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JP2002349563A - 直動軸受及びこれに用いるローラ保持ベルトの製造方法 - Google Patents

直動軸受及びこれに用いるローラ保持ベルトの製造方法

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Publication number
JP2002349563A
JP2002349563A JP2001155738A JP2001155738A JP2002349563A JP 2002349563 A JP2002349563 A JP 2002349563A JP 2001155738 A JP2001155738 A JP 2001155738A JP 2001155738 A JP2001155738 A JP 2001155738A JP 2002349563 A JP2002349563 A JP 2002349563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
holding belt
linear motion
roller holding
motion bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001155738A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Mochizuki
正典 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISEL Co Ltd
Original Assignee
ISEL Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ISEL Co Ltd filed Critical ISEL Co Ltd
Priority to JP2001155738A priority Critical patent/JP2002349563A/ja
Publication of JP2002349563A publication Critical patent/JP2002349563A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/04Ball or roller bearings
    • F16C29/06Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
    • F16C29/068Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with the bearing body fully encircling the guide rail or track
    • F16C29/0692Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with the bearing body fully encircling the guide rail or track the bearing body encircles a guide rail or track of non-circular cross-section, e.g. with grooves or protrusions, i.e. the linear bearing is suited to transmit torque
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/46Cages for rollers or needles
    • F16C33/50Cages for rollers or needles formed of interconnected members, e.g. chains
    • F16C33/506Cages for rollers or needles formed of interconnected members, e.g. chains formed as a flexible belt

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筒(2)に対して軸(1)が一定姿勢を維持した状
態で直線的に相対移動するように貫通する直動軸受にお
いて、相対移動部の移動抵抗が軽減できると共に相対移
動距離を長くできるようにする。 【解決手段】 前記筒(2)の内周面に軸線方向に形成さ
