JP2002342505A - 保守部品物流支援システム、装置、方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents
保守部品物流支援システム、装置、方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体Info
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- JP2002342505A JP2002342505A JP2001142271A JP2001142271A JP2002342505A JP 2002342505 A JP2002342505 A JP 2002342505A JP 2001142271 A JP2001142271 A JP 2001142271A JP 2001142271 A JP2001142271 A JP 2001142271A JP 2002342505 A JP2002342505 A JP 2002342505A
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- Alarm Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インターネット等のネットワークを利用して
保守部品の流通を支援して、既存の低コストの定時物流
網を利用して物流コストを下げつつ、サービスマンの作
業効率を上げ、サービスショップの在庫を抑制する。 【解決手段】 管理サーバ3003は、インターネット
3002を介してユーザ3001、3010の元の電子
機器から異常通知を受け付けた場合に、異常情報に基づ
いて保守部品を特定する保守部品特定部302と、コン
ビニエンスストア等の物流拠点に関する情報が蓄積され
た物流拠点情報データベースからユーザ住所に近い複数
の物流拠点候補を検索する物流拠点候補検索部303
と、各物流拠点が属する物流網の定期巡回時刻情報を記
憶する物流網時刻情報データベースを検索し、最も早く
保守部品を物流拠点に配送することのできる物流網を決
定する物流網決定部304とを備えている。
保守部品の流通を支援して、既存の低コストの定時物流
網を利用して物流コストを下げつつ、サービスマンの作
業効率を上げ、サービスショップの在庫を抑制する。 【解決手段】 管理サーバ3003は、インターネット
3002を介してユーザ3001、3010の元の電子
機器から異常通知を受け付けた場合に、異常情報に基づ
いて保守部品を特定する保守部品特定部302と、コン
ビニエンスストア等の物流拠点に関する情報が蓄積され
た物流拠点情報データベースからユーザ住所に近い複数
の物流拠点候補を検索する物流拠点候補検索部303
と、各物流拠点が属する物流網の定期巡回時刻情報を記
憶する物流網時刻情報データベースを検索し、最も早く
保守部品を物流拠点に配送することのできる物流網を決
定する物流網決定部304とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された電子機器から自己診断により自動的に異常情報
がサービスステーションに通報されたような場合に、そ
の通報に基づいて保守部品の流通を支援するためのサー
ビスを提供する保守部品物流支援システム、装置、方
法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体に関する。
続された電子機器から自己診断により自動的に異常情報
がサービスステーションに通報されたような場合に、そ
の通報に基づいて保守部品の流通を支援するためのサー
ビスを提供する保守部品物流支援システム、装置、方
法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の制御システムの発達に
より、電子機器が自動的に自己診断を行い、異常に対処
する方法を自動的に特定することができるようになっ
た。例えば、コピー機における感光ドラムの寿命検知や
トナーの消耗、プリンタにおける画像データの一時保管
用HDDの異常検知等がある。
より、電子機器が自動的に自己診断を行い、異常に対処
する方法を自動的に特定することができるようになっ
た。例えば、コピー機における感光ドラムの寿命検知や
トナーの消耗、プリンタにおける画像データの一時保管
用HDDの異常検知等がある。
【0003】一方、ネットワークの普及により、多くの
電子機器がネットワークに接続されるようになった。こ
の状況から、ネットワークに接続された電子機器が、ユ
ーザの元で自己診断により異常を検知し、異常内容を自
動的にサービスステーションに通報するようなシステム
が普及するようになった。
電子機器がネットワークに接続されるようになった。こ
の状況から、ネットワークに接続された電子機器が、ユ
ーザの元で自己診断により異常を検知し、異常内容を自
動的にサービスステーションに通報するようなシステム
が普及するようになった。
【0004】さらには、異常内容に基づいて、対策用の
保守部品を自動的に発注するようなシステムも提案され
るように至っている。例えば、コピー機における感光ド
ラムが消耗すると、インターネットを介して自動的に感
光ドラムを手配するようなシステムがある。
保守部品を自動的に発注するようなシステムも提案され
るように至っている。例えば、コピー機における感光ド
ラムが消耗すると、インターネットを介して自動的に感
光ドラムを手配するようなシステムがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように自動的に保守部品を手配するだけのシステムで
は、保守部品の物流に関して必ずしも効率的とは言えな
かった。図10には、保守部品の流通を説明するための
図を示す。同図において、黒矢印は保守部品の流通を表
し、白矢印はサービスマンの移動を表す。この例では、
保守部品はメーカからサービスショップに納品され、サ
ービスマンは、サービスショップにある保守部品を用い
て、ユーザの元で保守作業を行う。
ように自動的に保守部品を手配するだけのシステムで
は、保守部品の物流に関して必ずしも効率的とは言えな
かった。図10には、保守部品の流通を説明するための
図を示す。同図において、黒矢印は保守部品の流通を表
し、白矢印はサービスマンの移動を表す。この例では、
保守部品はメーカからサービスショップに納品され、サ
ービスマンは、サービスショップにある保守部品を用い
て、ユーザの元で保守作業を行う。
【0006】例えば、ユーザAの元で事務機が異常を自
己検知し、サービスショップにインターネットを介して
自動通報した場合、サービスショップと外勤中のサービ
スマンが無線LANによる自動連絡網を持っていたとし
ても、必要な保守部品をサービスマンが持っていなけれ
ば、一度サービスショップに戻って保守部品を受け取ら
