JP2002350617A - 光拡散フィルム用ポリエステルフィルム - Google Patents
光拡散フィルム用ポリエステルフィルムInfo
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Abstract
フィルムと光拡散層が十分な密着力を持つ光拡散フィル
ムの基材となる光拡散フィルム用ポリエステルフィルム
を提供する。 【解決手段】 全光線透過率が80%以上であり、熱膨
張係数が10×10-6/℃以下のポリエステルフィルム
であり、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、アミノ樹脂、エポキシ樹脂、オキサゾリン樹脂
およびカップリング剤の群から選ばれる少なくとも1種
の化合物を含有する塗布液由来の塗布層を少なくとも片
面に有することを特徴とする光拡散フィルム用ポリエス
テルフィルム。
Description
看板、採光ガラス用窓貼りフィルム等、各種光源を有効
にかつ均一な明るさを確保する用途、ワープロやOA機
器に使用されている液晶ディスプレイや液晶カラーテレ
ビのバックライト光源の拡散パネル材料等に好適な光拡
散フィルム用ポリエステルフィルムに関するものであ
る。
ないため、液晶表示画面を裏面側から照射するバックラ
イトが使用されている。このバックライトは液晶表示画
面全体を均一に照射させる必要があり、光拡散フィルム
を含む拡散パネルを有している。光を拡散させる方法と
して、特開平7−209502号公報には、樹脂に炭酸
カルシウムやシリカ微粒子を分散させた組成物をフィル
ムに塗布する方法、また特開平9−211207号公報
には、ポリスチレン樹脂粒子を樹脂に分散させた組成物
をフィルムに塗布する方法がそれぞれ開示されている。
これら組成物を光拡散層と呼ぶ。
化している。それに伴い、拡散パネルに含まれる光拡散
フィルムが大面積化している。さらに、液晶ディスプレ
イの大型化に伴って画像が暗くなることを防ぐために、
光源であるバックライトの発光光量を増加させる傾向に
ある。そのためにバックライト周辺の雰囲気温度が高く
なりつつある。光拡散フィルムの面積が大きくなってい
ること、バックライト周辺の雰囲気温度が高くなりつつ
あることより、以前に比較して光拡散フィルムの熱膨張
によるたわみが大きくなり、液晶画面に光の濃淡を生じ
させる問題が発生しやすくなっている。さらに、雰囲気
温度の上昇は、フィルムとフィルムに塗布された光拡散
層との界面で剥離を生じさせるという問題も引き起こし
てしまう。
みなされたものであって、その解決課題は、熱的安定性
に優れ、たわみなどが発生せず、フィルムと光拡散層が
十分な密着力を持つ光拡散フィルムの基材となる光拡散
フィルム用ポリエステルフィルムを提供することにあ
る。
解決すべく鋭意検討した結果、フィルムの熱膨張係数と
全光線透過率をある領域に設計することで、光拡散フィ
ルムのたわみをおさえ、少なくとも片面に易接着樹脂層
を設けることで、上記課題を解決しうるフィルムが得ら
れることを見いだし、本発明を完成するに至った。
が80%以上であり、熱膨張係数が10×10-6/℃以
下のポリエステルフィルムであり、ポリエステル樹脂、
アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、アミノ樹脂、エポキ
シ樹脂、オキサゾリン樹脂およびカップリング剤の群か
ら選ばれる少なくとも1種の化合物を含有する塗布液由
来の塗布層を少なくとも片面に有することを特徴とする
光拡散フィルム用ポリエステルフィルムに存する。
本発明におけるポリエステルとは、テレフタル酸、イソ
フタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸等のよう
な芳香族ジカルボン酸と、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、テトラメチレングリコール、ネオペン
チルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール
等のようなグリコールとのエステルを主たる成分とする
ポリエステルである。当該ポリエステルは、芳香族ジカ
ルボン酸とグリコールとを直接重合させて得られるほ
か、芳香族ジカルボン酸ジアルキルエステルとグリコー
ルとをエステル交換反応させた後、重縮合させる方法、
