JP2002365768A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents
レンズ付きフイルムユニットInfo
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Landscapes
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 目の不自由な人でも写真プリントの保管,整
理を簡単に行うことができるようにする。 【解決手段】 写真フイルム24には、製造時に、撮影
年月日62を示す撮影情報を点字に変換してプリントす
るか否かを示す点字プリント実行情報を記録される。写
真フイルム24を巻き込んだ写真フイルムカートリッジ
20は、レンズ付きフイルムユニット2に装填される。
レンズ付きフイルムユニット2は、点字プリント実施を
示す表示4a,14aが視認可能である外装ラベル4及
び包装袋14に覆われる。写真プリントシステム64
は、このレンズ付きフイルムユニット2で撮影された写
真フイルム24から、撮影年月日62と、点字プリント
実行情報とを読み取る。点字プリンタ86は、点字プリ
ント実行情報によって、印画紙82に点字プリントを実
行するか否かを決定する。
理を簡単に行うことができるようにする。 【解決手段】 写真フイルム24には、製造時に、撮影
年月日62を示す撮影情報を点字に変換してプリントす
るか否かを示す点字プリント実行情報を記録される。写
真フイルム24を巻き込んだ写真フイルムカートリッジ
20は、レンズ付きフイルムユニット2に装填される。
レンズ付きフイルムユニット2は、点字プリント実施を
示す表示4a,14aが視認可能である外装ラベル4及
び包装袋14に覆われる。写真プリントシステム64
は、このレンズ付きフイルムユニット2で撮影された写
真フイルム24から、撮影年月日62と、点字プリント
実行情報とを読み取る。点字プリンタ86は、点字プリ
ント実行情報によって、印画紙82に点字プリントを実
行するか否かを決定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真画像とともに
写真プリントに撮影年月日等の情報が点字で記録され
る、いわゆる、点字プリントを行うレンズ付きフイルム
ユニットに関するものである。
写真プリントに撮影年月日等の情報が点字で記録され
る、いわゆる、点字プリントを行うレンズ付きフイルム
ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現状では、健常な視力をもつ人だけが写
真を楽しむことができ、失明者や弱視者などの目の不自
由な人には無縁のものとなっている。確かに、視力に障
害のある人にはプリントされた写真画像を鑑賞すること
がきわめて困難であるため、やむを得ない面があるもの
の、自分が写っている写真プリントを健常な視力をもつ
別の人に鑑賞させることは可能である。そのときに、そ
の写真がいつどこで撮影されたものであることが自分で
わかっていれば、そのときの様々な状況を思い出ととも
に鑑賞者に説明することができるようになる。
真を楽しむことができ、失明者や弱視者などの目の不自
由な人には無縁のものとなっている。確かに、視力に障
害のある人にはプリントされた写真画像を鑑賞すること
がきわめて困難であるため、やむを得ない面があるもの
の、自分が写っている写真プリントを健常な視力をもつ
別の人に鑑賞させることは可能である。そのときに、そ
の写真がいつどこで撮影されたものであることが自分で
わかっていれば、そのときの様々な状況を思い出ととも
に鑑賞者に説明することができるようになる。
【0003】一方、最近のレンズ付きフイルムユニット
では、撮影年月日時等の種々の撮影情報を写真フイルム
に記録することが一般化している。また、APSフイル
ムでは磁気記録の併用により1コマごとにタイトルやメ
ッセージを付加したり、さらには任意の情報を加えるこ
とも簡単に行うことができるようになっている。
では、撮影年月日時等の種々の撮影情報を写真フイルム
に記録することが一般化している。また、APSフイル
ムでは磁気記録の併用により1コマごとにタイトルやメ
ッセージを付加したり、さらには任意の情報を加えるこ
とも簡単に行うことができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな撮影情報は視力が健常な人を対象とし、プリント写
真上で目視できる形でしか利用されていないため、この
ようなプリント写真を目の不自由な人が保管しようとし
ても、全く手がかりにはならない。したがって、その保
管にあたっては、例えば入手した時期ごとに識別できる
ようにした袋やケースにその都度まとめて入れておくし
かなく、一枚一枚のプリント写真がどのようなシーンで
あるか、又はどのような状況で撮影されたものであるか
は、健常者に見て貰って思い出すしかないのが実情であ
る。
うな撮影情報は視力が健常な人を対象とし、プリント写
真上で目視できる形でしか利用されていないため、この
ようなプリント写真を目の不自由な人が保管しようとし
ても、全く手がかりにはならない。したがって、その保
管にあたっては、例えば入手した時期ごとに識別できる
ようにした袋やケースにその都度まとめて入れておくし
かなく、一枚一枚のプリント写真がどのようなシーンで
あるか、又はどのような状況で撮影されたものであるか
は、健常者に見て貰って思い出すしかないのが実情であ
る。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、目の不自由な人であっても健常者に見せるこ
とによって写真を楽しむ機会を増やし、また写真プリン
トの保管,整理を簡単に行うことができるようにしたレ
ンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とす
