JP2002359953A - 車両用同期機 - Google Patents
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- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
ースの増大を抑止しつつ、トルクや出力などの要求仕様
の変更に応えることが可能な車両用同期機を提供するこ
と。 【解決手段】車両用同期機の内側ロータ230と外側ロ
ータ220との相対固定角度を段階的に変更可能とす
る。これにより、車種、必要性能に応じて、両ロータ間
の相対角度を変更して出荷する対応が可能となり、少な
い生産モデルにより他種類の車両用同期機を生産するこ
とができ、生産、保守の負担を軽減することができる。
Description
速機の間に介在させてエンジンを始動したり、エンジン
のトルクをアシストしたり、車両の走行エネルギーを回
生したりする発電電動機として作動する車両用同期機に
関する。
ジンと変速機との間にてクランクシャフトにより駆動さ
れる回転子と、回転子の周面に対面する周面を有してハ
ウジングに固定される固定子とを備える車両用回転電機
を提案している。
によれば、エンジン前部に装備される従来のフロント配
置型車両用回転電機に比較して、エンジン前部にベルト
に沿ってこの車両用回転電機以外の補機を増設する事を
可能とし、更にこのベルトにより近年必要になりつつあ
る大出力の車両用回転電機の駆動のために小径の回転電
機用プーリとベルトとの滑りを防止するという問題を根
本的に解決することができる。
来のリヤ配置型車両用回転電機は、クラッチやトルクコ
ンバータなどのトルク伝達装置とクランクシャフトとの
間に介設されるために、その分だけパワートレイン長が
増大し、それを囲むハウジングを含めてパワートレイン
が大型、大重量となり、車両の搭載必要スペースの拡大
が必要となるという欠点を有していた。
電電動機として作動するため、エンジン始動やアシスト
トルク等の使用用途ごとに、又は、車両のエンジンやバ
ッテリー等のバリエーションごとに、それぞれトルク、
出力、電源電圧等の仕様を変更する必要が生じるため、
車種ごとに多くの機種を製造する必要が留という問題が
あった。
であり、パワートレインの体格、重量の増大や必要スペ
ースの増大を抑止しつつ、トルクや出力などの要求仕様
の変更に応えることが可能な車両用同期機を提供するこ
とを、その目的としている。
期機は、磁石界磁を有するロータを含む回転部と、前記
永久磁石界磁の磁石磁束と鎖交する電機子コイルを有し
てハウジングに固定されるステータとを有する車両用同
期機において、前記回転部が、前記ステータの周面に電
磁結合する前記ロータとしての第一ロータと、前記ステ
ータの周面に電磁結合する前記ロータとしての第二ロー
タと、前記両ロータの一方を他方に相対角度変更可能に
固定するロータ間角度変更可変型結合部とを備えること
を特徴としている。
角度で互いに結合されることができるので、車種、必要
性能に応じて、両ロータ間の相対角度を変更して出荷す
る対応が可能となり、少ない生産モデルにより他種類の
車両用同期機を生産することができ、生産、保守の負担
を軽減することができる。
用同期機において更に、前記両ロータが、前記ステータ
を径方向に挟んで前記ステータの内、外周面に個別に電
磁結合する外側ロータ及び内側ロータからなることを特
徴としている。
ことなく、軸長短縮を実現することができる。特に、エ
ンジンと変速機との間に介設される場合において、パワ
ートレインの体格重量を低減し、剛性を強化することが
できる。
の車両用同期機において更に、前記ロータ間角度変更可
変型結合部が、前記電機子コイルと鎖交する前記両ロー
タの磁石磁束のベクトル和が略最大となる最大磁束位置
にて前記両ロータの一方を他方に固定可能に構成され、
かつ、前記両ロータが前記最大磁束位置で固定される場
合に、電機子電流のq軸位相成分であるIqと、d軸位
相成分であるIdとを変数とする二次元平面上におい
て、前記ベクトル和である磁石磁束量Φと、前記磁石界
磁の中心軸であるd軸方向のインダクタンスLdとによ
