JP2002374416A - 印刷装置及び濃度補正方法 - Google Patents
印刷装置及び濃度補正方法Info
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 濃度測定処理にかかる時間を増やすことな
く、複数の中間調処理の濃度補正を精度よく行うこと。 【解決手段】 ディザ1の中間調でパッチパターンを形
成して、用紙上に印刷し(S402)、印刷したディザ
1のパッチパターンの各濃度レベルの濃度値をスキャナ
119を用いて測定し(S403)、ディザ1の入力濃
度レベルに対する濃度特性を算出し(S404)、入力
濃度レベルを補正するディザ1の濃度補正テーブルを作
成し(S405)、ディザ1の濃度補正テーブルをRA
M113の濃度補正テーブル領域113cに設定する
(S406)。次に、ディザ2の中間調でパッチパター
ンを形成して、同様に、入力濃度レベルを補正するディ
ザ2の濃度補正テーブルを作成し(S413)、ディザ
2の濃度補正テーブルをRAM113の濃度補正テーブ
ル領域113cに設定する(S414)。
く、複数の中間調処理の濃度補正を精度よく行うこと。 【解決手段】 ディザ1の中間調でパッチパターンを形
成して、用紙上に印刷し(S402)、印刷したディザ
1のパッチパターンの各濃度レベルの濃度値をスキャナ
119を用いて測定し(S403)、ディザ1の入力濃
度レベルに対する濃度特性を算出し(S404)、入力
濃度レベルを補正するディザ1の濃度補正テーブルを作
成し(S405)、ディザ1の濃度補正テーブルをRA
M113の濃度補正テーブル領域113cに設定する
(S406)。次に、ディザ2の中間調でパッチパター
ンを形成して、同様に、入力濃度レベルを補正するディ
ザ2の濃度補正テーブルを作成し(S413)、ディザ
2の濃度補正テーブルをRAM113の濃度補正テーブ
ル領域113cに設定する(S414)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置及び濃度
補正方法に関し、より詳細には、複数の中間調処理を有
し、濃度補正を行いたいすべての中間調処理に対して繰
り返し濃度補正を行う濃度補正手段を備えた印刷装置及
び濃度補正方法に関する。
補正方法に関し、より詳細には、複数の中間調処理を有
し、濃度補正を行いたいすべての中間調処理に対して繰
り返し濃度補正を行う濃度補正手段を備えた印刷装置及
び濃度補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置において、経時変化の濃
度変動による色の変動をなくすための形成画像の濃度レ
ベルに対する濃度補正は、特定の1種類の中間調処理を
行った複数点の濃度レベルのパッチパターンを用紙上に
印刷し、スキャナなどの外部読み込み装置で濃度を測定
し、測定濃度値により測定を行った中間調処理の濃度特
性を求め、求められた濃度特性が、規定の濃度特性とな
るように濃度補正テーブルを作成し、その濃度補正テー
ブルを用いて濃度補正を行うようにしていた。また、測
定を行っていない中間調処理の濃度補正については、測
定を行った中間調処理の濃度補正テーブルを用いて行っ
ていた。
度変動による色の変動をなくすための形成画像の濃度レ
ベルに対する濃度補正は、特定の1種類の中間調処理を
行った複数点の濃度レベルのパッチパターンを用紙上に
印刷し、スキャナなどの外部読み込み装置で濃度を測定
し、測定濃度値により測定を行った中間調処理の濃度特
性を求め、求められた濃度特性が、規定の濃度特性とな
るように濃度補正テーブルを作成し、その濃度補正テー
ブルを用いて濃度補正を行うようにしていた。また、測
定を行っていない中間調処理の濃度補正については、測
定を行った中間調処理の濃度補正テーブルを用いて行っ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の印刷装置は、中間調処理の種類によって濃度
変動が異なるため、測定を行っていない中間調処理の濃
度補正の精度が不十分であるという問題があった。ま
た、中間調処理の種類毎に、複数回の濃度測定処理を行
うことは、印刷速度を低下させてしまうという問題があ
った。
うな従来の印刷装置は、中間調処理の種類によって濃度
変動が異なるため、測定を行っていない中間調処理の濃
度補正の精度が不十分であるという問題があった。ま
た、中間調処理の種類毎に、複数回の濃度測定処理を行
うことは、印刷速度を低下させてしまうという問題があ
った。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、濃度測定処理にか
かる時間を増やすことなく、複数の中間調処理の濃度補
正を精度よく行うことが可能となり、同時に複数の中間
調処理の濃度変動を測定することができ、複数の濃度補
正テーブルの耐久性を向上させることが可能な印刷装置
及び濃度補正方法を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、濃度測定処理にか
かる時間を増やすことなく、複数の中間調処理の濃度補
正を精度よく行うことが可能となり、同時に複数の中間
調処理の濃度変動を測定することができ、複数の濃度補
正テーブルの耐久性を向上させることが可能な印刷装置
及び濃度補正方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の
中間調処理を有し、濃度補正を行いたいすべての中間調
処理に対して繰り返し濃度補正を行う濃度補正手段を備
えた印刷装置において、前記濃度補正手段は、指定した
中間調処理の入力濃度レベルに対する濃度特性を得るの
に十分な数の濃度レベルのパッチパターンを用紙上に印
刷するパッチパターン印刷手段と、該パッチパターン印
刷手段により用紙上に印刷したパッチパターンの濃度を
測定するパッチパターン測定手段と、該パッチパターン
測定手段で測定した濃度値により、中間調処理の濃度特
性を求める濃度特性算出手段と、該濃度特性算出手段に
より算出した濃度特性が規定の濃度特性となるように、
中間調処理の入力濃度レベル補正テーブルを作成する濃
度補正テーブル作成手段と、該濃度補正テーブル作成手
段により作成した中間調処理の濃度補正テーブルを設定
する濃度補正テーブル設定手段とを備えたことを特徴と
する。
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の
中間調処理を有し、濃度補正を行いたいすべての中間調
処理に対して繰り返し濃度補正を行う濃度補正手段を備
えた印刷装置において、前記濃度補正手段は、指定した
中間調処理の入力濃度レベルに対する濃度特性を得るの
に十分な数の濃度レベルのパッチパターンを用紙上に印
刷するパッチパターン印刷手段と、該パッチパターン印
刷手段により用紙上に印刷したパッチパターンの濃度を
測定するパッチパターン測定手段と、該パッチパターン
測定手段で測定した濃度値により、中間調処理の濃度特
性を求める濃度特性算出手段と、該濃度特性算出手段に
より算出した濃度特性が規定の濃度特性となるように、
中間調処理の入力濃度レベル補正テーブルを作成する濃
度補正テーブル作成手段と、該濃度補正テーブル作成手
段により作成した中間調処理の濃度補正テーブルを設定
する濃度補正テーブル設定手段とを備えたことを特徴と
する。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記濃度補正手段により濃度補
正テーブルが設定される毎に中間調の種類と個数を設定
する濃度補正中間調設定手段と、前記パッチパターンを
形成可能な領域を前記濃度補正中間調設定手段により設
定された中間調の個数に分割し、各々の中間調領域とし
て割り当てるパッチパターン形成領域分割手段と、該パ
ッチパターン形成領域分割手段により割り当てられた領
域に、各々の中間調処理を行った数点の濃度レベルのパ
ッチパターンを形成するパッチパターン形成手段と、該