る。
たもので、目の不自由な人であっても健常者に見せるこ
とによって写真を楽しむ機会を増やし、また写真プリン
トの保管,整理を簡単に行うことができるようにしたレ
ンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、写真フイ
ルムまたはカートリッジの少なくともいずれかに、プリ
ント処理に際して撮影情報記録手段で記録された撮影情
報を読み取ってプリント写真に点字でプリント処理する
ことを指示する点字プリント実行情報を付加したことを
特徴とするものである。また、レンズ付きフイルムユニ
ットの外装、または、レンズ付きフイルムユニットを包
装する包装袋の少なくともいずれかに、点字でプリント
処理が行われることを表す表示を施したことを特徴とす
るものである。
に、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、写真フイ
ルムまたはカートリッジの少なくともいずれかに、プリ
ント処理に際して撮影情報記録手段で記録された撮影情
報を読み取ってプリント写真に点字でプリント処理する
ことを指示する点字プリント実行情報を付加したことを
特徴とするものである。また、レンズ付きフイルムユニ
ットの外装、または、レンズ付きフイルムユニットを包
装する包装袋の少なくともいずれかに、点字でプリント
処理が行われることを表す表示を施したことを特徴とす
るものである。
【0007】また、請求項3記載のレンズ付きフイルム
ユニットは、プリント処理に際して撮影情報記録手段で
記録された撮影情報を読み取ってプリント写真に点字で
プリント処理することを表す点字プリント実行情報を撮
影時にコマごとに記録する点字プリント記録手段と、こ
の点字プリント記録手段を作動させるか否かを切り替え
る切替え操作手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。また、撮影情報は、撮影コマごとに写真フイルムに
露光される撮影年月日情報であることを特徴とするもの
である。
ユニットは、プリント処理に際して撮影情報記録手段で
記録された撮影情報を読み取ってプリント写真に点字で
プリント処理することを表す点字プリント実行情報を撮
影時にコマごとに記録する点字プリント記録手段と、こ
の点字プリント記録手段を作動させるか否かを切り替え
る切替え操作手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。また、撮影情報は、撮影コマごとに写真フイルムに
露光される撮影年月日情報であることを特徴とするもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】レンズ付きフイルムユニットを示
す図1において、レンズ付きフイルムユニット(以下フ
イルムユニットと記す)2は、ユニット本体3と、外装
ラベル4とから構成されている。ユニット本体3は、そ
の前面に、撮影レンズ5,ファインダ対物窓6,ストロ
ボ発光部7,ストロボ操作ノブ8,採光窓9が、上面に
は、レリーズボタン10,フイルム残数表示窓11,充
電完了ランプ表示窓12が、背面には、巻上げノブ13
がそれぞれ配置されている。
す図1において、レンズ付きフイルムユニット(以下フ
イルムユニットと記す)2は、ユニット本体3と、外装
ラベル4とから構成されている。ユニット本体3は、そ
の前面に、撮影レンズ5,ファインダ対物窓6,ストロ
ボ発光部7,ストロボ操作ノブ8,採光窓9が、上面に
は、レリーズボタン10,フイルム残数表示窓11,充
電完了ランプ表示窓12が、背面には、巻上げノブ13
がそれぞれ配置されている。
【0009】外装ラベル4は、裏面に接着剤が塗布され
た帯状の紙片であり、ユニット本体3の中央部分に巻か
れるように貼付される。外装ラベル4には、撮影レンズ
5や、採光窓9等を外部に露呈させる開口が形成されて
おり、フイルムユニット2の使用方法や使用上の注意事
項等が印刷されている。また、このフイルムユニット2
は、防湿性,遮光性を有する包装袋14に包まれて販売
されている。点字プリントサービス付きのフイルムユニ
ット2であることがユーザーにわかるように、外装ラベ
ル4及び包装袋14に表示4a,14aが付されてい
る。
た帯状の紙片であり、ユニット本体3の中央部分に巻か
れるように貼付される。外装ラベル4には、撮影レンズ
5や、採光窓9等を外部に露呈させる開口が形成されて
おり、フイルムユニット2の使用方法や使用上の注意事
項等が印刷されている。また、このフイルムユニット2
は、防湿性,遮光性を有する包装袋14に包まれて販売
されている。点字プリントサービス付きのフイルムユニ
ット2であることがユーザーにわかるように、外装ラベ
ル4及び包装袋14に表示4a,14aが付されてい
る。
【0010】フイルムユニット2を示す図2において、
ユニット本体3は、前カバー15,後カバー16,本体
基部17,露光ユニット18,ストロボユニット19,
写真フイルムカートリッジ20,データ写し込みユニッ
ト21から構成されている。
ユニット本体3は、前カバー15,後カバー16,本体
基部17,露光ユニット18,ストロボユニット19,
写真フイルムカートリッジ20,データ写し込みユニッ
ト21から構成されている。
【0011】本体基部17は、カートリッジ本体22を
収納するカートリッジ収納室23と、このカートリッジ
収納室23から引き出され、ロール状に巻かれた写真フ
イルム24を収納する写真フイルム収納室25と、それ
らカートリッジ収納室23と写真フイルム収納室25と
の間に配置され、写真フイルム24の露光範囲を画定す
る露光枠 (図示せず) とで構成されている。また、カー
トリッジ収納室23の上部には巻上げノブ13が取り付
けられ、巻上げノブ13を回転させることにより写真フ
イルム24が給送される。
収納するカートリッジ収納室23と、このカートリッジ
