JP2002359622A - 無線通信システム及び無線端末装置並びにその上位機 - Google Patents
無線通信システム及び無線端末装置並びにその上位機Info
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- JP2002359622A JP2002359622A JP2001163341A JP2001163341A JP2002359622A JP 2002359622 A JP2002359622 A JP 2002359622A JP 2001163341 A JP2001163341 A JP 2001163341A JP 2001163341 A JP2001163341 A JP 2001163341A JP 2002359622 A JP2002359622 A JP 2002359622A
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Landscapes
- Computer And Data Communications (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線端末装置の移動に伴い親局の変更を要す
る場合の煩雑な設定作業を不要にする。 【解決手段】 上位機10に、無線基地局毎に予め設定
されている無線通信パラメータを記憶管理するパラメー
タ管理手段を設ける。無線端末装置30は、親局指定手
段により無線基地局の識別データが入力されると、上位
機10に対してその入力識別データによって特定される
無線基地局への親局変更要求を行なう。この要求を受け
た上位機は、その変更先親局に指定された無線基地局の
無線通信パラメータを親局変更要求元の無線端末装置に
送信する。無線端末装置30は、親局変更要求に対して
上位機から無線を利用して送られてくる無線通信パラメ
ータを受信すると、パラメータ記憶手段により記憶され
る無線通信パラメータをその受信した無線通信パラメー
タに更新する。
る場合の煩雑な設定作業を不要にする。 【解決手段】 上位機10に、無線基地局毎に予め設定
されている無線通信パラメータを記憶管理するパラメー
タ管理手段を設ける。無線端末装置30は、親局指定手
段により無線基地局の識別データが入力されると、上位
機10に対してその入力識別データによって特定される
無線基地局への親局変更要求を行なう。この要求を受け
た上位機は、その変更先親局に指定された無線基地局の
無線通信パラメータを親局変更要求元の無線端末装置に
送信する。無線端末装置30は、親局変更要求に対して
上位機から無線を利用して送られてくる無線通信パラメ
ータを受信すると、パラメータ記憶手段により記憶され
る無線通信パラメータをその受信した無線通信パラメー
タに更新する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線を利用したP
OS(Point Of Sales)システム等の無線通信システム
及びこのシステムの無線端末装置並びにその上位機に関
する。
OS(Point Of Sales)システム等の無線通信システム
及びこのシステムの無線端末装置並びにその上位機に関
する。
【0002】
【従来の技術】店舗事務所等に設置されるストアコンピ
ュータに、店舗内の各売場にそれぞれ設置されている複
数台のPOS端末を通信回線で接続し、ストアコンピュ
ータにおいて各POS端末で登録された商品データを収
集し集計して、店舗全体の売上,在庫,発注等を一元的
に管理するようにしたシステム、いわゆるPOSシステ
ムは、百貨店,スーパーマーケット,コンビニエンスス
トア等の小売店等で利用されている。
ュータに、店舗内の各売場にそれぞれ設置されている複
数台のPOS端末を通信回線で接続し、ストアコンピュ
ータにおいて各POS端末で登録された商品データを収
集し集計して、店舗全体の売上,在庫,発注等を一元的
に管理するようにしたシステム、いわゆるPOSシステ
ムは、百貨店,スーパーマーケット,コンビニエンスス
トア等の小売店等で利用されている。
【0003】このようなPOSシステムにおいて、スト
アコンピュータと各POS端末との間の通信手段に無線
を使用した無線式POSシステムも既に開発され、実用
に供されている。従来の無線式POSシステムは、各P
OS端末にそれぞれ無線によるデータ送受信を行なうた
めの無線部が設けられるとともに、ストアコンピュータ
とオンラインで接続された複数台の無線基地局が店内に
分散配置されていた。そして、各POS端末には、最も
通信環境がよい無線基地局が自己に設けられた無線部の
親局として設定される一方、各無線基地局には、それぞ
れ自己を無線部の親局とするPOS端末の情報が設定さ
れていた。また、ストアコンピュータにおいては、各P
OS端末がどの無線基地局を無線部の親局に設定してい
るかが管理されていた。かかる構成により、例えばPO
S端末で登録された商品データは、そのPOS端末に設
けられた無線部から親局に設定されている無線基地局に
無線通信によって送信され、無線基地局からオンライン
でストアコンピュータに送信されて、ストアコンピュー
タで収集されていた。
アコンピュータと各POS端末との間の通信手段に無線
を使用した無線式POSシステムも既に開発され、実用
に供されている。従来の無線式POSシステムは、各P
OS端末にそれぞれ無線によるデータ送受信を行なうた
めの無線部が設けられるとともに、ストアコンピュータ
とオンラインで接続された複数台の無線基地局が店内に
分散配置されていた。そして、各POS端末には、最も
通信環境がよい無線基地局が自己に設けられた無線部の
親局として設定される一方、各無線基地局には、それぞ
れ自己を無線部の親局とするPOS端末の情報が設定さ
れていた。また、ストアコンピュータにおいては、各P
OS端末がどの無線基地局を無線部の親局に設定してい
るかが管理されていた。かかる構成により、例えばPO
S端末で登録された商品データは、そのPOS端末に設
けられた無線部から親局に設定されている無線基地局に
無線通信によって送信され、無線基地局からオンライン
でストアコンピュータに送信されて、ストアコンピュー
タで収集されていた。
【0004】ところで、無線式POSシステムは、スト
アコンピュータとPOS端末とを有線で接続してなるシ
ステムと比較してPOS端末の移動が容易であるため、
特売による客の増加を見越して会計場所を増設したり、
売場のレイアウトを変更したりすることを簡単に実施で
きる利点がある。ただし、POS端末の移動によってそ
のPOS端末と親局に設定された無線基地局との間の無
線通信環境が悪化する場合には、そのPOS端末の無線
部に対する親局を変更する必要があった。そして、親局
を変更する際には、POS端末側の親局に関する情報を
設定しなおすのみならず、無線基地局側の情報やストア
コンピュータ側の情報も設定しなおさなければならなか
った。
アコンピュータとPOS端末とを有線で接続してなるシ
ステムと比較してPOS端末の移動が容易であるため、
特売による客の増加を見越して会計場所を増設したり、
売場のレイアウトを変更したりすることを簡単に実施で
きる利点がある。ただし、POS端末の移動によってそ
のPOS端末と親局に設定された無線基地局との間の無
線通信環境が悪化する場合には、そのPOS端末の無線
部に対する親局を変更する必要があった。そして、親局
を変更する際には、POS端末側の親局に関する情報を
設定しなおすのみならず、無線基地局側の情報やストア
コンピュータ側の情報も設定しなおさなければならなか
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のこ
の種の無線通信システムにおいて、POS端末のような
無線端末装置の移動に伴いその無線端末装置の無線部に
対する親局を設定しなおす場合には、POS端末側のみ
ならず無線基地局側及びストアコンピュータ側の設定も
変更しなければならず、これらの設定変更作業は全て手
作業で個々に行なわれていたので手間と時間を要してお
り、また、無線基地局やストアコンピュータの設定変更
には専門的な知識も必要なため、容易には実施できなか
った。
の種の無線通信システムにおいて、POS端末のような
無線端末装置の移動に伴いその無線端末装置の無線部に
対する親局を設定しなおす場合には、POS端末側のみ
ならず無線基地局側及びストアコンピュータ側の設定も
変更しなければならず、これらの設定変更作業は全て手
作業で個々に行なわれていたので手間と時間を要してお
り、また、無線基地局やストアコンピュータの設定変更
には専門的な知識も必要なため、容易には実施できなか
った。
【0006】そこで本発明は、無線端末装置の移動に伴
い親局の変更を要する場合にはその移動対象の無線端末
装置で移動先の親局を指定するだけで対応でき、煩雑な
設定作業を簡略化できる無線通信システム及びこのシス
テムの無線端末装置並びにその上位機を提供しようとす
るものである。
い親局の変更を要する場合にはその移動対象の無線端末
装置で移動先の親局を指定するだけで対応でき、煩雑な
設定作業を簡略化できる無線通信システム及びこのシス
テムの無線端末装置並びにその上位機を提供しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、無線部を備えてなる無線端末装置の上位機に複数の
無線基地局を接続し、無線端末装置と上位機との間のデ
ータ通信を当該無線端末装置の無線部に対して親局に指
定されたいずれかの無線基地局を介して無線で行なうよ
うにした無線通信システムであって、上位機に、無線基
地局毎に予め設定されている無線通信パラメータを記憶
管理するパラメータ管理手段と、無線端末装置から親局
変更要求があるとその変更先親局に指定された無線基地
局の無線通信パラメータを親局変更要求元の無線端末装
置に無線を利用して送信するパラメータ送信手段とを設
ける一方、無線端末装置に、無線部に対して親局に指定
される無線基地局の無線通信パラメータを記憶するパラ
メータ記憶手段と、無線部の親局に指定する無線基地局
の識別データを入力する親局指定手段と、この親局指定
手段により無線基地局の識別データが入力されると上位
機に対してその入力識別データによって特定される無線
基地局への親局変更要求を行なう親局変更要求手段と、
この親局変更要求手段による親局変更要求に対して上位
機から送られてくる無線通信パラメータを受信するパラ
メータ受信手段と、パラメータ記憶手段により記憶され
る無線通信パラメータをパラメータ受信手段により受信
した無線通信パラメータに更新するパラメータ更新手段
とを設けたものである。
は、無線部を備えてなる無線端末装置の上位機に複数の
無線基地局を接続し、無線端末装置と上位機との間のデ
ータ通信を当該無線端末装置の無線部に対して親局に指
定されたいずれかの無線基地局を介して無線で行なうよ
うにした無線通信システムであって、上位機に、無線基
地局毎に予め設定されている無線通信パラメータを記憶
管理するパラメータ管理手段と、無線端末装置から親局
変更要求があるとその変更先親局に指定された無線基地
局の無線通信パラメータを親局変更要求元の無線端末装
置に無線を利用して送信するパラメータ送信手段とを設
ける一方、無線端末装置に、無線部に対して親局に指定
される無線基地局の無線通信パラメータを記憶するパラ
メータ記憶手段と、無線部の親局に指定する無線基地局
の識別データを入力する親局指定手段と、この親局指定
手段により無線基地局の識別データが入力されると上位
機に対してその入力識別データによって特定される無線
基地局への親局変更要求を行なう親局変更要求手段と、
この親局変更要求手段による親局変更要求に対して上位
機から送られてくる無線通信パラメータを受信するパラ
メータ受信手段と、パラメータ記憶手段により記憶され
る無線通信パラメータをパラメータ受信手段により受信
した無線通信パラメータに更新するパラメータ更新手段
とを設けたものである。
【0008】また、本願請求項2記載の発明は、無線部
を備えてなる無線端末装置であって、複数の無線基地局
を接続してなる上位機との間のデータ通信を当該無線端
末装置の無線部に対して親局に指定されたいずれかの無
線基地局を介して無線で行なうようにしたものにおい
て、無線部に対して親局に指定される無線基地局の無線
通信パラメータを記憶するパラメータ記憶手段と、無線
部の親局に指定する無線基地局の識別データを入力する
親局指定手段と、この親局指定手段により無線基地局の
識別データが入力されると上位機に対してその入力識別
データによって特定される無線基地局への親局変更要求
を行なう親局変更要求手段と、この親局変更要求手段に
よる親局変更要求に対して上位機から送られてくる無線
通信パラメータを受信するパラメータ受信手段と、パラ
メータ記憶手段により記憶される無線通信パラメータを
パラメータ受信手段により受信した無線通信パラメータ
に更新するパラメータ更新手段とを設けたものである。
を備えてなる無線端末装置であって、複数の無線基地局
を接続してなる上位機との間のデータ通信を当該無線端
末装置の無線部に対して親局に指定されたいずれかの無
線基地局を介して無線で行なうようにしたものにおい
て、無線部に対して親局に指定される無線基地局の無線
