JP2002510439A - 生番組イベントを完全に対話型で提供するデジタル対話型システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、生番組のイベントの視聴において視聴者の完全で能動的な参加を可能にする対話型デジタルシステム(1)に関する。特に、ライブイベントは、異なるカメラアングルや、例えば組み込まれた音声及びグラフィック区分を有する多数の映像ストリームを含むオプションの設定により、視聴者に個人的に提供される。さらに、関連するウェブサイトから得られた情報を生番組に組み込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】 生番組イベントを完全に対話型で提供するデジタル対話型システム 関連出願 これは、現在放棄されている1991年11月25日出願の出願番号第07/797,298号の 継続出願である、現在放棄されている1993年12月13日出願の出願番号第08/166,6 08号の部分継続出願である、1995年５月18日出願の第08/443,607号の部分継続出 願である、1996年２月８日出願の出願番号08/598,382号の部分継続出願である。 発明の背景 対話型映像および音声プレゼンテーションシステムは現在、娯楽および教育産 業に導入されつつある。これらの産業への応用が成功した著名な対話型技術は、 多重同時並行情報チャネルの提供による単方向システムでの対話の提供に基づい ている。例えば、音声および映像双方の対話を提供するFreemanらの共有米国特 許第4,264,925号および第4,264,924号は、視聴者の選択に基づく多重放送チャネ ルあるいは多重有線チャネル間の切換えが対話能を与える対話型テレビジョンシ ステムを開示する。 これらのシステムは、コンピュータ論理とメモリを用いてメモリ機能を含むよ うに改良され、視聴者に対し実行されるシステム応答の選択は、Freeman特許第4 ,507,680号に開示されたように、加入者応答の処理と記録に基づく。 異なる音声応答の使用によって対話を提供する利点は、Freemanの米国特許第4 ,847,698号、第4,847,699号および第4,847,700号に開示されている。これらのテ レビジョンシステムは、数個の同期した音声チャネルを伴う共通の映像信号を提 供して、ユーザが選択可能な内容に関係した応答を提供する。音声信号は異なる 音声応答を生じる。場合によっては、これらは、第１の音声原稿および映像信号 （ディスプレイ上の人物やキャラクタのような）に同期させた音節であり、人物 やキャラクタの口の動きが話された言葉に一致していると認知される。 対話は、Freemanの米国特許第5,537,141号で教室にもたらされた。この出願で 請求された遠隔学習システムは、伝送独立媒体（transmission independent med ia）について対話型技術を革新的に使用することで教室での教育経験の質を高め る。映像に生で放映されるかビデオテープから表示される指導者が質問をすると 、すべての各生徒は、好ましくはリモート受話器に返答をエントリーすることに よって、解答し、生徒各自の選択に対して明瞭で実質的な音声応答を即座に受け る。対話型プログラムからの音声応答の個別化は、発明の主要な面である。 音声の個別化は、Freemanの米国特許第5,585,858号に開示の技術に基づいて家 庭にもたらされた。このシステムは、通常のプログラム(番組)として従来のテレ ビ受像機またはマルチメディアコンピュータのいかなるものでも見ることができ るプログラムを提供する。しかし、視聴者は、もしテレビジョンに接続した特定 の対話型プログラムボックスを持っていれば、完全に機能する対話型プロクラム を経験することができる。各対話型視聴者は、個人化された音声応答とスクリー ンに映された映像グラフィックを楽しむ。対話 型プログラムは、有線、直接放送衛星、テレビ放送、あるいは他の伝達手段を介 してテレビ受像機またはコンピュータに提供することができ、アナログであって もデジタルであってもよい。 しかしながら、必要とされているのは、生で放送されるデジタルプログラムと の本当の映像、音声およびグラフィックの対話を提供するための対話型プレゼン テーションシステムである。このようなシステムは、中央コントロールスタジオ で生の対話型プログラムのデジタル要素すべてを効果的にパッケージし、家庭の 視聴者が個人化された対話型プログラミングを受け取ることを許容しなければな らない。 発明の概要 本発明によれば、例えば異なるカメラアングルや一体化された音声および／ま たはグラフィックセグメントを伴う、デジタル映像ストリームの選択において視 聴者の積極的な参加を許す対話型デジタルシステムが提供される。さらに、イン ターネットウェブサイトからのウェブページをプログラムに一体化することがで きる。発明は、特に生のスポーツイベントの放送のようなライブイベントの環境 に適している。視聴者は存在を現し、様々なカメラアングルを即座に変更するこ とによってカメラショットを指示したり、プレーヤのインタビューを選んだり、 チームやプレーヤの関連統計データをグラフィックで表示したりできる。このよ うに、システムによって、個々の加入者は、自分個人のテレビ受像機でプログラ ムの進め方や見せ方を支配するかのように行動することができる。異なるカメラ アングルの選択に加えて、様々なオーディオオプション、クローズアップ、スロ ーモーション、リプレイ、グラフィックのオーバーレ イ、ウェブサイトからのグラフィックや音声等がすべて可能である。さらに、視 聴者の興味を増すために、ゲームを生のスポーツプログラミングと一体化するこ とができる。 従って、視聴者がプログラムをカスタマイズできる。本発明の対話型デジタル プログラミングは、特に、生のスポーツイベントを見るのに有利である。視聴者 は、多重カメラアングルからの選択に制限されるのではなく、要求に応じてプレ ーヤの統計を呼び出したり、選んだプレーヤのインタビューを聞いたりできる。 カメラの焦点をイベントの異なるセグメントに当てることができる。さらに、ビ デオオプションは、映像リプレイ、スローモーション効果、特別なプレーヤやグ ループに分離すること等を含むことができるだろう。変更はシームレスであり、 これによってディレクタが今監督室からしているように視聴者がテレビ番組を監 督しているような効果が増す。 視聴者によるこの「ディレクタ」の役割は、本発明の対話技術と、また、デジタ ル圧縮および伝達機構とによって可能である。デジタル圧縮および伝達機構は、 一定のバンド幅についてはるかに大きい情報処理量を見込み、すでに利用できる が現在はディレクタによって除外されているアングルを視聴者が選択できるよう にする。 デジタル対話型システムは、フルモーション映像の過程で起こる分岐に基づく 。分岐は、他のフルモーション映像セグメント、映像に一体化されるグラフィッ ク、音声セグメントおよび／または生のイベントに一体化される検索されたウェ ブページであってもよい実時間の平行パスである。 対話型デジタルシステムは、視聴者の応答に即座に反応することもあれば、AC TV独自の「プロファイリング」概念を利用して後に応 答に反応することもある。この技術によって、システムは、視聴者の応答や希望 を「記憶し」、後の時点でそれらを映像、音声、グラフィックおよび／またはウ ェブサイト情報に一体化することができる。例えば、視聴者は、フットボールゲ ームの最初であるチームの攻撃クォーターバックを分離するように指定すること ができる。こうして、選択のチームが攻撃側に回ったときはいつでも、クォータ ーバックの映像分離が視聴者に自動的に表示される。あるいは、過去５分間に視 聴者がどのようにカメラアングルやリプレイ等を選択したかに従って、システム は、プログラムの残りの時間これらの選択に倣って動作する。本発明のシステム は、視聴者がどのようにゲームを見たいかを視聴者から学び、以前に実行された 視聴者の選択シーケンスを続ける。 源では、本発明は複数のビデオカメラからなり、各カメラは、イベントの異な る所定の光景を中継する。異なるカメラに対応する映像信号は、中央コントロー ルスタジオに送られる。さらに、１つかそれ以上の音声信号や統計のグラフィッ クのオーバーレイを収集し、中央コントロールスタジオに送ることができる。映 像、音声およびグラフィック信号が中央コントロールスタジオで受信された後、 これらの信号はデジタル映像コンプレッサおよびデジタル音声コンプレッサでデ ジタル化され圧縮される。その後、これらの信号は特別なデータコードと共に「 デジタルパッケージ」に組み入れられ、次いで、有線分配システムを通じて伝達 される。特定のデータコードは、プログラムの対話能力を開く鍵である。 デジタルプログラム信号は、受信サイトに適切な伝達手段によって伝達される 。受信アンテナによって一旦受信されると、デジタルプログラム信号は、デジタ ル有線テレビジョン分配システムに沿っ て視聴者の家に送られる。さらに、他の信号やコマーシャルを地元のヘッドエン ドで挿入することができる。信号は、デジタル有線ボックスで受信され処理され る。映像、音声、グラフィック表示および／またはウェブページの選択は、視聴 者の直接エントリーの作用として、あるいは、プログラムの開始時または進行中 に示された質問応答に対し、あるいは、事前に記憶された視聴者のプロファイル に基づいて実行することができる。１つのビデオオプションから他のビデオオプ ションへの切換が一旦決定されると、デジタル切換はシームレスに実行される。 上記のように、プログラムは、所定の時間にまたはユーザのエントリー時に直 ちにウェブサイトの情報セグメントを検索あるいは分岐できる。例えば、スポー ツイベントを観戦している視聴者は、本発明のシステムによって、例として、贔 屓のプレーヤやチームまたはたぶんスポーツチームの残りのスケジュールに関す る特定の追加情報を提供するウェブページのストリームを受信ことができる。ま た、ユーザは、インターネットの双方向能力を利用して世論調査に答えたり追加 のサイトにリンクできる。 別のインターネットアプリケーションは、広告主がコマーシャルで単にウェブ アドレスを表示するだけではなくウェブページを直接消費者に送ることによって 消費者により直接的に話し掛けることを許容する。ウェブサイトからの特定の広 告情報は、デジタルセットトップボックス内または有線ヘッドエンドのいずれか に記憶された視聴者のプロファイルに基づいて視聴者に向けることができる。