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JP2002334306A - 機器処理装置、ic機器システム、ic機器の処理方法およびカード処理装置 - Google Patents

機器処理装置、ic機器システム、ic機器の処理方法およびカード処理装置

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Publication number
JP2002334306A
JP2002334306A JP2001141161A JP2001141161A JP2002334306A JP 2002334306 A JP2002334306 A JP 2002334306A JP 2001141161 A JP2001141161 A JP 2001141161A JP 2001141161 A JP2001141161 A JP 2001141161A JP 2002334306 A JP2002334306 A JP 2002334306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
time
communication
unit
mobile phone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001141161A
Other languages
English (en)
Inventor
Kakuhiko Kadoya
格彦 門矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001141161A priority Critical patent/JP2002334306A/ja
Publication of JP2002334306A publication Critical patent/JP2002334306A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】IC機器の不正利用を防止する機器処理装置、IC
機器システム、IC機器の利用方法およびICカードの不正
利用を防止するICカード処理装置を提供する。 【解決手段】機器処理装置15は、通信処理を行った時刻
を記憶する手段を備えたIC機器11と通信し、前記時刻を
受信する通信部51と、この通信部51が前記IC機器11と通
信した時刻と前記IC機器11が受信した時刻との時間差が
所定値を超えているときに前記通信部51による前記IC機
器11との通信を停止する停止手段57とを備えることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC機器の情報を読
み取る機器処理装置、IC機器システム、IC機器の処理方
法およびICカードの情報を読み取るカード処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種のICカードが使用されるよう
になり、その用途もクレジットカード、プリペイドカー
ド等の決済用、セキュリティ目的の個人認証用と多岐に
渡っている。ICカードの表面には、顔画像や氏名等が印
刷され、目視による利用者の認証に利用される。また、
ICカードの内部にはICカードの登録番号、暗証番号、利
用者の氏名、住所、生年月日といったICカードの認証に
必要な情報や個人情報を記憶した集積回路チップが埋設
されている。この集積回路チップは、ICカード内に設け
られた接続端子、もしくはループ状のアンテナと接続さ
れ、リーダライタと呼ばれる外部のカード処理装置と信
号(情報)や電力等のやり取りをする。一般に、ICカー
ドに設けられた接続端子を介して情報の送受信をするタ
イプは、接触式ICカードと呼ばれる。また、ICカードの
内部に設けられたループ状のアンテナを用いて、無線に
よりリーダライタと情報を送受信するタイプは、非接触
式ICカード(無線カード)と呼ばれる。利用者は、リー
ダライタにICカードを接続し、必要な情報を読み取ら
せ、リーダライタに設けられた入力装置に暗証番号や氏
名等を入力することにより、認証を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらICカード
の用途や機能が拡大されればされるほど、紛失時、盗難
時の被害の大きさも計り知れないものになってくる。し
かしながら、一般的には暗証番号程度のプロテクトしか
用意されていないのが現状であり、容易に不正利用され
てしまうという問題点があった。ICカードの内容を表示
する表示部をICカード自体に設ける場合には、ICカード
側に電源が必要であったり、破損しやすくなる、コストが
かさむ等の問題点があった。 また、ICカードに記憶されている情報を確認するには
専用の端末機が必要であるため、その都度端末機設置場
所へ出向く必要があり、リアルタイムに確認できないと
いう問題点があった。 そこで本発明は、紛失や盗難時のIC機器の不正利用を防
止する機器処理装置、IC機器システム、IC機器の処理方
法およびICカードの不正利用を防止するICカード処理装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、請求項1に記載の機器処理装置は、通信
処理を行った時刻を記憶する手段を備えたIC機器と通信
し、前記時刻を受信する通信部と、この通信部が前記IC
機器と通信した時刻と前記IC機器が受信した時刻との時
間差が所定値を超えているときに前記通信部による前記
IC機器との通信を停止する停止手段とを備えることを特
徴とする。