通信パラメータを記憶するパラメータ記憶手段と、無線
部の親局に指定する無線基地局の識別データを入力する
親局指定手段と、この親局指定手段により無線基地局の
識別データが入力されると上位機に対してその入力識別
データによって特定される無線基地局への親局変更要求
を行なう親局変更要求手段と、この親局変更要求手段に
よる親局変更要求に対して上位機から送られてくる無線
通信パラメータを受信するパラメータ受信手段と、パラ
メータ記憶手段により記憶される無線通信パラメータを
パラメータ受信手段により受信した無線通信パラメータ
に更新するパラメータ更新手段とを設けたものである。
【0009】また、本願請求項3記載の発明は、上記請
求項2記載の無線端末装置に、パラメータ更新手段によ
り更新される前の無線通信パラメータを保管し、このパ
ラメータ更新手段により更新された後の無線通信パラメ
ータに基づいて行なう無線通信が不可のときパラメータ
記憶手段により記憶される無線通信パラメータをパラメ
ータ更新手段により更新される前の無線通信パラメータ
に戻すパラメータ復帰手段を設けたものである。
求項2記載の無線端末装置に、パラメータ更新手段によ
り更新される前の無線通信パラメータを保管し、このパ
ラメータ更新手段により更新された後の無線通信パラメ
ータに基づいて行なう無線通信が不可のときパラメータ
記憶手段により記憶される無線通信パラメータをパラメ
ータ更新手段により更新される前の無線通信パラメータ
に戻すパラメータ復帰手段を設けたものである。
【0010】また、本願請求項4記載の発明は、無線部
を備えてなる無線端末装置の上位機であって、複数の無
線基地局を接続し、無線端末装置との間のデータ通信を
当該無線端末装置の無線部に対して親局に指定されたい
ずれかの無線基地局を介して無線で行なうようにしたも
のにおいて、無線基地局毎に予め設定されている無線通
信パラメータを記憶管理するパラメータ管理手段と、無
線端末装置から親局変更要求があるとその変更先親局に
指定された無線基地局の無線通信パラメータを親局変更
要求元の無線端末装置に送信するパラメータ送信手段と
を設けたものである。
を備えてなる無線端末装置の上位機であって、複数の無
線基地局を接続し、無線端末装置との間のデータ通信を
当該無線端末装置の無線部に対して親局に指定されたい
ずれかの無線基地局を介して無線で行なうようにしたも
のにおいて、無線基地局毎に予め設定されている無線通
信パラメータを記憶管理するパラメータ管理手段と、無
線端末装置から親局変更要求があるとその変更先親局に
指定された無線基地局の無線通信パラメータを親局変更
要求元の無線端末装置に送信するパラメータ送信手段と
を設けたものである。
【0011】また、本願請求項5記載の発明は、請求項
4記載の上位機に、無線基地局毎にその無線基地局を親
局とする無線部を備えた無線端末装置の台数を管理する
手段を設け、パラメータ送信手段を、無線端末装置から
親局変更要求があるとその変更先親局に指定された無線
基地局を親局とする無線部を備えた無線端末装置の台数
が予め設定された制限数を超えないことを条件にその無
線基地局の無線通信パラメータを親局変更要求元の無線
端末装置に送信する手段としたものである。
4記載の上位機に、無線基地局毎にその無線基地局を親
局とする無線部を備えた無線端末装置の台数を管理する
手段を設け、パラメータ送信手段を、無線端末装置から
親局変更要求があるとその変更先親局に指定された無線
基地局を親局とする無線部を備えた無線端末装置の台数
が予め設定された制限数を超えないことを条件にその無
線基地局の無線通信パラメータを親局変更要求元の無線
端末装置に送信する手段としたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態は、無線周
波数ホッピング通信方式を用いた無線式POSシステム
に本発明を適用した場合である。
面を用いて説明する。なお、この実施の形態は、無線周
波数ホッピング通信方式を用いた無線式POSシステム
に本発明を適用した場合である。
【0013】図1は本実施の形態における無線式POS
システムの全体構成図であり、このシステムは、店舗事
務所等に設置された1台のストアコンピュータ10と、
店舗内の各所をそれぞれ無線ゾーンZ1,Z2,Z3,
Z4とするべく分散して配置された4台の無線基地局2
1,22,23,24と、各売場にそれぞれ設置された
多数台のPOS端末30とを備えている。また、各PO
S端末30にそれぞれ無線部40を設け、各POS端末
30の無線部40と各無線基地局21,22,23,2
4とで無線LAN(Local Area Network)を構築してい
る。
システムの全体構成図であり、このシステムは、店舗事
務所等に設置された1台のストアコンピュータ10と、
店舗内の各所をそれぞれ無線ゾーンZ1,Z2,Z3,
Z4とするべく分散して配置された4台の無線基地局2
1,22,23,24と、各売場にそれぞれ設置された
多数台のPOS端末30とを備えている。また、各PO
S端末30にそれぞれ無線部40を設け、各POS端末
30の無線部40と各無線基地局21,22,23,2
4とで無線LAN(Local Area Network)を構築してい
る。
【0014】具体的には、無線基地局21の無線ゾーン
Z1内に置かれたPOS端末30に対して無線部40の
親局として無線基地局21を指定し、無線基地局22の
無線ゾーンZ2内に置かれたPOS端末30に対して無
線部40の親局として無線基地局22を指定し、無線基
地局23の無線ゾーンZ3内に置かれたPOS端末30
に対して無線部40の親局として無線基地局23を指定
し、無線基地局24の無線ゾーンZ4内に置かれたPO
S端末30に対して無線部40の親局として無線基地局
24を指定する一方、各無線基地局21,22,23,
24に、それぞれ自局を親局とする無線部40の情報
(局IDコード)を設定して各基地局内のメモリで記憶
保持している。これにより、無線ゾーンZ1内に位置す
る全てのPOS端末30は、所定の周波数ホッピングパ
ターンに従い使用周波数を順次切り替えながら無線基地
局21と無線通信を行ない、無線ゾーンZ2内に位置す
る全てのPOS端末30は他の周波数ホッピングパター
ンに従い使用周波数を順次切り替えながら無線基地局2
2と無線通信を行ない、無線ゾーンZ3内に位置する全
てのPOS端末30はさらに他の周波数ホッピングパタ
ーンに従い使用周波数を順次切り替えながら無線基地局
23と無線通信を行ない、無線ゾーンZ4内に位置する
全てのPOS端末30はさらに他の周波数ホッピングパ
ターンに従い使用周波数を順次切り替えながら無線基地
局24と無線通信を行なって、無線LANを構築してい
る。
Z1内に置かれたPOS端末30に対して無線部40の
親局として無線基地局21を指定し、無線基地局22の
無線ゾーンZ2内に置かれたPOS端末30に対して無
線部40の親局として無線基地局22を指定し、無線基
地局23の無線ゾーンZ3内に置かれたPOS端末30
に対して無線部40の親局として無線基地局23を指定
し、無線基地局24の無線ゾーンZ4内に置かれたPO
S端末30に対して無線部40の親局として無線基地局
24を指定する一方、各無線基地局21,22,23,
24に、それぞれ自局を親局とする無線部40の情報
(局IDコード)を設定して各基地局内のメモリで記憶
保持している。これにより、無線ゾーンZ1内に位置す
る全てのPOS端末30は、所定の周波数ホッピングパ
ターンに従い使用周波数を順次切り替えながら無線基地
局21と無線通信を行ない、無線ゾーンZ2内に位置す
る全てのPOS端末30は他の周波数ホッピングパター
ンに従い使用周波数を順次切り替えながら無線基地局2
2と無線通信を行ない、無線ゾーンZ3内に位置する全
てのPOS端末30はさらに他の周波数ホッピングパタ
ーンに従い使用周波数を順次切り替えながら無線基地局
23と無線通信を行ない、無線ゾーンZ4内に位置する
全てのPOS端末30はさらに他の周波数ホッピングパ
ターンに従い使用周波数を順次切り替えながら無線基地
局24と無線通信を行なって、無線LANを構築してい
る。
【0015】また、ストアコンピュータ10と各無線基
地局21,22,23,24とを有線LAN50で接続
してデータ通信を行なうようにしている。かくして、ス
トアコンピュータ10と各POS端末30とは、有線L
AN50及び無線LANを経由してデータを送受信する
ようになっている。ここに、各POS端末30は無線端
末装置として機能し、ストアコンピュータ10はその上
位機として機能する。
地局21,22,23,24とを有線LAN50で接続
してデータ通信を行なうようにしている。かくして、ス
トアコンピュータ10と各POS端末30とは、有線L
AN50及び無線LANを経由してデータを送受信する
ようになっている。ここに、各POS端末30は無線端
末装置として機能し、ストアコンピュータ10はその上
位機として機能する。
【0016】図2は各POS端末30の要部構成を示す
ブロック図であり、各POS端末30は同一構成であ
る。すなわち、制御部本体としてCPU(Central Proc
essingUnit)301を搭載している。また、プログラム
等の固定的データを予め格納したROM(Read Only Me
mory)302、種々の可変的データを格納するための各
種メモリエリアを形成してなるRAM(Random Access
Memory)303、現在の日付及び時刻を計時する時計部
304の他、現金等を収容するためのドロワ305の開
放機構に駆動信号を出力するI/Oポート306、キャ
ッシャ用の正面表示器307にデータを表示させる表示
コントローラ308、客用の客面表示器309にデータ
を表示させる表示コントローラ310、商品登録などに
用いる各種のキーが配設されたキーボード311が電気
的に接続されるキーボードインタフェース312、レシ
ート印字等を行なうためのプリンタ313が電気的に接
続されるプリンタインタフェース314、前記無線部4
0が電気的に接続される無線部インタフェース315等
を備えている。そして、CPU301と、ROM30
2、RAM303、時計部304、I/Oポート30
5、表示コントローラ308,310及び各インタフェ
ース312,314,315とを、アドレスバス,デー
タバス等のバスライン316で接続して、制御回路を構
成している。
ブロック図であり、各POS端末30は同一構成であ
る。すなわち、制御部本体としてCPU(Central Proc
essingUnit)301を搭載している。また、プログラム
等の固定的データを予め格納したROM(Read Only Me
mory)302、種々の可変的データを格納するための各
種メモリエリアを形成してなるRAM(Random Access
Memory)303、現在の日付及び時刻を計時する時計部
304の他、現金等を収容するためのドロワ305の開
放機構に駆動信号を出力するI/Oポート306、キャ
ッシャ用の正面表示器307にデータを表示させる表示
コントローラ308、客用の客面表示器309にデータ
を表示させる表示コントローラ310、商品登録などに
用いる各種のキーが配設されたキーボード311が電気
的に接続されるキーボードインタフェース312、レシ
ート印字等を行なうためのプリンタ313が電気的に接
続されるプリンタインタフェース314、前記無線部4
0が電気的に接続される無線部インタフェース315等
を備えている。そして、CPU301と、ROM30
2、RAM303、時計部304、I/Oポート30
5、表示コントローラ308,310及び各インタフェ
ース312,314,315とを、アドレスバス,デー
タバス等のバスライン316で接続して、制御回路を構
成している。
【0017】かかる構成のPOS端末30は、特に無線
部40に対して親局を設定するために、RAM303に
図3に示すメモリエリア321〜328を形成してい
る。メモリエリア321は、そのPOS端末30に対し
て予め割当て設定されている端末固有のTM番号を記憶
するTM番号エリアである。メモリエリア322は、無
線部インタフェース315に接続された無線部40に対
して予め割当て設定されている無線部固有の局IDコー
ドを記憶する自局IDコードエリアである。メモリエリ
ア323は、無線部インタフェース315に接続された
無線部40の親局として設定されたいずれかの無線基地
局に対して予め割当て設定された基地局固有の局IDコ
ードを記憶する親局IDコードエリアである。メモリエ
リア324は、上記親局に設定されたいずれかの無線基
地局の設置場所情報を記憶する基地局設置場所情報エリ
アである。メモリエリア325は、上記親局に設定され
たいずれかの無線基地局との無線通信に必要な通信アド
レスや周波数ホッピングパターンに関する情報等の通信
パラメータを記憶するパラメータ記憶部である。メモリ
エリア326は、上記通信パラメータを退避させるパラ
メータ退避部である。メモリエリア327は、そのPO
S端末30の無線部40に対する親局が変更されたとき
セットされる親局変更フラグF1を記憶するフラグエリ
アである。メモリエリア328は、そのPOS端末30
の無線部40に対する親局変更が拒否されたときセット
される変更不可フラグF2を記憶するフラグエリアであ
