JP2002340261A - 差込み式管継手 - Google Patents
差込み式管継手Info
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Links
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Landscapes
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 交流電気鉄道等の脇において通信用ケーブル
を敷設する場合も誘導電流の影響を及ぼすことのないと
いう電磁誘導対策を講じた差込み式管継手を提供する。 【解決手段】 金属製の継手本体1内の金属製の抜止め
リング3と管端ストッパー部11との間の内周部16
に、1個もしくは2個以上の導電性突起5を設ける。通
信用ケーブルが通される樹脂被覆金属管Pを継手本体1
内に差込むと、導電性突起5が金属管本体6の端部に当
接して該金属管本体6の外面にまで食込む。したがって
導電性突起5により樹脂被覆金属管Pと継手本体1との
導電性を確保できる。
を敷設する場合も誘導電流の影響を及ぼすことのないと
いう電磁誘導対策を講じた差込み式管継手を提供する。 【解決手段】 金属製の継手本体1内の金属製の抜止め
リング3と管端ストッパー部11との間の内周部16
に、1個もしくは2個以上の導電性突起5を設ける。通
信用ケーブルが通される樹脂被覆金属管Pを継手本体1
内に差込むと、導電性突起5が金属管本体6の端部に当
接して該金属管本体6の外面にまで食込む。したがって
導電性突起5により樹脂被覆金属管Pと継手本体1との
導電性を確保できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力や通信用ケー
ブル等を通す地中埋設管等に用いられる樹脂被覆金属管
が接続される差込み式管継手に係り、より詳しくは電磁
誘導対策を講じた差込み式管継手に関する。
ブル等を通す地中埋設管等に用いられる樹脂被覆金属管
が接続される差込み式管継手に係り、より詳しくは電磁
誘導対策を講じた差込み式管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の一般的な差込み式管継手とし
て、図15に示すような構造のものがある。この差込み
式管継手は、筒状の金属製の継手本体1の軸心方向両端
部に受口10,10を開口し、この受口10の内部に抜
止めリング3と、この抜止めリング3より内奥側に配さ
れたゴム製のシールリング2とが組み込まれるととも
に、継手本体1のシールリング2より内奥部には内径を
少し細く絞る形で管端ストッパー部11を設けている。
受口10の内周面の抜止めリング2が位置する箇所には
継手本体1の端部に向って窄まり状のテ−パ面13aが
形成されている。そして、金属管本体6の外面に防食用
の樹脂被覆層7を形成した樹脂被覆金属管Pを接続する
に際し、該管Pの端部を受口10より管端ストッパー部
11に突き当たるまで差し込むと、シールリング2が管
Pの外周面に密接して気密状にシールされる。また管P
が抜出し方向に移動したときに抜止めリング3がテ−パ
面13aに当接して縮径作用を受けると、抜止めリング
3の内周縁が管Pの外周面に強く食い込み、管Pの抜止
め状態が得られるようになっている。
て、図15に示すような構造のものがある。この差込み
式管継手は、筒状の金属製の継手本体1の軸心方向両端
部に受口10,10を開口し、この受口10の内部に抜
止めリング3と、この抜止めリング3より内奥側に配さ
れたゴム製のシールリング2とが組み込まれるととも
に、継手本体1のシールリング2より内奥部には内径を
少し細く絞る形で管端ストッパー部11を設けている。
受口10の内周面の抜止めリング2が位置する箇所には
継手本体1の端部に向って窄まり状のテ−パ面13aが
形成されている。そして、金属管本体6の外面に防食用
の樹脂被覆層7を形成した樹脂被覆金属管Pを接続する
に際し、該管Pの端部を受口10より管端ストッパー部
11に突き当たるまで差し込むと、シールリング2が管
Pの外周面に密接して気密状にシールされる。また管P
が抜出し方向に移動したときに抜止めリング3がテ−パ
面13aに当接して縮径作用を受けると、抜止めリング
3の内周縁が管Pの外周面に強く食い込み、管Pの抜止
め状態が得られるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、通信用ケー
ブル等が通される樹脂被覆金属管P及び差込み式管継手
は交流電気鉄道等の脇に敷設されることがあり、この場
合通信用ケーブルが誘導電流の影響を受けやすいが、上
記差込み式管継手ではその誘導電流対策として樹脂被覆
金属管Pと金属製継手本体1間で導電性を確保すること
については配慮されていない。すなわち、図15に示す
ように樹脂被覆金属管Pがこれの金属管本体6の露出端
