JP2002340618A - 回転角度検出装置 - Google Patents
回転角度検出装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車の車体制御システムなどに用いられる
多回転のハンドルの回転角度検出装置において、大きな
誤差を発生させることなく、また簡単な計算処理で回転
体の回転角度を検出することを目的とする。 【解決手段】 第1の回転体1より遅い速度で回転する
ように連結された第2の回転体3に磁石5を組み込み、
その真下に第1の検出手段14を配置するとともに、第
1の回転体1より速い速度で回転するように連結された
第3の回転体6に磁石を組み込み、その真下に第2の検
出手段15を配置し、第1の回転体1が回転すると第2
の回転体3と第3の回転体6が回転し、それぞれに組み
込まれている磁石が回転し、検出手段14,15を貫く
磁力の方向が変化し、出力が変化し、その出力を演算回
路部16で計算処理し、多回転可能な第1の回転体1の
回転角度を検出する。
多回転のハンドルの回転角度検出装置において、大きな
誤差を発生させることなく、また簡単な計算処理で回転
体の回転角度を検出することを目的とする。 【解決手段】 第1の回転体1より遅い速度で回転する
ように連結された第2の回転体3に磁石5を組み込み、
その真下に第1の検出手段14を配置するとともに、第
1の回転体1より速い速度で回転するように連結された
第3の回転体6に磁石を組み込み、その真下に第2の検
出手段15を配置し、第1の回転体1が回転すると第2
の回転体3と第3の回転体6が回転し、それぞれに組み
込まれている磁石が回転し、検出手段14,15を貫く
磁力の方向が変化し、出力が変化し、その出力を演算回
路部16で計算処理し、多回転可能な第1の回転体1の
回転角度を検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体制御
システムなどに用いられる多回転のハンドルの回転角度
検出装置に関するものである。
システムなどに用いられる多回転のハンドルの回転角度
検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用ハンドルなどのように1
回転以上に有限で回転する回転体の回転角度を検出する
回転角度検出装置として、特開平11−500828号
公報に開示されているものが知られている。この装置に
おいては、位相差を有する2つの回転体の角度から回転
角度を検出している。
回転以上に有限で回転する回転体の回転角度を検出する
回転角度検出装置として、特開平11−500828号
公報に開示されているものが知られている。この装置に
おいては、位相差を有する2つの回転体の角度から回転
角度を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
装置においては、歯車のがたつきなどにより2つの歯車
の角度がそれぞれずれた場合、特に装置の動作開始時に
大きな測定誤差が発生する可能性があり、また回転角度
を算出するにあたり、複雑な計算処理を必要としてい
た。
装置においては、歯車のがたつきなどにより2つの歯車
の角度がそれぞれずれた場合、特に装置の動作開始時に
大きな測定誤差が発生する可能性があり、また回転角度
を算出するにあたり、複雑な計算処理を必要としてい
た。
【0004】本発明はこの課題を解決するためのもので
あり、大きな誤差を発生することなく、また簡単な計算
処理で多回転する回転体の回転角度を検出できる回転角
度検出装置を提供することを目的とするものである。
あり、大きな誤差を発生することなく、また簡単な計算
処理で多回転する回転体の回転角度を検出できる回転角
度検出装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、多回転可能な歯車を持った第1の回転体と、
前記歯車に噛合され前記第1の回転体より低速で回転す
る第2の回転体と、前記第2の回転体の回転角度を検出
する第1の検出手段を備え、前記第1の検出手段により
前記第1の回転体の回転角度を検出することを特徴とす
るものであり、多回転可能な回転体の回転角度を大きな
誤差発生無く算出できるという作用を有する。
の発明は、多回転可能な歯車を持った第1の回転体と、
前記歯車に噛合され前記第1の回転体より低速で回転す
る第2の回転体と、前記第2の回転体の回転角度を検出
する第1の検出手段を備え、前記第1の検出手段により
前記第1の回転体の回転角度を検出することを特徴とす
るものであり、多回転可能な回転体の回転角度を大きな
誤差発生無く算出できるという作用を有する。