ま たは、ウェブサイトアクセスは、視聴者がコマーシャル中にリモートに単にクリ ックすることによって開始することができる。このように、視聴者は、例えば、 もし広告主からもっと情報を 欲しいならば、個人的にウェブサイトを選択することができる。 映像プログラミングと対応するインターネットページとは、インターネットア クセスを提供する対話型インターネットアプリケーションソフトウェアが記憶さ れた特別のデジタル有線ボックスのテレビジョンカードを備えたパーソナルコン ピュータか、または、デジタルテレビ受像機によって見ることができるが、これ らはすべて本発明の専用TV／インターネットソフトウェアを利用することになろ う。 本発明はまた、他の種類のプログラミングのための用途を有する。例えば、視 聴者は、殺人ミステリのシーンを指示することができる。１つのシーンから他の シーンへの切換は、視聴者に気づかれることなくシームレスに行うことができる 。さらに、本発明は、いかなる種類のライブや予め記録されたイベントにも用い ることができる。例えば、音楽のコンサートや政治的集会の映像を本発明の方法 で高めることができる。 従って、この発明の第１の目標は、表示をユーザの希望や選択、興味に合わせ て誂えることができる改良型デジタルライブプログラムを提供することである。 生のスポーツイベントを視聴者のために個人化および改良するのがこの発明の 目的である。 図面の説明 図１は、ライブデジタルプログラミングを提供するためのネットワークと設備 の図である。 図２は、映像信号間でシームレスな切換ができる対話型デジタル有線ボックス のブロック図である。 図３は、映像信号間でシームレスな切換ができる他のデュアルチューナ対話型 デジタル有線ボックスのブロック図である。 図４は、映像信号間でシームレスな切換ができる別の他の対話型デジタル有線 ボックスのブロック図である。 図５は、トリガーポイントと対応する映像、音声および／またはグラフィック セグメントの表示を示すタイムダイアグラムであり、セグメントの１つまたは組 み合わせがトリガーポイント機能の実行直後加入者に表示するために選択される 。 図６は、インターネットアクセスを含む対話型システムの他の実施態様のブロ ック図である。 図７は、システムの双方向形態のブロックダイアグラムである。 好ましい実施態様の説明 本発明は、拡大された１連のプログラミングオプションを家庭での視聴者に許 容する効果的な個人化されたプログラムを提供するための対話型デジタルシステ ム１である。デジタルTVストリームは、映像、音声、データコードおよびグラフ ィックからなるデジタルパッケージに入れられ、視聴者の選択に対し個人化され た応答を提供するのに用いられる。このような応答は、インターネットウェブサ イト170にアクセスを許すことによってさらに改良することができる。このよう に、ゴルフ、フットボール、野球、バスケットボール等のスポーツは、今や、よ り興味と関わりをもって観戦することができる。しかしながら、本発明では、様 々なプロファイリングおよびメモリ特色によって、さらに改良された対話が可能 である。 図１に示すように、本発明は、例えばスポーツイベント10に効果を考えて位置 させたカメラ100によっていくつかの可能な映像スト リームを集めることから始まる。現在、多数のカメラ100がスポーツイベント10 で用いられている。例えば、スーパーボールカバレッジは普通25から30のカメラ を包含する。これらの生の映像ストリームは、例えば現在のゲームや過去のゲー ム、プレーヤの人物紹介等からのハイライトを含むことができる記録された映像 ストリームと一体化することができる。本発明の構成要素と操作を説明するため に、生のスポーツイベント10、即ち、フットボールの製作と伝達を本発明の特徴 を示すために選ぶ。しかしながら、下記に開示のものを含め、他の用途も読者に は理解できよう。 Ａ．コントロール・スタジオ 対話型放送番組は、コントロール・スタジオ５でデジタルパッケージの中に作 成される。コントロール・スタジオ５では、図１に示されるように、生放送の間 、プロデューサが対話型の要素を作成し前置きをつける。１つの好ましい実施態 様において、プロデューサは、ユーザに対する一組の質問または指令を前もって 録画しておく。これらの質問は、次のような質問を含んでもよい。 所望のカメラアングル／オプションを選択せよ。 オプション：エンド・ゾーン ５０ヤードライン クオータバックに焦点を合わせよ ディフェンスに焦点を合わせよ チアリーダに焦点を合わせよ ハイライトを与えよ ゲーム中で好みのチームはどれか。 オプション：青チーム 赤チーム ゲーム中で好みの選手は誰か。 オプション：赤走者 青クオータバック 青デイフェンス・エンド 赤クオータバック その他 統計一覧の取り寄せに興味があるか。 ゲーム中に選手のインタビューを聴きたいか。 このような質問を視聴者に放送の始めに与えるかまたは番組中に流すことがで きる。このような質問に対する対話型の応答は、特定の視聴者の個人用映像、音 声およびグラフィックを含む。このような質問を与えるためのグラフィックの製 作は、キロン（chyron）やグラフィック言語を用いてコントロール・スタジオ５ でオフ・ラインで行われる。これらの質問や指令は、最終的には、好ましくはグ ラフィックの形で、家庭の視聴者に表示され、対話型の応答を援助する。プロデ ューサはテキストエディターとキロンを用いてコンピュータ上で質問についての これらの映像スライドを作成する。プロデューサは各質問に関連して、多数の可 能な視聴者にオプションを入れる。その時、プロデューサは、１つ以上の対応す る対話型の応答に対して各々可能なユーザエントリーを関連づける。もし応答が インターネットのウェブページからの情報であれば、プロデューサはウェブペー ジの特定のユニホーム・リソース・ロケータ（URL）を表示する。プロデューサ は各々の特定の質問が番組中に現れる時を示すタイムスタンプを設定する。以下 にさらに詳しく説明するよ うに、質問に対する視聴者の応答は、どの映像(および／又は音声、グラフィッ ク又はウェブページ)のオプションが視聴者に提供されるかを指示するために用 いられる。この発明では、質問に対する対話型の応答は、視聴者エントリーのエ ントリーの直後か、又は以下に説明するように「トリガーポイント」５００を用 いる番組中で所定時間後に行われる。 映像セグメントに関しては、カメラ１００は、スポーツイベント１０の異なる セグメントに連なることが好ましい。フットボールの放送でよく知られているよ うに、例えばカメラ１００は、エンドゾーン、プレスボックス、フィールドおよ びスタジアム中の他のさまざまな場所に設置できる。さらに、映像リプレイ、ス ローモーション、チヤリーダの隔離、特定の選手又は選手団を含むさまざまな映 像オプションが作成される。短時間のリプレイは、生映像の供給を数秒間遅延さ せることによって作られる。これらの映像ストリームはコントロール・スタジオ ５へ送られる。コントロール・スタジオ５は、視聴者へ配送する番組をパッケー ジするために必要な装置を備えている。スタジオ５はカメラ１００からの生信号 を各種入力ラインにより受入れるビデオ・スイッチャー１０５を備える。さらに 、記録された映像ストリームをVCRIIOから運ぶライン、コンピュータや、スイッ チャー１０５に接続されたCDプレーヤを備える。ビデオ・スイッチャー１０５は また、制御コンピュータ１３５からのビデオ入力を受入れる。さらに、例えばス ポーツチームや選手の統計を表わす各種グラフィック画面は、制御パーソナルコ ンピュータ１３５で設計され、デジタル・ビデオ・スイッチ１０５に送られる。 プロデューサは、制御PC１３５を通過させるべき映像オプションを指示する。ビ デオ・スイッチャー１０５の出力において、異な る出力ビデオ・ストリームの各々は、分離エンコーダ１２５にアクセスし、すべ てゲンロックされ、各映像ストリームは他の映像ストリームに同期する。 映像ストリームは、エンコードの後、ビデオ圧縮器１２５へ入力される。好ま しくは、デジタル圧縮スキームはMPEG−２である。好ましくは、６４方形振幅変 調（QAM）が変調スキームとして用いられる。このデジタルの実施態様では、４ チャンネル分のデジタル的に圧縮された映像内容が、約２７Mbpsで６MHzの帯域 を用いて運ばれる。また、２５６QAMが用いられる場合には、７分の１の映像圧 縮がMPEG−２スキームによって達成できる。MPEG−２は好ましい圧縮スキームで あるが、MPEG−１、JPEG又は他のDCTコーディングスキーム、ウェイブレット、 フラクタル又は他の変換や波形に基づく技術を含む公知のどのような標準によっ ても、信号を圧縮できる。 コントロール・スタジオ５はまた、マイクロフォンからの生映像信号やテープ プレーヤー１２０、CD、VCR１１０等からの記録映像を受入れるオーディオ・ス イッチャー１１５を備える。制御コンピュータ１３５は、オーディオ・スイッチ ャー１１５へコマンドを送り、スイッチ１１５を通過すべき映像オプションを指 示する。さらに、オーディオ・スイッチャー１１５において、種々の映像信号は 種々の映像信号に時間的に適合するように整列させられる。さらに、VCR映像出 力は、オーディオ・スイッチャー１１５に受入れられる。この発明は、プロデュ ーサによって指示される通りに、オーディオ・スイッチャー１１５からの出力と して、いかなる数の映像信号をも収容できる。映像出力はオーディオ・デジタル ・エンコーダ／圧縮器１３０に受入れられる。そして、映像信号は、オーディオ ・デジタル・エンコーダ／圧縮器１３０において、好ましくは、抽出 され、エンコードされ、圧縮される。エンコード技術は、PCM、ADPCM又はDMのよ うな波形コード化技術である。また、信号は、MUSICAM、リニア・プレジクティ ブ・コーディング（LPC）、アダプティブ・プレジクティブ・コーディング（APC ）およびサブ・バンド・コーディングのようなシンセサイザ又はボコーダ技術を 用いて符号化できる。一般的に、搬送速度はステレオ対用１映像当り約２５６Kp bsである。 種々のマルチメディア・エレメントを統合するためのタイミングおよび制御は 、ACTV著作言語つまり、新しい１組の対話型データコードによって与えられ、対 話型処理を援助する。データコードは、ACTVプログラム言語の一部として制御コ ンピュータ１３５のメモリ内に格納される。そのコードは、対話型オプション間 を分岐する。コマンド又はブランチコード、対話型プログラム、データ又はテキ ストを制御するタイミング信号、終了と開始又は対話型番組の視聴用コマンド、 又はマクロスを実行するためのトリガーを備える。