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JP2002340986A - 半導体集積回路、および半導体集積回路の故障検出方法 - Google Patents

半導体集積回路、および半導体集積回路の故障検出方法

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JP2002340986A
JP2002340986A JP2001151983A JP2001151983A JP2002340986A JP 2002340986 A JP2002340986 A JP 2002340986A JP 2001151983 A JP2001151983 A JP 2001151983A JP 2001151983 A JP2001151983 A JP 2001151983A JP 2002340986 A JP2002340986 A JP 2002340986A
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signal
logic gate
logic
storage element
output signal
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JP2001151983A
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Ichiro Kono
一郎 河野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318536Scan chain arrangements, e.g. connections, test bus, analog signals
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】分割された論理回路に対するテストに要する時
間を短縮することにより、テストに要するコストを低減
し得る半導体集積回路およびその故障検出方法を提供す
る。 【解決手段】記憶素子にその出力信号を帰還させて選択
的に取り込むセレクタ(g302、g305)を設けて
なるスキャンフリップフロップ(g306)で構成され
る(N+I)本のスキャンパスを用いて、論理回路をN個
のロジックに分割し、分割されたロジック(ロジック1
〜ロジックN)に対して共通にスキャン動作を行い、各
ロジックに対して連続してテスト動作を行う。これによ
り、従来起きていたスキャン動作の重複を解消すること
ができ、結果としてテスト時間を短縮することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
係わり、特に、記憶素子を含んだ論理回路を搭載した半
導体集積回路、および半導体集積回路の故障検出方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】論理回路に対して縮退故障等を検出する
ために、論理回路をスキャン化する方法が広く用いられ
ている。この方法には、故障を効率良く検出できるとい
う利点がある。この方法を用いると、論理回路内のフリ
ップフロップ(以下、FF)の値を直接操作できるよう
になるためである。
【0003】スキャン化された論理回路に対して故障を
検出(以下、テスト)する工程を、図面を参照して説明
する。図17は、従来の技術で用いられるスキャンFF
を示す回路構成図である。これは、マルチプレクサ(以
下、MUX)付きスキャンFFの例である。
【0004】この構成では、FFを構成するマスタラッ
チ(g1701)の入力端子Dに、MUX(g170
2)が接続されている。g1702には、前段の通常動
作を行うための論理ゲート群(以下、ユーザーロジッ
ク)からの信号(以下、ロジック入力信号)が、ロジッ
ク入力信号線を介して入力される。また、前段のFFか
らのスキャン用信号(以下、スキャンイン信号)が、ス
キャンイン信号線を介して入力される。さらに、ロジッ
ク入力信号とスキャンイン信号のどちらをg1701に
取り込むかを切り替え制御する信号(以下、スキャンイ
ネーブル信号)が、スキャンイネーブル信号線を介して
入力される。g1701の出力端子Qには、スレーブラ
ッチ(g1703)の入力端子Dが接続されている。ま
た、g1703の出力端子には、後段のユーザーロジッ
クおよび後段のスキャンFFへの信号(以下、出力信
号)を伝搬させる出力信号線が接続されている。
【0005】図18は、従来の技術でスキャン化した論
理回路を示す図である。これは、MUX付きスキャンF
Fを多段に接続してスキャン化した論理回路の例であ
る。この構成では、MUX付きスキャンFF(g180
1およびg1802)のスキャンアウト信号線は、それ
ぞれg1802およびg1803のスキャンイン信号線
に接続され、信号経路(以下、パス)を形成している。
以下、このパスをスキャンパスと呼ぶ。
【0006】また、g1801のスキャンイン信号線
は、スキャンイン信号を半導体集積回路チップ外部から