れた溝(20)の底部となるガイド面が前記軸(1)の外周面
部と対面されると共に、該対面部には前記凹溝の幅方向
の軸線を有するローラ(31)が予圧状態に介在され、前記
筒(2)の胴部には前記ガイド面の背面側に前記ローラの
リターン通路が貫通形成されており、前記筒の両端には
前記ローラを前記ガイド面と前記外周面部との間から前
記リターン通路に案内する屈曲通路(40)が設けられ、こ
れら両端の屈曲通路(40)(40)を繋ぐ循環通路に沿って循
環走行するローラ保持ベルト(39)にはローラ(31)(31)を
回転自在に装填するローラ装填孔(38)(38)が形成されて
いること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒に対して軸を転
がり移動機構を介して直線移動状態に貫通させた直動軸
受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種直動軸受として、すでに、ボール
を筒状の保持器に保持させたもの(特公昭62-48089)が
提案されているが、このものは、筒及び軸とのボールの
接触が点接触となるから、直進移動を繰り返す直動軸受
での耐久性の問題がある。また、ボールと前記点接触部
の耐磨耗性が不十分であることから、転がり移動部の抵
抗を長期に亘って低い値に維持することができない。更
に、筒状の保持器は、軸線方向に相対的な往復移動を行
う前記軸と筒との間に介装されているだけであるから、
前記軸と筒との相対的な往復移動の繰り返しによって適
正位置から次第に軸線方向にずれてしまう恐れがあると
いう問題もあった。
【0003】この問題を解決するものとして、実開昭58
-137524号には、筒部の平面部に対して、軸の側壁に形
成した凹部内に両端部が回転自在に軸支された複数のロ
ーラを転がり接触させる形式の直動軸受が開示されてい
る。このものは、ローラの両端部が前記凹部に於いて軸
支されることから、前記ボール式のもののような保持器
が不要であるが、軸と筒との間にローラが転がり移動状
態に介在されるものではないから、前記両者の移動抵抗
を十分に軽減できないという問題がある。前記軸支部に
集中荷重が作用してローラの回転抵抗が大きくなるから
である。又、軸にローラを軸支するものであるから軸に
対する所定長さの筒の移動距離を長くすることができな
いという問題がある。ローラ配設部が筒を外れた条件下
では筒と軸の相対移動が不能になるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に鑑
みて成されたもので、『筒に対して軸が一定姿勢を維持
した状態で直線的に相対移動するように貫通する直動軸
受』において、相対移動部の移動抵抗が軽減できると共
に相対移動距離を長くできるようにすることをその課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】[1項]上記課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、『前記筒の内周面には
軸線に平行な複数の凹溝が形成され、この凹溝の底部と
なるガイド面が前記軸の外周面部と対面されると共に前
記ガイド面と前記外周面部との間には前記凹溝の幅方向
の軸線を有するローラが予圧状態に介在され、前記筒の
胴部には前記ガイド面の背面側に前記ローラの復帰移動
路となるリターン通路が貫通形成されており、前記筒の
両端には前記ローラを前記ガイド面と前記外周面部との
間から前記リターン通路に案内する屈曲通路が設けら
れ、一方の前記屈曲通路から前記ガイド面と前記外周面
部との間を経由して他方の前記屈曲通路から前記リター
ン通路を経て前記一方の屈曲通路に帰還する循環通路に
沿って循環走行するローラ保持ベルトが設けられ、前記
ローラ保持ベルトの構成壁を表裏に貫通し且つ該ローラ
保持ベルトの長手方向に間隔を置いて並設された多数の
ローラ装填孔の夫々には、該ローラ装填孔の両開口部か
ら外周が突出する態様で前記ローラが回転自在に装填さ
れ、前記ローラ保持ベルトは、互いに隣接する前記ロー
ラ装填孔の相互間の構成壁の肉厚が前記ローラ装填孔の
形成部の肉厚よりも薄くなっている』ことである。
【0006】上記技術的手段は次のように作用する。軸
と筒とが軸線方向に相対移動すると、軸の前記外周面部
と筒の前記ガイド面との相互間に介在され且つローラ保
持ベルトに貫設されたローラ装填孔に回動自在に装填さ
れたローラが前記相互間を転動する。即ち、前記ローラ
がこれを保持する前記ローラ保持ベルトと共に前記相互
間を前記軸線方向に走行する。このとき、軸が筒から繰
