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JP2002324990A - 電力系統リレー装置 - Google Patents

電力系統リレー装置

Info

Publication number
JP2002324990A
JP2002324990A JP2001126664A JP2001126664A JP2002324990A JP 2002324990 A JP2002324990 A JP 2002324990A JP 2001126664 A JP2001126664 A JP 2001126664A JP 2001126664 A JP2001126664 A JP 2001126664A JP 2002324990 A JP2002324990 A JP 2002324990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
heat
transfer plate
heat transfer
power system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001126664A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Saito
正弘 齋藤
Kazutoshi Takaishi
和年 高石
Masayuki Ishikawa
昌幸 石川
Hiroaki Yoshioka
洋明 吉岡
Mitsuo Motoki
光夫 元木
Yuji Minami
裕二 南
Norikazu Yamamoto
範和 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001126664A priority Critical patent/JP2002324990A/ja
Publication of JP2002324990A publication Critical patent/JP2002324990A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体10内の温度上昇を抑制できるように冷
却能力を高めた電力系統リレー装置を提供すること。 【解決手段】 電子機器基板3に対面して設けられて、
当該電子機器基板3から発生する熱を吸熱する熱伝達板
15と、筐体10と一体に形成されると共に熱伝達板1
5の端部が挿嵌するガイド溝17を備えて、当該ガイド
溝17に挿嵌された熱伝達板15を支持して該熱伝達板
15の熱を筐体10に伝導させるガイドレール16と設
けて、電子機器基板3からの熱を熱伝達板15で吸熱
し、その熱をガイドレール16を介して筐体10に伝達
して機外雰囲気に放熱するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力系統の保護及び
制御に使用される電力系統リレー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力系統においては系統や負荷等
の保護のために保護リレー装置が設けられると共に、当
該電力系統を制御するための制御リレー装置が設けられ
ている。
【0003】そして、送電線に配設された変流器、変圧
器等から電流、電圧信号を検出し、予め定めたアルゴリ
ズムに従って状態を演算判断して、系統の事故の有無を
監視している。
【0004】例えば、送電線に地落等の事故が発生した
と判断すると、その事故点を求め、最適な位置にある遮
断器を制御して系統の信頼性等を図っている。
【0005】これらの保護リレー装置や制御リレー装置
は、図15に示すように、入出力基板3a、電源基板3
b、インターフェース基板3c、演算処理基板3d及び
マザー基板3e等の基板を多数有し、それぞれ独立した
筐体に収納されている。以下、各基板を適宜電子機器基
板3と総称して記載する。