パッチパターン形成手段により形成したパッチパターン
をセンサを用いて濃度を測定する濃度測定手段とを有す
ることを特徴とする。
に記載の発明において、前記濃度補正手段により濃度補
正テーブルが設定される毎に中間調の種類と個数を設定
する濃度補正中間調設定手段と、前記パッチパターンを
形成可能な領域を前記濃度補正中間調設定手段により設
定された中間調の個数に分割し、各々の中間調領域とし
て割り当てるパッチパターン形成領域分割手段と、該パ
ッチパターン形成領域分割手段により割り当てられた領
域に、各々の中間調処理を行った数点の濃度レベルのパ
ッチパターンを形成するパッチパターン形成手段と、該
パッチパターン形成手段により形成したパッチパターン
をセンサを用いて濃度を測定する濃度測定手段とを有す
ることを特徴とする。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明において、補正を行いたいすべての中間調
処理に対して、前記濃度補正手段により濃度補正テーブ
ルが設定された時点で濃度測定を行い、前記濃度測定手
段により濃度測定した各々の中間調の濃度レベルが、対
応する中間調の濃度補正テーブルによりどの濃度レベル
に補正されているかを求め、前記濃度測定手段により測
定された各々の中間調のセンサ測定値を、それぞれ、各
々の中間調の基準濃度レベルとセンサ基準値とするセン
サ基準値決定手段とを有することを特徴とする。
に記載の発明において、補正を行いたいすべての中間調
処理に対して、前記濃度補正手段により濃度補正テーブ
ルが設定された時点で濃度測定を行い、前記濃度測定手
段により濃度測定した各々の中間調の濃度レベルが、対
応する中間調の濃度補正テーブルによりどの濃度レベル
に補正されているかを求め、前記濃度測定手段により測
定された各々の中間調のセンサ測定値を、それぞれ、各
々の中間調の基準濃度レベルとセンサ基準値とするセン
サ基準値決定手段とを有することを特徴とする。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の発明において、前記センサ基準値決定手段が行
われた以降、前記濃度測定手段は規定のタイミングで行
われ、測定された各々の中間調のセンサ測定値と前記セ
ンサ基準値とを比較し、その増減により各々の中間調の
濃度変動量を算出する濃度変動量算出手段と、該濃度変
動量算出手段により算出された濃度変動量により、各々
の中間調の濃度特性が規定の濃度特性となるように、対
応する中間調の前記濃度補正テーブルを補正する濃度補
正テーブル補正手段とを有することを特徴とする。
に記載の発明において、前記センサ基準値決定手段が行
われた以降、前記濃度測定手段は規定のタイミングで行
われ、測定された各々の中間調のセンサ測定値と前記セ
ンサ基準値とを比較し、その増減により各々の中間調の
濃度変動量を算出する濃度変動量算出手段と、該濃度変
動量算出手段により算出された濃度変動量により、各々
の中間調の濃度特性が規定の濃度特性となるように、対
応する中間調の前記濃度補正テーブルを補正する濃度補
正テーブル補正手段とを有することを特徴とする。
【0009】また、請求項5に記載の発明は、複数の中
間調処理を有し、濃度補正を行いたいすべての中間調処
理に対して繰り返し濃度補正を行う濃度補正ステップを
備えた印刷装置における濃度補正方法において、指定し
た中間調処理の入力濃度レベルに対する濃度特性を得る
のに十分な数の濃度レベルのパッチパターンを用紙上に
印刷するパッチパターン印刷ステップと、該パッチパタ
ーン印刷ステップにより用紙上に印刷したパッチパター
ンの濃度を測定するパッチパターン測定ステップと、該
パッチパターン測定ステップで測定した濃度値により、
中間調処理の濃度特性を求める濃度特性算出ステップ
と、該濃度特性算出ステップにより算出した濃度特性が
規定の濃度特性となるように、中間調処理の入力濃度レ
ベル補正テーブルを作成する濃度補正テーブル作成ステ
ップと、該濃度補正テーブル作成ステップにより作成し
た中間調処理の濃度補正テーブルを設定する濃度補正テ
ーブル設定ステップとを備えたことを特徴とする。
間調処理を有し、濃度補正を行いたいすべての中間調処
理に対して繰り返し濃度補正を行う濃度補正ステップを
備えた印刷装置における濃度補正方法において、指定し
た中間調処理の入力濃度レベルに対する濃度特性を得る
のに十分な数の濃度レベルのパッチパターンを用紙上に
印刷するパッチパターン印刷ステップと、該パッチパタ
ーン印刷ステップにより用紙上に印刷したパッチパター
ンの濃度を測定するパッチパターン測定ステップと、該
パッチパターン測定ステップで測定した濃度値により、
中間調処理の濃度特性を求める濃度特性算出ステップ
と、該濃度特性算出ステップにより算出した濃度特性が
規定の濃度特性となるように、中間調処理の入力濃度レ
ベル補正テーブルを作成する濃度補正テーブル作成ステ
ップと、該濃度補正テーブル作成ステップにより作成し
た中間調処理の濃度補正テーブルを設定する濃度補正テ
ーブル設定ステップとを備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の発明において、前記濃度補正ステップにより濃
度補正テーブルが設定される毎に中間調の種類と個数を
設定する濃度補正中間調設定ステップと、前記パッチパ
ターンを形成可能な領域を前記濃度補正中間調設定ステ
ップにより設定された中間調の個数に分割し、各々の中
間調領域として割り当てるパッチパターン形成領域分割
ステップと、該パッチパターン形成領域分割ステップに
より割り当てられた領域に、各々の中間調処理を行った
数点の濃度レベルのパッチパターンを形成するパッチパ
ターン形成ステップと、該パッチパターン形成ステップ
により形成したパッチパターンをセンサを用いて濃度を
測定する濃度測定ステップとを有することを特徴とす
る。
に記載の発明において、前記濃度補正ステップにより濃
度補正テーブルが設定される毎に中間調の種類と個数を
設定する濃度補正中間調設定ステップと、前記パッチパ
ターンを形成可能な領域を前記濃度補正中間調設定ステ
ップにより設定された中間調の個数に分割し、各々の中
間調領域として割り当てるパッチパターン形成領域分割
ステップと、該パッチパターン形成領域分割ステップに
より割り当てられた領域に、各々の中間調処理を行った
数点の濃度レベルのパッチパターンを形成するパッチパ
ターン形成ステップと、該パッチパターン形成ステップ
により形成したパッチパターンをセンサを用いて濃度を
測定する濃度測定ステップとを有することを特徴とす
る。
【0011】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の発明において、補正を行いたいすべての中間調
処理に対して、前記濃度補正ステップにより濃度補正テ
ーブルが設定された時点で濃度測定を行い、前記濃度測
定ステップにより濃度測定した各々の中間調の濃度レベ
ルが、対応する中間調の濃度補正テーブルによりどの濃
度レベルに補正されているかを求め、前記濃度測定ステ
ップにより測定された各々の中間調のセンサ測定値を、
それぞれ、各々の中間調の基準濃度レベルとセンサ基準
値とするセンサ基準値決定ステップとを有することを特
徴とする。
に記載の発明において、補正を行いたいすべての中間調
処理に対して、前記濃度補正ステップにより濃度補正テ
ーブルが設定された時点で濃度測定を行い、前記濃度測
定ステップにより濃度測定した各々の中間調の濃度レベ
ルが、対応する中間調の濃度補正テーブルによりどの濃
度レベルに補正されているかを求め、前記濃度測定ステ
ップにより測定された各々の中間調のセンサ測定値を、
それぞれ、各々の中間調の基準濃度レベルとセンサ基準
値とするセンサ基準値決定ステップとを有することを特
徴とする。
【0012】また、請求項8に記載の発明は、請求項7
に記載の発明において、前記センサ基準値決定ステップ
