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JP2002318778A - データ通信システムとその通信方法 - Google Patents

データ通信システムとその通信方法

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Publication number
JP2002318778A
JP2002318778A JP2001123367A JP2001123367A JP2002318778A JP 2002318778 A JP2002318778 A JP 2002318778A JP 2001123367 A JP2001123367 A JP 2001123367A JP 2001123367 A JP2001123367 A JP 2001123367A JP 2002318778 A JP2002318778 A JP 2002318778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
buffer memory
reception
area
computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001123367A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Abe
宏幸 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001123367A priority Critical patent/JP2002318778A/ja
Publication of JP2002318778A publication Critical patent/JP2002318778A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 USB 対応のプリンタを始めとしたコンピュー
タ周辺機器において、データ転送に基づくタイムアウト
エラーを確実に回避して、USB2.0規格にも対応したデー
タ通信システムを提供すること。 【解決手段】 コンピュータ周辺機器の一例であるプリ
ンタ1に設けられたデータ受信領域11とコンピュータ
2とを、プリンタ1内に設けられたバルクアウト転送用
の第1の受信バッファメモリ101とインタラプトアウ
ト転送用の第2の受信バッファメモリ102とインタラ
プトアウト転送用の送信バッファメモリ12とで介して
連絡し、コンピュータ周辺機器1内のデータ変換の処理
状態に応じて適宜転送モードを切替えることで、常にコ
ンピュータ周辺機器1をデータ受付可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアルバスを使
用した通信システムに関し、更に詳しくは、Universal
Serial Bus(以下、「USB 」という。)規格に対応した
データ通信システムとその通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(以下、「PC」
という。)と複数のPC周辺機器とを接続しデータ通信を
行うために策定されたシリアルバスインターフェース規
格としてUSB がある。この規格は、従来のインターフェ
ース規格には無い簡便な接続性や拡張性を特徴としてお
り、マウスやキーボード、プリンタ、スキャナ、モデム
等のPC周辺機器の多くが近年このUSB に対応するように
なってきている。
【0003】ここで、USB 対応のプリンタを例にしてデ
ータの流れを間単に説明をすると、まず、ホストPCから
プリンタ装置に転送される印刷データはプリンタ記述言
語と呼ばれるデータに変換され、USB デバイスコントロ
ーラ内部に設けられた受信バッファメモリ(FIFO メモ
リ) に一旦格納される。プリンタ装置は、受信バッファ
メモリに格納された印刷データ(プリンタ記述言語と呼
ばれるデータ)をプリンタ装置内部メモリのデータ受信
領域に格納する。データ受信領域に格納された印刷デー
タはプリンタ装置内部メモリの別領域に移動され、プリ
ンタ記述言語からビットマップ印刷データへの変換が実
行される。そして、このビットマップ印刷データに基づ
いて印刷が実行される。なお、この変換に要する時間は
印刷データの種類や大きさ或いはプリンタの状態で変化
する。
【0004】この上述したことは、PCから受信バッファ
メモリへのデータ転送に比較して印刷データへの変換処
理が早い、換言すれば、データ受信領域には常に受信バ
ッファメモリからのデータを受け入れる領域が確保され
ているという前提のもとでのことであり、仮に、PCから
受信バッファメモリへのデータ転送に印刷データへの変
換処理が追いつかない場合には、受信バッファメモリへ
のデータ転送が出来ないことになりタイムアウトエラー
等の不具合が生じる。
【0005】なお、このタイムアウトエラーとは、印刷
データを転送できない状態が、ホストコンピュータから
