JP2002525910A - 放送用送信機を持った無線通信システム - Google Patents
放送用送信機を持った無線通信システムInfo
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- H04H2201/00—Aspects of broadcast communication
- H04H2201/10—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
- H04H2201/20—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system digital audio broadcasting [DAB]
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
端末と、一周波数の多重フレーム方式で前記端末に放送サービスを転送する主送信機とを具備する無線のディジタル通信システムであって、前記システムは前記主送信機と同期しかつ主送信機の多重フレームの前もって決められた時間帯内に前記端末に放送サービスを送る補助送信機をさらに具備する。補助送信機に意図された上記時間帯は、主送信機の多重フレーム内の制御・識別データのフィールドに決められている。前記システムはまた少なくとも一つのサーバを含み、このサーバは端末ごとの加入者サービスを送信し、かつこのサーバから前記補助送信機へデータ送信接続が確立され、前記補助送信機は端末ごとの加入者サービスを端末に送るように構成されている。端末は端末ごとの加入者サービスを送信するサーバとのデータ送信接続を確立することが出来、このデータ送信接続は、加入者サービスの注文をサーバに供給するのに使われる。
Description
【0001】 本発明は主送信機と端末とを具備する無線ディジタル通信システムに関する。
ここで、前記主送信機は単一周波数の多重フレーム形式で前記端末に放送サービ
スを送信するように構成されている。本発明はまた、前記システムで使われる送
信機及び端末に関する。
ここで、前記主送信機は単一周波数の多重フレーム形式で前記端末に放送サービ
スを送信するように構成されている。本発明はまた、前記システムで使われる送
信機及び端末に関する。
【0002】 本明細書において、「放送送信」と言う言葉は、ラジオまたはテレビ放送のよ
うな放送タイプの送信を、ある地域内で、端末に送信することをさす。これらの
放送送信は、公共放送体に加えて、民間企業も送信できる。民間及び公共体の双
方とも限られた数の端末にのみサービスを提供出来る。
うな放送タイプの送信を、ある地域内で、端末に送信することをさす。これらの
放送送信は、公共放送体に加えて、民間企業も送信できる。民間及び公共体の双
方とも限られた数の端末にのみサービスを提供出来る。
【0003】 オーディオ及びビデオ信号のディジタル処理および記録方法はここ数年間に急
速に発展した。したがって、従来のアナログの送信技術はディジタル技術の品質
要求にもはや対応不可能となっている。かかる理由から、新しいディジタル放送
ネットワークが数年以内に導入されて、ラジオおよびテレビ放送を始めることに
なるであろう。これらのネットワークは、ディジタルオーディオ放送ネットワ―
クDAB、これはT−DAB(地上DAB)とも略される、およびディジタルビ
デオ放送ネットワークDVB、これは時にはDVB−T(地上DVB)とも呼ば
れる、を含む。実際、これまで、これらのネットワークを開発する主な狙いはラ
ジオ及びテレビ放送のオーディオ及びビデオ品質を改良することにあった。
速に発展した。したがって、従来のアナログの送信技術はディジタル技術の品質
要求にもはや対応不可能となっている。かかる理由から、新しいディジタル放送
ネットワークが数年以内に導入されて、ラジオおよびテレビ放送を始めることに
なるであろう。これらのネットワークは、ディジタルオーディオ放送ネットワ―
クDAB、これはT−DAB(地上DAB)とも略される、およびディジタルビ
デオ放送ネットワークDVB、これは時にはDVB−T(地上DVB)とも呼ば
れる、を含む。実際、これまで、これらのネットワークを開発する主な狙いはラ
ジオ及びテレビ放送のオーディオ及びビデオ品質を改良することにあった。
【0004】 当該ネットワークは単一周波数ネットワークとして実施され、ネットワーク内
で提供されるサービスは同時に同じ周波数で送信される。双方の前記ネットワー
クは、OFDM変調(直交周波数分割多重化)を使うが、この変調では別の送信
機から送られた信号の相互干渉無しに単一周波数の使用を可能にする。単一周波
数ネットワークの利点は、それが周波数帯を効率的に利用する点にある。前記D
ABネットワークでは、例えば、1.536MHzの周波数ブロックが送信に使
われ、ここでは例えば、6つの高品質ステレオチャネルまたは3倍の音声チャネ
ルが送信できる。前記周波数ブロックの内部では、チャネルが多重形式で出力に
はめ込まれる。単一周波数ネットワークは、十分な同一チャネル低減率、即ち、
同一周波数で異なるプログラムを送っている二つの送信機間の十分な離隔を定義
する要素、を要求する。一方、ネットワークは十分に密なことが必要で、その結
果、送信出力が低く保たれかつ遠方からの遅延した信号がネットワークの可聴性
に干渉しない。必要な送信出力は、要求される信号対ノイズ比がかなり低いため
、従来のアナログ形式のラジオ放送に必要な出力のほんの一部である。
で提供されるサービスは同時に同じ周波数で送信される。双方の前記ネットワー
クは、OFDM変調(直交周波数分割多重化)を使うが、この変調では別の送信
機から送られた信号の相互干渉無しに単一周波数の使用を可能にする。単一周波
数ネットワークの利点は、それが周波数帯を効率的に利用する点にある。前記D
ABネットワークでは、例えば、1.536MHzの周波数ブロックが送信に使
われ、ここでは例えば、6つの高品質ステレオチャネルまたは3倍の音声チャネ
ルが送信できる。前記周波数ブロックの内部では、チャネルが多重形式で出力に
はめ込まれる。単一周波数ネットワークは、十分な同一チャネル低減率、即ち、
同一周波数で異なるプログラムを送っている二つの送信機間の十分な離隔を定義
する要素、を要求する。一方、ネットワークは十分に密なことが必要で、その結
果、送信出力が低く保たれかつ遠方からの遅延した信号がネットワークの可聴性
に干渉しない。必要な送信出力は、要求される信号対ノイズ比がかなり低いため
、従来のアナログ形式のラジオ放送に必要な出力のほんの一部である。
【0005】 前記DABネットワークで、複数国、国内、地方、エリア、及び局地サービス
を提供することが意図されている。前記DABネットワークの設計の考えは、国
内及びそれより更に限られたネットワークにおいては、送信機が同一周波数で働
き、かつそのようなネットワーク内の端末に送信されるサービスがより低出力の
中継放送局に必要ならば支援され得る一つの主送信機によって実施可能である点
にある。しかして、例えば、局地サービスはエリア出力の多重形式で送信され、
その結果、エリア向け送信機でカバーされた全エリアで単一周波数の要求が満た
される。しかし、局地サービスはエリア送信機でカバーされる全エリアに送信さ
れるので、エリア出力の周波数ブロックの利用効率は非常に悪い。エリア送信機
のカバレージエリアが大きくなるにつれて、利用可能な周波数帯に割り込ませる
ことが出来る局地出力は少なくなる。局地サービスの数を増やす必要がある場合
、エリア送信機のカバレージエリアは削減されなければならず、それは逆にコス
ト増を招き、エリア送信で意図された他のサービスにとって不利になる。前記D
ABネットワークのエリア送信機もまた、DABネットワーク内では局地サービ
スが通常前もって決められた地理的エリアに基づいて提供されるので、非常に複
