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JP2002514176A - Htlv―1感染の治療用薬剤を製造するためのpkc阻害剤の使用 - Google Patents

Htlv―1感染の治療用薬剤を製造するためのpkc阻害剤の使用

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JP2002514176A
JP2002514176A JP51201098A JP51201098A JP2002514176A JP 2002514176 A JP2002514176 A JP 2002514176A JP 51201098 A JP51201098 A JP 51201098A JP 51201098 A JP51201098 A JP 51201098A JP 2002514176 A JP2002514176 A JP 2002514176A
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alkyl
inhibitor
hydrogen
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protein kinase
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JP51201098A
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マイケル アール. ジロウセック
ダグラス ケイ. ウェイズ
ローレンス イー. ストラム
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Eli Lilly and Co
Original Assignee
Eli Lilly and Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 アイソザイム選択的なPKC阻害剤、特に、アイソザイム選択的PKC阻害剤である、(S)-3,4-[N,N'-1,1'-((2''-エトキシ)-3'''(O)-4'''-(N,N-ジメチルアミノ)-ブタン)-ビス-(3,3'-インドリル)]-1(H)-ピロール-2,5-ジオン塩酸塩を用いて、ヒトT細胞リンパ球向性I型ウイルス感染を治療するための方法について開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 HTLV-1 感染の治療用薬剤を製造するためのPKC阻害剤の使用 本出願は、1996年8月30日提出の米国仮出願第60/024,938号の優先権を主張す るものである。 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、広く、ヒトT細胞リンパ球向性I型ウイルス(HTLV-1)感染を治療す るための方法を目的としている。特に、本発明は、Tax1活性などのHTLV-1ウイル ス蛋白質活性が誘導される効果を阻害するための方法、およびHTLV-1の複製を阻 害するための方法を目的としている。本発明は、特に、HTLV-1感染、および、そ れに関連した病気である、T細胞白血病およびHTLV-1によって誘発される中枢神 経系疾患などを治療するために、特定の分類のアイソザイム選択性のあるプロテ インキナーゼC(PKC)阻害剤を使用することを目的としている。 2.関連技術分野の説明 ヒトT細胞リンパ球向性I型ウイルス(HTLV-1)に感染した人々は、成人T細胞 白血病を発病しやすい。その上、HTLV-1に感染した個体は、熱帯性痙攣性不全対 麻痺、およびミエロパシーなどの慢性の神経変性疾患を示す。当技術分野におい て利用可能な、HTLV-1感染に対する特別な治療法はない。HTLV-1感染に関連した 病気を治療しても症状が現れるため、満足の行く結果はもたらされない。そのた め、当技術分野においては、HTLV-1感染、およびそれに関連した疾患を治療する ための治療薬を開発する必要が依然としてある。 白血病は、血液形成細胞の一つが腫瘍性増殖するという特徴をもつ病気である 。さまざまな型の白血病が、関係する細胞型によって分類され、また、病気が継 続する期間によって、急性または慢性に分類されている。治療しないままにして おくと、すべての型の白血病は致命的になる。通常、白血病細胞による骨髄への 浸潤、および正常な造血細胞の置換によって起こる合併症によって死亡する。成 人T細胞白血病は、HTLV-1感染に関連しているらしい。この四半世紀の間、世界 中で、白血病の治療を改善するための努力が払われてきた。最新で最善の治療養 生法を用いて、急性リンパ芽球白血病(ALL)を患う90%を上回る子供が、今や 、完 全に緩解するようになった。しかし、ALL、特に、T細胞白血病を患う成人は、一 般的に、子供に較べて、治療に対する反応が良好ではなく、ほとんどの試みでは 、完全緩解率は50%以下にしかならず、持続時間の中央値は、1年以下にすぎな い。したがって、当技術分野においては、HTLV-1感染に関連した成人T細胞白血 病を治療するための新規の治療薬を開発する必要が依然としてある。 HTLV-1感染は、慢性神経変性疾患の原因にもなりうる。熱帯性痙攣性不全対麻 痺、およびミエロパシーなどの慢性神経変性疾患は、機能喪失、反射作用の抑制 、およびその他の合併症の原因となるかもしれない。一般的に、神経変性疾患の 治療法は、完全に回復することがなく、保存的で病徴が残る。したがって、当技 術分野においては、HTLV-1感染に関連した慢性神経変性疾患を治療するための新 規の治療薬を開発する必要もある。 発明の概要 したがって、感染細胞の中でのヒトT細胞リンパ球向性I型ウイルスの複製を阻 害するための方法を提供することが、本発明の目的である。 