部を管端ストッパー部11に突き当てるまで差し込まれ
た時点では導電性を確保している。しかし、地震等によ
り樹脂被覆金属管Pが引張り作用を受けて抜出し方向
(X方向)に移動し始めると、金属管本体6の端部が管
端ストッパー部11から離されるため導通状態が切れ
る。このとき、金属管本体6の端部が管端ストッパー部
11から離れるや否や金属製の抜止めリング3が樹脂被
覆層7の厚み以上に食込んで金属管本体6に接触すれ
ば、該抜止めリング3を介して導電性を確保できるが、
必ずしも常に確実に抜止めリング3が金属管本体6の外
面にまで深く食込むとは限らない。したがって、樹脂被
覆金属管Pと継手本体1との導電性が常に確保されると
いう保証はない。
ブル等が通される樹脂被覆金属管P及び差込み式管継手
は交流電気鉄道等の脇に敷設されることがあり、この場
合通信用ケーブルが誘導電流の影響を受けやすいが、上
記差込み式管継手ではその誘導電流対策として樹脂被覆
金属管Pと金属製継手本体1間で導電性を確保すること
については配慮されていない。すなわち、図15に示す
ように樹脂被覆金属管Pがこれの金属管本体6の露出端
部を管端ストッパー部11に突き当てるまで差し込まれ
た時点では導電性を確保している。しかし、地震等によ
り樹脂被覆金属管Pが引張り作用を受けて抜出し方向
(X方向)に移動し始めると、金属管本体6の端部が管
端ストッパー部11から離されるため導通状態が切れ
る。このとき、金属管本体6の端部が管端ストッパー部
11から離れるや否や金属製の抜止めリング3が樹脂被
覆層7の厚み以上に食込んで金属管本体6に接触すれ
ば、該抜止めリング3を介して導電性を確保できるが、
必ずしも常に確実に抜止めリング3が金属管本体6の外
面にまで深く食込むとは限らない。したがって、樹脂被
覆金属管Pと継手本体1との導電性が常に確保されると
いう保証はない。
【0004】本発明の目的は、このような問題を解決す
るためになされたもので、電磁誘導対策を講じるうえで
導電性を確保することができ、交流電気鉄道等により誘
導電流の影響を受ける区間等においても敷設可能な差込
み式管継手を提供することにある。
るためになされたもので、電磁誘導対策を講じるうえで
導電性を確保することができ、交流電気鉄道等により誘
導電流の影響を受ける区間等においても敷設可能な差込
み式管継手を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属製の継手
本体の端部に、金属管本体の外面に樹脂被覆層を形成し
た樹脂被覆金属管の端部が差し込まれる受口を有し、こ
の受口の内周に継手本体の端部に向って窄まり状のテ−
パ面を形成するとともに、このテ−パ面より内奥部に管
端ストッパー部を設けており、前記受口内に前記樹脂被
覆層の外周面に密接するシールリングと、前記テ−パ面
との当接により縮径作用を受けて前記樹脂被覆層の外面
から金属管本体の外面にまで食込み係合する金属製抜止
めリングとが組み込まれている差込み式管継手におい
て、前記継手本体内の金属製抜止めリングと管端ストッ
パー部との間の内周部に、前記樹脂被覆金属管の差込み
に伴い金属管本体の端部に当接して該金属管本体の外面
にまで食込む1個もしくは2個以上の導電性突起が設け
られていることに特徴を有するものである。
本体の端部に、金属管本体の外面に樹脂被覆層を形成し
た樹脂被覆金属管の端部が差し込まれる受口を有し、こ
の受口の内周に継手本体の端部に向って窄まり状のテ−
パ面を形成するとともに、このテ−パ面より内奥部に管
端ストッパー部を設けており、前記受口内に前記樹脂被
覆層の外周面に密接するシールリングと、前記テ−パ面
との当接により縮径作用を受けて前記樹脂被覆層の外面
から金属管本体の外面にまで食込み係合する金属製抜止
めリングとが組み込まれている差込み式管継手におい
て、前記継手本体内の金属製抜止めリングと管端ストッ
パー部との間の内周部に、前記樹脂被覆金属管の差込み
に伴い金属管本体の端部に当接して該金属管本体の外面
にまで食込む1個もしくは2個以上の導電性突起が設け
られていることに特徴を有するものである。
【0006】この場合において、前記導電性突起は、継
手本体内の金属製抜止めリングと管端ストッパー部との
間の内周部に組み込まれる導電性のリング部に一体に形
成することができる。この場合、導電性リング部は断面
C形状に形成することができる。また導電性リング部の
外面に、継手本体の内周部に接触する導電性突起を設け
ることができる。また、前記導電性突起は前記継手本体
に溶接等で直接一体的に付けることができる。
手本体内の金属製抜止めリングと管端ストッパー部との
間の内周部に組み込まれる導電性のリング部に一体に形
成することができる。この場合、導電性リング部は断面
C形状に形成することができる。また導電性リング部の
外面に、継手本体の内周部に接触する導電性突起を設け
ることができる。また、前記導電性突起は前記継手本体
に溶接等で直接一体的に付けることができる。