り出される側の端部にあるローラは、筒におけるこの端
部の屈曲通路を介してリターン通路側に案内され、この
リターン通路内にあるローラは前記繰り出し方向とは逆
の方向に移動する。そして、他方の端部の屈曲通路側で
は軸の前記外周面部と筒の前記ガイド面との相互間に対
して前記ローラが前記リターン通路から補給される。
【0007】このようにして、ローラがこれを保持する
ローラ保持ベルトと共に、「ガイド面と外周面部の
間」、「一方の屈曲通路」、「リターン通路」、「他方
の屈曲通路」、「ガイド面と外周面部の間」、の経路で
循環する。従って、前記ガイド面と前記外周面部との間
にローラが常に介在されるから、軸の長さが無限大であ
っても所定長さの筒に対して直線移動できる。しかも、
軸の外周面部と筒のガイド面の間に与圧状態に介在され
るローラが常に転がり接触状態にあり、前記外周面部と
前記ガイド面との相対移動部に滑り接触部が生じないか
ら、軸の移動抵抗が軽減できる。
【0008】又、前記各ローラは、ローラ保持ベルトの
ローラ装填孔に各別に装填されて相互に接触しない状態
に保持されているから、ローラ同士が接触することなく
同期的に移動し、すべてのローラが上記した循環通路で
円滑に移動する。すなわち、全てのローラをローラ保持
ベルトに保持させることによって、屈曲通路やリターン
通路内の如きローラが与圧されない場所でもローラが蛇
行してローラ詰まりが生じるような不都合がない。
【0009】又、上記技術的手段によれば、隣接するロ
ーラ装填孔相互間に於けるローラ保持ベルトの構成壁が
薄肉に形成されていることから、該薄肉部分でローラ保
持ベルトが屈曲変形しやすくなる。これにより、ローラ
を具備する前記ローラ保持ベルトが屈曲通路に沿って円
滑に走行し易くなる。
【0010】[2項]前記1項に於いて、『前記互いに隣
接するローラ装填孔の相互間の構成壁のうち、前記循環
通路の外側に面する外表面が、前記ローラ装填孔の形成
部に於ける前記外表面と面一に形成されている』ものと
することができる。
【0011】このようにすると、ローラ保持ベルトに於
けるローラ装填孔相互間の薄肉部が、屈曲通路の最小曲
率の外周域を通過するから、該通過時に於ける前記薄肉
部の湾曲度合いを低く抑えることができる。よって、前
記湾曲度合いが大きくなる場合(屈曲通路の内周域を薄
肉部が通過する構造の場合)に比べ、前記屈曲通路を通
過する毎に前記薄肉部が繰り返して変形を受けても、前
記薄肉部が組織疲労を受けにくくなってその耐久性が向
上する。
【0012】[3項]前記1項又は2項に於いて、『前記
ローラ保持ベルトは、強化繊維が混入した屈曲変形自在
な合成樹脂から形成されている』ものでは、強化繊維の
特性によってローラ保持ベルトの強度が向上する。
【0013】[4項]前記1項から3項の何れかに於い
て、『前記ローラ保持ベルトの構成壁内には、これの長
手方向に連続する補強ワイヤが埋設されている』もので
は、補強ワイヤによってローラ保持ベルトの走行方向の
引っ張り強度が高くなり、これにより、該ローラ保持ベ
ルトが一層強度向上する。
【0014】[5項]前記1項から4項に於いて、『前記
ローラ保持ベルトは、前記循環通路に沿って屈曲する無
端リング状に形成されている』ものでは、循環通路に沿
うように装填された両端非結合の帯板状のローラ保持ベ
ルトを採用する場合に比べ、ローラ保持ベルトがこれに
具備させたローらと共に循環通路に沿って円滑に走行し
易くなる。
【0015】[6項]前記1項に於いて、『前記ローラ保
持ベルトは金属薄板で形成され、前記ローラ装填孔は、
前記金属薄板を打ち抜いて形成した開口と該開口周縁の
対向部から同方向に切り起こされ且つ前記ローラの胴部
を回転自在に保持する一対の突出板部である』ものとす
れば、金属薄板をプレス抜きして前記開口を形成すると
同時にその周縁部に突出板部を切り起こすと共に、該突
出板部を所定形状に曲げ加工することによりローラ保持
ベルトを作ることができる。即ち、6項のものによれ
ば、一枚の金属薄板からローラ保持ベルトを製作するこ
とができるから、樹脂成形する場合に比べてローラ保持
ベルトの製作が容易に行える。
【0016】[7項]前記1項から5項の直動軸受を構成
する前記ローラ保持ベルトの製造方法として、『外周面
に成形用凹凸が形成された円筒状成形型と、該円筒状成
形型と平行な補助円筒型から成るロータリー成形機と、
可塑化樹脂を連続的に押し出す押出成形機を用い、前記
押出成形機から連続的に押し出された可塑化樹脂を、回
転する前記円筒状成形型と補助円筒型の相互の間隙を通
過させ、前記間隙を通過した連続帯状体を適宜長さに切
断して前記ローラ保持ベルトを製造する』方法が採用で