好ましくは、これらのコマン ドは、図１に示すように制御コンピュータ１３５から出力され、MPEG−２圧縮器 １２５でビデオ・ストリームと多重化される。ブランチ・コードに基づいて分岐 される対話型オプションは、映像セグメント、音声セグメント、グラフィックセ グメント、および／又は確認されたウェブ・ページを含む。対話型スポーツ番組 に用いるように機能するACTV著作言語には、いくつかのコマンドがある。これら のコマンドは、番組用途についてのD章において後述される。 Ｂ．伝送システム 図１に示すように、デジタル対話型システム１は、衛星１５、ケ ーブル１５０、有線又はテレビジョン放送１７５を含むさまざまな伝送手段を備 えた対話型番組配送システムを用いて、対話型番組（以下、複合対話型番組とい う）をコントロール・スタジオ５から配送し、家庭の加入者に分配する。コント ロール・スタジオ５では、デジタル・マルチプレクサ１４０からの信号は、RFに 変換され、マイクロウェーブ１７５、ケーブル１５０又は衛星１５のネットワー クに分配される。好ましくは、デジタル対話型信号は、コントロール・スタジオ ５からケーブル・ヘッドエンド１５０に送られ、続いてケーブルネットワークを 介して家庭に送られる。 番組は、生のイベントの放送であることが好ましい。例えば、対話型の要素を もつ生のスポーツイベントは、コントロール・スタジオ５から放送できる。その ような生の対話型要素は、前述のように異なるカメラアングル１００、スローモ ーションビデオ等であり、ハイライトのようなあらかじめ記録しておいた対話型 セグメントを組み入れることができる。また、番組はコントロール・スタジオ５ においてオフ・ラインで製作し、番組記録手段に格納しておくことができる。 衛星放送による伝送において、デジタル対話型信号は、アップリンク装置に伝 送され、多重化され、変換され、変調され、そして衛星１５によって受信者サイ ト１５５へ伝送され、家庭へ分配される。 受取り端末では、複合デジタル対話型信号は受信者１５５に入り、信号は分離 され、逆変換され、復調された後、ケーブル分配システムを通って家庭へ導かれ る。ケーブル分配システム１５０は、好ましい家庭向け伝送媒体であるが、デジ タル信号は衛星１５を含むどのような従来からの公知技術によって家庭のデジタ ル衛生受信者１５５まで分配されてもよく、ファイバー光学、低又は高出力放送 テレビジョン１７５、電話回線、セルラネットワークおよび類似技術が、この番 組配送システムにより、交換可能に使用できる。 Ｃ．対話型デジタル・ボックス 対話型デジタル・ボックス２５は、図２に概略的に示される。好ましくは、対 話型デジタル・ボックスは、特別に改造されたデジタル・ケーブル・ボックス２ ５である。コントローラ２６０は、映像、音声、グラフィックおよび／又はウェ ブページを決定し、受入れる対話型コマンドに基づいて表示する。そのコマンド に基づいて、それは、適当な映像、音声、グラフィック又はウェブページのオプ ションを上演する。グラフィックは作られるか又はコントロール・スタジオ５か ら送られ、絵画的なグラフィックは、好ましくは対話型コマンドの中の指令に基 づいて対話型デジタル・ボックス２５において作成される。対話型デジタル・ボ ックス２５は、テレビジョン１６５又は他の表示モニタに接続される。さらに、 対話型デジタル・ボックス２５は、デジタルテレビジョン１９５に接続できるが 、この場合にはRF変調器２４５は不要である。各下流への伝送は、図２に示すよ うに、好ましくはタップとドロップ・ケーブルを解して加入者宅へ到達する。ユ ーザは、入力装置２０を介して番組と対話する。好ましくは、入力装置２０は、 一般的なテレビジョンのリモコン器である。ユーザ・インタフェース２７０は、 入力装置２０からの情報を受けるための赤外線、無線又は有線受信器である。 入力装置２０のタイプに関係なく、ユーザ入力はこの発明により直ちに又は後 で利用でき、個人化されたグラフィック、映像および／又は音声のプレゼンテー ションとなる。例えば、この発明は、後述の「トリガーポイント」５００を利用 して、付随する分岐を上演 中のマルチメディアのセグメントの間に作る。 あるコマンドは、デジタル対話型プログラムの一部としてコントロール・スタ ジオ５から送られ、ユーザ・エントリィの収集を援助する。これらのコマンドは デジタル・デマルチプレクサ２１０で抽出され、コントローラ２６０に送される が、コントローラ２６０はそのコマンドに基づいて適当な動作を行う。これらの コマンドのいくつかは、次に説明される。 ａ．延長される入力の開始 入力開始コマンドは、ユーザが１つ以上のボタンを押して選択肢を選択する間 の入力期間を開始させる。このコマンドのエントリーフォーマットは次のように 行われる。 開始入力{{N}{VALID KEYS}{DIFFERENT}{FEEDBACK} ここで、 N 押すことが可能なキーの最大数 KEYS 押すことが可能な有効キー DIFFERRENT 異なるキーを押させる要求 FEEDBACK 視聴者に与えられるフィードバックの型 ｂ．延期されるビデオ選択の開始 ビデオ選択開始は、ディスコモード用入力期間に始まる。ディスコモードの間 、映像は視聴者が選択動作を行う度に、動的に切換わる。 開始−ビデオ−選択モード[キー]{フィードバック［オーディオ］} ワンショット・モードがチャネルの一つの変更のみ許すとき、デイスコモード は視聴者が意志でチャネルを変更することを許す。 モード デイスコ（ＤＩＳＣＯ）/ワンショット（ＯＮＥＳＨＯＴ） キー 押下できる有効キー フィードバック フィードバックは押されたキーに対しユーザに付与される。 ワンショット・モードがチャネルの一つの変更のみ許すとき、デイスコモードは 視聴者は意志でチャネルを変更することを許す。 ｃ． 開始 オーディオ 拡張された選択 開始オーディオ選択は、デイスコモードに対する入力期間に始まる。 開始−オーディオ−選択モード[キー]{フィードバック［オーディオ］} モード デイスコ/ワンショット キー 押下できる有効キー フィードバック フィードバックは押されたキーに対しユーザに付与される。 ｄ． マップ（ＭＡＰ） マップコマンドは、開始オーディオ選択と開始ビデオ選択コマンドとの接続に 利用するためキーに対しマップビデオまたはオーディオトラックに使用される。 もし、コマンドが省かれるなら、キー １はトラックまたはチャネル１に、キー２はトラックまたはチャネル２などに位 置する。このコマンドはどんなチャネルにどんなキーにも位置することを許す。 マップキー［トラック［Ｔ１、…ＴＮ/Ｔ１−ＴＮ］チャネル[Ｃ１、…ＣＮ/ Ｃ１−ＣＮ]］ マップステートメントは、キーにオーディオトラックまたはビデオチャネルに 写像し、キー１はトラック１、キー２はトラック２などに写像するデフォルトト ラックよりほかにトラックに変更するオーディオまたはビデオ選択コマンドを可 能にする。マップステートメント後の全選択ステートメントが、マップステート メント内でラック、ビデオトラックまたはチャネルを特定されたものに変更され るようにする。 キー、ビデオチャネル及びオーディオチャネルに対し、マップコマンドに対す る好ましい数は、１から８である。 他のコマンドは次のアプリケーションを含む。：(１)セットトップボックス２ ５に“記憶（remember）”視聴者優先権を可能にする視聴者プロフィーリング： (２)視聴者応答を中央局へのアップロード動作：(３)セットトップボックス２５ のグラフィックチップを用いて表示するためのテキストとグラフィックのダウン ロード：(４)カメラ撮影100と視聴者のために記憶され、再生されるオーディオ の選択に基づいて自分のビデオを用意する視聴者の能力 本発明の対話型デジタルボックス２５は、デジタルビデオ信号間のシームレス フリッカーフリー透過型スイッチングを可能にする。 “シームレス”は、あるビデオ信号から他のビデオ信号へのスイッチは、ユーザ には無感覚であることを意味する。ビデオ信号は同じクロックを進行するので、 対話型デジタルボックス２５は、あるビデオ信号から他の信号をシームレスデジ タルスイッチに付与することは可能である。そのボックスがシームレススイッチ を作るための必要なプログラムクロックリファレンスは、好ましくは信号ヘッダ に埋め込まれている。 図２に示すように、ＣＰＵ260は、ＲＦ復調器200とデジタルデマルチプレクサ 210に接続されている。ＣＰＵ260は、正しいビデオ信号を得るために適当なチャ ネル及びデータストリームの復調と分離（demultiplexing）を指示する。シーム レススイッチイングが生じるフレーム内にポイントがあるから、シームレススイ ッチイングはＭＰＥＧ―2を生じる。好ましいくは、スイッチは“I”フレームに 生じ、ＭＰＥＧ―2圧縮の使用を引き受ける。選択されたビデオ信号は、インタ ーフェイス27及び／またはどんな他の情報またはＲＡＭ／ＲＯＭ265に記憶され た基準(個人プロフィール情報など)からのユーザ入力の調査によってどちらか決 定される。例えば、ここで、参考として係争中のＵ.Ｓ.特許Ｎｏ.4,602,279,で 討論されているように、ＲＡＭ／ＲＯＭ265は、ビデオ信号内に付与されたコマ ンドを記憶される。 ＲＦ復調器200は、コントローラ260によって指示された放送チャネルからデー タを復調する。データストリームは復調された後に前方向エラー訂正回路205を 介してデータデマルチプレクサ210に移る。 デマルチプレクサ210は、復調された放送チャネルにおいてデータストリーム 内に設置する多数のビデオ信号から独特のビデオ信 号を付与するためにコントローラ260によって制御される。分離されたビデオ信 号は、そのとき、伸長器/デコーダ215によって伸長され、デコードされる。その ビデオ信号は、ｓｙｎｃ加算回路220及びｓｙｎｃ発生器225によって同期する。 そのビデオ信号は、そのとき、ビデオフレームバッファ230によって記憶される 。記憶されたビデオ信号は、変調器245によってＮＴＳＣコンパチブル信号に変 調される。選択された信号がデジタルテレビジョン195に送られるなら、変調器 ようなものは必要でない。 ビデオフレームバッファ230を使用し、与えられた信号の検分を遅らせること によって、伸長/デコーダ215が観察し、伸長し、アナログに変換し、及び第２の ビデオ信号の結果垂直インターバルの待つことに十分な時間が許される。例えば 、ビデオ信号Ａは、容易に処理され、図２に示された回路を介して移動され、表 示される。ユーザ選択に基づいて、コントローラ26は、別のビデオ信号、ビデオ 信号Ｂに切り替えるようにデジタルデマルチプレクサ210とＲＦ復調器200に指示 する。