【0007】
【作用】継手本体内の受口より樹脂被覆金属管をこれの
金属管本体の端部が管端ストッパー部に当るまで差込む
と、導電性突起が金属管本体の外面に食込んで強く接触
するため、継手本体と樹脂被覆金属管間の導電性を確保
できる。導電性突起は金属管本体の外面に食込む形で強
く接触するので、電気抵抗値を小さくすることもでき
る。
金属管本体の端部が管端ストッパー部に当るまで差込む
と、導電性突起が金属管本体の外面に食込んで強く接触
するため、継手本体と樹脂被覆金属管間の導電性を確保
できる。導電性突起は金属管本体の外面に食込む形で強
く接触するので、電気抵抗値を小さくすることもでき
る。
【0008】金属管本体の外面に食込ませるための導電
性突起が導電性のリング部に一体に形成されるものであ
れば、導電性素材をプレス加工することで所定寸法のリ
ング部及び複数個の導電性突起を容易に低コストで加工
することができ、また継手本体の内周部への複数個の導
電性突起の組み込み作業も容易に行える。この場合、導
電性のリング部の外面にも導電性突起を設け、この外側
の導電性突起を継手本体の内壁に接触するようにしてあ
ると、導電性のリング部を継手本体の内周部に強く接触
させることができるので、電気抵抗値をより小さくする
ことができる。導電性突起を継手本体に溶接等で直接一
体的に付ける手段を採用する場合は、継手本体への導電
性突起の強固な取付けが可能になる。
性突起が導電性のリング部に一体に形成されるものであ
れば、導電性素材をプレス加工することで所定寸法のリ
ング部及び複数個の導電性突起を容易に低コストで加工
することができ、また継手本体の内周部への複数個の導
電性突起の組み込み作業も容易に行える。この場合、導
電性のリング部の外面にも導電性突起を設け、この外側
の導電性突起を継手本体の内壁に接触するようにしてあ
ると、導電性のリング部を継手本体の内周部に強く接触
させることができるので、電気抵抗値をより小さくする
ことができる。導電性突起を継手本体に溶接等で直接一
体的に付ける手段を採用する場合は、継手本体への導電
性突起の強固な取付けが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施例を図面に基
づき説明する。
づき説明する。
【0010】図1は差込み式管継手を樹脂被覆金属管の
差込み完了状態で示す断面図、図2は樹脂被覆金属管の
抜出し方向への移動過程の状態を示す差込み式管継手の
断面図、図3は樹脂被覆金属管の抜出し方向への移動完
了状態を示す差込み式管継手の断面図、図4は差込み式
管継手の導電性突起及びリング部の正面図、図5は他例
の導電性突起及びリング部の正面図、図6は図4におけ
るA−A線断面図である。
差込み完了状態で示す断面図、図2は樹脂被覆金属管の
抜出し方向への移動過程の状態を示す差込み式管継手の
断面図、図3は樹脂被覆金属管の抜出し方向への移動完
了状態を示す差込み式管継手の断面図、図4は差込み式
管継手の導電性突起及びリング部の正面図、図5は他例
の導電性突起及びリング部の正面図、図6は図4におけ
るA−A線断面図である。
【0011】図1において、この差込み式管継手は、継
手本体1と、シールリング2と、抜止めリング3、支持
用弾性リング4、及び導電性突起5とを備えている。こ
の差込み式管継手に差込まれる樹脂被覆金属管Pは鋼管
等の金属管本体6の外面にポリエチレン、エポキシ樹脂
等の防食用の樹脂被覆層7を形成してある。
手本体1と、シールリング2と、抜止めリング3、支持
用弾性リング4、及び導電性突起5とを備えている。こ
の差込み式管継手に差込まれる樹脂被覆金属管Pは鋼管
等の金属管本体6の外面にポリエチレン、エポキシ樹脂
等の防食用の樹脂被覆層7を形成してある。
【0012】図1において、継手本体1は金属製で筒状
に形成され、この外周がポリエチレン等の樹脂よりなる
防食層9で一体に被覆されている。この継手本体1はこ
れの軸心方向両端部に樹脂被覆金属管P(以下、単に
「管P」という。)の端部が差し込まれる受口10を開
口し、この受口10の内奥には継手本体中央に向って窄
まるテ−パ状の管端ストッパー部11を継手本体1を細
く絞る形で形成している。防食層9の両端部9a,9a
は継手本体1の両端部より軸心方向外方へ延出状に形成
し、この防食層9の端部9aの内周に環状の第1凹溝1
2を形成している。継手本体1の端部と管端ストッパー
部11との間の中間部は外方に膨出する形に形成するこ
とによって当該箇所の内周に継手本体1の端部に向って
窄まり状のテ−パ面13aを有する第2凹溝13を環状
に形成している。継手本体1内の第2凹溝13のテ−パ
面13aの径小側端から第1凹溝12に向って抜止めリ
ング摺動面14を軸方向に平行に形成し、この抜止めリ
ング摺動面14の継手本体端部側端から第1凹溝12に
向って前記テ−パ面13aより径小でかつ略同一勾配に
窄まる形の抜止めテ−パ面15を形成している。