きる。
【0017】このものでは、押出し成形機から連続的に
押し出される可塑化樹脂を、円筒状成形型と補助円筒型
で挟圧しながらこれら両型を回転させると、ローラ装填
孔等が形成された長尺状のローラ保持ベルトが得られる
と共に、該長尺状のローラ保持ベルトを適宜長さに切断
すると、前記1項〜4項の直動軸受を構成するローラ保
持ベルトが完成する。
【0018】
【発明の効果】本発明は、次の特有の効果を有する。軸
と筒の相対移動長さを長く設定することができる。例え
ば、軸が無限に長くてもこれを所定長さの筒に対して直
線移動させることができる。また、軸の外周面部と筒の
ガイド面の相対移動部には滑り接触部が生じないから、
移動抵抗を低減できる。更に、各ローラがローラ保持ベ
ルトに形成されたローラ装填孔に各別に装填されている
から、ローラ同士が接触することなく同期的に移動す
る。従って、すべてのローラが循環通路で円滑に移動
し、軸と筒の円滑な相対移動が担保できる。
【0019】又、既述したようにローラ保持ベルトが屈
曲通路に沿って円滑に走行しやすくなるから、直動軸受
の動作が一層円滑なものとなる。又、ローラ及びこれを
保持するローラ保持ベルトが筒の構成壁に形成された循
環通路に装填されているから、筒と軸とを軸線方向に相
対的に往復移動させる動作が繰り返されても、上記ロー
ラ保持ベルト等がその装填部から前記軸線方向にずれる
ような不都合がない。
【0020】ローラ装填孔相互間に於けるローラ保持ベ
ルトの構成壁が肉厚に形成され且つローラ装填孔の形成
部の肉厚が薄い場合は次の問題がある。即ち、ローラ保
持ベルトが屈曲通路に沿って湾曲した部分ではローラ装
填孔が直径収縮するように変形する。従って、ローラ外
周がローラ装填孔の内周面で押圧されて円滑回転が阻害
される。これに対し、本発明では、隣接するローラ装填
孔相互に於けるローラ保持ベルトの構成壁が薄肉に形成
されているから、屈曲通路部に位置するローラの円滑回
転が阻害される心配がない。
【0021】2項のものでは、ローラ保持ベルトに於け
るローラ装填孔相互間の薄肉部が組織疲労を受けにくく
なってその耐久性が向上する。
【0022】3項及び4項のものでは、ローラ保持ベル
トの強度向上が図れる。
【0023】6項のものでは、ローラ保持ベルトが一枚
の金属薄板から形成されるから、該ローラ保持ベルトの
製作を容易に行える。
【0024】7項のものでは、1項〜5項の直動軸受を
構成するローラ保持ベルトの製造に適したベルト製造方
法を提供することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、上記した本発明の実施の形
態を図面に従って詳述する。図1は、本発明の実施の形
態に係る直動軸受の一部切り欠きの側面図であり、同図
に示すように、この直動軸受は、軸(1)と、この軸(1)を
貫通させた筒(2)と、これらの間に介在させた多数のロ
ーラ(31)とを具備する。この実施の形態では、例えば、
軸(1)は固定ベッドに直立させるガイド軸であり、この
ガイド軸に所定のストローク昇降する筒(2)が外嵌され
ており、また、この筒(2)は昇降テーブル(T)に取り付け
られるものである。
【0026】前記軸(1)は、六角柱状に形成されてお
り、前記筒(2)は、内周面が前記軸(1)の外周面部(11)に
沿った形状に形成されている(図2参照)。そして、前
記筒(2)の内周に形成された軸線に平行な6つの帯状平
面部(29)の夫々には凹溝(20)が形成され、この凹溝(20)
の底部が上記ローラ(31)の走行面たるガイド面(21)とな
り、このガイド面(21)が前記軸(1)の外周の軸側平滑面
(19)と平行に対向していると共に、これらガイド面(21)
と軸側平滑面(19)との間にローラ(31)が与圧状態に介在
されている。又、上記凹溝(20)の両側壁には、ローラ保
持ベルト(39)の両側縁が侵入するベルト案内溝(200)(20
0)が形成されている。
【0027】前記筒(2)の胴部には前記ガイド面(21)の
背面側に前記ローラ(31)の復帰移動路となるリターン通
路(22)が軸方向に延びるように形成されている。又、前
記筒(2)の両端にはローラ(31)を前記ガイド面(21)と前
記軸側平滑面(19)との間から前記リターン通路(22)に案
内する屈曲通路(40)が設けられている。
【0028】前記ローラ(31)は、図3の拡大図に示すよ
うに、前記ガイド面(21)と軸側平滑面(19)との間、前記
屈曲通路(40)及び前記リターン通路(22)を備えた循環通
路に横向き姿勢で多数充填されていると共にこれらロー
ラ(31)は、強化繊維が混入された弾性合成樹脂製のロー