雑なものになる。しかしながら、そのような場合に、地理的エリアそれぞれに向
けられる局地出力に対するコードは、前記端末が局地サービスを組み込むことが
出来るように定義される必要がある。
を提供することが意図されている。前記DABネットワークの設計の考えは、国
内及びそれより更に限られたネットワークにおいては、送信機が同一周波数で働
き、かつそのようなネットワーク内の端末に送信されるサービスがより低出力の
中継放送局に必要ならば支援され得る一つの主送信機によって実施可能である点
にある。しかして、例えば、局地サービスはエリア出力の多重形式で送信され、
その結果、エリア向け送信機でカバーされた全エリアで単一周波数の要求が満た
される。しかし、局地サービスはエリア送信機でカバーされる全エリアに送信さ
れるので、エリア出力の周波数ブロックの利用効率は非常に悪い。エリア送信機
のカバレージエリアが大きくなるにつれて、利用可能な周波数帯に割り込ませる
ことが出来る局地出力は少なくなる。局地サービスの数を増やす必要がある場合
、エリア送信機のカバレージエリアは削減されなければならず、それは逆にコス
ト増を招き、エリア送信で意図された他のサービスにとって不利になる。前記D
ABネットワークのエリア送信機もまた、DABネットワーク内では局地サービ
スが通常前もって決められた地理的エリアに基づいて提供されるので、非常に複
雑なものになる。しかしながら、そのような場合に、地理的エリアそれぞれに向
けられる局地出力に対するコードは、前記端末が局地サービスを組み込むことが
出来るように定義される必要がある。
【0006】 上記の事情と関連した別の問題は、前記DABネットワークにより提供される
データ送信容量の増加にもかかわらず、前記容量が端末ごと(terminal-specifi
c)のサービスの送信に利用できないことである。前記DABネットワークの端
末は受信機のみを含むのが典型的であって、このことは、サービスオーダーが端
末から送信できないことを意味する。更に、前記DABネットワークは放送タイ
プの送信を中継するように設計されており、したがって、本システムの、ある端
末に送信を振り向ける能力は限られている。
データ送信容量の増加にもかかわらず、前記容量が端末ごと(terminal-specifi
c)のサービスの送信に利用できないことである。前記DABネットワークの端
末は受信機のみを含むのが典型的であって、このことは、サービスオーダーが端
末から送信できないことを意味する。更に、前記DABネットワークは放送タイ
プの送信を中継するように設計されており、したがって、本システムの、ある端
末に送信を振り向ける能力は限られている。
【0007】 本発明の目的は通信システムを提供し上記の欠点を排除するすることにある。
【0008】 本発明のシステムは、前記システムが補助送信機をも具備することを特徴とす
る。この補助送信機は、カバレージエリアの点で実質的に前記主送信機のカバレ
ージエリアより狭く、かつ前記主送信機と同期し、更に主送信機の多重フレーム
の前もって決められた時間帯(time slot)内に前記端末に放送サービスを送る
ように構成されている。
る。この補助送信機は、カバレージエリアの点で実質的に前記主送信機のカバレ
ージエリアより狭く、かつ前記主送信機と同期し、更に主送信機の多重フレーム
の前もって決められた時間帯(time slot)内に前記端末に放送サービスを送る
ように構成されている。
【0009】 本発明の送信機は、前記送信機が主送信機と同期するように構成されているこ
とを特徴とする。前記主送信機のカバレージエリアは実質的に前記送信機のカバ
レージエリアより広くかつ前記送信機は前記主送信機の多重フレームの前もって
決められた時間帯内に放送サービスを送るように構成されている。
とを特徴とする。前記主送信機のカバレージエリアは実質的に前記送信機のカバ
レージエリアより広くかつ前記送信機は前記主送信機の多重フレームの前もって
決められた時間帯内に放送サービスを送るように構成されている。
【0010】 本発明の端末は、前記端末が前記フレームの制御・識別データフィールドに含
まれた情報に基づいて他の送信機から送られた局地サービスを組み込むことが出
来るように構成されていることを特徴とする。
まれた情報に基づいて他の送信機から送られた局地サービスを組み込むことが出
来るように構成されていることを特徴とする。
【0011】 本発明の基本的な考えは、小さな出力で各局地送信機のカバレージエリア向け
の局地サービスを送信する技術的に簡素化された局地送信機がエリア送信機のカ
バレージエリア内に設置される点にある。更に本発明の考えは、エリア出力内で
多重化形式で送信されるサービスの制御・識別データが、エリア出力からある時
間帯を確保するのに使われる点にあり、その時間帯に局地送信機は自身の出力を
送る。本発明の好適な実施例の考えは、前記端末からサーバへの接続が確立され
、そのサーバから局地送信機によって送られる端末ごとのサービスがオーダーで
きる点にある。本発明の別の好適な実施例の考えでは、エリア出力内で多重化形
式で送信されるサービスの制御・識別データが局地出力からデータ送信容量を確
保するのに使われて、端末ごとの加入者サービスを送信するのを可能にする点に
ある。
の局地サービスを送信する技術的に簡素化された局地送信機がエリア送信機のカ
バレージエリア内に設置される点にある。更に本発明の考えは、エリア出力内で
多重化形式で送信されるサービスの制御・識別データが、エリア出力からある時
間帯を確保するのに使われる点にあり、その時間帯に局地送信機は自身の出力を
送る。本発明の好適な実施例の考えは、前記端末からサーバへの接続が確立され
、そのサーバから局地送信機によって送られる端末ごとのサービスがオーダーで
きる点にある。本発明の別の好適な実施例の考えでは、エリア出力内で多重化形
式で送信されるサービスの制御・識別データが局地出力からデータ送信容量を確
保するのに使われて、端末ごとの加入者サービスを送信するのを可能にする点に
ある。
【0012】 本発明は大きな利点を持っている。このエリア出力は各局地出力を含まず、各
局地送信機はある時間帯を使ってそれ自身のサービスを送信するので、エリア送
信機が使う周波数ブロックはかなり効率的に活用できる。本発明の別の利点はエ
リア送信機の管理がかなり簡素化される点にある。更なる利点は、局地送信機が
、それ自身のカバレージエリアのみに送信すればよいので、技術面から、簡素か
つ低廉に実施できる。更に、本発明の好適な実施例の利点は、主として放送サー
ビス用に設計されたネットワークソリューションが端末ごとの加入者サービスを
個々の端末に送信するのにのにも使える点にある。
局地送信機はある時間帯を使ってそれ自身のサービスを送信するので、エリア送
信機が使う周波数ブロックはかなり効率的に活用できる。本発明の別の利点はエ
リア送信機の管理がかなり簡素化される点にある。更なる利点は、局地送信機が
、それ自身のカバレージエリアのみに送信すればよいので、技術面から、簡素か
つ低廉に実施できる。更に、本発明の好適な実施例の利点は、主として放送サー
ビス用に設計されたネットワークソリューションが端末ごとの加入者サービスを
個々の端末に送信するのにのにも使える点にある。
【0013】 本発明を、付随する図面を参照して、更に詳しく説明する。
【0014】 図1は、一例として、あるエリア送信機のカバレージエリアを示している。こ
のエリア送信機は、本発明の好適な実施例に従って局地送信機を備えている。
のエリア送信機は、本発明の好適な実施例に従って局地送信機を備えている。
【0015】 図2は、一例として、エリア出力の代表的な多重化フレームを示す。
【0016】 図3は、一例として、局地出力の代表的な多重化フレームを示す。
【0017】 図1は、エリア送信機ATのカバレージエリアを例示し、このエリア送信機は