の印刷データ全体を受信バッファに書き込むための設定
時間を越えてしまうことをいうが、”印刷の再試行”
や、”印刷の中止”等が記されたダイアログウィンドウ
を表示させてユーザーに報知させているのが一般的であ
る。
【0006】従来、パラレル接続などの旧タイプのプリ
ンタは、プリンタコントローラの受信バッファの空き容
量が一定値以下になった場合、間欠印刷モードに自動的
に移行させ、印刷データの受信レートを制限して、受信
バッファメモリがフル状態になりにくくしていた。この
ようにして、プリンタが印刷データ転送を少しずつ受け
付けられるようにしておくことにより、タイムアウトエ
ラーを防止していた。
【0007】しかしながら、単位時間あたりの転送デー
タのサイズが大きいUSB (データ転送レートが12Mbpsの
USB1.1規格)等の高速シリアルインタフェースの出現に
より、従来の手段を採用していては、受信バッファが間
欠印刷モードのために必要とされる容量(受信バッファ
のほとんどが使用される)を確保しつつ、プリンタが印
刷データ転送を少しずつ受け付けられるようにしておく
ことが困難となり、その改善が望まれていた。
【0008】そこで、この問題を解消するものとして、
特開2000−71570号公報に開示された印刷制御
方法がある。この方法は、USB ポートモニタで、上記タ
イムアウト時間を長めに設定しておき、印刷データの単
位サイズと転送レートの少なくとも一方に応じて当該設
定時間を動的に更新することにより、タイムアウトエラ
ーの発生を抑制するとしたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在入手可
能なUSB デバイスは、データ転送レートが12MbpsのUSB
1.1規格のものであるが、2000年4月にデータ転送レー
トが480Mbps のUSB2.0規格が正式にリリースされ、高速
データ通信への応用が期待されている。
【0010】したがって、夫々のPC周辺機器はこの上記
した新規格に対応していくわけであるが、USB2.0規格の
480Mbps という高速データ転送速度は、そのあまりに転
送データサイズが大きいために、従来のUSB 対応プリン
タレベルではその規格を十分に活用できず、また、該レ
ベルのプリンタを新規格に単に当てはめても、上記タイ
ムアウトエラー等の問題を引き起こすことが予想され
る。
【0011】すなわち、先にも述べたようにプリンタの
データ受信領域に常に空きがあれば問題ないが、USB2.0
規格のHigh Speedモードでは受信バッファメモリのフル
状態が長時間継続する可能性が極めて高くなり、タイム
アウトエラーによるデータ転送中止が頻繁に発生するこ
とが容易に考えられる。
【0012】このことは、前記した特開2000−71
570号公報に開示された印刷制御方法にも当てはまる
ものと考えられる。すなわち、特開2000−7157
0号公報に開示されたものは、PC側の状態を制御した手
法でありデータ通信経路そのものを改善していないた
め、極めて大容量のデータが転送されれば対応しきれな
い。
【0013】そこで本発明は、データ転送に基づくタイ
ムアウトエラーを確実に回避したUSB2.0規格にも対応し
たデータ通信システムとプリンタに限定した該システ
ム、および通信方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1の発明は、コンピュータとコンピュータ周
辺機器とがデータ通信規格に基づいて双方向通信可能に
接続されて構成されたデータ通信システムにおいて、前
記コンピュータ周辺機器に設けられたデータ受信領域と
前記コンピュータとが、該周辺機器に設けられデータの
受付けがされる切替可能な複数の受信バッファメモリと
該周辺機器に設けられデータ受信領域状態をコンピュー
タへ転送する少なくとも1個の送信バッファメモリとを
介して接続されてなり、前記データ受信領域の状態と前
記受信バッファの状態とに基づいて前記コンピュータが
該受信バッファメモリを切替えて該受信バッファメモリ
へ該データが格納されると共に該受信領域の状態に応じ
て格納されたデータを漸次データ受信領域へ転送して常
に周辺機器がデータ受付可能に構成されていることを特
徴とするデータ通信システムにある。
【0015】上記技術的手段によれば、コンピュータ
が、PC周辺機器のデータ受信領域の状態を調査してデー
タ受信領域の空き容量が無くタイムアウトエラーが発生
する可能性があると判断した場合に、PC周辺機器側に設
けられた複数の受信バッファメモリを適宜切替えて、そ
の受信バッファメモリにデータを格納する。そして、PC
周辺機器の処理の進み具合に伴って空いたデータ受信領
域へ格納された該データを漸次転送する。
【0016】請求項2の発明は、請求項1において、前
記受信バッファメモリが、第1の受信バッファメモリと
第2の受信バッファメモリとで構成され、該第1の受信
バッファメモリは、USB2.0規格のバルクアウト転送用の
FIFOメモリであると共に、該第2の受信バッファメモリ
は、USB2.0規格のインタラプトアウト転送用のFIFOメモ
