JP2002372865A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
現像装置及び画像形成装置Info
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- JP2002372865A JP2002372865A JP2001181503A JP2001181503A JP2002372865A JP 2002372865 A JP2002372865 A JP 2002372865A JP 2001181503 A JP2001181503 A JP 2001181503A JP 2001181503 A JP2001181503 A JP 2001181503A JP 2002372865 A JP2002372865 A JP 2002372865A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】像担持体2の潜像を現像剤Tで現像する現像装
置5内の現像剤Tと該現像剤に対する帯電促進剤等の混
入用粉体Cの混合比を適正値に制御する手段として、簡
易な構成を用いて粉体の定期的な補給を行い、現像装置
内の現像剤Tと混入用粉体Cとの混合比は常時所定のほ
ぼ一定に維持、あるいは、接触注入帯電手段上の帯電促
進剤の脱落にあわせて現像装置5内の帯電促進剤Cの現
像剤Tに対する混合比を増加させて、現像装置5内の現
像剤Tと該現像剤に対する帯電促進剤Cの混合比を適正
値に維持可能な構成を実現する。 【解決手段】像担持体2の潜像を現像剤で現像する現像
装置5において、現像剤収納部5Bの現像剤Tに対する
混入用粉体Cを収納した粉体保持部材63を配置し、現
像剤収納部5B内の現像剤攪拌部材62の攪拌動作によ
り粉体保持部材63から混入用粉体Cを放出させて現像
剤収納部5Bの現像剤Tに混入させること。
置5内の現像剤Tと該現像剤に対する帯電促進剤等の混
入用粉体Cの混合比を適正値に制御する手段として、簡
易な構成を用いて粉体の定期的な補給を行い、現像装置
内の現像剤Tと混入用粉体Cとの混合比は常時所定のほ
ぼ一定に維持、あるいは、接触注入帯電手段上の帯電促
進剤の脱落にあわせて現像装置5内の帯電促進剤Cの現
像剤Tに対する混合比を増加させて、現像装置5内の現
像剤Tと該現像剤に対する帯電促進剤Cの混合比を適正
値に維持可能な構成を実現する。 【解決手段】像担持体2の潜像を現像剤で現像する現像
装置5において、現像剤収納部5Bの現像剤Tに対する
混入用粉体Cを収納した粉体保持部材63を配置し、現
像剤収納部5B内の現像剤攪拌部材62の攪拌動作によ
り粉体保持部材63から混入用粉体Cを放出させて現像
剤収納部5Bの現像剤Tに混入させること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体・
静電記録誘電体等の像担持体に形成した静電潜像をトナ
ー像として現像する現像装置、及び該現像装置を備えた
画像形成装置に関するものである。
静電記録誘電体等の像担持体に形成した静電潜像をトナ
ー像として現像する現像装置、及び該現像装置を備えた
画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真技術を用いた画像形成装置にお
いて、被帯電体である像担持体(以下、感光ドラムと記
す)を所定の電位に帯電するための帯電手段としては、
コロナ放電器、帯電ローラ、ファーブラシ、ブレード等
が使われている。これら帯電手段が感光ドラムを帯電す
る機構(メカニズム)は、放電帯電と、直接注入帯
電と、の一方または両方の組み合わせである。
いて、被帯電体である像担持体(以下、感光ドラムと記
す)を所定の電位に帯電するための帯電手段としては、
コロナ放電器、帯電ローラ、ファーブラシ、ブレード等
が使われている。これら帯電手段が感光ドラムを帯電す
る機構(メカニズム)は、放電帯電と、直接注入帯
電と、の一方または両方の組み合わせである。
【0003】.放電帯電とは、帯電手段と感光ドラム
間に放電現象を発生させて感光ドラムを帯電するもので
ある。放電帯電は比較的実現しやすいが、帯電手段と感
光ドラムとの空間距離によって決定される所定の放電し
きい値が存在するために、目的とする感光ドラム帯電電
位より大きな電圧の印加が必要となる、また、オゾンの
発生を伴うという問題がある。
間に放電現象を発生させて感光ドラムを帯電するもので
ある。放電帯電は比較的実現しやすいが、帯電手段と感
光ドラムとの空間距離によって決定される所定の放電し
きい値が存在するために、目的とする感光ドラム帯電電
位より大きな電圧の印加が必要となる、また、オゾンの
発生を伴うという問題がある。
【0004】.直接注入帯電(注入帯電)とは、帯電
手段を感光ドラムに当接させて該当後部から感光ドラム
に直接電荷を注入させるものである。注入帯電は放電現
象を伴わないため、放電しきい値以下の印加電圧であっ
ても感光ドラムを印加電圧相当の電位に帯電することが
できるうえ、オゾンの発生もない。しかし、注入帯電に
よって均−な帯電を実現するためには帯電手段を感光ド
ラムに確実に密着させる必要があり、異物の混入等によ
る帯電ムラの防止が課題となる。
手段を感光ドラムに当接させて該当後部から感光ドラム
に直接電荷を注入させるものである。注入帯電は放電現
象を伴わないため、放電しきい値以下の印加電圧であっ
ても感光ドラムを印加電圧相当の電位に帯電することが
できるうえ、オゾンの発生もない。しかし、注入帯電に
よって均−な帯電を実現するためには帯電手段を感光ド
ラムに確実に密着させる必要があり、異物の混入等によ
る帯電ムラの防止が課題となる。
【0005】注入帯電を主体とした帯電機構によって更
なる低電力化を実現すべく、導電性弾性スポンジローラ
を一般的とする接触帯電手段(以下、帯電ローラと記
す)と感光ドラムとの間に、帯電補助を目的とした導電
性粒子(以下、帯電促進剤と記す)として、粒径0.1
〜5μmかつ体積抵抗が1012Ω・cm以下の、導電性
酸化亜鉛等の金属酸化物微粉体、その他の導電性無機微
粉体、有機物との混合物など各種の導電性粒子を介在さ
せた構成が提案されている(帯電促進剤を用いた接触注
入帯電手段:特開平10−307454〜307459
号公報等)。
なる低電力化を実現すべく、導電性弾性スポンジローラ
を一般的とする接触帯電手段(以下、帯電ローラと記
す)と感光ドラムとの間に、帯電補助を目的とした導電
性粒子(以下、帯電促進剤と記す)として、粒径0.1
〜5μmかつ体積抵抗が1012Ω・cm以下の、導電性
酸化亜鉛等の金属酸化物微粉体、その他の導電性無機微
粉体、有機物との混合物など各種の導電性粒子を介在さ
せた構成が提案されている(帯電促進剤を用いた接触注
入帯電手段:特開平10−307454〜307459
号公報等)。
【0006】この帯電促進剤を用いた注入帯電において
は、帯電ローラと感光ドラムとの間に帯電促進剤を介在
させることで該帯電促進剤を介して帯電ローラと感光ド
ラムを確実に密着させるとともに、粒子状の帯電促進剤
の潤滑効果を利用して帯電ローラと感光ドラムとに周速
差を設けて接触する機会を増加させて確実な注入帯電を
可能としたものである。
は、帯電ローラと感光ドラムとの間に帯電促進剤を介在
させることで該帯電促進剤を介して帯電ローラと感光ド
ラムを確実に密着させるとともに、粒子状の帯電促進剤
の潤滑効果を利用して帯電ローラと感光ドラムとに周速
差を設けて接触する機会を増加させて確実な注入帯電を
可能としたものである。
【0007】尚、帯電ローラと感光ドラムとの間に介在
させた帯電促進剤は装置の稼働に伴って脱落する場合が
あるため、帯電促進剤が不足するのを防止するために、
何らかの帯電促進剤補給手段を設けることが必須とな
る。
させた帯電促進剤は装置の稼働に伴って脱落する場合が
あるため、帯電促進剤が不足するのを防止するために、
何らかの帯電促進剤補給手段を設けることが必須とな
る。
【0008】また、転写方式の画像形成装置において
は、転写後の感光ドラムにはトナーが残留するが、従来
は、この残留トナーを除去し廃トナーとして保持する手
段としてクリーニング手段を設けていた。しかし、環境
保護の面から廃棄物としての廃トナーを発生させない機
構が望ましく、そのために、クリーニング手段を用いな
い機構(クリーナーレス)として「トナーリサイクルプ
ロセス」が考案されている。
は、転写後の感光ドラムにはトナーが残留するが、従来
は、この残留トナーを除去し廃トナーとして保持する手
段としてクリーニング手段を設けていた。しかし、環境
保護の面から廃棄物としての廃トナーを発生させない機
構が望ましく、そのために、クリーニング手段を用いな
い機構(クリーナーレス)として「トナーリサイクルプ
ロセス」が考案されている。
【0009】トナーリサイクルプロセスは、クリーナー
(クリーニング装置)を用いずに、転写後の残留トナー
を「現像同時クリーニング」によって感光ドラム上から
現像装置に回収・再使用するプロセスである。ここで、
現像同時クリーニングとは、感光ドラム上に残留トナー
が存在した状態で感光ドラムを帯電・露光して潜像を形
成し、該潜像の現像時にかぶり取りバイアス(現像装置
に印加する直流電圧と感光ドラムの表面電位間の電位差
であるかぶり取り電位差Vback)の作用によって残
留トナーを現像装置に回収する方法である。
(クリーニング装置)を用いずに、転写後の残留トナー
を「現像同時クリーニング」によって感光ドラム上から