に形成され、この外周がポリエチレン等の樹脂よりなる
防食層9で一体に被覆されている。この継手本体1はこ
れの軸心方向両端部に樹脂被覆金属管P(以下、単に
「管P」という。)の端部が差し込まれる受口10を開
口し、この受口10の内奥には継手本体中央に向って窄
まるテ−パ状の管端ストッパー部11を継手本体1を細
く絞る形で形成している。防食層9の両端部9a,9a
は継手本体1の両端部より軸心方向外方へ延出状に形成
し、この防食層9の端部9aの内周に環状の第1凹溝1
2を形成している。継手本体1の端部と管端ストッパー
部11との間の中間部は外方に膨出する形に形成するこ
とによって当該箇所の内周に継手本体1の端部に向って
窄まり状のテ−パ面13aを有する第2凹溝13を環状
に形成している。継手本体1内の第2凹溝13のテ−パ
面13aの径小側端から第1凹溝12に向って抜止めリ
ング摺動面14を軸方向に平行に形成し、この抜止めリ
ング摺動面14の継手本体端部側端から第1凹溝12に
向って前記テ−パ面13aより径小でかつ略同一勾配に
窄まる形の抜止めテ−パ面15を形成している。
【0013】上記継手本体1は外面に防食層9を被覆し
た実施形態を示してあるが、防食層9を被覆することな
く継手本体1全体を金属素材で上記断面形状に鋳造ある
いは機械加工などにより製造することもできる。
た実施形態を示してあるが、防食層9を被覆することな
く継手本体1全体を金属素材で上記断面形状に鋳造ある
いは機械加工などにより製造することもできる。
【0014】かくして、継手本体1の第1凹溝12に合
成ゴム等よりなるシールリング2が嵌め込まれ、第2凹
溝13に金属製の抜止めリング3がテ−パ面13aに面
するよう合成ゴム等よりなる支持用弾性リング4により
受止め支持される状態に嵌め込まれる。抜止めリング3
は断面三角形等に形成され、その内周に食込み歯3aを
有している。継手本体1内の管端ストッパー部11と第
2凹溝13との間の内周部16には導電性突起5が設け
られる。
成ゴム等よりなるシールリング2が嵌め込まれ、第2凹
溝13に金属製の抜止めリング3がテ−パ面13aに面
するよう合成ゴム等よりなる支持用弾性リング4により
受止め支持される状態に嵌め込まれる。抜止めリング3
は断面三角形等に形成され、その内周に食込み歯3aを
有している。継手本体1内の管端ストッパー部11と第
2凹溝13との間の内周部16には導電性突起5が設け
られる。
【0015】図1に例示する導電性突起5の加工に際し
ては、図4ないし図6に示すように、継手本体1とは別
体に銅、鉄、ステンレス等の薄肉の導電性管材又は板材
をせん断、曲げ加工等により短筒状のリング部17を形
成すると共にこのリング部17の1箇所または数箇所か
ら導電性突起5を内方へ切り起こしている。この導電性
突起5を有するリング部17は継手本体1内の管端スト
ッパー部11と第2凹溝13との間の内周部16に嵌め
込み固定される。リング部17は図4に示すごとく円周
一部を切欠した欠円形状に、または図5に示すごとく円
形状に形成する。リング部17を欠円形状に形成する場
合はその外径を継手本体1の管端ストッパー部11と第
2凹溝13との間の内周部16の内径より僅かに大きく
することにより継手本体1の内周部16に押し込むとい
う締りばめ手段を採用することができる。
ては、図4ないし図6に示すように、継手本体1とは別
体に銅、鉄、ステンレス等の薄肉の導電性管材又は板材
をせん断、曲げ加工等により短筒状のリング部17を形
成すると共にこのリング部17の1箇所または数箇所か
ら導電性突起5を内方へ切り起こしている。この導電性
突起5を有するリング部17は継手本体1内の管端スト
ッパー部11と第2凹溝13との間の内周部16に嵌め
込み固定される。リング部17は図4に示すごとく円周
一部を切欠した欠円形状に、または図5に示すごとく円
形状に形成する。リング部17を欠円形状に形成する場
合はその外径を継手本体1の管端ストッパー部11と第
2凹溝13との間の内周部16の内径より僅かに大きく
することにより継手本体1の内周部16に押し込むとい
う締りばめ手段を採用することができる。
【0016】リング部17から内方へ切り起こされる導
電性突起5は、図6に示すように、管Pの端部を受け入
れ易くするテ−パ5aを付けてくさび形状に形成してい
る。導電性突起5の内径は金属管本体6の外径より小さ
い寸法に設定して金属管本体6の外面への食込みを可能
にする。また、リング部17の円周一部から外方にも導
電性突起18を切り起こし、この外側の導電性突起18
の外径は継手本体1内の管端ストッパー部11と第2凹
溝13との間の内周部16の内径より少し大きい寸法に
設定して前記内周部16に強く接触するものとする。
電性突起5は、図6に示すように、管Pの端部を受け入
れ易くするテ−パ5aを付けてくさび形状に形成してい
る。導電性突起5の内径は金属管本体6の外径より小さ
い寸法に設定して金属管本体6の外面への食込みを可能