【0006】電子機器基板3には、CPUや各種メモ
リ、電源等の発熱する部品が設けられている。かかる部
品からの熱を効率的に放熱しなければ、例えばCPUが
熱暴走したり、また寿命が短くなったりしてメンテナン
スコストが増大してしまう問題がある。
【0007】そこで、従来は発熱部品にフィンを取付け
たり、ファンによる強制空冷を行なったりしている。ま
た、近年においては発熱部品にヒートパイプを直接取付
けて冷却を行う場合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保護リ
レー装置や制御リレー装置がそれぞれ独立した筐体によ
り形成されているため、例えば電源基板の共有化ができ
ず各装置をコンパクト化することが困難であると共に、
各装置を設置するために大きな設置スペースを必要とす
る問題があった。
【0009】また、電子機器基板3の数が増加すること
により筐体2内に多量の熱が放出し雰囲気温度が上昇
し、フィンやファンでも十分な冷却を行うことができな
い。特に、屋外等に配置されるような場合には、風雨や
塵埃に基板等が曝されないようにするために密閉型の筐
体が用いられ、この場合にはファンやフィンでは冷却を
行うことができない問題がある。
【0010】そこで、本発明は、小型軽量化が可能であ
り、また密閉型の筐体であっても内部に配設された電子
機器基板の熱を十分に冷却できるようにした電力系統リ
レー装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、筐体内に系統や負荷等の
保護のために用いられる保護リレー機能又は当該系統を
制御するために用いられる制御リレー機能の少なくとも
1つの機能が内設され、かつ、各機能が複数の電子機器
基板をユニットとして形成されてなるリレー装置におい
て、電子機器基板に対面して設けられて、当該電子機器
基板から発生する熱を吸熱する熱伝達板と、筐体と一体
に形成されると共に熱伝達板の端部が挿嵌するガイド溝
を備えて、当該ガイド溝に挿嵌された熱伝達板を支持し
て該熱伝達板の熱を筐体に伝導させるガイドレールと設
けて、電子機器基板からの熱を熱伝達板で吸熱し、その
熱をガイドレールを介して筐体に伝達して機外雰囲気に
放熱するようにしたことを特徴とする。
【0012】請求項2にかかる発明は、筐体が上下、左
右又は前後の筐体面を持つ箱体であって、ガイドレール
と上下の筐体面をなす側板とを一体形成したことを特徴
とする。
【0013】請求項3にかかる発明は、ガイドレールを
筐体と一体に形成する際に、これらをダイガスト法によ
り成形したことを特徴とする。
【0014】請求項4にかかる発明は、アルミニウムダ
イカストに用いる材料として、次の組成A〜組成Gのい
ずれか1を用いたことを特徴とする。 組成A; 0.3〜0.4wt%Cu−12.0〜1
2.2wt%Si−0.08〜0.11wt%Mg−
0.23〜0.24wt%Mn−0.64〜0.74w
t%Fe−0.09〜0.10wt%Zn−Bal.A
l、 組成B; 2.8〜3.0wt%Cu−8.4〜8.6
wt%Si−0.0〜0.10wt%Mg−0.32〜
0.37wt%Mn−0.70〜0.71wt%Fe−
0.13〜14wt%Zn−Bal.Al、 組成C; 1.9〜2.5wt%Cu−9.4〜10.
4wt%Si−0.21〜25wt%Mg−0.16〜
0.38wt%Mn−0.72〜0.93wt%Fe−
0.42〜0.93wt%Zn−Bal.Al、 組成D; 0.01wt%Cu−0.1wt%Si−
0.80wt%Mn−0.09wt%Fe−0.01w
t%Ni−0.01wt%Ti−Bal.Al、 組成E; 1.0〜4.3wt%Mn−0.5〜1.0
wt%Fe−Bal.Al、 組成F; 0.05wt%Cu−1.0wt%Co−B
al.Al、 組成G; 2.0wt%Mn−3.0wt%Zn−1.
0wt%Fe−0.5wt%Mg−Bal.Al、な