リであることを特徴とするデータ通信システムにある。
【0017】上記技術的手段によれば、第1の受信バッ
ファメモリをUSB2.0規格のバルクアウト転送用のFIFOメ
モリに限定し、第2の受信バッファメモリをUSB2.0規格
のインタラプトアウト転送用のFIFOメモリに限定するこ
とにより、PC周辺機器の状態に応じてPCと周辺機器間の
データ転送モードを選択出来るようにする。
【0018】すなわち、第1の受信バッファメモリの転
送モードを、USB2.0規格のバルクアウト転送にする。こ
のバルクアウト転送は、転送データが512 バイトのパケ
ット単位に分割されて第1の受信バッファメモリに転送
され、USB バスのトラフィックに空きがある場合はデー
タ転送が頻繁に実行される。
【0019】しかしながら、受信バッファメモリの転送
モードをバルクアウト転送のみを使用した場合は、プリ
ンタのデータ受信領域がフル状態になりやすく、タイム
アウトエラーになってしまう可能性が高くなってしま
う。
【0020】そこで、第2の受信バッファメモリの転送
モードをインタラプト転送モードにする。このインタラ
プト転送は、1パケット当たりの転送データサイスを10
24バイト以下の任意の値に設定可能であり、データ転送
の発生間隔も選択可能である。すなわち、数バイトの転
送データサイズを使用し、データ転送の発生間隔を大き
くすることにより、実効的なデータ転送速度を第1の受
信バッファメモリを介したバルクアウト転送と比較して
小さくすることが可能である。
【0021】したがって、第2の受信バッファメモリが
フル状態になってデータ受信を受け付けなくなる可能性
は極めて低く、ホストPCからのデータを少量ずつでも受
信し続けることになるのでタイムアウトエラーの発生を
抑制することが出来る。
【0022】請求項3の発明は、請求項2において、前
記送信バッファメモリは、USB2.0規格のインタラプトイ
ン転送用のFIFOメモリであることを特徴とするデータ通
信システムにある。
【0023】上記技術的手段によれば、上記したように
バルクアウト転送と比較して小さい実効的なデータ転送
速度が可能なインタラプトイン転送ができるUSB2.0規格
のインタラプトイン転送用FIFOメモリを採用して、第2
の受信バッファメモリを使用したデータ受信と並行し
て、ホストPCはプリンタのデータ受信領域の状態を定期
的に調査する。バルクアウト転送に充分な空き容量がプ
リンタのデータ受信領域に確保された場合にはデータ転
送先を再び第1の受信バッファメモリに切り替える。
【0024】請求項4の発明は、請求項2において、前
記送信バッファメモリは、USB2.0規格のバルクイン転送
用のFIFOメモリであることを特徴とするデータ通信シス
テムにある。
【0025】USB 規格ではコントロール転送、インタラ
プト転送、バルク転送、アイソクロナス転送という4種
類の転送モードがサポートされている。USB 規格にはア
プリケーション毎にデバイスクラス仕様が決められてお
り、例えば、プリンタの場合はプリンタクラス仕様に従
った構成が推奨されている。図3に示すように、プリン
タクラス仕様の双方向構成として、ホストPCからプリン
タへのプリントデータ転送にはバルクアウト転送モード
を使用し、プリンタからホストPCへのプリンタステータ
スデータ転送にはバルクイン転送モードを使用すること
が推奨されている。
【0026】請求項5の発明は、請求項1から4のいず
れかにおいて、前記送信バッファメモリは、データ変換
処理の状況に応じて認識される前記データ受信領域の空
き状態データが格納され該データがコンピュータに転送
されることを特徴とするデータ通信システムにある。
【0027】請求項6の発明は、請求項5において、前
記受信バッファメモリにおけるデータの残存状態と前記
データ受信領域の空き状態データとに基づいて前記第1
の受信バッファメモリと第2の受信バッファメモリとが
コンピュータによって切り替えられることを特徴とする
請求項5記載のデータ通信システムにある。
【0028】請求項7の発明は、請求項6において、コ
ンピュータから送信されたデータを第1の受信バッファ
メモリに格納し、格納されたデータをデータ受信領域の
空き容量が零又は設定値以下になるまでデータ受信領域
へ転送する第1の手段と、該コンピュータが該データ受
信領域の空き状態が零又は設定値以下になったことを受
けて第1の受信バッファメモリから第2の受信バッファ
メモリへ切替えて、第2の受信バッファメモリでデータ
を受付け格納する第2の手段と、コンピュータ周辺機器
のデータ変換処理が進んで該データ受信領域の容量に空
きが生じたことを受けて第2のバッファメモリから第1
のバッファメモリに該コンピュータが切替えるととも
に、第1のバッファメモリから第2のバッファメモリへ
切替えた際に第1のバッファメモリに残存していたデー
タのみを該データ受信領域へ転送する第3の手段と、第
1のバッファメモリに残存していたデータのみを該デー
タ受信領域へ転送した後、該コンピュータが第2の受信
