JP2002504676A - 差圧センサ - Google Patents
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L19/00—Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
- G01L19/04—Means for compensating for effects of changes of temperature, i.e. other than electric compensation
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- G01L13/00—Devices or apparatus for measuring differences of two or more fluid pressure values
- G01L13/02—Devices or apparatus for measuring differences of two or more fluid pressure values using elastically-deformable members or pistons as sensing elements
- G01L13/025—Devices or apparatus for measuring differences of two or more fluid pressure values using elastically-deformable members or pistons as sensing elements using diaphragms
-
- G—PHYSICS
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- G01L9/00—Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
- G01L9/0041—Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms
- G01L9/0072—Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in capacitance
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、可動アーマチャがセンサの変形可能膜(7)から成る2重差動コンデンサに基づいて動作するセンサであって、膜の両側に位置し、接続手段(8)によって膜の周縁領域に接続された、第1(13a)および第2(13b)の相互接続された両面回路から成り、センサ・ハウジング(1)の中に組み込まれた、コンデンサのキャパシタンス・レベルの測定回路(13)を備え、膜(7)に面した前記回路の面がそれぞれコンデンサのアーマチャ(11、12)をはめ込むのに使用され、膜(7)の反対側の前記回路の面がそれぞれいずれか一方の固定アーマチャの方に向かっての膜変位に感応する構成部品をはめ込む領域を含み、測定回路(13)の残りの部分を形成する構成部品をはめ込む後者の面の一方に、寄生容量レベルに無感応な領域がさらに設けられたセンサに関する。
Description
【0001】 本発明は、一体に組み立てられた2つの部分から形成され、これらの間に閉じ
た内部空洞を画定するハウジングと、前記内部空洞を、ハウジングの前記部分の
中にそれぞれ形成された2つの開口によって加圧流体源に連通した相互には連通
していない2つのチャンバに分割する変形可能な膜であって、この膜を、センサ
のハウジング内のこの膜によって形成された中央可動極板の両側に動かないよう
に取り付けられた別の2枚の極板に関連付けることによってこの膜が第1および
第2の可変容量コンデンサの極板を構成するように作られた膜と、2つのチャン
バ内に存在する圧力の差に起因する膜の変形に感応して、前記圧力差を表す電気
信号を生じるセンサ手段を備えた差圧センサに関する。
た内部空洞を画定するハウジングと、前記内部空洞を、ハウジングの前記部分の
中にそれぞれ形成された2つの開口によって加圧流体源に連通した相互には連通
していない2つのチャンバに分割する変形可能な膜であって、この膜を、センサ
のハウジング内のこの膜によって形成された中央可動極板の両側に動かないよう
に取り付けられた別の2枚の極板に関連付けることによってこの膜が第1および
第2の可変容量コンデンサの極板を構成するように作られた膜と、2つのチャン
バ内に存在する圧力の差に起因する膜の変形に感応して、前記圧力差を表す電気
信号を生じるセンサ手段を備えた差圧センサに関する。
【0002】 (発明の背景) 現在、この種のセンサは特に、非常に小さな圧力差(1Pa未満)を測定する
のに使用されている。単一のコンデンサの原理ではなく差動コンデンサ対の原理
に基づいて動作することから、これらのセンサは、圧力測定に影響を与える温度
の影響に対する感度が低い。このような温度の影響は、差圧センサの製造におい
て解決すべき主たる障害となっている。実際に最も頻繁に見られるものには2つ
の種類がある。1つは、変位が非常に小さいときでさえも「圧力ゼロ(pres
sure zero)」の変動を引き起こす膜の変形(例えば膨張)であり、2
つめは、センサの部品(極板、膜、ハウジング部分など)が変形した場合の測定
装置の感度(V/Paで測定される)の変動である。例えば、温度変化によって
生じた約1μmの膜変位が、測定では1Paの圧力差として解釈されることが認
められている。前述のセンサの利点は構造が対称であることによって与えられ、
これによってセンサは温度の影響を補償することができる。すなわち、第1の可
変コンデンサのキャパシタンスの増大および低減が生じると、第2の可変コンデ
ンサのキャパシタンスの対応する低減および増大がそれぞれ引き起こされる。
のに使用されている。単一のコンデンサの原理ではなく差動コンデンサ対の原理
に基づいて動作することから、これらのセンサは、圧力測定に影響を与える温度
の影響に対する感度が低い。このような温度の影響は、差圧センサの製造におい
て解決すべき主たる障害となっている。実際に最も頻繁に見られるものには2つ
の種類がある。1つは、変位が非常に小さいときでさえも「圧力ゼロ(pres
sure zero)」の変動を引き起こす膜の変形(例えば膨張)であり、2
