JP2002527559A - 着色、成形された固形ワックス物品 - Google Patents
着色、成形された固形ワックス物品Info
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Abstract
(57)【要約】
長期の色貯蔵寿命を有する着色されたワックスをベースとした固形物を開示する。本発明は、天然および/または合成ワックスと、着色剤と、有効量の本文に定義した記号を有する式(1)の化合物とを含む。この製品の好ましい実施形態は、紫外線分光光度計を使用して、メタノール、トルエンまたはクロロホルムのいずれか中で測定して、400nm以下の波長でグラム−cm当たり70リットル以上の紫外線吸収率を示す式(1)の化合物を含む。この製品の用途には、ロウソク、クレヨン、肥料コーティング、バラの木コーティング、植物移植、密封剤、ゴムおよびプラスチック製品の日光による損傷の保護、紙コーティング、食品の包装、電気絶縁、防水、および精密インベストメント鋳造が含まれる。
【化1】
Description
【0001】 発明の分野 本発明の分野は、クレヨン、紙コーティング、食品包装、ロウソクなどワック
スをベースとした着色された物品に関係する。
スをベースとした着色された物品に関係する。
【0002】 発明の背景 本明細書で使用した「ワックス」という用語は、German Societ
y of Fat Scienceに従って以下のように定義する。
y of Fat Scienceに従って以下のように定義する。
【0003】 (1)20℃においてその稠度が混練可能から脆さに移行する固形物を形成す
る (2)大結晶から微小結晶構造を有する (3)温度40℃以上で融解する (4)融点を少し上回る温度で比較的粘度が低い (5)稠性および溶解性が温度に大きく依存する、および (6)少しの圧力で研磨することができる 種々の天然ワックスの中には、ビーズワックス、ラノリン、シェラックワック
ス、シナ蝋、および鯨蝋など昆虫および動物性のワックス、カルナウバ蝋、カン
デリラ蝋、和蝋、オーリキュリーワックス、米糠ワックス、ホホバワックス、ヒ
マシワックス、泥炭ワックスなど植物ワックス、石油、パラフィンワックス、セ
ミミクロクリスタリンワックス、およびミクロクリスタリンワックスを含む鉱物
ワックス、オゾケライト蝋およびセレシンワックス、およびポリエチレンワック
ス、フィッシャー−トロプシュワックス、塩素化ナフタレンワックス、化学修飾
ワックス、アミド置換ワックス、エステルワックス、水素化植物油脂および誘導
体、アルファオレフィンおよび重合化アルファオレフィンワックスなど合成ワッ
クスがある。
る (2)大結晶から微小結晶構造を有する (3)温度40℃以上で融解する (4)融点を少し上回る温度で比較的粘度が低い (5)稠性および溶解性が温度に大きく依存する、および (6)少しの圧力で研磨することができる 種々の天然ワックスの中には、ビーズワックス、ラノリン、シェラックワック
ス、シナ蝋、および鯨蝋など昆虫および動物性のワックス、カルナウバ蝋、カン
デリラ蝋、和蝋、オーリキュリーワックス、米糠ワックス、ホホバワックス、ヒ
マシワックス、泥炭ワックスなど植物ワックス、石油、パラフィンワックス、セ
ミミクロクリスタリンワックス、およびミクロクリスタリンワックスを含む鉱物
ワックス、オゾケライト蝋およびセレシンワックス、およびポリエチレンワック
ス、フィッシャー−トロプシュワックス、塩素化ナフタレンワックス、化学修飾
ワックス、アミド置換ワックス、エステルワックス、水素化植物油脂および誘導
体、アルファオレフィンおよび重合化アルファオレフィンワックスなど合成ワッ
クスがある。
【0004】 ワックスは、限定はしないが、研磨剤、ロウソク、クレヨン、肥料コーティン
グ、バラの木のコーティング、接ぎ木、密封剤、ゴムおよびプラスチック製品の
日光による損傷の保護、紙コーティング、食品の電気絶縁包装、防水化合物およ
び清浄化合物、カーボン複写紙、および精密インベストメント鋳造を含む様々な
適用分野に使用される。
グ、バラの木のコーティング、接ぎ木、密封剤、ゴムおよびプラスチック製品の
日光による損傷の保護、紙コーティング、食品の電気絶縁包装、防水化合物およ
び清浄化合物、カーボン複写紙、および精密インベストメント鋳造を含む様々な
適用分野に使用される。
【0005】 たとえばC>20などより高分子のアルファオレフィンの中には、ワックスが
あり、合成ワックスとして販売されている。重合化方法によって、一般に分子量
分布が広い高度に枝分かれした物質が生じる。個々の生成物の特性は、アルファ
オレフィンモノマーおよび重合化条件に応じて大きく左右する。時々ポリ(α−
オレフィン)の分子構造を使用することによって、パラフィンワックスの特性を
変更し、主にロウソクなど支持のない、成形物または浸漬物の形状保持が向上す
る。この生成物は、曇点または粘度を増加させることなくパラフィンの硬度およ
び不透明度を増加させることができる。
あり、合成ワックスとして販売されている。重合化方法によって、一般に分子量
分布が広い高度に枝分かれした物質が生じる。個々の生成物の特性は、アルファ
オレフィンモノマーおよび重合化条件に応じて大きく左右する。時々ポリ(α−
オレフィン)の分子構造を使用することによって、パラフィンワックスの特性を
変更し、主にロウソクなど支持のない、成形物または浸漬物の形状保持が向上す
る。この生成物は、曇点または粘度を増加させることなくパラフィンの硬度およ
び不透明度を増加させることができる。
【0006】 米国特許第4060569号は、溶け込みが低く、硬度、粘度が高く、分子量
が大きいが、融点および凝固点が本質的に高くなく、好ましくは元の炭化水素よ
りも低い炭化水素ポリマーに関するものである。米国特許第4239546号は
、遊離基重合化α−オレフィン炭化水素を使用してワックスの硬度を高めること
に関する。いずれの特許においても、使用した炭化水素は主に式RCH=CH2 のアルファオレフィンであるが、ビニリデン構造
が大きいが、融点および凝固点が本質的に高くなく、好ましくは元の炭化水素よ
りも低い炭化水素ポリマーに関するものである。米国特許第4239546号は
、遊離基重合化α−オレフィン炭化水素を使用してワックスの硬度を高めること
に関する。いずれの特許においても、使用した炭化水素は主に式RCH=CH2 のアルファオレフィンであるが、ビニリデン構造
【0007】
【化10】 またはアルファオレフィン、ビニリデン、内部オレフィンおよび飽和物もまた含
まれる。
まれる。
【0008】 紫外線は着色剤およびワックスの化学結合を切断し、当初の特性を失わせるこ
とが知られている。着色剤またはワックスなど当初の混合物または化合物はまた
、遊離基の攻撃によって分解することが可能である。紫外線吸収剤を使用して、
吸収したエネルギーを熱として消散することができる。遊離基重合化アルファオ
レフィンワックス吸収剤を含む着色されたワックスの紫外線安定化には、α−オ
レフィンと紫外線安定剤との間の障害の観点から問題が存在する。着色剤による
強い紫外線吸収によって、色素および顔料など着色剤の色度強度が明らかに損失
する。
とが知られている。着色剤またはワックスなど当初の混合物または化合物はまた
、遊離基の攻撃によって分解することが可能である。紫外線吸収剤を使用して、
吸収したエネルギーを熱として消散することができる。遊離基重合化アルファオ
レフィンワックス吸収剤を含む着色されたワックスの紫外線安定化には、α−オ
レフィンと紫外線安定剤との間の障害の観点から問題が存在する。着色剤による
強い紫外線吸収によって、色素および顔料など着色剤の色度強度が明らかに損失
する。
【0009】 さらに、ワックスをベースとした製品の硬度に寸法安定性を提供する必要性が
残されており、さらに蛍光または紫外線(UV)に暴露されたときに退色抵抗性
を向上させる必要性が残されている。ワックスの紫外線安定性のために使用され
る従来の紫外線吸収剤は、水酸基で置換されたベンゾフェノンおよびベンゾトリ
アゾールである。これらの化合物は、価格、溶解性、揮発性、および特定の波長
における吸収性が様々であるが、ワックスをベースとした着色物における特性は
並である。
残されており、さらに蛍光または紫外線(UV)に暴露されたときに退色抵抗性
を向上させる必要性が残されている。ワックスの紫外線安定性のために使用され
る従来の紫外線吸収剤は、水酸基で置換されたベンゾフェノンおよびベンゾトリ
アゾールである。これらの化合物は、価格、溶解性、揮発性、および特定の波長
における吸収性が様々であるが、ワックスをベースとした着色物における特性は
並である。
【0010】 ヒトの皮膚および髪に適用する化粧組成物において紫外線吸収剤を使用するこ
とが知られている。米国特許第5508025号は、紫外線吸収剤およびナフタ
レンメチレンマロン酸ジエステルを含んだ化粧組成物について開示している。
とが知られている。米国特許第5508025号は、紫外線吸収剤およびナフタ
レンメチレンマロン酸ジエステルを含んだ化粧組成物について開示している。
【0011】 気象抵抗性を高めるためにプラスチックおよびコーティングに紫外線吸収剤を
使用することはよく知られている。米国特許第4301209号は、次式のベン
ジリデンマロン酸エステル紫外線吸収剤を含む放射線回復コーティング組成物に
ついて開示している。
使用することはよく知られている。米国特許第4301209号は、次式のベン
ジリデンマロン酸エステル紫外線吸収剤を含む放射線回復コーティング組成物に
ついて開示している。
【0012】
【化11】 式中、R4は独立にアルキルまたはヒドロキシアルキレンである。
【0013】 米国特許第4260732号および第4404257号から、紫外線照射に対
する抵抗性を高めるために、ベンゾフェノン誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体
、安息香酸エステル、サリチル酸フェニル、クロトン酸誘導体、マロン酸エステ
ル、およびシアノアクリレートを含む紫外線吸収剤(UVA)化合物でポリカー
ボネート樹脂を安定化することが知られる。米国特許第5439958号は、有
機物質、特に合成ポリマーの光安定剤、熱安定剤、および酸化安定剤として使用
することができるピペリジン化合物を開示している。
する抵抗性を高めるために、ベンゾフェノン誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体
、安息香酸エステル、サリチル酸フェニル、クロトン酸誘導体、マロン酸エステ
ル、およびシアノアクリレートを含む紫外線吸収剤(UVA)化合物でポリカー
ボネート樹脂を安定化することが知られる。米国特許第5439958号は、有
機物質、特に合成ポリマーの光安定剤、熱安定剤、および酸化安定剤として使用
することができるピペリジン化合物を開示している。
【0014】 ワックスを長期間融点以上に維持する製造方法では、熱分解は重要な問題であ
る。製造中の分解を阻止するために、しばしば抗酸化剤を融解したワックスに添
加する。熱分解したロウソクの融点は、元のワックス物質よりも低い。熱分解し
た物質はまた、より紫外線感受性になり、色素の光分解が促進される。
る。製造中の分解を阻止するために、しばしば抗酸化剤を融解したワックスに添