細胞におけるTax1ウイルス蛋白質の活性の効果を阻害するための方法を提供す ることが、本発明のもう一つ別の目的である。 ヒトT細胞リンパ球向性I型ウイルスに感染した哺乳動物を治療するための方法 を提供することが、本発明のさらに別の目的である。 ヒトT細胞リンパ球向性I型ウイルス感染に関連した成人T細胞白血病を治療す るための方法を提供することが、本発明のさらに別の目的である。 ヒトT細胞リンパ球向性I型ウイルス感染に関連した慢性神経変性疾患を治療す るための方法を提供することが、本発明のさらに別の目的である。 これらの、およびその他の本発明の目的が、下記で説明する態様の一つ以上に よって提供されている。 本発明の態様の一つは、細胞におけるヒトT細胞リンパ球向性I型ウイルスの複 製を阻害するための方法で、細胞を、ウイルス複製を阻害する量のプロテインキ ナーゼC阻害剤と接触させることを含む方法を提供する。 本発明の別の態様は、細胞におけるTax1ウイルス蛋白質の活性の効果を阻害す るための方法で、細胞を、ウイルス蛋白質の活性を阻害する量のプロテインキナ ーゼC阻害剤と接触させることを含む方法を提供する。 本発明のさらに別の態様は、ヒトT細胞リンパ球向性I型ウイルスに感染した哺 乳動物を治療するための方法で、治療学的に有効な量のプロテインキナーゼC阻 害剤を、哺乳動物に投与することを含む方法を提供する。 本発明のさらに別の態様は、ヒトT細胞リンパ球向性I型ウイルス感染に関連し た成人T細胞白血病を治療するための方法で、そのような治療を必要としている 成人に、治療学的に有効な量のプロテインキナーゼCベータアイソザイム選択的 な阻害剤を投与することを含む方法を提供する。 本発明のさらに別の態様は、ヒトT細胞リンパ球向性I型ウイルス感染に関連し た慢性神経変性疾患を治療するための方法で、治療学的に有効な量のプロテイン キナーゼCベータアイソザイム選択的な阻害剤を哺乳動物に投与することを含む 方法を提供する。 このように、本発明は、HTLV-1感染、およびそれに関連する疾患を治療するの に有効な化合物を用いる技術を提供する。 発明の詳細な説明 特定の分類のプロテインキナーゼC阻害剤、すなわち、プロテインキナーゼCの βアイソザイムの阻害剤、および、特に、PKCのβアイソザイム選択的阻害剤の 治療学的な使用によって、HTLV-1ウイルス蛋白質の活性、おおび特に、ウイルス 複製を誘発する効果が阻害される。そのため、このような化合物を治療学的に用 いて、HTLV-1に感染した患者を治療することができる。 HTLV-1の複製には、増殖的な感染の過程におけるHTLV-1ゲノムの増加、および 潜伏感染の再活性化が含まれる。組み込まれて潜伏しているHTLVゲノムの再活性 化には、例えば、HTLV-1ゲノムの多数の転写産物の形成するなどのHTLV複製、HT LV-1転写産物の適当なプロセッシング、例えば、Tax 1のようなウイルス特異的 な蛋白質を翻訳するなどのHTLV-1発現、ウイルスの組立て、および感染性HTLV-1 粒子とHTLV-1蛋白質の放出が含まれる。 Tax 1などのHTLV-1ウイルス蛋白質は、宿主機構だけでなく、ウイルス機構と の相互作用によって、その効果を発揮する。HTLV-1ウイルス蛋白質活性の誘導さ れた効果には、HTLV-1ウイルスの転写、および他の細胞がもつさまざまな遺伝子 の 転写を調節することが含まれる(クワンユー(Kwanyee)ら、Nature 23:776〜77 8,1988;タン(Tan)ら、Mol.Cell.Biol.9:1733〜1745,1989;およびヨシム ラ(Yoshimura)ら、EMBO J.9:2537〜2542,1990)が、これらに限定はされな い。Tax 1ウイルス蛋白質は、HTLV-1に感染した細胞によって細胞外に分泌され る(リンドホルム(Lindholm)ら、New Biol.2:1034〜1043,1990)。細胞外に 分泌されたTax 1は、周辺の細胞によって取り込まれることがあり、細胞内にあ るNF-KBなどの転写因子を活性化する(スミス(Smith)ら、J.Clin.Invest.8 7:761〜766,1991;アリマ(Arima)ら、J.Virology 65:6892〜6899,1991)。H TLV-1に感染した細胞が、NF-KBなどの一定の転写因子を構成的に産生することが 明らかになっている(リンドホルム(Lindholm)ら、J.Virology 70:2525〜2532 ,1996)。 HTLV-1に感染した個体は、成人T細胞白血病を発症しやすい(ポイエチ(Poies z)ら、PNAS 77:7415〜7419,1990;ヒヌマ(Hinuma)ら、PNAS 78:6476〜6480, 1981)。その上、HTLV-1に感染した個体は、熱帯性痙攣性不全対麻痺、およびミ エロパシーなどの慢性神経変性疾患を示す(ゲッセン(Gessain)ら、Lancet II :407〜410,1985;オサム(Osame)ら、Lancet I:1031〜1032,1986)。 いずれかの技術的な説明に限定されることを望んではいないが、本出願人らは 、PKCが、HTLV-1ウイルス蛋白質の活性、および、それによるウイルス複製に影 響を与えると考えている。ウイルス蛋白質Tax 1は、PKCと直接的に相互作用し合 い、PKCを活性化する(リンドホルム(Lindholm)ら、J.Virology 70:2525〜25 32,1996)。PKC阻害剤には、HTLV-1に感染した細胞内で、Tax 1によって誘導さ れる、NF-KBなどの細胞質蛋白質の活性化を阻害するものがあることが示されて いる(リンドホルム(Lindholm)ら、J.Virology 70:2525〜2532,1996)。ま た、PKCの阻害によって、効率的なウイルス複製に必要とされるHTLV-1のmRNAの 適切なプロセッシングが阻害されることが明らかになっている(アドキ(Adchi )ら、Biochem.Biophys.Res.Commun.169:469〜475,1990.)