バッファメモリから第1の受信バッファメモリへ切替え
て第1の受信バッファメモリで該データを受付け格納す
ると同時に第2のバッファメモリに格納された該データ
を該データ受信領域へ転送する第4の手段と、第2のバ
ッファメモリに格納されたデータを該データ受信領域へ
転送した後、第1の受信バッファメモリに格納された該
データを該データ受信領域へ転送する第5の手段とで、
前記第1の受信バッファメモリと前記第2の受信バッフ
ァメモリとが切り替えられることを特徴とするデータ通
信システムにある。
【0029】請求項8の発明は、請求項3から7いずれ
かにおいて、前記コンピュータ周辺機器が、プリンタで
あることを特徴とするデータ通信システムにある。
【0030】請求項9の発明は、コンピュータとコンピ
ュータ周辺機器とがデータ通信規格に基づいて双方向通
信可能に接続されて構成されたデータ通信システムにお
けるデータ通信方法であって、前記コンピュータ周辺機
器に設けられたデータ受信領域と前記コンピュータと
が、該周辺機器に設けられデータの受付けがされる切替
可能な第1と第2の受信バッファメモリと該周辺機器に
設けられデータ受信領域状態をコンピュータへ転送する
送信バッファメモリとを介して接続し、前記データ受信
領域の状態と前記第1と第2の受信バッファメモリの状
態とに基づいて前記コンピュータが該第1と第2の受信
バッファメモリを切替えて該受信バッファメモリへ該デ
ータを格納すると共に該受信領域の状態に応じて格納さ
れたデータを漸次データ受信領域へ転送して常に周辺機
器がデータ受付可能にしたことを特徴とするデータ通信
方法にある。
【0031】請求項10の発明は、請求項9において、
コンピュータから送信されたデータを第1の受信バッフ
ァメモリに格納し、格納されたデータをデータ受信領域
の空き容量が零又は設定値以下になるまでデータ受信領
域へ転送する第1の工程と、該コンピュータが該データ
受信領域の空き状態が零又は設定値以下になったことを
受けて第1の受信バッファメモリから第2の受信バッフ
ァメモリへ切替えて、第2の受信バッファメモリでデー
タを受付け格納する第2の工程と、コンピュータ周辺機
器のデータ変換処理が進んで該データ受信領域の容量に
空きが生じたことを受けて第2のバッファメモリから第
1のバッファメモリに該コンピュータが切替えるととも
に、第1のバッファメモリから第2のバッファメモリへ
切替えた際に第1のバッファメモリに残存していたデー
タのみを該データ受信領域へ転送する第3の工程と、第
1のバッファメモリに残存していたデータのみを該デー
タ受信領域へ転送した後、該コンピュータが第2の受信
バッファメモリから第1の受信バッファメモリへ切替え
て第1の受信バッファメモリで該データを受付け格納す
ると同時に第2のバッファメモリに格納された該データ
を該データ受信領域へ転送する第4の工程と、第2のバ
ッファメモリに格納されたデータを該データ受信領域へ
転送した後、第1の受信バッファメモリに格納された該
データを該データ受信領域へ転送する第5の工程とで、
前記第1の受信バッファメモリと前記第2の受信バッフ
ァメモリとを切り替えることを特徴とするデータ通信方
法にある。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の実施形態を詳細に説明する。図1に示すように、
データ通信システムは、プリンタ記述言語をビットマッ
プ印刷データへ変換し該データに基づいて所望したプリ
ントを出力するプリンタ1と、プリンタ記述言語を送信
しプリンタを制御するホストPC2と、プリンタ1とホス
トPC2とを接続するUSB ケーブル3とを備えてなる。
【0033】プリンタは、受信バッファメモリ10と、
データ受信領域11と、送信バッファメモリ12とを備
えてなる。
【0034】受信バッファメモリ10は、USB2.0規格の
バルクアウト転送用のFIFOメモリからなる第1の受信バ
ッファメモリ101と、USB2.0規格のインタラプトアウ
ト転送用のFIFOメモリからなる第2受信バッファメモリ
102とからなっている。これら各バッファ10のデー
タ容量を例示すると、夫々、第1の受信バッファ101
は1024バイトであり、第2の受信バッファメモリ102
は256 バイトである。
【0035】この受信バッファメモリ10は、図2に示
すように、ホストPC2と後述するデータ受信領域11と
の間に設けられ、受信バッファメモリ10毎に夫々電気
的に接続されてホストPC2と後述するデータ受信領域1
1とを、バルクアウト転送とインタラプトアウト転送の
2種類のデータ転送モードで結んでいる。
【0036】このホストPC2と後述するデータ受信領域
11とを結ぶ受信バッファメモリ10毎の経路は以下に
示す機能を持っている。 ・経路A1〜ホストPC2と第1の受信バッファメモリ10
1間でプリンタデータ通信データをバルクアウト転送す
る経路であり、512 バイト単位のデータ通信が行われ
る。 ・経路A2〜ホストPC2と第2の受信バッファメモリ10
2間でプリンタデータ通信データをインタラプトアウト