加する。熱分解したロウソクの融点は、元のワックス物質よりも低い。熱分解し
た物質はまた、より紫外線感受性になり、色素の光分解が促進される。
【0015】 急速な退色は、購入時に日光および/または蛍光に暴露された条件下で陳列さ
れているロウソク最終製品に生じる問題である。蛍光(波長290から380n
m)であっても、短期間で通常の着色ロウソクの顕著な退色の原因となる。した
がって、退色が早く起こることは、装飾用ワックス品にとって問題であり、常に
貯蔵寿命をより長くする必要性があり、さらに天然で極性を有する高分子ポリマ
ー用に使用した安定剤で効果が認められるからといって、比較的低分子の非極性
ワックスにおいて安定効果が高まるという予測の根拠はない。ワックスをベース
にした製品の色保持および貯蔵寿命は、特定の紫外線吸収剤によって驚異的に改
善されることが認められた。この改善を示した紫外線吸収添加物は、紫外線分光
光度計を使用して、メタノール、トルエンまたはクロロホルム中のいずれかで測
定して、400nm以下の波長でグラム−cm当たり40リットル以上、特に7
0リットル以上の紫外線吸収率を示す。
れているロウソク最終製品に生じる問題である。蛍光(波長290から380n
m)であっても、短期間で通常の着色ロウソクの顕著な退色の原因となる。した
がって、退色が早く起こることは、装飾用ワックス品にとって問題であり、常に
貯蔵寿命をより長くする必要性があり、さらに天然で極性を有する高分子ポリマ
ー用に使用した安定剤で効果が認められるからといって、比較的低分子の非極性
ワックスにおいて安定効果が高まるという予測の根拠はない。ワックスをベース
にした製品の色保持および貯蔵寿命は、特定の紫外線吸収剤によって驚異的に改
善されることが認められた。この改善を示した紫外線吸収添加物は、紫外線分光
光度計を使用して、メタノール、トルエンまたはクロロホルム中のいずれかで測
定して、400nm以下の波長でグラム−cm当たり40リットル以上、特に7
0リットル以上の紫外線吸収率を示す。
【0016】 発明の概要 本発明の目的は、驚異的に長い色素貯蔵寿命を有する改善された、成形、着色
されたワックスをベースとした固形物品を製造することである。本発明は、合成
ワックスと、着色剤と、有効量の式(1)の化合物とを含み、
されたワックスをベースとした固形物品を製造することである。本発明は、合成
ワックスと、着色剤と、有効量の式(1)の化合物とを含み、
【0017】
【化12】 式中、R1は独立にC1〜20アルキル、C1〜20アルコキシアルキル、C1 〜20 ヒドロキシアルキル、C1〜20アルケニル、置換C1〜20アルケニル
基、C1〜20アルコキシ−C1〜20アルキル基、C1〜20−オキシ−N−
C1〜20アルキル基、−N−環状C1〜10アルキル基、および環状N−C1 〜10 アルキル基であり、R11は水素またはC1〜8アルキルであり、 pおよびqは独立に0または1であり、 Arは置換または非置換の芳香族単環または置換または非置換の芳香族融合二
環または三環基またはヘテロ芳香族単環またはヘテロ芳香族融合二環または三環
基、たとえば置換または非置換フェニルまたはナフチル基であり、 R3は水素、C1〜18アルキル、非置換またはC1〜4アルキルで一、二ま
たは三置換されたC5〜C12シクロアルキル、非置換またはまたはC1〜4ア
ルキルで一、二または三置換されたC7〜C9フェニルアルキル、または好まし
くは(i)から(x)から選択された遮蔽アミノ基
基、C1〜20アルコキシ−C1〜20アルキル基、C1〜20−オキシ−N−
C1〜20アルキル基、−N−環状C1〜10アルキル基、および環状N−C1 〜10 アルキル基であり、R11は水素またはC1〜8アルキルであり、 pおよびqは独立に0または1であり、 Arは置換または非置換の芳香族単環または置換または非置換の芳香族融合二
環または三環基またはヘテロ芳香族単環またはヘテロ芳香族融合二環または三環
基、たとえば置換または非置換フェニルまたはナフチル基であり、 R3は水素、C1〜18アルキル、非置換またはC1〜4アルキルで一、二ま
たは三置換されたC5〜C12シクロアルキル、非置換またはまたはC1〜4ア
ルキルで一、二または三置換されたC7〜C9フェニルアルキル、または好まし
くは(i)から(x)から選択された遮蔽アミノ基
【0018】
【化13】 または(xi)基
【0019】
【化14】 であり、 式中、R、R’、R1’、R2’およびR5は独立に水素、C1〜12アルキル
、C1〜8アルコキシ、または−COR3のいずれかであり、R3は水素、C1 〜6 アルキル、フェニル、−COO(C1〜4アルキル)またはNR15R16 であり、R15およびR16は独立に水素、C1〜12アルキル、C5〜6シク
ロアルキル、フェニルまたは(C1〜12アルキル)フェニルであるか、または
R15およびR16は結合しているN原子と共に追加のNまたはO原子を含む5
員環から7員環を形成し(好ましくはピペリジンまたはモルホリン環を形成し)
、 nは0または1(構造iv)であり、 YはCOが環構造の一部を形成する−NCOまたは−OCN基であり、 構造(iii)の各R6は、R6がフェニルである場合、独立に水素、C1〜 12 アルキルまたはフェニルから選択され、または両R6基が一緒にmが2から
11である−(CH2)m−基、−C(CH3)2−、−C(CH3)2−CH 2 −CH2−または−C(CH3)CH2CH2CH(CH3)−を形成する。
好ましくは、Rが水素、C1〜C8アルキル、O、OH、CH2CN、C1〜C 18 アルコキシ、C5〜C12シクロアルコキシ、またはC3〜C6アルケニル
、非置換またはC1〜4アルキルで一、二または三置換されたC7〜C9フェニ
ルアルキル、または脂肪族または芳香族C1〜C10アシルであり、 (xi)のR’1およびR’2は、独立にC1〜20アルキル、C1〜20ア
ルコキシアルキル、C1〜20ヒドロキシアルキル、C1〜20アルケニル、置
換C1〜20アルケニル基、C1〜20アルコキシ−C1〜20アルキル基、C 1〜20 −オキシ−N−C1〜20アルキル基、−N−環状C1〜10アルキル
基、および前記の(1)から(x)などの環状N−C1〜10アルキル基である
。
、C1〜8アルコキシ、または−COR3のいずれかであり、R3は水素、C1 〜6 アルキル、フェニル、−COO(C1〜4アルキル)またはNR15R16 であり、R15およびR16は独立に水素、C1〜12アルキル、C5〜6シク
ロアルキル、フェニルまたは(C1〜12アルキル)フェニルであるか、または
R15およびR16は結合しているN原子と共に追加のNまたはO原子を含む5
員環から7員環を形成し(好ましくはピペリジンまたはモルホリン環を形成し)
、 nは0または1(構造iv)であり、 YはCOが環構造の一部を形成する−NCOまたは−OCN基であり、 構造(iii)の各R6は、R6がフェニルである場合、独立に水素、C1〜 12 アルキルまたはフェニルから選択され、または両R6基が一緒にmが2から
11である−(CH2)m−基、−C(CH3)2−、−C(CH3)2−CH 2 −CH2−または−C(CH3)CH2CH2CH(CH3)−を形成する。
好ましくは、Rが水素、C1〜C8アルキル、O、OH、CH2CN、C1〜C 18 アルコキシ、C5〜C12シクロアルコキシ、またはC3〜C6アルケニル
、非置換またはC1〜4アルキルで一、二または三置換されたC7〜C9フェニ
ルアルキル、または脂肪族または芳香族C1〜C10アシルであり、 (xi)のR’1およびR’2は、独立にC1〜20アルキル、C1〜20ア
ルコキシアルキル、C1〜20ヒドロキシアルキル、C1〜20アルケニル、置
換C1〜20アルケニル基、C1〜20アルコキシ−C1〜20アルキル基、C 1〜20 −オキシ−N−C1〜20アルキル基、−N−環状C1〜10アルキル
基、および前記の(1)から(x)などの環状N−C1〜10アルキル基である
。
【0020】 本発明の着色された、ワックスをベースとした固形物品は、残留過酸化物20
0ppm未満、好ましくは100ppm未満、および最も好ましくは50ppm
未満を有するα−オレフィンと組合わせると驚異的に紫外線および日光暴露によ
る退色に対する抵抗性が向上した。色強度の損失が顕著になるまでの時間は、ワ
ックスをベースとした着色物の現況技術に比較して何倍も長い。
0ppm未満、好ましくは100ppm未満、および最も好ましくは50ppm
未満を有するα−オレフィンと組合わせると驚異的に紫外線および日光暴露によ
る退色に対する抵抗性が向上した。色強度の損失が顕著になるまでの時間は、ワ
ックスをベースとした着色物の現況技術に比較して何倍も長い。
【0021】 本発明の目的はまた、貯蔵寿命が向上した、より消費者に望ましい様々な形状
、大きさおよび形態の成形、着色された固形ロウソクを製造することでもある。
、大きさおよび形態の成形、着色された固形ロウソクを製造することでもある。
【0022】 本発明の他の目的は、本質的に天然および/または合成のワックスおよび(1
)による化合物、ワックス全重量をベースにして約0.02重量%から5重量%
、好ましくは0.05重量%から1重量%、およびより好ましくは0.1重量%
から0.3重量%から成るワックス濃縮物を提供することである。
)による化合物、ワックス全重量をベースにして約0.02重量%から5重量%
、好ましくは0.05重量%から1重量%、およびより好ましくは0.1重量%
から0.3重量%から成るワックス濃縮物を提供することである。
【0023】 好ましい実施形態の説明 ワックスをベースとした製品は、天然および/または合成のワックス少なくと
も75重量%、着色量の着色剤、本発明に欠かせない式(1)の化合物を含み、
現存の成形、着色されたワックスをベースとした固形物よりも明らかに優位な成
形、着色されたワックスをベースとした固形物の形態をとる。特に、本発明の製
品は、紫外線に暴露したとき予想外に長い色寿命を有する。この製品は望ましい
形状、大きさまたは形態で調製することができる。このような1実施形態は、ワ
ックスの塊の中に延びた灯心を含むロウソクである。
も75重量%、着色量の着色剤、本発明に欠かせない式(1)の化合物を含み、
現存の成形、着色されたワックスをベースとした固形物よりも明らかに優位な成
形、着色されたワックスをベースとした固形物の形態をとる。特に、本発明の製
品は、紫外線に暴露したとき予想外に長い色寿命を有する。この製品は望ましい
形状、大きさまたは形態で調製することができる。このような1実施形態は、ワ
ックスの塊の中に延びた灯心を含むロウソクである。
【0024】 色素および顔料は、本発明の成形、着色されたワックスをベースとした固形物
に使用することが可能な着色剤のものである。蛍光着色剤はまた、本発明の着色
剤として使用することができる。特に油溶性色素が好ましい。本発明の着色剤と
して使用することができる油溶性色素には、限定はしないが、 C.I.ソルベントイエロー3、C.I.ソルベントグリーン3、C.I.ア
シッドブラック429、C.I.ソルベントレッド207、C.I.フタロブル
ー、C.I.ソルベントバイオレット13、C.I.ディスパースバイオレット
17、C.I.ソルベントイエロー14、C.I.ソルベントブルー36、C.