【0005】また、請求項2に記載の機器処理装置は、
通信可能な携帯機器と、この携帯機器と通信する通信手
段、この通信手段が通信処理を行った時刻を記憶する手
段を備えたIC機器と、このIC機器と通信する機器処理装
置とからなるIC機器システムに使用され、前記IC機器と
通信し、前記IC機器と前記携帯機器とが通信した時刻を
受信する通信部と、この通信部にて受信した前記時刻と
前記通信部が通信した時刻との時間差が所定値を超えて
いるときに前記IC機器との通信を停止する停止手段とを
備えることを特徴とする。
【0006】また、請求項3に記載のIC機器システム
は、通信可能な携帯機器と、この携帯機器と通信する第
1の通信手段、この第1の通信手段が通信した時刻を記憶
する第1の時刻記憶手段を備えたIC機器と、このIC機器
と通信する第2の通信手段、この第2の通信手段が通信し
た時刻と前記第1の時刻記憶手段に記憶された時刻との
時間差が所定値を超えているときに前記IC機器との通信
を停止させる停止部を備えた機器処理装置とからなるこ
とを特徴とする。
【0007】また、請求項4に記載のIC機器システム
は、通信可能な携帯機器と、この携帯機器と通信する第
1の通信手段、この第1の通信手段が通信した時刻から算
出される有効期間情報を記憶する第1の有効期間記憶手
段を備えたIC機器と、このIC機器と通信する第2の通信
手段、この第2の通信手段が通信した時刻が前記第1の有
効期間記憶手段に記憶された有効期間を超えているとき
に前記IC機器との通信を停止させる停止部を備えた機器
処理装置とからなることを特徴とする。
【0008】また、請求項5に記載のIC機器システム
は、請求項3または請求項4において、前記携帯機器は、
前記IC機器に記憶される情報を変更する変更手段を備え
ることを特徴とする。
【0009】また、請求項6に記載のIC機器システム
は、請求項3または請求項4において、前記携帯機器は、
前記IC機器との通信により得られる情報を表示する表示
部を備えることを特徴とする。
【0010】また、請求項7に記載のIC機器の処理方法
は、携帯機器からIC機器に対して第1の時刻を送信し、
このIC機器に送信された第1の時刻を機器処理装置にて
受信し、この受信した第1の時刻と受信を行った第2の時
刻との時間差が所定値を超えているときに前記IC機器と
前記機器処理装置との通信を停止させることを特徴とす
る。
【0011】また、請求項8に記載のIC機器の処理方法
は、携帯機器からIC機器に対してIC機器の利用可能な有
効期間情報を送信し、このIC機器に送信された有効期間
情報を機器処理装置にて受信し、この受信を行った時刻
が前記有効期間を過ぎているときに前記IC機器と前記機
器処理装置との通信を停止させることを特徴とする。
【0012】また、請求項9に記載のカード処理装置
は、通信処理を行った時刻を記憶する手段を備えたICカ
ードと通信し、前記時刻を受信する通信部と、この通信
部が前記ICカードと通信した時刻と前記ICカードが受信
した時刻との時間差が所定値を超えているときに前記通
信部による前記ICカードとの通信を停止する停止手段と
を備えることを特徴とする。
【0013】また、請求項10に記載のカード処理装置
は、通信可能な携帯電話機と、この携帯電話機と通信す
る通信手段、この通信手段が通信処理を行った時刻を記
憶する手段を備えたICカードと、このICカードと通信す
るカード処理装置とからなるICカードシステムに使用さ
れ、前記ICカードと通信し、前記ICカードと前記携帯電
話機とが通信した時刻を受信する通信部と、この通信部
にて受信した通信時刻と前記通信部が通信した時刻する
通信部との時間差が所定値を超えているときに前記ICカ
ードとの通信を停止する停止手段とを備えることを特徴
とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0015】本発明の実現にあたり、IC機器としてICカ
ード11を採用する。ICカード11は、非接触式のICカード
(無線カード)の方が利便性は高いが、カード処理装置
や携帯電話機と、ケーブルやコネクタによって電気的に
接続する接触式ICカードを用いても良い。以下、特に断
わりが無い限り、ICカード11は非接触式ICカードであ
る。
【0016】図1は、本発明に係るICカード11、携帯電
話機13、カード処理装置15、携帯電話基地局17、携帯電
話端末管理サーバ19からなるICカードシステムを模式的
に示した図である。図1において、ICカード11にIC機
器、携帯電話機13に携帯機器、カード処理装置15に機器
処理装置をそれぞれ採用すると、ICカードシステムはIC
機器システムとなる。
【0017】図2はICカード11を模式的に示すブロック
図であり、ICカード11はカード形状をしている。ICカー
ド11の内部には、ICカード11の動作を制御する制御部2
1、ICカード11の利用者の氏名等を記憶する記憶手段で
ある記憶部23、無線通信部27が受信した時刻情報を記憶
する時間記憶部25、カード処理装置15や携帯電話機13と
無線により情報を送受信する通信手段である無線通信部
27が設けられている。
【0018】ICカード11の内部には制御部21が設けら
れ、制御部21は中央演算処理装置からなり、記憶部23に
記憶されたプログラムに基づいて、計算、判断、照合等
の処理を行う。さらに、制御部21はICカード11の利用時
における決済、金額ポイントの上限や利用可能な有効期
間の設定、利用停止処理等を行う。
【0019】ICカード11の内部には記憶部23が設けら
れ、記憶部23は読み出し専用メモリ(ROM)や読み出
し、書き込みが可能なメモリ(RAM)で構成され、制御