つめは、センサの部品(極板、膜、ハウジング部分など)が変形した場合の測定
装置の感度(V/Paで測定される)の変動である。例えば、温度変化によって
生じた約1μmの膜変位が、測定では1Paの圧力差として解釈されることが認
められている。前述のセンサの利点は構造が対称であることによって与えられ、
これによってセンサは温度の影響を補償することができる。すなわち、第1の可
変コンデンサのキャパシタンスの増大および低減が生じると、第2の可変コンデ
ンサのキャパシタンスの対応する低減および増大がそれぞれ引き起こされる。
【0003】 しかしキャパシタンス・センサはいくつかの問題を提示する。問題の1つは、
センサの機械的構造に関係し、極板と膜との間の距離の非常にわずかな変動が測
定をゆがめるので、第1に作動温度範囲にわたって機械的寸法を維持するためそ
れぞれの極板がハウジングの対応する部分を貫通する部分の密封を保証し、第2
に極板の対称設定を保証しなければならない絶縁材料の使用にコストがかかるこ
とから生じる。
センサの機械的構造に関係し、極板と膜との間の距離の非常にわずかな変動が測
定をゆがめるので、第1に作動温度範囲にわたって機械的寸法を維持するためそ
れぞれの極板がハウジングの対応する部分を貫通する部分の密封を保証し、第2
に極板の対称設定を保証しなければならない絶縁材料の使用にコストがかかるこ
とから生じる。
【0004】 この種センサの他の基本的問題は、センサを測定装置に接続する配線であって
、圧力および温度の関数として経時的に変化するキャパシタンスに対して重要な
漂遊容量を生じる配線に起因する。漂遊容量の事例、特に、それぞれの極板をセ
ンサのハウジングに対して接地する電線に起因した漂遊容量の事例が多く認めら
れる。前記接地は、それぞれの極板を測定装置に接続する電線の近くに位置する
という欠点を有する。漂遊容量はまた、それぞれの極板のブシュとセンサのハウ
ジングのブシュに関連付けられた部分との間にも生み出される。電線が動くと、
センサを構成する部品の変形または特性の変動の影響で生じるのと同じ程度のキ
ャパシタンスの変動が起こる可能性があるので、これらの漂遊容量の存在は圧力
差の測定の正確さに有害なだけであることが容易に理解される。
、圧力および温度の関数として経時的に変化するキャパシタンスに対して重要な
漂遊容量を生じる配線に起因する。漂遊容量の事例、特に、それぞれの極板をセ
ンサのハウジングに対して接地する電線に起因した漂遊容量の事例が多く認めら
れる。前記接地は、それぞれの極板を測定装置に接続する電線の近くに位置する
という欠点を有する。漂遊容量はまた、それぞれの極板のブシュとセンサのハウ
ジングのブシュに関連付けられた部分との間にも生み出される。電線が動くと、
センサを構成する部品の変形または特性の変動の影響で生じるのと同じ程度のキ
ャパシタンスの変動が起こる可能性があるので、これらの漂遊容量の存在は圧力
差の測定の正確さに有害なだけであることが容易に理解される。
【0005】 最後に、この種のセンサでしばしば起こる他の問題に触れる。この問題は、ち
り、腐食、水分などが測定をゆがめる潜在的な欠陥を生み出すことを防ぐために
膜を常時絶縁しておかなければならないことである。実際、絶縁膜および中間誘
電流体がしばしば使用され、変形可能な測定膜は絶縁膜間の流体中に浸される。
その結果、センサの製作が難しくなり、センサのコストも高くなる。
り、腐食、水分などが測定をゆがめる潜在的な欠陥を生み出すことを防ぐために
膜を常時絶縁しておかなければならないことである。実際、絶縁膜および中間誘
電流体がしばしば使用され、変形可能な測定膜は絶縁膜間の流体中に浸される。
その結果、センサの製作が難しくなり、センサのコストも高くなる。
【0006】 (発明の目的および概要) したがって本発明の目的は、簡単に製造でき、低コストで、非常に小さな、例
えば約1Pa以下の圧力差を測定することができ、温度変動およびセンさが動作
する環境の変動に対して非常に感度が低い圧力センサを提供することにある。
えば約1Pa以下の圧力差を測定することができ、温度変動およびセンさが動作
する環境の変動に対して非常に感度が低い圧力センサを提供することにある。
【0007】 本発明の他の目的は、センさ構成部品の漂遊容量に対して比較的感応しにくい
圧力センサを提供することにある。
圧力センサを提供することにある。
【0008】 そのため本発明の差圧センサでは、センサ手段が第1および第2の可変容量コ
ンデンサの対応するキャパシタンスを測定する測定回路を備え、前記回路が、そ
れぞれのチャンバが連通した2つの部分に分割されるように、連通していない2
つのチャンバ内の膜の近くに、かつ前記膜と平行にそれぞれ配置された、膜のサ
イズと類似のサイズを有する相互接続された第1および第2の両面回路から成り
、前記相互接続回路が接続手段によって膜の周縁領域に固定され、変形可能膜に
面した回路の面がそれぞれ対応する第1または第2の可変容量コンデンサの固定
極板をその上に取り付ける領域を含み、膜とは反対側の回路の面がそれぞれ、い
ずれか一方の固定極板の方へ向かっての膜の変位に感応する構成部品をその上に
装着する領域、および漂遊容量に無感応な領域を含み、前記領域がそれぞれ回路
の周縁領域によって構成され、測定回路の残りの部分を形成する構成部品を装着
するための漂遊容量に無感応な別の領域が膜とは反対側の前記面の一方に設けら
れる。
ンデンサの対応するキャパシタンスを測定する測定回路を備え、前記回路が、そ
れぞれのチャンバが連通した2つの部分に分割されるように、連通していない2
つのチャンバ内の膜の近くに、かつ前記膜と平行にそれぞれ配置された、膜のサ
イズと類似のサイズを有する相互接続された第1および第2の両面回路から成り
、前記相互接続回路が接続手段によって膜の周縁領域に固定され、変形可能膜に
面した回路の面がそれぞれ対応する第1または第2の可変容量コンデンサの固定
極板をその上に取り付ける領域を含み、膜とは反対側の回路の面がそれぞれ、い
ずれか一方の固定極板の方へ向かっての膜の変位に感応する構成部品をその上に
装着する領域、および漂遊容量に無感応な領域を含み、前記領域がそれぞれ回路
の周縁領域によって構成され、測定回路の残りの部分を形成する構成部品を装着
するための漂遊容量に無感応な別の領域が膜とは反対側の前記面の一方に設けら
れる。