現像装置に回収・再使用するプロセスである。ここで、
現像同時クリーニングとは、感光ドラム上に残留トナー
が存在した状態で感光ドラムを帯電・露光して潜像を形
成し、該潜像の現像時にかぶり取りバイアス(現像装置
に印加する直流電圧と感光ドラムの表面電位間の電位差
であるかぶり取り電位差Vback)の作用によって残
留トナーを現像装置に回収する方法である。
【0010】前述のような注入帯電及びトナーリサイク
ルプロセスの双方を同時に、かつ、簡易な構成で実現可
能な画像形成装置として、クリーナーを用いない画像形
成装置において、帯電ローラと感光ドラムとの間に対す
る帯電促進剤の補給を、補給用帯電促進剤を現像装置内
の現像剤(トナー)に予め所定の比率で混入させてお
き、該現像装置から感光ドラム面を介して行なうものが
考案・提案されている(特開平10−307455号公
報)。
ルプロセスの双方を同時に、かつ、簡易な構成で実現可
能な画像形成装置として、クリーナーを用いない画像形
成装置において、帯電ローラと感光ドラムとの間に対す
る帯電促進剤の補給を、補給用帯電促進剤を現像装置内
の現像剤(トナー)に予め所定の比率で混入させてお
き、該現像装置から感光ドラム面を介して行なうものが
考案・提案されている(特開平10−307455号公
報)。
【0011】この画像形成装置においては、現像装置の
トナーに混入された補給用の帯電促進剤はトナーとの摺
擦によってトナーと逆極性に帯電される。従って、帯電
促進剤は感光ドラム上の非画像部に静電的に付着する。
感光ドラムに付着したトナーと帯電促進剤には、転写領
域にてトナーと逆極性の転写バイアスが印加されるため
トナーは記録媒体に転写されるが、トナーと逆極性の電
荷が付与された帯電促進剤は感光ドラム上に残留し、感
光ドラムの回転駆動に伴って帯電ローラと感光ドラムと
の間ヘと持ち運ばれて供給される。
トナーに混入された補給用の帯電促進剤はトナーとの摺
擦によってトナーと逆極性に帯電される。従って、帯電
促進剤は感光ドラム上の非画像部に静電的に付着する。
感光ドラムに付着したトナーと帯電促進剤には、転写領
域にてトナーと逆極性の転写バイアスが印加されるため
トナーは記録媒体に転写されるが、トナーと逆極性の電
荷が付与された帯電促進剤は感光ドラム上に残留し、感
光ドラムの回転駆動に伴って帯電ローラと感光ドラムと
の間ヘと持ち運ばれて供給される。
【0012】
【発明が解決しようとしている課題】従来例で記載し
た、補給用帯電促進剤をトナーとともに現像装置内に内
包させた、帯電促進剤を用いた接触注入帯電方式、トナ
ーリサイクルプロセスの画像形成装置では、現像装置か
ら帯電促進剤を感光ドラムに供給し、感光ドラムを搬送
手段として用いて帯電促進剤を帯電ローラと感光ドラム
との間に供給することで、簡易な構成で帯電促進剤を用
いた注入帯電を実現している。
た、補給用帯電促進剤をトナーとともに現像装置内に内
包させた、帯電促進剤を用いた接触注入帯電方式、トナ
ーリサイクルプロセスの画像形成装置では、現像装置か
ら帯電促進剤を感光ドラムに供給し、感光ドラムを搬送
手段として用いて帯電促進剤を帯電ローラと感光ドラム
との間に供給することで、簡易な構成で帯電促進剤を用
いた注入帯電を実現している。
【0013】このような画像形成装置における更なる改
善要望として下記のような事項がある。即ち、このよう
な画像形成装置において、現像装置に内包させたトナー
と帯電促進剤の各々の消費量は感光ドラムの画像部と非
画像部の比率によって決定される。ここで、一般的な印
字率は5%程度であるために通常はトナーの消費よりも
帯電促進剤の消費のほうが早く、画像形成装置の稼働に
伴って現像装置内のトナーに対する帯電促進剤の比率が
減って帯電装置に補給される帯電促進剤の量が減少す
る。
善要望として下記のような事項がある。即ち、このよう
な画像形成装置において、現像装置に内包させたトナー
と帯電促進剤の各々の消費量は感光ドラムの画像部と非
画像部の比率によって決定される。ここで、一般的な印
字率は5%程度であるために通常はトナーの消費よりも
帯電促進剤の消費のほうが早く、画像形成装置の稼働に
伴って現像装置内のトナーに対する帯電促進剤の比率が
減って帯電装置に補給される帯電促進剤の量が減少す
る。
【0014】ここで、帯電ローラと感光ドラムとの間に
対する帯電促進剤の補給が不足すると均一な帯電が妨げ
られる一方で、帯電促進剤が過補給されると帯電ローラ
からの脱落が多くなって露光を遮り、作像が妨げられる
おそれがあるため、、現像装置に内包のトナーと帯電促
進剤との比率が常時適正値に保たれるのが好ましい。
対する帯電促進剤の補給が不足すると均一な帯電が妨げ
られる一方で、帯電促進剤が過補給されると帯電ローラ
からの脱落が多くなって露光を遮り、作像が妨げられる
おそれがあるため、、現像装置に内包のトナーと帯電促
進剤との比率が常時適正値に保たれるのが好ましい。
【0015】より具体的には、現像装置内のトナーと帯
電促進剤との混合比は常時所定のほぼ一定に維持、ある
いは、帯電ローラ上の帯電促進剤の脱落にあわせて現像
装置内の帯電促進剤のトナーに対する混合比が増加する
のが望ましい。
電促進剤との混合比は常時所定のほぼ一定に維持、ある
いは、帯電ローラ上の帯電促進剤の脱落にあわせて現像
装置内の帯電促進剤のトナーに対する混合比が増加する
のが望ましい。
【0016】本発明はこれを実現することを目的とす
る。
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする現像装置及び画像形成装置である。
徴とする現像装置及び画像形成装置である。
【0018】(1)像担持体の潜像を現像剤で現像する
現像装置において、現像剤収納部の現像剤に対する混入
用粉体を収納した粉体保持部材を配置し、現像剤収納部
内の現像剤攪拌部材の攪拌動作により粉体保持部材から
混入用粉体を放出させて現像剤収納部の現像剤に混入さ
せることを特徴とする現像装置。
現像装置において、現像剤収納部の現像剤に対する混入
用粉体を収納した粉体保持部材を配置し、現像剤収納部
内の現像剤攪拌部材の攪拌動作により粉体保持部材から
混入用粉体を放出させて現像剤収納部の現像剤に混入さ
せることを特徴とする現像装置。
【0019】(2)像担持体の潜像を現像剤で現像する
現像装置において、現像剤収納部内に、少なくとも部分
的に弾性変形可能な現像剤攪拌部材と、現像剤に対する
混入用粉体を収納し、かつ、前記粉体が通過可能な開口
を有する粉体保持部材とを有し、前記現像剤攪拌部材が
通過可能な領域内に前記粉体保持部材を配置したことを
特徴とする現像装置。
現像装置において、現像剤収納部内に、少なくとも部分
的に弾性変形可能な現像剤攪拌部材と、現像剤に対する
混入用粉体を収納し、かつ、前記粉体が通過可能な開口
を有する粉体保持部材とを有し、前記現像剤攪拌部材が
通過可能な領域内に前記粉体保持部材を配置したことを
特徴とする現像装置。
【0020】(3)前記(2)に記載の現像装置におい
て、前記現像剤攪拌部材は軸部と弾性変形可能なシート
部とで構成され、かつ、前記軸部にて回転可能に軸支さ
れたことを特徴とする現像装置。
て、前記現像剤攪拌部材は軸部と弾性変形可能なシート
部とで構成され、かつ、前記軸部にて回転可能に軸支さ
れたことを特徴とする現像装置。
【0021】(4)像担持体の潜像を現像剤で現像する
現像装置において、現像剤収納部内に、少なくとも、現
像剤に対する混入用粉体を収納し、かつ、前記粉体が通
過可能な開口を有する粉体保持部材と、前記粉体保持部
材が固定可能な台座部と、前記台座部に固定された粉体
保持部材に作用可能に配置された弾性部とを有する現像
剤攪拌部材と、を有することを特徴とする現像装置。
現像装置において、現像剤収納部内に、少なくとも、現
像剤に対する混入用粉体を収納し、かつ、前記粉体が通
過可能な開口を有する粉体保持部材と、前記粉体保持部
材が固定可能な台座部と、前記台座部に固定された粉体
保持部材に作用可能に配置された弾性部とを有する現像
剤攪拌部材と、を有することを特徴とする現像装置。
【0022】(5)像担持体の潜像を現像剤で現像する
現像装置において、現像剤を内包した現像装置内部に配
置され、回転駆動される現像剤攪拌装置を有し、該現像
剤攪拌装置は、その両端部に支持部を有する軸部と、該
軸部と略平行に配置された台座部とを有する攪拌軸部材
と、現像剤に対する混入用粉体を内包可能で、かつ、前
記粉体が通過可能な穴が穿孔された粉体保持部材と、板
状の現像剤攪拌部材とで構成され、前記粉体保持部材は
前記攪拌軸部材の前記台座部に固定され、前記攪拌部材
は前記粉体保持部材に当接可能で、かつ、弾性的に前記
粉体保持部材から離反可能に保持されたことを特徴とす
る現像装置。
現像装置において、現像剤を内包した現像装置内部に配
置され、回転駆動される現像剤攪拌装置を有し、該現像
剤攪拌装置は、その両端部に支持部を有する軸部と、該
軸部と略平行に配置された台座部とを有する攪拌軸部材
と、現像剤に対する混入用粉体を内包可能で、かつ、前
記粉体が通過可能な穴が穿孔された粉体保持部材と、板
状の現像剤攪拌部材とで構成され、前記粉体保持部材は
前記攪拌軸部材の前記台座部に固定され、前記攪拌部材
は前記粉体保持部材に当接可能で、かつ、弾性的に前記
粉体保持部材から離反可能に保持されたことを特徴とす
る現像装置。
【0023】(6)前記(1)〜(5)の何れか1つに
記載の現像装置において、前記粉体保持部材が織物で形
