JP2002318489A - プロセスカートリッジの製造方法及び現像装置の製造方法及びインパルスシール装置 - Google Patents
プロセスカートリッジの製造方法及び現像装置の製造方法及びインパルスシール装置Info
- Publication number
- JP2002318489A JP2002318489A JP2001122737A JP2001122737A JP2002318489A JP 2002318489 A JP2002318489 A JP 2002318489A JP 2001122737 A JP2001122737 A JP 2001122737A JP 2001122737 A JP2001122737 A JP 2001122737A JP 2002318489 A JP2002318489 A JP 2002318489A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric heating
- heating plate
- shape
- developing
- developer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 66
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 15
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 70
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 35
- 238000005485 electric heating Methods 0.000 claims description 73
- 230000001788 irregular Effects 0.000 claims description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 6
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 38
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 8
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 7
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 4
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 3
- 239000005038 ethylene vinyl acetate Substances 0.000 description 3
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 3
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 150000002148 esters Chemical class 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 229920001200 poly(ethylene-vinyl acetate) Polymers 0.000 description 2
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- DQXBYHZEEUGOBF-UHFFFAOYSA-N but-3-enoic acid;ethene Chemical compound C=C.OC(=O)CC=C DQXBYHZEEUGOBF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000012943 hotmelt Substances 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 1
- 229920005672 polyolefin resin Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920005749 polyurethane resin Polymers 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インパルスシールにおける発熱の温度ムラを
防止してより均一な現像剤封止部材を計る。また、電熱
板の熱変形による溶着部への影響を小さくする。 【解決手段】 電熱板70の溶着形状相当部70Aに小
幅部70aを設けた。c<dとなっている。小幅部70
aは小ねじ穴71aを有する取付部71の位置に対応し
ている。給電部72から通電すると小幅部70aは抵抗
が大きいので温度が上昇する一方小ねじ穴71aを挿通
する小ねじに熱が奪われるので温度低下し、結局、溶着
形状相当部70Aの加熱量を均一化できる。
防止してより均一な現像剤封止部材を計る。また、電熱
板の熱変形による溶着部への影響を小さくする。 【解決手段】 電熱板70の溶着形状相当部70Aに小
幅部70aを設けた。c<dとなっている。小幅部70
aは小ねじ穴71aを有する取付部71の位置に対応し
ている。給電部72から通電すると小幅部70aは抵抗
が大きいので温度が上昇する一方小ねじ穴71aを挿通
する小ねじに熱が奪われるので温度低下し、結局、溶着
形状相当部70Aの加熱量を均一化できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレ−ザ−プリンタや
複写機等の電子写真方式を採用する電子写真画像形成装
置における現像装置の製造方法、及びプロセスカ−トリ
ッジの製造方法、及びこれらに用いられるインパルスシ
ール装置に関するものである。
複写機等の電子写真方式を採用する電子写真画像形成装
置における現像装置の製造方法、及びプロセスカ−トリ
ッジの製造方法、及びこれらに用いられるインパルスシ
ール装置に関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する物
である。そして、電子写真画像形成装置の例としては、
例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレ−
ザ−ビ−ムプリンタ、LEDプリンタ等)ファクシミリ
装置及びワ−ドプロセッサ等が含まれる。
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する物
である。そして、電子写真画像形成装置の例としては、
例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレ−
ザ−ビ−ムプリンタ、LEDプリンタ等)ファクシミリ
装置及びワ−ドプロセッサ等が含まれる。
【0003】なお、前述プロセスカ−トリッジとは、帯
電手段、現像手段またはクリ−ニング手段と電子写真感
光体とを一体的にカ−トリッジ化し、このカ−トリッジ
を画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段、現像手段、クリ−ニング手段の少な
くとも一つと電子写真感光体とを一体的にカ−トリッジ
化して画像形成装置本体に着脱可能とするものである。
更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的
にカ−トリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とす
るものをいう。
電手段、現像手段またはクリ−ニング手段と電子写真感
光体とを一体的にカ−トリッジ化し、このカ−トリッジ
を画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段、現像手段、クリ−ニング手段の少な
くとも一つと電子写真感光体とを一体的にカ−トリッジ
化して画像形成装置本体に着脱可能とするものである。
更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的
にカ−トリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とす
るものをいう。
【0004】
【従来の技術】電子写真を用いた画像形成装置では、そ
の使用が長時間に及ぶと感光体ドラムの交換、現像剤の
補給や交換、その他(帯電器、クリーナ容器など)の調
整・清掃・交換が必要となるが、このような保守作業は
専門知識を有するサービスマン以外は事実上困難であっ
た。
の使用が長時間に及ぶと感光体ドラムの交換、現像剤の
補給や交換、その他(帯電器、クリーナ容器など)の調
整・清掃・交換が必要となるが、このような保守作業は
専門知識を有するサービスマン以外は事実上困難であっ
た。
【0005】そこで、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置に置いては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身が行
うことが出来るので、格段に操作性を向上させることが
出来た。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画像
形成装置において広く用いられている。
た画像形成装置に置いては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身が行
うことが出来るので、格段に操作性を向上させることが
出来た。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画像