あるいは芳香族ジカルボン酸のジグリコールエステルを
重縮合させる等の方法によっても得られる。
のとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート(PEN)
等が例示される。かかるポリエステルは、共重合されな
いホモポリマーであってもよく、またジカルボン酸成分
の10モル%以下が主成分以外のジカルボン酸成分、ま
たはジオール成分の10モル%以下が主成分以外のジオ
ール成分であるような共重合ポリエステルであってもよ
い。
の寸法安定性を満足するために、フィルムの熱膨張係数
が特定の範囲内である必要がある。すなわち、本発明の
フィルムは熱膨張係数が10×10-6/℃以下、好まし
くは8×10-6/℃以下である。熱膨張係数が10×1
0-6/℃より大きくなると、ポリエステルフィルムが加
熱により膨張しやすくなり、寸法安定性が損なわれる。
このようなポリエステルフィルムを基材として用いた光
拡散フィルムは、バックライトの発熱により雰囲気温度
が上昇する液晶パネル内において、熱膨張を起こしてし
まいたわむという問題を発生させる。光拡散フィルムが
たわむことにより、液晶画面に明るさの濃淡ムラが発生
し、好ましくない。なお、熱膨張係数の定義および測定
方法については後述するとおりである。本発明のポリエ
ステルフィルムは光拡散層を設けた後においても十分な
全光線透過量を有するために、全光線透過率は80%以
上、好ましくは90%以上である。全光線透過率が80
%より少ないと、光拡散層を設けた後の全光線透過量が
十分に得られず、液晶画面が暗くなる問題が発生する。
とも片面(通常は光拡散層が設けられる面となる)に、
ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、
アミノ樹脂、エポキシ樹脂、オキサゾリン樹脂、カップ
リング剤の群から選ばれた少なくとも1種の化合物を含
有する塗布液による塗布された層を有する。塗布層は光
拡散層とポリエステルフィルムとの接着性を向上させる
ために設けられる。塗布層を有しない場合、光拡散層の
塗布は可能であるが、接着性が十分でなく、かつ、バッ
クライトの発熱により雰囲気温度が上昇している液晶パ
ネル内では、光拡散層とフィルムとの界面において剥離
が生ずる。塗布層は、少なくとも片方の面(通常、光拡
散層を設ける側の面)に存在すればよいが、加工時の塗
布面間違いの防止や、光拡散層を有する面の反対面にス
ティッキング防止層などを塗布する場合もあることを考
慮して両面に有することが好ましい。
脂を構成する多価カルボン酸としては、テレフタル酸、
イソフタル酸、オルトフタル酸、フタル酸、4,4’−
ジフェニルジカルボン酸、2,5−ナフタレンジカルボ
ン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,4−シク
ロヘキサンジカルボン酸、2−カリウムスルホテレフタ
ル酸、5−ソジウムスルホイソフタル酸、アジピン酸、
アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸、グ
ルタル酸、コハク酸、トリメリット酸、トリメシン酸、
無水トリメリット酸、無水フタル酸、p−ヒドロキシ安
息香酸、トリメリット酸モノカリウム塩およびそれらの
エステル形成性誘導体などが挙げられる。また、上記の
ポリエステル樹脂を構成する多価ヒドロキシ化合物とし
ては、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコ
ール、1,3−プロピレングリコール、1,3−プロパ
ンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、2−メチル−1,5−ペンタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメ
タノール、p−キシリレングリコール、ビスフェノール
A−エチレングリコール付加物、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレング
リコール、ポリテトラメチレンオキシドグリコール、ジ
メチロールプロピオン酸、グリセリン、トリメチロール
プロパン、ジメチロールエチルスルホン酸ナトリウム、
ジメチロールプロピオン酸カリウム等が挙げられる。
合物との常法の重縮合反応によってポリエステル樹脂を