お、本明細書では、例えば0.3〜0.4wt%Cuと
記載した際には、0.3wt%Cuから0.4wt%C
uの範囲を意味しているものとして記載する。
【0015】請求項5にかかる発明は、筐体の内壁面又
は熱伝達板の表面に輻射熱の吸収を促進させる輻射熱吸
収材をコーティングしたことを特徴とする。
【0016】請求項6にかかる発明は、筐体の筐体面又
は熱伝達板の表面の少なくとも1方に、雰囲気との接触
面積を増やす凹凸を設けたことを特徴とする。
【0017】請求項7にかかる発明は、筐体の筐体面又
は熱伝達板の表面の少なくとも1方に、高熱部の熱を低
温部に熱搬送するヒートパイプを設けたことを特徴とす
る。
【0018】請求項8にかかる発明は、熱伝達板の熱膨
張係数がガイドレールの熱膨張係数より大きくなるよう
に設定して、これらの温度が上昇しても熱伝達板とガイ
ドレールとの熱接触が保てるようにしたことを特徴とす
る。
【0019】請求項9にかかる発明は、ガイドレールの
ガイド溝又は熱伝達板の端部の何れか1方に、熱伝導性
に優れた銅又は銅合金材料の熱接触促進材をコーティン
グしたことを特徴とする。
【0020】請求項10にかかる発明は、熱伝達板の材
料として100〜230W/mKの熱伝導率を有するア
ルミニウム又はアルミニウム合金材料を用いることを特
徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる電力系
統リレー装置の概略構成を示す図である。
【0022】当該電力系統リレー装置は、従来の保護リ
レー装置の機構を持つ保護リレー部11、制御リレー装
置の機能を持つ制御リレー部12、これら保護リレー部
11及び制御リレー部12に電源を供給する電源部13
等により構成され、これらが1つの筐体10内に収納さ
れた構成となっている。
【0023】なお、保護リレー部11、制御リレー部1
2及び電源部13は、複数の電子機器基板3により構成
され、図1においては保護リレー部11及び制御リレー
部12が2枚の電子機器基板3により形成された場合を
示し、電源部13が1枚の電子機器基板3により形成さ
れた場合を示している。
【0024】このように、従来と同様の機能を持つ保護
リレー部11及び制御リレー部12を一つの筐体10に
収納し、電源部13を共有化することにより、少なくと
も共有化した部分の占有スペースが省けるようになり装
置の小型、軽量化が図られると共に、製造コストの削
減、設置スペースの縮小等が可能になる。
【0025】無論、図1においては、電源部13を共有
化しているが、これは例示であって保護リレー部11及
び制御リレー部12において同時に使用されない部品や
入出力基板、インターフェース基板、演算処理基板等を
共有化することも可能である。
【0026】次に、本発明の第2の実施の形態の説明を
図を参照して行う。なお、第1の実施の形態と同一構成
に関しては同一符号を用い説明を適宜省略する。なお、
本実施の形態に係る電力系統リレー装置は、従来の保護
リレー装置又は制御リレー装置の何れか1方又は第1の
実施の形態におけるように両方の機能を備えたものであ
ってもよい。
【0027】図2はかかる電力系統リレー装置における
要部の構成を示す概略図で、図2(a)は電子機器基板
3の正面図を示し、図2(b)は当該電子機器基板3を
筐体10に装着した際の様子を示している。
【0028】本実施の形態に係る電力系統リレー装置の
筐体10内には外部との信号の入出力が行われる入出力
基板3a、各種の演算処理を行う演算処理基板3d及び
これらのマザー基板3e、各電子機器基板3に電源を供
給する電源基板3b等の電子機器基板3が多数収納され
ている。
【0029】そして、電子機器基板3の発熱部品側に熱
伝達板15が所定間隔を保って対向して設けられ、当該
熱伝達板15の端部が筐体10に設けられたガイドレー
ル16のガイド溝17に挿嵌されるようになっている。
【0030】ガイドレール16は筐体10と一体に形成
