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JP2002367624A - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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JP2002367624A
JP2002367624A JP2001177086A JP2001177086A JP2002367624A JP 2002367624 A JP2002367624 A JP 2002367624A JP 2001177086 A JP2001177086 A JP 2001177086A JP 2001177086 A JP2001177086 A JP 2001177086A JP 2002367624 A JP2002367624 A JP 2002367624A
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fuel cell
separators
guide portion
positioning
metal
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JP2001177086A
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JP4889880B2 (ja
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Shigetoshi Sugita
成利 杉田
Takayuki Ogawa
隆行 小川
Hideaki Kikuchi
英明 菊池
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2002367624A5 publication Critical patent/JP2002367624A5/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料電池を構成する金属セパレータどうしの
高精度の位置決めを可能とする。 【解決手段】 電解質7の両面にそれぞれアノード電極
8とカソード電極9とを配してなる電極構造体2を一対
の金属セパレータ3,4で挟持した燃料電池1におい
て、各金属セパレータ3,4に、厚さ方向に貫通し、挿
入される位置決めピン21により金属セパレータ3,4
どうしを位置決めする位置決め穴20が設けられ、位置
決め穴20の縁の周方向の少なくとも一部に、該位置決
め穴20を長さ方向に延長するガイド部22が設けられ
ている燃料電池1を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電極構造体を一
対のセパレータで挟持した燃料電池に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】燃料電池には、固体高分子電解質膜の両
側にそれぞれアノード電極およびカソード電極を配置し
てなる電極構造体を、一対のセパレータで挟持すること
により平板状に構成されたものがある。このように構成
された燃料電池は、その厚さ方向に複数積層されること
により燃料電池スタックを構成するようになっている。
【0003】各燃料電池では、アノード電極に対向配置
されるアノード側セパレータの一面に燃料ガス(例え
ば、水素)の流路が設けられ、カソード電極に対向配置
されるカソード側セパレータの一面に酸化剤ガス(例え
ば、酸素を含む空気)の流路が設けられている。また、
隣接する燃料電池の隣接するセパレータ間には、冷却媒
体(例えば、純水)の流路が設けられている。
【0004】そして、アノード電極の電極反応面に燃料
ガスを供給すると、ここで水素がイオン化され、固体高
分子電解質膜を介してカソード電極に移動する。この間
に生じた電子は外部回路に取り出され、直流の電気エネ
ルギとして利用される。カソード電極においては、酸化
剤ガスが供給されているため、水素イオン、電子、およ
び酸素が反応して、水が生成される。電極反応面では、
水が生成される際に熱が発生するので、セパレータ間に
流通させられる冷却媒体によって冷却されるようになっ
ている。
【0005】各燃料電池を構成するセパレータどうし、
および燃料電池スタックを構成する複数の燃料電池の全