成されたことを特徴とする現像装置。
記載の現像装置において、前記粉体保持部材が織物で形
成されたことを特徴とする現像装置。
【0024】(7)(1)〜(6)の何れか1つに記載
の現像装置において、前記粉体保持部材に収納させた現
像剤に対する混入用粉体が接触注入帯電手段に対する補
給用帯電促進剤であることを特徴とする現像装置。
の現像装置において、前記粉体保持部材に収納させた現
像剤に対する混入用粉体が接触注入帯電手段に対する補
給用帯電促進剤であることを特徴とする現像装置。
【0025】(8)像担持体の帯電手段が帯電促進剤を
用いた接触注入帯電手段であり、且つ、トナーリサイク
ルシステムの転写式画像形成装置において、像担持体に
形成した静電潜像の現像手段が前記(1)〜(6)の何
れか1つに記載の現像装置であり、該現像装置の粉体保
持部材に収納させた現像剤に対する混入用粉体が接触注
入帯電手段に対する補給用帯電促進剤であることを特徴
とする画像形成装置。
用いた接触注入帯電手段であり、且つ、トナーリサイク
ルシステムの転写式画像形成装置において、像担持体に
形成した静電潜像の現像手段が前記(1)〜(6)の何
れか1つに記載の現像装置であり、該現像装置の粉体保
持部材に収納させた現像剤に対する混入用粉体が接触注
入帯電手段に対する補給用帯電促進剤であることを特徴
とする画像形成装置。
【0026】〈作 用〉本発明は、現像装置内の現像剤
(トナー)と該現像剤に対する帯電促進剤等の混入用粉
体の混合比を適正値に制御する手段として、現像装置内
に配置される攪拌手段を現像剤等の抵抗によって弾性変
形可能に構成するとともに、現像剤に対する混入用粉体
を内包し、かつ、該混入用粉体が通過可能な穴を有した粉
体保持部材を、前記抵抗が解除された時に復元しようと
する前記攪拌手段の復元力が作用可能な位置に配置した
粉体補給機構にて、簡易な構成を用いて粉体の定期的な
補給を行い、現像装置内の現像剤と該現像剤に対する混
入用粉体の混合比を適正値に維持可能な構成を実現して
いる。
(トナー)と該現像剤に対する帯電促進剤等の混入用粉
体の混合比を適正値に制御する手段として、現像装置内
に配置される攪拌手段を現像剤等の抵抗によって弾性変
形可能に構成するとともに、現像剤に対する混入用粉体
を内包し、かつ、該混入用粉体が通過可能な穴を有した粉
体保持部材を、前記抵抗が解除された時に復元しようと
する前記攪拌手段の復元力が作用可能な位置に配置した
粉体補給機構にて、簡易な構成を用いて粉体の定期的な
補給を行い、現像装置内の現像剤と該現像剤に対する混
入用粉体の混合比を適正値に維持可能な構成を実現して
いる。
【0027】また、像担持体の帯電手段が帯電促進剤を
用いた接触注入帯電手段であり、且つ、トナーリサイク
ルシステムの転写式画像形成装置において、攪拌手段の
弾性変形を主として現像剤で行うとともに、粉体保持手
段を攪拌手段と同期して回転駆動することで、装置の使
用開始時は現像剤の消費に伴って該現像剤に対する混入
用粉体としての帯電促進用剤の補給量が徐々に増加する
構成として、予め接触注入帯電手段に塗布された帯電促
進剤が脱落するのにあわせて現像装置から接触注入帯電
手段への帯電促進剤の補給量を増加させる、また現像装
置内の耐久後半においては現像剤の減少に併せて帯電促
進剤補給量が徐々に減少する構成として、現像剤に対す
る帯電促進剤の混合比(ひいては帯電促進剤の供給量)が
過多になるのを防止すること、を実現している。
用いた接触注入帯電手段であり、且つ、トナーリサイク
ルシステムの転写式画像形成装置において、攪拌手段の
弾性変形を主として現像剤で行うとともに、粉体保持手
段を攪拌手段と同期して回転駆動することで、装置の使
用開始時は現像剤の消費に伴って該現像剤に対する混入
用粉体としての帯電促進用剤の補給量が徐々に増加する
構成として、予め接触注入帯電手段に塗布された帯電促
進剤が脱落するのにあわせて現像装置から接触注入帯電
手段への帯電促進剤の補給量を増加させる、また現像装
置内の耐久後半においては現像剤の減少に併せて帯電促
進剤補給量が徐々に減少する構成として、現像剤に対す
る帯電促進剤の混合比(ひいては帯電促進剤の供給量)が
過多になるのを防止すること、を実現している。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例の画像形
成装置の概略構成模型図、図2はプロセスカートリッジ
部分の拡大図である。
成装置の概略構成模型図、図2はプロセスカートリッジ
部分の拡大図である。
【0029】本実施例の画像形成装置は、転写式電子写
真プロセス利用、帯電促進剤を用いた注入帯電式、トナ
ーリサイクルプロセス(クリーナーレス)、プロセスカ
ートリッジ着脱式のレーザービームプリンタである。
真プロセス利用、帯電促進剤を用いた注入帯電式、トナ
ーリサイクルプロセス(クリーナーレス)、プロセスカ
ートリッジ着脱式のレーザービームプリンタである。
【0030】(A)プリンタの全体的構成 1)図1と図2を参照して、1はプリンタの総括符号、
2は像担持体としての回転ドラム型の電子写真感光体
(以下、感光ドラムと記す)であり、矢印K1の時計方
向に所定の周速度をもって回転駆動される。
2は像担持体としての回転ドラム型の電子写真感光体
(以下、感光ドラムと記す)であり、矢印K1の時計方
向に所定の周速度をもって回転駆動される。
【0031】感光ドラム2としては、通常用いられてい
る有機感光体等を用いることができるが、望ましくは、
有機感光体上にその抵抗が109〜1014Ω・cmの材
質を有する表面層を持つものや、アモルファスシリコン
感光体などを用いると、電荷注入帯電を実現でき、オゾ
ン発生の防止、ならびに消費電力の低減に効果がある。
る有機感光体等を用いることができるが、望ましくは、
有機感光体上にその抵抗が109〜1014Ω・cmの材
質を有する表面層を持つものや、アモルファスシリコン
感光体などを用いると、電荷注入帯電を実現でき、オゾ
ン発生の防止、ならびに消費電力の低減に効果がある。
【0032】2)3は帯電促進剤Cを用いた接触注入帯
電装置としての帯電ローラである。
電装置としての帯電ローラである。
【0033】帯電ローラ3は導電性の芯材3aと、該芯
材3aの外周を覆う可撓性部材としてのゴムあるいは発
泡体の中抵抗層3bとで形成され、予めその外周面には
帯電促進剤Cを塗布してある。帯電ローラ3は感光ドラ
ム2に対して並行に配列して、ローラ弾性に抗して所定
の押圧力(実施例では9.8N(1000g))で感光
ドラム2に対して圧接させて所定幅の帯電ニップ部nを
形成させて配設してあり、不図示の駆動手段によって帯
電ニップ部nにおいて感光ドラム2の回転方向とカウン
ター方向となる矢印K2の方向に回転駆動される。画像
形成の際して帯電ローラ3に対して不図示の帯電バイア
ス電源から所望の感光ドラム帯電電位(本実施例では約
−680V)とほぼ等しい値の直流電圧(本実施例では
約−700V)が印加されて感光ドラム面が注入帯電処
理される。
材3aの外周を覆う可撓性部材としてのゴムあるいは発
泡体の中抵抗層3bとで形成され、予めその外周面には
帯電促進剤Cを塗布してある。帯電ローラ3は感光ドラ
ム2に対して並行に配列して、ローラ弾性に抗して所定
の押圧力(実施例では9.8N(1000g))で感光
ドラム2に対して圧接させて所定幅の帯電ニップ部nを
形成させて配設してあり、不図示の駆動手段によって帯
電ニップ部nにおいて感光ドラム2の回転方向とカウン
ター方向となる矢印K2の方向に回転駆動される。画像
形成の際して帯電ローラ3に対して不図示の帯電バイア
ス電源から所望の感光ドラム帯電電位(本実施例では約
−680V)とほぼ等しい値の直流電圧(本実施例では
約−700V)が印加されて感光ドラム面が注入帯電処
理される。
【0034】帯電ニップ部nに所定の粒径を有する粉体
である帯電促進剤Cが適量介在することで、感光ドラム
2と帯電ローラ3との綿密な接触性と安定した接触抵抗
値とを実現することができて帯電効率が向上すること、
粉体である帯電促進剤Cの潤滑効果によって感光ドラム
2と帯電ローラ3との間の摺動抵抗が低減されるので、
前述のように帯電ローラ3を感光ドラム2に対して当接
させてカウンター方向に回転させて感光ドラム2と帯電
ローラ3との間に速度差を設けることが可能となり、こ
れにより帯電ローラ3が感光ドラム2と接触する機会を
増加させて接触性を高めることができること、によって
注入帯電を可能としている。
である帯電促進剤Cが適量介在することで、感光ドラム
2と帯電ローラ3との綿密な接触性と安定した接触抵抗
値とを実現することができて帯電効率が向上すること、
粉体である帯電促進剤Cの潤滑効果によって感光ドラム
2と帯電ローラ3との間の摺動抵抗が低減されるので、
前述のように帯電ローラ3を感光ドラム2に対して当接
させてカウンター方向に回転させて感光ドラム2と帯電
ローラ3との間に速度差を設けることが可能となり、こ
れにより帯電ローラ3が感光ドラム2と接触する機会を
増加させて接触性を高めることができること、によって
注入帯電を可能としている。
【0035】導電性弾性ローラである帯電ローラ3は電
極として機能することが重要であり、そのためには、
.感光ドラム2を充電するに十分に低い抵抗を有する
とともに、感光ドラム2にピンホールなどの欠陥部位が
存在した場合にも電圧のリークが防止できることが望ま
しく、具体的には、104から107Ωの抵抗値が好まし
い、.感光ドラム2に対して十分な接触性と摺動性と