I.ソルベントイエロー33、C.I.ソルベントレッド149、C.I.ソル
ベントイエロー56、C.I.ソルベントイエロー90、C.I.ソルベントレ
ッド26、C.I.ソルベントイエロー29、C.I.ソルベントレッド24、
C.I.ソルベントイエロー16、C.I.ソルベントイエロー72、C.I.
ソルベントブルー104、C.I.ソルベントイエロー93、C.I.ソルベン
トイエロー98、C.I.ディスパースイエロー64、C.I.ソルベントイエ
ロー24、C.I.ソルベントオレンジ60、バットレッド41、C.I.ソル
ベントレッド195、C.I.ソルベントレッド111、C.I.ソルベントレ
ッド179、C.I.ソルベントレッド135、C.I.ソルベントレッド63
、C.I.ディスパースバイオレット26、C.I.ソルベントバイオレット3
7、C.I.ソルベントグリーン28、C.I.ソルベントイエロー133、C
.I.ソルベントイエロー164、C.I.ソルベントブルー122、C.I.
ソルベントバイオレット49、C.I.ソルベントブラウン122、C.I.ソ
ルベントレッド91、C.I.ソルベントレッド164、C.I.ソルベントブ
ルー98が含まれる。
に使用することが可能な着色剤のものである。蛍光着色剤はまた、本発明の着色
剤として使用することができる。特に油溶性色素が好ましい。本発明の着色剤と
して使用することができる油溶性色素には、限定はしないが、 C.I.ソルベントイエロー3、C.I.ソルベントグリーン3、C.I.ア
シッドブラック429、C.I.ソルベントレッド207、C.I.フタロブル
ー、C.I.ソルベントバイオレット13、C.I.ディスパースバイオレット
17、C.I.ソルベントイエロー14、C.I.ソルベントブルー36、C.
I.ソルベントイエロー33、C.I.ソルベントレッド149、C.I.ソル
ベントイエロー56、C.I.ソルベントイエロー90、C.I.ソルベントレ
ッド26、C.I.ソルベントイエロー29、C.I.ソルベントレッド24、
C.I.ソルベントイエロー16、C.I.ソルベントイエロー72、C.I.
ソルベントブルー104、C.I.ソルベントイエロー93、C.I.ソルベン
トイエロー98、C.I.ディスパースイエロー64、C.I.ソルベントイエ
ロー24、C.I.ソルベントオレンジ60、バットレッド41、C.I.ソル
ベントレッド195、C.I.ソルベントレッド111、C.I.ソルベントレ
ッド179、C.I.ソルベントレッド135、C.I.ソルベントレッド63
、C.I.ディスパースバイオレット26、C.I.ソルベントバイオレット3
7、C.I.ソルベントグリーン28、C.I.ソルベントイエロー133、C
.I.ソルベントイエロー164、C.I.ソルベントブルー122、C.I.
ソルベントバイオレット49、C.I.ソルベントブラウン122、C.I.ソ
ルベントレッド91、C.I.ソルベントレッド164、C.I.ソルベントブ
ルー98が含まれる。
【0025】 顔料もまた、本発明の着色剤として使用することができる。特に好ましい限定
はしないが当業界で有用なC.I.ピグメントイエロー74、C.I.ピグメン
トイエロー192およびそれらの種類を含めた油溶性染料として作用できる顔料
が特に好ましい。
はしないが当業界で有用なC.I.ピグメントイエロー74、C.I.ピグメン
トイエロー192およびそれらの種類を含めた油溶性染料として作用できる顔料
が特に好ましい。
【0026】 パラフィンワックスおよび合成ワックスの混合物を本発明で使用することがで
きる。天然のワックスには、限定はしないが前述したビーズワックス、ラノリン
、シェラックワックス、シナ蝋、および鯨蝋など昆虫および動物ワックス、カル
ナウバ蝋、カンデリラ蝋、和蝋、オーリキュリーワックス、米糠ワックス、ホホ
バワックス、ヒマシワックス、月桂実ワックス、サトウキビワックス、およびト
ウモロコシワックスなど植物ワックス、モンタン蝋、泥炭蝋、石油、パラフィン
ワックス、セミミクロクリスタリンワックス、およびミクロクリスタリンワック
スを含む石油ワックスなど鉱物ワックス、オゾケライト、水素化脂肪および誘導
体、およびセレシンワックスが含まれる。水素化脂肪は、市販されている大豆油
、ヤシ油、獣脂および綿実油などから得ることができる。
きる。天然のワックスには、限定はしないが前述したビーズワックス、ラノリン
、シェラックワックス、シナ蝋、および鯨蝋など昆虫および動物ワックス、カル
ナウバ蝋、カンデリラ蝋、和蝋、オーリキュリーワックス、米糠ワックス、ホホ
バワックス、ヒマシワックス、月桂実ワックス、サトウキビワックス、およびト
ウモロコシワックスなど植物ワックス、モンタン蝋、泥炭蝋、石油、パラフィン
ワックス、セミミクロクリスタリンワックス、およびミクロクリスタリンワック
スを含む石油ワックスなど鉱物ワックス、オゾケライト、水素化脂肪および誘導
体、およびセレシンワックスが含まれる。水素化脂肪は、市販されている大豆油
、ヤシ油、獣脂および綿実油などから得ることができる。
【0027】 本発明に使用することが可能な合成ワックスには、限定はしないが、ポリエチ
レンワックス(分子量約6000まで)、フィッシャー−トロプシュワックス、
塩素化ナフタレンワックス、化学修飾ワックス、置換アミドワックス、エステル
ワックス、重合化アルファオレフィンワックス、または前記の混合物が含まれる
。これらの合成ワックスの中には、Shell(R)100、Mobil(R) 130、Astor(R)5212、単量体α−オレフィン、たとえばChev
ron(R)C30、および重合化α−オレフィン、たとえばVybar(R) 103として市販されているものがある。本発明に好ましい合成ワックスは、活
性過酸化物含量200ppm未満、好ましくは100ppm未満、および最も好
ましくは50ppm未満を有する重合化アルファオレフィンである。いずれも本
明細書に参照により取込む米国特許第4060569号および米国特許第423
9546号に開示されている合成ワックスがより好ましいが、但し残留過酸化物
含量は前記の特定の範囲内である。最も好ましいのは、アルファオレフィンがα
−C24〜C54炭化水素ワックスであり、枝分かれ鎖および/または直鎖であ
るアルファオレフィンワックスで、たとえばChevron(R)C30として
市販されているCAS番号131459−42−2である。
レンワックス(分子量約6000まで)、フィッシャー−トロプシュワックス、
塩素化ナフタレンワックス、化学修飾ワックス、置換アミドワックス、エステル
ワックス、重合化アルファオレフィンワックス、または前記の混合物が含まれる
。これらの合成ワックスの中には、Shell(R)100、Mobil(R) 130、Astor(R)5212、単量体α−オレフィン、たとえばChev
ron(R)C30、および重合化α−オレフィン、たとえばVybar(R) 103として市販されているものがある。本発明に好ましい合成ワックスは、活
性過酸化物含量200ppm未満、好ましくは100ppm未満、および最も好
ましくは50ppm未満を有する重合化アルファオレフィンである。いずれも本
明細書に参照により取込む米国特許第4060569号および米国特許第423
9546号に開示されている合成ワックスがより好ましいが、但し残留過酸化物
含量は前記の特定の範囲内である。最も好ましいのは、アルファオレフィンがα
−C24〜C54炭化水素ワックスであり、枝分かれ鎖および/または直鎖であ
るアルファオレフィンワックスで、たとえばChevron(R)C30として
市販されているCAS番号131459−42−2である。
【0028】 本発明の成形、着色されたワックスをベースとした固形物には、天然および/
または合成ワックス、有効量の着色剤、紫外線分光光度計を使用して、メタノー
ル、トルエンまたはクロロホルム中のいずれかで測定して、400nm以下の波
長でグラム−cm.当たり40リットル以上紫外線吸収率を示し、この吸収率が
選択された置換基に応じて変化する式(1)の化合物であって、R1が好ましく
は独立にC1〜8アルキル、C1〜6アルコキシアルキル、C1〜12ヒドロキ
シアルキル、C1〜12アルケニル、置換C1〜16アルケニル基、C1〜6−
アルコキシ−C1〜12アルキル基であって、R11が水素またはC1〜4アル
キルである式(1)の化合物が含まれる。
または合成ワックス、有効量の着色剤、紫外線分光光度計を使用して、メタノー
ル、トルエンまたはクロロホルム中のいずれかで測定して、400nm以下の波
長でグラム−cm.当たり40リットル以上紫外線吸収率を示し、この吸収率が
選択された置換基に応じて変化する式(1)の化合物であって、R1が好ましく
は独立にC1〜8アルキル、C1〜6アルコキシアルキル、C1〜12ヒドロキ
シアルキル、C1〜12アルケニル、置換C1〜16アルケニル基、C1〜6−
アルコキシ−C1〜12アルキル基であって、R11が水素またはC1〜4アル
キルである式(1)の化合物が含まれる。
【0029】 「Ar」は置換または非置換の芳香族単環あるいは置換または非置換の芳香族
融合二環基または三環基あるいはヘテロ芳香族単環またはヘテロ芳香族融合二環
基または三環基、たとえば置換または非置換フェニルまたはナフチル基である。
融合二環基または三環基あるいはヘテロ芳香族単環またはヘテロ芳香族融合二環
基または三環基、たとえば置換または非置換フェニルまたはナフチル基である。
【0030】 R3は水素、C1〜C18アルキル、非置換またはC1〜C4アルキルで一、
二または三置換されたC5〜C12シクロアルキル、または好ましくは(i)か
ら(x)から選択された遮蔽アミノ基
二または三置換されたC5〜C12シクロアルキル、または好ましくは(i)か
ら(x)から選択された遮蔽アミノ基
【0031】
【化15】 および(xi)基
【0032】
【化16】 であり、 式中、R、R’、R1’、R2’は独立に水素、C1〜12アルキル、C1〜8 アルコキシのいずれかであり、 R5は水素、C1〜12アルキル、C1〜8アルコキシまたはC1〜10アシ
ルのいずれかであり、 R、R’、R1’、R2’およびR5は、−COR3とすることができ、R3 は水素、C1〜6アルキル、フェニル、−COO(C1〜4アルキル)またはN
R15R16であり、R15およびR16は独立に水素、C1〜12アルキル、
C5〜6シクロアルキル、フェニルまたは(C1〜12アルキル)フェニルであ
り、またはR15およびR16は結合しているN原子と共に追加のNまたはO原