が行われた以降、前記濃度測定ステップは規定のタイミ
ングで行われ、測定された各々の中間調のセンサ測定値
と前記センサ基準値とを比較し、その増減により各々の
中間調の濃度変動量を算出する濃度変動量算出ステップ
と、該濃度変動量算出ステップにより算出された濃度変
動量により、各々の中間調の濃度特性が規定の濃度特性
となるように、対応する中間調の前記濃度補正テーブル
を補正する濃度補正テーブル補正ステップとを有するこ
とを特徴とする。
に記載の発明において、前記センサ基準値決定ステップ
が行われた以降、前記濃度測定ステップは規定のタイミ
ングで行われ、測定された各々の中間調のセンサ測定値
と前記センサ基準値とを比較し、その増減により各々の
中間調の濃度変動量を算出する濃度変動量算出ステップ
と、該濃度変動量算出ステップにより算出された濃度変
動量により、各々の中間調の濃度特性が規定の濃度特性
となるように、対応する中間調の前記濃度補正テーブル
を補正する濃度補正テーブル補正ステップとを有するこ
とを特徴とする。
【0013】また、請求項9に記載の発明は、コンピュ
ータに請求項5乃至8いずれかに記載の各ステップを実
行するためのプログラムである。
ータに請求項5乃至8いずれかに記載の各ステップを実
行するためのプログラムである。
【0014】本発明は、このような構成により、濃度測
定処理にかかる時間を増やすことなく、複数の中間調処
理の濃度補正を精度よく行うことが可能となる。また、
印刷装置内において、同時に複数の中間調処理の濃度変
動を測定することができ、複数の濃度補正テーブルの耐
久性を向上させることが可能となる。
定処理にかかる時間を増やすことなく、複数の中間調処
理の濃度補正を精度よく行うことが可能となる。また、
印刷装置内において、同時に複数の中間調処理の濃度変
動を測定することができ、複数の濃度補正テーブルの耐
久性を向上させることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について説明する。図1は、本発明の印刷装置(以
下、プリンタという)の一実施形態における制御構成を
説明するためのブロック図で、図中符号101はホスト
コンピュータで、色情報や文字、図形、イメージ画像、
コピー枚数などの印刷処理を行なう印刷情報をプリンタ
102へ送出するものである。119はスキャナで、後
述する濃度補正用スキャナパッチパターンの濃度を測定
するものである。
施例について説明する。図1は、本発明の印刷装置(以
下、プリンタという)の一実施形態における制御構成を
説明するためのブロック図で、図中符号101はホスト
コンピュータで、色情報や文字、図形、イメージ画像、
コピー枚数などの印刷処理を行なう印刷情報をプリンタ
102へ送出するものである。119はスキャナで、後
述する濃度補正用スキャナパッチパターンの濃度を測定
するものである。
【0016】プリンタ102は、画像処理部103と、
画像処理部103から送出された画像信号の基づいて実
際の画像形成を行なうプリンタエンジン114と、濃度
レベルの濃度値を測定する濃度測定部115に大別され
る。
画像処理部103から送出された画像信号の基づいて実
際の画像形成を行なうプリンタエンジン114と、濃度
レベルの濃度値を測定する濃度測定部115に大別され
る。
【0017】以下、画像処理部における主な構成及びそ
の動作について説明する。画像処理部103において、
104はホストコンピュータ101との印刷情報の送受
信を制御するインターフェイス、105は入力された印
刷情報を保持する受信バッファである。オブジェクト生
成部106において、ホストコンピュータ101から入
力された印刷情報である、色、文字、図形、イメージ画
像等の情報を中間情報(以下、オブジェクトという)に
変換し、オブジェクトバッファ107に格納される。こ
の時、印刷情報がグレーレベル設定、カラーレベル設
定、多値イメージ画像等の色関連データの場合は、後述
するデータ補正部116において濃度補正テーブルを用
いて濃度レベルの補正を行う。
の動作について説明する。画像処理部103において、
104はホストコンピュータ101との印刷情報の送受
信を制御するインターフェイス、105は入力された印
刷情報を保持する受信バッファである。オブジェクト生
成部106において、ホストコンピュータ101から入
力された印刷情報である、色、文字、図形、イメージ画
像等の情報を中間情報(以下、オブジェクトという)に
変換し、オブジェクトバッファ107に格納される。こ
の時、印刷情報がグレーレベル設定、カラーレベル設
定、多値イメージ画像等の色関連データの場合は、後述
するデータ補正部116において濃度補正テーブルを用
いて濃度レベルの補正を行う。
【0018】次に、オブジェクトバッファ107に格納
されたオブジェクトに基づいて、レンダリング部108
において描画対象となるビットイメージを生成する。こ
の際に、ディザ処理部110において、中間調処理を行
い出力階調に落とす。生成されたビットイメージは、バ
ンドバッファ109に格納される。このようにして、バ
ンドバッファ109に格納されたビットイメージは、プ
リンタエンジン114の送出されて記録媒体上に形成さ
れる。
されたオブジェクトに基づいて、レンダリング部108
において描画対象となるビットイメージを生成する。こ
の際に、ディザ処理部110において、中間調処理を行
い出力階調に落とす。生成されたビットイメージは、バ
ンドバッファ109に格納される。このようにして、バ
ンドバッファ109に格納されたビットイメージは、プ
リンタエンジン114の送出されて記録媒体上に形成さ
れる。
【0019】また、112は中央演算処理装置(CP
U)で、ROM111に格納されたプログラムにしたが
って各種処理の判断、制御を行なう。111はROM
(リードオンリメモリ)であり、図2、図4、図6、図
7、図12、図14のフローチャートに示すプログラム
を含む各種制御プログラム111aを格納している。
U)で、ROM111に格納されたプログラムにしたが
って各種処理の判断、制御を行なう。111はROM
(リードオンリメモリ)であり、図2、図4、図6、図
7、図12、図14のフローチャートに示すプログラム
を含む各種制御プログラム111aを格納している。
【0020】符号113は、CPU112がROM11
1に格納されたプログラムに従って各処理の判断制御を
行なうためのデータやステータス情報、後述する中間調
指定データ113b、濃度補正テーブル113cを格納
し、作業領域として使用されるRAM(ランダムアクセ
スメモリ)である。
1に格納されたプログラムに従って各処理の判断制御を
行なうためのデータやステータス情報、後述する中間調
指定データ113b、濃度補正テーブル113cを格納
し、作業領域として使用されるRAM(ランダムアクセ
スメモリ)である。
【0021】また、スキャナ119で測定したスキャナ
パッチパターンの濃度値を、後述するスキャナ濃度補正
部120において、濃度補正テーブルを作成してRAM
113の濃度補正テーブル領域113cに格納し、測定
を行った中間調の種類と個数をRAM113の中間調指
定領域113bに設定する。後述する濃度測定パターン
形成部118で、指定された中間調の複数の濃度レベル
のパッチパターンを形成し、濃度測定部115におい
て、濃度測定パターン形成部で形成したパッチパターン
の濃度値をセンサを用いて測定し、後述する濃度補正テ
ーブル補正部117において測定値から濃度変動量を求
め、濃度補正テーブルの補正を行い、データ補正部11
6において、データの濃度補正を行う。
パッチパターンの濃度値を、後述するスキャナ濃度補正
部120において、濃度補正テーブルを作成してRAM
113の濃度補正テーブル領域113cに格納し、測定
を行った中間調の種類と個数をRAM113の中間調指
定領域113bに設定する。後述する濃度測定パターン
形成部118で、指定された中間調の複数の濃度レベル
のパッチパターンを形成し、濃度測定部115におい