収納室23から引き出され、ロール状に巻かれた写真フ
イルム24を収納する写真フイルム収納室25と、それ
らカートリッジ収納室23と写真フイルム収納室25と
の間に配置され、写真フイルム24の露光範囲を画定す
る露光枠 (図示せず) とで構成されている。また、カー
トリッジ収納室23の上部には巻上げノブ13が取り付
けられ、巻上げノブ13を回転させることにより写真フ
イルム24が給送される。
【0012】露光ユニット18は、本体基部17の中央
付近に、カートリッジ収納室23とフイルム収納室25
との間に挟まれるようにして一体に設けられている。露
光ユニット18は、その前面を、シャッタカバー26で
覆われている。フイルムユニットの要部を示す図3にお
いて、露光ユニット18は、前方に向かって角筒状に突
出した暗箱27に、撮影レンズ5,シャッタ機構,フイ
ルム巻き止め機構,シャッタチャージ機構,ファインダ
ー光学部品等が組み込まれたものである。露光ユニット
18の右側には、ストロボユニット19が、前面側に
は、データ写し込みユニット21が着脱自在に取り付け
られる。
付近に、カートリッジ収納室23とフイルム収納室25
との間に挟まれるようにして一体に設けられている。露
光ユニット18は、その前面を、シャッタカバー26で
覆われている。フイルムユニットの要部を示す図3にお
いて、露光ユニット18は、前方に向かって角筒状に突
出した暗箱27に、撮影レンズ5,シャッタ機構,フイ
ルム巻き止め機構,シャッタチャージ機構,ファインダ
ー光学部品等が組み込まれたものである。露光ユニット
18の右側には、ストロボユニット19が、前面側に
は、データ写し込みユニット21が着脱自在に取り付け
られる。
【0013】前カバー15には、図2に示すように、撮
影レンズ5,ストロボ発光部7等を露呈するための開口
が形成されている。前カバー15は、各ユニット部品が
取り付けられた本体基部17の前面から覆うようにして
に組み付けられる。後カバー16は本体基部17の背後
に設けられ、前カバー15とともにユニット本体3の内
部を光密に覆っている。後カバー16には底蓋16a,
16bが一体に形成され、カートリッジ本体22及び写
真フイルム24の底部を光密に覆っている。
影レンズ5,ストロボ発光部7等を露呈するための開口
が形成されている。前カバー15は、各ユニット部品が
取り付けられた本体基部17の前面から覆うようにして
に組み付けられる。後カバー16は本体基部17の背後
に設けられ、前カバー15とともにユニット本体3の内
部を光密に覆っている。後カバー16には底蓋16a,
16bが一体に形成され、カートリッジ本体22及び写
真フイルム24の底部を光密に覆っている。
【0014】露光ユニット18には、その右側に、スト
ロボユニット19が、前面側に、データ写し込みユニッ
ト21が、それぞれ着脱自在に取り付けられている。ス
トロボユニット19は、露光ユニット18の側方に配置
されており、ストロボ回路が形成されたプリント基板2
8と、そのプリント基板28に取り付けられたストロボ
発光部7,コンデンサ29,電池30を挟み込むように
保持するアーム部材31,充電スイッチ32,シンクロ
スイッチ33から構成されている。
ロボユニット19が、前面側に、データ写し込みユニッ
ト21が、それぞれ着脱自在に取り付けられている。ス
トロボユニット19は、露光ユニット18の側方に配置
されており、ストロボ回路が形成されたプリント基板2
8と、そのプリント基板28に取り付けられたストロボ
発光部7,コンデンサ29,電池30を挟み込むように
保持するアーム部材31,充電スイッチ32,シンクロ
スイッチ33から構成されている。
【0015】ストロボ回路は、ストロボ発光部7を発光
させるのに必要な電荷をコンデンサ29へ充電させるた
めの回路であり、ストロボ充電ノブ8が押し上げられる
と、プリント基板28に設けられた充電スイッチ32が
オンし、コンデンサ29への充電が行われる。コンデン
サ29の充電が完了すると、プリント基板28上に設け
られたLED (図示せず) の点滅がストロボ充電確認窓
12から確認できる。シャッタレリーズ操作により、シ
ンクロスイッチ33がオンすると、ストロボ発光部7か
らストロボ光が照射される。
させるのに必要な電荷をコンデンサ29へ充電させるた
めの回路であり、ストロボ充電ノブ8が押し上げられる
と、プリント基板28に設けられた充電スイッチ32が
オンし、コンデンサ29への充電が行われる。コンデン
サ29の充電が完了すると、プリント基板28上に設け
られたLED (図示せず) の点滅がストロボ充電確認窓
12から確認できる。シャッタレリーズ操作により、シ
ンクロスイッチ33がオンすると、ストロボ発光部7か
らストロボ光が照射される。
【0016】データ写し込みユニット21は、データモ
ジュール36及びそのデータモジュール36を保持する
支持板37とで構成されている。データモジュール21
は、図3に示すように、水晶発振子,時計回路,LCD
ドライバー,透過型の文字発生用の液晶表示部38等を
一体化したモジュール基板39と、モジュール用の電源
電池40とで構成されている。モジュール基板39の前
面側には、電源電池40を取り付ける電池取り付け部4
1が設けられている。
ジュール36及びそのデータモジュール36を保持する
支持板37とで構成されている。データモジュール21
は、図3に示すように、水晶発振子,時計回路,LCD
ドライバー,透過型の文字発生用の液晶表示部38等を
一体化したモジュール基板39と、モジュール用の電源
電池40とで構成されている。モジュール基板39の前
面側には、電源電池40を取り付ける電池取り付け部4
1が設けられている。
【0017】ボタン型タイプの電源電池40は、凹形状
の電池取り付け部41に取り付けられており、前面か
ら、金属板を折り曲げ加工した正極接片42に押圧され