り規定される電圧制限楕円中心(Φ/Ld、0)は、前
記電機子コイルの最大定格電流により規定される電流制
限円外に位置することを特徴としている。
発生することができるので、たとえばディーゼルエンジ
ン用途での運転が可能となる。
ずれか記載の車両用同期機において更に、前記ロータ間
角度変更可変型結合部が、前記電機子コイルと鎖交する
前記両ロータの磁石磁束のベクトル和が略最小となる最
小磁束位置にて前記両ロータの一方を他方に固定可能に
構成され、かつ、前記両ロータが前記最小磁束位置で固
定される場合に、電機子電流のq軸位相成分であるIq
と、d軸位相成分であるIdとを変数とする二次元平面
上において、前記ベクトル和である磁石磁束量Φと、前
記磁石界磁の中心軸であるd軸方向のインダクタンスL
dとにより規定される電圧制限楕円中心(Φ/Ld、
0)は、前記電機子コイルの最大定格電流により規定さ
れる電流制限円内に位置することを特徴としている。
運転することができるとともに、高回転運転での逆起電
圧が小さくできるので、回路系の耐圧を低下することが
できる。
ずれか記載の車両用同期機において更に、前記両ロータ
は、磁気異方性を有してリラクタンストルクを発生する
ことを特徴としている。すなわち、この態様では、q軸
インダクタンスがd軸インダクタンスより大きく設定し
てリラクタンストルクを発生させることができるので、
必要トルク発生に要する磁石使用量を減らすことができ
る。
ずれか記載の車両用同期機において更に、前記ロータ間
角度変更可変型結合部が、前記ロータの界磁極をなす磁
石の周方向配置ピッチ以下の範囲で前記両ロータ間の相
対角度を段階的に変更可能に構成されていることを特徴
としている。
業で実現することができる。
例を参照して具体的に説明する。
期機の軸方向模式断面図を図1に、径方向半断面図を図
2に示す。 (全体構造)110はクランクシャフト、200は径方
向2ロータ型同期機である。
210、外側ロータ220、内側ロータ230、回転フ
レーム240を有し、回転フレーム240は、外側ロー
タ220及び内側ロータ230とクランクシャフト11
0の後端とを結合している。
してなる円筒状の電磁鉄心211と、電磁鉄心211に
巻装された三相の電機子巻線212とを有し、電磁鉄心
211は、ピン252により支持輪板250に固定さ
れ、支持輪板250は図示しないハウジングに固定され
ている。
ッチでスロット213が設けられ、電磁鉄心211の外
周面には周方向一定ピッチでスロット213’が設けら
れている。
紙面に垂直長手方向、すなわち電磁鉄心211を積層方
向に通って裏側に出てコアバック215の側面を上がっ
てスロット213に入り、再度、電磁鉄心211を積層
方向に通って紙面側にもどり、又、スロット213’を
通って同一の巻き方を巻数回繰り返した後、3スロット
ピッチ周方向に離れたスロットに同様に巻線された巻線
と共に1相の集中巻き相巻線を構成している。
積層してなる円筒状の電磁鉄心からなるロータヨーク2
22と、ロータヨーク222の内周面に固定されて電磁
鉄心211の外周面に対面する磁極用の永久磁石221
とからなり、ロータヨーク222の外周面は回転フレー
ム240に固定されている。
積層してなる円筒状の電磁鉄心からなるロータヨーク2
32と、ロータヨーク232の外周面に固定されて電磁
鉄心211の内周面に対面する磁極用の永久磁石231
とからなり、ロータヨーク232の内周面はステー23
4を通じて回転フレーム240に固定されている。
を一致させるための円筒状のステー234の円筒状位置
合わせ部であり、回転フレーム240の径小円筒部24
0ー1の外周面に嵌着されている。 230ー2は、外
側ロータ220と軸方向位置合わせを行うためのステー
234の円盤状位置合わせ部であり、回転フレーム24
0の円盤部240ー2に密着され、ネジ270により相
互に締結されている。
されたステー234はねじ270が貫通するねじ孔23
4−3を互いに所定角度離れて3個有している。外側ロ
ータ220が固定された回転フレーム240は、ねじ2
70が貫通するねじ孔を1個有している。
を貫通するねじ270が貫通するステー234のねじ孔