子を含む5員環から7員環を形成し(好ましくはピペリジンまたはモルホリン環
を形成し)、 nは0または1(構造iv)であり、 YはCOが環構造の一部を形成する−NCOまたは−OCN基であり、 構造(iii)の各R6は、R6がフェニルである場合、独立に水素、C1〜 12 アルキルまたはフェニルから選択され、または両R6基が一緒にmが2から
11である−(CH2)m−基、−C(CH3)2−、−C(CH3)2−CH 2 −CH2−または−C(CH3)CH2CH2CH(CH3)−を形成する。
好ましくは、Rが水素、C1〜C8アルキル、O、OH、CH2CN、C1〜C 18 アルコキシ、C5〜C12シクロアルコキシ、またはC3〜C6アルケニル
、非置換またはC1〜4アルキルで一、二または三置換されたC7〜C9フェニ
ルアルキル、または脂肪族または芳香族C1〜C10アシルである。
ルのいずれかであり、 R、R’、R1’、R2’およびR5は、−COR3とすることができ、R3 は水素、C1〜6アルキル、フェニル、−COO(C1〜4アルキル)またはN
R15R16であり、R15およびR16は独立に水素、C1〜12アルキル、
C5〜6シクロアルキル、フェニルまたは(C1〜12アルキル)フェニルであ
り、またはR15およびR16は結合しているN原子と共に追加のNまたはO原
子を含む5員環から7員環を形成し(好ましくはピペリジンまたはモルホリン環
を形成し)、 nは0または1(構造iv)であり、 YはCOが環構造の一部を形成する−NCOまたは−OCN基であり、 構造(iii)の各R6は、R6がフェニルである場合、独立に水素、C1〜 12 アルキルまたはフェニルから選択され、または両R6基が一緒にmが2から
11である−(CH2)m−基、−C(CH3)2−、−C(CH3)2−CH 2 −CH2−または−C(CH3)CH2CH2CH(CH3)−を形成する。
好ましくは、Rが水素、C1〜C8アルキル、O、OH、CH2CN、C1〜C 18 アルコキシ、C5〜C12シクロアルコキシ、またはC3〜C6アルケニル
、非置換またはC1〜4アルキルで一、二または三置換されたC7〜C9フェニ
ルアルキル、または脂肪族または芳香族C1〜C10アシルである。
【0033】 式(1)による他の適切な化合物は(1a)であり、
【0034】
【化17】 式中、pは1であり、 各R1は独立にC1〜20アルキル、C1〜20アルコキシアルキル、C1〜 20 ヒドロキシアルキル、C1〜20アルケニル、置換C1〜20アルケニル基
、C1〜20−アルコキシ−C1〜20アルキル基であり、または(i)から(
x)基から選択され、 R3、q、R11およびArは前記(1)と同様に定義される。
、C1〜20−アルコキシ−C1〜20アルキル基であり、または(i)から(
x)基から選択され、 R3、q、R11およびArは前記(1)と同様に定義される。
【0035】 式(1)については、q=1のとき、Arは好ましくはフェニルであり、式(
1)は以下の構造式(1b)を有する。
1)は以下の構造式(1b)を有する。
【0036】
【化18】 式中、R1、R3、R11、およびpは前記の化合物(1)の場合と同様に定義
される。
される。
【0037】 より好ましくは、pおよびqはそれぞれ1であり、Arはフェニルであり、式
(1)の化合物は(1c)である。
(1)の化合物は(1c)である。
【0038】
【化19】 式中、R1は直鎖または枝分かれ鎖C1〜10アルキルであり、 R4は、直鎖または枝分かれ鎖C1〜10アルキルまたはC1〜10ヒドロキ
シアルキルである。特に好ましいR1およびR4は、同一のC1〜6アルキル基
、たとえばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチルおよびへキシル基であ
る。
シアルキルである。特に好ましいR1およびR4は、同一のC1〜6アルキル基
、たとえばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチルおよびへキシル基であ
る。
【0039】 (1)の好ましい実施形態は、紫外線分光光度計を使用して、メタノール、ト
ルエンまたはクロロホルム中のいずれかで測定して、400nm以下の波長でグ
ラム−cm当たり40リットル以上の紫外線吸収率を示す。(1)のより好まし
い実施形態は、紫外線分光光度計を使用して、メタノール、トルエンまたはクロ
ロホルム中のいずれかで測定して、400nm以下の波長でグラム−cm当たり
70リットル以上の紫外線吸収率を示す。(1)の最も好ましい実施形態は、紫
外線分光光度計を使用して、メタノール、トルエンまたはクロロホルム中のいず
れかで測定して、400nm以下の波長でグラム−cm当たり90リットル以上
の紫外線吸収率を示す。
ルエンまたはクロロホルム中のいずれかで測定して、400nm以下の波長でグ
ラム−cm当たり40リットル以上の紫外線吸収率を示す。(1)のより好まし
い実施形態は、紫外線分光光度計を使用して、メタノール、トルエンまたはクロ
ロホルム中のいずれかで測定して、400nm以下の波長でグラム−cm当たり
70リットル以上の紫外線吸収率を示す。(1)の最も好ましい実施形態は、紫
外線分光光度計を使用して、メタノール、トルエンまたはクロロホルム中のいず
れかで測定して、400nm以下の波長でグラム−cm当たり90リットル以上
の紫外線吸収率を示す。
【0040】 p=1、R1=R4=CH3のとき、式(1)は以下の最も好ましい式(1c
’)である。
’)である。
【0041】
【化20】 (1C’の吸収率はλ<400nmで105 1/gm−cm) マロン酸ヒドロキシベンジルの具体的な例には、たとえばジオクタデシル−2
、2−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−2−ヒドロキシベンジル)マロネ
ート、ジ−オクタデシル−2−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−
メチルベンジル)マロネート、ジ−ドデシルメルカプトエチル−2,2−ビス(
3,5−ジ−tert−ブチル4−ヒドロキシベンジル)マロネート、ジ[4−
(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−フェニル]−2,2−ビス(3,5
−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロネートが含まれる。
、2−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−2−ヒドロキシベンジル)マロネ
ート、ジ−オクタデシル−2−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−
メチルベンジル)マロネート、ジ−ドデシルメルカプトエチル−2,2−ビス(
3,5−ジ−tert−ブチル4−ヒドロキシベンジル)マロネート、ジ[4−
(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−フェニル]−2,2−ビス(3,5
−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロネートが含まれる。
【0042】 式(1)のその他の例には、1種または複数の遮蔽アミノ基(HALS)を含
む化合物(1d)および(1e)が含まれる。たとえば、q=1およびAr=フ
ェニルである式(1d)の化合物である。
む化合物(1d)および(1e)が含まれる。たとえば、q=1およびAr=フ
ェニルである式(1d)の化合物である。
【0043】
【化21】 式中、R5は前記(1)で定義した通りであり、 R8は水素、C1〜C4アルキル、C1〜C8アルコキシ、好ましくはR8は
パラC1〜C8アルコキシ、最も好ましくは水素、p−メトキシまたはp−エト
キシ、および下式の化合物である。
パラC1〜C8アルコキシ、最も好ましくは水素、p−メトキシまたはp−エト
キシ、および下式の化合物である。
【0044】
【化22】 式中、R3は前記(1)で定義した通りである。
【0045】 R3=−CH3の場合、(1e)の吸収率はλ<400nで55 1/gm−
cmである。
cmである。
【0046】 天然および/または合成ワックス、着色剤、および安定剤(1)を含む組成物
の他の例は、安定剤が以下の化合物から選択されたものである。
の他の例は、安定剤が以下の化合物から選択されたものである。
【0047】 ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル[[3,5−ビス(1
,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキシフェニル]メチル]マロネート、 ビス(2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−2−(4−メトキ
シベンジリデン)マロネート、 ビス[2,2,6,6−テトラメチル−1−(1−オキソ−2−プロペニル)
−4−ピペリジニル]エステル、 プロパン二酸,[[3,5−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキ
シフェニル]メチル]ブチル−ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−
ピペリジニル)エステル、 マロン酸,(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)
−ジオクタデシルエステル、 (p−メトキシベンジリデン)マロン酸ジエチルエステル、 ジメチル(4−ヒドロキシベンジリデン)マロネート、 ジメチル(4−ヒドロキシフェニル)マロネート、 ジ−イソブチル(p−メトキシベンジリデン)マロネート、 ジ−(C1〜20アルキル)(4−フェニルベンジリデン)マロネート、たと
えばジメチル、ジエチルまたはジブチル−(4−フェニルベンジリデン)マロネ
ート、および テトラエチルー2,2’−[メチレンビス(4,1−フェニレンイミノカルボ
ニル)ビスマロネート。
,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキシフェニル]メチル]マロネート、 ビス(2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−2−(4−メトキ
シベンジリデン)マロネート、 ビス[2,2,6,6−テトラメチル−1−(1−オキソ−2−プロペニル)