合成することができる。なお、上記の他、特開平1−1
65633号公報に記載されている、いわゆるアクリル
グラフトポリエステル等のポリエステル成分を有する複
合高分子もポリエステル樹脂として使用することができ
る。本発明で使用されるアクリル樹脂とは、アクリル
系、メタアクリル系のモノマーに代表されるような、炭
素−炭素二重結合を持つ重合性モノマーからなる重合体
である。これらは、単独重合体または共重合体の何れで
あってもよい。また、それらの重合体と他のポリマーと
の共重合体も使用することができ、他のポリマーとして
は、例えば、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹
脂などが挙げられる。共重合体は、ブロック共重合体、
グラフト共重合体などであってもよい。
テル分散液中で炭素−炭素二重結合を持つ重合性モノマ
ーを重合して得られたポリマー(場合によってはポリマ
ーの混合物)、ポリウレタン溶液またはポリウレタン分
散液中で炭素−炭素二重結合を持つ重合性モノマーを重
合して得られたポリマー(場合によってはポリマーの混
合物)、他のポリマー溶液または分散液中で炭素−炭素
二重結合を持つ重合性モノマーを重合して得られたポリ
マー(場合によってはポリマー混合物)も使用し得る。
上記の炭素−炭素二重結合を持つ重合性モノマーの代表
的な例としては、各種カルボキシル基含有モノマー類お
よびそれらの塩、各種の水酸基含有モノマー類、各種の
(メタ)アクリル酸エステル類、種々の窒素含有ビニル
系モノマー類、各種スチレン誘導体、各種のビニルエス
テル類、種々の珪素含有重合性モノマー類、燐含有ビニ
ル系モノマー類、各種のハロゲン化ビニル類、ブタジエ
ンの様な各種共役ジエン類などが挙げられる。
は、例えば、有機溶剤、モノマーおよび重合開始剤を混
合して攪拌条件下に加熱して重合する方法、有機溶媒を
加熱攪拌しつつモノマーおよび重合開始剤を滴下して重
合する方法、オートクレーブを使用して高圧で重合する
方法、有機溶剤の代わりに水を使用し、必要に応じて界
面活性剤を併用して乳化形式または懸濁形式で重合する
方法などが挙げられる。上記の重合開始剤としては、例
えば、過硫酸アンモニウム、過酸化水素などの様な無機
のパーオキサイド、過酸化ベンゾイル等のようなアシル
パーオキサイド、第3級ブチルヒドロパーオキサイド、
p−メンタンヒドロパーオキサイドの様な種々のアルキ
ルヒドロパーオキサイド、ジ−tert−ブチルパーオ
キサイドのような種々のジアルキルパーオキサイド、ア
ゾビスイソブチロニトリル、アゾジ−tert−ブタン
の様な種々のアゾ系化合物が挙げられる。
は、還元剤と組み合わせて、いわゆるレドックス系触媒
として使用することもできる。この場合、各成分には、
一つの化合物を使用してもよいし、複数の化合物を併用
してもよい。なお、還元剤としては、例えば、有機アミ
ン類、L−アスコルビン酸、L−ソルビン酸、ナフテン
酸コバルト、オクテン酸コバルト、ナフテン酸鉄、オク
テン酸鉄などが使用される。本発明で使用されるポリウ
レタン樹脂としては、例えば、特公昭42−24194
号、特公昭46−7720号、特公昭46−10193
号、特公昭49−37839号、特開昭50−1231
97号、特開昭53−126058号、特開昭54−1
38098号の各公報に開示された公知のポリウレタン
樹脂またはそれらの誘導体が挙げられる。かかる誘導体
としては、例えば、イソシアネート末端を持つウレタン
プレポリマーやそれらのブロック体(ブロックイソシア
ネートと呼ばれることもある)が挙げられる。
リレンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネー
ト、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシア
ネート、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート等が挙げられる。
ポリオールとしては、例えば、ポリオキシエチレングリ
コール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシ
テトラメチレングリコール等のポリエーテルポリオール
類、ポリエチレンアジペート、ポリエチレン−ブチレン
アジペート、ポリカプロラクトン等のポリエステルポリ
オール類、アクリル系ポリオール、ひまし油などが挙げ