【0009】 本発明のその他の特性および利点は、添付図面に関して述べた本発明の好まし
い実施形態の以下の説明からより明らかとなる。
い実施形態の以下の説明からより明らかとなる。
【0010】 (より詳細な説明) 図1および図2に示す圧力センサは、ねじ4によって一体に組み立てられ、そ
れらの間に円筒形であることが好ましい閉じた内部空洞5を画定する類似した2
つの部分2および3から成るハウジング1を備える。図1から分かるようにハウ
ジングは円形であるが、当然ながらこれを別の形状、例えば長方形にすることも
できる。圧力を測定する流体と両立するエラストマー材料またはガスケット材料
製のシーリング・ガスケット6が、ハウジング1の2つの部分2と3の間に挿入
される。図2を参照すると、ハウジングの部分2および3は断面が皿形であり、
所定の厚さの平らな主壁2aおよび3a、ならびに所定の高さの周縁壁2bおよ
び3bを有する。周縁壁2bおよび3bは、それらに関連した主壁2aおよび3
aに対して実質的に垂直に延び、次いで前記主壁に対して平行に延び、それぞれ
の自由端がそれぞれ下方および上方へ曲がって終端する。
れらの間に円筒形であることが好ましい閉じた内部空洞5を画定する類似した2
つの部分2および3から成るハウジング1を備える。図1から分かるようにハウ
ジングは円形であるが、当然ながらこれを別の形状、例えば長方形にすることも
できる。圧力を測定する流体と両立するエラストマー材料またはガスケット材料
製のシーリング・ガスケット6が、ハウジング1の2つの部分2と3の間に挿入
される。図2を参照すると、ハウジングの部分2および3は断面が皿形であり、
所定の厚さの平らな主壁2aおよび3a、ならびに所定の高さの周縁壁2bおよ
び3bを有する。周縁壁2bおよび3bは、それらに関連した主壁2aおよび3
aに対して実質的に垂直に延び、次いで前記主壁に対して平行に延び、それぞれ
の自由端がそれぞれ下方および上方へ曲がって終端する。
【0011】 ハウジング1の内部空洞5は、変形可能な膜または隔膜7によって連通してい
ない2つのチャンバ5aおよび5bに分割される。膜7は一般に円形であり、断
面の輪郭が波打った環状部分7a、および後により詳細に説明する接続手段8に
よってハウジング1の部分2と3の間に挟持された平らな周縁環状部分7bを含
む。
ない2つのチャンバ5aおよび5bに分割される。膜7は一般に円形であり、断
面の輪郭が波打った環状部分7a、および後により詳細に説明する接続手段8に
よってハウジング1の部分2と3の間に挟持された平らな周縁環状部分7bを含
む。
【0012】 ハウジングの部分2は、ダクト(図示せず)によってチャンバ5aが圧力P1
の第1の流体源(図示せず)に連通するのを可能にする開口9aが貫通した軸継
手9を含む。さらにハウジング1の部分3は、ダクト(図示せず)によってチャ
ンバ5bが圧力P2下の第2の流体源(図示せず)に連通するのを可能にする開
口10aが貫通した軸継手10を含む。軸継手9および10はそれぞれ、ハウジ
ング1の部分2および3と一体に形成されているように示されているが、軸継手
9および10を、適当な手段、例えばねじ係合によってハウジングの部分2およ
び3に固定された別個の部品として構成することもできる。
の第1の流体源(図示せず)に連通するのを可能にする開口9aが貫通した軸継
手9を含む。さらにハウジング1の部分3は、ダクト(図示せず)によってチャ
ンバ5bが圧力P2下の第2の流体源(図示せず)に連通するのを可能にする開
口10aが貫通した軸継手10を含む。軸継手9および10はそれぞれ、ハウジ
ング1の部分2および3と一体に形成されているように示されているが、軸継手
9および10を、適当な手段、例えばねじ係合によってハウジングの部分2およ
び3に固定された別個の部品として構成することもできる。
【0013】 チャンバ5aおよび5b内にそれぞれ存在する圧力P1とP2が異なるとき膜
7は変形する。前記変形の大きさおよび方向が圧力差P1−P2の値および符号
の指示を与える。したがって周知の圧力センサと同様にこの圧力センサは、膜7
の変形に感応し圧力差P1−P2を表す電気信号を生成する手段を含む。
7は変形する。前記変形の大きさおよび方向が圧力差P1−P2の値および符号
の指示を与える。したがって周知の圧力センサと同様にこの圧力センサは、膜7
の変形に感応し圧力差P1−P2を表す電気信号を生成する手段を含む。
【0014】 本発明の圧力センサの前述の実施形態では、膜7が、2つの可変容量コンデン
サC1およびC2の極板を構成するように作られる。そのためには、膜7を、セ
ンサのハウジング1内の膜7によって形成された可動の中央極板の両側に動かな
いように取り付けた2枚の極板11および12に関連付ける。圧力差P1−P2
が存在する場合には膜7が変形し、これによって波打った輪郭を有するその環状
部分7aがその面に垂直な方向に変位し、センサ手段が、膜7の中央環状部分7
aの変位の値を測定し、その変位の方向を上(P2>P1)または下(P2<P
1)で指示するように配置される。本発明の圧力センサは差動コンデンサ対の原
理に基づいて動作するので、センサ手段は、第1および第2の可変容量コンデン
サの対応するキャパシタンスC1およびC2を測定することによって測定を実行
する。
サC1およびC2の極板を構成するように作られる。そのためには、膜7を、セ
ンサのハウジング1内の膜7によって形成された可動の中央極板の両側に動かな
いように取り付けた2枚の極板11および12に関連付ける。圧力差P1−P2
が存在する場合には膜7が変形し、これによって波打った輪郭を有するその環状
部分7aがその面に垂直な方向に変位し、センサ手段が、膜7の中央環状部分7
aの変位の値を測定し、その変位の方向を上(P2>P1)または下(P2<P
1)で指示するように配置される。本発明の圧力センサは差動コンデンサ対の原
理に基づいて動作するので、センサ手段は、第1および第2の可変容量コンデン
サの対応するキャパシタンスC1およびC2を測定することによって測定を実行
する。
【0015】 図2を参照すると本発明ではセンサ手段が、第1および第2の可変容量コンデ
ンサのキャパシタンスC1およびC2を測定する測定回路13を備える。この回
路は、第1の回路13aおよび第2の回路13bから成る。回路13aおよび1
3bは周知の種類のプリント回路であり、それぞれが両面基板を含み、回路13
aの基板の厚さは回路13bの基板の厚さと同じである。基板の形状およびサイ