、本発明の好適な実施例によるカバレージエリア並びに3つの局地送信機LT1
、LT2およびLT3を具備する。一つのエリア送信機のカバレージエリア内の
局地送信機の数は、当然、例えば、ゼロから数ダースと変わり得る。局地送信機
の数は、エリア送信機のカバレージエリアの大きさ及び必要な局地サービスの数
に依存し、局地サービスの数は主として、人口及び人口分布に依存する。エリア
送信機ATはカバレージエリア全体にエリア出力を送信し、エリア出力で提供さ
れるサービスはエリア出力のフレームの時間帯内に多重化される。移動端末MT
1とMT2は、前記エリア送信機ATの全カバレージエリア内でエリア送信機A
Tによって提供されるサービスと各局地送信機LT1からLT3のカバレージエ
リア内で各局地送信機LT1からLT3によって提供されるサービスとを、受信
できる。図1に例示された有線放送ネットワークNW及び衛星位置発見システム
の衛星STもまた以下に記述するような具合に同期に使うことが出来る。サーバ
SRとそのサービスプロバイダーSP1およびSP2への接続もまた、以下に述
べるような具合に、端末ごとの加入者サービスを送信するために利用できる。
、本発明の好適な実施例によるカバレージエリア並びに3つの局地送信機LT1
、LT2およびLT3を具備する。一つのエリア送信機のカバレージエリア内の
局地送信機の数は、当然、例えば、ゼロから数ダースと変わり得る。局地送信機
の数は、エリア送信機のカバレージエリアの大きさ及び必要な局地サービスの数
に依存し、局地サービスの数は主として、人口及び人口分布に依存する。エリア
送信機ATはカバレージエリア全体にエリア出力を送信し、エリア出力で提供さ
れるサービスはエリア出力のフレームの時間帯内に多重化される。移動端末MT
1とMT2は、前記エリア送信機ATの全カバレージエリア内でエリア送信機A
Tによって提供されるサービスと各局地送信機LT1からLT3のカバレージエ
リア内で各局地送信機LT1からLT3によって提供されるサービスとを、受信
できる。図1に例示された有線放送ネットワークNW及び衛星位置発見システム
の衛星STもまた以下に記述するような具合に同期に使うことが出来る。サーバ
SRとそのサービスプロバイダーSP1およびSP2への接続もまた、以下に述
べるような具合に、端末ごとの加入者サービスを送信するために利用できる。
【0018】 図2は、異なる種類のサービスの各々がそれ自身の時間帯に挿入されている前
記エリア出力の代表的な多重化フレーム1を模式的に示す。前記フレーム1の最
初には、フレーム1に含まれた制御・識別データ(CD、ID)を表示するため
にフィールド(1a)が確保されている。これらの制御・識別データは、例えば
、どんなサービスをフレームが含むか、どのエリアにサービスが意図されている
か、どの時間帯に各サービスが挿入されるかを決めるために使われる。前記制御
・識別データはまた各局地領域で使われる送信コードに関する情報を含む。この
コードに基づいて、端末は局地サービスを組み込むことが出来る。DAB標準E
TS 300 401では、例えば、16または32ビットのフィールドがサー
ビスの識別データを表示するのに使われ、11ビットのフィールドがサービスの
地理的な目標地域を決定するのに確保される。前記フレーム1のほかの時間帯(
1b、1cなど)は、エリアサービス(AS1、AS2など)と局地サービス(
LS1、LS2など)が与えられている。
記エリア出力の代表的な多重化フレーム1を模式的に示す。前記フレーム1の最
初には、フレーム1に含まれた制御・識別データ(CD、ID)を表示するため
にフィールド(1a)が確保されている。これらの制御・識別データは、例えば
、どんなサービスをフレームが含むか、どのエリアにサービスが意図されている
か、どの時間帯に各サービスが挿入されるかを決めるために使われる。前記制御
・識別データはまた各局地領域で使われる送信コードに関する情報を含む。この
コードに基づいて、端末は局地サービスを組み込むことが出来る。DAB標準E
TS 300 401では、例えば、16または32ビットのフィールドがサー
ビスの識別データを表示するのに使われ、11ビットのフィールドがサービスの
地理的な目標地域を決定するのに確保される。前記フレーム1のほかの時間帯(
1b、1cなど)は、エリアサービス(AS1、AS2など)と局地サービス(
LS1、LS2など)が与えられている。
【0019】 本発明の好適な実施例によると、局地送信機がそのカバレージエリア内であら
かじめ決められた時間帯に局地サービスを送信する。その時間帯には、当該局地
送信機のカバレージエリアを含むエリア送信機は全くサービスを送らない。上記
で述べたフレーム1から、一つ以上の時間帯が選ばれる。従来技術によれば、こ
れらの時間帯は局地サービス(LS1、LS2など)をエリア出力の多重形式で
送信するのに使われただろうが、本発明によれば、局地送信機は前記時間帯内で
局地サービスを同時に送る。その場合には、エリア出力に各局地出力を含む必要
がなく、しかも全部の局地送信機がそれら自身のサービスを送信するのに同一の
時間帯を使うので、エリア送信機が使う周波数ブロックはかなり効率的に活用さ
れる。本発明の更なる利点は、小さな地域を局地出力に別々に符号化する必要が
ないので、エリア送信機の管理と構造がかなり簡素化できる点にある。局地送信
機はそのカバレージエリアのみに送信すればよいので、局地送信機の技術的な実
現も簡単である。必要ならば、局地出力は前もって別の所で符号化でき、かくし
て局地送信機の変調装置に供給されるデータはソースおよびチャネルコード化デ
ータとなる。その場合、サービスデータは、例えば有線データ回線経由で変調さ
れた形で局地送信機のメモリーに送ることが出来る。それは、局地送信機を可能
な限り簡素で安く実現するのを可能にする。
かじめ決められた時間帯に局地サービスを送信する。その時間帯には、当該局地
送信機のカバレージエリアを含むエリア送信機は全くサービスを送らない。上記
で述べたフレーム1から、一つ以上の時間帯が選ばれる。従来技術によれば、こ
れらの時間帯は局地サービス(LS1、LS2など)をエリア出力の多重形式で
送信するのに使われただろうが、本発明によれば、局地送信機は前記時間帯内で
局地サービスを同時に送る。その場合には、エリア出力に各局地出力を含む必要
がなく、しかも全部の局地送信機がそれら自身のサービスを送信するのに同一の
時間帯を使うので、エリア送信機が使う周波数ブロックはかなり効率的に活用さ
れる。本発明の更なる利点は、小さな地域を局地出力に別々に符号化する必要が
ないので、エリア送信機の管理と構造がかなり簡素化できる点にある。局地送信
機はそのカバレージエリアのみに送信すればよいので、局地送信機の技術的な実
現も簡単である。必要ならば、局地出力は前もって別の所で符号化でき、かくし
て局地送信機の変調装置に供給されるデータはソースおよびチャネルコード化デ
ータとなる。その場合、サービスデータは、例えば有線データ回線経由で変調さ
れた形で局地送信機のメモリーに送ることが出来る。それは、局地送信機を可能
な限り簡素で安く実現するのを可能にする。
【0020】 本発明の好適な実施例によれば、エリア出力のフレーム内に含まれた制御・識
別データが、局地送信機に一つ以上の時間帯を確保するのに使われ、この局地送
信機はこれらの時間帯の間にカバレージエリア内で局地サービスを送る。上述の
フレーム構造によれば、フレームの最初の制御・識別データフィールドは、局地
サービスを送るのに確保された時間帯に関する情報を含む。前記局地送信機もま
たエリア出力を受信するように構成され、このエリア出力から前記局地送信機は
それ自身の送信用に使うことが出来る時間帯の情報を受信する。制御・識別デー
タフィールドはまた各局地領域で使われ、局地送信機がその送信を符号化するの
に使う符合についての情報を含む。このコードは好ましくは局地送信機のメモリ
