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JP2002347907A - 移動棚の制御方法および制御装置 - Google Patents

移動棚の制御方法および制御装置

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Publication number
JP2002347907A
JP2002347907A JP2001158216A JP2001158216A JP2002347907A JP 2002347907 A JP2002347907 A JP 2002347907A JP 2001158216 A JP2001158216 A JP 2001158216A JP 2001158216 A JP2001158216 A JP 2001158216A JP 2002347907 A JP2002347907 A JP 2002347907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
reflective
moving shelf
reflected light
phototubes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001158216A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Wakatsuki
貴祥 若月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority to JP2001158216A priority Critical patent/JP2002347907A/ja
Publication of JP2002347907A publication Critical patent/JP2002347907A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動棚の移動中の蛇行を修正する。 【解決手段】 移動棚の左右両側に設けられた駆動車輪
の速度差を制御することにより制御棚の走行中の斜行や
横ずれを制御する移動棚の制御方法であって、固定物に
設けられた反射ミラーの左右の端部を照射してその反射
光を移動棚に設けられた左右一対の反射式光電管でそれ
ぞれ検知し、走行中に左右いずれか一方の反射式光電管
が反射光を検知しなかったときに、再び両方の反射式光
電管が反射光を検知するように上記駆動車輪の速度差を
制御するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動棚の斜行を防止
する移動棚の制御方法および制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、移動棚は、図4、図5に示すよ
うに物品を収納する架構1と、架構1の左右両側に枢支
された走行車輪である駆動車輪2および従動車輪3と、
駆動車輪2を回転させるモータ等の車輪駆動機構4と、
ブラケット5を介して枢支したガイドローラ7の係合部
材とを備えており、全長Lの走行路8には複数の移動棚
9が並列に配置されている。
【0003】走行路8の一側には水平に配置されるガイ
ドレール10を備えており、ガイドレール10の溝11
には、移動棚9のガイドローラ7を嵌合している。
【0004】また、走行路8には、移動棚9の数を調節
して走行路8内にフォークリフト等の物品搬送機が出入
りし得る間隔Sを形成している。
【0005】移動棚9に対し物品の入出庫を行う際に
は、移動棚9の車輪駆動機構4を作動させることによっ
て移動棚9を順次移動させ、入出庫作業を行うべき移動
棚9の端面と、隣接する他の移動棚9の端面との間に間
隔Sを形成し、間隔Sを出入りする物品搬送機により所
定の移動棚9の所定位置に物品を入出庫する。
【0006】このように移動棚9は、走行車輪により移
動しているので走行路8にレール等の突起や溝を必要と
せず、物品搬送機は間隙へ容易に乗り入れることができ
る。
【0007】しかしながら、移動棚9は走行車輪の空転
等により移動棚9が走行路8に対して斜めに進む斜行が
発生する恐れがあり、場合によっては移動棚9の移動に
伴って斜行角度が大きくなり、ガイドローラ7を枢支し
ているブラケット5等がガイドレール10に接して移動
できなることがあった。
【0008】そこで、図6に示す移動棚12は、架構1
3の左右両側に走行車輪14および従動車輪15と、左
側の駆動車輪14を回転させるモータ等の左側の車輪駆
動機構16と、右側の駆動車輪14を回転させるモータ
等の右側の車輪駆動機構16と、左側の従動車輪15の
回転数を検出するロータリエンコーダ等の左側の回転角
度検出器17と、右側の従動車輪15の回転数を検出す