られる。通常は、分子量300〜2000のポリオール
が使用される。
ングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオー
ル、ジエチレングリコール、トリメチロールプロパン、
ヒドラジン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミ
ン、4,4′−ジアミノジフェニルメタン、4,4′−
ジアミノジシクロヘキシルメタン、水などが挙げられ
る。上記のポリウレタン樹脂は、水を主たる媒体とする
溶媒への溶解性を良くする目的で、アニオン性の置換
基、例えば、−SO3H基、−OSO3H基、−COOH
基およびこれらのアンモニウム塩、アルカリ金属塩、ア
ルカリ土類金属塩を有していることが好ましい。
ノ化合物またはアミド化合物とアルデヒド類との反応に
より生成するポリマー、プレポリマーおよびそれらの誘
導体である。また、工業的には上記の化合物間の中間的
構造をもつ化合物もアミノ樹脂に含まれているが、もち
ろん、本発明で使用されるアミノ樹脂にこれらは含有さ
れる。工業的に入手できるアミノ樹脂としては、尿素樹
脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、グリコール
ウリル樹脂、これらの共縮合物、これらと他の樹脂(例
えばアルキッド樹脂)との共縮合物(アミノアルキッド
樹脂)等が挙げられる。例えば、工業的に生産するメラ
ミン樹脂の一例は、メラミン−ホルムアルデヒド−メタ
ノール(またはブタノール)の共縮合物として製造され
る。従って、メラミン、ホルムアルデヒド、メタノール
(またはブタノール)の比率により各種のメラミン樹脂
成分が形成される。さらに、メタノールとブタノールを
混合併用する場合もある。
基との反応は、熱、触媒により促進される。触媒は、有
機酸または無機酸が有効であり、その具体例としては、
燐酸、塩酸、硫酸、メタンスルホン酸、パラトルエンス
ルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、ジノニルナフ
タレンスルホン酸、ジノニルナフタレンジスルホン酸、
これらの部分塩、これらの部分エステル、これらのアン
モニウム塩、これらのアミン塩などが挙げられる。本発
明で使用されるエポキシ樹脂は、分子内にエポキシ基を
含む化合物、そのプレポリマーおよび硬化物である。代
表的な例は、エピクロロヒドリンとビスフェノールAと
の縮合物である。特に、低分子ポリオールのエピクロロ
ヒドリンとの反応物は、水溶性に優れたエポキシ樹脂を
与える。本発明で使用されるエポキシ樹脂は、必ずしも
水溶性である必要はなく、水分散体型や溶剤溶解型であ
ってもよい。
キサゾリン化合物のポリマー)とは、その原料モノマー
の少なくとも一つとしてオキサゾリン化合物を含むポリ
マーまたは生成したポリマー中に少なくとも一つのオキ
サゾリン環を持つポリマーである。オキサゾリン化合物
としては、2−オキサゾリン、3−オキサゾリン、4−
オキサゾリン化合物などが挙げられるが、これらの中で
は、反応性に富み、かつ工業的にも実用化されている2
−オキサゾリン化合物が好ましい。ビニルオキサゾリン
類は、アゾイソブチロニトリル(AIBN)やベンゾイ
ルパーオキサイド(BPO)により、容易にラジカル重
合し、側鎖にオキサゾリン環を有するポリマーを生成す
る。ビニルオキサゾリン類は、n−ブチルリチウム等を
触媒としたアニオン重合でも同様のポリ(ビニルオキサ
ゾリン)類を生成する。他方、オキサゾリウム塩やトリ
フルオロメタンスルホン酸などのカチオン重合触媒下で
は側鎖に(メタ)アクリルアミドを有するポリマーを生
成する。
記の側鎖に(メタ)アクリロイル基を持つポリマーは、
側鎖の反応によりポリマーを架橋させることができる。
もちろん、上記の重合において、オキサゾリン環を持た
ないモノマーを導入して共重合体を生成させてもよい。
本発明で使用されるカップリング剤としては、シリコン
系カップリング剤、チタン系カップリング剤、ジルコニ
ウム系カップリング剤、アルミニウム系カップリング
剤、ジルコニウム・アルミニウム系カップリング剤、ま
たこれらからの誘導体が挙げられる。上記の誘導体とし
ては、例えば、上記の化合物の少なくとも一部分の加水
分解物、上記の化合物またはその加水分解物の少なくと
も一種を含む縮合物、これらと他の化合物との反応物
(例えばシランカップリング剤の部分加水分解物とポリ