ーに保存されるか、例えば、符号がリセットされる場合には、エリア出力内で局
地送信機に供給される。前記局地送信機はこのコードを局地出力内に送り、結局
、前記端末は、受信したコードに基づいて局地サービスを組み込むことが出来る
ようになる。
別データが、局地送信機に一つ以上の時間帯を確保するのに使われ、この局地送
信機はこれらの時間帯の間にカバレージエリア内で局地サービスを送る。上述の
フレーム構造によれば、フレームの最初の制御・識別データフィールドは、局地
サービスを送るのに確保された時間帯に関する情報を含む。前記局地送信機もま
たエリア出力を受信するように構成され、このエリア出力から前記局地送信機は
それ自身の送信用に使うことが出来る時間帯の情報を受信する。制御・識別デー
タフィールドはまた各局地領域で使われ、局地送信機がその送信を符号化するの
に使う符合についての情報を含む。このコードは好ましくは局地送信機のメモリ
ーに保存されるか、例えば、符号がリセットされる場合には、エリア出力内で局
地送信機に供給される。前記局地送信機はこのコードを局地出力内に送り、結局
、前記端末は、受信したコードに基づいて局地サービスを組み込むことが出来る
ようになる。
【0021】 本発明の実施に関しては、特に当該ネットワークが単一周波数ネットワークで
かつ端末がエリア出力の多重信号と同期しているので、エリア送信機及び局地送
信機の同期が非常に大事である。例として示された前記DABとDVBネットワ
ークはOFDM変調を使い、信号に使われる長いガード期間のお陰で、端末は、
例えばマルチパス遅延で引き起こされる干渉などに対して、どちらかと言えば不
感である。しかし、局地送信機の信号遅延は、前記ガード期間の長さを有意に越
えることはない。本発明の好適な実施例によると、同期信号を与える図1の有線
または無線のネットワークNW又は衛星位置発見システムにロックされ衛星ST
から得た信号によって同期を保たれたクロックのような外部標準に対して局地送
信機を接続することで、同期が得られる。局地送信機はまた、それが局地出力の
制御・識別データ内に局地出力用に確保された時間帯を探すときに、局地出力の
信号と同期させることも出来る。
かつ端末がエリア出力の多重信号と同期しているので、エリア送信機及び局地送
信機の同期が非常に大事である。例として示された前記DABとDVBネットワ
ークはOFDM変調を使い、信号に使われる長いガード期間のお陰で、端末は、
例えばマルチパス遅延で引き起こされる干渉などに対して、どちらかと言えば不
感である。しかし、局地送信機の信号遅延は、前記ガード期間の長さを有意に越
えることはない。本発明の好適な実施例によると、同期信号を与える図1の有線
または無線のネットワークNW又は衛星位置発見システムにロックされ衛星ST
から得た信号によって同期を保たれたクロックのような外部標準に対して局地送
信機を接続することで、同期が得られる。局地送信機はまた、それが局地出力の
制御・識別データ内に局地出力用に確保された時間帯を探すときに、局地出力の
信号と同期させることも出来る。
【0022】 ネットワークの設計に際しては、再送信距離が局地送信機にとって十分でなけ
ればならない、と思い起こすことが必要である。その際には、互いに十分離れた
低出力局地送信機は同じ周波数ブロックを使うのが好ましい。エリア出力の制御
・識別データ内で、端末は、局地出力用に多重化された時間帯と、これらの時間
帯内に送られるサービスと、そのサービスの大きさ及び多重フレーム内の時間帯
の場所とに関する情報を受け取る。この情報に基づいて、前記端末は局地出力を
組み込むことが出来る。局地送信機が近接して配置される必要がある場合には、
本発明の好適な実施例に従って、異なる周波数ブロックが割り当てられなければ
ならない。前記端末は前記エリア出力と同期されているので、端末は他の周波数
ブロックを使う局地出力を受信するには再設定されなければならない。本発明の
好適な実施例によると、再設定は衛星位置発見システムを使って実施できる。G
PS(全地球位置発見システム)のような衛星位置発見システムの受信機は、端
末に一体化されており、その端末はこの受信機によって自身の位置を決めること
が出来る。位置データに対応して、端末は当該エリアで使われる局地出力コード
決定する。当該システムの代表的なアルゴリズムは、DAB標準ETS 300
401(1996年6月、pp.118−121)に記載された符号決定法の
ように、コードの決定に使うことが出来る。
ればならない、と思い起こすことが必要である。その際には、互いに十分離れた
低出力局地送信機は同じ周波数ブロックを使うのが好ましい。エリア出力の制御
・識別データ内で、端末は、局地出力用に多重化された時間帯と、これらの時間
帯内に送られるサービスと、そのサービスの大きさ及び多重フレーム内の時間帯
の場所とに関する情報を受け取る。この情報に基づいて、前記端末は局地出力を
組み込むことが出来る。局地送信機が近接して配置される必要がある場合には、
本発明の好適な実施例に従って、異なる周波数ブロックが割り当てられなければ
ならない。前記端末は前記エリア出力と同期されているので、端末は他の周波数
ブロックを使う局地出力を受信するには再設定されなければならない。本発明の
好適な実施例によると、再設定は衛星位置発見システムを使って実施できる。G
PS(全地球位置発見システム)のような衛星位置発見システムの受信機は、端
末に一体化されており、その端末はこの受信機によって自身の位置を決めること
が出来る。位置データに対応して、端末は当該エリアで使われる局地出力コード
決定する。当該システムの代表的なアルゴリズムは、DAB標準ETS 300
401(1996年6月、pp.118−121)に記載された符号決定法の
ように、コードの決定に使うことが出来る。
【0023】 本発明の好適な実施例によると、端末ごとの加入者サービスもまた局地送信機
用に確保された多重フレーム内で送ることが出来る。このことが可能なためには
、端末は局地送信機に対して帰還接続を与えられなければならない。これは、本
発明の好適な実施例によれば、加入者サービスを供給するサーバを経由して実施
される。図1によれば、前記端末は、図1の移動端末MT1のように無線による
か、又は、端末MT2のように有線によって、サーバと通信する。公衆電話交換
網PSTNまたは私的な企業内情報通信網LANのような、データを送信できる
何らかの有線ネットワークによって、前記有線接続は実現できる。それ自体は公
知のネットワークソリューションによるサーバSRへの無線又は有線の帰還接続
は当業者には明らかであり、したがって、それをここに詳述する必要はない。前
記サーバSRは、利用できる加入者サービスを含んでもよいし、又はサービスオ
ーダーを形成しかつ希望のサービスプロバイダーへの接続を確立するルーターと
して機能することも出来る。
用に確保された多重フレーム内で送ることが出来る。このことが可能なためには
、端末は局地送信機に対して帰還接続を与えられなければならない。これは、本
発明の好適な実施例によれば、加入者サービスを供給するサーバを経由して実施
される。図1によれば、前記端末は、図1の移動端末MT1のように無線による
か、又は、端末MT2のように有線によって、サーバと通信する。公衆電話交換
網PSTNまたは私的な企業内情報通信網LANのような、データを送信できる
何らかの有線ネットワークによって、前記有線接続は実現できる。それ自体は公
知のネットワークソリューションによるサーバSRへの無線又は有線の帰還接続
は当業者には明らかであり、したがって、それをここに詳述する必要はない。前
記サーバSRは、利用できる加入者サービスを含んでもよいし、又はサービスオ
ーダーを形成しかつ希望のサービスプロバイダーへの接続を確立するルーターと
して機能することも出来る。
【0024】 図1は、例をもって、前記サーバSRから2つのサービスプロバイダーSP1
