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JP2002502201A - 3次元ホログラフィックスクリーンを使用した直接投影テレビジョン - Google Patents

3次元ホログラフィックスクリーンを使用した直接投影テレビジョン

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Publication number
JP2002502201A
JP2002502201A JP2000529847A JP2000529847A JP2002502201A JP 2002502201 A JP2002502201 A JP 2002502201A JP 2000529847 A JP2000529847 A JP 2000529847A JP 2000529847 A JP2000529847 A JP 2000529847A JP 2002502201 A JP2002502201 A JP 2002502201A
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JP
Japan
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screen
angle
projection television
color shift
projection
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000529847A
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English (en)
Inventor
エスティル ソーン ジュニア ホール
ウェンディー レーン プファイル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thomson Licensing SAS
Original Assignee
Thomson Licensing SAS
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Filing date
Publication date
Application filed by Thomson Licensing SAS filed Critical Thomson Licensing SAS
Publication of JP2002502201A publication Critical patent/JP2002502201A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/54Accessories
    • G03B21/56Projection screens
    • G03B21/60Projection screens characterised by the nature of the surface
    • G03B21/62Translucent screens
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 投影テレビジョン(10)は、基板(24)上に配設された3次元ホログラム26によって形成された投影スクリーン(22)を備える。投影管と関連する角レンズは、スクリーン(22)の向きにほぼ直交する光路(32)を有し、他の2つの投影管と関連する角レンズは、入射角αで第1の光路(32)に収束する各々の光路(34,36)を有する。ホログラム(26)は、投影画像の色ずれを減少させるための効果的な構成を有する3次元インタフェース・アレイを表わす。そのスクリーンは、0度<入射角α≦30度の範囲の入射角αに対して、およそ5未満の色ずれを有する。ここで色ずれは以下の式の少なくとも一方から得られる最大値によって求められる。上式で、θは水平視野角内の任意の角度であり、C(θ)は角度θでの色ずれであり、red(θ)は角度θでの赤輝度レベルであり、blue(θ)は角度θでの青輝度レベルであり、green(θ)は角度θでの緑輝度レベルである。1または複数のレンズが、投影管と角レンズの間、および/または角レンズと投影管からの光を収束および/または拡散するためのスクリーンとの間に点在させることができる。投影は、投影管に対応するレンズからスクリーン(22)に直接行われ、ホログラムスクリーン(22)によって、キャビネットに空間を空けるだけ、特に、前面の投影スクリーン(22)に向かって先細りの背面のコーナーを空けるだけ、入射角を大きな角度に調整できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (背景) (発明の分野) 本発明は、一般的には、投影テレビジョン受像機の分野に関し、詳細には、大
型の反射鏡を必要としない直接投影方式を使用する種々のキャビネット形状の色
ずれを著しく減じたスクリーンを有する直接投影テレビジョン受像機に関する。