入力する端子(スキャンイン端子)に接続され、g18
03のスキャンアウト信号線は、スキャンアウト信号を
半導体集積回路チップ(以下、チップ)外部に出力する
端子(スキャンアウト端子)に接続されている。
【0007】スキャンFFを用いたテストは、(1)論
理回路内の各FFにテスト用初期値を代入する動作(以
下、スキャンイン動作)、(2)各FFからユーザーロ
ジックに該初期値を入力し、ユーザーロジックから出力
されるテスト用結果値を各FFに取り込む動作(以下、
ロジックテスト動作)、(3)各FFから該結果値を回
収する動作(以下、スキャンアウト動作)を順次繰り返
すことによって行われる。a1804、a1805、お
よびa1806は、それぞれスキャンイン動作時、ロジ
ックテスト動作時、スキャンアウト動作時の信号の流れ
を示している。
【0008】図19は、従来の技術で用いられるスキャ
ンFF(g1704)の動作を示すタイミングチャート
である。まず、スキャンイン動作時には、各FFがスキ
ャンイン信号を取り込めるように、スキャンイネーブル
信号をHighに設定する。また、テスト用初期値を各
FFに代入するために、クロック信号を複数回遷移させ
(s1901)、スキャンパスを介したシフト動作を行
う。
【0009】次に、ロジックテスト動作時には、各FF
がロジック出力信号を取り込めるように、スキャンイネ
ーブル信号をLowに設定する(s1902)。また、
テスト用初期値をユーザーロジックに入力するために1
回、テスト用結果値を各FFに取り込むために1回クロ
ック信号を遷移させる(s1903)。
【0010】さらに、スキャンアウト動作時には、各F
Fがスキャンアウト信号を出力できるように、スキャン
イネーブル信号を再びHighに設定する(s190
4)。また、各FFからテスト用結果値を回収するため
に、スキャンイン動作と同様なシフト動作を行う。
【0011】図20は、従来の技術で用いられるスキャ
ンFF(g1704)の内部回路を示す回路構成図であ
る。
【0012】しかし、反面、スキャンイン動作、および
スキャンアウト動作(以下、併せてスキャン動作)時に
は、通常ユーザー動作時に比べて論理回路の動作確率が
上がる傾向にある。このため、例えば、「アイトリプル
イー コンピューター (IEEE Compute
r)、 vol.32、 no.11、 pp.61、
1999」に記載されているように、デバイスの微細化
に伴って、過度の電圧降下による故障検出ミスや、発熱
によるチップ破壊の恐れが指摘されてきている。
【0013】この問題を回避するため、これまでに、例
えば、「プロシーディングス オブイレブンス インタ
ーナショナル ブイエルエスアイ テスト シンポジウ
ム(Proceedings of 11th Int
ernational VLSI Test Symp
osium)、 pp.4−9、 1993」に記載さ
れているように、論理回路を分割して、それぞれを順に
テストする方法が考えられている。
【0014】論理回路を分割してテストする工程を、図
面を参照して説明する。図21は、従来の技術で分割し
た論理回路を示す図である。これは、MUX付きスキャ
ンFFで構成されるN+1本(Nは自然数)のスキャン
パスを用いて、論理回路をN個に分割した例である。
【0015】この構成では、スキャンFF(g210
1)の出力信号線に、後段のロジック1の動作を制御す
るセレクタ(g2102)が接続されている。g210
2には、通常動作およびロジックテスト動作を行うため
のg2101からの出力信号が入力される。また、ロジ
ック1の動作を抑止するための固定信号が、バウンダリ
スキャン(g2103)を介して入力される。さらに、
g2101の出力信号とg2103を介した固定信号の
どちらをロジック1に出力するかを切り替え制御する信
号(動作抑止信号)が、動作抑止信号線1を介して入力
される。他のスキャンFFの出力信号線にも同様なセレ
クタを接続して、ロジック1からロジックNの動作を制
御する。
【0016】図22は、従来の技術で分割した論理回路
の動作を示すタイミングチャートである。まず、ロジッ
ク1のテスト動作に先立ち、ロジック1がスキャンイン
信号線1から供給されるテスト用初期値を入力できるよ
うに、動作抑止信号1をLowに設定する(s220
1)。また、ロジック2からロジックNの動作を抑止す
るために、動作抑止信号2から動作抑止信号NをHig
hに設定する(s2202)。次に、ロジック1のテス
ト動作時には、ロジック1のテスト用結果値がスキャン
イン信号線2に接続されるスキャンFFに格納される。
次に、スキャン動作により(s2203)、ロジック1
のテスト用結果値を回収する。以降、ロジック2からロ
ジックNについても同様な動作を行う。
【0017】しかしながら、この方法では、分割した境
界上にあるスキャンFFがスキャン動作を重複して行う
ため、テストに要する時間(テスト時間)が長くなり、
スキャン化の利点が損なわれてしまう。これは、テスト
時間の全体のうちスキャン動作に要する時間が、通常、
大部分を占めるためである。
【0018】例えば、図22に示すように、スキャンイ