形成装置において広く用いられている。
【0006】図17に示すように、従来のプロセスカー
トリッジ45は現像ローラ20s等の現像部材を支持し
た現像フレーム43とトナー収納容器46を超音波溶着
して接合した現像ユニットとし、この現像ユニットに対
して、感光体ドラム11,帯電ローラ12を支持するク
リーニングフレーム47を枢軸49で結合し、クリーニ
ングフレーム47と現像フレーム43間に圧縮コイルば
ね(不図示)を縮設して、感光体ドラム11と現像ロー
ラ20sを近寄る方向へ付勢している。
トリッジ45は現像ローラ20s等の現像部材を支持し
た現像フレーム43とトナー収納容器46を超音波溶着
して接合した現像ユニットとし、この現像ユニットに対
して、感光体ドラム11,帯電ローラ12を支持するク
リーニングフレーム47を枢軸49で結合し、クリーニ
ングフレーム47と現像フレーム43間に圧縮コイルば
ね(不図示)を縮設して、感光体ドラム11と現像ロー
ラ20sを近寄る方向へ付勢している。
【0007】このようなプロセスカートリッジを含めた
電子写真画像形成装置においては、現像剤を封止するた
めに現像剤封止部材48が取り付けられており、その溶
着方法としてヒートシール、超音波溶着、インパルスシ
ールなどが用いられている。
電子写真画像形成装置においては、現像剤を封止するた
めに現像剤封止部材48が取り付けられており、その溶
着方法としてヒートシール、超音波溶着、インパルスシ
ールなどが用いられている。
【0008】図8は従来のインパルスシールの電熱板6
0である。電熱板60はステンレス鋼鈑を図8(a)の
ように切断し曲げ加工して図8(b)のような形状を構
成している。
0である。電熱板60はステンレス鋼鈑を図8(a)の
ように切断し曲げ加工して図8(b)のような形状を構
成している。
【0009】このように電熱板60は給電を行う給電部
分62、電熱板60を固定する小ねじ穴61aを有する
取付部61を備えている。
分62、電熱板60を固定する小ねじ穴61aを有する
取付部61を備えている。
【0010】電熱板60を取り付け部材80に固定する
ために図8(b)のように曲げ加工を施された、取り付
け部材80に固定する。固定に際して取り付け部材80
と電熱板60は電気的に絶縁されている必要があるた
め、耐熱性の絶縁シートで取り付け部材80を覆ってい
る(不図示)。また、取り付け部材80に小ねじ止めす
る際にも絶縁の必要があるため、小ねじに絶縁性のカラ
ー(不図示)などを取り付けている。
ために図8(b)のように曲げ加工を施された、取り付
け部材80に固定する。固定に際して取り付け部材80
と電熱板60は電気的に絶縁されている必要があるた
め、耐熱性の絶縁シートで取り付け部材80を覆ってい
る(不図示)。また、取り付け部材80に小ねじ止めす
る際にも絶縁の必要があるため、小ねじに絶縁性のカラ
ー(不図示)などを取り付けている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記溶
着方法の中でインパルスシールを用いて現像剤封止部材
をシールしようとした場合、発熱部である電熱板を電熱
板固定部材であるブロックに取り付けるため図8で示す
ように電熱板60に電熱板取り付け部分61を設け、こ
れらを曲げて固定部材に小ねじで固定している。この場
合、瞬間加熱による発熱量と、放熱量の関係は小ねじ穴
取り付け位置近傍と、その他の場所とでは異なり、結果
として温度分布にムラが生じ結果として、溶着形状全域
で均一な溶着状態を得ることが難しい問題があった。
着方法の中でインパルスシールを用いて現像剤封止部材
をシールしようとした場合、発熱部である電熱板を電熱
板固定部材であるブロックに取り付けるため図8で示す
ように電熱板60に電熱板取り付け部分61を設け、こ
れらを曲げて固定部材に小ねじで固定している。この場
合、瞬間加熱による発熱量と、放熱量の関係は小ねじ穴
取り付け位置近傍と、その他の場所とでは異なり、結果
として温度分布にムラが生じ結果として、溶着形状全域
で均一な溶着状態を得ることが難しい問題があった。
【0012】また、インパルスシールは常時加熱のヒー
トシールに比べて、電熱板の瞬間発熱による熱膨張が発
生することが避けられず、電熱板の熱膨張がフィルムの
溶着に影響を与える問題もあった。
トシールに比べて、電熱板の瞬間発熱による熱膨張が発
生することが避けられず、電熱板の熱膨張がフィルムの
溶着に影響を与える問題もあった。
【0013】本発明の目的は溶着温度が均一であり現像
剤封止部材の溶着不良発生を抑えたプロセスカートリッ
ジの製造方法、及び現像装置の製造方法、更これらに用
いるインパルスシール装置構成を提供することである。
剤封止部材の溶着不良発生を抑えたプロセスカートリッ
ジの製造方法、及び現像装置の製造方法、更これらに用
いるインパルスシール装置構成を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付せば以下のとおりである。
対応する番号を付せば以下のとおりである。
【0015】本出願に係る第1の発明電子写真画像形成
装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジの製造方法
であって、前記プロセスカートリッジは電子写真感光体
ドラムと前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜
像を現像剤を用いて現像する現像部材を支持する現像枠
体と、前記現像枠体へ供給する現像剤を収納し現像枠体
に現像剤を供給する開口部を有する現像剤容器と、現像
剤容器と現像枠体間を外部に対して密封した状態で連通
する現像剤封止部材と、を有し、シート部材、又はフィ
ルム部材で構成される現像剤封止部材を溶着する際に、
溶着形状相当部が部分的に不等幅となっている電熱板を
用いてインパルスシールを行うことを特徴とするプロセ
スカートリッジの製造方法である。
装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジの製造方法
であって、前記プロセスカートリッジは電子写真感光体
ドラムと前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜
像を現像剤を用いて現像する現像部材を支持する現像枠
体と、前記現像枠体へ供給する現像剤を収納し現像枠体
に現像剤を供給する開口部を有する現像剤容器と、現像
剤容器と現像枠体間を外部に対して密封した状態で連通
する現像剤封止部材と、を有し、シート部材、又はフィ
ルム部材で構成される現像剤封止部材を溶着する際に、
溶着形状相当部が部分的に不等幅となっている電熱板を
用いてインパルスシールを行うことを特徴とするプロセ
スカートリッジの製造方法である。
【0016】本出願に係る第6の発明は電子写真画像形
成装置本体に着脱可能な現像装置であって、前記現像装
置は電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像
剤を用いて現像部材を支持する現像枠体と、前記現像枠
体へ供給する現像剤を収納し現像枠体に現像剤を供給す
る開口部を有する現像剤容器と、現像剤容器と現像枠体
間を外部に対して密封した状態で連通する現像剤封止部
材と、を有し、シート部材、又はフィルム部材で構成さ
れる現像剤封止部材を溶着する際に、溶着形状相当部が
部分的に不等幅となっている電熱板を用いてインパルス
シールを行うことを特徴とする現像装置の製造方法であ
る。
成装置本体に着脱可能な現像装置であって、前記現像装
置は電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像
剤を用いて現像部材を支持する現像枠体と、前記現像枠
体へ供給する現像剤を収納し現像枠体に現像剤を供給す
る開口部を有する現像剤容器と、現像剤容器と現像枠体
間を外部に対して密封した状態で連通する現像剤封止部
材と、を有し、シート部材、又はフィルム部材で構成さ
れる現像剤封止部材を溶着する際に、溶着形状相当部が
部分的に不等幅となっている電熱板を用いてインパルス
シールを行うことを特徴とする現像装置の製造方法であ
る。
【0017】本出願に係る第12の発明はシート部材、
又はフィルム部材をインパルスシール装置を用いてシー
ルするシール方法においてインパルスシール機の電熱板
の溶着形状相当部が、部分的に不等幅となっていること
を特徴とするインパルスシール装置である。
又はフィルム部材をインパルスシール装置を用いてシー
ルするシール方法においてインパルスシール機の電熱板
の溶着形状相当部が、部分的に不等幅となっていること
を特徴とするインパルスシール装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下の説明においてプロセスカー
トリッジの長手方向とは感光体ドラムと平行な方向であ
る。
トリッジの長手方向とは感光体ドラムと平行な方向であ
る。
【0019】以下に本発明における実施の形態について
添付図面に基づき説明する。
添付図面に基づき説明する。
【0020】(プロセスカートリッジ及び装置本体の説
明)図6に本発明に係るプロセスカートリッジの分解
図、図7に同プロセスカートリッジの断面図、図10に
本発明に係る画像形成装置の主断面を図示する。このプ
ロセスカートリッジは、電子写真感光体と、電子写真感
光体に作用するプロセス手段を備えたものである。ここ
でプロセス手段としては、例えば電子写真感光体の表面
を帯電させる帯電手段、電子写真感光体にトナー像を形
成する現像装置、電子写真感光体表面に残留したトナー
を除去するためのクリーニング手段がある。
明)図6に本発明に係るプロセスカートリッジの分解
図、図7に同プロセスカートリッジの断面図、図10に