【0002】 (背景情報) 色ずれは、垂直視野角における明るさのピークを観測することにより、水平平
面内の様々な角度で見たときの、赤投影チューブ、緑投影チューブ、青投影チュ
ーブからの投影画像によって投影スクリーンの中央に形成される白画像の赤/青
比または緑/青比の変化として定義される。
【0003】 色ずれ問題は、いくつかの異なる色、たとえば、赤、青、緑のそれぞれの画像
用の少なくとも3つの画像プロジェクタが必要であるために生じる。投影スクリ
ーンは、少なくとも3つのプロジェクタからの画像を第1の面で受け取り、表示
されるすべての画像について制御された光分散で画像を第2の面に表示する。1
つのプロジェクタ、すなわち、通常は緑であり、通常はプロジェクタアレイの中
央にあるプロジェクタは、スクリーンにほぼ直交する方向の第1の光路を有する
。少なくとも2つのプロジェクタ、すなわち、通常は赤および青であり、通常は
アレイ内の中央の緑プロジェクタの両側に位置決めされるプロジェクタは、規定
された入射角の、直交方向とならない方向で第1の光路の方へ収束するそれぞれ
の光路を有する。色ずれは、スクリーンおよび緑プロジェクタに対する赤プロジ
ェクタおよび青プロジェクタの非直交関係によって生じる。色ずれの結果として
、色調はスクリーン上のあらゆる位置で異なるものとなる。色調の違いが大きな
状態を、しばしば、不十分な白一様性、と呼ぶ。色ずれが小さければ小さいほど
、白一様性が向上する。
【0004】 色ずれは、数のスケールによって示され、より小さい数はより弱い色ずれおよ
びより優れた白一様性を示す。一般的な手順によれば、通常は、少なくとも約−
40度ないし+40度から約−60度ないし+60度程度まで、5度または10
度の増分で様々な水平視野角から赤輝度、緑輝度、および青輝度の値がスクリー
ンで測定される。正の角度および負の角度は、それぞれ、スクリーン中央に対し
て右および左の水平視野角を表す。これらの測定値は、ピーク垂直視野角で得ら
れる。赤データ、緑データ、および青データは0度で1に正規化される。以下の
数式(I)および(II)の一方または両方が各角度で評価される。
【0005】
【数3】
【0006】
【数4】
【0007】 上式で、θは水平視野角範囲内の任意の角度であり、C(θ)は角度θでの色
ずれであり、red(θ)は角度θでの赤輝度レベルであり、blue(θ)は角度θ での青輝度レベルであり、green(θ)は角度θでの緑輝度レベルである。これ らの値の最大値はスクリーンの色ずれである。
【0008】 一般に、色ずれは、商業的に受け入れられるスクリーン設計では、名目上5以
下であるべきである。他のエンジニアリングおよび設計上の制約では、場合によ
っては色ずれを5よりもいくらか高くする必要があるときがあるかも知れないが
、このような色ずれ性能は望ましくなく、通常は白一様性が不十分な知覚的に劣
った画像をもたらす。
【0009】 投影テレビジョン受像機用のスクリーンは、一般に、熱可塑性シート材料の表
面を形成するために、1つまたは複数のパターン化されたローラを使用した押出
しプロセスによって製造される。この形状は、一般に、レンチキュールおよびレ
ンズレットとも呼ばれるレンチキュラ要素のアレイである。レンチキュラ要素は
、同じシート材料の一面または両面上に形成するか、あるいはいくつかの異なる
シートの一面上にのみ形成し、次いでこれらのシートを積層ユニットとして永久
的に組み合わせるか、あるいは積層ユニットとして機能するように互いに隣接す
るように他の方法で取り付けることができる。多くの設計では、スクリーンの一
方の表面は、光を拡散させるようにフレネルレンズとして設計される。色ずれを
低減し白一様性を向上させる従来の技術上の奮闘は、スクリーンの2つの態様に
のみ焦点が当てられている。1つの態様は、レンチキュラ要素の形状および配置
である。他方の態様は、スクリーン材料または、光拡散を制御するためにその一
部に光拡散粒子がドープされているスクリーン材料の範囲である。これらの奮闘
は以下の特許文書によって例示される。
【0010】 米国特許第4432010号および米国特許第4536056号では、投影ス
クリーンは、入射表面と出射表面を有する光透過レンチキュラシートを含んでい
る。その入力表面は、0.5から1.8の範囲の波打ち深さXvと近軸曲率半径
R1の比(Xv/R1)を有する水平拡散レンチキュラプロファイルを特徴とす
る。そのプロファイルは、光軸に沿って縦長であり、非球面入力レンチキュラレ
ンズを形成している。
【0011】 両面レンチキュラレンズを有するスクリーンを使用することは一般的である。
このようなスクリーンは、スクリーンの入射表面上の円筒形入射レンチキュラ要
素と、スクリーンの出射表面上に形成された円筒形レンチキュラ要素と、出射表
面の光非収束部に形成された光吸収層とを有している。その入射レンチキュラ要
素および出射レンチキュラ要素は、それぞれ、以下の数式(III)で表される
円、楕円、または双曲線の形状で示される。
【0012】
【数5】
【0013】 上式で、Cは主曲率であり、Kは円錐定数である。
【0014】 別法として、そのレンズレット群は、二次よりも高次の項が追加された曲線を