転送する経路であり、4 バイト単位のデータ通信が行わ
れる。 ・経路B1〜第1の受信バッファメモリ101とデータ受
信領域11間でプリンタデータ通信データを転送する経
路である。 ・経路B2〜第2の受信バッファメモリ102とデータ受
信領域11間でプリンタデータ通信データを転送する経
路である。
【0037】データ受信領域11は、プリンタ1内に具
備されたプリンタ装置内部メモリの一領域であり、受信
バッファメモリ10に格納された印刷データを格納する
ようになっている。このデータ受信領域11に格納され
た印刷データは、さらに、プリンタ装置内部メモリの別
領域に移動され、印刷データであるプリンタ記述言語か
らビットマップ印刷データへの変換がされている。この
データ受信領域11における空き容量は、上記したデー
タ変換の進み具合に応じて常に変動しており、また、変
換に要する時間は印刷データの種類や大きさ或いはプリ
ンタの状態で変化している。
【0038】送信バッファメモリ12は、ホストPC2と
データ受信領域11との間に設けられたUSB2.0規格のイ
ンタラプトイン転送用FIFOメモリからなり、図2に示す
ように、ホストPC2とデータ受信領域11とを、インタ
ラプトアウト転送モードで結んでいる。この送信バッフ
ァメモリ12は、上述したデータ受信領域11の空き状
態データが格納されると共に該データをコンピュータへ
転送する中継点である。
【0039】このホストPC2とデータ受信領域11とを
結ぶ送信バッファメモリ12の経路は以下に示す機能を
持っている。 ・経路A3〜ホストPC2と送信バッファメモリ12間でデ
ータ受信領域情報データ(空き領域情報)をインタラプ
トイン転送する経路である。 ・経路B3〜送信バッファメモリ12とデータ受信領域1
1間でデータ受信領域情報データ(空き領域情報)を転
送する経路であり、転送速度とデータ転送単位は特に規
定はない。
【0040】ホストPC2は、プリンタ1の後述するデー
タ受信領域11の状態を定期的に調査して、バルクアウ
ト転送に充分な空き容量がプリンタ1のデータ受信領域
11に無いと判断した場合は、ホストPC2周辺機器側に
設けられた第1の受信バッファメモリ101から第2受
信バッファメモリ102へ切替えると共に、データ受信
領域11に確保された判断した場合は、データ転送先を
再び第1の受信バッファメモリ101に切り替える機能
が備えられている。
【0041】USB ケーブル3は、USB 規格に基づいた周
知構造のケープルであり、プリンタ本体を構成するケー
ス側面に開設された接続部(図示せず)とホストPC1本
体を構成するケース側面に開設された接続部(図示せ
ず)とを着脱可能に接続されている。
【0042】以上のように構成されたデータ通信システ
ムにおけるホストPC2とプリンタ1内に設けられたデー
タ受信領域11間とのデータ転送制御手順は以下のよう
になる。 1)経路A1を介してプリンタデータが第1の受信バッファ
メモリ101に格納される。第1の受信バッファメモリ
101内のでデータは経路B1を介してデータ受信領域1
1へ転送される。 2)データ受信領域11が満杯状態になり、第1の受信バ
ッファメモリ101がデータ受信出来なくなるまで経路
A1と経路B1を介した転送が行われる。 3)データ受信領域11の空き容量の状態は経路B3→送信
バッファメモリ12→経路A3を介して定期的にホストPC
2に転送されている。ホストPC2はデータ受信領域11
の空き容量がゼロ或いはある一定値以下になった場合に
はプリントデータの格納先を第1の受信バッファメモリ
101から第2の受信バッファメモリ102に切り替え
る。
【0043】4)経路A2を介してプリンタデータが第2の
受信バッファメモリ102に格納される。経路B2を介し
たデータ受信領域11へのデータ転送は実施しない。 5)プリンタ1側のデータ処理(プリンタ言語のビットマ
ップ変換)が進行するとデータ受信領域11に空き容量
が発生し、第1の受信バッファメモリ101内のデータ
が経路B1を介してのデータ受信領域11への転送が再開
される。データ受信領域11の空き容量の状態は経路B3
→送信バッファメモリ12→経路A3を介してホストPC2
に転送されており、ホストPC2はプリントデータの格納
先を第2の受信バッファメモリ102から第1の受信バ
ッファメモリ101に切り替える。このとき受信バッフ
ァメモリ10切り替え前後のデータ(第1の受信バッフ
ァメモリ101に残存していたデータ)を区別するため
に、3)の受信バッファメモリ10切り替え時に第1の受
信バッファメモリ101内のデータ量を記録し、その情
報に基づいて制御がなされており、プリントデータの転
送順序が逆転しないようになっている。
【0044】6)上記記憶データ量分だけ経路B1を介して
第1の受信バッファメモリ101内のデータをデータ受
信領域11へ転送する。 7)経路B1からの転送を中断し、経路B2を介して第2の受
信バッファメモリ102内の全データをデータ受信領域
11へ転送する。 8)第2の受信バッファメモリ102内の全データ転送が