これを実行することは、ビデオｓｙｎｃを完備した、第１のデジタルビデ オ信号からビデオ信号Ａ、アナログビデオは、ビデオフレームバッファ230に与 えれる。このバッファ230は、信号がディスプレイに出力された後のフレームの “n”番に対応する全ビデオ画像を保持する。結果、遅延したビデオ信号Ａは、 信号が受信された後にフレームの“n”番を調べる。ユーザが、キーパッドにボ タンの押下する手段によって異なるビデオパスを選択または、他の手段で登録す るとき、コントローラ260は、信号Ａのデコードを停止し、信号Ｂを観察し、信 号Ａの代わりに信号Ｂのデコードを開始することをデジタルデマルチプレクサ21 0ｇに命令する。 これが起こる間、伸長器/デコーダ215はビデオ信号Ａをこれ以上伸長しないけ れど、ディスプレイは、バッファ230から読み出され、ビデオ信号Ａを表示する 。 伸長とデコードが行われるとすぐ、コントローラ260は次の垂直ブランキング インターバル(ＶＢＩ)を探し、入力よりむしろＶＢＩの発生時に記憶された出力 を切り替えるようにビデオフレームバッファ230に命令する。 ＲＦ復調器200、前方向エラー訂正器205、デジタルデマルチプレクサ210及び 伸長器/デコーダ215は、データストリームからビデオ信号Ｂフレームを伸長し、 デコードするある確かな時間間隔を要求するので、バッファ230のサイズは、十 分大きい。よって、この処理は、ビデオ信号の切り替えを中断しないで行われる 。もし、望むなら、システムは、未来スイッチの予想においてバッファの使用を 継続してもよい。バッファ230の満タン及び空の割合を操縦するコントローラ26 を用いることによって、バッファ230は、ビデオ信号Ｂフレームで迅速に満たさ れてもよい。その後、ある時間間隔リセットされ、同様に別のスイッチが作られ 、別のビデオが用意される。バッファ230は、バッファ230を満たすためのある短 期間、フレームが出力する間にフレームをスキップまたは遅延によってリセット されてもよい。もし、バッファ230が満たされている間、遅延はビデオ信号また はフレーム出力を維持するために使用されるから、わずかなひずみが少しの合計 時間に生じてもよい。 第１のビデオ信号は、遅延後に、バッファ230の出力として常に表示されるの で、記憶されたビデオは、第２のビデオ信号の獲得及びデコードを隠す。バッフ ァ230が第１のビデオの動作を保持するほど十分大きいければ大きいほど、第２ のビデオは、伸長され、デ コードされる間、シームレススイッチは発生する。 図２のデジタル対話型ボックス25は、ビデオ対話を用意する間、オーディオ及 び/またはグラフィック対話も用意される。例えば、視聴者プロフィールまたは 質問する視聴者応答に基づいて、視聴者の第一言語がスペイン語、そのとき視聴 者は、フットボール、サッカーなどのゲームのスペイン語論評を得られることが 決定される。 一方、もし、視聴者は、お気に入りスポーツマンがあれば、オーディオは、放 送セグメント間、スポーツマンのインタビューに切り替えることができる。多数 のデジタルオーディオオプションは、質問メッセージ対する適当な応答の組を形 成し、合成デジタル信号の部分として送られる。ここで、参考として係争中のＵ .Ｓ.特許Ｎｏ.5,585,858,に主張しているように、与えられた生イベントに対す る必要なオーディオオプションをデジタル対話型ボックス25に効果的に転送する 多くの異なった方法がある。本発明では、できるだけ長く、選択に利用され、適 当な時間に再生するオーディオオプションが、デジタル対話型ボックス25に到着 する方法には違いがない。 図２において、デジタルデマルチプレクサ210は、デジタルオーディオ信号(S) を抽出し、オーディオスイッチ250にそれらを転送する。追加的なオーディオオ プションは、デジタルオーディオメモリ255から利用される。プログラム中のあ る時間に、データコードは、前のユーザ入力に関連する特定のオーディオオプシ ョンの選択を識別する。コントローラ260は、内部メモリ255から適当なオーディ オオプションを呼び出す、または、加入者の再生に対してＲＦ変調器245へ送信 するデジタル信号の部分として受信し、予め決め られたオーディオセグメントの選択をオーディオスイッチ250に指示する。オー ディオセグメント時間間隔の端部において、データコードに指示されたように、 コントローラ260は、再び標準オーディオを拾い上げるようオーディオスイッチ2 50を命令する。 デジタルデマルチプレクサ210は、抽出されたグラフィックデータまたはＡＣ ＴＶデータコードをコントローラ260に送る。コントローラ260は、ビデオ信号、 オーディオ信号、またはグラフィックデータが画面に表示間に切り替える命令を 含んでいるどちらかの制御データとして、抽出されたデータを解析する。 もし、データが画面上の表示データであれば、制御データに反して、データは 、好ましくは画面上の表示データとしてデータを指示するコマンドによって前に 置かれる。さらに、コントローラ260は、下記で説明するプログラムにトリガー ポイント500の開始を示すヘッダコードの発生に対して制御データも調べる。 図３は分離したビデオ信号間のシームレススイッチに対する別の、二つのチュ ーナ実施例を示す。この実施例は，二つの６ＭＨｚチャネルが使用され、圧縮さ れたデジタルビデオとオーディオストリームがそれぞれ含んでいると仮定する。 この実施例において、マイクロプロセッサ260は、ＲＦ復調器200Ａ、200Ｂによ って復調されたＲＦチャネルの選択を制御する。復調されたデータストリームは 前方向エラー訂正器205Ａ、205Ｂに入力される。前方向エラー訂正器205、205Ｂ の出力において、データ ストリームはデジタルデマルチプレクサ210Ａ、210Ｂ の入力に送られる ＲＦ復調器200Ａ、200Ｂにとして、デジタルデマルチプレクサ210Ａ、210Ｂは 、マイクロプロセッサ260によって制御される。この形は、マイクロプロセッサ2 60が異なるチャネルとデータストリ ーム上で二つの異なるそれぞれの時間-多重されたビデオ信号を独立して選択す るのを許す。もし、対話型プログラムのすべてのビデオ信号が、単一チャネルま たはデータストリームを含まれるなら、直列に接続された単一のＲＦ復調器200 、前方向エラー訂正器205、及びデジタル デマルチプレクサ210を持つことが必 要であり、二つのデジタルビデオバッファ230Ａ、230Ｂへの供給である。 二つのデータストリームは、デジタルデマルチプレクサ210Ａ、210Ｂから供給 される。一つのデータストリームは、ユーザが視聴するビデオ信号に付随するビ デオ情報を運ぶ。第２のデータストリームは、マイクロプロセッサ260によって 決定されるように、ユーザインターフェイス270からユーザの前及び／または現 在の対話型に基づいて選択されたビデオ信号を運ぶ。 二つのストリームのそれぞれにおけるデジタル情報は、デジタルビデオバッフ ァ230Ａ、230Ｂに記憶される。記憶される信号は、そのとき、伸長され、デジタ ル・アナログコンバータを含む復調器/デコーダ215Ａ、215Ｂによってアナログ 信号に変換される。復調器215Ａ、215Ｂは、好ましくはＢＰＧ―2デコーダであ る。 ローカルｓｙｎｃ発生器225は、ｓｙｎｃ加算器220Ａ、220Ｂとフレームｓｙ ｎｃ380Ａ、380Ｂ回路が接続される。両方のストリームは、同じローカルｓｙｎ ｃ発生器225からの信号に基づいて同期されるので、各ストリームは、互いに同 期する。特に、各ストリームにおける信号は、同期したフレームである。 垂直ブランキングインターバル(ＶＢＩ)スイッチ335は、マイクロプロセッサ2 60に接続され、入力は、現ストリームの垂直ブランキングインターバルの間に切 り替えられ、視聴者のシームレススイッチに生ずる。 図３の実施例は次のように動作を示す。ユーザ応答と制御コードに基づいて、 マイクロプロセッサ260は、ビデオ信号Ａからビデオ信号Ｃへの切り替えが実行 することを決定すると仮定する。ＲＦ復調器200Ａとデジタルデマルチプレクサ2 10Ａは、上位分岐成分を介して進歩する、一般に見られるビデオ信号、ビデオ信 号Ａを処理することである。コマンドは、マイクロプロセッサ260からＲＦ復調 器200Ａ、200Ｂに発行され、チャネルとビデオ信号Ｃが位置しているデータスト リームのスイッチに命令する。マイクロプロセッサ260は、受信したデータスト リームからデマルチプレクサビデオバッファ230Ｂにビデオ信号Ｃを供給するよ うデジタル デマルチプレクサ210Ｂにも命令する。 この点で、上位ＲＦ復調器200Ａとデジタルデマルチプレクサ210Ａは、回路の 上位分岐を介して継続するビデオ信号Ａを、独立して受信し、処理する。 ある点で、下位分岐にあるデジタル伸長器/デコーダ215Ｂは、ビデオ信号Ｃフ レームで満たすことを開始する。ビデオ信号Ｃは、伸長され、複号化された後、 アナログに変換される。ローカルｓｙｎｃ発生器225は、上位デジタルビデオバ ッファ230Ａから供給され、今表示されているビデオ信号Ａを同期させるために ｓｙｎｃ加算回路220Ｂとフレームｓｙｎｃ回路380Ｂの経由で両方のローカルｓ ｙｎｃとフレームｓｙｎｃをビデオ信号Ｃに差し込む。適当なスイッチポイント で、それぞれのビデオ信号Ａ及びＣで供給されたプログラミングコードによって 、トリガーされ、マイクロプロセッサ260は、垂直ブランキングインターバルに ビデオＡからビデオＣに切り替えるようＶＢＩスイッチ335に指示する。そのと き、ビデオＣがコンピュータ画面に繋ぎ目なしに現れる。 デジタルビデオバッファ230Ａ、230Ｂは、図３の回路を用いてもよいが、選択 的である。しかしながら、別の実施例において、もし、図３の回路が、単一の入 力と単一の出力ごとに、単一のＲＦ復調器200、単一の前方向エラー訂正器205、 及び単一のデジタルデマルチプレクサ210を合併するように変更されるなら、バ ッファは、シームレススイッチに供給することを要求される。この別の実施例に おいて、回路は、異なる周波数チャネルにおいて、二つのデータストリームを、 独立して受信し、分離することはできない。一つのバッファ230Ａは、他のバッ ファ230Ｂが選択されたビデオ信号を速く通り抜ける間に、前に受信したビデオ 信号を記憶するために用いられる。 上記同じ仮定に基づいて、ビデオ信号Ａは、回路の上位分岐を介して前進し、 ビデオ信号Cに切り替えることが望まれる。しかしながら、この別の実施例にお いて、ビデオ信号Ａを最大記憶するデジタル バッファ230Ａを提供する。 