なければ、ユーザAの元で保守作業を行うことができな
い。
己検知し、サービスショップにインターネットを介して
自動通報した場合、サービスショップと外勤中のサービ
スマンが無線LANによる自動連絡網を持っていたとし
ても、必要な保守部品をサービスマンが持っていなけれ
ば、一度サービスショップに戻って保守部品を受け取ら
なければ、ユーザAの元で保守作業を行うことができな
い。
【0007】また、ユーザAの元での保守作業の後、別
のユーザBの元で保守作業を行うことになった場合に
は、予めユーザBのための保守部品を持ってユーザAの
元に向かっている場合を除き、サービスステーションに
戻ってユーザBのための保守部品を受け取り、その後ユ
ーザBの元に向かわなければならない。サービスマンの
営業車に部品を載せきれなかったり、ユーザAの元に向
かった後でユーザBの元の事務機からの自動通報があっ
たりした場合には、かかる非効率が発生する。
のユーザBの元で保守作業を行うことになった場合に
は、予めユーザBのための保守部品を持ってユーザAの
元に向かっている場合を除き、サービスステーションに
戻ってユーザBのための保守部品を受け取り、その後ユ
ーザBの元に向かわなければならない。サービスマンの
営業車に部品を載せきれなかったり、ユーザAの元に向
かった後でユーザBの元の事務機からの自動通報があっ
たりした場合には、かかる非効率が発生する。
【0008】さらに、サービスショップにあっては、常
に多品種の保守部品を在庫として抱えなければならず、
コスト的にも非効率になる。
に多品種の保守部品を在庫として抱えなければならず、
コスト的にも非効率になる。
【0009】これに対して、図11に示すように、保守
部品の提供者(メーカ)から保守部品を直接各ユーザに
送付する方法がある。ユーザの元の事務機が自己診断に
より異常をサービスショップにインターネットを介して
自動通知した場合に、保守部品を特定して、保守部品の
提供者(メーカ)にユーザの住所と必要な保守部品を自
動通知すれば可能である。
部品の提供者(メーカ)から保守部品を直接各ユーザに
送付する方法がある。ユーザの元の事務機が自己診断に
より異常をサービスショップにインターネットを介して
自動通知した場合に、保守部品を特定して、保守部品の
提供者(メーカ)にユーザの住所と必要な保守部品を自
動通知すれば可能である。
【0010】この方法では、サービスマンがサービスス
テーションに戻って各ユーザのための保守部品を受け取
るような手間が省かれるので、サービスマンの移動は効
率化され、サービスショップも余分な保守部品の在庫を
抱える必要はなくなる。しかしながら、各ユーザに個別
に不定期な個別配送を行うことになるため、物流コスト
が高くなるといったデメリットがある。
テーションに戻って各ユーザのための保守部品を受け取
るような手間が省かれるので、サービスマンの移動は効
率化され、サービスショップも余分な保守部品の在庫を
抱える必要はなくなる。しかしながら、各ユーザに個別
に不定期な個別配送を行うことになるため、物流コスト
が高くなるといったデメリットがある。
【0011】そこで、本発明は、インターネット等のネ
ットワークを利用して自動的に保守部品の流通を支援す
ることのできる保守部品物流支援システムを構築するこ
とを目的とする。さらには、既存の低コストの定時物流
網を利用して物流コストを下げつつ、サービスマンの作
業効率を上げ、サービスショップの在庫を抑制すること
ができるようにすることを目的とする。
ットワークを利用して自動的に保守部品の流通を支援す
ることのできる保守部品物流支援システムを構築するこ
とを目的とする。さらには、既存の低コストの定時物流
網を利用して物流コストを下げつつ、サービスマンの作
業効率を上げ、サービスショップの在庫を抑制すること
ができるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明の保守部品物流支援システムにつ
いて述べれば、ネットワークを介して電子機器の異常通
知を受け付けて、保守部品物流支援を行う管理サーバを
備えた保守部品物流支援システムであって、上記異常情
報に基づいて保守部品を特定する保守部品特定手段と、
物流拠点に関する情報が蓄積された物流拠点情報データ
ベース手段と、上記物流拠点情報データベース手段から
ユーザ住所に近い複数の物流拠点候補を検索する物流拠
点候補検索手段と、上記各物流拠点が属する物流網の定
期巡回時刻情報を記憶する物流網時刻情報データベース
手段と、上記物流網時刻情報データベース手段を検索
し、最も早く保守部品を物流拠点に配送することのでき
る物流網を決定する物流網決定手段とを備えた点に特徴
を有する。
の手段として、本発明の保守部品物流支援システムにつ
いて述べれば、ネットワークを介して電子機器の異常通
知を受け付けて、保守部品物流支援を行う管理サーバを
備えた保守部品物流支援システムであって、上記異常情
報に基づいて保守部品を特定する保守部品特定手段と、
物流拠点に関する情報が蓄積された物流拠点情報データ
ベース手段と、上記物流拠点情報データベース手段から
ユーザ住所に近い複数の物流拠点候補を検索する物流拠
点候補検索手段と、上記各物流拠点が属する物流網の定
期巡回時刻情報を記憶する物流網時刻情報データベース
手段と、上記物流網時刻情報データベース手段を検索
し、最も早く保守部品を物流拠点に配送することのでき
る物流網を決定する物流網決定手段とを備えた点に特徴
を有する。
【0013】また、本発明の保守部品物流支援システム
の他の特徴とするところは、上記異常情報には、ユーザ
を特定するためのユーザ情報と、異常エラーを起こした
機種情報と、異常内容の情報とが含まれる点にある。
の他の特徴とするところは、上記異常情報には、ユーザ
を特定するためのユーザ情報と、異常エラーを起こした
機種情報と、異常内容の情報とが含まれる点にある。
【0014】また、本発明の保守部品物流支援システム
の他の特徴とするところは、保守部品の提供者に対し
て、上記物流網決定手段により決定された物流網に上記
保守部品特定手段により特定された保守部品を配送する
よう通知する通知手段を備えた点にある。
の他の特徴とするところは、保守部品の提供者に対し
て、上記物流網決定手段により決定された物流網に上記
保守部品特定手段により特定された保守部品を配送する
よう通知する通知手段を備えた点にある。
【0015】また、本発明の保守部品物流支援システム
の他の特徴とするところは、保守作業者に対して、どの
ユーザに対する保守部品がどの物流拠点にいつ配送され
るかを通知する通知手段を備えた点にある。
の他の特徴とするところは、保守作業者に対して、どの
ユーザに対する保守部品がどの物流拠点にいつ配送され
るかを通知する通知手段を備えた点にある。
【0016】また、本発明の保守部品物流支援システム
の他の特徴とするところは、上記電子機器は自己診断機