完了した時点で経路B1からの転送を再開する。 9)上記5)から8)の過程においては経路A1を介した第1の
受信バッファメモリ101へのプリントデータの転送は
継続して行われており、1)の状態に戻ることになる。
【0045】このようにして、ホストPC2が、プリンタ
1のデータ受信領域11の状態を定期的に調査し、デー
タ受信領域11の空き容量が無くタイムアウトエラーが
発生する可能性があると判断した場合に、プリンタ1側
に設けられた第1の受信バッファメモリ101と第2の
受信バッファメモリ102を適宜切替えて、その受信バ
ッファメモリ10にデータを一旦格納し、データ受信領
域11の状態、すなわち、プリンタ2の処理の進み具合
に伴って空いたデータ受信領域11へ格納された該デー
タを漸次転送することにより、ホストPC2からのプリン
トデータがある一定時間以上転送出来ない状態が継続す
ることによるタイムアウトエラーの発生を効果的に抑制
している。
【0046】なお、本実施形態では、送信バッファメモ
リを、ホストPC1とデータ受信領域との間に設けられた
USB2.0規格のインタラプトイン転送用FIFOメモリとした
が、図3に示すように、このものに代えてバルクイン転
送用のFIFOメモリにしても良い。この場合、その機能か
ら、ホストPCが得るプリンタのデータ受信領域空き容量
の情報は必ずしも定期的にはならないが、ホストPCにプ
リンタ以外に多数のPC周辺機器が接続されていない限
り、本実施形態の制御手順で問題なく動作する。
【0047】さらに、本実施形態においては、送信バッ
ファメモリを、USB2.0規格のインタラプトイン転送用FI
FOメモリのみ単体のものを例示したが、このものに限定
されず、受信バッファと同様にバルクイン転送用のFIFO
メモリとインタラプトイン転送用FIFOメモリとを使用し
て、PCと周辺機器間のデータ転送モードを選択出来るよ
うに構成してもよい。この場合、PCに対してPC周辺機器
がチェーン接続されている場合などハードウェア構成の
環境の相違からくるトラブルや、PC周辺機器が単体であ
っても、一定時間データ受信領域の状態を把握するデー
タがPCに転送されない等のトラブルが生じたとき、自動
的に転送モードを切替えて応答を試みるといったことが
可能となる。
【0048】また本発明を達成するためのホストPC1に
備えられた制御機能は、該機能を記録した記録媒体とい
う形態が好ましく、本発明にかかるプリンタとそのドラ
イバとして構成すれば、簡単にプリンタに限定したデー
タ通信システムを構築できるものである。
【0049】また本実施形態で例示したデータ通信シス
テムにおけるデータ転送制御手順に従ったデータ通信方
法であってもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したから、下
記の有利な効果を奏する。請求項1によれば、コンピュ
ータが、PC周辺機器のデータ受信領域の状態を調査して
データ受信領域の空き容量が無くタイムアウトエラーが
発生する可能性があると判断した場合に、PC周辺機器側
に設けられた複数の受信バッファを適宜切替えて、その
受信バッファメモリにデータを格納し、そして、PC周辺
機器の処理の進み具合に伴って空いたデータ受信領域へ
格納された該データを漸次転送するから、PC周辺機器は
常にデータの受付けをして、データ転送に基づくタイム
アウトエラーを確実に回避することができる。
【0051】請求項2によれば、請求項1において、第
1の受信バッファメモリをUSB2.0規格のバルクアウト転
送用のFIFOメモリに限定し、第2の受信バッファメモリ
をUSB2.0規格のインタラプトアウト転送用のFIFOメモリ
に限定することにより、PC周辺機器の状態に応じてPCと
周辺機器間のデータ転送モードを選択出来るようにした
から、USB2.0規格に対応しつつ、大量のデータを転送す
る(通常の転送)際はバルクアウト転送モードにし、タ
イムアウトエラーが発生しそうな場合は転送データサイ
スを任意の値に設定できるインタラプト転送モードにす
ることが可能となり、したがって、データ受信を受け付
けなくなる可能性は極めて低く、ホストPCからのデータ
を少量ずつでも受信し続けることになるのでタイムアウ
トエラーの発生を抑制することが出来る。
【0052】請求項3によれば、送信バッファメモリ
を、USB2.0規格のインタラプトイン転送用のFIFOメモリ
にしたから、第2 の受信バッファメモリを使用したデー
タ受信と並行して、ホストPCがプリンタのデータ受信領
域の状態を定期的に調査することができる。
【0053】請求項4によれば、請求項3において、前
記USB2.0規格のインタラプトイン転送用のFIFOメモリに
代えてバルクイン転送用のFIFOメモリにしたから、USB
規格が推奨するプリンタクラスに好適な転送モードを具
備したデータ通信システムを提供できる。
【0054】請求項5によれば、請求項1から4のいず
れかにおいて、前記送信バッファメモリは、データ変換
処理の状況に応じて認識される前記データ受信領域の空
き状態データが格納され該データがコンピュータに転送