ン信号線2を入力とするスキャン動作は、ロジック1に
対するテストの間に行うことができるにもかかわらず
(s2204)、ロジック2に対するテストの間に再度
行わなくてはならない(s2205)。結果として、テ
ストに要するコスト(以下、テストコスト)が増加して
しまう。
【0019】また、例えば、「デザイン フォー アッ
トスピード テスト、 ダイアグノシス アンド ミー
ジャーメント (Design for At−spe
edTest、 Diagnosis and Mea
surement)、 Kluwer Academi
c Publishers、 pp.24、 199
9」に記載されているように、スキャン動作の周波数を
下げて消費電力を抑える方法が提案されている。これ
は、図19に示すように、ロジックテスト動作時のシス
テムクロック信号の周波数(s1903)を下げずに、
スキャン動作時のシステムクロック信号の周波数(s1
901)のみを下げる方法である。
【0020】しかしながら、この方法ではロジックテス
ト動作時の消費電力を抑えることができない。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術では、分割された論理回路に対して故障を検出しよう
とすると、テストに要する時間が長くなってしまうとい
う課題を有していた。
【0022】本発明の目的は、従来技術に比べてテスト
時間を短縮することにより、テストコストを低減し得る
半導体集積回路およびその故障検出方法を提供すること
にある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、次のような構成に特徴を有するものであ
る。
【0024】すなわち、本発明は、スキャンフリップフ
ロップを構成する記憶素子を含んでなる半導体集積回路
であって、前記記憶素子に、その出力信号を帰還させて
選択的に取り込むためのセレクタを設けてなることを特
徴とする。
【0025】また、本発明は、スキャンフリップフロッ
プを構成する記憶素子と論理ゲートを含んでなる半導体
集積回路であって、第1の論理ゲートに、第1の信号と
第1の記憶素子の出力信号と第2の信号が入力され、第
2の論理ゲートに、第1の論理ゲートの出力信号と第3
の信号と第4の信号が入力され、第1の記憶素子に、第
2の論理ゲートの出力信号と第5の信号が入力されるよ
う構成したことを特徴とする。
【0026】さらに、本発明は、上記構成において、第
3の論理ゲートに、第1の記憶素子の出力信号と第2の
記憶素子の出力信号と第4の信号が入力され、第2の記
憶素子に、第3の論理ゲートの出力信号と第5の信号が
入力されるよう構成したことを特徴とする。また、本発
明は、上記構成において、第2の記憶素子に、第1の記
憶素子の出力信号と第5の信号が入力されるよう構成し
たことを特徴とする。
【0027】さらに、本発明は、上記構成において、第
1の論理ゲートが、第1の信号により第1の記憶素子の
出力信号と第2の信号のうち何れの信号を取り込むかを
切り替え制御する第1のセレクタで構成され、第2の論
理ゲートが、第4の信号により第1の論理ゲートの出力
信号と第3の信号のうち何れの信号を取り込むかを切り
替え制御する第2のセレクタで構成されていることを特
徴とする。また、本発明は、上記構成において、第3の
論理ゲートが、第4の信号により第1の記憶素子の出力
信号と第2の記憶素子の出力信号のうち何れの信号を取
り込むかを切り替え制御する第3のセレクタで構成され
ていることを特徴とする。
【0028】また、本発明は、スキャンフリップフロッ
プを構成する記憶素子と論理ゲートを含んでなる半導体
集積回路であって、第1の論理ゲートに、第1の信号と
第2の信号と第3の信号が入力され、第2の論理ゲート
に、第4の信号と第5の信号が入力され、第1の記憶素
子に、前記第1の論理ゲートの出力信号と前記第2の論
理ゲートの出力信号が入力されるよう構成したことを特
徴とする。さらに、本発明は、上記構成において、第2
の記憶素子に、第1の記憶素子の出力信号と第2の論理
ゲートの出力信号が入力されるよう構成したことを特徴
とする。
【0029】また、本発明は、スキャンフリップフロッ
プを構成する記憶素子と論理ゲートを含んでなる半導体
集積回路であって、第1の論理ゲートに、第1の信号と
第2の信号と第3の信号が入力され、第2の論理ゲート
に、第4の信号と第5の信号が入力され、第3の論理ゲ
ートに、前記第2の論理ゲートの出力信号が入力され、
第1の記憶素子に、前記第1の論理ゲートの出力信号と
前記第3の論理ゲートの出力信号が入力されるよう構成
したことを特徴とする。さらに、本発明は、上記構成に
おいて、第4の信号あるいは第5の信号のうち、信号の
遷移回数が多い方の信号が、第2の論理ゲートを構成す
るトランジスタのうち、その端子の一つが第2の論理ゲ
ートの出力端子に接続されているトランジスタの有する
他の一つの端子であるゲート端子に入力されるよう構成
したことを特徴とする。
【0030】また、本発明は、スキャンフリップフロッ
プを構成する記憶素子と論理ゲートを含んでなる半導体
