号を受信する
被制御受信装置100を示している。被制御受信装置100は、改善された品質
を有し、劣化させることなく信号レベルを変化させる信号を検出することが可能
である。このことは、コントローラ110を用いる前端側のLNA105のゲイ
ンを制御することによって達成され、コントローラ110においてはLNAの非
線形性の悪影響が小さくされることになる。
被制御受信装置100を示している。被制御受信装置100は、改善された品質
を有し、劣化させることなく信号レベルを変化させる信号を検出することが可能
である。このことは、コントローラ110を用いる前端側のLNA105のゲイ
ンを制御することによって達成され、コントローラ110においてはLNAの非
線形性の悪影響が小さくされることになる。
【0017】 特に、LNA105の」非線形性に起因して、前記受信装置100の動作周波
数の範囲内ではない帯域外(out-of-band)干渉が、帯域内(in-band)干渉を生
成する虞れがある。しかしながら、これらの干渉が最少化可能であることにより
受信機の性能の向上が得られると共にこの発明に係る被制御受信装置100およ
び検出方法を用いることになり、したがって、これらにおいては、例えばLNA
=s非線形に起因する誤りを訂正するために、LNA105のゲインが変更され
る。
数の範囲内ではない帯域外(out-of-band)干渉が、帯域内(in-band)干渉を生
成する虞れがある。しかしながら、これらの干渉が最少化可能であることにより
受信機の性能の向上が得られると共にこの発明に係る被制御受信装置100およ
び検出方法を用いることになり、したがって、これらにおいては、例えばLNA
=s非線形に起因する誤りを訂正するために、LNA105のゲインが変更され
る。
【0018】 さらに、被制御受信装置100はLNA105のゲインを増加させることによ
り低電力信号を検出することができると共に、LNA105のゲインを減少させ
ることにより飽和を生じさせることなく高電力信号を検出することができる。L
NA105の出力は、最終的には、例えばRAKE受信機よりなる受信機ユニッ
ト115に供給される。
り低電力信号を検出することができると共に、LNA105のゲインを減少させ
ることにより飽和を生じさせることなく高電力信号を検出することができる。L
NA105の出力は、最終的には、例えばRAKE受信機よりなる受信機ユニッ
ト115に供給される。
【0019】 セルラー無線チャンネルにおいては、具体的にはアンテナにより受信される入
力無線周波数(RF―Radio Frequency ―)信号120が、入力エネルギーを上
回る70dBに順じたエネルギーを有する強力な連続波形(CW―Continuous-
Waveform―)干渉調波を含んでいる可能性もある。例えば広帯域フィルタのよう
なフィルタ125が、被受信エネルギーを制限するために受信機の前端側に用い
られている。この技術分野で良く知られているように、下流側に設けられた付加
的フィルタは、入力信号120の中に現れている帯域外干渉を弱めるために用い
られている。具体的には、帯域外フィルタリングは、RF(無線周波数)信号を
中間周波数(IF―Intermediate Frequnecy―)信号にダウンコンバートした後
に行なわれる。
力無線周波数(RF―Radio Frequency ―)信号120が、入力エネルギーを上
回る70dBに順じたエネルギーを有する強力な連続波形(CW―Continuous-
Waveform―)干渉調波を含んでいる可能性もある。例えば広帯域フィルタのよう
なフィルタ125が、被受信エネルギーを制限するために受信機の前端側に用い
られている。この技術分野で良く知られているように、下流側に設けられた付加
的フィルタは、入力信号120の中に現れている帯域外干渉を弱めるために用い
られている。具体的には、帯域外フィルタリングは、RF(無線周波数)信号を
中間周波数(IF―Intermediate Frequnecy―)信号にダウンコンバートした後
に行なわれる。
【0020】 LNA105に対して供給される入力信号120における帯域外CW調波の出
現において、帯域内干渉、すなわち帯域内CW調波は、第3順位の遮断点(IP
3)特性として知られている、LNA105の非線形性に起因して生成されてい
ることは注目に値することである。この(IP3)特性は、隣接するまたは近傍
のユーザからの干渉に対する無線感受性を説明する受信機の相互変調(MIM)
性能を予測している。言い換えると、帯域内CW干渉は、信号および受信機性能
を低下させている。例えば、帯域内CW干渉は、具体的な受信機の中に設けられ