を両立できる硬度が求められ、具体的にはアスカーC硬
度で25度から50度が好ましい。
極として機能することが重要であり、そのためには、
.感光ドラム2を充電するに十分に低い抵抗を有する
とともに、感光ドラム2にピンホールなどの欠陥部位が
存在した場合にも電圧のリークが防止できることが望ま
しく、具体的には、104から107Ωの抵抗値が好まし
い、.感光ドラム2に対して十分な接触性と摺動性と
を両立できる硬度が求められ、具体的にはアスカーC硬
度で25度から50度が好ましい。
【0036】装置の使用開始時には前記帯電ニップ部n
に帯電促進剤Cが介在している必要があるため、予め帯
電ローラ3には帯電促進剤Cが塗布されているが、耐久
に伴って帯電促進剤Cは徐々に帯電ローラ3から脱落す
るので、帯電ニップ部nには帯電促進剤Cを補給してや
る必要がある。
に帯電促進剤Cが介在している必要があるため、予め帯
電ローラ3には帯電促進剤Cが塗布されているが、耐久
に伴って帯電促進剤Cは徐々に帯電ローラ3から脱落す
るので、帯電ニップ部nには帯電促進剤Cを補給してや
る必要がある。
【0037】本実施例ではこの帯電ニップ部nに対する
帯電促進剤Cの補給は後述するように現像装置5の現像
剤Tに予め所定の混合比で帯電促進剤Cを添加混入させ
てあり、この現像装置5から感光ドラム2面を介して帯
電ニップ部nへ帯電促進剤Cを補給している。これにつ
いては後述する 3)4は情報書き込み装置(露光装置)としてのレーザ
ースキャナユニットである。レーザースキャナユニット
4はレーザーダイオード・ポリゴンミラー等を有し、目
的の時系列電気デジタル画素信号に対応して強度変調さ
れたレーザー光Lを出力し、上記の回転駆動されている
感光ドラム2の一様帯電処理面を走査露光する。この走
査露光により感光ドラム2の表面に走査露光パターンに
対応した静電潜像が形成される。
帯電促進剤Cの補給は後述するように現像装置5の現像
剤Tに予め所定の混合比で帯電促進剤Cを添加混入させ
てあり、この現像装置5から感光ドラム2面を介して帯
電ニップ部nへ帯電促進剤Cを補給している。これにつ
いては後述する 3)4は情報書き込み装置(露光装置)としてのレーザ
ースキャナユニットである。レーザースキャナユニット
4はレーザーダイオード・ポリゴンミラー等を有し、目
的の時系列電気デジタル画素信号に対応して強度変調さ
れたレーザー光Lを出力し、上記の回転駆動されている
感光ドラム2の一様帯電処理面を走査露光する。この走
査露光により感光ドラム2の表面に走査露光パターンに
対応した静電潜像が形成される。
【0038】4)5は現像装置であり、上記の感光ドラ
ム表面に形成された静電潜像を現像領域部aにおいて現
像剤によりトナー像として可視化する。本実施例の現像
装置4は、現像剤として一成分磁性ネガトナーTを用い
た反転現像装置である。この現像装置4の構成について
は次の(2)項で詳述する。
ム表面に形成された静電潜像を現像領域部aにおいて現
像剤によりトナー像として可視化する。本実施例の現像
装置4は、現像剤として一成分磁性ネガトナーTを用い
た反転現像装置である。この現像装置4の構成について
は次の(2)項で詳述する。
【0039】5)6は接触転写装置としての中抵抗の転
写ローラ(転写用帯電ローラ)であり、感光ドラム2に
所定に圧接させて転写ニップ部bを形成させてある。
写ローラ(転写用帯電ローラ)であり、感光ドラム2に
所定に圧接させて転写ニップ部bを形成させてある。
【0040】7はプリンタ本体奥側に配設のシートトレ
イであり、記録媒体であるシート材Pを積載収納してあ
る。このシートトレイ7内のシート材Pがピックアップ
ローラ8・給紙ローラ9により一枚分離給紙され、転写
ガイド10を搬送されて、上記の転写ニップ部bに所定
の制御タイミングで給紙され、かつ転写ローラ6に不図
示の電源から所定の転写バイアス電圧が印加されること
で、感光ドラム2側のトナー像が転写ニップ部bに給紙
されたシート材Pの面に順次に転写されていく。
イであり、記録媒体であるシート材Pを積載収納してあ
る。このシートトレイ7内のシート材Pがピックアップ
ローラ8・給紙ローラ9により一枚分離給紙され、転写
ガイド10を搬送されて、上記の転写ニップ部bに所定
の制御タイミングで給紙され、かつ転写ローラ6に不図
示の電源から所定の転写バイアス電圧が印加されること
で、感光ドラム2側のトナー像が転写ニップ部bに給紙
されたシート材Pの面に順次に転写されていく。
【0041】即ち、転写ニップ部bに導入されたシート
材Pはこの転写ニップ部bを挟持搬送されて、その表面
側に回転感光ドラム2の表面に形成担持されているトナ
ー画像が順次に静電気力と押圧力にて転写されていく。
材Pはこの転写ニップ部bを挟持搬送されて、その表面
側に回転感光ドラム2の表面に形成担持されているトナ
ー画像が順次に静電気力と押圧力にて転写されていく。
【0042】6)転写ニップ部bに給紙されて感光ドラ
ム2側のトナー像の転写を受けたシート材Pは、回転感
光ドラム2の面から分離され、搬送ガイド11を搬送さ
れて定着装置12の定着ローラ12aと加圧ローラ12
bとの圧接部である定着ニップ部に導入され、加熱・加
圧定着処理を受けて画像形成物(プリント、コピー)
P′として排紙ローラ対13でプリンタ本体の手前側
(正面側)に配設された排紙トレイ14へ排出される。
ム2側のトナー像の転写を受けたシート材Pは、回転感
光ドラム2の面から分離され、搬送ガイド11を搬送さ
れて定着装置12の定着ローラ12aと加圧ローラ12
bとの圧接部である定着ニップ部に導入され、加熱・加
圧定着処理を受けて画像形成物(プリント、コピー)
P′として排紙ローラ対13でプリンタ本体の手前側
(正面側)に配設された排紙トレイ14へ排出される。
【0043】7)15はプリンタ本体に着脱自在のプロ
セスカートリッジである。本実施例のプロセスカートリ
ッジ15は、感光ドラム2、帯電ローラ3、現像装置5
の3つのプロセス機器を包含させて構成してある。
セスカートリッジである。本実施例のプロセスカートリ
ッジ15は、感光ドラム2、帯電ローラ3、現像装置5
の3つのプロセス機器を包含させて構成してある。
【0044】ここで、プロセスカートリッジとは、帯電
手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを
画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。
及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくと
も一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し
て画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一
体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に対して着
脱可能とするものである。
手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを
画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。
及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくと
も一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し
て画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一
体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に対して着
脱可能とするものである。
【0045】8)本実施例のプリンタはトナーリサイク
ルプロセス(クリーナーレスシステム)の装置であり、
転写ニップ部bで感光ドラム2側からシート材P側に転
写されずに感光ドラム2上に残存した転写残トナーを回
収する専用のクリーナーは設けておらず、転写残トナー
は、一部帯電ローラ2に取り込まれたのちに感光ドラム
2上に吐き出され、現像装置5に回収され、残りはその
まま感光ドラム2の回転に伴い現像装置5に回収され
る。そして、感光ドラム2は上述の作像動作を繰り返し
画像形成を行う。
ルプロセス(クリーナーレスシステム)の装置であり、
転写ニップ部bで感光ドラム2側からシート材P側に転
写されずに感光ドラム2上に残存した転写残トナーを回
収する専用のクリーナーは設けておらず、転写残トナー
は、一部帯電ローラ2に取り込まれたのちに感光ドラム
2上に吐き出され、現像装置5に回収され、残りはその
まま感光ドラム2の回転に伴い現像装置5に回収され
る。そして、感光ドラム2は上述の作像動作を繰り返し
画像形成を行う。
【0046】9)現像装置5から帯電ニップ部nへの帯
電促進剤Cの供給 現像装置5の現像剤(トナー)Tに混入させた帯電促進
剤Cは、現像装置5による感光ドラム2側の静電潜像の
トナー現像時にトナーとともに適当量が感光ドラム2側
に移行する。感光ドラム2上のトナー画像は転写ニップ
部bにおいて転写バイアスの影響でシート材P側に引か
れて積極的に転移するが、感光ドラム2上の帯電促進剤
Cは導電性であることでシート材P側には積極的には転
移せず、感光ドラム2上に実質的に付着保持されて残留
する。
電促進剤Cの供給 現像装置5の現像剤(トナー)Tに混入させた帯電促進