本発明に係る画像形成装置の主断面を図示する。このプ
ロセスカートリッジは、電子写真感光体と、電子写真感
光体に作用するプロセス手段を備えたものである。ここ
でプロセス手段としては、例えば電子写真感光体の表面
を帯電させる帯電手段、電子写真感光体にトナー像を形
成する現像装置、電子写真感光体表面に残留したトナー
を除去するためのクリーニング手段がある。
【0021】本実施の形態のプロセスカートリッジは、
図7に示すように像担持体である電子写真感光体として
感光ドラム15の周囲に帯電手段17である帯電ロー
ラ、現像装置として、現像ローラ20s、現像ブレード
20b、及びクリーニング手段として、クリーニングブ
レード16を有するクリーニング容器14を配置し、ハ
ウジングで覆って一体的にプロセスカートリッジ13と
し、画像形成装置本体(以下、装置本体という)18に
対して、着脱自在に構成している。
図7に示すように像担持体である電子写真感光体として
感光ドラム15の周囲に帯電手段17である帯電ロー
ラ、現像装置として、現像ローラ20s、現像ブレード
20b、及びクリーニング手段として、クリーニングブ
レード16を有するクリーニング容器14を配置し、ハ
ウジングで覆って一体的にプロセスカートリッジ13と
し、画像形成装置本体(以下、装置本体という)18に
対して、着脱自在に構成している。
【0022】このプロセスカートリッジは図10に示す
ような電子写真画像形成装置Cに装着されて画像形成に
用いられる。画像形成は装置下部に装着された給紙カセ
ット1から給紙ローラ3、搬送ローラ7によって記録媒
体として転写材2を搬送し、この転写材2の搬送と同期
して、感光ドラム15にスキャナ30から選択的な露光
をして潜像を形成する。その後、トナー容器50に収納
したトナーを現像ブレード20bにより摩擦帯電電荷を
付与すると共に現像ローラ20s表面に薄層担持し、現
像ローラ20sに現像バイアスを印加することによっ
て、潜像に応じて感光ドラム15ヘトナーを供給する。
これによって感光ドラム15には潜像に応じたトナー像
が形成される。
ような電子写真画像形成装置Cに装着されて画像形成に
用いられる。画像形成は装置下部に装着された給紙カセ
ット1から給紙ローラ3、搬送ローラ7によって記録媒
体として転写材2を搬送し、この転写材2の搬送と同期
して、感光ドラム15にスキャナ30から選択的な露光
をして潜像を形成する。その後、トナー容器50に収納
したトナーを現像ブレード20bにより摩擦帯電電荷を
付与すると共に現像ローラ20s表面に薄層担持し、現
像ローラ20sに現像バイアスを印加することによっ
て、潜像に応じて感光ドラム15ヘトナーを供給する。
これによって感光ドラム15には潜像に応じたトナー像
が形成される。
【0023】このトナー像を転写ローラ10へのバイア
ス電圧印加によって搬送される記録媒体である転写材2
に転写し、その転写材2を定着装置25へ搬送して画像
定着し、排紙ローラ34,35によって装置上部の排出
部24に排出する。一方、転写後、感光ドラム15に残
留したトナーはクリーニングブレード16で除去され、
除去トナーの送り部材14eにより除去トナー溜め14
dの奥側へ移動される。
ス電圧印加によって搬送される記録媒体である転写材2
に転写し、その転写材2を定着装置25へ搬送して画像
定着し、排紙ローラ34,35によって装置上部の排出
部24に排出する。一方、転写後、感光ドラム15に残
留したトナーはクリーニングブレード16で除去され、
除去トナーの送り部材14eにより除去トナー溜め14
dの奥側へ移動される。
【0024】(プロセスカートリッジの枠体構成)図6
はプロセスカートリッジの枠体構成を示す斜視図であ
る。図6はこれらの枠体を組み付ける前の図であり、図
7はこれらの枠体を組み付けた後の図である。プロセス
カートリッジ13は感光ドラム15、帯電手段17とし
て帯電ローラ、クリーニングブレード16を一体的に支
持しているクリーニング容器14、現像ローラ20sと
現像ブレード(図6では不図示、図7の符号20b参
照)を一体的に支持している現像枠体19、トナーを収
納しているトナー容器50の3つの枠体により構成され
ている。更には、これら3枠体を一体的に支持するため
クリーニング容器14及びトナー容器50の両側面をサ
イドカバー37,38で固定し、現像枠体19をクリー
ニング容器14により支持してプロセスカートリッジ1
3として成り立っている。
はプロセスカートリッジの枠体構成を示す斜視図であ
る。図6はこれらの枠体を組み付ける前の図であり、図
7はこれらの枠体を組み付けた後の図である。プロセス
カートリッジ13は感光ドラム15、帯電手段17とし
て帯電ローラ、クリーニングブレード16を一体的に支
持しているクリーニング容器14、現像ローラ20sと
現像ブレード(図6では不図示、図7の符号20b参
照)を一体的に支持している現像枠体19、トナーを収
納しているトナー容器50の3つの枠体により構成され
ている。更には、これら3枠体を一体的に支持するため
クリーニング容器14及びトナー容器50の両側面をサ
イドカバー37,38で固定し、現像枠体19をクリー
ニング容器14により支持してプロセスカートリッジ1
3として成り立っている。
【0025】クリーニング容器14にはクリーニングブ
レード16を小ねじ等で固定し、帯電手段17は端部の
芯金部を軸受部材(不図示)を介して回転自在に支持し
ている。また、クリーニング容器14には図7に示すよ
うにクリーニングブレード16で除去したトナーを除去
トナー溜め14dへ送り込む除去トナーの送り部材14
eが回転自在に設けてある。また、感光ドラム15は両
端部のフランジ部15a,15bを夫々、クリーニング
容器14に取り付けられた軸受部材39a,39b(3
9aのみ図示)を介して回転自在にクリーニング容器1
4に支持されている。トナー容器50はその内部にトナ
ー搬送と撹拌を行う撹拌部材50e,50fとともに、
トナーを収納している。
レード16を小ねじ等で固定し、帯電手段17は端部の
芯金部を軸受部材(不図示)を介して回転自在に支持し
ている。また、クリーニング容器14には図7に示すよ
うにクリーニングブレード16で除去したトナーを除去
トナー溜め14dへ送り込む除去トナーの送り部材14
eが回転自在に設けてある。また、感光ドラム15は両
端部のフランジ部15a,15bを夫々、クリーニング
容器14に取り付けられた軸受部材39a,39b(3
9aのみ図示)を介して回転自在にクリーニング容器1
4に支持されている。トナー容器50はその内部にトナ
ー搬送と撹拌を行う撹拌部材50e,50fとともに、
トナーを収納している。
【0026】サイドカバー37,38はプロセスカート
リッジ13の主断面(記録媒体の搬送方向に従う垂直
面)を覆うほどの大きさを有しており、プロセスカート
リッジ13の長手方向両端部に配置され、クリーニング
容器14とトナー容器50に渡っており、クリーニング
容器14、トナー容器50に両側から夫々固定され、ク
リーニング容器14及びトナー容器50を一体的に支持
している。このサイドカバー37,38の穴部37a,
38aがクリーニング容器14の感光ドラム中心と同軸
上に位置決めされる。図示してあるサイドカバー37側
は、軸状の軸受部材39aがクリーニング容器14の穴
部14aに圧入されている。軸受部材39aがサイドカ
バーの穴部37a、クリーニング容器14の穴部14
a、フランジ15aの中心穴15a1に嵌合して感光ド
ラム15の一方端を回転可能に支持する。この時、軸受
部材39aを介して、サイドカバー37の位置決めを行
うので感光ドラム15に対するサイドカバー37の位置
が精度良く決まる。また、感光ドラム15からできるだ
け離れた位置に設けた位置決め部(丸い突起)37bを
クリーニング容器14の側面14cに設けられた位置決
め部(丸穴)14bに嵌合して感光ドラム15の中心を
中心として回転方向の位置を決めている。
リッジ13の主断面(記録媒体の搬送方向に従う垂直
面)を覆うほどの大きさを有しており、プロセスカート
リッジ13の長手方向両端部に配置され、クリーニング
容器14とトナー容器50に渡っており、クリーニング
容器14、トナー容器50に両側から夫々固定され、ク
リーニング容器14及びトナー容器50を一体的に支持
している。このサイドカバー37,38の穴部37a,
38aがクリーニング容器14の感光ドラム中心と同軸
上に位置決めされる。図示してあるサイドカバー37側
は、軸状の軸受部材39aがクリーニング容器14の穴
部14aに圧入されている。軸受部材39aがサイドカ
バーの穴部37a、クリーニング容器14の穴部14
a、フランジ15aの中心穴15a1に嵌合して感光ド
ラム15の一方端を回転可能に支持する。この時、軸受
部材39aを介して、サイドカバー37の位置決めを行
うので感光ドラム15に対するサイドカバー37の位置
が精度良く決まる。また、感光ドラム15からできるだ
け離れた位置に設けた位置決め部(丸い突起)37bを
クリーニング容器14の側面14cに設けられた位置決
め部(丸穴)14bに嵌合して感光ドラム15の中心を
中心として回転方向の位置を決めている。
【0027】更にトナー容器50はその長手方向の一端
面50dに円筒形の位置決め部50a,50bを長手方
向に突設し、その位置決め部50a,50bをサイドカ
バー37に配設された穴である位置決め部37c,37
dに嵌合して位置決めしている。他方のサイドカバー3
8も同様にトナー容器50、クリーニング容器14に位
置決めしている(符号38a〜38d)。現像枠体19
は後述する方法で位置を決めている。また、軸受部材3
9(39a,39b)は画像形成装置本体18へのプロ
セスカートリッジ13の位置決めも兼ねている。
面50dに円筒形の位置決め部50a,50bを長手方
向に突設し、その位置決め部50a,50bをサイドカ