ているアナログ/デジタル(A/D)コンバータを飽和させている。また、生成
された帯域内CW干渉または調波の電力が、LNA105のゲインに正比例して
いることも注目に値することである。
現において、帯域内干渉、すなわち帯域内CW調波は、第3順位の遮断点(IP
3)特性として知られている、LNA105の非線形性に起因して生成されてい
ることは注目に値することである。この(IP3)特性は、隣接するまたは近傍
のユーザからの干渉に対する無線感受性を説明する受信機の相互変調(MIM)
性能を予測している。言い換えると、帯域内CW干渉は、信号および受信機性能
を低下させている。例えば、帯域内CW干渉は、具体的な受信機の中に設けられ
ているアナログ/デジタル(A/D)コンバータを飽和させている。また、生成
された帯域内CW干渉または調波の電力が、LNA105のゲインに正比例して
いることも注目に値することである。
【0021】 フィルタ125の出力は、増幅のためにLNA105に供給されるフィルタさ
れた信号である。しかしながら、大きなCW調波の出現において、また、A/D
コンバータの制限されたダイナミックレンジ(動作範囲)を原因として、このシ
ステムのA/Dコンバータは飽和方向に駆動される虞れが有り、このため受信機
100の性能を低下させることになる。したがって、低雑音増幅器105は、受
信信号電力を制限するように変化させられる可変ゲインを有する受信機の前端側
に用いられている。
れた信号である。しかしながら、大きなCW調波の出現において、また、A/D
コンバータの制限されたダイナミックレンジ(動作範囲)を原因として、このシ
ステムのA/Dコンバータは飽和方向に駆動される虞れが有り、このため受信機
100の性能を低下させることになる。したがって、低雑音増幅器105は、受
信信号電力を制限するように変化させられる可変ゲインを有する受信機の前端側
に用いられている。
【0022】 LNA105の出力は、RF信号をまずIF信号にダウンコンバート(変換)
し、その後ベースバンド信号に変換するダウンコンバータ130の前端側に設け
られている。ベースバンド信号は、この信号をデジタル化してAGCユニット1
40にデジタル信号を供給するA/Dコンバータ135に供給されている。この
AGCユニット140は、変化しているAGC入力信号を安定化させて安定信号
を出力する。
し、その後ベースバンド信号に変換するダウンコンバータ130の前端側に設け
られている。ベースバンド信号は、この信号をデジタル化してAGCユニット1
40にデジタル信号を供給するA/Dコンバータ135に供給されている。この
AGCユニット140は、変化しているAGC入力信号を安定化させて安定信号
を出力する。
【0023】 図1において、AGCユニット140は、A/Dコンバータ135と結合され
て示されており、無線通信の技術分野における通常の知識を有する技術者により
理解されるように、このAGC140は、デジタル/アナログ(D/A)コンバ
ータや電圧制御増幅器(VGA―Voltage Controlled Amplifier―)のような相
互接続回路素子を含んでいる。具体的には、このAGC140は、VGAのゲイ
ンが一定の出力信号を維持するように変化させられる閉ループAGCである。
て示されており、無線通信の技術分野における通常の知識を有する技術者により
理解されるように、このAGC140は、デジタル/アナログ(D/A)コンバ
ータや電圧制御増幅器(VGA―Voltage Controlled Amplifier―)のような相
互接続回路素子を含んでいる。具体的には、このAGC140は、VGAのゲイ
ンが一定の出力信号を維持するように変化させられる閉ループAGCである。
【0024】 この技術分野において良く知られておりように、ダウンコンバータ130は、
RF信号またはIF信号および局部発振信号を受信してベースバンド信号または
位相内で90度(90E)離れた例えばI信号およびQ信号等の信号を出力する
ミキサを備えている。ベースバンド信号は、A/Dコンバータ135により、更
なるデジタル処理のためにデジタル形式に変換される。この処理されたデジタル
信号は、VGAを制御するのに用いられるため、D/Aコンバータによりアナロ
グ形式に変換される。
RF信号またはIF信号および局部発振信号を受信してベースバンド信号または
位相内で90度(90E)離れた例えばI信号およびQ信号等の信号を出力する
ミキサを備えている。ベースバンド信号は、A/Dコンバータ135により、更
なるデジタル処理のためにデジタル形式に変換される。この処理されたデジタル