ラ保持ベルト(39)に保持されている。即ち、図4,図5
に示すように、ローラ保持ベルト(39)の構成壁にはその
長手方向に間隔を置いて並設された多数のローラ装填孔
(38)が貫通していると共に、該ローラ装填孔(38)に円柱
状のローラ(31)が回転自在に装填されている。そして、
ローラ保持ベルト(39)は、互いに隣接するローラ装填孔
(38)(38)の相互間(37)の構成壁の肉厚はローラ装填孔(3
8)の形成部(36)の肉厚よりも薄くなっている。又、上記
ローラ保持ベルト(39)は、前記相互間(37)の外面(35)と
ローラ装填孔(38)の形成部(36)の外面(前記循環通路の
外側面)とが面一に形成されていると共に、該ローラ保
持ベルト(39)の長手方向の両端部に形成された波状凹凸
部(33)(33)が互いに噛み合うように結合されて全体とし
てリング状に組み立てられる。又、ローラ(31)の直径
は、ローラ装填孔(38)の形成部(36)の厚みよりも若干大
きく設定されており、これにより、図5の想像線で示す
ように、ローラ装填孔(38)に装填されたローラ(31)の外
周がローラ保持ベルト(39)の表裏から若干突出するよう
になっている。更に、ローラ装填孔(38)(38)の相互間に
位置し且つローラ保持ベルト(39)の幅方向に延びる凹溝
(28)が形成されており、これにより、ローラ装填孔(38)
の幅方向の両側部にはローラ(31)の側面に対して接離す
る方向に弾性変形し得る弾性舌片(27)(27)が形成されて
いる。従って、これら一対の弾性舌片(27)(27)の先端間
からローラ装填孔(38)内にローラ(31)を強制的に圧入す
ると、該弾性舌片(27)(27)の先端相互の間隔が拡大し、
これにより、ローラ装填孔(38)内へのローラ(31)の侵入
が許容される。このようにすると、各ローラ装填孔(38)
(38)にローラ(31)(31)が回転自在に且つ脱落阻止状態に
各別に装填される。次に、上記ローラ保持ベルト(39)の
製造方法を図9,10に基づいて説明する。
【0029】強化繊維を含有する可塑化樹脂たる弾性樹
脂(82)を連続的に押し出す押出し機(81)の下流側には、
円筒状成形型(83)とこれと平行な補助円筒型(84)から成
るロータリー成形機と、これの出口側に位置する円弧状
断面の成形品剥離ガイド(85)が配設されており、図10
に示すように、一方の円筒状成形型(83)の外周には、ロ
ーラ保持ベルト(39)の断面に合致する成形用凹凸(86)が
形成されていると共に、他方の補助円筒型(84)は単純な
円柱状外周面を有している。従って、押出し機(81)から
連続的に押し出された半硬化状態にある弾性樹脂(82)が
低速回転する円筒状成形型(83)と補助円筒型(84)の間を
通過すると、上記成形用凹凸(86)と補助円筒型(84)で弾
性樹脂(82)が挟圧変形せしめられてローラ保持ベルト(3
9)と同様の断面形状に成形される。そして、この断面形
状に成形された弾性樹脂(82)が円筒状成形型(83)と補助
円筒型(84)との間を低速で脱出する間に更に硬化すると
共に、硬化した弾性樹脂(82)が成形品剥離ガイド(85)に
案内されて進路変更せしめられることにより、該弾性樹
脂(82)が円筒状成形型(83)の外周の成形用凹凸(86)部か
ら剥離される。これにより、ローラ保持ベルト(39)と同
様の断面形状を有する長尺帯状の中間品が得られ、この
中間品を円弧が連続する波状のカッターで適宜長さに切
断すると、両端に波状凹凸部(33)(33)を備えた図4の如
きローラ保持ベルト(39)が完成する。
【0030】一方、既述したように、前記ローラ(31)を
充填する筒(2)には、その内周面に凹溝(20)が設けられ
ている(図2参照)と共に、その構成壁内には軸線方向
に延びる前記リターン通路(22)としての孔部(30)が形成
されている。前記凹溝(20)は、その深さが前記ローラ(3
1)の直径に略一致しており、その底部がローラ(31)のガ
イド面(21)となっている。
【0031】図2,図11に示すように、前記孔部(30)
に於けるリターン通路(22)の幅(ローラ(31)の直径方向
の幅)はローラ(31)の直径よりも大きく設定されてお
り、これにより、ローラ(31)の外周がリターン通路(22)
の内壁(220)と接触しないようになっている。従って、
リターン通路(22)内を通るローラ(31)がリターン通路(2
2)の内壁に接触して騒音を発することがない。又、この
リターン通路(22)の両側壁にはベルト案内溝(25)(25)が
対向配設されており、該ベルト案内溝(25)(25)内をロー
ラ保持ベルト(39)の両側縁部が走行するようになってい
る。