バー37に配設された穴である位置決め部37c,37
dに嵌合して位置決めしている。他方のサイドカバー3
8も同様にトナー容器50、クリーニング容器14に位
置決めしている(符号38a〜38d)。現像枠体19
は後述する方法で位置を決めている。また、軸受部材3
9(39a,39b)は画像形成装置本体18へのプロ
セスカートリッジ13の位置決めも兼ねている。
【0028】トナー容器50から現像ローラ20sへト
ナーを供給するため、トナー容器50、現像枠体19に
夫々開口部50c、開口部19aを設けている。現像枠
体19とトナー容器50は開口部19a,50cをつな
げるように密封部材として可撓性の現像剤封止部材44
により連結されている。またトナー容器50はサイドカ
バー37,38に対して位置決めされており、現像枠体
19はクリーニング容器14に対して位置決めされてい
るため、現像枠体19とトナー容器50間は寸法誤差が
あるので間隔をあけておく必要がある。そして、プロセ
スカートリッジ13は感光ドラム15を支持するクリー
ニング容器14側で画像形成装置本体18のカートリッ
ジ装着部に位置決めして装着され、トナー容器50は大
量のトナーを収納している場合と、空の場合とで重量差
が大きくトナー容器50又はサイドカバー37,38の
両者又はどちらかにひずみが生じるおそれがある。更
に、現像枠体19とトナー容器50の位置関係は部品公
差上組み立て時において位置関係がバラつく。そのた
め、現像剤封止部材44はフレキシブルな材質を使用し
ている。
ナーを供給するため、トナー容器50、現像枠体19に
夫々開口部50c、開口部19aを設けている。現像枠
体19とトナー容器50は開口部19a,50cをつな
げるように密封部材として可撓性の現像剤封止部材44
により連結されている。またトナー容器50はサイドカ
バー37,38に対して位置決めされており、現像枠体
19はクリーニング容器14に対して位置決めされてい
るため、現像枠体19とトナー容器50間は寸法誤差が
あるので間隔をあけておく必要がある。そして、プロセ
スカートリッジ13は感光ドラム15を支持するクリー
ニング容器14側で画像形成装置本体18のカートリッ
ジ装着部に位置決めして装着され、トナー容器50は大
量のトナーを収納している場合と、空の場合とで重量差
が大きくトナー容器50又はサイドカバー37,38の
両者又はどちらかにひずみが生じるおそれがある。更
に、現像枠体19とトナー容器50の位置関係は部品公
差上組み立て時において位置関係がバラつく。そのた
め、現像剤封止部材44はフレキシブルな材質を使用し
ている。
【0029】現像剤封止部材44は単一層のシールフィ
ルム又は100μm以下の薄い複数層フィルムを用いる
ため後述するインパルスシールで溶着を行っている。
ルム又は100μm以下の薄い複数層フィルムを用いる
ため後述するインパルスシールで溶着を行っている。
【0030】また、物流輸送時にトナーが飛散すること
を防止するためのトナーシール26がトナー容器50に
取り付けられている。このトナーシール26はトナー供
給開口である開口部50cの周縁に貼り付けられて長手
方向一端26aで折り返して重ねられ端部26bを外部
へ引き出してある。
を防止するためのトナーシール26がトナー容器50に
取り付けられている。このトナーシール26はトナー供
給開口である開口部50cの周縁に貼り付けられて長手
方向一端26aで折り返して重ねられ端部26bを外部
へ引き出してある。
【0031】(現像枠体の構成)図6、図7を用いて現
像枠体の構成について説明する。
像枠体の構成について説明する。
【0032】現像枠体19には、現像剤担持体として、
マグネットローラ20aを内包する現像ローラ20s、
及び現像ブレード20bが配設されている。現像ローラ
20sは両端が現像枠体19に回転自在に支持されてい
る。また、現像ローラ20sへの給電は現像ローラ20
sの内部に電気接点を設けて行われる構成である。
マグネットローラ20aを内包する現像ローラ20s、
及び現像ブレード20bが配設されている。現像ローラ
20sは両端が現像枠体19に回転自在に支持されてい
る。また、現像ローラ20sへの給電は現像ローラ20
sの内部に電気接点を設けて行われる構成である。
【0033】現像枠体19は現像ローラ20sの長手方
向の一方端側である駆動側に設けたアーム部19c端の
吊り穴19dを揺動の回転中心とし、感光ドラム15の
中心に現像ローラ20sの中心が向かうように揺動可能
にクリーニング容器14に支持されている。つまり、現
像ローラ20sを含む現像枠体19は、クリーニング容
器14上の駆動側に、吊り穴19dに嵌合した不図示の
ピンを中心として揺動可能に配置されており、かつ前述
のようにクリーニング容器14とトナー容器50は相対
的に動くことなく固定されているため、現像枠体19は
トナー容器50に対して相対的に移動可能である。そし
て、クリーニング容器14に設けた不図示のばね掛けと
現像枠体19に設けた不図示のばね掛けに不図示の引っ
張りコイルばねを夫々掛けて現像ローラ20sの一端側
を感光ドラム15の一端側へ向って付勢している。
向の一方端側である駆動側に設けたアーム部19c端の
吊り穴19dを揺動の回転中心とし、感光ドラム15の
中心に現像ローラ20sの中心が向かうように揺動可能
にクリーニング容器14に支持されている。つまり、現
像ローラ20sを含む現像枠体19は、クリーニング容
器14上の駆動側に、吊り穴19dに嵌合した不図示の
ピンを中心として揺動可能に配置されており、かつ前述
のようにクリーニング容器14とトナー容器50は相対
的に動くことなく固定されているため、現像枠体19は
トナー容器50に対して相対的に移動可能である。そし
て、クリーニング容器14に設けた不図示のばね掛けと
現像枠体19に設けた不図示のばね掛けに不図示の引っ
張りコイルばねを夫々掛けて現像ローラ20sの一端側
を感光ドラム15の一端側へ向って付勢している。
【0034】更に現像枠体19の非駆動側には、現像ロ
ーラ20sの中心軸線上に突部材19eを固定されてい
て、該突部材19eを感光ドラム15の中心方向に加圧
するように構成されている。
ーラ20sの中心軸線上に突部材19eを固定されてい
て、該突部材19eを感光ドラム15の中心方向に加圧
するように構成されている。
【0035】該突部材19eはサイドカバー37に設け
られた溝37e(本実施の形態では感光ドラム15の半
径方向の直線形状の長穴)に挿入され、感光ドラム15
の中心方向に移動可能に構成されている。即ち、突部材
19eは現像ローラ20sの一方端を移動する移動部材
である。また、溝37e内部には付勢部材である不図示
の圧縮コイルばねが溝37eに沿って移動自在なスライ
ドピースを介して前記突部材19eを加圧するように配
設されている。
られた溝37e(本実施の形態では感光ドラム15の半
径方向の直線形状の長穴)に挿入され、感光ドラム15
の中心方向に移動可能に構成されている。即ち、突部材
19eは現像ローラ20sの一方端を移動する移動部材
である。また、溝37e内部には付勢部材である不図示
の圧縮コイルばねが溝37eに沿って移動自在なスライ
ドピースを介して前記突部材19eを加圧するように配
設されている。
【0036】(現像剤封止部材の構成)本実施の形態で
は現像装置Dとトナー容器50間の隙間を密封する構成
である。上記密封する構成は現像剤封止部材44として
シート部材21を使用して貼り合わせ蛇腹形状を形成し
て密封している。シート部材21は接合部材としての板
状部材33を介してトナー容器50に取りつけられてい
る。この場合シート部材21とは厚さ1mm以下である
が、前記蛇腹形状の可撓性が損なわない材質を選定する
ことで、厚みが1mm以上でも成り立つ。
は現像装置Dとトナー容器50間の隙間を密封する構成
である。上記密封する構成は現像剤封止部材44として
シート部材21を使用して貼り合わせ蛇腹形状を形成し
て密封している。シート部材21は接合部材としての板
状部材33を介してトナー容器50に取りつけられてい
る。この場合シート部材21とは厚さ1mm以下である
が、前記蛇腹形状の可撓性が損なわない材質を選定する
ことで、厚みが1mm以上でも成り立つ。
【0037】次に図11及び図12にシート部材21の
袋状密封部材の形成方法概略を示す。図11に示すよう
にシート部材21は板状部材33及び現像枠体19の開
口部33b,19bと略同一面積もしくは同一面積以上
の開口部21f,21eを有している。
袋状密封部材の形成方法概略を示す。図11に示すよう
にシート部材21は板状部材33及び現像枠体19の開
口部33b,19bと略同一面積もしくは同一面積以上
の開口部21f,21eを有している。
【0038】このシート部材21を板状部材33及び現
像枠体19に各開口部33b,19aの回りの縁に閉じ
た形状(図11の斜線部)の第一接着部21k、第二接
着部21mで接合する。これによって、図12に示すよ
うにシート部材21の開口部21eは現像枠体19の開
口部19aと合わさって一つの貫通穴となる。またシー
ト部材21の開口部21fは板状部材33の開口部33
bと合わさって一つの貫通穴となる。
像枠体19に各開口部33b,19aの回りの縁に閉じ
た形状(図11の斜線部)の第一接着部21k、第二接
着部21mで接合する。これによって、図12に示すよ
うにシート部材21の開口部21eは現像枠体19の開
口部19aと合わさって一つの貫通穴となる。またシー
ト部材21の開口部21fは板状部材33の開口部33
bと合わさって一つの貫通穴となる。
【0039】本実施の形態の場合、現像枠体19及び板
状部材33とシート部材21の接合はインパルスシール
法によって行われる。
状部材33とシート部材21の接合はインパルスシール
法によって行われる。
【0040】次に図12に示すようにシート部材21は