部21と接続されている。ROMは読み出し専用メモリであ
り、制御部21で計算等を処理する際のプログラムが記憶
されている。RAMはデータ用のメモリであり、ICカード1
1の利用者の氏名、ICカードを利用するための暗証番
号、登録された携帯電話機13の情報等を記憶する。
【0020】ICカード11の内部には通信処理を行った時
刻を記憶する手段として時間記憶部25が設けられてい
る。時間記憶部25は読み出し、書き込みが可能なメモリ
(RAM)で構成される。時間記憶部25は、携帯電話機13
から送信された時刻情報と無線通信部27により情報を送
受信した時間を記録する。
【0021】ICカード11の内部には無線通信部27が設け
られ、無線通信部27はループ状のアンテナで構成され
る。無線通信部27は制御部21と接続され、携帯電話機13
やカード処理装置15から送信される情報を無線により受
信し、制御部21へと出力する。無線通信部27が受信する
情報には、携帯電話機13がICカードに対して無線により
情報を送信した時刻が含まれており、時間記憶部25へと
出力される。また、無線通信部27は携帯電話機13やカー
ド処理装置15に対して無線により情報を送信する。無線
通信部27が送信する情報には、時間記憶部25に記憶され
た時刻が含まれる。
【0022】図3は本発明に係る携帯電話機13を模式的
に示すブロック図である。本発明の実現にあたり、携帯
機器として携帯電話機13を採用する。携帯電話機13は、
携帯電話機13の動作を制御する制御部29、ICカード11と
無線通信する カード通信部33、携帯電話基地局17と無
線通信する基地局通信部35、携帯電話機13の制御部29で
処理されるプログラムやデータを記憶する記憶部31、各
種情報を表示する表示部37、携帯電話機の各種操作を行
うための入力手段である操作部39、時間を計測し表示部
37に時刻を表示させる時計部41から構成される。
【0023】携帯電話機13の内部には制御部29が設けら
れ、制御部29は中央演算処理装置(CPU)からなり、 カ
ード通信部33等で行われる無線通信処理を制御する。
【0024】携帯電話機13の内部には記憶部31が設けら
れ、記憶部31は読み出し専用メモリ(ROM)や読み出
し、書き込みが可能なメモリ(RAM)からなる。ROMは書
き換えができないメモリであり、制御部29で通信等の処
理を行う際のプログラムが記憶されている。RAMはデー
タ用のメモリであり、登録されたICカード11を特定する
情報、ICカード11の利用者の氏名、暗証番号、 カード
通信部33が通信を行った時刻等を記憶する。
【0025】携帯電話機13の内部には カード通信部33
が設けられ、 カード通信部33はICカード11の無線通信
部27と無線により情報を送受信する。
【0026】携帯電話機13には基地局通信部35が設けら
れ、基地局通信部35は携帯電話基地局17と無線により情
報を送受信し、携帯電話機13と他の電話機との通話を行
う。
【0027】携帯電話機13の表面部分には、IC機器また
はICカード11の情報を表示する表示部37が設けられてい
る。表示部37は電話番号や カード通信部33の通信で得
られたICカード11の情報を液晶表示する。
【0028】携帯電話機13の表面部分には操作部39が設
けられ、操作部39はボタン等から構成され、通話を行う
際の電話番号の入力、各種設定を行うときの入力手段と
して用いられる。操作部39はIC機器またはICカード11に
記憶される情報を変更する変更手段としても使用され
る。利用者は、操作部39を操作することにより、変更し
たい情報を入力して記憶部31に記憶させる。記憶部31に
記憶された情報は、カード通信部33によりIC機器または
ICカード11に送信される。
【0029】携帯電話機13の内部には時計部41が設けら
れ、時計部41は時間を計測し表示部37に時刻を表示させ
たり、ICカード11との通信を行った際にその時刻を出力
し、ICカード11に対して送信させる。
【0030】図4はICカード11の情報を読み取り、各種
決済等を行うカード処理装置15を模式的に示したブロッ
ク図である。本発明の実現にあたり、IC機器の情報を読
み取る機器処理装置としてカード処理装置15を採用す
る。カード処理装置15は、制御部43、記憶部45、操作部
47、表示部49、カード通信部51、第1の時間記憶部53、
第2の時間記憶部55、停止部57から構成される。
【0031】カード処理装置15の内部には制御部43が設
けられ、制御部43は中央演算処理装置(CPU)からなり、
記憶部45に記憶されたプログラムを元に、計算、判断、
照合等の処理を行う。
【0032】カード処理装置15の内部には記憶部45が設
けられ、記憶部45は読み出し専用メモリ(ROM)等から
構成され、制御部43と接続されている。記憶部45は制御
部43で行われる各種処理に必要なプログラムや情報を記
憶している。
【0033】カード処理装置15の表面部分には操作部47
が設けられ、操作部47はカード処理装置15の各種操作を
行うキーボード等から構成される。操作部47はICカード
11の照合等を行うための入力手段として利用される。IC
カード11の利用者は、操作部47を操作してICカード11の
暗証番号を入力し、カード処理装置15のカード通信部51
で読み取られたICカード11の暗証番号と照合させて各種
決済等を行う。
【0034】カード処理装置15の表面部分には表示部が
設けられ、表示部49は液晶モニタから構成され、制御部
43で処理される情報等の表示を行う。
【0035】カード処理装置15には、IC機器またはICカ
ード11と通信を行う通信部としてカード通信部51が設け