するように構成したから、容易に得られるこの空き状態
データによって間接的にデータ変換処理の進み具合をPC
が認識することできる。
【0055】請求項6によれば、請求項5において、前
記受信バッファにおけるデータの残存状態と前記データ
受信領域の空き状態データとに基づいて前記第1の受信
バッファメモリと第2の受信バッファメモリとがコンピ
ュータによって切り替えられるように構成したから、デ
ータの残存状態をも把握して受信バッファを切り替える
ことにより、確実にプリントデータの転送順序を維持す
ることができる。
【0056】請求項7によれば、タイムアウトエラーが
生じるおそれがある場合は第1の手段から第5の手段を
繰り返すことで、コンピュータ周辺機器が常にデータ受
付がされるように構成されているから、データ転送に基
づくタイムアウトエラーを確実に回避しつつUSB2.0規格
にも対応した好適なデータ通信システムを提供すること
ができる。
【0057】請求項8によれば、コンピュータ周辺機器
をプリンタに限定したことにより、データ転送に基づく
タイムアウトエラーを確実に回避しつつUSB2.0規格にも
対応した好適なプリンタシステムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるデータ通信システムの概要を示
す構成図である。
【図2】本発明のかかるプリンタ内のデータの流れを示
す説明図である。
【図3】従来のシステムに対し送信バッファメモリをバ
ルクインとした場合の説明図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 ホストPC 10 受信バッファメモリ 101 第1の受信バッファメモリ 102 第2の受信バッファメモリ 11 データ受信領域 12 送信バッファメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/40 H04L 12/40 Z 5K034 13/08 13/08 Fターム(参考) 2C087 AB05 BC02 BC06 BC07 BD01 BD41 BD46 5B014 EB03 GC01 GC22 GC28 GE05 5B021 BB00 BB10 DD13 NN11 5B077 BA02 DD02 DD12 DD22 5K032 AA01 CC05 DA01 DB20 EA03 5K034 AA01 DD02 FF13 HH01 HH02 HH07 HH32 HH42 MM11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータとコンピュータ周辺機器と
    がデータ通信規格に基づいて双方向通信可能に接続され
    て構成されたデータ通信システムにおいて、 前記コンピュータ周辺機器に設けられたデータ受信領域
    と前記コンピュータとが、該周辺機器に設けられデータ
    の受付けがされる切替可能な複数の受信バッファメモリ
    と該周辺機器に設けられデータ受信領域状態をコンピュ
    ータへ転送する少なくとも1個の送信バッファメモリと
    を介して接続されてなり、 前記データ受信領域の状態と前記受信バッファの状態と
    に基づいて前記コンピュータが該受信バッファメモリを
    切替えて該受信バッファメモリへ該データが格納される
    と共に該受信領域の状態に応じて格納されたデータを漸
    次データ受信領域へ転送して常に周辺機器がデータ受付
    可能に構成されていることを特徴とするデータ通信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記受信バッファメモリが、第1の受信
    バッファメモリと第2の受信バッファメモリとで構成さ
    れ、該第1の受信バッファメモリは、USB2.0規格のバル
    クアウト転送用のFIFOメモリであると共に、該第2の受
    信バッファメモリは、USB2.0規格のインタラプトアウト
    転送用のFIFOメモリであることを特徴とする請求項1記
    載のデータ通信システム。
  3. 【請求項3】 前記送信バッファメモリは、USB2.0規格
    のインタラプトイン転送用のFIFOメモリであることを特
    徴とする請求項2記載のデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 前記送信バッファメモリは、USB2.0規格
    のバルクイン転送用のFIFOメモリであることを特徴とす
    る請求項2記載のデータ通信システム。
  5. 【請求項5】 前記送信バッファメモリは、データ変換
    処理の状況に応じて認識される前記データ受信領域の空
    き状態データが格納され該データがコンピュータに転送
    されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項
    に記載のデータ通信システム。
  6. 【請求項6】 前記受信バッファメモリにおけるデータ