ズは膜7のものと実質的に同じであり、基板はそれぞれ、ハウジング1の連通し
ていないチャンバ5aおよび5bの内部の、前記膜に近く、膜から等距離にあっ
て、膜7の面に実質的に平行な面内に配置される。回路13aおよび13bの外
側の周縁領域はガスケット6によって、ハウジング1の部分2および3の対応す
る周縁壁2bおよび3bにそれぞれ接続される。回路13aおよび13bの内側
の周縁領域は前述の接続手段8によって、膜7の上部および下部周縁領域にそれ
ぞれ接続される。図2に示した実施形態では接続手段8が、ハウジング1の部分
2および3の周縁壁2bと3bの間に互いの上に正確に配置され、かつその間に
膜7の平らな周縁部分7bが狭持された、円形で金属製の全く同じ2つのシム8
aおよび8bによって構成される。膜7とシム8aおよび8bとの間の密封、な
らびにシム8aおよび8bと回路13aおよび13bとの間の密封は、適当な接
着剤によって容易に得ることができる。この構成の結果、回路13aおよび13
bの周縁領域は、ハウジング1の部分2および3に対して接地され、膜7の周縁
領域はシム8aおよび8bと接触しているので、この領域も接地される。膜7の
この構成を従来技術の項に記載した膜の構成と比較した場合、膜7の平らな周縁
部分7bがセンサのハウジング1の部分2および3に直接に固定されないため、
温度変動の影響下での周縁部分7bの膨張あるいは収縮でさえもが軽減されるこ
とが分かる。特にガスケット6、膜7とシム8aおよび8bの間の接着材、なら
びにシム8aおよび8bと回路13aおよび13bの間の接着材が存在する結果
、温度に起因する変動を容易に吸収することができる。加えて、膜7、シム8a
および8b、ならびに回路13aおよび13bの膨張率が、熱膨張または収縮の
危険をさらに限定する適当な態様において、選択される。
ンサのキャパシタンスC1およびC2を測定する測定回路13を備える。この回
路は、第1の回路13aおよび第2の回路13bから成る。回路13aおよび1
3bは周知の種類のプリント回路であり、それぞれが両面基板を含み、回路13
aの基板の厚さは回路13bの基板の厚さと同じである。基板の形状およびサイ
ズは膜7のものと実質的に同じであり、基板はそれぞれ、ハウジング1の連通し
ていないチャンバ5aおよび5bの内部の、前記膜に近く、膜から等距離にあっ
て、膜7の面に実質的に平行な面内に配置される。回路13aおよび13bの外
側の周縁領域はガスケット6によって、ハウジング1の部分2および3の対応す
る周縁壁2bおよび3bにそれぞれ接続される。回路13aおよび13bの内側
の周縁領域は前述の接続手段8によって、膜7の上部および下部周縁領域にそれ
ぞれ接続される。図2に示した実施形態では接続手段8が、ハウジング1の部分
2および3の周縁壁2bと3bの間に互いの上に正確に配置され、かつその間に
膜7の平らな周縁部分7bが狭持された、円形で金属製の全く同じ2つのシム8
aおよび8bによって構成される。膜7とシム8aおよび8bとの間の密封、な
らびにシム8aおよび8bと回路13aおよび13bとの間の密封は、適当な接
着剤によって容易に得ることができる。この構成の結果、回路13aおよび13
bの周縁領域は、ハウジング1の部分2および3に対して接地され、膜7の周縁
領域はシム8aおよび8bと接触しているので、この領域も接地される。膜7の
この構成を従来技術の項に記載した膜の構成と比較した場合、膜7の平らな周縁
部分7bがセンサのハウジング1の部分2および3に直接に固定されないため、
温度変動の影響下での周縁部分7bの膨張あるいは収縮でさえもが軽減されるこ
とが分かる。特にガスケット6、膜7とシム8aおよび8bの間の接着材、なら
びにシム8aおよび8bと回路13aおよび13bの間の接着材が存在する結果
、温度に起因する変動を容易に吸収することができる。加えて、膜7、シム8a
および8b、ならびに回路13aおよび13bの膨張率が、熱膨張または収縮の
危険をさらに限定する適当な態様において、選択される。
【0016】 図3から分かるとおり、回路13aと13bの相互電気接続を保証するためシ
ム8aおよび8bが有利に使用される。図1および図3を参照すると、前記シム
がそれぞれ第1および第2のブシュを含み、2つのシム8aと8bが正確に重ね
合わされた結果、これらのブシュが一致して、2つの連続するブシュTRA1お
よびTRA2が形成される。これらのそれぞれのブシュは、第1および第2の回
路13aおよび13bの基板を貫通する第1または第2の導体、例えば金属棒T
1および金属棒T2を有する。棒T1およびT2の対応する第1の自由端は回路
13aの第1および第2のトラック14aおよび15aとそれぞれ接触し、棒T
1およびT2の対応する第2の自由端は回路13bの第1および第2のトラック
14bおよび15bとそれぞれ接触する。後に説明するようにトラック14a、
15a、14bおよび15bは回路13aおよび13bの特別な領域、具体的に
は漂遊容量に対して無感応な領域の中に位置する。
ム8aおよび8bが有利に使用される。図1および図3を参照すると、前記シム
がそれぞれ第1および第2のブシュを含み、2つのシム8aと8bが正確に重ね
合わされた結果、これらのブシュが一致して、2つの連続するブシュTRA1お
よびTRA2が形成される。これらのそれぞれのブシュは、第1および第2の回
路13aおよび13bの基板を貫通する第1または第2の導体、例えば金属棒T
1および金属棒T2を有する。棒T1およびT2の対応する第1の自由端は回路
13aの第1および第2のトラック14aおよび15aとそれぞれ接触し、棒T
1およびT2の対応する第2の自由端は回路13bの第1および第2のトラック
14bおよび15bとそれぞれ接触する。後に説明するようにトラック14a、
15a、14bおよび15bは回路13aおよび13bの特別な領域、具体的に
は漂遊容量に対して無感応な領域の中に位置する。
【0017】 図2を参照すると、第1および第2の回路13aおよび13bの膜7に面した
面はそれぞれ、第1および第2の可変容量コンデンサC1およびC2のそれぞれ
の固定極板11および12がその上に印刷された中央環状領域を含む。可変容量
コンデンサは円形で、半径が膜7ならびに回路13aおよび13bの半径の1/
3よりもわずかに小さく、それぞれの軸が開口9aおよび10aの軸と一致する