らている。カード通信部45はICカード11と無線により情
報を送受信する。カード通信部51はICカード11に記憶さ
れた利用者の氏名、住所、電話番号、暗証番号、ICカー
ド11を利用可能な有効期間等を無線により受信し、記憶
部45等に記憶させる。
【0036】カード処理装置15の内部には第1の時間記
憶部53が設けられ、第1の時間記憶部53は読み出し、書
き込みが可能なメモリ(RAM)で構成され、カード通信
部51がICカード11と通信を行った時刻を記憶する。
【0037】カード処理装置15の内部には第2の時間記
憶部55が設けられ、第2の時間記憶部55は読み出し、書
き込みが可能なメモリ(RAM)で構成される。第2の時間
記憶部55はICカード11との通信で得られる各種情報の中
で、ICカード11の時間記憶部25に記憶されていた時間を
記憶する。
【0038】カード処理装置15の内部には、IC機器また
はICカード11との通信を停止する停止手段として停止部
57が設けられている。停止部57は第1の時間記憶部53に
記憶された時間と第2の時間記憶部55に記憶された時間
を比較することによって、ICカード11が利用可能である
か判定する。停止部57はICカード11と携帯電話機13が通
信した時間と、ICカード11とカード処理装置15が通信し
た時間を比較し、各時間の差が予め決められた値よりも
大きな場合にはICカード11の利用を停止させる。
【0039】カード処理装置15の内部には時計部が設け
られ、時計部は時間を計測し表示部49に時刻を表示させ
たり、ICカード11と通信を行ったときの時刻を出力し、
第1の時間記憶部53に時刻を記憶する。
【0040】図5は携帯電話機13の無線通信を中継する
携帯電話基地局17を模式的に示すブロック図である。携
帯電話基地局17は、携帯電話端末管理サーバ19と接続さ
れており、携帯電話機13に対して無線により情報を送受
信することにより、携帯電話機同士の通話を行わせる。
図5に示される携帯電話基地局17は制御部59、携帯電話
機通信部61、携帯電話端末管理サーバ通信部63から構成
される。
【0041】携帯電話基地局17には制御部59が設けら
れ、制御部59は携帯電話基地局17を構成する各部の動作
の処理を司るCPU(中央演算処理装置)等から構成され
る。
【0042】携帯電話基地局17には携帯電話機通信部61
が設けられ、携帯電話機通信部61は、携帯電話機13と無
線により情報を送受信し、携帯電話機13同士の通話を行
わせる。
【0043】携帯電話基地局17には携帯電話端末管理サ
ーバ通信部63が設けられ、携帯電話端末管理サーバ通信
部63は携帯電話端末管理サーバ17と通信を行い必要な情
報の送受信を行う。
【0044】図6は携帯電話端末管理サーバ19を模式的
に示すブロック図である。携帯電話端末管理サーバは、
携帯電話機13の登録や管理等を行うサーバであり、制御
部65、携帯電話機基地局通信部67から構成される。
【0045】携帯電話端末管理サーバ19には制御部が設
けられ、制御部53は携帯電話端末管理サーバ19の各部で
行われる動作の処理を司るCPU(中央演算処理装置)等
から構成される。
【0046】携帯電話端末管理サーバ19には携帯電話基
地局通信部67が設けられ、携帯電話機基地局通信部67は
携帯電話基地局17と情報の送受信を行う。携帯電話基地
局17から所定の携帯電話機13の運用停止処理を受信した
場合には、該当する携帯電話機13の運用を停止する処理
を行う。
【0047】図7はICカード11、携帯電話機13、カード
処理装置15の各部で通信される情報の流れを示すシーケ
ンス図である。
【0048】ICカード11と携帯電話機13との間では、30
分経過するごとに通信が行われ、この通信を行った時刻
はICカード11の時間記憶部25および携帯電話機13の記憶
部31にそれぞれ記憶される。12:00になると、携帯
電話機13の カード通信部33が、12:00という時刻
情報をICカード11へ送信する。ここで、携帯電話機13が
時刻情報を送信するICカード11は予め携帯電話機13に登
録されている。具体的には、携帯電話機13の所有者は、
ICカード11を発行する際にICカード11を特定する情報を
携帯電話機13の記憶部31に記憶させるとともに、ICカー
ド11の記憶部23に携帯電話機13を特定する情報を記憶さ
せる。ICカード11と携帯電話機13との間で通信を行い、
互いに登録されている場合にのみ携帯電話機13からICカ
ード11へ時刻情報を送信する。
【0049】携帯電話機13から送信された時刻情報は、
ICカード11の無線通信部27に受信され、時間記憶部25に
記憶される。この通信が行われてから30分が経過する
と、携帯電話機13の時計部41にて30分が計時され、携帯
電話機13の カード通信部33から12:30という時刻
情報がICカード11へ送信される。この時刻情報は、ICカ
ード11の無線通信部27によって受信され、時間記憶部25
に記憶される。このようにして、携帯電話機13の時計部
41にて30分が計時されると、携帯電話機13からICカード
11に時刻情報が送信され、ICカード11にて時刻情報を受
信し記憶する。
【0050】このICカード11を利用するには、カード処
理装置15に情報を読み取らせて、カード処理装置15へ暗
証番号を入力する。12:50にICカード11を利用する
場合、カード処理装置15のカード通信部51がICカード11
の時間記憶部25に記憶された12:30という時刻情報
を受信する。この受信された12:30という時刻情報
は、カード処理装置15の第2の時間記憶部55に記憶され
る。また、カード処理装置15のカード通信部51が通信を