にする。また、リング部17の円周一部から外方にも導
電性突起18を切り起こし、この外側の導電性突起18
の外径は継手本体1内の管端ストッパー部11と第2凹
溝13との間の内周部16の内径より少し大きい寸法に
設定して前記内周部16に強く接触するものとする。
【0017】上記構成の差込み式管継手に管Pを差込み
接続するには、管Pの端部を継手本体1の受口10より
差込み、この差込みは管Pの端部が管端ストッパー部1
1に当るまで行う。すると、この管Pの差込みに伴い導
電性突起5が管Pの金属管本体6の端部に当接した後樹
脂被覆層7の端部を軸方向に切込みながら該金属管本体
6の外面にまで食込んで行く。導電性突起5が金属管本
体6の外面に食込んで強く接触することにより、継手本
体1と管Pとの導電状態を確保できる。したがって、交
流電気鉄道等の脇にこれら管P及び継手本体1が敷設さ
れ、管P内に通信用ケーブルが通されても、誘導電流の
影響を受けるようなことが無くなる。その際、電気抵抗
値は0.74MΩ以下に小さくすることが好ましいが、
導電性突起5は金属管本体6の外面に食込む形で強く接
触しているので、その実現が可能である。リング部17
の外側に突起18を設けて前記内周部16に強く接触さ
せている場合は更に電気抵抗を小さくすることができ
る。
接続するには、管Pの端部を継手本体1の受口10より
差込み、この差込みは管Pの端部が管端ストッパー部1
1に当るまで行う。すると、この管Pの差込みに伴い導
電性突起5が管Pの金属管本体6の端部に当接した後樹
脂被覆層7の端部を軸方向に切込みながら該金属管本体
6の外面にまで食込んで行く。導電性突起5が金属管本
体6の外面に食込んで強く接触することにより、継手本
体1と管Pとの導電状態を確保できる。したがって、交
流電気鉄道等の脇にこれら管P及び継手本体1が敷設さ
れ、管P内に通信用ケーブルが通されても、誘導電流の
影響を受けるようなことが無くなる。その際、電気抵抗
値は0.74MΩ以下に小さくすることが好ましいが、
導電性突起5は金属管本体6の外面に食込む形で強く接
触しているので、その実現が可能である。リング部17
の外側に突起18を設けて前記内周部16に強く接触さ
せている場合は更に電気抵抗を小さくすることができ
る。
【0018】図1に示すように、管Pの端部が管端スト
ッパー部11に当たるまで差込まれた状態では、上記の
ように継手本体1と管Pとの導電性を確保できるととも
に、管Pの端部の外周面にシールリング2が圧縮状に密
接し、このシールリング2により受口10の内周面と管
Pの端部外周面との間が気密状にシールされる。また、
このとき抜止めリング3の内周の食込み歯3aが管Pの
樹脂被覆層7の外周面に軽く食込み係合する。
ッパー部11に当たるまで差込まれた状態では、上記の
ように継手本体1と管Pとの導電性を確保できるととも
に、管Pの端部の外周面にシールリング2が圧縮状に密
接し、このシールリング2により受口10の内周面と管
Pの端部外周面との間が気密状にシールされる。また、
このとき抜止めリング3の内周の食込み歯3aが管Pの
樹脂被覆層7の外周面に軽く食込み係合する。
【0019】接続施工後、地震等により、図2に示すよ
うに、管Pが抜出し方向Xに引張られると、管Pと共に
同一方向に移動する抜止めリング3の外周面が第2凹溝
13のテ−パ面13aと強く当接することにより、抜止
めリング3が縮径して管Pの樹脂被覆層7への食込みが
増すことになるため、管Pの端部の抜出しが規制され
る。管Pと共に抜止めリング3がテ−パ面13aを通過
し、更に抜止めリング摺動面14を摺動して抜出すとき
も、依然として導電性突起5による継手本体1と管Pと
の導電性を確保している。つまり、管Pの差込み施工
後、地震等により管Pが抜出し方向に少々引張られるよ
うなときも導電性を確保できるというものである。ま
た、管Pと共に抜止めリング3がテ−パ面13aを通過
後抜止めリング摺動面14を摺動して抜出すときの抜止
めリング3は樹脂被覆層7の厚み以上に食込むようにし
てあるので、この抜止めリング3によっても継手本体1
と管Pとの導電性を確保できて誘導電流の影響を受ける
ことがない。
うに、管Pが抜出し方向Xに引張られると、管Pと共に
同一方向に移動する抜止めリング3の外周面が第2凹溝
13のテ−パ面13aと強く当接することにより、抜止
めリング3が縮径して管Pの樹脂被覆層7への食込みが
増すことになるため、管Pの端部の抜出しが規制され
る。管Pと共に抜止めリング3がテ−パ面13aを通過
し、更に抜止めリング摺動面14を摺動して抜出すとき
も、依然として導電性突起5による継手本体1と管Pと
の導電性を確保している。つまり、管Pの差込み施工
後、地震等により管Pが抜出し方向に少々引張られるよ
うなときも導電性を確保できるというものである。ま
た、管Pと共に抜止めリング3がテ−パ面13aを通過
後抜止めリング摺動面14を摺動して抜出すときの抜止