とSP2への接続を示す。サービスプロバイダーSP1は公共のインターネット
サービスプロバイダーで、前記サーバSRは公共のインターネット網を経由して
このプロバイダーと通信する。前記サーバを経由して、端末MT2は、インター
ネット上で利用できる例えばHTMLファイル又は音声、画像又はビデオファイ
ルなどの典型的なインターネットファイルを、サービスプロバイダーSP1にオ
ーダーする。前記サービスプロバイダーSP1は前記サーバSRを経由して局地
送信機LT1に送ってもらい、この局地送信機がオーダーされたファイルを前記
端末に届ける。サービスプロバイダーSP2は民間のサービスプロバイダーで、
支払いに応じて音声とかビデオファイルを送信し、公共又は民間のデータネット
ワーク経由でコンタクトできる。サービスプロバイダーSP2は、局地送信機L
T1からの送信を要求するサーバSR経由の端末によるオーダーに基づいて、例
えば録音とかビデオ映画を送る。オンデマンド原則に従って満たしかつ機能すべ
きサービスの数は、本発明による通信システムのデータ送信容量が増えるに従っ
て、増やすことが出来る。前記サーバが利用できるサービスプロバイダーの数は
、例に挙げた二つと違ってもよい。同様に、サービスプロバイダーによって送信
されるサービスの形式が上記のファイルおよびサービス形式と異なってもよい。
本発明の通信システムは主に放送サービス送信用に設計されているので、局地サ
ービスに割り当てられた多重フレームの時間帯で、オーダーファイルとできるだ
け多くの端末が局地送信機のカバレージエリア内でオーダーしたサービスとを送
信するのが得である。端末ごとの加入者サービス用に確保された局地出力の割り
当てが小さい場合には、特にそうである。
とSP2への接続を示す。サービスプロバイダーSP1は公共のインターネット
サービスプロバイダーで、前記サーバSRは公共のインターネット網を経由して
このプロバイダーと通信する。前記サーバを経由して、端末MT2は、インター
ネット上で利用できる例えばHTMLファイル又は音声、画像又はビデオファイ
ルなどの典型的なインターネットファイルを、サービスプロバイダーSP1にオ
ーダーする。前記サービスプロバイダーSP1は前記サーバSRを経由して局地
送信機LT1に送ってもらい、この局地送信機がオーダーされたファイルを前記
端末に届ける。サービスプロバイダーSP2は民間のサービスプロバイダーで、
支払いに応じて音声とかビデオファイルを送信し、公共又は民間のデータネット
ワーク経由でコンタクトできる。サービスプロバイダーSP2は、局地送信機L
T1からの送信を要求するサーバSR経由の端末によるオーダーに基づいて、例
えば録音とかビデオ映画を送る。オンデマンド原則に従って満たしかつ機能すべ
きサービスの数は、本発明による通信システムのデータ送信容量が増えるに従っ
て、増やすことが出来る。前記サーバが利用できるサービスプロバイダーの数は
、例に挙げた二つと違ってもよい。同様に、サービスプロバイダーによって送信
されるサービスの形式が上記のファイルおよびサービス形式と異なってもよい。
本発明の通信システムは主に放送サービス送信用に設計されているので、局地サ
ービスに割り当てられた多重フレームの時間帯で、オーダーファイルとできるだ
け多くの端末が局地送信機のカバレージエリア内でオーダーしたサービスとを送
信するのが得である。端末ごとの加入者サービス用に確保された局地出力の割り
当てが小さい場合には、特にそうである。
【0025】 図1に例示されたように、前記サーバSRは局地送信機LT1とLT3に接続
されるのが望ましい。本発明によると、局地送信機が局地出力を発生し、それを
自身で自分に割り当てられた多重フレームの時間帯内に送信する。その場合、加
入者サービスを供給するサーバを直接局地送信機に接続するのが得である。なぜ
ならば、各局地送信機が、局地出力に含まれる放送サービスによって要求される
容量を決めることができ、したがって、あまった容量がサーバによって供給され
る加入者サービスを送信するのに使用できるからである。
されるのが望ましい。本発明によると、局地送信機が局地出力を発生し、それを
自身で自分に割り当てられた多重フレームの時間帯内に送信する。その場合、加
入者サービスを供給するサーバを直接局地送信機に接続するのが得である。なぜ
ならば、各局地送信機が、局地出力に含まれる放送サービスによって要求される
容量を決めることができ、したがって、あまった容量がサーバによって供給され
る加入者サービスを送信するのに使用できるからである。
【0026】 本発明の好適な実施例によれば、オーダーされるサービスの選択データは、サ
ーバSR内に、サービスプロバイダーから受け取ったサービスファイルの多重フ
レーム内に含まれる識別データ及び制御データに基づいて、形成される。本発明
のこの実施例は、多重フレームが含む、サービスの識別データ及び制御データと
、可能なら端末構成とを有する多重フレーム内で、サービスファイルがサーバに
送信されるという考えに基づいている。フレームの識別データと制御データは、
オーダーできるサービスの選択データをユーザーに見せるのに使われる。これら
は、サービスを提供するサーバSRに保存され、かつ/または、放送タイプのデ
ータサービスとして提供される利用可能なサービスのファイルにまとめられるの
が好ましい。したがって、利用可能なサービスの情報は、自動的に、ネットワー
クに接続している端末に転送される。顧客が、自分の端末を使って、サービスリ
ストから希望のサービスを選ぶと、この選択情報が、有線又は無線で、加入者サ
ービスを提供しているサーバに送信される。次に、この選択されたサービスは、
可能な装置仕様に従って、局地送信機から端末に、識別データと制御データ内に
定義されたフレームで、送られる。経路又はサービスプロバイダーの位置に関係
なく、ユーザーは自分の端末から、例えば名簿形式のサービスリスト又は端末に
接続した画面上のサービスリストを走査できる。その際、ユーザーは、どういっ
た形で、どこから、どういう方法で、どんな種類の装置でサービスが提供される
かを知る必要はない。サービス選択はまた、前記サービスを受けるのとは別の端
末で、プログラムの選択データのみが利用出来るように実施することも出来る。
その場合、オーダーしたサービスを受け取る端末の識別データもまた選択データ
と共に供給されるならば、この別の装置、例えばコンピュターで、選択が実施さ
れ、この選択データが送り出される。このことが、サービスを選択するのに使わ
れる装置に関係なく、前記サービスが正しい端末に送られることを保証する。
ーバSR内に、サービスプロバイダーから受け取ったサービスファイルの多重フ
レーム内に含まれる識別データ及び制御データに基づいて、形成される。本発明
のこの実施例は、多重フレームが含む、サービスの識別データ及び制御データと
、可能なら端末構成とを有する多重フレーム内で、サービスファイルがサーバに
送信されるという考えに基づいている。フレームの識別データと制御データは、
オーダーできるサービスの選択データをユーザーに見せるのに使われる。これら
は、サービスを提供するサーバSRに保存され、かつ/または、放送タイプのデ
ータサービスとして提供される利用可能なサービスのファイルにまとめられるの
が好ましい。したがって、利用可能なサービスの情報は、自動的に、ネットワー
クに接続している端末に転送される。顧客が、自分の端末を使って、サービスリ
ストから希望のサービスを選ぶと、この選択情報が、有線又は無線で、加入者サ
ービスを提供しているサーバに送信される。次に、この選択されたサービスは、
可能な装置仕様に従って、局地送信機から端末に、識別データと制御データ内に
定義されたフレームで、送られる。経路又はサービスプロバイダーの位置に関係
なく、ユーザーは自分の端末から、例えば名簿形式のサービスリスト又は端末に
接続した画面上のサービスリストを走査できる。その際、ユーザーは、どういっ