て、濃度測定パターン形成部で形成したパッチパターン
の濃度値をセンサを用いて測定し、後述する濃度補正テ
ーブル補正部117において測定値から濃度変動量を求
め、濃度補正テーブルの補正を行い、データ補正部11
6において、データの濃度補正を行う。
【0022】以下、図2に示したフローチャートを参照
して、本実施形態における印刷処理について説明する。
なお、図2に示すフローチャートに示す処理を実現する
制御プログラムは、上述したように、ROM111に格
納されており、CPU112によって実行される。
して、本実施形態における印刷処理について説明する。
なお、図2に示すフローチャートに示す処理を実現する
制御プログラムは、上述したように、ROM111に格
納されており、CPU112によって実行される。
【0023】図2において、まず、ホストコンピュータ
101より印刷データを受け取り(S201)、受信バ
ッファ105で保持する(S202)。そして、受信バ
ッファ105から1処理単位分のデータを取り出し(S
203)、全てのデータ取り出しが終了したか否かを判
断する(S204)。そして、終了していないと判断さ
れた場合には、1ページ分のデータ処理が終了したか否
かを判断する(S205)。
101より印刷データを受け取り(S201)、受信バ
ッファ105で保持する(S202)。そして、受信バ
ッファ105から1処理単位分のデータを取り出し(S
203)、全てのデータ取り出しが終了したか否かを判
断する(S204)。そして、終了していないと判断さ
れた場合には、1ページ分のデータ処理が終了したか否
かを判断する(S205)。
【0024】終了していないと判断された場合には、印
刷データが色情報やカラーイメージ画像等の色関連デー
タであるか否かを判断する(S206)。色関連データ
であると判断された場合は、データ補正部116におい
て、濃度レベルを濃度補正テーブルを用いて補正する
(S207)。そして、オブジェクトを作成し(S20
8)、オブジェクトバッファ119に格納し(S20
9)、次のデータを取り出すためにステップS323に
戻る。
刷データが色情報やカラーイメージ画像等の色関連デー
タであるか否かを判断する(S206)。色関連データ
であると判断された場合は、データ補正部116におい
て、濃度レベルを濃度補正テーブルを用いて補正する
(S207)。そして、オブジェクトを作成し(S20
8)、オブジェクトバッファ119に格納し(S20
9)、次のデータを取り出すためにステップS323に
戻る。
【0025】一方、ステップS206において、色関連
データでないと判断された場合は、文字、図形等のマス
クデータであるか否かを判断する(S210)。マスク
データであると判断された場合は、マスクデータのオブ
ジェクトを作成し(S208)、ステップS209に戻
る。一方、マスクデータでないと判断された場合は、デ
ータの種類に応じた印刷データ処理を行ない(S21
1)、ステップS203に戻る。
データでないと判断された場合は、文字、図形等のマス
クデータであるか否かを判断する(S210)。マスク
データであると判断された場合は、マスクデータのオブ
ジェクトを作成し(S208)、ステップS209に戻
る。一方、マスクデータでないと判断された場合は、デ
ータの種類に応じた印刷データ処理を行ない(S21
1)、ステップS203に戻る。
【0026】また、ステップS205において、1ペー
ジのデータが終了したと判断された場合は、オブジェク
トバッファ107に保持されたオブジェクトに基づいて
レンダリング処理を行ない(S212)、ビットイメー
ジをプリンタエンジン114に送信して用紙上に印刷す
る印刷処理を行なう(S213)。また、ステップS2
04において、データが終了であると判断された場合
は、処理を終了する。
ジのデータが終了したと判断された場合は、オブジェク
トバッファ107に保持されたオブジェクトに基づいて
レンダリング処理を行ない(S212)、ビットイメー
ジをプリンタエンジン114に送信して用紙上に印刷す
る印刷処理を行なう(S213)。また、ステップS2
04において、データが終了であると判断された場合
は、処理を終了する。
【0027】次に、図3〜図6を参照して、本実施形態
におけるスキャナ濃度補正処理について説明する。な
お、本実施例では、濃度補正を行う中間調処理は、ディ
ザ1、ディザ2の2種類とする。
におけるスキャナ濃度補正処理について説明する。な
お、本実施例では、濃度補正を行う中間調処理は、ディ
ザ1、ディザ2の2種類とする。
【0028】図3は、スキャナ濃度補正用パッチパター
ンの一例を示す図である。用紙上に、Y,M,C,Kの
印刷領域をもち、各色の領域に、補正を行う中間調の入
力濃度レベル2%きざみのパッチパターンを形成する。
このパッチパターンはホストコンピュータからのコマン
ドや印刷装置のテストプリント機能により、用紙上に印
刷される。
ンの一例を示す図である。用紙上に、Y,M,C,Kの
印刷領域をもち、各色の領域に、補正を行う中間調の入
力濃度レベル2%きざみのパッチパターンを形成する。
このパッチパターンはホストコンピュータからのコマン
ドや印刷装置のテストプリント機能により、用紙上に印
刷される。
【0029】図4は、スキャナ濃度補正処理を示すフロ
ーチャートである。まず、ディザ1の中間調について補
正を行う否かを判断し(S401)、補正を行うと判断
された場合は、ディザ1の中間調で、図3に示したパッ
チパターンを形成して、用紙上に印刷し(S402)、
印刷したディザ1のパッチパターンの各濃度レベルの濃
度値をスキャナ119を用いて測定し(S403)、パ
ッチパターンの各濃度レベルの測定濃度値より、ディザ
1の入力濃度レベルに対する濃度特性を算出し(S40
4)、濃度特性が規定の濃度特性となるよう入力濃度レ
ベルを補正するディザ1の濃度補正テーブルを作成し
(S405)、ディザ1の濃度補正テーブルをRAM1
13の濃度補正テーブル領域113cに設定する(S4
06)。そして、中間調指定領域113bに濃度補正を
行った中間調の種類としてディザ1を追加し(S40
7)、補正を行った個数をカウントアップする(S40
8)。
ーチャートである。まず、ディザ1の中間調について補
正を行う否かを判断し(S401)、補正を行うと判断
された場合は、ディザ1の中間調で、図3に示したパッ
チパターンを形成して、用紙上に印刷し(S402)、
印刷したディザ1のパッチパターンの各濃度レベルの濃
度値をスキャナ119を用いて測定し(S403)、パ
ッチパターンの各濃度レベルの測定濃度値より、ディザ
1の入力濃度レベルに対する濃度特性を算出し(S40
4)、濃度特性が規定の濃度特性となるよう入力濃度レ
ベルを補正するディザ1の濃度補正テーブルを作成し
(S405)、ディザ1の濃度補正テーブルをRAM1
13の濃度補正テーブル領域113cに設定する(S4
06)。そして、中間調指定領域113bに濃度補正を
行った中間調の種類としてディザ1を追加し(S40
7)、補正を行った個数をカウントアップする(S40
8)。
【0030】次に、ディザ2の中間調について補正を行
う否かを判断し(S409)、補正を行うと判断された
場合は、ディザ2の中間調で、図3に示したパッチパタ
ーンを形成して、用紙上に印刷し(S410)、印刷し
たディザ2のパッチパターンの各濃度レベルの濃度値を
スキャナ119を用いて測定し(S411)、パッチパ
ターンの各濃度レベルの測定濃度値より、ディザ2の入
力濃度レベルに対する濃度特性を算出し(S412)、
濃度特性が規定の濃度特性となるよう入力濃度レベルを
補正するディザ2の濃度補正テーブルを作成し(S41
3)、ディザ2の濃度補正テーブルをRAM113の濃
度補正テーブル領域113cに設定する(S414)。
そして、中間調指定領域113bに濃度補正を行った中
間調の種類としてディザ2を追加し(S415)、補正
を行った個数をカウントアップする(S416)。
