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JP2002517162A - 薄い金属シートの積層物の熔接法 - Google Patents

薄い金属シートの積層物の熔接法

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JP2002517162A
JP2002517162A JP53032896A JP53032896A JP2002517162A JP 2002517162 A JP2002517162 A JP 2002517162A JP 53032896 A JP53032896 A JP 53032896A JP 53032896 A JP53032896 A JP 53032896A JP 2002517162 A JP2002517162 A JP 2002517162A
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シエラー,デイビツド・トーマス
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エンゲルハード・コーポレーシヨン
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Abstract

(57)【要約】 薄い金属片または層(122、124)の積層物(120)を非沈積型熔接銃(210)でスポット熔接する方法が提供される。この方法は薄い金属層(122、124)の積層物(120)をつくり、一つのジョーが非沈積型熔接銃の先端(208)を受けるようになっている少なくとも一つの受け口(204、206)をもったプレスのジョー(200、202)の間で該層を圧縮し、受け口(204、206)の中に熔接銃(210)を入れ、随時不活性ガスを多量流し、1〜10秒の間該銃に電力を供給する工程を含んでいる。この方法は内燃機関の排ガスから汚染物質を除去する多気孔質ハネカム状変換体をつくるための金属薄片の積層物の製造に特に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 薄い金属シートの積層物の熔接法 本発明は下記に説明するように、薄い金属シートまたは金属層を純熔接法、即 ち1枚のシートの金層を熔融させ、これによって該シートを隣接したシートの熔 融した金属に十分に接合させることにより熔接を行う方法に関する。熔接面は非 常に小さく、例えば積層品全体に亙り幅が約1/8インチ〜約1/4インチであ る。熔接の一体性は優秀である。 本発明は特に自動車に使用するための多気孔質ハニカム(蜂の巣状)触媒変換 器の芯の製造に応用することができる。このものは必要に応じ電気的に加熱可能 であり、またはそうでないこともできる。 本発明および従来法の背景 以下の説明において本発明は、種々の型のエンジン、例えば電気火花または圧 縮によって燃焼させ得る静止型または可動型の内燃機関、またはガス・タービン からの排気管に特に適用される具体化例と関連付けて説明を行う。本発明の変換 器は、種々の化学反応、特に流体流、特にガス流中で起こり触媒によって促進さ れまたはされない反応を行わせるのに使用することができる。特定の反応として は内燃機関からの排気流の中に含まれる汚染物質の酸化がある。 波形をした薄い金属(ステンレス鋼)のモノリス体(一体となった部材)を含 む触媒変換器は1970年代初期から知られるようになった。いずれも1973 年10月30日付けのKitznerの米国特許3,768,982号および同 3,770,389号参照のこと。最近では Cornelison等の1987年12月8日付け米国特許4,711,00 9号に波形をした薄い金属のモノリス体が記載されており、この特許には予備被 覆された波形の薄い金属片をつくり、これをアコージオン状に折り曲げて一定の 形にする方法が述べられている。またすべてNonnenmann単独かまたは 他の共同研究者との連名による1979年5月1日付けの米国特許4,152, 302号、1981年6月16日付けの米国特許4,273,681号、198 1年8月4日付けの米国特許4,282,186号、1985年5月28日付け の米国特許4,159,120号、1985年6月11日付けの米国特許4,5 21,947号、1987年3月3日付けの米国特許4,647,435号、1 987年5月12日付けの米国特許4,665,051号にはすべて、互いに蝋 付けされた波形のまたは平らな薄い金属片を有する多気孔質ハニカム変換器が記 載されている。