【0006】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、前記第1の回転体の歯車に噛合
され前記第1の回転体より高速に回転する第3の回転体
と、前記第3の回転体の回転角度を検出する第2の検出
手段を付加し、前記第1、第2の検出手段により前記第
1の回転体の回転角度を検出することを特徴とするもの
であり、高分解能な検出ができるという作用を有する。
1記載の発明において、前記第1の回転体の歯車に噛合
され前記第1の回転体より高速に回転する第3の回転体
と、前記第3の回転体の回転角度を検出する第2の検出
手段を付加し、前記第1、第2の検出手段により前記第
1の回転体の回転角度を検出することを特徴とするもの
であり、高分解能な検出ができるという作用を有する。
【0007】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2記載の発明において、前記第1の検出手段と第2の検
出手段が磁気検出素子であることを特徴とするものであ
り、非接触で角度検出できるという作用を有する。
2記載の発明において、前記第1の検出手段と第2の検
出手段が磁気検出素子であることを特徴とするものであ
り、非接触で角度検出できるという作用を有する。
【0008】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
2または3記載の発明において、前記第1の検出手段と
前記第2の検出手段により検出された検出角度信号をシ
リアル信号処理する演算回路部を備えたことを特徴とす
るものであり、装置内部で角度算出でき、外部に通信で
きるという作用を有する。
2または3記載の発明において、前記第1の検出手段と
前記第2の検出手段により検出された検出角度信号をシ
リアル信号処理する演算回路部を備えたことを特徴とす
るものであり、装置内部で角度算出でき、外部に通信で
きるという作用を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図4を用いて説明する。
て、図1から図4を用いて説明する。
【0010】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における回転角度検出装置を示す斜視図、図2は図
1における第2の回転体と磁気検出素子部分の拡大図、
図3は第1の検出手段と第2の検出手段と演算回路部の
関係を示すブロック図である。図1から図3において、
1は第1の回転体、2は前記第1の回転体1の外周の歯
車、3は第2の回転体、4は前記第2の回転体3の歯
車、5は第2の回転体3の中央部に組み込まれており、
第2の回転体3とともに回転する磁石、6は第3の回転
体、7は第3の回転体6の外周の歯車、8は第3の回転
体6の中央部に組み込まれており、第3の回転体6とと
もに回転する磁石、9は第1の回転体1と第2の回転体
3を連結する回転体であり、外周の歯車10と外周より
内側にある歯車11とを同軸で有する。12は第1の回
転体1と同心の回転体であり、歯車13を有する。
態1における回転角度検出装置を示す斜視図、図2は図
1における第2の回転体と磁気検出素子部分の拡大図、
図3は第1の検出手段と第2の検出手段と演算回路部の
関係を示すブロック図である。図1から図3において、
1は第1の回転体、2は前記第1の回転体1の外周の歯
車、3は第2の回転体、4は前記第2の回転体3の歯
車、5は第2の回転体3の中央部に組み込まれており、
第2の回転体3とともに回転する磁石、6は第3の回転
体、7は第3の回転体6の外周の歯車、8は第3の回転
体6の中央部に組み込まれており、第3の回転体6とと
もに回転する磁石、9は第1の回転体1と第2の回転体
3を連結する回転体であり、外周の歯車10と外周より
内側にある歯車11とを同軸で有する。12は第1の回
転体1と同心の回転体であり、歯車13を有する。
【0011】第2の回転体3の歯車4は回転体12の歯
車13と回転体9の歯車11,10とで第1の回転体1
の歯車2と連結されており、第2の回転体3は第1の回
転体1が回転すると歯車2,10,11,13,4の歯
数の比による速比で減速して回転する。第3の回転体6
の歯車7は回転体9の外周の歯車10で第1の回転体1
の歯車2と連結されており、第3の回転体6は第1の回
転体1が回転すると、歯車2,10,7の歯数の比によ
る速比で増速して回転する。
車13と回転体9の歯車11,10とで第1の回転体1
の歯車2と連結されており、第2の回転体3は第1の回
転体1が回転すると歯車2,10,11,13,4の歯
数の比による速比で減速して回転する。第3の回転体6
の歯車7は回転体9の外周の歯車10で第1の回転体1