剤Cは、現像装置5による感光ドラム2側の静電潜像の
トナー現像時にトナーとともに適当量が感光ドラム2側
に移行する。感光ドラム2上のトナー画像は転写ニップ
部bにおいて転写バイアスの影響でシート材P側に引か
れて積極的に転移するが、感光ドラム2上の帯電促進剤
Cは導電性であることでシート材P側には積極的には転
移せず、感光ドラム2上に実質的に付着保持されて残留
する。
【0047】そしてトナーリサイクルプロセスの画像形
成装置はクリーナーを用いないため、転写後の感光ドラ
ム2面に残存の転写残トナーおよび上記の残存帯電促進
剤Cは感光ドラム2と接触帯電部材である帯電ローラ3
の当接部である帯電ニップ部nに感光ドラム2の回転で
そのまま持ち運ばれて帯電ローラ3に付着・混入する。
即ち現像装置5から帯電ニップ部nに対して感光ドラム
2面を介して帯電促進剤Cの補給がなされる。帯電ニッ
プ部nでは帯電促進剤Cの存在により、帯電ローラ3に
トナーが付着・混入した場合でも、帯電ローラ3の感光
ドラム2への緻密な接触性と接触抵抗を維持できるた
め、接触帯電部材が帯電ローラ3のような簡易な部材で
あり、しかも帯電ローラ3の転写残トナーによる汚染に
かかわらず、該帯電ローラ3による感光ドラム2の直接
注入帯電を行なわせることができる。つまり、帯電ロー
ラ3が帯電促進剤Cを介して密に感光ドラム2に接触し
て、帯電ローラ3と感光ドラム2の当接部に存在する帯
電促進剤Cが感光ドラム2表面を隙間なく摺擦すること
で、帯電ローラ3による感光ドラム2の帯電は帯電促進
剤Cの存在により放電現象を用いない安定かつ安全な直
接注入帯電が支配的となり、従来のローラ帯電等では得
られなかった高い帯電効率が得られ、帯電ローラ3に印
加した電圧とほぼ同等の電位を感光ドラム2に与えるこ
とができる。
成装置はクリーナーを用いないため、転写後の感光ドラ
ム2面に残存の転写残トナーおよび上記の残存帯電促進
剤Cは感光ドラム2と接触帯電部材である帯電ローラ3
の当接部である帯電ニップ部nに感光ドラム2の回転で
そのまま持ち運ばれて帯電ローラ3に付着・混入する。
即ち現像装置5から帯電ニップ部nに対して感光ドラム
2面を介して帯電促進剤Cの補給がなされる。帯電ニッ
プ部nでは帯電促進剤Cの存在により、帯電ローラ3に
トナーが付着・混入した場合でも、帯電ローラ3の感光
ドラム2への緻密な接触性と接触抵抗を維持できるた
め、接触帯電部材が帯電ローラ3のような簡易な部材で
あり、しかも帯電ローラ3の転写残トナーによる汚染に
かかわらず、該帯電ローラ3による感光ドラム2の直接
注入帯電を行なわせることができる。つまり、帯電ロー
ラ3が帯電促進剤Cを介して密に感光ドラム2に接触し
て、帯電ローラ3と感光ドラム2の当接部に存在する帯
電促進剤Cが感光ドラム2表面を隙間なく摺擦すること
で、帯電ローラ3による感光ドラム2の帯電は帯電促進
剤Cの存在により放電現象を用いない安定かつ安全な直
接注入帯電が支配的となり、従来のローラ帯電等では得
られなかった高い帯電効率が得られ、帯電ローラ3に印
加した電圧とほぼ同等の電位を感光ドラム2に与えるこ
とができる。
【0048】また帯電ローラ3に付着・混入した転写残
トナーは帯電ローラ3から徐々に感光ドラム2上に吐き
出されて感光ドラム2面の移動とともに現像領域部aに
至り、現像装置5において現像同時クリーニング(回
収)される。
トナーは帯電ローラ3から徐々に感光ドラム2上に吐き
出されて感光ドラム2面の移動とともに現像領域部aに
至り、現像装置5において現像同時クリーニング(回
収)される。
【0049】現像同時クリーニングは、転写後に感光ド
ラム2上に残留したトナーを引き続く画像形成工程の現
像時、即ち引き続き感光体を帯電し、露光して潜像を形
成し、その潜像の現像時において、現像装置のかぶり取
りバイアス、即ち現像装置に印加する直流電圧と感光体
の表面電位間の電位差であるかぶり取り電位差Vbac
kによって回収するものである。本実施例におけるプリ
ンタのように反転現像の場合では、この現像同時クリー
ニングは、感光ドラムの暗部電位から現像ローラにトナ
ーを回収する電界と、現像ローラから感光ドラムの明部
電位ヘトナーを付着させる電界の作用でなされる。
ラム2上に残留したトナーを引き続く画像形成工程の現
像時、即ち引き続き感光体を帯電し、露光して潜像を形
成し、その潜像の現像時において、現像装置のかぶり取
りバイアス、即ち現像装置に印加する直流電圧と感光体
の表面電位間の電位差であるかぶり取り電位差Vbac
kによって回収するものである。本実施例におけるプリ
ンタのように反転現像の場合では、この現像同時クリー
ニングは、感光ドラムの暗部電位から現像ローラにトナ
ーを回収する電界と、現像ローラから感光ドラムの明部
電位ヘトナーを付着させる電界の作用でなされる。
【0050】また帯電ローラ3から帯電促進剤Cが脱落
しても、プリンタが稼働されることで、現像装置5の現
像剤Tに添加してある帯電促進剤Cが現像領域部aで感
光ドラム2面に移行し該感光ドラム2の回転により転写
ニップ部bを経て帯電ニップ部nに持ち運ばれて帯電ロ
ーラ3に逐次に供給され続けるため、帯電促進剤Cの存
在による良好な帯電性が安定して維持される。
しても、プリンタが稼働されることで、現像装置5の現
像剤Tに添加してある帯電促進剤Cが現像領域部aで感
光ドラム2面に移行し該感光ドラム2の回転により転写
ニップ部bを経て帯電ニップ部nに持ち運ばれて帯電ロ
ーラ3に逐次に供給され続けるため、帯電促進剤Cの存
在による良好な帯電性が安定して維持される。
【0051】かくして、帯電ローラ3の転写残トナーに
よる汚染にかかわらず、低印加電圧でオゾンレスの直接
注入帯電を長期に渡り安定に維持させることができ、均
一な帯電性を与えることが出来、オゾン生成物による障
害、帯電不良による障害等のない、簡易な構成、低コス
トなプリンタを得ることができる。
よる汚染にかかわらず、低印加電圧でオゾンレスの直接
注入帯電を長期に渡り安定に維持させることができ、均
一な帯電性を与えることが出来、オゾン生成物による障
害、帯電不良による障害等のない、簡易な構成、低コス
トなプリンタを得ることができる。
【0052】(B)現像装置5 本実施例における現像装置5は現像剤として一成分磁性
ネガトナーTを用いた反転現像装置である。この現像装
置5は、現像ローラ51と、現像ブレード52が配置さ
れ、少量のトナーを収容可能な現像室53を有する現像
部5Aと、トナーTを収納したトナー室55と該トナー
室内部に配置された攪拌手段56とを有するトナー保持
部5Bを有する。
ネガトナーTを用いた反転現像装置である。この現像装
置5は、現像ローラ51と、現像ブレード52が配置さ
れ、少量のトナーを収容可能な現像室53を有する現像
部5Aと、トナーTを収納したトナー室55と該トナー
室内部に配置された攪拌手段56とを有するトナー保持
部5Bを有する。
【0053】現像部5Aの現像室53と、トナー保持部
5Bのトナー室55は、その両者の間に設けられたトナ
ー補給開口54を通じて連結されている。
5Bのトナー室55は、その両者の間に設けられたトナ
ー補給開口54を通じて連結されている。
【0054】1)現像部5Aの説明 現像ローラ51は、アルミニウムで形成された円筒状の
シリンダ51aと、シリンダ51a内部に配置されたマ
グネットローラ51bとで構成され、感光ドラム2に対
して所定の離間距離をもって配設される。マグネットロ
ーラ51bは非回転に固定されており、シリンダ51a
が矢印K3の方向に回転駆動される。現像ブレード52
はその一端側が現像ローラ51のシリンダ51aの外周
面に押圧されるように、他端側にて現像装置枠体57に
固定される。
シリンダ51aと、シリンダ51a内部に配置されたマ
グネットローラ51bとで構成され、感光ドラム2に対
して所定の離間距離をもって配設される。マグネットロ
ーラ51bは非回転に固定されており、シリンダ51a
が矢印K3の方向に回転駆動される。現像ブレード52
はその一端側が現像ローラ51のシリンダ51aの外周
面に押圧されるように、他端側にて現像装置枠体57に
固定される。
【0055】画像形成の際に現像ローラ51のシリンダ
51aは、回転駆動されるとともに、不図示の現像バイ
アス印加電源から所定の現像バイアス電圧(実施例では
−420Vの直流電圧にピーク間電圧1600V周波数
1800Hzの交流電圧を重畳したもの)が印加され
る。
51aは、回転駆動されるとともに、不図示の現像バイ
アス印加電源から所定の現像バイアス電圧(実施例では
−420Vの直流電圧にピーク間電圧1600V周波数
1800Hzの交流電圧を重畳したもの)が印加され
る。
【0056】この際、現像室53内の一成分磁性トナー
Tはマグネットローラ51bの磁力によってシリンダ5
1aの外周面に引きつけられ、シリンダ51aの回転駆
動に伴って現像ブレード52との当接部に搬送され、層
厚規制・電荷付与がされる。シリンダ51aと現像ブレ
ード52との当接部を通過したシリンダ51a上のトナ
ーTはシリンダ51aの引き続くの回転に伴って現像部
aであるシリンダ51aと感光ドラム2との対向部に搬
送される。この現像部aにおいては、現像バイアスの印
加されたシリンダ51aと接地された感光ドラム2の基
材との間で電界が形成されており、該電界の作用によっ
てトナーTが感光ドラム20外周面に形成された静電潜
像を現像する。
Tはマグネットローラ51bの磁力によってシリンダ5