1991年12月10日付けのWhittenbergerに対 する米国特許5,070,694号には波形の細片および平らな細片をもった螺 旋状に巻かれた変換器が記載されている。1990年4月9日付けのPCT国際 特許公開明細書90/12951号では絶縁板の形状固定層によって軸方向の強 度の改善が試みられている。軸方向の強度の改善を行った他の方法はKanna inianの1991年10月8日付けの米国特許5,055,275号に記載 されている。また1992年1月29日のPCT国際特許公開明細書92/13 626号も参照されたい。この明細書は軸に沿って流体が多数の通路の中を流れ 得る多気孔質ハネカム変換体に関する。このハネカム構造物は互いに軸方向に間 隔を置いて配置された少なくとも二つの円板をもっている。この明細書はよれば 、軸の近所に少なくとも1 本の棒型の支持部が存在し、これによって円板が互いに連結され、互いに支持さ れている。この発明によればその中に高温の排ガスを通すか、或いは電流を流し て急速に加熱するように第1の円板を設計することができると言われている。ハ ネカム体は内燃機関の排気系の中の触媒に対する支持部として作用する。また1 991年1月31日に受理され1992年8月6日に公告されたドイツ特許明細 書4,102,890A1号を参照されたい。この明細書には螺旋状に巻かれた 波形の細片と平らな細片との組み合わせが記載されており、平らな細片は溝穴と 穿孔とを含み、電気的に加熱できる。平らな細片は前進端部と末尾端部との間に 橋梁部を含んでいる。細片の群は絶縁部材で分離されている。他の文献としては 1992年4月7日付けの米国特許5,102,743号がある。この特許には 円形、卵形または楕円形の断面をもったハネカム状の触媒担体部が記載されてお り、これはジャケット管、および該ジャケット管とは異なった方向に内側へと巻 かれた少なくとも部分的に構造をもったシート状金属の積層物を含んでいる。こ の積層物は与えられた長さと与えられた幅をもっている。このシート状金属層の 少なくとも1枚はその一つの寸法の少なくとも一部が他の層よりも厚い厚さをも っている。このような少なくとも1枚の層は厚い金属か、または同じ構造をもっ た金属シートを多数隣接させてつくられている。 従来法の装置の多くのものに共通する問題は、高温振動試験(Hot Sha ke Test)および高温サイクリング試験(Hot Cycling Te st)として知られている苛酷な自動車工業の試験に合格する能力がないことで あった。 高温振動試験では、ガス・バーナーからの排ガスを流すか、または同 時にない名延期間を運転しながら高温(800〜950℃;1472〜1742 °F)において垂直方向に振動(100〜200Hzの周期で38〜60Gの内 部負荷をかけて)させる。一定時間、例えば5〜200時間の間、この装置が中 にめり込むか、または分離するか、或いは薄葉部の前進端部または上手の縁が折 れ曲がるか、または他の機械的な変形または損傷を起こした場合、この装置はこ の試験に不合格であると言われる。 高温サイクリング試験は排ガスを800〜900℃(1472〜1742°F )で流して運転し、毎回10〜20分間温度を120〜200℃に下げることを 繰り返し、これを300時間続ける試験である。薄い金属箔片が中にめり込むか または分離するか、或いは機械的な変形または破断が起こった場合には不合格で あると考えられる。 高温振動試験および高温サイクリング試験を以後「高温試験」ということにす るが、これに合格するには非常に難しいことが判っている。本発明の構造物はこ れらの高温試験に合格することができる。 下記の説明において「フェライト」ステンレス鋼と言う言葉を使用する。適当 なフェライト・ステンレス鋼はAggenの1983年11月8日付けの米国特 許4,414,023号に記載されている。本発明に有用な特殊なフェライト・ ステンレス鋼合金はクロム20%、アルミニウム5%、およびセリウム、ランタ ン、ネオジム、イットリウム、およびプラセオジムから成る群から選ばれる少な くとも1種の希土類金属、またはこれらの希土類金属の2種以上の混合物0.0 02〜0.05%を含み、残りは鉄、および鋼をつくるための不純物である。フ ェライト・ステンレス鋼はAllegheny Ludkum Steel C o. から「Alfa IV」の商品名で市販されている。 本発明に特に有用な他のステンレス鋼合金は市販されているHaynes 2 14合金である。この合金および他の有用なニッケル鉄合金は1987年6月9 日付けのHerchenroeder等に対する米国特許4,671,931号 に記載されている。