ビデオ信号Ｃに切り替えることが望まれるので、マイクロプロセッサ260は、 ビデオ信号Ａのものより異なったビデオ信号Cが位置しているデータストリーム を受信し、分離するために、別の回路(直列に接続された単一のＲＦ受信器200、 単一の前方向エラー訂正器205、単一のデジタル デマルチプレクサ210を含む)を 指示する。ビデオ信号Ｃが分離されたとき、マイクロプロセッサ260は、伸長器/ デコーダ215は、デジタル信号を速く伸長し、デコードするため、デオ信号Ｃを 最大記憶するようにデジタルビデオバッファ230を指示する。この時点で、ビデ オ信号Ａは、表示するためにデジタルビデオバッファ230Ａから読み出される。 上位デジタルビデオバッファ230Ａは、ビデオ信号Ｃに切り替えるＲＦ復調器200 とデジ タルデマルチプレクサ210を用いて、ビデオ信号Ｃの伸長、デコーダ及び同期が 要求される間の出力に対するビデオフレームを供給する十分に大きいはずである 。 ビデオ信号Ｃがビデオ信号Ａに同期するとき、マイクロプロセッサ260は、繋 ぎ目がなく、フリッカのないスイッチを供給する、ビデオ信号Ａの垂直ブランキ ングインターバルにおいて、ビデオ信号Ａからビデオ信号Ｃに切り替えるように ＶＢＩスイッチ335に指示する。 この時点で、図３の実施例に関して上記したように、デジタルビデオバッファ 230は、その満タン/空の割合を変更することによって最大記憶に利用することを 開始する。適当な記憶が実行されるとき、別のビデオ信号の一つへの切り替えは 、上記した同じ方法で実行されてもよい。 別の好ましい実施例を図４に示す。この実施例もまた、RF復調器200、前方向 エラー訂正器205およびデジタルデマルチプレクサ210を含む。しかしながら、回 路設計はテレビジョンセットまたはモニターへのその他の回路により異なる。こ の実施例では、圧縮複合デジタル映像信号を記憶するためのメモリ475が組み込 まれ、デマルチプレクサの出力に接続されている。伸長器／デコーダ215は圧縮 メモリの出力に挿入されている。伸長器／デコーダ215はデジタル信号を伸長し 、その信号をアナログに変換し、モニターに送信するためにそのアナログ信号を RFエンコード245に送る。いったん複合圧縮デジタル映像信号が圧縮メモリ475に 供給されると、マイクロプロセッサ260は圧縮デジタル映像信号のどこかに配置 されるようにポインターに指示を行う。ポインターの配置に基づき、複合デジ タル映像信号の異なるフレームおよび異なるセグメントが伸長および復調を行う ためにメモリ475から読み出される。 異なる映像信号は好ましくはヘッダによって標識されているため、それぞれ識 別される。映像信号Ａがモニターでの再生のために選択された場合、圧縮デジタ ルメモリ475はAフレームで満たされる。映像信号Cへの切り替えが望まれるとき には、マイクロプロセッサ260がRF復調器200およびデジタルデマルチプレクサ21 0に指示し、ビデオCフレームで圧縮メモリ475を満たし始める。デコーダ215のポ インターは降下し始める。十分な数のCフレームが圧縮メモリ475に入るとすぐ、 ポインターがCフレームの開始に切り替わる。次いでCフレームはそこでデジタル フレームがアナログ信号に変換される伸長器／デコーダ215へ出力される。 デジタル映像は容易に識別することのできる一連のパケットに分離される。こ れらパケットは映像のすべての圧縮フレーム（Iフレーム）またはすべてのフレ ーム（BフレームまたはPフレーム）の差のみを含んでもよい。 すべての映像イメージを再現するためには、伸長器／デコーダ215は最小数のI 、PおよびBフレームを有する必要がある。デコーダ215はイメージを復調するた めに１個のIフレームのみを必要とする。逆にBフレームを復調するためには、先 の２個のアンカーフレーム（LおよびP）が必要とされる。Pフレームを復調する ためには、デコーダ215は先の１個のアンカーフレームのみを必要とする。マイ クロプロセッサがデジタルマルチデプレクサ210に異なるデータストリームから パケットの送信を開始するように指示するとき、次のパケットが第２の映像スト リームを復調するために必要なIパケットになることを確認する方法はない。復 調されていたストリー ムに関係なく、伸長器／デコーダ215が突然にパケットの受信を開始した場合に 発生する映像イメージの崩壊を回避するために、マイクロプロセッサ260はI、B およびPフレームのすべてのシーケンスが利用できることが確認されるまでメモ リ475を映像信号Cパケットで満たすことを開始する。デコーダ215は、復調の際 の事故を防止するため、切り替えの前に与えられたGOP（画像グループ）の最終B フレームの最終ビットを受信する。また、GOPの最終Bフレームは前方向や双方向 ではなく、後方向のみで予測されなければならない。有効なシーケンスがメモリ 475に入るとすぐ、マイクロプロセッサ260は伸長器／デコーダ215が効果的にC信 号を復調できるように、C映像信号パケットの有効なシーケンスの開始へとメモ リ読み出しポインターを移動させる。これにより、映像信号Aから映像信号Cへの 継ぎ目のない切り替えが行われる。 この実施例は、第１の映像ストリームと第２の映像ストリーム間の同時切り替 えを可能にするデータチャネルを必要とする。このデータチャネルは、異なる映 像信号における異なるプログラム要素と情報セグメントをリンクするACTVコード からなる。さらに、データチャネルは継ぎ目のない切り替えを可能にするために 、ひとつの映像信号を表すメモリ位置から別の映像信号を表すメモリ位置へスキ ップするための適切な時間をポインターに知らせる同期パルスおよびタイムコー ドからなる。 マイクロプロセッサ260はデータ信号をデジタルデマルチプレクサ210から読み 取り、適切なデータをsync発生器225に接続されたsync加算回路220へ伝達する。 そこでマイクロプロセッサ260はメモリ475と同時に伝達することができる。 送信されたタイムコードは１個の画像および複数の画像のタイミ ングを確認し、異なる複数の画像を固定する。これは送信端末および受信器の両 方における類似したクロックを用いることにより行われる。タイムコードは送信 端末および受信端末の両方の２個のクロックを同時にそれぞれに接続した状態で 維持するために使用される。両端末のクロックが同時に働くと、分離した映像ス トリームはそれぞれクロックに同期しなければならない。分離した映像ストリー ムをクロックに同期させるためには、異なるチャネルのそれぞれが共通の基準ポ イントに参照され、識別されなければならない。 好ましい実施例において、種々のチャネルを識別するためにパケットヘッダが MPEG信号のトランスポートレイヤーに組み込まれる。パケットヘッダは垂直ブラ ンキングインターバルをどこに挿入するかに関する情報も含む。MPEGでは垂直ブ ランキングインターバルがヘッドエンドから送信されない。したがって、垂直ブ ランキングインターバルは局所的に発生されなければならない。パケットヘッダ アイはアナログ映像間の継ぎ目のない切り替えを実現するために、垂直ブランキ ングインターバルがどの時間に存在するかを確認する。 要約すると、クロックとMPEGのトランスポートレイヤーまたは独立したデータ チャネルの独立したパケットのいずれかに埋め込んだ情報とを組み合わせること により、各映像信号とそれに対応する時点とのリンクが実現する。データチャネ ルはまた、いつ種々の映像信号がそれぞれ同期するかを表す情報を含む。マイク ロプロセッサ260が１つの位置から別の位置にスキップするようにポインターに 指示をするのはこれらの点においてであり、そのときに（例えばVBIの間）継ぎ 目のない切り替えが行われる。 Ｄ．トリガーポイント デジタル式対話型の実施例において、プログラム中での種々の所定時間に散在 するトリガーポイント500を使用することにより、対話性がさらに高められる。 そのタイムライン表示を図５に示す。トリガーポイント500は対話型イベントが 生放送のスポーツ競技10中に予定されている時間に対応する。これらの対話型イ ベントは映像、音声セグメント、グラフィック表示またはインターネットウェブ サイト170からアクセスされたウェブページの表示の選択および再生であっても よい。例えば、視聴者のお気に入りの野球選手が打席に立つと、その選手のイン タビューの抜粋を視聴者のために再生することができるとともに、その選手の過 去または現在の成績統計を表すグラフを画面に重ねることができる。特定の映像 、音声またはグラフの選択が視聴者の選択に委ねられている間は、番組開始時ま たは視聴者が最初に番組を受信した時において、表示される文字の質問メッセー ジに対して視聴者の選択がなされることが好ましい。あるいはスイッチがメモリ 265に記憶された視聴者プロフィールに基づく場合には質問は必要とされない。 これら視聴者の選択は、トリガーポイント500の発生時にコントローラ260によっ てプログラム中のもっと後の時間において呼び出されたマクロへの入力として用 いられ、映像信号に埋め込んだ独特のコードによって対話型コンピュータに確認 される。 トリガーポイント500は在来の番組内容が視聴者のために変更され個大化する ことができる時間に対応する。プログラム作成者はトリガーポイント500をプロ グラム中のどの時間にでも配置することができる。トリガーポイント500は加入 者には知りえないものであるため、加入者はいつ個人化されたメッセージを受信 するのかを知 らない。つまり、対話型応答は質問メッセージに対してなされた対応するユーザ の選択の直後、トリガーポイント500に対応するもっと後の時点、またはそれら ２つのいかなる組み合わせのいずれかに起こる。対話型イベントのタイミングは 対話型要素への分岐が実際的で、かつテレビジョン165またはその他の表示モニ タに表示されている在来の映像のプログラム内容とクラッシュしないような、プ ログラム中の適切な時間に対応するべきである。 トリガーポイント500開始時には、加入者へ表示するためにコントローラ260が 複数の実行可能な音声（または映像、あるいはグラフィック表示）応答のうちの ひとつを選択する。上記および図５に示すように、応答のうちのいくつかは映像 セグメント、グラフィックおよび／または音声セグメントのいずれかへの分岐か らなっていてもよい。 本発明において、トリガーポイント500の使用とあわせて視聴者は視聴者の好 みに合うように、番組の開始時に特定のオプションを選択できる。