−4−ピペリジニル]エステル、 プロパン二酸,[[3,5−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキ
シフェニル]メチル]ブチル−ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−
ピペリジニル)エステル、 マロン酸,(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)
−ジオクタデシルエステル、 (p−メトキシベンジリデン)マロン酸ジエチルエステル、 ジメチル(4−ヒドロキシベンジリデン)マロネート、 ジメチル(4−ヒドロキシフェニル)マロネート、 ジ−イソブチル(p−メトキシベンジリデン)マロネート、 ジ−(C1〜20アルキル)(4−フェニルベンジリデン)マロネート、たと
えばジメチル、ジエチルまたはジブチル−(4−フェニルベンジリデン)マロネ
ート、および テトラエチルー2,2’−[メチレンビス(4,1−フェニレンイミノカルボ
ニル)ビスマロネート。
【0048】 p=0およびq=1であるときの適切な式(1)の化合物は、(2)であり、
【0049】
【化23】 式中、R、R1およびR11は独立に前記(1)と同様に定義され、 各Rnは、独立に−CH3または−CH2(C1〜4アルキル)であり、また
は隣接するRn基がー(CH2)5−を形成し、 Aは−O−または−N(C1〜4アルキル)−または−NH−、好ましくは−
O−である。
は隣接するRn基がー(CH2)5−を形成し、 Aは−O−または−N(C1〜4アルキル)−または−NH−、好ましくは−
O−である。
【0050】 あるいは、p=0およびq=1であるときの適切な式(1)の化合物は(2’
)であり、
)であり、
【0051】
【化24】 式中、各Rは独立に前記の化合物(1)と同様に定義される。
【0052】 20個以下の炭素原子を有するアルキル基の例には、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、2−ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、
2−ペンチル、へキシル、ヘプチル、オクチル、2−エチルへキシル、t−オク
チル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ヘ
キサデシルおよびオクタデシルがあり、枝分かれ鎖アルキル基の例には、イソプ
ロピル、イソブチル、t−ブチル、2,2−ジメチルプロピル、2−メチルプロ
ピル、シクロヘキシルメチル、シクロヘキシルエチル、2−エチルへキシル、3
,5,5−トリメチルへキシル、2−へキシルウンデシル、および5,7,7−
トリメチル−2−(1,3,3−トリメチルブチル)へキシルがある。
ル、イソプロピル、ブチル、2−ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、
2−ペンチル、へキシル、ヘプチル、オクチル、2−エチルへキシル、t−オク
チル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ヘ
キサデシルおよびオクタデシルがあり、枝分かれ鎖アルキル基の例には、イソプ
ロピル、イソブチル、t−ブチル、2,2−ジメチルプロピル、2−メチルプロ
ピル、シクロヘキシルメチル、シクロヘキシルエチル、2−エチルへキシル、3
,5,5−トリメチルへキシル、2−へキシルウンデシル、および5,7,7−
トリメチル−2−(1,3,3−トリメチルブチル)へキシルがある。
【0053】 環状アルキル基の例には、シクロヘキシル、およびメチルシクロヘキシルであ
る。
る。
【0054】 アルコキシ基の例は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブ
トキシ、イソブトキシ、ペントキシ、イソペントキシ、ヘクスロキシ、2−エチ
ルへキシルオキシ、ヘプトキシ、オクトキシ、デシルオキシ、ドデシルオキシ、
テトラデシルオキシ、ヘキサデシルオキシおよびオクタデシルオキシ、ノナデシ
ルオキシがある。好ましいアルコキシ例は、C6〜C12アルコキシであり、特
にヘプトキシおよびオクトキシである。
トキシ、イソブトキシ、ペントキシ、イソペントキシ、ヘクスロキシ、2−エチ
ルへキシルオキシ、ヘプトキシ、オクトキシ、デシルオキシ、ドデシルオキシ、
テトラデシルオキシ、ヘキサデシルオキシおよびオクタデシルオキシ、ノナデシ
ルオキシがある。好ましいアルコキシ例は、C6〜C12アルコキシであり、特
にヘプトキシおよびオクトキシである。
【0055】 好ましいアルコキシアルキレノキシアルキル基の例は、C1〜20アルコキシ
−C1〜5アルキレノキシ−C1〜20アルキル基である。C1〜20アルコキ
シ基およびC1〜20アルキル基には、アルコキシアルキル基の例として記載さ
れたものが含まれる。C1〜5アルキレノキシ基の例には、−CH2O−、−C
H2CH2O−、−CH2CH2CH2O−、
−C1〜5アルキレノキシ−C1〜20アルキル基である。C1〜20アルコキ
シ基およびC1〜20アルキル基には、アルコキシアルキル基の例として記載さ
れたものが含まれる。C1〜5アルキレノキシ基の例には、−CH2O−、−C
H2CH2O−、−CH2CH2CH2O−、
【0056】
【化25】 が含まれる。
【0057】 特に、C1〜12アルコキシ−C1〜5アルキレノキシ−C1〜12アルキル
基がより好ましい。
基がより好ましい。
【0058】 非置換またはC1〜C4アルキルで一、二または三置換されたC5〜C12シ
クロアルキルR3の例には、シクロペンチル、メチルシクロペンチル、ジメチル
シクロペンチル、シクロヘキシル、メチルシクロヘキシル、ジメチルシクロヘキ
シル、トリメチルシクロヘキシル、t−ブチルシクロヘキシル、シクロオクチル
、シクロデシルおよびシクロドデシルがある。非置換または置換シクロヘキシル
基が好ましい。
クロアルキルR3の例には、シクロペンチル、メチルシクロペンチル、ジメチル
シクロペンチル、シクロヘキシル、メチルシクロヘキシル、ジメチルシクロヘキ
シル、トリメチルシクロヘキシル、t−ブチルシクロヘキシル、シクロオクチル
、シクロデシルおよびシクロドデシルがある。非置換または置換シクロヘキシル
基が好ましい。
【0059】 C5〜C12シクロアルコキシR1としてのR3の例には、シクロペントキシ
、シクロヘキソキシ、シクロヘプトキシ、シクロオクトキシ、シクロデシロキシ
およびシクロドデシロキシがある。シクロペントキシおよびシクロヘキソキシが
好ましい。
、シクロヘキソキシ、シクロヘプトキシ、シクロオクトキシ、シクロデシロキシ
およびシクロドデシロキシがある。シクロペントキシおよびシクロヘキソキシが
好ましい。
【0060】 C3〜C6アルケニルの例には、アリル、2−メチルアリル、ブテニルおよび
ヘキセニル、3−ブテニル、および10−ウンデセニルがあり、枝分かれアルケ
ニル基の例には、1−メチル−2−プロペニル、3−メチル−3−ブテニルがあ
る。アリルが好ましい。
ヘキセニル、3−ブテニル、および10−ウンデセニルがあり、枝分かれアルケ
ニル基の例には、1−メチル−2−プロペニル、3−メチル−3−ブテニルがあ
る。アリルが好ましい。
【0061】 非置換またはフェニル上でC1〜C4アルキルで一、二または三置換されたC 7 〜C9フェニルアルキルの例には、ベンジル、メチルベンジル、ジメチルベン
ジル、トリメチルベンジル、t−ブチルベンジルおよび2−フェニルエチルがあ
る。ベンジルが好ましい。
ジル、トリメチルベンジル、t−ブチルベンジルおよび2−フェニルエチルがあ
る。ベンジルが好ましい。
【0062】 脂肪族および芳香族C1〜C10アシルの例には、C1〜C8アルカノイルま
たはC3〜C8アルケノイル、たとえば、アセチル、プロピオニル、ブチリル、
イソブチリル、ペンタノイル、ベンゾイル、ヘキサノイル、ヘプタノイル、オク
タノイル、2−エチルヘキサノイル、アクリロイルおよびクロトニルがある。ア
セチルが好ましい。
たはC3〜C8アルケノイル、たとえば、アセチル、プロピオニル、ブチリル、
イソブチリル、ペンタノイル、ベンゾイル、ヘキサノイル、ヘプタノイル、オク
タノイル、2−エチルヘキサノイル、アクリロイルおよびクロトニルがある。ア
セチルが好ましい。
【0063】 式(1)の化合物は、R1が水素またはC1〜C6アルキルであり、R3がC 1 〜C16アルキル、非置換またはC1〜C4アルキルで一、二または三置換さ
れたC5〜C8シクロアルキル、非置換またはフェニルがC1〜C4アルキルで
一、二または三置換されたベンジル、または前記の式(i)〜(x)の基、好ま
しくは(x)であるものが好ましい。
れたC5〜C8シクロアルキル、非置換またはフェニルがC1〜C4アルキルで
一、二または三置換されたベンジル、または前記の式(i)〜(x)の基、好ま
しくは(x)であるものが好ましい。
【0064】
【化26】
【0065】 R5で表される好ましいアルコキシアルキル基は、C1〜20アルコキシ−C 1〜20 アルキル基、C1〜20−オキシ−N−C1〜20アルキル基、特にC 1〜20 −オキシ−N−環状C1〜10アルキル基である。C1〜20アルコキ
シ基の中で、C1〜12アルコキシ基を有するものがより好ましい。
シ基の中で、C1〜12アルコキシ基を有するものがより好ましい。
【0066】 q=1である式(1)の化合物は、本明細書に参照により取込む米国特許第5
705545号に開示された方法によって調製する。
705545号に開示された方法によって調製する。
【0067】 q=0である式(1)の化合物は、本明細書に参照により取込む米国特許第5
439958号に開示された方法によって調製する。成形された、着色ワックス
製品における最も好ましい添加物は、ClariantからSanduvor( R) の商標で、PR−25の名称で市販されている。
439958号に開示された方法によって調製する。成形された、着色ワックス
製品における最も好ましい添加物は、ClariantからSanduvor( R) の商標で、PR−25の名称で市販されている。
【0068】 Arがナフチルである式(1)の具体的な例は、式(3)で表される化合物で
あり、
あり、
【0069】
【化27】 式中、R’1およびR’2はそれぞれ独立にC1〜20アルコキシアルキル、C 1−20 ヒドロキシアルキル、C1〜20アルケニル、置換C1〜20アルケニ