これらの合金は酸化および高温に対する抵抗性が高いことを 特徴にしている。特殊な例には75%のニッケル、16%のクロム、4.5%の アルミニウム、3%の鉄を含み、随時痕跡量のイットリウム以外の1種またはそ れ以上の希土類金属、.および0.05%の炭素、および鋼にするための不純物 を含むものがある。やはり本発明に有用なHaynes230合金は22%のク ロム、14%のタングステン、2%のモリブデン、0.10%の炭素、および痕 跡量のランタンを含み、残りはニッケルの組成をもっている。 フェライト・ステンレス鋼、およびHaynes214並びに230はすべて ステンレス鋼であると考えられているが、本発明の多気孔質ハネカム状変換体ま たはそのモノリス体の金属薄片の製造に使用するのに有用な高温耐性、酸化耐性 (または腐食耐性)が大きい金属合金の例である。適当な金属合金は「高い」温 度、例えば900〜1200℃(1652〜2012°F)の温度に長期間耐え なければならない。 他の高温耐性および酸化耐性をもった金属も知られており、本発明に使用する ことができる。大部分の用途、および特に自動車の用途に対しては、これらの合 金は金属の「薄片」または層、即ち厚さが約0.0005〜約0.005インチ 、好ましくは0.0015〜約0.0038インチのものとして使用される。 本発明においては多数の金属の薄片から成る多気孔質ハネカム状変換 体を製造する好適な態様は、これらの薄片をその中心において固定し、次いで熔 接された堅い中心の周りに巻き付けてハネカム状の物体にすることであることが 見出された。「多気孔質変換器のための補強されたウエッブ」と題する1995 年1月10日付けの本出願人David Thomas Shellerに対す る米国特許願08/370、643号には、このような多気孔質変換体の構造が 詳細に記載されているのでこれを参照されたい。本発明方法によれば、ハネカム 体をつくる金属薄片堅い中心のポストの中に固定して熔接または蝋付けられた中 心の周りに巻き付けるのを容易にし、上記の苛酷な高温試験に応答して芯の金属 の薄葉部材または薄片が軸方向にずれるのを防ぐ新規にして効果的な方法が提供 される。 本発明の簡単な説明 簡単に述べれば本発明方法は、薄い金属シートまたは金属片、例えばステンレ ス鋼の片の多数から成る積層物を熔接する方法であり、上部の好ましくは動き得 るジョーと下部の好ましくは静止したジョーとをもち且つ該ジョーの少なくとも 一つが熔接銃の先端を受けるような寸法と形状とをもった直径の小さな少なくと も一つの孔または受け口を有するプレスのジョーの間に該積層物を挟み、該積層 物を圧縮し該薄い金属片の相対する表面を接触させるのに十分な荷重、好ましく は少なくとも約1トン/平方インチ、例えば約1〜15トン/平方インチの荷重 を該積層物にかけ、該熔接銃を該少なくとも一つの孔に挿入し金属薄片に接触す るばかりに(例えばクリアランスが0.01〜0.10インチになるように)近 接させ、随時熔接銃に対し不活性ガス、例えばアルゴンを供給し、熔接を開始し それを行い得るのに十分な電力を少なくとも1秒間、 例えば約1〜15秒間供給し、該積層物を冷却する工程から成っている。電力を かける場合、熔接は低電力から始め、電力を次第に増加させ、この高い電力に保 持し、次いで減少させた後電力を切る。 特定の態様においては、本発明は交互に配置された波形になった金属薄片と平 らな金属薄片とから成り、その中心部分が圧縮または他の方法で平らにされてこ の部分の波形がなくされている積層物をTIG熔接する方法に関する。平らにさ れた中心部分を熔接し、堅い中心ポストまたは中心部材をつくりこの周りに金属 薄片を巻き付けて多気孔質の芯をつくり、これをハウジングの中に保持する。レ ーザー熔接法、プラズマ・アーク熔接法、タングステン以外の多の金属を使用す る熔接法を含む他の型の熔接法を同じように使用して、同じ結果を得ることがで きる。 図面の簡単な説明 本発明は本発明の好適具体化例を示す添付図面を参照すればさらに良く理解す ることができる。ここで 図1は交互に配置された波形および平らな形の金属薄片から成り、中心部分が 本発明方法で熔接されて堅い中心のポストとなっている積層物の、熔接してそれ を取り囲むハウジングの中に入れる前の図である。 図2は図1の熔接された積層物を使用し堅い中心のポストまたは部材の周りに 巻き付けられた多気孔質ハネカム変換体の端面図である。 図3は図2の変換体の側面図である。 