【0032】又、前記孔部(30)に於けるリターン通路(2
2)の凹溝(20)側の壁面には溝部(23)が形成されていると
共に、該溝部(23)には潤滑剤を含浸させたフエルト(24)
が装填されている。また、前記溝部(23)の溝底には突条
(26)が突出しており、これにより、厚肉帯状のフエルト
(24)の幅方向中央部がローラ(31)に接触してこれに潤滑
剤を塗布するようになっている。これにより、ガイド面
(21)と軸(1)との間でのローラ(31)の焼き付きが確実に
防止でき、直動軸受の耐久性が向上する。尚、本実施の
形態では、リターン通路(22)の内側(凹溝(20)側)に溝
部(23)が形成されているが、これとは逆に、該溝部(23)
をリターン通路(22)の外側に形成してもよい。
【0033】前記孔部(30)及び前記凹溝(20)の長手方向
の両端部は、前記筒(2)の端面に開放しているが(図
2,図3参照)、この端面には、図6に示すような環状
の蓋体(50)が取り付けられている。この蓋体(50)は、ロ
ーラ(31)を前記筒(2)の端面で半径方向に移動させるた
めの外ガイド(5)が形成されたものである。
【0034】前記外ガイド(5)には、前記ローラ(31)の
移動路たる屈曲通路(40)の外周面となる内周曲面(51)
が、前記6つの凹溝(20)に合わせて円周を6等分した位
置に形成されている。また、前記筒(2)の端面と前記6
つの内周曲面(51)との間には、図1〜図3に示すよう
に、内ガイド(4)が介在されている。
【0035】前記内ガイド(4)は、図7(a)(b)に示す
ように、屈曲通路(40)の内面となる外周曲面(41)を具備
させた半円柱体で、前記筒(2)の端面に固定されてお
り、全体の大きさは前記ローラ(31)よりも大きく構成さ
れ、リターン通路(22)を残して溝部(23)及びガイド面(2
1)までの端面を閉塞する大きさに設定されている(図3
参照)。そして、このように位置決めした状態で、内ガ
イド(4)の外周曲面(41)と反対の裏面部にはリターン通
路(22)と連通する溝部(23)に嵌入する舌片(42)が突出形
成されている。
【0036】他方、前記内ガイド(4)の外周曲面(41)に
外接する半円形の押え溝(52)が前記外ガイド(5)の内周
曲面(51)の両端に設けられた隔壁部(53)に開設されてい
る。従って、舌片(42)を前記溝部(23)に嵌め込んで更に
蓋体(50)を取り付けると、前記押え溝(52)が内ガイド
(4)の外周曲面(41)に密に外嵌し、これにより、内ガイ
ド(4)が位置決め固定される。
【0037】次に、上記直動軸受の組立て作業を説明す
る。この組立てに際しては、先ず、ローラ保持ベルト(3
9)のローラ装填孔(38)(38)にローラ(31)(31)を装填する
と共に、筒(2)の一方の端部にのみ蓋体(50)を取り付け
ておく。次に、前後端を連結していない上記ローラ保持
ベルト(39)を、筒(2)に於ける蓋体(50)が取り付けられ
ていない方の端部から凹溝(20)内に挿入する。そして、
該ローラ保持ベルト(39)の差込側先端部を、上記挿入側
と反対側の端部に位置する蓋体(50)と内ガイド(4)の間
に位置する屈曲通路(40)から孔部(30)を経て該孔部(30)
に於ける上記差込側の端部まで押し込む。そして、凹溝
(20)に於ける、蓋体(50)が取り付けられていない方の端
部からローラ保持ベルト(39)の先端を露出させ、この露
出する先端部の波状凹凸部(33)(33)を相互に噛み合せる
ように結合する。次に、筒(2)に於いて蓋体(50)が取り
付けられていない方の端部に、他の蓋体(50)をネジ止め
すると共に、筒(2)内に軸(1)を挿通させる。すると、ロ
ーラ装填孔(38)(38)を具備するローラ保持ベルト(39)
が、一方の屈曲通路(40)→ガイド面(21)と軸(1)の外周
面部(11)との間→他方の屈曲通路(40)→リターン通路(2
2)→前記一方の屈曲通路(40)の順序で繋がる循環通路に
沿って循環走行できる状態になると共に、ローラ保持ベ
ルト(39)に装填されたローラ(31)(31)が上記軸(1)の外
周面部(11)と筒(2)のガイド面(21)との間に与圧状態に
介在された状態になる。
【0038】筒(2)の端部では、内ガイド(4)の外周曲面
(41)と外ガイド(5)の内周曲面(51)とが同心状に位置し
ていて半円状の屈曲通路(40)が形成されており(図3参
照)、この屈曲通路(40)の軸(1)側の端部は外周面部(1
1)に対して略接触する態様に開放しているから、軸(1)
の外周面部(11)とガイド面(21)との間の通路からローラ
(31)が円滑に屈曲通路(40)に導入される一方、屈曲通路