の歯車2と連結されており、第3の回転体6は第1の回
転体1が回転すると、歯車2,10,7の歯数の比によ
る速比で増速して回転する。
【0012】14は前記第2の回転体3に組み込まれて
いる磁石5の真下にある距離をおいて配置されている第
1の検出手段であり、内部に磁石検出素子を有してい
る。15は前記第3の回転体6に組み込まれている磁石
8の真下にある距離を置いて配置されている第2の検出
手段であり、内部に磁気検出素子を有している。16は
演算回路部であり、第1の検出手段14と第2の検出手
段15に接続されており、それぞれの出力から図示しな
いマイクロコンピュータで回転角度を演算し出力する。
図4は第1の回転体1が回転したときの第1の検出手段
14と第2の検出手段15の出力を角度換算した変化の
一例を示す図である。
いる磁石5の真下にある距離をおいて配置されている第
1の検出手段であり、内部に磁石検出素子を有してい
る。15は前記第3の回転体6に組み込まれている磁石
8の真下にある距離を置いて配置されている第2の検出
手段であり、内部に磁気検出素子を有している。16は
演算回路部であり、第1の検出手段14と第2の検出手
段15に接続されており、それぞれの出力から図示しな
いマイクロコンピュータで回転角度を演算し出力する。
図4は第1の回転体1が回転したときの第1の検出手段
14と第2の検出手段15の出力を角度換算した変化の
一例を示す図である。
【0013】次に、以上の構成により回転体の回転角度
検出方法について説明する。第1の回転体1が回転した
とき、第1の回転体1はその外周にある歯車2と回転体
9の外周にある歯車10によって回転体9を回転させ
る。歯車2の歯数をa、歯車10の歯数をb、歯車11
の歯数をc、歯車13の歯数をd、歯車4の歯数をe、
歯車7の歯数をfとすると、回転体9は第1の回転体1
に対してa/b倍の速さで回転する。回転体9は回転体
12を回転させ、回転体12は回転体9に対してc/d
倍の速さで回転する。次に回転体12は第2の回転体3
を回転させ、第2の回転体3は回転体12に対してd/
e倍の速さで回転する。
検出方法について説明する。第1の回転体1が回転した
とき、第1の回転体1はその外周にある歯車2と回転体
9の外周にある歯車10によって回転体9を回転させ
る。歯車2の歯数をa、歯車10の歯数をb、歯車11
の歯数をc、歯車13の歯数をd、歯車4の歯数をe、
歯車7の歯数をfとすると、回転体9は第1の回転体1
に対してa/b倍の速さで回転する。回転体9は回転体
12を回転させ、回転体12は回転体9に対してc/d
倍の速さで回転する。次に回転体12は第2の回転体3
を回転させ、第2の回転体3は回転体12に対してd/
e倍の速さで回転する。
【0014】そこで、回転数で見ると、第1の回転体1
が1回転すると第2の回転体3は(a/b)*(c/
d)*(d/e)=((a*c)/(b*e))回転す
る。次に、回転体9は第3の回転体6を回転させ、第3
の回転体6は回転体9に対してb/f倍の速さで回転す
る。回転数でみると、第1の回転体1が1回転すると第
2の回転体3は(a/b)*(b/f)=(a/f)回
転する。また、この際、歯車の歯数a,b,c,d,
e,fを適切な選択をすることにより、第2の回転体3
は第1の回転体1よりも十分低速回転し、第3の回転体
6は第1の回転体1よりも十分高速回転する。
が1回転すると第2の回転体3は(a/b)*(c/
d)*(d/e)=((a*c)/(b*e))回転す
る。次に、回転体9は第3の回転体6を回転させ、第3
の回転体6は回転体9に対してb/f倍の速さで回転す
る。回転数でみると、第1の回転体1が1回転すると第
2の回転体3は(a/b)*(b/f)=(a/f)回
転する。また、この際、歯車の歯数a,b,c,d,
e,fを適切な選択をすることにより、第2の回転体3
は第1の回転体1よりも十分低速回転し、第3の回転体
6は第1の回転体1よりも十分高速回転する。
【0015】第1の検出手段14は第2の回転体3に組
み込まれている磁石5の真下に配置されているため、第
2の回転体3が回転すると、第1の検出手段14を貫く
磁力の方向が変化し、出力が変化する。同様に第2の検
出手段15も第3の回転体6が回転すると、検出手段1
5を貫く磁力が変化し、出力は変化する。さらに、第1
の検出手段14と第2の検出手段15の出力を演算回路
部16のマイクロコンピュータのA/Dコンバータでそ
れぞれの出力の組合せにより、第1の回転体1が初期位
置から何回転目のどのあたりの回転角度であるかという
低分解能な角度検出を第1の検出手段14の出力から、
第1の回転体1の回転角度の高分解能な角度検出を第2
の検出手段15の出力から演算する。
み込まれている磁石5の真下に配置されているため、第