ることにより、電池取り付け部41に設けられた負極接
片 (図示せず) と当接する。これによって、モジュール
基板39と電気的に接続される。
の電池取り付け部41に取り付けられており、前面か
ら、金属板を折り曲げ加工した正極接片42に押圧され
ることにより、電池取り付け部41に設けられた負極接
片 (図示せず) と当接する。これによって、モジュール
基板39と電気的に接続される。
【0018】モジュール基板39の時計回路には、将来
の数年間のカレンダーが記憶されており、内蔵の基準パ
ルス発生器を水晶発振子により補正し、正確な時間パル
スを得て、年月日との関連を液晶表示部38に正確に表
示する。ライトガイド43は、透明なプラスチックで形
成されており、外光の一部をデータ写し込み光として取
り込む。液晶表示部38の前面に配置され、採光窓9か
ら外部に露呈し、外光を液晶表示部38に導く。
の数年間のカレンダーが記憶されており、内蔵の基準パ
ルス発生器を水晶発振子により補正し、正確な時間パル
スを得て、年月日との関連を液晶表示部38に正確に表
示する。ライトガイド43は、透明なプラスチックで形
成されており、外光の一部をデータ写し込み光として取
り込む。液晶表示部38の前面に配置され、採光窓9か
ら外部に露呈し、外光を液晶表示部38に導く。
【0019】露光ユニット18に配置した撮影レンズ5
の背後には、シャッタ羽根46が、突起47を中心とし
て回動自在に支持されている。シャッタカバー26で
は、撮影レンズ5の中心を通る撮影光軸上に固定絞り2
6aが、液晶表示部38の中心を通るデータ写し込み光
軸上に第1写し込み開口26bがそれぞれ形成されてい
る。また、暗箱27では、撮影レンズ5の中心を通る撮
影光軸上にはシャッタ開口27aが、液晶表示部38の
中心を通るデータ写し込み光軸上に第2写し込み開口2
7bがそれぞれ形成されている。
の背後には、シャッタ羽根46が、突起47を中心とし
て回動自在に支持されている。シャッタカバー26で
は、撮影レンズ5の中心を通る撮影光軸上に固定絞り2
6aが、液晶表示部38の中心を通るデータ写し込み光
軸上に第1写し込み開口26bがそれぞれ形成されてい
る。また、暗箱27では、撮影レンズ5の中心を通る撮
影光軸上にはシャッタ開口27aが、液晶表示部38の
中心を通るデータ写し込み光軸上に第2写し込み開口2
7bがそれぞれ形成されている。
【0020】また、暗箱27内には、遮光枠48が配置
されている。遮光枠48は、撮影に有害な光を遮光する
枠体48aと、結像レンズ49を保持するレンズホルダ
48bとから構成されており、撮影光軸に直行する方向
に保持される。液晶表示部38を透過したデータ写し込
み光は、結像レンズ49に入射する。結像レンズ49
は、データ写し込み光を撮影レンズ5側から見てシャッ
タ開口27aの右上の部分に結像させる。また、結像学
系を構成する結像レンズ49は、暗箱27内を通る撮影
光束の外に位置するように取り付けられる。
されている。遮光枠48は、撮影に有害な光を遮光する
枠体48aと、結像レンズ49を保持するレンズホルダ
48bとから構成されており、撮影光軸に直行する方向
に保持される。液晶表示部38を透過したデータ写し込
み光は、結像レンズ49に入射する。結像レンズ49
は、データ写し込み光を撮影レンズ5側から見てシャッ
タ開口27aの右上の部分に結像させる。また、結像学
系を構成する結像レンズ49は、暗箱27内を通る撮影
光束の外に位置するように取り付けられる。
【0021】シャッタ羽根46には、シャッタ開口27
aを遮蔽する第1羽根部51と、第2写し込み開口27
bを遮蔽する第2羽根部52とが形成されている。シャ
ッタ羽根46は、バネ53により時計方向に付勢されて
おり、第1羽根部51がシャッタ開口27aを、第2羽
部部52が第2写し込み開口27bを、それぞれ遮蔽す
る閉じ位置に配置されている。
aを遮蔽する第1羽根部51と、第2写し込み開口27
bを遮蔽する第2羽根部52とが形成されている。シャ
ッタ羽根46は、バネ53により時計方向に付勢されて
おり、第1羽根部51がシャッタ開口27aを、第2羽
部部52が第2写し込み開口27bを、それぞれ遮蔽す
る閉じ位置に配置されている。
【0022】シャッタ羽根46は、撮影時には、レリー
ズボタン10の押下に連動して動作するシャッタレバー
(図示せず) により蹴飛ばされ、シャッタ開口27a及
び第2写し込み開口27bを開放する開き位置に回動す
る。そして、バネ53の付勢によってシャッタ羽根46
は閉じ位置に戻り、このシャッタ羽根46の回動の間に
シャッタ開口27a及び第2写し込み開口27bが開か
れて露光が行われる。
ズボタン10の押下に連動して動作するシャッタレバー
(図示せず) により蹴飛ばされ、シャッタ開口27a及
び第2写し込み開口27bを開放する開き位置に回動す
る。そして、バネ53の付勢によってシャッタ羽根46
は閉じ位置に戻り、このシャッタ羽根46の回動の間に
シャッタ開口27a及び第2写し込み開口27bが開か
れて露光が行われる。
【0023】また、シャッタ羽根46には、押圧片54
が形成されており、シャッタ羽根46がシャッタ開口2
7a及び第2写し込み開口27bを全開する全開位置に
来たときに、この押圧片54がシンクロスイッチ33を
オンする。
が形成されており、シャッタ羽根46がシャッタ開口2
7a及び第2写し込み開口27bを全開する全開位置に
来たときに、この押圧片54がシンクロスイッチ33を
オンする。
【0024】写真フイルム24を示す図4において、露
光枠で画定された露光範囲61に被写体像が露光されて
おり、露光範囲61の右縁部には、撮影年月日62が露
光されている。写真フイルム24の幅方向の一方の端縁
には、各露光範囲61に対応してパーフォレーション6
3が設けられている。
光枠で画定された露光範囲61に被写体像が露光されて
おり、露光範囲61の右縁部には、撮影年月日62が露