能を有し、自己診断により異常情報を上記ネットワーク
を介して自動的に上記管理サーバに通知する点にある。
の他の特徴とするところは、上記電子機器は自己診断機
能を有し、自己診断により異常情報を上記ネットワーク
を介して自動的に上記管理サーバに通知する点にある。
【0017】また、本発明の保守部品物流支援システム
の他の特徴とするところは、上記物流拠点がコンビニエ
ンスストアであり、上記物流網がコンビニエンスストア
の定時巡回トラック網である点にある。
の他の特徴とするところは、上記物流拠点がコンビニエ
ンスストアであり、上記物流網がコンビニエンスストア
の定時巡回トラック網である点にある。
【0018】また、本発明の保守部品物流支援システム
の他の特徴とするところは、上記物流拠点がファミリー
レストランであり、上記物流網がファミリーレストラン
の定時巡回トラック網である点にある。
の他の特徴とするところは、上記物流拠点がファミリー
レストランであり、上記物流網がファミリーレストラン
の定時巡回トラック網である点にある。
【0019】また、本発明の保守部品物流支援システム
の他の特徴とするところは、上記物流拠点が新聞販売店
であり、上記物流網が新聞社の定時巡回トラック網であ
る点にある。
の他の特徴とするところは、上記物流拠点が新聞販売店
であり、上記物流網が新聞社の定時巡回トラック網であ
る点にある。
【0020】また、本発明の保守部品物流支援システム
の他の特徴とするところは、上記物流拠点が宅配便の収
集センターであり、上記物流網が宅配便の収集センター
間を巡回する巡回トラック網である点にある。
の他の特徴とするところは、上記物流拠点が宅配便の収
集センターであり、上記物流網が宅配便の収集センター
間を巡回する巡回トラック網である点にある。
【0021】また、本発明の保守部品物流支援システム
の他の特徴とするところは、上記電子機器が事務機であ
る点にある。
の他の特徴とするところは、上記電子機器が事務機であ
る点にある。
【0022】また、本発明の保守部品物流支援システム
の他の特徴とするところは、上記電子機器が家電製品で
ある点にある。
の他の特徴とするところは、上記電子機器が家電製品で
ある点にある。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
保守部品物流支援システム、装置、方法、コンピュータ
プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
の実施の形態について説明する。
保守部品物流支援システム、装置、方法、コンピュータ
プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
の実施の形態について説明する。
【0024】図1には、本実施の形態の保守部品物流支
援システムを適用した物流システム全体の構成の概略を
示す。同図において、3001はユーザA(以下、ユー
ザAの元の事務機や家電製品等の電子機器も表す)、3
002はインターネット、3003はサービスショップ
(以下、サービスショップの管理サーバ(保守部品物流
支援装置)も表す)である。
援システムを適用した物流システム全体の構成の概略を
示す。同図において、3001はユーザA(以下、ユー
ザAの元の事務機や家電製品等の電子機器も表す)、3
002はインターネット、3003はサービスショップ
(以下、サービスショップの管理サーバ(保守部品物流
支援装置)も表す)である。
【0025】3004はコンビニエンスストアAの配送
基地、3005はコンビニエンスストアBの配送基地、
3006は保守部品の提供者たるメーカ、3007は物
流拠点であるコンビニエンスストアA、3008は物流
拠点であるコンビニエンスストアB、3009はサービ
スマンである。
基地、3005はコンビニエンスストアBの配送基地、
3006は保守部品の提供者たるメーカ、3007は物
流拠点であるコンビニエンスストアA、3008は物流
拠点であるコンビニエンスストアB、3009はサービ
スマンである。
【0026】3010はユーザB(以下、ユーザBの元
の事務機や家電製品等の電子機器も表す)、3011は
メーカ3006から配送基地3004、3005に保守
部品を配送するトラック等の配送手段、3012はコン
ビニエンスストアA3007が属する巡回トラック網
A、3013はコンビニエンスストアB3008が属す
る巡回トラック網Bである。
の事務機や家電製品等の電子機器も表す)、3011は
メーカ3006から配送基地3004、3005に保守
部品を配送するトラック等の配送手段、3012はコン
ビニエンスストアA3007が属する巡回トラック網
A、3013はコンビニエンスストアB3008が属す
る巡回トラック網Bである。
【0027】例えば、ユーザAの元で電子機器3001
がサービスエラー発生を自己検知した場合、インターネ
ット3002を介してサービスショップの管理サーバ3
003にサービスエラー発生が自動通報される。
がサービスエラー発生を自己検知した場合、インターネ
ット3002を介してサービスショップの管理サーバ3
003にサービスエラー発生が自動通報される。
【0028】図2には、ユーザAの元の電子機器300
1やユーザBの元の電子機器3010からインターネッ
ト3002を介して自動通報される異常情報の一例を示
す。同図において、4001は各ユーザのユーザコー
ド、4002はエラーを起こした機種情報、4003は
異常内容の情報である。
1やユーザBの元の電子機器3010からインターネッ
ト3002を介して自動通報される異常情報の一例を示
す。同図において、4001は各ユーザのユーザコー
ド、4002はエラーを起こした機種情報、4003は
異常内容の情報である。
【0029】図3には、サービスショップの管理サーバ
3003の構成例を示す。同図に示すように、管理サー
バ3003には、後述する顧客情報データベース、物流
拠点情報データベース、保守部品検索データベース、物
流網時刻表データベースが構築されている。
3003の構成例を示す。同図に示すように、管理サー
バ3003には、後述する顧客情報データベース、物流
拠点情報データベース、保守部品検索データベース、物
流網時刻表データベースが構築されている。
【0030】そして、管理サーバ3003は、インター
ネット3002を介して通報された異常情報に基づいて
顧客情報データベースを検索する顧客情報検索部301
と、異常情報に基づいて保守部品検索データベースを検
索して保守部品を特定する保守部品特定部302と、物
流拠点情報データベースからユーザ住所に近い複数の物
流拠点候補を検索する物流拠点候補検索部303と、物
流網時刻表データベース手段を検索し、最も早く保守部
品を物流拠点に配送することのできる物流網を決定する
物流網決定部304と、メーカ3006に対して上記決
定された物流網に上記特定された保守部品を配送するよ