2の回転体3が回転すると、第1の検出手段14を貫く
磁力の方向が変化し、出力が変化する。同様に第2の検
出手段15も第3の回転体6が回転すると、検出手段1
5を貫く磁力が変化し、出力は変化する。さらに、第1
の検出手段14と第2の検出手段15の出力を演算回路
部16のマイクロコンピュータのA/Dコンバータでそ
れぞれの出力の組合せにより、第1の回転体1が初期位
置から何回転目のどのあたりの回転角度であるかという
低分解能な角度検出を第1の検出手段14の出力から、
第1の回転体1の回転角度の高分解能な角度検出を第2
の検出手段15の出力から演算する。
【0016】ここで、第1の回転体1が1回転した場合
の第2の回転体3の回転数を0.2回転、第3の回転体
6の回転数を4回転とすると、図4に示すような出力が
得られる。この場合、第1の回転体1は5回転までの回
転角度の検出が可能である。この関係から第1の回転体
1の回転角度は演算回路部16内のマイクロコンピュー
タのA/Dコンバータにて第1の検出手段14の出力か
ら粗く検出し、その付近の精密な角度について第2の検
出手段15の出力から検出することにより導かれ、さら
に装置外部にシリアル信号として送信される。
の第2の回転体3の回転数を0.2回転、第3の回転体
6の回転数を4回転とすると、図4に示すような出力が
得られる。この場合、第1の回転体1は5回転までの回
転角度の検出が可能である。この関係から第1の回転体
1の回転角度は演算回路部16内のマイクロコンピュー
タのA/Dコンバータにて第1の検出手段14の出力か
ら粗く検出し、その付近の精密な角度について第2の検
出手段15の出力から検出することにより導かれ、さら
に装置外部にシリアル信号として送信される。
【0017】なお、上述の実施の形態においては、第1
の回転体1に第2の回転体3と第3の回転体6が接続さ
れた場合を記述しているが、第1の回転体1に対して第
2の回転体のみが接続された場合が請求項1に示す回転
角度検出装置であり、第1の回転体1の多回転の低分解
能の回転角度が検出できる。さらに、第2の回転体3の
回転速度を第1の回転体1より高速に回転するように歯
数a,b,c,d,eを適切に設定した場合、初期位置
からの高分解能の回転角度が検出できる。
の回転体1に第2の回転体3と第3の回転体6が接続さ
れた場合を記述しているが、第1の回転体1に対して第
2の回転体のみが接続された場合が請求項1に示す回転
角度検出装置であり、第1の回転体1の多回転の低分解
能の回転角度が検出できる。さらに、第2の回転体3の
回転速度を第1の回転体1より高速に回転するように歯
数a,b,c,d,eを適切に設定した場合、初期位置
からの高分解能の回転角度が検出できる。
【0018】また、回転体に磁石を組み込み検出手段と
して磁気検出素子としたが、検出手段として、抵抗セン
サ、静電容量センサ、光学センサ、誘導センサなどを用
いてもよい。また、回転体にコードを設けて読み取るよ
うにしてもよい。
して磁気検出素子としたが、検出手段として、抵抗セン
サ、静電容量センサ、光学センサ、誘導センサなどを用
いてもよい。また、回転体にコードを設けて読み取るよ
うにしてもよい。
【0019】また、第1の回転体1と第2の回転体3、
第3の回転体6を連結する回転体の数は一方を第1の回
転体1より高速に、もう一方を第1の回転体1より低速
に回転するように連結できれば、上述の実施形態より多
くても、少なくてもよい。
第3の回転体6を連結する回転体の数は一方を第1の回
転体1より高速に、もう一方を第1の回転体1より低速
に回転するように連結できれば、上述の実施形態より多
くても、少なくてもよい。
【0020】また、予め演算回路16に検出手段14の
出力と第1の回転体1の絶対角度を照合できる情報を1
点以上用意すれば絶対角度の検出が可能となる。さらに
検出手段14,15の出力と第1の回転体1の絶対角度
を照合できる情報を1点以上用意すれば、より高分解能
な絶対角度の検出が可能となる。
出力と第1の回転体1の絶対角度を照合できる情報を1
点以上用意すれば絶対角度の検出が可能となる。さらに
検出手段14,15の出力と第1の回転体1の絶対角度
を照合できる情報を1点以上用意すれば、より高分解能
な絶対角度の検出が可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、大きな誤
差を発生することなく、また簡単な計算処理で多回転す
る回転体の回転角度を検出することができる回転角度検
出装置を実現できるという有利な効果が得られる。
差を発生することなく、また簡単な計算処理で多回転す
る回転体の回転角度を検出することができる回転角度検