ように配置される。2枚の極板の他にこれらの面に取り付けるよう設計された構
成部品はない。
面はそれぞれ、第1および第2の可変容量コンデンサC1およびC2のそれぞれ
の固定極板11および12がその上に印刷された中央環状領域を含む。可変容量
コンデンサは円形で、半径が膜7ならびに回路13aおよび13bの半径の1/
3よりもわずかに小さく、それぞれの軸が開口9aおよび10aの軸と一致する
ように配置される。2枚の極板の他にこれらの面に取り付けるよう設計された構
成部品はない。
【0018】 極板内のブシュを排除できるだけでなく、それらを取り囲む高価な絶縁材料も
排除できるため、極板11および12のこのような配置は、従来技術の項で記載
したものよりもはるかに単純になる。さらに、極板11および12が回路13a
および13b上に直接に印刷されること、および回路13aと13bの間の距離
がシム8aおよび8bの厚さによって決定されることは、膜7から極板11およ
び12までの距離が温度変動の影響で変化する危険を排除できることを意味する
。最後に、前記配置によって、以前には極板のブシュとセンサのハウジング部品
の間、および極板とセンサのハウジング部品の間に生み出された漂遊容量を排除
することが可能となり、極板11および12が接地として選択されたセンサの周
縁領域から離れた領域にある限り、前記漂遊容量はもはや存在しえない。
排除できるため、極板11および12のこのような配置は、従来技術の項で記載
したものよりもはるかに単純になる。さらに、極板11および12が回路13a
および13b上に直接に印刷されること、および回路13aと13bの間の距離
がシム8aおよび8bの厚さによって決定されることは、膜7から極板11およ
び12までの距離が温度変動の影響で変化する危険を排除できることを意味する
。最後に、前記配置によって、以前には極板のブシュとセンサのハウジング部品
の間、および極板とセンサのハウジング部品の間に生み出された漂遊容量を排除
することが可能となり、極板11および12が接地として選択されたセンサの周
縁領域から離れた領域にある限り、前記漂遊容量はもはや存在しえない。
【0019】 圧力を測定する気体に起因するさまざまなちりの粒子および小さな水滴が極板
11および12に到達することを防ぐため、回路13aの両側に形成されたチャ
ンバ5aの部分および回路13bの両側に形成されたチャンバ5bの部分は、回
路13a内に形成された複数の貫通孔O1(1つだけを示す)、および回路13
b内に形成された複数の貫通孔O2(1つだけを示す)を介して相互に連通する
ように構成される。貫通孔O1およびO2の直径は、ちりの粒子または小さな水
滴がこれらの貫通孔を通過することがないように決められ、前記貫通孔は、それ
ぞれに関連した流体供給開口9aおよび9bと整列しないように配置される。回
路13aおよび13b、ならびにそれらの対応する貫通孔O1およびO2は、従
来技術で使用され、先に述べた絶縁膜に完全に取って代わろうとするものでない
ことは確かである。しかしそれらの存在は、測定をゆがめる膜のさまざまな欠陥
を軽減し、また前記解決法のほうがはるかに安価である。
11および12に到達することを防ぐため、回路13aの両側に形成されたチャ
ンバ5aの部分および回路13bの両側に形成されたチャンバ5bの部分は、回
路13a内に形成された複数の貫通孔O1(1つだけを示す)、および回路13
b内に形成された複数の貫通孔O2(1つだけを示す)を介して相互に連通する
ように構成される。貫通孔O1およびO2の直径は、ちりの粒子または小さな水
滴がこれらの貫通孔を通過することがないように決められ、前記貫通孔は、それ
ぞれに関連した流体供給開口9aおよび9bと整列しないように配置される。回
路13aおよび13b、ならびにそれらの対応する貫通孔O1およびO2は、従
来技術で使用され、先に述べた絶縁膜に完全に取って代わろうとするものでない
ことは確かである。しかしそれらの存在は、測定をゆがめる膜のさまざまな欠陥
を軽減し、また前記解決法のほうがはるかに安価である。
【0020】 さらに図2を参照すると、回路13aおよび13bの膜7とは反対側の面はそ
れぞれ、固定された極板11および12のどちらか一方のほうに向かっての膜の
変位に感応する領域を含む。明らかにこれらの領域は、極板11によって画定さ
れた領域の上方および極板12によって画定された領域の下方にそれぞれ位置す
る。後により詳細に説明するように、第1のコンデンサの可変キャパシタンスC
1の変動に感応する構成部品R1およびD1、ならびに第2のコンデンサのキャ
パシタンスC2の変動に感応する構成部品R2およびD2が、膜7の変位に感応
する領域上にそれぞれ装着される。回路13aおよび13bのそれぞれの前記領
域に対する前記構成部品は同じものである。別の領域、詳細には漂遊容量に無感
応な領域が膜7とは反対側の回路13aおよび13bの面の一方、例えば第1の
回路13aの面に形成される。後により詳細に明らかにするように、前記領域は
、測定回路13の残りの部分を形成する構成部品(図示せず)を装着するように
設計される。
れぞれ、固定された極板11および12のどちらか一方のほうに向かっての膜の
変位に感応する領域を含む。明らかにこれらの領域は、極板11によって画定さ
れた領域の上方および極板12によって画定された領域の下方にそれぞれ位置す
る。後により詳細に説明するように、第1のコンデンサの可変キャパシタンスC
1の変動に感応する構成部品R1およびD1、ならびに第2のコンデンサのキャ
パシタンスC2の変動に感応する構成部品R2およびD2が、膜7の変位に感応
する領域上にそれぞれ装着される。回路13aおよび13bのそれぞれの前記領
域に対する前記構成部品は同じものである。別の領域、詳細には漂遊容量に無感
応な領域が膜7とは反対側の回路13aおよび13bの面の一方、例えば第1の
回路13aの面に形成される。後により詳細に明らかにするように、前記領域は
、測定回路13の残りの部分を形成する構成部品(図示せず)を装着するように
設計される。
【0021】 次に図4、図5および図6を参照して、回路13aおよび13bに関連した膜
7の変位に感応するそれぞれの領域の内容、および回路13aの漂遊容量に無感
応な領域の内容を電子的観点から詳細に説明する。
7の変位に感応するそれぞれの領域の内容、および回路13aの漂遊容量に無感
応な領域の内容を電子的観点から詳細に説明する。