ル基、C1〜20アルコキシ−C1〜20アルキル基、C1〜20−オキシ−N
−C1〜20アルキル基、−N−環状C1〜10アルキル基、および前記の(i
)から(x)など環状N−C1〜10アルキル基を表し、 R10は水素原子、アルコキシ基、アルケニルオキシ基、水酸基、アシル基、
アルキル基、またはアルケニル基を表し、 R9は水素原子、アルコキシ基、アルケニルオキシ基、水酸基、アシル基、ア
ルキル基、アルケニル基、または次式の化合物を表し、
ル基、C1〜20アルコキシ−C1〜20アルキル基、C1〜20−オキシ−N
−C1〜20アルキル基、−N−環状C1〜10アルキル基、および前記の(i
)から(x)など環状N−C1〜10アルキル基を表し、 R10は水素原子、アルコキシ基、アルケニルオキシ基、水酸基、アシル基、
アルキル基、またはアルケニル基を表し、 R9は水素原子、アルコキシ基、アルケニルオキシ基、水酸基、アシル基、ア
ルキル基、アルケニル基、または次式の化合物を表し、
【0070】
【化28】 式中、R’1およびR’2は前記の(xi)と同様の意味を有する。
【0071】 式(3)のR9およびR10で表されるアルコキシ基は、1から20個の炭素
原子を有することが好ましく、C1〜12アルコキシ基がより好ましい。このよ
うなアルコキシ基の具体的な例には、メトキシ、エトキシ、イソプロピルオキシ
、t−ブチルオキシ、および2−エチルヘキシルオキシが含まれる。2〜20個
の炭素原子を有するアルケニルオキシ基が好ましく、C2〜C12−アルケニル
オキシ基がより好ましい。式(1)においてArで表され、任意に置換されるこ
とが可能なナフタレン基の例には、アルコキシ、アルケニルオキシ、ヒドロキシ
、アシル、アルキル、アルケニルなどの1個または2個の置換基を有するもの、
または次式で置換されたものが含まれる。
原子を有することが好ましく、C1〜12アルコキシ基がより好ましい。このよ
うなアルコキシ基の具体的な例には、メトキシ、エトキシ、イソプロピルオキシ
、t−ブチルオキシ、および2−エチルヘキシルオキシが含まれる。2〜20個
の炭素原子を有するアルケニルオキシ基が好ましく、C2〜C12−アルケニル
オキシ基がより好ましい。式(1)においてArで表され、任意に置換されるこ
とが可能なナフタレン基の例には、アルコキシ、アルケニルオキシ、ヒドロキシ
、アシル、アルキル、アルケニルなどの1個または2個の置換基を有するもの、
または次式で置換されたものが含まれる。
【0072】
【化29】 式中、R’1およびR’2が前記の(xi)と同様の意味を有する。このような
アルケニルオキシ基の具体的な例には、アリルオキシおよび3−ブテニルオキシ
が含まれる。
アルケニルオキシ基の具体的な例には、アリルオキシおよび3−ブテニルオキシ
が含まれる。
【0073】 (3)に関しては、炭素原子2から20個を有するR9アシル基が好ましい。 それらの中で、C2〜C12アシル基はより好ましい。このようなアシル基の
具体的な例には、アセチル、プロピニル、およびベンゾイルが含まれる。
具体的な例には、アセチル、プロピニル、およびベンゾイルが含まれる。
【0074】 R9またはR10については(3)のアルキル基およびアルケニル基は、C1 〜C20アルキル基およびC2〜C20アルケニル基が好ましく、特にC1〜C 12 アルキル基およびC2〜C12アルケニル基がより好ましい。このようなア
ルキル基およびアルケニル基の具体的な例には、R1およびR2に関して記載し
た基が含まれる。
ルキル基およびアルケニル基の具体的な例には、R1およびR2に関して記載し
た基が含まれる。
【0075】 (3)に関しては、R9は水素原子、アルコキシ基または水酸基であることが
特に好ましい。また、R10は水素原子、アルコキシ基、または次式の基である
ことが特に好ましい。
特に好ましい。また、R10は水素原子、アルコキシ基、または次式の基である
ことが特に好ましい。
【0076】
【化30】 式(3)における基
【0077】
【化31】 は、ナフタレン骨格の第1または第2位のいずれかで置換されていてもよい。
【0078】 また、R10が次式のものである式(3)の化合物の中には、
【0079】
【化32】 式(4)で表されるものがあり、Arがナフチル基である(1)に関する特に好
ましい例である。
ましい例である。
【0080】
【化33】 式中、R’1およびR’2は前記で定義したのと同様の意味を有する。
【0081】 特に好ましい式(3)の化合物の中には、次式のものがあり、
【0082】
【化34】 式中、R11は水素原子、C1〜C20アルコキシ基または水酸基を表し、 R11は水素原子、C1〜C20アルコキシ基を表し、 R’1およびR’2は前記で定義した通りの意味を有する。
【0083】 ナフタレンメチレンマロネートエステルの製造方法は、本明細書に参照により
取込む米国特許第5508025号に記載されている。
取込む米国特許第5508025号に記載されている。
【0084】 ナフタレンメチレンマロネートジエステルは、溶媒を有して、または有さない
で、触媒の存在下で、芳香族化合物化合物およびマロン酸ジエステルの通常の縮
合(Knoevenagel縮合)によって得ることができる。この反応に適し
た溶媒の例には、ベンゼン、トルエン、キシレン、テトラヒドロフラン、1,4
−ジオキサン、およびアルコールが含まれる。
で、触媒の存在下で、芳香族化合物化合物およびマロン酸ジエステルの通常の縮
合(Knoevenagel縮合)によって得ることができる。この反応に適し
た溶媒の例には、ベンゼン、トルエン、キシレン、テトラヒドロフラン、1,4
−ジオキサン、およびアルコールが含まれる。
【0085】 触媒の例には、ピペリジンおよびピリジンなどアミン、酢酸、安息香酸、塩化
亜鉛および四塩化チタンなど酸、酢酸ナトリウムおよび酢酸アンモニウムなどカ
ルボン酸塩、および無水酢酸など酸無水物が含まれる。これらは適切に組合わせ
て使用することが可能である。この反応は、加熱して、反応から生じる水を除去
しながら実施することが好ましい。
亜鉛および四塩化チタンなど酸、酢酸ナトリウムおよび酢酸アンモニウムなどカ
ルボン酸塩、および無水酢酸など酸無水物が含まれる。これらは適切に組合わせ
て使用することが可能である。この反応は、加熱して、反応から生じる水を除去
しながら実施することが好ましい。
【0086】 反応において、ナフチルアルデヒド誘導体にホルミル基が存在するとき、マロ
ン酸ジエステル2モルを縮合して式(4)の化合物を生成する。
ン酸ジエステル2モルを縮合して式(4)の化合物を生成する。
【0087】 式(1)〜(5)で表される添加物を純粋な形態で、または好ましければ(5
)など化合物を適切な担体に担持させて添加する。担体は、マロン酸ジエステル
に関して不活性である限り制限がない。この担体は、固体、液体、エマルジョン
、泡またはゲルの形を取ることが可能である。この担体の例には、水、アルコー
ル、炭化水素、脂肪酸エステル、高級アルコールおよびシリコーン油など油脂、
澱粉およびタルクなど細末、および低沸点炭化水素および炭化水素ハロゲン化物
などエアゾール噴射剤が含まれる。
)など化合物を適切な担体に担持させて添加する。担体は、マロン酸ジエステル
に関して不活性である限り制限がない。この担体は、固体、液体、エマルジョン
、泡またはゲルの形を取ることが可能である。この担体の例には、水、アルコー
ル、炭化水素、脂肪酸エステル、高級アルコールおよびシリコーン油など油脂、
澱粉およびタルクなど細末、および低沸点炭化水素および炭化水素ハロゲン化物
などエアゾール噴射剤が含まれる。
【0088】 式(1)の化合物は、板、顆粒、小片、ペレット、棒など、または融解した配
合ワックスから通常の融解ワックス配合物成形方法によって直接形成することが
可能な成形物に加工する前に、配合段階中に(1)の融点に応じて一般に温度1
50°Fから350°F(65.5〜176.6℃)で、より一般的には180
°Fから230°F(82.2〜110℃)で、融解したワックスを攪拌して添
加する。ロウソクの成形手段には、容器ロウソク、ボーティブロウソク、先細ロ
ウソクのような容器に投入するなど、通常のロウソク形成方法が含まれる。
合ワックスから通常の融解ワックス配合物成形方法によって直接形成することが
可能な成形物に加工する前に、配合段階中に(1)の融点に応じて一般に温度1
50°Fから350°F(65.5〜176.6℃)で、より一般的には180
°Fから230°F(82.2〜110℃)で、融解したワックスを攪拌して添
加する。ロウソクの成形手段には、容器ロウソク、ボーティブロウソク、先細ロ
ウソクのような容器に投入するなど、通常のロウソク形成方法が含まれる。
【0089】 着色、成形された固形物品中の化合物(1)の有効最終濃度は、0.2%から
0.5%、好ましくは0.1から0.3%の範囲が可能である。濃縮され予備混
合された実施形態は、本質的にワックスおよびワックスに溶解した(1)から成
り、(1)の量は高い方が有利で、たとえばワックスの重量に対して(1)が0
.5重量%から5重量%、好ましくは1.0%から2.0%含まれる。この濃縮
物は、天然の色で配合することができ、または着色剤を添加することができる。
脂肪酸、脂肪エステル、エチレン−酢酸ビニルポリマー(VAM含量<20%)
、ロジンエステル、白色鉱物油、水素化ヒマシ油、抗酸化剤、たとえばBHT、
またはトコフェノール、香料、たとえばバニリン、シナモン、花の香料など以下
の任意成分を、本発明による配合ワックスに含めることが可能である(www.
ctfa.comのCTFA公表参照)。その他多くの通常の添加物の中で低分
子量PE(<10000m.w.)、水素化脂肪油、石油、ビーズワックスを(
1)を含む配合ワックスに含めることができる。
0.5%、好ましくは0.1から0.3%の範囲が可能である。濃縮され予備混
合された実施形態は、本質的にワックスおよびワックスに溶解した(1)から成
り、(1)の量は高い方が有利で、たとえばワックスの重量に対して(1)が0
.5重量%から5重量%、好ましくは1.0%から2.0%含まれる。この濃縮
物は、天然の色で配合することができ、または着色剤を添加することができる。
脂肪酸、脂肪エステル、エチレン−酢酸ビニルポリマー(VAM含量<20%)
、ロジンエステル、白色鉱物油、水素化ヒマシ油、抗酸化剤、たとえばBHT、
またはトコフェノール、香料、たとえばバニリン、シナモン、花の香料など以下
の任意成分を、本発明による配合ワックスに含めることが可能である(www.