信号は、VGAを制御するのに用いられるため、D/Aコンバータによりアナロ
グ形式に変換される。
【0025】 図2には、例示的な離散的時間AGCループ200が示されており、このルー
プ200は、チャンネル特性に起因して広げられるように変化する信号レベルを
安定化させる1つのチャンネル受信機の前端に用いられている。このループに入
力される受信信号rn は、VGA210からの信号をも受信しているミキサ2
05に供給されている。ミキサー205から出力される混合された信号は、その
出力が加算器220に供給される自乗ユニット215に供給されている。所望信
号レベルを示す定数Pd が、例えば加算器220により加算されることにより
、自乗ユニット215の出力と結合されて、誤差信号en が生成される。例え
ば定数μのような重付け要素が、例えば乗算器230を用いて、前記誤差信号e n に結合されている。
プ200は、チャンネル特性に起因して広げられるように変化する信号レベルを
安定化させる1つのチャンネル受信機の前端に用いられている。このループに入
力される受信信号rn は、VGA210からの信号をも受信しているミキサ2
05に供給されている。ミキサー205から出力される混合された信号は、その
出力が加算器220に供給される自乗ユニット215に供給されている。所望信
号レベルを示す定数Pd が、例えば加算器220により加算されることにより
、自乗ユニット215の出力と結合されて、誤差信号en が生成される。例え
ば定数μのような重付け要素が、例えば乗算器230を用いて、前記誤差信号e n に結合されている。
【0026】 乗算器230によって重付けがなされた誤差信号は、例えば加算器240のよ
うな第2の結合部を通過して、例えばループフィルタ250へと供給される。ル
ープフィルタ250の出力vn は、第2の加算器240へとフィードバック(
帰還)される。さらに、フィルタ出力vn は、xがループフィルタ250の出
力すなわちvn で、gおよびαが定数である「Geαx」によって説明される
指数特性を有する出力を具体的には有するVGA210を介して、第1の乗算器
またはミキサ205にフィードバックされている。所望によりまたは要求される
ところにより、A/DおよびD/Aコンバータが設けられていても良い。例えば
、A/Dコンバータは、ミキサ205と自乗ユニット215との間に設けられて
いても良く、また、D/Aコンバータはループフィルタ250とVGA210と
の間に設けられていても良い。
うな第2の結合部を通過して、例えばループフィルタ250へと供給される。ル
ープフィルタ250の出力vn は、第2の加算器240へとフィードバック(
帰還)される。さらに、フィルタ出力vn は、xがループフィルタ250の出
力すなわちvn で、gおよびαが定数である「Geαx」によって説明される
指数特性を有する出力を具体的には有するVGA210を介して、第1の乗算器
またはミキサ205にフィードバックされている。所望によりまたは要求される
ところにより、A/DおよびD/Aコンバータが設けられていても良い。例えば
、A/Dコンバータは、ミキサ205と自乗ユニット215との間に設けられて
いても良く、また、D/Aコンバータはループフィルタ250とVGA210と
の間に設けられていても良い。
【0027】 図1に戻って、AGC140により受信された受信信号rn は、複合値信号
であり、例えば、同相成分ri,n と直角位相成分rq,n とを含んでいる
。それゆえに、自乗ユニット215の自乗演算は、「ri,n 2 +rq,n 2 」関数式により行なわれる。
であり、例えば、同相成分ri,n と直角位相成分rq,n とを含んでいる
。それゆえに、自乗ユニット215の自乗演算は、「ri,n 2 +rq,n 2 」関数式により行なわれる。
【0028】 図1に示されるように、AGC140からの安定信号は、検出器または例えば
RAKE受信機115等の受信機に供給され、このRAKE受信機115は転送
されてきた情報を引き算するための信号を復調する。ダウンコンバータ130に
よりダウンコンバージョンが行なわれた後に、入力信号120が、2つのA/D
コンバータ、すなわちそれぞれの成分毎に1つのA/Dコンバータを必要とする
であろう同相成分および直角位相成分を有し得ることに注目すべきである。
RAKE受信機115等の受信機に供給され、このRAKE受信機115は転送
されてきた情報を引き算するための信号を復調する。ダウンコンバータ130に
よりダウンコンバージョンが行なわれた後に、入力信号120が、2つのA/D
コンバータ、すなわちそれぞれの成分毎に1つのA/Dコンバータを必要とする