る。ここに、パラメータ記憶部325は、パラメータ記
憶手段を構成する。
部40に対して親局を設定するために、RAM303に
図3に示すメモリエリア321〜328を形成してい
る。メモリエリア321は、そのPOS端末30に対し
て予め割当て設定されている端末固有のTM番号を記憶
するTM番号エリアである。メモリエリア322は、無
線部インタフェース315に接続された無線部40に対
して予め割当て設定されている無線部固有の局IDコー
ドを記憶する自局IDコードエリアである。メモリエリ
ア323は、無線部インタフェース315に接続された
無線部40の親局として設定されたいずれかの無線基地
局に対して予め割当て設定された基地局固有の局IDコ
ードを記憶する親局IDコードエリアである。メモリエ
リア324は、上記親局に設定されたいずれかの無線基
地局の設置場所情報を記憶する基地局設置場所情報エリ
アである。メモリエリア325は、上記親局に設定され
たいずれかの無線基地局との無線通信に必要な通信アド
レスや周波数ホッピングパターンに関する情報等の通信
パラメータを記憶するパラメータ記憶部である。メモリ
エリア326は、上記通信パラメータを退避させるパラ
メータ退避部である。メモリエリア327は、そのPO
S端末30の無線部40に対する親局が変更されたとき
セットされる親局変更フラグF1を記憶するフラグエリ
アである。メモリエリア328は、そのPOS端末30
の無線部40に対する親局変更が拒否されたときセット
される変更不可フラグF2を記憶するフラグエリアであ
る。ここに、パラメータ記憶部325は、パラメータ記
憶手段を構成する。
【0018】なお、図示しないが、各メモリエリア32
1〜328に記憶されたデータは当該POS端末30の
電源オフ時にも安定して記憶保持されるように、RAM
303の電源をバックアップしている。
1〜328に記憶されたデータは当該POS端末30の
電源オフ時にも安定して記憶保持されるように、RAM
303の電源をバックアップしている。
【0019】図4はストアコンピュータ10の要部構成
を示すブロック図であり、やはり制御部本体としてCP
U101を搭載している。またPOS端末30のものと
同様に機能するROM102、RAM103、時計部1
04の他、前記有線LAN50を介して各無線基地局2
1,22,23,24と行なうデータ通信を制御するL
ANコントローラ105、補助記憶装置であるHDD
(Hard Disk Drive)装置106に対してデータの書込
みや読出しを制御するHDDコントローラ107、キー
ボード,ディスプレイ,マウス,プリンタ等の各種入出
力機器が電気的に接続されるI/O機器インタフェース
108等を備えている。そして、CPU101と、RO
M102、RAM103、時計部104、LANコント
ローラ105,HDDコントローラ107及びI/O機
器インタフェース108とを、アドレスバス,データバ
ス等のバスライン109で接続して、制御回路を構成し
ている。
を示すブロック図であり、やはり制御部本体としてCP
U101を搭載している。またPOS端末30のものと
同様に機能するROM102、RAM103、時計部1
04の他、前記有線LAN50を介して各無線基地局2
1,22,23,24と行なうデータ通信を制御するL
ANコントローラ105、補助記憶装置であるHDD
(Hard Disk Drive)装置106に対してデータの書込
みや読出しを制御するHDDコントローラ107、キー
ボード,ディスプレイ,マウス,プリンタ等の各種入出
力機器が電気的に接続されるI/O機器インタフェース
108等を備えている。そして、CPU101と、RO
M102、RAM103、時計部104、LANコント
ローラ105,HDDコントローラ107及びI/O機
器インタフェース108とを、アドレスバス,データバ
ス等のバスライン109で接続して、制御回路を構成し
ている。
【0020】かかる構成のストアコンピュータ10は、
特に各POS端末30との無線を利用したデータ通信を
確立させるために、HDD装置106に、図5に示すデ
ータ構造の端末管理テーブル110と、図6に示すデー
タ構造の基地局管理テーブル111とを形成している。
特に各POS端末30との無線を利用したデータ通信を
確立させるために、HDD装置106に、図5に示すデ
ータ構造の端末管理テーブル110と、図6に示すデー
タ構造の基地局管理テーブル111とを形成している。
【0021】端末管理テーブル110は、各POS端末
30のTM番号別に、そのPOS端末30が備えた無線
部40の局IDコード(自局IDコード)と、その無線
部40に対して親局に割当てられた無線基地局21,2
2,23,24の局IDコード(親局IDコード)と、
そのPOS端末30が毎営業日の閉店後に実行される精
算処理を完了すると“1”にセットされ、立上げ処理が
開始されると“0”にリセットされる精算済フラグと、
そのPOS端末30で後述する親局変更処理が実行され
て移動先確認通知を受信すると“1”にセットされ、そ
の後の立上げ処理において親局変更完了通知または親局
変更取消通知を受信すると“0”にリセットされる完了
待ちフラグとを記憶する。ここに、端末管理テーブル1
10は、パラメータ管理手段を構成する。
30のTM番号別に、そのPOS端末30が備えた無線
部40の局IDコード(自局IDコード)と、その無線
部40に対して親局に割当てられた無線基地局21,2
2,23,24の局IDコード(親局IDコード)と、
そのPOS端末30が毎営業日の閉店後に実行される精
算処理を完了すると“1”にセットされ、立上げ処理が
開始されると“0”にリセットされる精算済フラグと、
そのPOS端末30で後述する親局変更処理が実行され
て移動先確認通知を受信すると“1”にセットされ、そ
の後の立上げ処理において親局変更完了通知または親局
変更取消通知を受信すると“0”にリセットされる完了
待ちフラグとを記憶する。ここに、端末管理テーブル1
10は、パラメータ管理手段を構成する。
【0022】基地局管理テーブル111は、各無線基地
局21,22,23,24を識別するために便宜上設定
された基地局番号別に、その無線基地局の局IDコード
と、その無線基地局が設置されている店舗内の場所情報
と、その無線基地局が使用する通信アドレスや周波数ホ
ッピングパターン等の通信パラメータと、その無線基地
局が正常に稼動しているとき“1”にセットされ、稼動
を停止したとき“0”にリセットされる稼動中フラグ
と、その無線基地局を親局とする無線部40の台数であ
る接続台数Mと、POS端末30の移動によりその無線
基地局を親局と予定する無線部40の台数である接続予
約台数Nとを記憶する。
局21,22,23,24を識別するために便宜上設定
された基地局番号別に、その無線基地局の局IDコード
と、その無線基地局が設置されている店舗内の場所情報
と、その無線基地局が使用する通信アドレスや周波数ホ
ッピングパターン等の通信パラメータと、その無線基地
局が正常に稼動しているとき“1”にセットされ、稼動
を停止したとき“0”にリセットされる稼動中フラグ
と、その無線基地局を親局とする無線部40の台数であ
る接続台数Mと、POS端末30の移動によりその無線
基地局を親局と予定する無線部40の台数である接続予
約台数Nとを記憶する。
【0023】因みに、この実施の形態では、無線基地局
21の識別データである基地局番号を「1」、局IDコ
ードを「B01」、場所情報を「1F東(1階の東
側)」とし、無線基地局22の識別データである基地局
番号を「2」、局IDコードを「B02」、場所情報を
「1F西(1階の西側)」とし、無線基地局23の識別
データである基地局番号を「3」、局IDコードを「B
03」、場所情報を「2F東(2階の東側)」とし、無
線基地局24の識別データである基地局番号を「4」、
局IDコードを「B04」、場所情報を「2F西(1階
の西側)」とする。
21の識別データである基地局番号を「1」、局IDコ
ードを「B01」、場所情報を「1F東(1階の東
側)」とし、無線基地局22の識別データである基地局
番号を「2」、局IDコードを「B02」、場所情報を
「1F西(1階の西側)」とし、無線基地局23の識別
データである基地局番号を「3」、局IDコードを「B
03」、場所情報を「2F東(2階の東側)」とし、無
線基地局24の識別データである基地局番号を「4」、
局IDコードを「B04」、場所情報を「2F西(1階
の西側)」とする。
【0024】しかして、各POS端末30のCPU30
1は、電源投入による立上げ完了後、「登録」,「点
検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードの処理を
選択的に実行するようにプログラムされている。そし
て、「登録」モードが選択された場合には販売商品の売
上データや返品商品の売上データをメモリに登録する登
録処理を実行し、「点検」モードが選択された場合には
メモリに登録された各商品の売上データをレポート出力
する点検処理を実行し、「精算」モードが選択された場
合にはメモリに登録された各商品の売上データをレポー
ト出力した後メモリをクリアする精算処理を実行する。
また、「設定」モードが選択された場合において、特に
親局変更処理の実行がキー入力などによって指令された
場合には、図7の流れ図に示す親局変更処理を実行する
ようになっている。因みに、親局変更処理は、POS端
末30の移動に伴いそのPOS端末30に備えられた無
線部40に対する親局の変更を要する場合に実行される
処理である。
1は、電源投入による立上げ完了後、「登録」,「点
検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードの処理を
選択的に実行するようにプログラムされている。そし
て、「登録」モードが選択された場合には販売商品の売
上データや返品商品の売上データをメモリに登録する登
録処理を実行し、「点検」モードが選択された場合には
メモリに登録された各商品の売上データをレポート出力
する点検処理を実行し、「精算」モードが選択された場
合にはメモリに登録された各商品の売上データをレポー
ト出力した後メモリをクリアする精算処理を実行する。
また、「設定」モードが選択された場合において、特に
親局変更処理の実行がキー入力などによって指令された
場合には、図7の流れ図に示す親局変更処理を実行する
ようになっている。因みに、親局変更処理は、POS端
末30の移動に伴いそのPOS端末30に備えられた無
線部40に対する親局の変更を要する場合に実行される
処理である。
【0025】すなわちCPU301は、「設定」モード
において親局変更処理の実行指令を検知すると、先ず、
ST(ステップ)1として正面表示器307に「端末移
動先に設置されている無線基地局の基地局番号を入力し
て下さい」等のメッセージを表示させて、移動先情報が
入力されるのを待機する。ここでオペレータは、POS
端末30を移動させる先の無線基地局の識別データとし
て基地局番号をキー入力するので(親局指定手段)、C
PU301は、基地局番号のキー入力を確認し記憶した
後、ST2としてそのキー入力された基地局番号とTM
番号エリア321に予め設定されているTM番号とを含
み、親局IDコードエリア323に格納されている親局
IDコードを宛先とした親局変更要求伝文を作成する。
そして、パラメータ記憶部325に格納されている通信
パラメータに基づいて無線部40を動作させて親局変更
要求伝文を無線送信する(親局変更要求手段)。
において親局変更処理の実行指令を検知すると、先ず、
ST(ステップ)1として正面表示器307に「端末移
動先に設置されている無線基地局の基地局番号を入力し
て下さい」等のメッセージを表示させて、移動先情報が
入力されるのを待機する。ここでオペレータは、POS
端末30を移動させる先の無線基地局の識別データとし
て基地局番号をキー入力するので(親局指定手段)、C
PU301は、基地局番号のキー入力を確認し記憶した
後、ST2としてそのキー入力された基地局番号とTM
番号エリア321に予め設定されているTM番号とを含
み、親局IDコードエリア323に格納されている親局
IDコードを宛先とした親局変更要求伝文を作成する。
そして、パラメータ記憶部325に格納されている通信
パラメータに基づいて無線部40を動作させて親局変更
要求伝文を無線送信する(親局変更要求手段)。
【0026】こうして、POS端末30の無線部40か
ら無線送信された親局変更要求伝文は、宛先の親局ID
コードが設定された無線基地局,つまりその無線部40
に対して親局に設定されている無線基地局で受信され、
さらに、有線LAN50を経由してストアコンピュータ
10に伝送される。これにより、ストアコンピュータ1
0のCPU101は、図9に示す親局変更要求受信処理
を実行するものとなっている。
ら無線送信された親局変更要求伝文は、宛先の親局ID
コードが設定された無線基地局,つまりその無線部40
に対して親局に設定されている無線基地局で受信され、
さらに、有線LAN50を経由してストアコンピュータ
10に伝送される。これにより、ストアコンピュータ1
0のCPU101は、図9に示す親局変更要求受信処理
を実行するものとなっている。
【0027】すなわちCPU101は、ST41として