た形で、どこから、どういう方法で、どんな種類の装置でサービスが提供される
かを知る必要はない。サービス選択はまた、前記サービスを受けるのとは別の端
末で、プログラムの選択データのみが利用出来るように実施することも出来る。
その場合、オーダーしたサービスを受け取る端末の識別データもまた選択データ
と共に供給されるならば、この別の装置、例えばコンピュターで、選択が実施さ
れ、この選択データが送り出される。このことが、サービスを選択するのに使わ
れる装置に関係なく、前記サービスが正しい端末に送られることを保証する。
【0027】 上記の本発明の実施例は以下の考えに基づいている。即ち、利用できる加入者
サービスに関する情報を、サービスを送信するのに使われる多重フレームの制御
・識別データを利用して、サーバSRに、好ましくは利用可能なサービスの個別
ファイルに、まとめるという考えである。利用可能なオーダーサービスに関する
情報は、サーバSRから端末に、実際のサービスファイルなしに局地送信機を経
由して、送られる。前記端末がネットワークに接続したとき又は利用可能なサー
ビスのファイルの要求に応じて、利用可能なサービスのファイルは自動的に端末
に送信される。前記サーバSRと端末の間に双方向性の接続があるときには、前
記利用可能なサービスのファイルはまたサーバから直接送信されるのが好ましい
。
サービスに関する情報を、サービスを送信するのに使われる多重フレームの制御
・識別データを利用して、サーバSRに、好ましくは利用可能なサービスの個別
ファイルに、まとめるという考えである。利用可能なオーダーサービスに関する
情報は、サーバSRから端末に、実際のサービスファイルなしに局地送信機を経
由して、送られる。前記端末がネットワークに接続したとき又は利用可能なサー
ビスのファイルの要求に応じて、利用可能なサービスのファイルは自動的に端末
に送信される。前記サーバSRと端末の間に双方向性の接続があるときには、前
記利用可能なサービスのファイルはまたサーバから直接送信されるのが好ましい
。
【0028】 本発明の別の好適な実施例によると、前記局地出力の制御・識別データは局地
出力からのオーダーサービス用の送信容量を確保するのに使うのが好ましい。図
2によると、エリア出力の多重フレーム内に一つ以上の時間帯が局地出力用に確
保され、局地送信機はこの時間帯の間にそれ自身の送信を放送することが出来る
。各局地出力は,図3の多重フレーム形式を付与されている。フレーム2の最初
には、フレーム2に含まれる局地サービスの制御データおよび識別データ(CD
、ID)を表示するためにフィールド(2a)が確保されている。これらの制御
・識別データは、例えば、フレームにはどんなサービスが含まれているのか、ど
の時間帯に各サービスがはめ込まれたかを判断するのに使われる。制御・識別デ
ータはまた、各局地エリアで使われ、かつそれに基づいて端末が局地サービスを
組み込むことが出来る送信コードに関する情報含む。前記フレーム2の他の時間
帯(2b、2c、など)は局地放送サービス(BS1、BS2、など)を含む。
時間帯、例えば、図3の2dと2fは、局地出力の多重フレーム2から、オーダ
ーサービス(OS1、OS2、など)用に確保される。また、局地放送サービス
が前記フレームの各時間帯を使わないような状況では、余った時間帯がオーダー
サービスの送信に割り当てられる。しかし、局地出力の多重フレーム2の最初に
は、制御・識別データを含み、そこから端末ユーザーがオーダーサービス用に取
ってある容量についての情報を受け取るフィールド2aが常にある。この情報に
基づいて、前記端末ユーザーは局地送信機に対して、好ましくはサーバSRに対
してなされたサービスオーダーとの関連で、容量を確保するように要求すること
が出来る。その場合、前記サーバSRは、前記容量確保要求を局地送信機に送り
、前記局地送信機から承認を得てから、オーダーされたサービスを局地送信機に
送って、局地出力のフレームにはめ込む手順を始める。前記サーバSRはまた、
容量確保の責任を直接負う素子として機能することも出来、全容量とオーダーサ
ービス用に局地出力から確保された時間帯に関する情報を受け取ってから、例え
ば、ある優先則に基づいて、端末によるオーダー要求に従って、前記容量を割り
当てることが出来る。局地送信機は主として放送サービス送信用に設計されてい
るので、容量を割り当てる際に、多数の端末ユーザーがオーダーしたがるサービ
スを優先するのが実際的である。
出力からのオーダーサービス用の送信容量を確保するのに使うのが好ましい。図
2によると、エリア出力の多重フレーム内に一つ以上の時間帯が局地出力用に確
保され、局地送信機はこの時間帯の間にそれ自身の送信を放送することが出来る
。各局地出力は,図3の多重フレーム形式を付与されている。フレーム2の最初
には、フレーム2に含まれる局地サービスの制御データおよび識別データ(CD
、ID)を表示するためにフィールド(2a)が確保されている。これらの制御
・識別データは、例えば、フレームにはどんなサービスが含まれているのか、ど
の時間帯に各サービスがはめ込まれたかを判断するのに使われる。制御・識別デ
ータはまた、各局地エリアで使われ、かつそれに基づいて端末が局地サービスを
組み込むことが出来る送信コードに関する情報含む。前記フレーム2の他の時間
帯(2b、2c、など)は局地放送サービス(BS1、BS2、など)を含む。
時間帯、例えば、図3の2dと2fは、局地出力の多重フレーム2から、オーダ
ーサービス(OS1、OS2、など)用に確保される。また、局地放送サービス
が前記フレームの各時間帯を使わないような状況では、余った時間帯がオーダー
サービスの送信に割り当てられる。しかし、局地出力の多重フレーム2の最初に
は、制御・識別データを含み、そこから端末ユーザーがオーダーサービス用に取
ってある容量についての情報を受け取るフィールド2aが常にある。この情報に
基づいて、前記端末ユーザーは局地送信機に対して、好ましくはサーバSRに対
してなされたサービスオーダーとの関連で、容量を確保するように要求すること
が出来る。その場合、前記サーバSRは、前記容量確保要求を局地送信機に送り
、前記局地送信機から承認を得てから、オーダーされたサービスを局地送信機に
送って、局地出力のフレームにはめ込む手順を始める。前記サーバSRはまた、
容量確保の責任を直接負う素子として機能することも出来、全容量とオーダーサ
ービス用に局地出力から確保された時間帯に関する情報を受け取ってから、例え
ば、ある優先則に基づいて、端末によるオーダー要求に従って、前記容量を割り
当てることが出来る。局地送信機は主として放送サービス送信用に設計されてい
るので、容量を割り当てる際に、多数の端末ユーザーがオーダーしたがるサービ
スを優先するのが実際的である。
【0029】 オーダーサービスを正しい端末に届けかつオーダーサービスの無資格受信を防
止するために、前記端末と送信機は何らかの方法で識別されなければならない。
本発明の好適な実施例によると、インターネットプロトコル(IP)に従ったア
ドレス手法がこの目的に使える。その場合、局地出力の多重フレームの識別デー
タは、例えば、前記局地送信機のIPアドレスを含む。これは、加入者サービス
が主にインターネットに基づいたネットワーク内でオーダー、送信される本発明
によるネットワーク配列において、非常に有用な方法である。本発明の好適な実
施例によると、前記IPアドレス手法によるLANアドレスは各局地送信機に決
めることが出来、したがって、各局地送信機のカバレージエリアが一種の無線の
LANを形成する。プロトコルバージョンによるが、前記IPアドレスは少なく
とも4バイトを含みかつ各バイトは8ビットを含む。この内の、例えば、最初の
2又は3バイトがLANアドレスの形成に使うことが出来る。残りのバイトは局
地送信機のカバレージエリア内でホームネットワークに登録された端末の判断に