ctfa.comのCTFA公表参照)。その他多くの通常の添加物の中で低分
子量PE(<10000m.w.)、水素化脂肪油、石油、ビーズワックスを(
1)を含む配合ワックスに含めることができる。
【0090】 本発明の着色した、ワックスをベースにした固形物は、限定はしないが、鋳造
、射出成形、押出加工、冷間成形、真空成形、吹込み成形、およびトランスファ
成形を含む通常方法で成型することができる。この製品は顆粒から板形態、また
はあらゆる形状、大きさまたは形態に成形あるいは形成することが可能である。
、射出成形、押出加工、冷間成形、真空成形、吹込み成形、およびトランスファ
成形を含む通常方法で成型することができる。この製品は顆粒から板形態、また
はあらゆる形状、大きさまたは形態に成形あるいは形成することが可能である。
【0091】 成形されたロウソク製品には、容器型ロウソク、柱状ロウソク、およびよく知
られた先細ロウソク、並びに着色した多層先細ロウソクなどが含まれる。多層ロ
ウソクの例では、過剰浸漬した層と共に過剰浸漬層に含まれる着色剤および(1
)を有する。好ましい先細ロウソクには、水素化脂肪および化合物(1)が含ま
れる。容器ロウソクには、ワックスおよび着色剤および(1)が含まれ、形状は
容器型である。容器は、ガラス容器、および金属、セラミック、または陶器容器
などで形成される。他の好ましいロウソクには、ビーズワックス、着色剤、およ
び化合物(1)が含まれる。
られた先細ロウソク、並びに着色した多層先細ロウソクなどが含まれる。多層ロ
ウソクの例では、過剰浸漬した層と共に過剰浸漬層に含まれる着色剤および(1
)を有する。好ましい先細ロウソクには、水素化脂肪および化合物(1)が含ま
れる。容器ロウソクには、ワックスおよび着色剤および(1)が含まれ、形状は
容器型である。容器は、ガラス容器、および金属、セラミック、または陶器容器
などで形成される。他の好ましいロウソクには、ビーズワックス、着色剤、およ
び化合物(1)が含まれる。
【0092】 実施例 パーセントは重量に基づいて表す。
【0093】 実施例1 基礎ワックス Dussek Campbell5454番として市販されているボーティブ
ロウソク基礎ワックスは、融点130°F(54.4℃)のFully Ref
ined Paraffin(CASRN64742−43−4)4kg、融点
150°F(65.6℃)のFully Refined Paraffin(
CASRN64742−43−4)4kg、および融点155°F(68.3℃
)のα−オレフィンワックス(CASRN131459−42−2)2kgを混
合して形成した。この混合物を180°F(82.2℃)に加熱し、20分間混
合した。
ロウソク基礎ワックスは、融点130°F(54.4℃)のFully Ref
ined Paraffin(CASRN64742−43−4)4kg、融点
150°F(65.6℃)のFully Refined Paraffin(
CASRN64742−43−4)4kg、および融点155°F(68.3℃
)のα−オレフィンワックス(CASRN131459−42−2)2kgを混
合して形成した。この混合物を180°F(82.2℃)に加熱し、20分間混
合した。
【0094】 実施例1A 比較基礎ワックス 93.99% パラフィンワックス(Shellwax100)(m.p.1
26°F(52.2℃))(C20〜C50) 5% Bareco(R)FR5315パラフィンワックス(m.p.127
°F(52.8℃)) 1% C>10α−オレフィン、過酸化残基を含む遊離基重合化ワックス、l
odine値=6(Vybar(R)103)および 0.1%のプロパン二酸,[(4−メトキシフェニル)メチレン]−,ジメチ
ルエステル(CASRN7443−25−6)を一緒に融解して混合した。
26°F(52.2℃))(C20〜C50) 5% Bareco(R)FR5315パラフィンワックス(m.p.127
°F(52.8℃)) 1% C>10α−オレフィン、過酸化残基を含む遊離基重合化ワックス、l
odine値=6(Vybar(R)103)および 0.1%のプロパン二酸,[(4−メトキシフェニル)メチレン]−,ジメチ
ルエステル(CASRN7443−25−6)を一緒に融解して混合した。
【0095】 この基礎ワックスを表2に挙げた色素を使用して着色し、Xenon Wom Test法16Eにかけた後AATCCグレイスケール評価1〜5を使用して
示された色老化の結果を得た。
示された色老化の結果を得た。
【0096】 実施例2 基礎ワックス1、1980gをローダミンレッド油溶性色素20gと混合して
、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。
、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。
【0097】 実施例3 基礎ワックス1、1900gをオイルイエローR油溶性色素100gと混合し
て、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。
て、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。
【0098】 実施例4 基礎ワックス1、1966gをオイルレッド油溶性色素44gと混合して、1
80°F(82.2℃)で20分間攪拌した。
80°F(82.2℃)で20分間攪拌した。
【0099】 実施例5 実施例2の色素ワックス199.8gをプロパン二酸,[(4−メトキシフェ
ニル)メチレン]−,ジメチルエステル(CASRN7443−25−6)0.
2gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×
1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型か
ら取り除いた。
ニル)メチレン]−,ジメチルエステル(CASRN7443−25−6)0.
2gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×
1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型か
ら取り除いた。
【0100】 実施例6 実施例3の色素ワックス199.8gをプロパン二酸,[(4−メトキシフェ
ニル)メチレン]−,ジメチルエステル(CASRN7443−25−6)0.
2gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×
1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型か
ら取り除いた。
ニル)メチレン]−,ジメチルエステル(CASRN7443−25−6)0.
2gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×
1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型か
ら取り除いた。
【0101】 実施例7 実施例4の色素ワックス199.8gをプロパン二酸,[(4−メトキシフェ
ニル)メチレン]−,ジメチルエステル(CASRN7443−25−6)0.
2gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×
1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型か
ら取り除いた。
ニル)メチレン]−,ジメチルエステル(CASRN7443−25−6)0.
2gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×
1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型か
ら取り除いた。
【0102】 比較実施例1 実施例2の色素ワックス199.8gを2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−
tert−アミルフェニル)ベンゾトリオゾール(CASRN25973−55
−1)0.2gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2
本の2”×1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩
置き、型から取り除いた。
tert−アミルフェニル)ベンゾトリオゾール(CASRN25973−55
−1)0.2gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2
本の2”×1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩
置き、型から取り除いた。
【0103】 比較実施例2 実施例2の色素ワックス199.8gを2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシ
ベンゾフェノン(CASRN1843−05−6)0.2gと混合して、180
°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×1.75”ボーティブロ
ウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型から取り除いた。
ベンゾフェノン(CASRN1843−05−6)0.2gと混合して、180
°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×1.75”ボーティブロ
ウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型から取り除いた。
【0104】 比較実施例3 実施例2の色素ワックス199.8gを2−(2−ヒドロキシ−5−t−オク
チルフェニル)ベンゾトリアゾール(CASRN3147−75−9)0.2g
と混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×1.
75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型から取
り除いた。
チルフェニル)ベンゾトリアゾール(CASRN3147−75−9)0.2g
と混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×1.
75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型から取
り除いた。
【0105】 比較実施例4 実施例2の色素ワックス199.8gを2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシ
ベンゾフェノン(CASRN1843−05−6)0.1gと2−(2−ヒドロ
キシ−5−オクチルフェニル)−ベンゾトリアゾール(CASRN3147−7
5−9)0.1gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。
2本の2”×1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一
晩置き、型から取り除いた。
ベンゾフェノン(CASRN1843−05−6)0.1gと2−(2−ヒドロ
キシ−5−オクチルフェニル)−ベンゾトリアゾール(CASRN3147−7
5−9)0.1gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。
2本の2”×1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一
晩置き、型から取り除いた。
【0106】 比較実施例5 実施例2の色素ワックス199.6gを2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−
tert−アミルフェニル)ベンゾトリオゾール(CASRN25973−55
−1)0.4gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2
本の2”×1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩
置き、型から取り除いた。
tert−アミルフェニル)ベンゾトリオゾール(CASRN25973−55
−1)0.4gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2
本の2”×1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩
置き、型から取り除いた。
【0107】 比較実施例6 実施例3の色素ワックス199.8gを2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−
tert−アミルフェニル)ベンゾトリオゾール(CASRN25973−55
−1)0.2gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2
本の2”×1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩
置き、型から取り除いた。
tert−アミルフェニル)ベンゾトリオゾール(CASRN25973−55
−1)0.2gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2
本の2”×1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩
置き、型から取り除いた。
【0108】 比較実施例7 実施例3の色素ワックス199.8gを2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシ
ベンゾフェノン(CASRN1843−05−6)0.2gと混合して、180
°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×1.75”ボーティブロ
ウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型から取り除いた。
ベンゾフェノン(CASRN1843−05−6)0.2gと混合して、180
°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×1.75”ボーティブロ
ウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型から取り除いた。
【0109】 比較実施例8 実施例3の色素ワックス199.8gを2−(2−ヒドロキシ−5−t−オク
チルフェニル)ベンゾトリアゾール(CASRN3147−75−9)0.2g
と混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×1.
75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型から取
り除いた。
チルフェニル)ベンゾトリアゾール(CASRN3147−75−9)0.2g
と混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×1.
75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型から取
り除いた。
【0110】 比較実施例9 実施例3の色素ワックス199.8gを2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシ
ベンゾフェノン(CASRN1843−05−6)0.1gおよび2−(2−ヒ
ドロキシ−5−オクチルフェニル)−ベンゾトリアゾール(CASRN3147
−75−9)0.1gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌し
た。2本の2”×1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却し
て一晩置き、型から取り除いた。
ベンゾフェノン(CASRN1843−05−6)0.1gおよび2−(2−ヒ
ドロキシ−5−オクチルフェニル)−ベンゾトリアゾール(CASRN3147
−75−9)0.1gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌し
た。2本の2”×1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却し
て一晩置き、型から取り除いた。
【0111】 比較実施例10 実施例4の色素ワックス199.8gを2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−
tert−アミルフェニル)ベンゾトリオゾール(CASRN25973−55
−1)0.2gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2
本の2”×1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩
置き、型から取り除いた。
tert−アミルフェニル)ベンゾトリオゾール(CASRN25973−55
−1)0.2gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2
本の2”×1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩
置き、型から取り除いた。
【0112】 比較実施例11 実施例4の色素ワックス199.8gを2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシ
ベンゾフェノン(CASRN1843−05−6)0.2gと混合して、180
°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×1.75”ボーティブロ
ウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型から取り除いた。
ベンゾフェノン(CASRN1843−05−6)0.2gと混合して、180
°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×1.75”ボーティブロ
ウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型から取り除いた。
【0113】 比較実施例12 実施例4の色素ワックス199.8gを2−(2−ヒドロキシ−5−t−オク
チルフェニル)ベンゾトリアゾール(CASRN3147−75−9)0.2g
と混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×1.
75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型から取
り除いた。
チルフェニル)ベンゾトリアゾール(CASRN3147−75−9)0.2g
と混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。2本の2”×1.