行った12:50という時刻情報は、第1の時間記憶部5
3に記憶される。第2の時間記憶部55に記憶された12:
30の時刻情報と第1の時間記憶部53に記憶された1
2:50の時刻情報は、制御部43で比較され、時間差が
20分とICカード11の利用可能な時間30分を超えていない
ため、カード処理装置15はICカード11との通信を続行し
て、ICカード11を利用可能とする。
【0051】カード処理装置15がICカード11と通信を行
い、ICカード11に記憶された時刻情報が13:30、カ
ード処理装置15が通信した時刻が14:10である場
合、時間差が40分とICカード11の利用可能な時間30分
を超えているため、カード処理装置15はICカード11との
通信を停止し、ICカード11を利用不可能とする。
【0052】次に携帯電話機13からICカード11に対して
一時的に通信が行えなかった場合について説明する。携
帯電話機13は18:00にICカード11と通信を行い、1
8:00という時刻情報をICカード11へ送信する。ICカ
ード11では18:00という時刻情報が記憶される。携
帯電話機13が18:00に通信を行ってから30分が経
過すると、携帯電話機13はICカード11に対して18:3
0という時刻情報を送信する。このとき、携帯電話機13
とICカード11とが通信不可能な距離まで離れる等、何ら
かの理由で携帯電話機13からICカード11に対して通信が
行えないと、表示部37には「ICカードを紛失した可能性
があります」といった案内表示が行われる。携帯電話機
13からICカード11に対して通信が行えないので、ICカー
ド11の時間記憶部25には18:30という時刻情報が記
憶されない。このため、ICカード11は18:30を過ぎ
るとカード処理装置15で処理することができない。携帯
電話機13からICカード11への通信が失敗してから30分が
経過し、19:00になると、携帯電話機13はICカード
11に対して19:00という時刻情報を送信する。ICカ
ード11がこの時刻情報を受信することができると、ICカ
ード11の時間記憶部25には19:00の時刻情報が記憶
され、ICカード11が再び利用可能となる。ここで、1
8:30に携帯電話機13とICカード11との通信が行えな
かったときに、携帯電話機13がICカード11に対して30分
毎に行う通信を停止させてもよい。ICカード11の時間記
憶部25は時刻情報を受信して記憶することができないの
で、時間記憶部25に記憶された時刻から30分が経過する
とカード処理装置15による利用が停止される。さらに、
携帯電話機13とICカード11との通信が一時的に停止し、
その後通信ができるようになったときに、携帯電話機13
の操作部39を操作して携帯電話機13またはICカード11に
暗証番号を入力するようにしてもよい。ICカード11およ
び携帯電話機13の利用者がICカード11を一時的に紛失し
てしまった場合、ICカード11は利用者の手元から離れて
30分が経過すると利用できなくなる。そして、利用者が
ICカード11を取り戻し、携帯電話機13からICカード11へ
の通信が行えると、ICカード11は再び利用可能となるの
でICカード11のセキュリティーが高まる。また、一時的
に利用が停止されたICカード11を再び利用するときに、
ICカード11または携帯電話機13に対して携帯電話機13を
利用して暗証番号を入力するようにしてもよい。
【0053】ICカード11と携帯電話機13との通信を行う
時間の間隔やICカード11の利用が可能な時間はそれぞれ
30分である必要はなく、時間が短ければよりセキュリテ
ィーが高くなる。
【0054】以下、図1乃至図7に基づき、各部の動作や
相互の関係等を含め発明の作用について説明する。
【0055】ICカード11はクレジットカードやキャッシ
ュカード、プリペイド/ポストペイカード等に用いられ
るICカードと同じ機能を有しており、商品購入の際、店
舗に備えられたカード処理装置15に必要な情報を読み取
らせ、暗証番号等を入力することによって認証を行う。
また、IDカードやセキュリティーカードにも利用され
る。
【0056】携帯電話機13は従来の携帯電話機と同じ機
能を有しており、携帯電話基地局17を経由して携帯電話
機や加入電話等と通話を行う。また、本発明の実現にあ
たり、携帯機器として携帯電話機13を採用しているが、
IC機器またはICカード11と通信可能な携帯機器であれば
よい。
【0057】ICカード11を利用する利用者は、ICカード
11とともに携帯電話機13も一緒に携帯する。この携帯電
話機13の カード通信部33は、30分経過する毎にICカー
ド11に対して情報を無線により送信する。この送信され
る情報には、送信を行った時刻に関する情報が含まれ
る。携帯電話機13から送信された情報は、ICカード11の
無線通信部27に受信され、時間記憶部25へと記憶され
る。
【0058】買い物等でICカード11を利用するには、店
に設置されたカード処理装置15にICカード11の情報を読
み取らせ、利用者は操作部47に名前や暗証番号等を入力
して決済処理を行う。このとき、ICカードの時間記憶部
25に記憶された時刻はカード処理装置15によって受信さ
れ、第2の時間記憶部55に記憶される。またこの通信が
行われたときの時刻は、第1の時間記憶部53に記憶され
る。第1の時間記憶部53に記憶された時刻と、第2の時間
記憶部55に記憶された時刻は、制御部43にて比較され
る。両者の時刻の時間差が30分以内であれば通常の決済
処理を続行させ、両者の時刻の時間差が30分以上または
第2の時間記憶部55に記憶された時刻の方が早い場合に
は停止部57にて通信を停止させ、決済処理を停止させる