。さらに、HTLV -1の効率的な複製におけるPKCの役割を示す証拠には、PKC阻害剤が、構造的にも 生物学的にもHTLV-1に類似したウシ白血病ウイルスの発現を低下させることがで きるということがある(ジャンセン(Jansen)ら、J.Virology 66:4427〜4433 ,1992) 。したがって、本発明で説明されているPKC阻害剤化合物を治療学的に用いて、 ウイルス蛋白質の活性を抑制し、および、特に、ウイルスの複製を阻害して、HT LV-1感染、およびそれに関連した疾患を治療することができる。 本発明の方法は、好ましくは、βアイソザイムを効果的に阻害するプロテイン キナーゼC阻害剤を使用する。適当な化合物のグループの一つは、先行技術にお いて、ビス-インドリルマレイミド、または大環状ビス-インドリルマレイミドと して記述されている。先行技術において十分に認知されているビス-インドリル マレイミドには、すべて参照として本明細書に組み入れられる米国特許第5,621, 098号、第5,552,396号、第5,545,636号、第5,481,003号、第5,491,242号、およ び第5,057,614号において記載されている化合物が含まれる。大環状ビス-インド リルマレイミドは、特異的には、化学式Iの化合物に代表される。これらの化合 物、および、これらを調製するための方法は、参照として本明細書に組み入れら れる米国特許第5,552,396号において開示されている。これらの化合物を、Tax 1 活性などのHTLV-1ウイルス蛋白質活性の誘導された効果を阻害し、かつHTLV-1の 複製を阻害するために、またはHTLV-1感染を治療するために、治療学的に有効な 量をヒトに投与する。これらの化合物は、予防薬として、上記の疾患状態にある おそれのある患者に対して投与することもできる。 本発明の方法において用いるための好ましい化合物の分類の一つは、下記の化 学式(I)をもつ化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩、プロドラッグ、 もしくはエステルである:式中、 Wは、-O-、-S-、-SO-、-SO2-、-CO-、-C2-C6アルキリン、置換されたアルキ リ ン、C2-C6アルケニリン、-アリル-、-アリル(CH2)mO-、-ヘテロ環式-、-ヘテロ 環式-(CH2)mO-、-融合二環式-、-融合二環式-(CH2)mO-、-NR3-、-NOR3−、-CONH- 、または-NHCO-であり、 XおよびYは、独立に、C1-C4アルキリン、置換されたアルキリン、または、X、 Y、およびWが一緒に、-(CH2)n-AA-を形成しており、 R1は、水素、または、ハロ、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、C1-C4アルコキシ、 ハロアルキル、ニトロ、-NR4R5、もしくは-NHCO(C1-C4アルキル)から独立に選択 された、4個までの選択的な置換基であり、 R2は、水素、CH3CO-、-NH2、またはヒドロキシであり、 R3は、水素、-(CH2)mアリル、-C1-C4アルキル、-COO(C1-C4アルキル)、-CONR4 R5、-(C=NH)NH2、-SO(C1-C4アルキル)、-SO2(NR4R5)、または-SO2(C1-C4アルキ ル)であり、 R4とR5は、独立に、水素、C1-C4アルキル、フェニル、ベンジル、または、飽 和した、もしくは不飽和の5員環もしくは6員環を形成するために、それらが結合 する窒素と連結したものであり、 AAは、アミノ酸残基であり、 mは、独立に、0、1、2、または3であり、かつ nは、独立に、2、3、4、または5である。 本発明において使用するための、より好ましい化合物の分類は、-X-W-Y-部分 が4個から8個の、置換されているか原子または置換されていない原子をもつ化学 式Iで表される。 本発明の方法において用いるためのもう一つの好ましい化合物は、R1およびR2 が水素であり、かつWが、置換されたアリキリン基、-O-、-S-、-CONH-、-NHCO- 、または-NR3-である化学式(I)をもつ化合物である。本発明において用いるため の、特に好ましい化合物は、下記の化学式Iaを有する化合物、またはそれらの薬 学的に許容される塩、プロドラッグ、もしくは、エステルである: 式中、Zは、-(CH2)p-、もしくは-(CH2)p-O-(CH2)p-であり、R4は、ヒドロキシ、 -SH、C1-C4アルキル、(CH2)mアリル、-NH(アリル)、N(CH3)(CF3)、-NH(CF3)、も しくは-NR5R6であり、R5は、水素、もしくはC1-C4アルキルであり、R6は、水素 、C1-C4アルキル、もしくはベンジルであり、pは、0、1、もしくは2であり、か つmは、独立に、2もしくは3である。化学式Iaをもつ最も好ましい化合物は、Z がCH2-であり、R4が、-NH2、-NH(CF3)、もしくは-N(CH3)2であり、または、薬学 的に許容される塩、プロドラッグ、もしくは、それらのエステルである。 本発明の方法において使用するための、別の好ましい化合物は、化学式IのW が-O-であり、Yが、置換されたアリキリンであり、かつXがアリキリンである化 合物である。これらの好ましい化合物は、下記の化学式Ibで表される化合物、ま たはそれらの薬学的に許容される塩、プロドラッグ、もしくはエステルである:式中、Zは、-(CH2)p-であり、R4は、-NR5R6、-NH(CF)3、もしくは-N(CH3)(CF3) であり、R5とR6は、独立に、H、もしくはC1-C4アルキルであり、pは、0、1、も しくは2であり、かつmは、独立に、2もしくは3である。化学式Ibの最も好まし い化合物は、pが1であり、かつR5とR6がメチル基である化合物である。 化学式I、Ia、およびIbの化合物は、塩基性部分を含んでいるため、薬学的に 許容される酸付加塩として存在することもできる。