親局変更要求伝文からTM番号を取得し、端末管理テー
ブル110をサーチして、そのTM番号に対応する精算
済フラグをチェックする。そして、精算済フラグが
“1”にセットされていた場合には、そのTM番号で識
別されるPOS端末30、つまり親局変更要求伝文送信
元のPOS端末30は精算処理を完了しているので、次
に、ST42として親局変更要求伝文から基地局番号を
取得し、基地局管理テーブル111をサーチして、その
基地局番号に対応する稼動中フラグをチェックする。そ
して、稼動中フラグが“1”にセットされていた場合に
は、その基地局番号に対応する無線基地局、つまりは親
局変更要求伝文送信元POS端末30の移動先(変更
先)にある無線基地局は正常に稼動しているので、次
に、ST43として基地局管理テーブル111から該基
地局番号に対応する接続台数Mと接続予約台数Nを取得
する。そして、ST44としてその接続台数Mと接続予
約台数Nとを加算した値にさらに1を加算した値が予め
設定されている制限数を超えるか否かを判断する。ここ
で、制限数は、各無線基地局21,22,23,24の
通信効率を良好に維持できる最大の端末接続台数であ
り、無線基地局のパフォーマンスを考慮して任意に設定
される値であって、本実施の形態では「8」とする。
親局変更要求伝文からTM番号を取得し、端末管理テー
ブル110をサーチして、そのTM番号に対応する精算
済フラグをチェックする。そして、精算済フラグが
“1”にセットされていた場合には、そのTM番号で識
別されるPOS端末30、つまり親局変更要求伝文送信
元のPOS端末30は精算処理を完了しているので、次
に、ST42として親局変更要求伝文から基地局番号を
取得し、基地局管理テーブル111をサーチして、その
基地局番号に対応する稼動中フラグをチェックする。そ
して、稼動中フラグが“1”にセットされていた場合に
は、その基地局番号に対応する無線基地局、つまりは親
局変更要求伝文送信元POS端末30の移動先(変更
先)にある無線基地局は正常に稼動しているので、次
に、ST43として基地局管理テーブル111から該基
地局番号に対応する接続台数Mと接続予約台数Nを取得
する。そして、ST44としてその接続台数Mと接続予
約台数Nとを加算した値にさらに1を加算した値が予め
設定されている制限数を超えるか否かを判断する。ここ
で、制限数は、各無線基地局21,22,23,24の
通信効率を良好に維持できる最大の端末接続台数であ
り、無線基地局のパフォーマンスを考慮して任意に設定
される値であって、本実施の形態では「8」とする。
【0028】CPU101は、ST44にて接続台数M
と接続予約台数Nとを加算した値にさらに1を加算した
値が制限数以下の場合には、親局変更要求伝文送信元P
OS端末30の移動先にある無線基地局を当該POS端
末30に備えられた無線部40の親局としても支障を来
たさないので、ST45として基地局管理テーブル11
1から該基地局番号に対応する局IDコード及び設置場
所情報を取得し、これらの情報を含む肯定応答伝文(A
CK)を作成する。そして、この肯定応答伝文の宛先を
親局変更要求伝文送信元のPOS端末30が備えた無線
部40の局IDコードとして有線LAN50に送信す
る。
と接続予約台数Nとを加算した値にさらに1を加算した
値が制限数以下の場合には、親局変更要求伝文送信元P
OS端末30の移動先にある無線基地局を当該POS端
末30に備えられた無線部40の親局としても支障を来
たさないので、ST45として基地局管理テーブル11
1から該基地局番号に対応する局IDコード及び設置場
所情報を取得し、これらの情報を含む肯定応答伝文(A
CK)を作成する。そして、この肯定応答伝文の宛先を
親局変更要求伝文送信元のPOS端末30が備えた無線
部40の局IDコードとして有線LAN50に送信す
る。
【0029】これに対し、ST44にて接続台数Mと接
続予約台数Nとを加算した値にさらに1を加算した値が
制限数を超える場合、またはST42にて親局変更要求
伝文送信元POS端末30の移動先にある無線基地局が
正常に稼動していない場合(稼動中フラグリセット)、
あるいはST41にて親局変更要求伝文送信元POS端
末30が精算済でない場合(精算済フラグリセット)に
は、ST46として否定応答伝文(NAK)を作成し、
この否定応答伝文を肯定応答伝文と同様にして有線LA
N50に送信する。
続予約台数Nとを加算した値にさらに1を加算した値が
制限数を超える場合、またはST42にて親局変更要求
伝文送信元POS端末30の移動先にある無線基地局が
正常に稼動していない場合(稼動中フラグリセット)、
あるいはST41にて親局変更要求伝文送信元POS端
末30が精算済でない場合(精算済フラグリセット)に
は、ST46として否定応答伝文(NAK)を作成し、
この否定応答伝文を肯定応答伝文と同様にして有線LA
N50に送信する。
【0030】こうして、ストアコンピュータ10から送
信された肯定応答伝文または否定応答伝文は、宛先の局
IDコードを局内メモリで記憶管理している無線基地局
から無線により送信され、その宛先の局IDコードが設
定された無線部40で受信される。
信された肯定応答伝文または否定応答伝文は、宛先の局
IDコードを局内メモリで記憶管理している無線基地局
から無線により送信され、その宛先の局IDコードが設
定された無線部40で受信される。
【0031】そこでPOS端末30のCPU301は、
図7中ST2にて親局変更要求伝文を無線を利用して送
信した後、その親局変更要求に対するストアコンピュー
タ10からの応答を待機する。そして、ST3として肯
定応答伝文(ACK)を無線部40で受信したことを検
知すると、ST4としてその肯定応答伝文から移動先無
線基地局の局IDコードと設置場所情報とを取得し、
「移動先は正しいですか?」等のメッセージとともに正
面表示器307に表示させる。ここで、オペレータは表
示内容を確認し、移動先(変更先)が設置場所情報で正
しいときには「確認OK」を指令するキー入力を行なう
ので、ST5として「確認OK」のキー入力を検知した
場合には、ST6として移動先無線基地局の局IDコー
ドを確認先としかつ親局IDコードエリア323に格納
されている親局IDコードを宛先とした接続確認伝文を
作成し、親局変更要求伝文の場合と同様に無線部40を
介してその接続確認伝文を無線送信する。
図7中ST2にて親局変更要求伝文を無線を利用して送
信した後、その親局変更要求に対するストアコンピュー
タ10からの応答を待機する。そして、ST3として肯
定応答伝文(ACK)を無線部40で受信したことを検
知すると、ST4としてその肯定応答伝文から移動先無
線基地局の局IDコードと設置場所情報とを取得し、
「移動先は正しいですか?」等のメッセージとともに正
面表示器307に表示させる。ここで、オペレータは表
示内容を確認し、移動先(変更先)が設置場所情報で正
しいときには「確認OK」を指令するキー入力を行なう
ので、ST5として「確認OK」のキー入力を検知した
場合には、ST6として移動先無線基地局の局IDコー
ドを確認先としかつ親局IDコードエリア323に格納
されている親局IDコードを宛先とした接続確認伝文を
作成し、親局変更要求伝文の場合と同様に無線部40を
介してその接続確認伝文を無線送信する。
【0032】こうして、POS端末30の無線部40か
ら無線送信された接続確認伝文は、宛先の親局IDコー
ドが設定された無線基地局で受信され、さらに、有線L
AN50を経由して確認先に指定されている他の無線基
地局に伝送される。これにより、接続確認伝文を正常に
受信した他の無線基地局は肯定応答伝文(ACK)を伝
文送信元のPOS端末30に返信するので、ST6にて
移動先の無線基地局宛に接続確認伝文を送信したPOS
端末30のCPU301は、その移動先無線基地局から
の応答を待機する。そして、ST7として無線部40を
介して肯定応答伝文を受信したことを検知したならば、
ST8としてST1の処理で記憶した移動先無線基地局
の基地局番号とTM番号エリア321に設定されている
TM番号とを含み、親局IDコードエリア323に格納
されている親局IDコードを宛先とした移動先基地局情
報確認通知伝文を作成して、親局変更要求伝文の場合と
同様に無線部40を介してその確認通知伝文を無線送信
する。
ら無線送信された接続確認伝文は、宛先の親局IDコー
ドが設定された無線基地局で受信され、さらに、有線L
AN50を経由して確認先に指定されている他の無線基
地局に伝送される。これにより、接続確認伝文を正常に
受信した他の無線基地局は肯定応答伝文(ACK)を伝
文送信元のPOS端末30に返信するので、ST6にて
移動先の無線基地局宛に接続確認伝文を送信したPOS
端末30のCPU301は、その移動先無線基地局から
の応答を待機する。そして、ST7として無線部40を
介して肯定応答伝文を受信したことを検知したならば、
ST8としてST1の処理で記憶した移動先無線基地局
の基地局番号とTM番号エリア321に設定されている
TM番号とを含み、親局IDコードエリア323に格納
されている親局IDコードを宛先とした移動先基地局情
報確認通知伝文を作成して、親局変更要求伝文の場合と
同様に無線部40を介してその確認通知伝文を無線送信
する。
【0033】こうして、POS端末30の無線部40か
ら無線送信された移動先基地局情報確認通知伝文は、宛
先の親局IDコードが設定された無線基地局で受信さ
れ、さらに、有線LAN50を経由してストアコンピュ
ータ10に伝送される。これにより、ストアコンピュー
タ10のCPU101は、図10に示す移動先確認通知
受信処理を実行するものとなっている。
ら無線送信された移動先基地局情報確認通知伝文は、宛
先の親局IDコードが設定された無線基地局で受信さ
れ、さらに、有線LAN50を経由してストアコンピュ
ータ10に伝送される。これにより、ストアコンピュー
タ10のCPU101は、図10に示す移動先確認通知
受信処理を実行するものとなっている。
【0034】すなわちCPU101は、ST51として
移動先基地局情報確認通知伝文から基地局番号を取得
し、基地局管理テーブル111をサーチして、その基地
局番号に対応する局IDコードと通信パラメータを取得
する。そして、この局IDコードと通信パラメータを含
む肯定応答伝文を作成し、この肯定応答伝文の宛先を親
局変更要求伝文送信元のPOS端末30が備えた無線部
40の局IDコードとして有線LAN50に送信する
(パラメータ送信手段)。また、ST52として移動先
基地局情報確認通知伝文からTM番号を取得し、端末管
理テーブル110をサーチして、そのTM番号に対応す
る自局IDコード,つまりはそのTM番号で識別される
POS端末30の無線部40に設定された局IDコード
を取得する。そして、移動先基地局情報確認通知伝文中
の基地局番号で識別される無線基地局に対し、上記局I
Dコードの追加を指令する伝文を有線LAN50に送信
する。しかる後、ST53として基地局管理テーブル1
11の該基地局番号に対応する接続予約台数Nを1だけ
増加する。また、ST54として端末管理テーブル11
0の該TM番号に対応する完了待ちフラグを“1”にセ
ットする。
移動先基地局情報確認通知伝文から基地局番号を取得
し、基地局管理テーブル111をサーチして、その基地
局番号に対応する局IDコードと通信パラメータを取得
する。そして、この局IDコードと通信パラメータを含
む肯定応答伝文を作成し、この肯定応答伝文の宛先を親
局変更要求伝文送信元のPOS端末30が備えた無線部
40の局IDコードとして有線LAN50に送信する
(パラメータ送信手段)。また、ST52として移動先
基地局情報確認通知伝文からTM番号を取得し、端末管
理テーブル110をサーチして、そのTM番号に対応す
る自局IDコード,つまりはそのTM番号で識別される
POS端末30の無線部40に設定された局IDコード
を取得する。そして、移動先基地局情報確認通知伝文中
の基地局番号で識別される無線基地局に対し、上記局I
Dコードの追加を指令する伝文を有線LAN50に送信
する。しかる後、ST53として基地局管理テーブル1
11の該基地局番号に対応する接続予約台数Nを1だけ
増加する。また、ST54として端末管理テーブル11
0の該TM番号に対応する完了待ちフラグを“1”にセ
ットする。
【0035】これにより、ストアコンピュータ10から
無線部40の局IDコード追加指令を受けた無線基地局
は、その無線部40の局IDコードを局内メモリに追加
設定する。
無線部40の局IDコード追加指令を受けた無線基地局
は、その無線部40の局IDコードを局内メモリに追加
設定する。
【0036】また、ストアコンピュータ10から送信さ
れた局IDコードと通信パラメータを含む肯定応答伝文
は、宛先の局IDコードを局内メモリで記憶管理してい
る無線基地局から無線により送信され、その宛先の局I
Dコードが設定された無線部40で受信される。
れた局IDコードと通信パラメータを含む肯定応答伝文
は、宛先の局IDコードを局内メモリで記憶管理してい
る無線基地局から無線により送信され、その宛先の局I
Dコードが設定された無線部40で受信される。
【0037】そこでPOS端末30のCPU301は、
図7中ST8にて移動先基地局情報確認通知伝文を無線
を利用して送信した後、その情報確認通知に対するスト