(40)から前記通路に円滑に移動する。
【0039】又、前記各ローラ(31)は、ローラ保持ベル
ト(39)のローラ装填孔(38)(38)に各別に装填されている
から、各ローラ(31)同士が接触することなく同期的に移
動する。これにより、軸(1)と筒(2)との相対移動により
外周面部(11)とガイド面(21)との間の通路に充填されて
いるローラ(31)群が前記屈曲通路(40)及びリターン通路
(22)を介して循環移動する。従って、軸(1)が筒(2)に対
して直線移動できる。又、リターン通路(22)をローラ(3
1)が移動する間には、フエルト(24)に含浸された潤滑剤
がローラ(31)に塗布されるから、ガイド面(21)と外周面
部(11)との間でのローラ(31)の焼き付きが確実に防止で
き、直動軸受の耐久性が向上する。
【0040】[その他] .上記実施の形態では、単純円柱状のローラ(31)を採
用したが、図8に示すように、両端に比べて中央外周が
細くなった堤状のローラ(31)を採用すれば円柱状の軸
(1)を具備する直動軸受にも適用可能となる。ローラ(3
1)の前記中央部の外周曲面(310)が円柱状の軸(1)の外周
面に合致する形状になっており、これにより、軸(1)の
外周面に対してローラ(31)が周方向に一定長さ範囲に亘
って沿うように線接触するからである。
【0041】.上記実施の形態では、筒体(2)の端部
を覆う蓋体(50)の内側に内ガイド(4)を配設したが、該
内ガイド(4)は必ずしも設ける必要はない。ローラ(31)
(31)は無端リング状のローラ保持ベルト(39)に保持され
ていることから、該ローラ(31)(31)は確実に蓋体(50)の
内面に沿って移動するからである。
【0042】.上記実施の形態では、強化繊維が混入
した合成樹脂材料によってローラ保持ベルト(39)を成形
したが、図4の想像線で示すように、金属又は強化繊維
から構成された補強ワイヤ(61)(61)をローラ保持ベルト
(39)の両側縁部に沿って埋設して強度向上を図っても良
い。この場合、必ずしもローラ保持ベルト(39)に強化繊
維を混入させる必要はない。
【0043】.上記実施の形態では、ローラ保持ベル
ト(39)を合成樹脂材料で成形したが、図12に示すよう
に、燐青銅等の金属薄板をプレス抜きして開口(71)(71)
を形成すると共に該開口(71)(71)の対向する開口周縁た
る一対の長辺部から同方向に突出板部(72)(72)を切り起
してもよい。そして、この突出板部(72)(72)を互いに離
反する方向に凸となるように湾曲させ、これら突出板部
(72)(72)でローラ(31)の胴部を回転自在に保持する。
又、ローラ保持ベルト(39)には、上記突出板部(72)(72)
の突出方向に凸となるグリス溜(73)(73)を形成し、これ
により、金属製のローラ保持ベルト(39)とローラ(3) ,
筒体(2),又は軸(1)が摺動部することによるこれら相互
の焼き付きを防止する。
【0044】又、金属薄板から成るローラ保持ベルト(3
9)の表面全体を樹脂コーティングすることによって、上
記焼き付きを防止しても良い。更に、開口(71)(71)の一
対の長辺部を波形に形成し、これにより、開口(71)(71)
の長辺部が部分的にローラ(31)(31)の表面に接触するよ
うにして該ローラ(31)(31)の回動摩擦抵抗を低減させて
もよい。
【0045】.図3の想像線で示すように、筒(2)の
端部を覆う蓋体(50)の外面内周縁を軸(1)の軸線方向の
外側に湾曲させて環状リップ(58)を形成し、これによ
り、外部から筒(2)内に埃等が侵入するのを防止しても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る直動軸受の一部切り
欠きの側面図
【図2】図1の直動軸受の一部切り欠きの平面図
【図3】図2のY―Y断面図
【図4】ローラ保持ベルト(39)の中間部を省略した平面
【図5】ローラ保持ベルト(39)の断面図
【図6】蓋体(50)の横断面図
【図7】内ガイド(4)の説明図
【図8】他の実施の形態を示す
【図9】ローラ保持ベルト(39)の製造工程を説明する側
面図
【図10】円筒状成形型(83)補助円筒型(84)の構造説明
【図11】筒(2)におけるローラ(31)の装填部の拡大断
面図
【図12】ローラ保持ベルト(39)の変形例を示す一部切
り欠きの斜視図
【符号の説明】