めリング3は樹脂被覆層7の厚み以上に食込むようにし
てあるので、この抜止めリング3によっても継手本体1
と管Pとの導電性を確保できて誘導電流の影響を受ける
ことがない。
【0020】図示例のように、抜止めリング摺動面14
の軸方向長さを長くして地震等による管Pの軸方向の引
張変位吸収代を長く採っている場合は、図3に示すよう
に、更に管Pが抜出し方向Xに引張られて管Pと共に抜
止めリング3が抜止めリング摺動面14を滑って同一方
向に移動する途上で、金属管本体6が導電性突起5から
離されて該導電性突起5による導電状態が切れてしまう
が、このときは抜止めリング3により継手本体1と管P
との導電性を維持できる。抜止めリング摺動面14を摺
動しきった抜止めリング3は抜止めテ−パ面15に当た
ってこれ以上の抜出し方向の移動が確実に阻止され、管
Pの抜止め目的が達成される。
の軸方向長さを長くして地震等による管Pの軸方向の引
張変位吸収代を長く採っている場合は、図3に示すよう
に、更に管Pが抜出し方向Xに引張られて管Pと共に抜
止めリング3が抜止めリング摺動面14を滑って同一方
向に移動する途上で、金属管本体6が導電性突起5から
離されて該導電性突起5による導電状態が切れてしまう
が、このときは抜止めリング3により継手本体1と管P
との導電性を維持できる。抜止めリング摺動面14を摺
動しきった抜止めリング3は抜止めテ−パ面15に当た
ってこれ以上の抜出し方向の移動が確実に阻止され、管
Pの抜止め目的が達成される。
【0021】図7(a),(b)に示すように、導電性
突起5を有するリング部17の管端ストッパー部11に
面する側の一端部には、継手本体1の管端ストッパー部
11のテ−パ面の拡開側端にまで延びて沿う形のテ−パ
筒部17aを連設することもできる。また、図8に示す
ように、導電性突起5を有するリング部17の抜止めリ
ング3に面する側の他端部の全周にわたって、継手本体
1の第2凹溝13の内壁13bに沿って面接触する形の
フランジ17bを付けることもできる。
突起5を有するリング部17の管端ストッパー部11に
面する側の一端部には、継手本体1の管端ストッパー部
11のテ−パ面の拡開側端にまで延びて沿う形のテ−パ
筒部17aを連設することもできる。また、図8に示す
ように、導電性突起5を有するリング部17の抜止めリ
ング3に面する側の他端部の全周にわたって、継手本体
1の第2凹溝13の内壁13bに沿って面接触する形の
フランジ17bを付けることもできる。
【0022】また、導電性のリング部17及び突起5と
しては、図9及び図10に示すように、リング部17を
継手本体1の第2凹溝13の内壁13bに重合接触する
形の平らな環状に形成する一方、該リング部17の内周
一部に断面L形の突起5を継手本体1の管端ストッパー
部11と第2凹溝13との間の内周部16に沿うように
形成することができる。導電性突起5を断面L形に形成
することにより管Pの端部による強い押圧力にも十分に
対抗できるよう強度に優れる導電性突起5を得ることが
できる。
しては、図9及び図10に示すように、リング部17を
継手本体1の第2凹溝13の内壁13bに重合接触する
形の平らな環状に形成する一方、該リング部17の内周
一部に断面L形の突起5を継手本体1の管端ストッパー
部11と第2凹溝13との間の内周部16に沿うように
形成することができる。導電性突起5を断面L形に形成
することにより管Pの端部による強い押圧力にも十分に
対抗できるよう強度に優れる導電性突起5を得ることが
できる。
【0023】図11及び図12に示すように、導電性の
リング部17は継手本体1の第2凹溝13の内壁13b
に重合接触する形の平らな環状に形成する一方、該リン
グ部17の内周に正面V形状の導電性突起5をリング部
17と同一平面にして突設することができる。
リング部17は継手本体1の第2凹溝13の内壁13b
に重合接触する形の平らな環状に形成する一方、該リン
グ部17の内周に正面V形状の導電性突起5をリング部
17と同一平面にして突設することができる。
【0024】導電性突起5は、上記した各種のリング部
17に一体に形成する以外に、図13及び図14に示す
ように、導電性素材を短冊形状に形成し、これを金属製
の継手本体1の管端ストッパー部11と第2凹溝13と
の間の内周部16に溶接等で直接、軸方向に平行に取付
けることもできる。この場合も導電性突起5の内径は管
Pの金属管本体6の外径より小さい寸法に設定して金属
管本体6の外面に確実に食込むようにする。溶接手段を
採用すれば導電性突起5が管Pの端部で強く押されても
継手本体1の内周部16から容易に外れることのない強
固な取付け状態が得られる。
17に一体に形成する以外に、図13及び図14に示す
ように、導電性素材を短冊形状に形成し、これを金属製
の継手本体1の管端ストッパー部11と第2凹溝13と
の間の内周部16に溶接等で直接、軸方向に平行に取付
けることもできる。この場合も導電性突起5の内径は管