集積回路であって、第1の論理ゲートに、第1の信号と
第2の信号と第3の信号が入力され、第2の論理ゲート
に、第1の論理ゲートの出力信号が入力され、第3の論
理ゲートに、第1の論理ゲートの出力信号と第4の信号
と第5の信号が入力され、第4の論理ゲートに、第2の
論理ゲートの出力信号と第4の信号と第5の信号が入力
され、第1の記憶素子に、第3の論理ゲートの出力信号
と第4の論理ゲートの出力信号が入力されるよう構成し
たことを特徴とする。
【0031】また、本発明は、記憶素子を含む論理回路
を搭載した半導体集積回路の故障検出方法において、記
論理回路を複数の回路ブロックに分割し、分割された前
記回路ブロックに対して共通にスキャン動作を行い、テ
スト動作は回路ブロック毎に時分割で行うようにしたこ
とを特徴とする。
【0032】また、本発明は、記憶素子を含む論理回路
を搭載した半導体集積回路の故障検出方法において、論
理回路を、スキャンフリップフロップで構成される(N
+1)本のスキャンパスを用いて、N個の回路ブロック
に分割し、分割された回路ブロックに対して共通にスキ
ャン動作を行い、各回路ブロックに対して連続してテス
ト動作を行うようにしたことを特徴とする。
【0033】また、本発明は、記憶素子にその出力信号
を帰還させて選択的に取り込むセレクタを設けてなるス
キャンフリップフロップで構成される(N+1)本のス
キャンパスを用いて、半導体集積回路に搭載された論理
回路をN個の回路ブロックに分割し、分割された回路ブ
ロックに対して共通にスキャン動作を行い、各回路ブロ
ックに対して連続してテスト動作を行うようにしたこと
を特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照して説明する。
【0035】図1は、本発明の第1の実施例に関する半
導体集積回路を示す回路構成図である。これは、従来の
MUX付きスキャンFFに対して本発明を適用した例で
ある。
【0036】この構成では、従来のスキャンFF(g1
704)を構成する各ラッチの前段にセレクタが挿入さ
れている。すなわち、スキャンイン信号線に、スキャン
イネーブル信号線によって制御され、スキャンイン信号
とスキャンFFを構成するマスタラッチ(g301)の
出力信号のどちらを出力するかを切り替えるセレクタ
(g302)が接続されている。
【0037】また、g301の入力端子Dには、データ
保持信号線によって制御され、ロジック入力信号とg3
02の出力信号のどちらを出力するかを切り替えるセレ
クタ(g303)が接続されている。さらに、スキャン
FFを構成するスレーブラッチ(g304)の入力端子
Dには、データ保持信号線によって制御され、g301
の出力信号とg304の出力信号のどちらを出力するか
を切り替えるセレクタ(g305)が接続されている。
【0038】図2は、第1の実施例の動作を示すタイミ
ングチャートである。まず、ロジックテスト動作に先立
ち、本発明のスキャンFF(g306)が具備するデー
タ保持機能の有効化を行う。この間には、クロック信号
を停止させ(s401)、データ保持信号をLowから
Highに設定することにより(s402)、クロック
信号が遷移してもg301およびg304の出力信号を
保持することができる(s403)。
【0039】このような信号の制御が完了するまでに、
ゲート1段分の信号伝搬遅延程度の待ち時間が必要にな
る。しかしながら、この待ち時間によるテスト時間全体
の増加は、極めて小さい。一般に、スキャン動作に要す
るクロック信号遷移数は、ロジックテスト動作のそれに
比べ数百から数千倍であり、スキャン動作に要する時間
がテスト時間の大半を占めるからである。また、クロッ
ク信号およびデータ保持信号の生成については、従来の
技術により容易に実現可能である。具体的には、チップ
の外部からテスタを使って供給するか、あるいはチップ
内でカウンタを付加した発振回路を使って生成すればよ
い。
【0040】次に、ロジックテスト動作の完了後に、デ
ータ保持機能の無効化を行う。この間には、クロック信
号を停止させ、データ保持信号をHighからLowに
設定することにより(s404)、g301およびg3
04の出力信号保持を解除することができる。なお、デ
ータ保持信号がLowに設定されているときのロジック
テスト動作は、従来のスキャンFFと同様である。
【0041】図3は、第1の実施例の適用例を示す半導
体集積回路の回路構成図である。これは、第1の実施例
で説明したスキャンFF(g201)で構成されるN+
1本のスキャンパスを用いて、論理回路をN個のロジッ
ク(回路ブロック)に分割した例である。
【0042】図4は、図3における半導体集積回路の動
作を示すタイミングチャートである。ロジックテスト動
作は、論理回路全体の出力に近い順、すなわちロジック
Nからロジック1の順に行う。まず、ロジックNのテス
ト動作に先立ち、ロジックNがスキャンイン信号線Nか
ら供給されるテスト用初期値を入力できるように、デー
タ保持信号NをLowに設定する(s101)。また、
スキャンイン信号線N+1に接続されるスキャンFFが
ロジックNのテスト用結果値を回収できるように、デー