るロータリエンコーダ等の右側の回転角度検出器17と
を備えている。
【0009】また、左右の車輪駆動機構16と左右の回
転角検出器17は、左右の回転角検出器17からのパル
ス数の回転角検出信号18すなわち左右の従動車輪15
の回転数に基づいて左右の車輪駆動機構16が制御され
る移動制御器19に接続されている。
【0010】移動制御器19は、外部からの移動指令信
号20に基づいて所定の方向へ移動棚12が移動する際
に、左側の従動車輪15による単位時間当たりの左側の
回転角検出器17の回転角検出信号18と、右側の従動
車輪15による単位時間あたりの右側の回転角検出器1
7の回転角検出信号18とを比較し、左右の回転角検出
信号18に差異がないならば移動棚12は正常運行して
いると判断し、左右の回転角検出信号18に差異がある
ならば移動棚12は異常運行すなわち斜行していると判
断している。
【0011】このため、移動棚12が斜行している場合
には、単位時間あたりの回転角検出信号18に基づいて
移動制御器19が左側の車輪駆動機構16もしくは右側
の車輪駆動機構16を制御して、左側の駆動車輪14お
よび右側の駆動車輪14の回転数を調整し、移動棚12
の斜行を解消する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す移動棚12は走行路8の走行路の歪みにより斜行し
ている場合であっても、右側走行車輪および左側走行車
輪の単位時間あたりの回転数が同じならば移動制御器1
9が移動棚12の斜行はないと判断するため、確実に移
動棚12の斜行を修正できないという問題があった。
【0013】この問題を解決するため、移動棚1に位置
センサを設けるとともに、走行路8に沿って所要の間隔
で複数の反射板を埋め込み、位置センサで反射板を検出
して軌道修正するようにした技術が公表されている(特
開2001−48314号参照)。
【0014】位置センサと反射板を設けることにより、
必ずしもガイドレール10は設けなくともよくなり、フ
ォークリフト等の物品搬送機が容易に間隙Sに出入りで
きるようになった。しかし、床に多数の反射板を埋め込
まなければならないので、手間と費用が余分にかかる。
【0015】本発明は従来技術のかかる問題点に鑑み案
出されたもので、反射式光電器を使用することにより、
移動棚の斜行や横ずれを検出し、それによって左右の駆
動車輪の速度差を制御し、もって、移動棚の斜行や横ず
れを制御することができる移動棚の制御方法および制御
装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の移動棚の制御方法は、移動棚の左右両側に設け
られた駆動車輪の速度差を制御することにより制御棚の
走行中の斜行や横ずれを制御する移動棚の制御方法であ
って、固定物に設けられた反射ミラーの左右の端部を照
射してその反射光を移動棚に設けられた左右一対の反射
式光電管でそれぞれ検知し、走行中に左右いずれか一方
の反射式光電管が反射光を検知しなかったときに、再び
両方の反射式光電管が反射光を検知するように上記駆動
車輪の速度差を制御するものである。
【0017】本発明の移動棚の制御装置は、移動棚の左
右両側に設けられた駆動車輪の走行速度を別々に制御す
る移動制御装置と固定物に設けられた反射ミラーと、移
動棚に設けられ、反射ミラーの左右の端を照射してその
反射光をそれぞれ検知する左右一対の反射式光電管とか
らなり、移動棚の走行中に左右いずれか一方の反射式光
電管が、反射光を検知しなかったときに、その信号を上
記移動制御装置に送るようになっている。
【0018】次に本発明の作用を説明する。移動棚が正
しく移動しているときには移動棚に設けた右側の反射式
光電管は固定側に設けた反射ミラーの右端を、左側の反
射式光電管は反射ミラーの左端をそれぞれ照射してお
り、両方の反射式光電管はそれぞれの反射光を検知して
いる。移動棚がわずかに右を向いて斜行を始めると、右
側の反射式光電管は反射ミラーの右端を照射しなくな
り、したがって、右側の反射式光電管は反射光を検知し
なくなる。右側の反射式光電管はその信号を移動制御器
に送り、移動制御器は右側の駆動車輪の速度を上げる
か、左側の駆動車輪の速度を下げる。そうすると移動棚
は左に向きを変えて再び両方の反射式光電管が反射光を
検知するようになるので、移動棚が正しい方向を向いて
いることがわかる。移動棚が右や左に横ずれを起こした
ときも同様にそれを検知して修正することが可能であ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の移動棚の
制御装置の平面図である。図2は移動棚の制御装置の拡
大平面図である。図3は本発明の移動棚の制御方法のフ
ローシートである。これらの図において、図4ないし図
6と共通なものついては同一の符号を付しており、重複
した説明は省略する。これらの図において、21は固定