Pの金属管本体6の外径より小さい寸法に設定して金属
管本体6の外面に確実に食込むようにする。溶接手段を
採用すれば導電性突起5が管Pの端部で強く押されても
継手本体1の内周部16から容易に外れることのない強
固な取付け状態が得られる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、金属製の継手本体の内
奥に、樹脂被膜金属管の金属管本体の外面に食込む導電
性突起を設けるという簡単な手段で、樹脂被膜金属管と
継手本体との導電性を確保でき、交流電気鉄道等の脇に
おいて通信用ケーブルを樹脂被膜金属管内に敷設する場
合も誘導電流の影響を及ぼすようなことが無くなるとい
う利点がある。
奥に、樹脂被膜金属管の金属管本体の外面に食込む導電
性突起を設けるという簡単な手段で、樹脂被膜金属管と
継手本体との導電性を確保でき、交流電気鉄道等の脇に
おいて通信用ケーブルを樹脂被膜金属管内に敷設する場
合も誘導電流の影響を及ぼすようなことが無くなるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】差込み式管継手を樹脂被覆金属管の差込み完了
状態で示す半欠截断面図である。
状態で示す半欠截断面図である。
【図2】図1の樹脂被覆金属管の抜出し方向への移動過
程の状態を示す差込み式管継手の要部断面図である。
程の状態を示す差込み式管継手の要部断面図である。
【図3】図1の樹脂被覆金属管の抜出し方向への移動完
了状態を示す差込み式管継手の要部断面図である。
了状態を示す差込み式管継手の要部断面図である。
【図4】図1の差込み式管継手の導電性突起及びリング
部の正面図である。
部の正面図である。
【図5】図1の差込み式管継手の他例の導電性突起及び
リング部の正面図である。
リング部の正面図である。
【図6】図4におけるA−A線拡大断面図である。
【図7】(a),(b)は、導電性突起及びリング部の
他例を図6に対応して示す断面図である。
他例を図6に対応して示す断面図である。
【図8】導電性突起及びリング部の更に他例を図6に相
応して示す断面図である。
応して示す断面図である。
【図9】他の実施例の差込み式管継手の要部断面図であ
る。
る。
【図10】図9の差込み式管継手の導電性突起及びリン
グ部の正面図である。
グ部の正面図である。
【図11】更に他の実施例の差込み式管継手の要部断面
図である。
図である。
【図12】図11の差込み式管継手の導電性突起及びリ
ング部の正面図である。
ング部の正面図である。
【図13】更に又、他の実施例の差込み式管継手の要部
断面図である。
断面図である。
【図14】図13におけるB−B線断面図である。
【図15】従来例の差込み式管継手の半欠截断面図であ
る。
る。
P 樹脂被覆金属管 1 継手本体 2 シールリング 3 抜止めリング 5 導電性突起 6 金属管本体 7 樹脂被覆層 10 受口 11 管端ストッパー部 16 継手本体の内周部 17 リング部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大槻 博史 神奈川県川崎市川崎区南渡田町1番1号 日本鋼管株式会社京浜製鉄所内 (72)発明者 岡崎 義郎 大阪府岸和田市田治米町153番地の1 日 本鋼管継手株式会社内 (72)発明者 唐治谷 繁則 大阪府岸和田市田治米町153番地の1 日 本鋼管継手株式会社内 Fターム(参考) 3H015 FA06 3H016 EA01 3J106 AA01 AA04 AB01 BA01 BB01 BC04 BD01 BE40 CA20 EA03 EB02 EC02 EC06 ED08 EE01 EF01
Claims (5)
- 【請求項1】 金属製の継手本体の端部に、金属管本体
の外面に樹脂被覆層を形成した樹脂被覆金属管の端部が
差し込まれる受口を有し、この受口の内周に継手本体の
端部に向って窄まり状のテ−パ面を形成するとともに、
このテ−パ面より内奥部に管端ストッパー部を設けてお
り、前記受口内に前記樹脂被覆層の外周面に密接するシ
ールリングと、前記テ−パ面との当接により縮径作用を
受けて前記樹脂被覆層の外面から金属管本体の外面にま
で食込み係合する金属製抜止めリングとが組み込まれて
いる差込み式管継手において、 前記継手本体内の金属製抜止めリングと管端ストッパー
部との間の内周部に、前記樹脂被覆金属管の差込みに伴
い金属管本体の端部に当接して該金属管本体の外面にま
で食込む1個もしくは2個以上の導電性突起が設けられ
ていることを特徴とする差込み式管継手。 - 【請求項2】 前記継手本体内の受口と管端ストッパー
部との間の内周部に組み込まれる導電性のリング部に、
前記導電性突起が一体に形成されている請求項1記載の
差込み式管継手。 - 【請求項3】 前記リング部が断面C形状に形成されて
いる請求項2記載の差込み式管継手。 - 【請求項4】 前記リング部の外側に、前記継手本体の