され、または別部材により形成されても熱接触が十分に
確保できるように固定されている。
【0031】このように発熱部品に対向して熱伝達板1
5を設けることにより、その部品の熱は当該熱伝達板1
5に熱伝導して、ガイドレール16から筐体10を介し
て機外雰囲気に効率的に放熱することが可能になり、例
えばCPUやメモリ等の発熱部品の熱暴走や寿命劣化を
抑制することが可能になる。
【0032】このとき筐体10の上下、左右又は前後の
筐体面のうち少なくとも2つ筐体面(例えば、上面と後
面等)にガイドレール16を一体成形すると、ガイドレ
ール16から筐体面への熱伝達が効果的に行えるので好
ましい。
【0033】次に、本発明の第3の実施の形態の説明を
図を参照して行う。なお、第1及び第2の実施の形態と
同一構成に関しては同一符号を用い説明を適宜省略す
る。
【0034】これまでの説明では、熱伝達板15とガイ
ドレール16との熱接触は十分に確保されているものと
しているが、ガイドレール16の熱膨張係数が熱伝達板
15の熱膨張係数より大きい材質により形成されている
と、温度上昇した際にはガイドレール16と熱伝達板1
5との熱接触を十分に確保することができなくなる場合
がある。
【0035】従って、このように熱膨張係数の異なる材
料を用いて熱伝達板15及びガイドレール16を形成す
る際には、熱伝達板15の熱膨張係数がガイドレール1
6の熱膨張係数より大きくなるように設定することが好
ましい。
【0036】これにより熱伝達板15をガイドレール1
6に挿嵌する際には、容易に挿嵌できるようになると共
に、筐体10内の温度が上昇した際にはガイドレール1
6と熱伝達板15との熱接触がより大きくなる方向に熱
膨張するので、常に良好な放熱を行うことができるよう
になる。
【0037】なお、熱伝達板15のガイドレール16へ
の挿脱着を繰返すことにより、ガイド溝17の側壁や当
該ガイド溝17に挿嵌される熱伝達板15の端部が摩耗
したり、上述したような熱膨張係数の部材を選択したた
めに熱伝達板15やガイドレール16が堅くこれらの密
着性を確保することが困難な場合が想定される。
【0038】そこで、このような場合には図3に示すよ
うに、ガイドレール16の溝や熱伝達板15の溝に嵌る
部分に熱伝導性に優れた銅及び銅合金の熱接触促進材1
8をコーティングすることが好ましい。
【0039】銅及び銅合金は熱伝達板15をガイド溝1
7に挿嵌した際に生じ得る摺動によるかじりや摩耗を防
止する働きがあるため、常に良好な熱接触状態が確保で
き、熱伝達板15の熱を速やかに筐体10を介して機外
雰囲気に放熱することが可能になる。
【0040】なお、熱接触促進材18としては、銅及び
銅合金の他にニッケルやニッケル合金、クロムやクロム
合金等が列記でき、またコーティング方法としてはめっ
きや蒸着等の周知の技術が適用できる。
【0041】次に、本発明の第4の実施の形態の説明を
図を参照して行う。なお、第1〜第3の実施の形態と同
一構成に関しては同一符号を用い説明を適宜省略する。
【0042】これまでの各実施の形態においては、ガイ
ドレール16は筐体10に固着又は固定されているもの
として説明した。このときガイドレール16を筐体10
にボルト止めすると、ボルトの締付力によっては、筐体
10とガイドレール16との密着性が悪くなり熱接触を
十分に確保できない場合が生じて、ガイドレール16の
熱を速やかに筐体10を介して機外雰囲気に放熱するこ
とが困難となる場合が想定される。
【0043】無論、ボルトを強固に締付けることにより
ガイドレール16と筐体10との熱接触を十分に確保す
ることが可能であるが、筐体10は熱伝導度の高いアル
ミニウム系の材料が用いられていることが多く、この場
合にはボルトを強固に締付けるとネジ溝が損傷等する恐
れがある。
【0044】そこで、本実施の形態では、図4に示すよ
うに、ガイドレール16を筐体10と一体に形成するこ
とにより、かかる不都合に対応できるようにしたもので