タ保持信号N+1をLowに設定する(s102)。さ
らに、ロジック1からロジックN−1の動作を抑止する
ために、データ保持信号1からデータ保持信号N−1を
Highに設定する(s103)。
【0043】次に、ロジックNのテスト動作時には、ロ
ジックNのテスト用結果値がスキャンイン信号線N+1
に接続されるスキャンFFに格納される。このロジック
Nのテスト用結果値は、データ保持信号Nが再びLow
になる時まで保持され続ける。以降、ロジックN−1か
らロジック1についても同様な動作を行う。このよう
に、本構成によれば、分割されたロジックNからロジッ
ク1に対して共通にスキャン動作を行い、各ロジックに
対して連続してテスト動作を行うことができる(s10
4)。
【0044】したがって、本構成を用いることにより、
過度の電圧降下による故障検出ミスや発熱によるチップ
破壊を起こすことなく、従来起きていたスキャン動作の
重複を解消することができ、結果としてテスト時間を短
縮することができる。さらに、ロジックテスト動作を論
理回路全体の出力に近いロジックから行うことにより、
チップ面積の増加を小さく抑えることができる。すなわ
ち、第1の実施例では、スキャンFFに対してデータ保
持用セレクタ(g302およびg305)を2つ追加す
るだけであるが、ロジックテスト動作の順序を指定しな
い場合には、マスタラッチ(g301)およびスレーブ
ラッチ(g304)を2重化する必要がある。
【0045】図5は、第1の実施例で説明したスキャン
FF(g306)の内部回路例を示す回路構成図であ
る。図中のg301〜g305は、図1に示したものに
相当する。
【0046】図6は、本発明の第2の実施例に関する半
導体集積回路を示す回路構成図である。これは、MUX
付きスキャンラッチに対して本発明を適用した例であ
る。スキャンラッチは、マスタラッチ(g601)の出
力端子Qを、スキャン専用のスレーブラッチ(g60
2)の入力端子Dに接続した構成になっている。
【0047】スキャンFFではなくスキャンラッチに対
しても、第1の実施例と同様に本発明を適用できる。す
なわち、スキャンイン信号線に、スキャンイネーブル信
号線によって制御され、スキャンイン信号とg601の
出力信号のどちらを出力するかを切り替えるセレクタ
(g603)を接続し、g601の入力端子Dに、デー
タ保持信号線によって制御され、ロジック入力信号とg
603の出力信号のどちらを出力するかを切り替えるセ
レクタ(g604)を接続すればよい。
【0048】図7は、本発明の第3の実施例に関する半
導体集積回路を示す回路構成図である。これは、MUX
付きスキャンFFに対して本発明を適用した例である。
この構成では、スキャンFFのクロック信号線に、デー
タ保持信号とは逆相の信号を伝搬させる信号線(以下、
データ保持逆相信号線)で制御される2入力ANDゲー
ト(g703)が挿入されている。
【0049】このような構成にすると、第1の実施例の
ようにマスタラッチの出力信号をセレクタに帰還する構
成とすることなく、第1の実施例と同様なデータ保持機
能を実現することができる。すなわち、データ保持逆相
信号がLowに設定されると、スキャンFFを構成する
マスタラッチ(g701)およびスレーブラッチ(g7
02)に入力されるクロック信号の遷移が抑止されるた
めである。
【0050】図8は、第3の実施例の動作を示すタイミ
ングチャートである。まず、ロジックテスト動作に先立
ち、本発明のスキャンFFが具備するデータ保持機能の
有効化を行う。この間には、クロック信号の遷移を停止
させ(s801)、データ保持逆相信号をHighから
Lowに設定することにより(s802)、クロック信
号が遷移してもg701およびg702の出力信号を保
持することができる(s803)。このような信号の制
御が完了するまでに待ち時間が必要になる。しかしなが
ら、この待ち時間によるテスト時間全体の増加は、第1
の実施例と同様な理由から極めて小さい。
【0051】また、クロック信号およびスキャンイネー
ブル信号の生成については、従来の技術により容易に実
現可能である。次に、ロジックテスト動作の完了後に、
データ保持機能の無効化を行う。この間には、クロック
信号を停止させ、データ保持逆相信号をLowからHi
ghに設定することにより(s804)、g701およ
びg702の出力信号保持を解除することができる。な
お、データ保持信号がLowに設定されているときのロ
ジックテスト動作は、従来のスキャンFFと同様であ
る。
【0052】図9は、第3の実施例の適用例を示す半導
体集積回路の回路構成図である。これは、第3の実施例
で説明したスキャンFF(g901)および従来のスキ
ャンFF(g902)を混在させて、論理回路をN個に
分割した例である。
【0053】この構成では、g902に接続されるクロ
ック信号線に、データ保持逆相信号線で制御される2入
力NANDゲート(g903)が挿入されている。この
ような構成にすると、g902においてもg901と同
様なデータ保持機能を実現することができる。さらに、
第3の実施例に比べてスキャンFFを構成するトランジ