う通知する通知部305と、保守作業者(サービスマ
ン)に対して、どのユーザに対する保守部品がどの物流
拠点にいつ配送されるかを通知する通知部306とを備
えている。
ネット3002を介して通報された異常情報に基づいて
顧客情報データベースを検索する顧客情報検索部301
と、異常情報に基づいて保守部品検索データベースを検
索して保守部品を特定する保守部品特定部302と、物
流拠点情報データベースからユーザ住所に近い複数の物
流拠点候補を検索する物流拠点候補検索部303と、物
流網時刻表データベース手段を検索し、最も早く保守部
品を物流拠点に配送することのできる物流網を決定する
物流網決定部304と、メーカ3006に対して上記決
定された物流網に上記特定された保守部品を配送するよ
う通知する通知部305と、保守作業者(サービスマ
ン)に対して、どのユーザに対する保守部品がどの物流
拠点にいつ配送されるかを通知する通知部306とを備
えている。
【0031】上記サービスショップの管理サーバ300
3は、ユーザに関する情報が蓄積された顧客情報データ
ベースを有している。図4には、顧客情報データベース
の一例を示す。顧客情報データベースは、ユーザコード
5001、ユーザ名5002、ユーザ住所5003、連
絡先(電話)5004、メールアドレス5005等の要
素から構成される。
3は、ユーザに関する情報が蓄積された顧客情報データ
ベースを有している。図4には、顧客情報データベース
の一例を示す。顧客情報データベースは、ユーザコード
5001、ユーザ名5002、ユーザ住所5003、連
絡先(電話)5004、メールアドレス5005等の要
素から構成される。
【0032】また、管理サーバ3003は、コンビニエ
ンスストア等の物流拠点に関する情報が蓄積された物流
拠点情報データベースを有する。図5には、物流拠点情
報データベースの一例を示す。物流拠点情報データベー
スは、物流拠点コード6001、所属物流網6002、
物流拠点名6003、物流拠点の住所6004等の要素
から構成される。物流拠点としては、コンビニエンスス
トア、ファミリーレストラン、更には新聞販売店、宅配
便の収集センター等を設定することが可能である。
ンスストア等の物流拠点に関する情報が蓄積された物流
拠点情報データベースを有する。図5には、物流拠点情
報データベースの一例を示す。物流拠点情報データベー
スは、物流拠点コード6001、所属物流網6002、
物流拠点名6003、物流拠点の住所6004等の要素
から構成される。物流拠点としては、コンビニエンスス
トア、ファミリーレストラン、更には新聞販売店、宅配
便の収集センター等を設定することが可能である。
【0033】また、管理サーバ3003は、保守部品に
関する情報が蓄積された保守部品検索データベースを有
する。図6には、保守部品検索データベースの一例を示
す。保守部品検索データベースは、機種情報8001、
異常内容情報8003、保守部品情報8003等の要素
から構成され、機種情報と異常内容情報に基づいて必要
な保守部品を特定することができる。
関する情報が蓄積された保守部品検索データベースを有
する。図6には、保守部品検索データベースの一例を示
す。保守部品検索データベースは、機種情報8001、
異常内容情報8003、保守部品情報8003等の要素
から構成され、機種情報と異常内容情報に基づいて必要
な保守部品を特定することができる。
【0034】また、管理サーバ3003は、物流網時刻
表データベースを有する。図7には、物流網時刻表デー
タベースの一例を示す。物流網時刻表データベースは、
物流網毎に設定されており、物流網に属する物流拠点名
9001、各便の配送予定時刻9002、各便における
積載余裕情報9003等の各要素から構成されている。
表データベースを有する。図7には、物流網時刻表デー
タベースの一例を示す。物流網時刻表データベースは、
物流網毎に設定されており、物流網に属する物流拠点名
9001、各便の配送予定時刻9002、各便における
積載余裕情報9003等の各要素から構成されている。
【0035】図8には、管理サーバ3003で実行され
る処理を示すフローチャートを示す。管理サーバ300
3は、ユーザの元の電子機器3001、3010からイ
ンターネット3002を介してエラー情報を自動受信す
ると(ステップS7001)、図2に示したユーザコー
ド4001に基づいて、図4に示した顧客情報データベ
ースを検索し、ユーザ住所5003を獲得する。
る処理を示すフローチャートを示す。管理サーバ300
3は、ユーザの元の電子機器3001、3010からイ
ンターネット3002を介してエラー情報を自動受信す
ると(ステップS7001)、図2に示したユーザコー
ド4001に基づいて、図4に示した顧客情報データベ
ースを検索し、ユーザ住所5003を獲得する。
【0036】そして、獲得したユーザ住所に基づいて、
図5に示した物流拠点情報データベースを公知の住所検
索(地図検索)機能によって検索し、ユーザ住所に近い
複数の物流拠点を検索する(ステップS7002)。例
えば、userAに対して、Aconv1、Bconv2、Cfaml1を獲得
する。
図5に示した物流拠点情報データベースを公知の住所検
索(地図検索)機能によって検索し、ユーザ住所に近い
複数の物流拠点を検索する(ステップS7002)。例
えば、userAに対して、Aconv1、Bconv2、Cfaml1を獲得
する。
【0037】次に、管理サーバ3003は、図2に示し
たエラーを起こした機種情報4002と異常内容の情報
4003に基づいて、図6に示した保守部品検索データ
ベースを検索し、必要な保守部品を特定する(ステップ
S7003)。
たエラーを起こした機種情報4002と異常内容の情報
4003に基づいて、図6に示した保守部品検索データ
ベースを検索し、必要な保守部品を特定する(ステップ
S7003)。
【0038】さらに、管理サーバ3003は、図7に示
した物流網時刻表データベースを検索し、上記ステップ
S7002で獲得した複数の物流拠点候補に関する物流
時刻表を獲得する。そして、その物流時刻表に基づい
て、複数の物流拠点候補の中から最短で配送することの
できる物流拠点を特定する(ステップS7004)。
した物流網時刻表データベースを検索し、上記ステップ
S7002で獲得した複数の物流拠点候補に関する物流
時刻表を獲得する。そして、その物流時刻表に基づい
て、複数の物流拠点候補の中から最短で配送することの
できる物流拠点を特定する(ステップS7004)。
【0039】例えば、図7の例を参照して説明すると、
保守部品をメーカの倉庫3006に近い"××市配送セ
ンター"から上記ステップS7002で獲得したユーザ
に近い物流拠点候補の1つである"○○町1丁目店"まで
の時間を検索し、ユーザに近い物流拠点候補に、できる
だけ早く保守部品を届けることが可能な巡回トラック便
に保守部品を載せた場合に、いつ保守部品がユーザに近