う否かを判断し(S409)、補正を行うと判断された
場合は、ディザ2の中間調で、図3に示したパッチパタ
ーンを形成して、用紙上に印刷し(S410)、印刷し
たディザ2のパッチパターンの各濃度レベルの濃度値を
スキャナ119を用いて測定し(S411)、パッチパ
ターンの各濃度レベルの測定濃度値より、ディザ2の入
力濃度レベルに対する濃度特性を算出し(S412)、
濃度特性が規定の濃度特性となるよう入力濃度レベルを
補正するディザ2の濃度補正テーブルを作成し(S41
3)、ディザ2の濃度補正テーブルをRAM113の濃
度補正テーブル領域113cに設定する(S414)。
そして、中間調指定領域113bに濃度補正を行った中
間調の種類としてディザ2を追加し(S415)、補正
を行った個数をカウントアップする(S416)。
【0031】一方、ステップS401において、ディザ
1の補正を行わないと判断された場合は、ステップS4
09に進む。また、ステップS409において、ディザ
2の補正を行わないと判断された場合は、処理を終了す
る。
1の補正を行わないと判断された場合は、ステップS4
09に進む。また、ステップS409において、ディザ
2の補正を行わないと判断された場合は、処理を終了す
る。
【0032】図5は、濃度特性の一例を示す図で、図5
(a)の実線は、図4のステップ404に示した図3の
パッチパターンを印刷してスキャナで測定し、ディザ1
の測定濃度値より得られた入力濃度レベルに対する濃度
特性である。図5(a)の波線はあらかじめ定めた規定
の濃度特性で、リニアな特性である。図5(a)の実線
で示すディザ1の濃度特性を図5(a)の波線で示すリ
ニア特性にするため、図5(b)の実線に示すように、
入力濃度レベルを補正濃度レベルに置き換える濃度補正
テーブルを作成する(ディザ1用の濃度補正テーブ
ル)。ディザ2の濃度測定値についても、同様に濃度特
性を算出し、ディザ2用の濃度補正テーブルを作成す
る。
(a)の実線は、図4のステップ404に示した図3の
パッチパターンを印刷してスキャナで測定し、ディザ1
の測定濃度値より得られた入力濃度レベルに対する濃度
特性である。図5(a)の波線はあらかじめ定めた規定
の濃度特性で、リニアな特性である。図5(a)の実線
で示すディザ1の濃度特性を図5(a)の波線で示すリ
ニア特性にするため、図5(b)の実線に示すように、
入力濃度レベルを補正濃度レベルに置き換える濃度補正
テーブルを作成する(ディザ1用の濃度補正テーブ
ル)。ディザ2の濃度測定値についても、同様に濃度特
性を算出し、ディザ2用の濃度補正テーブルを作成す
る。
【0033】次に、図6〜図11を参照して、本実施形
態における印刷装置内の濃度測定処理について説明す
る。図6は、濃度測定処理の一例を示すフローチャート
である。まず、濃度測定を行うパッチパターンを形成す
る(S601)。形成したパッチパターンをプリンタ内
のセンサで濃度測定する(S602)。
態における印刷装置内の濃度測定処理について説明す
る。図6は、濃度測定処理の一例を示すフローチャート
である。まず、濃度測定を行うパッチパターンを形成す
る(S601)。形成したパッチパターンをプリンタ内
のセンサで濃度測定する(S602)。
【0034】図7は、図6のパッチパターン形成処理
(S601)を示すフローチャートである。図4のステ
ップ408で示したように中間調指定データ113bに
はスキャナ濃度補正を行ったディザ1とディザ2の2種
類のディザが指定されている(S701)。そして、プ
リンタの濃度測定のパッチパターン形成領域が、図8に
示すような各色8点のパッチパターンを形成可能な領域
の場合、図9に示すように、上部4点と下部4点の2つ
に分割し、それぞれ上部をディザ1の領域、下部をディ
ザ2の領域として割り当てる(S702)。そして、図
10に示すように、上部領域には、ディザ1による濃度
レベル20%、40%、60%、80%のパッチパター
ンを形成し、下部領域には、ディザ2による濃度レベル
20%、40%、60%、80%のパッチパターンを形
成する(S703)。
(S601)を示すフローチャートである。図4のステ
ップ408で示したように中間調指定データ113bに
はスキャナ濃度補正を行ったディザ1とディザ2の2種
類のディザが指定されている(S701)。そして、プ
リンタの濃度測定のパッチパターン形成領域が、図8に
示すような各色8点のパッチパターンを形成可能な領域
の場合、図9に示すように、上部4点と下部4点の2つ
に分割し、それぞれ上部をディザ1の領域、下部をディ
ザ2の領域として割り当てる(S702)。そして、図
10に示すように、上部領域には、ディザ1による濃度
レベル20%、40%、60%、80%のパッチパター
ンを形成し、下部領域には、ディザ2による濃度レベル
20%、40%、60%、80%のパッチパターンを形
成する(S703)。
【0035】図11は、図6の濃度測定処理(S60
2)の一例を示す図である。プリンタ102内におい
て、中間転写体1101上に、前述したパッチパターン
形成領域に形成したパッチパターン(図10)を、セン
サ1102で濃度を測定し、測定した濃度値は画像処理
部103送られる。なお、濃度測定処理は、図4に示し
たスキャナ濃度補正処理と連続して行われる場合と、電
源ON、規定印刷枚数、例えば、電源ONから50枚印
刷後や200枚印刷毎などの予め規定した枚数印刷後、
規定時間、例えば、30分経過毎などの予め規定した経
過時間、機内温度、湿度等の環境変動などタイミングで
行われる。
2)の一例を示す図である。プリンタ102内におい
て、中間転写体1101上に、前述したパッチパターン
形成領域に形成したパッチパターン(図10)を、セン
サ1102で濃度を測定し、測定した濃度値は画像処理
部103送られる。なお、濃度測定処理は、図4に示し
たスキャナ濃度補正処理と連続して行われる場合と、電
源ON、規定印刷枚数、例えば、電源ONから50枚印
刷後や200枚印刷毎などの予め規定した枚数印刷後、
規定時間、例えば、30分経過毎などの予め規定した経
過時間、機内温度、湿度等の環境変動などタイミングで
行われる。
【0036】図12は、センサ基準値設定処理の一例を
示すフローチャートである。センサ基準値設定処理は、
図4に示したセンサ濃度補正処理と連続して行なわれる
図6に示した濃度測定処理で測定した濃度レベル値とセ
ンサ測定濃度値を濃度測定部115より受け取り(S1
201)、まずは、ディザ1の濃度レベル値を図5
(b)の補正濃度レベル軸の補正濃度レベル値とし、そ
の補正濃度レベル値に対応する図5(b)の入力濃度レ
ベル軸の入力濃度レベル値を求め、ディザ1の基準濃度
レベルとし(S1202)、同時にセンサ測定値をディ
ザ1のセンサ基準値として設定する(S1203)。
示すフローチャートである。センサ基準値設定処理は、
図4に示したセンサ濃度補正処理と連続して行なわれる
図6に示した濃度測定処理で測定した濃度レベル値とセ
ンサ測定濃度値を濃度測定部115より受け取り(S1
201)、まずは、ディザ1の濃度レベル値を図5
(b)の補正濃度レベル軸の補正濃度レベル値とし、そ
の補正濃度レベル値に対応する図5(b)の入力濃度レ
ベル軸の入力濃度レベル値を求め、ディザ1の基準濃度
レベルとし(S1202)、同時にセンサ測定値をディ
ザ1のセンサ基準値として設定する(S1203)。
【0037】センサ基準値は、図13に示す●(黒点)
となる。このセンサ基準値設定処理は、ディザ2の測定
した濃度レベル値とセンサ測定濃度値についても、同様
にディザ2の基準濃度レベルとをセンサ基準値を設定す
る。
となる。このセンサ基準値設定処理は、ディザ2の測定
した濃度レベル値とセンサ測定濃度値についても、同様
にディザ2の基準濃度レベルとをセンサ基準値を設定す
る。
【0038】次に、図14及び図15を参照して、図1
に示した濃度補正テーブル補正部の動作について説明す
る。図14は、濃度補正テーブル補正処理を示すフロー
