JP2002313997A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
する。 【解決手段】 半導体装置の実装面に複数のバンプ電極
が面状に配置された半導体装置を検査する半導体装置の
製造方法において、前記実装面の平面画像からバンプ電
極のエッジを複数検出し、検出したエッジを基にボール
中心及びボール円の半径を求め、ボールの半径に設定値
を加えた半径で前記ボール中心を中心とする検査円を設
定し、この検査円の円周に沿ってバンプ電極のエッジの
検出を行うことによって、バンプ電極の変形を検出す
る。同様に、ボールの半径に設定値を加えた半径で前記
ボール中心を中心とした円状の検査範囲内縁を設定し、
この検査範囲内縁を包含する検査範囲外縁を設定し、前
記検査範囲の内縁と外縁との間でバンプ電極のエッジの
検出を行うことによって、バンプ電極の変形を検出す
る。
Description
方法に関し、特に、バンプ電極の検査に適用して有効な
技術に関するものである。
半導体チップ面積に対して搭載する回路の規模を拡大す
る高集積化が行なわれており、こうした高集積化によっ
て搭載されるより多くの回路のために、より多くの接続
端子が半導体装置に求められている。例えば半導体記憶
装置では、微細化の進展により大容量化が進み、大容量
のデータを高速で処理するためにバス幅が拡大され、よ
り多くの外部端子が必要となっている。
に、接続端子を増加させることを目的として、半導体装
置の実装面に接続端子となる例えばボール状或いは円柱
状のバンプ電極を面状に配置したBGA(Ball Grid Arr
ay)型等の半導体装置が用いられている。
れる高温雰囲気下で半導体装置を動作させることによっ
て、初期不良の発生を加速させて試験を行うバーンイン
が行われており、BGA型の半導体装置では試験後に着
脱が容易に可能なバーンインソケットに半導体装置を収
容してバーンインが行われている。
ンソケットでは、ソケットの端子に半導体装置のバンプ
電極を圧接した状態で導通をとり、この状態で半導体装
置が高温雰囲気におかれることによって、バンプ電極に
変形を生じさせることがある。こうした変形によって発
生した突起状のボール変形は、半導体装置を配線基板等
に実装する際に実装不良の要因となる。このため、検査
を行いバンプ電極に変形の生じた半導体装置を排除する
必要がある。
る検査装置がバンプ電極が円形となっていることを前提
としており、パッケージ外形寸法、ボール平坦度、ボー
ル径、ボール高さ等の検査は行っているが、前記突起等
の検査機能がないために、こうした変形を自動で検出す
ることができない。
実体顕微鏡を用いた目視検査を行わなければならない。
この検査では、個別の半導体装置毎に目視によって検査
を行うので、電極の数等によっても異なるが、半導体装
置1個当たり10秒〜60秒程度の時間を要し、多大の
労力及び時間を要しており、製品の検査コストを著しく
増加させている。
し、半導体装置のバンプ電極の変形を検出するための検
査を自動化することが可能な技術を提供することにあ
る。本発明の前記ならびにその他の課題と新規な特徴
は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかになる
であろう。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。半導体装置の実装面に複数のバン
プ電極が面状に配置された半導体装置を検査する半導体
装置の製造方法において、前記実装面の平面画像からバ
ンプ電極のエッジを複数検出し、検出したエッジを基に
ボール中心及びボール円の半径を求め、ボールの半径に
設定値を加えた半径で前記ボール中心を中心とする検査
円を設定し、この検査円の円周に沿ってバンプ電極の有
無検出を行うことによって、バンプ電極の変形を検出す
る。
電極のエッジを複数検出し、検出したエッジを基にボー
ル中心及びボール円の半径を求め、ボールの半径に設定
値を加えた半径で前記ボール中心を中心とした円状の検
査範囲内縁を設定し、この検査範囲内縁を包含する検査
範囲外縁を設定し、前記検査範囲の内縁と外縁との間で
バンプ電極の有無検出を行うことによって、バンプ電極
の変形を検出する。
の検出を自動化することが可能となり、製品の検査コス
トの低減が可能となる。以下、本発明の実施の形態を説
明する。なお、実施の形態を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
は、本発明の一実施の形態である半導体装置の検査を行
う外観検査装置の概略構成を示す図であり、検査対象と
なる半導体装置1の実装面に複数面状に配置されたバン
プ電極11をカメラ等の撮像部2によって撮影した実装
面の平面画像データを画像メモリ3に送り、この画像デ
ータを基に画像処理部4にて突起等の変形を検出し予め
定められた設定値を越える変形の有無によって半導体装
置の良否を判定する。
いて説明する。先ず、図2に平面形状を示すバンプ電極
11に変形が生じ突起12が形成されている場合を例と
して説明する。先ず、バンプ電極11について複数のボ
ールエッジ13を検出し、図3に示すように、検出した
ボールエッジ13を基に最小二乗法によってボール中心
14及びボール円の半径rを求める。次に、図4に示す
ように、このボール中心14を中心とし、ボールの半径
rに予め定められた設定値dを加えた半径(r+d)の
検査円15を設定し、この検査円15の円周に沿ってバ
ンプ電極11の有無検出を行う。
「白」半導体装置の実装面の像を「黒」にデータを2値
化し、データが「黒」から「白」或いは「白」から
「黒」に変化する部分がバンプ電極11のエッジと判断
される。電極11の突起12については「黒」データの
中に「白」データが連続して検出されることから、その
有無が判断される。
形成されていない場合には、検査円15上にバンプ電極
11のエッジは検出されないが、設定値dを越える突起
12が変形によって形成されている場合には、検査円1
5上にバンプ電極11の有無が検出されることになる。
こうして、検査円15上のエッジの有無によって、設定
値dを越える変形の有無を自動検出することができる。
パターンマッチング等の方法も考えられるが、パターン
マッチングでは突起部分の長さを測定することが困難な
ため、突起の大小によって良否の判定を行うことが困難
である。これに対して、検査円15を設定する本実施の
形態の検査では、設定値dよりも小さな突起については
検出が行われず、設定値dを変えることによって検出す
る突起12の長さを変えることができる。従って、突起
12の許容値を設定値dとすることによって突起12の
長さに応じた良否判定が可能となる。
う外観検査装置については、前述した実施の形態の装置
と同様の概略構成となっており、変形の検出について