このような塩を形成するため に一般的に用いられる酸には、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、および リン酸などの無機酸、パラ-トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、シュウ酸 、パラ-ブロモフェニルスルホン酸、カルボン酸、コハク酸、クエン酸、安息香 酸、酢酸などの有機酸、ならびに、これらに関連した無機酸および有機酸が含ま れる。したがって、このような薬学的に許容される塩には、硫酸塩、ピロ硫酸塩 、重硫酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、リン酸塩、モノ-リン酸水素塩、二リン酸 水素塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、塩化物、臭化物、ヨウ化物、酢酸塩、プ ロピオン酸塩、デカン酸塩、カプリル酸塩、アクリル酸塩、ギ酸塩、イソ酪酸塩 、ヘプタン酸塩、プロピオル酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、スベ リン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、2-ブチン-1,4-ジオ酸塩 、3-ヘキシン-2、5-ジオ酸塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、ヒドロキシ安息 香酸塩、メトキシ安息香酸塩、フタル酸塩、キシレンスルホン酸塩、フェニル酢 酸塩、フェニルプロピオン酸塩、フェニル酪酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、馬尿酸 塩、β-ヒドロキシ酪酸塩、グリコール酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メタン スルホン酸塩、プロパンスルホン酸塩、ナフタレン-1-スルホン酸塩、ナフタレ ン-2-スルホン酸塩、マンデル酸塩などが含まれる。特に、塩酸塩とメシル化塩 が用いられる。 薬学的に許容される塩の他に、別の塩であってもよい。これらは、化合物の精 製、別の塩の調製、または、化合物もしくは中間化合物の同定ならびにキャラク タリゼーシヨンにおける中間産物として使用されることがある。 化学式I、Ia、およびIbの化合物の薬学的に許容される塩は、水、メタノール 、エタノール、ジメチルホルムアミド、エチル酢酸などのさまざまな溶媒化合物 として存在することもある。このような溶媒化合物の混合物を調製することもで きる。このような溶媒化合物のもとは、結晶体の溶媒に由来するか、調製物もし く は結晶体の溶媒に固有のものであるか、または、このような溶媒に付随するもの である。 化学式I、Ia、およびIbの化合物のさまざまな立体異性体が存在しうることが 分かっている。例えば、Wは、置換されたアルキリン部位にキラル炭素原子を持 っているかもしれない。この化合物は、通常、ラセミ化合物として調製され、そ のようなものとして便利に使用することができる。または、それぞれに鏡像体を 両方とも、それが望ましければ、従来の技術によって単離するか、合成すること ができる。このようなラセミ化合物と各鏡像体、およびそれらの混合物は、本発 明の方法において用いられる化合物の一部を構成している。 また、本発明において使用される化合物には、化学式I、Ia、およびIbの化合 物の薬学的に許容されるプロドラッグが含まれる。プロドラッグは、化学的に修 飾されていて、その作用部位では生物学的に不活性であるかもしれない薬剤であ るが、元の生物活性型になるために、一つ以上の酵素、またはその他のインビボ の作用によって、分解または修飾を受ける薬剤である。このプロドラッグは、元 の薬剤とは異なった薬物動力学プロファイルをもつ可能性が高く、粘膜上皮を経 由する吸収を容易にし、塩の形成や可溶度を向上させ、および/または全身での 安定性(例えば、血漿における半減期が伸びる)を向上させることができるかも しれない。典型的には、このような化学的修飾には、以下のものが含まれる。 1)エステラーゼまたはリパーゼによって切断することができるエステル誘導 体またはアミド誘導体、 2)特異的な、もしくは非特異的なプロテアーゼによって認識することができ るペプチド、または、 3)あるプロドラッグ型または修飾されたプロドラッグ型の膜選択によって、 作用部位に蓄積する誘導体、または、前記の1から3を組み合わせたもの。適当な プロドラッグ誘導体を選択し、調製するための従来の手順は、例えば、H.ブン ドゴール(Bundgaard)、プロドラッグの設計(Design of Prodrugs)(1985) に記述されている。 さまざまなビス-インドール-N-マレイミド誘導体の合成が、デイビス(Davis )ら、米国特許第5,057,614号に記述されており、本発明において用いるのに適 した 、好ましい化合物の合成が、以前確認された米国特許第5,552,396号、およびフ ァウル(Faul)ら、欧州特許公開第0 657 411 A1において公開されている。そし て、これらはすべて、参照として本明細書に組み入れられる。 本発明の方法において用いるための、特に好ましいプロテインキナーゼ-β阻 害剤の一つは、前記の米国特許第5,552,396号の実施例5gにおいて説明されてい る化合物((S)-3,4-[N,N'-1,1'-((2''-エトキシ)-3'''(O)-4'''-(N,N-ジメチル アミノ)-ブタン)-ビス-(3,3'-インドリル)]-1(H)-ピロール-2,5-ジオン(?dione) 塩酸塩)である。この化合物は、強力なプロテインキナーゼC阻害剤である。こ れは、他のプロテインキナーゼよりもプロテインキナーゼCに選択的で、アイソ ザイム選択性が高い、すなわち、ベータ-1とベータ-2のアイソザイムに選択的で ある。