アコンピュータ10からの応答を待機する。そして、S
T9として肯定応答伝文(ACK)を無線部40で受信
したことを検知すると(パラメータ受信手段)、ST1
0としてパラメータ記憶部325に格納されている通信
パラメータ、つまり移動前の無線基地局との無線通信で
使用する通信パラメータと親局IDコードエリア323
に格納されている局IDコード,つまり移動前の無線基
地局の局IDコードとをパラメータ退避部326に転送
し保管した後、ST11として肯定応答伝文に含まれる
局IDコードと通信パラメータ、つまり移動先の無線基
地局の局IDコードとその無線基地局との無線通信で使
用する通信パラメータとを親局IDコードエリア323
及びパラメータ記憶部325にそれぞれ上書きして、親
局IDコードと通信パラメータとを更新する(パラメー
タ更新手段)。
図7中ST8にて移動先基地局情報確認通知伝文を無線
を利用して送信した後、その情報確認通知に対するスト
アコンピュータ10からの応答を待機する。そして、S
T9として肯定応答伝文(ACK)を無線部40で受信
したことを検知すると(パラメータ受信手段)、ST1
0としてパラメータ記憶部325に格納されている通信
パラメータ、つまり移動前の無線基地局との無線通信で
使用する通信パラメータと親局IDコードエリア323
に格納されている局IDコード,つまり移動前の無線基
地局の局IDコードとをパラメータ退避部326に転送
し保管した後、ST11として肯定応答伝文に含まれる
局IDコードと通信パラメータ、つまり移動先の無線基
地局の局IDコードとその無線基地局との無線通信で使
用する通信パラメータとを親局IDコードエリア323
及びパラメータ記憶部325にそれぞれ上書きして、親
局IDコードと通信パラメータとを更新する(パラメー
タ更新手段)。
【0038】その後、ST12として正面表示器307
に「親局の変更が完了しました。」等のメッセージを表
示させる。また、ST13としてフラグエリア327の
親局変更フラグF1を“1”にセットしたならば、この
親局変更処理を終了する。
に「親局の変更が完了しました。」等のメッセージを表
示させる。また、ST13としてフラグエリア327の
親局変更フラグF1を“1”にセットしたならば、この
親局変更処理を終了する。
【0039】なお、POS端末30のCPU301は、
ST3,ST7,ST9の各処理でいずれも肯定応答伝
文(ACK)を受信できなかった場合(否定応答伝文
(NAK)の受信またはタイムアウト)、及びST5に
て「確認OK」のキー入力が得られなかった場合には、
ST14として正面表示器307に「親局の変更に失敗
しました。」等のメッセージを表示させて、この親局変
更処理を終了する。
ST3,ST7,ST9の各処理でいずれも肯定応答伝
文(ACK)を受信できなかった場合(否定応答伝文
(NAK)の受信またはタイムアウト)、及びST5に
て「確認OK」のキー入力が得られなかった場合には、
ST14として正面表示器307に「親局の変更に失敗
しました。」等のメッセージを表示させて、この親局変
更処理を終了する。
【0040】また、POS端末30のCPU301は、
電源投入後に実行する立上げ処理の一部において、特に
図8の流れ図に示す変更確認処理を実行するものとなっ
ている。因みに、この変更確認処理は、POS端末30
を移動させるために親局変更処理を実行し、親局の変更
が承認されたのでPOS端末30を移動させて電源を再
投入したとき、あるいは移動先で電源を再投入したが無
線通信ができず、元の場所に戻して電源を再投入したと
きに実行される処理である。
電源投入後に実行する立上げ処理の一部において、特に
図8の流れ図に示す変更確認処理を実行するものとなっ
ている。因みに、この変更確認処理は、POS端末30
を移動させるために親局変更処理を実行し、親局の変更
が承認されたのでPOS端末30を移動させて電源を再
投入したとき、あるいは移動先で電源を再投入したが無
線通信ができず、元の場所に戻して電源を再投入したと
きに実行される処理である。
【0041】すなわちCPU301は、先ず、ST61
としてフラグエリア327の親局変更フラグF1をチェ
ックする。ここで、親局変更フラグF1が“1”にセッ
トされていない場合には、親局の変更が承認されていな
いので、この処理を終了し、その他の通常の立上げ処理
に移行する。
としてフラグエリア327の親局変更フラグF1をチェ
ックする。ここで、親局変更フラグF1が“1”にセッ
トされていない場合には、親局の変更が承認されていな
いので、この処理を終了し、その他の通常の立上げ処理
に移行する。
【0042】ST61にて親局変更フラグF1が“1”
にセットされていた場合には、ST62として親局ID
コードエリア323に格納されている無線基地局のID
コードを送信先とする接続確認伝文を作成し、パラメー
タ記憶部325に格納されている通信パラメータに基づ
いて無線部40を動作させてその接続確認伝文を無線送
信する。
にセットされていた場合には、ST62として親局ID
コードエリア323に格納されている無線基地局のID
コードを送信先とする接続確認伝文を作成し、パラメー
タ記憶部325に格納されている通信パラメータに基づ
いて無線部40を動作させてその接続確認伝文を無線送
信する。
【0043】こうして、POS端末30の無線部40か
ら無線送信された接続確認伝文は、宛先の親局IDコー
ドが設定された無線基地局で受信される。これにより、
接続確認伝文を正常に受信した無線基地局は肯定応答伝
文(ACK)を伝文送信元のPOS端末30に返信する
ので、ST62にて親局に指定されている無線基地局に
接続確認伝文を送信したPOS端末30のCPU301
は、その無線基地局からの応答を待機する。そして、S
T63として無線部40を介して肯定応答伝文を受信し
たことを検知したならば、ST64としてフラグエリア
328の親局変更不可フラグF2をチェックする。そし
て、親局変更不可フラグF2が“1”にセットされてい
ないことを確認した場合には、ST65としてTM番号
エリア321に設定されているTM番号を含み、親局I
Dコードエリア323に格納されている親局IDコード
を宛先とした親局変更完了通知伝文を作成して、基地局
接続確認伝文の場合と同様に無線部40を介してその親
局変更完了通知伝文を無線送信する。
ら無線送信された接続確認伝文は、宛先の親局IDコー
ドが設定された無線基地局で受信される。これにより、
接続確認伝文を正常に受信した無線基地局は肯定応答伝
文(ACK)を伝文送信元のPOS端末30に返信する
ので、ST62にて親局に指定されている無線基地局に
接続確認伝文を送信したPOS端末30のCPU301
は、その無線基地局からの応答を待機する。そして、S
T63として無線部40を介して肯定応答伝文を受信し
たことを検知したならば、ST64としてフラグエリア
328の親局変更不可フラグF2をチェックする。そし
て、親局変更不可フラグF2が“1”にセットされてい
ないことを確認した場合には、ST65としてTM番号
エリア321に設定されているTM番号を含み、親局I
Dコードエリア323に格納されている親局IDコード
を宛先とした親局変更完了通知伝文を作成して、基地局
接続確認伝文の場合と同様に無線部40を介してその親
局変更完了通知伝文を無線送信する。
【0044】こうして、POS端末30の無線部40か
ら無線送信された親局変更完了通知伝文は、宛先の親局
IDコードが設定された無線基地局で受信され、さら
に、有線LAN50を経由してストアコンピュータ10
に伝送される。これにより、ストアコンピュータ10の
CPU101は、図11に示す親局変更完了通知受信処
理を実行するものとなっている。
ら無線送信された親局変更完了通知伝文は、宛先の親局
IDコードが設定された無線基地局で受信され、さら
に、有線LAN50を経由してストアコンピュータ10
に伝送される。これにより、ストアコンピュータ10の
CPU101は、図11に示す親局変更完了通知受信処
理を実行するものとなっている。
【0045】すなわちCPU101は、ST81として
親局変更完了通知伝文からTM番号を取得し、端末管理
テーブル110をサーチして、そのTM番号に対応する
完了待ちフラグがセットされているか否かを判断する。
そして、セットされている場合には、ST82としてそ
のTM番号に対応する自局IDコード、つまり通知伝文
送信元のPOS端末30が備えた無線部40の局IDコ
ードと、親局IDコード、つまり通知伝文送信元POS
端末30の無線部40が端末移動前に親局としていた無
線基地局のIDコードとを取得する。そして、その親局
IDコードが設定された無線基地局に対して自局IDコ
ードの削除を指令する伝文を有線LAN50に送信す
る。また、ST83としてその親局IDコードが設定さ
れた無線基地局の基地局管理テーブル111上の接続台
数Mを1だけ減算する。
親局変更完了通知伝文からTM番号を取得し、端末管理
テーブル110をサーチして、そのTM番号に対応する
完了待ちフラグがセットされているか否かを判断する。
そして、セットされている場合には、ST82としてそ
のTM番号に対応する自局IDコード、つまり通知伝文
送信元のPOS端末30が備えた無線部40の局IDコ
ードと、親局IDコード、つまり通知伝文送信元POS
端末30の無線部40が端末移動前に親局としていた無
線基地局のIDコードとを取得する。そして、その親局
IDコードが設定された無線基地局に対して自局IDコ
ードの削除を指令する伝文を有線LAN50に送信す
る。また、ST83としてその親局IDコードが設定さ
れた無線基地局の基地局管理テーブル111上の接続台
数Mを1だけ減算する。
【0046】次に、CPU101は、ST84として親
局変更完了通知伝文の宛先である無線基地局の局IDコ
ードを取得する。そして、この局IDコードに対応する
基地局管理テーブル111上の接続台数Mを1だけ増加
し、かつ接続予約台数Nを1だけ減算する。また、ST
85として端末管理テーブル110の該当TM番号に対
応する親局IDコードを上記親局変更完了通知伝文の宛
先である無線基地局の局IDコードに書換えるととも
に、ST86として該当TM番号に対応する完了待ちフ
ラグを“0”にリセットする。その後、ST87として
該当TM番号に対応する自局IDコードを宛先とした肯
定応答伝文(ACK)を作成したならば、この肯定応答
伝文を有線LAN50に送信する。
局変更完了通知伝文の宛先である無線基地局の局IDコ
ードを取得する。そして、この局IDコードに対応する
基地局管理テーブル111上の接続台数Mを1だけ増加
し、かつ接続予約台数Nを1だけ減算する。また、ST
85として端末管理テーブル110の該当TM番号に対
応する親局IDコードを上記親局変更完了通知伝文の宛
先である無線基地局の局IDコードに書換えるととも
に、ST86として該当TM番号に対応する完了待ちフ
ラグを“0”にリセットする。その後、ST87として
該当TM番号に対応する自局IDコードを宛先とした肯
定応答伝文(ACK)を作成したならば、この肯定応答
伝文を有線LAN50に送信する。
【0047】なお、ST81にて該当TM番号に対応す
る完了待ちフラグがセットされていなかった場合には、
ST88としてそのTM番号に対応する自局IDコード
を宛先とした否定応答伝文(NAK)を作成して、この
否定伝文を有線LAN50に送信する。
る完了待ちフラグがセットされていなかった場合には、
ST88としてそのTM番号に対応する自局IDコード
を宛先とした否定応答伝文(NAK)を作成して、この
否定伝文を有線LAN50に送信する。
【0048】これにより、ストアコンピュータ10から
無線部40の局IDコード削除指令を受けた無線基地局
は、その無線部40の局IDコードを局内メモリから削
除する。
無線部40の局IDコード削除指令を受けた無線基地局
は、その無線部40の局IDコードを局内メモリから削
除する。
【0049】また、ストアコンピュータ10から送信さ
れた肯定応答伝文または否定応答伝文は、宛先の局ID
コードを局内メモリで記憶管理している無線基地局から
無線により送信され、その宛先の局IDコードが設定さ
れた無線部40で受信される。
れた肯定応答伝文または否定応答伝文は、宛先の局ID
コードを局内メモリで記憶管理している無線基地局から
無線により送信され、その宛先の局IDコードが設定さ
れた無線部40で受信される。
【0050】そこでPOS端末30のCPU301は、
図8中ST65にて親局変更完了通知伝文を無線を利用
して送信した後、その完了通知に対するストアコンピュ
ータ10からの応答を待機する。そして、ST66とし
て肯定応答伝文(ACK)を無線部40で受信したこと
を検知すると、ST67としてフラグエリア327の親
局変更フラグF1を“0”にリセットする。その後、通
常の立上げ処理に移行する。
図8中ST65にて親局変更完了通知伝文を無線を利用
して送信した後、その完了通知に対するストアコンピュ
ータ10からの応答を待機する。そして、ST66とし
て肯定応答伝文(ACK)を無線部40で受信したこと
を検知すると、ST67としてフラグエリア327の親
局変更フラグF1を“0”にリセットする。その後、通
常の立上げ処理に移行する。
【0051】なお、ST62にて接続確認伝文を無線送