てのセパレータどうしは、固体高分子電解質膜、およ
び、各流路を液密または気密状態に仕切るシール部材
を、セパレータの所定の部位によって適正に挟むことが
必要であるために、それぞれ精度よく位置決めされなけ
ればならない。
【0006】積層状態のセパレータどうしを位置決めす
る方法としては、例えば、特開平8−203543号公
報、特開平9−7627号公報および特開平9−134
734号公報に示されているように、各セパレータに厚
さ方向に沿って貫通形成したノック穴に、積層状態の複
数のセパレータの全てのノック穴を貫通するようにノッ
クピンを挿入する方法が採用されている。
【0007】これら刊行物に示されているように、従来
のセパレータは、カーボンによって製造されており、そ
れ自体の強度を確保するために、十分な厚さを有してい
た。したがって、ノックピンを挿入するノック穴も十分
な長さを有し、ノックピンとノック穴とが比較的大きな
接触面積を確保できるので、セパレータどうしが精度よ
く位置決めされるようになっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、燃料電池の量産
に向けた改良により、小型軽量化およびコスト低減を図
るために、セパレータの材質として厚肉のカーボンに代
えて、薄肉の金属を使用することが考えられている。し
かしながら、金属セパレータは、上述したようにカーボ
ン製セパレータに比較してその厚さが非常に薄く、した
がって、図7に示されるように、金属セパレータ60に
設けたノック穴61にノックピン62を挿入しても、各
金属セパレータ60のノック穴61とノックピン62と
の接触長さが短いために、金属セパレータ60に対して
倒れる方向のノックピン62の変位を抑制することが困
難である。このため、金属セパレータ60どうしをノッ
クピン62によって精度よく位置決めすることが困難で
あるという不都合があった。
【0009】金属セパレータ60どうしが精度よく位置
決めされない場合には、電極構造体53の両面における
該電極構造体63と金属セパレータ60との接触位置が
ずれるため、これら金属セパレータ60および電極構造
体63の積層体が厚さ方向に締め付けられると電極構造
体63に偏力が作用し、電極構造体63の寿命が低下し
たり、発電性能が低下したりする不都合が考えられる。
【0010】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たものであって、金属セパレータの使用により小型軽量
化およびコスト低減を図りつつ、金属セパレータどうし
の高精度の位置決めを可能として、組立容易な燃料電池
を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、以下の手段を提案している。請求項1
に記載した発明は、電解質の両面にそれぞれアノード電
極とカソード電極とを配してなる電極構造体を一対の金
属セパレータで挟持した燃料電池において、前記各金属
セパレータに、厚さ方向に貫通し、挿入される位置決め
ピンにより金属セパレータどうしを位置決めする位置決
め穴が設けられ、該位置決め穴の縁の周方向の少なくと
も一部に、該位置決め穴を長さ方向に延長するガイド部
が設けられている燃料電池を提案している。
【0012】この発明に係る燃料電池によれば、電極構
造体を挟んで一対の金属セパレータを積層し、各金属セ
パレータに設けられた位置決め穴を貫通して位置決めピ
ンを挿入することにより、金属セパレータどうしが位置
決めされた状態に配置される。この場合に、位置決め穴
には、周方向の少なくとも一部に、位置決め穴を長さ方
向に延長するガイド部が設けられているので、位置決め
ピンは、その側面をガイド部に接触させることにより、
ガイド部によって側面から支持され、金属セパレータに
対して倒れる方向への変位を抑制される。
【0013】したがって、位置決めピンを位置決め穴内
に挿入することにより、金属セパレータの位置ずれを防
止して、精度よく位置決めすることができる。すなわ
ち、金属セパレータを精度よく配置することによって、
該金属セパレータの適正な部位によって電極構造体を挟
み、燃料ガス等を供給する流路を確実に画定することが
できるので、燃料電池を容易に組み立てることが可能と
なる。
【0014】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る燃料電池において、前記ガイド部がバーリング加工