であろう同相成分および直角位相成分を有し得ることに注目すべきである。
【0029】 さらに、AGC140が、具体的にはその振幅がAGC出力信号の振幅の関数
として変化する信号である受信信号強度表示(以下RSSI―Received signal
Strength Indicator―と略記する)信号を出力する検出器を備えている。同様に
前記RAKE受信機は、このRAKE受信機におけるフィンガー数であるN個の
パイロット電力信号の合計である信号を出力している。各々のパイロット電力信
号は、与えられたフィンガーに起因するパイロット電力を表示している。
として変化する信号である受信信号強度表示(以下RSSI―Received signal
Strength Indicator―と略記する)信号を出力する検出器を備えている。同様に
前記RAKE受信機は、このRAKE受信機におけるフィンガー数であるN個の
パイロット電力信号の合計である信号を出力している。各々のパイロット電力信
号は、与えられたフィンガーに起因するパイロット電力を表示している。
【0030】 前記RSSI信号およびパイロット電力信号の合計は、個々の比較器に供給さ
れる。特に、このRSSI信号は、RSSI比較器150として引用される第1
の電圧比較器150に供給され、パイロット電力信号の合計は、パイロット比較
器155として引用される第2の電圧比較器155に供給されている。それぞれ
の比較器150,155はまた、それぞれ自身の参照信号を受信し、すなわち、
RSSI比較器150がRSSI参照電圧信号Trを受信すると、パイロット比
較器155はパイロット参照電圧信号Tpを受信することになる。
れる。特に、このRSSI信号は、RSSI比較器150として引用される第1
の電圧比較器150に供給され、パイロット電力信号の合計は、パイロット比較
器155として引用される第2の電圧比較器155に供給されている。それぞれ
の比較器150,155はまた、それぞれ自身の参照信号を受信し、すなわち、
RSSI比較器150がRSSI参照電圧信号Trを受信すると、パイロット比
較器155はパイロット参照電圧信号Tpを受信することになる。
【0031】 比較器150,155の出力160,165は、受信された信号レベルの全体
が、しきい値信号Tr,Tpよりもそれぞれ大きいのか小さいのかに依存する2
つの状態をそれぞれ切り換える。比較器出力160,165は、コントローラ1
10に接続されており、このコントローラ11は例えばマイクロコントローラで
ある。このマイクロコントローラ110からの制御信号170は、LNA105
の制御ポート175に供給されている。
が、しきい値信号Tr,Tpよりもそれぞれ大きいのか小さいのかに依存する2
つの状態をそれぞれ切り換える。比較器出力160,165は、コントローラ1
10に接続されており、このコントローラ11は例えばマイクロコントローラで
ある。このマイクロコントローラ110からの制御信号170は、LNA105
の制御ポート175に供給されている。
【0032】 LNA105を制御するためのパラメータの設定は、無線チャンネルの実際の
パラメータに依存している。これらのパラメータは、結合されたLNAの測定ま
たはシミュレーションによって得られても良いし、自動ゲイン制御ループを受け
入れても良い。特に、LNA105を制御するために用いられるパラメータは、
以下の入力に基づいている: (1)パイロット電力の合計によって表現されるような、RAKE受信機11
5から供給される受信信号電力の全ての電力;および (2)AGC140からの最も強いパイロット信号の受信信号強度表示(RS
SI)。
パラメータに依存している。これらのパラメータは、結合されたLNAの測定ま
たはシミュレーションによって得られても良いし、自動ゲイン制御ループを受け
入れても良い。特に、LNA105を制御するために用いられるパラメータは、
以下の入力に基づいている: (1)パイロット電力の合計によって表現されるような、RAKE受信機11
5から供給される受信信号電力の全ての電力;および (2)AGC140からの最も強いパイロット信号の受信信号強度表示(RS
SI)。
【0033】 LNA105のゲインは、マイクロコントローラ110への2つの入力160
,165に基づいて調整される。その調整は、例えば、AGCループが最小のフ
レームエラレート(FER―Frame Error Rate―)すなわち最適なシステム性能
および最少の電力消費となるように動作することにより行なわれている。LNA
が一定のゲインに設定されたりオン・オフゲインスイッチにより動作させている
従来の受信システムとは異なって、LNAのゲイン調整がマイクロコントローラ