1aの外周面に引きつけられ、シリンダ51aの回転駆
動に伴って現像ブレード52との当接部に搬送され、層
厚規制・電荷付与がされる。シリンダ51aと現像ブレ
ード52との当接部を通過したシリンダ51a上のトナ
ーTはシリンダ51aの引き続くの回転に伴って現像部
aであるシリンダ51aと感光ドラム2との対向部に搬
送される。この現像部aにおいては、現像バイアスの印
加されたシリンダ51aと接地された感光ドラム2の基
材との間で電界が形成されており、該電界の作用によっ
てトナーTが感光ドラム20外周面に形成された静電潜
像を現像する。
【0057】2)トナー保持部5Bの説明 図3はトナー保持部5B部分の拡大図である。トナー保
持部5Bには、画像形成の際に矢印K4の方向に回転駆
動される攪拌手段56が配置され、トナー室55の底面
領域55aは該攪拌手段56が描き得る最大攪拌半径R
2と略同一となるように設定されている。また、攪拌手
段56の回転方向K4に対してトナー補給開口54より
上流側には、前記最大攪拌半径R2内部まで侵入する突
起58が設けられている。
持部5Bには、画像形成の際に矢印K4の方向に回転駆
動される攪拌手段56が配置され、トナー室55の底面
領域55aは該攪拌手段56が描き得る最大攪拌半径R
2と略同一となるように設定されている。また、攪拌手
段56の回転方向K4に対してトナー補給開口54より
上流側には、前記最大攪拌半径R2内部まで侵入する突
起58が設けられている。
【0058】トナー室55内には帯電促進剤Cを含むト
ナーTが充填されており、初期状態におけるトナー面S
は、図2・図3のように、攪拌手段56が描き得る最大
攪拌径R2の上死点と略同一となる。画像形成の際にト
ナー室55内のトナーTは、攪拌手段56によって攪拌
されるとともに、その一部はトナー供給開口54を通じ
て現像室53に搬送される。
ナーTが充填されており、初期状態におけるトナー面S
は、図2・図3のように、攪拌手段56が描き得る最大
攪拌径R2の上死点と略同一となる。画像形成の際にト
ナー室55内のトナーTは、攪拌手段56によって攪拌
されるとともに、その一部はトナー供給開口54を通じ
て現像室53に搬送される。
【0059】3)攪拌手段56の構成 画像形成時に回転駆動される攪拌手段56は、回転駆動
力が伝達される攪拌軸61と、シート状の攪拌板62
と、粉体である帯電促進剤Cを内包し該帯電促進剤Cが
通過可能な開口を有する粉体保持部材(本実施例では所
定の大きさのメッシュを有する生地で形成されたメッシ
ュバッグ)63と、保持部材64とで構成される。
力が伝達される攪拌軸61と、シート状の攪拌板62
と、粉体である帯電促進剤Cを内包し該帯電促進剤Cが
通過可能な開口を有する粉体保持部材(本実施例では所
定の大きさのメッシュを有する生地で形成されたメッシ
ュバッグ)63と、保持部材64とで構成される。
【0060】攪拌軸61は、その回転中心と略同軸に設
けられた軸部61aと、該軸部61aと平行に配置され
た台座部61bとを一体的に有する。メッシュバッグ6
3は攪拌軸61の台座部61bに固定される。攪拌板6
2は樹脂(本実施例ではポリフェニレンサルファイド)
で形成され、攪拌手段56の回転方向K4に対してメッ
シュバッグ63より下流側において、その一端側62a
が前記メッシュバッグ63に干渉する位置に、他端側6
2bが保持部材64によって軸部61aに固定される。
攪拌板62の厚みは、トナーの抵抗によって弾性変形す
る値(本実施例においては0.3ミリメートル以下)に
設定されている。
けられた軸部61aと、該軸部61aと平行に配置され
た台座部61bとを一体的に有する。メッシュバッグ6
3は攪拌軸61の台座部61bに固定される。攪拌板6
2は樹脂(本実施例ではポリフェニレンサルファイド)
で形成され、攪拌手段56の回転方向K4に対してメッ
シュバッグ63より下流側において、その一端側62a
が前記メッシュバッグ63に干渉する位置に、他端側6
2bが保持部材64によって軸部61aに固定される。
攪拌板62の厚みは、トナーの抵抗によって弾性変形す
る値(本実施例においては0.3ミリメートル以下)に
設定されている。
【0061】4)トナー保持部5B内のトナーTに対す
る帯電促進剤Cの補給 攪拌手段56が回転駆動された際、トナー保持部5B内
にトナーTが存在していると攪拌板62はトナーTの負
荷によって弾性変形する。図2・図3のように攪拌手段
56がトナーTに埋没してその負荷が最大となる初期状
態において攪拌板62の弾性変形量は最大となり、攪拌
板62の一端側62aの描く攪拌半径は最小値となる
(第1攪拌半径RI)。一方、図4のようにトナーTが
完全に消費されると、トナーTの負荷がかからないた
め、攪拌板62の一端側62aはメッシュバッグ63に
当接した状態で回転し、一端側62aの端面の描く攪拌
半径は最大となる(第2攪拌半径R2)。
る帯電促進剤Cの補給 攪拌手段56が回転駆動された際、トナー保持部5B内
にトナーTが存在していると攪拌板62はトナーTの負
荷によって弾性変形する。図2・図3のように攪拌手段
56がトナーTに埋没してその負荷が最大となる初期状
態において攪拌板62の弾性変形量は最大となり、攪拌
板62の一端側62aの描く攪拌半径は最小値となる
(第1攪拌半径RI)。一方、図4のようにトナーTが
完全に消費されると、トナーTの負荷がかからないた
め、攪拌板62の一端側62aはメッシュバッグ63に
当接した状態で回転し、一端側62aの端面の描く攪拌
半径は最大となる(第2攪拌半径R2)。
【0062】この、攪拌板62の一端側62aの端面が
描く攪拌半径は、攪拌手段56の一回転毎の平均攪拌半
径としてとらえた場合には、トナー室55内のトナーT
の消費に伴って第1攪拌半径R1から第2攪拌半径R2
に近づく。
描く攪拌半径は、攪拌手段56の一回転毎の平均攪拌半
径としてとらえた場合には、トナー室55内のトナーT
の消費に伴って第1攪拌半径R1から第2攪拌半径R2
に近づく。
【0063】一方、攪拌手段56の一回転中の変動とし
てとらえた場合、攪拌板62のたわみ量は空気中を通過
する場合とトナー中を通過する場合とで負荷が大きく異
なるため攪拌板62端面の通過する経路は、空気とトナ
ーとの境界部となるトナー面Sの位置の影響を受け、本
実施例のように、初期状態においてトナー面Sが攪拌最
大径の上死点と略同一位置にある場合(図2・図3)、 .図5の(a)のように、トナー面Sが攪拌手段回転
中心近傍まで下がるまでは、攪拌板62の最大たわみ量
は略一定のまま最小たわみ量が徐々に低下するため、攪
拌板62の端面の描く最大外径はR1で一定のまま最小
半径が徐々にR2に近づく、 .トナー面Sが攪拌手段回転中心近傍より更に下がる
と、最小たわみ量が一定のまま最大たわみ量が徐々に低
下するため、攪拌板62の端面の描く最小外径はR2で
一定のまま最大半径が徐々にR2に近づく。
てとらえた場合、攪拌板62のたわみ量は空気中を通過
する場合とトナー中を通過する場合とで負荷が大きく異
なるため攪拌板62端面の通過する経路は、空気とトナ
ーとの境界部となるトナー面Sの位置の影響を受け、本
実施例のように、初期状態においてトナー面Sが攪拌最
大径の上死点と略同一位置にある場合(図2・図3)、 .図5の(a)のように、トナー面Sが攪拌手段回転
中心近傍まで下がるまでは、攪拌板62の最大たわみ量
は略一定のまま最小たわみ量が徐々に低下するため、攪
拌板62の端面の描く最大外径はR1で一定のまま最小
半径が徐々にR2に近づく、 .トナー面Sが攪拌手段回転中心近傍より更に下がる
と、最小たわみ量が一定のまま最大たわみ量が徐々に低
下するため、攪拌板62の端面の描く最小外径はR2で
一定のまま最大半径が徐々にR2に近づく。
【0064】最大攪拌半径が第2攪拌半径R2に達する
と攪拌板62がメッシュパッグ63に突き当たる衝撃で
メッシュバッグ63から帯電促進剤Cが吹き出され、ト
ナー室55内のトナーTに供給され始める(図5の
(a)→(b))。この際、変形状態から復元しようと
する攪拌板62に対してトナーTが緩衝材として作用す
るが、トナー面Sの低下に伴ってトナーTの緩衝材とし
ての作用も低下するため、帯電促進剤Cの補給量は徐々
に増加する。
と攪拌板62がメッシュパッグ63に突き当たる衝撃で
メッシュバッグ63から帯電促進剤Cが吹き出され、ト
ナー室55内のトナーTに供給され始める(図5の
(a)→(b))。この際、変形状態から復元しようと
する攪拌板62に対してトナーTが緩衝材として作用す
るが、トナー面Sの低下に伴ってトナーTの緩衝材とし
ての作用も低下するため、帯電促進剤Cの補給量は徐々
に増加する。
【0065】一方、トナー面Sが攪拌手段回転中心近傍
より更に下がると、攪拌板Sの弾性変形量自体が低下す
るため、メッシュバッグ63から供給される帯電促進剤
Cの量は減少し始める。
より更に下がると、攪拌板Sの弾性変形量自体が低下す
るため、メッシュバッグ63から供給される帯電促進剤
Cの量は減少し始める。
【0066】トナー面Sの低下に伴って攪拌板62は第
2攪拌半径R2を維持しようとするが、本実施例におい
ては突起58を設けているために帯電促進剤Cの補給量
はゼロとはならず、かつ、該突起58をトナー供給開口
54の上流側に配置しているため、トナー室55内から
トナーが完全になくなっても現像室53のトナーTには
少量の帯電促進剤Cが補給され続ける。
2攪拌半径R2を維持しようとするが、本実施例におい
ては突起58を設けているために帯電促進剤Cの補給量