物に設けられた反射ミラーである。なお、固定物は静止
状態の他の移動棚であってもよいし、本来の固定物27
であってもよい。22は左右一対の反射式光電管であ
り、23は反射式光電から照射される光である。光23
は図1のように、線状の光であってもよいし、図2に示
すように、わずかに拡がる光であってもよい。光23が
線状である場合は、2つの光は互いにほぼ平行であるこ
とが望ましい。光23が図2のようにわずかに拡がるも
のである場合は内側の線23aがほぼ平行であるか、ま
たは、前方に向かってわずかに狭まっているのが望まし
い。24は移動制御装置であり、図示しない制御盤から
の速度指令20および反射式光電管22からの信号26
を受けて左右の駆動車輪14に連結されたモータなどの
車輪駆動装置16に速度指令25を発信する。
【0020】次に本実施形態の作用を図3を用いて説明
する。なお、図1および図2の反射ミラー21に向かっ
て右側の反射式光電管22をセンサ1、左側の反射式光
電管22をセンサ2という。また、反射ミラー21に向
かって右側の駆動車輪14を車輪Aといい、左側の駆動
車輪14を車輪Bという。センサ1およびセンサ2が両方
ともONの場合は、車輪Aおよび車輪Bは同速度で走行
している。なお、ONとは反射ミラー21で反射した光
を反射式光電管22で受光している状態をいい、OFF
とは反射ミラー21で反射した光を反射式光電管22で
受光できない状態をいう。センサ1がOFFの状態にな
ると蛇行修正を開始し、車輪Aを増速するとともに、車
輪Bを減速する。なお、増速と減速はいずれか一方だけ
であってもよい。この状態は短時間で終了し、センサ1
がまだOFFであれば同じことを繰り返す。センサ1が
ONになると蛇行修正が完了したと考え、車輪Aを減速
するとともに、車輪Bを増速させて元の速度に戻す。
【0021】以上の制御がオーバーランした場合は、今
度はセンサ2がOFFになるので、今度は逆に車輪Aを
減速し、車輪Bを増速する。以下、同様の制御を行う。
このように、蛇行制御をON−OFFにより、わずかず
つ行うのはオーバーランによるハンチィングを起こさな
いようにするためである。
【0022】このように本発明では、2個の反射式光電
管22と反射ミラー21を用いるだけで、移動棚12の
移動制御を確実に行うことができるので、イニシャルコ
ストも低く、メンテナンスも容易である。
【0023】本発明は、以上述べた実施形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の変更が可能である。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の移動棚の制
御方法および制御装置は、安価で、かつ、簡単な装置を
用いながら確実に移動棚の斜行や横ずれを制御できると
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動棚の制御装置の平面図である。
【図2】図1の拡大平面図である。
【図3】移動棚の制御方法のフローシートである。
【図4】従来の移動棚の概略斜視図である。
【図5】従来の移動棚の全体平面図である。
【図6】従来の移動棚の制御装置の概略斜視図である。
【符号の説明】
12 移動棚 14 駆動車輪 21 反射ミラー 22 反射式光電管 24 移動制御装置 27 固定物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動棚の左右両側に設けられた駆動車輪
    の速度差を制御することにより制御棚の走行中の斜行や
    横ずれを制御する移動棚の制御方法であって、固定物に
    設けられた反射ミラーの左右の端部を照射してその反射
    光を移動棚に設けられた左右一対の反射式光電管でそれ
    ぞれ検知し、走行中に左右いずれか一方の反射式光電管
    が反射光を検知しなかったときに、再び両方の反射式光
    電管が反射光を検知するように上記駆動車輪の速度差を
    制御することを特徴とする移動棚の制御方法。
  2. 【請求項2】 移動棚の左右両側に設けられた駆動車輪
    の走行速度を別々に制御する移動制御装置と、固定物に
    設けられた反射ミラーと、移動棚に設けられ、反射ミラ
    ーの左右の端を照射してその反射光をそれぞれ検知する
    左右一対の反射式光電管とからなり、移動棚の走行中に
    左右いずれか一方の反射式光電管が、反射光を検知しな
    かったときに、その信号を上記移動制御装置に送るよう
    になっている移動棚の制御装置。
JP2001158216A 2001-05-28 2001-05-28 移動棚の制御方法および制御装置 Pending JP2002347907A (ja)

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