有する。
【0015】 両面レンチキュラレンズのようなものを使用して作られたスクリーンでは、入
射レンズと出射レンズの間の位置関係、またはレンズを形成するレンチキュラ要
素同士の間の位置関係を特定することが提案されている。たとえば、米国特許第
4443814号では、一方のレンズのレンズ表面が他方のレンズの焦点に存在
するように入射レンズと出射レンズを位置決めすることが教示されている。たと
えば、日本特許出願第58−59436号には、入射レンズの偏心率を、レンチ
キュラレンズを構成する材料の屈折率の逆数にほぼ等しくすることも教示されて
いる。さらに、たとえば、米国特許第4502755号には、それぞれのレンチ
キュラレンズの光軸平面が互いに直角になるように両面レンチキュラレンズの2
枚のシートを組合せ、かつ一方のレンズの周辺にある入射レンズと出射レンズが
光軸に対して非対称的になるような両面レンチキュラレンズを形成することが教
示されている。米国特許第4953948号では、光軸の位置ずれの公差および
厚さの違いの許容量を大きくするか、あるいは色ずれを小さくすることができる
ように、入射レンズの谷でのみ光収束位置を出射レンズの表面から視野側の方へ
ずらすことも教示されている。
【0016】 色ずれまたは白の非一様性を低減するための様々な提案だけでなく、投影スク
リーン性能を向上させるための他の提案は、水平方向と垂直方向の両方で、画像
を明るくすることと、適切な視野を確保することに向けられている。このような
技術に関心があるわけではなく、詳細は説明しない。多数のこのような提案の概
要は、米国特許第5196960号に記載されている。この特許自体は、入射レ
ンズを有する入射レンズ層と、出射レンズを有する出射レンズ層とを備え、出射
レンズのレンズ表面が入射レンズの光収束点またはその近傍に形成され、入射レ
ンズ層および出射レンズ層がそれぞれ、ほぼ透明な熱可塑性樹脂で形成され、少
なくとも出射層が拡散微粒子を含み、入射レンズ層と出射レンズ層との間に光拡
散特性の違いが存在する両側面レンチキュラレンズシートを教示している。複数
の入射レンズが円筒形レンズを形成している。この出射レンズは複数の出射レン
ズ層で形成され、入射レンズ層の各レンズの光収束点に、またはその近傍にレン
ズ表面を有している。また、光吸収層がその出射レンズ層の非収束部に形成され
ている。このスクリーン設計は、十分な水平視野角を与え、色ずれを低減し、画
像をより明るくすると共に、押出しプロセスによる製造を容易にすると言われて
いる。
【0017】 投影スクリーン設計において何年にもわたって積極的に開発されてきたにもか
かわらず、その達成された改良はせいぜい増分的なものであり、さらに、ある基
準を超えることには成功していない。画像投影機の幾何学的構成によって規定さ
れるその入射角は、本明細書では角度αと呼ばれ、一般に、0度よりも大きくか
つ約10度または11度以下である範囲に限られている。画像プロジェクタの寸
法のために、角度αを0度に近くすることはほぼ不可能である。角度αが約10
度または11度よりも小さい範囲では、達成されている最高の色ずれ性能は、数
式(I)および(II)にしたがって測定されたとして、約5である。角度が約
10度または11度を超える範囲で既に達成されている最良の色ずれ性能は、商
業的には受け入れられてはいない。実際、角度αが10度または11度よりも大
きな角度を持つ投影テレビジョン受像機は知られていない。
【0018】 αの角度が小さい場合は、顕著で望ましくない結果、すなわち、非常に大きな
キャビネット奥行きが、家庭用投影テレビジョン受像機に必要になる。この大き
な奥行きは、小さな入射角(α)を有する光路に対処する必要があることの直接
的な結果である。投影テレビジョンキャビネットの寸法を削減する技法は、一般
に、鏡の配列法に依存している。入射角の範囲の小さい領域では、このような努
力は、結局、限界がある。
【0019】 Polaroid Corporationは、DMP-128(登録商標)としてデザインされた光ポリ マーを販売しており、Polaroid Corporationが、独占権を持つプロセスを使用し
、3次元ホログラムとして製造することができる。このホログラフィック製造プ
ロセスは、米国特許第5576853号に部分的に記載されている。投影テレビ
ジョン用の3次元ホログラフィックスクリーンは、DMP-128(登録商標)光ポリ マーホログラフィック製品の市場を確立するための努力がなされる間に示された
多数の提案のうちの1つとしてPolaroid Corporationによって提案された。この
提案は、より高い明るさおよび解像度、より低い製造コスト、より小さい重量、
および2ピーススクリーンが輸送中に受ける磨耗に対する抵抗力の項目に関して
、Polaroid Corporationが期待した利点に基づいた提案であった。Polaroid Cor
porationは、ホログラフィック投影テレビジョンスクリーンのようなものを作成
可能かもしれない多量のホログラフィック要素に対する如何なる特定のホログラ