図4は互いに熔接された薄い金属シートの積層物がその間で圧縮されている一 対のジョーの見取り図であり、TIC熔接銃および該銃を挿入できる成形された 受け口を示す。 図5はTIG熔接銃およびそれを電気制御器および不活性ガス供給源 へ連結する様子を示す模式図である。 図6は金属薄片の積層物の熔接部であり、この積層物は特に厚く、例えば40 〜80枚の金属薄片から成っており、熔接部は積層物の各側面でつくられている 。 本発明の詳細な説明 上記のように本発明は1回またはそれ以上の回数で熔接を行うことにより多数 の金属薄片を固定する方法である。これは当業界の専門家が従来はなし得なかっ たが、本発明によって初めて達成できた操作である。本発明の熔接法では金属を 付加することはなく、隣接した表面から得られる熔融した金属を使用して熔接を 行う。さらに熔接部の幅は非常に狭い、即ち差渡しが約0.25インチより狭く 、例えば0.125インチである。「薄い」金属片は厚さが最低約0.0005 インチ、例えば約0.0015〜約0.0037インチであり、好ましくはステ ンレス鋼から成っている。本発明の鍵となる要素は熔接すべき金属薄片の積層物 を好ましくは少なくとも約1トン/平方インチ、例えば1〜15トン/平方イン チの圧力をかけ得る二つのジョーの間に置くことである。 金属を付加しない他の熔接法、例えばプラズマ・アーク、レーザー等を用いる 方法を本発明方法に使用することができるが、上記の数字は好適な装置であるT IG(タングステン不活性ガス)非沈積型熔接法によって得られた値である。 特に図1を参照すれば、ここには中心部を適当なダイス型で圧縮された金属薄 片の積層物が一般的に数字120で示されている。この積層物は波形の金属薄片 122と平らな金属薄片124とから成っている。この積層物の頂部および底部 にある平らな薄片124は半分の長さの平ら な薄片であり、これらの最後からα2番目の波形の薄片が螺旋状に巻かれた積層 物の上で互いに接触する場合、上部の波形の薄片122の左端がめり込むのを防 ぎ、また下部の波形の薄片122の右端のめり込みを防ぐ目的で使用される。特 にエンジンの排ガスに応用する場合、個々の薄片122、124および126は 高温耐性、酸化耐性をもつ合金、例えば上記に挙げたような合金でなければなら ない。波形の金属薄片122はそれぞれ平らにされた中心部分127をもち、平 らな金属薄片126および124は平らな中心部分または平らな端部分128を もっている。一群の部材、即ち積層物120は平らな中心部分127および12 8の所で集められ、本発明に従って熔接されて互いに連結されている。層状にな った薄片122、124および126の平らな中心部分127および128は図 1に示されているように幅が約3/16〜1インチであることが望ましい。本発 明方法は、被覆を除去してきれいにした後にこのような区域で行われ、層を互い に接合して堅い中心部材130をつくることができ、この周りに多気孔質ハネカ ム状変換器の芯体を螺旋状に巻き付けることができる。層122、124および 126は適当なダイス型を用い重い荷重(例えば1〜15トン/平方インチ)を かけて圧縮されていることが望ましい。或る種の方法(上記Corneliso nの米国特許4,117,009号参照)で処理される波形の金属薄片および平 らな金属薄片は、通常数枚の層を接合する前に、これに難熔性の金属酸化物、例 えば75%γ−アルミナ/25%セリアの被膜を被覆することが望ましい。積層 物120の各端の所に端の層124をもつ3〜80枚またはそれ以上のこのよう な層122および126の層が存在することができる。中心部分127および1 28の所では、遮蔽、グリッ トブラスト、または回転ワイヤブラシ掛けによりこの被膜を除去しなければなら ない。この被膜はまた、金属薄片122、124および126の末端の所で約1 /8インチ〜約1/3インチだけ除去するか遮蔽して(被覆操作中)金属薄片を ハウジング、例えば図2のハウジングを蝋付けまたは熔接できるようにしなけれ ばならない。図1に示すように、個々の金属薄片122および126はそれぞれ 個々の中心部分127および128により一つの自由端132から波形の金属薄 片の自由端134へと連続しれおり、また平らな金属薄片126の一つの自由端 135から他の自由端126へと連続している。薄片は一般に長さが約4〜約2 4インチ、幅が約1〜約8インチである。 図1の層状になった金属片の薄いシートは広げられた状態の巻き付けられてい ない関係位置で示されている。図1の積層物は適当な脚またはジョー、例えば分 岐したピンの脚(図示せず)で中心部分において把持され、例えば金属薄片が螺 旋状にしっかりと巻かれるまで時計方向に回転させられ、金属薄片122および 126が外側にある半分の長さ薄片124と全長に亙り隣接した関係になるよう にする。