はゼロとはならず、かつ、該突起58をトナー供給開口
54の上流側に配置しているため、トナー室55内から
トナーが完全になくなっても現像室53のトナーTには
少量の帯電促進剤Cが補給され続ける。
【0067】このように、現像装置内に配置される攪拌
手段をトナー等の抵抗によって弾性変形可能に構成する
とともに、粉体である帯電促進剤を内包し、かつ、帯電
促進剤が通過可能な穴を有した粉体保持部材を、抵抗が
解除された時に復元しようとする攪拌手段の復元力が作
用可能な位置に配置させた、簡易な粉体補給構成を用い
て、トナー保持部5B内のトナーTに対する帯電促進剤
Cの定期的な補給を行い、現像装置5内の現像剤である
トナーTと帯電促進剤Cとの混合比を適正値に維持可能
な構成を実現している。
手段をトナー等の抵抗によって弾性変形可能に構成する
とともに、粉体である帯電促進剤を内包し、かつ、帯電
促進剤が通過可能な穴を有した粉体保持部材を、抵抗が
解除された時に復元しようとする攪拌手段の復元力が作
用可能な位置に配置させた、簡易な粉体補給構成を用い
て、トナー保持部5B内のトナーTに対する帯電促進剤
Cの定期的な補給を行い、現像装置5内の現像剤である
トナーTと帯電促進剤Cとの混合比を適正値に維持可能
な構成を実現している。
【0068】特に実施例装置のように、攪拌手段の弾性
変形を主としてトナーで行うとともに、粉体保持手段を
攪拌手段と同期して回転駆動することで、装置の使用開
始時はトナーの消費に伴って帯電促進剤の補給量が徐々
に増加する構成として、予め帯電ローラに塗布された帯
電促進剤が脱落するのにあわせて現像装置から帯電装置
への帯電促進剤の補給量を増加させる、現像装置内の耐
久後半においてはトナーの減少に併せて帯電促進剤補給
量が徐々に減少する構成として、トナーに対する帯電促
進剤の混合比(ひいては帯電促進剤の供給量)が過多に
なるのを防止することを実現している。
変形を主としてトナーで行うとともに、粉体保持手段を
攪拌手段と同期して回転駆動することで、装置の使用開
始時はトナーの消費に伴って帯電促進剤の補給量が徐々
に増加する構成として、予め帯電ローラに塗布された帯
電促進剤が脱落するのにあわせて現像装置から帯電装置
への帯電促進剤の補給量を増加させる、現像装置内の耐
久後半においてはトナーの減少に併せて帯電促進剤補給
量が徐々に減少する構成として、トナーに対する帯電促
進剤の混合比(ひいては帯電促進剤の供給量)が過多に
なるのを防止することを実現している。
【0069】実施例の形態においては更に、トナー室5
5と現像室53とを連絡するトナー供給開口54の上流
側に攪拌手段に作用可能な突起形状58を設けること
で、トナー室54からすべてのトナーTがトナー室54
から掻き出されても現像室53に残留したトナーヘの帯
電促進剤供給を可能といている。
5と現像室53とを連絡するトナー供給開口54の上流
側に攪拌手段に作用可能な突起形状58を設けること
で、トナー室54からすべてのトナーTがトナー室54
から掻き出されても現像室53に残留したトナーヘの帯
電促進剤供給を可能といている。
【0070】(C)その他 1)実施例では、帯電ローラからの帯電促進剤の脱落に
あわせて徐々に帯電促進剤が補給され始める構成を例示
しているが、実施例記載の構成で更に適量の帯電促進剤
を予めトナーに混入することで、トナーに混入した帯電
促進剤の消費にあわせて粉体保持部材から徐々に帯電促
進剤を補給させ、トナーと帯電促進剤の混合比を常時、
略一定に保つことも可能である。
あわせて徐々に帯電促進剤が補給され始める構成を例示
しているが、実施例記載の構成で更に適量の帯電促進剤
を予めトナーに混入することで、トナーに混入した帯電
促進剤の消費にあわせて粉体保持部材から徐々に帯電促
進剤を補給させ、トナーと帯電促進剤の混合比を常時、
略一定に保つことも可能である。
【0071】2)実施例においては、弾性変形可能な攪
拌手段としてシート状のポリフェニレンサルファイドを
例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
ポリエチレンテレフタレート等の他材料を用いてシート
状に形成した部材を用いても、あるいは高剛性の板材と
バネ等の付勢手段を用いた構成を用いてもかまわない。
拌手段としてシート状のポリフェニレンサルファイドを
例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
ポリエチレンテレフタレート等の他材料を用いてシート
状に形成した部材を用いても、あるいは高剛性の板材と
バネ等の付勢手段を用いた構成を用いてもかまわない。
【0072】3)実施例では粉体保持部材としてメッシ
ュバッグを例示したが、粉体保持部材は粉体を噴出可能
に内包していればよく、連泡性の発泡部材や、フェルト
状部材、あるいは微少開口が複数穿孔された容器などで
もよい。
ュバッグを例示したが、粉体保持部材は粉体を噴出可能
に内包していればよく、連泡性の発泡部材や、フェルト
状部材、あるいは微少開口が複数穿孔された容器などで
もよい。
【0073】4)実施例では粉体保持部材の取り付け位
置を攪拌軸上としたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、弾性変形した攪拌手段の復元力が作用可能な
位置であればよく、攪拌板自体に固定しても、現像装置
枠体に固定してもよい。
置を攪拌軸上としたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、弾性変形した攪拌手段の復元力が作用可能な
位置であればよく、攪拌板自体に固定しても、現像装置
枠体に固定してもよい。
【0074】5)、実施例ではトナーヘの帯電促進剤の
添加手段について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、トナーの流動性向上や現像性向上等の
手段として提案されている金属酸化物粒子や樹脂粒子等
の他の粉体の補給手段として用いてもよい。
添加手段について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、トナーの流動性向上や現像性向上等の
手段として提案されている金属酸化物粒子や樹脂粒子等
の他の粉体の補給手段として用いてもよい。
【0075】6)また、実施例ではプロセスカートリッ
ジの現像装置を説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、トナーカートリッジに用いることも可能
である。
ジの現像装置を説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、トナーカートリッジに用いることも可能
である。
【0076】7)像担持体として静電記録誘電体を用い
ることも出来る。この場合の画像情報書き込み手段は露
光装置ではなく、除電針アレイ、電子銃等の選択的除電
装置である。
ることも出来る。この場合の画像情報書き込み手段は露
光装置ではなく、除電針アレイ、電子銃等の選択的除電
装置である。
【0077】8)実施例は画像形成装置としてレーザー
ビームプリンタを例示したが、複写機、ファクシミリ装
置、ワードプロセッサ等の他の画像形成装置であっても
よい。
ビームプリンタを例示したが、複写機、ファクシミリ装
置、ワードプロセッサ等の他の画像形成装置であっても
よい。
【0078】9)接触帯電部材はローラタイプに限られ
ず、例えば回動エンドレスベルトタイプのものにするこ
ともできる。導電性・弾性層はスポンジ肉質に限られ
ず、充実肉質のもの、編織布、不織布等を用いたものと
することもできる。
ず、例えば回動エンドレスベルトタイプのものにするこ
ともできる。導電性・弾性層はスポンジ肉質に限られ
ず、充実肉質のもの、編織布、不織布等を用いたものと
することもできる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明に依れば、像
担持体の潜像を現像剤で現像する現像装置内の現像剤と
該現像剤に対する帯電促進剤等の混入用粉体の混合比を
適正値に制御する手段として、簡易な構成を用いて粉体
の定期的な補給を行い、現像装置内の現像剤と混入用粉
体との混合比は常時所定のほぼ一定に維持、あるいは、
接触注入帯電手段上の帯電促進剤の脱落にあわせて現像
装置内の帯電促進剤のトナーに対する混合比を増加させ
て、現像装置内の現像剤と該現像剤に対する帯電促進剤
の混合比を適正値に維持可能な構成を実現できる。
担持体の潜像を現像剤で現像する現像装置内の現像剤と
該現像剤に対する帯電促進剤等の混入用粉体の混合比を
適正値に制御する手段として、簡易な構成を用いて粉体
の定期的な補給を行い、現像装置内の現像剤と混入用粉
体との混合比は常時所定のほぼ一定に維持、あるいは、
接触注入帯電手段上の帯電促進剤の脱落にあわせて現像
装置内の帯電促進剤のトナーに対する混合比を増加させ
て、現像装置内の現像剤と該現像剤に対する帯電促進剤
の混合比を適正値に維持可能な構成を実現できる。
【0080】また、像担持体の帯電手段が帯電促進剤を
用いた接触注入帯電手段であり、且つ、トナーリサイク
ルシステムの転写式画像形成装置において、装置の使用
開始時は現像剤の消費に伴って該現像剤に対する混入用
粉体としての帯電促進用剤の補給量が徐々に増加する構
成として、予め接触注入帯電手段に塗布された帯電促進
剤が脱落するのにあわせて現像装置から接触注入帯電手