い物流拠点候補に届くかが導出される。
保守部品をメーカの倉庫3006に近い"××市配送セ
ンター"から上記ステップS7002で獲得したユーザ
に近い物流拠点候補の1つである"○○町1丁目店"まで
の時間を検索し、ユーザに近い物流拠点候補に、できる
だけ早く保守部品を届けることが可能な巡回トラック便
に保守部品を載せた場合に、いつ保守部品がユーザに近
い物流拠点候補に届くかが導出される。
【0040】この場合に、配送トラックに積載余裕が無
ければ、保守部品を積載できないため、積載余裕情報9
003情報を参照し、積載余裕があるトラック便から配
送時間の候補を選ぶ。積載余裕情報9003は、各物流
網の物流拠点の管理元(図1に示す配送センター300
4、3005)からインターネット3002を通じて管
理サーバ3003に随時情報が送られて更新される。
ければ、保守部品を積載できないため、積載余裕情報9
003情報を参照し、積載余裕があるトラック便から配
送時間の候補を選ぶ。積載余裕情報9003は、各物流
網の物流拠点の管理元(図1に示す配送センター300
4、3005)からインターネット3002を通じて管
理サーバ3003に随時情報が送られて更新される。
【0041】例えば、5:00に"××市配送センター"
を出る第1便は積載余裕がないため利用することはでき
ないが、9:00に"××市配送センター"を出る第2便
は積載余裕があり、その場合"○○町1丁目店"に保守部
品が到着するのは、同じ日の10:00になる。複数の
物流拠点候補毎に、保守部品の到着予定時刻を導出した
後、最も早く保守部品が到着する予定の物流拠点を、保
守部品の配送先に決定する。
を出る第1便は積載余裕がないため利用することはでき
ないが、9:00に"××市配送センター"を出る第2便
は積載余裕があり、その場合"○○町1丁目店"に保守部
品が到着するのは、同じ日の10:00になる。複数の
物流拠点候補毎に、保守部品の到着予定時刻を導出した
後、最も早く保守部品が到着する予定の物流拠点を、保
守部品の配送先に決定する。
【0042】なお、図7の例では、1つの時刻表のみを
検索しているが、複数の物流網を経由して、物流拠点候
補の元に保守部品を送る方法に拡張することも可能であ
る。例えば、東京都大田区のメーカから、まずコンビニ
A社の長距離物流網で大阪市の配送センターに送り、大
阪市内のコンビニA社の物流網に載せるような"乗り継
ぎを行う配送"も、公知の時刻表検索手法を用いて本シ
ステムに組み込むことが可能である。
検索しているが、複数の物流網を経由して、物流拠点候
補の元に保守部品を送る方法に拡張することも可能であ
る。例えば、東京都大田区のメーカから、まずコンビニ
A社の長距離物流網で大阪市の配送センターに送り、大
阪市内のコンビニA社の物流網に載せるような"乗り継
ぎを行う配送"も、公知の時刻表検索手法を用いて本シ
ステムに組み込むことが可能である。
【0043】図8に戻って、管理サーバ3003は、保
守部品の提供者たるメーカ3006に対して、上記ステ
ップS7003で決定された保守部品を上記ステップS
7004で決定した物流網の物流拠点に対して配送する
よう指示を行う(ステップS7005)。この指示も、
インターネット3002を介して図示しないメーカ30
06の端末に対して行うようにすればよい。
守部品の提供者たるメーカ3006に対して、上記ステ
ップS7003で決定された保守部品を上記ステップS
7004で決定した物流網の物流拠点に対して配送する
よう指示を行う(ステップS7005)。この指示も、
インターネット3002を介して図示しないメーカ30
06の端末に対して行うようにすればよい。
【0044】さらに、管理サーバ3003は、サービス
マンが所持する携帯端末等に対して、サービス指示の情
報を自動的に送信する(ステップS7006)。図9に
は、管理サーバ3003がサービスマンに電子メールに
よる指示を行う場合の表示画面の一例を示す。同図に示
すように、サービスマンに自動送信される情報には、ユ
ーザの名前、住所、連絡先、メールアドレス、エラーの
発生した機種、エラー内容、保守部品の内容、保守部品
の受け取り場所、保守部品の受け取り時間が記載されて
いる。
マンが所持する携帯端末等に対して、サービス指示の情
報を自動的に送信する(ステップS7006)。図9に
は、管理サーバ3003がサービスマンに電子メールに
よる指示を行う場合の表示画面の一例を示す。同図に示
すように、サービスマンに自動送信される情報には、ユ
ーザの名前、住所、連絡先、メールアドレス、エラーの
発生した機種、エラー内容、保守部品の内容、保守部品
の受け取り場所、保守部品の受け取り時間が記載されて
いる。
【0045】さらに、図9の例では、ユーザの住所の地
図や保守部品の受け取り場所の地図、保守部品の使用に
関する情報が記載されたサービスマニュアルがハイパー
テキストでリンクされており、サービスマンがクリック
操作等をすることによって、簡単に視覚的な情報を入手
できるように工夫されている。
図や保守部品の受け取り場所の地図、保守部品の使用に
関する情報が記載されたサービスマニュアルがハイパー
テキストでリンクされており、サービスマンがクリック
操作等をすることによって、簡単に視覚的な情報を入手
できるように工夫されている。
【0046】なお、図9の例では電子メールを用いた
が、FAX等の他の通信手段を使用することも可能であ
る。
が、FAX等の他の通信手段を使用することも可能であ
る。
【0047】以上述べた実施の形態のシステムにおい
て、保守部品の流れとサービスマンの動きがいかに改善
されるかを図1を用いて説明する。ユーザA3001の
元で発生したサービスコールエラーに対して、サービス
ショップの管理サーバ3003は、コンビニA3007
を保守部品の配送先に選出するとともに、メーカ300
6に対して配送手段3011を用いてコンビニA300
7の属する物流網3012の配送基地3004(メーカ
3006の近くにある)に保守部品を送り、物流網30
12を経由してコンビニA3007に保守部品を予定時
刻に合わせて届けさせるよう指示する。
て、保守部品の流れとサービスマンの動きがいかに改善
されるかを図1を用いて説明する。ユーザA3001の
元で発生したサービスコールエラーに対して、サービス
ショップの管理サーバ3003は、コンビニA3007
を保守部品の配送先に選出するとともに、メーカ300
6に対して配送手段3011を用いてコンビニA300
7の属する物流網3012の配送基地3004(メーカ
3006の近くにある)に保守部品を送り、物流網30
12を経由してコンビニA3007に保守部品を予定時
刻に合わせて届けさせるよう指示する。
【0048】同時に、サービスショップの管理サーバ3
003は、サービスマン3009に対して無線ネットワ
ーク等を利用して、図9で説明したようなサービス指示