この化合物のその他の塩も好ましいが、特に、メシル化塩が好ましい。 好ましいメシル化塩は、下記の化学式IIの化合物:を、非反応性の有機溶媒、好ましくは、有機/水混合液の中で、最も好ましくは 水-アセトンの中で、メタンスルホン酸と反応させることによって調製すること ができる。メタノール、アセトン、エチル酢酸、およびそれらの混合液など、別 の溶媒で実施することもできる。水に対する溶媒の比率は、重要ではないが、一 般的に、試薬の可溶性によって決定される。水に対する溶媒の好ましい比率は、 一般的には、容量で、溶媒対水が、0.1:1から100:1である。好ましくは、この比 率は、1:1から20:1であり、最も好ましくは、5:1から10:1である。最適な比率は 、選択された溶媒に依存するが、好ましくは、アセトンでは、溶媒対水の比率が 、9: 1である。 この反応は、普通、ほぼ等モル量の2種類の試薬を含むが、別の比率、特に、 メタンスルホン酸が過剰になる比率でも実施される。メタンスルホン酸を加える 速さは、反応にとって重要ではなく、迅速に(<5分)加えても、または6時間も しくはそれ以上の時間をかけてゆっくり加えてもよい。この反応は、0℃から還 流までの範囲の温度で行なわれる。この反応混合液を、X線粉末回折によって判 定して、塩の形成が完全に行われるまで撹拌するが、5分から12時間かかる。 本発明の塩は、好ましく、かつ容易に、結晶体として調製される。塩の三水和 物は、乾燥させるか、または20〜60%の相対湿度に置いて、容易に一水和物に変 換することができる。この塩は、実質的には結晶体で、規定の融点、複屈折、お よびX線回折パターンを示す。一般的に、この結晶は、10%以下の無定形の固体 をもち、好ましくは、5%以下の、最も好ましくは、1%以下の無定形の固体をも つ。 このメシル化塩は、濾過、または、当技術分野において認められている他の分 離技術によって、収率50%から100%の範囲で、反応混合液から直接的に単離す ることができる。再結晶化、および当技術分野において既知の他の精製技術を用 いて、望ましければ、この塩を、さらに精製することができる。 当業者には、本発明のプロテインキナーゼC阻害剤の治療的に有効な量とは、H TLV-1の複製を阻害するか、またはTax 1などのウイルス蛋白質の活性を阻害する のに充分な量であることが分かるであろう。HTLV-1の複製、およびTax 1活性な どのウイルス蛋白質の活性を測定することは、充分に、当業者の能力の範囲内で ある。投与される量はさまざまであるが、とりわけ、治療用処方剤になった化合 物の濃度、および患者の体重に依存する。一般的に、HTLV-1感染を治療するため の治療薬として投与されるプロテインキナーゼC阻害剤の量は、医師によって、 場合に応じて決定される。目安としては、適当な用量を決定するときに、感染程 度、免疫系の強さ、白血病細胞の数、ウイルス負荷、患者の体重と年齢が考慮さ れる。 一般に、適した用量は、治療部位でのプロテインキナーゼC阻害剤の濃度が0.5 nM〜200μMの範囲で得られる用量で、より通常は0.5nM〜200nMの範囲で得られ る用量である。血清濃度が0.5nM〜20nMまでであれば、ほとんどの状況において 十分であろうと予測される。 これらの治療濃度を得るためには、治療を必要とする患者に、約0.001mg/日/k g体重〜50.0mg/日/kgの範囲で投与する。通常、高くとも約10.0mg/日/kg体重ま でのプロテインキナーゼC阻害剤を必要とすべきである。先に述べたように、上 記の量は症例によって変化しうる。 本発明の化合物の有効性は、当技術分野において容易に入手可能ないくつかの 実験セッティングにて評価することができる。本発明の化合物は、HTLV-1感染に 伴う成人T細胞白血病を有する患者由来の培養T細胞系の増殖性および生存性にて 試験することができる。また本化合物の効果は、感染細胞におけるHTLV-1ウイル ス複製にて評価することもできる。本化合物はまた、培養細胞におけるNF-κBな どの細胞転写因子を活性化させるためのTax 1などのウイルス蛋白質の能力にて 調べることもできる。本明細書に参照として組み込まれるリンドホルムら(Lind holmら,J.Virology 70:2525-2532,1996)を参照のこと。本発明に係る化合物 が、Tax 1などのウイルス蛋白質により誘導される効果を減弱させる能力、ウイ ルス複製を減少させる能力、および/またはHTLV-1感染T細胞の増殖を阻害する 能力から、HTLV-1感染およびそれに伴う疾患を患う患者における臨床学的に有益 な効果が予測可能となる。 構造式Iの化合物、ならびに構造式IaおよびIbの好ましい化合物は、投与の前 に製剤化することが好ましい。適した薬学的組成物は、周知の容易に入手できる 成分を用いて公知の方法によって調製する。本発明の方法での使用に適した組成 物を作製する際に、活性成分は通常、担体と混合、もしくは担体によって希釈し 、またはカプセル、サシェ、紙、もしくはその他の容器の形であってもよい担体 の中に封入してもよい。担体が希釈剤として作用する場合には、それは活性成分 のための溶媒、賦形剤、または培地として作用する固体、半固体または液体材料 であってもよい。このように、組成物は錠剤、丸剤、粉剤、トローチ剤、サシェ 剤、カシェ剤、エリキシル剤、懸濁剤、乳剤、溶液、シロップ剤、エアロゾル( 固体としてまたは液体培地中で)、軟および硬ゼラチンカプセル、坐剤、滅菌注 射溶液、および経口または局所適用のための滅菌封入粉末の形状であることがで き る。 適した担体、賦形剤、および希釈剤のいくつかの例には、乳糖、デキストロー ス、蔗糖ソルビトール、マンニトール、デンプン、アカシアゴム、燐酸カルシウ ム、アルギナート、トラガカント、ゼラチン、珪酸カルシウム、微結晶セルロー ス、ポリビニルピロリドン、セルロース、水性シロップ、メチルセルロース、メ チルおよびプロピルヒドロキシ安息香酸塩、タルク、ステアリン酸マグネシウム および鉱油が含まれる。