フィック構成をも提案しておらず、ホログラフィックであるか、その他の種類で
あるかにかかわらず、どんな種類の投影テレビジョンスクリーンにおける色ずれ
問題も、考慮されてさえいない。
【0020】 全般的に、色ずれが5よりも小さく、場合によっては5よりもずっと小さいス
クリーン、また角度αが10度または11度よりもずっと大きい場合に色ずれが
5程度に低いスクリーンを有する投影テレビジョン受像機を提供するための開発
が何年にもわたって集中的に行われてきたにもかかわらず、従来型の投影スクリ
ーンにおけるレンチキュラ要素形状および位置および散光器を増分的に変更する
ことを除いて、色ずれ問題の解決策は進歩していない。さらに、投影スクリーン
には3次元ホログラムが有用であるという提案にもかかわらず、色ずれに関して
することがないという理由であるが、3次元ホログラフィックスクリーンを使用
した投影テレビジョンを提供する努力はなされていない。著しく向上した色ずれ
性能を有し、著しく小さなキャビネットに組み込むことのできる投影テレビジョ
ン受像機に対してずっと前から探し求められているニーズは依然として満たされ
ていない。
【0021】 (要約) 本明細書で教示される本発明の構成による投影テレビジョン受像機は、大型の
鏡を必要としない直接投影システムを提供し、また、量として測定される色ずれ
性能を著しく向上させ、すなわち、10度または11度よりも小さな範囲の入射
角αを有する投影テレビジョン受像機を用いて2以下の色ずれを達成することが
できる。さらに、色ずれ性能が著しく高いので、入射角が最大約30度の商業的
に受け入れられる投影テレビジョン受像機を、ずっと小さなキャビネットで提供
することができる。そのような大きいα角度の受像機のその色ずれ性能は、たと
えば5の色ずれ性能を持つα角度の小さな従来型の受像機と少なくとも同程度に
良好であり、α角度の小さな受像機と同様に、約2程度に低い値に近づくか、あ
るいは場合によってはそのような値に達するものと期待することができる。
【0022】 これらの結果は、押出しレンズスクリーン技法を完全に放棄することによって
得られる。その代わりに、本発明の構成による投影テレビジョン受像機は、基板
、たとえばMylar(登録商標)などのポリエチレンフィルム上に形成された3次 元ホログラムで形成されたスクリーンを有する。
【0023】 このような3次元ホログラフィックスクリーンは最初、より高い明るさおよび
解像度、より低い製造コスト、より小さい重量、および2ピーススクリーンがた
とえば輸送中に受ける磨耗に対する抵抗力の項目に関して期待した利点のために
開発された。その3次元ホログラフィックスクリーンの色ずれ性能は、その3次
元スクリーンの光学特性が少なくとも従来型のスクリーンと同程度に良好である
かどうかを判定するための試験を行ったときに見出された。数式(I)および(
II)によって測定されたその3次元ホログラフィックスクリーンの色ずれ性能
は、予想されたよりも低く衝撃的であった。従来技術の改良を増分ステップに制
限していた障壁も完全になくなっていた。さらに、より大きなα入射角を特徴と
する投影幾何形状を有する、より小さなキャビネットを開発することが可能であ
る。
【0024】 3次元ホログラフィックスクリーンに関係する予想を上回る特性を有し、そし
て、本明細書で教示する本発明の構成による投影テレビジョンは、以下で構成さ
れている。それぞれの異なる色のそれぞれの画像用の少なくとも3つの画像プロ
ジェクタ;基板上に配設された3次元ホログラムで形成され、プロジェクタから
の画像を第1の面で受け取り、表示されるすべての画像について制御された光分
散で画像を第2の面に表示する投影スクリーン;そのプロジェクタの1つはスク
リーンにほぼ直交する方向の第1の光路を有し、そして、そのプロジェクタの少
なくとも2つは規定された入射角の、スクリーンに対して直交方向とならない方
向で第1の光路の方へ収束するそれぞれの光路を有する;そして、レンチキュラ
要素の3次元アレイを表しているその3次元ホログラムは、表示された画像の色
ずれを低減するうえで有効な構成を有し、そのスクリーンは0度よりも大きくか
つ約30度以下である範囲内のすべての入射角について約5以下である色ずれを
持つ、ここで色ずれは以下の式の少なくとも一方から得られる最大値によって求
められる:
【0025】
【数6】
【0026】
【数7】
【0027】 ここで、θは水平視野角範囲内の任意の角度であり、C(θ)は角度θでの色
ずれであり、red(θ)は角度θでの赤輝度レベルであり、blue(θ)は
角度θでの青輝度レベルであり、green(θ)は角度θでの緑輝度レベルで
ある。そのスクリーンの色ずれは、5未満、たとえば、約4、3、または場合に
よっては2以下になると予想することができる。
【0028】 入射角が約10度または11度のときの既知の障壁に関して、そのスクリーン
の色ずれは、0度よりも大きくかつ約10度以下である入射角の第1のサブレン
ジ内のすべての入射角について約2以下であり、約10度よりも大きくかつ約3
0度以下である入射角の第2のサブレンジ内のすべての入射角について約5以下
である。