信したが、無線部40と伝文宛先の無線基地局との間に
障害物が介在していたり、基地局自体がダウンしていた
りして、肯定応答伝文(ACK)が得られなかった場合
には、ST68として親局IDコードエリア323及び
パラメータ記憶部325のデータをそれぞれパラメータ
退避部326に保管しておいた局IDコード及び通信パ
ラメータに戻す(パラメータ復帰手段)。また、ST6
9として正面表示器307に「親局に接続できません。
設定を元に戻します。」等のメッセージを表示させる。
しかる後、フラグエリア328の親局変更不可フラグF
2を“1”にセットして、立上げ処理を強制的に終了さ
せる。
信したが、無線部40と伝文宛先の無線基地局との間に
障害物が介在していたり、基地局自体がダウンしていた
りして、肯定応答伝文(ACK)が得られなかった場合
には、ST68として親局IDコードエリア323及び
パラメータ記憶部325のデータをそれぞれパラメータ
退避部326に保管しておいた局IDコード及び通信パ
ラメータに戻す(パラメータ復帰手段)。また、ST6
9として正面表示器307に「親局に接続できません。
設定を元に戻します。」等のメッセージを表示させる。
しかる後、フラグエリア328の親局変更不可フラグF
2を“1”にセットして、立上げ処理を強制的に終了さ
せる。
【0052】この場合、オペレータは、POS端末3を
移動前の場所に戻して電源を再投入する。そうすると、
図8の流れ図に示す変更確認処理が再び実行される。そ
して、親局IDコードエリア323に格納されている親
局IDコードを局IDコードとする無線基地局,つまり
移動前の親局であった無線基地局との接続が確認される
と、ST4にて親局変更不可フラグF2が“1”にセッ
トされているので、CPU301は、ST71としてT
M番号エリア321に設定されているTM番号を含み、
親局IDコードエリア323に格納されている親局ID
コードを宛先とした親局変更取消通知伝文を作成し、パ
ラメータ記憶部325に格納されている通信パラメータ
に基づいて無線部40を動作させてその親局変更取消通
知伝文を無線送信する。
移動前の場所に戻して電源を再投入する。そうすると、
図8の流れ図に示す変更確認処理が再び実行される。そ
して、親局IDコードエリア323に格納されている親
局IDコードを局IDコードとする無線基地局,つまり
移動前の親局であった無線基地局との接続が確認される
と、ST4にて親局変更不可フラグF2が“1”にセッ
トされているので、CPU301は、ST71としてT
M番号エリア321に設定されているTM番号を含み、
親局IDコードエリア323に格納されている親局ID
コードを宛先とした親局変更取消通知伝文を作成し、パ
ラメータ記憶部325に格納されている通信パラメータ
に基づいて無線部40を動作させてその親局変更取消通
知伝文を無線送信する。
【0053】こうして、POS端末30の無線部40か
ら無線送信された親局変更取消通知伝文は、宛先の親局
IDコードが設定された無線基地局で受信され、さら
に、有線LAN50を経由してストアコンピュータ10
に伝送される。これにより、ストアコンピュータ10の
CPU101は、図12に示す親局変更取消通知受信処
理を実行するものとなっている。
ら無線送信された親局変更取消通知伝文は、宛先の親局
IDコードが設定された無線基地局で受信され、さら
に、有線LAN50を経由してストアコンピュータ10
に伝送される。これにより、ストアコンピュータ10の
CPU101は、図12に示す親局変更取消通知受信処
理を実行するものとなっている。
【0054】すなわちCPU101は、ST91として
親局変更取消通知伝文からTM番号を取得し、端末管理
テーブル110をサーチして、そのTM番号に対応する
完了待ちフラグがセットされているか否かを判断する。
そして、セットされている場合には、ST92としてそ
のTM番号に対応する自局IDコード、つまり通知伝文
送信元のPOS端末30が備えた無線部40の局IDコ
ードと、親局IDコード、つまり通知伝文送信元POS
端末30の無線部40が端末移動先の親局としていた無
線基地局のIDコードとを取得する。そして、その親局
IDコードが設定された無線基地局に対して自局IDコ
ードの削除を指令する伝文を有線LAN50に送信す
る。また、ST93としてその親局IDコードが設定さ
れた無線基地局の基地局管理テーブル111上の接続予
約台数Nを1だけ減算する。
親局変更取消通知伝文からTM番号を取得し、端末管理
テーブル110をサーチして、そのTM番号に対応する
完了待ちフラグがセットされているか否かを判断する。
そして、セットされている場合には、ST92としてそ
のTM番号に対応する自局IDコード、つまり通知伝文
送信元のPOS端末30が備えた無線部40の局IDコ
ードと、親局IDコード、つまり通知伝文送信元POS
端末30の無線部40が端末移動先の親局としていた無
線基地局のIDコードとを取得する。そして、その親局
IDコードが設定された無線基地局に対して自局IDコ
ードの削除を指令する伝文を有線LAN50に送信す
る。また、ST93としてその親局IDコードが設定さ
れた無線基地局の基地局管理テーブル111上の接続予
約台数Nを1だけ減算する。
【0055】その後、CPU101は、ST94として
親局変更取消通知伝文中のTM番号に対応する完了待ち
フラグを“0”にリセットする。しかる後、ST85と
して該当TM番号に対応する自局IDコードを宛先とし
た肯定応答伝文(ACK)を作成して、この肯定応答伝
文を有線LAN50に送信する。
親局変更取消通知伝文中のTM番号に対応する完了待ち
フラグを“0”にリセットする。しかる後、ST85と
して該当TM番号に対応する自局IDコードを宛先とし
た肯定応答伝文(ACK)を作成して、この肯定応答伝
文を有線LAN50に送信する。
【0056】なお、ST91にて該当TM番号に対応す
る完了待ちフラグがセットされていなかった場合には、
そのTM番号に対応する自局IDコードを宛先とした否
定応答伝文(NAK)を作成して、この否定伝文を有線
LAN50に送信する。
る完了待ちフラグがセットされていなかった場合には、
そのTM番号に対応する自局IDコードを宛先とした否
定応答伝文(NAK)を作成して、この否定伝文を有線
LAN50に送信する。
【0057】これにより、ストアコンピュータ10から
無線部40の局IDコード削除指令を受けた無線基地局
は、その無線部40の局IDコードを局内メモリから削
除する。
無線部40の局IDコード削除指令を受けた無線基地局
は、その無線部40の局IDコードを局内メモリから削
除する。
【0058】また、ストアコンピュータ10から送信さ
れた肯定応答伝文または否定応答伝文は、宛先の局ID
コードを局内メモリで記憶管理している無線基地局から
無線により送信され、その宛先の局IDコードが設定さ
れた無線部40で受信される。
れた肯定応答伝文または否定応答伝文は、宛先の局ID
コードを局内メモリで記憶管理している無線基地局から
無線により送信され、その宛先の局IDコードが設定さ
れた無線部40で受信される。
【0059】そこでPOS端末30のCPU301は、
図8中ST71にて親局変更完了通知伝文を無線を利用
して送信した後、その完了通知に対するストアコンピュ
ータ10からの応答を待機する。そして、肯定応答伝文
(ACK)を無線部40で受信したことを検知すると、
フラグエリア327及び328の親局変更フラグF1及
び親局変更不可フラグF2を“0”にリセットする。そ
の後、通常の立上げ処理に移行する。
図8中ST71にて親局変更完了通知伝文を無線を利用
して送信した後、その完了通知に対するストアコンピュ
ータ10からの応答を待機する。そして、肯定応答伝文
(ACK)を無線部40で受信したことを検知すると、
フラグエリア327及び328の親局変更フラグF1及
び親局変更不可フラグF2を“0”にリセットする。そ
の後、通常の立上げ処理に移行する。
【0060】なお、親局変更完了通知伝文または親局変
更取消通知伝文を送信したが、ストアコンピュータ10
から肯定応答伝文を受信できなかった場合には、システ
ムエラーを報知して、立上げ処理を強制的に終了させ
る。
更取消通知伝文を送信したが、ストアコンピュータ10
から肯定応答伝文を受信できなかった場合には、システ
ムエラーを報知して、立上げ処理を強制的に終了させ
る。
【0061】今、ストアコンピュータ10の端末管理テ
ーブル110に図4に示すデータが記憶管理されてお
り、基地局管理テーブル111に図5に示すデータが記
憶管理されているものとする。この状態で、TM番号
「002」のPOS端末30を、局IDコード「B0
1」が設定された基地局番号「1」の無線基地局21が
設置されている場所「1F東」から、局IDコード「B
02」が設定された基地局番号「2」の無線基地局22
が設置されている場所「1F西」に移動させる場合、移
動作業者は、先ず、当該POS端末30の「設定」モー
ドにおいて親局変更処理の実行指令をキー入力により行
なう。次に、移動先「1F西」に設置されている無線基
地局22の基地局番号「2」をキー入力する。そうする
と、当該POS端末30から親局変更要求伝文が無線部
40を介して無線送信される。
ーブル110に図4に示すデータが記憶管理されてお
り、基地局管理テーブル111に図5に示すデータが記
憶管理されているものとする。この状態で、TM番号
「002」のPOS端末30を、局IDコード「B0
1」が設定された基地局番号「1」の無線基地局21が
設置されている場所「1F東」から、局IDコード「B
02」が設定された基地局番号「2」の無線基地局22
が設置されている場所「1F西」に移動させる場合、移
動作業者は、先ず、当該POS端末30の「設定」モー
ドにおいて親局変更処理の実行指令をキー入力により行
なう。次に、移動先「1F西」に設置されている無線基
地局22の基地局番号「2」をキー入力する。そうする
と、当該POS端末30から親局変更要求伝文が無線部
40を介して無線送信される。
【0062】この親局変更要求伝文は、現時点において
無線部40の親局である基地局番号「1」の無線基地局
21で受信され、さらにストアコンピュータ10に伝送
される。これにより、ストアコンピュータ10では親局
変更要求伝文受信処理が実行される。ここで当該POS
端末30が精算済であり、かつ移動先の無線基地局22
が正常に稼動しているとすると、この移動先無線基地局
22の接続台数Mが「6」であり、接続予約台数Nが
「1」であって、「M+N+1」が制限数「8」以下な
ので、移動先無線基地局22の局IDコード「B02」
及び設置場所情報「1F西」を含む肯定応答伝文が送信
される。
無線部40の親局である基地局番号「1」の無線基地局
21で受信され、さらにストアコンピュータ10に伝送
される。これにより、ストアコンピュータ10では親局
変更要求伝文受信処理が実行される。ここで当該POS
端末30が精算済であり、かつ移動先の無線基地局22
が正常に稼動しているとすると、この移動先無線基地局
22の接続台数Mが「6」であり、接続予約台数Nが
「1」であって、「M+N+1」が制限数「8」以下な
ので、移動先無線基地局22の局IDコード「B02」
及び設置場所情報「1F西」を含む肯定応答伝文が送信
される。
【0063】この肯定応答伝文は、有線LAN50を経
由して当該POS端末30に備えられた無線部40の局
IDコード「A02」が設定されている無線基地局21
に送られ、この無線基地局21から無線送信されて、当
該POS端末30の無線部40で受信される。これによ
り、POS端末30の正面表示器307に移動先無線基
地局22の局IDコード「B02」と設置場所情報「1
F西」とが表示されるので、移動作業者は表示を確認
し、間違いがなければ「確認OK」をキー入力する。そ
うすると、当該POS端末30から無線部40を介して
接続確認伝文が無線送信される。
由して当該POS端末30に備えられた無線部40の局
IDコード「A02」が設定されている無線基地局21
に送られ、この無線基地局21から無線送信されて、当
該POS端末30の無線部40で受信される。これによ
り、POS端末30の正面表示器307に移動先無線基
地局22の局IDコード「B02」と設置場所情報「1
F西」とが表示されるので、移動作業者は表示を確認
し、間違いがなければ「確認OK」をキー入力する。そ
うすると、当該POS端末30から無線部40を介して
接続確認伝文が無線送信される。
【0064】この接続確認伝文は、移動前親局の無線基
地局21で受信され、有線LAN50を経由して移動先
の無線基地局22に伝送される。ここで、移動先無線基
地局22が正常に稼動しているとすると、該無線基地局
22から肯定応答伝文が送信され、この肯定応答伝文は
移動前親局の無線基地局21から無線送信されて、当該
POS端末30の無線部40で受信される。これによ
り、当該POS端末30において移動先基地局情報確認
通知伝文が作成され、無線部40を介して無線送信され
る。
地局21で受信され、有線LAN50を経由して移動先
の無線基地局22に伝送される。ここで、移動先無線基
地局22が正常に稼動しているとすると、該無線基地局
22から肯定応答伝文が送信され、この肯定応答伝文は
移動前親局の無線基地局21から無線送信されて、当該