スタの数を少なくできるため、チップ面積低減効果、お
よび消費電力低減効果も期待できる。
【0054】図10は、図9における半導体集積回路の
動作を示すタイミングチャートである。本例では、デー
タ保持逆相信号を設定することによりクロック信号の遷
移を停止することができるため、図3で示した例と同様
に、分割されたロジックNからロジック1に対して共通
にスキャン動作を行い、各ロジックに対して連続してテ
スト動作を行うことができる(s1001)。
【0055】すなわち、ロジックテスト動作は、論理回
路全体の出力に近い順、すなわちロジックNからロジッ
ク1の順に行う。まず、ロジックNのテスト動作に先立
ち、ロジックNがスキャンイン信号線Nから供給される
テスト用初期値を入力できるように、データ保持逆相信
号N+1をHighに設定する(s1002)。また、
スキャンイン信号線N+1に接続されるスキャンFFが
ロジックNのテスト用結果値を回収できるように、デー
タ保持逆相信号N+1をHighに設定する(s100
3)。また、ロジック1からロジックN−1の動作を抑
止するために、データ保持逆相信号1からデータ保持信
号N−1をLowに設定する(s1004)。
【0056】次に、ロジックNのテスト動作時には、ロ
ジックNのテスト用結果値がスキャンイン信号線N+1
に接続されるスキャンFFに格納される。このロジック
Nのテスト用結果値は、データ保持信号Nが再びLow
になる時まで保持され続ける。以降、ロジックN−1か
らロジック1についても同様な動作を行う。
【0057】図11は、本発明の第4の実施例に関する
半導体集積回路を示す回路構成図である。これは、第3
の実施例で説明したクロック信号遷移抑止用ゲート(g
903)を、MUX付きスキャンFFの内部に組み込ん
だ例である。
【0058】この構成では、クロック端子の後に、デー
タ保持逆相信号線によって制御される2入力NANDゲ
ート(g1101)が挿入されている。このような構成
にすると、第3の実施例に比べてクロック信号線上にあ
るゲート段数を削減することができる。すなわち、第3
の実施例では、クロック信号線上にあるゲート段数は3
段(g903とg2001とg2002)であるのに対
し、本実施例では2段のみ(g1101とg1102)
である。
【0059】さらに、第3の実施例に比べてスキャンF
Fを構成するトランジスタの大きさを小さくできるた
め、チップ面積低減効果、および消費電力低減効果も期
待できる。また、クロック信号線上にあるゲート段数が
従来のスキャンFFと同じ2段であるため、半導体集積
回路内で本発明のスキャンFFと従来のスキャンFFを
混在して使用する場合に、クロックスキューの増加を抑
えることができる。
【0060】図12は、第4の実施例で説明した半導体
集積回路における内部回路例を示す回路構成図である。
これは、第4の実施例で説明したクロック信号遷移抑止
用ゲート(g1101)およびインバータゲート(g1
102)をトランジスタにより構成した例である。
【0061】この構成では、g1101を構成し、g1
101の出力端子にドレイン端子が接続されているトラ
ンジスタt1201のゲート端子に、クロック信号線が
接続されている。このような構成にすると、g1101
の出力端子にドレイン端子が接続されていないトランジ
スタt1202のゲート端子にクロック信号線を接続す
る場合に比べて、クロック信号の伝搬遅延時間を短縮す
ることができる。
【0062】図13は、第4の実施例で説明したスキャ
ンFFのレイアウト例を示す平面図である。図面を見や
すくするために、電位給電線、拡散層、およびゲート線
のみを示し、ゲート線および拡散層間の接続線を省略し
ている。
【0063】この構成では、g1101とg1102に
ついてVdd電位給電線v1301、およびGnd電位
給電線v1302を共有させている。このような構成に
すると、拡散層の幅を小さくできるため、チップ面積の
低減を図ることができる。
【0064】図14は、本発明の第5の実施例に関する
半導体集積回路を示す回路構成図である。これは、MU
X付きスキャンラッチに対して本発明を適用した例であ
る。スキャンラッチは、マスタラッチ(g1401)の
出力端子Qを、スキャン専用のスレーブラッチ(g14
02)の入力端子Dに接続した構成になっている。
【0065】スキャンFFではなくスキャンラッチに対
しても、第3の実施例と同様に本発明を適用できる。す
なわち、クロック信号線に、データ保持逆相信号線によ
って制御される2入力ANDゲート(g1403)を挿
入し、g1403の出力信号線をg1401のクロック
端子に接続し、クロック信号線をg1402のクロック
端子に接続すればよい。
【0066】図15は、本発明の第6の実施例に関する
半導体集積回路を示す回路構成図である。これは、第5
の実施例で説明したクロック信号遷移抑止用ゲート(g
1403)を、MUX付きスキャンラッチのマスタラッ
チ(g1401)の内部に組み込んだ例である。
【0067】マスタラッチのクロック信号がインバータ
ゲートではなくNANDゲート(g1501およびg1
502)で駆動されている場合にも、第4の実施例と同