234−3を変更することにより、外側ロータ220と
内側ロータ230との相対角度(位相角)を変更可能と
なっている。
転フレーム240の締結孔との組み合わせを変更する代
わりに、両締結孔の一方を周方向に大きな遊孔とし、ね
じ270の代わりにボルトで締結することにより、上記
相対角度(位相角)の変更を行うこともできる。
との両方に複数のねじ孔を設ければ、角度選択パターン
を増加することができる。
及び内側ロータ230は、図示を簡略化するために表面
磁石タイプ(SPM)を図示しているが、実際には、永
久磁石221、231をコア内に埋設するIPMモータ
構造を採用するものとする。 (IPMモータ構造)この実施例で用いる異方性インダ
クタンス(Ld≠Lq)を持つIPMモータについて以
下に説明する。なお、SPMは等方性インダクタンス
(Ld=Lq)を有する。
に示す外側ロータ220のロータヨーク222の内周面
近傍、及び、内側ロータ230のロータヨーク232の
外周面近傍に、それぞれ周方向一定ピッチで軸方向に貫
設された磁石収容孔(図示せず)を有し、この磁石収容
孔に板状の永久磁石を収容している。各永久磁石は、径
方向の厚さが、軸方向長さ、周方向幅よりも小さく設定
され、径方向内側の表面と径方向外側の表面とは逆方向
に磁化されている。また、周方向に隣接する2つの永久
磁石は逆方向に磁化されている。もちろん、図2はSP
Mモータ構造を示し、上記IPMモータ構造を示すもの
ではない。
内周面とその磁石収容孔との間のロータヨーク222の
部分の径方向幅は、永久磁石の影響により径方向へ強く
磁化されるとともに、永久磁石の磁束が短絡されるのを
減らすためにできるだけ縮小されている。
232の外周面とその磁石収容孔との間のロータヨーク
232の部分の径方向幅は、永久磁石の影響により径方
向へ強く磁化されるとともに、永久磁石の磁束が短絡さ
れるのを減らすためにできるだけ縮小されている。
うち、周方向に隣接する2つの磁石収容孔の間の部分で
は径方向に磁束が容易に流れ、磁石収容孔とロータヨー
ク222の内周面との間の部分では径方向に電流磁束が
流れにくいので、外側ロータ220は磁気突極性をも
つ。その結果、外側ロータ220には、磁石磁束により
生じる界磁トルクの他に、上記ロータヨーク222の磁
気突極性により電流磁束が偏在するためにリラクタンス
トルクが発生し、リラクタンストルク併用磁石同期機と
なる。
232のうち、周方向に隣接する2つの磁石収容孔の間
の部分では径方向に磁束が容易に流れ、磁石収容孔とロ
ータヨーク232の外周面との間の部分では径方向に電
流磁束が流れにくいので、内側ロータ230は磁気突極
性をもつ。その結果、内側ロータ230には、磁石磁束
により生じる界磁トルクの他に、上記ロータヨーク23
2の磁気突極性により電流磁束が偏在するためにリラク
タンストルクが発生し、リラクタンストルク併用磁石同
期機となる。
機の電磁特性を以下に説明する。
るリラクタンストルクの発生をもたらす磁気突極性は、
上記説明したように、インダクタンスの異方性により生
じ、IPM(内部磁石モータ)構造では、q軸インダク
タンスLq>d軸インダクタンスLdとなる。リラクタ
ンストルク併用磁石同期機のトルク、出力を規定する電
圧式、電流式を以下に示す。
Trはリラクタンストルク、Pnは磁石対数、φは磁石
当たりの磁束量、Iは電機子電流、αは電機子巻線21
2の界磁に対する電流Iの位相角、idは電機子電流I
のd軸ベクトル成分、ωは角速度、iqは電機子電流I
のq軸ベクトル成分である。
ち、(Lq・iq)2 +(φ+Ld・id)2 で示さ
れる楕円の大きさは電機子電圧V及び角速度ω(周波数
f)により規制され、電機子電圧Vを一定とすれば楕円
の大きさは角速度ω(周波数f)により規制される。三
番目の式は電流制限円を示す。すなわち、(iq) 2
+(id)2 で示される円の大きさは電機子電流Iによ
り規制される。
合(最大径)の電流制限円と、種々の大きさの電圧制限
楕円とを、q軸電流iqを縦軸、d軸電流idを横軸と
する二次元空間上にプロットした図を、図3に示す。電
圧制限楕円xは、印加電圧下の各周波数値においてq軸
電流Iqとd軸電流Idが取り得る範囲を示し、Ldと