【0029】 そのスクリーンは、さらに、たとえば、約2mm〜4mmの範囲の厚さを有す
る層状のアクリル材料の光透過強化部材を備える。その基板は、ポリエチレンテ
レフタレート樹脂フィルムなど、耐久性が高く透明な撥水性のフィルムで構成さ
れる。その基板は、約1ミル〜10ミル(約25.4ミクロン〜254ミクロン
)の範囲内の厚さを有するフィルムでよい。約7ミルの厚さは、その3次元ホロ
グラムを適切に支持することが判明している。そのフィルムのその厚さは性能と
は関係がない。その3次元ホログラムは、約20ミクロン以下の範囲の厚さを有
する。
【0030】 その投影テレビジョンは、また、その画像プロジェクタとそのスクリーンの間
に大型の鏡を必要としないで、スクリーン上に画像を導くために、陰極線管と角
レンズを与えられた画像プロジェクタを備える。1または複数のレンズが、陰極
線管と角レンズの間、および/または角レンズと陰極線管からの光を収束および
/または拡散するためのスクリーンとの間に点在させることができる。
【0031】 (好適実施例の説明) 投影テレビジョン受像機10を図1に示す。プロジェクタ4、6、および8の
アレイ12はそれぞれ、赤、緑、および青の画像を生成する。そのプロジェクタ
は、大型の反射鏡(図4参照。)を必要とせずに、スクリーン22に画像を導く
ための角レンズと陰極線管によって提供される。その緑プロジェクタ6は、光路
32に沿って緑画像を投影し、光路32はこの例では、スクリーン22の向きに
ほぼ直交する。言い換えれば、その光路は、スクリーンに対して垂直である。そ
の赤プロジェクタおよび青プロジェクタは、それぞれの光路34および36を有
し、光路34および36は、直交しない方向の規定された入射角αで第1の光路
32の方へ向かって収束する。この入射角は色ずれの問題を生じさせる。
【0032】 そのスクリーン22は、基板24上に配設された3次元ホログラム26を備え
る(ホログラ要素スクリーン)。そのスクリーンは、第1にプロジェクタからの
画像を第1の入射表面側28で受け取り、第2に表示されたすべての画像につい
て制御された光分散で画像を第2の出射表面側30上にその画像を表示する。そ
の基板は、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムのような、耐久性が高く透
明で、撥水性のあるフィルムが好ましい。このようなフィルムの1つは、商標My
lar(登録商標)として、E. I. du Pont de Nemours & Co.から得ることができ る。そのフィルム基板は、約1ミル〜10ミル、すなわち、約0.001インチ
〜0.01インチまたは約25.4ミクロン〜254ミクロンの範囲の厚さを有
する。その厚さが約7ミル(177.8ミクロン)のフィルムは、その上に配設
された3次元ホログラムを適切に支持することが判明している。そのフィルムの
厚さは、一般にスクリーン性能に影響を与えず、また特に色ずれ性能に影響を与
えず、いくつかの異なる厚さのフィルムを使用してもよい。その3次元ホログラ
ム26の厚さは約20ミクロン以下である。
【0033】 この3次元ホログラフィックスクリーンは少なくとも2つの供給源から得るこ
とができる。Polaroid Corporationは、独自の湿式化学プロセスを使用して、そ
のDMP-128光ポリマー材料で3次元ホログラムを形成している。
【0034】 本明細書で説明し請求する投影テレビジョン受像機で使用されるその3次元ホ
ログラフィックスクリーンについて提起した実施形態は、以下の性能仕様にした
がってPolaroid Corporation湿式化学プロセスによって製造された。 水平半視野角:38度±3度 垂直半視野角:10度±1度 スクリーン利得:≧8 色ずれ:≦3 ここで、水平視野角および垂直視野角は従来の方法で測定され、スクリーン利得
は、そのスクリーンに直交する方向で測定された、光源から視野表面の背面の方
へ向かう光強度と視野表面の前面から観察者の方への光強度との商であり、色ず
れは前述のように測定される。
【0035】 その3次元ホログラフィック投影スクリーンの並はずれた色ずれ性能は、概要
で説明したように、全く予想外のものであった。
【0036】 図2は、色ずれ性能について説明するための、鏡およびレンズを省略した投影
テレビジョンの簡略図である。赤プロジェクタ4および青プロジェクタ8の光軸
34および36は、緑プロジェクタ6の光軸32に対して入射角αの位置に対称
的に位置合わせされる。キャビネットの最小奥行きDは、スクリーン22と1ま
たは複数のプロジェクタの背縁部との間の距離によって決定される。角度αを小
さくすれば、それぞれの陰極線管は互いに接近して動かさなければならず、他の
陰極線管とぶつからないようにスクリーンからさらに離隔して設けなければなら
ないことを理解されたい。十分に小さな角度αでは、このような干渉を回避する
ことはできない。この場合、キャビネットの最小奥行きDが大きくなるので望ま
しくない。逆に、角度αが大きくなるにつれて、陰極線管をスクリーン22に近
づけ、キャビネットの最小奥行きDを小さくすることができる。