ある。
【0045】これにより筐体10とガイドレール16と
の締結が不要になるので、締結作業によるコストを削減
でき、また常に最良の熱接触状態が保てるので、熱伝達
板15の熱を速やかに機外雰囲気に放熱することが可能
になる。
【0046】次に、本発明の第5の実施の形態の説明を
図を参照して行う。なお、第1〜第4の実施の形態と同
一構成に関しては同一符号を用い説明を適宜省略する。
【0047】これまでの説明においては、熱伝達板15
の材質や筐体10とガイドレール16とを一体に形成す
る際の材料については詳しく言及していなかった。本実
施の形態はこれらの材料に関するものである。
【0048】図5は、熱伝達板15として50〜230
W/mKの熱伝導率を有するアルミニウム又はアルミニ
ウム合金を用いた際の筐体10の内部温度を測定した結
果を示している。
【0049】この結果、100〜230W/mKの熱伝
導率を有するアルミニウム又はアルミニウム合金を用い
ると筐体10の内部温度を2〜3℃低くすることが可能
であることがわかる。
【0050】無論、本発明は熱伝達板15の材料として
アルミニウム又はアルミニウム合金に限定されるもので
はなく、熱伝達板15に吸収された熱が速やかに筐体1
0に移動して機外雰囲気に放熱されると共に、軽量化や
小型化の要求が満される材料であればよい。
【0051】例えば、アルミニウムやアルミニウム合金
の他に、銅や銅合金、チタンやチタン合金が例示でき、
更には鉄基、Co基、Ni基等の合金を用いることが可
能である。
【0052】なお、ここで言うダイガスト法には、真空
ダイカスト法、酸素雰囲気ダイカスト法、雰囲気流動ダ
イカスト法、レオキャスティング法、アキュラッド法、
低速充填ダイカスト法、高圧鋳造法、バランス型流動ダ
イカスト法、カープロセス法、パラショット法が含まれ
る。
【0053】これは、ダイガスト法では熱伝導性に優れ
たアルミニウム材料を用いることができるために、熱伝
導性の高い筐体10及びガイドレール16を製造するこ
とができると共に、アルミニウムを材料としているため
リサイクルが可能である等の理由による。
【0054】また、ダイガスト法で用いる金型には、隣
接するガイドレール16の寸法調整に中子をスペーサー
として用いることができるため、設計変更や電子機器基
板3の増加に素早く対応することができ、筐体10の生
産性を向上させることができるためである。
【0055】図6は、このようなダイガスト法による鋳
造構成を示したもので、電気炉50、溶湯汲上機構5
1、射出機構52、金型53、コントローラ54、真空
装置55、プレス装置56等を主要構成としている。
【0056】そして、アルミニウム等の材料を電気炉5
0で溶融させ、溶湯汲上機構51で汲上げて射出機構5
2により金型53に高速高圧で圧入する。金型53に圧
入された材料は急冷凝固し、これにより所望の鋳造が行
われる。
【0057】なお、真空ダイカスト法は、溶湯に存在す
る気泡やガス成分を外部に排出しながら鋳造することが
できるため、鋳造欠陥が少ない均一な組織を呈した筐体
10を製造することができる特徴がある。
【0058】このように高速高圧で圧入し、急冷凝固す
るため、金型53への材料の充填時間が短く、また急冷
凝固するため高い寸法精度をが容易に得られ、機械的強
度が高く、薄肉成形ができる特徴があり、加えて鋳造面
は平滑で後加工を殆ど必要としない。
【0059】従って、高品質な筐体の生産性が向上して
製造コストを低減することができる。
【0060】ダイカスト法では材料組成が溶湯の流動性
を左右するため、流動性の低い組成では鋳造欠陥の発生
が多発しやすいので、図7に示すようなアルミニウム合
金材料の組成を変えてアルミダイカスト試験を行い、組
成に対する鋳造欠陥の発生状況を調べた。
【0061】ダイカスト条件としては、最大2450M
Paの充填圧力を有するダイカスト装置を用い、射出速
度60m/s、射出圧力1176MPa、充填時間0.