【0022】 図4は、測定回路13の簡略電子図である。この回路が、回路13の電源部分
を構成し、正弦波電圧を供給することが好ましい破線枠中に示す第1の部分16
、回路13の真にアクティブな部分、すなわち膜7の変位に感応する部分を構成
する第2の部分17、および部分16と同様に破線枠の中に示す回路13の出口
部分を構成する第3の部分18を含んでいることが分かる。より具体的には部分
17は、回路13の電源部分16に接続された対応する第1の端部、ならびに回
路13の出口部分18に接続された対応する第2の端部を有する2つの対称枝路
BR1およびBR2を含み、それぞれの枝路BR1およびBR2で受け取られる
信号の振幅は測定するキャパシタンスC1およびC2によって決まる。
を構成し、正弦波電圧を供給することが好ましい破線枠中に示す第1の部分16
、回路13の真にアクティブな部分、すなわち膜7の変位に感応する部分を構成
する第2の部分17、および部分16と同様に破線枠の中に示す回路13の出口
部分を構成する第3の部分18を含んでいることが分かる。より具体的には部分
17は、回路13の電源部分16に接続された対応する第1の端部、ならびに回
路13の出口部分18に接続された対応する第2の端部を有する2つの対称枝路
BR1およびBR2を含み、それぞれの枝路BR1およびBR2で受け取られる
信号の振幅は測定するキャパシタンスC1およびC2によって決まる。
【0023】 部分17の対称枝路BR1およびBR2は、第1に、ともに接地された可変コ
ンデンサC1およびC2にそれぞれ直列に接続された同じ抵抗の固定抵抗器R1
およびR2によって構成され、第2に、抵抗器R1とコンデンサC1の間に生成
された正弦波信号の正のピークおよび抵抗器R2とコンデンサC2の間に生成さ
れた正弦波信号の負のピークをそれぞれ検出するようにR1とC1の間、および
R2とC2の間にそれぞれ接続された対応するアノードおよび対応するカソード
を有し、同じ特性を有するダイオードD1およびD2によって構成されることが
好ましい。
ンデンサC1およびC2にそれぞれ直列に接続された同じ抵抗の固定抵抗器R1
およびR2によって構成され、第2に、抵抗器R1とコンデンサC1の間に生成
された正弦波信号の正のピークおよび抵抗器R2とコンデンサC2の間に生成さ
れた正弦波信号の負のピークをそれぞれ検出するようにR1とC1の間、および
R2とC2の間にそれぞれ接続された対応するアノードおよび対応するカソード
を有し、同じ特性を有するダイオードD1およびD2によって構成されることが
好ましい。
【0024】 回路13の電源部分16は、交流源Vを含み、前記電源に接続された枝路BR
1およびBR2の固定抵抗器R1およびR2の端子に正弦波電圧を供給すること
が好ましい。膜7の変位に感応する部分17が対称であるため、枝路BR1およ
びBR2でそれぞれ得られる電圧の値は等しく、枝路BR2の電圧は枝路BR1
の電圧と正反対である。交流源Vによって供給される正弦波電圧が望ましくない
直流成分を含まず、加えてその中心が正確にゼロであることが有利である。これ
は、正弦波電圧に含まれる可能性がある直流成分を排除するため減結合コンデン
サCdを交流源Vと直列に接続し、交流源Vによって供給された正弦波電圧の中
心をゼロに置く働きをする接地されたチョークLを接続する周知の態様で達成さ
れる。
1およびBR2の固定抵抗器R1およびR2の端子に正弦波電圧を供給すること
が好ましい。膜7の変位に感応する部分17が対称であるため、枝路BR1およ
びBR2でそれぞれ得られる電圧の値は等しく、枝路BR2の電圧は枝路BR1
の電圧と正反対である。交流源Vによって供給される正弦波電圧が望ましくない
直流成分を含まず、加えてその中心が正確にゼロであることが有利である。これ
は、正弦波電圧に含まれる可能性がある直流成分を排除するため減結合コンデン
サCdを交流源Vと直列に接続し、交流源Vによって供給された正弦波電圧の中
心をゼロに置く働きをする接地されたチョークLを接続する周知の態様で達成さ
れる。
【0025】 周知の態様では回路13の出口部分18が、アクティブ部分17のダイオード
D1のカソードおよびダイオードD2のアノードにそれぞれ接続された2つの対
称枝路BR3およびBR4から成るブリッジ接続を含む。対称枝路BR3および
BR4は、キャパシタンスが同じでともに接地された固定コンデンサC3および
C4にそれぞれ直列に接続された同じ抵抗の固定抵抗器R3およびR4によって
構成されることが好ましい。コンデンサC3およびC4は、測定回路13の出口
部分18に直流が流れるようにダイオードD1のカソードおよびダイオードD2
のアノードのところでそれぞれ得られるピークの交流成分を排除する働きをする
。直流が流れる抵抗器R3およびR4の存在は、膜7の両側に存在する圧力の差
P1−P2を示すキャパシタンス差C1−C2の関数である直流電圧を例えば枝
路BR4で測定することを可能にする。
D1のカソードおよびダイオードD2のアノードにそれぞれ接続された2つの対
称枝路BR3およびBR4から成るブリッジ接続を含む。対称枝路BR3および
BR4は、キャパシタンスが同じでともに接地された固定コンデンサC3および
C4にそれぞれ直列に接続された同じ抵抗の固定抵抗器R3およびR4によって
構成されることが好ましい。コンデンサC3およびC4は、測定回路13の出口
部分18に直流が流れるようにダイオードD1のカソードおよびダイオードD2
のアノードのところでそれぞれ得られるピークの交流成分を排除する働きをする
。直流が流れる抵抗器R3およびR4の存在は、膜7の両側に存在する圧力の差
P1−P2を示すキャパシタンス差C1−C2の関数である直流電圧を例えば枝
路BR4で測定することを可能にする。
【0026】 示した図では、R1およびR2が5.11kΩ、R3およびR4が10kΩ、
C3およびC4が1nFである。差P1−P2がゼロのとき、R3およびR4を
流れる電流は0.2mA、電圧Uは0Vである。
C3およびC4が1nFである。差P1−P2がゼロのとき、R3およびR4を
流れる電流は0.2mA、電圧Uは0Vである。
【0027】 回路13の図4から、電源部分16が漂遊容量に無感応であることが分かる。
キャパシタンスC1およびC2は、枝路BR1およびBR2でそれぞれ生成され
る正弦波信号の振幅および位相を同じ様に変化させるため、漂遊容量はキャパシ
タンス差C1−C2に影響しない。回路13の出口部分18は直流を通すため、