とともに、表示部49に決済不能の表示等を行う。
【0059】ICカード11の時間記憶部25に記憶される時
刻の中で、最も新しい時刻から30分以内に限りICカード
11の利用が可能となり、30分以上経過している場合には
ICカード11の利用が不可能となる。また、時間記憶部25
に記憶される時刻の中で、最も新しい時刻がICカード11
とカード処理装置15との間で通信を行った時刻よりも早
い場合にはICカード11の利用はできない。これはICカー
ド11に加えて携帯電話機13が不正使用されるのを防止す
るためである。
【0060】ICカード11と携帯電話機13との通信から30
分以上が経過し、ICカード11が使用不可能となった場合
のICカード11の復帰方法について説明する。ICカード11
と携帯電話機13が一時的に離れてしまい、ICカード11が
使用できなかった場合には、再び携帯電話機13からICカ
ード11へ無線通信し、ICカード11の時間記憶部25に時刻
が記憶されればよい。また、携帯電話機13の記憶部31
で、ICカード11に無線通信した履歴情報を記憶してお
き、無線通信を行う時刻が、直前の時刻から30分以上経
過している場合には、表示部37に「ICカードは使用でき
ません」と案内表示しICカード11への無線通信を停止さ
せてもよい。このとき、携帯電話機13に暗証番号を入力
することにより、ICカード11への無線通信を復帰させる
ようにしてもよい。
【0061】ICカード11と携帯電話機13の両方を所持し
ていて、ICカード11のみを紛失してしまった場合には、
紛失してから少なくとも30分が経過すればICカード11の
利用ができなくなり、不正利用を防止することが可能と
なる。
【0062】ICカード11の時間記憶部25に記憶される情
報は時刻だけでなく、この時刻から算出されるICカード
11の利用可能な有効期間情報であってもよい。例えば2
001年4月5日13時00分にICカード11と携帯電話
機13で通信が行われたときには、有効な時間30分を追加
した2001年4月5日13時30分というICカード11
の利用可能な有効期間情報がICカード11の時間記憶部25
に記憶される。このICカード11がカード処理装置15によ
って決済処理されるときには、ICカード11とカード処理
装置15との間で通信を行った時刻が、上記の有効期間情
報の範囲内であればICカード11が利用可能となる。
【0063】ICカード11と携帯電話機13の間で行われる
通信の時間の間隔やICカード11の利用可能な期間は30分
間である必要はなく、それぞれ短い方がICカード11の紛
失・盗難時の不正利用を防止する可能性が高くなる。さ
らに、ICカード11は通常使用不可能とし、ICカード11を
利用するときに携帯電話機13からICカード11へ通信し、
1分間または1回だけ使用可能としてもよい。逆に、ICカ
ード11の利用可能な期間をたとえば1日間など長く設定
すれば、家族に貸与するといった使い方も可能となる。
【0064】ICカード11と携帯電話機13との間で行われ
る通信の時間の間隔や、ICカード11の利用可能な期間
は、携帯電話機13の操作部39で設定してもよい。そして
ICカード11の情報を表示部37に表示させれば、より利便
性が向上する。ICカード11の不正利用を防ぐ場合には、
ICカード11の有効期間を1分としておけば、ICカード11
を利用するたびに携帯電話機13から情報を送信する必要
があるものの、ICカード11のみを紛失しても1分後には
利用が停止されることになる。
【0065】携帯電話機13の記憶部31にICカード11の情
報を記憶させておけば、紛失したICカード11を再発行す
るときに有効である。
【0066】携帯電話機13がICカード11へ無線通信した
履歴情報を記憶部31に記憶させ、最後の無線通信から30
分が経過したら、携帯電話機13の表示部37に「ICカード
を紛失した可能性があります」と案内表示させたり、ス
ピーカから音を発生させて利用者に案内するようにして
もよい。
【0067】さらに、ICカード11と携帯電話機13を相互
に登録し、登録されたICカード11と携帯電話機13同士で
のみ通信するよう設定すれば、より安全性が高まる。具
体的には、ICカード11の記憶部23には、登録された携帯
電話機13を特定する情報を記録しておく。ICカード11と
携帯電話機13との間で行われる通信にこの携帯電話機13
を特定する情報を含ませておき、制御部21にて照合を行
う。または、携帯電話機13の制御部29にて、通信を行っ
たICカード11が予め登録されたものであるか照合を行っ
て、照合が正の場合にのみ時刻情報をICカード11へ送信
するようにしてもよい。
【0068】次に、ICカード11と携帯電話機13を同時に
紛失してしまった場合について説明する。ICカード11と
携帯電話機13を同時に紛失した利用者は、通常であれば
ICカード11を発行している会社や携帯電話機13を運用し
ている会社等に連絡をとり、ICカード11と携帯電話機13
の利用を一時的あるいは永久に停止させる。本発明のIC
カード11、携帯電話機13でも同様の手続を行うが、携帯
電話機13からICカード11に対する無線通信を停止するこ
とによってICカード11の利用を停止させる。携帯電話機
13は管理・運用する携帯電話基地局17や携帯電話端末管
理サーバ19によってその利用を停止させられる。携帯電
話機13の利用が停止されると、携帯電話機13とICカード
11との間の通信も停止されるので、ICカード11は有効期
間が経過すれば利用不可能となる。ICカード11の利用を
停止させる方法として、携帯電話機13からICカード11に