3秒の条件で試験を行った。
【0062】図7から0.3〜0.4wt%Cu−1
2.0〜12.2wt%Si−0.08〜0.11wt
%Mg−0.23〜0.24wt%Mn−0.64〜
0.74wt%Fe−0.09〜0.10wt%Zn−
Bal.Al、2.8〜3.0wt%Cu−8.4〜
8.6wt%Si−0.08〜0.10wt%Mg−
0.32〜0.37wt%Mn−0.70〜0.71w
t%Fe−0.13〜0.14wt%Zn−Bal.A
l、1.9〜2.5wt%Cu−9.4〜10.4wt
%Si−0.21〜0.25wt%Mg−0.16〜
0.38wt%Mn−0.72〜0.93wt%Fe−
0.42〜0.93wt%Zn−Bal.Al、0.0
1wt%Cu−0.1wt%Si−0.80wt%Mn
−0.09wt%Fe−0.01wt%Ni−0.01
wt%Ti−Bal.Al、1.0〜4.3wt%Mn
−0.5〜1.0wt%Fe−Bal.Al、0.05
wt%Cu−1.0wt%Co−Bal.Al、2.0
wt%Mn−3.0wt%Zn−1.0wt%Fe−
0.5wt%Mg−Bal.Alのいずれかの組成を有
するアルミニウム又はアルミニウム合金材料を用いるこ
とが最適であることが解る。
【0063】これにより、アルミダイカスト時の湯の流
動性が良く、鋳造欠陥が少なく信頼性の高い筐体10を
製造することが可能になる。
【0064】次に、本発明の第6の実施の形態の説明を
図を参照して行う。なお、第1〜第5の実施の形態と同
一構成に関しては同一符号を用い説明を適宜省略する。
【0065】これまでは熱伝達板15が受熱した熱は、
ガイドレール16を介して筐体10から機外雰囲気等に
放熱される場合について説明したが、現実には筐体10
内の雰囲気にも放熱され、その熱は筐体10を介して機
外雰囲気に放熱されたり、筐体10内に流入する雰囲気
により筐体10外に搬出されることにより放熱される。
【0066】従って、熱伝達板15が受熱した熱を筐体
10内の雰囲気にも速やかに放熱することは、発熱部品
の温度上昇を抑制するためにも好ましい。
【0067】このような観点から、図8に示すように熱
伝達板15の表面に種々形状の凹凸19を設けて、筐体
10内の雰囲気との接触面積を増大させるようにしても
よい。凹凸19の形状としては球状凹凸、鱗状凹凸19
b等のが挙げられ、図8においては鱗状凹凸19bを例
示している。この他種々の凹凸19が可能であり、例え
ば筐体面にピン状の放熱棒を設けたり、質量の大きな凹
凸19を設けてもよい。
【0068】このように凹凸19を設けることにより、
熱伝達板15が雰囲気と接する接触面積が増大するの
で、放熱効率が高くなる。
【0069】無論、発熱部品の近くの雰囲気に放熱する
と当該部品の周囲温度が高くなってしまい、部品の温度
上昇を抑制する目的が達成されない場合が生じ得る。
【0070】このような場合には、図9に示すように熱
伝達板15の端部にフィン19c等の凹凸19を設け
て、当該端部から筐体10内の雰囲気に多くの放熱が行
われるようにしてもよい。
【0071】また、図10に示すように、熱伝達板15
にヒートパイプ20を固着して、当該熱伝達板15が吸
熱した熱をガイドレール16の近傍領域まで熱搬送する
ようにしてもよい。
【0072】ヒートパイプ20は、密閉管に作動流体が
封入されたもので、当該作動流体が吸熱して蒸発し(本
発明ではヒートパイプの一方の端部を発熱部品近傍に設
置する)、低温部分(ヒートパイプの他方の端部をガイ
ドレール近傍に設置する)で冷却されて凝縮するサイク
ルを繰返すことにより熱搬送するものである。
【0073】このとき当該ヒートパイプ20を発熱部品
と反対側の熱伝達板15の表面に半田等により接合する
ことで、筐体10内の雰囲気と接する表面積も増大する
ため放熱効果及び熱搬送効果が共に働き、より効率的に
放熱することが可能になる。
【0074】さらに、熱伝達板15の表面(特に発熱部
品側の面)に輻射熱吸収材料をコーティングしてもよ
い。かかる輻射熱吸収材料としては、例えば黒色系であ
り、樹脂コーティングやめっき処理材料を用いることが
可能である。
【0075】これにより、発熱部品からの熱が効率的に
熱伝達板15に吸収されて、筐体10等を介して機外雰
囲気に放熱できるようになるので当該発熱部品の温度上
昇を抑制することが可能になる。
【0076】無論、このような凹凸19やヒートパイプ
20は筐体10にも設けても良く、何れか一方に設けて
も良いことは明らかである。
【0077】図11は、筐体10筐体面に凹凸19とし
てフィン19cを設けた場合を示し、図12は当該筐体