Lqとが等しいときは円になる。
される最大電流値を表し、実際に実現可能な運転変更可
能範囲は、円Y内の楕円Xの領域である。図3における
二次元座標(Φ/Ld、0)は、電圧制限楕円xの中心
座標を示す。図3から、周波数が高くなるほど、実際に
実現可能な運転変更可能範囲が狭くなることがわかる。
(磁石磁束)Φを大きくする必要がある。その結果、発
生可能トルクを増大するほど(磁石磁束を増大するほ
ど)、電圧制限楕円Xの中心座標(Φ/Ld、0)は、
この二次元空間上において左にシフトし、電流制限円Y
よりも左方へ移動してしまうことがわかった。
磁石磁束Φを強化すると、高周波数(高回転数)におい
て、電気的に(電圧、電流の許容範囲で)運転可能な領
域が狭小化し、最悪運転不能となってしまうことがわか
る。具体的には、界磁磁束が大きいと、高速時に逆起電
圧が高くなって、許容電圧範囲、許容電流範囲を逸脱し
てしまうことが理解される。
ータ型回転電機において、外側ロータ220と内側ロー
タ230との相対角度位置を変更可能とすることによ
り、有効な界磁磁束又は異方性インダクタンスを簡単に
変更可能としたものである。このようにすれば、単一構
造の発電電動機により種々の特性を実現可能とし、車
種、用途などに応じて異なる発電電動機の仕様に単一の
発電電動機により対応可能とすることができ、発電電動
機の種類の削減により、1機種当たりの製造コスト、保
守管理コストを低減できるので、実用上有益となる。
す。これにより、高回転(高周波数)域での出力解(運
転可能領域)は存在しないが、Φが大きいため、中低速
域で高トルクの運転が可能となる。この時の外側ロータ
220の磁石磁束と内側ロータ230の磁石磁束とは、
図5に示すように位相が略一致しており、両磁石磁束の
ベクトル和は大きくなる。
設定した場合を示す。これにより、あらゆる回転数(周
波数)で最大電流を通電することができ、各回転数で最
大出力を得ることができる。この時の外側ロータ220
の磁石磁束と内側ロータ230の磁石磁束とは、図7に
示すように位相が所定角度だけずれており、両磁石磁束
のベクトル和は両磁石磁束の算術和より小さくなってい
る。
示す。これにより、トルク或は高回転での出力は小とな
るが、Φが小さいので逆起電圧が小となり、回路系の耐
圧を低下したり、低電源電圧系での運転が可能となる。
この時の外側ロータ220の磁石磁束と内側ロータ23
0の磁石磁束とは、図9に示すように位相が大きくずれ
ており、両磁石磁束のベクトル和は両磁石磁束の算術和
より大幅に小さくなっている。外側ロータ220と内側
ロータ230との相対角度(位相)を変更した場合にお
ける、有効鎖交磁束(Φ)の変化を図10に電圧制限楕
円Xの中心座標Φ/Ldの変化を図11に示す。図1
0、図11において、2ロータ型回転電機はSPM構造
であり、インダクタンスが等方性(Ld=一定)と仮定
した。
ョン間に挟設されたこの実施例の車両用同期機は、軸長
が短いのでエンジンとトランスミッション間の距離を短
縮して、パワートレインの小型軽量化、剛性向上を実現
できるとともに、2つのロータを用いるので、大出力、
大トルクを実現することができる。
と内側ロータ230との相対角度を変更可能に構成され
ているので、種々の特性変更要求に対して、両ロータ間
の相対角度調整で対応することができ、製造、保守コス
トの大幅な低減を実現することができる。
向模式断面図である。
る。
ある。
特性図である。
を示す図1の車両用同期機の径方向模式断面図である。
特性図である。
を示す図1の車両用同期機の径方向模式断面図である。
特性図である。
を示す図1の車両用同期機の径方向模式断面図である。
における両ロータの相対角度と有効鎖交磁束との関係を
示す特性図である。
における両ロータの相対角度と、電圧制限楕円の中心座
標との関係を示す特性図である。
Claims (6)
- 【請求項1】磁石界磁を有するロータを含む回転部と、
前記永久磁石界磁の磁石磁束と鎖交する電機子コイルを
有してハウジングに固定されるステータとを有する車両
用同期機において、 前記回転部は、 前記ステータの周面に電磁結合する前記ロータとしての