例えば、放送 される番組が生放送のスポーツ競技10である場合、早いトリガーポイント500に おいて視聴者に英語、スペイン語、フランス語の音声のどれを選ぶか、あるいは キーステーションのアナウンサのかわりにローカル局のアナウンサを聞きたいか どうかについて質問してもよい。視聴者の選択時において、CPU260は適切な対話 型セグメントへの分岐を指示する。 各トリガーポイント500は、好ましくは複合対話型プログラム信号の一部とし て送信されるACTVコードの放送を通じて識別される。このコードは、好ましくは 最小限で以下の情報：(1)ヘッダがトリガーポイント500の発生を確認する；(2) ファンクションＩＤ（例えば音声またはグラフィック応答の選択など）；および (3)対応す る質問メッセージまたは視聴者プロフィールに基づく特定の視聴者の特性または 習慣を最小限で含む。最初のビットシーケンスは単にトリガーポイント500が発 生しそうであることをコントローラに確認する。ファンクションIDは所望の結果 、例えば選択された映像および／または音声応答を得るために、コントローラ26 0が読み出して翻訳処理するためのマクロまたは他の実行指令を示す。 データデコーダによるコードの取り出し時において、コントローラ260はコー ドを読み出して翻訳処理を行い、メモリ265からトリガーポイント500コードによ って表される特定のユーザの選択を呼び出す。ユーザの選択は、好ましくは番組 開始時に表示される一連の質問メッセージへの加入者の応答に対応する。適当な ユーザの選択が得られた後、コントローラ260はユーザの選択をマクロ命令アル ゴリズムの入力として用いることにより、実行可能な指令を読み出し、遂行する 。アルゴリズムの結果は選択された映像ストリーム、音声および／あるいは選択 されたグラフィック応答のいずれかである。映像／音声応答はあらかじめ記憶さ れていればメモリ265から呼び出すことができ、外部データ記憶装置から呼び出 すことができ、または応答がトリガーポイント500と同時に放送される場合には コントローラ260はスイッチに特定の映像音声ストリームに分岐するように命令 することができる。選択された映像／音声応答が加入者に対して再生された後、 スイッチは図５の時間ｔ_sに示す標準プログラムに再び分岐される。 上記のように、一連の質問メッセージは加入者が対話型番組を見始める時に表 示されることが好ましい。これらの質問メッセージは３つの方法のいずれによっ ても表示することができる。第１には、質問メッセージを対話型コンピュータワ ークステーションによっ て映像信号に重ねられた文字表示として表示することができ、文字データは複合 対話型信号の垂直ブランキングインターバルに送信されるか、またはハードディ スクあるいは外部記憶装置に記憶される。第２には、文字データがローカル記憶 装置、外部記憶装置（例えばＣＤ‐ＲＯＭ、カートリッジ等）、またはＶＢＩ内 のデータとローカルまたは外部記憶装置のいずれかから呼び出されたデータの組 み合わせから呼び出される以外は、質問メッセージは上記と同様に文字表示とし て表される。第３には、文字データは対話型コンピュータワークステーションに 記憶されたユーザのテンプレートの形態で表示される。 ｎ個の連続する質問メッセージへの応答に対応するユーザの選択は、番組の進 行中に巧妙に番組内容を変更するために、番組開始時にリモートインターフェー ス270によって受信され、メモリ265に記憶され、番組中の適当なトリガーポイン ト500にて使用される。各質問は好ましくは一組の実行可能な応答を有する。実 行可能な各応答に隣接してユーザインターフェースのキー上のラベルに対応する いくつかの識別名がある。加入者は彼らの選択した応答に対応するキーを押す。 この選択はリモートインターフェース270およびコントローラ260により変調され 、メモリ265、好ましくはＲＡＭに記憶され、後にトリガーポイント500に表すア ルゴリズムに要求された時に使用される。 Ｅ．インターネット 対話型選択応答の送信源（source）として機能する中央スタジオに加え、イン ターネットを対話型応答のための個人化情報の送信源として使用することができ る。 上記のように、映像プログラミングは在宅する加入者に配信するために、好ま しくは中央局、すなわち図１に示すコントロールスタジオ５で製作される。図１ 及び６によれば、好ましい方法において、コントロールスタジオ５でのオペレー タはコントロールＰＣ135およびＵＲＬエンコーダ600を用いて、音声および／ま たはグラフィックオプションのようなプログラムオプションのひとつに対応する 特定のウェブページを指定しなければならない。コントロールスタジオ５でたと えば音声のような実際のオプション内容をエンコードするかわりに、ウェブアド レス識別装置つまりUniform Resource Locators（ＵＲＬ）がエンコードされ、 コントロールＰＣ135からデータコードの一部としてデジタルマルチプレクサ140 に送信される。分離された後、ＵＲＬはプログラム信号615の一部として上記の ように送信される。好ましくは、ＵＲＬは種々の音声およびグラフィックオプシ ョンと同様、映像プログラム中にＵＲＬによって特定の位置に入れられた特定の ウェブページを表示するために、どの時点でその選択および表示が視聴者の応答 または視聴者のプロフィールの機能として好ましく行われるべきかをリモートデ ジタルセットトップボックス25に指示する関連タイムスタンプを有する。 好ましくは、各デジタルセットトップボックス25はケーブル接続と同時に製作 されたインターネット接続160を有する。インターネット接続160は高速ライン、 ＲＦ、従来のモデムを介して可能である。デジタルセットトップボックス25は現 行のＡＳＣＩＩソフトウエア手法のいずれかを介するインターネットアクセス16 0を有する。好ましい実施例において、対話型デジタルセットトップボックス25 、デジタルデマルチプレクサ210は他のデータコードとともにＵＲＬを取り出す 。別の実施例においては、ユーザサイトのロー カルＵＲＬデコーダ605がＵＲＬを取り出す。 好ましい実施例において、本発明の方法の一部を実行するためのJAVA可動ブラ ウザおよび特殊化ソフトウエアが対話型デジタルセットトップボックス25にイン ストールされている。JAVA可動ブラウザは対話型デジタルセットトップボックス 25にウェブページを検索させる。これはプラットフォームに依存しないため、イ ンターネット上でプログラムやイメージ等の効率的かつ順応的な移動を可能にす るので、好ましいソフトウェアである。特殊化ソフトウエアは本発明の映像プロ グラミングとインターネット機能の間におけるインターフェースとして機能する 。プロセッサおよびソフトウエアはこれらのURLを翻訳処理し、JAVA可動ブラウ ザに特定の関連するウェブページを検索させるように指示し、適当な時間にテレ ビジョンモニタ165に表示するために、検索したウェブページを映像内容と同期 させる。 本発明において、視聴者は随意にチャネルウェブサイトにリンクすることがで きる。例えば、視聴者が広告に記載された製品の購入に興味を持っている場合、 リモート20のボタンをクリックするだけで、インターネット接続160によって製 造者のウェブサイトがアクセスされ、視聴者に表示される。視聴者はその製品に ついてより多くの情報を得ることができ、あるいは必要ならばその製品を注文す ることができる。上記のように、製造者のウェブサイトに関連したURLを対話型 プログラムの一部としてデジタルケーブルボックス25に送信することにより、こ の応用が可能となる。視聴者の選択時において、デジタルセットトップボックス 25内または外部に接続したPC610に位置するウェフブラウザがウェブページを検 索することができる。特殊化ソフトウエアは映像表示を行うためにその後ウ ェブページと同期する。 Ｆ．メモリー 本発明の対話型デジタルセットトップボックス２５は、加入者の応答を記憶し 、これらの応答を映像／音声応答及び／又はグラフィック質問メッセージの選択 に使用して、生徒に提供できるという利点をも有している。メモリーの分岐は、 現在又は以前の利用者のインプットに従って、アルゴリズムが映像・音声応答及 び／又はグラフィック質問メッセージを組み立てる本発明の技術である。メモリ ーの分岐は、論理的関係において、映像／音声ストリーム及び／又は連続的なグ ラフィック質問メッセージをリンクさせることによって達成される。このスキー ムにおいて、対話型デジタルセットトップボックス２５は、論理（好ましくは、 ソフトウェアアルゴリズムにおける）と、以前の加入者の選択を蓄え、将来の映 像／音声ストリーム選択及び将来のグラフィックメッセージ選択をコントロール するアルゴリズムにおけるこれらの以前の応答を処理するメモリー２６５とを含 んでいる。 Ｇ．デジタルプロフィール 好ましい実施の形態において、対話型デジタル有線ボックス２５は、そのメモ リー２６５に蓄えられた「視聴者プロフィール」を備えることができる。あるい は、視聴者の特徴及び／又は習性の蓄積されたプロフィールは、コントロールス タジオ５又は有線ヘッドエンドにおいて蓄えることができる。もし、プロフィー ルの統計がある中央局に蓄積されたら、それらは各視聴者の家庭へ送られること もできる。他方、各セットトップ端末２５のメモリー２６５に蓄積 されていれば、そのデータは、デジタルバックチャネルの手段によって、貯蔵及 び流布のために中央局に送られることもできる。個人的な広告に関する決定及び 視聴は、蓄積されたパラメータに基づいて、視聴者又は視聴者のクラスのために なされ得る。 「視聴者プロフィール」は、好ましくは、その加入者の場所における個々の視 聴者の性、趣味、興味などのような特徴を含んでいる。この視聴者プロフィール は、一連の質問に対する視聴者の応答を得ることによって創作される。あるいは 、視聴者プロフィールは、コントロールスタジオ５において創作し、対話型デジ タル有線ボックス２５へ送ることもできる。この情報は、その後、視聴者の興味 および好み−すなわち利用者のプロフィールの概要を創作するために、有線ボッ クスソフトウェアにより使用される。蓄えられた利用者プロフィールは、質問／ 回答様式の代わりに使われ、かくして、興味の対話型部分への分岐を視聴者に指 示する。 あるいは、対話型有線ボックス２５は、１つの対話型番組の間になされた選択 に基づいて、各視聴者の利用者プロフィールを創作するようにプログラムされる こともできる。もし、そのプロフィールが、特定の視聴者が闘争を楽しまないこ とを示したら、そのシステムは、スポーツ番組の闘いの初めに他の映像信号へ自 動的に分岐する。