これも漂遊容量に対して無感応である。最後に、枝路BR1およびBR2は交流
源Vによって供給された正弦波電圧によって励振されるので、これらだけが漂遊
容量に感応する。したがって本発明は、従来のキャパシタンス測定回路と比較し
てキャパシタンス測定回路13が漂遊容量によってほとんど影響されない差圧セ
ンサを提供する。回路13の部分16および18は漂遊容量に対して無感応であ
るので、ブシュTRA1およびTRA2を介して回路13aと13bの間に電気
接続が実施されるようにこれらの部分を選択することが適当である。そのため、
図4から分かるように、ブシュTRA1の中に含まれる棒T1が、トラックP1
を介して回路13aのCdとLの間に接続された自由端、およびトラックP2を
介して回路13bのR2に接続された自由端を有し、ブシュTRA2の中に含ま
れる棒T2が、トラックP3を介して回路13aのC4に接続された自由端、お
よびトラックP4を介して回路13bのD2のアノードに接続された自由端を有
する。
キャパシタンスC1およびC2は、枝路BR1およびBR2でそれぞれ生成され
る正弦波信号の振幅および位相を同じ様に変化させるため、漂遊容量はキャパシ
タンス差C1−C2に影響しない。回路13の出口部分18は直流を通すため、
これも漂遊容量に対して無感応である。最後に、枝路BR1およびBR2は交流
源Vによって供給された正弦波電圧によって励振されるので、これらだけが漂遊
容量に感応する。したがって本発明は、従来のキャパシタンス測定回路と比較し
てキャパシタンス測定回路13が漂遊容量によってほとんど影響されない差圧セ
ンサを提供する。回路13の部分16および18は漂遊容量に対して無感応であ
るので、ブシュTRA1およびTRA2を介して回路13aと13bの間に電気
接続が実施されるようにこれらの部分を選択することが適当である。そのため、
図4から分かるように、ブシュTRA1の中に含まれる棒T1が、トラックP1
を介して回路13aのCdとLの間に接続された自由端、およびトラックP2を
介して回路13bのR2に接続された自由端を有し、ブシュTRA2の中に含ま
れる棒T2が、トラックP3を介して回路13aのC4に接続された自由端、お
よびトラックP4を介して回路13bのD2のアノードに接続された自由端を有
する。
【0028】 図5および図6から分かるように、測定回路13の構成部品は全て表面実装さ
れることが好ましい。より正確には図5を参照すると、第1の可変コンデンサの
キャパシタンスC1の変動に感応する部分17の枝路BR1が、膜7とは反対側
の回路13aの面の中間環状領域内に装着される。前記中間環状領域はさらに、
説明または図示されていない当業者には周知の電源部分16の構成部品を装着す
る領域、および回路13の出口部分18の構成部品C3、C4、R3およびR4
を装着する領域を構成する。より正確には図6を参照すると、第2の可変コンデ
ンサのキャパシタンスC2の変動に感応する枝路BR2が回路13bの膜7とは
反対側の中間環状領域内に装着される。回路13aおよび13bをセンサのハウ
ジング1に組み込むのに接続電線を必要としないこと、さまざまな構成部品間の
接続が、移動する可能性のある電線ではなく印刷されたトラックによって構成さ
れること、および極板11および12がそれぞれ、膜7の変位に感応する回路1
3の電気部分から回路13aおよび13bの基板によっていくぶん分離されるこ
とから、回路13aおよび13bのこの種のアーキテクチャが有害な漂遊容量の
出現の問題を解決するのに非常に適当であることが分かる。その結果、差圧測定
がはるかに正確になる。
れることが好ましい。より正確には図5を参照すると、第1の可変コンデンサの
キャパシタンスC1の変動に感応する部分17の枝路BR1が、膜7とは反対側
の回路13aの面の中間環状領域内に装着される。前記中間環状領域はさらに、
説明または図示されていない当業者には周知の電源部分16の構成部品を装着す
る領域、および回路13の出口部分18の構成部品C3、C4、R3およびR4
を装着する領域を構成する。より正確には図6を参照すると、第2の可変コンデ
ンサのキャパシタンスC2の変動に感応する枝路BR2が回路13bの膜7とは
反対側の中間環状領域内に装着される。回路13aおよび13bをセンサのハウ
ジング1に組み込むのに接続電線を必要としないこと、さまざまな構成部品間の
接続が、移動する可能性のある電線ではなく印刷されたトラックによって構成さ
れること、および極板11および12がそれぞれ、膜7の変位に感応する回路1
3の電気部分から回路13aおよび13bの基板によっていくぶん分離されるこ
とから、回路13aおよび13bのこの種のアーキテクチャが有害な漂遊容量の
出現の問題を解決するのに非常に適当であることが分かる。その結果、差圧測定
がはるかに正確になる。
【0029】 温度の影響をさらに低減させるため、圧力センサの構成部品は適当な材料から
製作される。例えば、回路13aおよび13bがガラス繊維を充填したエポキシ
樹脂製の基板を含み、金属シム8aおよび8bならびに膜7がスチールから製作
される。
製作される。例えば、回路13aおよび13bがガラス繊維を充填したエポキシ
樹脂製の基板を含み、金属シム8aおよび8bならびに膜7がスチールから製作
される。
【0030】 以上に説明した差圧センサの実施形態はもちろん、純粋に例示的かつ非限定的
な例として示したものであり、当業者なら、本発明の範囲を逸脱することなく多
くの変更を容易に実施することができる。したがって具体的には、図7に示すよ
うに接続手段8が、2つのシム8aおよび8bの代わりに1つのシム8’aを含
んでもよい。この場合、膜7の周縁部分7bは、シム8’aの底面と回路13b
の外側の周縁領域との間に狭持され、さらに、傾斜部分7cによって膜7の部分
7aに接続される。したがって接続手段8の組立ては簡略化され、傾斜部分7c
によって機械的に補強されるために感度は維持されたまま膜7は強くなる。最後
に、単一のシム8’aが存在する結果、真に圧力に感応する部分である膜7の部
分7aが、2つのシムを有する接続手段を使用するよりも妨害されにくくなる。
これは、2つのシムどうしの組立てでは(シムがわずかによれるなど)多かれ少
なかれ巧拙があるためである。
な例として示したものであり、当業者なら、本発明の範囲を逸脱することなく多
くの変更を容易に実施することができる。したがって具体的には、図7に示すよ