使うことが出来る。前記システムに接続されたサーバはまた前記IP手法で識別
されるのが好ましい。
止するために、前記端末と送信機は何らかの方法で識別されなければならない。
本発明の好適な実施例によると、インターネットプロトコル(IP)に従ったア
ドレス手法がこの目的に使える。その場合、局地出力の多重フレームの識別デー
タは、例えば、前記局地送信機のIPアドレスを含む。これは、加入者サービス
が主にインターネットに基づいたネットワーク内でオーダー、送信される本発明
によるネットワーク配列において、非常に有用な方法である。本発明の好適な実
施例によると、前記IPアドレス手法によるLANアドレスは各局地送信機に決
めることが出来、したがって、各局地送信機のカバレージエリアが一種の無線の
LANを形成する。プロトコルバージョンによるが、前記IPアドレスは少なく
とも4バイトを含みかつ各バイトは8ビットを含む。この内の、例えば、最初の
2又は3バイトがLANアドレスの形成に使うことが出来る。残りのバイトは局
地送信機のカバレージエリア内でホームネットワークに登録された端末の判断に
使うことが出来る。前記システムに接続されたサーバはまた前記IP手法で識別
されるのが好ましい。
【0030】 本発明の好適な実施例によると、それ自体は公知の移動通信IPプロトコルに
よる手順を端末のアドレス手順として使うことが出来る。前記移動通信IP手順
によると、一つの端末を識別するために、二つのアドレスが定義される。即ち、
ホームアドレスと気付けアドレスである。ホームアドレスは端末のホームネット
ワークに基づいて定義され、その場合には、端末は自身のホームネットワークの
エリア内にある時に識別され、そこに向けて送られるデータはホームアドレスに
従って発送される。端末が別のネットワーク、例えば、別の局地送信機のカバレ
ージエリアに移動すると、気付けアドレスが端末の識別に使われる。端末が新し
いネットワークのエリアに移動する度に、新しい気付けアドレスが定義される。
この場合には、例えば、公知のDHCP(動的ホスト構成プロトコル)手順をア
ドレスの動的定義に使うことが出来る。前記ホームネットワークはサーバ(ホー
ムエージェント)を含み、これが各ホームアドレスに関連した気付けアドレスに
関する情報を維持する。このようにして、サーバは端末のホームアドレスに従っ
て送られたファイルを気付けアドレスに振り向けることが出来る。これは外部の
ネットワーク(外部エージェント)のサーバを経由して実施される。
よる手順を端末のアドレス手順として使うことが出来る。前記移動通信IP手順
によると、一つの端末を識別するために、二つのアドレスが定義される。即ち、
ホームアドレスと気付けアドレスである。ホームアドレスは端末のホームネット
ワークに基づいて定義され、その場合には、端末は自身のホームネットワークの
エリア内にある時に識別され、そこに向けて送られるデータはホームアドレスに
従って発送される。端末が別のネットワーク、例えば、別の局地送信機のカバレ
ージエリアに移動すると、気付けアドレスが端末の識別に使われる。端末が新し
いネットワークのエリアに移動する度に、新しい気付けアドレスが定義される。
この場合には、例えば、公知のDHCP(動的ホスト構成プロトコル)手順をア
ドレスの動的定義に使うことが出来る。前記ホームネットワークはサーバ(ホー
ムエージェント)を含み、これが各ホームアドレスに関連した気付けアドレスに
関する情報を維持する。このようにして、サーバは端末のホームアドレスに従っ
て送られたファイルを気付けアドレスに振り向けることが出来る。これは外部の
ネットワーク(外部エージェント)のサーバを経由して実施される。
【0031】 前記端末自身は自分のホームアドレスのみを認識し、気付けアドレスは送信を
正しいネットワーク、例えば、正しい局地送信機に振り向けることにのみ使われ
る。したがって、無線送信機から送られたファイルのあて先アドレスは、前記端
末がそれに向けられたファイルを識別出来るように、変更されなければならない
。前記アドレスはホームエージェントによって変更される。ホームエージェント
は、ファイル及び最初のアドレスを何ら編集せずに、送信されるファイルに端末
の気付けアドレスを加える。かくして、外部エージェントは、このアドレス情報
に基づいて、前記ファイルを端末に送ることが出来る。前記移動IP手順自身は
公知で、例えば、インターネットRFC2002に詳述されている。したがって
、本発明の実施に関して、前記移動IPを更に詳述する必要はない。
正しいネットワーク、例えば、正しい局地送信機に振り向けることにのみ使われ
る。したがって、無線送信機から送られたファイルのあて先アドレスは、前記端
末がそれに向けられたファイルを識別出来るように、変更されなければならない
。前記アドレスはホームエージェントによって変更される。ホームエージェント
は、ファイル及び最初のアドレスを何ら編集せずに、送信されるファイルに端末
の気付けアドレスを加える。かくして、外部エージェントは、このアドレス情報
に基づいて、前記ファイルを端末に送ることが出来る。前記移動IP手順自身は
公知で、例えば、インターネットRFC2002に詳述されている。したがって
、本発明の実施に関して、前記移動IPを更に詳述する必要はない。
【0032】 前記明細書及び図面は、本発明を例を以って説明しただけである。したがって
、本発明は決してこれらの例のみに限定されるものではない。当業者には、本発
明が同様の方法で機能するほかのネットワーク、例えば、DVBシステムによる
ネットワークにも適用できることは明瞭である。このように、本発明の実施例は
添付した請求項の範囲内で変更可能である。
、本発明は決してこれらの例のみに限定されるものではない。当業者には、本発
明が同様の方法で機能するほかのネットワーク、例えば、DVBシステムによる
ネットワークにも適用できることは明瞭である。このように、本発明の実施例は
添付した請求項の範囲内で変更可能である。
【図1】 一例としてあるエリア送信機のカバレージエリアを示す図であって、このエリ
ア送信機は、本発明の好適な実施例に従って局地送信機を備えている。
ア送信機は、本発明の好適な実施例に従って局地送信機を備えている。
【図2】 一例としてエリア出力の代表的な多重化フレームを示す図。
【図3】 一例として局地出力の代表的な多重化フレームを示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04H 1/02 H04J 3/00 B H04J 3/00 H04B 7/26 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW
Claims (27)
- 【請求項1】 放送サービスを端末に向けて単一周波数の多重フレーム形式
で送信するように構成された主送信機と端末とを具備する無線ディジタル通信シ
ステムであって、 カバレージエリアが前記主送信機のカバレージエリアより実質的に狭く、前記
主送信機と同期し、かつ放送サービスを、主送信機の前記多重フレームの前もっ
て決められた時間帯内に、前記端末に送るように構成された、補助送信機をも具
備する ことを特徴とする無線ディジタル通信システム。 - 【請求項2】 前記補助送信機用の時間帯が前記主送信機によって送られる
多重フレームの制御・識別データフィールド内に決められ、前記補助送信機が前
記フレームを受信するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の通
信システム。 - 【請求項3】 前記主送信機と前記補助送信機が別の標準信号を使って同期
されていることを特徴とする請求項1又は2記載の通信システム。 - 【請求項4】 前記補助送信機が放送サービスと共にコードを送るように構
成され、前記コードは前記補助送信機のカバレージエリアの位置に基づいて決定