現像枠体19と板状部材33に貼り付けられた後に、矢
印の方向に両開口部19a,33bがシート部材21を
間にして向い合うように折り曲げられ、蛇腹(袋形状)
を形成し、折り返して合わさる面の外周縁である端部2
1d(斜線部)同志を接合し密封させる。この場合の密
封手段もインパルスシール法を用いる。
現像枠体19と板状部材33に貼り付けられた後に、矢
印の方向に両開口部19a,33bがシート部材21を
間にして向い合うように折り曲げられ、蛇腹(袋形状)
を形成し、折り返して合わさる面の外周縁である端部2
1d(斜線部)同志を接合し密封させる。この場合の密
封手段もインパルスシール法を用いる。
【0041】次に板状部材33をトナー容器50に取り
つけるが、このときにトナーシール26が通過できるよ
うに取付の一部を溶着または接着していない。
つけるが、このときにトナーシール26が通過できるよ
うに取付の一部を溶着または接着していない。
【0042】本実施の形態の場合は図6に示すように板
状部材33のコ字形の33a部をトナー容器50の開口
部50cの周縁に溶着し、トナー封止部材27がトナー
シール26を抑えつける領域は溶着しないまたは接着さ
れていない構成となっている。
状部材33のコ字形の33a部をトナー容器50の開口
部50cの周縁に溶着し、トナー封止部材27がトナー
シール26を抑えつける領域は溶着しないまたは接着さ
れていない構成となっている。
【0043】このようにしてあるため、トナー容器50
と現像枠体19の対向面の間隔が変動しても密封部材で
ある現像剤封止部材44は袋形状の蛇腹状になっている
ため変位が生ずる際の抵抗を極めて小さくできる。ま
た、現像剤封止部材44を板状部材33と現像枠体19
の間に取りつけることで板状部材33がトナーシール2
6を覆うように取りつけることができる。そして、トナ
ーシール26が通過する隙間を封止するようにトナー封
止部材27を板状部材33に取りつけることが可能にな
り、トナー漏れを防止できる。
と現像枠体19の対向面の間隔が変動しても密封部材で
ある現像剤封止部材44は袋形状の蛇腹状になっている
ため変位が生ずる際の抵抗を極めて小さくできる。ま
た、現像剤封止部材44を板状部材33と現像枠体19
の間に取りつけることで板状部材33がトナーシール2
6を覆うように取りつけることができる。そして、トナ
ーシール26が通過する隙間を封止するようにトナー封
止部材27を板状部材33に取りつけることが可能にな
り、トナー漏れを防止できる。
【0044】更に、シート部材とトナー収納容器を同一
平面でシールする際にトナー容器50の本体に直接シー
ト部材を貼る場合と比べて、板状部材を用いると、溶着
に必要な溶着受け台の形状が単純化できる。
平面でシールする際にトナー容器50の本体に直接シー
ト部材を貼る場合と比べて、板状部材を用いると、溶着
に必要な溶着受け台の形状が単純化できる。
【0045】更に、板状部材33があることで現像枠体
19とユニット化が可能になり、トナー容器50への取
付が容易になる。
19とユニット化が可能になり、トナー容器50への取
付が容易になる。
【0046】(現像枠体及びトナー枠体への現像剤封止
部材の取付方法)現像枠体及びトナー枠体間の開口部を
通ずると共に外部とは封止しておくためのシール部材で
あって厚さの極めて薄いシール部材の現像枠体及びトナ
ー容器への取付方法を説明する。
部材の取付方法)現像枠体及びトナー枠体間の開口部を
通ずると共に外部とは封止しておくためのシール部材で
あって厚さの極めて薄いシール部材の現像枠体及びトナ
ー容器への取付方法を説明する。
【0047】本実施の形態の場合シート部材21は0.
1mm以下であり、使用時には剥離紙を除去し、単一層
のシート部材である。単一層のシート部材を選定するこ
とで、より低い剛性のシール部材を実現できる。但し複
数層でも薄く構成することで成立する場合もある。
1mm以下であり、使用時には剥離紙を除去し、単一層
のシート部材である。単一層のシート部材を選定するこ
とで、より低い剛性のシール部材を実現できる。但し複
数層でも薄く構成することで成立する場合もある。
【0048】本実施の形態におけるシート部材21は図
15に示すように可撓性を備えた層21a及び層21a
よりも剛性のある剥離紙21bによって構成されてい
る。層21aはPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)、PP(ポリプロピレン)、ONy(2軸延伸ナイ
ロン)、ヒートシール部材、エステル系樹脂、エチレン
ビニルアセテート(EVA)、ポリウレタン系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、オレフィン系樹脂などを用いる。
15に示すように可撓性を備えた層21a及び層21a
よりも剛性のある剥離紙21bによって構成されてい
る。層21aはPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)、PP(ポリプロピレン)、ONy(2軸延伸ナイ
ロン)、ヒートシール部材、エステル系樹脂、エチレン
ビニルアセテート(EVA)、ポリウレタン系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、オレフィン系樹脂などを用いる。
【0049】次に蛇腹形状の作成方法について説明す
る。
る。
【0050】図13に示すように取付保持部材31はシ
ート部材吸着のためのオリフィス孔31aがあけられて
おり、このオリフィス孔31aは図示されない真空ポン
プ装置へ連通している。このシート部材21は複数のオ
リフィス孔31aによって層21aの面で真空吸着され
て図14に示すように取付保持部材31に保持されてい
る。なお、取付保持部材表面を帯電して静電気でシート
部材を吸着するようにしてもよい。吸着後に、図15に
示すようにシート部材21の第2の層である剥離紙21
bを剥離して、層21a(シート部材21)のみが取付
保持部材31に残る。
ート部材吸着のためのオリフィス孔31aがあけられて
おり、このオリフィス孔31aは図示されない真空ポン
プ装置へ連通している。このシート部材21は複数のオ
リフィス孔31aによって層21aの面で真空吸着され
て図14に示すように取付保持部材31に保持されてい
る。なお、取付保持部材表面を帯電して静電気でシート
部材を吸着するようにしてもよい。吸着後に、図15に
示すようにシート部材21の第2の層である剥離紙21
bを剥離して、層21a(シート部材21)のみが取付
保持部材31に残る。
【0051】取付保持部材31には図13に示すように
インパルスシールに用いられる電熱板70が取りつけら
れている。次に図16に示すように、取付保持部材31
に保持されたシート部材21を板状部材33と現像枠体
19に押し付けた後に電熱板70に瞬間的に電流が流れ
て発熱し、直後に冷却される。結果的にシート部材21
は板状部材33と現像枠体19に溶着される。その後、
真空吸着を解除し取付保持部材31を上昇して現像枠体
19と板状部材33に溶着されたシート部材21から離
間させる。なお、板状部材33はトナー容器50の一部
として機能するものである。即ち、板状部材33の開口
部33bは実質的にトナー容器50の開口部である。
インパルスシールに用いられる電熱板70が取りつけら
れている。次に図16に示すように、取付保持部材31
に保持されたシート部材21を板状部材33と現像枠体
19に押し付けた後に電熱板70に瞬間的に電流が流れ
て発熱し、直後に冷却される。結果的にシート部材21
は板状部材33と現像枠体19に溶着される。その後、
真空吸着を解除し取付保持部材31を上昇して現像枠体
19と板状部材33に溶着されたシート部材21から離
間させる。なお、板状部材33はトナー容器50の一部
として機能するものである。即ち、板状部材33の開口
部33bは実質的にトナー容器50の開口部である。
【0052】尚、このシート部材21の溶着は、板状部
材33及び現像枠体19に各開口部33b,19a付近
の閉じた形状で接合されている。
材33及び現像枠体19に各開口部33b,19a付近
の閉じた形状で接合されている。
【0053】次に図12に示すようにシート部材21は
現像枠体19と板状部材33に貼り付けられた後に、矢
印の方向に両開口部21e,21fが向い合うように折
り曲げられ、蛇腹(袋形状)を形成し、折り返して合わ
さる面の端部21d(斜線部)同志を接合し密封させ
る。この蛇腹には折り目が形成される。また、複数の折
り目によってアコーデオン状の蛇腹とすることもでき
る。
現像枠体19と板状部材33に貼り付けられた後に、矢
印の方向に両開口部21e,21fが向い合うように折
り曲げられ、蛇腹(袋形状)を形成し、折り返して合わ
さる面の端部21d(斜線部)同志を接合し密封させ
る。この蛇腹には折り目が形成される。また、複数の折
り目によってアコーデオン状の蛇腹とすることもでき
る。
【0054】本実施の形態ではシート部材の層21aに
エステル系シールフィルムを用いているが、EVA(エ
チレン酢酸ビニル共重合体)等のホットメルトシートで
も良い。
エステル系シールフィルムを用いているが、EVA(エ
チレン酢酸ビニル共重合体)等のホットメルトシートで
も良い。
【0055】また、本実施の形態の場合、シート部材2
1を単一層21aで構成しているため、常時加熱されて
いるヒートシール法では加熱部分にシート部材が溶着し
てしまう恐れがあり、加熱と冷却、保持が短時間で行え
るインパルスシールによって溶着が行われることで目的
とする取付が可能になる。
1を単一層21aで構成しているため、常時加熱されて
いるヒートシール法では加熱部分にシート部材が溶着し
てしまう恐れがあり、加熱と冷却、保持が短時間で行え
るインパルスシールによって溶着が行われることで目的