75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一晩置き、型から取
り除いた。
【0114】 比較実施例13 実施例4の色素ワックス199.8gを2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシ
ベンゾフェノン(CASRN1843−05−6)0.1gと2−(2−ヒドロ
キシ−5−オクチルフェニル)−ベンゾトリアゾール(CASRN3147−7
5−9)0.1gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。
2本の2”×1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一
晩置き、型から取り除いた。
ベンゾフェノン(CASRN1843−05−6)0.1gと2−(2−ヒドロ
キシ−5−オクチルフェニル)−ベンゾトリアゾール(CASRN3147−7
5−9)0.1gと混合して、180°F(82.2℃)で20分間攪拌した。
2本の2”×1.75”ボーティブロウソクをスチール型に注入し、冷却して一
晩置き、型から取り除いた。
【0115】 各色素および添加物で形成されたロウソクを直射日光および蛍光下に置いて試
験を実施した。添加物を有さない各着色ワックスを直射日光および蛍光下に置く
ことによってもまた、試験を実施した。試料は1週間間隔で退色を肉眼で観察し
た。色変化が最初に示されたとき、およびワックスの一部の色が完全に失われた
とき(すなわち、漂白されたとき)を記録した。12週間に渡ってこの試料を調
べた。表1にこれらの結果を挙げた。
験を実施した。添加物を有さない各着色ワックスを直射日光および蛍光下に置く
ことによってもまた、試験を実施した。試料は1週間間隔で退色を肉眼で観察し
た。色変化が最初に示されたとき、およびワックスの一部の色が完全に失われた
とき(すなわち、漂白されたとき)を記録した。12週間に渡ってこの試料を調
べた。表1にこれらの結果を挙げた。
【0116】
【表1】
【0117】 表2の一連の実施例は、プロパン二酸,[(4−メトキシフェニル)メチレン
]−,ジメチルエステル(CASRN7443−25−6)の存在下または非存
在下で紫外線暴露に対する影響を表している。ほとんどの例において、色の損失
は遊離基重合化アルファ−オレフィンワックスおよびパラフィンワックスの存在
下でUVAを使用するとより顕著になった。
]−,ジメチルエステル(CASRN7443−25−6)の存在下または非存
在下で紫外線暴露に対する影響を表している。ほとんどの例において、色の損失
は遊離基重合化アルファ−オレフィンワックスおよびパラフィンワックスの存在
下でUVAを使用するとより顕著になった。
【0118】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H059 BA35 BA43 BA52 BB14 BB15 BB24 BB44 BB45 BB52 BC19 BC33 CA56 DA08 DA18 4J002 AE031 BB001 BB031 EF066 EU076 FD056 FD097 GC00
Claims (24)
- 【請求項1】 少なくとも75重量%の天然および/または合成ワックスと
着色剤と、前記ワックスの重量に対して0.02重量%から5重量%の式(1)
の化合物とを含む、ワックスをベースとする着色し、成形された固形物品であっ
て、 【化1】 式中、R1は独立にC1〜20アルキル、C1〜20アルコキシアルキル、C1 〜20 ヒドロキシアルキル、C1〜20アルケニル、置換C1〜20アルケニル
基、C1〜20アルコキシ−C1〜20アルキル基、C1〜20−オキシ−N−
C1〜20アルキル基、−N−環状C1〜10アルキル基、または環状N−C1 〜10 アルキル基であり、 R11は水素またはC1〜8アルキルであり、 pおよびqは独立に0または1であり、 Arは置換芳香族単環、非置換の芳香族単環、置換芳香族融合二環または三環
基、非置換の芳香族融合二環または三環基、ヘテロ芳香族単環またはヘテロ芳香
族融合二環または三環基であり、 R3は水素、C1〜18アルキル、非置換またはC1〜4アルキルで一、二ま
たは三置換されたC5〜C12シクロアルキル、非置換またはC1〜4アルキル
で一、二または三置換されたC7〜C9フェニルアルキル、(i)から(x) 【化2】 から選択された遮蔽アミノ基または(xi)基であり、 【化3】 式中、R、R’、R1’、R2’およびR5は独立に水素、C1〜12アルキル
、C1〜8アルコキシ、または−COR3のいずれかであり、R3が水素、C1 〜6 アルキル、フェニル、−COO(C1〜4アルキル)またはNR15R16 であり、R15およびR16が独立に水素、C1〜12アルキル、C5〜6シク
ロアルキル、フェニルまたは(C1〜12アルキル)フェニルであるか、または
R15およびR16が結合しているN原子と共に追加のNまたはO原子を含むこ
とが可能な5員環から7員環を形成し、 nは0または1(構造iv)であり、 YはCOが環構造の一部を形成する−NCOまたは−OCN基であり、 構造(iii)の各R6は、R6が1個だけフェニルの場合は、独立に水素、
C1〜12アルキルまたはフェニルから選択され、または両R6基が一緒にmが
2から11である−(CH2)m−基、−C(CH3)2−、−C(CH3)2 −CH2−CH2−または−C(CH3)CH2CH2CH(CH3)−を形成
する、物品。 - 【請求項2】 前記化合物(1)が、400nm以下の波長で、グラム−c
m当たり70リットル以上の紫外線吸収率を示す請求項1に記載の物品。 - 【請求項3】 前記化合物(1)がワックス重量に対して0.05重量%か
ら1.0重量%の量で存在する請求項1に記載の物品。 - 【請求項4】 前記化合物(1)がワックス重量に対して0.1重量%から
0.3重量%の量で存在する請求項3に記載の物品。 - 【請求項5】 前記ワックスがパラフィンロウと単量体または重合体のアル
ファオレフィンワックスの組合せを含む請求項1に記載の物品。 - 【請求項6】 前記アルファオレフィンが枝分かれ鎖または直鎖のアルケン
C24〜C54である請求項1に記載の物品。 - 【請求項7】 前記着色剤が色素である請求項1に記載の物品。
- 【請求項8】 化合物(1)が化合物(1a)であり、 【化4】 式中、R1は独立にC1〜20アルキル、C1〜20アルコキシアルキル、C1 〜20 ヒドロキシアルキル、C1〜20アルケニル、置換C1〜20アルケニル
基、C1〜20アルコキシ−C1〜20アルキル基であるか、または群(i)か
ら(x)から選択され、 qは1であり、 R3、R11およびArは請求項1に定義された通りである請求項1に記載の
物品。 - 【請求項9】 化合物(1)が化合物(1b)であり、 【化5】 式中、pが0または1であり、R1、R3、R11が請求項1に定義された通り
である請求項1に記載の物品。 - 【請求項10】 化合物(1b)が化合物(1b)であり、 【化6】 式中、R1およびR4が直鎖または枝分かれ鎖C1〜6アルキル基である請求項
9に記載の物品。 - 【請求項11】 天然および/または合成ワックスと、着色剤と、式(1)
の化合物とを含む着色された固形のロウソクであって、 【化7】 式中、R1は独立にC1〜20アルキル、C1〜20アルコキシアルキル、C1 〜20 ヒドロキシアルキル、C1〜20アルケニル、置換C1〜20アルケニル
基、C1〜20−アルコキシ−C1〜20アルキル基、C1〜20−オキシ−N
−C1〜20アルキル基、−N−環状C1〜10アルキル基、および環状N−C 1〜10 アルキル基であり、R11は水素またはC1〜8アルキルであり、 pおよびqは独立に0または1であり、 Arは置換または非置換の芳香族単環または置換または非置換の芳香族融合二
環または三環基またはヘテロ芳香族単環またはヘテロ芳香族融合二環または三環
基であり、 R3は水素、C1〜18アルキル、非置換またはC1〜4アルキルで一、二ま
たは三置換されたC5〜C12シクロアルキル、非置換またはC1〜4アルキル
で一、二または三置換されたC7〜C9フェニルアルキル、または好ましくは(
i)から(x)から選択された遮蔽アミノ酸であり、 【化8】 またはR3が(xi)基であり、 【化9】 式中、R、R’、およびR5は独立に水素、C1〜12アルキル、C1〜8アル
コキシ、または−COR3のいずれかであり、R3が水素、C1〜6アルキル、
フェニル、−COO(C1〜4アルキル)またはNR15R16であり、R15 およびR16は独立に水素、C1〜12アルキル、C5〜6シクロアルキル、フ
ェニルまたは(C1〜12アルキル)フェニルであるか、またはR15およびR 16 が結合しているN原子と共に追加のNまたはO原子を含むことが可能な5員
環から7員環を形成し、 nは0または1であり、 YはCOが環構造の一部を形成する−NCOまたは−OCN基であり、 構造(iii)の各R6は、R6がフェニルである場合、独立に水素、C1〜 12 アルキルまたはフェニルから選択され、または両R6基が一緒にmが2から
11である−(CH2)m−基、−C(CH3)2−基、−C(CH3)2−C
H2−CH2−基または−C(CH3)CH2CH2CH(CH3)−を形成し
、 (xi)のR’1およびR’2は、独立にC1〜20アルキル、C1〜20ア
ルコキシアルキル、C1〜20ヒドロキシアルキル、C1〜20アルケニル、置
換C1〜20アルケニル基、C1〜20アルコキシ−C1〜20アルキル基、C 1〜20 −オキシ−N−C1〜20アルキル基、−N−環状C1〜10アルキル
基、および環状N−C1〜10アルキル基である、ロウソク。 - 【請求項12】 前記化合物(1)が前記ロウソク中でワックスの重量に対
して0.02重量%から0.5重量%の量で存在する請求項11に記載のロウソ
ク。 - 【請求項13】 前記化合物(1)が前記ロウソク中にワックスの重量に対
して0.1重量%から0.2重量%の量で存在する請求項12に記載のロウソク
。 - 【請求項14】 前記合成ワックスがアルファオレフィンワックスを含む請
求項11に記載のロウソク。 - 【請求項15】 前記アルファオレフィンがアルカンワックスC24〜C5 4 、枝分かれ鎖または直鎖α−オレフィンワックスである請求項11に記載のロ
ウソク。 - 【請求項16】 前記着色剤が油溶性色素である請求項11に記載のロウソ
ク。 - 【請求項17】 前記ワックスがビーズワックスである請求項11に記載の
ロウソク。 - 【請求項18】 細長い先細の形状を有し、前記ワックスが水素化脂肪を含
む請求項11に記載のロウソク。 - 【請求項19】 過剰浸漬層を含み、細長い先細の形状を有し、前記着色剤
および(1)が前記過剰浸漬層に含まれる請求項11に記載のロウソク。 - 【請求項20】 重合化アルファオレフィンワックスと、油溶性色素と、プ
ロパン二酸,[(4−メトキシフェニル)メチレン]−,ジメチルエステルとを
含む着色した固形のロウソク。 - 【請求項21】 前記プロパン二酸,[(4−メトキシフェニル)メチレン
]−,ジメチルエステルが前記ロウソク中にワックスの重量に対して0.02重
量%から0.5重量%である請求項21に記載のロウソク。 - 【請求項22】 前記プロパン二酸,[(4−メトキシフェニル)メチレン
]−,ジメチルエステルが前記ロウソク中にワックスの重量に対して0.1重量
%から0.3重量%である請求項21に記載のロウソク。 - 【請求項23】 前記アルファオレフィンがα−オレフィンC24〜C54 、枝分かれ鎖または直鎖ワックスを含む請求項14に記載のロウソク。
- 【請求項24】 前記着色剤が、C.I.ソルベントイエロー3、C.I.
ソルベントグリーン3、C.I.アシッドブラック429、C.I.ソルベント
レッド207、C.I.フタロブルー、C.I.ソルベントバイオレット13、
C.I.ディスパースバイオレット17、C.I.ソルベントイエロー14、C
.I.ソルベントブルー36、C.I.ソルベントイエロー33、C.I.ソル
ベントレッド149、C.I.ソルベントイエロー56、C.I.ソルベントイ
エロー90、C.I.ソルベントレッド26、C.I.ソルベントイエロー29
、C.I.ソルベントレッド24、C.I.ソルベントイエロー16、C.I.
ソルベントイエロー72、C.I.ソルベントブルー104、C.I.ソルベン
トイエロー93、C.I.ソルベントイエロー98、C.I.ディスパースイエ
ロー64、C.I.ソルベントイエロー24、C.I.ソルベントオレンジ60
、バットレッド41、C.I.ソルベントレッド195、C.I.ソルベントレ
ッド111、C.I.ソルベントレッド179、C.I.ソルベントレッド13
5、C.I.ソルベントレッド63、C.I.ディスパースバイオレット26、
C.I.ソルベントバイオレット37、C.I.ソルベントグリーン28、C.
I.ソルベントイエロー133、C.I.ソルベントイエロー164、C.I.
ソルベントブルー122、C.I.ソルベントバイオレット49、C.I.ソル
ベントブラウン122、C.I.ソルベントレッド91、C.I.ソルベントレ
ッド164、C.I.ソルベントブルー98から成る群から選択された請求項1
1に記載のロウソク。
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