チャートで、濃度測定部115よりセンサ測定値を受け
取り(S1401)、まずはディザ1について、図12
に示したセンサ基準値設定処理で設定した同濃度レベル
のセンサ基準値と比較し、センサ基準値からの濃度変動
量を求め(S1402)、濃度変動量より、濃度補正テ
ーブルによる補正した濃度特性を求め、濃度特性が規定
の濃度特性(リニア特性)となるようにディザ1の濃度
補正テーブルの補正を行う(S1403)。ディザ2に
ついても同様に、ディザ2の濃度補正テーブルの補正を
行う。
に示した濃度補正テーブル補正部の動作について説明す
る。図14は、濃度補正テーブル補正処理を示すフロー
チャートで、濃度測定部115よりセンサ測定値を受け
取り(S1401)、まずはディザ1について、図12
に示したセンサ基準値設定処理で設定した同濃度レベル
のセンサ基準値と比較し、センサ基準値からの濃度変動
量を求め(S1402)、濃度変動量より、濃度補正テ
ーブルによる補正した濃度特性を求め、濃度特性が規定
の濃度特性(リニア特性)となるようにディザ1の濃度
補正テーブルの補正を行う(S1403)。ディザ2に
ついても同様に、ディザ2の濃度補正テーブルの補正を
行う。
【0039】図15は、濃度補正テーブル補正処理の一
例を示したものである。図15(a)の横軸は入力濃度
レベルを示す、縦軸は濃度補正テーブルにより補正した
濃度値を示す。波線は濃度補正テーブル作成時の濃度特
性であり、規定の濃度特性となる。波線上の●はセンサ
基準値を示し、○(白点)はセンサ測定値である。セン
サ基準値●とセンサ測定値○の濃度差が濃度変動量であ
る。この濃度変動量から、現在の濃度補正テーブルによ
り補正された濃度特性は、図15(a)の実線に示す濃
度特性となる。
例を示したものである。図15(a)の横軸は入力濃度
レベルを示す、縦軸は濃度補正テーブルにより補正した
濃度値を示す。波線は濃度補正テーブル作成時の濃度特
性であり、規定の濃度特性となる。波線上の●はセンサ
基準値を示し、○(白点)はセンサ測定値である。セン
サ基準値●とセンサ測定値○の濃度差が濃度変動量であ
る。この濃度変動量から、現在の濃度補正テーブルによ
り補正された濃度特性は、図15(a)の実線に示す濃
度特性となる。
【0040】図15(a)の実線で示す濃度特性が規定
の濃度特性(リニア特性)となるように補正を行うと、
図15(b)の実線で示す濃度補正テーブルとなる。図
15(b)の実線で示す濃度補正テーブルは、図15
(b)の実線で示す濃度補正テーブルで補正された入力
濃度レベルの補正テーブルであり、図15(b)の実線
で示す濃度補正テーブルと、図5(b)の実線で示す濃
度補正テーブルとを合成することにより、濃度補正テー
ブルの補正を行うと、図15(c)の実線で示す濃度補
正テーブルとなる。
の濃度特性(リニア特性)となるように補正を行うと、
図15(b)の実線で示す濃度補正テーブルとなる。図
15(b)の実線で示す濃度補正テーブルは、図15
(b)の実線で示す濃度補正テーブルで補正された入力
濃度レベルの補正テーブルであり、図15(b)の実線
で示す濃度補正テーブルと、図5(b)の実線で示す濃
度補正テーブルとを合成することにより、濃度補正テー
ブルの補正を行うと、図15(c)の実線で示す濃度補
正テーブルとなる。
【0041】ホストコンピュータから入力された色デー
タをYMCKデータに変換し、指定されている中間調処
理の濃度補正テーブル(図15(b)の実線)を用いて
濃度レベルを補正することにより、常に標準の濃度特性
の色で印刷が可能になる。
タをYMCKデータに変換し、指定されている中間調処
理の濃度補正テーブル(図15(b)の実線)を用いて
濃度レベルを補正することにより、常に標準の濃度特性
の色で印刷が可能になる。
【0042】このように本発明は、複数の中間調処理を
もち、濃度補正を行いたいすべての中間調処理に対して
繰り返してスキャナ濃度補正行い、スキャナ濃度補正
は、指定した中間調処理の入力濃度レベルに対する濃度
特性を得るのに十分な数の濃度レベルのパッチパターン
を用紙上に印刷し、印刷したパッチパターンをスキャナ
を用いて濃度を測定し、測定した濃度値により、中間調
処理の濃度特性を算出し、算出した濃度特性が規定の濃
度特性となるよう中間調処理の入力濃度レベル補正テー
ブルを作成し、作成した中間調処理の濃度補正テーブル
を印刷装置に設定し、印刷装置内において、スキャナ濃
度補正により濃度補正テーブルが設定される毎に中間調
の種類と個数を設定し、印刷装置内にパッチパターンを
形成可能な領域を、設定された中間調の個数に分割し各
々の中間調領域として割り当て、割り当てられた領域に
各々の中間調処理を行った数点の濃度レベルのパッチパ
ターンを形成し、形成したパッチパターンをセンサを用
いて濃度を測定し、補正を行いたいすべての中間調処理
に対して、濃度補正テーブルが設定された時点で、濃度
測定を行い、測定した各々の中間調の濃度レベルが、対
応する中間調の濃度補正テーブルによりどの濃度レベル
に補正されているかも求め、測定された各々の中間調の
センサ測定値を、それぞれ、各々の中間調の基準濃度レ
ベルとセンサ基準値とし、濃度測定は規定のタイミング
で行われ、測定された各々の中間調のセンサ測定値とセ
ンサ基準値を比較し、その増減により各々の中間調の濃
度変動量を算出し、算出された濃度変動量により、各々
の中間調の濃度特性が規定の濃度特性となるように、対
応する中間調の前記濃度補正テーブルを補正することに
より、濃度測定処理にかかる時間を増やすことなく、複
数の中間調処理の濃度補正を精度よく行うことが可能と
なる。また、印刷装置内において、同時に複数の中間調
処理の濃度変動を測定することができ、複数の濃度補正
テーブルの耐久性を向上させることが可能となる。
もち、濃度補正を行いたいすべての中間調処理に対して
繰り返してスキャナ濃度補正行い、スキャナ濃度補正
は、指定した中間調処理の入力濃度レベルに対する濃度
特性を得るのに十分な数の濃度レベルのパッチパターン
を用紙上に印刷し、印刷したパッチパターンをスキャナ
を用いて濃度を測定し、測定した濃度値により、中間調
処理の濃度特性を算出し、算出した濃度特性が規定の濃
度特性となるよう中間調処理の入力濃度レベル補正テー
ブルを作成し、作成した中間調処理の濃度補正テーブル
を印刷装置に設定し、印刷装置内において、スキャナ濃
度補正により濃度補正テーブルが設定される毎に中間調
の種類と個数を設定し、印刷装置内にパッチパターンを
形成可能な領域を、設定された中間調の個数に分割し各
々の中間調領域として割り当て、割り当てられた領域に
各々の中間調処理を行った数点の濃度レベルのパッチパ
ターンを形成し、形成したパッチパターンをセンサを用
いて濃度を測定し、補正を行いたいすべての中間調処理
に対して、濃度補正テーブルが設定された時点で、濃度
測定を行い、測定した各々の中間調の濃度レベルが、対
応する中間調の濃度補正テーブルによりどの濃度レベル
に補正されているかも求め、測定された各々の中間調の
センサ測定値を、それぞれ、各々の中間調の基準濃度レ
ベルとセンサ基準値とし、濃度測定は規定のタイミング
で行われ、測定された各々の中間調のセンサ測定値とセ
ンサ基準値を比較し、その増減により各々の中間調の濃
度変動量を算出し、算出された濃度変動量により、各々
の中間調の濃度特性が規定の濃度特性となるように、対
応する中間調の前記濃度補正テーブルを補正することに
より、濃度測定処理にかかる時間を増やすことなく、複
数の中間調処理の濃度補正を精度よく行うことが可能と
なる。また、印刷装置内において、同時に複数の中間調
処理の濃度変動を測定することができ、複数の濃度補正
テーブルの耐久性を向上させることが可能となる。
【0043】なお、本実施形態では、濃度補正を行う2
種類しているが、任意の種類数が設定でき、種類の数の
回数のスキャナ補正処理による濃度補正テーブルを作成
し、種類の数に応じてパッチパターン形成領域を分割し