により形成されている燃料電池を提案している。この発
明に係る燃料電池によれば、バーリング加工によりガイ
ド部を構成することによって、位置決め穴の周縁に全周
にわたって円筒状のガイド部が形成される。このような
ガイド部は、プレス加工の一環としてのバーリング加工
により、容易に製造することができるとともに、位置決
め穴に挿入される位置決めピンの側面を全周にわたって
支持するので、金属セパレータの全方向の位置ずれを防
止して、位置決め精度をさらに向上することが可能とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態に
係る燃料電池1ついて、添付図面を参照しながら説明す
る。本実施形態に係る燃料電池1は、図1および図2に
示されるように、電極構造体2を一対の金属セパレータ
(第1セパレータ3と第2セパレータ4)で挟持し、電
極構造体2の外周を取り囲む位置で、第1セパレータ3
と電極構造体2との間を第1シール部材5で密封し、第
2セパレータ4と電極構造体2外周との間を第2シール
部材6で密封することにより構成されている。
【0016】前記電極構造体2は、例えば、図3に示さ
れるように、ペルフルオロスルホン酸ポリマーからなる
固体高分子電解質膜7(以下、単に電解質膜という。)
と、この電解質膜7の両面を挟むアノード電極8および
カソード電極9とを有している。アノード電極8および
カソード電極9は、例えば、例えば、多孔質カーボンク
ロスまたは多孔質カーボンペーパーからなるガス拡散層
の電解質膜7と接する一表面に、Ptを主体とする合金
からなる触媒層を積層させることにより構成されてい
る。
【0017】前記第1セパレータ3および第2セパレー
タ4は、いずれも板厚0.2〜0.5mmのステンレス
製板材をプレス成形することにより、図3に示すよう
に、一定の高さを有する凹凸が一定のパターンで多数形
成された波板部10と、図1および図2に示されるよう
に、該波板部10に流通させる燃料ガス(例えば、水素
ガス)、酸化剤ガス(例えば、酸素を含む空気)および
冷却媒体(例えば、純水)をそれぞれ供給、排出させる
ように各セパレータ3,4を貫通する燃料ガス供給口1
1、酸化剤ガス供給口12、冷却媒体供給口13、燃料
ガス排出口14、酸化剤ガス排出口15および冷却媒体
排出口16と、これら供給口11〜13、排出口14〜
16および前記波板部10をそれぞれ取り囲むように配
置される平面部17とを具備している。
【0018】前記冷却媒体供給口13および冷却媒体排
出口16は、図1および図2に示されるように、セパレ
ータ3,4の幅方向のほぼ中央に配置されている。ま
た、前記燃料ガス供給口11と酸化剤ガス供給口12
は、前記冷却媒体供給口13を挟んでセパレータ3,4
の幅方向の両側に配置されている。さらに、前記燃料ガ
ス排出口14と酸化剤ガス排出口15は、前記冷却媒体
排出口16を挟んでセパレータ3,4の幅方向の両側に
配置されている。これら燃料ガス排出口14および酸化
剤ガス排出口15は、それぞれ燃料ガス供給口11およ
び酸化剤ガス供給口12に対して対角位置となるように
配置されている。
【0019】図1および図2において、符号18,19
は、第1セパレータ3と第2セパレータ4との間に挟ま
れて、各種供給口11〜13、および排出口14〜16
の周囲を密封する第3シール部材および第4シール部材
を示している。また、図3において、符号24は、隣接
する燃料電池1間を密封する第5シール部材を示してい
る。なお、各種供給口11〜13、および排出口14〜
16は、図示しない連通部によって、上記波板部10に
画定される各流路に連通し、電極構造体2の周囲に燃料
ガス、酸化剤ガスおよび冷却媒体を流通させることがで
きるようになっている。
【0020】前記平面部17には、一の燃料電池1を構
成する一対の金属セパレータ3,4どうし、および、積
層配置された複数の燃料電池1どうしを位置決めするた
めのノック穴20(位置決め穴)が設けられている。ノ
ック穴20は、金属セパレータ3,4の両端に1カ所ず
つ、2カ所に設けられている。これにより、図3に示さ
れるように、これらのノック穴20に、ノックピン21
が挿入されると、金属セパレータ3,4どうしの相対的
な並進移動が防止されるとともに、金属セパレータ3,
4どうしの相対的な回転移動も防止されるようになって
いる。図3においては、明確化のために、ノック穴20