光されている。写真フイルム24の幅方向の一方の端縁
には、各露光範囲61に対応してパーフォレーション6
3が設けられている。
【0025】写真フイルム24の他方の端縁には、プリ
ントサイズを写真プリントシステム64 (図5参照) に
指示するPARビット65が光学的に記録されるPAR
ビット露光領域66と、写真フイルム24の各種付加情
報データを示す磁気コード67が記録された情報記録領
域68とが設けられている。また、この磁気コード67
は、写真フイルム24に写し込まれた撮影年月日62を
点字に変換してを点字に変換してプリントするか否かを
示す点字プリント実行情報が含まれている。点字プリン
ト実行情報は、写真フイルムカートリッジ20を装填す
る前には、情報記録領域65に記録されている。なお、
フイルムユニット2に磁気記録装置を内蔵させ、撮影時
に、情報記録領域65に点字プリント実行情報を記録し
てもよい。また、点字プリント実行情報は、各コマの欄
外の特定位置にドットマークなどを光学的に写し込むこ
とでも代用が可能である。写真フイルム24の全コマに
対して点字プリント実行情報を付加する場合では、写真
フイルム24の先端に設けられるフイルムリーダー部
に、また、写真フイルムカートリッジ20の外装に設け
られているバーコードに、点字プリント実行情報を付加
してもよい。
ントサイズを写真プリントシステム64 (図5参照) に
指示するPARビット65が光学的に記録されるPAR
ビット露光領域66と、写真フイルム24の各種付加情
報データを示す磁気コード67が記録された情報記録領
域68とが設けられている。また、この磁気コード67
は、写真フイルム24に写し込まれた撮影年月日62を
点字に変換してを点字に変換してプリントするか否かを
示す点字プリント実行情報が含まれている。点字プリン
ト実行情報は、写真フイルムカートリッジ20を装填す
る前には、情報記録領域65に記録されている。なお、
フイルムユニット2に磁気記録装置を内蔵させ、撮影時
に、情報記録領域65に点字プリント実行情報を記録し
てもよい。また、点字プリント実行情報は、各コマの欄
外の特定位置にドットマークなどを光学的に写し込むこ
とでも代用が可能である。写真フイルム24の全コマに
対して点字プリント実行情報を付加する場合では、写真
フイルム24の先端に設けられるフイルムリーダー部
に、また、写真フイルムカートリッジ20の外装に設け
られているバーコードに、点字プリント実行情報を付加
してもよい。
【0026】写真プリントシステムを示す図5におい
て、写真プリントシステム64は、撮影済みの写真フイ
ルムカートリッジ20を、現像し、写真プリント70を
作成するシステムである。なお、写真プリントシステム
64は、写真フイルム24に磁気記録層が設けられたA
PSフイルム対応している。写真プリントシステム64
は、現像機71,情報読取機72,写真プリンタ73か
ら構成されており、その作動はシステムコントローラ7
4によって制御されている。
て、写真プリントシステム64は、撮影済みの写真フイ
ルムカートリッジ20を、現像し、写真プリント70を
作成するシステムである。なお、写真プリントシステム
64は、写真フイルム24に磁気記録層が設けられたA
PSフイルム対応している。写真プリントシステム64
は、現像機71,情報読取機72,写真プリンタ73か
ら構成されており、その作動はシステムコントローラ7
4によって制御されている。
【0027】システムコントローラ74は、現像機7
1,情報読取機72,写真プリンタ73の制御用シーケ
ンスのプログラムやパラメータ等が格納されているRO
Mと、このプログラムにしたがってシーケンスを実行す
るCPUと、各種シーケンスの遂行に必要なデータを一
時的に格納するワークエリアとして用いられるRAMと
で構成されている。また、システムコントローラ74
は、画像データや、磁気コード67が示す点字プリント
実行情報等の付加情報データを記録するメモリを備えて
いる。また、システムコントローラ74は、読み取った
画像データを解析し、撮影年月日等のデータを検出する
こともできる。
1,情報読取機72,写真プリンタ73の制御用シーケ
ンスのプログラムやパラメータ等が格納されているRO
Mと、このプログラムにしたがってシーケンスを実行す
るCPUと、各種シーケンスの遂行に必要なデータを一
時的に格納するワークエリアとして用いられるRAMと
で構成されている。また、システムコントローラ74
は、画像データや、磁気コード67が示す点字プリント
実行情報等の付加情報データを記録するメモリを備えて
いる。また、システムコントローラ74は、読み取った
画像データを解析し、撮影年月日等のデータを検出する
こともできる。
【0028】現像機71は、写真フイルムカートリッジ
20から写真フイルム24を引き出し、周知のように、
搬送手段 (図示せず) により現像処理液槽,定着槽,乾
燥器などを経由してフイルム現像が行われる。
20から写真フイルム24を引き出し、周知のように、
搬送手段 (図示せず) により現像処理液槽,定着槽,乾
燥器などを経由してフイルム現像が行われる。
【0029】情報読取機72は、スキャナ76,磁気リ
ーダ77,現像済みの写真フイルム24を搬送する搬送
手段 (図示せず) で構成されている。スキャナ76は、
写真フイルム24から各コマの写真画像の読み込みが行
われる。ここで読み取られた画像データはシステムコン
トローラ74に転送され、インデックスプリントの作成
に用いられる。また、スキャナ76は、被写体像だけで
なく、PARビット65を読み取る。磁気リーダ77
は、写真フイルム24の各コマごとに設けられた情報記
録領域65から磁気コード67を読み取り、読み取られ
た点字プリント実行情報等の付加情報データは、システ
ムコントローラ74に送られ、メモリに保存される。
ーダ77,現像済みの写真フイルム24を搬送する搬送