とする取付が可能になる。
【0056】このように組み立てられるため、シート部
材が非常に薄く、シワ無く貼り付けることが困難な場合
でも、吸着後に剥離紙を除去することで形状が固定さ
れ、目的とする個所に溶着が可能になる。
材が非常に薄く、シワ無く貼り付けることが困難な場合
でも、吸着後に剥離紙を除去することで形状が固定さ
れ、目的とする個所に溶着が可能になる。
【0057】また、他の実施の形態として、シート部材
を複数の層から構成されるシート部材の場合でも前述の
取付方法が適用可能である。
を複数の層から構成されるシート部材の場合でも前述の
取付方法が適用可能である。
【0058】次に板状部材33をトナー容器50に取り
つけるが、このときにトナーシール26が通過できるよ
うに取付の一部を溶着または接着していない。
つけるが、このときにトナーシール26が通過できるよ
うに取付の一部を溶着または接着していない。
【0059】図6に示すように本実施の形態の場合、3
3a部を溶着し、トナー封止部材27がトナーシール2
6を抑えつける領域は溶着または接着されていない構成
となっている。
3a部を溶着し、トナー封止部材27がトナーシール2
6を抑えつける領域は溶着または接着されていない構成
となっている。
【0060】ここでトナー封止部材27はフェルトのよ
うな弾性部材を板状ストリップとしたものであって板状
部材33の長手方向の一方端に短手方向に細長く設けら
れている。トナー封止部材27は板状部材33の板面に
凹部を設けて、この凹部の底面に貼り付けられている。
うな弾性部材を板状ストリップとしたものであって板状
部材33の長手方向の一方端に短手方向に細長く設けら
れている。トナー封止部材27は板状部材33の板面に
凹部を設けて、この凹部の底面に貼り付けられている。
【0061】このようにしてあるため、トナー容器50
と現像枠体19の対向面の間隔が変動しても現像剤封止
部材44は袋形状の蛇腹状であり、かつ薄い可撓性シー
トで構成できるため、現像枠体19に変位が生ずる際の
抵抗を極めて小さくできる。
と現像枠体19の対向面の間隔が変動しても現像剤封止
部材44は袋形状の蛇腹状であり、かつ薄い可撓性シー
トで構成できるため、現像枠体19に変位が生ずる際の
抵抗を極めて小さくできる。
【0062】(インパルスシール装置電熱板の説明)電
熱板70は取付部材81又は82に取り付けられた上、
取付部材31の開口部に取り付けられている。このと
き、溶着形状相当部70Aと取付保持部材31がシート
部材21を吸着する吸着面31bはほぼ同一平面をなし
ている。
熱板70は取付部材81又は82に取り付けられた上、
取付部材31の開口部に取り付けられている。このと
き、溶着形状相当部70Aと取付保持部材31がシート
部材21を吸着する吸着面31bはほぼ同一平面をなし
ている。
【0063】本実施の形態の電熱板70の現像剤封止部
材44の材料であるシート部材21を加熱する部分であ
る溶着形状相当部70Aは図2に示すように、dの幅を
もち、図1に示すように電熱板70の取り付け小ねじ穴
71aを設けた取付部71の近傍においては幅dよりも
小さい幅cを持たせている。この場合幅cの値は機能上
必要とする溶着幅であり、これよりも幅広の幅dでその
他の部分が構成されている。こうすることで、幅cの領
域と、幅dの領域とでは各位置の電気抵抗Rc,Rdと
すればRc>Rdとなり、幅c部での発熱を高くするこ
とが出来る。
材44の材料であるシート部材21を加熱する部分であ
る溶着形状相当部70Aは図2に示すように、dの幅を
もち、図1に示すように電熱板70の取り付け小ねじ穴
71aを設けた取付部71の近傍においては幅dよりも
小さい幅cを持たせている。この場合幅cの値は機能上
必要とする溶着幅であり、これよりも幅広の幅dでその
他の部分が構成されている。こうすることで、幅cの領
域と、幅dの領域とでは各位置の電気抵抗Rc,Rdと
すればRc>Rdとなり、幅c部での発熱を高くするこ
とが出来る。
【0064】電熱板70の取り付け部材82(図5参
照)への取り付けは従来例を示す図9と同様であり、図
9における符号の2桁目の6を7と読み代えるものとす
る。図9では電熱板60を取り付け部材80の図におい
て下面に当接すると、下面に直交する各側面に取付部6
1、給電部分62が接触又は接近し、小ねじ穴61a,
62aと取り付け部材80のめねじ80a,80bと一
致する。そこで、小ねじ84を小ねじ穴61aを挿通し
てめねじ80aにねじ込み、小ねじ85をリード線86
端の小ねじ穴86aに小ねじ85を挿通しめねじ80b
にねじ込む。
照)への取り付けは従来例を示す図9と同様であり、図
9における符号の2桁目の6を7と読み代えるものとす
る。図9では電熱板60を取り付け部材80の図におい
て下面に当接すると、下面に直交する各側面に取付部6
1、給電部分62が接触又は接近し、小ねじ穴61a,
62aと取り付け部材80のめねじ80a,80bと一
致する。そこで、小ねじ84を小ねじ穴61aを挿通し
てめねじ80aにねじ込み、小ねじ85をリード線86
端の小ねじ穴86aに小ねじ85を挿通しめねじ80b
にねじ込む。
【0065】図8に示す従来形態において同一幅で電熱
板60を構成した場合、小ねじ穴61a近傍の位置では
取付部61での放熱と小ねじ84への熱の移動が生じ、
溶着形状相当部60Aの他の領域に比べ温度が低くなる
が、本実施の形態のように取付部71と溶着形状相当部
70Aがつながる位置で電熱板70の溶着形状相当部7
0Aの幅を狭くし、小幅部70aを設けて抵抗を上げる
ことで局部的に発熱量が増して、より均一な温度分布と
なる。
板60を構成した場合、小ねじ穴61a近傍の位置では
取付部61での放熱と小ねじ84への熱の移動が生じ、
溶着形状相当部60Aの他の領域に比べ温度が低くなる
が、本実施の形態のように取付部71と溶着形状相当部
70Aがつながる位置で電熱板70の溶着形状相当部7
0Aの幅を狭くし、小幅部70aを設けて抵抗を上げる
ことで局部的に発熱量が増して、より均一な温度分布と
なる。
【0066】更に角部において 発熱が足りない場合Ra−Rb<d、 又は発熱過剰の場合はRa−Rb>d を目安にシールパターンを決定している。
【0067】他の実施の形態としてのシート部材21の
溶着形状に対向して電熱板70の溶着形状相当部70A
が閉じた形状(図1、図2参照)の他に、開いた形状と
して図4の場合のように直線形状、又は図3のようにコ
の字型形状にも適応できる。
溶着形状に対向して電熱板70の溶着形状相当部70A
が閉じた形状(図1、図2参照)の他に、開いた形状と
して図4の場合のように直線形状、又は図3のようにコ
の字型形状にも適応できる。
【0068】(電熱板取り付け部材の説明)インパルス
シール電熱板70の取り付け部材について、図5を用い
て説明する。
シール電熱板70の取り付け部材について、図5を用い
て説明する。
【0069】インパルスシールは短時間加熱であるた
め、その短い発熱時間に電熱板70が熱膨張し、発熱と
共に電極が動きシール性に影響を及ぼす恐れがあった。
特に本実施の形態のようなシールパターンが閉形状で電
熱板70を構成した場合、電熱板全体が熱膨張で外側に
向かって移動する傾向がある。本実施の形態では、電熱
板70の外側の動きを規制するために、取り付け部材8
1,82の縁にリブ82a,82bを設けて電熱板70
の動きを規制している。ここで、リブ82a,82bは
取り付け部材81,82の下面の縁に沿って下向きに設
けてある。リブ82aには電熱板70の取付部71、給
電部72の電熱板70の溶着形状相当部70Aに対する
付け根が入る切り欠き82a1,82b1が設けてあ
る。この場合、電熱板70の溶着形状相当部70Aの外
周をリブ82a,82bの内周に丁度嵌合して電熱板7
0の膨張をリブ82a,82bで完全に抑えると高い熱
応力が発生し、電熱板70の寿命に影響を与えるため e<e′、 f<f′となるようにリブ82a,82b
と電熱板70の溶着形状相当部70Aの外周との間に必
要最低限の隙間を構成させリブ82a,82bで溶着形
状相当部70Aを覆った方が好ましい。また、加工精
度、絶縁シートの貼り付けなどの点からも隙間が必要で
ある。
め、その短い発熱時間に電熱板70が熱膨張し、発熱と
共に電極が動きシール性に影響を及ぼす恐れがあった。
特に本実施の形態のようなシールパターンが閉形状で電
熱板70を構成した場合、電熱板全体が熱膨張で外側に
向かって移動する傾向がある。本実施の形態では、電熱
板70の外側の動きを規制するために、取り付け部材8
1,82の縁にリブ82a,82bを設けて電熱板70
の動きを規制している。ここで、リブ82a,82bは
取り付け部材81,82の下面の縁に沿って下向きに設
けてある。リブ82aには電熱板70の取付部71、給
電部72の電熱板70の溶着形状相当部70Aに対する
付け根が入る切り欠き82a1,82b1が設けてあ
る。この場合、電熱板70の溶着形状相当部70Aの外
周をリブ82a,82bの内周に丁度嵌合して電熱板7
0の膨張をリブ82a,82bで完全に抑えると高い熱
応力が発生し、電熱板70の寿命に影響を与えるため e<e′、 f<f′となるようにリブ82a,82b
と電熱板70の溶着形状相当部70Aの外周との間に必
要最低限の隙間を構成させリブ82a,82bで溶着形
状相当部70Aを覆った方が好ましい。また、加工精
度、絶縁シートの貼り付けなどの点からも隙間が必要で
ある。
【0070】本実施の形態では従来の形態である取り付
け部材80下面から突出してその外周が電熱板60の内
周に嵌合する内反り防止の凸部80cを省略した取り付
け部材81(図5(b)参照)を用いているが、他の実
施の形態として、凸部82cを設けた取り付け部材82
(図5(c)参照)を用いても良い。
け部材80下面から突出してその外周が電熱板60の内