様に本発明を適用できる。すなわち、g1501とg1
502を2入力NANDから3入力NANDとし、それ
ぞれにデータ保持逆相端子を接続すればよい。
【0068】図16は、第4の実施例に関するロジック
テスト動作時のピーク電流値を示す図である。論理回路
全体に対して一括してテストを行った場合、ロジックテ
スト動作時に論理回路で消費される電流のピーク値が、
通常動作時に比べ2倍以上に増加する。このピーク電流
値を低減するためには、論理回路を3分割してテストを
行うことが必要になる。
【0069】したがって、本発明の技術を用いることに
より、従来に比べてテスト時間を半分以下に低減するこ
とができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来技術に比べてテスト時間を短縮することにより、テ
ストコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に関する半導体集積回路
を示す回路構成図。
【図2】第1の実施例の動作を示すタイミングチャート
図。
【図3】第1の実施例の適用例を示す半導体集積回路の
回路構成図。
【図4】図3における半導体集積回路の動作を示すタイ
ミングチャート図。
【図5】第1の実施例で説明したスキャンFFの内部回
路例を示す回路構成図。
【図6】本発明の第2の実施例に関する半導体集積回路
を示す回路構成図。
【図7】本発明の第3の実施例に関する半導体集積回路
を示す回路構成図。
【図8】第3の実施例の動作を示すタイミングチャート
図。
【図9】第3の実施例の適用例を示す半導体集積回路の
回路構成図。
【図10】図9における半導体集積回路の動作を示すタ
イミングチャート図。
【図11】本発明の第4の実施例に関する半導体集積回
路を示す回路構成図。
【図12】第4の実施例で説明した半導体集積回路にお
ける内部回路例を示す回路構成図。
【図13】第4の実施例で説明したスキャンFFのレイ
アウト例を示す平面図。
【図14】本発明の第5の実施例に関する半導体集積回
路を示す回路構成図。
【図15】本発明の第6の実施例に関する半導体集積回
路を示す回路構成図。
【図16】第4の実施例に関するロジックテスト動作時
のピーク電流値を示す図。
【図17】従来の技術で用いられるスキャンFFを示す
回路構成図。
【図18】従来の技術でスキャン化した論理回路を示す
図。
【図19】従来の技術で用いられるスキャンFFの動作
を示すタイミングチャート図。
【図20】従来の技術で用いられるスキャンFFの内部
回路を示す回路構成図。
【図21】従来の技術で分割した論理回路を示す図。
【図22】従来の技術で分割した論理回路の動作を示す
タイミングチャート図。
【符号の説明】
g201、g306、g901、g902、g170
4、g1801、g1802、g1803、g2101
…スキャンFF、g302、g302、g305、g6
03、g604、g704…セレクタ、g301、g6
01、g701、g1401、g1701…マスタラッ
チ、g304、g602、g702、g1402、g1
703…スレーブラッチ、g703、g903、g14
03…2入力ANDゲート、g1101…クロック信号
遷移抑止用ゲート、g1102…インバータゲート、g
1501、g1502…NANDゲート、g2103…
バウンダリスキャン、n1103〜n1104…信号
線、s101〜s2205…信号波形、a1804〜a
1806…信号の流れ、t1201〜t1202…トラ
ンジスタ、v1203〜v1205…電位給電線。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキャンフリップフロップを構成する記憶
    素子を含んでなる半導体集積回路であって、前記記憶素
    子に、その出力信号を帰還させて選択的に取り込むため
    のセレクタを設けてなることを特徴とする半導体集積回
    路。
  2. 【請求項2】スキャンフリップフロップを構成する記憶
    素子と論理ゲートを含んでなる半導体集積回路であっ
    て、第1の論理ゲートに、第1の信号と第1の記憶素子
    の出力信号と第2の信号が入力され、第2の論理ゲート
    に、前記第1の論理ゲートの出力信号と第3の信号と第
    4の信号が入力され、前記第1の記憶素子に、前記第2
    の論理ゲートの出力信号と第5の信号が入力されるよう
    構成したことを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】第3の論理ゲートに、前記第1の記憶素子
    の出力信号と前記第2の記憶素子の出力信号と前記第4
    の信号が入力され、前記第2の記憶素子に、前記第3の
    論理ゲートの出力信号と前記第5の信号が入力されるよ
    う構成したことを特徴とする請求項2記載の半導体集積
    回路。
  4. 【請求項4】前記第2の記憶素子に、前記第1の記憶素
    子の出力信号と前記第5の信号が入力されるよう構成し