段への帯電促進剤の補給量を増加させる、また現像装置
内の耐久後半においては現像剤の減少に併せて帯電促進
剤補給量が徐々に減少する構成として、現像剤に対する
帯電促進剤の混合比(ひいては帯電促進剤の供給量)が過
多になるのを防止することを実現できた。
用いた接触注入帯電手段であり、且つ、トナーリサイク
ルシステムの転写式画像形成装置において、装置の使用
開始時は現像剤の消費に伴って該現像剤に対する混入用
粉体としての帯電促進用剤の補給量が徐々に増加する構
成として、予め接触注入帯電手段に塗布された帯電促進
剤が脱落するのにあわせて現像装置から接触注入帯電手
段への帯電促進剤の補給量を増加させる、また現像装置
内の耐久後半においては現像剤の減少に併せて帯電促進
剤補給量が徐々に減少する構成として、現像剤に対する
帯電促進剤の混合比(ひいては帯電促進剤の供給量)が過
多になるのを防止することを実現できた。
【図1】 実施例の画像形成装置の概略構成模型図
【図2】 プロセスカートリッジ部分の拡大図
【図3】 現像装置のトナー収納部部分の拡大図(トナ
ーが十分に充填されている初期状態時)
ーが十分に充填されている初期状態時)
【図4】 現像装置のトナー収納部部分の拡大図(トナ
ーが消費されてトナー収納部が空の状態時)
ーが消費されてトナー収納部が空の状態時)
【図5】 トナー保持部内のトナーに対する帯電促進剤
の補給動作の説明図
の補給動作の説明図
1…画像形成装置の総括符号、2…感光ドラム、3…帯
電装置(帯電ローラ)、4…露光装置(レーザースキヤ
ナユニット)、5…現像装置、6…転写用帯電ローラ、
7…シートトレイ、8…ピックアップローラ、9…給紙
ローラ、10…転写ガイド、11…搬送ガイド、12…
定着装置、12a…定着ローラ、12b…加圧ローラ、
13…排紙ローラ対、14…排紙トレイ、5A…現像
部、5B…トナー保持部、51…現像ローラ、51a…
シリンダ、51b…マグネットローラ、52…現像ブレ
ード、53…現像室、54…トナー補給開口、55…ト
ナー室、56…現像装置枠体、58…突起、56…攪拌
手段、61…攪拌軸、61a…軸部、61b…台座部、
62…攪拌板、62a…一端側、62b…他端側、63
…粉体保持部材(メッシュバッグ)、C…金属酸化物微
粉体(帯電促進剤)、L…レーザー光、n…帯電ニップ
部、P…記録媒体(シート材)、S…トナー面、T…現
像剤(トナー)
電装置(帯電ローラ)、4…露光装置(レーザースキヤ
ナユニット)、5…現像装置、6…転写用帯電ローラ、
7…シートトレイ、8…ピックアップローラ、9…給紙
ローラ、10…転写ガイド、11…搬送ガイド、12…
定着装置、12a…定着ローラ、12b…加圧ローラ、
13…排紙ローラ対、14…排紙トレイ、5A…現像
部、5B…トナー保持部、51…現像ローラ、51a…
シリンダ、51b…マグネットローラ、52…現像ブレ
ード、53…現像室、54…トナー補給開口、55…ト
ナー室、56…現像装置枠体、58…突起、56…攪拌
手段、61…攪拌軸、61a…軸部、61b…台座部、
62…攪拌板、62a…一端側、62b…他端側、63
…粉体保持部材(メッシュバッグ)、C…金属酸化物微
粉体(帯電促進剤)、L…レーザー光、n…帯電ニップ
部、P…記録媒体(シート材)、S…トナー面、T…現
像剤(トナー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H077 AA00 AB00 AB01 AB13 AB15 AB21 AC01 AC16 AD06 AD13 AD36 EA11 GA00 GA17 2H200 FA02 FA07 GA18 GA34 GA46 GA49 GA59 GB37 HA03 HA21 HB12 HB17 HB23 HB43 HB46 HB47 MB06 MC02 NA02
Claims (8)
- 【請求項1】 像担持体の潜像を現像剤で現像する現像
装置において、現像剤収納部の現像剤に対する混入用粉
体を収納した粉体保持部材を配置し、現像剤収納部内の
現像剤攪拌部材の攪拌動作により粉体保持部材から混入
用粉体を放出させて現像剤収納部の現像剤に混入させる
ことを特徴とする現像装置。 - 【請求項2】 像担持体の潜像を現像剤で現像する現像
装置において、現像剤収納部内に、少なくとも部分的に
弾性変形可能な現像剤攪拌部材と、現像剤に対する混入
用粉体を収納し、かつ、前記粉体が通過可能な開口を有
する粉体保持部材とを有し、前記現像剤攪拌部材が通過
可能な領域内に前記粉体保持部材を配置したことを特徴
とする現像装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の現像装置において、前
記現像剤攪拌部材は軸部と弾性変形可能なシート部とで
構成され、かつ、前記軸部にて回転可能に軸支されたこ
とを特徴とする現像装置。 - 【請求項4】 像担持体の潜像を現像剤で現像する現像
装置において、現像剤収納部内に、少なくとも、現像剤
に対する混入用粉体を収納し、かつ、前記粉体が通過可
能な開口を有する粉体保持部材と、前記粉体保持部材が
固定可能な台座部と、前記台座部に固定された粉体保持
部材に作用可能に配置された弾性部とを有する現像剤攪
拌部材と、を有することを特徴とする現像装置。 - 【請求項5】 像担持体の潜像を現像剤で現像する現像
装置において、現像剤を内包した現像装置内部に配置さ
れ、回転駆動される現像剤攪拌装置を有し、該現像剤攪
拌装置は、その両端部に支持部を有する軸部と、該軸部
と略平行に配置された台座部とを有する攪拌軸部材と、
現像剤に対する混入用粉体を内包可能で、かつ、前記粉
体が通過可能な穴が穿孔された粉体保持部材と、板状の
現像剤攪拌部材とで構成され、前記粉体保持部材は前記
攪拌軸部材の前記台座部に固定され、前記攪拌部材は前
記粉体保持部材に当接可能で、かつ、弾性的に前記粉体
保持部材から離反可能に保持されたことを特徴とする現
像装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5の何れか1つに記載の現像
装置において、前記粉体保持部材が織物で形成されたこ
とを特徴とする現像装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6の何れか1つに記載の現像
装置において、前記粉体保持部材に収納させた現像剤に
対する混入用粉体が接触注入帯電手段に対する補給用帯
電促進剤であることを特徴とする現像装置。 - 【請求項8】 像担持体の帯電手段が帯電促進剤を用い
た接触注入帯電手段であり、且つ、トナーリサイクルシ
ステムの転写式画像形成装置において、像担持体に形成
した静電潜像の現像手段が請求項1〜6の何れか1つに
記載の現像装置であり、該現像装置の粉体保持部材に収
納させた現像剤に対する混入用粉体が接触注入帯電手段
に対する補給用帯電促進剤であることを特徴とする画像
形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001181503A JP2002372865A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 現像装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001181503A JP2002372865A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 現像装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002372865A true JP2002372865A (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=19021763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001181503A Pending JP2002372865A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 現像装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002372865A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008276154A (ja) * | 2007-01-05 | 2008-11-13 | Ricoh Co Ltd | 現像剤攪拌部材、現像装置、及び画像形成装置 |
CN110753837A (zh) * | 2017-05-12 | 2020-02-04 | 爱尔兰国立大学都柏林大学学院 | 系统和装置 |
-
2001
- 2001-06-15 JP JP2001181503A patent/JP2002372865A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008276154A (ja) * | 2007-01-05 | 2008-11-13 | Ricoh Co Ltd | 現像剤攪拌部材、現像装置、及び画像形成装置 |
CN110753837A (zh) * | 2017-05-12 | 2020-02-04 | 爱尔兰国立大学都柏林大学学院 | 系统和装置 |
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