管状のハウジング22(図2)の中に巻き込んで挿入した後、脚または ジョー(または分岐したピン)を取り除く。薄片122および126が同じ長さ の場合、得られる形は円形になる。薄片122および126が異なった長さの場 合、または平らになった部分が薄片の長さの中心からずれている場合には、当業 界の専門家に理解されるように卵形または楕円の形になる。 図2を参照すれば、ここには巻き付けられた補強用のウエッブ12、並びに多 数の波形の金属薄片14および20、および平らな金属薄片16および18によ って構成された多気孔質ハネカム体10が示されてい る。巻き付けられた薄片、例えば14、16、18および20は、例えば筒状の ステンレス鋼の部材である保持用のハウジング22、またはマントル22の内部 にかたく巻かれた保持されている。図2に示すように、補強用のウエッブ12の 中心部分は平らにされている。蝋付け用の金属箔をハウジングの内部の例えば金 属薄片14、16、18および20の末端部の間に置き、後で熔融してハウジン グ22の内面に固定するようにすることができる。 図3は図2の芯体の側立面図であり、ガスまたは流体がハネカムの芯115の 入り口または上手端117から出口または下手端119へと流れる方向を示して いる。 図4は本発明を実施するのに使用できる装置の模式的見取り図である。ここで は上方の可動式ジョー200および下方の固定したジョーまたはアンビル202 が示されている。下部のジョー202は望ましくは電気伝導性の、例えば銅また は銅合金からつくられており、接地してTIG銃との電気回路を完成させること ができる。情報も可動式ジョー200には2個またはそれ以上の孔204および 206が備えられ、これは一般的に210で示されるTIG銃の端208を受け るような形をしている。孔204および206の底部にある小さい直径の孔21 4および216は約1/16〜約1/4インチ、例えば1/8インチの直径を有 し、TIG熔接銃210の先端218を受けるようになっている。例えば図1に 示したような金属薄片の積層物はジョー200および202の間に置かれ、図示 されていない適当なプレスにより1〜15トンの荷重がかけられる。TIG熔接 銃210を孔204または206の一つの中に挿入し、先端218を図示のよう に中心部分130の所で積層物120(図 1)の極めて近くにもって来る。銃210へアルゴンを大量に流し、数秒間電力 をかけて点火する。しかる後に他の孔に対してこの工程を繰り返し第2の熔接を 行い、熔接の区域で積層物を一体となった本体に熔接する。即ち個々の金属薄片 が高温試験によって軸方向にずれないように固定する。圧力を緩め、これで積層 物は直ちに巻き込んで図2の多気孔質ハネカム状の芯をつくることができる。 図5は本発明に使用されるTIG熔接器の連結を示す模式的見取り図である。 図5には上記に示すようなTIG銃300、適当な電力制御器302、水循環ポ ンプと貯蔵器304、およびアルゴン・ガスのボンベが示されている。冷却の目 的でラインを通して水を銃に供給し、筒状の電力ケーブル312を通して循環ポ ンプ310に戻す。筒状の電力ケーブル312はまた電力制御器302からTI G熔接銃300に電力を供給する二重の機能をもっている。TIG熔接銃300 の先端316を孔204または206(図4)の一つの内部に入れ、熔接操作を 行う。銃300は制御器302から意のままに点火することができる。電圧と電 流は積層物120(図1)の厚さにより決定され、手動で制御器302に設定す ることができる。 上記のように熔接される本体の温度が所望の点になるまで電力を「増減」させ る。即ち上昇、保持(滞在)または低下させる。フェライト・ステンレス鋼をT IG熔接するためには、初期温度は合金の熔融温度(約2350°F以上)であ り、滞在温度は熔融物の温度であって金属薄片の積層物をつくっているシートの 数および厚さに依存し、最終温度は勿論融点よりも低い。これらの温度は電力制 御器302(図5)によって正確にコントロールされる。特殊な場合には電力制 御器Miller Elwectric Manufacturing Co.製のMiller社 の同期定電流AC/DCアーク熔接電源である。公知のようにTIG熔接機を使 用する場合、アークを先ず飛ばし、温度が作業部材の融点に達すると、電力制御 器から発せられる音に認め得る変化が生じる。 図6は比較的厚い積層物、例えば40〜80枚の金属薄片から成る熔接物の部 分的な模式図であり、ずらされたパターンが示されている。