て測定することにより、任意の種類の濃度補正テーブル
が作成および補正が可能である。また、カラープリンタ
の色補正としているが、モノクロプリンタ、複写機、F
AX等の機器においても、本発明は有効となる。さら
に、印刷装置内濃度測定する濃度レベルを8点の濃度レ
ベルとしているが、任意の濃度レベルを測定する印刷装
置においても、本発明は有効となる。
種類しているが、任意の種類数が設定でき、種類の数の
回数のスキャナ補正処理による濃度補正テーブルを作成
し、種類の数に応じてパッチパターン形成領域を分割し
て測定することにより、任意の種類の濃度補正テーブル
が作成および補正が可能である。また、カラープリンタ
の色補正としているが、モノクロプリンタ、複写機、F
AX等の機器においても、本発明は有効となる。さら
に、印刷装置内濃度測定する濃度レベルを8点の濃度レ
ベルとしているが、任意の濃度レベルを測定する印刷装
置においても、本発明は有効となる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、濃
度補正手段は、指定した中間調処理の入力濃度レベルに
対する濃度特性を得るのに十分な数の濃度レベルのパッ
チパターンを用紙上に印刷するパッチパターン印刷手段
と、パッチパターン印刷手段により用紙上に印刷したパ
ッチパターンの濃度を測定するパッチパターン測定手段
と、パッチパターン測定手段で測定した濃度値により、
中間調処理の濃度特性を求める濃度特性算出手段と、濃
度特性算出手段により算出した濃度特性が規定の濃度特
性となるように、中間調処理の入力濃度レベル補正テー
ブルを作成する濃度補正テーブル作成手段と、濃度補正
テーブル作成手段により作成した中間調処理の濃度補正
テーブルを設定する濃度補正テーブル設定手段とを備え
たので、一回の濃度測定処理で複数の中間調処理のパッ
チパターンが測定でき、濃度測定処理にかかる時間を増
やすことなく、耐久性にすぐれた複数の中間調処理の濃
度補正を精度よく行うことが可能となる。
度補正手段は、指定した中間調処理の入力濃度レベルに
対する濃度特性を得るのに十分な数の濃度レベルのパッ
チパターンを用紙上に印刷するパッチパターン印刷手段
と、パッチパターン印刷手段により用紙上に印刷したパ
ッチパターンの濃度を測定するパッチパターン測定手段
と、パッチパターン測定手段で測定した濃度値により、
中間調処理の濃度特性を求める濃度特性算出手段と、濃
度特性算出手段により算出した濃度特性が規定の濃度特
性となるように、中間調処理の入力濃度レベル補正テー
ブルを作成する濃度補正テーブル作成手段と、濃度補正
テーブル作成手段により作成した中間調処理の濃度補正
テーブルを設定する濃度補正テーブル設定手段とを備え
たので、一回の濃度測定処理で複数の中間調処理のパッ
チパターンが測定でき、濃度測定処理にかかる時間を増
やすことなく、耐久性にすぐれた複数の中間調処理の濃
度補正を精度よく行うことが可能となる。
【図1】本発明の印刷装置の一実施形態における制御構
成を説明するためのブロック図である。
成を説明するためのブロック図である。
【図2】本実施形態における印刷情報処理方法を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】本実施形態におけるスキャナ補正パッチパター
ンの一例を示す図である。
ンの一例を示す図である。
【図4】本実施形態におけるスキャナ補正処理方法を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図5】本実施形態におけるスキャナ濃度補正テーブル
作成処理の一例を示す図である。
作成処理の一例を示す図である。
【図6】本実施形態における濃度測定処理の一例を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】本実施形態におけるパターン形成処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図8】本実施形態におけるぱパッチパターン形成領域
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図9】本実施形態におけるパッチパターン形成領域の
分割の一例を示す図である。
分割の一例を示す図である。
【図10】本実施形態における2種類のディザのパッチ
パターン形成の一例を示す図である。
パターン形成の一例を示す図である。
【図11】本実施形態における濃度測定処理の一例を示
す図である。
す図である。
【図12】本実施形態におけるセンサ基準値設定処理の
一例を示すフローチャートである。
一例を示すフローチャートである。
【図13】本実施形態におけるセンサ基準値設定処理の
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図14】本実施形態における濃度補正テーブル補正処
理の一例を示すフローチャートである。
理の一例を示すフローチャートである。
【図15】本実施形態における濃度補正テーブル補正処
理の一例を示す図である。
理の一例を示す図である。
【符号の説明】 101 ホストコンピュータ 102 プリンタ 103 画像処理部 104 インターフェイス 105 受信バッファ 106 オブジェクト生成部 107 オブジェクトバッファ 108 レンダリング部 109 バンドバッファ 110 ディザ処理部 111 ROM 111a 制御プログラム 112 CPU 113 RAM 113a 作業領域 113b 中間調指定領域 113c 濃度補正テーブル領域 114 プリンタエンジン 115 濃度測定部 116 データ補正部 117 濃度補正テーブル作成部 118 パターン形成部 119 スキャナ 120 スキャナ濃度補正部 1101 中間転写体 1102 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AR01 KK18 KK25 KK28 2C262 AA24 AB07 BB01 BB36 BC01 BC10 EA04 FA13 GA02 2H027 DA09 DB01 DE07 EB03 EB04 EC03 EC06 EC20 5B057 AA11 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CE11 CE13 CE17 CH01 CH07 CH11 DB02 DB06 DB09 DC22 5C077 LL18 MM27 MP01 MP08 NN08 PP15 PQ12 PQ22 PQ23 TT02
Claims (9)
- 【請求項1】 複数の中間調処理を有し、濃度補正を行
いたいすべての中間調処理に対して繰り返し濃度補正を
行う濃度補正手段を備えた印刷装置において、前記濃度
補正手段は、指定した中間調処理の入力濃度レベルに対
する濃度特性を得るのに十分な数の濃度レベルのパッチ
パターンを用紙上に印刷するパッチパターン印刷手段
と、該パッチパターン印刷手段により用紙上に印刷した
パッチパターンの濃度を測定するパッチパターン測定手
段と、該パッチパターン測定手段で測定した濃度値によ
り、中間調処理の濃度特性を求める濃度特性算出手段
と、該濃度特性算出手段により算出した濃度特性が規定
の濃度特性となるように、中間調処理の入力濃度レベル
補正テーブルを作成する濃度補正テーブル作成手段と、
該濃度補正テーブル作成手段により作成した中間調処理
の濃度補正テーブルを設定する濃度補正テーブル設定手
段とを備えたことを特徴とする印刷装置。 - 【請求項2】 前記濃度補正手段により濃度補正テーブ
ルが設定される毎に中間調の種類と個数を設定する濃度
補正中間調設定手段と、前記パッチパターンを形成可能
な領域を前記濃度補正中間調設定手段により設定された
中間調の個数に分割し、各々の中間調領域として割り当
てるパッチパターン形成領域分割手段と、該パッチパタ
ーン形成領域分割手段により割り当てられた領域に、各