110の2つの入力160,165に基づいているこの制御された受信装置10
0は、このシステムが、システム性能を最大にすることができるような最適な値
にLNAゲインを設定できるようにしている。
,165に基づいて調整される。その調整は、例えば、AGCループが最小のフ
レームエラレート(FER―Frame Error Rate―)すなわち最適なシステム性能
および最少の電力消費となるように動作することにより行なわれている。LNA
が一定のゲインに設定されたりオン・オフゲインスイッチにより動作させている
従来の受信システムとは異なって、LNAのゲイン調整がマイクロコントローラ
110の2つの入力160,165に基づいているこの制御された受信装置10
0は、このシステムが、システム性能を最大にすることができるような最適な値
にLNAゲインを設定できるようにしている。
【0034】 このLNAゲインは、例えば、LNAゲイン調整のための種々の状態を示す表
(テーブル)1に纏められているように、以下の規則に従って、ゲインの段階を
上方または下方に離散させることによって調整されている。
(テーブル)1に纏められているように、以下の規則に従って、ゲインの段階を
上方または下方に離散させることによって調整されている。
【0035】
【表1】 表1に示されているように、LNAゲインを調整するのには以下の規則が用い
られている: 1.AGC140からのRSSI信号によって表現されるように、もしも全て
の信号電力が、設定されたRSSI信号電力しきい値Tr以上であり、かつ、パ
イロットRSSIp(これはパイロット電力の合計であるので)として引用され
ているものをも含むパイロット電力の合計が設定されたパイロットしきい値Tp
以上であるならば、そのときのLNAゲインは変化することがなくて、そのまま
である。
られている: 1.AGC140からのRSSI信号によって表現されるように、もしも全て
の信号電力が、設定されたRSSI信号電力しきい値Tr以上であり、かつ、パ
イロットRSSIp(これはパイロット電力の合計であるので)として引用され
ているものをも含むパイロット電力の合計が設定されたパイロットしきい値Tp
以上であるならば、そのときのLNAゲインは変化することがなくて、そのまま
である。
【0036】 2.もしもAGC140からのRSSI信号が設定されたRSSI電力しきい
値Tr以上であり、かつ、パイロット電力の合計が設定されたパイロットしきい
値Tpよりも小さいならば、そのときには非常に大きな干渉がシステムのA/D
コンバータに負荷として加えられる虞れがあり、また、他の条件が満たされるか
最小のLNAゲインLmin に至るまで、LNAのゲインは離散的なステップ
の中で減少させられる。
値Tr以上であり、かつ、パイロット電力の合計が設定されたパイロットしきい
値Tpよりも小さいならば、そのときには非常に大きな干渉がシステムのA/D
コンバータに負荷として加えられる虞れがあり、また、他の条件が満たされるか
最小のLNAゲインLmin に至るまで、LNAのゲインは離散的なステップ
の中で減少させられる。
【0037】 3.もしもAGC140からのRSSI信号が、設定されたRSSI信号電力
しきい値Trよりも小さく、かつ、パイロット電力の合計が設定されたパイロッ
トしきい値Tp以上であるならば、このときのこのシステムは、無視し得る干渉
の存在の中で動作しており、LNAゲインは変化することがなくて、そのままで
ある。
しきい値Trよりも小さく、かつ、パイロット電力の合計が設定されたパイロッ
トしきい値Tp以上であるならば、このときのこのシステムは、無視し得る干渉
の存在の中で動作しており、LNAゲインは変化することがなくて、そのままで
ある。
【0038】 4.もしもAGC140からのRSSI信号が、設定されたRSSI信号電力
しきい値Trよりも小さく、かつ、パイロット電力の合計が設定されたパイロッ
トしきい値Tpよりも小さいならば、このときの信号電力は非常に小さくなり、
また、LNAゲインは他の条件が満たされるかLNA最大ゲインLmax に至
るまで、LNAのゲインは離散的なステップの中で増加させられる。
しきい値Trよりも小さく、かつ、パイロット電力の合計が設定されたパイロッ
トしきい値Tpよりも小さいならば、このときの信号電力は非常に小さくなり、
また、LNAゲインは他の条件が満たされるかLNA最大ゲインLmax に至
るまで、LNAのゲインは離散的なステップの中で増加させられる。
【0039】 例示的には、LNAの回路構成は、10dBの最大ゲイン(Lmax =10