即ち薄い金属シート 400は積層物の中に延びた熔接部402、404および406をもっているこ とが示されている。各熔接部402、404および406は比較的厚い積層物の 中に半分以上深く延びている。熔接部402および404は上方のジョーの孔2 04および206(図4)を用いてつくられる。熔接部406は下方のジョー、 例えばジョー202(図4)の中にある同様な寸法および形状の孔(図示せず) を用いて下方のジョー、例えば202(図4)を通してつくられている。この熔 接部はずらされており、従ってジョー200および202を通る孔(図4)はま た上方のジョー200の中にある熔接器の先端の孔、例えば孔204および20 6、および下方のジョーの中にあるずらされた孔(図示せず)をもっていること を注意されたい。 TIG熔接銃および電力制御器は市販されている装置である。 本発明の原理は接合した多層になった金属を用いる装置、例えば蓄電器および 電池、変圧器およびモーター、航空機および他の軽量車輛に用いられるハネカム 構造物、衝撃および音響吸収用のハネカム構造物、積層化した耐圧容器または耐 圧槽、空気間隙をもった断熱材、例えば炉のダクトまたは煙突のパイプ、ハネカ ム状の吸熱体、ハネカム状パッキング、積層構造体、例えば採掘機の歯に有用で ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)薄い金属シートまたは金属片の多数から成る積層物をつくり、( b)上部のジョーと下部のジョーとをもち且つ該ジョーの少なくとも一つが非沈 積型熔接銃の端を受けるような寸法と形状とをもった受け口を有するプレスのジ ョーの間に該積層物を挟み、(c)該積層物を圧縮し該薄い金属片の相対する表 面を接触させるのに十分な荷重を該積層物にかけ、(d)該熔接銃の端を該少な くとも一つの孔および薄い金属シートの該積層物の近傍に挿入し、(e)該銃を 点火するのに十分な電力を供給し、(f)薄い金属を熔融するのに十分な水準ま で電力を上昇させ、(g)該電力をその水準に保ち、(h)次いで電力を切る工 程から成ることを特徴とする薄い金属片の積層物を熔接する方法。 2.薄い金属片の最低の厚さは0.0005インチであることを特徴とする 請求項1記載の方法。 3.かける荷重は少なくとも1トン/平方インチであることを特徴とする請 求項1記載の方法。 4.非沈積型熔接銃はタングステン不活性ガス熔接器であることを特徴とす る請求項1記載の方法。 5.非沈積型熔接銃はプラズマ・アーク熔接器であることを特徴とする請求 項1記載の方法。 6.非沈積型熔接銃はレーザー熔接器であることを特徴とする請求項1記載 の方法。 7.薄い金属シートまたは金属片はステンレス鋼であることを特徴とする請 求項1記載の方法。 8.薄い金属シートまたは金属片はフェライト・ステンレス鋼であ ることを特徴とする請求項1記載の方法。 9.薄い金属シートまたは金属片はニッケル/クロム含有合金であることを 特徴とする請求項1記載の方法。 10.該プレスの上部のジョーは可動であり、下部のジョーは静止しているこ とを特徴とする請求項1記載の方法。 11.上部のジョーは該非沈積型熔接銃の端を受ける寸法と形状をもった少な くとも一つの受け口を含んでいることを特徴とする請求項10記載の方法。 12.該薄い金属シートまたは金属片の幾つかは波形をしており、残りは平ら であることを特徴とする請求項1記載の方法。 13.不活性ガスはアルゴンから成っていることを特徴とする請求項4記載の 方法。 14.不活性ガスはアルゴンと水素との混合物から成っていることを特徴とす る請求項4記載の方法。 15.不活性ガスを該熔接銃に当てる工程をさらに含むことを特徴とする請求 項1記載の方法。 16.該ジョーはそれぞれ該非沈積型熔接銃の端を受ける寸法と形状をもった 少なくとも一つの受け口を含んでいることを特徴とする請求項1記載の方法。 17.該ジョーの一つは多数の受け口を有し、他のジョーは他のものからずら された少なくとも一つの受け口を有していることを特徴とする請求項16記載の 方法。 18.請求項1記載の方法で製造された製品。 19.請求項4記載の方法で製造された製品。
JP53032896A 1995-04-07 1996-03-22 薄い金属シートの積層物の熔接法 Ceased JP2002517162A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

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