々の中間調処理を行った数点の濃度レベルのパッチパタ
ーンを形成するパッチパターン形成手段と、該パッチパ
ターン形成手段により形成したパッチパターンをセンサ
を用いて濃度を測定する濃度測定手段とを有することを
特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 【請求項3】 補正を行いたいすべての中間調処理に対
して、前記濃度補正手段により濃度補正テーブルが設定
された時点で濃度測定を行い、前記濃度測定手段により
濃度測定した各々の中間調の濃度レベルが、対応する中
間調の濃度補正テーブルによりどの濃度レベルに補正さ
れているかを求め、前記濃度測定手段により測定された
各々の中間調のセンサ測定値を、それぞれ、各々の中間
調の基準濃度レベルとセンサ基準値とするセンサ基準値
決定手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の
印刷装置。 - 【請求項4】 前記センサ基準値決定手段が行われた以
降、前記濃度測定手段は規定のタイミングで行われ、測
定された各々の中間調のセンサ測定値と前記センサ基準
値とを比較し、その増減により各々の中間調の濃度変動
量を算出する濃度変動量算出手段と、該濃度変動量算出
手段により算出された濃度変動量により、各々の中間調
の濃度特性が規定の濃度特性となるように、対応する中
間調の前記濃度補正テーブルを補正する濃度補正テーブ
ル補正手段とを有することを特徴とする請求項3に記載
の印刷装置。 - 【請求項5】 複数の中間調処理を有し、濃度補正を行
いたいすべての中間調処理に対して繰り返し濃度補正を
行う濃度補正ステップを備えた印刷装置における濃度補
正方法において、 指定した中間調処理の入力濃度レベルに対する濃度特性
を得るのに十分な数の濃度レベルのパッチパターンを用
紙上に印刷するパッチパターン印刷ステップと、 該パッチパターン印刷ステップにより用紙上に印刷した
パッチパターンの濃度を測定するパッチパターン測定ス
テップと、 該パッチパターン測定ステップで測定した濃度値によ
り、中間調処理の濃度特性を求める濃度特性算出ステッ
プと、 該濃度特性算出ステップにより算出した濃度特性が規定
の濃度特性となるように、中間調処理の入力濃度レベル
補正テーブルを作成する濃度補正テーブル作成ステップ
と、 該濃度補正テーブル作成ステップにより作成した中間調
処理の濃度補正テーブルを設定する濃度補正テーブル設
定ステップとを備えたことを特徴とする印刷装置におけ
る濃度補正方法。 - 【請求項6】 前記濃度補正ステップにより濃度補正テ
ーブルが設定される毎に中間調の種類と個数を設定する
濃度補正中間調設定ステップと、 前記パッチパターンを形成可能な領域を前記濃度補正中
間調設定ステップにより設定された中間調の個数に分割
し、各々の中間調領域として割り当てるパッチパターン
形成領域分割ステップと、 該パッチパターン形成領域分割ステップにより割り当て
られた領域に、各々の中間調処理を行った数点の濃度レ
ベルのパッチパターンを形成するパッチパターン形成ス
テップと、 該パッチパターン形成ステップにより形成したパッチパ
ターンをセンサを用いて濃度を測定する濃度測定ステッ
プとを有することを特徴とする請求項5に記載の印刷装
置における濃度補正方法。 - 【請求項7】 補正を行いたいすべての中間調処理に対
して、前記濃度補正ステップにより濃度補正テーブルが
設定された時点で濃度測定を行い、前記濃度測定ステッ
プにより濃度測定した各々の中間調の濃度レベルが、対
応する中間調の濃度補正テーブルによりどの濃度レベル
に補正されているかを求め、前記濃度測定ステップによ
り測定された各々の中間調のセンサ測定値を、それぞ
れ、各々の中間調の基準濃度レベルとセンサ基準値とす
るセンサ基準値決定ステップとを有することを特徴とす
る請求項6に記載の印刷装置における濃度補正方法。 - 【請求項8】 前記センサ基準値決定ステップが行われ
た以降、前記濃度測定ステップは規定のタイミングで行
われ、測定された各々の中間調のセンサ測定値と前記セ
ンサ基準値とを比較し、その増減により各々の中間調の
濃度変動量を算出する濃度変動量算出ステップと、 該濃度変動量算出ステップにより算出された濃度変動量
により、各々の中間調の濃度特性が規定の濃度特性とな
るように、対応する中間調の前記濃度補正テーブルを補
正する濃度補正テーブル補正ステップとを有することを
特徴とする請求項7に記載の印刷装置における濃度補正
方法。 - 【請求項9】 コンピュータに請求項5乃至8いずれか
に記載の各ステップを実行するためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001181981A JP2002374416A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 印刷装置及び濃度補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001181981A JP2002374416A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 印刷装置及び濃度補正方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002374416A true JP2002374416A (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=19022163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001181981A Pending JP2002374416A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 印刷装置及び濃度補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002374416A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008244644A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Ricoh Printing Systems Ltd | 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム |
US8625162B2 (en) | 2010-06-28 | 2014-01-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and image forming apparatus with a toner density correction function |
-
2001
- 2001-06-15 JP JP2001181981A patent/JP2002374416A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008244644A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Ricoh Printing Systems Ltd | 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム |
US8625162B2 (en) | 2010-06-28 | 2014-01-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and image forming apparatus with a toner density correction function |
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