【0037】 スクリーン22の視野側では、2つの水平半視野角は−βおよび+βとして指
定される。総水平視野角2βも定義される。半視野角は通常、±40度から±6
0度の範囲である。各半角内に複数の特定の角度θがあり、この角度で、前述の
数式(I)および(II)にしたがって色ずれを測定し求めることができる。
【0038】 入射角約10度または11度での既知の障壁に関して、3次元ホログラフィッ
クスクリーンの色ずれは、入射角が0度よりも大きくかつ約10度以下である第
1のサブレンジ内のすべての入射角について約2以下であり、このスクリーンの
色ずれは、入射角が約10度よりも大きくかつ約30度以下である第2のサブレ
ンジ内のすべての入射角について約5以下である。第1のサブレンジのような約
2以下の色ずれを、より大きな入射角の第2のサブレンジでも達成できることが
期待される。
【0039】 図3を参照するとわかるように、基板24は、前述のように、Mylar(登録商 標)などの透明フィルムを含む。3次元ホログラム26が形成される光ポリマー
材料は、フィルム層24上に支持される。適切な光ポリマー材料はDMP-128(登 録商標)である。
【0040】 スクリーン22はさらに、たとえば、ポリメチルメタクリレート(PMMA)
などのアクリル材料の光透過強化部材38を含むことができる。ポリカーボネー
ト材料を使用することもできる。強化部材38はこの実施形態では、約2mm〜
4mmの範囲の厚さを有する層である。スクリーン22および強化部材は、ホロ
グラフィック層26と強化部材38の相互境界40全体にわたって互いに接着さ
れる。接着剤、放射、および/または熱結合技法を使用することができる。たと
えば、ティンティング、惑光防止コーティング、耐ひっかきコーティングのうち
の1つまたは複数によって強化層の表面42を処理することもできる。
【0041】 3次元ホログラフィック投影スクリーンの改良された色ずれ性能を低減せず、
従来型の投影スクリーンで知られているような、色ずれ性能以外の性能特性に関
する投影スクリーンの態様を制御するために、スクリーンおよび/またはその構
成要素層の様々な表面に他の光学レンズまたはレンチキュラアレイを設けること
ができる。
【0042】 図4は、本発明による、陰極線管52および角レンズ54を有する画像プロジ
ェクタ50の概略図である。陰極線管は、角レンズ54の中に向かって矢印56
の方向に進む光を生成する。角レンズ54は、陰極線管からの光の方向を変更し
、矢印58で示すようにスクリーン上に投影させる。角レンズ54は、光の方向
を直角方向に変更するように示されている。別法として、角レンズは、それぞれ
、矢印60および62で示すように、陰極線管からの光の方向を45度よりも大
きいか、あるいは小さい角度だけ変更することができる。陰極線管からの光を収
束し、かつ/あるいは拡散するために中間レンズ64および66を設けることが
できる。
【0043】 図5〜図8は、角レンズを有する画像プロジェクタとホログラフィック要素ス
クリーンとの組合せを使用することによって可能になった様々なキャビネット構
成を示す。これらの構成では、画像プロジェクタ用の空間を設けるために比較的
大きな入射角αが必要である。ホログラフィック要素スクリーンと組み合わされ
たこれらのキャビネット構成は、商業的に受け入れられる投影テレビジョン受像
機を表し、このような受像機のいくつかは、最大約30度の入射角を有すること
ができる。
【0044】 図5は、キャビネット本体の下部内に電子機器格納用の下部格納領域72を有
するキャビネット70に設置された投影テレビジョンシステムの概略図である。
画像プロジェクタ50と、それに関連する陰極線管および角レンズ(図示せず)
は、大型の鏡を必要とせずにスクリーン22上に、直接、画像を投影する。一般
に、大型の鏡は、製造費がかかり、かつ投影テレビジョンキャビネット内に取り
付けて位置合わせするのがいくらか困難である。図5に示す構成は、大型の鏡を
不要にし、陰極線管から生成された画像を反射させるために大型の鏡を使用する
システムと比べてキャビネット70内のより高い位置へ画像プロジェクタを移動
する。このため、キャビネット72のベース内の下部格納領域72の空間が増大
する。
【0045】 図6は、キャビネット本体の下部内に電子機器格納用の下部格納領域82を有
し、かつキャビネット本体の上部内の電子機器格納用の上部格納領域84を有す
るキャビネット80に設置された投影テレビジョンシステムの概略図である。こ
の構成は、高度なサポート電子機器用の大量の空間を必要とする投影テレビジョ
ンシステムに対してキャビネット80内の空間利用を最大限に提供する。
【0046】 図7は、キャビネット本体の上部内に電子機器格納用の上部格納領域94を有
するキャビネット90に設置された投影テレビジョンシステムの概略図である。
この構成は、キャビネット90のベースの未使用空間をなくすことによってキャ
ビネットの高さを最小限に抑える。
【0047】 図8は、キャビネット本体の下部内に一般格納(たとえば、VCR、テープな
ど)用の下部格納領域102を有し、かつキャビネット本体の上部内に電子機器