さらに、そのような利用者プロフィールは、その後の対話型番 組の間になされる選択に基づいて、繰り返し修正したり、豊富にしたりすること ができる。例えば、前記の「メモリー」技術は、利用者の応答に基づいて、利用 者のプロフィールを繰り返し修正するのに使うことができる。 イベントのデータは、対話型デジタル有線ボックス２５におけるコントローラ ー２６０によって、次のコマンドが受信され、処理さ れたときに、視聴者から収集される。 視聴者プロフィール このコマンドは、ショウの間、人物を素描するのに利用できるイベントを可能 ならしめるのに用いられる。このコマンドに示されたイベントは、イベントを素 描するものであり、ショウの間、可能である。可能になったイベントは、ショウ の間に視聴者によって選択されるか、あるいは視聴者の選択に基づいて自動的に 可能ならしめることができる。 視聴者プロフィールイベント１、・・・イベント２４ 一旦プロフィールが創作されると、プログラミングの選択又は対話型応答は、 視聴者プロフィール自体の内容に基づいて始められる。例えば、もし、視聴者が スポーツカーに特に興味をもっているということを視聴者プロフィールが示唆し たら、スポーツカーのコマーシャルが、番組の予定された時点でその視聴者に出 される。他の応用として、もしある視聴者のプロフィールが、その視聴者が料理 に興味をもっているということを示したら、その視聴者がそのような番組を見て いる時はいつでも、その利用者のプロフィールが対話型番組のトリガーとなって 、料理法をダウンロードし、そのような料理法をスクリーン上に示すか、あるい は備え付けられたプリンタにその料理法を送るだろう。 視聴者プロフィール情報は、次いで、視聴者選択データのための視聴者有線ボ ックス２５の投票を介してコントロールスタジオ５へ収集することができる。特 別な投票ソフトウェアが、投票機能を履行するために、デジタルセットトップボ ックス２５にロードされ ている。あるいは、本発明では、デジタルセットトップボックス２５が、コント ロールスタジオ５からのコマンドにより、又は定期的にデータを返送してもよい 。視聴者プロフィールデータのアップロードを始めるコマンドは、次の通りであ る： アップロードへの延長 このコマンドはセントラルサイトへのデータのアップロードを開始するのに用 いられる。 アップロード−延長されたアップロード−確認者変更可能−氏名［電話番号］ アップロード−確認者 アップロードを確認する定数 変更可能な氏名電話番号 アップロードされる人となる変更可能な人 と数字だけからなる。不要ならば省略してもよい。 投票又は定期的なスキームのどちらが使われるかにかかわらず、統計及び他の 利用者プロフィール情報は、好ましくは、バックチャネルを使ってコントロール スタジオ５へ返送される。 Ｈ．応用 上記の形態は、いくつかの可能な応用を許容する。例えば、スポーツの生番組 １０において、１つのチャンネルが標準的な映像チャンネルを放映し、他のチャ ンネルが違ったカメラアングル１００及び／又は特定の選手のクローズアップを 放映することができる。他の可能な映像オプションは、即時再生、ハイライト、 グラフィックオーバーレイによる選手の統計、などを含む。グラフィックで提供 される選手の統計的な情報は、キロン（Ｃｈｙｒｏｎ）システムを 使って常に更新することができる。 上で説明されたトリガーポイント５００は、番組の始まりの質問に対する視聴 者の応答及び／又はデジタル視聴者プロフィールのどちらかに基づいて、スポー ツ番組の間、そのような映像オプションのシームレス集成に備えることかできる 。 さらに、視聴者は、本発明でもって、演出者になることもできる。例えば、視 聴者はどちらのカメラアングル１００を強調すべきかを選択できる。ゴルフの放 送において、視聴者は、ホールからホールへ特定の選手について行くのを望むか 、特に難しい１つのホールに焦点を合わせるかを演出することができる。このよ うにして、視聴者は彼自身の興味に合うようにスポーツ放送をカスタマイズする ことができる。 さらに、視聴者は彼等自身のビデオを創作する演出者として行動することがで きる。生のコンサート１０の間、例えば、視聴者はその時々に種々のカメラアン グル１００を選択できる。個々の選択がなされた番組の時を示すタイムスタンプ を伴ったこれらの選択がメモリー２６５に蓄えられる。番組が２度目にプレーバ ックされたとき、プロセッサー２６０は、タイムスタンプの時に蓄えられた選択 に従って、映像チャネル間の分岐を自動的に指示するだろう。このようにして、 音楽のビデオが視聴者によって創作され得る。 視聴の経験は、生のスポーツ番組１０の間に、ゲームや競技を履行することに より、視聴者用にさらに啓発することができる。例えば、ゲームの間、視聴者に 質問するグラフィックオーバーレイが開発され得る。フットボールの放送の間、 例えば、視聴者は次のような質問を受けることができる。 次のプレーは何か？(ラン／パス／キック)； 攻撃側はファーストダウンを取れるか？； 彼等はこのポゼッションで得点するか？； ハーフタイムのスコアを選びなさい； どちらが勝つか？ 各視聴者の回答が、スコア表作成のためにコントロールスタジオ５へ返送され 得る。好ましくは、回答はデジタル有線ボックス２５でパッケージされ、「アッ プロード延長」コマンドを受けて、デジタルバックチャネルを介してコントロー ルスタジオ５へ転送される。あるいは、スコアの表作成は、メモリー２６５中の あるソフトウェアを利用して、デジタル有線ボックス２５で起こり得る。各々の 正しい回答をある得点数に相当させることができる。ゲームの終了時に、対話型 番組は、好ましくは視聴者の総得点を示すグラフィックを提供する。所望ならば 、広告主は、そのようなゲームにおける優れたパフォーマンスに対して特別な贈 り物証明書を提供することができる。そのような証明書の用意は、視聴者が贈り 物を受け取る店へ行ける、あるコードを表示することによりなされる。このよう にして、スポーツ番組における視聴者の興味が高められ得る。 さらに、本発明において、ある番組の視聴をブロックアウトするという選択を もっている。例えば、もし視聴者がスポーツ番組又は他のタイプの番組の間、暴 力に反対であるならば、システムは次のデータコマンドでもって、視聴者からそ のようなオプションをブロックアウトできる： イベント このコマンドは、あるイベント（例えば、フットボールゲーム中のファイト ブレーキングアウト）の発生を示すのに用いられる。 イベント−イベント−番号 イベント−番号は定数である。 エグゼクティブマルコのイベントに関して このコマンドは、そのイベントが到達するやいなや、ある動作（例えば、暴 力的なイベントをブロックアウトするために他の映像チャネルへの自動的な分岐 ）を始めるのに用いられる。 オン−イベント イベント−ナンバー マルコ−ナンバー イベント−ナンバーは定数である。 マルコ−ナンバーは定数である。 Ｉ．双方向形態 本発明の生番組システムは、図７に示すように、これらの応答を使用してによ って操作することができる。このモードにおいて、種々の映像信号は前記のよう に処理され、デジタル化され、コントロールスタジオ５に圧縮される。その信号 は次いでセントラルスイッチングステーションまたはヘッドエンド３０へ送られ る。 この形態において、種々の生のデジタル信号の間のスイッチングは、受信器よ りもむしろヘッドエンド３０で成し遂げられる。受信端末において、各デジタル セットトップボックス７６０は、視聴者の選択を、離れた位置にあるスイッチン グステーション３０へリレーして戻す。好ましくは、視聴者の選択はデジタルバ ックチャネル７７０の回路によりリレーされる。しかしながら、視聴者の選択は 、双方向有線テレビジョン、電話または超短波伝送のような通常のいかなる手段 によっても、スイッチングステーション３０へリレーされ得る。スイッチングス テーション３０は、視聴者の選択を受け、通常、特定の視聴者のための適当なデ ジタル有線チャネルへ所望の映像を送信する送信器７５０へ、所望の信号を送る 。 セントラルスイッチングステーション３０において、デマルチプレクサ７１０ は圧縮された信号を分離し、それぞれを分離したバスチャネル７２５に置く。多 くのリモートコントロール対話型スイッチ７３０、７３２、７３４、７３６は、 映像信号バス７２５に接続されている。視聴者の選択に基づいて、メモリー２６ ５及び下のプロセッサ２６０に蓄えられたアルゴリズムは、セントラルスイッチ ングステーション３０を制御し、デジタルシームレススイッチが作られ、そして 選択された映像、音声及び／又はグラフィックが視聴者の家庭へ表示のために送 られる。 そのような双方向の実施形態は、ビデオダイアルトーンまたはビデオサーバシ ステムにおいて履行される。そのようなシステムでは、１つのビデオチャネル７ ５５だけが各家庭に必要である。視聴者の選択が有線ヘッドエンド３０のサーバ サイトで一旦受けられると、スイッチが適当な映像ストリームに切り替えられ、 このストリームがその家庭の１つのチャンネル７５５へ送られる。 あるいは、対話型のスポーツ番組を１つの電話回線を通して送信するのが望ま しいかもしれない。視聴者が彼等のリモート２０に選択を入れるとき、信号が電 話回線を介してセントラルスイッチングステーション３０へ送られる。このスイ ッチングステーションは、１つのリンクが受信者においてなされた対話型の選択 及びヘッドエンド３０からのその選択の送信の両方を取り扱うように、対話型番 組の望ましい信号を利用者の電話回線を通して送る。ヘッドエンド３０では、受 信者においてなされた対話型の選択に対応して、実際の切り替えが起こる。 視聴者とスイッチングステーション３０との間の双方向リンクは、他の目的に 使うこともできる。例えば、目標を定めた宣伝、請 求のような商業的目的、あるいはその他の商業的又は非商業的目的のために、デ モグラフィックデータを視聴者から放送ネットワークへ送ることもできる。 本発明は、まず、生のイベント、とりわけスポーツイベントに関して記述され てきたが、それはその他の範疇の番組においても、内容を高めるために同様な可 能性を有している。視聴者は、殺人ミステリーまたはその他のドラマの演出者に なることができる。ショウの始まりかショウの間に表示された質問に対する応答 することにより、利用者の選択の結果によって、その番組は代わりの映像／音声 セグメントに分岐するだろう。このようにして、異なった選択をもった異なった 視聴者が、放送の結びを異なった殺人者で終わらせることができる。 上記の実施形態、方法及びプロセスを使用することにより、対話型マルチメデ ィアコンピュータの私人化された注意及び加入者に対する対話性が、彼等の家庭 でリアルタイムに極限まで発揮される。本発明は、ある種の実施形態及び実施例 に関して詳細に記述されてきたが、変形や修正が存在し、それらは次の請求の範 囲に定義されているように、本発明の範囲内である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ ，ＡＺ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ， ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，Ｇ Ｅ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ， ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，Ｐ Ｔ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 ウルマン，クレイグ アメリカ合衆国、ニューヨーク 10020、 ニューヨーク、1270 アベニュー オブ ジ アメリカズ、スイート 2401

