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JP2002336162A - 洋式便器の便座 - Google Patents

洋式便器の便座

Info

Publication number
JP2002336162A
JP2002336162A JP2001187321A JP2001187321A JP2002336162A JP 2002336162 A JP2002336162 A JP 2002336162A JP 2001187321 A JP2001187321 A JP 2001187321A JP 2001187321 A JP2001187321 A JP 2001187321A JP 2002336162 A JP2002336162 A JP 2002336162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seating
rod
toilet seat
toilet
bars
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001187321A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Inoue
三男 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001187321A priority Critical patent/JP2002336162A/ja
Publication of JP2002336162A publication Critical patent/JP2002336162A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Toilet Supplies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 第一に排便後の肛門部分やその付近の拭き取
り作業が足腰への負担も無く容易に行えるものであり、
第二に着座した時に冷たく感じる事も無く四季を問わず
に快適な座り心地が得られるものであって、利用価値の
高い使用性に優れた洋式便器の便座を提供する。 【構成】 便座本体の左右着座杆の臀部当接位置に発泡
スチロール等の材質からなる着座部材を取り付け左右着
座杆の高さが全体で10cm程度或いはそれ以上となる
如く形成し、又、左右着座杆の少なくとも一方が外開き
出来るように着座杆を便座本体の基部杆とは離脱させた
別体とすると共に当該着座杆を基部杆に対して水平方向
に回動自在な如く付設したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、季節を問わず着座
時において抵抗感の無い快適な座り心地が得られ、且つ
排便後において肛門やその付近に付着した排泄物をトイ
レットペーパー等で奇麗に拭き取る際に極めて有効で使
用性に優れた洋式便器の便座に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洋式便器において排便する時は当
然のことながら男女を問わず便座に着座して用を足すも
のであり、その後の処理すなわち肛門部分やその付近に
付着して残っている排泄物をトイレットペーパー等で奇
麗に拭き取る時には、お尻を持ち上げて中腰状態にして
ペーパーを持った方の手を横方向からお尻の下に入れ、
当該ペーパーで肛門付近を拭き取るようにしている。こ
れは、便座がO型やU型といった種類に関係なく既存の
洋式便器の便座構造であれば何れの場合も前述の如き拭
き取り作業を行わなければならないものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】既存の洋式便器の便座
の場合はトイレットペーパーで拭き取る際には中腰状態
とする必要があり、このような状態にする事は若者や元
気な者にとっては全く問題ないものであるが、老人や腰
を痛めている者等々にとっては苦痛を伴う姿勢であって
決して楽な排便行為と言えるものではなかった。又、従
来の便座は便器も含めてその殆どが陶器やステンレス系
の合金で成形されている為、特に冬場等の寒い時期は便
座が冷たくなっており、これによって着座時にお尻が非
常に冷たく感じて不快な思いをすることが度々あり、ひ
どい場合はびっくりして心臓に負担が係ってしまい病院
に救急車で搬送されるといったケースもある。このよう
な問題の対処策としては便座を電気にて適宜温度に暖め
ておく方法が多数取られているが、温熱装置や電気代等
が係ってしまい不経済である・暖まり過ぎてお尻が気持
ち悪いといった等の新たな問題が生じ、従って、もっと
経済的であり且つ快適な座り心地の得られる便座が切望
されているのが実状である。
【0004】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
って、先ず第一に排便後の肛門部分やその付近の拭き取
り作業が足腰への負担も無く容易に行えるものであり、
第二に着座した時に冷たく感じる事も無く四季を問わず
に快適な座り心地が得られるものであって、利用価値の
高い使用性に優れた洋式便器の便座を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の洋式便器の便座は、便座本体の左右着座杆の
臀部当接位置に発泡スチロール等の材質からなる着座部
材を取り付け左右着座杆の高さが全体で10cm程度或
いはそれ以上となる如く形成し、又、左右着座杆の少な
くとも一方が外開き出来るように着座杆を便座本体の基
部杆とは離脱させた別体とすると共に当該着座杆を基部
杆に対して水平方向に回動自在な如く付設したことを特
徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す斜視図、図
2は着座杆を外開きした状態を示す平面図、図3は着座
杆の回動手段の一例を示す部分断側面図である。
【0008】図面において、1は便座本体で、左右着座
杆1a、1aと基部杆1bからなり、便座本体1は男子
の小用時等において立ち上げておけるように基部杆1b
が便器本体Aに対して上下方向に回動自在な如く軸着さ
れている。又、左右着座杆の臀部当接位置すなわち着座
した時にお尻が触れる位置に着座部材2を取り付けて、
冬場であってもお尻が冷たくはなく快適な座り心地が得
られるように工夫している。尚、着座部材2は発泡スチ
ロールが材質として最も適すると考えられるが(内部に
空隙を多数有して保温性、断熱性等に優れているから外
気温度に左右されることが少なく且つ肌ざわりも良い
点)、同様の作用効果を奏する樹脂材、ゴム材等々であ