周に嵌合する内反り防止の凸部80cを省略した取り付
け部材81(図5(b)参照)を用いているが、他の実
施の形態として、凸部82cを設けた取り付け部材82
(図5(c)参照)を用いても良い。
【0071】このようにリブ82a,82bで電熱板7
0の膨張を抑制したので電熱板70の溶着形状相当部の
変形による現像剤封止部材44と現像枠体19、板状部
材33の溶着部への影響を低減することができ、溶着部
の密封性をよりよく保つことができる。
0の膨張を抑制したので電熱板70の溶着形状相当部の
変形による現像剤封止部材44と現像枠体19、板状部
材33の溶着部への影響を低減することができ、溶着部
の密封性をよりよく保つことができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本出願に係る発明に
よると、現像剤封止部材を不等幅の電熱板を用いてイン
パルスシールすることで、発熱の温度ムラを防ぎ、結果
として、より均一な現像剤封止部材のシールが可能とな
る。
よると、現像剤封止部材を不等幅の電熱板を用いてイン
パルスシールすることで、発熱の温度ムラを防ぎ、結果
として、より均一な現像剤封止部材のシールが可能とな
る。
【0073】また、電熱板の外側に電熱板の動きを規制
する部材を設けることで、電熱板の熱膨張による現像剤
封止部材への影響を低減させることが可能となる。
する部材を設けることで、電熱板の熱膨張による現像剤
封止部材への影響を低減させることが可能となる。
【図1】本発明の実施の形態の電熱板の斜視図である。
【図2】図1の電熱板の溶着相当部の平面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態の電熱板の斜視図であ
る。
る。
【図4】本発明の他の実施の形態の電熱板の斜視図であ
る。
る。
【図5】(a)は従来の電熱板の取り付け部材の斜視図
である。(b)は本発明の実施の形態の電熱板取り付け
部材の斜視図である。(c)は本発明の他の実施の形態
の電熱板取り付け部材の斜視図である。
である。(b)は本発明の実施の形態の電熱板取り付け
部材の斜視図である。(c)は本発明の他の実施の形態
の電熱板取り付け部材の斜視図である。
【図6】プロセスカートリッジの分解斜視図である。
【図7】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図8】(a)(b)は従来例の電熱板の加工方法を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図9】電熱板の組立構成を示す斜視図である。
【図10】電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【図11】トナー容器と現像枠体間を密封する封止部材
を説明する斜視図である。
を説明する斜視図である。
【図12】トナー容器と現像枠体間を密封する封止部材
を説明する斜視図である。
を説明する斜視図である。
【図13】シート部材の施工を示す斜視図である。
【図14】シート部材の施工を示す斜視図である。
【図15】シート部材の施工を示す斜視図である。
【図16】シート部材の施工を示す斜視図である。
【図17】従来例のプロセスカートリッジの縦断面図で
ある。
ある。
C…電子写真画像形成装置 Ra…円弧 Rb…円弧 x…中心線 1…給紙カセット 2…転写材 3…給紙ローラ 7…搬送ローラ 10…転写ローラ 11…感光体ドラム 12…帯電ローラ 13…プロセスカートリッジ 14…クリーニング容器 14a…穴部 14b…位置
決め部 14c…側面 14d…除去トナー溜め 14e…トナーの送り部材 15…感光ドラム 15a1…中心穴 15a,15
b…フランジ 16…クリーニングブレード 17…一次帯電手段 18…画像形成装置本体 19…現像枠体 19a…開口部 19b…開口部 1
9c…アーム部 19d…吊り穴 19e…突部材 20a…マグネットローラ 20b…現像ブレード 2
0s…現像ローラ 21…シート部材 21a…層 21b…剥離紙 21
d…端部 21e,21f…開口部 21k,21m…
第一接着部 24…排出部 25…定着装置 26…トナーシール 26b…端部 27…トナー封止部材 30…スキャナ 31…取付保持部材 31a…オリフィス孔 31b…
吸着面 32…電熱板 33…板状部材 33a…コ字形部 33b…開口部 34…排紙ローラ 35…排紙ローラ 37…サイドカバー 37a…穴部 37b…位置決め
部 37c…位置決め部 37d…位置決め部 37e
…溝 38…サイドカバー 38a…穴部 38b〜38d…
位置決め部 39…軸受部材 39a…軸受部材 39b…軸受部材 43…現像フレーム 44…現像剤封止部材(可撓性シール部材) 44a…
シート部材 45…プロセスカートリッジ 46…トナー収納容器 47…クリーニングフレーム 48…現像剤封止部材(トナーシール) 49…枢軸 50…トナー容器 50c…開口部 50d…一端 5
0e,50f…撹拌部材 60…電熱板 60A…溶着形状相当部 61…電熱板取付部 61a…小ねじ穴 62…給電部分 62a…小ねじ穴 70…電熱板 70A…溶着形状相当部 70a…小幅
部 71…取付部 71a…小ねじ穴 72…給電部 80…取り付け部材(従来形) 80a,80b…めね
じ 80c…凸部 81…取り付け部材 (実施の形態1) 82…取り付け部材 (実施の形態2) 82a,82
b…リブ 82c…凸部 82a1,82b1…切欠き 84…小ねじ 85…小ねじ 86…リード線 86a…リード線の端
決め部 14c…側面 14d…除去トナー溜め 14e…トナーの送り部材 15…感光ドラム 15a1…中心穴 15a,15
b…フランジ 16…クリーニングブレード 17…一次帯電手段 18…画像形成装置本体 19…現像枠体 19a…開口部 19b…開口部 1
9c…アーム部 19d…吊り穴 19e…突部材 20a…マグネットローラ 20b…現像ブレード 2
0s…現像ローラ 21…シート部材 21a…層 21b…剥離紙 21
d…端部 21e,21f…開口部 21k,21m…
第一接着部 24…排出部 25…定着装置 26…トナーシール 26b…端部 27…トナー封止部材 30…スキャナ 31…取付保持部材 31a…オリフィス孔 31b…
吸着面 32…電熱板 33…板状部材 33a…コ字形部 33b…開口部 34…排紙ローラ 35…排紙ローラ 37…サイドカバー 37a…穴部 37b…位置決め
部 37c…位置決め部 37d…位置決め部 37e
…溝 38…サイドカバー 38a…穴部 38b〜38d…
位置決め部 39…軸受部材 39a…軸受部材 39b…軸受部材 43…現像フレーム 44…現像剤封止部材(可撓性シール部材) 44a…
シート部材 45…プロセスカートリッジ 46…トナー収納容器 47…クリーニングフレーム 48…現像剤封止部材(トナーシール) 49…枢軸 50…トナー容器 50c…開口部 50d…一端 5
0e,50f…撹拌部材 60…電熱板 60A…溶着形状相当部 61…電熱板取付部 61a…小ねじ穴 62…給電部分 62a…小ねじ穴 70…電熱板 70A…溶着形状相当部 70a…小幅
部 71…取付部 71a…小ねじ穴 72…給電部 80…取り付け部材(従来形) 80a,80b…めね
じ 80c…凸部 81…取り付け部材 (実施の形態1) 82…取り付け部材 (実施の形態2) 82a,82
b…リブ 82c…凸部 82a1,82b1…切欠き 84…小ねじ 85…小ねじ 86…リード線 86a…リード線の端
Claims (17)
- 【請求項1】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
プロセスカートリッジの製造方法であって、前記プロセ
スカートリッジは電子写真感光体ドラムと前記電子写真
感光体ドラムに形成された静電潜像を現像剤を用いて現
像する現像部材を支持する現像枠体と、前記現像枠体へ
供給する現像剤を収納し現像枠体に現像剤を供給する開
口部を有する現像剤容器と、現像剤容器と現像枠体間を
外部に対して密封した状態で連通する現像剤封止部材
と、を有し、シート部材、又はフィルム部材で構成され
る現像剤封止部材を溶着する際に、溶着形状相当部が部
分的に不等幅となっている電熱板を用いてインパルスシ
ールを行うことを特徴とするプロセスカートリッジの製
造方法。 - 【請求項2】 前記溶着形状相当部が閉じた形状である
ことを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッ
ジの製造方法。 - 【請求項3】 前記溶着形状相当部が開いた形状である
ことを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッ
ジの製造方法。 - 【請求項4】 前記電熱板の取り付け部材が前記電熱板
の外周を一定の間隔をもって覆うリブを備えることを特
徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジの製造
方法 - 【請求項5】 前記電熱板の取り付け部材への取り付け
位置近傍で溶着形状相当部に不等幅を構成することを特
徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジの製造
方法。 - 【請求項6】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
現像装置であって、前記現像装置は電子写真感光体ドラ
ムに形成された静電潜像を現像剤を用いて現像部材を支
持する現像枠体と、前記現像枠体へ供給する現像剤を収
納し現像枠体に現像剤を供給する開口部を有する現像剤
容器と、現像剤容器と現像枠体間を外部に対して密封し