    の残存状態と前記データ受信領域の空き状態データとに
    基づいて前記第1の受信バッファメモリと第2の受信バ
    ッファメモリとがコンピュータによって切り替えられる
    ことを特徴とする請求項5記載のデータ通信システム。
  7. 【請求項7】 コンピュータから送信されたデータを第
    1の受信バッファメモリに格納し、格納されたデータを
    データ受信領域の空き容量が零又は設定値以下になるま
    でデータ受信領域へ転送する第1の手段と、 該コンピュータが該データ受信領域の空き状態が零又は
    設定値以下になったことを受けて第1の受信バッファメ
    モリから第2の受信バッファメモリへ切替えて、第2の
    受信バッファメモリでデータを受付け格納する第2の手
    段と、 コンピュータ周辺機器のデータ変換処理が進んで該デー
    タ受信領域の容量に空きが生じたことを受けて第2のバ
    ッファメモリから第1のバッファメモリに該コンピュー
    タが切替えるとともに、第1のバッファメモリから第2
    のバッファメモリへ切替えた際に第1のバッファメモリ
    に残存していたデータのみを該データ受信領域へ転送す
    る第3の手段と、 第1のバッファメモリに残存していたデータのみを該デ
    ータ受信領域へ転送した後、該コンピュータが第2の受
    信バッファメモリから第1の受信バッファメモリへ切替
    えて第1の受信バッファメモリで該データを受付け格納
    すると同時に第2のバッファメモリに格納された該デー
    タを該データ受信領域へ転送する第4の手段と、 第2のバッファメモリに格納されたデータを該データ受
    信領域へ転送した後、第1の受信バッファメモリに格納
    された該データを該データ受信領域へ転送する第5の手
    段とで、前記第1の受信バッファメモリと前記第2の受
    信バッファメモリとが切り替えられることを特徴とする
    請求項6記載のデータ通信システム。
  8. 【請求項8】 前記コンピュータ周辺機器が、プリンタ
    であることを特徴とする請求項3から7のいずれか1項
    に記載のデータ通信システム。
  9. 【請求項9】 コンピュータとコンピュータ周辺機器と
    がデータ通信規格に基づいて双方向通信可能に接続され
    て構成されたデータ通信システムにおけるデータ通信方
    法であって、 前記コンピュータ周辺機器に設けられたデータ受信領域
    と前記コンピュータとが、該周辺機器に設けられデータ
    の受付けがされる切替可能な第1と第2の受信バッファ
    メモリと該周辺機器に設けられデータ受信領域状態をコ
    ンピュータへ転送する送信バッファメモリとを介して接
    続し、 前記データ受信領域の状態と前記第1と第2の受信バッ
    ファメモリの状態とに基づいて前記コンピュータが該第
    1と第2の受信バッファメモリを切替えて該受信バッフ
    ァメモリへ該データを格納すると共に該受信領域の状態
    に応じて格納されたデータを漸次データ受信領域へ転送
    して常に周辺機器がデータ受付可能にしたことを特徴と
    するデータ通信方法。
  10. 【請求項10】 コンピュータから送信されたデータを
    第1の受信バッファメモリに格納し、格納されたデータ
    をデータ受信領域の空き容量が零又は設定値以下になる
    までデータ受信領域へ転送する第1の工程と、 該コンピュータが該データ受信領域の空き状態が零又は
    設定値以下になったことを受けて第1の受信バッファメ
    モリから第2の受信バッファメモリへ切替えて、第2の
    受信バッファメモリでデータを受付け格納する第2の工
    程と、 コンピュータ周辺機器のデータ変換処理が進んで該デー
    タ受信領域の容量に空きが生じたことを受けて第2のバ
    ッファメモリから第1のバッファメモリに該コンピュー
    タが切替えるとともに、第1のバッファメモリから第2
    のバッファメモリへ切替えた際に第1のバッファメモリ
    に残存していたデータのみを該データ受信領域へ転送す
    る第3の工程と、 第1のバッファメモリに残存していたデータのみを該デ
    ータ受信領域へ転送した後、該コンピュータが第2の受
    信バッファメモリから第1の受信バッファメモリへ切替
    えて第1の受信バッファメモリで該データを受付け格納
    すると同時に第2のバッファメモリに格納された該デー
    タを該データ受信領域へ転送する第4の工程と、 第2のバッファメモリに格納されたデータを該データ受
    信領域へ転送した後、第1の受信バッファメモリに格納
    された該データを該データ受信領域へ転送する第5の工
    程とで、前記第1の受信バッファメモリと前記第2の受
    信バッファメモリとを切り替えることを特徴とする請求
    項9記載のデータ通信方法。
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