手段 (図示せず) で構成されている。スキャナ76は、
写真フイルム24から各コマの写真画像の読み込みが行
われる。ここで読み取られた画像データはシステムコン
トローラ74に転送され、インデックスプリントの作成
に用いられる。また、スキャナ76は、被写体像だけで
なく、PARビット65を読み取る。磁気リーダ77
は、写真フイルム24の各コマごとに設けられた情報記
録領域65から磁気コード67を読み取り、読み取られ
た点字プリント実行情報等の付加情報データは、システ
ムコントローラ74に送られ、メモリに保存される。
【0030】写真プリンタ73は、イメージスキャナ8
1,印画紙82,レーザプリンタ83,ペーパープロセ
サ84,点字プリンタ85,カッター86とで構成され
ている。イメージスキャナ81は、1コマごとに写真画
像の読み取りを行ない、得られた各コマごとの画像デー
タは、写真プリンタ73に設けられている画像データメ
モリ (図示せず) に一旦保存される。
1,印画紙82,レーザプリンタ83,ペーパープロセ
サ84,点字プリンタ85,カッター86とで構成され
ている。イメージスキャナ81は、1コマごとに写真画
像の読み取りを行ない、得られた各コマごとの画像デー
タは、写真プリンタ73に設けられている画像データメ
モリ (図示せず) に一旦保存される。
【0031】印画紙82は、帯状のロール紙であり、プ
リントサイズに対応した所定の長さごとに搬送される。
また、印画紙82の搬送路には、レーザプリンタ83
と、ペーパープロセサ84と、点字プリンタ85とが設
けられている。レーザプリンタ83は、イメージスキャ
ナ81で読み取った画像データと、情報読取機72で読
み取られ、システムコントローラ74に送られた付加情
報データとに応じて印画紙82に画像をプリントする。
ペーパープロセサ84は、プリント済みの印画紙82
を、周知の現像,定着,乾燥処理し、帯状のまま点字プ
リンタ85に搬送される。
リントサイズに対応した所定の長さごとに搬送される。
また、印画紙82の搬送路には、レーザプリンタ83
と、ペーパープロセサ84と、点字プリンタ85とが設
けられている。レーザプリンタ83は、イメージスキャ
ナ81で読み取った画像データと、情報読取機72で読
み取られ、システムコントローラ74に送られた付加情
報データとに応じて印画紙82に画像をプリントする。
ペーパープロセサ84は、プリント済みの印画紙82
を、周知の現像,定着,乾燥処理し、帯状のまま点字プ
リンタ85に搬送される。
【0032】点字プリンタ85は、情報読取機72で読
み取った付加情報データ中の点字プリント実行情報が含
まれているときに駆動し、システムコントローラ74か
ら転送される撮影年月日62を示す撮影情報を該当する
コマごとに点字でプリントする。カッター86は、点字
プリント処理を終えた印画紙82をコマサイズに対応し
た長さで切断する。
み取った付加情報データ中の点字プリント実行情報が含
まれているときに駆動し、システムコントローラ74か
ら転送される撮影年月日62を示す撮影情報を該当する
コマごとに点字でプリントする。カッター86は、点字
プリント処理を終えた印画紙82をコマサイズに対応し
た長さで切断する。
【0033】写真プリント70を示す図6において、被
写体像が写真プリント70一面にプリントされている。
また、その下方には、撮影年月日62に基づき変換され
た凹凸形状の点字91が形成されている。なお、点字9
1のプリント位置が写真プリント70の下方の周縁に寄
せられているが、他の周縁に寄せるようにしてもよい。
点字91の部分は指先で触知されることになるため、上
記のように周縁に寄せて点字プリントを行えばプリント
画像22の大部分に触らずに済む。また、写真プリント
70の周辺に余白を設け、この余白の中に点字91をプ
リントするようにしてもよい。
写体像が写真プリント70一面にプリントされている。
また、その下方には、撮影年月日62に基づき変換され
た凹凸形状の点字91が形成されている。なお、点字9
1のプリント位置が写真プリント70の下方の周縁に寄
せられているが、他の周縁に寄せるようにしてもよい。
点字91の部分は指先で触知されることになるため、上
記のように周縁に寄せて点字プリントを行えばプリント
画像22の大部分に触らずに済む。また、写真プリント
70の周辺に余白を設け、この余白の中に点字91をプ
リントするようにしてもよい。
【0034】次に上記構成の作用について図7のフロー
チャートを用いて説明する。フイルムユニット2の製造
ラインにおいて、写真フイルム24がカートリッジ本体
22から引き出されてロール状に巻かれ、本体基部17
に装填される。この写真フイルム24には、磁気コード
67が設けられており、製造時に予め撮影年月日を点字
に変換することを表す点字プリント実行情報が磁気的に
記録されている。ユニット本体3が組み上がると、点字
プリントサービス付きのフイルムユニット2であること
がユーザーにわかるように、「 日付点字プリント」 と視
認可能に記載された外装ラベル4を貼り付け、同じよう
に表示のある包装袋14に包装され、店頭に並べられ
る。
チャートを用いて説明する。フイルムユニット2の製造
ラインにおいて、写真フイルム24がカートリッジ本体
22から引き出されてロール状に巻かれ、本体基部17
に装填される。この写真フイルム24には、磁気コード
67が設けられており、製造時に予め撮影年月日を点字
に変換することを表す点字プリント実行情報が磁気的に
記録されている。ユニット本体3が組み上がると、点字
プリントサービス付きのフイルムユニット2であること
がユーザーにわかるように、「 日付点字プリント」 と視
認可能に記載された外装ラベル4を貼り付け、同じよう
に表示のある包装袋14に包装され、店頭に並べられ
る。
【0035】撮影者は、購入したその場ですぐに写真撮
影ができる。撮影者が巻上げノブ13を巻上げることに
より、写真フイルム24は露光範囲に搬送される。撮影