周囲に配されている第3,第4シール部材18,19の
記載を省略している。
【0021】前記ノック穴20には、図3に示されるよ
うにバーリング加工が施されることにより、該ノック穴
20の周縁全周にわたって円筒状のガイド部22が形成
されている。すなわち、平板状の金属セパレータ3,4
への、波板部10、各種供給口11〜13および排出口
14〜16の形成は、プレス加工により行われるが、こ
のプレス加工工程において打ち抜かれたノック穴20用
の下穴にパンチを押し込んで穴径を広げながら円筒状フ
ランジを形成するバーリング加工によってガイド部22
が形成される。
【0022】円筒状のガイド部22は、ノック穴20の
内径を長さ方向に延長した円筒内面22aを有してお
り、ノックピン21がノック穴20に挿入されると、該
ノックピン21の側面が円筒状のガイド部22の円筒内
面22aに密着するように構成されている。
【0023】また、ガイド部22は、第1セパレータ3
と第2セパレータ4との電気的な短絡を回避するため
に、両セパレータ3,4間の間隔寸法よりも小さい高さ
寸法を有している。すなわち、図3に示されるように、
第1セパレータ3と第2セパレータ4とによって電極構
造体2を挟んだときに、第1セパレータ3に形成されて
いるノック穴20と第2セパレータ4に形成されている
ノック穴20とが一列に並んで配置されることになる
が、ガイド部22の高さ寸法が両セパレータ3,4の間
隔寸法より小さく形成されているので、一方の金属セパ
レータ3のガイド部22の先端が他方の金属セパレータ
4に接触することが防止され、両セパレータ3,4は離
間した状態に保持されるようになっている。
【0024】このように構成された本実施形態に係る燃
料電池1は、厚さ方向に複数重ねられて燃料電池スタッ
ク23を構成する。各燃料電池1の金属セパレータ3,
4に形成されたノック穴20は一列に並んで配されるの
で、これらノック穴20全てを貫通するノックピン21
を挿入することにより、複数の金属セパレータ3,4が
相互に位置決め状態に配置される。ノックピン21は、
金属セパレータ3,4どうしの電気的導通を防止するた
めに、例えば、樹脂のような絶縁性材料から構成されて
いることが好ましい。
【0025】この場合において、本実施形態に係る燃料
電池1では、ノック穴20の周縁に円筒状のガイド部2
2が設けられているので、ノック穴20に挿入されたノ
ックピン21の側面が、全周にわたってガイド部22の
円筒内面22aに密着する。ガイド部22の円筒内面2
2aは、金属セパレータ3,4の板厚寸法よりも十分に
長い長さを有しているので、ノックピン21は、あたか
も肉厚の厚いセパレータのノック穴に挿入されているか
のように、大きな接触面積で金属セパレータ3,4に接
触することができる。
【0026】すなわち、ノックピン21は、金属セパレ
ータ3,4に設けたガイド部22によって、全周にわた
って側方から支持され、金属セパレータ3,4に対して
倒れないように保持されることになる。したがって、一
方の金属セパレータ3を他方の金属セパレータ4に対し
て面方向にずらす力が作用しても、ノックピン21の倒
れがガイド部22によって抑制されるので、金属セパレ
ータ3,4間に位置ずれが発生することがない。
【0027】また、本実施形態に係る燃料電池1によれ
ば、金属セパレータ3,4のノック穴20の周縁をバー
リング加工により湾曲させて形成された円筒状のガイド
部22は、ノック穴20の縁部を補強するリブとして機
能するので、ノックピン21の挿入時における該ノック
ピン21との接触によるノック穴20の縁部の変形を防
止することができる。すなわち、ノック穴20の変形に
よる位置決め精度の低下を防止することができる。
【0028】次に、この発明の第2の実施形態に係る燃
料電池30について、図4を参照して説明する。なお、
以下の説明において、上述した第1の実施形態に係る燃
料電池1と構成を共通とする箇所には、同一符号を付し
て説明を簡略化することにする。
【0029】本実施形態に係る燃料電池30は、ガイド
部31の構造において第1の実施形態に係る燃料電池1
と相違している。本実施形態の燃料電池30におけるガ
イド部31は、金属セパレータ3,4とは別個に構成さ
れた円環状の部材である。該ガイド部31は、厚さ方向
に大径部31aと小径部31bとを有し、該小径部31
bが、金属セパレータ3,4に形成された貫通穴32に