対してICカード11の利用を停止させる情報を送信させて
もよい。具体的には携帯電話機13からICカード11の時間
記憶部25に対して、0000年0月0日00時00分と
いった特殊な時刻を送信させる。この特殊な時刻がICカ
ード11の時間記憶部25に記憶されたときに、それ以降は
時間記憶部25に時刻または有効期間情報を記憶できない
ようにして、ICカード11の利用を停止させてもよい。
【0069】通信処理を行った時刻を記憶する手段を備
えたIC機器と通信し、時刻を受信する通信部と、通信部
がIC機器と通信した時刻とIC機器が受信した時刻との時
間差が所定値を超えているときに通信部によるIC機器と
の通信を停止する停止手段とを備えた機器処理装置によ
り、IC機器の不正使用を防止することが可能である。
【0070】通信可能な携帯機器と、この携帯機器と通
信する通信手段、この通信手段が通信処理を行った時刻
を記憶する手段を備えたIC機器と、このIC機器と通信す
る機器処理装置とからなるIC機器システムに使用され、
IC機器と通信し、IC機器と携帯機器とが通信した時刻を
受信する通信部と、この通信部にて受信した時刻と通信
部が通信した時刻との時間差が所定値を超えているとき
にIC機器との通信を停止する停止手段とを備えた機器処
理装置により、携帯機器とIC機器と機器処理装置とから
なるIC機器システムにおいて、携帯機器からIC機器へ時
刻を送信することができ、この時刻から所定時間以上経
過するとIC機器との通信を停止でき、IC機器の不正使用
が防止可能となる。
【0071】通信可能な携帯機器と、この携帯機器と通
信する第1の通信手段、この第1の通信手段が通信した時
刻を記憶する第1の時刻記憶手段を備えたIC機器と、こ
のIC機器と通信する第2の通信手段、この第2の通信手段
が通信した時刻と第1の時刻記憶手段に記憶された時刻
との時間差が所定値を超えているときにIC機器との通信
を停止させる停止部を備えた機器処理装置とからなるIC
機器システムにより、携帯機器とIC機器との間で通信を
行うことによって、IC機器と機器処理装置との間で通信
を行うときに、IC機器の不正使用が防止可能となる。
【0072】通信可能な携帯機器と、この携帯機器と通
信する第1の通信手段、この第1の通信手段が通信した時
刻から算出される有効期間情報を記憶する第1の有効期
間記憶手段を備えたIC機器と、このIC機器と通信する第
2の通信手段、この第2の通信手段が通信した時刻が第1
の有効期間記憶手段に記憶された有効期間を超えている
ときにIC機器との通信を停止させる停止部を備えた機器
処理装置とからなるIC機器システムにより、携帯機器か
らIC機器に対してIC機器の使用可能な有効期間情報が送
信され、IC機器と機器処理装置との間で行われる通信時
にIC機器の不正使用が防止可能となる。
【0073】携帯機器は、IC機器に記憶される情報を変
更する変更手段を備えることにより、携帯機器とIC機器
と機器処理装置とからなるIC機器システムにおいて、け
いた機器によりIC機器に記憶される情報を変更すること
ができるので、利便性の高いIC機器システムが提供可能
となる。
【0074】携帯機器は、IC機器との通信により得られ
る情報を表示する表示部を備えることにより、携帯機器
とIC機器と機器処理装置とからなるIC機器システムにお
いて、携帯機器でIC機器の情報を確認することができる
ので、より利便性が高いIC機器システムが提供可能とな
る。
【0075】通信処理を行った時刻を記憶する手段を備
えたICカードと通信し、時刻を受信する通信部と、この
通信部がICカードと通信した時刻とICカードが受信した
時刻との時間差が所定値を超えているときに通信部によ
る前記ICカードとの通信を停止する停止手段とを備える
カード処理装置により、ICカードの不正使用が防止可能
となる。
【0076】通信可能な携帯電話機と、この携帯電話機
と通信する通信手段、この通信手段が通信処理を行った
時刻を記憶する手段を備えたICカードと、このICカード
と通信するカード処理装置とからなるICカードシステム
に使用され、ICカードと通信し、ICカードと携帯電話機
とが通信した時刻を受信する通信部と、この通信部にて
受信した通信時刻と通信部が通信した時刻する通信部と
の時間差が所定値を超えているときにICカードとの通信
を停止する停止手段とを備えるカード処理装置により、
携帯電話機とICカードとの間で通信を行うことにより、
ICカードとカード処理装置との間で行われる通信におい
てICカードの不正使用が防止可能となる。
【0077】
【発明の効果】IC機器およびICカードの不正利用を防止
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態に係るICカード、携帯電
話機、カード処理装置、携帯電話基地局、携帯電話端末
管理サーバ等からなるICカードシステムを示す模式図。
【図2】 本発明の実施の一形態に係るICカードを示すブ
ロック図。
【図3】 本発明の実施の一形態に係る携帯電話機を示す
ブロック図。
【図4】 本発明の実施の一形態に係るカード処理装置を
示すブロック図。
【図5】 本発明の実施の一形態に係る携帯電話基地局を
示すブロック図。
【図6】 本発明の実施の一形態に係る携帯電話端末管理
サーバを示すブロック図。
【図7】 本発明の実施の一形態に係るICカード、携帯電
話機、カード処理装置の各部の情報の流れを示すシーケ
ンス図。
【符号の説明】
11…ICカード、13…携帯電話機、15…カード処理装置、
17…携帯電話基地局、19…携帯電話端末管理サーバ、21
…制御部21…記憶部23…時間記憶部25…無線記憶部、29