dB)を与えるように設計されており、LNAゲインは、0dBの最小ゲイン(
Lmin =TDB)と例えば10dBの最大ゲインLmax との間のゲイン
ステップを離散させることによって、調整される。AGC140からのRSSI
信号によって表現されるような全体の受信信号電力用のしきい値Trは、図2に
示されるようなAGCループにおける所望電力Pdの値に依存している。パイロ
ット信号しきい値Tpは、全ての転送パイロットエネルギーの関数として決定さ
れている。300Hzのドップラー(Doppler) を有する減衰(fading)チャン
ネルにおけるIS−95信号、およびPd=0.625で設定するAGC所望電
力のために、LNAおよびAGCが結合されたシステム100のシミュレーショ
ンは、Tr=0.04でTp=8000イールド(歩留まり)の飽和性能の値を
示している。
dB)を与えるように設計されており、LNAゲインは、0dBの最小ゲイン(
Lmin =TDB)と例えば10dBの最大ゲインLmax との間のゲイン
ステップを離散させることによって、調整される。AGC140からのRSSI
信号によって表現されるような全体の受信信号電力用のしきい値Trは、図2に
示されるようなAGCループにおける所望電力Pdの値に依存している。パイロ
ット信号しきい値Tpは、全ての転送パイロットエネルギーの関数として決定さ
れている。300Hzのドップラー(Doppler) を有する減衰(fading)チャン
ネルにおけるIS−95信号、およびPd=0.625で設定するAGC所望電
力のために、LNAおよびAGCが結合されたシステム100のシミュレーショ
ンは、Tr=0.04でTp=8000イールド(歩留まり)の飽和性能の値を
示している。
【0040】 れいじてきには、制御された受信装置100は、例えばセルラー型のCDMA
電話機のようなコード分割多重アクセス(CDMA)変調機能を有する無線の電
話機または受話器に用いられている。
電話機のようなコード分割多重アクセス(CDMA)変調機能を有する無線の電
話機または受話器に用いられている。
【0041】 この発明は、例示的で好適な実施形態に関連づけて、特に図示されまた説明さ
れているが、上述されている特許請求の範囲により制限されるであろうこの発明
の趣旨と範囲から離れることがない限り、この技術分野において通常知識を有す
る技術者が形式的および具体的に上述した説明や変形を行なうであろうことは理
解されるであろう。
れているが、上述されている特許請求の範囲により制限されるであろうこの発明
の趣旨と範囲から離れることがない限り、この技術分野において通常知識を有す
る技術者が形式的および具体的に上述した説明や変形を行なうであろうことは理
解されるであろう。
【図1】 可変ゲイン低雑音増幅器(LNA)および自動ゲイン制御(AGC)回路を有
する本発明に係る被制御受信装置を示すブロック図である。
する本発明に係る被制御受信装置を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す本発明に係る自動ゲイン制御(AGC)閉ループをより詳細に示す
ブロック図である。
ブロック図である。
100 被制御受信装置 105 増幅回路 110 コントローラ 115 受信機 120 入力信号 125 フィルタ 130 ダウンコンバータ 135 制御回路(AID) 140 制御回路(AGC) 145 出力信号 150 第1の比較器(RSSI比較器) 155 第2の比較器(パイロット比較器) 160 第1の制御信号 165 第2の制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アントワーヌ、ジェー.ローファエル オランダ国5656、アーアー、アインドーフ ェン、プロフ.ホルストラーン、6 (72)発明者 マリアム、モタメド オランダ国5656、アーアー、アインドーフ ェン、プロフ.ホルストラーン、6 Fターム(参考) 5J100 JA01 LA09 LA11 QA01 SA02 5K061 BB12 CC52 JJ06
Claims (11)
- 【請求項1】 入力信号を受信する増幅回路と、 前記入力信号を受信すると共に被制御信号を出力する制御回路と、 前記被制御信号を受信すると共に出力信号を出力する受信機と、そして、 前記被制御信号のレベルおよび前記出力信号のレベルに応じて、前記増幅回路
のゲインを変化させるコントローラと、 を備える被制御受信装置。 - 【請求項2】 前記コントローラは、前記増幅回路および前記受信機よりなる第1のフィード
バックループに接続されると共に、前記増幅回路および前記制御回路よりなる第