格納用の上部格納領域104を有するキャビネット100に設置された投影テレ
ビジョンシステムの概略図である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本明細書で教示される本発明の構成による投影テレビジョンの略図表現である
【図2】 本発明の構成について説明するうえで有用な投影テレビジョン幾何形状の簡略
図である。
【図3】 本発明の構成による増強された投影スクリーンの側面図である。
【図4】 本発明の構成による、陰極線管および角レンズを有する画像プロジェクタの概
略図である。
【図5】 キャビネット本体の下部内に電子機器用の格納装置を有するキャビネットに設
置された投影テレビジョンシステムの概略図である。
【図6】 上部キャビネット本体および下部キャビネット本体内に電子機器用の格納装置
を有するキャビネットに設置された代替実施形態の投影テレビジョンシステムの
概略図である。
【図7】 上部キャビネット本体内に電子機器用の格納装置を有するキャビネットに設置
された代替実施形態の投影テレビジョンシステムの概略図である。
【図8】 上部キャビネット本体内の電子機器用の格納装置とキャビネット本体の下部の
一般格納装置とを有するキャビネットに設置された代替実施形態の投影テレビジ
ョンシステムの概略図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年12月2日(1999.12.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【数1】
【数2】 ここで、θは水平視野角範囲(±β)内の任意の角度であり、C(θ)は角度
θでの色ずれであり、red(θ)は角度θでの赤輝度レベルであり、blue
(θ)は角度θでの青輝度レベルであり、green(θ)は角度θでの緑輝度
レベルであることを特徴とする投影テレビジョン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (71)出願人 46,Quai A, Le Gallo F−92648 Boulogne Cede x France (72)発明者 プファイル ウェンディー レーン アメリカ合衆国 46226 インディアナ州 インディアナポリス イーストバーン ドライブ 4540 Fターム(参考) 2H021 BA21 BA29 2H049 CA01 CA05 CA22 CA30 5C060 BC01 GA01 GC00 GC06 HC01 HD00 JB06 【要約の続き】 に点在させることができる。投影は、投影管に対応する レンズからスクリーン(22)に直接行われ、ホログラ ムスクリーン(22)によって、キャビネットに空間を 空けるだけ、特に、前面の投影スクリーン(22)に向 かって先細りの背面のコーナーを空けるだけ、入射角を 大きな角度に調整できる。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なる色の画像に対する少なくとも3つの画像プロ
    ジェクタ(4,6,8)であって、陰極線管と角レンズを有しする前記各画像プ
    ロジェクタと、 基板(24)上に配設された3次元ホログラム(26)によって形成された投
    影スクリーン(22)であって、前記プロジェクタ(4,6,8)からの画像を
    第1の面上で受け取り、すべての前記画像の光分散を制御して前記画像を第2の
    面上に表示する前記スクリーンとを備え、 前記プロジェクタの1つ(6)は、前記スクリーン(22)の向きにほぼ直交
    する第1の光路(32)を有し、前記プロジェクタの少なくとも2つ(4,8)
    は、規定された入射角の直交方向ではない前記第1の光路(32)に収束する各
    々の光路(34,36)を有し、 前記3次元ホログラム(26)は、前記表示された画像の色ずれを減少させる
    ための効果的な構成を有するレンチキュラ要素の3次元アレイを表わし、前記ス
    クリーン(22)は、0度よりも大きくかつ約30度以下である範囲内のすべて
    の前記入射角について約5以下である色ずれを持ち、前記色ずれは、以下の式の
    少なくとも一方から得られる最大値によって求められ、 【数1】 【数2】 ここで、θは水平視野角範囲内の任意の角度であり、C(θ)は角度θでの色
    ずれであり、red(θ)は角度θでの赤輝度レベルであり、blue(θ)は
    角度θでの青輝度レベルであり、green(θ)は角度θでの緑輝度レベルで
    あることを特徴とする投影テレビジョン。
  2. 【請求項2】 前記スクリーン(22)の色ずれは、すべての前記入射角に
    ついて約4以下であることを特徴とする請求項1に記載の投影テレビジョン。
  3. 【請求項3】 前記スクリーン(22)の色ずれは、すべての前記入射角に
    ついて約3以下であることを特徴とする請求項1に記載の投影テレビジョン。
  4. 【請求項4】 前記スクリーン(22)の色ずれは、すべての前記入射角に