POS端末30の無線部40で受信される。これによ
り、当該POS端末30において移動先基地局情報確認
通知伝文が作成され、無線部40を介して無線送信され
る。
【0065】この移動先基地局情報確認通知伝文は、移
動前親局の無線基地局21で受信され、優先LAN50
を経由してストアコンピュータ10に伝送される。これ
により、ストアコンピュータ10では移動先確認通知受
信処理が実行される。そして、移動先無線基地局22の
局IDコード「B02」と通信パラメータとを含む肯定
応答伝文が送信される。また、移動先無線基地局22に
当該POS端末30に備えられた無線部40の局IDコ
ード「A02」が追加される。また、基地局管理テーブ
ル111の基地局番号「2」に対応する接続予約台数N
が「2」に更新される。さらに、端末管理テーブル11
0のTM番号「002」に対応する完了待ちフラグがセ
ットされる。
動前親局の無線基地局21で受信され、優先LAN50
を経由してストアコンピュータ10に伝送される。これ
により、ストアコンピュータ10では移動先確認通知受
信処理が実行される。そして、移動先無線基地局22の
局IDコード「B02」と通信パラメータとを含む肯定
応答伝文が送信される。また、移動先無線基地局22に
当該POS端末30に備えられた無線部40の局IDコ
ード「A02」が追加される。また、基地局管理テーブ
ル111の基地局番号「2」に対応する接続予約台数N
が「2」に更新される。さらに、端末管理テーブル11
0のTM番号「002」に対応する完了待ちフラグがセ
ットされる。
【0066】移動先無線基地局22の局IDコード「B
02」と通信パラメータとを含む肯定応答伝文は、移動
前親局の無線基地局21から無線送信され、当該POS
端末30の無線部40で受信される。これにより、当該
POS端末30の親局IDコードエリア323には移動
先無線基地局22の局IDコード「B02」が記憶され
る。また、パラメータ記憶部325には移動先無線基地
局22の無線通信で使用する通信パラメータが記憶され
る。また、パラメータ退避部326には移動前に親局で
あった無線基地局21の局IDコード「B01」と通信
パラメータとが記憶される。
02」と通信パラメータとを含む肯定応答伝文は、移動
前親局の無線基地局21から無線送信され、当該POS
端末30の無線部40で受信される。これにより、当該
POS端末30の親局IDコードエリア323には移動
先無線基地局22の局IDコード「B02」が記憶され
る。また、パラメータ記憶部325には移動先無線基地
局22の無線通信で使用する通信パラメータが記憶され
る。また、パラメータ退避部326には移動前に親局で
あった無線基地局21の局IDコード「B01」と通信
パラメータとが記憶される。
【0067】その後、当該POS端末30の正面表示器
307に親局変更完了を示すメッセージが表示されて親
局変更フラグF1が“1”にセットされるので、移動担
当者は当該POS端末30の電源をオフして移動させ
る。そして移動作業完了後、当該POS端末30の電源
をオンする。そうすると、親局に設定された無線基地局
22に対して接続確認伝文が無線送信される。ここで、
無線基地局22が正常に稼動しており、肯定応答伝文が
無線で返信されると、当該POS端末30から親局変更
完了通知伝文が送信される。
307に親局変更完了を示すメッセージが表示されて親
局変更フラグF1が“1”にセットされるので、移動担
当者は当該POS端末30の電源をオフして移動させ
る。そして移動作業完了後、当該POS端末30の電源
をオンする。そうすると、親局に設定された無線基地局
22に対して接続確認伝文が無線送信される。ここで、
無線基地局22が正常に稼動しており、肯定応答伝文が
無線で返信されると、当該POS端末30から親局変更
完了通知伝文が送信される。
【0068】この親局変更完了通知伝文は、無線部40
から無線送信され、無線基地局22で受信された後、有
線LAN50を経由してストアコンピュータ10に伝送
される。これにより、ストアコンピュータ10では親局
変更完了通知受信処理が実行される。そして、移動前に
親局であった無線基地局21から当該POS端末30に
備えられた無線部40の局IDコードが削除される。ま
た、基地局管理テーブル111の上記無線基地局21に
対する接続台数Mが1だけ減少する一方、移動先無線基
地局22の接続台数Mが1だけ増加し、予約台数Nが1
だけ減少する。また、端末管理テーブル110の当該P
OS端末30に対応する親局IDコードが移動先無線基
地局22の局IDコード「B02」に変更されるととも
に、それに対応する完了待ちフラグがリセットされる。
その後、肯定応答伝文が送信される。
から無線送信され、無線基地局22で受信された後、有
線LAN50を経由してストアコンピュータ10に伝送
される。これにより、ストアコンピュータ10では親局
変更完了通知受信処理が実行される。そして、移動前に
親局であった無線基地局21から当該POS端末30に
備えられた無線部40の局IDコードが削除される。ま
た、基地局管理テーブル111の上記無線基地局21に
対する接続台数Mが1だけ減少する一方、移動先無線基
地局22の接続台数Mが1だけ増加し、予約台数Nが1
だけ減少する。また、端末管理テーブル110の当該P
OS端末30に対応する親局IDコードが移動先無線基
地局22の局IDコード「B02」に変更されるととも
に、それに対応する完了待ちフラグがリセットされる。
その後、肯定応答伝文が送信される。
【0069】この肯定応答伝文は、移動先無線基地局2
2から無線送信され、当該POS端末30の無線部40
で受信される。これにより、当該POS端末30におい
ては、親局変更フラグF1がリセットされて、正常に立
ち上がる。以後、当該POS端末30は、無線基地局2
2を介してストアコンピュータ10との間で無線による
データ通信が可能となる。
2から無線送信され、当該POS端末30の無線部40
で受信される。これにより、当該POS端末30におい
ては、親局変更フラグF1がリセットされて、正常に立
ち上がる。以後、当該POS端末30は、無線基地局2
2を介してストアコンピュータ10との間で無線による
データ通信が可能となる。
【0070】このように本実施の形態によれば、無線部
40を備えてなるPOS端末30の移動に伴い親局とな
る無線基地局の変更を要する場合には、移動対象である
POS端末30の親局変更処理において、移動先を無線
ゾーンとする無線基地局の識別データである基地局番号
を入力するだけで、親局の変更に伴う当該POS端末3
0の設定変更は勿論のこと、移動前に親局であった無線
基地局及び移動後に親局となる無線基地局の設定変更
や、ストアコンピュータ10の設定変更も自動的に行な
われるので、POS端末30の移動に伴う親局の変更を
容易にかつ短時間で実施することができる。
40を備えてなるPOS端末30の移動に伴い親局とな
る無線基地局の変更を要する場合には、移動対象である
POS端末30の親局変更処理において、移動先を無線
ゾーンとする無線基地局の識別データである基地局番号
を入力するだけで、親局の変更に伴う当該POS端末3
0の設定変更は勿論のこと、移動前に親局であった無線
基地局及び移動後に親局となる無線基地局の設定変更
や、ストアコンピュータ10の設定変更も自動的に行な
われるので、POS端末30の移動に伴う親局の変更を
容易にかつ短時間で実施することができる。
【0071】また、本実施の形態においては、各無線基
地局21,22,23,24の通信アドレス等の通信パ
ラメータをストアコンピュータ10で一元的に記憶管理
し、各POS端末30では親局に指定された無線基地局
の通信パラメータしか記憶しないので、無線基地局の増
設に伴うシステム変更にも容易に対処できる利点があ
る。また、POS端末30の記憶容量が増大することも
ない。
地局21,22,23,24の通信アドレス等の通信パ
ラメータをストアコンピュータ10で一元的に記憶管理
し、各POS端末30では親局に指定された無線基地局
の通信パラメータしか記憶しないので、無線基地局の増
設に伴うシステム変更にも容易に対処できる利点があ
る。また、POS端末30の記憶容量が増大することも
ない。
【0072】ところで、POS端末30を移動して電源
をオンしたが、障害物などの影響により親局と指定した
無線基地局22との無線通信が行なえない場合がある。
このような場合、本実施の形態では、当該POS端末3
0の親局IDコードエリア323及びパラメータ記憶部
325のデータがそれぞれパラメータ退避部326に保
管されていた移動前に親局であった無線基地局21のデ
ータに戻される。そして、親局変更不可のメッセージが
正面表示器307に表示される。また、親局変更不可フ
ラグF2が“1”にセットされる。
をオンしたが、障害物などの影響により親局と指定した
無線基地局22との無線通信が行なえない場合がある。
このような場合、本実施の形態では、当該POS端末3
0の親局IDコードエリア323及びパラメータ記憶部
325のデータがそれぞれパラメータ退避部326に保
管されていた移動前に親局であった無線基地局21のデ
ータに戻される。そして、親局変更不可のメッセージが
正面表示器307に表示される。また、親局変更不可フ
ラグF2が“1”にセットされる。
【0073】このような場合、移動作業者は、当該PO
S端末30の電源を一旦オフし、元の場所に戻した後、
再度電源をオンする。そうすると、移動前に親局であっ
た無線基地局21に対して接続確認伝文が無線送信され
る。ここで、無線基地局21が正常に稼動しており、肯
定応答伝文が無線で返信されると、当該POS端末30
から親局変更取消通知伝文が送信される。
S端末30の電源を一旦オフし、元の場所に戻した後、
再度電源をオンする。そうすると、移動前に親局であっ
た無線基地局21に対して接続確認伝文が無線送信され
る。ここで、無線基地局21が正常に稼動しており、肯
定応答伝文が無線で返信されると、当該POS端末30
から親局変更取消通知伝文が送信される。
【0074】この親局変更取消通知伝文は、無線部40
から無線送信され、無線基地局21で受信された後、有
線LAN50を経由してストアコンピュータ10に伝送
される。これにより、ストアコンピュータ10では親局
変更取消通知受信処理が実行される。そして、移動先の
親局であった無線基地局22から当該POS端末30に
備えられた無線部40の局IDコードが削除される。ま
た、基地局管理テーブル111の上記無線基地局22に
対する接続予約台数Nが1だけ減少する。また、端末管
理テーブル110の当該POS端末30に対応する完了
待ちフラグがリセットされる。その後、肯定応答伝文が
送信される。
から無線送信され、無線基地局21で受信された後、有
線LAN50を経由してストアコンピュータ10に伝送
される。これにより、ストアコンピュータ10では親局
変更取消通知受信処理が実行される。そして、移動先の
親局であった無線基地局22から当該POS端末30に
備えられた無線部40の局IDコードが削除される。ま
た、基地局管理テーブル111の上記無線基地局22に
対する接続予約台数Nが1だけ減少する。また、端末管
理テーブル110の当該POS端末30に対応する完了
待ちフラグがリセットされる。その後、肯定応答伝文が
送信される。
【0075】この肯定応答伝文は、無線基地局21から
無線送信され、当該POS端末30の無線部40で受信
される。これにより、当該POS端末30においては、
親局変更フラグF1及び親局変更不可フラグF2がリセ
ットされて、正常に立ち上がる。以後、当該POS端末
30は、無線基地局21を介してストアコンピュータ1
0との間で無線によるデータ通信が再び可能となる。
無線送信され、当該POS端末30の無線部40で受信
される。これにより、当該POS端末30においては、
親局変更フラグF1及び親局変更不可フラグF2がリセ
ットされて、正常に立ち上がる。以後、当該POS端末
30は、無線基地局21を介してストアコンピュータ1
0との間で無線によるデータ通信が再び可能となる。
【0076】このように、POS端末30を移動したが
その移動先で無線通信ができない場合には、当該POS
端末30を元の場所に戻して電源を再投入するだけで移
動前の状態に戻すことができるので、設定しなおす手間
も不要である。
その移動先で無線通信ができない場合には、当該POS
端末30を元の場所に戻して電源を再投入するだけで移
動前の状態に戻すことができるので、設定しなおす手間
も不要である。
【0077】また、本実施の形態においは、ストアコン
ピュータ10において、各無線基地局21,22,2
3,24をそれぞれ親局とするPOS端末30の台数を
管理している。そして、POS端末30の移動に伴い接
続台数が予め設定されている制限数を超える場合には、
移動を拒否するようにしている。したがって、POS端
末30の移動に伴って1つの無線基地局に接続されるP
OS端末の台数が無制限に増加し、通信効率が低下する
のを未然に防止できる。
ピュータ10において、各無線基地局21,22,2
3,24をそれぞれ親局とするPOS端末30の台数を
管理している。そして、POS端末30の移動に伴い接
続台数が予め設定されている制限数を超える場合には、