面に鱗状凹凸19bを設けた場合を示している。また、
図13は当該筐体面に球状凹凸19aを設けた場合を、
図14は当該筐体面にヒートパイプ20を設けた場合を
示している。この場合、ヒートパイプ20の一端がガイ
ドレール16に近接して設け、他端が当該ガイドレール
16と離れたところに位置するように設ける。
【0078】この場合、ヒートパイプ20は、筐体面に
半田付けしても良く、埋込んで形成しても良い。またヒ
ートパイプ20を筐体10の上面又は下面の何れか1方
の筐体面に設けると筐体10内部で大きな温度勾配が発
生するので対流が促進されて生じて発熱部品近傍の雰囲
気が攪拌されるので、当該発熱部品の冷却がより効率的
に行えるようになる。
【0079】なお、図11〜図14においては上面の筐
体面に凹凸19及びヒートパイプ20を外側に向けて設
けた場合を示しているが、これは例示であって他の筐体
面にも設けても良く、また内側にも設けても良いことは
言うまでもない。
【0080】このように凹凸19やヒートパイプ20を
設けることにより熱伝達板15に吸収された発熱部材か
らの熱が効率的に機外雰囲気に放熱することが可能にな
って、電力系統リレー装置の信頼性が向上し、寿命の低
下を抑制することが可能になる。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、筐体とガイドレールを
一体成形したので、熱伝達板の熱が効率的に筐体に伝達
するようになり、発熱部品等の熱暴走や寿命低下等が抑
制できて信頼性向上やメンテナンスコスト削減が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の説明に適用される電力系統
リレー装置の要部を示す概略構成図である。
【図2】第2の実施の形態の説明に適用される電力系統
リレー装置の要部を示す概略構成図である。
【図3】第3の実施の形態の説明に適用される電力系統
リレー装置の要部を示す概略構成図である。
【図4】第4の実施の形態の説明に適用される電力系統
リレー装置の要部を示す概略構成図である。
【図5】第5の実施の形態の説明に適用される熱伝達板
の試験結果を示す図である。
【図6】ダイカスト法による鋳造装置の概略構成図であ
る。
【図7】筐体とガイドレールとを一体形成する場合等に
おける種々組成材料の試験結果である。
【図8】第4の実施の形態の説明に適用される電力系統
リレー装置の要部を示す概略構成図で、熱伝達板の表面
に鱗状凹凸を設けた場合の図である。
【図9】図8に代る構成を示す図で、熱伝達板の端部に
フィンを設けた場合の図である。
【図10】図8に代る構成を示す図で、熱伝達板の表面
にヒートパイプを設けた場合の図である。
【図11】図8に代る構成を示す図で、筐体面にフィン
を設けた場合の図である。
【図12】図8に代る構成を示す図で、筐体面に鱗状凹
凸を設けた場合の図である。
【図13】図8に代る構成を示す図で、筐体面に半球状
凹凸を設けた場合の図である。
【図14】図8に代る構成を示す図で、筐体面にヒート
パイプを設けた場合の図である。
【図15】従来の技術の説明に適用される電力系統リレ
ー装置の要部を示す概略構成図である。
【符号の説明】
3…基板、10…筐体、11…保護リレー部、12…制
御リレー部、13…電源部、15…熱伝達板、16…ガ
イドレール、17…ガイド溝、18…熱接触促進材、1
9…凹凸、20…ヒートパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 45/12 H01H 45/12 (72)発明者 石川 昌幸 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 吉岡 洋明 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 元木 光夫 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 南 裕二 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 山本 範和 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 Fターム(参考) 5E322 AA01 DB10 EA05 FA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に系統や負荷等の保護のために用
    いられる保護リレー機能又は当該系統を制御するために