内周部に接触する導電性突起が設けられている請求項2
または3記載の差込み式管継手。 - 【請求項5】 前記導電性突起が前記継手本体に直接一
体的に付けられている請求項1記載の差込み式管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001149374A JP2002340261A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 差込み式管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001149374A JP2002340261A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 差込み式管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002340261A true JP2002340261A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18994554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001149374A Pending JP2002340261A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 差込み式管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002340261A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014504700A (ja) * | 2010-12-23 | 2014-02-24 | イートン コーポレーション | ホースカッティングクリップを備えた流体コネクタ |
CN107327643A (zh) * | 2017-07-24 | 2017-11-07 | 佛山市三水世通管材有限公司 | 钩勒式双橡胶圈pp骨架增强pe螺旋波纹管接头 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60178695A (ja) * | 1984-02-17 | 1985-09-12 | インタ−ナシヨナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−シヨン | 電気的相互接続パツケ−ジ |
JPS6155585A (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱交換器 |
JPS6173990A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-16 | 日本電気株式会社 | 文字パタ−ン発生器 |
JPH10246390A (ja) * | 1997-03-05 | 1998-09-14 | Nkk Corp | 防蝕管と防蝕管継手との接続構造 |
JP2000018452A (ja) * | 1998-06-30 | 2000-01-18 | Hitachi Metals Ltd | 金属管付差し込み式管継手 |
-
2001
- 2001-05-18 JP JP2001149374A patent/JP2002340261A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60178695A (ja) * | 1984-02-17 | 1985-09-12 | インタ−ナシヨナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−シヨン | 電気的相互接続パツケ−ジ |
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JP2000018452A (ja) * | 1998-06-30 | 2000-01-18 | Hitachi Metals Ltd | 金属管付差し込み式管継手 |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2014504700A (ja) * | 2010-12-23 | 2014-02-24 | イートン コーポレーション | ホースカッティングクリップを備えた流体コネクタ |
CN107327643A (zh) * | 2017-07-24 | 2017-11-07 | 佛山市三水世通管材有限公司 | 钩勒式双橡胶圈pp骨架增强pe螺旋波纹管接头 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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