ビニルアルコールの反応物)等が挙げられる。
他に種々の化合物を含有することができ、その具体例と
しては、上記以外のバインダーポリマー、上記以外の架
橋剤、フィラーまたは粒子、ワックス、帯電防止剤、界
面活性剤、消泡剤、塗布性改良剤、増粘剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、発泡剤、染料、顔料が挙げられる。
本発明で使用される塗布液は、安全衛生上、水を媒体と
する塗布液であることが好ましいが、水溶性または水分
散性樹脂の助剤として有機溶剤を含有していてもよい
し、有機溶媒を媒体する塗布液であってもよい。水を主
な媒体とする場合は、上記の化合物を界面活性剤などに
よって強制分散化した塗布液であってもよいが、自己分
散型の塗布液が塗布剤の分散安定性の点から好ましい。
自己分散型塗布液は、前記の各化合物に親水性基を導入
した塗布剤から調製される。例えば、ノニオン性基とし
ては、水酸基、ポリエーテル、アニオン性基としては、
スルホン酸、カルボン酸、リン酸およびそれらの塩、カ
チオン性基としては、四級アンモニウム塩のようなオニ
ウム塩が挙げられる。化合物に親水性基を導入する方法
としては、グラフト処理を含む各種の共重合反応を採用
することができる。
℃で30分間加熱処理した時の熱収縮率が、縦横共に1
0.0%以下、さらには8.0%以下、特に5.0%以
下であることが好ましい。加熱された時のポリエステル
フィルムの寸法変化は、ガラス転移温度以下では主に熱
膨張により、ガラス転移温度以上では主に熱収縮によ
る。前述したように液晶パネルの雰囲気温度はバックラ
イトの発熱により、周辺の環境温度より高くなる。近年
バックライトの光量を上げるのに伴い、発熱量も増加
し、液晶パネル内の雰囲気温度はポリエステルフィルム
のガラス転移温度を越えようとしている。そのような温
度環境においても、寸法安定性の優れた光拡散フィルム
を得るためにポリエステルフィルムの熱収縮率は上記範
囲を満足することが好ましい。
リエステルフィルムであってもよく、また、使用目的に
よっては、不活性粒子をWA重量%含有するフィルム層
(A層)の少なくとも片面に不活性粒子をWB重量%含
有するフィルム層(B層)を有し、WAとWBの関係が
下記式を満足するような積層ポリエステルフィルムで
あってもよい。20%≧(WA/WB)×100≧0%
………フィルムB層の厚みは特に限定しないが、通
常2〜50μm、好ましくは4〜20μmである。
平均粒径3.5μm未満の不活性粒子を含有することが
好ましい。平均粒径が3.5μm以上の不活性粒子で
は、フィルムの全光線透過率が低下する傾向があり、
3.5μm未満、さらには3.0μm未満の不活性粒子
を含有させることで、フィルムの表面に突起が形成さ
れ、滑りやすくなるため、作業性が改善される。不活性
粒子の例としては、シリカ、シリコーン粒子、架橋高分
子有機粒子、炭酸カルシウム粒子、酸化チタン、リン酸
カルシウムなどが挙げられるが、非晶質シリカが最も好
ましい。これら不活性粒子の添加量は特に限定しない
が、通常0.01〜10重量%、好ましくは0.2〜5
重量%である。添加量が0.01重量%未満では、作業
性の改善効果発揮されないことがあり、10重量%を超
えると、粒子の樹脂への分散性が悪化する傾向がある。
積層構造にかかわらず、通常10〜500μmの範囲で
ある。フィルム全厚みが10μm未満では、光拡散フィ
ルムの剛性が乏しく、拡散パネルの組み立て時に光拡散
フィルムが折れるなどの問題を発生しやすくなる。50
0μmを超えると、機械的に製膜時の延伸が困難になる
場合がある。本発明のポリエステルフィルムには、必要
に応じて、帯電防止剤、着色剤、酸化防止剤、消泡剤、
蛍光増白剤、難燃性付与等の添加剤を配合してもよい。
に説明するが、本発明の構成要件を満足する限り、以下
の例示に特に限定されるものではない。ポリエステルチ
ップを乾燥し、ダイスよりポリエステルの融点〜320
℃の温度で押出し、キャスティングドラム上で冷却固化
させる。その際、フィルムをドラムに密着保持する手段
として静電密着法を用いることが好ましい。得られた未
延伸フィルムは、次の延伸工程に供される。延伸工程に
おいて、フィルムは、Tg(ガラス転移点温度)−10
℃からTc(結晶化温度)−10℃の温度範囲で面積倍
率にして3倍から50倍、好ましくは6倍から30倍の
範囲で長手方向(縦方向)および/または幅方向(横方