移動を拒否するようにしている。したがって、POS端
末30の移動に伴って1つの無線基地局に接続されるP
OS端末の台数が無制限に増加し、通信効率が低下する
のを未然に防止できる。
【0078】なお、前記一実施の形態では無線基地局の
台数を4台で説明したが、無線基地局の台数やPOS端
末の台数が本実施の形態のものに限定されないのは言う
までもないことである。
台数を4台で説明したが、無線基地局の台数やPOS端
末の台数が本実施の形態のものに限定されないのは言う
までもないことである。
【0079】また、前記一実施の形態では無線基地局と
無線部との通信方式を無線周波数ホッピング通信方式と
したが、通信方式がこれに限定されないのも勿論であ
る。
無線部との通信方式を無線周波数ホッピング通信方式と
したが、通信方式がこれに限定されないのも勿論であ
る。
【0080】また、前記一実施の形態では無線基地局の
識別データとして基地局番号を入力したが、例えば設置
場所情報の一覧をPOS端末30の表示部(正面表示器
307)に表示させ選択することで、識別データの入力
と代用してもよい。この他、本発明をPOSシステム以
外の無線通信システムに適用する等、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論であ
る。
識別データとして基地局番号を入力したが、例えば設置
場所情報の一覧をPOS端末30の表示部(正面表示器
307)に表示させ選択することで、識別データの入力
と代用してもよい。この他、本発明をPOSシステム以
外の無線通信システムに適用する等、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論であ
る。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1記載の
発明によれば、無線端末装置の移動に伴い親局の変更を
要する場合にはその移動対象の無線端末装置で移動先の
親局を指定するだけで対応でき、煩雑な設定作業を簡略
化できる上、無線基地局の増設などのシステム変更にも
容易に対処できる無線通信システムを提供できる。
発明によれば、無線端末装置の移動に伴い親局の変更を
要する場合にはその移動対象の無線端末装置で移動先の
親局を指定するだけで対応でき、煩雑な設定作業を簡略
化できる上、無線基地局の増設などのシステム変更にも
容易に対処できる無線通信システムを提供できる。
【0082】また、本願請求項2記載の発明によれば、
移動に伴い親局の変更を要する場合に移動先の親局を指
定するだけで対応でき、煩雑な設定作業を簡略化できる
無線端末装置を提供できる。
移動に伴い親局の変更を要する場合に移動先の親局を指
定するだけで対応でき、煩雑な設定作業を簡略化できる
無線端末装置を提供できる。
【0083】また、本願請求項3記載の発明によれば、
上記請求項2記載の発明の効果に加えて、移動先で通信
が不能であった場合にも煩雑な設定作業をすることなく
簡単に元の状態に戻すことができる無線端末装置を提供
できる。
上記請求項2記載の発明の効果に加えて、移動先で通信
が不能であった場合にも煩雑な設定作業をすることなく
簡単に元の状態に戻すことができる無線端末装置を提供
できる。
【0084】また、本願請求項4記載の発明によれば、
無線端末装置の移動に伴い親局の変更を要する場合には
その移動対象の無線端末装置で移動先の親局を指定する
だけで対応でき、煩雑な設定作業を簡略化できる上、無
線基地局の増設などのシステム変更にも容易に対処でき
る無線端末装置の上位機を提供できる。
無線端末装置の移動に伴い親局の変更を要する場合には
その移動対象の無線端末装置で移動先の親局を指定する
だけで対応でき、煩雑な設定作業を簡略化できる上、無
線基地局の増設などのシステム変更にも容易に対処でき
る無線端末装置の上位機を提供できる。
【0085】また、本願請求項5記載の発明によれば、
上記請求項4記載の発明の効果に加えて、無線端末装置
の移動によって無線基地局の通信効率が低下するのを未
然に防止できる無線端末装置の上位機を提供できる。
上記請求項4記載の発明の効果に加えて、無線端末装置
の移動によって無線基地局の通信効率が低下するのを未
然に防止できる無線端末装置の上位機を提供できる。
【図1】 本発明の一実施の形態である無線式POSシ
ステムの全体構成を示す図。
ステムの全体構成を示す図。
【図2】 同無線式POSシステムを構成するPOS端
末の要部構成を示すブロック図。
末の要部構成を示すブロック図。
【図3】 同POS端末のRAMに形成される主要なメ
モリエリアを示す図。
モリエリアを示す図。
【図4】 同無線式POSシステムを構成するストアコ
ンピュータの要部構成を示すブロック図。
ンピュータの要部構成を示すブロック図。
【図5】 同ストアコンピュータで記憶管理する端末管
理テーブルのデータ構造を示す図。
理テーブルのデータ構造を示す図。
【図6】 同ストアコンピュータで記憶管理する基地局
管理テーブルのデータ構造を示す図。
管理テーブルのデータ構造を示す図。
【図7】 同POS端末のCPUが実行する親局変更処
理を具体的に示す流れ図。
理を具体的に示す流れ図。
【図8】 同POS端末のCPUが実行する電源オン時
の変更確認処理を具体的に示す流れ図。
の変更確認処理を具体的に示す流れ図。
【図9】 同ストアコンピュータのCPUが実行する親
局変更要求受信処理を具体的に示す流れ図。
局変更要求受信処理を具体的に示す流れ図。
【図10】同ストアコンピュータのCPUが実行する接
続先確認通知受信処理を具体的に示す流れ図。
続先確認通知受信処理を具体的に示す流れ図。
【図11】同ストアコンピュータのCPUが実行する親
局変更完了通知受信処理を具体的に示す流れ図。
局変更完了通知受信処理を具体的に示す流れ図。
【図12】同ストアコンピュータのCPUが実行する親
局変更取消通知受信処理を具体的に示す流れ図。
局変更取消通知受信処理を具体的に示す流れ図。
10…ストアコンピュータ(上位機) 21,22,23,24…無線基地局 30…POS端末(無線端末装置) 40…無線部 50…有線LAN 110…端末管理テーブル 111…基地局管理テーブル 325…パラメータ記憶部 326…パラメータ退避部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/22 H04B 7/26 M Fターム(参考) 5B089 GA21 HA11 JA35 JB07 5K033 AA03 BA02 CB01 CC01 DA01 DA19 DB12 DB14 EC01 EC02 EC03 5K067 AA44 BB21 DD19 DD27 EE02 EE10 EE16 HH23 JJ39
Claims (5)
- 【請求項1】 無線部を備えてなる無線端末装置の上位
機に複数の無線基地局を接続し、前記無線端末装置と前
記上位機との間のデータ通信を当該無線端末装置の無線
部に対して親局に指定されたいずれかの無線基地局を介
して無線で行なうようにした無線通信システムにおい
て、 前記上位機は、前記無線基地局毎に予め設定されている
無線通信パラメータを記憶管理するパラメータ管理手段
と、前記無線端末装置から親局変更要求があるとその変
更先親局に指定された前記無線基地局の前記無線通信パ
ラメータを親局変更要求元の前記無線端末装置に送信す
るパラメータ送信手段とを具備し、 前記無線端末装置は、前記無線部に対して親局に指定さ
れる無線基地局の無線通信パラメータを記憶するパラメ
ータ記憶手段と、前記無線部の親局に指定する無線基地
局の識別データを入力する親局指定手段と、この親局指
定手段により前記無線基地局の識別データが入力される
と前記上位機に対してその入力識別データによって特定
される無線基地局への親局変更要求を行なう親局変更要
求手段と、この親局変更要求手段による親局変更要求に
対して前記上位機から送られてくる無線通信パラメータ
を受信するパラメータ受信手段と、前記パラメータ記憶
手段により記憶される無線通信パラメータを前記パラメ
ータ受信手段により受信した無線通信パラメータに更新
するパラメータ更新手段とを具備したことを特徴とする
無線通信システム。 - 【請求項2】 無線部を備えてなる無線端末装置であっ
て、複数の無線基地局を接続してなる上位機との間のデ
ータ通信を当該無線端末装置の無線部に対して親局に指
定されたいずれかの無線基地局を介して無線で行なうよ
うにしたものにおいて、 前記無線部に対して親局に指定される無線基地局の無線
通信パラメータを記憶するパラメータ記憶手段と、前記
無線部の親局に指定する無線基地局の識別データを入力
する親局指定手段と、この親局指定手段により前記無線
基地局の識別データが入力されると前記上位機に対して
その入力識別データによって特定される無線基地局への
親局変更要求を無線で行なう親局変更要求手段と、この
親局変更要求手段による親局変更要求に対して前記上位
機から送られてくる無線通信パラメータを受信するパラ
メータ受信手段と、前記パラメータ記憶手段により記憶
される無線通信パラメータを前記パラメータ受信手段に
より受信した無線通信パラメータに更新するパラメータ
更新手段とを具備したことを特徴とする無線端末装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の無線端末装置において、 パラメータ更新手段により更新される前の無線通信パラ
メータを保管し、このパラメータ更新手段により更新さ
れた後の無線通信パラメータに基づいて行なう無線通信
が不可のときパラメータ記憶手段により記憶される無線
通信パラメータを前記パラメータ更新手段により更新さ
れる前の無線通信パラメータに戻すパラメータ復帰手段
を設けたことを特徴とする無線端末装置。 - 【請求項4】 無線部を備えてなる無線端末装置の上位
機であって、複数の無線基地局を接続し、前記無線端末
装置との間のデータ通信を当該無線端末装置の無線部に
対して親局に指定されたいずれかの無線基地局を介して
無線で行なうようにしたものにおいて、 前記無線基地局毎に予め設定されている無線通信パラメ
ータを記憶管理するパラメータ管理手段と、前記無線端
末装置から親局変更要求があるとその変更先親局に指定
された前記無線基地局の前記無線通信パラメータを前記
親局変更要求元の前記無線端末装置に送信するパラメー
タ送信手段とを具備したことを特徴とする無線端末装置
の上位機。 - 【請求項5】 請求項4記載の上位機において、 無線基地局毎にその無線基地局を親局とする無線部を備
えた無線端末装置の台数を管理し、 パラメータ送信手段は、前記無線端末装置から親局変更
要求があるとその変更先親局に指定された前記無線基地
局を親局とする無線部を備えた無線端末装置の台数が予
め設定された制限数を超えないことを条件にその無線基
地局の無線通信パラメータを親局変更要求元の無線端末
装置に送信することを特徴とする無線端末装置の上位
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001163341A JP2002359622A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 無線通信システム及び無線端末装置並びにその上位機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001163341A JP2002359622A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 無線通信システム及び無線端末装置並びにその上位機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002359622A true JP2002359622A (ja) | 2002-12-13 |
Family
ID=19006333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001163341A Pending JP2002359622A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 無線通信システム及び無線端末装置並びにその上位機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002359622A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008035416A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Canon Inc | 通信装置及びその通信パラメータ設定方法 |
JP2008035417A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Canon Inc | 通信装置及びその無線パラメータ更新方法 |
CN101808173A (zh) * | 2010-03-10 | 2010-08-18 | 杭州华三通信技术有限公司 | 调制解调器modem协商参数自适应调整的方法及设备 |
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