製剤はさらに、潤滑剤、湿潤剤、乳化および懸濁剤、保 存剤、甘味料、または香料を含むことができる。本発明の組成物は、患者に投与 後に活性成分を速やかに、持続的に、または遅れて放出するよう製剤化してもよ い。組成物は単位投与剤形として処方することが好ましく、それぞれの用量は約 0.05mg〜約3gを含み、より通常は活性成分約750mgを含む。しかし、投与する治 療的用量は、治療する疾患の重篤度、投与すべき化合物の選択および選択した投 与経路を含む関連する条件を考慮した上で医帥により決定される。したがって、 上記用量範囲はいずれにせよ本発明の範囲を制限するものではない。「単位用量 剤形」という用語は、各単位が適した薬学的担体に関連して望ましい治療効果を 生じるよう計算された活性材料の既定量を含む、ヒト被験者およびその他の咄乳 類にとって単位用量として適した物理的に個別の単位を指す。 上記製剤はそのほとんどが経口投与してもよいがそれに加えて、本発明の方法 において用いられる化合物はまた、局所投与してもよい。局所製剤には軟膏、ク リームおよびゲルが含まれる。 軟膏は一般に、(1)油性基剤、すなわち白色ワセリンまたは鉱物油のような 固定油または炭化水素を含むもの、または(2)吸収性基剤、すなわち無水物質 または水を吸収することができる物質、例えば無水ラノリンを含むもの、のいず れかを用いて調製する。通例、油性であれ、吸収性であれ、基剤を形成した後に 、望ましい濃度が得られるような量に活性成分(化合物)を加える。 クリームは油/水乳剤である。それらは、典型的にロウ、ワセリン、鉱物油等 の固定油、炭化水素等を含む油相(内部相)と、水および付加塩のような水溶性 物質を含む水相(連続相)とを含む。2つの相は乳化剤、例えばラウリル硫酸ナ トリウムのような界面活性剤;アカシアコロイド状粘土のような疎水性コロイド 、ビーガム(veegum)等を用いることによって安定化する。乳剤を形成した後、 活性成分(化合物)を通例望ましい濃度を得られる量で加える。 ゲルは油性基剤、水または乳剤懸濁剤基剤から選択される基剤を含む。基剤中 にマトリクスを形成して、その粘度を増加させるゲル化剤をこの基剤に加える。 ゲル化剤の例はヒドロキシプロピルセルロース、アクリル酸ポリマー等である。 通例、活性成分(化合物)は、ゲル化剤を加える前の時点で望ましい濃度で製剤 に加える。 局所製剤に組み入れられる化合物の量は重要でない;濃度は、望ましい治療部 位に化合物の望ましい量を輸送するような量で製剤を罹患組織領域に容易に適用 できるよう十分な範囲内でなければならない。 罹患組織に適用する局所製剤用の通例的な量は、製剤中の化合物濃度に依存す ると考えられる。一般に製剤は、約1〜約500μg化合物/cm2を罹患組織に与える 量で、作用を発揮すべき組織に適用される。好ましくは化合物の適用量は約30〜 約300μg/cm2の範囲、より好ましくは約50〜約200μg/cm2の範囲内、最も好まし くは約60〜約100μg/cm2の範囲内である。 以下の処方例は、単なる実例であって、本発明の範囲をいずれにせよ制限する 意図のものではない。 処方例1 硬ゼラチンカプセルは以下の成分を用いて調製する: 量(mg/カプセル) 活性剤 5 乾燥デンプン 200 ステアリン酸マグネシウム 10 計 215mg 上記成分を混合して容量460mgの硬ゼラチンカプセルに充填する。 処方例2 錠剤は以下の成分を用いて調製する: 量(mg/カプセル) 活性剤 15 セルロース、微結晶 10 二酸化珪素、燻煙 10 ステアリン酸 5 計 40mg 成分を混和し、圧縮して各重量665mgの錠剤に成型する。 処方例3 それぞれ活性成分60mgを含む錠剤は以下のように作製する: 量(mg/錠剤) 活性剤 60mg デンプン 45mg 微結晶セルロース 35mg ポリビニルピロリドン (10%水溶液として) 4mg カルボキシメチルナトリウムデンプン 4.5mg ステアリン酸マグネシウム 0.5mg タルク 1mg 計 150mg 活性成分、デンプンおよびセルロースは、45番メッシュのU.S.ふるいを通過さ せて、十分に混合した。ポリビニルピロリドン溶液を得られた粉末と混合し、次 に14番メッシュのU.S.ふるいを通過させた。このようにして得られた顆粒を50℃ で乾燥させ、18番メッシュのU.S.ふるいを通過させた。次に、予め60番メッシュ のU.S.ふるいを通過させたカルボキシメチルナトリウムデンプン、ステアリン酸 マグネシウムおよびタルクを顆粒に加えて、混合後、打錠装置で圧縮して各重量 が150mgの錠剤を成型する。 本発明の原理、好ましい態様および操作方法は、前述の明細書に記述している 。しかし、本明細書において保護される本発明は、それらが制限的というよりは むしろ説明的なものと見なされるべきであるため、開示されている特定の様式に 制限されるものと解釈すべきではない。当業者は、本発明の精神から逸脱するこ となく変形および変更を行うことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 498/22 C07D 498/22 513/22 513/22 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ストラム ローレンス イー. アメリカ合衆国 インディアナ州 インデ ィアナポリス ハドウェイ ドライブ 9143