向)に延伸される。延伸方法としては用途に応じて一軸
延伸でもよいし、二軸延伸でもよい。二軸延伸を行う場
合には、逐次二軸配向延伸、同時二軸配向延伸、それら
を組み合わせた延伸、いずれであってもよい。なお、逐
次二軸延伸の場合は、一般には縦方向に延伸した後、横
方向に延伸する方法が好ましく採用される。縦および横
方向に延伸する際、各々一段延伸でもよいが、多段で延
伸したり多段延伸の間で配向緩和のための熱処理工程を
設けたりしてもよい。
設ける方法は、未延伸ポリエステルシートに塗布液を塗
布し、次いで、逐次あるいは同時に二軸延伸した後、熱
処理する方法、または、一軸延伸フィルムに塗布液を塗
布し、次いで、先の一軸延伸方向と直角の方向に延伸し
たのち熱処理する方法等によって得られる。そして、必
要に応じ、塗布液を塗布する前のポリエステルフィルム
に対してコロナ処理や紫外線処理のような物理的処理を
施すこともできる。上記の塗布方法としては、特に制限
はなく、薄く塗布できる方法であれば、いかなる方法で
あってもよい。例えば、原崎勇次著、槙書店、1979
年発行、「コーティング方式」に示されるリバースロー
ルコーター、グラビアコーター、ロッドコーター、エア
ドクタコーターによる方法を挙げることができる。ま
た、上記の延伸は、ロール法延伸とステンター法延伸と
を組み合わせた延伸方法を採用することができる。
活性粒子をWA重量%含有するポリエステルと、不活性
粒子をWB重量%含有するポリエステルとを、別々の押
出機から溶融押出した後、溶融ポリマー流路管内または
押出口金内において層流状で接合積層させてダイスより
原料ポリマーの融点〜320℃の温度で押出し、キャス
ティングドラム上に冷却固化させる。かくして得られた
未延伸積層フィルムは、上記の延伸工程に供され、延伸
積層ポリエステルフィルムが製造される。不活性粒子の
配合方法は特に限定されるものではない。例えば、不活
性粒子をポリエステルチップとを直接ブレンドしてフィ
ルムを得ても良いし、またいわゆるマスターバッチ法、
すなわち、不活性粒子をあらかじめポリエステル中に高
濃度に配合したマスターバッチチップを得、それを再度
ポリエステルにブレンドする方法を採用することもでき
る。
明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。また、本発明で用いた
測定法および用語の定義は次のとおりである。
出した試験片の両端にかけ、昇温速度10℃/分の条件
で室温から100℃までフィルムの寸法変化を測定し、
20℃から60℃の範囲における熱膨張係数を算出す
る。なお、試験片はフィルムの縦、および横方向から採
取し、熱膨張係数はこれら試験片の算術平均値である。
フィルムの全光線透過率を測定した。
00℃で30分間、自由端熱処理を行い、処理前後のフ
ィルムの縦方向および横方向の寸法変化を%で表した。
ロトームで切断し、フィルムの長手方向の断面を、透過
型電子顕微鏡にて観察した。フィルム中に存在する粒子
につき、フィルム表面と平行に引いた線でその最大径を
求め、Dmaxとし、その線と直行する最大径をDmi
nとし、下記式にて、粒子毎にその粒径(直径)を算出
した。 粒径(直径)=(Dmax+Dmin)/2 粒子群の平均粒径は、上記の粒径を少なくとも100個
の粒子について求め、かかる粒径の等価球換算値の体積
分率50%の点で平均粒径とした。
ロトームで切断し、フィルムの断面を透過型電子顕微鏡
にて観察した。その断面のうちフィルム表面とほぼ平行
に、明暗によってその界面が観察される。その界面とフ
ィルム表面までの距離を透過型電子顕微鏡写真1枚につ
いて平均し厚みを計算した。これを少なくとも50枚の
写真について行い、測定値の厚い方から10点、薄い方
から10点を削除して30点の相加平均をフィルム厚み
とした。
ィルム表面に形成し、評価用フィルムを得る。評価用フ
ィルムを23℃、湿度50%RHにて24時間調温調湿
し、該フィルムの光拡散層面にニチバン(株)製セロテ
ープ(18mm巾)を気泡の入らぬ用7cmの長さに貼
り、この上を3kgの手動式荷重ロールで一定の荷重を
与える。フィルムを固定し、セロハンテープの一端を5
00gの錘に接続し、錘が45cmの距離を自然落下後
に、180°方向の剥離試験が開始する方法で評価す
る。接着性は、下記の3段階の基準で評価し、表示す
る。 [評価基準] ○:セロハンテープ面に光拡散層がほとんど剥離しな