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．デジタル的に圧縮された複数の映像、音声、分岐コード及びグラフィック信 号からなる対話型生番組を受信する視聴者テレビ受信システムを有し、その視聴 者テレビ受信システムが、 視聴者エントリーを受け取る視聴者インターフェースと、 視聴者インターフェースに接続され、映像及び音声信号の１つを選択し、その 選択した映像及び音声信号を所定時間にシームレスにスイッチし、映像及び音声 信号の選択と各選択における所定時間が分岐コードと受け取った視聴者エントリ ーとの関係に依存するマイクロプロセッサと、 選択された映像及び音声信号を分離するデマルチプレクサと、 デマルチプレクサに接続され、分離された選択映像及び音声信号を伸長するデ コンプレッサ/デコーダと、 選択された映像信号を表示する手段と、 選択された音声信号を再生する手段を備えてなる対話型デジタル生番組システ ム。 ２．デジタル的に圧縮された複数の映像信号がイベントの異なった所定のカメラ アングルに対応している請求項１の対話型デジタル生番組システム。 ３．マイクロプロセッサが、グラフィック信号の１つを所定時間に選択し、その グラフィック信号の選択が分岐コードと受け取った視聴者エントリーとの関係に 依存し、 対話型デジタルシステムがさらに、マイクロプロセッサに接続され、選択され たグラフィック信号を表示手段に提供する請求項１の対話型デジタル生番組シス テム。 ４．表示手段が、番組選択に関する内容の少なくとも１つの質問を視聴者に提供 し、視聴者エントリーが、その内容に関し視聴者インターフェースを介して視聴 者から集められたエントリーに対応する請求項１の対話型デジタル生番組システ ム。 ５．デジタル的に圧縮された複数の映像、音声、分岐コード及びグラフィック信 号からなる対話型生番組を受信する視聴者テレビ受信システムを有し、その視聴 者テレビ受信システムが、 視聴者プロフィルを記憶するメモリと、 視聴者インターフェースに接続され、映像及び音声信号の１つを選択し、その 選択した映像及び音声信号を所定時間にシームレスにスイッチし、映像及び音声 信号の選択と各選択における所定時間が分岐コードと記憶された視聴者プロフィ ルとの関係に依存するマイクロプロセッサと、 選択された映像及び音声信号を分離するデマルチプレクサと、 デマルチプレクサに接続され、分離された選択映像及び音声信号を伸長するデ コンプレッサ/デコーダと、 選択された映像信号を表示する手段と、 選択された音声信号を再生する手段を備えてなる対話型デジタル生番組システ ム。 ６．デジタル的に圧縮された複数の映像信号がイベントの異なった所定のカメラ アングルに対応している請求項１の対話型デジタル生番組システム。 ７．マイクロプロセッサが、グラフィック信号の１つを所定時間に選択し、その グラフィック信号の選択が分岐コードと視聴者プロフィルとの関係に依存し、 対話型デジタル生番組システムがさらにマイクロプロセッサに 接続され、選択されたグラフィック信号を表示手段に提供する請求項５の対話型 デジタル生番組システム。 ８．デジタル的に圧縮された複数の映像、音声、分岐コード及びインターネット 上のウェブサイトから得られたインターネット情報区分に関する１つ以上のイン ターネットアドレスを特定する１つ以上のURL信号からなる対話型生番組を受信 する視聴者テレビ受信システムを有し、その視聴者テレビ受信システムが、 視聴者エントリーを受け取る視聴者インターフェースと、 視聴者インターフェースに接続され、映像及び音声信号の１つを選択し、その 選択した映像及び音声信号を所定時間にシームレスにスイッチし、映像及び音声 信号の選択と各選択における所定時間が分岐コードと受け取った視聴者エントリ ーとの関係に依存する手段と、URLをデコードして特定のインターネットアドレ スを決定するデコード手段と、そのデコード手段に接続され決定されたインター ネットアドレスに属する１つ以上のインターネット情報区分を検索する手段とか らなる処理手段と、 映像及び音声信号とインターネット情報区分とを提供する手段を備えてなる対 話型デジタル生番組システム。 ９．選択された映像及び音声信号を分離するデマルチプレクサと、 デマルチプレクサに接続され、分離された選択映像及び音声信号を伸長するデ コンプレッサ/デコーダをさらに備えてなる請求項８の対話型デジタル生番組シ ステム。 １０．デジタル的に圧縮された複数の映像信号がイベントの異なった所定のカメ ラアングルに対応している請求項８の対話型デジタル生番組システム。 １１．提供手段が、番組選択に関する内容の少なくとも１つの質問 を視聴者に表示し、視聴者エントリーが、その質問に関し視聴者インターフェー スを介して、視聴者から集められたエントリーに対応する請求項８の対話型デジ タル生番組システム。 １２．対話型生番組が複数のグラフィック信号をさらに備え、選択手段が、グラ フィック信号の１つを所定時間に選択し、そのグラフィック信号の選択が分岐コ ードと視聴者プロフィルとの関係に依存し、 対話型デジタル生番組システムがさらに、マイクロプロセッサに接続され、選 択されたグラフィック信号を表示手段に提供する請求項８の対話型デジタル生番 組システム。 １３．ライブイベントの異なる所定の光景を写す複数のビデオカメラからの映像 信号を受信する手段と、 ライブイベントに対応する１つ以上の音声信号を生じさせる生成手段と、 １つ以上のグラフィック信号を発生させる発生手段と、 受信手段と生成手段とに接続され、映像、グラフィック及び音声信号をデジタ ル的に圧縮する少なくとも１つのデジタル圧縮装置と、 デジタル圧縮装置に接続され、さまざまな音声、グラフィック及び映像信号を 共にリンクさせかつ分岐コマンドを含む一組のデータコマンドを生み出す処理手 段と、 デジタル圧縮装置に接続され、映像、グラフィック及び音声信号とそのデータ コードを結合されたデジタル番組ストリームに多重するデジタルマルチプレクサ と、 結合されたデジタル番組ストリームを伝送する手段を備えてなる対話型デジタ ル生番組の提供システム。 １４．ライブイベントの異なる光景を写す複数のビデオカメラから の映像信号を得るステップと、 ライブイベントに対応する１つ以上の音声信号を生じさせるステップと、 １つ以上のグラフィック信号を発生させるステップと、 映像及び音声信号をコントロールスタジオ内に受信するステップと、 映像、グラフィック及び音声信号をデジタル的に圧縮するステップと、 番組に対応し、分岐コマンドを含む一組のデータコードを生じさせるステップ と、 映像、グラフィック及び音声信号とそのデータコードを結合されたデジタル番 組ストリームにデジタル的に多重するステップと、 結合されたデジタル番組ストリームを伝送するステップと、 結合されたデジタル番組ストリームを受信サイトで受信するステップと、 結合されたデジタル番組ストリームをデジタルケーブルテレビの分配システム に再伝送するステップと、 結合されたデジタル番組ストリームを１つ以上の視聴者サイトで受信するステ ップと、 視聴者特定情報を収集するステップと、 データコマンドを処理するステップと、 データコマンドと収集された視聴者特定情報とに基づいて選択された第１の出 力映像信号と出力音声信号となる映像及び音声信号をデジタル的に分離するステ ップと、 データコマンドと収集された視聴者特定情報とに基づいて選択された第２の映 像信号と音声信号の分離をデジタルデマルチプレク サに指示を与えて開始させるステップと、 第１の映像信号から第２の映像にシームレスにスイッチングするステップと、 第２の映像信号をスクリーン上に表示するステップとを備えてなる対話型デジ タル生番組の提供方法。 １５．収集された視聴者特定情報で視聴者プロフィルを生じさせるステップをさ らに備え、 映像及び音声信号の選択が視聴者プロフィルに部分的に基づいたものである請 求項14の対話型デジタル生番組の提供方法。 １６．視聴者特定情報を収集するステップが、 番組選択を含む少なくとも１つの質問を視聴者に表示するステップと、 その質問に関する視聴者からのエントリーを収集するステップをさらに備え、 映像又は音声信号の選択が収集された視聴者プロフィルに部分的に基づいたも のである請求項14の対話型デジタル生番組の提供方法。 １７．デジタル的に圧縮された複数の映像、音声、分岐コード及びインターネッ ト上のウェブサイトから得られたインターネット情報区分に関する１つ以上のイ ンターネットアドレスを特定する１つ以上のURL信号からなる対話型生番組を受 信するステップを有し、その受信ステップが、 視聴者エントリーを得るステップと、 映像及び音声信号の１つを選択し、その選択した映像及び音声信号を所定時間 にシームレスにスイッチし、その映像及び音声信号の選択と各選択における所定 時間が分岐コードと得られた視聴者エ ントリーとの関係に依存するステップと、 URLをデコードして特定のインターネットアドレスを決定するステップと、 決定されたインターネットアドレスに属する１つ以上のインターネット情報区 分を検索するステップと、 選択された映像及び音声信号を分離するステップと、 分離された選択映像及び音声信号を伸長するステップと、 映像及び音声信号とインターネット情報区分を提供するステップを備えてなる 対話型デジタル生番組の提供方法。