2のフィードバックループに接続されている請求項1に記載の被制御受信装置。 - 【請求項3】 前記増幅回路は、可変ゲインを有する低雑音増幅回路を含む請求項1に記載の
被制御受信回路。 - 【請求項4】 前記制御回路は、前記被制御信号のレベルを表示する被制御表示信号を出力す
ると共に前記受信機は前記出力信号のレベルを表示する出力表示信号を出力し、
前記被制御表示信号および前記被制御表示信号は、前記コントローラにより用い
られる制御信号を生成し、かつ、前記増幅回路の前記ゲインを変化させるために
、それぞれ参照値と比較されていることを特徴とする請求項1に記載の被制御受
信回路。 - 【請求項5】 前記制御回路により受信されると共に前記被制御信号のレベルを表示する被制
御表示信号を、第1の所定値と比較して前記コントローラに対して第1の制御信
号を供給する第1の比較器と、前記受信機により受信されると共に前記出力信号
のレベルを表示する出力表示信号を、第2の所定値と比較して前記コントローラ
に対して第2の制御信号を供給する第2の比較器と、をさらに備えた請求項1に
記載の被制御受信装置。 - 【請求項6】 前記コントローラは、前記出力信号が出力しきい値レベルよりも小さく、かつ
、前記被制御信号が表示しきい値レベルよりも大きいときに、前記ゲインを減少
させる請求項1に記載の被制御受信装置。 - 【請求項7】 前記コントローラは、前記出力信号が出力しきい値レベルよりも小さく、かつ
、前記被制御信号が表示しきい値レベルよりも小さいときに、前記ゲインを増加
させる請求項1に記載の被制御受信装置。 - 【請求項8】 前記コントローラは、前記出力信号が出力しきい値レベルよりも大きいときに
前記ゲインを変化させないように保持する請求項1に記載の被制御受信装置。 - 【請求項9】 入力信号を受信する増幅回路に接続された制御回路からの被制御信号が被制御
しきい値レベルよりも小さくて、かつ、前記制御回路に接続された受信機の出力
信号が出力しきい値レベルよりも小さいときに、前記増幅回路のゲインを増加さ
せる手段と、 前記被制御信号が前記被制御しきい値レベルよりも大きく、かつ、前記出力信
号が前記出力しきい値レベルよりも小さいときに、前記ゲインを減少させる手段
と、 を備える受信装置。 - 【請求項10】 前記出力信号が前記出力しきい値レベルよりも大きいときに、前記ゲインを変
化させないように保持する手段をさらに備える受信装置。 - 【請求項11】 被制御受信装置を制御する方法であって、 増幅回路に接続された制御回路からの被制御信号が被制御敷地値レベルよりも
小さく、かつ、前記制御回路に接続された受信機の出力信号が出力しきい値レベ
ルよりも小さいときに、前記増幅回路のゲインを増加させるステップと、 前記被制御信号が前記被制御しきい値レベルよりも大きく、かつ、前記出力信
号が前記出力しきい値レベルよりも小さいときに、前記ゲインを減少させるステ
ップと、 前記出力信号が前記出力しきい値レベルよりも大きいときに、前記ゲインを変
化させないように保持するステップと、 を備える被制御装置の制御方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US09/222,400 | 1998-12-29 | ||
US09/222,400 US6324387B1 (en) | 1998-12-29 | 1998-12-29 | LNA control-circuit for receive closed loop automatic gain control |
PCT/EP1999/010194 WO2000039924A1 (en) | 1998-12-29 | 1999-12-17 | Lna control-circuit for a receiver having closed loop automatic gain control |
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---|---|
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Family Applications (1)
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- 1999-12-17 KR KR1020007009345A patent/KR20010041252A/ko not_active Application Discontinuation
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