うに接続手段8が、2つのシム8aおよび8bの代わりに1つのシム8’aを含
んでもよい。この場合、膜7の周縁部分7bは、シム8’aの底面と回路13b
の外側の周縁領域との間に狭持され、さらに、傾斜部分7cによって膜7の部分
7aに接続される。したがって接続手段8の組立ては簡略化され、傾斜部分7c
によって機械的に補強されるために感度は維持されたまま膜7は強くなる。最後
に、単一のシム8’aが存在する結果、真に圧力に感応する部分である膜7の部
分7aが、2つのシムを有する接続手段を使用するよりも妨害されにくくなる。
これは、2つのシムどうしの組立てでは(シムがわずかによれるなど)多かれ少
なかれ巧拙があるためである。
【図1】 本発明の圧力センサのハウジングを上から見た図である。
【図2】 図1の線I−Iで切ったセンサの断面図である。
【図3】 膜を第1および第2の回路に接続する接続手段を示す、図1の線II−IIで切っ
たセンサの周縁部の一部の断面図である。
たセンサの周縁部の一部の断面図である。
【図4】 センサに接続された測定回路の簡略電子図である。
【図5】 膜とは反対側の第1の回路の面に構成部品が装着されたところを示す図である
。
。
【図6】 膜とは反対側の第2の回路の面に構成部品が装着されたところを示す図である
。
。
【図7】 膜を第1および第2の回路に接続する接続手段の一変形形態の簡略断面図であ
る。
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 密封するように一体に組み立てられた2つの部分から形成さ
れ、前記部分間に閉じた内部空洞を画定するハウジングと、前記内部空洞を、ハ
ウジングの前記部分の中にそれぞれ形成された2つの開口によって加圧流体源に
連通した相互には連通していない2つのチャンバに分割する変形可能な膜であっ
て、この膜を、センサのハウジング内で、この膜によって形成された中央可動極
板の両側に動かないように取り付けられた別の2枚の極板に関連付けることによ
ってこの膜が第1および第2の可変容量コンデンサの極板を構成するように作ら
れた膜と、2つのチャンバ内に存在する圧力の差に起因する膜の変形に感応して
、前記圧力差を表す電気信号を生成するセンサ手段を備える差圧センサにおいて
、センサ手段が、第1および第2の可変容量コンデンサの対応するキャパシタン
スを測定する測定回路を備え、前記回路が、それぞれのチャンバが連通した2つ
の部分に分割されるように、連通していない2つのチャンバ内で膜の近くに、か
つ前記膜と平行にそれぞれ配置された、膜のサイズと類似のサイズを有する相互
接続された第1および第2の両面回路から成り、前記相互接続回路が接続手段に
よって膜の周縁領域に固定され、変形可能膜に面した回路の面がそれぞれ、対応
する第1または第2の可変容量コンデンサの固定極板をその上に取り付ける領域
を含み、膜とは反対側の回路の面がそれぞれ、いずれか一方の固定極板の方へ向
かっての膜の変位に感応する構成部品をその上にそれぞれ装着する各領域、およ
び漂遊容量に無感応な各領域を含み、前記領域がそれぞれ回路の周縁領域によっ
て構成され、測定回路の残りの部分を形成する構成部品を装着するために漂遊容
量に無感応な別の領域が膜とは反対側の前記面の一方に設けられた差圧センサ。 - 【請求項2】 前記第1および第2の回路の周縁領域が測定回路の接地を形
成する、請求項1に記載のセンサ。 - 【請求項3】 前記膜とは反対側の一方の回路の面に設けられた、漂遊容量
に無感応な前記領域が測定回路の電源部分および出口部分から成る、請求項1に
記載のセンサ。 - 【請求項4】 前記膜の変位に感応する、前記第1および第2の回路の面の
前記対応する領域がそれぞれ、測定回路の電源部分に接続された対応する第1の
端部を有する2つの対称枝路を備え、それぞれの枝路で受け取られる信号の振幅
が測定するキャパシタンスによって決まる、請求項1に記載のセンサ。 - 【請求項5】 前記膜の変位に感応する前記対称枝路がそれぞれ、第1に、
接地された可変コンデンサに直列に接続された固定抵抗器によって、第2に、自
身に関連付けられた固定抵抗器と可変コンデンサの間に接続されたアノードまた
はカソードを有するダイオードによって構成される、請求項4に記載のセンサ。 - 【請求項6】 前記膜とは反対側の一方の回路の面に設けられた、漂遊容量
に無感応な前記領域が測定回路の電源部分および出口部分から成り、測定回路の
電源部分が前記電源に接続されたそれぞれの枝路の固定抵抗器の端子に電圧を供
給する交流源を含み、供給された交流電圧が直流成分を含まずその中心がゼロで
ある、請求項5に記載のセンサ。 - 【請求項7】 前記膜とは反対側の一方の回路の面に設けられた、漂遊容量
に無感応な前記領域が測定回路の電源部分および出口部分から成り、測定回路の
出口部分が、それぞれの枝路のダイオードのアノードまたはカソードに接続され
た2つの枝路を有するブリッジ接続を含み、ブリッジのそれぞれの枝路が、膜の
両側に存在する圧力差を表す直流電圧Uがブリッジの枝路のいずれか一方の端子
のところで測定されるように固定コンデンサおよび固定抵抗器を関連付けること
によって構成される、請求項5に記載のセンサ。 - 【請求項8】 前記膜と第1および第2の回路それぞれとの間の前記接続手
段が、第1の回路と第2の回路の間の電気接続および膜の接地を保証する、請求
項1に記載のセンサ。 - 【請求項9】 前記接続手段が、第1および第2の回路の対応する周縁領域
間に挿入された少なくとも1つの金属シムを備え、前記シムが、膜の周縁領域と
直接接触し、これによって前記膜を接地する1つの面を有し、それを貫通する各
導体をそれぞれが有する複数のブシュを含み、前記ブシュが各周縁領域において
第1および第2の回路の基板を貫通し、導体の自由端が第1の回路のトラックお
よび第2の回路のトラックとそれぞれ接触し、前記トラックが回路の面の、漂遊
容量に無感応な領域内に位置する、請求項8に記載のセンサ。 - 【請求項10】 センサの連通していないそれぞれのチャンバの2つの連通
部分どうしが、それぞれのチャンバに関連した回路内に形成され、加圧流体を供
給する関連開口と整列しないように配置された少なくとも1つの貫通孔を介して
互いに連通する、請求項1に記載のセンサ。
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