され、かつ前記端末がこのコードに基づいて前記補助送信機のサービスを組み込
むように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載
の通信システム。 - 【請求項5】 前記端末はその位置データを決めるように構成され、その位
置データに基づいて、前記端末が前記端末の位置エリア内で使われる補助送信機
のコードを決めるように構成されていることを特徴とする請求項4記載の通信シ
ステム。 - 【請求項6】 前記端末が衛星位置発見システムによってその位置データを
決定するように構成されていることを特徴とする請求項5記載の通信システム。 - 【請求項7】 前記補助送信機が端末ごとの加入者サービスを少なくとも一
つの端末に、前記補助送信機用に前もって決められた主送信機の多重フレームの
時間帯内に、送るように構成されていることを特徴とする前記請求項のいずれか
1項に記載の通信システム。 - 【請求項8】 前記システムが更に端末ごとの加入者サービスを送信する少
なくとも一つのサーバを具備し、前記サーバから少なくとも一つの補助送信機に
データ送信接続が確立され、かつ 少なくとも一つの端末が端末ごとの加入者サービスを送信する少なくとも一つ
のサーバに対してデータ送信接続を確立するように構成され、前記データ送信接
続が前記加入者サービスのオーダーを前記サーバに送信するのに使われることを
特徴とする請求項7記載の通信システム。 - 【請求項9】 端末ごとの加入者サービスを送信する前記サーバは少なくと
も一つの加入者サービスサーバとの接続を確立するように構成され、加入者サー
ビスを送信する前記サーバは、前記加入者サービスサーバのサービスを、オーダ
ーを発した端末への送信のため前記補助送信機に伝えるように構成されているこ
とを特徴とする請求項8記載の通信システム。 - 【請求項10】 端末ごとの加入者サービスを送信する前記サーバは、受信
した、加入者サービスファイルを送信するために使われる多重フレーム内の制御
・識別データに基づいて、前記加入者サービスの選択データを形成するように構
成され、かつ前記選択データが、前記の加入者サービスファイルなしに、少なく
とも一つの端末に供給されることを特徴とする請求項9記載の通信システム。 - 【請求項11】 前記端末が端末ごとの加入者サービス用に確保された容量
に関する情報を、局地出力の前記多重フレームの前記制御・識別データフィール
ドにおいて前記局地出力から受信するように構成され、かつ、 前記端末が端末ごとの加入者サービスを送信する少なくとも一つのサーバとの
データ送信接続を確立するように構成され、前記データ送信接続が前記局地出力
から容量を確保して加入者サービスを前記端末向けに送信するのに使われる ことを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載の通信システム。 - 【請求項12】 前記補助送信機と端末の識別データはインターネットプロ
トコルの(IP)アドレス手法に従って形成されることを特徴とする上記の請求
項のいずれか1項に記載の通信システム。 - 【請求項13】 移動端末の識別データは移動IPプロトコルのアドレス手
法に従って形成されることを特徴とする請求項12記載の通信システム。 - 【請求項14】 単一周波数、多重フレーム形式で放送サービスを送信する
送信機であって、 前記送信機が、カバレージエリアが前記送信機のそれよりも実質的に広い主送
信機と同期するように構成され、かつ、 前記送信機が、前記主送信機の多重フレームのあらかじめ決められた時間帯内
に放送サービスを送信するように構成されている ことを特徴とする前記送信機。 - 【請求項15】 前記送信機が前記主送信機によって送られる多重フレーム
を受信するように構成され、かつ、 前記送信機が、前記送信機に意図された少なくとも一つの時間帯を、前記主送
信機の多重フレーム内の制御・識別データフィールドに基づいて、決めるように
構成されている ことを特徴とする請求項14記載の送信機。 - 【請求項16】 前記送信機は、前記主送信機と別の標準信号によって同期
するように構成されていることを特徴とする請求項14または15記載の送信機
。 - 【請求項17】 前記送信機は、前記送信機のカバレージエリアの位置に基
づいて決められるコードを放送サービスと共に送るように構成されていることを
特徴とする請求項14から16のいずれか1項に記載の送信機。 - 【請求項18】 前記送信機が端末ごとの加入者サービスを少なくとも一つ
の端末に向けて前記送信機に意図された時間帯内に送るように構成されているこ
とを特徴とする請求項14から17のいずれか1項に記載の送信機。 - 【請求項19】 データ送信接続が前記送信機から端末ごとの加入者サービ
スを送信する少なくとも一つのサーバに対して確立され、前記サーバは少なくと
も一つの加入者サービスサーバとの接続が確立されるように構成され、加入者サ
ービスを送信する前記サーバが、前記加入者サービスサーバのサービスを、オー
ダーを発した端末への送信のため前記送信機に送るように構成されていることを
特徴とする請求項18に記載の送信機。 - 【請求項20】 前記送信機の識別データはインターネットプロトコル(I
P)のアドレス手法に従って形成されることを特徴とする請求項14から19の
いずれか1項に記載の送信機。 - 【請求項21】 主送信機によって送られる多重フレームを受信し、かつ前
記フレームの制御・識別データフィールド内の情報に基づいて希望のサービスを
組み込むように構成された単一周波数の多重形式で送信される放送サービスを受
信する端末であって、 前記端末が、前記フレームの制御・識別データフィールド内の情報に基づいて
、他の送信機によって送られる局地サービスを組み込むように構成されている ことを特徴とする端末。 - 【請求項22】 前記端末が、前記端末の位置データと、前記別の送信機の
位置データに基づいて前記別の送信機で使われるコードを決めるように構成され
ていることを特徴とする請求項21に記載の端末。 - 【請求項23】 前記端末が、衛星位置発見システムによって位置データを
決めるように構成されていることを特徴とする請求項22に記載の端末。 - 【請求項24】 前記端末は、端末ごとの加入者サービスを送信する少なく
とも一つのサーバに対するデータ送信接続を確立するように構成され、前記デー
タ送信接続は前記加入者サービスの前記オーダーを前記サーバに送信するのに使
われ、前記端末は局地出力内の前記加入者サービスを受信するように構成されて
いることを特徴とする請求項21から23のいずれか1項に記載の端末。 - 【請求項25】 前記端末が、加入者サービスファイル無しに前記加入者サ
ービスファイルの選択データを受信するように構成され、前記加入者サービスの
ファイル選択データが、加入者サービスファイルを送信するのに使われる多重フ
レームの制御・識別データに基づいて、形成されることを特徴とする請求項24
に記載の端末。 - 【請求項26】 前記端末が端末ごとの加入者サービス用に確保された容量
に関する情報を、局地出力の前記多重フレーム内の制御・識別データフィールド
内に含まれる前記局地出力から受信するように構成され、かつ、 前記端末が端末ごとの加入者サービスを送信する少なくとも一つのサーバとの
データ送信接続を確立するように構成され、前記データ送信接続が加入者サービ
ス用の容量を確保して、前記局地出力から前記端末向けに送信するのに使われる
ことを特徴とする請求項24または25に記載の端末。 - 【請求項27】 前記端末の識別データはインターネットプロトコル(IP
)又は移動IPプロトコルのアドレス手法に従って形成されることを特徴とする
請求項21から26のいずれか1項に記載の端末。
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