    用いられる制御リレー機能の少なくとも1つの機能が内
    設され、かつ、前記各機能が複数の電子機器基板をユニ
    ットとして形成されてなるリレー装置において、 前記電子機器基板に対面して設けられて、当該電子機器
    基板から発生する熱を吸熱する熱伝達板と、 前記筐体と一体に形成されると共に前記熱伝達板の端部
    が挿嵌するガイド溝を備えて、当該ガイド溝に挿嵌され
    た前記熱伝達板を支持して該熱伝達板の熱を前記筐体に
    伝導させるガイドレールとを設けたことを特徴とする電
    力系統リレー装置。
  2. 【請求項2】 前記筐体が上下、左右又は前後の筐体面
    を持つ箱体であって、前記ガイドレールと前記上下筐体
    面の側板と一体形成されてなることを特徴とする請求項
    1記載の電力系統リレー装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイドレールを前記筐体と一体に形
    成する際に、これらをダイガスト法により成形したこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の電力系統リレー装
    置。
  4. 【請求項4】 前記アルミニウムダイカストに用いる材
    料として、次の組成A〜組成Gのいずれか1を用いたこ
    とを特徴とする請求項3記載の電力系統リレー装置。 組成A; 0.3〜0.4wt%Cu−12.0〜1
    2.2wt%Si−0.08〜0.11wt%Mg−
    0.23〜0.24wt%Mn−0.64〜0.74w
    t%Fe−0.09〜0.10wt%Zn−Bal.A
    l、 組成B; 2.8〜3.0wt%Cu−8.4〜8.6
    wt%Si−0.0〜0.10wt%Mg−0.32〜
    0.37wt%Mn−0.70〜0.71wt%Fe−
    0.13〜14wt%Zn−Bal.Al、 組成C; 1.9〜2.5wt%Cu−9.4〜10.
    4wt%Si−0.21〜25wt%Mg−0.16〜
    0.38wt%Mn−0.72〜0.93wt%Fe−
    0.42〜0.93wt%Zn−Bal.Al、 組成D; 0.01wt%Cu−0.1wt%Si−
    0.80wt%Mn−0.09wt%Fe−0.01w
    t%Ni−0.01wt%Ti−Bal.Al、 組成E; 1.0〜4.3wt%Mn−0.5〜1.0
    wt%Fe−Bal.Al、 組成F; 0.05wt%Cu−1.0wt%Co−B
    al.Al、 組成G; 2.0wt%Mn−3.0wt%Zn−1.
    0wt%Fe−0.5wt%Mg−Bal.Al、
  5. 【請求項5】 前記筐体の内壁面又は前記熱伝達板の表
    面に輻射熱の吸収を促進させる輻射熱吸収材をコーティ
    ングしたことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項
    記載の電力系統リレー装置。
  6. 【請求項6】 前記筐体の筐体面又は前記熱伝達板の表
    面の少なくとも1方に、雰囲気との接触面積を増やす凹
    凸を設けたことを特徴とする請求項1乃至5いずれか1
    項記載の電力系統リレー装置。
  7. 【請求項7】 前記筐体の筐体面又は前記熱伝達板の表
    面の少なくとも1方に、高熱部の熱を低温部に熱搬送す
    るヒートパイプを設けたことを特徴とする請求項1乃至
    6いずれか1項記載の電力系統リレー装置。
  8. 【請求項8】 前記熱伝達板の熱膨張係数が前記ガイド
    レールの熱膨張係数より大きくなるように設定して、こ
    れらの温度が上昇しても前記熱伝達板と前記ガイドレー
    ルとの熱接触が保てるようにしたことを特徴とする請求
    項1乃至7いずれか1項記載の電力系統リレー装置。
  9. 【請求項9】 前記ガイドレールのガイド溝又は前記熱
    伝達板の端部の何れか1方に、熱伝導性に優れた銅又は
    銅合金材料の熱接触促進材をコーティングしたことを特
    徴とする請求項1乃至8いずれか1項記載の電力系統リ
    レー装置。
  10. 【請求項10】 前記熱伝達板の材料として100〜2
    30W/mKの熱伝導率を有するアルミニウム又はアル
    ミニウム合金材料を用いることを特徴とする請求項1乃
    至9いずれか1項記載の電力系統リレー装置。
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