第一ロータと、 前記ステータの周面に電磁結合する前記ロータとしての
第二ロータと、 前記両ロータの一方を他方に相対角度変更可能に固定す
るロータ間角度変更可変型結合部と、 を備えることを特徴とする車両用同期機。 - 【請求項2】請求項1記載の車両用同期機において、 前記両ロータは、前記ステータを径方向に挟んで前記ス
テータの内、外周面に個別に電磁結合する外側ロータ及
び内側ロータからなることを特徴とする車両用同期機。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の車両用同期機におい
て、 前記ロータ間角度変更可変型結合部は、 前記電機子コイルと鎖交する前記両ロータの磁石磁束の
ベクトル和が略最大となる最大磁束位置にて前記両ロー
タの一方を他方に固定可能に構成され、かつ、 前記両ロータが前記最大磁束位置で固定される場合に、
電機子電流のq軸位相成分であるIqと、d軸位相成分
であるIdとを変数とする二次元平面上において、前記
ベクトル和である磁石磁束量Φと、前記磁石界磁の中心
軸であるd軸方向のインダクタンスLdとにより規定さ
れる電圧制限楕円中心(Φ/Ld、0)は、前記電機子
コイルの最大定格電流により規定される電流制限円外に
位置することを特徴とする請求項1に記載の車両用同期
機。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか記載の車両用同
期機において、 前記ロータ間角度変更可変型結合部は、 前記電機子コイルと鎖交する前記両ロータの磁石磁束の
ベクトル和が略最小となる最小磁束位置にて前記両ロー
タの一方を他方に固定可能に構成され、かつ、 前記両ロータが前記最小磁束位置で固定される場合に、
電機子電流のq軸位相成分であるIqと、d軸位相成分
であるIdとを変数とする二次元平面上において、前記
ベクトル和である磁石磁束量Φと、前記磁石界磁の中心
軸であるd軸方向のインダクタンスLdとにより規定さ
れる電圧制限楕円中心(Φ/Ld、0)は、前記電機子
コイルの最大定格電流により規定される電流制限円内に
位置することを特徴とする請求項1に記載の車両用回転
電機。 - 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか記載の車両用同
期機において、 前記両ロータは磁気異方性を有してリラクタンストルク
を発生することを特徴とする車両用同期機。 - 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか記載の車両用同
期機において、 前記ロータ間角度変更可変型結合部は、前記ロータの界
磁極をなす磁石の周方向配置ピッチ以下の範囲で前記両
ロータ間の相対角度を段階的に変更可能に構成されてい
ることを特徴とする車両用同期機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001164741A JP2002359953A (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 車両用同期機 |
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---|---|---|---|
JP2001164741A JP2002359953A (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 車両用同期機 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2001164741A Pending JP2002359953A (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 車両用同期機 |
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JP (1) | JP2002359953A (ja) |
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