を送信する。サービスマンは、予定時間にコンビニA3
007で保守部品を受け取り、距離的に近いユーザAの
元に向かってサービス作業を行う。
003は、サービスマン3009に対して無線ネットワ
ーク等を利用して、図9で説明したようなサービス指示
を送信する。サービスマンは、予定時間にコンビニA3
007で保守部品を受け取り、距離的に近いユーザAの
元に向かってサービス作業を行う。
【0049】ここで、ユーザB3010の元で別のサー
ビスエラーが発生したとする。サービスショップの管理
サーバ3003は、ユーザAに対して行った処理と同様
に、ユーザBに対する保守部品の配布先としてコンビニ
B3008を選出する。そしてメーカ3006に、コン
ビニB3008の物流網3013におけるメーカ最寄り
の配送拠点3005へ保守部品を送らせ、物流網301
3を経由してコンビニB3008に保守部品を届けるよ
うに指示する。
ビスエラーが発生したとする。サービスショップの管理
サーバ3003は、ユーザAに対して行った処理と同様
に、ユーザBに対する保守部品の配布先としてコンビニ
B3008を選出する。そしてメーカ3006に、コン
ビニB3008の物流網3013におけるメーカ最寄り
の配送拠点3005へ保守部品を送らせ、物流網301
3を経由してコンビニB3008に保守部品を届けるよ
うに指示する。
【0050】同時に、サービスショップの管理サーバ3
003は、サービスマン3009に対して、図9で説明
したようなサービス指示を送信する。サービスマンはユ
ーザAの元でのサービス作業後、コンビニB3008に
向かい、ユーザB向けの保守部品を受け取ってから、ユ
ーザBの元に向かってサービス作業を開始する。
003は、サービスマン3009に対して、図9で説明
したようなサービス指示を送信する。サービスマンはユ
ーザAの元でのサービス作業後、コンビニB3008に
向かい、ユーザB向けの保守部品を受け取ってから、ユ
ーザBの元に向かってサービス作業を開始する。
【0051】(その他の実施の形態)上述した実施の形
態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるよ
うに、該各種デバイスと接続された装置或いはシステム
内のコンピュータに対し、上記実施の形態の機能を実現
するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、
そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU或いは
MPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバ
イスを動作させることによって実施したものも、本発明
の範疇に含まれる。
態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるよ
うに、該各種デバイスと接続された装置或いはシステム
内のコンピュータに対し、上記実施の形態の機能を実現
するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、
そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU或いは
MPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバ
イスを動作させることによって実施したものも、本発明
の範疇に含まれる。
【0052】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体は本発明を構
成する。そのプログラムコードの伝送媒体としては,プ
ログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するための
コンピュータネットワーク(LAN、インターネット等
のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける
通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用
いることができる。
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体は本発明を構
成する。そのプログラムコードの伝送媒体としては,プ
ログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するための
コンピュータネットワーク(LAN、インターネット等
のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける
通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用
いることができる。
【0053】さらに、上記プログラムコードをコンピュ
ータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコ
ードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプ
ログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフ
レキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光
磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性の
メモリカード、ROM等を用いることができる。
ータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコ
ードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプ
ログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフ
レキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光
磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性の
メモリカード、ROM等を用いることができる。
【0054】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコ
ンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共
同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもか
かるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれる
ことはいうまでもない。