ぴったりと嵌合する外径寸法に形成されている。一方、
大径部31aは、前記小径部31bが貫通穴32に完全
に嵌合された状態で金属セパレータ3,4の表面に当接
し、ガイド部31を厚さ方向に位置決めするように構成
されている。
【0030】ガイド部31の厚さ寸法は、金属セパレー
タ3,4の厚さ寸法と比較して十分に長く形成されてお
り、その円筒内面31cは、ノックピン21の外面に接
触するノック穴20を構成している。ガイド部31は、
金属セパレータ3,4に、接着、溶接、ロウ付け等の任
意の接合方法によって取り付けられている。また、ガイ
ド部31は、ノックピン21が第1の実施形態と同様の
絶縁性材料からなるノックピン21である場合には、そ
の材質に制限はないが、導電性材料からなるノックピン
21を使用する場合には、樹脂等の絶縁性材料により構
成されている必要がある。
【0031】このように構成された本実施形態に係る燃
料電池30によれば、第1の実施形態におけるバーリン
グ加工されたガイド部22と同様に、ノック穴20の周
方向の全周に設けられたガイド部31によってノック穴
20を長さ方向に延長することにより、ノックピン21
とノック穴20との嵌合長さを大幅に増大させることが
でき、ノックピン21の側面を全周にわたって支持する
ことができるので、金属セパレータ3,4に対するノッ
クピン21の倒れを防止して、金属セパレータ3,4ど
うしを精度よく位置決めすることができる。また、この
ような位置決め精度の向上を、円環状のガイド部材30
という極めて簡易な構成により達成できる。
【0032】次に、この発明の第3の実施形態に係る燃
料電池40について、図5を参照して説明する。この実
施形態に係る燃料電池40も、ガイド部41の構造にお
いて、第1および第2の実施形態に係る燃料電池1,3
0と相違している。本実施形態に係る燃料電池40のガ
イド部41は、円環状に形成され、その外面の厚さ方向
の中央に一段窪んだ周溝42を有している。周溝42の
溝幅寸法は、金属セパレータ3,4の厚さ寸法に一致
し、金属セパレータ3,4に形成された貫通穴20の縁
を該周溝42内に収容することにより、ガイド部が41
金属セパレータ3,4に固定されるようになっている。
【0033】金属セパレータは、例えば、樹脂製であ
り、金属セパレータ3,4の貫通穴43の縁部に、接着
等によって取り付けられ、または、金属セパレータ3,
4に一体成形されていてもよい。このように構成された
本実施形態に係る燃料電池40によれば、第1および第
2の実施形態に係る燃料電池1,30と同様に、金属セ
パレータ3,4に対するノックピン21の倒れを防止し
て、金属セパレータ3,4どうしを精度よく位置決めす
ることができる。
【0034】次に、この発明の第4の実施形態に係る燃
料電池50について、図6を参照して説明する。この実
施形態に係る燃料電池50は、金属セパレータ3,4に
形成された貫通穴20の周縁を湾曲させてガイド部51
を形成している点で第1の実施形態に係る燃料電池1と
共通するが、該第1の実施形態に係る燃料電池1がバー
リング加工により、貫通穴20の全周にわたって金属セ
パレータ3,4の一面側に突出する円筒状のガイド部2
2を形成しているのに対し、金属セパレータ3,4の両
面側に突出するガイド部51を有している点において相
違している。
【0035】本実施形態の燃料電池50では、図6に示
されるように、金属セパレータ3,4に形成された貫通
穴20の周縁から半径方向に沿う複数の切り込み52が
形成され、該切り込み52によって区画された複数の分
割片53が、図7に示されるように、金属セパレータ
3,4の一面側と他面側とに交互に折り曲げられること
により、全周にわたるガイド部51を有するノック穴2
0が形成されている。
【0036】このように構成されたガイド部51は、各
分割片53の長さの約2倍の長さを有することになるの
で、ノック穴20を長さ方向に延長し、ノック穴20に
挿入されるノックピン21の側面に、該ノックピン21
の長さ方向の広い範囲にわたって接触することができ
る。その結果、ノックピン21の倒れをより効果的に防
止して、高い位置決め精度を達成することができる。
【0037】なお、上記各実施形態に係る燃料電池1,
30,40,50では、ノック穴20の周縁に全周にわ
たってガイド部22,31,41,51を設けた場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではない。す