い。 △:20%未満しか光拡散層がセロハンテープ面に剥離
しない。 ×:20%以上の部分の光拡散層がセロハンテープ側に
剥離する。 実用的には、評価△以上であれば問題なく使用できる。
ラス板に長辺の1辺以外の3辺を、粘着テープで固定す
る。この状態で温度60℃、相対湿度90%RHの恒温
恒湿オーブンに24時間放置した後のたわみの状態を目
視観察し、下記の4段階で評価し、表示する。 ◎:たわみがまったく発生していない ○:たわみが1部において発生している。 △:たわみが全面に発生している。 ×:たわみが全面に、かつ、大きく発生している。
含有するポリエチレンテレフタレートの原料チップを1
70℃で3時間乾燥後、常法に従い溶融押出しした後、
急冷固化し未延伸フィルムを得た。得られた未延伸フィ
ルムを縦延伸ロールに送り込み、83℃にて縦方向に
3.7倍延伸した後、その片面に下記表1および表2に
記載の組成からなる塗布液を塗布した。引き続き、上記
のフィルムをテンターに導き130℃で横方向に4.0
倍延伸した後、140℃で5秒間熱処理した。得られた
光拡散フィルム用ポリエステルフィルムの厚みは100
μmであった。上記の光拡散フィルム用ポリエステルフ
ィルムは下記表3に示すとおり、良好な特性を得た。
シリカを0.05重量%含有するポリエチレンテレフタ
レート原料チップはサブ押出機に、実質的に粒子を含有
しないポリエチレンテレフタレート原料チップはメイン
押出機に供給し、常法に従い溶融した。サブ押出機の溶
融ポリマーとメイン押出機からの溶融ポリマーとをフィ
ードブロックで分流させ、常法に従い押出しした後、急
冷固化し積層未延伸フィルムを得た。得られた積層未延
伸フィルムを実施例1と同様にして縦方向に延伸し、塗
布層を塗布し、横方向に延伸し、熱処理して積層構成を
持つ光拡散フィルム用ポリエステルフィルムを得た。得
られた光拡散フィルム用ポリエステルフィルムは表3に
示すとおり、良好な特性を得た。
して光拡散フィルム用ポリエステルフィルムを得た。得
られた光拡散フィルム用ポリエステルフィルムは表3に
示すとおり、良好な特性を得た。
0mm×120mmのシートに切出した後、70℃に設
定した田葉井製作所製 熱風循環炉内で1時間熱処理を
行い、光拡散フィルム用ポリエステルフィルムを得た。
得られた光拡散フィルム用ポリエステルフィルムは表3
に示すとおり、良好な特性を得た。
して光拡散フィルム用ポリエステルフィルムを得た。得
られたポリエステルフィルムは熱膨張係数が大きく、表
3に示すようにたわみ評価で良くない結果を得た。
ポリエステルフィルムを得た。得られたポリエステルフ
ィルムは表3に示すように光拡散層との接着性において
劣る結果を得た。
0.2重量%配合する以外は実施例1と同様にして光拡
散フィルム用ポリエステルフィルムを得た。得られたポ
リエステルフィルムは表3に示すように全光線透過率が
低かった。
わみなどが発生せず、フィルムと光拡散層が十分な密着
力を持つ光拡散フィルムの基材となる光拡散フィルム用
ポリエステルフィルムを提供することができ、本発明の
工業的価値は高い。
Claims (4)
- 【請求項1】 全光線透過率が80%以上であり、熱膨
張係数が10×10-6/℃以下のポリエステルフィルム
であり、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、アミノ樹脂、エポキシ樹脂、オキサゾリン樹脂
およびカップリング剤の群から選ばれる少なくとも1種
の化合物を含有する塗布液由来の塗布層を少なくとも片
面に有することを特徴とする光拡散フィルム用ポリエス
テルフィルム。 - 【請求項2】 100℃で30分間加熱処理した時の熱
収縮率が、縦横共に10.0%以下であることを特徴と
する請求項1記載の光拡散フィルム用ポリエステルフィ
ルム - 【請求項3】 フィルム層(A層)の少なくとも片面に
フィルム層(B層)を有する積層フィルムであって、そ
れぞれの層の不活性粒子含有量WAおよびWBが下記式
を満足することを特徴とする請求項1または2記載の
光拡散フィルム用ポリエステルフィルム。 20%≧(WA/WB)×100≧0% ……… - 【請求項4】 不活性粒子が平均粒径3.5μm以下の
非晶質シリカであることを特徴とする請求項3記載の光
拡散フィルム用ポリエステルフィルム。
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