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコ
ンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共
同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもか
かるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれる
ことはいうまでもない。
【0055】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
はいうまでもない。
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
はいうまでもない。
【0056】なお、上記実施の形態において示した各部
の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたって
の具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはなら
ないものである。すなわち、本発明はその精神、又はそ
の主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施す
ることができる。
の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたって
の具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはなら
ないものである。すなわち、本発明はその精神、又はそ
の主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施す
ることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ユ
ーザの側の物流拠点に保守部品が届けられるので、サー
ビスマンがサービスショップに保守部品を受け取るため
に戻る必要がなくなり、サービス効率を向上させること
が可能となる。また、サービスショップでは、不定期に
発生するサービスエラー用の保守部品を大量にストック
しておく必要がなくなるので、在庫管理のコストを削減
することができる。
ーザの側の物流拠点に保守部品が届けられるので、サー
ビスマンがサービスショップに保守部品を受け取るため
に戻る必要がなくなり、サービス効率を向上させること
が可能となる。また、サービスショップでは、不定期に
発生するサービスエラー用の保守部品を大量にストック
しておく必要がなくなるので、在庫管理のコストを削減
することができる。
【0058】しかも、不定期かつ個別配送の高コストな
物流を使うことなく、定時的に物流を行っている既存の
物流網の積載余裕を用いて保守部品をユーザの近くまで
配送することができるので、物流コストを抑制すること
が可能となる。また、ネットワークを通じた自動通知、
自動処理がなされるので、無駄の無い高効率な保守部品
物流支援サービスを提供することができる。
物流を使うことなく、定時的に物流を行っている既存の
物流網の積載余裕を用いて保守部品をユーザの近くまで
配送することができるので、物流コストを抑制すること
が可能となる。また、ネットワークを通じた自動通知、
自動処理がなされるので、無駄の無い高効率な保守部品
物流支援サービスを提供することができる。
【図1】本実施の形態の保守部品物流支援システムを適
用した物流システム全体の構成の概略を示す図である。
用した物流システム全体の構成の概略を示す図である。
【図2】自動通報される情報の一例を示す図である。
【図3】管理サーバ3003の構成例を示す図である。
【図4】顧客情報データベースの一例を示す図である。
【図5】物流拠点情報データベースの一例を示す図であ
る。
る。
【図6】保守部品検索データベースの一例を示す図であ
る。
る。
【図7】物流網時刻表データベースの一例を示す図であ
る。
る。
【図8】管理サーバ3003で実行される処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】サービスマンに電子メールによる指示を行う場
合の表示画面の一例を示す図である。
合の表示画面の一例を示す図である。
【図10】従来の保守部品の流通を説明するための図で
ある。
ある。
【図11】従来の保守部品の流通を説明するための図で
ある。
ある。
【符号の説明】 3001 ユーザA(電子機器) 3002 インターネット 3003 サービスショップ(管理サーバ) 3010 ユーザB(電子機器) 301 顧客情報検索部 302 保守部品特定部 303 物流拠点候補検索部 304 物流網決定部 305 通知部 306 通知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/08 G08B 25/08 A 25/10 25/10 D
Claims (15)
- 【請求項1】 ネットワークを介して電子機器の異常通
知を受け付けて、保守部品物流支援を行う管理サーバを
備えた保守部品物流支援システムであって、 上記異常情報に基づいて保守部品を特定する保守部品特
定手段と、 物流拠点に関する情報が蓄積された物流拠点情報データ
ベース手段と、 上記物流拠点情報データベース手段からユーザ住所に近
い複数の物流拠点候補を検索する物流拠点候補検索手段
と、 上記各物流拠点が属する物流網の定期巡回時刻情報を記
憶する物流網時刻情報データベース手段と、 上記物流網時刻情報データベース手段を検索し、最も早
く保守部品を物流拠点に配送することのできる物流網を
決定する物流網決定手段とを備えたことを特徴とする保
守部品物流支援システム。 - 【請求項2】 上記異常情報には、ユーザを特定するた
めのユーザ情報と、異常エラーを起こした機種情報と、
異常内容の情報とが含まれることを特徴とする請求項1
に記載の保守部品物流支援システム。 - 【請求項3】 保守部品の提供者に対して、上記物流網
決定手段により決定された物流網に上記保守部品特定手
段により特定された保守部品を配送するよう通知する通
知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の保守
部品物流支援システム。 - 【請求項4】 保守作業者に対して、どのユーザに対す
る保守部品がどの物流拠点にいつ配送されるかを通知す
る通知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
保守部品物流支援システム。 - 【請求項5】 上記電子機器は自己診断機能を有し、自
己診断により異常情報を上記ネットワークを介して自動
的に上記管理サーバに通知することを特徴とする請求項
1に記載の保守部品物流支援システム。 - 【請求項6】 上記物流拠点がコンビニエンスストアで