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.感染細胞におけるヒトT細胞リンパ球向性I型ウイルスの複製を阻害するため の方法において、細胞を、プロテインキナーゼCのβアイソザイムの阻害剤のウ イルス複製を阻害する量と接触させることを含む方法。 2.プロテインキナーゼCのβアイソザイム阻害剤がビス-インドリルマレイミド または大環状ビス-インドリルマレイミドである、請求項1記載の方法。 3.阻害剤がアイソザイム選択的で、該アイソザイム選択性が、β-1およびβ-2 アイソザイムからなる群より選択される、請求項1記載の方法。 4.プロテインキナーゼC阻害剤が以下の構造式を有する化合物、またはその薬 学的に許容される塩、プロドラッグ、もしくはエステルである、請求項3記載の 方法: 式中、Wが-O-、-S-、-SO-、-SO2-、-CO-、C2〜C6アルキレン、置換アルキレン 、C2〜C6アルケニレン、-アリール-、-アリール(CH2)mO-、-複素環-、-複素環-( CH2)mO-、-融合二環性-、-融合二環性-(CH2)mO-、-NR3-、-NOR3-、-CONH-、もし くは-NHCO-であり; XおよびYが独立してC1〜C4アルキレン、置換アルキレン、もしくはX、Yおよび Wが共に-(CH2)n-AA-を形成するものであり; R1が水素、またはハロ、C1〜C4アルキル、ヒドロキシ、C1〜C4アルコキシ、ハ ロアルキル、ニトロ、NR4R5、もしくは-NHCO(C1〜C4アルキル)からなる群より独 立して選択される4個までの選択的置換基であり; R2が水素、CH3CO-、NH2、もしくはヒドロキシであり; R3が水素、(CH2)mアリール、C1〜C4アルキル、-COO(C1〜C4アルキル)、-CONR4 R5、 -(C=NH)NH2、-SO(C1〜C4アルキル)、-SO2(NR4R5)、もしくは-SO2(C1〜C4アルキ ル)であり; R4およびR5が、独立して水素、C1〜C4アルキル、フェニル、ベンジルであるか 、またはそれらが結合して飽和もしくは不飽和の5員環もしくは6員環を形成す る窒素との複合体を形成するものであり; AAがアミノ酸残基であり; mが独立して0、1、2、もしくは3であり;かつ nが独立して2、3、4、もしくは5である。 5.プロテインキナーゼC阻害剤が以下の構造式を有する化合物、またはその薬 学的に許容される塩、プロドラッグ、もしくはエステルである、請求項4記載の 方法: 式中、Zが-(CH2)p-もしくは-(CH2)p-O-(CH2)p-であり;R4がヒドロキシ、-SH 、C1〜C4アルキル、(CH2)mアリール、-NH(アリール)、-N(CH3)(CF3)、-NH(CF3) 、もしくは-NR5R6であり;R5が水素、もしくはC1〜C4アルキルであり;R6が水素 、C1〜C4アルキル、もしくはベンジルであり;pが0、1、もしくは2であり; かつmが独立して2もしくは3である。 6.プロテインキナーゼC阻害剤が以下の構造式を有する化合物、またはその薬 学的に許容される塩、プロドラッグ、もしくはエステルである、請求項4記載の 方法: 式中、Zが-(CH2)p-;R4が-NR5R6、-NH(CF3)、もしくは-N(CH3)(CF3)であり;R5 およびR6が、独立して水素もしくはC1〜C4アルキルであり;pが0、1、もしく は2であり;かつmが独立して2もしくは3である。 7.プロテインキナーゼC阻害剤が(S)-3,4-[N,N'-1,1'-((2''-エトキシ)-3'''(O )-4'''-(N,N-ジメチルアミノ)-ブタン)-ビス-(3,3'-インドリル)]-1(H)-ピロー ル-2,5-ジオンまたはその薬学的に許容される酸性塩を含む、請求項4記載の方 法。 8.薬学的に許容される酸性塩が塩酸塩およびメシル化塩から選択される、請求 項7記載の方法。 9.細胞において、Tax1ウイルス蛋白質の活性の効果を阻害するための方法にお いて、細胞を、プロテインキナーゼCのβアイソザイムの阻害剤のウイルス蛋白 質の活性を阻害する量と接触させることを含む方法。 10.プロテインキナーゼCのβアイソザイム阻害剤がビス-インドリルマレイミド または大環状ビス-インドリルマレイミドである、請求項9記載の方法。 11.阻害剤がアイソザイム選択的で、該アイソザイム選択性がβ-1およびβ-2ア イソザイムからなる群より選択される、請求項9記載の方法。 12.プロテインキナーゼC阻害剤が以下の構造式を有する化合物、またはその薬 学的に許容される塩、プロドラッグ、もしくはエステルである、請求項11記載の 方法: 式中、Wが-O-、-S-、-SO-、-SO2−、-CO-、C2〜C6アルキレン、置換アルキレ ン、C2〜C6アルケニレン、-アリール-、-アリール(CH2)mO-、-複素環-、-複素環 -(CH2)mO-、-融合二環性-、-融合二環性-(CH2)mO-、-NR3-、-NOR3-、-CONH-、も しくは-NHCO-であり; XおよびYが独立してC1〜C4アルキレン、置換アルキレン、もしくはX、Yおよび Wが共に-(CH2)n-AA-を形成するものであり; R1が水素、またはハロ、C1〜C4アルキル、ヒドロキシ、C1〜C4アルコキシ、ハ ロアルキル、ニトロ、NR4R5、もしくは-NHCO(C1〜C4アルキル)からなる群より独 立して選択される4個までの選択的置換基であり; R2が水素、CH3CO-、NH2、もしくはヒドロキシであり; R3が水素、(CH2)mアリール、C1〜C4アルキル、-COO(C1〜C4アルキル)、-CONR4 R5、-(C=NH)NH2、-SO(C1〜C4アルキル)、-SO2(NR4R5)、もしくは-SO2(C1〜C4ア ルキル)であり; R4およびR5が、独立して水素、C1〜C4アルキル、フェニル、ベンジルであるか 、またはそれらが結合して飽和もしくは不飽和の5員環もしくは6員環を形成す る窒素との複合体を形成するものであり; AAがアミノ酸残基であり; mが独立して0、1、2、もしくは3であり;かつ nが独立して2、3、4、もしくは5である。 13.