た状態で連通する現像剤封止部材と、を有し、 シート部材、又はフィルム部材で構成される現像剤封止
部材を溶着する際に、溶着形状相当部が部分的に不等幅
となっている電熱板を用いてインパルスシールを行うこ
とを特徴とする現像装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記溶着形状相当部が閉じた形状である
ことを特徴とする請求項6に記載の現像装置の製造方
法。 - 【請求項8】 前記溶着形状相当部が直線形状であるこ
とを特徴とする請求項6に記載の現像装置の製造方法。 - 【請求項9】 前記溶着形状相当部が開いた形状である
ことを特徴とする請求項6に記載の現像装置の製造方
法。 - 【請求項10】 前記電熱板の取り付け部材が前記電熱
板の溶着形状相当部の外周を隙間をもって覆うリブを備
えることを特徴とする請求項6に記載の現像装置の製造
方法。 - 【請求項11】 前記電熱板の取り付け部材への取り付
け位置近傍で溶着形状相当部に不等幅を構成することを
特徴とする請求項6に記載の現像装置の製造方法。 - 【請求項12】 シート部材、又はフィルム部材をイン
パルスシール装置を用いてシールするシール方法におい
てインパルスシール機の電熱板の溶着形状相当部が、部
分的に不等幅となっていることを特徴とするインパルス
シール装置。 - 【請求項13】 前記電熱板の溶着形状相当部が閉じた
形状であることを特徴とする請求項12に記載のインパ
ルスシール装置。 - 【請求項14】前記電熱板の溶着形状相当部が直線形状
であることを特徴とする請求項12に記載のインパルス
シール装置。 - 【請求項15】 前記電熱板の溶着形状相当部が開いた
形状であることを特徴とする請求項12に記載のインパ
ルスシール装置。 - 【請求項16】 前記電熱板の取り付け部材が前記電熱
板の溶着形状相当部の外周を一定の間隔をもって覆うリ
ブを備えることを特徴とする請求項12に記載のインパ
ルスシール装置。 - 【請求項17】 前記電熱板の取り付け部材への取り付
け位置近傍で溶着形状相当部に不等幅を構成することを
特徴とする請求項12に記載のインパルスシール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001122737A JP2002318489A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | プロセスカートリッジの製造方法及び現像装置の製造方法及びインパルスシール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001122737A JP2002318489A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | プロセスカートリッジの製造方法及び現像装置の製造方法及びインパルスシール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002318489A true JP2002318489A (ja) | 2002-10-31 |
Family
ID=18972401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001122737A Withdrawn JP2002318489A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | プロセスカートリッジの製造方法及び現像装置の製造方法及びインパルスシール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002318489A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103019072A (zh) * | 2012-12-17 | 2013-04-03 | 珠海天威飞马打印耗材有限公司 | 密封刮片、显影组件及鼓组件 |
JP2016141101A (ja) * | 2015-02-04 | 2016-08-08 | ムネカタインダストリアルマシナリー株式会社 | 熱溶着装置 |
-
2001
- 2001-04-20 JP JP2001122737A patent/JP2002318489A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103019072A (zh) * | 2012-12-17 | 2013-04-03 | 珠海天威飞马打印耗材有限公司 | 密封刮片、显影组件及鼓组件 |
CN103019072B (zh) * | 2012-12-17 | 2014-03-26 | 珠海天威飞马打印耗材有限公司 | 密封刮片、显影组件及鼓组件 |
JP2016141101A (ja) * | 2015-02-04 | 2016-08-08 | ムネカタインダストリアルマシナリー株式会社 | 熱溶着装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20230176503A1 (en) | Toner container and image forming system | |
US7127192B2 (en) | Developing frame and process cartridge | |
US9304440B2 (en) | Developer accommodating unit, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus | |
US9354552B2 (en) | Cartridge with flexible container for accommodating developer | |
US20220404738A1 (en) | Image forming apparatus and image forming system | |
US20020159787A1 (en) | Process cartridge remanufacturing method | |
US6856775B2 (en) | Remanufacturing method for a process cartridge and process cartridge having a drum, a drum frame, a developing frame, a developer frame, side covers, an image transfer opening, and a drum supporting shaft | |
US5781831A (en) | Developing apparatus, process cartridge, image forming apparatus and assembly method for process cartridges | |
JP2001265196A (ja) | プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 | |
JP2002139904A (ja) | 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 | |
US8355648B2 (en) | Cartridge | |
US20020021915A1 (en) | Method of manufacturing developer container, method of manufacturing process cartridge, developer container and process cartridge | |
JP2002214896A (ja) | 現像剤収納容器及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 | |
JP3950504B2 (ja) | トナー容器 | |
JP2002318489A (ja) | プロセスカートリッジの製造方法及び現像装置の製造方法及びインパルスシール装置 | |
US9042797B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus | |
US9933726B2 (en) | Developer container, cartridge and image forming apparatus | |
US7668481B2 (en) | Developing device and image forming device including a seal member | |
JP7512352B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4261872B2 (ja) | 現像装置 | |
JP2002040781A (ja) | 電子写真画像形成装置,プロセスカートリッジ,現像装置、及び枠体溶着方法 | |
US9141045B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus | |
CN1975594B (zh) | 显影装置 | |
JP2002236412A (ja) | 現像剤収納容器及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 | |
JP2007199280A (ja) | 現像剤収容ケース |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060106 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080701 |