    ついて約2以下であることを特徴とする請求項1に記載の投影テレビジョン。
  5. 【請求項5】 前記スクリーン(22)の色ずれは、0度よりも大きくかつ
    約10度以下である入射角の第1のサブレンジにおいて、すべての前記入射角に
    ついて約2以下であり、 前記スクリーン(22)の色ずれは、約10度よりも大きくかつ約30度以下
    である入射角の第2のサブレンジにおいて、すべての入射角について約5以下で
    あることを特徴とする請求項1に記載の投影テレビジョン。
  6. 【請求項6】 前記スクリーン(22)は、光透過基板(24)をさらに備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の投影テレビジョン。
  7. 【請求項7】 前記スクリーン(22)は、アクリル材料の光透過強化部材
    (38)をさらに備えたことを特徴とする請求項6に記載の投影テレビジョン。
  8. 【請求項8】 前記基板(24)は、耐久性が高く透明な撥水性のフィルム
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の投影テレビジョン。
  9. 【請求項9】 前記基板(24)は、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィ
    ルムを備えたことを特徴とする請求項8に記載の投影テレビジョン。
  10. 【請求項10】 前記基板(24)は、約1ミル〜10ミルの範囲内の厚さ
    を有するフィルムを備えたことを特徴とする請求項8に記載の投影テレビジョン
  11. 【請求項11】 前記3次元ホログラム(26)は、前記基板(24)上に
    配設された光ポリマー材料を備えたことを特徴とする請求項1に記載の投影テレ
    ビジョン。
  12. 【請求項12】 前記3次元ホログラム(26)は、前記基板上に配設され
    た光ポリマー材料を備えたことを特徴とする請求項6に記載の投影テレビジョン
  13. 【請求項13】 前記3次元ホログラム(26)は、前記基板(24)上に
    配設された光ポリマー材料を備えたことを特徴とする請求項7に記載の投影テレ
    ビジョン。
  14. 【請求項14】 前記3次元ホログラム(26)は、前記基板(24)上に
    配設された光ポリマー材料を備えたことを特徴とする請求項8に記載の投影テレ
    ビジョン。
  15. 【請求項15】 前記3次元ホログラム(26)は、前記基板(24)上に
    配設された光ポリマー材料を備えたことを特徴とする請求項9に記載の投影テレ
    ビジョン。
  16. 【請求項16】 前記3次元ホログラム(26)は、前記基板(24)上に
    配設された光ポリマー材料を備えたことを特徴とする請求項10に記載の投影テ
    レビジョン。
  17. 【請求項17】 前記3次元ホログラム(26)は、以下の性能仕様 水平半視野角:38度±3度 垂直半視野角:10度±1度 スクリーン利得:≧8 色ずれ:≦3 を有することを特徴とする請求項1に記載の投影テレビジョン。
  18. 【請求項18】 少なくとも3つの前記画像プロジェクタ(4,6,8)よ
    り下に設けられた下部格納領域(72)を有するキャビネット(70)をさらに
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の投影テレビジョン。
  19. 【請求項19】 少なくとも3つの前記画像プロジェクタ(4,6,8)よ
    り上に設けられた上部格納領域(94)を有するキャビネット(90)をさらに
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の投影テレビジョン。
  20. 【請求項20】 少なくとも3つの前記画像プロジェクタ(4,6,8)よ
    り上に設けられた上部格納領域(84)と、少なくとも3つの前記画像プロジェ
    クタ(4,6,8)より下に設けられた下部格納領域(82)とを有するキャビ
    ネット(80)をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の投影テレビジ
    ョン。
  21. 【請求項21】 3つの前記画像プロジェクタ(4,6,8)の少なくとも
    1つは、前記陰極線管の少なくとも1つと前記角レンズの間、および前記角レン
    ズと前記画像スクリーン(22)の間に配設された少なくとも1つの中間レンズ
    を有することを特徴とする請求項1に記載の投影テレビジョン。
  22. 【請求項22】 3つの前記画像プロジェクタ(4,6,8)の少なくとも
    1つは、前記陰極線管の少なくとも1つと前記角レンズの間に配設された第1の
    中間レンズと、前記角レンズと前記画像スクリーン(22)の間に配設された第
    2の中間レンズとを有することを特徴とする請求項21に記載の投影テレビジョ
    ン。
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