プロテインキナーゼC阻害剤が以下の構造式を有する化合物、またはその薬 学的に許容される塩、プロドラッグ、もしくはエステルである、請求項12記載の 方法: 式中、Zが-(CH2)p-もしくは-(CH2)p-O-(CH2)p-であり;R4がヒドロキシ、-SH 、C1〜C4アルキル、(CH2)mアリール、-NH(アリール)、-N(CH3)(CF3)、-NH(CF3) 、もしくは-NR5R6であり;R5が水素もしくはC1〜C4アルキルであり;R6が水素、 C1〜C4アルキル、もしくはベンジルであり;pが0、1、もしくは2であり;か つmが独立して2もしくは3である。 14.プロテインキナーゼC阻害剤が以下の構造式を有する化合物、またはその薬 学的に許容される塩、プロドラッグ、もしくはエステルである、請求項12記載の 方法: 式中、Zが-(CH2)p-であり;R4が-NR5R6、-NH(CF3)、もしくは-N(CH3)(CF3)で あり;R5およびR6が、独立して水素もしくはC1〜C4アルキルであり;pが0、1 、もしくは2であり;かつmが独立して2もしくは3である。 15.プロテインキナーゼC阻害剤が(S)-3,4-[N,N'-1,1'-((2''-エトキシ)-3'''(O )-4'''-(N,N-ジメチルアミノ)-ブタン)-ビス-(3,3'-インドリル)]-1(H)-ピロー ル-2,5-ジオンまたはその薬学的に許容される酸性塩を含む、請求項12記載の方 法。 16.薬学的に許容される酸性塩が、塩酸塩およびメシル化塩より選択される請求 項15記載の方法。 17.ヒトT細胞リンパ球向性I型ウイルスに感染した哺乳動物を治療するための方 法において、治療上有効な量のプロテインキナーゼCのβアイソザイムの阻害剤 を哺乳動物に投与することを含む方法。 18.プロテインキナーゼCのβアイソザイム阻害剤がビス-インドリルマレイミド または大環状ビス-インドリルマレイミドである、請求項17記載の方法。 19.阻害剤がアイソザイム選択的で、アイソザイム選択性がβ-1およびβ-2アイ ソザイムからなる群より選択される、請求項17記載の方法。 20.プロテインキナーゼC阻害剤が以下の構造式を有する化合物、またはその薬 学的に許容される塩、プロドラッグ、もしくはエステルである、請求項19記載の 方法: 式中、Wが-O-、-S-、-SO-、-SO2-、-CO-、C2〜C6アルキレン、置換アルキレン 、C2〜C6アルケニレン、-アリール-、-アリール(CH2)mO-、-複素環-、-複素環-( CH2)mO-、-融合二環性-、-融合二環性-(CH2)mO-、-NR3-、-NOR3-、-CONH-、もし くは-NHCO-であり; XおよびYが独立してC1〜C4アルキレン、置換アルキレン、もしくはX、Yおよび Wが共に-(CH2)n-AA-を形成するものであり; R1が水素、またはハロ、C1〜C4アルキル、ヒドロキシ、C1〜C4アルコキシ、ハ ロア ルキル、ニトロ、-NR4R5、もしくは-NHCO(C1〜C4アルキル)からなる群より独立 して選択される4個までの選択的置換基であり; R2が水素、CH3CO-、-NH2、もしくはヒドロキシであり; R3が水素、(CH2)mアリール、C1〜C4アルキル、-COO(C1〜C4アルキル)、-CONR4 R5、-(C=NH)NH2、-SO(C1〜C4アルキル)、-SO2(NR4R5)、もしくは-SO2(C1〜C4ア ルキル)であり; R4およびR5が、独立して水素、C1〜C4アルキル、フェニル、ベンジルであるか 、またはそれらが結合して飽和もしくは不飽和の5員環もしくは6員環を形成す る窒素との複合体を形成するものであり; AAがアミノ酸残基であり; mが独立して0、1、2、もしくは3であり;かつ nが独立して2、3、4、もしくは5である。 21.プロテインキナーゼC阻害剤が以下の構造式を有する化合物、またはその薬 学的に許容される塩、プロドラッグ、もしくはエステルである、請求項20記載の 方法: 式中、Zが-(CH2)p-もしくは-(CH2)p-O-(CH2)p-であり;R4がヒドロキシ、-SH 、C1〜C4アルキル、(CH2)mアリール、-NH(アリール)、-N(CH3)(CF3)、-NH(CF3) 、もしくは-NR5R6であり;R5が水素もしくはC1〜C4アルキルであり;R6が水素、 C1〜C4アルキル、もしくはベンジルであり;pは0、1、もしくは2であり;か つmが独立して2もしくは3である。 22.プロテインキナーゼC阻害剤が以下の構造式を有する化合物、またはその薬 学的に許容される塩、プロドラッグ、もしくはエステルである、請求項20記載の 方法: 式中、Zが-(CH2)p-であり;R4は-NR5R6、-NH(CF3)、もしくは-N(CH3)(CF3)で あり;R5およびR6が、独立して水素もしくはC1〜C4アルキルであり;pが0、1 、もしくは2であり;かつmが独立して2もしくは3である。 23.プロテインキナーゼC阻害剤が(S)-3,4-[N,N'-1,1'-((2''-エトキシ)-3'''(O )-4'''-(N,N-ジメチルアミノ)-ブタン)-ビス-(3,3'-インドリル)]-1(H)-ピロー ル-2,5-ジオンまたはその薬学的に許容される酸性塩を含む、請求項20記載の方 法。 24.薬学的に許容される酸性塩が、塩酸塩およびメシル化塩より選択される請求 項23記載の方法。 25.ヒトT細胞リンパ球向性I型ウイルス感染に関連した成人T細胞白血病を治療 するための方法において、そのような治療を必要とする成人に、治療上有効な量 のプロテインキナーゼCのβアイソザイムの阻害剤を投与することを含む方法。 26.ヒトT細胞リンパ球向性I型ウイルス感染に関連した慢性神経変性疾患を治療 するための方法において、そのような治療を必要とする哺乳動物に、治療上有効 な量のプロテインキナーゼCのβアイソザイムの阻害剤を投与することを含む方 法。 27.慢性神経変性疾患が、熱帯性痙攣性麻痺(tropical spastic paraparesis) およびミエロパシーからなる群より選択される、請求項26記載の方法。
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