…制御部、31…記憶部、33…カード通信部、35…基地局
通信部、37…表示部、39…操作部、41…時計部、43…制
御部、45…記憶部、47…操作部、49…表示部、51…カー
ド通信部、53…第1の時間記憶部、55…第2の時間記憶
部、57…停止部、59…制御部、61…携帯電話機通信部、
63…携帯電話端末管理サーバ通信部、65…制御部、67…
携帯電話機基地局通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 109R Fターム(参考) 2C005 MA01 MA02 MB08 NA06 SA12 SA30 TA22 5B035 AA13 BB09 CA11 CA23 5B058 CA15 CA23 KA02 KA04 KA08 KA31 YA12 YA20 5K067 AA32 BB04 DD27 EE02 EE10 FF06 HH22 HH23 KK15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信処理を行った時刻を記憶する手段を備
    えたIC機器と通信し、前記時刻を受信する通信部と、 この通信部が前記IC機器と通信した時刻と前記IC機器が
    受信した時刻との時間差が所定値を超えているときに前
    記通信部による前記IC機器との通信を停止する停止手段
    とを備えることを特徴とする機器処理装置。
  2. 【請求項2】 通信可能な携帯機器と、この携帯機器と通
    信する通信手段、この通信手段が通信処理を行った時刻
    を記憶する手段を備えたIC機器と、このIC機器と通信す
    る機器処理装置とからなるIC機器システムに使用され、 前記IC機器と通信し、前記IC機器と前記携帯機器とが通
    信した時刻を受信する通信部と、 この通信部にて受信した前記時刻と前記通信部が通信し
    た時刻との時間差が所定値を超えているときに前記IC機
    器との通信を停止する停止手段とを備えることを特徴と
    する機器処理装置。
  3. 【請求項3】 通信可能な携帯機器と、この携帯機器と通
    信する第1の通信手段、この第1の通信手段が通信した時
    刻を記憶する第1の時刻記憶手段を備えたIC機器と、こ
    のIC機器と通信する第2の通信手段、この第2の通信手段
    が通信した時刻と前記第1の時刻記憶手段に記憶された
    時刻との時間差が所定値を超えているときに前記IC機器
    との通信を停止させる停止部を備えた機器処理装置とか
    らなることを特徴とするIC機器システム。
  4. 【請求項4】 通信可能な携帯機器と、この携帯機器と通
    信する第1の通信手段、この第1の通信手段が通信した時
    刻から算出される有効期間情報を記憶する第1の有効期
    間記憶手段を備えたIC機器と、このIC機器と通信する第
    2の通信手段、この第2の通信手段が通信した時刻が前記
    第1の有効期間記憶手段に記憶された有効期間を超えて
    いるときに前記IC機器との通信を停止させる停止部を備
    えた機器処理装置とからなることを特徴とするIC機器シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記携帯機器は、前記IC機器に記憶される
    情報を変更する変更手段を備えることを特徴とする請求
    項3または請求項4に記載のIC機器システム。
  6. 【請求項6】 前記携帯機器は、前記IC機器との通信によ
    り得られる情報を表示する表示部を備えることを特徴と
    する請求項3または請求項4に記載のIC機器システム。
  7. 【請求項7】 携帯機器からIC機器に対して第1の時刻を
    送信し、このIC機器に送信された第1の時刻を機器処理
    装置にて受信し、この受信した第1の時刻と受信を行っ
    た第2の時刻との時間差が所定値を超えているときに前
    記IC機器と前記機器処理装置との通信を停止させること
    を特徴とするIC機器の処理方法。
  8. 【請求項8】 携帯機器からIC機器に対してIC機器の利用
    可能な有効期間情報を送信し、このIC機器に送信された
    有効期間情報を機器処理装置にて受信し、この受信を行
    った時刻が前記有効期間を過ぎているときに前記IC機器
    と前記機器処理装置との通信を停止させることを特徴と
    するIC機器の処理方法。
  9. 【請求項9】 通信処理を行った時刻を記憶する手段を備
    えたICカードと通信し、前記時刻を受信する通信部と、 この通信部が前記ICカードと通信した時刻と前記ICカー
    ドが受信した時刻との時間差が所定値を超えているとき
    に前記通信部による前記ICカードとの通信を停止する停
    止手段とを備えることを特徴とするカード処理装置。
  10. 【請求項10】 通信可能な携帯電話機と、この携帯電話
    機と通信する通信手段、この通信手段が通信処理を行っ
    た時刻を記憶する手段を備えたICカードと、このICカー
    ドと通信するカード処理装置とからなるICカードシステ
    ムに使用され、 前記ICカードと通信し、前記ICカードと前記携帯電話機
    とが通信した時刻を受信する通信部と、 この通信部にて受信した通信時刻と前記通信部が通信し
    た時刻する通信部との時間差が所定値を超えているとき
    に前記ICカードとの通信を停止する停止手段とを備える
    ことを特徴とするカード処理装置。
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