    たことを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】前記第1の論理ゲートが、前記第1の信号
    により前記第1の記憶素子の出力信号と前記第2の信号
    のうち何れの信号を取り込むかを切り替え制御する第1
    のセレクタで構成され、前記第2の論理ゲートが、前記
    第4の信号により前記第1の論理ゲートの出力信号と前
    記第3の信号のうち何れの信号を取り込むかを切り替え
    制御する第2のセレクタで構成されていることを特徴と
    する請求項2又は4記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】前記第3の論理ゲートが、前記第4の信号
    により前記第1の記憶素子の出力信号と前記第2の記憶
    素子の出力信号のうち何れの信号を取り込むかを切り替
    え制御する第3のセレクタで構成されていることを特徴
    とする請求項3記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】スキャンフリップフロップを構成する記憶
    素子と論理ゲートを含んでなる半導体集積回路であっ
    て、第1の論理ゲートに、第1の信号と第2の信号と第
    3の信号が入力され、第2の論理ゲートに、第4の信号
    と第5の信号が入力され、第1の記憶素子に、前記第1
    の論理ゲートの出力信号と前記第2の論理ゲートの出力
    信号が入力されるよう構成したことを特徴とする半導体
    集積回路。
  8. 【請求項8】前記第2の記憶素子に、前記第1の記憶素
    子の出力信号と前記第2の論理ゲートの出力信号が入力
    されるよう構成したことを特徴とする請求項7記載の半
    導体集積回路。
  9. 【請求項9】スキャンフリップフロップを構成する記憶
    素子と論理ゲートを含んでなる半導体集積回路であっ
    て、第1の論理ゲートに、第1の信号と第2の信号と第
    3の信号が入力され、第2の論理ゲートに、第4の信号
    と第5の信号が入力され、第3の論理ゲートに、前記第
    2の論理ゲートの出力信号が入力され、第1の記憶素子
    に、前記第1の論理ゲートの出力信号と前記第3の論理
    ゲートの出力信号が入力されるよう構成したことを特徴
    とする半導体集積回路。
  10. 【請求項10】前記第4の信号あるいは前記第5の信号
    のうち、信号の遷移回数が多い方の信号が、前記第2の
    論理ゲートを構成するトランジスタのうち、その端子の
    一つが前記第2の論理ゲートの出力端子に接続されてい
    るトランジスタの有する他の一つの端子であるゲート端
    子に入力されるよう構成したことを特徴とする請求項9
    記載の半導体集積回路。
  11. 【請求項11】スキャンフリップフロップを構成する記
    憶素子と論理ゲートを含んでなる半導体集積回路であっ
    て、第1の論理ゲートに、第1の信号と第2の信号と第
    3の信号が入力され、第2の論理ゲートに、前記第1の
    論理ゲートの出力信号が入力され、第3の論理ゲート
    に、前記第1の論理ゲートの出力信号と第4の信号と第
    5の信号が入力され、第4の論理ゲートに、前記第2の
    論理ゲートの出力信号と前記第4の信号と前記第5の信
    号が入力され、第1の記憶素子に、前記第3の論理ゲー
    トの出力信号と前記第4の論理ゲートの出力信号が入力
    されるよう構成したことを特徴とする半導体集積回路。
  12. 【請求項12】記憶素子を含む論理回路を搭載した半導
    体集積回路の故障検出方法において、前記論理回路を複
    数の回路ブロックに分割し、分割された前記回路ブロッ
    クに対して共通にスキャン動作を行い、テスト動作は回
    路ブロック毎に時分割で行うようにしたことを特徴とす
    る半導体集積回路の故障検出方法。
  13. 【請求項13】記憶素子を含む論理回路を搭載した半導
    体集積回路の故障検出方法において、前記論理回路を、
    スキャンフリップフロップで構成される(N+1)本のス
    キャンパスを用いて、N個の回路ブロックに分割し、分
    割された前記回路ブロックに対して共通にスキャン動作
    を行い、各回路ブロックに対して連続してテスト動作を
    行うようにしたことを特徴とする半導体集積回路の故障
    検出方法。
  14. 【請求項14】記憶素子にその出力信号を帰還させて選
    択的に取り込むセレクタを設けてなるスキャンフリップ
    フロップで構成される(N+1)本のスキャンパスを用
    いて、半導体集積回路に搭載された論理回路をN個の回
    路ブロックに分割し、分割された前記回路ブロックに対
    して共通にスキャン動作を行い、各回路ブロックに対し
    て連続してテスト動作を行うようにしたことを特徴とす
    る半導体集積回路の故障検出方法。
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