者は、ファインダを覗き込み、撮影範囲を決め、レリー
ズボタン10を押下する。シャッタ羽根46は、レリー
ズボタン10の押下に連動して動作するシャッタレバー
により蹴飛ばされ、回動する。シャッタ羽根46は、シ
ャッタ開口27a及び第2写し込み開口27bを開閉す
る。これによって、被写体像と撮影年月日を示す写し込
みデータとが写真フイルム24に露光される。
影ができる。撮影者が巻上げノブ13を巻上げることに
より、写真フイルム24は露光範囲に搬送される。撮影
者は、ファインダを覗き込み、撮影範囲を決め、レリー
ズボタン10を押下する。シャッタ羽根46は、レリー
ズボタン10の押下に連動して動作するシャッタレバー
により蹴飛ばされ、回動する。シャッタ羽根46は、シ
ャッタ開口27a及び第2写し込み開口27bを開閉す
る。これによって、被写体像と撮影年月日を示す写し込
みデータとが写真フイルム24に露光される。
【0036】撮影終了したフイルムユニット2は現像す
るために現像取扱店に出される。現像取扱店では、写真
フイルムカートリッジ20がフイルムユニット2底面か
ら取り出される。写真フイルムカートリッジ20は、写
真プリントシステム64により、現像,プリント処理を
行う。写真フイルムカートリッジ20を取り除いたフイ
ルムユニット2は、リユース・リサイクルされるため循
環工場に送られる。
るために現像取扱店に出される。現像取扱店では、写真
フイルムカートリッジ20がフイルムユニット2底面か
ら取り出される。写真フイルムカートリッジ20は、写
真プリントシステム64により、現像,プリント処理を
行う。写真フイルムカートリッジ20を取り除いたフイ
ルムユニット2は、リユース・リサイクルされるため循
環工場に送られる。
【0037】写真フイルムカートリッジ20は、現像機
71にセットされる。写真フイルムカートリッジ20か
ら写真フイルム24が引き出され、現像処理液槽,定着
槽,乾燥器などを経由して写真フイルム24の現像が行
われる。現像済みの写真フイルム24は、情報読取機7
2にセットされ、スキャナ76により各コマの写真画像
の読取が行われ、その後、磁気リーダ77により写真フ
イルム24の各コマごとに設けられた磁気コード67を
読み取る。ここで読み取られた画像データ及び付加情報
データはシステムコントローラ74に転送される。ま
た、システムコントローラ74は、画像データ及び付加
情報データをメモリの保存するとともに、画像データか
ら撮影年月日62を検出し、メモリに保存する。
71にセットされる。写真フイルムカートリッジ20か
ら写真フイルム24が引き出され、現像処理液槽,定着
槽,乾燥器などを経由して写真フイルム24の現像が行
われる。現像済みの写真フイルム24は、情報読取機7
2にセットされ、スキャナ76により各コマの写真画像
の読取が行われ、その後、磁気リーダ77により写真フ
イルム24の各コマごとに設けられた磁気コード67を
読み取る。ここで読み取られた画像データ及び付加情報
データはシステムコントローラ74に転送される。ま
た、システムコントローラ74は、画像データ及び付加
情報データをメモリの保存するとともに、画像データか
ら撮影年月日62を検出し、メモリに保存する。
【0038】写真フイルム24の画像は、イメージスキ
ャナ81によって読み取られ、画像データメモリに一旦
保存される。その画像データ及び付加情報データに応じ
てレーザプリンタ83が印画紙82にプリントを行う。
そして、印画紙82は、ペーパープロセサ84によっ
て、現像,定着,乾燥処理される。
ャナ81によって読み取られ、画像データメモリに一旦
保存される。その画像データ及び付加情報データに応じ
てレーザプリンタ83が印画紙82にプリントを行う。
そして、印画紙82は、ペーパープロセサ84によっ
て、現像,定着,乾燥処理される。
【0039】点字プリント実行情報が有効な場合、点字
プリンタ85が駆動する。点字プリンタ85は、システ
ムコントローラ74から転送された撮影年月日62を印
画紙82に点字でプリントする。また、点字プリント実
行情報が無効な場合、点字プリンタ85は駆動しない。
そして、印画紙82は、カッター86によって、コマサ
イズに対応した長さに切断される。
プリンタ85が駆動する。点字プリンタ85は、システ
ムコントローラ74から転送された撮影年月日62を印
画紙82に点字でプリントする。また、点字プリント実
行情報が無効な場合、点字プリンタ85は駆動しない。
そして、印画紙82は、カッター86によって、コマサ
イズに対応した長さに切断される。
【0040】また、上記実施形態では、APSフイルム
を用いたレンズ付きフイルムユニットであったが、AP
Sフイルムだけでなくとも、135フイルムなどの他の
写真フイルムを装填してもよい。他の写真フイルムには
磁気記録層が設けられていないため、撮影年月日時等の
撮影情報は光学的に写真フイルムに写し込まれる。そこ
で、上述したレンズ付きフイルムユニットの場合と同様
に、現像済みの写真フイルムからこれらの情報を光学的
に読み取り、点字に変換してプリントすればよい。ま
た、点字プリント実行情報については、撮影時に光学的
に写し込んだり、あるいはDPE依頼時の口頭によるも
のであればよい。
を用いたレンズ付きフイルムユニットであったが、AP
Sフイルムだけでなくとも、135フイルムなどの他の
写真フイルムを装填してもよい。他の写真フイルムには
磁気記録層が設けられていないため、撮影年月日時等の
撮影情報は光学的に写真フイルムに写し込まれる。そこ
で、上述したレンズ付きフイルムユニットの場合と同様
に、現像済みの写真フイルムからこれらの情報を光学的
に読み取り、点字に変換してプリントすればよい。ま
た、点字プリント実行情報については、撮影時に光学的
に写し込んだり、あるいはDPE依頼時の口頭によるも
のであればよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明のレンズ付きフイ
ルムユニットによれば、写真フイルムまたはカートリッ
ジの少なくともいずれかに、プリント処理に際して撮影
情報記録手段で記録された撮影情報を読み取ってプリン
ト写真に点字でプリント処理することを指示する点字プ
リント実行情報を付加したので、撮影情報を点字に変換
してプリントすることができ、目の不自由な人であって
も健常者に見せることによって写真を楽しむ機会を増や
し、また写真プリントの保管,整理を簡単に行うことが
できる。
ルムユニットによれば、写真フイルムまたはカートリッ
ジの少なくともいずれかに、プリント処理に際して撮影
情報記録手段で記録された撮影情報を読み取ってプリン
ト写真に点字でプリント処理することを指示する点字プ
リント実行情報を付加したので、撮影情報を点字に変換
してプリントすることができ、目の不自由な人であって
も健常者に見せることによって写真を楽しむ機会を増や
し、また写真プリントの保管,整理を簡単に行うことが
できる。
【図1】レンズ付きフイルムユニットを示す外観斜視図
である。
である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットを示す分解斜視図
である。
である。
【図3】レンズ付きフイルムユニットの要部を示す斜視
図である。
図である。
【図4】写真フイルムを示す説明図である。
【図5】レンズ付きフイルムユニットのプリント方法を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図6】写真プリントを示す説明図である。
【図7】写真プリント方法を示すフローチャートであ
る。
る。
【符号の説明】 2 レンズ付きフイルムユニット 3 ユニット本体 4 外装ラベル 4a,14a 表示 9 採光窓 10 レリーズボタン 14 包装袋 20 写真フイルムカートリッジ 21 データ写し込みユニット 24 写真フイルム 36 データモジュール 38 液晶表示部 43 ライトガイド 46 シャッタ羽根 48 遮光枠 61 露光範囲 62 撮影年月日 64 写真プリントシステム 65 PARビット 67 磁気コード 70 写真プリント 71 現像機 72 情報読取機 73 写真プリント作成機 84 点字プリンタ 91 点字
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/24 G03B 17/24
Claims (4)
- 【請求項1】 写真フイルム及び撮影済みの写真フイル
ムを巻き込むカートリッジが製造時に予め装填され、撮
影時にコマごとに撮影情報を記録する撮影情報記録手段
を備えたレンズ付きフイルムユニットにおいて、 前記写真フイルムまたはカートリッジの少なくともいず
れかに、プリント処理に際して前記撮影情報記録手段で
記録された撮影情報を読み取ってプリント写真に点字で
プリント処理することを指示する点字プリント実行情報
を付加したことを特徴とするレンズ付きフイルムユニッ
ト。 - 【請求項2】 レンズ付きフイルムユニットの外装、ま
たは、レンズ付きフイルムユニットを包装する包装袋の
少なくともいずれかに、点字でプリント処理が行われる
ことを表す表示を施したことを特徴とする請求項1記載
のレンズ付きフイルムユニット。 - 【請求項3】 写真フイルム及び撮影済みの写真フイル
ムを巻き込むカートリッジが製造時に予め装填され、撮
影時にコマごとに撮影情報を記録する撮影情報記録手段
を備えたレンズ付きフイルムユニットにおいて、 プリント処理に際して前記撮影情報記録手段で記録され
た撮影情報を読み取ってプリント写真に点字でプリント
処理することを表す点字プリント実行情報を撮影時にコ
マごとに記録する点字プリント記録手段と、この点字プ
リント記録手段を作動させるか否かを切り替える切替え
操作手段とを備えたことを特徴とするレンズ付きフイル
ムユニット。 - 【請求項4】 前記撮影情報は、撮影コマごとに写真フ
イルムに露光される撮影年月日情報であることを特徴と
する請求項1〜3記載のレンズ付きフイルムユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001178146A JP2002365768A (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | レンズ付きフイルムユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001178146A JP2002365768A (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | レンズ付きフイルムユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002365768A true JP2002365768A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19018893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001178146A Pending JP2002365768A (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | レンズ付きフイルムユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002365768A (ja) |
-
2001
- 2001-06-13 JP JP2001178146A patent/JP2002365768A/ja active Pending
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