出装置を実現できるという有利な効果が得られる。
【図1】本発明の回転角度検出装置の実施の形態1によ
る斜視図
る斜視図
【図2】同要部の拡大斜視図
【図3】同装置における第1の検出手段と第2の検出手
段と演算回路部の関係を示すブロック図
段と演算回路部の関係を示すブロック図
【図4】同装置における第1の検出手段と第2の検出手
段の出力の角度換算した変化の一例を示す波形図
段の出力の角度換算した変化の一例を示す波形図
1 第1の回転体 2 第1の回転体の外周の歯車 3 第2の回転体 4 第2の回転体の外周の歯車 5 磁石 6 第3の回転体 7 第3の回転体の外周の歯車 8 磁石 9 回転体 10 回転体の外周の歯車 11 回転体の外周より内側にある歯車 12 回転体 13 回転体の外周の歯車 14 第1の検出手段 15 第2の検出手段 16 演算回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西本 進 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中出 義幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 野村 敏裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F063 AA35 BA02 CA09 DA01 DA05 DC08 GA52 KA01 2F077 AA25 AA27 AA33 JJ02 JJ07 PP05 QQ02 WW08
Claims (4)
- 【請求項1】 多回転可能な歯車を持った第1の回転体
と、前記歯車に噛合され前記第1の回転体より低速で回
転する第2の回転体と、前記第2の回転体の回転角度を
検出する第1の検出手段を備え、前記第1の検出手段に
より前記第1の回転体の回転角度を検出することを特徴
とする回転角度検出装置。 - 【請求項2】 前記第1の回転体の歯車に噛合され前記
第1の回転体より高速に回転する第3の回転体と、前記
第3の回転体の回転角度を検出する第2の検出手段を付
加し、前記第1、第2の検出手段により前記第1の回転
体の回転角度を検出することを特徴とする請求項1に記
載の回転角度検出装置。 - 【請求項3】 前記第1の検出手段と第2の検出手段が
磁気検出素子であることを特徴とする請求項2に記載の
回転角度検出装置。 - 【請求項4】 前記第1の検出手段と前記第2の検出手
段により検出された検出角度信号をシリアル信号処理す
る演算回路部を備えたことを特徴とする請求項2または
3に記載の回転角度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001146211A JP2002340618A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 回転角度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001146211A JP2002340618A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 回転角度検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002340618A true JP2002340618A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18991900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001146211A Pending JP2002340618A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 回転角度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002340618A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002340515A (ja) * | 2001-05-21 | 2002-11-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転角度検出装置 |
WO2006085569A1 (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 回転角度検出装置及び回転角度補正方法 |
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