も、図2に示すようにボールエッジ13を検出し、図3
に示すようにボール中心14及びボール円の半径rを求
めるまでは同様である。
に、このボール中心14を中心とし、ボールの半径rに
予め定められた設定値dを加えた半径(r+d)の円状
の検査範囲内縁16を設定し、検査範囲内縁16を包含
する検査範囲外縁17を設定し、検査範囲の内縁16と
外縁17との間でバンプ電極11のエッジの検出を行う
ことによって、バンプ電極11の変形を検出する。検査
範囲外縁17として、図5に示す例ではボールの半径r
に予め定められた値Dを加えた半径(r+D)の円状に
設定してある。
7とによって規定された環状の検査範囲を設定し、この
検査範囲についてエッジの検出を行って、又は前記
「白」データの有無検出を行って、突起12を検出す
る。検査範囲が広がることから、突起12の検出が容易
となり、加えて、バンプ電極11の変形による突起12
の検出の他にバンプ電極11間の異物の発見も可能にな
る。
るためには、図6に示すように、検査範囲の外縁17
を、各辺の長さがバンプ電極11の間隔lに相当する矩
形とすることによって、バンプ電極11の配置された実
装面の略全域にわたって異物を検査する構成とすること
もできる。
全てのバンプ電極11について必ずしも行う必要はな
く、例えば図7に示すように、2つの電極11a(実線
図示)についてボールエッジ13を検出してボール中心
14を求め、他の電極11b(破線図示)については、
設計値を基にボール中心及びボール円の半径を決定し、
これらの値に基づいて設定された検査円15或いは検査
範囲によって突起12の検出を行うことも可能である。
この構成によって、ボール中心14の検出に要する時間
が短縮され検査時間の短縮を図ることができる。
体的に説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において
種々変更可能であることは勿論である。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。 (1)本発明によれば、バンプ電極の変形による突起の
検出を自動化することができるという効果がある。 (2)本発明によれば、上記効果(1)により、検査に
要する時間を短縮することができるという効果がある。 (3)本発明によれば、上記効果(1)により、目視検
査に要していた労力を低減することができるという効果
がある。 (4)本発明によれば、上記効果(2)(3)により、
検査に要するコストが低減するという効果がある。
示す概略構成図である。
面図である。
面図である。
面図である。
平面図である。
平面図である。
部分平面図である。
像処理部、11…バンプ電極、12…突起、13…ボー
ルエッジ、14…ボール中心、15…検査円、16…検
査範囲内縁、17…検査範囲外縁。
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体装置の実装面に複数のバンプ電極
が面状に配置された半導体装置を検査する半導体装置の
製造方法において、 前記実装面の平面画像からバンプ電極のエッジを複数検
出し、検出したエッジを基にボール中心及びボール円の
半径を求め、ボールの半径に設定値を加えた半径で前記
ボール中心を中心とする検査円を設定し、この検査円の
円周に沿ってバンプ電極の検出を行うことによって、バ
ンプ電極の変形を検出することを特徴とする半導体装置
の製造方法。 - 【請求項2】 実装面に複数のバンプ電極が面状に配置
された半導体装置を検査する半導体装置の製造方法にお
いて、 前記実装面の平面画像からバンプ電極のエッジを複数検
出し、検出したエッジを基にボール中心及びボール円の
半径を求め、ボールの半径に設定値を加えた半径で前記
ボール中心を中心とした円状の検査範囲内縁を設定し、
この検査範囲内縁を包含する検査範囲外縁を設定し、前
記検査範囲の内縁と外縁との間でバンプ電極の検出を行
うことによって、バンプ電極の変形を検出することを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記検査範囲外縁が、内側の検査範囲内
縁を包含する円形であることを特徴とする請求項2に記
載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記検査範囲外縁が、内側の検査範囲内
縁を包含する矩形であることを特徴とする請求項2に記
載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記矩形が前記バンプ電極の間隔に相当
する大きさであることを特徴とする請求項4に記載の半
導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001116792A JP2002313997A (ja) | 2001-04-16 | 2001-04-16 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001116792A JP2002313997A (ja) | 2001-04-16 | 2001-04-16 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
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---|---|
JP2002313997A true JP2002313997A (ja) | 2002-10-25 |
JP2002313997A5 JP2002313997A5 (ja) | 2008-05-29 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002313997A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102126391B1 (ko) * | 2019-08-01 | 2020-06-24 | 한국생산기술연구원 | 웨이퍼 가공상태 확인을 위한 측정방법 및 장치 |
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JPH06323824A (ja) * | 1993-05-13 | 1994-11-25 | Sharp Corp | バンプ外観検査方法およびバンプ外観検査装置 |
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-
2001
- 2001-04-16 JP JP2001116792A patent/JP2002313997A/ja active Pending
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