あり、上記物流網がコンビニエンスストアの定時巡回ト
ラック網であることを特徴とする請求項1に記載の保守
部品物流支援システム。 - 【請求項7】 上記物流拠点がファミリーレストランで
あり、上記物流網がファミリーレストランの定時巡回ト
ラック網であることを特徴とする請求項1に記載の保守
部品物流支援システム。 - 【請求項8】 上記物流拠点が新聞販売店であり、上記
物流網が新聞社の定時巡回トラック網であることを特徴
とする請求項1に記載の保守部品物流支援システム。 - 【請求項9】 上記物流拠点が宅配便の収集センターで
あり、上記物流網が宅配便の収集センター間を巡回する
巡回トラック網であることを特徴とする請求項1に記載
の保守部品物流支援システム。 - 【請求項10】 上記電子機器が事務機であることを特
徴とする請求項1に記載の保守部品物流支援システム。 - 【請求項11】 上記電子機器が家電製品であることを
特徴とする請求項1に記載の保守部品物流支援システ
ム。 - 【請求項12】 ネットワークを介して電子機器の異常
通知を受け付けて、保守部品物流支援を行うための保守
部品物流支援装置であって、 上記異常情報に基づいて保守部品を特定する保守部品特
定手段と、 物流拠点に関する情報が蓄積された物流拠点情報データ
ベースからユーザ住所に近い複数の物流拠点候補を検索
する物流拠点候補検索手段と、 上記各物流拠点が属する物流網の定期巡回時刻情報を記
憶する物流網時刻情報データベースを検索し、最も早く
保守部品を物流拠点に配送することのできる物流網を決
定する物流網決定手段とを備えたことを特徴とする保守
部品物流支援装置。 - 【請求項13】 ネットワークを介して電子機器の異常
通知を受け付けて保守部品物流支援を行う保守部品物流
支援方法であって、 上記異常情報に基づいて保守部品を特定する保守部品特
定処理と、 物流拠点に関する情報が蓄積された物流拠点情報データ
ベースからユーザ住所に近い複数の物流拠点候補を検索
する物流拠点候補検索処理と、 上記各物流拠点が属する物流網の定期巡回時刻情報を記
憶する物流網時刻情報データベースを検索し、最も早く
保守部品を物流拠点に配送することのできる物流網を決
定する物流網決定処理とを有することを特徴とする保守
部品物流支援方法。 - 【請求項14】 ネットワークを介して電子機器の異常
通知を受け付けて、保守部品物流支援を行うためのコン
ピュータプログラムであって、 上記異常情報に基づいて保守部品を特定する保守部品特
定処理と、 物流拠点に関する情報が蓄積された物流拠点情報データ
ベースからユーザ住所に近い複数の物流拠点候補を検索
する物流拠点候補検索処理と、 上記各物流拠点が属する物流網の定期巡回時刻情報を記
憶する物流網時刻情報データベースを検索し、最も早く
保守部品を物流拠点に配送することのできる物流網を決
定する物流網決定処理とをコンピュータに実行させるこ
とを特徴とするコンピュータプログラム。 - 【請求項15】 請求項14に記載のコンピュータプロ
グラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001142271A JP2002342505A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 保守部品物流支援システム、装置、方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001142271A JP2002342505A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 保守部品物流支援システム、装置、方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002342505A true JP2002342505A (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=18988600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001142271A Pending JP2002342505A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 保守部品物流支援システム、装置、方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002342505A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7826769B2 (en) | 2008-02-26 | 2010-11-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device |
CN106529856A (zh) * | 2016-10-17 | 2017-03-22 | 桐城市闲产网络服务有限公司 | 一种校园快递配送系统 |
KR20200102934A (ko) * | 2019-02-22 | 2020-09-01 | 도요타지도샤가부시키가이샤 | 정보 처리 장치, 정보 처리 방법, 및 기억 매체 |
JP2020187620A (ja) * | 2019-05-16 | 2020-11-19 | Necフィールディング株式会社 | 物流管理システム、物流管理方法及びプログラム |
-
2001
- 2001-05-11 JP JP2001142271A patent/JP2002342505A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7826769B2 (en) | 2008-02-26 | 2010-11-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device |
CN106529856A (zh) * | 2016-10-17 | 2017-03-22 | 桐城市闲产网络服务有限公司 | 一种校园快递配送系统 |
KR20200102934A (ko) * | 2019-02-22 | 2020-09-01 | 도요타지도샤가부시키가이샤 | 정보 처리 장치, 정보 처리 방법, 및 기억 매체 |
KR102464113B1 (ko) * | 2019-02-22 | 2022-11-08 | 도요타지도샤가부시키가이샤 | 정보 처리 장치, 정보 처리 방법, 및 기억 매체 |
JP2020187620A (ja) * | 2019-05-16 | 2020-11-19 | Necフィールディング株式会社 | 物流管理システム、物流管理方法及びプログラム |
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