なわち、ガイド部は、ノック穴20の周縁に、周方向の
一部に部分的に設けられていてもよい。例えば、ノック
穴20の周縁の周方向に間隔をあけて数カ所に設けられ
ていてもよい。この場合には、該ガイド部が設けられて
いる方向へのノックピン21の倒れが防止されるので、
その限りにおいて効果的である。また、この場合には金
属セパレータ3,4毎にガイド部の位相をずらすことに
すれば、ノックピン21の倒れを全方向にわたって支持
することができる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は以下の効果を奏する。 (1) 請求項1記載の発明に係る燃料電池によれ
ば、位置決め穴の周縁の少なくとも一部に設けたガイド
部によって、位置決めピンが側面から支持されるので、
金属セパレータに対して位置決めピンが倒れないように
保持され、その結果、金属セパレータどうしを高い精度
で位置決めすることができるという効果を奏する。金属
セパレータどうしが高精度で位置決めされることによ
り、これらの金属セパレータに挟まれる電極構造体に過
大な偏力が作用することが回避されるので、電極構造体
の健全性が維持され、燃料電池の寿命低下を防止するこ
とができるとともに、発電性能の低下を防止することが
できるという効果もある。さらに、位置決めピンの倒れ
による金属セパレータの位置ずれを防止できるので、燃
料電池の外径寸法の変動を最小限に抑制することができ
るという効果を奏する。 (2) 請求項2の発明に係る燃料電池によれば、ガ
イド部をバーリング加工により形成するので、金属セパ
レータのプレス加工の一環として簡易にガイド部を形成
することができる。したがって、金属セパレータが高精
度に位置決めされた燃料電池を低いコストで提供するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る燃料電池の
構成部品を模式的に示す分解斜視図である。
【図2】 図1の燃料電池の構成部品を組み合わせた
状態を模式的に示す平面図である。
【図3】 図2の燃料電池のノック穴部分近傍を示す
縦断面図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池の
ノック穴近傍を部分的に示す縦断面図である。
【図5】 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池の
ノック穴近傍を部分的に示す縦断面図である。
【図6】 本発明の第4の実施形態に係る燃料電池の
ノック穴近傍を部分的に示す平図図である。
【図7】 図6のノック穴近傍を部分的に示す縦断面
図である。
【図8】 従来の燃料電池のノック穴近傍を部分的に
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,30,40,50 燃料電池 2 電極構造体 3 第1セパレータ(金属セパレータ) 4 第2セパレータ(金属セパレータ) 7電解質膜(電解質) 8 アノード電極 9 カソード電極 21 ノックピン(位置決めピン) 20 ノック穴(位置決め穴) 22,31,41,51 ガイド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 英明 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5H026 AA06 CC03 EE02 HH03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解質の両面にそれぞれアノード電極
    とカソード電極とを配してなる電極構造体を一対の金属
    セパレータで挟持した燃料電池において、 前記各金属セパレータに、厚さ方向に貫通し、挿入され
    る位置決めピンにより金属セパレータどうしを位置決め
    する位置決め穴が設けられ、 該位置決め穴の縁の周方向の少なくとも一部に、該位置
    決め穴を長さ方向に延長するガイド部が設けられている
    燃料電池。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部がバーリング加工により
    形成されている請求項1記載の燃料電池。
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