れば構わず、その材質について特定するものではない。
【0009】着座部材2は、左右着座杆1a、1aに設
けた嵌合溝(若しくは嵌合穴)に嵌め込む突出部2aに
よって左右着座杆の上面に容易に離脱しないように取り
付けるものであり、着座部材2を含めた着座杆1aの全
体の高さを10cm程度或いはそれ以上になる如く形成
している。着座杆1aの全体の高さを十分に高くするの
は後述するが手を肛門部分を拭き取る際に横から容易に
差し込める隙間を作り出す為である。
【0010】左右着座杆1a、1aは、何れか一方、又
は両方が外開き出来るように設けるものであるが、本実
施例では右着座杆1aのみを外開きとする右手専用の場
合において説明する。右着座杆1aは便座本体1の基部
杆1bとは離脱させた別体であり(他方、左着座杆1a
は基部杆1bと一体である。)、当該右着座杆1aを基
部杆1bに対して水平方向に回動自在な如く付設してい
るが、具体的な回動手段は右着座杆1aの基端部分に軸
挿入孔を穿設し、基部杆1b部分の下面に軸挿入孔へ差
し込む挿入軸部1cを突設しておき、基部杆1bを若干
持ち上げて右着座杆1aを下側から持っていき挿入軸部
1cを軸挿入孔に差し入れた状態にして便器本体A上面
に載置したものである。尚、軸部分における右着座杆1
aと基部杆1bは二段構造(上段は基部杆で下段は右着
座杆)とし、且つ両者とも外側だけにアールを設けて右
着座杆1aが外側のみに開いていく構成とする。無論、
右着座杆1aは、右着座杆1aの内側先端と基部杆1b
の内側先端が対向する基部杆と右着座杆にそれぞれ当た
って定位置(便器上面)に停止ならしむものであって、
それ以上は内側に回動することのない構造を成してい
る。尚、男子小用時等において便座本体1を立ち上げる
時に右着座杆1aが外れ落ちないように、左着座杆1a
の先端が右着座杆1aの先端を支持する如く、左着座杆
1aの先端部分を下方に向かって薄くなっていく形状と
し、右着座杆1aの先端部分を上方に向かって薄くなっ
ていく形状にして、両方が先端部分で重なり合うように
形成し、立ち上げ時に左着座杆1aが右着座杆1aを支
える工夫が施されている。
【0011】上述した回動手段は種々ある手段の一例を
例示したものであって、もっと簡単にボルト等によって
右着座杆1aを軸着して回動自在に設けることも考えら
れ、これ以外の手段を講じても良く、着座杆1aの取り
付け方法については特に限定されるべきものではない。
又、本実施例では右手専用としたが、左着座杆1aの方
を外開き出来るようにした左手専用も考えられ、或いは
他の取り付け方法によっては左右着座杆1aのどちらで
も好きな方を外開き出来るようにした選択タイプ型便座
を提供することも非常に有効である。
【0012】従って、本実施例で示した便座本体1を使
用する場合、左右着座杆1aの各着座部材2によって着
座した際にお尻には冷たい感覚は無く四季を問わずに快
適な座り心地が得られるものであり、又、排便後の肛門
部分やその付近の拭き取りが容易に行えるものとなって
いる。つまり、排便後において、先ず左側のお尻へ体重
移動して右側のお尻を僅かに右着座部材2から浮かした
状態し、次に右着座杆1aを外開きしていき便器本体と
右側お尻との間に隙間(お尻の持ち上げ分を含めて10
cm以上となる。)を生じさせ、所謂のお尻の下(右
側)が空いた状態にすれば良く、このようにすれば、左
側のお尻は左着座部材2に載っている状態だから中腰の
如き苦痛は皆無であって、トイレットペーパーを持った
右手を上記隙間から差し入れて肛門及びその付近を拭き
取れば良く、非常に楽な姿勢での拭き取り作業が行える
ものとなる。
【0013】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれぱ、従来
の便座と異なり、着座時に冷たい思いや嫌な思いをする
ことなく、而も中腰姿勢による苦痛や面倒さを感じるこ
ともなく、便座上に着座して排便し、その後に奇麗に拭
き取る一連の排便行為において快適な座り心地が得られ
たり、楽な拭き取り作業が行えるといった使用者にとっ
てはこの上ないメリットを有するものであり、経済性を
考慮しても十二分に利用者にとっては多大な効果を発揮
し得るものであり、個人のトイレだけでなく公共のトイ
レ等々、数多くのトイレに設置して本発明品の利用が図
れるものであって、その利用価値は極めて高く、優れた
商品価値を有すると言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】右着座杆1aを外開きした状態を示す平面図。
【図3】着座杆1aの回動手段の一例を示す部分断側面
図。
【符号の説明】
1 便座本体 1a 着座杆 1b 基部杆 1c 挿入軸部 2 着座部材 A 便器本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便座本体の左右着座杆の臀部当接位置に
    発泡スチロール等の材質からなる着座部材を取り付け左
    右着座杆の高さが全体で10cm程度或いはそれ以上と
    なる如く形成し、又、左右着座杆の少なくとも一方が外
    開き出来るように着座杆を便座本体の基部杆とは離脱さ
    せた別体とすると共に当該着座杆を基部杆に対して水平
    方向に回動自在な如く付設したことを特徴とする洋式便
    器の便座。
JP2001187321A 2001-05-17 2001-05-17 洋式便器の便座 Pending JP2002336162A (ja)

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JP2001187321A JP2002336162A (ja) 2001-05-17 2001-05-17 洋式便器の便座

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Family

ID=19026623

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019017959A (ja) * 2017-07-14 2019-02-07 株式会社アスタリスク 折りたたみ携帯便座
CN109998413A (zh) * 2019-03-14 2019-07-12 吴铁柱 一种洁垫马桶盖

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JP2019017959A (ja) * 2017-07-14 2019-02-07 株式会社アスタリスク 折りたたみ携帯便座
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