(1)・・・軸 (2)・・・筒 (4)・・・内ガイド (5)・・・外ガイド (20)・・・凹溝 (21)・・・ガイド面 (22)・・・リターン通路 (31)・・・ローラ (38)・・・ローラ装填孔 (39)・・・ローラ保持ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J101 AA13 AA24 AA32 AA42 AA52 AA64 AA71 BA36 BA44 BA47 BA50 BA53 BA54 BA55 BA64 DA09 DA14 EA13 EA31 EA76 FA04 FA15 FA31 FA41 FA44 GA60 3J104 AA03 AA25 AA27 AA37 AA63 AA67 AA69 AA75 AA76 BA12 BA13 BA14 BA16 BA24 BA33 BA64 CA05 CA13 CA35 DA06 DA20 4F213 AC03 AG17 AH12 WA04 WA06 WA54 WA63 WB01 WC03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒に対して軸が一定姿勢を維持した状態
    で直線的に相対移動するように貫通する直動軸受におい
    て、 前記筒の内周面には軸線に平行な複数の凹溝が形成さ
    れ、この凹溝の底部となるガイド面が前記軸の外周面部
    と対面されると共に前記ガイド面と前記外周面部との間
    には前記凹溝の幅方向の軸線を有するローラが予圧状態
    に介在され、 前記筒の胴部には前記ガイド面の背面側に前記ローラの
    復帰移動路となるリターン通路が貫通形成されており、 前記筒の両端には前記ローラを前記ガイド面と前記外周
    面部との間から前記リターン通路に案内する屈曲通路が
    設けられ、 一方の前記屈曲通路から前記ガイド面と前記外周面部と
    の間を経由して他方の前記屈曲通路から前記リターン通
    路を経て前記一方の屈曲通路に帰還する循環通路に沿っ
    て循環走行するローラ保持ベルトが設けられ、 前記ローラ保持ベルトの構成壁を表裏に貫通し且つ該ロ
    ーラ保持ベルトの長手方向に間隔を置いて並設された多
    数のローラ装填孔の夫々には、該ローラ装填孔の両開口
    部から外周が突出する態様で前記ローラが回転自在に装
    填され、 前記ローラ保持ベルトは、互いに隣接する前記ローラ装
    填孔の相互間の構成壁の肉厚が前記ローラ装填孔の形成
    部の肉厚よりも薄くなっている、直動軸受。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の直動軸受に於いて、 前記互いに隣接するローラ装填孔の相互間の構成壁のう
    ち、前記循環通路の外側に面する外表面が、前記ローラ
    装填孔の形成部に於ける前記外表面と面一に形成されて
    いる、直動軸受。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の直動軸受に於
    いて、 前記ローラ保持ベルトは、強化繊維が混入した屈曲変形
    自在な合成樹脂から形成されている、直動軸受。
  4. 【請求項4】 請求項1から3の何れかに記載の直動軸
    受に於いて、 前記ローラ保持ベルトの構成壁内には、これの長手方向
    に連続する補強ワイヤが埋設されている、直動軸受。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れかに記載の直動軸
    受に於いて、 前記ローラ保持ベルトは、前記循環通路に沿って屈曲す
    る無端リング状に形成されている、直動軸受。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の直動軸受に於いて、 前記ローラ保持ベルトは金属薄板で形成され、前記ロー
    ラ装填孔は、前記金属薄板を打ち抜いて形成した開口と
    該開口周縁の対向部から同方向に切り起こされ且つ前記
    ローラの胴部を回転自在に保持する一対の突出板部であ
    る、直動軸受。
  7. 【請求項7】 請求項1から5の何れかに記載の直動軸
    受を構成する前記ローラ保持ベルトを製造する方法に於
    いて、 外周面に成形用凹凸が形成された円筒状成形型と、該円
    筒状成形型と平行な補助円筒型から成るロータリー成形
    機と、可塑化樹脂を連続的に押し出す押出成形機を用
    い、 前記押出成形機から連続的に押し出された可塑化樹脂
    を、回転する前記円筒状成形型と補助円筒型の相互の間
    隙を通過させ、 前記間隙を通過した連続帯状体を適宜長さに切断して前
    記ローラ保持ベルトを製造する、ローラ保持ベルトの製
    造方法。
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